JPH0230869A - ドアロツク装置 - Google Patents

ドアロツク装置

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JPH0230869A
JPH0230869A JP63182288A JP18228888A JPH0230869A JP H0230869 A JPH0230869 A JP H0230869A JP 63182288 A JP63182288 A JP 63182288A JP 18228888 A JP18228888 A JP 18228888A JP H0230869 A JPH0230869 A JP H0230869A
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gear
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茂 早川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アクチユエータを構成するウオームギヤとホ
イールギヤの噛み合いを改良したドアロック装置に関す
る。
(従来の技術) 電動モータを用いてドアロックを施錠或いは解錠状態に
するが、このような操作をなすアクチユエータは、電動
モータに固定されたウオームギヤと、該ウオームギヤと
噛み合うホイールギヤを有し、ホイールギヤの回動が凸
部を介して作動レバーを回動させる構成となっている。
(本発明が解決しようとする課題) ロック、アンロック位置両方共に、歯スジ方向に関係な
く、ホイールギヤの凸部に作用する反力により、噛み合
い反力でホイールギヤが噛み合いが浅くなる方向に変位
するのを阻止しようとすると、モータの配されるべき位
置は、ホイールギヤの作動角の半分の位置に限定され、
しかも作動角の小さいもので適用できない。ホイールギ
ヤの回転軸を樹脂製ハウジングにインサートされたもの
や、ホイールギヤを樹脂製とするものでは、前述噛み合
い反力が作用した時の弾性変形を阻止するには、十分な
肉付と、しかも高温特性に優れた材料が必要となり、ド
アロック位置が配されるドア内スペース、コスト等から
実現しにくいものであり、更にモータ位置が制約される
ことは、ドア内の配置に適したコンパクトなアクチュエ
ータの設計を不可能にするものである。
それ故に、本発明は前述した不具合を解消させることを
解決すべき課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前述した課題を解決するために、モータによ
り回転駆動されるウオーム、このウオームに噛み合うホ
イールギヤ、ホイールギヤに設けた凸部と、当接するア
ーム部を備えた作動レバーロック及びアンロック位置で
前記作動レバーの動きを制限するストッパから成り、ロ
ックあるいはアンロック位置でストッパにより作動レバ
ーの動きが制限された時、ホイールギヤ回転センターと
ウオームを結ぶ線の近傍でホイールギヤの凸部とアーム
が当接する場合、噛み合い反力で生じるホイールギヤの
弾性変形が噛み合いが深くする方向に変位する様に歯ス
ジが決められており、他方の位置では、ホイールギヤの
噛み合いが浅くなる方向の変位に対し、ホイールギヤの
凸部に作用する反力により変位を阻止し、正規の噛み合
い状態を維持することを特徴とするドアロック装置を提
供する。
(作 用) 作動レバーのストップ位置がウオームギヤと軸とを結ぶ
線上の近傍に、ホイールギヤの凸部とアームとの当接点
が位置する場合、ウオームギヤからの駆動力によって発
生する分力で、噛み合いが浅くならない方向に歯スジを
決めることで、作動レバー、ホイールギヤ、ウオームギ
ヤ等の配置上の自由を得ることができ、コンパクトなド
アロックのパワーアクチュエータ部を実現できる。
(実施例) 本例の概念をドアロック装置に適用した例を以下に説明
する。ドアロック装置1は、合成樹脂製の主ハウジング
2に枢支された略し形のレリースレバー3を有す。この
レリースレバー3は、その中央部の支点26を中心に回
動自在となっている。
この支点26は、又、図示しないラチェットとポールを
備えるドアロック作動部のポールの回転中心であり、こ
のレリースレバー3は、ピン27を介して、ポールと連
動する。ドア閉状態で、図示しない車両に取付けられた
ストライカと係合するドアロック作動部に配されたラッ
チと前述のポールが噛み合う。第1図に示すレリースレ
バー3の位置はドアロックの前述ラッチとポールが噛み
合った噛み合い状態で、このレバー3を反時計方向に回
動させることでポールがラチェットを回動させて前述ラ
ッチとポールの噛み合いが解れたラッチレリーズ状態が
得られ開扉可能となる。アウトサイドハンドルを操作す
ると、29で示す方向に力が作用し、ロッド4が、主ハ
ウジング2に枢支されたレバー30を支点31を中心に
して反時計方向に回動させる。又、インサイドハンドル
を操作すると、28で示す方向に力が作用し、レバー3
0を支点31を中心に反時計方向に回動する。
レバー30の反時計方向の回動は、該レバー30の一端
に枢着されたオープンレバー5を下向きに押下げる。こ
のオープンレバー5の下向きの動きは、オープンレバー
5の中央部の突片6が、レリー x L/)t −3ノ
1171P L、レリースレバー3を支点31を中心に
反時計方向に回動させて、ドアロックをラッチレリーズ
状態と開扉を可能にさせる(第2図参照)。
車輌の走行中にドアが不用意に開扉となるのを防ぐ為、
ドアをロックをするが、一般には、ロッキングボタン8
を押し、これと連動するロッキングアーム9を時計方向
に回動させることで、このドアロックをなす。ロッキン
グアーム9は、その一部が長大を介してオープンレバー
5の下部に結合されている。ロッキングアーム9が第1
図の位置にある時は、オープンレバー5の下降がその突
片6とレリースレバー3の端部7の当接を可能にする。
しかし、ロッキングボタン8を押して、ロッキングアー
ム9をピン10を中心としてピンと共に時計方向に回動
させると、オープンレバー5が矢印C方向へ移動し、そ
の突片6をレリースレバー3の端部7から離す(第3図
参照)。この結果、仮りに、ハンドル操作させてオープ
ンレバーする。(第4図参照)。
キーレスロック機構について説明する。ドアを開にした
ま\、ロッキングボタン8を押して、ロッキングアーム
9を時計方向に回動させて、突片6をレリースレバー3
の端部7に対し、非対向とさせる。アウトサイド又はイ
ンサイドハンドルを操作すると、オープンレバー5を押
下げ、第5図の状態となる。この状態でドアを閉めると
、レリースレバー3を反時計方向に回動させるが、オー
プンレバー5の段部11とレリースレバー3の突片12
とが空打ちとなり、レリースレバー3が自由に反時計方
向に回動することになり、ドアのロックを維持する。(
第6図参照)。ドア閉め后、ドアロック作動部のスプリ
ングによりレリースレバー3は第5図の状態となり、ハ
ンドル側からの操作をやめると第3図の状態に戻る。
次に、セルフキャンセリング機構について述べる。ドア
を開にしたま\、ロッキングボタン8を押して、ロッキ
ングアーム9を時計方向に回動させて、オープンレバー
5を、第1図に示すC方向へ回動させて、第7図の状態
とする。アウトサイド又はインサイドハンドルを操作し
ないで、ドアを閉めると、図示しないドアロック作動部
のポールによりレリースレバー3が反時計方向に回動す
る。この動きは、レリースレバー3の突片12がオープ
ンレバー5の段部11に当接し、オープンレバー5を、
第8図に示す如く、時計方向に回動させる。この結果、
