JPH11174630A - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JPH11174630A
JPH11174630A JP34775997A JP34775997A JPH11174630A JP H11174630 A JPH11174630 A JP H11174630A JP 34775997 A JP34775997 A JP 34775997A JP 34775997 A JP34775997 A JP 34775997A JP H11174630 A JPH11174630 A JP H11174630A
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JP
Japan
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work
defective
area
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JP34775997A
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English (en)
Inventor
Toshihide Nagasaka
敏秀 長坂
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良品のラベルを貼り付け前に排除するとと
もにラベルの正確な貼り付けを可能にし、高品質なラベ
ル付きワークを製造可能なラベル貼付装置を提供する。 【解決手段】 撮像装置12は、ラベル16の一部又は
全体の面積と、検査領域12a内における位置とを検査
する。撮像装置12により得られた面積データに基づい
て不良品と判定されたラベル16にはローラ28が押し
つけられ、ラベル貼付位置Aに送られる前に、サクショ
ンドラム11の回転に伴ってローラ28に巻き付いて排
除される。良品と判定されたラベル16がラベル貼付位
置Aに送られる前に、撮像装置12により得られた位置
データに基づいて、ワーク押付け位置Bに到達したユニ
ット本体15の位置をX,Y両方向に修正しラベル16
との相対位置を補正して、ユニット本体15にラベル1
6が正しく貼り付けられるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打抜き不良が発生
したラベルが供給される可能性があるラベル貼付装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】簡単な撮影機構を組み込んだユニット本
体の表面の中央に、装飾用の印刷が表面に施された帯状
のラベルを一周して巻き付け貼付したレンズ付きフイル
ムユニット(「写ルンです スーパースリム(商品
名)」)が本出願人から一般に販売されている。
【0003】上記ユニット本体の前面には、撮影レンズ
やシャッタ機構を組み込んだ部分に隆起部が形成されて
おり、ラベルにはこれを突出させる開口が形成されてお
り、ユニット本体の前面にラベルを貼り付けるには、隆
起部に開口を正確に合わせることが必要であった。その
ため、ユニット本体にラベルを貼付する際にラベルのエ
ッジを基準ガイドに当接させて隆起部と開口との位置を
正確に合わせてから、ラベルをユニット本体の前面に正
確に貼りつける装置が本出願人から提案されている(特
開平9−77035号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】剥離紙上に打抜き形成
されるラベルの製造工程において、ラベルの品質検査が
行われているが、開口等の打抜き不良が見落とされるこ
とがあった。ラベル貼付装置に打抜き不良品のラベルが
供給されると、ユニット本体にそのまま貼り付けられて
外観が見苦しいレンズ付きフイルムユニットが製造され
ることになる。
【0005】本発明は従来技術の問題点を考慮してなさ
れたもので、不良品のラベルを貼り付け前に排除すると
ともに、良品のラベルをワークに正確に貼付できるラベ
ル貼付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のラベル貼付装置では、ラベルの一部又は全
体の面積と、検査領域内におけるラベルの位置を検査す
る検査手段と、この検査手段により得られた面積データ
に基づいて不良品と判定されたラベルを貼り付け前に排
除する排除手段と、良品と判定されたラベルの貼り付け
前に、検査手段により得られた位置データに基づいてラ
