JP2015047677A - 柔軟物の位置合わせ装置及び柔軟物の位置合わせ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の吸着ヘッド71でテープ5を吸着した状態で、テープカッター4でテープ5をカットする。この後、第2の吸着ヘッド72によるテープ5の吸着を行うと共に、蛇腹部76を収縮させることによって第2の吸着ヘッド72を第1の吸着ヘッド71かは離れる方向に移動させる。テープ5がスライドし、テープ5の端部が第1の吸着ヘッド71の下方に移動するので、撮像装置14でテープ5の位置ずれを検出し、ロボットハンド12の位置を修正する。
【選択図】図7
Description
このような事情を鑑み、1つの側面として、端部をカットした柔軟物を所定位置に精度良く貼り付けられるようにすることを目的とする。
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型例及び説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
図1に貼り付け装置の概略構成を示す。
貼り付け装置1は、柔軟物であるテープ5の位置合わせ装置2と、テープ5を貼り付けるワークWを保持するテーブル装置3とを有する。ここで、この実施の形態における位置決め対象物である柔軟物は、テープカッター4に装着されたテープ5である。テープ5は、絶縁性を有する樹脂材料の一面に接着層が形成されている。また、テープ5は、細長で帯状の部材であるが、必ずしも細長でなくても良い。また、テープ5は、吸着保持されている部分以外は重力によって垂れ下がる程度の剛性を有する。なお、絶縁体は、テープ5に限定されない。また、ワークWには、ICや基板、電池を装着したケースなど、任意の部品、又は部品の組み合わせを使用できる。
最初に、ステップS101では、制御装置10のハンド制御部45の指令によって多関節ロボット11が駆動し、ロボットハンド12をテープカッター4の近傍に配置する。図5に示すように、初期状態では、電磁弁42は開いており、アクチュエータ41のロッド43は、第1の吸着ヘッド21に向けて突出している。この結果、第2の吸着ヘッド22は、第1の吸着ヘッド21に近接又は接触した第1の位置に配置されている。
第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付してある。また、第1の実施の形態と重複する説明は省略する。
図10に概略構成を示すように、貼り付け装置61は、位置合わせ装置62とテーブル装置3とを有する。
位置合わせ装置62は、多関節ロボット11の先端のロボットハンド12に2つの吸着ヘッド71,72が配置されている。第1の吸着ヘッド71は、ロボットハンド12に固定されており、複数の吸着孔23が配列されている。吸着孔23は、吸着ライン24に接続されている。
即ち、ステップS101でロボットハンド12を移動させたら、ステップS102で第1の吸着ヘッド71でテープ5を吸着する。このとき、図10に示す位置合わせ装置62の第2の吸着ライン72が閉じており、第2の吸着パッド72はテープ5を吸着しない。第2の吸着ライン35が閉じていることから、蛇腹部76は伸びており、第2の吸着ヘッド72は蛇腹部76のバネ力によって第1の位置、即ち第1の吸着ヘッド71に密着する位置に待機している。
図3に示す第1の吸着ヘッド71は、長さL1が8mmで、幅がD1が14mmとし、直径1mmの吸着孔23を8個配置する。また、第2の吸着ヘッド72は、長さL2が16mmで幅D2が14mmとし、直径1mmの吸着孔32を16個配置する。従って、第1の吸着ヘッド71と第2の吸着ヘッド72の吸着孔23,32の面積比は、以下のようになる。
(第1の吸着ヘッド71):(第2の吸着ヘッド72)=25.12:0.24=1:2
(第1の吸着ヘッド71):(第2の吸着ヘッド72)=0.04:0.08=1:2
(第1の吸着ヘッド71):(第2の吸着ヘッド72)=1.0048:4.0192=1:4
このように、2つの吸着ヘッド71,72の吸着力に差を設けることによって、テープ5の吸着を維持しながら、第1の吸着ヘッド71上でテープ5を移動させることが可能になる。
(付記1) 柔軟物を吸着保持する第1の吸着ヘッドと、前記第1の吸着ヘッドに対して移動可能で、前記柔軟物を吸着保持する第2の吸着ヘッドと、前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して所定距離だけ移動させる駆動部と、前記柔軟物を吸着保持した前記第2の吸着ヘッドを所定距離だけ前記第1の吸着ヘッドから引き離した後に前記第1の吸着ヘッドに吸着された前記柔軟物の端部を撮影する撮像装置と、前記撮像装置で撮影した前記柔軟物の端部の基準位置からの位置ずれを算出し、位置ずれを補正する制御装置と、を含むことを特徴とする柔軟物の位置合わせ装置。
