JPH0977035A - ラベル位置決め方法及び装置 - Google Patents
ラベル位置決め方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0977035A JPH0977035A JP23170395A JP23170395A JPH0977035A JP H0977035 A JPH0977035 A JP H0977035A JP 23170395 A JP23170395 A JP 23170395A JP 23170395 A JP23170395 A JP 23170395A JP H0977035 A JPH0977035 A JP H0977035A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- suction head
- positioning
- edge
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Labeling Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精度にラベルの位置決めを行なう。
【解決手段】 ラベル位置決め装置40は、吸着ヘッド
45,貼付用シリンダ46,X方向位置決め用シリンダ
47,Y方向位置決めレバー48,レバー移動用シリン
ダ49及びX方向位置決め用の基準ガイド51〜53か
らなる。エッジ部材43の先端部からほぼ水平方向に繰
り出されたラベル3は、エッジ3aが切欠45b〜45
dから食み出すように吸着ヘッド45に吸着され、X方
向位置決め用シリンダ47によりX方向に移動される。
切欠45b〜45dの底面が基準ガイド51〜53に当
接される間にラベル3のエッジ3aが基準ガイド51〜
53に当接してラベル3のX方向の位置決めが行なわれ
る。Y方向位置決めレバー48は、レバー室50内の退
避位置からY方向の突出位置に向かって移動され、開口
32の縁を押圧してラベル3をY方向の所定位置まで移
動させた後、退避位置に復帰する。
45,貼付用シリンダ46,X方向位置決め用シリンダ
47,Y方向位置決めレバー48,レバー移動用シリン
ダ49及びX方向位置決め用の基準ガイド51〜53か
らなる。エッジ部材43の先端部からほぼ水平方向に繰
り出されたラベル3は、エッジ3aが切欠45b〜45
dから食み出すように吸着ヘッド45に吸着され、X方
向位置決め用シリンダ47によりX方向に移動される。
切欠45b〜45dの底面が基準ガイド51〜53に当
接される間にラベル3のエッジ3aが基準ガイド51〜
53に当接してラベル3のX方向の位置決めが行なわれ
る。Y方向位置決めレバー48は、レバー室50内の退
避位置からY方向の突出位置に向かって移動され、開口
32の縁を押圧してラベル3をY方向の所定位置まで移
動させた後、退避位置に復帰する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラベルの位置決めを
高精度に行なうラベル位置決め方法及び装置に関するも
のである。
高精度に行なうラベル位置決め方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】カメラを携帯していないときでも簡単に
写真撮影を楽しむことができるように、本出願人からレ
ンズ付きフイルムユニット(商品名「写ルンですHi」
等)が提供されている。このレンズ付きフイルムユニッ
トは、予め未露光の写真フイルムと露光付与機構とを内
蔵させたユニット本体を紙箱等のボックス状をした外装
体で被包したものである。
写真撮影を楽しむことができるように、本出願人からレ
ンズ付きフイルムユニット(商品名「写ルンですHi」
等)が提供されている。このレンズ付きフイルムユニッ
トは、予め未露光の写真フイルムと露光付与機構とを内
蔵させたユニット本体を紙箱等のボックス状をした外装
体で被包したものである。
【0003】ところが、このボックス状の外装体は形状
が複雑なため、材料コスト,打ち抜きコスト等がかかる
とともに、ユニット本体への装着工程が複雑となり、ま
たリサイクル時の分解が面倒である等の欠点がある。こ
のため、本出願人はボックス状の外装体の代わりに帯状
のラベルをユニット本体の外周面に巻きつける発明を提
案した(特願平7−182759号)。
が複雑なため、材料コスト,打ち抜きコスト等がかかる
とともに、ユニット本体への装着工程が複雑となり、ま
たリサイクル時の分解が面倒である等の欠点がある。こ
のため、本出願人はボックス状の外装体の代わりに帯状
のラベルをユニット本体の外周面に巻きつける発明を提
案した(特願平7−182759号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユニット本
体の前面には、撮影レンズやシャッタ機構を保護する隆
起部が形成されており、上記ラベルにはこれを突出させ
る開口が形成されているから、ラベルをユニット本体の
前面に貼りつける際には、ユニット本体の隆起部とラベ
ルの開口との位置を正確に合わせる必要がある。ラベル
を保持して貼りつけ位置まで移送するには、例えば吸着
ヘッドを備えたロボットハンドを用いるが、ラベルテー
プのラベル打ち抜き位置にばらつきがあると、ラベルが
吸着ヘッドの吸着面に吸着される位置が一定せず、ロボ
ットハンドの動作制御が高精度であっても、ラベルの位
置決めを高精度に行なうことは困難であった。このた
め、例えばラベルの開口の縁がユニット本体の隆起部に
接触して貼りつく等の事故が生じることがあった。
体の前面には、撮影レンズやシャッタ機構を保護する隆
起部が形成されており、上記ラベルにはこれを突出させ
る開口が形成されているから、ラベルをユニット本体の
前面に貼りつける際には、ユニット本体の隆起部とラベ
ルの開口との位置を正確に合わせる必要がある。ラベル
を保持して貼りつけ位置まで移送するには、例えば吸着
ヘッドを備えたロボットハンドを用いるが、ラベルテー
プのラベル打ち抜き位置にばらつきがあると、ラベルが
吸着ヘッドの吸着面に吸着される位置が一定せず、ロボ
ットハンドの動作制御が高精度であっても、ラベルの位
置決めを高精度に行なうことは困難であった。このた
め、例えばラベルの開口の縁がユニット本体の隆起部に
接触して貼りつく等の事故が生じることがあった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、高精度にラベルの位置決めを行なうラ
ベル位置決め方法及び装置を提供することを目的とす
る。
なされたもので、高精度にラベルの位置決めを行なうラ
ベル位置決め方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のラベル位置決め方法は、ラベルの位
置決め位置に繰り出されたラベルを吸着ヘッドで吸着し
てワークの被貼着面と平行に保持する第1工程と、前記
ワークの被貼着面と平行な面内で設定された互いに直交
する所定のX−Y方向のうちのX方向に前記吸着ヘッド
を移動させ、X方向の所定位置に設けたX方向位置決め
用基準ガイドにラベルのエッジを当接させることにより
ラベルのX方向の位置決めを行なう第2工程と、前記吸
着ヘッドの輪郭内に収納されたY方向位置決め部材を吸
着ヘッドの輪郭内から外へ突出させてラベルに形成され
た開口の縁に係合させてラベルをY方向に移動させるこ
とによりラベルのY方向の位置決めを行なう第3工程と
からなるものである。
に、請求項1記載のラベル位置決め方法は、ラベルの位
置決め位置に繰り出されたラベルを吸着ヘッドで吸着し
てワークの被貼着面と平行に保持する第1工程と、前記