ベルとワークの相対位置を補正する修正手段とを備える
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、ラベル貼
付装置10はサクションドラム11と、CCDカメラ等
からなる撮像装置12と、排除装置13と、ワーク駆動
部14とから構成されており、レンズ付きフイルムユニ
ットのユニット本体15をワークとし、ユニット本体1
5用のラベル16を貼付するものとした。
【0008】ラベル16は細長い帯状をしており、ユニ
ット本体15の表面の隆起部15a,ファインダ窓15
b等に対応する位置に開口16a,16b等が形成され
ている。ラベル16がユニット本体15の前面に正しく
貼り付けられると、隆起部15a,ファインダ窓15b
等が開口16a,16b等から外部に露呈される。
【0009】ラベル繰り出しヘッド20はサクションド
ラム11の近傍に設けられている。剥離紙23上には縦
方向にラベル16が一定姿勢・間隔で打抜き形成されて
いる。水平方向に張り出して設けたエッジ部材21の先
端部には、剥離紙23がかけられている。取り用ローラ
(図示なし)が回動して剥離紙23が矢印方向に移送さ
れるとエッジ部材21の先端部でラベル12が剥がさ
れ、ほぼ水平方向に1枚ずつ繰り出される。以下、ラベ
ル12の繰り出し方向をX方向とし、これと直角方向を
Y方向とする。
【0010】サクションドラム11は、ドラム本体25
の外周面にゴム等から形成した輪状の弾性部材26を嵌
め込んで構成され、これに吸着されるラベル16や、こ
れに押し付けられるユニット本体15の傷付きが防止さ
れる。サクションドラム11の幅はラベル16よりも長
くなっており、ラベル16をサクションドラム11の外
周面からはみ出すことなく吸着して、安定した搬送が可
能である。弾性部材26には微少な吸引用開口が多数形
成されており、ドラム本体25は軸25aを介して外部
のサクションブロアに接続されている。
【0011】サクションドラム11の外周面は、例えば
一点鎖線27で示すように8個のラベル吸着領域11a
が、剥離紙23上のラベル4の中心間隔と同じ間隔で設
けられている。図示しないモータの駆動力が軸25aに
伝達されると、各々のラベル吸着領域11aがサクショ
ンドラム11の真下のラベル貼付位置Aに送られて一時
停止するように、1回の回転角が45°で間欠的に回転
される。
【0012】ラベル16は、ラベル吸着領域11aの境
界がエッジ部材21の先端部の近傍を通過するタイミン
グで、ラベル繰り出しヘッド20から繰り出される。ラ
ベル16の繰り出しはサクションドラム11の周速とほ
ぼ同じスピードで行われるため、ラベル吸着領域11a
の各々にラベル16が1枚ずつはみ出すことなく吸着さ
れる。
【0013】撮像装置12は、サクションドラム11の
近傍に例えばラベル貼付位置Aからほぼ90°の位置に
設置されている。撮像装置12の検査領域12aは、ラ
ベル吸着領域11aとほぼ同じ広さになっており、サク
ションドラム11の間欠回転によりラベル貼付位置Aか
ら90°の位置に送られてきたラベル16の全体の面積
と、検査領域12a内における位置とが検査される。
【0014】この撮像装置12により得られた面積デー
タと位置データはマイクロコンピュータに出力される。
面積データは基準面積データと比較されて、所定面積範
囲内であれば良品と判定され、その範囲以上(例えば、
開口16a,16b等の打抜き不良を生じた場合)及び
その範囲以下(例えば、ラベル16が折れ曲がっている
場合)だと不良品と判定される。なお、基準面積データ
とは、開口15a,15bや輪郭が正しく打ち抜かれた
良好な品質のラベル16が、ラベル吸着領域11aに正
しく吸着された場合の位置データのことである。
【0015】また、位置データは基準位置データと比較
されて、検査領域内12a内におけるX,Y両方向の位
置ずれ量が検出される。なお、基準位置データとは、ワ
ーク押付け位置Bに到達したユニット本体15の被貼付
面に、ラベル貼付位置Aに送られたラベル16をX,Y
両方向に誤差なく貼付させるために、ラベル吸着領域1
1a内の予め決められた位置に吸着されたラベル16の
位置データのことである。
【0016】不良品排除装置13は、ラベル16よりも
幅広のローラ28をシリンダ29の進退自在な可動部に
回転自在に組み込んで構成されており、サクションドラ
ム11の近傍に例えばラベル貼付位置Aからほぼ45°
の位置に設置されている。不良品と判定されたラベル1
6がローラ28に近づくとシリンダ29が駆動され、ロ
ーラ28が粘着面に押しつけられる。ラベル16の粘着
