JP2007155069A - アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸の軸直交方向の暴れを容易に抑制することができるアクチュエータを提供する。
【解決手段】アクチュエータは、収容凹部を有するケース本体21と、収容凹部の開口を閉塞するようにケース本体21に固定されるカバー22と、ケース本体21及びカバー22の内部に収容保持され、ケース本体21及びカバー22の閉塞方向の直交方向に突出した回転軸32を有するモータ本体とを備える。ケース本体21及びカバー22には、それらが固定された状態で閉塞方向に間隔を有し回転軸32の軸方向に凹状の凹部61を形成するV字溝21c及び台形部22aが形成される。回転軸32に固定されたウォーム41の先端には、金属ボール41aが回転可能に保持されている。凹部61には、金属ボール41aの外部に露出した部分である球面部41bの一部が収容され、該球面部41bは、凹部61の角における3点Xと回転軸32の軸方向及び軸直交方向に係合される。
【選択図】図3

Description

本発明は、第1及び第2のケースの内部にモータ本体が収容保持されたアクチュエータに関するものである。
従来、車載エアコン等に装備されるアクチュエータとして、第1及び第2のケースの内部にモータ本体が収容保持されたものがある。そして、このようなアクチュエータとしては、回転軸の先端部に設けられた球面状の球面部が第1及び第2のケースの少なくとも一方の平面に当接されるものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなアクチュエータでは、例えば、回転軸に固定されるウォームの回転に基づくスラスト荷重を第1及び第2のケースの少なくとも一方の平面にて受けることができる。
特開2005−94919号公報
しかしながら、上記のようなアクチュエータでは、モータ本体のモータハウジングから外部に突出した回転軸の先端が、その回転時に軸直交方向に大きく暴れるといった虞がある。特に、回転軸を支持するモータハウジング内の含油軸受の油膜が低温条件などによって正常に形成されていない場合等、前記暴れは大きくなる。そして、このことは、例えば、騒音を増大させたり、軸受の摩耗を増大させてその寿命を低下させるといった原因となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、回転軸の軸直交方向の暴れを容易に抑制することができるアクチュエータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、収容凹部を有する第1のケースと、前記収容凹部の開口を閉塞するように前記第1のケースに固定される第2のケースと、前記第1及び第2のケースの内部に収容保持され、前記第1及び第2のケースの閉塞方向の直交方向に突出した回転軸を有するモータ本体とを備え、前記回転軸の先端部に設けられた球面状の球面部が前記第1及び第2のケースの少なくとも一方に当接されるアクチュエータであって、前記第1及び第2のケースには、それらが固定された状態で閉塞方向に間隔を有し前記回転軸の軸方向に凹状の凹部を形成する第1及び第2の凹部形成部が形成され、前記凹部に前記球面部の一部が収容された。
同構成によれば、回転軸の軸方向に凹状の凹部に、球面部の一部が収容されるため、該球面部が凹部と軸直交方向に係合して、突出した回転軸の先端が軸直交方向に移動することが抑制される。よって、突出した回転軸の先端がその回転時に軸直交方向に大きく暴れるといったことが抑制され、ひいては、例えば、騒音を低減することができる。又、例えば、前記回転軸を支持する軸受の摩耗を低減することができ、該軸受の寿命低下を防ぐことができる。しかも、回転軸の軸方向に凹状の凹部は、第1及び第2のケースが固定された状態で閉塞方向に間隔を有する第1及び第2の凹部形成部によって形成されるものであって、第1及び第2のケースが固定されることで自動的に形成されるため、特に別体の部品を組み付けて構成する場合等に比べて、部品点数や組み付け工数を少なくすることができる。尚、回転軸の軸方向は第1及び第2のケースの閉塞方向の直交方向であって、その方向に凹状の凹部は、第1及び第2のケースのいずれか一方に一体成形することが困難である。