JP2007147020A - ブレーキ用油圧サーボ、及びそれを備えた自動変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストン部材に爪部を設けることなく、ピストン部材が回転することを防ぐブレーキ用油圧サーボを提供する。
【解決手段】ブレーキ用油圧サーボ2において、ピストン部材12にリターンスプリング14を把持する把持部35を備える。該ピストン部材12の把持部35は、リターンスプリング14を軸方向に対して収縮自在にかつ回転方向に対して把持していると共に、該リターンスプリング14がリターンプレート15の固定部15aに固着され、該リターンプレート15がボルト25によって隔壁部材6bのボルト孔6bcに固着される。これにより、ピストン部材12は隔壁部材6bに対して回転不能に固定され、該ピストン部材12に爪部を設けることなく、該ピストン部材12が回転することを防ぐことが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車に搭載される自動変速機の伝達経路を形成するブレーキ用油圧サーボ、及びそれを備えた自動変速機に係り、詳しくは、ピストン部材の回転防止を図ったブレーキ用油圧サーボ、及びそれを備えた自動変速機に関する。
一般に、車輌用自動変速機などに用いられる多板式ブレーキ用油圧サーボは、ミッションケースと一体に形成されたシリンダ部内に、軸方向に摺動自在なピストン部材と、該シリンダ部に固着されることによって軸方向に移動が規制されたリターンプレートと、該ピストン部材と該リターンプレートとの間に縮設されたコイル状のリターンスプリングとが配設されており、各シール部材によりシールされることで、シリンダ部及びピストン部材の間に作動油室が形成されて構成されている。
このような多板式ブレーキ用油圧サーボにおいて、油圧制御装置より上記作動油室に作動油圧が供給されると、ピストン部材がリターンスプリングの付勢力に抗してリターンプレート側に押圧駆動され、該ピストン部材の先端部がミッションケース内周側に配設された複数の摩擦板を軸方向に押圧し、ブレーキが係止状態となる。また、上記作動油室に作動油圧が排出されると、リターンスプリングの付勢力によってピストン部材がシリンダ部側に押圧されて、該ブレーキは解放状態となる。
ところで、上記従来の多板式ブレーキ用油圧サーボにおいては、ブレーキを係止している際にピストン部材の下方に潤滑油が溜まってしまうため、この潤滑油を抜くためのドレーン孔がピストン部材の下方に設けられている。
一方、上記ブレーキを係止する際には、上述したようにピストン部材はミッションケースに対してスプライン係合している外摩擦板を押圧している。このとき、該外摩擦板は回転していた内摩擦板の回転方向に、スプライン係合の遊び部分だけ回転することになり、同時に該外摩擦板を押圧しているピストン部材も回転することになる。一度のブレーキの係止ではわずかな回転であるが、ブレーキの解放時に逆回転をしないのでブレーキの係止・解放を何度も繰り返しているうちにピストン部材自体が回転してしまう。したがってピストン部材の下方に設けられたドレーン孔の位置は回転に伴って位置が下方から移動し、ブレーキ係止時に潤滑油がピストン部材の下方に溜まってしまう虞があった。
このため、ブレーキ用油圧サーボが作動し、該ピストン部材が摩擦板を係止する際にも該ピストン部材が回転してしまうことを防止する必要があり、ピストン部材に爪部や足部を設け、またこれらが嵌合し得る溝部をシリンダ部に形成し、ピストン部材が回転してしまうことを防止していた(特許文献1)。
特開2002−70753号公報
しかしながら、例えば鋳造製品であるピストン部材において爪部や足部等の凸部を有することは、鋳造の際に熔解した金属がうまく型に流れていかないといった鋳造性の悪化を生じたり、また例えばピストン部材の別部材として凸部を設ける場合には、爪部等を溶接やボルトを用いて該ピストン部材に固着させる必要があり、部品点数が増加すると共に製造工程の簡略化の妨げになるという問題があった。