力はサクションドラム11の吸引力よりも強いので、不
良品と判定されたラベル16はラベル貼付位置Aに送ら
れる前に、サクションドラム11の間欠回転に伴ってロ
ーラ28に巻き付いて排除される。
【0017】ワーク駆動部14のX方向の左側には、ラ
ベル貼付前のユニット本体15をワーク駆動部14に供
給するためのベルトコンベア30が設けられ、同じくX
方向の右側には、ワーク駆動部14から受け渡されたラ
ベル貼付済みのユニット本体15を次工程に搬送するた
めのベルトコンベア31が設けられている。
【0018】ワーク駆動部14において、トレー部材3
5は、例えば1個のユニット本体15を保持するもので
ある。このトレー部材35には、ユニット本体15を
X,Y両方向から規制して保持するために、X方向の両
サイドとY方向の両端のそれぞれに、一対のガイド35
bと一対のピン35aとを上下動自在に設けている。
【0019】トレー部材35の底部が固定された軸部3
6は、台車部37に上下動自在に支持されている。台車
部37には、板部材38が、X方向にスライド自在に設
けられている。この板部材38の両端には、ローラ4
1,42を介してトレー部材35を支える台形部材4
4,45が固定されている。台車部37をX方向に移動
自在に支持するベース部46には、板部材38をX方向
に移動させるシリンダ39が固定されている。このシリ
ンダ39は、板部材38がX方向に移動して台形部材4
4,45を介してトレー部材35を上下動させて、トレ
ー部材35に保持されたユニット本体15をサクション
ドラム11に押し付けるワーク押し付け手段を構成して
いる。
【0020】ベース部46の上部に固定されたモータ4
9は、撮像装置12により算出されたラベル16のラベ
ル基準位置に対するX方向のズレ量に応じて駆動される
ものであり、スクリューギヤ48を介して台車部37ご
と、トレー部材35に保持されたユニット本体15をX
方向に移動してユニット本体15の位置補正を行うX方
向修正手段を構成している。
【0021】ベース部46は、駆動ベース50上にスラ
イド自在に設けられている。ベース部46の下部には、
駆動ベース50上に設けたラックギヤ50aに噛合する
ギヤ51aを有するモータ51が固定されている。この
モータ51は、撮像装置12により算出されたラベル1
6のラベル基準位置に対するY方向のズレ量に応じて駆
動され、ギヤ51aを介してラックギヤ50aに駆動力
を伝達してベース部46をY方向にスライドさせユニッ
ト本体15の位置補正を行うY方向修正手段を構成して
いる。
【0022】駆動ベース50の底部に固定された駆動軸
53は、図示しない駆動手段によって、トレー部材35
に保持されたユニット本体15を、駆動ベース50やベ
ース部46ごとX方向に移動させるワーク駆動手段を構
成している。駆動軸53は、ラベル未貼付のユニット本
体15の供給を受けるために、空のトレー部材35を、
最もベルトコンベヤ30寄りのワーク待機位置に移動さ
せ、トレー部材35に保持されたユニット本体15を所
定のタイミングでワーク押し付け位置Bに搬送し、ワー
ク押し付け作業が終了後、ラベル貼付済みのユニット本
体15のベルトコンベア31への受け渡しのために、最
もベルトコンベヤ31寄りの搬送終了位置に移動させ、
受け渡し終了後、ワーク待機位置に空のトレー部材35
を戻すものである。
【0023】また、本実施形態では、ラベル繰り出しヘ
ッド20と同様の予備ラベル繰り出しヘッド20’をサ
クションドラム11の近傍に設けてある。この予備ラベ
ル繰り出しヘッド20’で別種のラベルを前述したタイ
ミングで供給すれば、1ラインで複数種類のラベル貼付
を同時に行ったり、また瞬時に切り替えたりすることも
可能になる。
【0024】このように構成されたラベル貼付装置10
の作用を説明する。別の組立ラインにて組み立てられた
ユニット本体15がベルトコンベア30の端まで搬送さ
れてくると、このユニット本体15が光電センサ58の
投光部58a,受光部58bによって検出される。マイ
クロコンピュータは、光電センサ58からの検出信号を
受け取ると駆動軸53を移動して、トレー部材35をワ
ーク待機位置に移動させて、ベルトコンベア30を駆動
する。
【0025】ユニット本体15は、ベルトコンベア30
の仕切り板30aによって押されてトレー部材35に向
かって移動する。このときトレー部材35に設けられた
ピン35aとガイド35bは引っ込んでおり、図示しな
い押出レバーによってトレー部材35の上にユニット本
体15が移載される。ユニット本体15は、ピン35a
