JP4812020B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/008Identification means, e.g. markings, RFID-tags; Data transfer means

Description

本発明は、被着体にラベルを貼付するラベル貼付装置に関し、特に、不良ラベルの回収機構を有するラベル貼付装置に関する。
昨今、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。また、商品等に貼付されるラベルに情報を記録し、このラベルを用いての商品等の管理も行われている。
このようなカードやラベル、あるいはタグを用いた情報管理においては、カードやラベル、あるいはタグに対して非接触状態にて情報の書き込みや読み出しを行うことが可能なICチップが搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベル、あるいは非接触型ICタグがその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。特に、非接触型ICラベルにおいては、被着体に貼付した場合、その後、被着体から不用意に分離しないため、例えば、配送物に貼付しておき、配送物の配送拠点にてICチップに情報を書き込んでいくことにより配送物の配送履歴を管理する等、貼付された被着体を確実に管理するための有効な手段として用いられている。
図10は、非接触型ICラベルを被着体に貼付する従来のラベル貼付装置を示す図である。
本従来例は図10に示すように、単片状のICラベル301が剥離可能に貼付されたウェブ状の剥離紙302が巻き付けられたローラ321と、ローラ321に巻き付けられたウェブ状の剥離紙302を引き出すとともに、ICラベル301が剥離された剥離紙302を回収するローラ323と、ローラ321,323間を剥離紙302を搬送するためのローラ322a,322bと、ローラ321から引き出された剥離紙302をローラ321,323から離れる方向に導き、剥離紙302をICラベル301の貼付面とは反対側に鋭角に折り曲げるための搬送台330と、ローラ321から引き出された剥離紙302が搬送台330にて鋭角に折り曲げられるまでの搬送経路に設けられたセンサ340、リーダ/ライタ350及び印字ヘッド360と、剥離紙302から剥離したICラベル301が貼付される配送物303を搬送するコンベヤー310と、これらを制御する制御部380とから構成されている。
上記のように構成されたラベル貼付装置においては、まず、ウェブ状の剥離紙302の一端がローラ323に固定され、ローラ323の回転によって剥離紙302の一端が引っ張られると、ローラ321に巻き付けられている剥離紙302及びICラベル301がローラ321から引き出され、搬送台330によってローラ321から離れる方向に搬送されていく。
剥離紙302がローラ321から引き出され、剥離紙302に貼付されたICラベル301がセンサ340にて検出されると、センサ340にてICラベル301が検出された旨が制御部380に通知され、制御部380において、通知されたタイミングに基づいてリーダ/ライタ350及び印字ヘッド360が制御される。
リーダ/ライタ350においては、対向する領域に搬送されてきたICラベル301に対して、非接触状態にて所定の情報が書き込まれ、その後、ICラベル301から情報が読み出されてリーダ/ライタ350にて書き込まれた情報と比較されることにより、情報が正確に書き込まれ、読み出されているかどうかが確認される。これにより、ICラベル301の良品/不良品が検査される。そして、検査の結果、良品であるとされたICラベル301に対しては所定の情報が書き込まれ、不良品であるとされたICラベル301に対しては情報の書き込みが行われない。なお、リーダ/ライタ350におけるICラベル301の検査結果は、制御部380に通知される。
ICラベル301が印字ヘッド360と対向する領域に搬送されると、印字ヘッド360において、制御部380の制御によって、対向する領域に搬送されてきたICラベル301が良品である場合は所定の情報が印字され、不良品である場合はICラベル301が不良品である旨を示すNGマーク等が印字される。
そして、剥離紙302に貼付されたICラベル301が、剥離紙302が搬送台330によって鋭角に折り曲げられる領域に搬送されると、剥離紙302がICラベル301の貼付面とは反対側に鋭角に折り曲げられて搬送されていくのに対してICラベル301は直進しようとするため、ICラベル301が剥離紙302から剥離する。
この領域には、剥離紙302に貼付されたICラベル301の搬送のタイミングに同期してコンベヤー310によって配送物303が搬送されてくるため、剥離紙302から剥離したICラベル301は、コンベヤー310によって搬送されてきた配送物303に貼付されることになる。
