JP2004060826A - モータ内蔵用電磁ブレーキ - Google Patents
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Abstract
【課題】端板の変形を減少させて摩擦面積を広く確保することができ、しかも、ヨークと端板の間隙を保持するのに必要だったスペーサを不要とし得て摩擦板の外径を可動板の外径まで大きくすることができ、よって、同一寸法であっても高いトルクを発生することが可能となるモータ内蔵用電磁ブレーキを提供する。
【解決手段】電磁ブレーキ1の構成要素である端板8をモータブラケットとしての負荷側ブラケット2に直接締結固定した。
【選択図】 図1
【解決手段】電磁ブレーキ1の構成要素である端板8をモータブラケットとしての負荷側ブラケット2に直接締結固定した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータのブラケットに内蔵もしくは内部に付設する電磁ブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁ブレーキ付きモータの一例を図5に示す。1は摩擦板式電磁ブレーキで、負荷側ブラケット2に固定されている。3はモータのロータ軸で、負荷側ブラケット2に設けられた軸受5と反負荷側ブラケットに設けられた軸受とで回転自在に支持されている(反負荷側ブラケットとその軸受は図示せず)。
【0003】
摩擦板式電磁ブレーキ1は、励磁コイル6を巻設するヨーク7と、ヨーク7に間隙を有して固定される環状の端板8と、ヨーク7と端板8との間に軸線方向に沿って移動可能に配置されると共にロータ軸3に固着した外周にスプライン溝(図示せず)を有するインナードライバ9を介して連結され且つ両面にブレーキフェーシング13を固着した環状の摩擦板10と、ヨーク7と摩擦板10との間に軸線方向に沿ってのみ移動可能に配置され且つ電磁力によりヨーク7に吸引される環状の可動板11と、ヨーク7と可動板11との間に配置され且つヨーク7に同一深さに凹設された溝穴21(図6参照)に収容される複数の圧縮コイルばね12と、ヨーク7と端板8の間隙を保ちつつ可動板11の軸線方向に沿う移動を案内する円周方向に均等に配置された3本以上のスペーサ14とを備える。
【0004】
上記の構成において、圧縮コイルばね12は圧縮状態で組み込まれている。可動板11は、その圧縮コイルばね12のばね圧によって常に端板方向に付勢されている。励磁コイル6の非通電時には、端板8との間に摩擦板10を挟み込み、摩擦力を発生してロータ軸3を制動保持する。励磁コイル6に通電すると、電磁力により可動板11が圧縮コイルばね12のばね力に抗して吸引され、摩擦板10との隙間が確保されロータ軸3の制動保持が解除される。
【0005】
図6にヨーク7の正面図を示す。従来の摩擦板式電磁ブレーキでは、励磁コイル6を巻設する凹溝23の外周に、電磁ブレーキ1を負荷側ブラケット2に固定するのに用いる貫通穴20と、圧縮コイルばね12を収容する溝穴21と、端板8とスペーサ14をヨーク7に共締め固定するためのネジ穴22が、同一円周上に配置されている。但し、前述の貫通穴20と、溝穴21と、ネジ穴22は均等に配置されない場合や、貫通穴20と、溝穴21と、ネジ穴22の数が整数倍でない場合もある。
【0006】
図7に示すように、励磁コイル6を負荷側ブラケット2に巻設する場合は、ヨークとヨークを固定するために設ける貫通穴も不要となる。
【0007】
特開平11−63036号公報に記載されているように、固定板をハウジングに結合するブレーキが知られているが、この方法を用いるとモータの軸方向の長さが大きくなってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の電磁ブレーキ1にあっては、端板8がスペーサ14と共に締付固定されている周辺では端板8の変形が少なく、圧縮コイルばね12の付勢力が可動板11、摩擦板10を介して端板8に伝えられ、制動保持のための摩擦力を発生することができる。
【0009】
しかしながら、スペーサ14から離れた位置では、端板8が変形してしまい、端板8と摩擦板10が十分に接触できず期待していた摩擦力が確保できないという問題が生じていた。
【0010】
また、端板8が変形して接触面積が減少すると、ブレーキ力設計時の面圧を超えるため、急激で不均一な摩耗が発生するおそれもあった。
【0011】
一方、ブレーキは、その使用目的から、制動ブレーキと保持ブレーキに分けられるが、制動用ブレーキでは摩擦面積を広くとって総摩擦仕事量を大きくすることで高いトルクを発生させ、保持用ブレーキでは有効摩擦半径を大きく取り高いトルクを発生させるることができる。