ワークの被貼着面と平行な面内で設定された互いに直交
する所定のX−Y方向のうちのX方向に前記吸着ヘッド
を移動させ、X方向の所定位置に設けたX方向位置決め
用基準ガイドにラベルのエッジを当接させることにより
ラベルのX方向の位置決めを行なう第2工程と、前記吸
着ヘッドの輪郭内に収納されたY方向位置決め部材を吸
着ヘッドの輪郭内から外へ突出させてラベルに形成され
た開口の縁に係合させてラベルをY方向に移動させるこ
とによりラベルのY方向の位置決めを行なう第3工程と
からなるものである。
【0007】請求項2記載のラベル位置決め方法は、請
求項1において、前記吸着ヘッドは、この吸着面にラベ
ルを吸着した際に少なくともX方向の吸着ヘッドの端部
からラベルのエッジがはみ出すように、前記ラベルより
部分的にサイズを小さくしたものである。
求項1において、前記吸着ヘッドは、この吸着面にラベ
ルを吸着した際に少なくともX方向の吸着ヘッドの端部
からラベルのエッジがはみ出すように、前記ラベルより
部分的にサイズを小さくしたものである。
【0008】請求項3記載のラベル位置決め方法は、ラ
ベルの位置決め位置に繰り出されたラベルを第1吸着ヘ
ッドで吸着してワークの被貼着面と平行に保持する第1
工程と、前記ワークの被貼着面と平行な面内で設定され
た互いに直交する所定のX−Y方向のうちのX方向に前
記第1吸着ヘッドを移動させ、X方向の所定位置に設け
たX方向位置決め用基準ガイドにラベルのエッジを当接
させることによりラベルのX方向の位置決めを行なう第
2工程と、前記第1吸着ヘッドの近傍に設けられた第2
吸着ヘッドが第1吸着ヘッドより強い吸着力でラベルを
吸着してラベルをY方向に移動させ、Y方向の所定位置
に設けたY方向位置決め用基準ガイドにラベルのエッジ
を当接させることにより、ラベルのY方向の位置決めを
行なう第3工程とからなるものである。
ベルの位置決め位置に繰り出されたラベルを第1吸着ヘ
ッドで吸着してワークの被貼着面と平行に保持する第1
工程と、前記ワークの被貼着面と平行な面内で設定され
た互いに直交する所定のX−Y方向のうちのX方向に前
記第1吸着ヘッドを移動させ、X方向の所定位置に設け
たX方向位置決め用基準ガイドにラベルのエッジを当接
させることによりラベルのX方向の位置決めを行なう第
2工程と、前記第1吸着ヘッドの近傍に設けられた第2
吸着ヘッドが第1吸着ヘッドより強い吸着力でラベルを
吸着してラベルをY方向に移動させ、Y方向の所定位置
に設けたY方向位置決め用基準ガイドにラベルのエッジ
を当接させることにより、ラベルのY方向の位置決めを
行なう第3工程とからなるものである。
【0009】請求項4記載のラベル位置決め方法は、請
求項3において、前記第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッド
は、これらを合わせたサイズが1枚のラベルより小さ
く、第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッドを隣接した状態
で、少なくとも第1吸着ヘッドのX方向の端部からラベ
ルのエッジがはみ出すとともに第2吸着ヘッドのY方向
の端部からラベルのエッジがはみ出すようにしたもので
ある。また、請求項5記載のラベル位置決め方法は、請
求項1ないし4いずれかにおいて、前記ワークは、撮影
レンズやシャッタ機構等の撮影機構を設けるとともに予
め写真フイルムを装填したレンズ付きフイルムユニット
のユニット本体としたものである。また、請求項6記載
のラベル位置決め方法は、請求項5において、前記ユニ
ット本体の前面には、撮影レンズやシャッタ機構を保護
する隆起部が形成され、前記ラベルには、この隆起部を
突出させる開口が形成されているものである。
求項3において、前記第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッド
は、これらを合わせたサイズが1枚のラベルより小さ
く、第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッドを隣接した状態
で、少なくとも第1吸着ヘッドのX方向の端部からラベ
ルのエッジがはみ出すとともに第2吸着ヘッドのY方向
の端部からラベルのエッジがはみ出すようにしたもので
ある。また、請求項5記載のラベル位置決め方法は、請
求項1ないし4いずれかにおいて、前記ワークは、撮影
レンズやシャッタ機構等の撮影機構を設けるとともに予
め写真フイルムを装填したレンズ付きフイルムユニット
のユニット本体としたものである。また、請求項6記載
のラベル位置決め方法は、請求項5において、前記ユニ
ット本体の前面には、撮影レンズやシャッタ機構を保護
する隆起部が形成され、前記ラベルには、この隆起部を
突出させる開口が形成されているものである。
【0010】請求項7記載のラベル位置決め装置は、ラ
ベルの位置決め位置に繰り出されたラベルを吸着して、
ワークの被貼着面と平行に保持する吸着ヘッドと、前記
ワークの被貼着面と平行な面内で設定された互いに直交
する所定のX−Y方向のうちのX方向に前記吸着ヘッド
を移動させるX方向移動手段と、X方向の所定位置に設
けられ、ラベルのエッジを当接させることによりラベル
のX方向の位置を規制するX方向位置決め用基準ガイド
と、前記吸着ヘッドの輪郭内に収納されてラベルと接触
しない退避位置と吸着ヘッドの輪郭から突出してラベル
に形成された開口の縁を押しながらラベルをY方向の所
定位置まで移動させる突出位置との間で移動自在に設け
られたY方向位置決め部材と、このY方向位置決め部材
を退避位置と突出位置との間でY方向に移動させるY方
向位置決め部材移動手段とから構成したものである。
ベルの位置決め位置に繰り出されたラベルを吸着して、
ワークの被貼着面と平行に保持する吸着ヘッドと、前記
ワークの被貼着面と平行な面内で設定された互いに直交
する所定のX−Y方向のうちのX方向に前記吸着ヘッド
を移動させるX方向移動手段と、X方向の所定位置に設
けられ、ラベルのエッジを当接させることによりラベル
のX方向の位置を規制するX方向位置決め用基準ガイド
と、前記吸着ヘッドの輪郭内に収納されてラベルと接触
しない退避位置と吸着ヘッドの輪郭から突出してラベル
に形成された開口の縁を押しながらラベルをY方向の所
定位置まで移動させる突出位置との間で移動自在に設け
られたY方向位置決め部材と、このY方向位置決め部材
を退避位置と突出位置との間でY方向に移動させるY方
向位置決め部材移動手段とから構成したものである。
【0011】請求項8記載のラベル位置決め装置は、請
求項7において、前記吸着ヘッドは、この吸着面にラベ
ルを吸着した際に少なくともX方向の吸着ヘッドの端部
の一部からラベルのエッジがはみ出すように、前記ラベ
ルよりサイズが小さくしたものである。
求項7において、前記吸着ヘッドは、この吸着面にラベ
ルを吸着した際に少なくともX方向の吸着ヘッドの端部
の一部からラベルのエッジがはみ出すように、前記ラベ
ルよりサイズが小さくしたものである。
【0012】請求項9記載のラベル位置決め装置は、ラ
ベルの位置決め位置に繰り出されたラベルを吸着して、
ワークの被貼着面と平行に保持する第1吸着ヘッドと、
前記ワークの被貼着面と平行な面内で設定された互いに
直交する所定のX−Y方向のうちのX方向に前記吸着ヘ
ッドを移動させるX方向移動手段と、X方向の所定位置
に設けられ、ラベルのエッジを当接させることによりラ
ベルのX方向の位置を規制するX方向位置決め用基準ガ
イドと、Y方向の所定位置に設けられ、ラベルのエッジ
を当接させることによりラベルのY方向の位置を規制す
るY方向位置決め用基準ガイドと、前記第1吸着ヘッド