(付記2) 前記駆動部は、前記第1の吸着ヘッドの外側に配置された前記柔軟物の端部を前記第1の吸着ヘッドの下方に引き込む位置まで前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して移動させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
(付記3) 前記制御装置は、前記駆動部で前記第2の吸着ヘッドを移動させるときに、前記第1の吸着ヘッドにおける前記柔軟物の吸着力を前記第2の吸着ヘッドにおける前記柔軟物の吸着力より小さく設定することを特徴とする付記1又は付記2に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
(付記4) 前記駆動部は、前記第2の吸着ヘッドに接続され、前記第2の吸着ヘッドに吸着力を発生させる配管の一部に設けられ、前記配管を減圧したときに収縮する蛇腹部を有することを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
(付記5) 前記駆動部は、ロッドを進退可能なアクチュエータを有し、前記ロッドを後退させることにより前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して所定距離だけ移動させるように構成されていることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
(付記6) 吸着ヘッドに柔軟物を吸着保持し、前記吸着ヘッドに吸着保持した柔軟物を前記吸着ヘッドから離れた位置に配置されたカッターで切断し、吸着ヘッドの一部を移動させて前記柔軟物の切断により生じた端部を吸着ヘッドの下方まで移動させ、前記吸着ヘッドの下方に配置された前記柔軟物の端部を撮像し、基準位置からの位置ずれを算出し、前記柔軟物の基準位置からの位置ずれを補正し、前記吸着ヘッドで前記柔軟物をワークの所定位置に押し当てることを特徴とする柔軟物の位置合わせ方法。
(付記7) 前記吸着ヘッドの一部を移動させるときは、前記吸着ヘッドの移動しない部分における前記柔軟物の吸着力を、前記吸着ヘッドの移動する部分における前記柔軟物の吸着力より小さくすることを特徴とする付記6に記載の柔軟物の位置合わせ方法。
(付記8) 前記吸着ヘッドの一部を移動させることは、前記吸着ヘッドの移動する部分の吸引ラインを減圧することによって配管の一部を収縮させることを含むことを特徴とする付記6又は付記7に記載の柔軟物の位置合わせ方法。
2,62 位置合わせ装置
5 テープ(柔軟物)
5A 端部
14 撮像装置
21,71 第1の吸着ヘッド
22,72 第2の吸着ヘッド
41 アクチュエータ(駆動部)
51 カッター
76 蛇腹部(駆動部)
W ワーク
Claims (5)
- 柔軟物を吸着保持する第1の吸着ヘッドと、
前記第1の吸着ヘッドに対して移動可能で、前記柔軟物を吸着保持する第2の吸着ヘッドと、
前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して所定距離だけ移動させる駆動部と、
前記柔軟物を吸着保持した前記第2の吸着ヘッドを所定距離だけ前記第1の吸着ヘッドから引き離した後に前記第1の吸着ヘッドに吸着された前記柔軟物の端部を撮影する撮像装置と、
前記撮像装置で撮影した前記柔軟物の端部の基準位置からの位置ずれを算出し、位置ずれを補正する制御装置と、
を含むことを特徴とする柔軟物の位置合わせ装置。 - 前記駆動部は、前記第1の吸着ヘッドの外側に配置された前記柔軟物の端部を前記第1の吸着ヘッドの下方に引き込む位置まで前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して移動させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
- 前記制御装置は、前記駆動部で前記第2の吸着ヘッドを移動させるときに、前記第1の吸着ヘッドにおける前記柔軟物の吸着力を前記第2の吸着ヘッドにおける前記柔軟物の吸着力より小さく設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
- 前記駆動部は、前記第2の吸着ヘッドに接続され、前記第2の吸着ヘッドに吸着力を発生させる配管の一部に設けられ、前記配管を減圧したときに収縮する蛇腹部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
- 吸着ヘッドに柔軟物を吸着保持し、
前記吸着ヘッドに吸着保持した柔軟物を前記吸着ヘッドから離れた位置に配置されたカッターで切断し、
吸着ヘッドの一部を移動させて前記柔軟物の切断により生じた端部を吸着ヘッドの下方まで移動させ、
前記吸着ヘッドの下方に配置された前記柔軟物の端部を撮像し、基準位置からの位置ずれを算出し、
前記柔軟物の基準位置からの位置ずれを補正し、前記吸着ヘッドで前記柔軟物をワークの所定位置に押し当てることを特徴とする柔軟物の位置合わせ方法。
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