【0012】
従って、貫通穴20と、溝穴21と、ネジ穴22の配置では、制動保持のための摩擦力を発揮する摩擦板10の外径は、円周上に配置されたスペーサ14の内接円直径より小さくする必要があった。
【0013】
本発明は、上記問題を解決するため、端板の変形を減少させて摩擦面積を広く確保することができ、しかも、ヨークと端板の間隙を保持するのに必要だったスペーサを不要とし得て摩擦板の外径を可動板の外径まで大きくすることができ、よって、同一寸法であっても高いトルクを発生することが可能となるモータ内蔵用電磁ブレーキを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキは、モータのブラケットに内蔵もしくは内部に付設した励磁コイルを巻設するヨークと、該ヨークに間隙を有して固定される環状の端板と、前記ヨークと前記端板との間に軸線方向に沿って移動可能に配置され且つロータ軸と一体に回転する摩擦板と、前記ヨークと前記摩擦板との間に軸線方向に沿ってのみ移動可能に配置され且つ電磁力により前記ヨークに吸引される環状の可動板と、前記ヨークと前記可動板との間に配置され且つ該可動板を前記端板方向に付勢して前記摩擦板を前記端板と前記可動板との間で制動保持する電磁ブレーキにおいて、前記電磁ブレーキの構成要素の一つである前記端板をモータブラケットに全周に亘って固定することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例を示す断面図である。この実施例の大部分は図5に示す従来例と同じ構成になっているので、同じ構成部品には共通の符号を付して説明を簡略化し、従来とは異なる特徴的な構成部分を重点的に説明する。
【0016】
図1に示すように、2は負荷側ブラケット、3はロータ軸、5は軸受、6は励磁コイル、7はヨーク、9はインナードライバ、10は摩擦板、11は可動板、13はブレーキフェーシングで、ここまでは従来の構成と同じである。
【0017】
負荷側ブラケット2に設けられたメネジ32と同一サイズのオネジ31を外周部に持つ端板30は、オネジ31とメネジ32によって締め込むと、負荷側ブラケット2に設けられた座34に端板30の端面33が接し、端板30の軸方向の位置が決まり、摩擦力を発生させるために必要なヨーク7と端板30の間隙が確保された状態で締結固定される。35は、円周方向に均等に配置された3本以上のガイドで、可動板11の軸方向への移動を案内する。
【0018】
端板30は、オネジ31とメネジ32により、全周に亘って負荷側ブラケット2に締結固定されるため、圧縮コイルばね12のばね圧によって発生した力を受けても変形することがなくなり、摩擦面積を広くすることができる。
【0019】
尚、図2に示すように、端板30の端面33と軸方向位置決めのための面36は、必ずしも一致している必要はない。
【0020】
摩擦板式電磁ブレーキの構成要素であるスペーサ14の役割を可動板11の軸方向に沿っての移動案内のみとしたことにより、摩擦板10の外径をより大きくすることが可能となり、有効摩擦半径を大きくすることで高いトルクを発生することができる。
【0021】
図3、図4は、ガイド35の固定に用いるボルトの頭頂部40を可動板11のブレーキフェーシング13に接する面41より凹にすることで、摩擦板10の外径寸法を可動板11の外径寸法と同一にした例を示す。図3は、ガイド35を励磁コイル6を巻設する凹溝23の外周に配置した場合、図4は、凹溝23の内周にガイド35を配置した場合の例である。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、電磁ブレーキの構成要素である端板をモータブラケットに直接締結固定することにより、端板の変形を減少させて摩擦面積を広く確保することができ、しかも、ヨークと端板の間隙を保持するのに必要だったスペーサを不要とし得て摩擦板の外径を可動板の外径まで大きくすることができ、よって、同一寸法であっても高いトルクを発生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキの実施の形態を示す要部の断面図である。
【図2】本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキの実施の形態の変形例を示す要部の断面図である。
【図3】本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキの実施の形態の他の変形例を示す要部の断面図である。
【図4】本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキの実施の形態のさらに他の変形例を示す要部の断面図である。