ロッキングボタン8を元の位置に戻しロッキングアーム
9は、オープンレバー5の長大を介しピンlOを中心と
して反時計方向に回転する。即ち、第1図に示す状態に
戻るので、ハンドルを操作してドア開操作をすると、オ
ープンレバー5の突片6がレリースレバー3の端部7を
押下げ、ドアの開に可能にするアンロック状態とする。
第1図を参照して、キー操作について述べる。
ハウジング2′にキー操作レバー13を回動自在に支承
させ、その突部14をロッキングアーム9の突部15に
並設させる。このレバー13は、その一端でロッドを介
してキーシリンダに接続される。キーを施錠方向に操作
すると、キー操作レバー13が時計方向にAからB位置
へと回動し、突部14と突部15との当接によりロッキ
ングアーム9を時計方向に回動させて、ドアロックのロ
ック状態を確保し、キーの操作をやめると、キーシリン
ダ側に取付けられたスプリングの作用で、キーm作レバ
ー13はBからAの位置に戻る。即ち、ロッキングボタ
ン8を押下げた状態、云い換えれハ、オープンレバー5
の突片6と、レリースレバー3の端部7とを非対向とし
、アウトサイド、又は、インサイドハンドルの操作があ
っても、ドアは閉状態のま\となる。キーを解す方向に
回動すると、段部14′が突部15を押し、ロッキング
アーム9を反時計方向に回動し、第1図のアンロック状
態にする。尚、第1図の状態で、キーにより、キー操作
レバー13をB′の位置へ回動させても、段部14’が
突部15に近接するのみで、ロッキングアーム9が回動
することはない。
前述した手動操作に加えて、運転者からの指示信号に応
じてピン10を電気的に回動しロッキングアーム9を時
計方向に(又はその逆)回動させて、ロック及びアラロ
ック可能状態を得ることが成される。第9図を参照する
。ピンlOにアーム部16を有する作動レバー17を固
着する。ハウジングに回動自在に支承されたホイールギ
ヤ18植立した凸部の対の両端部19.20を作動レバ
ー17の先端の下向きアーム部16に対向させる。
一方、副ハウジング2′の底板部に環状の溝21を設け
る。この溝21は、第10図に示すように、その一部が
対向する壁面22.23によって幅狭くなっている。コ
イルスプリング24を溝21に入れ、その端部を壁面2
2.23の肩に当接させる。さらに、ホイールギヤ18
の下面から突出する突片25を壁面22.23間に位置
させる。この結果、たとえば、第10図でみてホイ−ル
ギャ18が時計方向に回動すると、突片25は、スプリ
ング24の右端を押しながら、スプリング24を縮める
。この際、スプリング24の左端は壁面22.23の肩
に当接し、スプリング24の圧縮を可能にする。このホ
イールギヤ18の回動は、凸部45の端部19がアーム
部16に当接し、作動レバー17とピン10の回動をな
し、ロッキングアーム9のA位置からB位置への移動を
可能にする。ホイールギヤ18の逆方向の回動は、突部
25が、スプリング24の右端を壁面22.23の肩に
当接させながら、スプリング24を反時計方向に圧縮さ
せ、端部20により作動レバー17とピン10を回動し
、ロッキングアーム9をB位置からA位置へと移動させ
る。このような環状溝21の使用は、スプリング24の
全長を長くとり、充分な撓みを確保できる。
ハウジングに回動自在に支承されたホイールギヤ18は
、電動モータ26に直結させたウオームギヤ27に噛合
い、モータ26への通電制御により、ホイールギヤ18
の回転方向が制御される。
一般にウオームギヤの進み角T0が、摩擦角φより大き
くなると、ホイールギヤ18からウオームギヤ27への
回転トルクの伝達が可能とする。そこで、本例では、μ
(摩擦係数) =tan φの関係を利用し、進み角を
摩擦角(φ=8.53°)以上と設定している。即ち、
リン青銅製のウオームギヤ27と樹脂製のホイールギヤ
18の摩擦係数μ=0.1〜0.15、摩擦角φ=5.
71°〜8.53゜であり、摩擦角8.53以上に設定
し、ホイールギヤ18からウオームギヤ27の回転を可
能にさせる。このようなウオームギヤ27の進み角(γ
。)の選定は、たとえば、運転者による電動モータ16
を用いたドアロツタ操作によってホイールギヤ18を回
動させても操作後直ちにスプリング24によってホイー
ルギヤ18を原位置に戻すことを可能にして、次いでの
手動操作を可能にする。言い換えれば、手動に次いで電
動或いは電動に次いでの手動操作を可能にする。尚、手
動時に作動レバー17と、ホイールギヤ18とは完全に
切り離されるため、アーム部16は凸部45の対の両端
部19.20の間を空走するのみで、モータ部を引きす
ることがなく、軽く操作でき、操作フィーリングが良い
第12図に示す如く、副ハウジング2′内のモータ26
により作動させられる作動レバー17に固定されたピン
10は、役付部とその先端の方形部とを有し、ハウジン
グ2′の段付き穴32に挿入される。段付き穴32の外
周面は、キー操作レバー130穴33をその外周面で受
ける軸受部34となっている。軸受部34にビン10を
挿入した時軸受部34より突出するビン10の方形部は
、9は、軸受部34の頂面に着座する。キー操作レバー
13用の軸受部34をハウジング2と一体に形成してい
るので、別個に軸受を必要とせず、又、ロッキングアー
ム9の取付部を側外方に張出すことはない。
ロッキングアーム9をロック、アンロック位置に保持す
るターンオーバスプリング36の各端部を第12.13
図に示す如く、軸受部340近く。
のハウジング2のくぼみ37と、このくぼみ37にはり
対向するロッキングアーム9の孔38とに係止させる。
本例では、ビン10を直接ロッキングアーム9に結合さ
せているので、モータからの回転力は効率よくターンオ
ーバスプリングに伝達させるため作動力も小さくてすむ
。このことはモータ26を小型化させ、装置全体のコン
パクト化を可能にする。
第1図の説明から既に理解されている如く、レリースレ
バー3の回転中心となる支点26は、図示しないドアロ
ック作動部のボールの回転中心ともなり、ボールに当接
自在なピン27がボールをラッチレリーズ位置へ移動さ
せるが、このようにドアロック作動部はハウジング2内
に納められている。そして、前述してきた如き各種のレ
バーやアームは、このハウジング2の外表面に配設され
ている。一方、モータ26等を含む出力軸となるビン1
0を回動させるアクチュエータは、ドアロック作動部用
のハウジング2の延長部に納められる。さらに、モータ
26とホイールギヤ18とを並列関係に配し、平歯車等
の減速機構を介して出力軸10に駆動力を伝達させるも
のに比べ、又、電動モータ26は、作動レバー17を回
動させてロッキングアーム9を、第1図に示すロック位
置(B)とアンロック位置(B′)へと移動させるが、
これら位置(B、 B’ )に作動レバー17を停止さ
せるストッパ39を配す。このストッパ39の働きを、
第14図を参照して説明する。尚、第14図では一方の
ストッパ39のみを示すが、他方のストッパの働きは同
じなので図とその説明を省略する。
電動モータ26の作動は、ウオーム27を介して、ホイ
ールギヤ18を回転させ、凸部45の端部19により作
動レバー17をピン10と共に回転させる。この際、リ
ターンスプリング24は撓み、ホイールギヤ18の中立
位置への復帰エネルギーを貯える。本例では、作動レバ
ーI7が正規のストップ位置40にくると、作動レバー
17とストッパ39とが当接し、作動レバー17の動き
を阻止しようとするが、モータの回転慣性力により、ス
トッパ39を弾性変形させながら、作動レバー17がオ
ーバトラベル位置41へと移動する。