そこで本発明は、簡単な構造でピストン部材の回転を防ぐことにより、以って上記課題を解決したブレーキ用油圧サーボを提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1乃至図7参照)、ケース(6)の内面に形成されたシリンダ部(10)と、前記シリンダ部(10)に対向配置されて作動油室(21)を形成するピストン部材(12)と、前記ケース(6)に固定支持された支持プレート(15)と、前記ピストン部材(12)と前記支持プレート(15)との間に縮設され、前記ピストン部材(12)を前記シリンダ(10)側に付勢する複数のリターンスプリング(14)と、を備え、前記作動油室(21)に供給される油圧に基づき軸方向(X1−X2方向)に移動駆動される前記ピストン部材(12)により摩擦板(23)を係脱し得るブレーキ用油圧サーボ(2)において、
前記支持プレート(15)は、前記複数のリターンスプリング(14)の一端を位置決め固定する複数の固定部(15a)を有し、
前記ピストン部材(12)は、前記複数のリターンスプリング(14)を前記軸方向(X1−X2方向)に対して収縮自在に、かつ回転方向に対して把持する把持部(35)を有する、
ことを特徴とするブレーキ用油圧サーボ(2)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図3及び図4参照)、前記ピストン部材(12)の把持部(35)は、前記複数のリターンスプリング(14)の外周部(14a)をそれぞれ被覆する複数の丸溝(35a)を備えてなる、
請求項1記載のブレーキ用油圧サーボ(2)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図3及び図5参照)、前記支持プレート(15)は、前記ケース(6)の被接続部(6bc)に対して接続し得る複数の接続部(15d)と、前記複数の固定部(15a)とをそれぞれ周方向(ω1−ω2方向)における不均等位置に有し、
前記把持部(35)の複数の丸溝(35a)は、前記不均等位置にある前記複数の固定部(15a)に固定された前記複数のリターンスプリング(14)に対応する位置に備えられてなる、
請求項2記載のブレーキ用油圧サーボ(2)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図1、図2、及び図4参照)、前記ピストン部材(12)は、前記摩擦板(23)を押圧し得る円筒状の押圧部(12a)と、前記押圧部(12a)に内部の油を排出し得るドレーン孔(12b)と、を有してなる、
請求項1ないし3のいずれか記載のブレーキ用油圧サーボ(2)にある。
前記ケース(6)内に内包された変速機構(5)と、
前記請求項1ないし4のいずれか記載のブレーキ用油圧サーボ(2)及び前記摩擦板(23)を有し、前記変速機構(5)の一回転要素(38)を係止自在なブレーキ(3)と、を備えた、
ことを特徴とする自動変速機(1)にある。
請求項6に係る本発明は(例えば図2、図3、図5、及び図6参照)、前記ケース(6)は、前記変速機構(5)の外周側を被覆するミッションケース(6a)と、該変速機構(5)をミッションケース(6a)内に隔離する隔壁部材(6b)と、を有してなり、
前記隔壁部材(6b)の側面に配設され、該隔壁部材(6b)と前記変速機構(5)との間に介在すると共に、前記隔壁部材(6b)の側面(6bb)に沿って延設された突起部(27a)を有するワッシャ部材(27)を備え、
前記支持プレート(15)は、前記隔壁部材(6b)の側面(6bb)に固定される脚部(15b)と、該脚部(15b)より延設され、該脚部(15b)を前記隔壁部材(6b)の側面(6bb)に固定した際に前記ワッシャ部材(27)の突起部(27b、27c)を前記隔壁部材(6b)の側面(6bb)との間に挟持する爪部(15e、15f)と、を有してなる、
請求項5記載の自動変速機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、支持プレートは、複数のリターンスプリングの一端を位置決め固定する固定部を有し、ピストン部材は、該複数のリターンスプリングを軸方向に対して収縮自在に、かつ回転方向に対して把持する把持部を有するので、該ピストン部材が、ケースに嵌合する凸部を備えてなくても回転してしまうことを防ぐことができ、該ピストン部材に凸部を備えることを不要とすることができる。これにより、ピストン部材の鋳造性の向上、部品点数増加の防止、及び製造工程の簡略化を図ることができる。