その後、配送物303に貼付されたICラベル301のうち、印字ヘッド360にてNGマーク等が印字された不良品であるICラベル301が配送物303から剥離されて回収される。
ところが、上述したように、不良品であるICラベル301が配送物303に一旦貼付された後に、このICラベル301が配送物303から剥離されて回収される場合、ICラベル301がきれいに剥がれずに配送物303にICラベル301の一部が残存してしまったり、ICラベル301の粘着剤が配送物303に付着したままとなって配送物303の表面がべたついてしまったりする。
また、リーダ/ライタ350における検査の結果、不良品であるICラベル301が検出された場合に、装置が停止し、不良品であるICラベル301を人手で剥離紙302から剥離して回収する場合もある。
ここで、特許文献1に、被着体に貼付するラベルが不良ラベルであった場合に、この不良ラベルを被着体に貼付する前に回収する機構が開示されている。この機構は、ウェブ状の剥離シートに貼付されたラベルの検査を行い、良品ラベルのみを剥離シートから剥離してその後に被着体に貼付し、また、不良ラベルを剥離シートから剥離せずに剥離シートとともに回収するものである。
特開平6−92336号公報
特許文献1に開示された機構を図10に示したラベル貼付装置に適用した場合、配送物303に貼付するICラベル301が不良ラベルであった場合に、この不良ラベルを配送物303に貼付する前に自動で回収するものであるため、不良品であるICラベル301がきれいに剥がれずに配送物303にICラベル301の一部が残存してしまったり、ICラベル301の粘着剤が配送物303に付着したままとなって配送物303の表面がべたついてしまったりすることがなく、また、装置を停止する必要がないものの、配送物303がコンベヤー310によってICラベル301の搬送タイミングに同期して搬送されてくるため、不良品であるICラベル301の搬送タイミングと同期して搬送されてきた配送物303にはICラベル301が貼付されないことになってしまう。
そこで、不良品であるICラベル301が検出された場合に、コンベヤー310による配送物303の搬送を、その不良品であるICラベル301の数だけ停止し、それにより、ICラベル301が貼付されない配送物303が生じてしまうことがないようにすることが考えられるが、コンベヤー310による配送物303の搬送とICラベル301の搬送とは、そのタイミングが同期して行われているため、一方の搬送のみを一度停止した後に搬送動作を再開する場合、コンベヤー310による配送物303の搬送とICラベル301の搬送との搬送タイミングを再度同期させなければならず、その処理が複雑になってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、剥離紙に一定間隔で貼付されて供給されたラベルのうち不良品であるラベルを被着体に貼付する前に回収しながらも、良品であるラベルを被着体の搬送を停止することなく、一定間隔で搬送されてくる全ての被着体に貼付することができるラベル貼付装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
ウェブ状の剥離紙に一定間隔で貼付されたラベルを、該ラベルが貼付される被着体が一定間隔で搬送されてくる領域に搬送して前記被着体に貼付するラベル貼付装置であって、
前記ラベルが剥離可能に貼付された前記剥離紙を搬送する第1の搬送手段と、
前記剥離紙に貼付された前記ラベルの良品/不良品を検査する検査手段と、
前記検査手段にて不良品であるとされたラベルを、前記剥離紙から剥離して回収する回収手段と、
前記検査手段にて良品であるとされたラベルを、前記剥離紙から剥離してウェブ状の搬送体に剥離可能に貼付する第1の剥離/貼付手段と、
前記搬送体を搬送することにより、該搬送体に剥離可能に貼付されたラベルを前記被着体が搬送されてくる領域に搬送する第2の搬送手段と、
前記第2の搬送手段によって搬送されたラベルを、前記被着体が搬送されてくる領域にて前記搬送体から剥離して前記被着体に貼付する第2の剥離/貼付手段とを有し、
前記第2の搬送手段は、
前記搬送体を一定速度で搬送し、前記剥離紙のうち前記検査手段にて不良品であるとされたラベルが貼付されていた領域が、前記良品であるとされたラベルが前記剥離紙から剥離される領域に搬送されてきた場合に、前記良品であるとされたラベルが当該領域に搬送されてくるまで前記搬送体の搬送を停止する第1の搬送系と、
前記搬送体を一定速度で搬送することにより、前記搬送体に貼付されたラベルを前記被着体が搬送されてくる領域に搬送する第2の搬送系とを有し、
前記搬送体が、前記第1の搬送系と第2の搬送系との間に弛みを具備し、前記第1の搬送系と前記第2の搬送系とで前記搬送体の搬送動作が互いに独立して制御される。