とガイド35bが競り上がることでX,Y両方向から規
制されて、トレー部材35の一定の位置に保持される。
【0026】サクションブロアは駆動を開始し、サクシ
ョンドラム15は反時計方向(図1参照)に間欠回転を
開始する。剥離紙24が一定長巻き取られ、ラベル繰り
出しヘッド14からラベル16が1枚ずつX方向に繰り
出される。ラベル繰り出しヘッド14から繰り出された
ラベル16は、サクションドラム11の間欠回転によっ
て送られてくるラベル吸着領域11a内に1枚ずつ吸着
されて、ラベル貼付位置Aに向けて送られる。
【0027】サクションドラム11の間欠回転によっ
て、ラベル16が撮像装置12の検査領域12aを通過
すると、このラベル16が良品か不良品かの判定が行わ
れるとともに、検査領域11aにおけるラベル16のラ
ベル基準位置に対するX,Y両方向のずれ量が算出され
る。
【0028】サクションドラム11の回転が進み、不良
品と判定されたラベル16が不良品排除装置13に近づ
くと、シリンダ29によりローラ28が粘着面側に押し
つけられる。不良品と判定されたラベル16はラベル貼
付位置Aに送られる前に、サクションドラム11の間欠
回転に伴ってローラ28に巻き付いて排除される。この
ようにして、ラベル16の製造工程の品質検査で見落と
された不良品をラベル貼付位置Aに送られる前にすべて
排除して、不良品がユニット本体にそのまま貼り付けら
れるのを未然に防止できる。ラベル16の製造工程の品
質検査を省いて製造コストを下げることも可能である。
【0029】なお、不良品と判定されたラベル16が再
び送られてきた場合には、前述した手順で前に巻きつい
たラベル16の上に巻き付けられる。そして所定枚数の
ラベル16が巻きつけられたら新品のローラ28と交換
される。
【0030】また、サクションドラム11の回転が進
み、良品と判定されたラベル16がラベル貼付位置Aに
近づくと、所定のタイミングで駆動軸53がX方向に移
動される。これにより、トレー部材35で保持されたユ
ニット本体15がワーク押圧位置Bに向かって移動を開
始する。
【0031】駆動軸53の移動により、トレー部材35
で保持されたユニット本体15がワーク押し付け位置B
に向けて送られる間に、ユニット本体15のX,Y両方
向の位置補正が行われる。ユニット本体15のX方向の
ズレ量に基づいてモータ49が駆動されて、台車部37
がトレー部材35ごとユニット本体15をX方向にスラ
イドする。これにより、トレー部材35に保持されたユ
ニット本体15がワーク押し付け位置Bに送られたとき
のX方向の位置が修正される。ユニット本体15のY方
向のズレ量に基づいてモータ51が駆動されて、ベース
部46がトレー部材35ごとユニット本体15をY方向
にスライドする。これにより、トレー部材35に保持さ
れたユニット本体15がワーク押し付け位置Bに送られ
たときのY方向の位置が修正される。
【0032】この位置補正は、ワーク待機位置からワー
ク押し付け位置Bへのユニット本体15の搬送中に、撮
像領域11a内におけるラベル基準位置に対するX,Y
両方向のズレ量に応じて行われるので、余計な時間がと
られることがなく、位置補正を高精度に行うことがで
き、作業スピードアップに大きく貢献することができ
る。
【0033】サクションドラム11の間欠回転により、
ラベル貼付位置Aにラベル16が到達するのとほぼ同時
に、駆動軸53の移動により、ワーク押し付け位置Bに
ユニット本体15が到達する。サクションドラム11の
一時停止中に、シリンダ39が駆動され、板部材38が
X方向に移動して台形部材44,45を介してトレー部
材35がサクションドラム11に向かって上昇して、ユ
ニット本体15の隆起部15a,ファインダ窓15bが
開口16a,16bから突出するように、ラベル16に
ユニット本体15の前面を押し付けて貼り付ける。サク
ションドラム11の間欠回転の一時停止中に押し付ける
ので、ユニット本体15にラベル16がしっかりと貼り
付けられる。
【0034】このラベル16の貼付後、シリンダ39が
駆動されてトレー部材35が降下される。次に駆動軸5
2が移動して、ラベル貼付済みのユニット本体15を保
持したトレー部材35を搬送終了位置に移動させる。ベ
ルトコンベア23を駆動する。ピン35aとガイド35
bが引っ込んで、トレー部材35のユニット本体15の
保持が解除される。ラベル貼付済みのユニット本体15
は、図示しない押出レバーによってトレー部材35から
ベルトコンベア31の仕切り板31aの間に移載され、
ラベル16をユニット本体15の外周面に巻き付ける次
