JP2007043854A - モータ及びモータの組立方法 - Google Patents

モータ及びモータの組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】雑防素子の搭載数を少なくする仕様とした場合に、残りの素子の組み付けを工夫して制御回路部材の小型化を図り、モータの小型化に寄与できるモータを提供する。
【解決手段】制御回路部材25の扁平面41i上には、雑防素子の内で通常仕様とした場合に省略されるチョークコイル37を装着するための収容凹部41lと、同仕様変更時においても残される第2のコンデンサ35を第1の姿勢(コンデンサ35の軸方向が扁平面41iの直交方向を向く姿勢)で装着するための収容凹部41oとが隣接して設けられる。収容凹部41l周囲の枠部41jには、チョークコイル37を省略した際に、第2のコンデンサ35を扁平面41iからの突出量が小となる第2の姿勢(コンデンサ35が倒されて該コンデンサ35の軸方向が扁平面41iと平行に向く姿勢)にて装着する配置凹部41r,41sが設けられる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、チョークコイルやコンデンサといった雑防素子を搭載する制御回路部材をハウジング内に収容してなるモータ及びその組立方法に関するものである。
パワーウインドウ装置等に用いられるモータとしては、回転力を発生するモータ本体と、該モータ本体の回転を減速して出力する減速部と、該モータ本体の回転を制御するための制御回路部材とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このモータにおいては、減速部のギヤハウジングに形成される回路収容部に、複数の電気回路部品が回路基板に実装されてなる制御回路部材が収容保持されている。
米国特許第5245258号公報
ところで、モータの制御を行う制御回路部材においては、モータを高度に制御する上級仕様のものと、モータを通常に制御しコスト面を考慮した通常仕様のものとが用意され、搭載する車両毎に使い分けられるのが一般的である。
上級仕様のものについては、モータの制御にトランジスタを用いたPWM制御が採用される。ところが、PWM制御では、トランジスタをスイッチング動作させることからスイッチングノイズが発生するため、これによる電磁ノイズのレベルが大きくなり、EMC(Electro-Magnetic Compatibility)性能低下が懸念される。そこで、この上級仕様の制御回路部材には、比較的大きな電磁ノイズを除去すべくチョークコイル及びコンデンサを用いた雑防回路が搭載される。この場合、コンデンサには、第1及び第2のコンデンサの2つのコンデンサが組み合わされて用いられる。第1のコンデンサよりも小容量の第2のコンデンサは、通常仕様との部品共通化を図るべく通常仕様にも用いられる。
一方、通常仕様のものについては、PWM制御が採用されず、これにより電磁ノイズのレベルが小さいため、小容量の第2のコンデンサを1つで雑防回路が構成され、チョークコイル及び第1のコンデンサは省略される。
しかしながら、従来、チョークコイル及び第1のコンデンサは省略されるものの、第2のコンデンサは上級仕様と同様な組み付けとされている。つまり、第2のコンデンサの組み付けに特段の工夫がなされていないため、これらチョークコイルと第1のコンデンサとを省略しても、通常仕様の制御回路部材はさほど小型化されないのが実情である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、雑防素子の搭載数を少なくする仕様とした場合に、残りの素子の組み付けを工夫して制御回路部材の小型化を図り、モータの小型化に寄与することができるモータ及びその組立方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転駆動するモータ本体と、前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記モータ本体で生じる回転を減速出力する減速機構を収容するギヤハウジングと、前記ギヤハウジングに設けた回路収容部内に挿入され、前記モータ本体の回転を制御するとともに、前記モータ本体の回転駆動に伴う電磁ノイズの発生を防止する雑防素子を搭載した制御回路部材とを備え、仕様に応じて前記雑防素子の搭載数を変更して対応する構成としたモータであって、前記制御回路部材のベース部材には、前記雑防素子の内で仕様変更時に省略される第1の雑防素子を装着するための第1の装着部と、同仕様変更時においても残される第2の雑防素子を第1の姿勢で装着するための第2の装着部とが隣接して設けられ、前記第1の装着部には、前記第1の雑防素子を省略した際に、前記第2の雑防素子を前記第1の姿勢よりも前記ベース