上記のように構成された本発明においては、ウェブ状の剥離紙に一定間隔で貼付されたラベルが第1の搬送手段による剥離紙の搬送によって搬送されてくると、検査手段において、ラベルが剥離紙に貼付された状態で良品/不良品の検査が行われ、検査手段にて良品/不良品の検査が行われたラベルは、第1の搬送手段による剥離紙の搬送によって回収手段に対向する領域に搬送されていく。回収手段においては、剥離紙に貼付されたラベルのうち、検査手段にて不良品であるとされたラベルが剥離紙から剥離されて回収される。その後、検査手段にて良品であるとされたラベルは、第1の搬送手段による剥離紙の搬送によって第1の剥離/貼付手段に搬送される。そのため、第1の剥離/貼付手段に搬送された剥離紙においては、不良品であるとされたラベルが貼付されていた領域にラベルが貼付されていない、いわゆる歯抜け状態となっている。そして、第1の剥離/貼付手段において、良品であるとされたラベルが剥離紙から剥離されてウェブ状の搬送体に剥離可能に貼付される。この際、ウェブ状の搬送体は、搬送体を搬送する第2の搬送手段の第1の搬送系によって一定速度で搬送されているが、剥離紙のうち検査手段にて不良品であるとされたラベルが貼付されていた領域が、良品であるとされたラベルが剥離紙から剥離される領域に搬送されてくると搬送体の搬送が停止し、その後、検査手段にて良品であるとされたラベルがその領域に搬送されてくると、搬送体が再び一定速度で搬送される。これにより、剥離紙においては不良品であるとされたラベルが貼付されていた領域にラベルが貼付されていない、いわゆる歯抜け状態となっていたものの、ウェブ状の搬送体においては、良品であるとされたラベルが一定間隔で貼付された状態となる。良品であるとされたラベルが一定間隔で貼付された搬送体は、その後、第2の搬送手段の第2の搬送系によって一定速度で搬送され、搬送体に剥離可能に貼付されたラベルが第2の剥離/貼付手段に搬送される。この第2の剥離/貼付手段が設けられた領域には、ラベルが貼付される被着体が一定間隔で搬送されてくるため、第2の剥離/貼付手段において、良品であるとされたラベルが剥離紙から剥離され、一定間隔で搬送されてくる被着体に順次貼付される。ここで、第2の搬送手段によって搬送される搬送体は、第1の搬送系においては、剥離紙のうち検査手段にて不良品であるとされたラベルが貼付されていた領域が、良品であるとされたラベルが剥離紙から剥離される領域に搬送されてきた場合に搬送が停止する一方、第2の搬送系においては一定速度で搬送されているが、第1の搬送系と第2の搬送系との間に弛みを具備していることにより、第1の搬送系と第2の搬送系との搬送動作の違いによる搬送体の搬送経路長の差がこの弛みによって吸収され、第1の搬送系にて搬送体の搬送が停止した場合でも第2の搬送系にて一定速度で搬送体の搬送が可能となっている。
このように、剥離紙に貼付されて供給されたラベルのうち不良品であるラベルが被着体に貼付される前に回収されながらも、良品であるとされたラベルが搬送体に一定間隔で貼付され、この搬送体から剥離されて被着体に貼付されるので、被着体の搬送を停止することなく、良品であるとされたラベルが、一定間隔で搬送されてくる全ての被着体に貼付されることになる。
以上説明したように本発明においては、ウェブ状の剥離紙に一定間隔で貼付されて供給されたラベルのうち不良品であるラベルを剥離紙から剥離して回収し、その後、良品であるとされたラベルを剥離紙から剥離してウェブ状の搬送体に貼付する際に、一定速度で搬送されている搬送体の搬送を、剥離紙のうち検査手段にて不良品であるとされたラベルが貼付されていた領域が、良品であるとされたラベルが剥離紙から剥離される領域に搬送されてきた場合に、良品であるとされたラベルがその領域に搬送されてくるまで停止することにより、良品であるとされたラベルを搬送体に一定間隔で貼付し、このラベルを搬送体から剥離して被着体に貼付する構成としたため、剥離紙に貼付されて供給されたラベルのうち不良品であるラベルを被着体に貼付する前に回収しながらも、良品であるラベルを被着体の搬送を停止することなく、一定間隔で搬送されてくる全ての被着体に貼付することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のラベル貼付装置の実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、単片状のICラベル1が一定間隔で剥離可能に貼付されたウェブ状の剥離紙2が巻き付けられたローラ21と、ローラ21に巻き付けられたウェブ状の剥離紙2を引き出すとともに、ICラベル1が剥離された剥離紙2を回収するローラ23と、ローラ21,23間にて剥離紙2を搬送するための3つのローラ22a,22b,24と、ローラ21から引き出された剥離紙2をローラ21,23から離れる方向に導き、剥離紙2をICラベル1の貼付面とは反対側に鋭角に折り曲げるための第1の剥離/貼付手段である搬送台30aと、ローラ21から引き出された剥離紙2が搬送台30aにて鋭角に折り曲げられるまでの搬送経路に設けられたセンサ40、検査手段であるリーダ/ライタ50、印字ヘッド60、並びに回収手段であるバキューム部90、ローラ92a,92b及び回収紙91と、ウェブ状の搬送体である搬送ベルト71を搬送するための5つのローラ72a,72b,73〜75と、搬送ベルト71から剥離したICラベル1が貼付される配送物3を一定間隔で搬送するコンベヤー10と、ICラベル1が貼付される配送物3が搬送されてくる領域に搬送ベルト71を導き、この領域にて搬送ベルト71をICラベル1の貼付面とは反対側に鋭角に折り曲げるための第2の剥離/貼付手段である搬送台30bと、これらを制御する制御部80とから構成されている。