即チ、オーバトラベル分だけストッパ39が弾性変形す
る。ストッパ39は、このような弾性変形を許容するゴ
ム、合成樹脂等の中実或いは中空体からなるこのストッ
パの弾性力は、電動モータ26への通電オフ時、即ちホ
イールギヤを中立位置に戻す時作動レバー17を正規の
ロック、アンロック位置へと、スプリング24と共に押
し返す働きをする。このストッパ39からの助勢力は、
その分スプリング24の附勢力を小とし且つ電動モータ
26の出力を小とさせ得る。尚、ホイールギヤ18とモ
ータ逆転トルクの関係を第15図に示す。
第12図にピン10とハウジング2との関係を示したが
、第16図を用いてより詳しく説明する。
作動レバー17に固定された出力軸たるピン10は、大
きな軸径部40と小さな軸径部41とからなる段付き構
成とする。一方、ハウジング2′の穴32は、大きな軸
径部40を受ける大きな開口部42と小さな軸径部41
を受ける小さな開口部43とからなる。ハウジング2′
より突出する小さな軸径部41にロッキングアーム9を
固着し、ハウジング2′の軸受部34にキー操作レバー
13を回転自在に支承させる。
ピン10のハウジング2′の穴32への取付に際しては
、ピン10の小さな軸径部41に0−リング44を嵌め
、小さな軸径部41がハウジング2′より突出させるよ
うハウジング2′の内側より出力軸10を穴32に挿入
する。穴32への出力軸10の挿入は、0−リング44
を介して穴32の段部をピン10の段部を対向させるこ
とになる。
かくして、ピン10のハウジング2′に対する動きを規
制させることができる。これは、作動レバー17の正し
い動きを確保するのに有用である。
又、ピン10に0−リング44を付はハウジング2′の
六32に取付ければ良いので組付作業はきわめて容易で
ある。
図示例では、作動レバー17を回動させるために、第1
6.17図に示すように、ホイール18に半円弧状の立
上り部45を設けているが、これに代えて対のピンをホ
イール18に植立させてもよい。凸部45の端部19.
20が作動レバー17のアーム16に当接自在となる。
電動モータ26に通電すると、ウオーム27を介してホ
イール18が回転する。ホイールギヤ18の回転方向に
応じて凸部45の一端がアーム16に当接し、リターン
スプリング24を圧縮させながら、作動レバー17をロ
ック又はアンロック位置へと移動させ、出力軸となるピ
ン10がリンク機構を動かす。作動レバー17がロック
又はアンロック位置を占め且つモータ26への通電がオ
フとなると、圧縮されたリターンスプリング24の解放
附勢力がホイール18、ウオーム27及びモータ26を
逆回転させ、ホイール18を中立位置に戻す。ホイール
18が中立位置に戻った時、第17図に示すように、凸
部45の端部とアーム16との間に隙間46を残すよう
にする。この隙間46は、電動モータ26に通電した時
、直ちにモータの回転数を定格にし、凸部45が作動レ
バー17のアーム16に当接する時には、モータ出力軸
の慣性エネルギーが減速部の慣性、ドアロック機構等の
静摩擦を上まる。即ち、凸部45が作動レバー17のア
ーム16に当接する時には、モータの回転慣性エネルギ
ーをアーム16に伝達させ得るのでモータの小型化が可
能となる。
ドアロック装置1について記述してきたが、第18図を
参照して、ドアロック装置1の取付部分について説明す
る。車輌はフロントドア47とリヤドア48との間にセ
ンターピラー49を有するが、このセンターピラー39
にリヤドア48用のヒンジ50及びストライカ51を固
定する。このストライカ51は、フロントドア47の開
閉時、ドアロック装置1の図示しないラチェットと係脱
自在である。一方、フロントドア47のウィンドガラス
52が、その昇降時、センターピラー49沿いに軌跡5
3に沿って移動する。従って、フロントドア47側に固
定されるドアロック装置1は、ウィンドガラス52の軌
跡53を避け、ウィンドガラス52とドアロック装置1
との干渉を防止させる必要がある。このような干渉を避
けるには、センターピラー49の前縁に後方にくぼんだ
凹状部54を作り、且つフロントドア47の後縁部に張
出部55を作り、この張出部55内にドアロック装置l
を収納させる。即ち、ドアロック装置1はこの張出部5
5の限られた空間に納まる外観形状とさせる必要がある
。尚、この張出部55及び凹状部54の形状は、リヤド
ア48の下部ヒンジ50と干渉しないように設計される
。この例では、フロントドア47の後縁は113で示す
形状とさせている。
第161!lから明らかなように、本例では、主ハウジ
ング2の下部を延長させ、この延長部に電動アクチュエ
ータを配するため、副ハウジング2′にアクチュエータ
を支持させ、この副ハウジング2′を主ハウジング2に
固定させている。前述した限られた空間の張出部55に
納める主ハウジング2は、その下部で前方に延出した形
となっている。
第19図を参照する。下部を前方へ屈曲させた主ハウジ
ング2に合せる副ハウジング2′の合せ面115は、そ
の間のシール性を高めるために、ドアロック装置1の取
付面116に対して傾斜した一直線とさせている。両ハ
ウジング2.2′のシール性をより向上させるため即ち
両ハウジング2.2′の合せ面115のずれを防止する
ため、第1図に示すように副ハウジング2′の下部に対
のフック117を設け、この対のフック117を主ハウ
ジング2の下端面に当接させる。フック117の主ハウ
ジング2の下端面への当接(第。
20図参照)は、両ハウジング2.2′の締結時のずれ
を防止してシール性を向上させ、さらに、出力軸たるビ
ン10とハウジング2のビン受は孔との芯ずれを防止さ
せる。
再び第20図を参照する。主ハウジング2の内側縁に沿
って略コの字状の溝118を配し、この溝118にゴム
製のO−リング119を挿入し、副ハウジング2′の合
せ面115により0−リング119を撓ませてシール圧
を確保する。主ハウジング2の内側縁は上向きに延出さ
せた壁120とし、たとえ、0−リング119を雨水や
ホコリが通過しても、この壁120で雨水やホコリのハ
ウジング2内への浸入を防止させる。この壁120は、
両ハウジング2.2′の合せ面を接着或いは溶着させる
場合にも、シール性の向上に有効である。
ハウジングの形状は、前述の如く、下部が車両前方へ出
された略く字型となっているため、第16図に示す様に
作動レバー17は、出力軸10に固着された軸部121
から紙面左方へ延びて、ロック、アンロック状態をハウ
ジング2に固着された基板122と協同して検出する接
点子123を保持する、アーム部124と、ハウジング
下部形状との干渉を避けて配された、アーム部16とを
連続させる段部125を備える。
軸部121のハウジング2′の軸受面と当接する側には
、リング状の凸部126が形成されており、スラスト方
向の寸法管理を容易とし、ハウジング2′どの当り面を
減らし、回転抵抗を減少させると共にグリース留り12
7を形成している。
また、アーム部16は、ハウジング2に設けられた凸部
128により摺動可能に支承されており、アーム部とハ
ウジングとの全回当りによる回転抵抗増加を防止してい
る。
前述接点子123は、作動レバー17のアーム部124
に備った、突起129.129′に取付けられる固定部
と基板122と摺動する接点部130.130′とから
成り、固定部には、アームの突起との抜は止めを行う係
止部131が備っている。
第21図でスイッチ部の作動状態を示す。
基板122は、エポキシ樹脂等絶縁体で作られており、
前述接点部130.130′の通過部に、銅等で作られ
る導通部13L131’が配される。
実施例では、導通部131.131′が接点部130.