の近傍に設けられ、ラベルのX方向位置決めが終了した
後、第1吸着ヘッドより強い吸着力でラベルを吸着して
ラベルをY方向に移動させ、前記Y方向位置決め用基準
ガイドにラベルのエッジを当接させることによりラベル
のY方向の位置決めを行なう第2吸着ヘッドとから構成
したものである。
ベルの位置決め位置に繰り出されたラベルを吸着して、
ワークの被貼着面と平行に保持する第1吸着ヘッドと、
前記ワークの被貼着面と平行な面内で設定された互いに
直交する所定のX−Y方向のうちのX方向に前記吸着ヘ
ッドを移動させるX方向移動手段と、X方向の所定位置
に設けられ、ラベルのエッジを当接させることによりラ
ベルのX方向の位置を規制するX方向位置決め用基準ガ
イドと、Y方向の所定位置に設けられ、ラベルのエッジ
を当接させることによりラベルのY方向の位置を規制す
るY方向位置決め用基準ガイドと、前記第1吸着ヘッド
の近傍に設けられ、ラベルのX方向位置決めが終了した
後、第1吸着ヘッドより強い吸着力でラベルを吸着して
ラベルをY方向に移動させ、前記Y方向位置決め用基準
ガイドにラベルのエッジを当接させることによりラベル
のY方向の位置決めを行なう第2吸着ヘッドとから構成
したものである。
【0013】請求項10記載のラベル位置決め装置は、
請求項9において、前記第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッ
ドは、これらを合わせたサイズが1枚のラベルより小さ
く、第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッドを隣接した状態
で、少なくとも第1吸着ヘッドのX方向の端部からラベ
ルのエッジがはみ出すとともに第2吸着ヘッドのY方向
の端部からラベルのエッジがはみ出すようにしたもので
ある。また、請求項11記載のラベル位置決め装置は、
請求項7ないし10いずれかにおいて、前記ワークは、
撮影レンズやシャッタ機構等の撮影機構を設けるととも
に予め写真フイルムを装填したレンズ付きフイルムユニ
ットのユニット本体としたものである。また、請求項1
2記載のラベル位置決め装置は、請求項11において、
前記ユニット本体の前面には、撮影レンズやシャッタ機
構を保護する隆起部が形成され、前記ラベルには、この
隆起部を突出させる開口が形成されているものである。
請求項9において、前記第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッ
ドは、これらを合わせたサイズが1枚のラベルより小さ
く、第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッドを隣接した状態
で、少なくとも第1吸着ヘッドのX方向の端部からラベ
ルのエッジがはみ出すとともに第2吸着ヘッドのY方向
の端部からラベルのエッジがはみ出すようにしたもので
ある。また、請求項11記載のラベル位置決め装置は、
請求項7ないし10いずれかにおいて、前記ワークは、
撮影レンズやシャッタ機構等の撮影機構を設けるととも
に予め写真フイルムを装填したレンズ付きフイルムユニ
ットのユニット本体としたものである。また、請求項1
2記載のラベル位置決め装置は、請求項11において、
前記ユニット本体の前面には、撮影レンズやシャッタ機
構を保護する隆起部が形成され、前記ラベルには、この
隆起部を突出させる開口が形成されているものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のラベル位置決め方法によ
りラベルを貼付を行なったレンズ付きフイルムユニット
を示す図2において、レンズ付きフイルムユニット1
は、ユニット本体2の中央部の縦方向に帯状のラベル3
をのり巻き状に貼りつけたものである。ユニット本体2
は、写真フイルムやパトローネを内蔵するとともに、シ
ャッタ機構や巻止め機構が組み込まれた本体基部4と、
その前面,背面にそれぞれ爪係合された前カバー5,後
カバー6とから構成されている。
りラベルを貼付を行なったレンズ付きフイルムユニット
を示す図2において、レンズ付きフイルムユニット1
は、ユニット本体2の中央部の縦方向に帯状のラベル3
をのり巻き状に貼りつけたものである。ユニット本体2
は、写真フイルムやパトローネを内蔵するとともに、シ
ャッタ機構や巻止め機構が組み込まれた本体基部4と、
その前面,背面にそれぞれ爪係合された前カバー5,後
カバー6とから構成されている。
【0015】ユニット本体2は全体として直方体形状を
している。本体基部4に設けられているパトローネ収納
室の外壁は円筒状に突出しており、これに対応して前カ
バー5の図面左側に隆起部7が形成されている。この隆
起部7は撮影時にグリップとして使用される。また、前
カバー5の前部には、撮影レンズ9やシャッタ機構を保
護する隆起部10が形成され、これを中心として、前カ
バー5の前面は上下縁に向けて緩やかに湾曲している。
している。本体基部4に設けられているパトローネ収納
室の外壁は円筒状に突出しており、これに対応して前カ
バー5の図面左側に隆起部7が形成されている。この隆
起部7は撮影時にグリップとして使用される。また、前
カバー5の前部には、撮影レンズ9やシャッタ機構を保
護する隆起部10が形成され、これを中心として、前カ
バー5の前面は上下縁に向けて緩やかに湾曲している。
【0016】前カバー5の上面には、ランプ窓11とカ
ウンタ窓21が形成されている。ランプ窓11からは、
本体基部4に組み込んだストロボ装置のランプ12が露
呈しており、ストロボ装置の充電が完了したことをユー
ザーに知らせる。また、前カバー5の前面には、ファイ
ンダ対物窓とストロボ窓とが設けられ、本体基部4に組
み込んだファインダ対物レンズ17,ストロボ発光部1
8がそれぞれ露呈している。また、前カバー5の前面及
び上面にはストロボスイッチ19及びシャッタボタン2
0がそれぞれ一体に設けられている。また、後カバー6
にはファインダ接眼窓が設けられ、ここから本体基部4
に組み込んだファインダ接眼レンズ22が露呈してい
る。
ウンタ窓21が形成されている。ランプ窓11からは、
本体基部4に組み込んだストロボ装置のランプ12が露
呈しており、ストロボ装置の充電が完了したことをユー
ザーに知らせる。また、前カバー5の前面には、ファイ
ンダ対物窓とストロボ窓とが設けられ、本体基部4に組
み込んだファインダ対物レンズ17,ストロボ発光部1
8がそれぞれ露呈している。また、前カバー5の前面及
び上面にはストロボスイッチ19及びシャッタボタン2
0がそれぞれ一体に設けられている。また、後カバー6
にはファインダ接眼窓が設けられ、ここから本体基部4
に組み込んだファインダ接眼レンズ22が露呈してい
る。
【0017】ラベル3を展開して表面側から観た図3に
おいて、ラベル3は、例えば,ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)あるいは合成紙等のシートから形成した
ほぼ矩形の細長い帯状をしており、ユニット本体2の外
周面にのり巻き状に巻き付けるために、底面カバー部2
3,背面カバー部24,上面カバー部25,前面カバー
部26及び底面カバー部23の裏面と接合される重畳部
27からなる。
おいて、ラベル3は、例えば,ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)あるいは合成紙等のシートから形成した
ほぼ矩形の細長い帯状をしており、ユニット本体2の外
周面にのり巻き状に巻き付けるために、底面カバー部2
3,背面カバー部24,上面カバー部25,前面カバー
部26及び底面カバー部23の裏面と接合される重畳部
27からなる。