部材からの突出量が小となる第2の姿勢にて装着する第3の装着部が設けられることをその要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記第2の雑防素子の一部又は全部が前記回路収容部の開口部より外側に突出するように前記制御回路部材が構成され、前記開口部からの突出部分を収容可能な空間を形成すべく膨出形成されるカバーが前記開口部を閉塞するように装着されることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のモータにおいて、前記カバーは金属製であることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記第2の雑防素子は、前記第1の姿勢において、その長手方向が前記ベース部材の搭載面の直交方向に沿って配置されるものであり、前記第2の姿勢において、その長手方向が前記ベース部材の搭載面に沿って配置されることをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータの組立方法であって、前記第1及び第2の雑防素子を搭載する第1の仕様では、前記第1の雑防素子を前記第1の装着部に装着するとともに、前記第2の雑防素子を前記第2の装着部に前記第1の姿勢で装着し、前記第1の雑防素子を省略、前記第2の雑防素子を残す第2の仕様では、前記第2の雑防素子を前記第3の装着部に前記第2の姿勢で装着することをその要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のモータの組立方法において、前記第2の雑防素子の一部又は全部が前記回路収容部の開口部より外側に突出するように前記制御回路部材が構成されるものであり、前記第1の仕様において、前記開口部からの突出部分を収容可能な空間を形成すべく膨出形成される第1のカバーにて前記開口部を閉塞し、前記第2の仕様において、前記第1のカバーよりも膨出量の小さい第2のカバーにて前記開口部を閉塞することをその要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、制御回路部材のベース部材には、雑防素子の内で仕様変更時に省略される第1の雑防素子を装着するための第1の装着部と、同仕様変更時においても残される第2の雑防素子を第1の姿勢で装着するための第2の装着部とが隣接して設けられる。更に、第1の装着部には、第1の雑防素子を省略した際に、第2の雑防素子を第1の姿勢よりもベース部材からの突出量が小となる第2の姿勢にて装着する第3の装着部が設けられる。これにより、請求項5に記載の発明のように、第1及び第2の雑防素子を搭載する仕様(第1の仕様)において第2の雑防素子が第1の姿勢で第2の装着部に装着されるものを、第1の雑防素子を省略、第2の雑防素子を残す仕様(第2の仕様)の場合には、第1の装着部に設けた第3の装着部に第2の雑防素子が装着され、該第2の雑防素子をベース部材からの突出量が小となる第2の姿勢で装着することが可能となる。これにより、第2の仕様において、ベース部材からの第2の雑防素子の突出量が小さくなって制御回路部材が小型となるため、モータの小型化に寄与できる。
請求項2に記載の発明によれば、第2の雑防素子の一部又は全部が回路収容部の開口部より外側に突出するように制御回路部材が構成され、開口部からの突出部分を収容可能な空間を形成すべく膨出形成されるカバーが開口部を閉塞するように装着される。つまり、第2の雑防素子のベース部材からの突出量が第1の仕様の場合よりも第2の仕様の場合の方が十分に小さくなる。そのため、請求項6に記載の発明のように、第2の仕様において、第1の仕様で用いる第1のカバーよりも膨出量の小さい第2のカバーを用いることが可能となる。これにより、第2の仕様において、カバーの膨出量が小さくなるため、モータの小型化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、カバーは、単に開口部を閉塞する形状でなく該開口部から膨出した表面積の大きい形状をなすため、このカバーを金属製とすることで、高い放熱効果が得られる。これにより、例えば制御回路部材に大きな熱源を有するような場合、その熱源を効率よく冷却することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、第2の雑防素子は、第1の姿勢においてその長手方向がベース部材の搭載面の直交方向に沿って配置され、第2の姿勢においてその長手方向がベース部材の搭載面に沿って配置される。これにより、第2の雑防素子の装着が搭載面に対し直交又は平行なため、第2の雑防素子の装着が容易であり、しかも第2の雑防素子を装着するための第2及び第3の装着部の形状を簡単な形状で構成できる。