【図5】従来の電磁ブレーキ付きモータの要部の断面図である。
【図6】従来のヨークの正面図である。
【図7】従来の電磁ブレーキ付きモータの側断面図である。
【符号の説明】
1 電磁ブレーキ、2 負荷側ブラケット(モータブラケット)、3 ロータ軸、5 軸受、6 励磁コイル、7 ヨーク、8 端板、9 インナードライバ、10 摩擦板、11 可動板、12 圧縮コイルばね、13 ブレーキフェーシング、14 スペーサ、20 貫通穴、21 溝穴、22 ネジ穴、23 溝、30 端板、31 オネジ、32 メネジ、33 端面、34 座、35 ガイド、36 端面、40 ボルト頭頂部、41 面。
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータのブラケットに内蔵もしくは内部に付設する電磁ブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁ブレーキ付きモータの一例を図5に示す。1は摩擦板式電磁ブレーキで、負荷側ブラケット2に固定されている。3はモータのロータ軸で、負荷側ブラケット2に設けられた軸受5と反負荷側ブラケットに設けられた軸受とで回転自在に支持されている(反負荷側ブラケットとその軸受は図示せず)。
【0003】
摩擦板式電磁ブレーキ1は、励磁コイル6を巻設するヨーク7と、ヨーク7に間隙を有して固定される環状の端板8と、ヨーク7と端板8との間に軸線方向に沿って移動可能に配置されると共にロータ軸3に固着した外周にスプライン溝(図示せず)を有するインナードライバ9を介して連結され且つ両面にブレーキフェーシング13を固着した環状の摩擦板10と、ヨーク7と摩擦板10との間に軸線方向に沿ってのみ移動可能に配置され且つ電磁力によりヨーク7に吸引される環状の可動板11と、ヨーク7と可動板11との間に配置され且つヨーク7に同一深さに凹設された溝穴21(図6参照)に収容される複数の圧縮コイルばね12と、ヨーク7と端板8の間隙を保ちつつ可動板11の軸線方向に沿う移動を案内する円周方向に均等に配置された3本以上のスペーサ14とを備える。
【0004】
上記の構成において、圧縮コイルばね12は圧縮状態で組み込まれている。可動板11は、その圧縮コイルばね12のばね圧によって常に端板方向に付勢されている。励磁コイル6の非通電時には、端板8との間に摩擦板10を挟み込み、摩擦力を発生してロータ軸3を制動保持する。励磁コイル6に通電すると、電磁力により可動板11が圧縮コイルばね12のばね力に抗して吸引され、摩擦板10との隙間が確保されロータ軸3の制動保持が解除される。
【0005】
図6にヨーク7の正面図を示す。従来の摩擦板式電磁ブレーキでは、励磁コイル6を巻設する凹溝23の外周に、電磁ブレーキ1を負荷側ブラケット2に固定するのに用いる貫通穴20と、圧縮コイルばね12を収容する溝穴21と、端板8とスペーサ14をヨーク7に共締め固定するためのネジ穴22が、同一円周上に配置されている。但し、前述の貫通穴20と、溝穴21と、ネジ穴22は均等に配置されない場合や、貫通穴20と、溝穴21と、ネジ穴22の数が整数倍でない場合もある。
【0006】
図7に示すように、励磁コイル6を負荷側ブラケット2に巻設する場合は、ヨークとヨークを固定するために設ける貫通穴も不要となる。
【0007】
特開平11−63036号公報に記載されているように、固定板をハウジングに結合するブレーキが知られているが、この方法を用いるとモータの軸方向の長さが大きくなってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の電磁ブレーキ1にあっては、端板8がスペーサ14と共に締付固定されている周辺では端板8の変形が少なく、圧縮コイルばね12の付勢力が可動板11、摩擦板10を介して端板8に伝えられ、制動保持のための摩擦力を発生することができる。
【0009】
しかしながら、スペーサ14から離れた位置では、端板8が変形してしまい、端板8と摩擦板10が十分に接触できず期待していた摩擦力が確保できないという問題が生じていた。
【0010】
また、端板8が変形して接触面積が減少すると、ブレーキ力設計時の面圧を超えるため、急激で不均一な摩耗が発生するおそれもあった。
【0011】
一方、ブレーキは、その使用目的から、制動ブレーキと保持ブレーキに分けられるが、制動用ブレーキでは摩擦面積を広くとって総摩擦仕事量を大きくすることで高いトルクを発生させ、保持用ブレーキでは有効摩擦半径を大きく取り高いトルクを発生させるることができる。
【0012】
従って、貫通穴20と、溝穴21と、ネジ穴22の配置では、制動保持のための摩擦力を発揮する摩擦板10の外径は、円周上に配置されたスペーサ14の内接円直径より小さくする必要があった。
