JP2015047677A - 柔軟物の位置合わせ装置及び柔軟物の位置合わせ方法 - Google Patents

柔軟物の位置合わせ装置及び柔軟物の位置合わせ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端部をカットした柔軟物を所定位置に精度良く貼り付けられるようにする。
【解決手段】第1の吸着ヘッド71でテープ5を吸着した状態で、テープカッター4でテープ5をカットする。この後、第2の吸着ヘッド72によるテープ5の吸着を行うと共に、蛇腹部76を収縮させることによって第2の吸着ヘッド72を第1の吸着ヘッド71かは離れる方向に移動させる。テープ5がスライドし、テープ5の端部が第1の吸着ヘッド71の下方に移動するので、撮像装置14でテープ5の位置ずれを検出し、ロボットハンド12の位置を修正する。
【選択図】図7

Description

本発明は、柔軟物の位置合わせ装置及び柔軟物の位置合わせ方法に関する。
携帯電話や情報処理装置の製造工程では、テープなどの柔軟物をIC(Integrated Circuit)の表面に貼り付けて絶縁を確保したり、テープで電池をケースに貼り付けて電池の脱落を防止したりしている。ここで、テープを貼り付けるときには、テープ貼り付け装置を使用し、ICなどのワークの所定位置に自動でテープを貼り付けている。従来のテープ貼り付け装置は、移動自在なクランプ部材を有し、クランプ部材でテープロールから延びるテープの先端を挟み、テープをテープロールから引き出す。続いて、引き出したテープに吸着保持部材を押し当てて、テープを吸着保持する。さらに、カッターでテープを切断した後、クランプ部材をテープから離脱させ、吸着保持部材のみでテープを保持する。この後、吸着保持部材をワークに向けて移動させ、テープをワークの表面に押し付ける。これによって、テープがワークに貼り付けられる。
特開平7−132918号公報
例えば、図13に一例を示すように、従来のテープ貼り付け装置101では、カッター151の作業領域を確保するために、カッター151によるテープ105の切断面と、吸着保持部材102の端面とを一致させることはできなかった。ここで、テープ105をワークに位置決めして貼り付ける場合には、切断後のテープ105の端部105Aの位置を撮像装置114で撮影して確認する必要がある。しかしながら、テープ105の端部105Aが吸着保持部材102からはみ出していることから、柔軟物であるテープ105の端部105Aの姿勢が安定せず、カットされたテープ105の端部105Aを撮像装置114で正確な検出できなかった。このために、テープ105をワークの所定位置に正確に貼り付けることが困難であった。
このような事情を鑑み、1つの側面として、端部をカットした柔軟物を所定位置に精度良く貼り付けられるようにすることを目的とする。
実施形態の一観点によれば、柔軟物を吸着保持する第1の吸着ヘッドと、前記第1の吸着ヘッドに対して移動可能で、前記柔軟物を吸着保持する第2の吸着ヘッドと、前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して所定距離だけ移動させる駆動部と、前記柔軟物を吸着保持した前記第2の吸着ヘッドを所定距離だけ前記第1の吸着ヘッドから引き離した後に前記第1の吸着ヘッドに吸着された前記柔軟物の端部を撮影する撮像装置と、前記撮像装置で撮影した前記柔軟物の端部の基準位置からの位置ずれを算出し、位置ずれを補正する制御装置と、を含むことを特徴とする柔軟物の位置合わせ装置が提供される。
また、装置の別の観点によれば、吸着ヘッドに柔軟物を吸着保持し、前記吸着ヘッドに吸着保持した柔軟物を前記吸着ヘッドから離れた位置に配置されたカッターで切断し、吸着ヘッドの一部を移動させて前記柔軟物の切断により生じた端部を吸着ヘッドの下方まで移動させ、前記吸着ヘッドの下方に配置された前記柔軟物の端部を撮像し、基準位置からの位置ずれを算出し、前記柔軟物の基準位置からの位置ずれを補正し、前記吸着ヘッドで前記柔軟物をワークの所定位置に押し当てることを特徴とする柔軟物の位置合わせ方法が提供される。