即ち、第1及び第2のケースのいずれか一方に凹部を一体成形しようとすると、例えば閉塞方向に一対の金型にスライドコアが必要となる等、その製造が複雑化してしまう。しかし、本発明の構成によれば、閉塞方向に間隔を有するように第1及び第2の凹部形成部を形成するだけでよいため、スライドコア等を必要とせず、その製造が複雑化することがない。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のアクチュエータにおいて、前記球面部は、金属ボールの一部であって、該金属ボールは、前記回転軸の先端側に固定されるウォームに対して回転可能に保持されたものである。
同構成によれば、球面部は、金属ボールの一部であって、該金属ボールは、前記回転軸の先端側に固定されるウォームに対して回転可能に保持されたものであるため、回転軸(ウォーム)の回転時の摩擦抵抗を小さくすることができ、ひいては高効率化を図ることができる。又、摩擦による摩耗の虞が少なく、高寿命化を図ることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載のアクチュエータにおいて、前記第1及び第2の凹部形成部のいずれか一方は、前記閉塞方向の遠ざかる方向に向かうほど前記軸方向から見た幅が狭くなるV字溝であって、前記凹部は、前記軸方向から見て3角形に形成された。
同構成によれば、凹部は、前記軸方向から見て3角形に形成されるため、球面部が3点支持されることになる。よって、簡単な構成で球面部が凹部と前記軸直交方向に安定して係合される。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクチュエータにおいて、前記第1及び第2のケースにおける前記凹部と対応した位置には、互いに係合して前記第1及び第2のケースを固定するための係止部及び被係止部が設けられた。
同構成によれば、第1及び第2のケースにおける前記凹部と対応した位置に、互いに係合して前記第1及び第2のケースを固定するための係止部及び被係止部が設けられるため、凹部に係合される球面部によって第1及び第2のケースにそれらを離間させる方向の力が加わってもそれらが離間してしまうこと(変形や組み付け解除)が防止される。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアクチュエータにおいて、前記凹部内に潤滑油が充填された。
同構成によれば、凹部内に潤滑油が充填されるため、回転軸の回転時の摩擦抵抗を小さくすることができ、ひいては高効率化を図ることができる。又、摩擦による摩耗の虞が少なく、高寿命化を図ることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアクチュエータにおいて、前記球面部は、前記凹部の角に対して前記軸方向から見て少なくとも3点で支持された。
同構成によれば、球面部は、凹部の角に対して軸方向から見て少なくとも3点で支持されるため、例えば凹部が軸方向から見て円形で球面部が線接触されるものに比べて、球面部と凹部との間の摩擦抵抗を小さくすることができ、しかも球面部(回転軸)を安定して支持することができる。
本発明によれば、回転軸の軸直交方向の暴れを容易に抑制することができるアクチュエータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明する。
図1は、本実施の形態のアクチュエータ10を示す分解斜視図である。尚、本実施の形態のアクチュエータ10は車載エアコンに装備されるものであり、図示しない空調ダクト内の送風経路を切り換えるダンパを作動させるものである。
アクチュエータ10は、ハウジング20の内部に、モータ本体30と、ギヤ機構(歯車機構)40と、回路装置50とが収容保持されて構成されている。ハウジング20は収容凹部21aを有する第1のケースとしてのケース本体21と、前記収容凹部21aの開口を閉塞するようにケース本体21に固定されるカバー22とから構成され、モータ本体30、ギヤ機構40及び回路装置50はケース本体21側(収容凹部21a内)に取り付けられる。