請求項2に係る本発明によると、ピストン部材の把持部は、複数のリターンスプリングの外周部をそれぞれ被覆する複数の丸溝を備えているので、該ピストン部材を該複数のリターンスプリングに対して確実に把持させることができる。
請求項3に係る本発明によると、支持プレートは、ケースの被接続部に対して接続し得る複数の接続部と、複数の固定部とをそれぞれ周方向における不均等位置に有し、把持部の複数の丸溝は、該不均等位置にある該複数の固定部に固定された該複数のリターンスプリングに対応する位置に備えられているので、ピストン部材にリターンスプリングを組付ける際に、位相がずれた位置では組付けることができず、誤組付けを防止することができる。
請求項4に係る本発明によると、ピストン部材は、摩擦板を押圧し得る円筒状の押圧部と、該押圧部に内部の油を排出し得るドレーン孔と、を有しているので、ピストン部材が摩擦板を押圧した際にあっても、該ピストン部材と該摩擦板とで閉塞された空間に供給される潤滑油を排出させることができる。
請求項5に係る本発明によると、自動変速機は請求項1ないし3のいずれか記載のブレーキ用油圧サーボを備えているので、凸部を備えることなく該ピストン部材の回転を防止したブレーキ用油圧サーボを備える自動変速機を提供することができる。
請求項6に係る本発明によると、支持プレートは、隔壁部材の側面に固定される脚部と、該脚部より延設され、該脚部を該隔壁部材の側面に固定した際にワッシャ部材の突起部を該隔壁部材の側面との間に挟持する爪部を有しているので、該支持プレートはリターンスプリングを固着させているものでありながら、該ワッシャ部材を該隔壁部材と爪部との間に挟持することができる。これにより、ワッシャ部材が脱落することを防ぐことができ、自動変速機の組立時における該ワッシャ部材の誤組付けを防ぐことができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図1乃至図7に沿って説明する。
本実施の形態に係る多板式ブレーキ用油圧サーボ2は、図1に示すように、例えばFR(フロントエンジン・リヤドライブ)車輌に搭載される自動変速機1に配設されるものである。該自動変速機1は、トルクコンバータ(不図示)、変速機構5、ブレーキ機構B−1、及び油圧制御装置(不図示)等をミッションケース6a及び隔壁部材6b等からなるケース6内に備えて構成されており、該変速機構5は、入力軸7と、該入力軸7上に複数のクラッチ、及びプラネタリギヤ等からなる歯車機構等を備えて構成されている。そして、該ブレーキ機構B−1は、本発明に係る多板式ブレーキ用油圧サーボ2と複数の摩擦板23とを有して構成されている。
図1に詳示するように、多板式ブレーキ用油圧サーボ(以下、単に「油圧サーボ」という)2は、シリンダ部10を形成する隔壁部材6b、ピストン部材12、リターンスプリング14、リターンプレート(支持プレート)15によって構成されている。
該隔壁部材6bは、図2及び図3に詳示するように、入力軸7の軸方向(X1−X2方向)と垂直な略円板状に形成され、ミッションケース6aの内周面に接するように固着され、トルクコンバータと変速機構5やブレーキ機構B−1とを隔てるように配設されている。また、中心部分には入力軸7が挿通されており、その外周側には該入力軸7により駆動されているオイルポンプ装置18に供給・排出されるための油路(不図示)が形成されている。さらに、その後側面(X2方向側の側面)6bbには変速機構5のクラッチドラム(一回転要素)38との間に後述するワッシャ(ワッシャ部材)27を備え、該ワッシャ27の外周側には後述するリターンプレート15の脚部15bがボルト25により固定されている。また、該脚部15bが固定されている部分より外周側の隔壁部材6bにより、油圧サーボ2のシリンダ部10が形成される。