柔軟物を吸着保持しながらスライド移動させ、柔軟物の端部を撮像領域内で吸着保持する。これによって、柔軟物の位置を正確に計測することが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置の概略構成の一例を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置の一例の一部を拡大して示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置の吸着ヘッドの一例を撮像装置側から見た底面図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置を用いた柔軟物の位置合わせ方法及び貼り付け方法の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置を用いた柔軟物の位置合わせ工程の一例を説明する図である。(その1) 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置を用いた柔軟物の位置合わせ工程の一例を説明する図である。(その2) 図7は、本発明の第1の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置を用いた柔軟物の位置合わせ工程の一例を説明する図である。(その3) 図8は、本発明の第1の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置の吸着ヘッドで柔軟物の端部を吸着した状態の一例を示す底面図である。 図9は、本発明の第1の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置を用いて柔軟物をワークに貼り付けた状態の一例を示す図である。 図10は、本発明の第2の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置の概略構成の一例及び柔軟物の位置合わせ工程の一例を説明する図である。 図11は、本発明の第2の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置を用いた柔軟物の位置合わせ工程の一例を説明する図である。 図12は、本発明の第2の実施の形態に係る柔軟物の位置合わせ装置を用いて柔軟物をワークに貼り付けた状態の一例を示す図である。 図13は、従来の柔軟物の貼り付け装置の概略構成の一例を示す図である。
発明の目的及び利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素及び組み合わせによって実現され達成される。
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型例及び説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
(第1の実施の形態)
図1に貼り付け装置の概略構成を示す。
貼り付け装置1は、柔軟物であるテープ5の位置合わせ装置2と、テープ5を貼り付けるワークWを保持するテーブル装置3とを有する。ここで、この実施の形態における位置決め対象物である柔軟物は、テープカッター4に装着されたテープ5である。テープ5は、絶縁性を有する樹脂材料の一面に接着層が形成されている。また、テープ5は、細長で帯状の部材であるが、必ずしも細長でなくても良い。また、テープ5は、吸着保持されている部分以外は重力によって垂れ下がる程度の剛性を有する。なお、絶縁体は、テープ5に限定されない。また、ワークWには、ICや基板、電池を装着したケースなど、任意の部品、又は部品の組み合わせを使用できる。
位置合わせ装置2は、制御装置10によって制御される多関節ロボット11を有する。多関節ロボット11の先端のロボットハンド12には、テープ吸着部13が取り付けられている。さらに、テープ吸着部13の下方には、撮像装置14が配置されている。
図2に一部を拡大して示すように、テープ吸着部13は、ロボットハンド12の底部に固定された第1の吸着ヘッド21と、第1の吸着ヘッド21に対してスライド移動可能な第2の吸着ヘッド22とを有する。第1の吸着ヘッド21は、底面が平坦になっており、複数の吸着孔23が配列されている。例えば、図3に底面を示すように、第1の吸着ヘッド21の複数の吸着孔23は、テープ5の幅より狭い幅で2列に配列される。図1及び図2に示すように、各吸着孔23は、第1の吸着ライン24に接続されている。第1の吸着ライン24は、ロボットハンド12に近い方から順番に、配管に負圧を発生させるエジェクタ25と、圧力調整用のレギュレータ26とが接続されている。