【0018】前面カバー部26には、開口31,32が
形成され、開口31からは隆起部10が突出され、開口
32からはファインダ対物レンズ17が露呈される。上
面カバー部25には、開口33が形成され、ここからカ
ウンタ窓21が露呈される。また、背面カバー部24に
は、開口34が形成され、ここからファインダ接眼レン
ズ22が露呈される。
形成され、開口31からは隆起部10が突出され、開口
32からはファインダ対物レンズ17が露呈される。上
面カバー部25には、開口33が形成され、ここからカ
ウンタ窓21が露呈される。また、背面カバー部24に
は、開口34が形成され、ここからファインダ接眼レン
ズ22が露呈される。
【0019】ラベル3のカバー部23〜26及び重畳部
27の各境界部には、図中一点鎖線で示した山折り線3
5〜38が形成されている。また、ラベル3は、この裏
面全体に粘着剤が塗布されており、ユニット本体2の前
面を基準として、山折り線35〜38に沿って折り曲げ
られながらユニット本体2の外周面に貼着される。な
お、ラベル3を柔軟なシート部材から形成し、これをし
ごきながら貼る場合には、山折り線35〜38は不要で
ある。
27の各境界部には、図中一点鎖線で示した山折り線3
5〜38が形成されている。また、ラベル3は、この裏
面全体に粘着剤が塗布されており、ユニット本体2の前
面を基準として、山折り線35〜38に沿って折り曲げ
られながらユニット本体2の外周面に貼着される。な
お、ラベル3を柔軟なシート部材から形成し、これをし
ごきながら貼る場合には、山折り線35〜38は不要で
ある。
【0020】ラベル3は、図1に示すように、ラベル供
給ステーション39の上方に設けられたラベル位置決め
装置40に長尺のラベルテープ41により供給される。
このラベルテープ41は、長尺の離型紙42の片面に多
数のラベル3を整列接合したものである。ラベル位置決
め装置40の側方には、エッジ部材43がほぼ水平方向
に張り出したように設けられ、この先端部にラベルテー
プ41が巻きつけられている。このエッジ部材43の下
方で先端部から離れた位置には、(B)に示すように、
離型紙42を巻き取る巻取りローラ44が設置されてい
る。この巻取りローラ44は、離型紙42を一定長ずつ
間欠的に巻き取るように駆動される。巻取りローラ44
が回転され、離型紙42がエッジ部材43の先端部と反
対側へ引っ張られると、ラベル3が1枚ずつ離型紙42
から剥がされ、ラベル位置決め装置40に向かってほぼ
水平方向に繰り出される。以下、水平面内において、ラ
ベル3の繰り出し方向と同一方向をX方向とし、これと
直角方向をY方向とする。
給ステーション39の上方に設けられたラベル位置決め
装置40に長尺のラベルテープ41により供給される。
このラベルテープ41は、長尺の離型紙42の片面に多
数のラベル3を整列接合したものである。ラベル位置決
め装置40の側方には、エッジ部材43がほぼ水平方向
に張り出したように設けられ、この先端部にラベルテー
プ41が巻きつけられている。このエッジ部材43の下
方で先端部から離れた位置には、(B)に示すように、
離型紙42を巻き取る巻取りローラ44が設置されてい
る。この巻取りローラ44は、離型紙42を一定長ずつ
間欠的に巻き取るように駆動される。巻取りローラ44
が回転され、離型紙42がエッジ部材43の先端部と反
対側へ引っ張られると、ラベル3が1枚ずつ離型紙42
から剥がされ、ラベル位置決め装置40に向かってほぼ
水平方向に繰り出される。以下、水平面内において、ラ
ベル3の繰り出し方向と同一方向をX方向とし、これと
直角方向をY方向とする。
【0021】ラベル位置決め装置40は、吸着ヘッド4
5,貼付用シリンダ46,X方向位置決め用シリンダ4
7,Y方向位置決めレバー48,レバー移動用シリンダ
49及びX方向位置決め用の基準ガイド51,52,5
3からなる。吸着ヘッド45は、Y方向に細長いボック
ス形状をしており、エッジ部材43の先端部近傍に設け
られている。吸着ヘッド45は、水平方向に平滑な吸着
面45aを有して、エッジ部材43の先端部から繰り出
された展開状態のラベル3を吸着してこれを水平方向に
保持する。なお、図示していないが、吸着ヘッド45
は、例えば弾性パイプを介してサクションブロアに接続
され、吸着面45aには微少な吸引用開口が多数形成さ
れている。
5,貼付用シリンダ46,X方向位置決め用シリンダ4
7,Y方向位置決めレバー48,レバー移動用シリンダ
49及びX方向位置決め用の基準ガイド51,52,5
3からなる。吸着ヘッド45は、Y方向に細長いボック
ス形状をしており、エッジ部材43の先端部近傍に設け
られている。吸着ヘッド45は、水平方向に平滑な吸着
面45aを有して、エッジ部材43の先端部から繰り出
された展開状態のラベル3を吸着してこれを水平方向に
保持する。なお、図示していないが、吸着ヘッド45
は、例えば弾性パイプを介してサクションブロアに接続
され、吸着面45aには微少な吸引用開口が多数形成さ
れている。
【0022】吸着ヘッド45は、吸着面45aに吸着し
たラベル3の長辺のエッジ3aが部分的に食み出すよう
に、エッジ部材43から離れる側の長辺面に3個の切欠
45b,45c,45dを形成してある。また、吸着面
45aには、ユニット本体2の隆起部10に対応した部
分に隆起部10が十分に収納される大きさの凹部45e
が形成されており、吸着面45aの他の部分が隆起部1
0に接触することなく、吸着面45aに吸着されたラベ
ル3がユニット本体2の前面に接触,貼着される位置ま
で吸着ヘッド45が十分に降下できるようになってい
る。
たラベル3の長辺のエッジ3aが部分的に食み出すよう
に、エッジ部材43から離れる側の長辺面に3個の切欠
45b,45c,45dを形成してある。また、吸着面
45aには、ユニット本体2の隆起部10に対応した部
分に隆起部10が十分に収納される大きさの凹部45e
が形成されており、吸着面45aの他の部分が隆起部1
0に接触することなく、吸着面45aに吸着されたラベ
ル3がユニット本体2の前面に接触,貼着される位置ま
で吸着ヘッド45が十分に降下できるようになってい
る。
【0023】Y方向位置決めレバー48,レバー移動用
シリンダ49は、図4に示すように、吸着ヘッド45の
中央部近傍に形成されたレバー室50の内部に取り付け
られている。Y方向位置決めレバー48の一端側には、
レバー移動用シリンダ49の可動部が固着されている。
このレバー移動用シリンダ49により、Y方向位置決め
レバー48の先端部は、レバー室50内に収納された二
点鎖線で示す退避位置と、レバー室50から斜め下方に
突出しながらラベル3の開口32の縁をY方向に押圧
し、ラベル3をY方向の所定位置まで移動させる突出位
置との間で移動される。
シリンダ49は、図4に示すように、吸着ヘッド45の
中央部近傍に形成されたレバー室50の内部に取り付け
られている。Y方向位置決めレバー48の一端側には、
レバー移動用シリンダ49の可動部が固着されている。
このレバー移動用シリンダ49により、Y方向位置決め
レバー48の先端部は、レバー室50内に収納された二
点鎖線で示す退避位置と、レバー室50から斜め下方に
突出しながらラベル3の開口32の縁をY方向に押圧
し、ラベル3をY方向の所定位置まで移動させる突出位
置との間で移動される。
【0024】貼付用シリンダ46は、下方に位置決めさ
れたユニット本体2の前カバー5の前面にラベル3を貼
りつけるためのもので、この可動部が吸着ヘッド45の
上部中央部に固着してあり、吸着ヘッド45を昇降させ
る。この貼付用シリンダ46の側面には、X方向位置決
めシリンダ47の可動部が固着されており、吸着ヘッド
