JP3862126B2 - レンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄方法及び装置 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄方法及び装置に関し、更に詳しくは、撮影レンズがレンズ付きフイルムユニットに組み付けられた状態での洗浄方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
簡単な撮影機構が組み込まれ、予め写真フイルムが装填されたレンズ付きフイルムユニットが各種製造販売されている。レンズ付きフイルムユニットの構成部品は大まかに分けて、写真フイルムが装填される本体基部,撮影レンズやシャッタ機構等がユニット化された露光ユニット,ストロボ回路やストロボ発光部等がユニット化されたストロボユニット,本体部の前面側を覆う前カバー,本体部の背面側を覆う後カバー,前カバー及び後カバーの外周に巻き付けられるように貼付されるラベル等からなる。
【0003】
上記レンズ付きフイルムユニットは、ユーザーによる現像及びプリントの依頼時に現像所等にて回収され、製造メーカーのリサイクル工場にてリサイクルされている。具体的には、常時外部に露呈されているために傷や汚れがつきやすい前カバー及び後カバーは、粉砕してペレット化された後に新たな部品の原材料として再利用され、本体基部と、この本体基部に取り付けられた状態の露光ユニット及びストロボユニットは、各部の洗浄と機能検査の後に再使用される。
【0004】
撮影レンズは、常に外部に露呈されているため傷や汚れがつきやすいが、他のプラスチック成形部品に比べて製造コストがやや高いため、洗浄して再使用されている。撮影レンズは、露光ユニットから取り外された後に、超音波洗浄により洗浄される。また、撮影レンズの汚れは、表面にのみ付着しているのが大部分であるため、リサイクルコストの削減のために撮影レンズを露光ユニットに取り付けた状態のまま、撮影レンズの表面をクリーニングテープを介してクリーニングヘッドで擦ることにより洗浄する方法が特開平10−62915号公報にて発明されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記露光ユニットに取り付けた状態での撮影レンズの洗浄方法では、クリーニングテープにテンションが掛けられた状態でクリーニングヘッドを回動させている。しかしながら、この方法ではクリーニング装置全体、あるいは治具上の露光ユニットを回転させる必要があり、設備が複雑になり、設備コストが高くなってしまう。
【0006】
また、クリーニングテープの帯状材料を一定長さずつ搬送するには、ダンサーローラとこのダンサーローラの移動位置を検出する光学センサ等が用いられていた。しかしながら、これらの機構を洗浄装置に組み込むと、レンズ付きフイルムユニットのリサイクルコストが上昇してしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、露光ユニットに取り付けられた状態の撮影レンズを効果的に洗浄できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明のレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄方法は、クリーニングテープによる撮影レンズの洗浄の前に、撮影レンズに当接して往復移動する洗浄ブラシにより撮影レンズに付着したゴミや埃を取り除き、クリーニングヘッド及びクリーニングテープにて撮影レンズを洗浄する際には、クリーニングテープに弛みを形成して該クリーニングテープを撮影レンズに押し付け、弛みの範囲で往復回動運動させるようにしたものである。また、クリーニングテープによる撮影レンズの洗浄の前に、該撮影レンズに洗浄用の液体を供給するようにしたものである。なお、本発明中に記載されている回動とは、正逆方向に円運動すること、あるいは一方向に円運動することの両方を含み、要するに回る運動の全てを含むものである。
【0009】