また、図7に詳示するように、該隔壁部材6bの上記リターンプレート15の脚部15bが固定される部分には、ボルト25(図1参照)の貫通する孔であるボルト孔(被接続部)6bcが、例えば油路等が穿設されているリブ部分28や入力軸センサー30を避けるように周方向不均等な位置5箇所に形成されている。また、図1に示すように、該隔壁部材6bの前方部分には、偏心したドリブンギヤを有するギヤ式のオイルポンプ18が配設されており、そのオイルポンプ18を収納するポンプボディ19が、上記周方向不均等な位置5箇所のボルト25により誤組付け不能に位置決めされて固定されている。なお、従来のようにピストン部材に凸部を設ける場合には、上記リブ部分28や入力軸センサー30を避ける位置に該凸部が形成されることになる。
一方、上記リターンスプリング14は、図1及び図2に詳示するように、円筒状の外周部14aを形成するコイル状のスプリングからなり、上記ピストン部材12と後述するリターンプレート15との間に、周方向(ω1−ω2方向)位置に複数縮設され、該リターンプレート15の反力を受けて該ピストン部材12を上記隔壁部材6b側に付勢している。このリターンスプリング14は、例えば従来のリターンスプリングよりも倒れ剛性(側方から加わる力に耐える剛性)が強くなるように構成されている。また、該リターンスプリング14の端部は、該リターンプレート15に固着されており、このリターンスプリング14を取付けたリターンプレート15が該隔壁部材6bに対して固着されている。そして、リターンスプリング14の反対側の端部は、後述する上記ピストン部材12の把持部35に係着(着座)されている。
上記リターンプレート15は、図5に詳示するように、基底部15c、固定部15a、脚部15b、接続部15d、及び爪部15eで構成されている。該基底部15cは、該ピストン部材12よりもX2方向側にあって、中空円板状に形成されている。該固定部15aは、該基底部15c上で周方向位置に複数設けられ、リターンスプリング14の端部が固着されている。該脚部15bは、該基底部15cから内周側でX1方向側に延設されたもので5箇所形成されている。該接続部15dは、該脚部15bの先端部分に形成され、上記隔壁部材6bと固着するためのボルト挿通孔であり、該隔壁部材6bのボルト孔6bcに対応する周方向不均等な位置5箇所になるように形成されている。該爪部15e、15fは、該脚部15bの先端部分のうち2箇所に設けられた突起部分で、後述するワッシャ27の突出部27b、27cにそれぞれ対応する位置に形成されている。
上記摩擦板23は、図1に詳示するように、ミッションケース6aの内周面に沿うように配置され、複数の外摩擦板23aと内摩擦板23bとで構成されている。該外摩擦板23aは、該ミッションケース6aの内周面とスプライン係合で接続され、該内摩擦板23bは、上記変速機構5のクラッチドラム38とスプライン係合で接続されている。
上記クラッチドラム38は、上記ブレーキ機構B−1の内周側にあって、隔壁部材6bに対して回転自在に配設された上記変速機構5の回転要素の一つであり、変速機構5のクラッチC−3、クラッチC−4、及び減速プラネタリギヤDP等を内包している。
上記ワッシャ27は、図1に詳示するように、上述のように隔壁部材6bの側面6bb側で隔壁部材6bとリターンプレート15との接続部分の内周側に配設され、クラッチドラム38と該隔壁部材6b及び該隔壁部材6b側の非回転部材とが直接接触しないよう構成されている。また、ワッシャ27は、図6に詳示するように、基底部27aのほかに外周部分へ突出した突起部27b、27cが形成されている。
上記ピストン部材12は、図1に詳示するように、概ね該シリンダ部10の形状に合わせてX2方向側に内包される形状に形成されており、該シリンダ部10に対向して上記隔壁部材6bに対してX1−X2方向に摺動自在に配設されている。該シリンダ部10と該ピストン部材12との間には、シールリング31,32が配設されており、これらシールリング31,32によってシールされて作動油室21が形成されている。また、該ピストン部材12は、径方向外周側の端部が摩擦板23を押圧するための円筒状の押圧部12aとして形成されており、つまり上記作動油室21の油圧に基づき摩擦板23を押圧し得るように構成されている。さらに、該ピストン部材12の押圧部12aの下方部分にはブレーキ機構B−1の作動時に上記円筒状の押圧部12aと上記摩擦板23とによって形成された空間に供給される潤滑油を抜くためのドレーン孔12bが形成されている。なお、該ドレーン孔12aより排出された潤滑油は、ケース6の下方に穿設された孔を通って該ケース6の下方に配設されている不図示のオイルパンに導かれる。