130′と接触し、検出回路が開れている場合をアンロ
ック状態、閉されている場合をセック状態として設定し
ている。
この様に、ロック、アンロックの切替えを行うロッキン
グレバー9と直結した作動レバー17に、スイッチ部を
配したので1位置検出端度の向上がはかれ、更に、ハウ
ジング2に固着された基板122と作動レバー17のア
ーム部124の接点子123を固定する突起129との
重なりを避けた配置としたので可能な限り、基板とアー
ム部とを近接させることができ、駆動部の高さを低くで
きる。
第22図、第23図を参照する。ドアパネル187にク
リップ188で取付けられて、ドアとボデーとの間をシ
ールするゴム等で作られるシール189が、ドアロック
のアクチュエータ部上を通過する様に配された場合、前
述クリップ188の先端190との干渉が問題となる。
本実施例では、ハウジング2のモータの収納部上部に生
じる空所に着目し、可能な限り凹めた凹部191を設け
、クリップ188の先端190との間のスキ間を確保し
ている。
この様に略く字型に形ずけられたアクチュエータ部に、
更に、クリップ先端との干渉を避ける凹部を設けること
で、前述第19図のドアパネル113とドアガラスの昇
降軌跡114との、実質的な必要スペースを減少するこ
とができ、車両への配置上の自由度が高いコンパクトな
ドアロックを得ることができる°。
第22図の実施例では、ハウジング2と2′との間の締
結を、スクリュ192により行う。
第17図、第24図、第25図に示すように、ハウジン
グ2′には、スクリュ192が貫通するスフ!J:L1
92の外径より大きな孔193が、ハウジング2には、
スクリュ192の外径よりわずかに小さい締結孔194
が備わっている。
第26図を参照する。締結によってハウジング2と2′
の関係がズレるのを防止するため、対角線上に配される
ハウジング2′の孔を、スクリュ192の外径よりわず
かに小さい孔195とし、スクリ:L192の締付時に
自動的にスクリュ軸センターと孔センターとが一致する
構造をとる。
この様に、安価でスペースをとらないセンタリング構造
により、ハウジング2と2′とのズレに生じるピン10
の軸受部での出力損失を減少でき、しいては、モータ出
力も低下させることができ、モータの小型化、スムーズ
で静かな作動を得ることができる。
第17図、第24図、第27図を参照する。
ハウジング2のストッパ保持部196に保持されたスト
ッパ39が抜は出ない様にハウジング2′のストッパ3
9と対向する位置に抜は止め197が設けられている。
この様に、抜は止め197を設けることで、ロック、ア
ンロック位置でモータの回転慣性荷重を含んで衝撃荷重
が作動レバーを、介しストッパ39に負荷されて、弾性
変形を生じ、前述ストッパ保持部196から抜は出よう
としても抜は止め197により阻止されるので、くり返
し負荷に対してもストッパ39の保持を保証でき、長期
にわたり、安定した性能を維持できる。
更に、ハウジング2と2′との間でストッパ部を収納し
ているため、雨水、はこり等の異物付着によるストッパ
ゴムの性能低下がなく、合せて耐久性に優れる。
第16図及び第28図を参照して、ハウジング内の空気
抜きについて説明する。ハウジング2の下方端(紙面左
側)には、ハウジング2′と協同して形成される空気穴
107が備っており、環境の変化、例えば、温度変化に
より、ハウジング内が負圧となり、ハウジング外周に付
着した雨水等を内部に吸い込まない様にしている。
空気穴107の形状は、開口部108と対向する壁10
9が設けられており壁109と対向した壁110とによ
り空気穴は略U字形に形成され、また、穴の大きさは、
側壁111と112とにより略四角形に形づけられる。
そのため、開口部108の付近に雨水等の水滴が付着し
たり、はこり等があっても2つの壁109.110によ
り、ハウジング2内に侵入することがない。
第16図、第29図を参照してハウジングからの水抜き
について説明する。
ドアパネルのドアロック取付面116に当接するドアロ
ックのプレート178とハウジング2との間で作られる
空所179には、周知のドアロックのドア閉じ状態を保
持する噛み合い機構が収納されている。
空所179の下部には、雨水等の水抜きのため、前述プ
レート178との間で形成される溝180が設けられて
おり、プレート178より下方位置まで可能な限り延長
されている。
溝180の下部には、ビン10の軸受は部181が可能
な限りドアパネル113側に寄せた状態で、水路182
が形成され、前述溝180は、壁183により、実質的
に終了される。
この様に、溝180を制限する壁183を設けることで
、ドアロックアクチ二二−タ部車両長手方向の厚さをう
ずくでき、ドアガラスの昇降軌跡114とのスキ間が確
保でき、ドアロック装置をドアのより上方位置に配すこ
とができ、衝突等に対するドア上部の強度を向上、ある
いは、昇降軌跡より、ドア後方へ配すことができ、ドア
ガラスエリアの増大をはかったりデザインの自由度をふ
やすことができる。
再び第16図を参照し、軸100まわりについて説明す
る。
ホイールギヤ18は、ハウジング2′にインサイートさ
れた軸100に回転可能に枢着されており、軸100の
先端にカシメられたワッシャ101により抜は方向の動
きが規制されている。
ホイールギヤ18とハウジング2′との間には、回転時
の抵抗を減少するためワッシャ102が挿入されており
、樹脂同志の接触を防止している。
ホイールギヤ18のワッシャ101との当り面は、リン
グ状の凸部103が形成されており、スラスト方向の寸
法管理を容易にすると共に、ワッシャ101との当り面
積を減らし、回転抵抗を減少させると共にグリース留り
104を形成している。
軸100のハウジング2′にインサートされている部分
には、ウオームギヤ27とホイールギヤ18との噛み合
で生じる軸100の曲げや、回転に対して強度を増し、
また、スラスト方向の保持強度を向上させるためと、軸
100の先端とワラ再び第16図を参照し、軸100ま
わりについて説明する。
ホイールギヤ18は、ハウジング2′にインサイートさ
れた軸100に回転可能に枢着されており、軸100の
先端にカシメられたワッシャ101により抜は方向の動
きが規制されている。
ホイールギヤ18とハウジング2′との間には、回転時
の抵抗を減少するためワッシャ102が挿入されており
、樹脂同志の接触を防止している。
ホイールギヤ18のワッシャ101との当り面は、リン
グ状の凸部103が形成されており、スラスト方向の寸