更に、本発明のレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄装置は、クリーニングテープを供給する供給ロールと、使用済みのクリーニングテープを巻き取る巻取りロールと、これら供給ロールと巻取りロールとの間に配置され、レンズ付きフイルムユニットの撮影レンズに対面するようにクリーニングテープが掛けられる一対の固定ローラと、クリーニングテープを介して撮影レンズに当接して往復移動するクリーニングヘッドと、該供給ローラ及び巻取りローラ、並びにクリーニングヘッドを保持する保持手段と、該クリーニングヘッドが撮影レンズに当接する洗浄位置と撮影レンズから離れる退避位置との間で保持手段を移動させる移動手段とから構成し、該保持手段を洗浄位置に移動させた際に、固定ローラに掛けられていた部分で弛むクリーニングテープを介してクリーニングヘッドを撮影レンズに押しつけ、弛みの範囲で往復回動運動にてクリーニングテープを撮影レンズに擦りつけることにより、撮影レンズを洗浄するようにしたものである。
【0010】
また、移動手段による保持手段の移動を利用して、供給ロールから一定量のクリーニングテープを繰り出すテープ繰り出し機構を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の撮影レンズ洗浄方法及び装置によって撮影レンズが洗浄されるレンズ付きフイルムユニットの外観形状を示すものである。レンズ付きフイルムユニット2は、写真フイルムが装填され各種撮影機構が組み込まれたユニット本体3と、このユニット本体3の外周に貼付されるラベル4とからなる。ユニット本体3の前面には、撮影レンズ5,接眼側ファインダ窓6,ストロボ発光部7,ストロボ操作部8等が設けられており、上面にはシャッタボタン9,カウンタ表示窓10,充電完了表示用ライトガイド11等が設けられている。ユニット本体3の背面からは、撮影後のフイルム巻上げに用いられる巻上げノブ12の一部が露呈されている。
【0012】
図3に分解して示すように、ユニット本体3は、前カバー14,本体基部15,露光ユニット16,ストロボユニット17,電池18,フイルムカートリッジ19,後カバー20,スイッチ板21,受け板22から構成されている。フイルムカートリッジ19は、IX240タイプのカートリッジ本体24と、このカートリッジ本体24内に収納される写真フイルム25とからなる。カートリッジ本体24内には、写真フイルム25が巻き付けられるスプール26と、遮光蓋27とが組み込まれている。遮光蓋27は棒形状をしており、写真フイルム25が出入りするフイルム出入り口の奥に組み込まれて、該フイルム出入り口を開閉する。この遮光蓋27の端部は、カートリッジ本体24の端面から外部に露呈されており、カートリッジ本体24外からの操作によって開閉される。
【0013】
本体基部15には、カートリッジ本体24が収納されるカートリッジ室29と、カートリッジ本体24から引き出されてロール状に巻かれた写真フイルム25が収納されるフイルム室30とが一体に設けられている。これらカートリッジ室29とフイルム室30との間には、撮影光路を遮光する遮光筒とこの遮光筒に連なるアパーチャーとが設けられており、露光ユニット16は遮光筒の前面に取り付けられる。遮光筒の下方には、ストロボユニット17の電源となる電池18が収納される。
【0014】
カートリッジ室29の上部には、巻上げノブ12が回動自在に取り付けられる。巻上げノブ12の下面には、図示しない係合軸が一体に形成されており、この係合軸はカートリッジ本体24のスプール26に係合する。フイルム巻き上げ操作を行うと、未露光の写真フイルム25がフイルム室30から引き出されて露光ユニット16の後方に配置されたアパーチャーにセットされ、これと同時に露光済みの写真フイルム25がカートリッジ本体24内に巻き上げられる。カートリッジ室29の上面で巻上げノブ12の下方には、写真フイルム25がカートリッジ本体24内に全て巻き込まれるだけの巻上げノブ12の回転量を検出して、カートリッジ本体24の遮光蓋27を閉鎖する遮光蓋閉鎖機構が組み込まれている。
【0015】
露光ユニット16は、撮影レンズ5やファインダを構成する対物レンズ及び接眼レンズ、シャッタボタン9,ライトガイド11,シャッタレリーズ機構,シャッタチャージ機構、フイルム巻止め機構、フイルムカウンタ機構等をユニット化したものである。撮影レンズ5は、露光ユニット16の前面に取り付けられる保持板32に形成された筒部32aに収められており、本体基部15の前面に取り付けられる前カバー14の内面によって筒部32aから抜け落ちないように押さえられる。本実施形態のレンズ付きフイルムユニット2は、シャッタボタン9とライトガイド11とが取り外された露光ユニット16と、遮光蓋閉鎖機構とが取り付けられた状態で本体基部15ごとリユースされる。