従って、本発明によれば、雑防素子の搭載数を少なくする仕様とした場合に、残りの素子の組み付けを工夫して制御回路部材の小型化を図り、モータの小型化に寄与することができるモータ及びその組立方法を提供することができる。
以下、本発明を車両におけるパワーウインドウ装置用のモータ1に具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図1に示すように、モータ1は、回転駆動するモータ本体2と、該モータ本体2で生じる回転を減速出力するための減速部3とを備えている。
モータ本体2は、図1及び図2に示すように、扁平の略有底筒状に形成されたヨークハウジング(以下、単にヨークという)4と、該ヨーク4内面に固定された一対のマグネット5(図2参照)と、該ヨーク4内で回転可能に支持されるアーマチャ(電機子)6と、ブラシホルダ7と、一対の給電用ブラシ8とを備えている。
ブラシホルダ7は、樹脂材料よりなり、ホルダ本体7aと、フランジ部7bと、延出部7cと、コネクタ部7dと、ターミナル支持部7eとが一体形成されている。ホルダ本体7aは、前記ヨーク4の開口部内に略収容されるように形成されている。ホルダ本体7aの中央孔には軸受9が固定され、該軸受9にはアーマチャ6における回転軸10の先端側が回転可能に支持される。尚、回転軸10の先端はヨーク4の外部まで突出し、その突出した部分にはセンサ用マグネット10aが金属プレートを介して固定されている。又、ホルダ本体7aにおけるヨーク4の内部側には給電用ブラシ8が保持され、該給電用ブラシ8は前記回転軸10に固定された整流子11に押圧接触されている。
フランジ部7bは、前記ホルダ本体7aにフランジ状に(回転軸10を軸中心として径方向外側に)延出されている。延出部7cは、フランジ部7bにおけるヨーク4の扁平面4a(図1参照、図1及び図2中、紙面と平行な面)に沿った一方(図1及び図2中、右方)の端部から外部方向(前記径方向外側)に突出して形成され、その先端部にコネクタ部7dが形成されている。このコネクタ部7dは、前記扁平面4aの直交方向(図1及び図2中、紙面直交方向の紙面奥側)から図示しない外部コネクタが嵌着可能に形成されている。又、ターミナル支持部7eは、延出部7cから回転軸10に沿った軸方向に延びるように形成されている。
又、ブラシホルダ7には、複数のブラシ側ターミナル12とコネクタ側ターミナル13とが埋設(インサート成形)されている。ブラシ側ターミナル12は、ホルダ本体7aにおけるヨーク4の内部側から延出部7cに延びており、該ターミナル12の基端部にはピッグテールを介して前記給電用ブラシ8が電気的に接続される。コネクタ側ターミナル13は、コネクタ部7dから延出部7cに延びており、該ターミナル13の基端部はコネクタ部7dにおいて露出して外部接続端子13aを形成し、コネクタ部7dに外部コネクタが嵌着されることで該外部コネクタのターミナルに電気的に接続される。
又、ブラシ側ターミナル12及びコネクタ側ターミナル13の各先端部は、内部接続端子14としてターミナル支持部7eからモータ本体2の軸方向(図2中、下方向)に突出(露出)されている。内部接続端子14は複数本設けられ、前記扁平面4aの直交方向(図2中、紙面直交方向)に沿って並設される。尚、図2では、内部接続端子14が紙面直交方向に並設されるため、1つしか図示されない。
又、ブラシホルダ7において、フランジ部7b、延出部7c及びコネクタ部7dは、コネクタ部7dの外部接続端子13aと対応した部分等を除いて、エラストマよりなる防水部材15にて略覆われる。
減速部3は、ギヤハウジング21と、ウォーム軸22と、ウォームホイール23と、クラッチ24(図2参照)と、制御回路部材25と、カバー26とを備える。
ギヤハウジング21は、樹脂材料よりなる。ギヤハウジング21は、固定部21aと、ウォーム収容部21bと、ホイール収容部21cと、回路収容部21dとを備える。
固定部21aは、ヨーク4の開口部に形成されたフランジ部4bと対応した形状に形成されて該フランジ部4bとネジ27にて固定され、該フランジ部4bとともに前記ブラシホルダ7のフランジ部7bを(防水部材15を介して)挟持する。
ウォーム収容部21bは、前記回転軸10の延長線上で筒状に延びて形成され、その内部にウォーム軸22を回転可能に支持する。又、ウォーム収容部21bの内部におけるモータ本体2側には、ウォーム軸22と回転軸10とを駆動連結するクラッチ24(図2参照)が設けられている。クラッチ24は、回転軸10からの駆動力をウォーム軸22に伝達し、逆にウォーム軸22からの駆動力が回転軸10に伝達されないようウォーム軸22の回転をロックするように作動する。つまり、このクラッチ24は、負荷側から加わる力によるモータ1の回転を防止するために設けられている。