なお、ローラ21,22a,22b,23,24及び搬送台30aから第1の搬送手段が構成され、ローラ71a,71b,73〜75及び搬送台30bから第2の搬送手段が構成されている。さらに、第2の搬送手段は、ローラ72a,73,74からなる第1の搬送系70aと、ローラ72b,75及び搬送台30bからなる第2の搬送系70bとを有している。また、第1の搬送手段を構成し、互いに対向して配置されたローラ22a,22bは、ローラ21から引き出された剥離紙2に貼付されたICラベル1内のICチップ(不図示)を破壊しないように、ゴムやスポンジ等の柔らかい材料から構成されているか、その表面にゴムやスポンジ等の柔らかい部材が取り付けられていることが好ましい。
センサ40は、例えば反射型センサ等からなり、ローラ21から引き出された剥離紙2上にてICラベル1を検出する。
リーダ/ライタ50は、ローラ21から引き出された剥離紙2に貼付されたICラベル1に対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うものであり、その方式としては、電磁誘導方式や電波方式等、ICラベル1の種類に応じて任意のものを使用することができる。また、検査用に設定された所定の情報をICラベル1に書き込み、その後、ICラベル1から情報を読み出してこれらを比較することにより、ICチップ1に対して、情報が正確に書き込まれ、読み出されているかどうかの検査を行う。
印字ヘッド60は、ローラ21から引き出された剥離紙2に貼付されたICラベル1に対して印字を行うものであって、リーダ/ライタ50における検査の結果、良品であるとされたICラベル1に対しては、貼付される配送物3に応じた情報等を印字し、不良品であるとされたICラベル1に対しては、不良品を示すNGマークを印字する。
バキューム部90は、ICラベル1が貼付されて搬送されるウェブ状の剥離紙2のICラベル1の貼付面に対向して配置されており、リーダ/ライタ50における検査の結果、不良品であるICラベル1が検出された場合、外気を吸引することにより、剥離紙2に貼付されたICラベル1を剥離紙2から剥離して吸着面に吸着する。その後、吸着面が回収紙91に対向するように回転し、吸引を解除することにより、吸着面に吸着されていたICラベル1をICラベル1の粘着剤によって回収紙91に貼付し、ローラ92a,92bの回転によってICラベル1を回収する。
搬送系70aを構成するローラ72a,73、74は、通常は、剥離紙2の搬送速度と同一の一定速度で搬送ベルト71を搬送し、リーダ/ライタ50における検査の結果、不良品であるICラベル1が検出された場合、所定の時間だけ搬送ベルト71の搬送を停止する。その詳細は後述する。
搬送系70bを構成するローラ72b,75は、常時、剥離紙2の搬送速度と同一の一定速度で搬送ベルト71を搬送している。
搬送ベルト71は、剥離紙2から剥離したICラベル1を、このICラベル1が貼付される配送物3が搬送されてくる領域に搬送するものであって、2つの搬送系70a,70b間に弛みを有している。
以下に、上記のように構成されたラベル貼付装置の動作について説明する。
まず、ローラ21に巻き付けられたウェブ状の剥離紙2が引き出され、剥離紙2に貼付されたICラベル1が剥離紙2から剥離するまでの動作について説明する。
図2は、図1に示したラベル貼付装置において剥離紙2に貼付されたICラベル1が剥離紙2から剥離するまでの動作を説明するためのフローチャートである。
単片状のICラベル1が一定間隔で剥離可能に貼付され、ローラ21に巻き付けられたウェブ状の剥離紙2が、その一端がローラ23に固定され、ローラ23の回転によって引っ張られると、ローラ21に巻き付けられている剥離紙2及びICラベル1がローラ21から引き出され、ローラ22a,22b,24によって搬送され、搬送台30aによってローラ21から離れる方向に搬送されていく(ステップS1)。
剥離紙2がローラ21から引き出されると、剥離紙2に一定間隔で貼付されたICラベル1がセンサ40にて検出され、その旨が制御部80に通知される(ステップS2)。