45を貼付用シリンダ46ごとX方向に移動させる。
れたユニット本体2の前カバー5の前面にラベル3を貼
りつけるためのもので、この可動部が吸着ヘッド45の
上部中央部に固着してあり、吸着ヘッド45を昇降させ
る。この貼付用シリンダ46の側面には、X方向位置決
めシリンダ47の可動部が固着されており、吸着ヘッド
45を貼付用シリンダ46ごとX方向に移動させる。
【0025】基準ガイド51,52,53は、各々が直
方体をしており、Y方向に一直線状に配列されている。
これらにラベル3の長辺のエッジ3aが当接されること
により、ラベル3のX方向の位置決めが行なわれる。な
お、ラベル供給ステーション39の下方には、ラベル供
給ステーション39にユニット本体2を搬送するベルト
コンベア61が設置されており(図5参照)、ユニット
本体2を両サイドから保持する治具62a,62bが固
定されている。
方体をしており、Y方向に一直線状に配列されている。
これらにラベル3の長辺のエッジ3aが当接されること
により、ラベル3のX方向の位置決めが行なわれる。な
お、ラベル供給ステーション39の下方には、ラベル供
給ステーション39にユニット本体2を搬送するベルト
コンベア61が設置されており(図5参照)、ユニット
本体2を両サイドから保持する治具62a,62bが固
定されている。
【0026】このように構成されたラベル位置決め装置
40の作用を説明する。別の組立ラインにて組み立てら
れたユニット本体2がベルトコンベア61の端まで搬送
されてくると、ベルトコンベア61の端近傍に設置され
たロボットアームにより治具62a,62bに固定され
る。ベルトコンベア61が駆動されてユニット本体2が
ラベル供給ステーション39に到着すると、巻取りロー
ラ44によって離型紙42が一定長巻き取られ、1枚の
ラベル3がほぼ水平方向に繰り出される。このとき、予
め図1に二点鎖線で示すように、X方向位置決め用シリ
ンダ47の可動部がエッジ部材43側に移動されてお
り、吸着ヘッド45は貼付用シリンダ46ごとエッジ部
材43の先端部近傍まで移動されている。
40の作用を説明する。別の組立ラインにて組み立てら
れたユニット本体2がベルトコンベア61の端まで搬送
されてくると、ベルトコンベア61の端近傍に設置され
たロボットアームにより治具62a,62bに固定され
る。ベルトコンベア61が駆動されてユニット本体2が
ラベル供給ステーション39に到着すると、巻取りロー
ラ44によって離型紙42が一定長巻き取られ、1枚の
ラベル3がほぼ水平方向に繰り出される。このとき、予
め図1に二点鎖線で示すように、X方向位置決め用シリ
ンダ47の可動部がエッジ部材43側に移動されてお
り、吸着ヘッド45は貼付用シリンダ46ごとエッジ部
材43の先端部近傍まで移動されている。
【0027】ラベル3が吸着ヘッド45の吸着面45a
の下方に繰り出されると、図示しないセンサスイッチ等
によりラベル3の繰り出し位置が検出されて吸着ヘッド
45の駆動が開始され、ラベル3が吸着面45aに吸着
される。このとき、ラベル3のエッジ3aが吸着ヘッド
45の切欠45b〜45dから食み出す。続いて、X方
向位置決め用シリンダ47が駆動され、吸着ヘッド45
がエッジ部材43から離れる方向(X方向)に水平に移
動される。この移動は、吸着ヘッド45の切欠45b〜
45dの底面が基準ガイド51〜53に当接する所定位
置まで行なわれ、この間にラベル3のエッジ3aが基準
ガイド51〜53に当接してラベル3のX方向の位置決
めが行なわれる。これにより、例えばラベルテープ41
にラベル3の打ち抜き位置のばらつきがあってラベル3
が吸着ヘッド45の吸着面45aに吸着される位置が一
定してなくとも、ラベル3のX方向の位置が所定の正し
い位置に修正される。
の下方に繰り出されると、図示しないセンサスイッチ等
によりラベル3の繰り出し位置が検出されて吸着ヘッド
45の駆動が開始され、ラベル3が吸着面45aに吸着
される。このとき、ラベル3のエッジ3aが吸着ヘッド
45の切欠45b〜45dから食み出す。続いて、X方
向位置決め用シリンダ47が駆動され、吸着ヘッド45
がエッジ部材43から離れる方向(X方向)に水平に移
動される。この移動は、吸着ヘッド45の切欠45b〜
45dの底面が基準ガイド51〜53に当接する所定位
置まで行なわれ、この間にラベル3のエッジ3aが基準
ガイド51〜53に当接してラベル3のX方向の位置決
めが行なわれる。これにより、例えばラベルテープ41
にラベル3の打ち抜き位置のばらつきがあってラベル3
が吸着ヘッド45の吸着面45aに吸着される位置が一
定してなくとも、ラベル3のX方向の位置が所定の正し
い位置に修正される。
【0028】続いて、レバー移動用シリンダ49が駆動
され、Y方向位置決めレバー48が退避位置から突出位
置に向かって移動を開始する。Y方向位置決めレバー4
8がラベル3の開口32に入り込み、この縁に当接する
と、これをY方向に押圧するから、ラベル3はY方向に
移動される。Y方向位置決めレバー48は、決められた
移動量だけ移動された後、一旦停止されてから元の退避
位置に復帰される。これにより、ラベル3はY方向の所
定位置にセットされる。このY方向の位置決めに際し
て、ラベル3の吸着位置やラベル3の打ち抜き精度に多
少のばらつきがあっても、ラベル3の開口32の縁を所
定位置にセットすることによりラベル3のY方向の位置
が正しく修正される。
され、Y方向位置決めレバー48が退避位置から突出位
置に向かって移動を開始する。Y方向位置決めレバー4
8がラベル3の開口32に入り込み、この縁に当接する
と、これをY方向に押圧するから、ラベル3はY方向に
移動される。Y方向位置決めレバー48は、決められた
移動量だけ移動された後、一旦停止されてから元の退避
位置に復帰される。これにより、ラベル3はY方向の所
定位置にセットされる。このY方向の位置決めに際し
て、ラベル3の吸着位置やラベル3の打ち抜き精度に多
少のばらつきがあっても、ラベル3の開口32の縁を所
定位置にセットすることによりラベル3のY方向の位置
が正しく修正される。
【0029】この後、貼付用シリンダ46が駆動され、
吸着ヘッド45が下方のユニット本体2に向かって降下
される。このとき、ラベル位置決め装置40によりラベ
ル3のX,Y両方向の位置決めが正確に行なわれている
から、ラベル3の開口31とユニット本体2の隆起部1
0との位置が一致しており、隆起部10にラベル3の一
部が接触して貼りつくようなことがない。吸着ヘッド4
5の降下が進むにつれて開口31から隆起部10が突出
して凹部45eに入り込み、吸着ヘッド45の吸着面4
5aに吸着されたラベル3の前面カバー部26がユニッ
ト本体2の前面に接触すると、ラベル3の裏面に塗布さ
れた粘着財により前面カバー部26がユニット本体2の
前面に仮貼着される。
吸着ヘッド45が下方のユニット本体2に向かって降下
される。このとき、ラベル位置決め装置40によりラベ
ル3のX,Y両方向の位置決めが正確に行なわれている
から、ラベル3の開口31とユニット本体2の隆起部1
0との位置が一致しており、隆起部10にラベル3の一
部が接触して貼りつくようなことがない。吸着ヘッド4
5の降下が進むにつれて開口31から隆起部10が突出
して凹部45eに入り込み、吸着ヘッド45の吸着面4
5aに吸着されたラベル3の前面カバー部26がユニッ
ト本体2の前面に接触すると、ラベル3の裏面に塗布さ
れた粘着財により前面カバー部26がユニット本体2の
前面に仮貼着される。
【0030】次に、ベルトコンベア61が駆動されてラ
ベル3の前面カバー部26が仮貼着されたユニット本体
2が第1押圧ローラステーション65に搬送される。図
5(B)に示すように、ユニット本体2が第1押圧ロー