モータ本体30は、モータハウジング31と、モータハウジング31に対して回転可能に支持された回転軸32を含む電機子とを備える。回転軸32は、モータハウジング31内においてその中間部と基端部が含油軸受33によって支持され、その先端側がモータハウジング31から突出している。尚、図1には、回転軸32の中間部を支持する含油軸受33のみ破線で図示している。又、回転軸32の先端側は、ケース本体21及びカバー22の閉塞方向の直交方向に突出するように配置される。
ギヤ機構40は、ウォーム41と、減速ギヤ部42と、出力ギヤ43とが連結されて構成されている。ウォーム41は前記回転軸32の先端側に嵌着されており(図3(b)参照)、回転軸32とともに回転する。このウォーム41の先端には、金属ボール41aが回転可能に且つ略半分が外部に露出するように保持されている(図3(b)参照)。尚、本実施の形態では、金属ボール41aの外部に露出した部分が球面状の球面部41bを構成している。減速ギヤ部42は第1ギヤ42aと第2ギヤ42bとから構成されており、第1ギヤ42aはウォーム41及び第2ギヤ42bと噛合され、第2ギヤ42bは出力ギヤ43と噛合される。出力ギヤ43には、ハウジング20(ケース本体21)の出力孔21bから外部に突出する出力軸43aが一体的に形成されており、この出力軸43aの端部に、図示しないダンパが連結されるようになっている。このようなギヤ機構40において、モータ本体30のトルクは、ウォーム41、減速ギヤ部42(第1ギヤ42a,第2ギヤ42b)を介して出力ギヤ43に伝達され、この出力ギヤ43の出力軸43aを介してダンパに伝達される。
回路装置50は、円盤状のパターン基板51と、導電ユニット52とから構成されている。パターン基板51は、図示しない導体パターンを有し、出力ギヤ43の一方の面(図1中、ケース本体21側の面)に固定されており、出力ギヤ43とともに回転する。導電ユニット52は、パターン基板51の導体パターンの形成面に摺接可能に配置される複数のブラシ52aと、アクチュエータを制御する図示しないコントローラと接続される複数の接続端子52bと、モータ本体30の電源端子34と接続される給電端子52cとを備えている。この回路装置50では、出力ギヤ43の回転位置情報がパターン基板51(導体パターン)に摺設されるブラシ52aによって検出されることになり、前記コントローラはその回転位置情報に基づいてアクチュエータ10を制御することになる。
ここで、前記ケース本体21及び前記カバー22には、それらが固定された状態で閉塞方向に間隔を有し前記回転軸32の軸方向に凹状の凹部61を形成する第1及び第2の凹部形成部としてのV字溝21c及び台形部22aが一体成形されている。詳しくは、ケース本体21において前記収容凹部21aの内側面を構成するケース枠部21dの一部(回転軸32の先端と対応する位置)には、その厚さを厚くするように内側に突出したケース補助枠部21e(図1及び図2参照)が形成されている。そして、図2に示すように、ケース補助枠部21eのカバー22側(図2中、上側)の端面には、閉塞方向の遠ざかる方向(図2中、下方向)に向かうほど回転軸32の軸方向から見た幅が狭くなるV字状のV字溝21cが形成されている。又、カバー22において前記ケース枠部21dに印籠嵌合されるカバー枠部22bの一部(回転軸32の先端と対応する位置)には、その厚さを厚くするように内側に突出したカバー補助枠部22c(図2参照)が形成されている。そして、図2に示すように、カバー補助枠部22cのケース本体21側(図2中、下側)の端面には、閉塞方向の近づく方向(図2中、下方向)に向かうほど回転軸32の軸方向から見た幅が狭くなる台形形状の台形部22aが形成されている。前記V字溝21c及び前記台形部22aは、図3に示すように、ケース本体21及びカバー22が固定された状態で台形部22aがV字溝21cに嵌り込む。この状態でV字溝21cの底(図3中、下部)と台形部22aの先端(図3中、下部)との間、即ち閉塞方向に間隔(隙間)が形成され、回転軸32の軸方向に凹状で軸方向から見て3角形(詳しくは正3角形)の凹部61が形成される。尚、本実施の形態のケース本体21及びカバー22は、図1に示すように、ケース枠部21dの外側に形成された複数の係合爪21fと、カバー枠部22bの外側に形成された複数の係合片22dとが互いに係合することで固定される。