制御部80においては、ICラベル1が貼付された剥離紙2の搬送速度がローラ23の回転により発生するパルスによって認識されており、また、センサ40からリーダ/ライタ50、印字ヘッド60、バキューム部90及び搬送台30aに対向する領域までの距離がそれぞれ予め与えられているため、センサ40にてICラベル1が検出されると、制御部80においてローラ23の回転によって発生するパルスがカウントされ(ステップS3)、センサ40からリーダ/ライタ50までの距離に基づく数だけパルスがカウントされると(ステップS4)、リーダ/ライタ50において、対向する領域に搬送されてきたICラベル1に対して、検査用に設定された情報が非接触状態にて書き込まれ、その後、ICラベル1から情報が読み出され、これらの情報が比較されることにより、情報が正確に書き込まれ、読み出されているかどうかが確認される。これにより、剥離紙2に貼付されたICラベル1の良品/不良品が検査される(ステップS5)。
そして、リーダ/ライタ50において、良品であるとされたICラベル1に対しては(ステップS6)、このICラベル1が貼付される配送物3に応じた情報等が書き込まれる(ステップS7)。このリーダ/ライタ50におけるICラベル1に対する情報の書き込みは、例えば、ICラベル1に書き込むべき情報が登録されたデータベースを用いて行われることが考えられる。このデータベースには、コンベヤー10上を一定間隔で搬送されてくる配送物3の順に、この配送物3に貼付されるICラベル1に書き込まれるべき情報が登録されており、それにより、ICラベル1に対してこのICラベル1が貼付される配送物3に応じた情報が書き込まれることになる。
その後、制御部80にてカウントされるパルスの数が、センサ40から印字ヘッド60までの距離に基づく数となると(ステップS8)、印字ヘッド60において、対向する領域に搬送されてきたICラベル1に対して、このICラベル1が貼付される配送物3に応じた情報等が印字される(ステップS9)。この印字ヘッド60における情報の印字は、例えば、ICラベル1に印字すべき情報が登録されたデータベースを用いて行われることが考えられる。このデータベースには、コンベヤー10上を一定間隔で搬送されてくる配送物3の順に、この配送物3に貼付されるICラベル1に印字すべき情報が登録されており、それにより、ICラベル1に対してこのICラベル1が貼付される配送物3に応じた情報が印字されることになる。
一方、リーダ/ライタ50の検査の結果、不良品であるとされたICラベル1に対してはリーダ/ライタ50にて情報が書き込まれず、その後、制御部80にてカウントされるパルスの数が、センサ40から印字ヘッド60までの距離に基づく数となると(ステップS10)、印字ヘッド60において、対向する領域に搬送されてきたICラベル1に対して、ICラベル1が不良品である旨を示すNGマークが印字される(ステップS11)。
その後、制御部80にてカウントされるパルスの数が、センサ40からバキューム部90に対向する領域までの距離に基づく数となると(ステップS12)、制御部80の制御によってバキューム部90の吸引動作が行われ、リーダ/ライタ50の検査の結果、不良品であるとされたICラベル1が剥離紙2から剥離されて回収される(ステップS13)。
ここで、バキューム部90を用いたICラベル1の回収動作について詳細に説明する。
図3は、図1に示したバキューム部90を用いたICラベル1の回収動作を説明するための図である。
通常、バキューム部90は図3(a)に示すように、外気を吸引することによりICラベル1を吸着する吸着面が剥離紙2に対向しているものの、吸引動作が行われておらず、それにより、剥離紙2に貼付されたICラベル1はバキューム部90に吸着されない。
制御部80の制御によってバキューム部90の吸引動作が行われると、図3(b)に示すように、剥離紙2に貼付されていたICラベル1が剥離紙2から剥離してバキューム部90の吸着面に吸着する。
剥離紙2から剥離したICラベル1がバキューム部90の吸着面に吸着すると、吸着面が回収紙91に対向するようにバキューム部90が回転し、ICラベル1が剥離紙2との貼付面にて回収紙91に接した後に、制御部80の制御によって吸引が解除され、図3(c)に示すように、バキューム部90の吸着面に吸着されていたICラベル1がICラベル1の粘着剤によって回収紙91に貼付される。
その後、図3(d)に示すように、バキューム部90が、吸着面が剥離紙2に再び対向するように回転するとともに、回収紙91に貼付されたICラベル1が、ローラ92a,92bの回転によって回収紙91とともにローラ92bに巻き取られて回収されていく。
図4は、図1に示したラベル貼付装置においてリーダ/ライタ50、印字ヘッド60及びバキューム部90に対向する領域を通過した剥離紙2の状態を示す図である。