ラステーション65に到着すると、押圧ローラ66が降
下してユニット本体2の前面及び底面にラベル3の前面
カバー部26及び底面カバー部27を押しつける。この
押圧ローラ66はラベル3のカバー部26,27をユニ
ット本体2の前面及び底面に押しつけながら複数回往復
運動を行なう。この後、ベルトコンベア61が駆動され
てユニット本体2は更に第2押圧ローラステーション6
7に搬送される(図6参照)。
ベル3の前面カバー部26が仮貼着されたユニット本体
2が第1押圧ローラステーション65に搬送される。図
5(B)に示すように、ユニット本体2が第1押圧ロー
ラステーション65に到着すると、押圧ローラ66が降
下してユニット本体2の前面及び底面にラベル3の前面
カバー部26及び底面カバー部27を押しつける。この
押圧ローラ66はラベル3のカバー部26,27をユニ
ット本体2の前面及び底面に押しつけながら複数回往復
運動を行なう。この後、ベルトコンベア61が駆動され
てユニット本体2は更に第2押圧ローラステーション6
7に搬送される(図6参照)。
【0031】第2押圧ローラステーション67では、図
6に示すように、L字形アーム68に支持された押圧ロ
ーラ69がユニット本体2の上面にラベル3の上面カバ
ー部25を押しつけて貼着し(A)、更にユニット本体
2の背面に背面カバー部24を押しつけ貼着する
(B)。そして、押圧ローラ69は最後にユニット本体
2の底面に貼着された底面カバー部27の表面に重畳部
23を押しつけて貼着する。この押圧ローラ69も押圧
ローラ66と同様に複数回往復運動される。
6に示すように、L字形アーム68に支持された押圧ロ
ーラ69がユニット本体2の上面にラベル3の上面カバ
ー部25を押しつけて貼着し(A)、更にユニット本体
2の背面に背面カバー部24を押しつけ貼着する
(B)。そして、押圧ローラ69は最後にユニット本体
2の底面に貼着された底面カバー部27の表面に重畳部
23を押しつけて貼着する。この押圧ローラ69も押圧
ローラ66と同様に複数回往復運動される。
【0032】次に、別の実施形態を示す図7において、
ラベル位置決め装置70は、1個の吸着ヘッド45とY
方向位置決めレバー48,レバー移動用シリンダ49の
代わりに、サイズが異なる2個の第1吸着ヘッド73,
第2吸着ヘッド74とY方向位置決め用の基準ガイド7
5を用いるとともに、3個の直方体の基準ガイド51,
52,53の代わりに1本の棒状のX方向位置決め用の
基準ガイド76を用いたものである。この実施形態は、
開口が形成されていないラベルを位置決めする際に有利
である。
ラベル位置決め装置70は、1個の吸着ヘッド45とY
方向位置決めレバー48,レバー移動用シリンダ49の
代わりに、サイズが異なる2個の第1吸着ヘッド73,
第2吸着ヘッド74とY方向位置決め用の基準ガイド7
5を用いるとともに、3個の直方体の基準ガイド51,
52,53の代わりに1本の棒状のX方向位置決め用の
基準ガイド76を用いたものである。この実施形態は、
開口が形成されていないラベルを位置決めする際に有利
である。
【0033】エッジ部材43の先端部から繰り出された
ラベル3を吸着する際には、第1吸着ヘッド73,第2
吸着ヘッド74の両方、もしくは大サイズの第1吸着ヘ
ッド73のみでラベル3を吸着する(A)。そして、第
1吸着ヘッド73が基準ガイド76に当接されるまで、
第1吸着ヘッド73,第2吸着ヘッド74を同時にX方
向に移動させる。なお、このとき、第1吸着ヘッド73
の方が第2吸着ヘッド74より基準ガイド76側に寄っ
た位置にある。この第1吸着ヘッド73が基準ガイド7
6に当接される間に、ラベル3のX方向のエッジ3aが
基準ガイド76に当接され、ラベル3のX方向の位置決
めが行なわれる(B)。
ラベル3を吸着する際には、第1吸着ヘッド73,第2
吸着ヘッド74の両方、もしくは大サイズの第1吸着ヘ
ッド73のみでラベル3を吸着する(A)。そして、第
1吸着ヘッド73が基準ガイド76に当接されるまで、
第1吸着ヘッド73,第2吸着ヘッド74を同時にX方
向に移動させる。なお、このとき、第1吸着ヘッド73
の方が第2吸着ヘッド74より基準ガイド76側に寄っ
た位置にある。この第1吸着ヘッド73が基準ガイド7
6に当接される間に、ラベル3のX方向のエッジ3aが
基準ガイド76に当接され、ラベル3のX方向の位置決
めが行なわれる(B)。
【0034】この後、第1吸着ヘッド73を停止させた
まま第2吸着ヘッド74のみをY方向に移動させる。こ
のとき、第2吸着ヘッド74の吸着力を第1吸着ヘッド
73より強く設定してあるから、ラベル3は第2吸着ヘ
ッド74の移動に伴ってY方向に移動される。そして、
第2吸着ヘッド74が基準ガイド75に当接されると、
第2吸着ヘッド74の移動が停止される。この間に、ラ
ベル3の短辺のエッジ3bが基準ガイド75に当接し
て、ラベル3のY方向の位置決めが行なわれる(C)。
まま第2吸着ヘッド74のみをY方向に移動させる。こ
のとき、第2吸着ヘッド74の吸着力を第1吸着ヘッド
73より強く設定してあるから、ラベル3は第2吸着ヘ
ッド74の移動に伴ってY方向に移動される。そして、
第2吸着ヘッド74が基準ガイド75に当接されると、
第2吸着ヘッド74の移動が停止される。この間に、ラ
ベル3の短辺のエッジ3bが基準ガイド75に当接し
て、ラベル3のY方向の位置決めが行なわれる(C)。
【0035】以上説明した実施形態では、ラベルのエッ
ジが吸着ヘッドの切欠から部分的に食み出すようにした
が、例えば吸着ヘッドのサイズをラベルよりわずかに小
さくしてラベルのエッジが吸着ヘッドの周囲全体から食
み出すようにしてもよい。また、吸着ヘッドのX方向へ
の移動を吸着ヘッドの切欠の底面が基準ガイドに当接す
る所定位置まで行なうようにしたが、吸着ヘッドの停止
位置は切欠の底面が基準ガイドに当接する手前の所定位
置に設定してもよい。また、ラベルの供給方向をそのま
まX方向としたが、X−Y方向は自由に設定することが
できる。すなわち、例えばラベルの供給方向から45°
傾けた方向をX方向としてもよい。
ジが吸着ヘッドの切欠から部分的に食み出すようにした
が、例えば吸着ヘッドのサイズをラベルよりわずかに小
さくしてラベルのエッジが吸着ヘッドの周囲全体から食
み出すようにしてもよい。また、吸着ヘッドのX方向へ
の移動を吸着ヘッドの切欠の底面が基準ガイドに当接す
る所定位置まで行なうようにしたが、吸着ヘッドの停止
位置は切欠の底面が基準ガイドに当接する手前の所定位
置に設定してもよい。また、ラベルの供給方向をそのま
まX方向としたが、X−Y方向は自由に設定することが
できる。すなわち、例えばラベルの供給方向から45°
傾けた方向をX方向としてもよい。
【0036】また、ラベルの形状としては、最初の実施
形態ではラベル3のX方向のエッジ3aが直線状でY方
向位置決めレバー48が当接されるラベル3の開口32
の縁がY方向に平行な直線状としたが、本発明は、これ
に限定されず、Y方向位置決めレバー48が開口32の
縁を押圧したときに、エッジ3aが基準ガイド51〜5
3から離間しなければ、エッジ3aと開口32の縁とが
直交してなくともよい。また、第2の実施形態では、少
なくとも隣合う2辺が直角な四角形のラベル形状が望ま
しいが、やはりラベル3をY方向に移動させたときにエ
ッジ3aが基準ガイド76から離間しなければ、ラベル
は別の形状であってもよい。
形態ではラベル3のX方向のエッジ3aが直線状でY方
向位置決めレバー48が当接されるラベル3の開口32
の縁がY方向に平行な直線状としたが、本発明は、これ
に限定されず、Y方向位置決めレバー48が開口32の
縁を押圧したときに、エッジ3aが基準ガイド51〜5