そして、前記凹部61には、図3(b)に示すように、前記球面部41bの一部が収容され、該球面部41bは、凹部61の角における3点X(図3(a)参照)と回転軸32の軸方向及び軸直交方向に係合(支持)される。尚、本実施の形態の凹部61内には、潤滑油としての図示しないグリスが充填されている。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)回転軸32の軸方向に凹状の凹部61に、球面部41bの一部が収容されるため、該球面部41bが凹部61と軸直交方向に係合して、モータハウジング31から突出した回転軸32の先端が軸直交方向に移動することが抑制される。よって、突出した回転軸32の先端がその回転時に軸直交方向に大きく暴れるといったことが抑制され、ひいては、例えば、騒音を低減することができる。又、例えば、回転軸32を支持する含油軸受33の摩耗を低減することができ、該含油軸受33の寿命低下を防ぐことができる。しかも、回転軸32の軸方向に凹状の凹部61は、ケース本体21及びカバー22が固定された状態で閉塞方向に間隔を有するV字溝21c及び台形部22aによって形成されるものであって、ケース本体21及びカバー22が固定されることで自動的に形成される。よって、特に別体の部品を組み付けて構成する場合等に比べて、部品点数や組み付け工数を少なくすることができる。尚、回転軸32の軸方向はケース本体21及びカバー22の閉塞方向の直交方向であって、その方向に凹状の凹部は、ケース本体21及びカバー22のいずれか一方に一体成形することが困難である。即ち、ケース本体21及びカバー22のいずれか一方に凹部を一体成形しようとすると、例えば閉塞方向に一対の金型にスライドコアが必要となる等、その製造が複雑化してしまう。しかし、本発明の構成によれば、閉塞方向に間隔を有するようにV字溝21c及び台形部22aを形成するだけでよいため、スライドコア等を必要とせず、その製造が複雑化することがない。
(2)球面部41bは、金属ボール41aの一部であって、該金属ボール41aは、回転軸32の先端側に固定されるウォーム41に対して回転可能に保持されたものであるため、回転軸32(ウォーム41)の回転時の摩擦抵抗を小さくすることができ、ひいては高効率化を図ることができる。又、摩擦による摩耗の虞が少なく、高寿命化を図ることができる。
(3)凹部61は、回転軸32の軸方向から見て3角形に形成されるため、球面部41bが3点支持されることになる。よって、簡単な構成で球面部41bが凹部61と軸直交方向に安定して係合(支持)される。又、球面部41bは、凹部61の角に対して3点支持されるため、例えば凹部が軸方向から見て円形で球面部が線接触されるものに比べて、球面部と凹部との間の摩擦抵抗を小さくすることができる。
(4)凹部61内にグリスが充填されるため、回転軸32の回転時の摩擦抵抗を小さくすることができ、ひいては高効率化を図ることができる。又、摩擦による摩耗の虞が少なく、高寿命化を図ることができる。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態のケース本体21及びカバー22は、図1に示すように、複数の係合爪21fと複数の係合片22dとが互いに係合することで固定されるとしたが、図4に示すように、同様の係止部としての係合爪21gと被係止部としての係合片22eを、凹部61と対応した位置(凹部61の背面)に設けてもよい。このようにすると、凹部61と対応した位置でのケース本体21及びカバー22の固定力が強くなり、凹部61に係合される球面部41bによってケース本体21及びカバー22にそれらを離間させる方向の力が加わってもそれらが離間してしまうこと(変形や組み付け解除)が防止される。尚、勿論、係止部としての係合爪21gと被係止部としての係合片22eは、互いに係合してケース本体21及びカバー22を固定することができれば、他の形状の係止部や被係止部に変更してもよい。
又、ケース本体21及びカバー22の固定構造は、他の固定構造、例えばネジ止めや接着等に変更してもよい。尚、例えば、ケース本体21及びカバー22をネジ止めにて固定する場合、そのネジ止めする箇所を凹部61と対応した位置にすれば、凹部61と対応した位置でのケース本体21及びカバー22の固定力が強くなる。
・上記実施の形態では、球面部41bは、回転軸32の先端側に固定されるウォーム41に対して回転可能に保持された金属ボール41aの一部であるとしたが、これに限定されず、球面状で回転軸32の先端部に設けられていれば、他の構成のものに変更してもよい。例えば、回転軸32の先端側に固定される樹脂製のウォームの先端に球面状(半球状)の球面部を一体成形してもよい。