図4に示すように、リーダ/ライタ50、印字ヘッド60及びバキューム部90に対向する領域を通過したウェブ状の剥離紙2においては、リーダ/ライタ50の検査にて良品であるとされたICラベル1が貼付されており、このICラベル1には、リーダ/ライタ50にて所定の情報が書き込まれているとともに、印字ヘッド60においてその表面に所定の情報61が印字されている。一方、リーダ/ライタ50の検査にて不良品であるとされたICラベル1においては、バキューム部90に吸着されて剥離紙2から剥離されており、そのICラベル1が貼付されていたICラベル貼付領域1aにはICラベル1が貼付されていない。そのため、リーダ/ライタ50、印字ヘッド60及びバキューム部90に対向する領域を通過したウェブ状の剥離紙2は、不良品であるとされたICラベル1が貼付されていたICラベル貼付領域1aにICラベル1が貼付されていない、いわゆる歯抜け状態となっている。
このようにリーダ/ライタ50、印字ヘッド60及びバキューム部90に対向する領域を通過し、剥離紙2に貼付されたままである良品のICラベル1は、剥離紙2の搬送に伴って、剥離紙2が搬送台30aによって鋭角に折り曲げられる領域に搬送されていく。
図5は、図1に示したラベル貼付装置において搬送台30aによって剥離紙2が鋭角に折り曲げられる領域近傍における作用を説明するための図である。
剥離紙2に貼付されたままのICラベル1、すなわち、リーダ/ライタ50の検査にて良品であるとされたICラベル1が、剥離紙2の搬送に伴って、剥離紙2が搬送台30aによって鋭角に折り曲げられる領域に搬送されていくと、剥離紙2がICラベル1の貼付面とは反対側に鋭角に折り曲げられて搬送されていくのに対してICラベル1が直進しようとするため、ICラベル1が剥離紙2から剥離する。この領域には、ローラ72a,72b,73〜75によって搬送される搬送ベルト71が対向しているため、剥離紙2から剥離したICラベル1は、図5に示すように、搬送ベルト71に貼付されることになる。そして、ICラベル1が剥離された剥離紙2は、ローラ23によって巻き取られて回収される。
一方、リーダ/ライタ50の検査にて不良品であるとされたICラベル1は、バキューム部90に吸着されて剥離紙2から剥離して回収されているため、剥離紙2が搬送台30aによって鋭角に折り曲げられる領域には搬送されず、搬送ベルト71に貼付されることはない。
搬送ベルト71に貼付されたICラベル1は、搬送ベルト71の搬送に伴って搬送されてくことになるが、ここで、搬送ベルト71を搬送する搬送系70aの動作について説明する。
図6は、図1に示した搬送系70aの動作を説明するためのフローチャートである。
搬送系70aを構成する3つのローラ72a,73,74においては、通常は、搬送ベルト71を剥離紙2の搬送速度と同一の一定速度で搬送している(ステップS101)。
そして、リーダ/ライタ50の検査の結果、不良品であるとされたICラベル1が検出され(ステップS102)、その後、制御部80にてそのICラベル1についてカウントされるパルスの数が、センサ40から搬送台30aまでの距離に基づく数となると(ステップS103)、搬送台30aに搬送されてくる剥離紙2のうち、リーダ/ライタ50にて不良品であるとされ、バキューム部90にて吸着、回収されたICラベル1が貼付されていた領域が、搬送台30aに搬送されてきたと判断され、制御部80の制御によってローラ72a,73,74の回転が停止し、それにより、搬送系70aにおける搬送ラベル71の搬送が停止する(ステップS104)。
その後、制御部80にてカウントされるパルスの数が、ステップS103にてカウントされたパルス数に対して剥離紙2上におけるICラベル1の貼付ピッチ分増えた数となると(ステップS105)、制御部80において、リーダ/ライタ50における検査の結果、次に剥離紙2上にて搬送されたICラベル1が不良品であるかどうかが判断され(ステップS106)、そのICラベル1が不良品である場合は、引き続きローラ72a,73,74の回転が停止して搬送系70aにおける搬送ラベル71の搬送が停止した状態となり、また、そのICラベル1が良品である場合は、リーダ/ライタ50にて良品であるとされたICラベル1が搬送台30aに搬送されてきたと判断され、制御部80の制御によってローラ72a,73,74が回転し、それにより、搬送系70aにおける搬送ラベル71の搬送が再開する(ステップS107)。
図7は、図4に示した状態で搬送されてきた剥離紙2からICラベル1が剥離され、搬送ベルト71に貼付された状態を示す図である。
上述したように、搬送台30aに搬送されてくる剥離紙2のうち、リーダ/ライタ50にて不良品であるとされ、バキューム部90にて吸着、回収されたICラベル1が貼付されていた領域が搬送台30aに搬送されてきた場合、リーダ/ライタ50にて良品であるとされたICラベル1が剥離紙2に貼付されて搬送台30aに搬送されてくるまで、制御部80の制御によってローラ72a,73,74の回転が停止し、搬送系70aにおける搬送ラベル71の搬送が停止するので、図7に示すように、搬送ベルト71には良品であるとされたICラベル1が一定間隔で貼付されることになる。