【0016】
ストロボユニット17は、各種電気部品が取り付けられてストロボ回路が形成されたプリント基板34と、放電管やリフレクタ,拡散板等からなるストロボ発光部7とから構成されている。プリント基板34には、露光ユニット16のシャッタレリーズ機構のレリーズ動作によってオンし、ストロボ発光を行わせるシンクロスイッチ35と、ストロボ操作部8のスライド操作によってオン/オフされる充電スイッチ36とが設けられている。また、プリント基板34の下部には、電池18をストロボ回路に接続する金属接片37a,37bが取り付けられている。このストロボユニット17は、分解ラインにおいて本体基部15から取り外され、機能検査や洗浄工程を経てリユースされる。
【0017】
後カバー20は、本体基部15の背面を覆うように背後に取り付けられる。この後カバー20には、カートリッジ室29とフイルム室30との底面を塞ぐプルトップ式の底蓋20a,20bとが一体に形成されている。底蓋20a,20bは、本体基部15に後カバー20を取り付けた後に閉鎖され、カートリッジ室29及びフイルム室30内を光密に塞ぐ。底蓋20aは、現像所でフイルムカートリッジ19を取り出す際に開放される。この後カバー20は、分解時に粉砕してペレット化され、新たな後カバー20の原材料としてリサイクルされる。
【0018】
前カバー14は、前面に撮影レンズ5を露呈させる撮影レンズ用開口14a,ストロボ操作部8を露呈させる開口14b,ストロボ発光部7を露呈させる開口14c等が形成されており、本体基部15の前面に取り付けられて露光ユニット16やストロボユニット17等を覆う。この前カバー14は、分解ラインにおいて本体基部15から取り外された後に粉砕してペレット化され、新たな前カバー14の原材料としてリサイクルされる。
【0019】
ストロボユニット17と前カバー14との間には、ストロボ操作部8が一体に形成されたスイッチ板21と、このスイッチ板21をスライド自在に支持する受け板22とが組み込まれる。スイッチ板21は、上方にスライドされた際にプリント基板34の充電スイッチ36をオンさせ、ストロボ回路にストロボ充電を行わせる。また、スイッチ板21には、露光ユニット16に組み付けられたライトガイド11に係合する係合部21aが形成されており、ストロボ操作部8が上方にスライドされると、これに連動してライトガイド11も上方に移動し、レンズ付きフイルムユニット2の上面から外部に突出する。プリント基板34には、ストロボ充電の完了時に発光するLEDが取り付けられており、このLEDから放射された光は、ライトガイド11によってレンズ付きフイルムユニット2外に導かれ、撮影者と被撮影者とに撮影準備が完了したことを知らせる。
【0020】
ラベル4は、前カバー14と後カバー20との外周に粘着剤を用いて貼付される。ラベル4には、ユニット本体3の各部を露呈させるための開口が形成されている。このラベル4は、前カバー14及び後カバー20の成形に使用されるプラスチックと相溶性を有するプラスチックフイルムをベースに形成されており、前カバー14及び後カバー20とともに粉砕されてリサイクルされる。
【0021】
上記レンズ付きフイルムユニット2は、現像所で回収された後にレンズ付きフイルムユニットのリサイクル工場に集められる。リサイクル工場には、レンズ付きフイルムユニット2を分解する分解ラインと、再使用される部品の機能検査と洗浄とが行われる検査・洗浄ラインとが設けられている。分解ラインは、以下に説明する工程からなる。
【0022】