第2の吸着ヘッド22は、スライド機構31を介してロボットハンド12の底面に連結されている。スライド機構31には、例えば、リニアガイドが用いられる。第2の吸着ヘッド22の移動方向は、矢印に示すように、第1の吸着ヘッド21に接近又は離れる方法である。この方向は、テープカッター4からテープ5が引き出される方向と略一致する。第2の吸着ヘッド22は、底面が平坦になっており、複数の吸着孔32が配列されている。例えば、図3に底面を示すように、第2の吸着ヘッド22の複数の吸着孔32は、例えばテープ5の幅より狭い幅で2列に配列される。図1及び図2に示すように、各吸着孔32は、第2の吸着ライン35に接続されている。第2の吸着ライン35は、ロボットハンド12に近い方から順番に配管に負圧を発生させるエジェクタ37と、圧力調整用のレギュレータ38と接続されている。
さらに、テープ吸着部13は、第2の吸着ヘッド22の駆動装置として、駆動部であるアクチュエータ41を有する。アクチュエータ41は、ロッド43がケースに進退自在に支持されている。アクチュエータ41のケースは、ロボットハンド12に固定されており、電磁弁42からの信号によってロッド43を進退させることができる。ロッド43の先端は、第2の吸着ヘッド22に固定されている。ロッド43の進退方向は、第1の吸着ヘッド21の中心と第2の吸着ヘッド22の中心を結ぶ線分と平行に設定されており、テープカッター4からテープ5が引き出される方向と略一致する。
撮像装置14は、第1の吸着ヘッド21に吸着されたテープ5の端部を撮像可能に配置されている。図1に示す例では、撮像装置14は、下側から第1の吸着ヘッド21の底部を撮像可能に配置されている。しかしながら、撮像装置14の向きは、これに限定されない。また、撮像装置14は、テープカッター4から離れた位置に配置しても良い。この場合、撮像装置14は、テープカッター4からワークWまでの間に配置されることが好ましい。
制御装置10は、ハンド制御部45と、吸着制御部46と、位置制御部47と、データ処理部48とに機能分割できる。ハンド制御部45は、ロボットハンド12の駆動を制御する。吸着制御部46は、吸着ヘッド21,22に接続される吸着ライン24,35を制御する。位置制御部47は、第2の吸着ヘッド22の位置を制御する。データ処理部48は、撮像装置14で取得した画像を処理すると共に、画像処理の結果に基づいてロボットハンド12の位置の補正値を算出する。
テーブル装置3は、ワークWを位置決めして支持する載置部55がガイド56に沿って移動可能に取り付けられている。
テープカッター4は、ロールに巻き回したテープ5と、上下に配置した一対のカッター51と、制御装置53を有する。テープ5を一対のカッター51の間に通した後、制御装置53が一対のカッター51を移動させてテープ5を挟み込ませると、一対のカッター51の間でテープ5が切断される。
次に、図4のフローチャートを主に参照し、テープ5の位置合わせ方法及びテープ5の貼り付け方法について説明する。
最初に、ステップS101では、制御装置10のハンド制御部45の指令によって多関節ロボット11が駆動し、ロボットハンド12をテープカッター4の近傍に配置する。図5に示すように、初期状態では、電磁弁42は開いており、アクチュエータ41のロッド43は、第1の吸着ヘッド21に向けて突出している。この結果、第2の吸着ヘッド22は、第1の吸着ヘッド21に近接又は接触した第1の位置に配置されている。
続いて、ステップS102で、一対のカッター51の間を通って引き出されたテープ5の上面を第1の吸着ヘッド21で吸着する。より詳細には、テープ5は、例えば、不図示のクランプ部材に保持されて吸着ヘッド21,22の下方まで引き出される。さらに、制御装置10の吸着制御部46は、第1の吸着ライン24のエジェクタ25を駆動させて負圧を発生させ、第1の吸着ヘッド21の吸着孔23でテープ5を吸着保持する。
この後、ステップS103で、図6に示すように、テープカッター4がテープ5をカットする。この状態では、テープ5の端部5Aは、第1の吸着ヘッド21の外側に飛び出しており、端部5A自身の重量によって下方に垂れ下がっている。この状態では、撮像装置14でテープ5を撮像しても端部5Aの位置を正確に判定することは困難である。そこで、この位置合わせ装置2では、以降の工程によってテープ5の端部5Aの位置を正確に把握できるようにする。
まず、ステップS104では、第2の吸着ヘッド22でテープ5の上面を吸着する。具体的には、制御装置10の吸着制御部46が第2の吸着ライン35のエジェクタ37を駆動さて負圧を発生させ、第2の吸着ヘッド22の吸着孔32でテープ5を吸着保持する。