3から離間しなければ、エッジ3aと開口32の縁とが
直交してなくともよい。また、第2の実施形態では、少
なくとも隣合う2辺が直角な四角形のラベル形状が望ま
しいが、やはりラベル3をY方向に移動させたときにエ
ッジ3aが基準ガイド76から離間しなければ、ラベル
は別の形状であってもよい。
【0037】また、ラベル3のY方向位置決めを行なう
際に、Y方向位置決めレバー48を入り込ませる開口を
開口32としたが、例えば開口31としてもよい。この
場合には、吸着ヘッド45が降下してラベル3をユニッ
ト本体2の前面に貼りつける際に、ユニット本体2の隆
起部10が開口31に入り込むため、この隆起部10が
退避位置にあるY方向位置決めレバー48と接触しない
ように、Y方向位置決めレバー48の退避位置や形状を
工夫する必要がある。
際に、Y方向位置決めレバー48を入り込ませる開口を
開口32としたが、例えば開口31としてもよい。この
場合には、吸着ヘッド45が降下してラベル3をユニッ
ト本体2の前面に貼りつける際に、ユニット本体2の隆
起部10が開口31に入り込むため、この隆起部10が
退避位置にあるY方向位置決めレバー48と接触しない
ように、Y方向位置決めレバー48の退避位置や形状を
工夫する必要がある。
【0038】また、ラベルを貼りつけるワークとしてレ
ンズ付きフイルムユニットを選択したが、本発明はラベ
ル貼付精度が要求されるあらゆるラベル使用分野に適用
することができる。なお、吸着ヘッドの吸着面は、ラベ
ルの表面やユニット本体を傷つけないようにゴム等で被
覆するのが好ましい。また、ラベルの材料としては、P
ETや合成紙の他に、ポリスチレン(PS),ポリプロ
ピレン(PP)等を使用することができる。
ンズ付きフイルムユニットを選択したが、本発明はラベ
ル貼付精度が要求されるあらゆるラベル使用分野に適用
することができる。なお、吸着ヘッドの吸着面は、ラベ
ルの表面やユニット本体を傷つけないようにゴム等で被
覆するのが好ましい。また、ラベルの材料としては、P
ETや合成紙の他に、ポリスチレン(PS),ポリプロ
ピレン(PP)等を使用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラベル位
置決め方法及び装置によれば、ラベルを吸着してワーク
の被貼着面と平行に保持し、ラベルのX方向のエッジを
基準ガイドに当接させるとともに、吸着ヘッドの輪郭内
に収納されたY方向位置決め部材を突出させてラベルの
開口の縁を押圧し、ラベルをY方向に移動させるように
したので、吸着ヘッドの吸着面とラベルとの吸着位置の
ばらつきがあっても、高精度にラベルの位置決めを行な
うことができる。また、ラベルのX方向のエッジを基準
ガイドに当接させるとともに、第1吸着ヘッド近傍に設
けた第2吸着ヘッドが第1吸着ヘッドより強い吸着力で
ラベルを吸着してラベルをY方向に移動させ、ラベルの
Y方向のエッジを基準ガイドに当接させたので、吸着ヘ
ッドの吸着面とラベルとの吸着位置のばらつきがあって
も、高精度にラベルの位置決めを行なうことができる。
また、吸着ヘッドは、ラベルを吸着した際にラベルのエ
ッジがはみ出るようにラベルより部分的に小さいサイズ
とすると、ラベルのエッジを基準ガイドに当接させるこ
とが確実にできる。また、ワークをレンズ付きフイルム
ユニットとし、隆起部が形成されたユニット本体の前面
に隆起部に対応した開口を形成したラベルを貼りつける
場合にも、ラベルが隆起部に接触することなく、精度良
くラベルの貼付を行なうことができる。
置決め方法及び装置によれば、ラベルを吸着してワーク
の被貼着面と平行に保持し、ラベルのX方向のエッジを
基準ガイドに当接させるとともに、吸着ヘッドの輪郭内
に収納されたY方向位置決め部材を突出させてラベルの
開口の縁を押圧し、ラベルをY方向に移動させるように
したので、吸着ヘッドの吸着面とラベルとの吸着位置の
ばらつきがあっても、高精度にラベルの位置決めを行な
うことができる。また、ラベルのX方向のエッジを基準
ガイドに当接させるとともに、第1吸着ヘッド近傍に設
けた第2吸着ヘッドが第1吸着ヘッドより強い吸着力で
ラベルを吸着してラベルをY方向に移動させ、ラベルの
Y方向のエッジを基準ガイドに当接させたので、吸着ヘ
ッドの吸着面とラベルとの吸着位置のばらつきがあって
も、高精度にラベルの位置決めを行なうことができる。
また、吸着ヘッドは、ラベルを吸着した際にラベルのエ
ッジがはみ出るようにラベルより部分的に小さいサイズ
とすると、ラベルのエッジを基準ガイドに当接させるこ
とが確実にできる。また、ワークをレンズ付きフイルム
ユニットとし、隆起部が形成されたユニット本体の前面
に隆起部に対応した開口を形成したラベルを貼りつける
場合にも、ラベルが隆起部に接触することなく、精度良
くラベルの貼付を行なうことができる。
【図1】本発明のラベル位置決め装置を示す説明図であ
る。
る。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観図である。
【図3】ラベルの表面側展開図である。
【図4】吸着ヘッドの構成を示す概略断面図である。
【図5】ユニット本体にラベルを貼りつけるラベル貼付
工程を示す説明図である。
工程を示す説明図である。
【図6】図5に示した後のラベル貼付工程を示す説明図
である。
である。
【図7】ラベル位置決め装置の別の実施形態を示す説明
図である。
図である。
1 レンズ付きフイルムユニット 2 ユニット本体 3 ラベル 10 隆起部 31,32 開口 40,70 ラベル位置決め装置 41 ラベルテープ 42 離型紙 43 エッジ部材 45 吸着ヘッド 45a 吸着面 45b〜45d 切欠 45e 凹部 46 貼付用シリンダ 47 X方向位置決め用シリンダ 48 Y方向位置決めレバー 49 レバー移動用シリンダ 50 レバー室 51,52,53,75,76 基準ガイド 73 第1吸着ヘッド 74 第2吸着ヘッド
Claims (12)
- 【請求項1】 ラベルの位置決め位置に繰り出されたラ
ベルを吸着ヘッドで吸着してワークの被貼着面と平行に
保持する第1工程と、前記ワークの被貼着面と平行な面
内で設定された互いに直交する所定のX−Y方向のうち
のX方向に前記吸着ヘッドを移動させ、X方向の所定位
置に設けたX方向位置決め用基準ガイドにラベルのエッ
ジを当接させることによりラベルのX方向の位置決めを
行なう第2工程と、前記吸着ヘッドの輪郭内に収納され
たY方向位置決め部材を吸着ヘッドの輪郭内から外へ突
出させてラベルに形成された開口の縁に係合させてラベ
ルをY方向に移動させることによりラベルのY方向の位
置決めを行なう第3工程とからなることを特徴とするラ
ベル位置決め方法。 - 【請求項2】 前記吸着ヘッドは、この吸着面にラベル
を吸着した際に少なくともX方向の吸着ヘッドの端部か
らラベルのエッジがはみ出すように、前記ラベルより部
分的にサイズを小さくしたことを特徴とする請求項1記
載のラベル位置決め方法。 - 【請求項3】 ラベルの位置決め位置に繰り出されたラ
ベルを第1吸着ヘッドで吸着してワークの被貼着面と平
行に保持する第1工程と、前記ワークの被貼着面と平行
な面内で設定された互いに直交する所定のX−Y方向の
うちのX方向に前記第1吸着ヘッドを移動させ、X方向
の所定位置に設けたX方向位置決め用基準ガイドにラベ
ルのエッジを当接させることによりラベルのX方向の位
置決めを行なう第2工程と、前記第1吸着ヘッドの近傍
に設けられた第2吸着ヘッドが第1吸着ヘッドより強い
吸着力でラベルを吸着してラベルをY方向に移動させ、
Y方向の所定位置に設けたY方向位置決め用基準ガイド
にラベルのエッジを当接させることにより、ラベルのY