分解ラインの第1工程では、前カバー14と後カバー20との上面と底面との合わせ目に沿って、レーザマーカ等によりラベル4が切断される。第2工程では、ラベル4の所要部に穴が形成される。この穴あけは、前カバー14と後カバー20とが本体基部15に係合している係合部を解除する際に治具が挿入しやすくするために行われる。第3工程では、前カバー14と本体基部15との間の係合が解除される。第4工程では、前カバー14が本体基部15から取り外される。第5工程では、本体基部15からスイッチ板21と受け板22とが取り外される。第6工程では、本体基部15からストロボユニット17と電池18とが取り外される。第7工程では、本体基部15と後カバー20との係合が解除される。第8工程では、本体基部15から後カバー20が取り外される。第9工程では、シャッタボタン9,充電完了表示用ライトガイド11,巻上げノブ12が取り外される。
【0023】
露光ユニット16と遮光蓋閉鎖機構とが取り付けられた状態の本体基部15と、ストロボユニット17と、スイッチ板21及び受け板22は、それぞれの検査・洗浄ラインに送られる。前カバー14と後カバー20は、粉砕してペレット化され原材料として再利用される。
【0024】
図4は、本体基部15の検査・洗浄ラインの作業順序を示すフローチャートである。検査・洗浄ラインは、間欠回転するインデックステーブルの回転方向に沿って、各工程の作業を実施する装置が配置されているもので、インデックステーブルには板形状のパレット40(図5参照)が複数取り付けられており、本体基部15はこのパレット40上に載置されて搬送される。
【0025】
検査・洗浄ラインは大きく分けて13の工程からなる。第1工程は、ラインへの本体基部15の供給が行われる。第2工程は、エアブローや除電ブローにより本体基部15に付着したゴミや埃,静電気等の除去が行われる。第3工程は、遮光蓋閉鎖機構の初期位置へのセットが行われ、第4工程では遮光蓋検査機構の検査が、第5工程では遮光蓋閉鎖機構の再度の初期位置へのセットが行われる。第6〜8工程では、本発明の撮影レンズ5の洗浄が実施される。第9工程では、シャッタ機構のシャッタチャージが行われ、第10工程ではフイルムカウンタの初期位置へのセットが行われる。第11工程ではシャッタ検査が、第12工程ではフイルムカウンタ検査がそれぞれ行われる。第13工程では、NG品の排出が行われる。機能検査に合格し、洗浄が完了した本体基部15は、レンズ付きフイルムユニットの組立工場に搬送され、新しいレンズ付きフイルムユニットの構成部品として再使用される。
【0026】
図5は、検査・洗浄ラインの第6工程を示すものである。第6工程では、ブラシが42が植設されたブラッシングヘッド43がソレノイドやエアシリンダ,カム等によって矢印A方向に下降して撮影レンズ5に当接し、その後に、図示しないモータによって軸方向に沿って回動するとともに、カム機構等によって矢印B1,B2方向に往復揺動される。これにより、撮影レンズ5に付着していたゴミや埃が取り除かれる。図6は、検査・洗浄ラインの第7工程を示すものである。第7工程では、給水装置45によって、撮影レンズ5の表面に洗浄用の液体、例えば水が少量だけ供給される。
【0027】
図7は、検査・洗浄ラインの第7工程の撮影レンズ洗浄装置を示すものである。撮影レンズ洗浄装置47は、未使用のクリーニングテープ48が巻き付けられた供給ロール49と、使用済みのクリーニングテープ48を巻き取る巻取りロール50と、これら供給ロール49と巻取りロール50との間に配置されてクリーニングテープ48が掛けられる一対の固定ローラ51,52と、供給ロール51,52からクリーニングテープ48を繰り出すテープ繰り出し機構を構成する繰り出しローラ53と、供給ロール49と巻取りロール50との間でクリーニングテープ48が掛けられる複数のローラと、撮影レンズ5のクリーニング時にクリーニングテープ48の移動を停止させる第1挟持機構54及び第2挟持機構55と、クリーニングヘッド56と、固定ローラ51,52以外の構成部品が取り付けられる保持手段である保持プレート57と、この保持プレート57を昇降させる移動手段であるソレノイド58,59と、このソレノイド58,59を介して保持プレート57を支持する支持台60とから構成されている。
【0028】
供給ロール49と巻取りロール50とは、保持プレート57の背後に配置されたそれぞれのモータによって矢印で示す巻取り方向に弱い回転力で常時回転されており、クリーニングテープ48には常にテンションが付与されている。この供給ロール49と巻取りロール50とは、互いにクリーニングテープ48を引き合うが、両者の回転力を同じとし、固定ローラ51,52の近傍にそれぞれ3個ずつ設けた負荷ローラ67,68によってクリーニングテープ48の移動に負荷を加えることにより、供給ロール49と巻取りロール50との引き合う力のバランスが取れるため、クリーニングテープ48は移動しない。