【0013】
本発明は、上記問題を解決するため、端板の変形を減少させて摩擦面積を広く確保することができ、しかも、ヨークと端板の間隙を保持するのに必要だったスペーサを不要とし得て摩擦板の外径を可動板の外径まで大きくすることができ、よって、同一寸法であっても高いトルクを発生することが可能となるモータ内蔵用電磁ブレーキを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキは、モータのブラケットに内蔵もしくは内部に付設した励磁コイルを巻設するヨークと、該ヨークに間隙を有して固定される環状の端板と、前記ヨークと前記端板との間に軸線方向に沿って移動可能に配置され且つロータ軸と一体に回転する摩擦板と、前記ヨークと前記摩擦板との間に軸線方向に沿ってのみ移動可能に配置され且つ電磁力により前記ヨークに吸引される環状の可動板と、前記ヨークと前記可動板との間に配置され且つ該可動板を前記端板方向に付勢して前記摩擦板を前記端板と前記可動板との間で制動保持する電磁ブレーキにおいて、前記電磁ブレーキの構成要素の一つである前記端板をモータブラケットに全周に亘って固定することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例を示す断面図である。この実施例の大部分は図5に示す従来例と同じ構成になっているので、同じ構成部品には共通の符号を付して説明を簡略化し、従来とは異なる特徴的な構成部分を重点的に説明する。
【0016】
図1に示すように、2は負荷側ブラケット、3はロータ軸、5は軸受、6は励磁コイル、7はヨーク、9はインナードライバ、10は摩擦板、11は可動板、13はブレーキフェーシングで、ここまでは従来の構成と同じである。
【0017】
負荷側ブラケット2に設けられたメネジ32と同一サイズのオネジ31を外周部に持つ端板30は、オネジ31とメネジ32によって締め込むと、負荷側ブラケット2に設けられた座34に端板30の端面33が接し、端板30の軸方向の位置が決まり、摩擦力を発生させるために必要なヨーク7と端板30の間隙が確保された状態で締結固定される。35は、円周方向に均等に配置された3本以上のガイドで、可動板11の軸方向への移動を案内する。
【0018】
端板30は、オネジ31とメネジ32により、全周に亘って負荷側ブラケット2に締結固定されるため、圧縮コイルばね12のばね圧によって発生した力を受けても変形することがなくなり、摩擦面積を広くすることができる。
【0019】
尚、図2に示すように、端板30の端面33と軸方向位置決めのための面36は、必ずしも一致している必要はない。
【0020】
摩擦板式電磁ブレーキの構成要素であるスペーサ14の役割を可動板11の軸方向に沿っての移動案内のみとしたことにより、摩擦板10の外径をより大きくすることが可能となり、有効摩擦半径を大きくすることで高いトルクを発生することができる。
【0021】
図3、図4は、ガイド35の固定に用いるボルトの頭頂部40を可動板11のブレーキフェーシング13に接する面41より凹にすることで、摩擦板10の外径寸法を可動板11の外径寸法と同一にした例を示す。図3は、ガイド35を励磁コイル6を巻設する凹溝23の外周に配置した場合、図4は、凹溝23の内周にガイド35を配置した場合の例である。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、電磁ブレーキの構成要素である端板をモータブラケットに直接締結固定することにより、端板の変形を減少させて摩擦面積を広く確保することができ、しかも、ヨークと端板の間隙を保持するのに必要だったスペーサを不要とし得て摩擦板の外径を可動板の外径まで大きくすることができ、よって、同一寸法であっても高いトルクを発生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキの実施の形態を示す要部の断面図である。
【図2】本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキの実施の形態の変形例を示す要部の断面図である。
【図3】本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキの実施の形態の他の変形例を示す要部の断面図である。
【図4】本発明のモータ内蔵用電磁ブレーキの実施の形態のさらに他の変形例を示す要部の断面図である。
【図5】従来の電磁ブレーキ付きモータの要部の断面図である。
【図6】従来のヨークの正面図である。
【図7】従来の電磁ブレーキ付きモータの側断面図である。
【符号の説明】