また、図4に詳示するように、該ピストン部材12の内周側部分には、上記リターンスプリング14が係着(着座)し得る把持部35が形成されており、該把持部35は、周方向(ω1−ω2方向)位置に形成される複数の丸溝35aと支持部35bとで構成されている。該丸溝35aは、リターンスプリング14のコイル状のスプリング形状に合わせて、つまりリターンスプリング14の外周部14aの形状に合わせた曲面形状からなる、内周側の一部が開放された略円筒状の溝状に形成され、該リターンスプリング14の外周部14aが被覆される形状に形成されている。支持部35bは該リターンスプリング14の収縮方向の長さの大部分を覆うように形成されており、該リターンスプリング14の周方向に加わる力を支え得る形状となっている。
また、図5に詳示するように、上記リターンプレート15には、該リターンプレート15の基底部15cの周方向における例えば31等分した箇所において、例えば略々対角線上の2箇所の係着部分を除く29箇所に、リターンスプリング14の係着部分である固定部15aが配置されている。つまり、上記固定部15aの配置であれば点対称な位相を持たない配置となる。一方、上記把持部35の丸溝35aの配置も上述の固定部15aの配置に対応させた位置となっており、リターンスプリング14によりピストン部材12の位相の位置決めが可能な構成となっている。
ついで、油圧サーボ2の動作について説明する。油圧サーボ2において、例えば油圧制御装置(不図示)より作動油室21に作動油が油路(不図示)を通じて供給され作動油圧が生じると、ピストン部材12がリターンスプリング14の付勢力に反してX2方向に押圧駆動され、該ピストン部材12の押圧部12aが上述した複数の摩擦板23をX2方向に押圧し、ブレーキ機構B−1が係止状態とされる。また、作動油室21より作動油圧が油路(不図示)を通じて排出されると、リターンスプリング14の付勢力によってピストン部材12がX1方向に押圧されて、該ブレーキ機構B−1は解放状態とされる。
該ブレーキ機構B−1が係止状態となる際、ピストン部材12の押圧部12aは摩擦板23の外摩擦板23aと係着しているので、該外摩擦板23aとミッションケース6aとのスプライン係合の遊び幅分だけ、該ピストン部材12にはクラッチドラム38の回転を係止しようとする外摩擦板23aに引きずられるように回転しようとする力が加わる。ここで、上述したように該ピストン部材12は、把持部35の各丸溝35aが各リターンスプリング14の外周部14aを被覆する形で各リターンスプリング14を把持しており、該把持部35からリターンスプリング14の外周部14aを介してリターンスプリング14に側方からの力が加わり、つまり、上述した例えば29本のリターンスプリング14のそれぞれに外摩擦板23aの回転方向に対応した側方から力が加わる。しかし、上述した各リターンスプリング14の強く設定された倒れ剛性に基づき、例えば29本のリターンスプリング14の倒れ剛性の合計が該ピストン部材12を回転させようとする力より大きいため、該ピストン部材12の回転方向の力はそれらリターンスプリング14の倒れ剛性により支持され、更にそれらリターンスプリング14がリターンプレート15を介して隔壁部材6bに対して回転不能に固着されているため、つまり該ピストン部材12は該隔壁部材6b(つまりケース6)に対して回転しない。
次に、油圧サーボ2を組立ての状態を図1乃至図3に詳示するように説明する。自動変速機1の組立ての場合、油圧サーボ2を組立てる際には、まず、ケース6のミッションケース6aに対し、隔壁部材6bの側面6bbを上方に向けて開口する状態となるように設置し、続けて、該隔壁部材6bのシリンダ部10に対し、ピストン部材12を押圧部12aが上方に開口する状態となるように設置する。さらに、該隔壁部材6bに対し、ワッシャ27を載置する。また、一方では、上述のリターンプレート15に全てのリターンスプリング14を取付けておく。そして、ピストン部材12が載置されている隔壁部材6bに、上方よりリターンプレート15及びリターンスプリング14のセットをリターンスプリング14と把持部35との周方向位置を位置合わせしつつ、載置・挿入し、ボルト25により接続部15dを固着させる。