・上記実施の形態では、凹部61は、回転軸32の軸方向から見て3角形に形成されるとしたが、これに限定されず、他の形状、例えば、回転軸32の軸方向から見て4角形や5角形に形成される凹部に変更してもよい。つまり、球面部41bを凹部の角に対して4点や5点等で支持するようにしてもよい。このように、球面部41bを4点以上で支持するようにしても、例えば凹部が軸方向から見て円形で球面部が線接触されるものに比べて、球面部と凹部との間の摩擦抵抗を小さくすることができる。又、勿論、凹部が軸方向から見て円形で球面部が線接触されるように変更してもよい。尚、これらの場合、第1及び第2の凹部形成部としてのV字溝21c及び台形部22aを凹部の形状に応じて変更する必要がある。
・上記実施の形態では、車載エアコンに装備されるアクチュエータ10に具体化したが、これに限定されず、ギヤ機構40の構成を変更するなどして、他の装置に装備されるアクチュエータに変更して具体化もよい。
本実施の形態におけるアクチュエータの分解斜視図。 (a)本実施の形態におけるV字溝及び台形部を説明するための軸方向から見た正面図。(b)同じくV字溝及び台形部を説明するための断面図。 (a)本実施の形態における凹部を説明するための軸方向から見た正面図。(b)同じく凹部を説明するための断面図。 別例における係合爪と係合片を説明するための断面図。
符号の説明
21…ケース本体(第1のケース)、21a…収容凹部、21c…V字溝(第1の凹部形成部)、21f…係合爪(係止部)、22…カバー(第2のケース)、22a…台形部(第2の凹部形成部)、22e…係合片(被係止部)、30…モータ本体、32…回転軸、41…ウォーム、41a…金属ボール、41b…球面部、61…凹部。

Claims (6)

  1. 収容凹部を有する第1のケースと、
    前記収容凹部の開口を閉塞するように前記第1のケースに固定される第2のケースと、
    前記第1及び第2のケースの内部に収容保持され、前記第1及び第2のケースの閉塞方向の直交方向に突出した回転軸を有するモータ本体と
    を備え、前記回転軸の先端部に設けられた球面状の球面部が前記第1及び第2のケースの少なくとも一方に当接されるアクチュエータであって、
    前記第1及び第2のケースには、それらが固定された状態で閉塞方向に間隔を有し前記回転軸の軸方向に凹状の凹部を形成する第1及び第2の凹部形成部が形成され、
    前記凹部に前記球面部の一部が収容されたことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載のアクチュエータにおいて、
    前記球面部は、金属ボールの一部であって、該金属ボールは、前記回転軸の先端側に固定されるウォームに対して回転可能に保持されたものであることを特徴とするアクチュエータ。
  3. 請求項1又は2に記載のアクチュエータにおいて、
    前記第1及び第2の凹部形成部のいずれか一方は、前記閉塞方向の遠ざかる方向に向かうほど前記軸方向から見た幅が狭くなるV字溝であって、
    前記凹部は、前記軸方向から見て3角形に形成されたことを特徴とするアクチュエータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクチュエータにおいて、
    前記第1及び第2のケースにおける前記凹部と対応した位置には、互いに係合して前記第1及び第2のケースを固定するための係止部及び被係止部が設けられたことを特徴とするアクチュエータ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアクチュエータにおいて、
    前記凹部内に潤滑油が充填されたことを特徴とするアクチュエータ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアクチュエータにおいて、
    前記球面部は、前記凹部の角に対して前記軸方向から見て少なくとも3点で支持されたことを特徴とするアクチュエータ。
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