ホイール収容部21cは、ウォーム収容部21bと直交する方向で扁平の円盤形状に形成され、その内部にウォームホイール23を回転可能に支持する。尚、ウォーム収容部21bとホイール収容部21cとはその内部が一部で連通し、該連通部分でウォーム軸22とウォームホイール23とが歯合される。又、ホイール収容部21cは、前記ウォーム収容部21bに対して(中心として)前記コネクタ部7dの反対側(図1中、左側)に形成されている。又、ホイール収容部21cの扁平面21eは前記ヨーク4の扁平面4aに沿って形成され、ギヤハウジング21全体としては、その扁平面21eの直交方向から見た面がギヤハウジング21の扁平面ということになる。
回路収容部21dは、前記内部接続端子14と対応した位置であって、その内部に内部接続端子14が配置されるように形成されている。詳しくは、回路収容部21dは、ウォーム収容部21bに対して(中心として)ホイール収容部21cの反対側であって、ウォーム収容部21bとコネクタ部7dとの間(制御回路部材25を除いた構成ではモータ1のデッドスペースとなる部分)に形成されている。回路収容部21dは、その内部がウォーム収容部21bの内部におけるモータ本体2側(前記センサ用マグネット10aと対応した部分)と連通している。又、回路収容部21dには、制御回路部材25を収容すべく制御回路部材25を回転軸10の軸方向に沿った方向から挿入可能とする開口部21fが形成されている。この開口部21fは、その開口方向(開口部21fと直交する方向)が回転軸10の軸方向及びその直交方向に対して傾斜するように設定されている。本実施の形態の開口部21fは、ギヤハウジング21の扁平面の直交方向から見てコネクタ部7dとウォーム収容部21bの先端側(モータ本体2の反対側)とを結ぶ傾斜した直線状に形成されている。尚、前記ブラシ側ターミナル12とコネクタ側ターミナル13の各内部接続端子14は、開口部21fの開口方向外側から見て露出する(見える)位置に配置されている。そして、回路収容部21dには、制御回路部材25が略収容される。
制御回路部材25は、図3及び図4に示すように、保持部材31、モールドIC32、ヒートシンク33、第1〜第3のコンデンサ34〜36、チョークコイル37、及びホールIC38を備える。この制御回路部材25は、モータ1(モータ本体2)を高度に制御すべくPWM制御を行う「上級仕様」となっており、図1及び図2では上級仕様の制御回路部材25が組み付けられたモータ1となっている。上級仕様では、それぞれ雑防素子である第1のコンデンサ34と、該コンデンサ34より小容量(小体格)の第2のコンデンサ35と、チョークコイル37とにより、主にPWM制御に起因した電磁ノイズの発生を防止する雑防回路が構成される。因みに後述するが、PWM制御でない通常の制御を行う「通常仕様」の制御回路部材25aは図5〜図7に示される。
先ず、上級仕様の制御回路部材25において、保持部材31は、樹脂材料よりなるベース部材41と、ベース部材41に配設された(インサート成形された)複数のターミナル42とを有する。ベース部材41は、四角形の略扁平形状(板状)の板状部41aと、板状部41aの長手方向両端から板状部41aの一方の扁平面41bの直交方向に立設された一対の端子接続台41c,41dと、一方の端子接続台41cから前記板状部41aの長手方向に沿って(外側に)延びるセンサ保持部41eとを備える。尚、本実施の形態のセンサ保持部41eは、端子接続台41cからその立設方向に沿った2段階の段差部41fを介して形成されている。又、センサ保持部41eの扁平面であるセンサ保持面41gは、板状部41aの前記扁平面41bから該扁平面41bの直交方向に離間した位置に形成され、本実施の形態のセンサ保持面41gは前記扁平面41bに対して平行に形成されている。
又、板状部41aにおいて一方の前記扁平面41bには、端子接続台41c,41dの立設方向に沿って(即ち板状部41aの扁平面41bの直交方向に)立設される載置部41hが形成されている。載置部41hは、扁平面41bにおける四隅に対応して4箇所(図3中、2つのみ図示)に形成されている。
又、図4に示すように、板状部41aにおいて他方の(前記扁平面41bの裏の)扁平面41iには、その扁平面41iの直交方向に沿って立設される枠部41j及び複数の部品支持部41kが形成されている。枠部41jは、板状部41aの略中央部に設けられ、扁平面41iの直交方向から見て前記チョークコイル37に対応した(囲うような)環状に形成されている。枠部41j内には、その長辺が板状部41aの短手方向に向けられた断面略長方形状の収容凹部41lが形成されている。収容凹部41lには、略円環状に構成されたチョークコイル37の下側略半分が嵌挿され、該チョークコイル37はその軸方向が板状部41aの長手方向に沿うように支持される。