また、上記ピストン部材12と上記リターンスプリング14との組付けの際には、上述のような構成により、該ピストン部材12の把持部35と該リターンスプリング14との位相が合わない状態では、リターンスプリング14が把持部35の支持部35bに乗り上げてしまうため、組付けることができない。さらに、該リターンスプリング14が組付けられたリターンプレート15の接続部15dと隔壁部材6bのボルト孔6bcとは、互いに対応した周方向不均等な位置に配置されているので、所定の位相でしか組付けることができない。即ち、該把持部35と該リターンスプリング14との位相を合わせ、該リターンプレート15と該隔壁部材6bとの位相を合わせると、該ピストン部材12は該ピストン部材12のドレーン孔12bが下方に位置するように形成されているので、必ず該ドレーン孔12bが下方に位置するように組み付けられる。
なお、隔壁部材6bとリターンプレート15とはボルト25により固着されているが、該ボルト25は、周方向不均等な位置5箇所でオイルポンプ装置18のポンプボディ19の位置決めも兼ねている。
さらに、図3に詳示するように、リターンプレート15の爪部15eは、ワッシャ27の突起部27bの一部とX1方向視でオーバラップするように組み付けられる。また、同様に爪部15fは、突起部27cとオーバラップするように組み付けられる。これにより、突起部27b、27cは隔壁部材6bと爪部15e、15fとの間にそれぞれ挟持されることになり、クラッチドラム38の組付けの際にも、衝撃や振動等でワッシャ27が所定位置よりずれて組み付けられる、所謂誤組付けをすることがない。
以上のように本発明に係る油圧サーボ2によると、リターンプレート15は、複数のリターンスプリング14の一端を位置決め固定する固定部15aを有し、ピストン部材12は、該複数のリターンスプリング14を軸方向(X1−X2方向)に対して収縮自在に、かつ回転方向に対して把持する把持部35を有するので、該ピストン部材12は凸部を備えてなくても該リターンプレート15に対して回転してしまうことを防ぐことができ、該ピストン部材12に凸部を備えることを不要とすることができる。これにより、ピストン部材12の鋳造性の向上、部品点数増加の防止、及び製造工程の簡略化を図ることができる。
また、ピストン部材12の把持部35は、複数のリターンスプリング14の外周部14aをそれぞれ被覆する複数の丸溝35aを備えているので、該ピストン部材12は該複数のリターンスプリング14をより確実に把持することができる。
また、リターンプレート15は、固定部15aを周方向(ω1−ω2方向)における不均等位置に有し、把持部35の複数の丸溝35aは、該不均等位置にある該固定部15aに固定された該複数のリターンスプリング14に対応する位置に備えられているので、ピストン部材12にリターンスプリング14を組付ける際に、位相がずれた位置では組付けることができず、誤組付けを防止することができる。
またピストン部材12は、摩擦板23を押圧し得る円筒状の押圧部12aと、該押圧部12aに内部の潤滑油を排出し得るドレーン孔12bと、を有しているので、ピストン部材12が摩擦板23を押圧した際にあっても、該ピストン部材12と該摩擦板23とで閉塞された空間に供給される潤滑油を排出させることができる。
また、リターンプレート15は、隔壁部材6bの側面6bbに固定される脚部15bと、該脚部15bより延設され、該脚部15bを該隔壁部材6bの側面6bbに固定した際にワッシャ27の突起部27b、27cを該隔壁部材6bの側面6bbとの間に挟持する爪部15e、15fを有しているので、該リターンプレート15はリターンスプリング14を固着させているものでありながら、該ワッシャ27を該隔壁部材6bとの間に挟持することができる。
なお、以上説明した本実施の形態においては、有段自動変速機用の多板式ブレーキ用油圧サーボとして説明したが、例えば無段変速機やハイブリッド車用駆動装置等であってもよく、本発明を適用し得る多板式ブレーキ用油圧サーボを備えたものであればどのような駆動伝達装置であっても適用可能である。
また、把持部35の丸溝35aは、溝部として説明したが、例えばリターンスプリング14の外周部14aを全て被覆するような穴部としてもよく、また、四角等の多角形な形状の溝部としてもよく、上記した効果と同様な効果が得られるものであれば、どのような形状であってもよい。