【0029】
クリーニングヘッド56は、ウレタンゴムで円柱形状に形成されたヘッド部62と、このヘッド部62を保持する保持部63と、クリーニングヘッド62の駆動源となるモータ64と、このモータ64の一方向の回転を減速して往復回動に変換するギヤボックス65とからなる。このクリーニングヘッド62は、クリーニングテープ48を介して撮影レンズ5に当接し、往復回動することでクリーニングテープ48を撮影レンズ5に擦りつけ、撮影レンズ5に付着した汚れなどを洗浄する。
【0030】
保持プレート57は、背後に配置された支持台60にソレノイド58,59を介して保持されている。ソレノイド58,59は、支持台60に固定されており、ソレノイド58,59のプランジャ58a,59aの先端は、保持プレート57の側方に突設された突出片57a,57bに接続されている。ソレノイド58,59は、プランジャ58a,59aを突出あるいは引き込むことで、クリーニングヘッド56のヘッド部62が撮影レンズ5の上方に配置されている退避位置と、図1に示すように、ヘッド部62が撮影レンズ5に当接する洗浄位置との間で保持プレート57を昇降させる。
【0031】
保持プレート57が退避位置から洗浄位置に下降すると、保持プレート57に取り付けられた負荷ローラ67,68と、支持台60に取り付けられた固定ローラ51,52との間でクリーニングテープ48に弛みが発生する。クリーニングヘッド56は、この弛んだクリーニングテープ48を介して撮影レンズ5に当接し、往復回動する。このように、クリーニングテープ48に弛みが形成されることにより、クリーニングテープ48は弛みの範囲において撮影レンズ5の表面を擦り、表面に付着する汚れ,異物を取り去ることができる。なお、本発明中に記載されている回動とは、正逆方向に円運動すること、あるいは一方向に円運動することの両方を含み、要するに回る運動の全てを含むものである。
【0032】
第1挟持装置54及び第2挟持装置55は、クリーニングテープ48の一方の面に対面するソレノイド70,71と、このソレノイド70,71にクリーニングテープ48を挟んで対面する挟持板72,73とからなる。これら第1挟持装置54及び第2挟持装置55は、保持プレート57が洗浄位置に下降された際にそれぞれのソレノイド70,71のプランジャ70a,71aを突出させ、対面する挟持板72,73とでクリーニングテープ48を挟み込み、クリーニングテープ48の移動を阻止する。これにより、供給ロール49と巻取りロール50とがクリーニングテープ48を巻き取り、弛みを吸収してしまうのを防止することができるため、また、保持プレート57が洗浄位置から退避位置に向けて上昇する際には、第1挟持装置54及び第2挟持装置55はクリーニングテープ48の挟み込みを解除する。
【0033】
図8に示すように、繰り出しローラ53は、テープ繰り出し機構を構成する軸75に回転自在に軸支されており、この軸75の他端には、カム部材76が取り付けられている。カム部材76は、略クランク形状とされており、円柱形状の挿通部76aが略クランク形状のカム溝77に挿入される。カム溝77は、固定ローラ51,52と同様に支持台60に設けられている。繰り出しローラ53とカム部材76との間には、カム部材76の反時計方向への回転を繰り出しローラ53に伝達せず、カム部材76の時計方向への回転のみを繰り出しローラ53に伝達する一方向クラッチ78が取り付けられている。
【0034】
図7に示すように、保持プレート57が退避位置にある際には、図9に示すように、カム部材76の挿通部76aはカム溝77の上端に配置されている。そして、保持プレート57が洗浄位置に向けて下降すると、図10に示すように、挿通部76aはカム溝77に沿ってカム溝77の下端に移動し、その際にカム部材76は図中反時計方向に回転する。しかしながら、この反時計方向の回転は、一方向クラッチ78によって吸収されるため、繰り出しローラ53は回転しない。
【0035】