又、部品支持部41kは、枠部41jにおける板状部41aの長手方向両側にそれぞれ設けられる。枠部41j一側の部品支持部41kには、断面略円形状の収容凹部41mが形成されている。収容凹部41mには、略円柱状をなす第1のコンデンサ34(コンデンサ本体)の下側略半分が嵌挿され、該コンデンサ34はその軸方向が扁平面41iの直交方向に沿うように外周面が支持される。又、収容凹部41mの近傍位置には収容凹部41nが形成されている。収容凹部41nには、略直方体形状で小型に構成される第3のコンデンサ36(コンデンサ本体)の全体が収容される。因みに、第3のコンデンサ36は、モールドIC32への供給電源安定化のためのコンデンサである。
又、枠部41j他側(枠部41jを挟んだ収容凹部41mの反対側)の部品支持部41kには、断面略円形状の収容凹部41oが形成されている。収容凹部41oには、第1のコンデンサ34よりも小体格の略円柱状をなす第2のコンデンサ35(コンデンサ本体35a)の基端部が嵌挿され、該コンデンサ35はその軸方向が扁平面41iの直交方向に沿うように外周面が支持される。収容凹部41oには、板状部41aの短手方向両側において、コンデンサ本体35aの基端から延びる一対の端子35bをそれぞれ収容する端子収容溝41pが該凹部41oと連続して設けられ、該端子収容溝41pの底面には端子挿入孔41qが形成されている。端子挿入孔41qは、入り口側がテーパ状に拡開しており(図3参照)、コンデンサ35の各端子35bが挿入し易くなっている。
又、前記枠部41jの収容凹部41o側の壁部上端面には第2のコンデンサ35(コンデンサ本体35a)の基端部を配置する配置凹部41rが形成され、該凹部41rが形成される壁部と板状部41aの長手方向に対向する他方側の壁部上端面には第2のコンデンサ35(コンデンサ本体35a)の先端部を配置する配置凹部41sが形成されている。これら配置凹部41r,41sは、通常仕様において第2のコンデンサ35(コンデンサ本体35a)をその軸方向が扁平面41iに沿うように倒して支持する際に使用される(図5参照)。
図3に示すように、前記複数のターミナル42は、それぞれ一部が(ベース部材41の)外部に露出するように設けられたIC接続部42a、センサ接続部42b、及び外部接続部42c等を有する。IC接続部42aは、端子接続台41c,41d上に露出するように配設される。又、センサ接続部42bは、センサ保持面41g上に露出するように配設される。又、外部接続部42cは、前記ブラシ側ターミナル12及びコネクタ側ターミナル13の内部接続端子14と対応する位置(図2参照)において、内部接続端子14と同数(8本)が板状部41aの他方の扁平面41iから突出するように立設される。
モールドIC32は、モータ駆動回路を構成するパワーMOSFET等を含む半導体素子が搭載(埋設)された略四角平板状の樹脂材よりなるベース部(パッケージ)51を有している。モールドIC32は、ベース部51の平面(その長手方向)に沿った方向の外部に前記半導体素子と電気的に接続された複数のリード端子52が引き出されている。又、このモールドIC32には複数の検査用リード端子53が設けられている。モールドIC32は、ホールIC38を通じてセンサ用マグネット10a(回転軸10)の回転速度等を検出し、この回転速度の検出に応じて車両ウインドウガラスに挟み込みが発生したと判断すると、給電用ブラシ8(モータ本体2)に逆回転電流を供給するといった挟み込み防止制御や、上級仕様ではトランジスタをスイッチング動作させるPWM制御を行っている。そして、モールドIC32は、そのベース部51の平面が板状部41aの一方の扁平面41b上に配設(詳しくは扁平面41bと対向するように載置部41hに接着)され、リード端子52の先端部とターミナル42のIC接続部42aとが溶接によって接続固定される。
又、ヒートシンク33は、アルミ合金より略四角形の略平板状に形成されている。ヒートシンク33は、モールドIC32(半導体素子)が発生した熱を放熱すべく、その平面がモールドIC32のベース部51の平面(板状部41aと対向する側と反対側の平面)に当接するように固定(接着)されている。
又、第1〜第3のコンデンサ34〜36は、板状部41aの他方の扁平面41i上に配設される。第1,第2のコンデンサ34,35は対応する各収容凹部41m,41oにて支持され、第3のコンデンサ36は収容凹部41n内に収容される。そして、第1〜第3のコンデンサ34〜36の端子は、板状部41a内に埋設されたターミナル42にはんだによって接続固定される。
ここで、第1〜第3のコンデンサ34〜36のターミナル42への端子の接続を代表して第2のコンデンサ35の端子35bの接続について具体的に説明すると、ターミナル42には、第2のコンデンサ35の端子35bが挿入される板状部41aの端子挿入孔41qと連続するように端子接続孔42dが形成されている。端子接続孔42dは、ターミナル42にバーリング加工を行うことで端子挿入孔41qと反対側(一方の扁平面41b側)に突出する円筒部内に形成される。バーリング加工により端子接続孔42dを形成することで該接続孔42dの入り口側(端子挿入孔41q側)の内周角部にR形状が生じるため、上記した端子挿入孔41qのテーパ形状と加えて、コンデンサ35の各端子35bが端子接続孔42d内に案内され挿入し易くなっている。