このように、搬送台30aに搬送されてきた剥離紙2が、不良品であるとされたICラベル1が貼付されていない歯抜け状態であっても、剥離紙2からICラベル1が剥離され、搬送ベルト71に貼付された状態においては、良品であるとされたICラベル1が搬送ベルト71上に一定間隔で貼付されたものとなる。
上述したような搬送系70aの制御によって搬送ベルト71上に一定間隔で貼付されたICラベル1は、搬送系70bに搬送されていく。
搬送系70bにおいては、ローラ72b,75が常時回転することにより、搬送ベルト71が剥離紙2の搬送速度と同一の一定速度で常時搬送されている。一方、搬送系70aにおいては、搬送ベルト71が常時一定速度で搬送されているわけではなく、上述したように、搬送台30aに搬送されてくる剥離紙2のうち、リーダ/ライタ50にて不良品であるとされ、バキューム部90にて吸着、回収されたICラベル1が貼付されていた領域が搬送台30aに搬送されてきた場合、リーダ/ライタ50にて良品であるとされたICラベル1が剥離紙2に貼付されて搬送台30aに搬送されてくるまで搬送ベルト71の搬送が停止する。このように搬送系70aと搬送系70bとで搬送ベルト71の搬送動作を互いに独立して制御するために、搬送系70aと搬送系70bとの間にて搬送ベルト71に弛みが設けられている。以下に、搬送ベルト71の弛みの作用について説明する。
図8は、図1に示した搬送ベルト71の搬送系70aと搬送系70bとの間に設けられた弛みの作用を説明するための図である。
図1に示した搬送系70aと搬送系70bとの間には、搬送ベルト71に弛みが設けられており、リーダ/ライタ50における検査の結果、不良品であるICラベル1が検出されていない状態においては、図8(a)に示すように、搬送ベルト71が弛みを有する状態で、搬送ベルト71を搬送する全てのローラ72a,72b、73〜75が回転し、搬送系70a,70bのいずれにおいても搬送ベルト71が搬送されている。
そして、リーダ/ライタ50における検査の結果、不良品であるICラベル1が検出され、搬送台30aに搬送されてくる剥離紙2のうち、リーダ/ライタ50にて不良品であるとされ、バキューム部90にて吸着、回収されたICラベル1が貼付されていた領域が搬送台30aに搬送されてきた場合、リーダ/ライタ50にて良品であるとされたICラベル1が剥離紙2に貼付されて搬送台30aに搬送されてくるまで、搬送系70aにおいてはローラ72a,73,74の回転が停止し、搬送ベルト71の搬送が停止する。一方、搬送系70bにおいては、リーダ/ライタ50における検査の結果、不良品であるICラベル1が検出された場合においても、ローラ72b,75が回転し続け、搬送ベルト71が搬送されている。
そのため、図8(b)に示すように、搬送ベルト71のローラ72aに当接している領域がローラ72aに当接したまま搬送されないのに対して、搬送ベルト71のローラ72bに当接している領域が順次搬送されていくため、ローラ72a,72b間の弛みが小さくなる。また、搬送ベルト71のローラ74に当接している領域がローラ74に当接したまま搬送されないのに対して、搬送ベルト71のローラ75に当接している領域が順次搬送されていくため、ローラ74,75間の弛みが大きくなる。
このように、2つの搬送系70a,70bにおける搬送ベルト71の搬送動作が異なる場合であっても、その搬送動作の違いによる搬送ベルト71の搬送経路長の差は、ローラ72a,72b間、及びローラ74,75間の弛みによってそれぞれ吸収されることになり、2つの搬送系70a,70bにおいて、搬送ベルト71の搬送動作を独立して制御することができる。
その後、搬送系70aにおいてローラ72a,73,74が回転して搬送ベルト71の搬送が再開されると、図8(c)に示すように、ローラ72a,72b間、及びローラ74,75間の弛みが、搬送系70aにおいてローラ72a,73,74の回転が停止して搬送ベルト71の搬送が停止したことによって変化した大きさで、搬送ベルト71が搬送されることになる。
搬送ベルト71に貼付された良品のICラベル1は、搬送系70bにおける搬送ベルト71の搬送に伴って、搬送ベルト71が搬送台30bによって鋭角に折り曲げられる領域に搬送されていく。
図9は、図1に示したラベル貼付装置において搬送台30bよって搬送ベルト71が角に折り曲げられる領域近傍における作用を説明するための図である。
搬送ベルト71に貼付されたICラベル1、すなわち、リーダ/ライタ50の検査にて良品であるとされたICラベル1が、搬送ベルト71の搬送に伴って、搬送ベルト71が搬送台30bによって鋭角に折り曲げられる領域に搬送されていくと、搬送ベルト71がICラベル1の貼付面とは反対側に鋭角に折り曲げられて搬送されていくのに対してICラベル1が直進しようとする。また、搬送ベルト71の表面には、剥離剤が塗布される等といった剥離加工が施されているため、ICラベル1が搬送ベルト71から剥離する。この領域には、コンベヤー10によって配送物3が一定間隔で搬送されてくるため、搬送ベルト71から剥離したICラベル1は、図9に示すように、コンベヤー10によって一定間隔で搬送されてきた配送物3に順次貼付されることになる。