の工程に搬送される。
【0035】以下、同様の動作が繰り返されて次々とラ
ベル16がユニット本体15に貼り付けられるため、打
抜き位置のばらつきのため、ラベル16がサクションド
ラム11の外周面のラベル吸着領域11aに吸着される
位置が一定してなくとも、各ユニット本体15の正しい
位置に貼付することができる。
【0036】また、予備ラベル繰り出しヘッド20’に
別種のユニット本体に対応したラベルをセットすること
により、混流生産または短時間のライン切替も行うこと
ができる。この場合には、光電センサ58によるユニッ
ト本体15の検出時に、ユニット本体15の形状判別を
行い、対応したラベルのセットされたラベル繰り出しヘ
ッドが駆動される。
【0037】また、予備ラベル繰り出しヘッドは1個で
あったが、本発明ではこれに限定されず、3個以上のラ
ベル繰り出しヘッドを用いて多種類のレンズ付きフイル
ムユニットの混流生産することもできる。この場合に
は、既に外周面に吸着されているラベルに別のラベルが
重ねて貼付されないように、各ラベル繰り出しヘッドの
繰り出しタイミングを調節するのは勿論である。また、
ラベルの一部の面積を検査手段で検査して、ラベル4の
一部の面積データに基づいてラベルの排除を行うように
してもよい。
【0038】また、上記の搬送手段は、ユニット本体を
ピンやアームで規制することで保持してトレー部材を移
動させているが、ベルトコンベヤに設けたバケット室に
ユニット本体を位置決め収納して、ベルトコンベアを駆
動させるものでもよい。この場合、ベルトコンベアによ
る搬送中にベルトコンベアの位置を移動させたりして、
ユニット本体の補正を行うようにしてもよい。
【0039】また、本発明は、ラベルを貼付するワーク
としてユニット本体を選択したが、ラベル貼付精度と貼
付スピードが要求されるあらゆるラベル使用分野に適用
することができる。なお、ラベルの材料としては、PE
Tや合成紙の他に、ポリスチレン(PS)やポリプロピ
レン(PP)等を使用することができる。
【0040】なお、本発明は、十字方向の各々に4つの
ラベル吸着領域を備えた十字形サクションドラムを用い
るラベル貼付装置にも適用できる。また、回転タイプの
サクションドラムを用いるものだけでなく、1つのラベ
ル吸着領域を備え1枚のラベルの貼付毎にラベル供給位
置とラベル吸着位置との間で往復動するシングルタイプ
の吸着ヘッドを用いるラベル貼付装置に本発明は適用可
能である。
【0041】
【発明の効果】上述したように、本発明のラベル貼付装
置によれば、検査手段により得られたラベルの一部又は
全体の面積データに基づいて不良品と判定されたラベル
を貼り付け前に排除手段で排除するので、製造工程にお
ける品質検査で見落とされたラベルを排除して、良品の
ラベルのみをワークに貼り付けるようにできる。また、
良品のラベルの貼り付け前に、検査手段により得られた
位置データに基づいてラベルとワークの相対位置を修正
手段で補正するので、ワークにラベルを正確に貼り付け
ることができる。以上のことから、高品質のラベル付き
ワークを提供することが可能となる。また、開口が打ち
抜かれるため不良率が比較的高くなるラベルを貼り付け
るのに最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベル貼付装置を側方から示す説明図てある。
【図2】ラベル貼付装置を上方から示す説明図である。
【符号の説明】
10 ラベル貼付装置 11 サクションドラム 12 撮像装置 13 不良品排除装置 14 ワーク駆動部 15 ユニット本体 16 ラベル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離紙から剥がされたラベルをワークに
    貼り付けるラベル貼付装置において、 前記ラベルの一部又は全体の面積と、検査領域内におけ
    るラベルの位置を検査する検査手段と、この検査手段に
    より得られた面積データに基づいて不良品と判定された
    ラベルを貼り付け前に排除する排除手段と、良品と判定
    されたラベルの貼り付け前に検査手段により得られた位
    置データに基づいてラベルとワークの相対位置を補正す
    る修正手段とを備えることを特徴とするラベル貼付装
    置。
JP34775997A 1997-12-17 1997-12-17 ラベル貼付装置 Pending JPH11174630A (ja)

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