1 電磁ブレーキ、2 負荷側ブラケット(モータブラケット)、3 ロータ軸、5 軸受、6 励磁コイル、7 ヨーク、8 端板、9 インナードライバ、10 摩擦板、11 可動板、12 圧縮コイルばね、13 ブレーキフェーシング、14 スペーサ、20 貫通穴、21 溝穴、22 ネジ穴、23 溝、30 端板、31 オネジ、32 メネジ、33 端面、34 座、35 ガイド、36 端面、40 ボルト頭頂部、41 面。
Claims (1)
- モータのブラケットに内蔵もしくは内部に付設した励磁コイルを巻設するヨークと、該ヨークに間隙を有して固定される環状の端板と、前記ヨークと前記端板との間に軸線方向に沿って移動可能に配置され且つロータ軸と一体に回転する摩擦板と、前記ヨークと前記摩擦板との間に軸線方向に沿ってのみ移動可能に配置され且つ電磁力により前記ヨークに吸引される環状の可動板と、前記ヨークと前記可動板との間に配置され且つ該可動板を前記端板方向に付勢して前記摩擦板を前記端板と前記可動板との間で制動保持する電磁ブレーキにおいて、
前記電磁ブレーキの構成要素の一つである前記端板をモータブラケットに全周に亘って固定することを特徴とするモータ内蔵用電磁ブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002222099A JP2004060826A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | モータ内蔵用電磁ブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002222099A JP2004060826A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | モータ内蔵用電磁ブレーキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004060826A true JP2004060826A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31942233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002222099A Pending JP2004060826A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | モータ内蔵用電磁ブレーキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004060826A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007063642A1 (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-07 | Aisin Aw Co., Ltd. | ブレーキ用油圧サーボ、及びそれを備えた自動変速機 |
US7748504B2 (en) | 2005-11-17 | 2010-07-06 | Aisin Aw Co., Ltd. | Hydraulic servo for a brake in an automatic transmission |
-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002222099A patent/JP2004060826A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7748504B2 (en) | 2005-11-17 | 2010-07-06 | Aisin Aw Co., Ltd. | Hydraulic servo for a brake in an automatic transmission |
WO2007063642A1 (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-07 | Aisin Aw Co., Ltd. | ブレーキ用油圧サーボ、及びそれを備えた自動変速機 |
JP2007147020A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Aisin Aw Co Ltd | ブレーキ用油圧サーボ、及びそれを備えた自動変速機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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