この際、搬送ベルト71には、良品であるとされたICラベル1が一定間隔で貼付されているため、コンベヤー10によって一定間隔で搬送されてきた全ての配送物3にICラベル1が貼付されることになる。
なお、本形態においては、良品であるとされたICラベル1を剥離紙2から剥離するために搬送台30aにおいて剥離紙2をICラベル1の貼付面とは反対側に鋭角に折り曲げ、また、搬送ベルト71に貼付されたICラベル1を搬送ベルト71から剥離するために搬送台30bにおいて搬送ベルト71をICラベル1の貼付面とは反対側に鋭角に折り曲げているが、ICラベル1を剥離紙2や搬送ベルト71から剥離する手段は、このように剥離紙2や搬送ベルト71を折り曲げることに限らず、適宜な手段を用いてもよい。
また、本形態においては、配送物3に貼付されるラベルとしてICラベル1を例に挙げて説明したが、ラベル用紙に情報が印字されただけのラベルについても本発明を適用することができる。その場合、印字ヘッド60における印字状態をカメラ等の検査手段にて検査し、良品であるとされたラベルのみを配送物3に貼付し、不良品であるとされたラベルを上記同様にバキューム部90にて吸引し、回収紙91に貼付して回収することになる。
本発明のラベル貼付装置の実施の一形態を示す図である。 図1に示したラベル貼付装置において剥離紙に貼付されたICラベルが剥離紙から剥離するまでの動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示したバキューム部を用いたICラベルの回収動作を説明するための図である。 図1に示したラベル貼付装置においてリーダ/ライタ、印字ヘッド及びバキューム部に対向する領域を通過した剥離紙の状態を示す図である。 図1に示したラベル貼付装置において搬送台によって剥離紙が鋭角に折り曲げられる領域近傍における作用を説明するための図である。 図1に示した第1の搬送系の動作を説明するためのフローチャートである。 図4に示した状態で搬送されてきた剥離紙からICラベルが剥離され、搬送ベルトに貼付された状態を示す図である。 図1に示した搬送ベルトの2つの搬送系の間に設けられた弛みの作用を説明するための図である。 図1に示したラベル貼付装置において搬送台よって搬送ベルトが角に折り曲げられる領域近傍における作用を説明するための図である。 非接触型ICラベルを被着体に貼付する従来のラベル貼付装置を示す図である。
符号の説明
1 ICラベル
1a ICラベル貼付領域
2 剥離紙
3 配送物
10 コンベヤー
21,22a,22b,23,24,72a,72b,73〜75,92a,92b ローラ
30a,30b 搬送台
40 センサ
50 リーダ/ライタ
60 印字ヘッド
61 情報
70a,70b 搬送系
71 搬送ベルト
80 制御部
90 バキューム部
91 回収紙

Claims (1)

  1. ウェブ状の剥離紙に一定間隔で貼付されたラベルを、該ラベルが貼付される被着体が一定間隔で搬送されてくる領域に搬送して前記被着体に貼付するラベル貼付装置であって、
    前記ラベルが剥離可能に貼付された前記剥離紙を搬送する第1の搬送手段と、
    前記剥離紙に貼付された前記ラベルの良品/不良品を検査する検査手段と、
    前記検査手段にて不良品であるとされたラベルを、前記剥離紙から剥離して回収する回収手段と、
    前記検査手段にて良品であるとされたラベルを、前記剥離紙から剥離してウェブ状の搬送体に剥離可能に貼付する第1の剥離/貼付手段と、
    前記搬送体を搬送することにより、該搬送体に剥離可能に貼付されたラベルを前記被着体が搬送されてくる領域に搬送する第2の搬送手段と、
    前記第2の搬送手段によって搬送されたラベルを、前記被着体が搬送されてくる領域にて前記搬送体から剥離して前記被着体に貼付する第2の剥離/貼付手段とを有し、
    前記第2の搬送手段は、
    前記搬送体を一定速度で搬送し、前記剥離紙のうち前記検査手段にて不良品であるとされたラベルが貼付されていた領域が、前記良品であるとされたラベルが前記剥離紙から剥離される領域に搬送されてきた場合に、前記良品であるとされたラベルが当該領域に搬送されてくるまで前記搬送体の搬送を停止する第1の搬送系と、
    前記搬送体を一定速度で搬送することにより、前記搬送体に貼付されたラベルを前記被着体が搬送されてくる領域に搬送する第2の搬送系とを有し、
    前記搬送体が、前記第1の搬送系と第2の搬送系との間に弛みを具備し、前記第1の搬送系と前記第2の搬送系とで前記搬送体の搬送動作が互いに独立して制御されるラベル貼付装置。
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