法管理を容易にすると共に、ワッシャ101との当り面
積を減らし、回転抵抗を減少させると共にグリース留り
104を形成している。
軸100のハウジング2′にインサートされている部分
には、ウオームギヤ27とホイールギヤ18との噛み合
で生じる軸100の曲げや、回転に対して強度を増し、
また、スラスト方向の保持強度を向上させるためと、軸
100の先端とワッシャ101のカシメ時の受は用とし
て他端105がハ゛ウジング2′の表面より外部に突出
しており、雨水等がスキ間から挿入する際の経路を長く
し、雨水侵入を防止するため、ツバ部106が備ってい
る。
第17図は、ハウジング2′の内側より見た図であり、
ビン10、作動レバー17、ホイールギヤ18、モータ
26、ウオームギヤ27の位置関係を示し、第16図で
明らかな如く、ピン10は、軸受部34に支承され、ホ
イールギヤ18は、インサートされた軸100により支
承され、またウオームギヤ27及びモータ26は、ハウ
ジング2′に設けられた支持部132.133.134
により支承され、モータ自身の回転方向の動きは、壁1
35.136により防止される。
この様に、駆動伝達系の位置関係、特にホイールギヤ1
8とウオームギヤ27との噛み合い関係を副ハウジング
2′のみで決めているのでギヤのピッチ間距離等の製作
誤差を最小とすることができ、スムーズな動力伝達が可
能となり、しいては、モータ出口ロスが少なくなる公事
型化が計れることになる。
第30図でモータの支持構造について詳述する。
鋼板製で深絞り成形されたケース137は、樹脂等によ
り製作されるケース138をツメ部139により固着し
ている。
モータ軸140は、ケース137の軸受部137′に圧
入等で固着された軸受141とケース138の軸受部1
38′に圧入等で固着された軸受142により、回転可
能に支持される。
モータ軸140には、外部からの電気の供給を受けるコ
ンミテータ部143と巻線144を保持するコア145
が固着されている。
また、巻線144とケース137との干渉を防止するた
め、カラー146がコア145との間に配されている。
マッグネット14gはケース137に固着されている。
モータ軸の一端147は球面状に加工されており、樹脂
ケース138との間に配された金属製のスラストプレー
ト149により支持されている。
このスラストプレート149は、モータ軸の他端150
に備ったローレット151にウオームギヤ27が圧入固
着される際の荷重に抗し、樹脂ケース138の割れを防
止するのと、ロック、アンロック作動時に生じるスラス
ト荷重を受け、耐久性を向上させるのに有効である。
ケース137の軸受は部137′を支承する支持部13
3とケース138の軸受部138′を支承する支持部1
32とによって、モーターのスラスト方向位置及びホイ
ールギヤ18を枢支する軸100との位置関係を決定す
る。
次にウオームギヤ27の先端が球面状に加工された軸部
152を支承する支持部134について述べる。
モータ軸140は、カラー146と軸受141の間に設
けられたスキ間1530分だけスラスト方向に移動可能
である。
また、モータ軸140にモータケース側へ入り込む方向
に負荷を与え、モータ軸の一端147がスラストプレー
ト149と当接して回転する場合は球面との接触のため
、回転抵抗も小さく、軽いトルクで回転することができ
る。
逆にモータ軸を引張り出す方向に負荷を与えると、カラ
ー146の端面と軸受141の端面とが当接し、回転抵
抗も大きくモータ軸を回転させるのに大きなトルクを要
する。
実施例の如く、ウオーム噛み合いでは、正、逆転のいず
れかの方向で軸を押し込む方向あるいは引張り出す方向
に負荷がかかり、モータの出力は、前述の大きな回転抵
抗分を見込んだ大きな出力が必要となる。
更に、モータ駆動後、通電が断れると、リターンスプリ
ング24により、ホイールギヤ18を駆動し、ウオーム
ギヤ27を回転させながら、中立位置へ復帰する構造の
ものでは、前述のモータ軸の回転抵抗が大きい分、リタ
ーンスプリング出力も増加せねばならず、その分、モー
タの出力の増加が必要となる。この様に、種々の出力損
失を生じる、カラー146と軸受141との接触を防止
するため、ウオームギヤ27の先端球面状の軸部152
と支持部134との間には、モータ軸長さ154と支持
部134のスラスト荷重受は面までの長さ155との製
作誤差を吸収すると共に、カラー146と軸受141の
端面間のスキ間153より小さいスキ間のスキ間156
が設定されている。
従って、モータ軸140が、ケースから引張り出される
方向に移動してもウオームギヤ27の軸部152の球面
状の先端と支持部134との当接となり、カラー146
と軸受141の端面どうしの接触はさけられ、回転抵抗
の増大を防止することができ、モータ出力の損失を防ぎ
モータの小型化がはかられる。
支持部132と133との間製作誤差は、支持部133
0弾性変形で吸収しきれない分、モータケースとスキが
生じる方向に設定してあり、モータ組み込みに当っては
、ケース138と支持部132とが当接するように行う
また、ウオームギヤ27の軸部152の径方向でも、支
持部134と微小スキ間が設定されており、例えば、ロ
ック、アンロック位置で作動レバーがストップされ、ホ
イールギヤ18との噛み合い反力でピッチ間距離が増加
しようとした時に当接する様になっている。
モータへの通電が断れ、リターンスプリング24により
、ホイールギヤ18を駆動しウオームギヤ27を回転さ
せて中立位置へ復帰する際は、支持部134と軸部15
2と、当接は解れているので、この部分でのリターンス
プリング力の損失はなく、従ってリターンスプリング力
も小さく済み、しいてはモータの小型化をはかることが
できる。また、通常のモータ軸を決定しているのは、支
持部132と133であり、製作誤差吸収も容易となり
、しいては、安価なハウジングを得ることができる。
次に、ハウジング2には、夫々下記の支持部が設けられ
る。即ち、第31図に示すようにウオームギヤの先端1
52が変位した時に当接する支持部157が設けられて
いる。
第32図に示す如く、モータケース137の軸受部13
7′を支持する支持部158が設けられている。
第33図に示すようにハウジング2′に支持されるモー
タケース137のハウジング2側にスポンジ等の弾性体
159が、撓まされて配されており、ハウジング2′と
ハウジング2との間の寸法が広くできた場合や、支持部
132と133との間の寸法160が大きくできて、モ