そして、端子接続孔42dに挿入された第2のコンデンサ35の端子35bには、モールドIC32が固定される前に扁平面41b側からはんだ付けが実施され、該端子35bとターミナル42とが電気的に接続される。このとき、端子接続孔42d周囲が円筒部に突出していることから、はんだ43はこの円筒部の影響を受けて高い山形状となる。そのため、例えば端子35bに応力が作用するとはんだ43に亀裂が生じることがあり、この亀裂は該端子35bに沿って生じるが、該端子35bに沿った方向、即ちはんだ43の高さ方向が高く形成されるために亀裂が生じ難くなっている。
又、チョークコイル37は、板状部41aの他方の扁平面41i上に配設される。詳しくは、チョークコイル37は、その一部が前記枠部41j内に配置され、該枠部41jにて支持される。そして、チョークコイル37の端子には、モールドIC32が固定される前に扁平面41b側からはんだ付けが実施され、該端子とターミナル42とが電気的に接続される。この場合、図示しないが、チョークコイル37の端子においても第2のコンデンサ35の端子35bの接続と同様に行われている。
又、ホールIC38は、センサ保持部41eのセンサ保持面41g上に配設される。そして、ホールIC38の端子とターミナル42のセンサ接続部42bとは溶接によって接続固定される。尚、このホールIC38は、その内部に2つの図示しないホール素子を有する。
上記のように構成される制御回路部材25は、モータ本体2と減速部3とが組み付けられた状態で図2に示す前記開口部21fからギヤハウジング21(回路収容部21d)内に挿入される。このとき、制御回路部材25は、前記センサ保持面41gと平行な方向(センサ保持面41gに沿った方向)であって、アーマチャ6における回転軸10に沿った方向から開口部21fに挿入されて所定装着位置に配置される。この配置状態において、前記コンデンサ34〜36やチョークコイル37部分を含む制御回路部材25の下側略半分は開口部21fから外側に突出するようになっている。
そして、制御回路部材25を所定装着位置に配置すると、複数の外部接続部42cの先端一側面にブラシ側ターミナル12及びコネクタ側ターミナル13の内部接続端子14が突き当たり、外部接続部42cと内部接続端子14とが直角に(略L字状に)接触するようになっている。外部接続部42cと内部接続端子14とは、例えばTig溶接を用いて接合され、互いが電気的に接続される。
制御回路部材25の端子接合後においては、ギヤハウジング21(回路収容部21d)の開口部21f周縁に、該開口部21fを閉塞すべく金属製のカバー26がかしめられて固定される。カバー26は、制御回路部材25の開口部21fから外側に突出する部分を収容可能な空間を形成すべく該回路部材25の突出部分に対応させて膨出した形状なしている。このカバー26は、開口部21fを閉塞するだけでなく、モールドIC32の発熱に基づいてヒートシンク33から発生する熱や、第1〜第3のコンデンサ34〜36及びチョークコイル37から発生する熱を受け、その熱を外部に放出する役目も担っている。
このような上級仕様の制御回路部材25に対し、コスト面を考慮した「通常仕様」の制御回路部材25aは、図5〜図7に示すように構成されている。
制御回路部材25aは、図5及び図6に示すように、保持部材31、モールドIC32、ヒートシンク33、第2のコンデンサ35、及びホールIC38を備える。つまり、これら各部材は、上級仕様の制御回路部材25と部品共通化を図るため同じものが用いられる。この通常使用では、上級仕様と異なりPWM制御が採用されないため、電磁ノイズのレベルが小さい。これにより、1つの第2のコンデンサ35で十分対応でき、第1のコンデンサ34、第3のコンデンサ36、及びチョークコイル37は省略される。
この場合、チョークコイル37の省略で該チョークコイル37を支持する枠部41jが空くことで、枠部41jの対向壁部にそれぞれ形成した配置凹部41r,41s間に跨って第2のコンデンサ35のコンデンサ本体35aが配置可能となるため、該コンデンサ本体35aはその軸方向が扁平面41iに沿うように倒して支持される。因みに、このようにコンデンサ本体35aを倒して支持可能とするように端子35bが予め直角に曲げられ、ターミナル42に同様にしてはんだ付けがなされる。これにより、比較的大型な第1のコンデンサ34及びチョークコイル37が省略されたことに加え、軸方向長さよりその直径が十分小さい円柱状をなす第2のコンデンサ35を倒して配置することで、制御回路部材25aは扁平面41iからの高さが低く抑えられ小型となる。