また、ワッシャ27の突起部27b、27cは、2箇所に形成するように説明したが、上記した効果と同様な効果が得られるものであれば、何箇所形成しても構わない。
また、リターンプレート15の脚部15bは、隔壁部材6bにボルト25により固着するように説明したが、溶接等で固着させてもよく、上記した効果と同様な効果が得られるものであれば、どのように固着されてもよい。
本発明に係る多板式ブレーキ用油圧サーボを示す縦断面図。 隔壁部材にピストン部材、支持プレート、及びワッシャ部材を組付けた状態を示す縦断面図。 図2のX1方向視図。 本発明に係るピストン部材を示すX1方向視図。 本発明に係る支持プレートを示すX1方向視図。 本発明に係るワッシャ部材を示すX1方向視図。 本発明に係る隔壁部材を示すX1方向視図。
符号の説明
1 自動変速機
2 ブレーキ用油圧サーボ
5 変速機構
6 ケース
6a ミッションケース
6b 隔壁部材
6bb 側面
6bc 被接続部
10 シリンダ部
12 ピストン部材
12a 押圧部
12b ドレーン孔
14 リターンスプリング
14a 外周部
15 支持プレート(リターンプレート)
15a 固定部
15b 脚部
15d 接続部
15e、15f 爪部
21 作動油室
23 摩擦板
27 ワッシャ部材(ワッシャ)
27b、27c 突起部
35 把持部
35a 丸溝
38 一回転要素(クラッチドラム)
X1−X2方向 軸方向
ω1−ω2方向 周方向

Claims (6)

  1. ケースの内面に形成されたシリンダ部と、前記シリンダ部に対向配置されて作動油室を形成するピストン部材と、前記ケースに固定支持された支持プレートと、前記ピストン部材と前記支持プレートとの間に縮設され、前記ピストン部材を前記シリンダ側に付勢する複数のリターンスプリングと、を備え、前記作動油室に供給される油圧に基づき軸方向に移動駆動される前記ピストン部材により摩擦板を係脱し得るブレーキ用油圧サーボにおいて、
    前記支持プレートは、前記複数のリターンスプリングの一端を位置決め固定する複数の固定部を有し、
    前記ピストン部材は、前記複数のリターンスプリングを前記軸方向に対して収縮自在に、かつ回転方向に対して把持する把持部を有する、
    ことを特徴とするブレーキ用油圧サーボ。
  2. 前記ピストン部材の把持部は、前記複数のリターンスプリングの外周部をそれぞれ被覆する複数の丸溝を備えてなる、
    請求項1記載のブレーキ用油圧サーボ。
  3. 前記支持プレートは、前記ケースの被接続部に対して接続し得る複数の接続部と、前記複数の固定部とをそれぞれ周方向における不均等位置に有し、
    前記把持部の複数の丸溝は、前記不均等位置にある前記複数の固定部に固定された前記複数のリターンスプリングに対応する位置に備えられてなる、
    請求項2記載のブレーキ用油圧サーボ。
  4. 前記ピストン部材は、前記摩擦板を押圧し得る円筒状の押圧部と、前記押圧部に内部の油を排出し得るドレーン孔と、を有してなる、
    請求項1ないし3のいずれか記載のブレーキ用油圧サーボ。
  5. 前記ケースと、
    前記ケース内に内包された変速機構と、
    前記請求項1ないし4のいずれか記載のブレーキ用油圧サーボ及び前記摩擦板を有し、前記変速機構の一回転要素を係止自在なブレーキと、を備えた、
    ことを特徴とする自動変速機。
  6. 前記ケースは、前記変速機構の外周側を被覆するミッションケースと、該変速機構をミッションケース内に隔離する隔壁部材と、を有してなり、
    前記隔壁部材の側面に配設され、該隔壁部材と前記変速機構との間に介在すると共に、前記隔壁部材の側面に沿って延設された突起部を有するワッシャ部材を備え、
    前記支持プレートは、前記隔壁部材の側面に固定される脚部と、該脚部より延設され、該脚部を前記隔壁部材の側面に固定した際に前記ワッシャ部材の突起部を前記隔壁部材の側面との間に挟持する爪部と、を有してなる、
    請求項5記載の自動変速機。
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