次に、ステップS105では、制御装置10の位置制御部47が、第2の吸着ヘッド22をスライドさせ、第2の吸着ヘッド22を第1の吸着ヘッド21から引き離す。第2の吸着ヘッド22をスライド移動させる前に、制御装置10の吸着制御部46は、第1の吸着ライン24のレギュレータ26を制御し、第1の吸着ヘッド21の吸着力を第2の吸着ヘッド22の吸着力より相対的に小さくする。具体的には、第1の吸着ヘッド21は、テープ5を吸着するが、テープ5と第1の吸着ヘッド21の間の相対的な移動は許容する程度の吸着力に設定される。なお、吸着制御部46は、第1の吸着ライン24の吸着力を維持した状態で、第2の吸着ライン35の吸着力を相対的に大きくしても良い。
この後、制御装置10は、電磁弁42を閉じてアクチュエータ41のロッド43を後退させる。これにより、図7に矢印で示すように、第2の吸着ヘッド22が第1の吸着ヘッド21から所定距離だけ離れた第2の位置に移動する。この結果、テープ5は、吸着力が相対的に大きい第2の吸着ヘッド22に引っ張られるように、第2の吸着ヘッド22と共に矢印で示す方向に移動する。このとき、第1の吸着ヘッド21は、テープ5の吸着状態を保持しつつ、テープ5の移動を許容することから、第2の吸着ヘッド22によってテープ5がテープカッター4から離れる方向に引っ張られ、テープ5の端部5Aが第1の吸着ヘッド21の下方で、かつテープ5を吸着可能な領域まで引き込まれる。ここで、第2の位置は、テープ5の端部5Aが第1の吸着ヘッド21の下方で、かつ吸着されるような位置である。これによって、第1の吸着ヘッド21の下方に引き込まれたテープ5の端部5Aが、第1の吸着ヘッド21に吸着保持される。
続くステップS106では、撮像装置14が下方からテープ5の端部5Aを撮影する。これによって、例えば、図8に一例を示すような画像が得られる。さらに、ステップS107で、制御装置10のデータ処理部48が、画像処理でテープ5のエッジを抽出するなどしてテープ5の端部5Aの位置の補正値を算出する。例えば、図8に破線で示すようにテープ5の基準位置が設定されていた場合、基準位置から実際のテープ5の端部5Aのずれ量dx,dyを算出する。さらに、制御装置10のデータ処理部48は、ずれ量dx,dyを打ち消すような補正値を作成する。そして、ステップS108では、補正値で補正した位置にテープ5を移動させ、テープ5をワークWに貼り付ける。具体的には、ハンド制御部45が、補正値で補正した駆動指令を作成し、駆動指令に基づいて多関節ロボット11を駆動させる。これによって、図9に示すように、ロボットハンド12によってテープ5がワークWの所定位置に押し付けられ、テープ5の粘着層によってテープ5がワークWに貼り付けられる。
その後、ステップS109で、テープ5の吸着解除と、ロボットハンド12の初期位置への復帰を実行する。最初に、制御装置10の吸着制御部46が、2つの吸着ライン24,35を停止させ、各吸着ヘッド21,22によるテープ5の吸着を解除する。これによって、テープ5を貼り付けたワークWの上方からロボットハンド12が退避可能になる。また、ロボットハンド12をワークWから退避させた状態で、位置制御部47が電磁弁42を閉じる。これによって、アクチュエータ41のロッド43が突出して第2の吸着ヘッド22が第1の吸着ヘッド21の近くの第1の位置まで移動する。この後、ハンド制御部45が、初期位置までロボットハンド12を移動させる。
以上、説明したように、テープ貼り付け装置1では、切断後のテープ5を吸着保持しながらスライド移動させることにより、テープ5の端部5Aを撮像領域に移動させ。かつ吸着保持することが可能になる。これによって、テープ5の位置を正確に計測することが可能になり、ワークWの所定位置にテープ5を貼り付けることができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付してある。また、第1の実施の形態と重複する説明は省略する。
図10に概略構成を示すように、貼り付け装置61は、位置合わせ装置62とテーブル装置3とを有する。
位置合わせ装置62は、多関節ロボット11の先端のロボットハンド12に2つの吸着ヘッド71,72が配置されている。第1の吸着ヘッド71は、ロボットハンド12に固定されており、複数の吸着孔23が配列されている。吸着孔23は、吸着ライン24に接続されている。