また、前述の動作とは逆に、保持プレートが洗浄位置から退避位置へと上昇する際には、カム部材76は時計方向に回動する。このカム部材76の時計方向の回動は、一方向クラッチ78によって繰り出しローラ53に伝達されるため、繰り出しローラ53は供給ロール49からクリーニングテープ48を繰り出す。供給ロール49からクリーニングテープ48が繰り出されると、繰り出しローラ53と巻取りロール49との間に弛みが形成されるが、この弛みは巻取りロール50によってすぐに巻き取られる。このように、保持プレート57の移動を利用して一定量ずつクリーニングテープ48を繰り出すようにしたので、クリーニングテープ48の繰り出し量を測定するダンサーローラやセンサ等が必要なく、装置の製造コストを低減させることができる。
【0036】
次に、上記実施形態の作用について説明する。使用後に現像所で回収されたレンズ付きフイルムユニットは、レンズ付きフイルムユニットのリサイクル工場に集められる。リサイクル工場では、レンズ付きフイルムユニットは機種ごとに分類され、機種ごとの分解ラインに搬送される。この分解ラインでは、図2及び図3に示すレンズ付きフイルムユニット2は、本体基部15に、シャッタボタン9と充電完了表示用ライトガイド11とが取り外された状態の露光ユニット16と遮光蓋閉鎖機構とが取り付けられた状態となるまで分解される。本体基部15から取り外された前カバー14及び後カバー20は、原材料としてリサイクルされ、本体基部15,ストロボユニット17,スイッチ板21,受け板22は、それぞれの検査・洗浄工程に搬送される。
【0037】
検査・洗浄ラインでは、図4に示すフローチャートにしたがって本体基部15の検査・洗浄が実施される。第1工程では、ラインに本体基部15が供給され、第2工程では、エアブローや除電ブローによって本体基部15に付着したゴミや埃,静電気等の除去が行われる。第3工程は、遮光蓋閉鎖機構の初期位置へのセットが行われ、第4工程では遮光蓋検査機構の検査が、第5工程では遮光蓋閉鎖機構の再度の初期位置へのセットが行われる。
【0038】
第6工程では、図5に示すように、ブラッシングヘッド43がソレノイドやエアシリンダ,カム等によって矢印A方向に下降して、植設されたブラシが42を撮影レンズ5に当接させる。ブラッシングヘッド43は、図示しないモータによって軸方向に沿って回動するとともに、カム機構等によって矢印B1,B2方向に往復揺動され、撮影レンズ5に付着していたゴミや埃を取り除く。第7工程では、図6に示すように、給水装置45が本体基部15の撮影レンズ5の上方に配置され、撮影レンズ5の表面に洗浄用の液体、例えば水が少量だけ供給される。なお、洗浄用液体の供給方法としては、液を満たした台からの転写でもよい。
【0039】
第8工程では、図7に示す撮影レンズ洗浄装置47が本体基部15の上方にセットされる。本体基部15が所定の位置に停止されると、撮影レンズ洗浄装置47のソレノイド58,59が作動し、プランジャ58a,59aを突出させる。これにより、プランジャ58a,59aが保持プレート57の突出片57a,57bを押圧し、保持プレート57を退避位置から下方の洗浄位置に向けて下降させる。また、ソレノイド58,59の作動と同時に、第1挟持装置54及び第2挟持装置55のソレノイド70,71が作動を開始し、プランジャ70a,71aと挟持板72,73によってクリーニングテープ48を挟み込む。
【0040】
保持プレート57が更に下降すると、図1に示すように、保持プレート57に取り付けられた負荷ローラ67,68と、固定ローラ51,52との間のクリーニングテープ48が弛みを形成する。また、クリーニングヘッド56のヘッド部62は、弛んだクリーニングテープ48を介して撮影レンズ5に当接する。その後、モータ64の回動によってクリーニングヘッド56が往復回動を開始し、クリーニングテープ48を撮影レンズ5に擦りつける。ヘッド部62は、ウレタンゴムで形成されているため撮影レンズ5の形状に沿って変形し、また、クリーニングテープ48は弛まされているため確実にヘッド部62の往復回動に追従する。これにより、装置全体を回転させる等の複雑な機構を用いずに、撮影レンズ5の表面の汚れが効果的に除去される。
【0041】
また、図8に示すように、保持プレート57の下降に連動して、繰り出し用ローラ53と同軸で設けられたカム部材76の挿通部76aがカム溝77内を移動するため、カム部材76は図9に示す位置から図10に示す位置に向けて反時計方向に回転する。このカム部材76の回転は、一方向クラッチ78により吸収されるため、繰り出し用ローラ53は回転しない。