ータケースとの間にスキ間を生じた場合、ドアの開閉や
、走行中の振動、あるいは、モータ駆動時のウオーム噛
み合い反力等でモータケースが移動して異音が発生する
のを防止している。
第34図に示す如くモータケース138の軸受部138
′を支持する支持部161が設けられている。
次に、モータ軸140に固定されたウオームギヤ27と
、このギヤに噛合うホイールギヤ18との噛合いについ
て説明する。
第35図は、ウオームギヤ27とホイールギヤ18の標
準噛み合い状態を示す。162はホイールギヤの歯、1
63はウオームギヤの歯、164は、標準時のバックラ
ッシュを示す。ホイールギヤ18の形状は、第16.1
7図に示す様に複雑な形状をしており、それ故、樹脂で
製作されている。この様な複雑形状で肉厚不定の物では
、成形による外形形状の歪はさけがたく、歯幅が増加し
た場合は、パックラッシニが減少し円滑な歯の噛み合い
作動ができず、また、ヒケを生じた場合では、歯先へ荷
重がかかることになり、強度の低下をきたす。
一般にバックラッシュ増加のために、ピッチ間距離を標
準値より大きくとる手法、第36図がとられるが、小型
歯車を用いた減速機、例えば、モジュール0.6(歯た
け1.35mm)のものでは、ピッチ間距離の増加も微
量しかできず、所要のバックラッシュ量を得ることはで
きない。また、より歯先に荷重がかかることとなり、特
に所定作動後、固定物に当接して作動拘束されるレバー
等を駆動するものでは、ストーブ時、モータ回転が急激
に停止されるため、モータの回転慣性エネルギーを含ん
だ衝撃荷重が作用し、歯そのものが破損することになる
第37図に示す本件の実施例では、樹脂製のホイールギ
ヤ18の歯形及びピッチ間距離は標準とし、相対的に強
度に余裕のあるリン青銅製ウオームギヤ27の歯を横転
位することでバックラッシュを増加させる。165は横
転位で歯幅が小さくなったウオームギヤの歯、166は
、横転位で増加したバックラッシュを示す。この様に、
ピッチ間距離は標準であるので、歯先での当りは防止で
き、強度上の損失もなく、またホイールギヤの歯の歪も
吸収できる。
次に歯スジ方向と作動レバーの関係について詳述する。
第38図は、モータの駆動により、ウオームギヤ27と
噛み合ったホイールギャエ8の凸部45と作動レバー1
7のアーム16とが当接し、レバー17がストッパ39
と当接するアンロック位置へ移動した状態を示す。第3
9図は、同様にロック位置に移動した状態を示す。
第38図で、矢印167は、ウオームギヤ27よりホイ
ールギヤ18に与えられる駆動力を示す。゛矢印168
は、ストッパ39から作動レバー17への反力、169
はアーム16から凸部45の端部への反力を示す。第4
0図は、第38図のH視図であり、ホイールギヤ18に
は、紙面で右上りの歯170が備っている。ウオームギ
ヤ27より与えられる駆動力167は、図示の如き歯ス
ジの場合歯170の傾斜により、紙面で上方へ向う分力
171を発生させる。第41図は第38図のJ親図であ
り、前述分力171は、ウオームギヤとの噛み合いが浅
くなる方向、紙面で反時計回り方向に、樹脂製ホイール
ギヤを弾性変形させたり、軸100のインサート部を弾
性変形させるが、紙面で時計回り方向に抗力を発生させ
る凸部45に作用する反力169により、ホイールギヤ
とウオームギヤの噛み合いが浅くなるのを防止している
第39図で、172は、ウオームギヤ27よりホイール
ギヤ18に与えられる駆動力を示し、173は、ストッ
パ39から作動レバー17への反力、174はアーム1
6から凸部45への反力を示す。
第42図は、第39図のに視図であり、ウオームギヤ2
7より与えられる駆動力172は、紙面で下方向に向う
分力175を発生させる。
第43図は、第39図のH視図であり、前述分力175
は、ウオームギヤとの噛み合いが深くなる方向、紙面で
時計回り方向に、ホイールギヤあるいは、軸100のイ
ンサート部を弾性変形させる。
ストッパ39で作動レバー17が停止された時、ホイー
ルギヤ18の凸部45とアーム16との当接点は、ウオ
ームギヤ27と軸100とを結ぶ線の近傍に位置するた
め、反力174により、噛み合いが浅くなるのを防止す
るのに有効な抗力は発生しない。しかしながら、前述の
分力175の作用で、噛み合いが浅くなることは、防止
される。
第44.45図は、歯スジ方向を紙面で左上りの歯17
6を備えた場合を示す。ウオームギヤ27より与えられ
る駆動力172は、紙面で上方向に向う分力177を発
生させる。この様に上方向に向う分力は、ウオームギヤ
とホイールギヤとの噛み合い関係を浅くするが、前述の
如く凸部45に作用する反力174は、噛み合いが浅く
なるのを防止するのに有効な抗力を発生しないので、例
えば、樹脂製ホイールギヤの歯先が損失したり、ギヤど
うしの歯先が乗り上げて不動となったりする。
第40.42図で示した実施例の如く、作動レバー17
のストッパ位置が、ウオームギヤ27と軸100とを結
ぶ線上の近傍に、ホイールギヤ18の凸部45とアーム
16との当接点が位置する場合、ウオームギヤからの駆
動力によって発生する分力で、噛み合いが浅くならない
方向に歯スジを決めることで、作動レバー、ホイールギ
ヤ、ウオームギヤ等の配置上の自由を得ることができ、
コンパクトな、ドアロツタのパワーアクチュエータ部を
実現できる。
第46図は、ホイールギヤ18の凸部45とアーム16
との間に、カム面を設け、レバー比を向上させ、出力軸
10の出力をアップした実施例を示す。
第17図で凸部45とアーム16との作用関係を述べた
が、レバー比向上のためには、ホイールギヤ18の凸部
45のアーム16との当接点は、可能な限り、ホイール
ギヤ18の回転中心側寄りに位置し、アーム16の凸部
45との当接点は、可能な限り、レバー170回転中心
から遠い位置に配されるのがよい。スキ間460間を空
走したホイールギヤ18の凸部45の先細りで、先端に
R付けされた先端部225とアーム16の先端へ向って
広がった略ハ字型のカム面226とが当接する。このア
ーム16の略ハ字型のカム面226は凸部45の先端部
250当接点を、レバー17の回転中心から可能な限り
遠い位置に配すのに有効である。
前述路ハ宇型のカム面226は途中から、先端へ向って
細く形成されたカム面227と変化している。カム面2
27と先端部225とは、レバー17の作動のほぼ中間
位置で当接し始め、徐々に先端部225と連続して形成
されたカム面228との当接へと変化してゆき、アーム