第2の吸着ヘッド72は、スライド機構31を介してスライド移動可能にロボットハンド12に取り付けられている。第2の吸着ヘッド72は、複数の吸着孔32を有し、これら吸着孔32が第2の吸着ライン35に接続されている。第2の吸着ライン35は、配管を有し、配管の途中にエジェクタ37とレギュレータ38が設けられている。さらに、配管は、ロボットハンド12の底部において、スライド機構31であるリニアガイドと平行に延びつつ第2の吸着ヘッド72に接続されている。ロボットハンド12の底部に配置される第2の吸着ライン35の配管75は、一端が第2の吸着ライン35に接続され、他端がロボットハンド12に固定されている。そして、配管75の一端から他端に至るまでの間に、駆動部として機能する蛇腹部76が設けられている。蛇腹部76は、エジェクタ37が停止しているときは、所定の長さを有する。さらに、蛇腹部76は、エジェクタ37が駆動して配管75内に負圧が発生すると、所定の長さに収縮する。配管75の内圧変化に伴う蛇腹部76の伸縮方向は、矢印に示すように、第1の吸着ヘッド71に対して第2の吸着ヘッド72が近接又は離れる方向である。この方向は、テープカッター4からテープ5が引き出される方向と略一致する。
次に、テープ5の位置合わせ方法及びテープ5の貼り付け方法について説明する。テープ貼り付け装置61におけるテープ5の位置合わせ方法及びテープ5の貼り付け方法は、図4のフローチャートに従って実行される。
即ち、ステップS101でロボットハンド12を移動させたら、ステップS102で第1の吸着ヘッド71でテープ5を吸着する。このとき、図10に示す位置合わせ装置62の第2の吸着ライン72が閉じており、第2の吸着パッド72はテープ5を吸着しない。第2の吸着ライン35が閉じていることから、蛇腹部76は伸びており、第2の吸着ヘッド72は蛇腹部76のバネ力によって第1の位置、即ち第1の吸着ヘッド71に密着する位置に待機している。
ステップS103でテープ5をカットしたら、ステップS104において、第2の吸着ライン35のエジェクタ37を稼動させ、第2の吸着ヘッド72によるテープ5の吸着を開始する。このとき、制御装置10の吸着制御部46は、第1の吸着ライン24のレギュレータ26を制御し、第1の吸着ヘッド71の吸着力を第2の吸着ヘッド72の吸着力より相対的に小さくする。例えば、第1の吸着ヘッド71は、テープ5の吸着は維持するが、第1の吸着ヘッド71とテープ5の間の相対的な移動は許容する程度の吸着力に設定される。
ここで、第1の吸着ヘッド71と第2の吸着ヘッド72の吸着力の一例について以下に説明する。
図3に示す第1の吸着ヘッド71は、長さL1が8mmで、幅がD1が14mmとし、直径1mmの吸着孔23を8個配置する。また、第2の吸着ヘッド72は、長さL2が16mmで幅D2が14mmとし、直径1mmの吸着孔32を16個配置する。従って、第1の吸着ヘッド71と第2の吸着ヘッド72の吸着孔23,32の面積比は、以下のようになる。
(第1の吸着ヘッド71):(第2の吸着ヘッド72)=25.12:0.24=1:2
さらに、第1の吸着ヘッド71の吸着圧力は、0.04MPaに設定する。これに対して、第2の吸着ヘッド72の吸着圧力は、0.08MPaに設定する。これらの吸着力は、レギュレータ26,38で調整する。従って、第1の吸着ヘッド71と第2の吸着ヘッド72の吸着孔23,32の吸着圧力比は、以下のようになる。
(第1の吸着ヘッド71):(第2の吸着ヘッド72)=0.04:0.08=1:2
吸着力は、吸着孔23,32の面積の総和と吸着圧力のこの結果、第1の吸着ヘッド71と第2の吸着ヘッド72の吸着孔23,32の吸着圧力比は、以下のようになる。
(第1の吸着ヘッド71):(第2の吸着ヘッド72)=1.0048:4.0192=1:4
このように、2つの吸着ヘッド71,72の吸着力に差を設けることによって、テープ5の吸着を維持しながら、第1の吸着ヘッド71上でテープ5を移動させることが可能になる。
この位置合わせ装置62では、ステップS104において第2の吸着ヘッド72によるテープ5の吸着を開始すると同時に、ステップS105に示す第2の吸着ヘッド72のスライド移動工程が実行される。即ち、テープ5で閉塞された吸着孔32とエジェクタ37の間の配管の圧力が下がることにより、蛇腹部76が収縮する。これによって、図11に矢印で示すように、第2の吸着ヘッド72が第1の吸着ヘッド71から離れる方向にスライド移動し、第1の吸着ヘッド71から所定距離だけ離れた第2の位置に移動する。この結果、テープ5は、吸着力が相対的に大きい第2の吸着ヘッド72に引っ張られるように、第2の吸着ヘッド72と共に矢印で示す方向に移動する。このとき、第1の吸着ヘッド71は、テープ5の吸着状態を保持しつつ、テープ5の移動を許容することから、第2の吸着ヘッド72によってテープ5がテープカッター4から離れる方向に引っ張られ、テープ5の端部5Aが第1の吸着ヘッド71の下方で、かつテープ5を吸着可能な領域まで引き込まれる。ここで、第2の位置は、テープ5の端部5Aが第1の吸着ヘッド71の下方で、かつ吸着可能になるような位置である。そして、このとき、第1の吸着ヘッド71の下方に引き込まれたテープ5の端部5Aが、第1の吸着ヘッド71に吸着保持される。