方向の位置決めを行なう第3工程とからなることを特徴
とするラベル位置決め方法。 - 【請求項4】 前記第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッド
は、これらを合わせたサイズが1枚のラベルより小さ
く、第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッドを隣接した状態
で、少なくとも第1吸着ヘッドのX方向の端部からラベ
ルのエッジがはみ出すとともに第2吸着ヘッドのY方向
の端部からラベルのエッジがはみ出すことを特徴とする
請求項3記載のラベル位置決め方法。 - 【請求項5】 前記ワークは、撮影レンズやシャッタ機
構等の撮影機構を設けるとともに予め写真フイルムを装
填したレンズ付きフイルムユニットのユニット本体であ
ることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のラ
ベル位置決め方法。 - 【請求項6】 前記ユニット本体の前面には、撮影レン
ズやシャッタ機構を保護する隆起部が形成され、前記ラ
ベルには、この隆起部を突出させる開口が形成されてい
ることを特徴とする請求項5記載のラベル位置決め方
法。 - 【請求項7】 ラベルの位置決め位置に繰り出されたラ
ベルを吸着して、ワークの被貼着面と平行に保持する吸
着ヘッドと、前記ワークの被貼着面と平行な面内で設定
された互いに直交する所定のX−Y方向のうちのX方向
に前記吸着ヘッドを移動させるX方向移動手段と、X方
向の所定位置に設けられ、ラベルのエッジを当接させる
ことによりラベルのX方向の位置を規制するX方向位置
決め用基準ガイドと、前記吸着ヘッドの輪郭内に収納さ
れてラベルと接触しない退避位置と吸着ヘッドの輪郭か
ら突出してラベルに形成された開口の縁を押しながらラ
ベルをY方向の所定位置まで移動させる突出位置との間
で移動自在に設けられたY方向位置決め部材と、このY
方向位置決め部材を退避位置と突出位置との間でY方向
に移動させるY方向位置決め部材移動手段とからなるこ
とを特徴とするラベル位置決め装置。 - 【請求項8】 前記吸着ヘッドは、この吸着面にラベル
を吸着した際に少なくともX方向の吸着ヘッドの端部の
一部からラベルのエッジがはみ出すように、前記ラベル
よりサイズが小さいことを特徴とする請求項7記載のラ
ベル位置決め装置。 - 【請求項9】 ラベルの位置決め位置に繰り出されたラ
ベルを吸着して、ワークの被貼着面と平行に保持する第
1吸着ヘッドと、前記ワークの被貼着面と平行な面内で
設定された互いに直交する所定のX−Y方向のうちのX
方向に前記吸着ヘッドを移動させるX方向移動手段と、
X方向の所定位置に設けられ、ラベルのエッジを当接さ
せることによりラベルのX方向の位置を規制するX方向
位置決め用基準ガイドと、Y方向の所定位置に設けら
れ、ラベルのエッジを当接させることによりラベルのY
方向の位置を規制するY方向位置決め用基準ガイドと、
前記第1吸着ヘッドの近傍に設けられ、ラベルのX方向
位置決めが終了した後、第1吸着ヘッドより強い吸着力
でラベルを吸着してラベルをY方向に移動させ、前記Y
方向位置決め用基準ガイドにラベルのエッジを当接させ
ることによりラベルのY方向の位置決めを行なう第2吸
着ヘッドとからなることを特徴とするラベル位置決め装
置。 - 【請求項10】 前記第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッド
は、これらを合わせたサイズが1枚のラベルより小さ
く、第1吸着ヘッド,第2吸着ヘッドを隣接した状態
で、少なくとも第1吸着ヘッドのX方向の端部からラベ
ルのエッジがはみ出すとともに第2吸着ヘッドのY方向
の端部からラベルのエッジがはみ出すことを特徴とする
請求項9記載のラベル位置決め装置。 - 【請求項11】 前記ワークは、撮影レンズやシャッタ
機構等の撮影機構を設けるとともに予め写真フイルムを
装填したレンズ付きフイルムユニットのユニット本体で
あることを特徴とする請求項7ないし10いずれか記載
のラベル位置決め装置。 - 【請求項12】 前記ユニット本体の前面には、撮影レ
ンズやシャッタ機構を保護する隆起部が形成され、前記
ラベルには、この隆起部を突出させる開口が形成されて
いることを特徴とする請求項11記載のラベル位置決め
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23170395A JPH0977035A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ラベル位置決め方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23170395A JPH0977035A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ラベル位置決め方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0977035A true JPH0977035A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16927687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23170395A Pending JPH0977035A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ラベル位置決め方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0977035A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008081125A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Lintec Corp | 貼付ヘッド及びこれを用いたシート貼付方法 |
JP2015047677A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 富士通株式会社 | 柔軟物の位置合わせ装置及び柔軟物の位置合わせ方法 |
JP2015081117A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | リンテック株式会社 | シート装着装置及びシート装着方法 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23170395A patent/JPH0977035A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008081125A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Lintec Corp | 貼付ヘッド及びこれを用いたシート貼付方法 |
JP2015047677A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 富士通株式会社 | 柔軟物の位置合わせ装置及び柔軟物の位置合わせ方法 |
JP2015081117A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | リンテック株式会社 | シート装着装置及びシート装着方法 |
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