17がストッパ39で停止されるストップ位置では、完
全にカム面228とアームI6のカム面227との当接
となっている。
この様にモータ回転慣性を含んだ大きな衝撃荷重が作用
するストップ位置では大きな面のカム面228で当接さ
せる事により、先端部225の摩耗、変形等を防止し、
長期に安定した性能を得ることができる。
次ニ、前述アーム16のレバー17の回転中心側へ向っ
て伸びた延長部229と、前述先端部225との間には
隙間230が設定されており、また、レバー17の回転
軌跡上で、前述延長部229と先端部225と干渉する
様に配されている。
手動によるロック、アンコツタ作動時、レバー17のア
ーム16は、前述凸部45の先端部225の間を空走す
る。
ロック、アンロック位置で、更に作動する方向に負荷さ
れて、ストッパ39が弾性変形し、前述隙間230がな
くなり、アーム16がホイールギヤ先端部2250回転
軌跡内に入った状態で、モータを駆動するスイッチが操
作された場合、先端部225とアーム16とは干渉し、
正常な作動をせず、また、それぞれの当接面を傷付けた
り、破損したりする。
実施例では、アーム16に延長部229を設けたので、
過負荷が作用しても、ホイールギヤの作動軌跡内に入る
ことはなく、スイッチの操作による正常作動を確保でき
る。
また、隙間230の設定により、通常の手動操作で、ア
ームと凸部とは干渉しないので樹脂どうしの当り音もな
く、操作フィーリングの良いものを得ることができる。
キーの操作により、ロック、アンロックされた事を検出
するスイッチについて詳述する。第22゜47.23.
48.49図を参照する。検出スイッチ205は、ハウ
ジング2′にスクリュ206等により固着される本体部
207と、本体部207に回転可能に支持され、一端2
08をキー操作レバー13の孔209に挿入し、キー操
作レバー13の回転作動と連動して作動する可動部21
0から成り、内部に第21図で示したのと同様の接点部
と導通部を備え、ロック、アンロック位置を検出する。
211は、検出スイッチ205に結線されたワイヤーハ
ーネスである。
ハウジング2′には、前述本体部207を収納する空所
212が設けられており、スフ17.206が締め付け
られる孔213が設定されている。
略U字型形状の溝214は、壁215及び216で形成
されており、前述ワイヤーハーネス211の通路となり
、側壁に儲った通路217へと連続している。前述の壁
215には、クリップ218が係止されてちり、その上
端片219により溝214の開口部を閉ざし、ワイヤー
ハーネス211が溝214から飛び出るのを防止してい
る。尚、第60図は第47図の矢視Nよりみた図である
ワイヤーハーネス211は、第51図で示した実施例と
同様に第57図で示す如くクランプ186でハウジング
に固定されている。
この様に、前述クリップ218とクランプ186により
ワイヤーハーネス211はハウジング2′の上面にしっ
かりと保持され、第19図のガラス昇降軌跡114に対
して、十分なスキを与えることができ、実質的な必要ス
ペースを減少でき車両への配置上の自由度が高いコンパ
クトなドアロックを得ることができる。
ドアガラス昇降軌跡114とのスキ間も十分あり、また
、ハウジングの側面にもワイヤーハーネス211が通過
する余裕があるものでは、第58゜59図に示すハウジ
ング2に設けたフック231にワイヤーハーネス211
を係止することで、ノ1−ネスがハウジング2′の面か
ら自由に浮き上がることが防止でき、第22.48図で
示したクランプ186を使用するものに比べ部品点数、
組付作業性で安価となる。
第47図、23図、24図を参照する。キー操作レバー
13の回転作動は、突部14、段部14′より、ロッキ
ングアーム9の突部15に伝達され、ロッキングアーム
9を回転作動させる。
第24図のガラス昇降軌跡114に対し、十分なスキを
確保するため、前述スイッチ205は、より、ドアロッ
クに寄せて配される必要がある。
第23図で示す様に、前述キー操作レバー13、ロッキ
ングアーム9の回転センタ付近で、スイッチ205と重
なるため、突部15は、ハウジング2′側へ曲げられて
おり、突部15とハウジング2′との間のスキ間を確保
するため、突部15の作動範囲の間、凹み220が設け
られている。
この様な配置をとることでスイッチ205をよりドアロ
ック側へ寄せることができる。
また、スイッチ205の可動部210の底面に凹221
を設け、出力軸10のロッキングアーム9とのカシメ部
222との干渉を避けることで、スイッチ205を更に
ハウジング側へ寄せることができる。
第50図は、本体部207とハウジング2′との締結部
の詳細を示す。
本体部207のハウジング2′の取付面側に伸びたボス
部223が備っており、ハウジング2′に設けられた前
述ボス部223が挿入されて、スイッチ205の位置を
決める孔224が備っている。
この様に、ボス部223と孔224とにより、スイッチ
205は、可動部210の一端208と、キー操作レバ
ー13の孔209とが正しい関係で取付けられ、正確に
ロック、アンロックを検出する。
第29図、第51図を参照する。184は、モータ26
、基板122の導通部へ配線されるワイヤーハーネスで
あり、ハウジング2.2′に儲ったクランプ孔185に
貫通したクランプ186でハウジングに固定されている
。従って、車両への組み付は時、ワイヤーハーネス先端
のコネクター(図示しない)を引張って、相手のコネク
ターと連結したり、あるいは、コネクターを持たれて、
ドアロック本体をつり下げたりしても、この引張荷重は
、前述クランプ186で負担され、ハウジング内に収納
された部分まで及ばないため、モータとの結合部、ある
いは基板の導通部との結合部に損傷を与えることがなく
と、断線による不動等が防止できる。
第52図は、第24図の溝118に沿って挿入される0
リング119を示し、モータ、基板の導通部に配される
ワイヤーハーネスが貫通するハーネス保持部198と、
溝118への挿入時の作業性を向上させるグリップ部1
99が備っている。
第53図は、グリップ部199の詳細で外周に突起20
0が設けられており、前述溝1180幅より少し大きい
径201に設定されている。溝118は、駆動部外形を
小さくするため、第24図の様に、直線部の少ない蛇行
した形状となっており、溝118にOリング119を挿
入配索時、0リング自身の直線状へもどろうとする復元
力により、溝よりとび出てしまい、作業性の非常に悪い