【0042】
ヘッド部62の所定時間の往復回動が終了すると、ソレノイド58,59のプランジャ58a,59aが引き戻され、保持プレート57は洗浄位置から上方の退避位置に向けて移動される。また、これと同時に第1挟持装置54及び第2挟持装置55のソレノイド70,71もプランジャ70a,71aを引き戻し、クリーニングテープ48の挟み込みを解除する。
【0043】
保持プレート57が上昇すると、カム部材76は、図10に示す位置から図9に示す位置に向けて移動し、その際に図中時計方向に向けて回転する。このカム部材76の時計方向の回転は、一方向クラッチ78によって繰り出し用ローラ53に伝達されるため、繰り出し用ローラ53は図7中において時計方向に回転し、供給ロール49からクリーニングテープ48を一定量引き出す。供給ロール49からクリーニングテープ48が繰り出されると、繰り出しローラ53と巻取りロール49との間に弛みが形成されるが、この弛みは巻取りロール50によってすぐに巻き取られる。このように、保持プレート57の移動を利用して一定量ずつクリーニングテープ48を繰り出すようにしたので、クリーニングテープ48の繰り出し量を測定するダンサーローラやセンサ等が必要ないため、装置の製造コストを低減させることができる。
【0044】
撮影レンズ5の洗浄が終了した本体基部15は、第9工程に搬送されてシャッタ機構のシャッタチャージが行われる。また、第10工程ではフイルムカウンタの初期位置へのセット,第11工程ではシャッタ検査,第12工程ではフイルムカウンタ検査がそれぞれ行われる。第13工程では、各検査に不合格となったNG品の排出が行われる。機能検査に合格し、洗浄が完了した本体基部15は、レンズ付きフイルムユニットの組立工場に搬送され、新しいレンズ付きフイルムユニットの構成部品として再使用される。
【0045】
なお、上記実施形態では、常時撮影レンズが外部に露呈されているレンズ付きフイルムユニットを例に説明したが、不使用時にレンズカバーによって撮影レンズが保護されるレンズ付きフイルムユニットにも適用することができる。また、1枚構成の撮影レンズを用いたレンズ付きフイルムユニットを例に説明したが、複数枚からなる撮影レンズを使用したレンズ付きフイルムユニットにも適用することができる。
【0046】
更に、撮影レンズを露光ユニットに組み付けたままの状態で洗浄しているが、本発明の洗浄方法は、単体部品としての撮影レンズに対しても適用することができる。したがって、市場からの回収品のみならず、新規にレンズ付きフイルムユニットに組み込まれる撮影レンズに対しても簡便に洗浄を施すことができる。また、本発明の洗浄方法は撮影レンズの洗浄に限られるものではなく、例えばファインダレンズやストロボ発光部等の洗浄にも利用することができる。更に、洗浄用の液体を使用するようにしたが、洗浄用の液体を使用しなくても十分な洗浄効果をえることができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄方法及び装置は、クリーニングテープに弛みを形成して往復回動させることにより、撮影レンズにクリーニングテープを擦り付けるようにしたので、クリーニング装置全体、あるいは治具上の露光ユニットを回転させる等の複雑な機構を用いずに、撮影レンズに付着した汚れを洗浄することができる。また、クリーニングテープによる撮影レンズの洗浄の前に、撮影レンズに当接して往復移動する洗浄ブラシにより撮影レンズに付着したゴミや埃を取り除くようにしたので、クリーニングテープでの洗浄時に粒子の粗いゴミ等によって撮影レンズに傷がつくようなことはない。
【0048】
また、クリーニングテープによる撮影レンズの洗浄の前に、撮影レンズに洗浄用の液体を供給するようにしたので、より効果的に撮影レンズの汚れを取り除くことができる。
【0049】
更に、移動手段による保持手段の移動を利用して供給ロールから一定量のクリーニングテープを繰り出す簡便なテープ繰り出し機構を設けたので、ダンサーローラとセンサとを用いていた従来の装置よりもコストを削減することができ、リサイクルコストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮影レンズ洗浄時の洗浄装置の状態を示す正面図である。