続く、ステップS106では、撮像装置14が下方からテープ5の端部を撮影する。これによって、例えば、図8に示すような画像が得られる。さらに、ステップS107で、制御装置10のデータ処理部48が画像処理によってテープ5のエッジを抽出し、テープ5の端部5Aの位置を算出する。例えば、図8に破線で示すように、テープ5の基準位置が設定されていた場合、基準位置から実際のテープ5の端部のずれ量dx,dyを算出する。さらに、制御装置10のデータ処理部48は、ずれ量dx,dyを打ち消すような補正値を作成する。そして、ステップS108では、補正値で補正した位置にテープ5を移動させ、テープ5をワークWに貼り付ける。具体的には、ハンド制御部45が、補正値で補正した駆動指令を作成し、駆動指令に基づいて多関節ロボット11を駆動させる。これによって、図12に示すように、ワークWの所定位置にテープ5が貼り付けられる。
その後、ステップS109で、吸着の解除と初期位置への復帰を実行する。制御装置10の吸着制御部46が、2つの吸着ライン24,35を停止させ、各吸着ヘッド21,22によるテープ5の吸着を解除する。このとき、蛇腹部76の長さが初期状態に戻り、第2の吸着ヘッド72が第1の吸着ヘッド71に当接する第1の位置に移動する。この後、ハンド制御部45が、初期位置までロボットハンド12を移動させる。
以上、説明したように、貼り付け装置61では、第2の吸着ヘッド72の吸着を開始することにより、切断後のテープ5をスライドさせることが可能になる。これにより、テープ5を吸着しながら、その端部5Aを撮像領域に移動させることが可能になる。これによって、ワークWの所定位置にテープ5を貼り付けることができる。
なお、上記の各実施の形態において、貼り付け装置1,61は、テーブル装置3を有しない構成でも良い。また、貼り付け装置1,61は、テープカッター4を含んで構成しても良い。さらに、第1の吸着ヘッドを移動させても良い。貼り付け装置1,61は、図5から図7に示すように水平に配置しても良いし、図10及び図11に示すように傾斜して配置しても良い。
ここで挙げた全ての例及び条件的表現は、発明者が技術促進に貢献した発明及び概念を読者が理解するのを助けるためのものであり、ここで具体的に挙げたそのような例及び条件に限定することなく解釈するものであり、また、明細書におけるそのような例の編成は本発明の優劣を示すこととは関係ない。本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、それに対して種々の変更、置換及び変形を施すことができる。
以下に、前記の実施の形態の特徴を付記する。
(付記1) 柔軟物を吸着保持する第1の吸着ヘッドと、前記第1の吸着ヘッドに対して移動可能で、前記柔軟物を吸着保持する第2の吸着ヘッドと、前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して所定距離だけ移動させる駆動部と、前記柔軟物を吸着保持した前記第2の吸着ヘッドを所定距離だけ前記第1の吸着ヘッドから引き離した後に前記第1の吸着ヘッドに吸着された前記柔軟物の端部を撮影する撮像装置と、前記撮像装置で撮影した前記柔軟物の端部の基準位置からの位置ずれを算出し、位置ずれを補正する制御装置と、を含むことを特徴とする柔軟物の位置合わせ装置。
(付記2) 前記駆動部は、前記第1の吸着ヘッドの外側に配置された前記柔軟物の端部を前記第1の吸着ヘッドの下方に引き込む位置まで前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して移動させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
(付記3) 前記制御装置は、前記駆動部で前記第2の吸着ヘッドを移動させるときに、前記第1の吸着ヘッドにおける前記柔軟物の吸着力を前記第2の吸着ヘッドにおける前記柔軟物の吸着力より小さく設定することを特徴とする付記1又は付記2に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