又、制御回路部材25aにおいて、コンデンサ34〜36やチョークコイル37の配置部分である制御回路部材25の下側略半分は、ギヤハウジング21(回路収容部21d)の開口部21fから外側に突出する部分である。そのため、この突出部分において扁平面41iからの高さが低く抑えられることで、図7に示すように、上級仕様で使用するカバー26よりも膨出量の小さいカバー26aが使用可能となる。つまり、通常仕様では、モータ1が小型となる。
上記のようにいずれかの制御回路部材25,25aを車両の仕様に合わせて搭載したパワーウインドウ装置用のモータ1は、車両ドア内に配設され、ウォームホイール23に連結された出力軸23a(図1参照)が車両ウインドウガラスを開閉作動させるウインドウレギュレータ(共に図示略)に駆動連結される。そして、モータ1の回転駆動に基づく出力軸23aの回転により、レギュレータを介してウインドウガラスが開閉される。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)制御回路部材25,25aのベース部材41の扁平面41i上には、雑防素子の内で通常仕様とした場合に省略されるチョークコイル37を装着するための収容凹部41lと、同仕様変更時においても残される第2のコンデンサ35を第1の姿勢(コンデンサ35の軸方向が扁平面41iの直交方向を向く姿勢)で装着するための収容凹部41oとが隣接して設けられる。更に、収容凹部41l周囲の枠部41jには、チョークコイル37を省略した際に、第2のコンデンサ35を第1の姿勢よりも扁平面41iからの突出量が小となる第2の姿勢(コンデンサ35が倒されて該コンデンサ35の軸方向が扁平面41iと平行に向く姿勢)にて装着する配置凹部41r,41sが設けられる。これにより、上級仕様において第2のコンデンサ35が第1の姿勢で収容凹部41oに装着されるものを、チョークコイル37を省略する通常仕様の場合には、収容凹部41lに設けた配置凹部41r,41sに第2のコンデンサ35が装着され、該コンデンサ35を扁平面41iからの突出量が小となる第2の姿勢で装着することができる。これにより、通常仕様において、扁平面41iからの第2のコンデンサ35の突出量が小さくなって制御回路部材25aが小型となるため、モータ1の小型化を図ることができる。
(2)第2のコンデンサ35の略全部が回路収容部21dの開口部21fより外側に突出するように制御回路部材25,25aが構成され、開口部21fからの突出部分を収容可能な空間を形成すべく膨出形成されるカバー26,26aが開口部21fを閉塞するように装着される。つまり、第2のコンデンサ35の扁平面41iからの突出量が上級仕様の場合よりも通常仕様の場合の方が十分に小さくなる。そのため、通常仕様において、上級仕様で用いるカバー26よりも膨出量の小さいカバー26aを用いることができる。これにより、通常仕様において、カバー26aの膨出量が小さくなるため、モータ1の小型化を図ることができる。
(3)カバー26,26aは、単に回路収容部21dの開口部21fを閉塞する形状でなく該開口部21fから膨出した表面積の大きい形状をなすため、このカバー26,26aを金属製とすることで、高い放熱効果を得ることができる。これにより、本実施の形態のように、制御回路部材25,25aにモールドIC32のような大きな熱源を有するような場合、その熱源を効率よく冷却することができる。
(4)第2のコンデンサ35は、上級仕様でその軸方向が扁平面41iの直交方向に沿って配置され、通常仕様でその軸方向が扁平面41iに沿って配置される。これにより、第2のコンデンサ35の装着が扁平面41iに対し直交又は平行なため、第2のコンデンサ35の装着が容易であり、しかも第2のコンデンサ35を装着するための収容凹部41oや配置凹部41r,41sの形状を簡単な形状で構成することができる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、通常仕様でコンデンサ35を倒して配置する場合、チョークコイル37を装着する1つの装着部(枠部41j及び収容凹部41l)に対してコンデンサ35の配置スペースを設けたが、コンデンサ35のように仕様によって支持姿勢を変える雑防素子の外形形状の大きさによっては、複数の装着部に跨ってその配置スペースを設けるようにしてもよい。
・上記実施の形態では、仕様によるコンデンサ35の支持姿勢の変更を搭載面である扁平面41iの直交及び平行としたが、搭載面の直交及び平行以外の姿勢としてもよい。
・上記実施の形態では、通常仕様でコンデンサ35を残したが、チョークコイル37を残し該コイル37のみで電磁ノイズを抑制してもよい。