【図2】本発明の洗浄装置により撮影レンズが洗浄されるレンズ付きフイルムユニットの外観形状を示す斜視図である。
【図3】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】検査・洗浄ラインの作業順序を示すフローチャートである。
【図5】撮影レンズのブラッシング工程を示す説明図である。
【図6】洗浄用液体の供給工程を示す説明図である。
【図7】撮影レンズ洗浄装置の構成を示す正面図である。
【図8】テープ繰り出し機構の構成を示す分解斜視図である。
【図9】保持プレートが退避位置にある際のテープ繰り出し機構の状態を示す説明図である。
【図10】保持プレートが洗浄位置にある際のテープ繰り出し機構の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット
5 撮影レンズ
14 前カバー
15 本体基部
16 露光ユニット
20 後カバー
43 ブラッシングヘッド
45 給水装置
48 クリーニングテープ
49 供給ロール
50 巻取りロール
51,52 固定ロール
53 繰り出しロール
54,55 挟持装置
56 クリーニングヘッド
57 保持プレート
58,59 ソレノイド
76 カム部材
77 カム溝
78 一方向クラッチ

Claims (4)

  1. 使用後に回収されたレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズに対面する位置で、テンションを付与しながらクリーニングテープを一定量ずつ搬送し、このクリーニングテープを介してクリーニングヘッドを撮影レンズに擦りつけて汚れを洗浄するレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄方法において、
    前記クリーニングテープによる撮影レンズの洗浄の前に、撮影レンズに当接して回動及び往復揺動する洗浄ブラシにより撮影レンズに付着したゴミや埃を取り除き、クリーニングヘッド及びクリーニングテープにて撮影レンズを洗浄する際には、クリーニングテープに弛みを形成し、この弛んだクリーニングテープを介してクリーニングヘッドを撮影レンズに押し付け、往復回動させることを特徴とするレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄方法。
  2. 前記クリーニングテープによる撮影レンズの洗浄の前に、該撮影レンズに洗浄用の液体を供給することを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄方法。
  3. クリーニングテープを供給する供給ロールと、
    使用済みのクリーニングテープを巻き取る巻取りロールと、
    これら供給ロールと巻取りロールとの間に配置され、レンズ付きフイルムユニットの撮影レンズに対面するようにテンションが付与されてクリーニングテープが掛けられる一対の固定ローラと、
    クリーニングテープを介して撮影レンズに当接して往復回動運動するクリーニングヘッドと、
    該供給ローラ及び巻取りローラ、並びにクリーニングヘッドを保持する保持手段と、
    該クリーニングヘッドが撮影レンズに当接する洗浄位置と撮影レンズから離れる退避位置との間で保持手段を移動させる移動手段とからなり、
    該保持手段を洗浄位置に移動させた際に、固定ローラに掛けられていた部分でクリーニングテープに弛みを形成し、この弛んだクリーニングテープを介してクリーニングヘッドを撮影レンズに押しつけ、かつ該弛みの範囲で往復回動させてクリーニングテープを撮影レンズに擦りつけることにより撮影レンズを洗浄することを特徴とするレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄装置。
  4. 前記移動手段による保持手段の移動を利用して、供給ロールから一定量のクリーニングテープを繰り出すテープ繰り出し機構を設けたことを特徴とする請求項3記載のレンズ付きフイルムユニットの撮影レンズ洗浄装置。
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