ものであった。
実施例では、溝幅より大きい外径形状に設定されたグリ
ップ199を数ケ所設けることで、前述の溝よりとび出
る現象を防止でき、挿入作業が大幅に改善されると共に
、ハウジング2と2′の所定位置以外ではさみ込み、シ
ール性能を損い、ハウジング内部に水、はこり等が侵入
し、駆動部機能を低下させることがない。
第54図は、第52図のN祖国であり、ワイヤーハーネ
スが貫通する孔202が備っている。
第55図は、第54図のP−P断面であり、孔202の
内部には、ハーネスの外径より小さい径に設定された凸
部203が設けられている。
第56図は、ハウジング2.2′にハーネス保持部19
8が取付けられた状態を示し、ハウジング2及び2′に
は凸部204.204′が設けられてふり、ハーネス保
持部198を押圧している。
雨水やほこりの侵入は、ハーネスと孔202の間では、
凸部203により、また、ハーネス保持部198とハウ
ジング2.2′の間では凸部204.204′により防
止される。
更に、凸部203は、ハーネスの動きを制限する機能を
もち、ハーネス先端に荷重が負荷された場合のズレ止め
を行う。
(効 果) 本願は、ホイールギヤの凸部に作用する反力と噛み合い
反力との関係を歯スジ方向で解決するので、コスト増も
なく、またアクチュエータ部の厚さも薄く、しかも、モ
ータ位置を制限しないのでドア内のスペースにそくした
配置が可能となりコンパクトなアクチュエータを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本例を示す正面図、第2図はオープンレバーが
レリースレバーを作動させている状態を示す部分正面図
、第3図及び第4図はロッキング機構の空振り状態を示
す部分正面図、第5図及び第6図はキーレスロック機構
を示す部分正面図、第7図及び第8図はセルフキヤンセ
リング機構を示す部分正面図、第9図はアクチュエータ
部の分解図、第10図はリターンスプリングを示す平面
図、第11図はウオームの側面図、第12図は出力軸の
取付部の分解斜視図、第13図はターンオーバスプリン
グの取付を示す側面図、第14図は作動レバーとストッ
パの関係を示す平面図、第15図はホイール回転角とモ
ータ逆転トルクの関係を示すグラフ図、第16図は出力
軸部分の断面図、及び第17図はアクチュエータ部の平
面図、第18図はドアロック装置の収納部分の正面図、
第19図はドアロック装置の正面図、第20図は両ハウ
ジング間の0−IJソング示す部分断面図、第21図は
スイッチ部の拡大部分平面図、第22図(a)はドアロ
ック装置の正面図、第22図(6)はスイッチ部の部分
斜視図、第23図はアクチュエータ部の側断面図、第2
4図はアクチュエータ部の平面図、第25図はスクリュ
ー締結部を示す部分断面図、第26図はスクリュー締結
部の別の部分の断面図、第27図はストッパの収納状態
を示す断面図、第28図は第16図の矢視S−8よりみ
た図、第29図はドアロック装置の車両取付面側からみ
た平面図、第30図はモータとウオームギヤ軸の支持構
造を示す平面図、第31図は第30図の矢印D−Dから
みた断面図、第32図は第20図の矢視E−Eよりみた
断面図、第33ri!Jは第20図の矢視F−Fよりみ
た断面図、第34図は第20図の矢視G−Gよりみた断
面図、第35図はウオームギヤとホイールギヤとの噛合
いを示す部分平面図、第36図は両ギヤ間のピッチを大
とさせた部分平面図、第37図はウオームギヤを横転位
させた状態を示す部分平面図、第38図及び第39図は
各部に作用する反力を示す平面図、第40図は第38図
の矢視H方向からみた時の分力を示す図、第41図は第
38図の矢視J方向からみた分力を示す図、第42図は
第39図の矢視に方向からみた分力を示す図、第43図
は第39図の矢視し方向からみた分力を示す図、第44
図は歯スジを逆にした時の第39図のに方向よりみた図
、第45図は歯スジを逆にした時の第39図のし方向よ
りみた図、第46図は作動レバーとホイールの関係を示
す平面図、第47図はハウジング部の平面図、第48図
はワイヤーハーネスクリップを示す断面図、第49図は
ワイヤーハーネスの通路を示す断面図、第50図はスイ
ッチ部の取付部の断面図、第51図はワイヤーハーネス
のりランプ部の断面図、第52図は0−リングの全体図
、第53図は第52図のQ−Q断面図、第54図は第5
2図の矢視Nよりみた図、第55図は第54図の矢視P
よりみた図、第56図はワイヤーハーネス保持部の断面
図、第57図はワイヤーハーネスのクランプ部の断面図
、第58図はハウジングのフックを示す部分斜視図、第
59図はクランプ部を示す側面図、第60図は第47図
の矢視Nよりみた図である。 図中:1 ドアロック装置、2.2′ −ハウジング、
3 レリースレバー 5 オーブンレバー8 ロッキン
グボタン、9 ロッキングアーム、10 ビン、13・
キー操作レバー 15 突部、17−作動レバー、24
・ リターンスプリング、26・・モータ、27−ウオ
ームギヤ、34−軸受部、36−ターンオーバスイッチ
、39・・ストッパ、159−弾性材、166 ・バッ
クラッシュ、225− 先端部、226.227.22
8 カム面。 代理人 弁理士  桑 原 英  明 第14図 第18図 T 第36図 第37図 〜27 第31図 第34図 第42図 第39図 第48図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. モータにより回転駆動されるウォーム、このウォームに
    噛み合うホィールギヤ、ホィールギヤに設けた凸部と、
    当接するアーム部を備えた作動レバー、ロック及びアン
    ロック位置で前記作動レバーの動きを制限するストッパ
    から成り、ロックあるいはアンロック位置でストッパに
    より作動レバーの動きが制限された時、ホィールギヤ回
    転センターとウォームを結ぶ線の近傍でホィールギヤの
    凸部とアームが当接する場合、噛み合い反力で生じるホ
    ィールギヤの弾性変形が噛み合いが深くする方向に変位
    する様に歯スジが決められており、他方の位置では、ホ
    ィールギヤの噛み合いが浅くなる方向の変位に対し、ホ
    ィールギヤの凸部に作用する反力により変位を阻止し、
    正規の噛み合い状態を維持することを特徴とするドアロ
    ック装置。
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