(付記4) 前記駆動部は、前記第2の吸着ヘッドに接続され、前記第2の吸着ヘッドに吸着力を発生させる配管の一部に設けられ、前記配管を減圧したときに収縮する蛇腹部を有することを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
(付記5) 前記駆動部は、ロッドを進退可能なアクチュエータを有し、前記ロッドを後退させることにより前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して所定距離だけ移動させるように構成されていることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
(付記6) 吸着ヘッドに柔軟物を吸着保持し、前記吸着ヘッドに吸着保持した柔軟物を前記吸着ヘッドから離れた位置に配置されたカッターで切断し、吸着ヘッドの一部を移動させて前記柔軟物の切断により生じた端部を吸着ヘッドの下方まで移動させ、前記吸着ヘッドの下方に配置された前記柔軟物の端部を撮像し、基準位置からの位置ずれを算出し、前記柔軟物の基準位置からの位置ずれを補正し、前記吸着ヘッドで前記柔軟物をワークの所定位置に押し当てることを特徴とする柔軟物の位置合わせ方法。
(付記7) 前記吸着ヘッドの一部を移動させるときは、前記吸着ヘッドの移動しない部分における前記柔軟物の吸着力を、前記吸着ヘッドの移動する部分における前記柔軟物の吸着力より小さくすることを特徴とする付記6に記載の柔軟物の位置合わせ方法。
(付記8) 前記吸着ヘッドの一部を移動させることは、前記吸着ヘッドの移動する部分の吸引ラインを減圧することによって配管の一部を収縮させることを含むことを特徴とする付記6又は付記7に記載の柔軟物の位置合わせ方法。
1,61 貼り付け装置
2,62 位置合わせ装置
5 テープ(柔軟物)
5A 端部
14 撮像装置
21,71 第1の吸着ヘッド
22,72 第2の吸着ヘッド
41 アクチュエータ(駆動部)
51 カッター
76 蛇腹部(駆動部)
W ワーク

Claims (5)

  1. 柔軟物を吸着保持する第1の吸着ヘッドと、
    前記第1の吸着ヘッドに対して移動可能で、前記柔軟物を吸着保持する第2の吸着ヘッドと、
    前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して所定距離だけ移動させる駆動部と、
    前記柔軟物を吸着保持した前記第2の吸着ヘッドを所定距離だけ前記第1の吸着ヘッドから引き離した後に前記第1の吸着ヘッドに吸着された前記柔軟物の端部を撮影する撮像装置と、
    前記撮像装置で撮影した前記柔軟物の端部の基準位置からの位置ずれを算出し、位置ずれを補正する制御装置と、
    を含むことを特徴とする柔軟物の位置合わせ装置。
  2. 前記駆動部は、前記第1の吸着ヘッドの外側に配置された前記柔軟物の端部を前記第1の吸着ヘッドの下方に引き込む位置まで前記第2の吸着ヘッドを前記第1の吸着ヘッドに対して移動させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
  3. 前記制御装置は、前記駆動部で前記第2の吸着ヘッドを移動させるときに、前記第1の吸着ヘッドにおける前記柔軟物の吸着力を前記第2の吸着ヘッドにおける前記柔軟物の吸着力より小さく設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
  4. 前記駆動部は、前記第2の吸着ヘッドに接続され、前記第2の吸着ヘッドに吸着力を発生させる配管の一部に設けられ、前記配管を減圧したときに収縮する蛇腹部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の柔軟物の位置合わせ装置。
  5. 吸着ヘッドに柔軟物を吸着保持し、
    前記吸着ヘッドに吸着保持した柔軟物を前記吸着ヘッドから離れた位置に配置されたカッターで切断し、
    吸着ヘッドの一部を移動させて前記柔軟物の切断により生じた端部を吸着ヘッドの下方まで移動させ、
    前記吸着ヘッドの下方に配置された前記柔軟物の端部を撮像し、基準位置からの位置ずれを算出し、
    前記柔軟物の基準位置からの位置ずれを補正し、前記吸着ヘッドで前記柔軟物をワークの所定位置に押し当てることを特徴とする柔軟物の位置合わせ方法。
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