・上記実施の形態では、制御回路部材25,25aを上級仕様と通常仕様の2つの仕様に分けたが、3つ以上の仕様に分けてもよい。
・上記実施の形態では、制御回路部材25,25aにモータ1(モータ本体2)の制御のためのモールドIC32を用いたが、各種電気部品を実装した基板を用いてもよい。この場合、制御回路部材の発熱量が少なくなれば、例えばカバー26,26aを金属製から樹脂製に変更することもできる。
・上記実施の形態では、パワーウインドウ装置用のモータ1に具体化したが、例えば、サンルーフ装置、スライドドア装置、バックドア装置等、他の装置用のモータに具体化してもよい。
本実施の形態における上級仕様のモータの平面図である。 本実施の形態における上級仕様のモータの一部断面図である。 本実施の形態における上級仕様の制御回路部材の平面図である。 本実施の形態における上級仕様の制御回路部材の右側面図である。 本実施の形態における通常仕様の制御回路部材の右側面図である。 本実施の形態における通常仕様の制御回路部材の平面図である。 本実施の形態における通常仕様のモータの一部断面図である。
符号の説明
2…モータ本体、21…ギヤハウジング、21d…回路収容部、21f…開口部、22…減速機構を構成するウォーム軸、23…減速機構を構成するウォームホイール、25,25a…制御回路部材、26,26a…カバー、35…第2の雑防素子としての第2のコンデンサ、37…第1の雑防素子としてのチョークコイル、41…ベース部材、41i…搭載面としての扁平面、41l…第1の装着部としての収容凹部、41o…第2の装着部としての収容凹部、41r,41s…第3の装着部としての配置凹部。

Claims (6)

  1. 回転駆動するモータ本体と、
    前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記モータ本体で生じる回転を減速出力する減速機構を収容するギヤハウジングと、
    前記ギヤハウジングに設けた回路収容部内に挿入され、前記モータ本体の回転を制御するとともに、前記モータ本体の回転駆動に伴う電磁ノイズの発生を防止する雑防素子を搭載した制御回路部材とを備え、
    仕様に応じて前記雑防素子の搭載数を変更して対応する構成としたモータであって、
    前記制御回路部材のベース部材には、前記雑防素子の内で仕様変更時に省略される第1の雑防素子を装着するための第1の装着部と、同仕様変更時においても残される第2の雑防素子を第1の姿勢で装着するための第2の装着部とが隣接して設けられ、
    前記第1の装着部には、前記第1の雑防素子を省略した際に、前記第2の雑防素子を前記第1の姿勢よりも前記ベース部材からの突出量が小となる第2の姿勢にて装着する第3の装着部が設けられることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記第2の雑防素子の一部又は全部が前記回路収容部の開口部より外側に突出するように前記制御回路部材が構成され、前記開口部からの突出部分を収容可能な空間を形成すべく膨出形成されるカバーが前記開口部を閉塞するように装着されることを特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータにおいて、
    前記カバーは金属製であることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記第2の雑防素子は、前記第1の姿勢において、その長手方向が前記ベース部材の搭載面の直交方向に沿って配置されるものであり、前記第2の姿勢において、その長手方向が前記ベース部材の搭載面に沿って配置されることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータの組立方法であって、
    前記第1及び第2の雑防素子を搭載する第1の仕様では、前記第1の雑防素子を前記第1の装着部に装着するとともに、前記第2の雑防素子を前記第2の装着部に前記第1の姿勢で装着し、
    前記第1の雑防素子を省略、前記第2の雑防素子を残す第2の仕様では、前記第2の雑防素子を前記第3の装着部に前記第2の姿勢で装着することを特徴とするモータの組立方法。
  6. 請求項5に記載のモータの組立方法において、
    前記第2の雑防素子の一部又は全部が前記回路収容部の開口部より外側に突出するように前記制御回路部材が構成されるものであり、
    前記第1の仕様において、前記開口部からの突出部分を収容可能な空間を形成すべく膨出形成される第1のカバーにて前記開口部を閉塞し、
    前記第2の仕様において、前記第1のカバーよりも膨出量の小さい第2のカバーにて前記開口部を閉塞することを特徴とするモータの組立方法。
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