JP2007136020A - 家電機器を備えたキッチン台 - Google Patents

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Abstract

【課題】家電機器のキッチン側及びダイニング側双方からの使い勝手がよく、かつ使用者の邪魔にならないように配置された家電機器を備えたキッチン台を提供すること
【解決手段】室内空間をキッチン側Kとダイニング側Dとに仕切るように配置される対面式のキッチン台1aであって、このキッチン台1a内に家電機器10が配置されるとともに、この家電機器10における物品の出し入れ口15が、キッチン台1aにおけるキッチン側Kを向く面Fとダイニング側Dを向く面Bとの間に配置される側面Rに設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、室内空間をキッチン側とダイニング側とに仕切るように配置される対面式のキッチン台に係り、特に食器洗浄機や電子レンジ等の家電機器を備えたキッチン台に関する。
従来、室内空間をキッチン側とダイニング側とに仕切るように配置されるとともに、使用済みの食器や調理器を収容して洗浄および乾燥したのちにそのまま保管可能な食器洗い乾燥機(家電機器)を内部に備える対面式のキッチン台において、食器洗い乾燥機を、ダイニング側を向くスペースに向けて引き出せるようにキッチン台内部に設置したものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、昇降手段と前開口部と後開口部を備えた食器洗浄機(家電機器)を流し台(キッチン台)の上方の収納キャビネットに設置し、キッチン側及びダイニング側の前後両方から食器洗浄機に食器を出し入れできるものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−165653号公報(第3頁、第1図) 特開2003−290113号公報(第4頁、第2図)
しかしながら、特許文献1に記載のキッチン台にあっては、例えばキッチン側に居る使用者が食器洗い乾燥機(家電機器)に食器を出し入れする際にはダイニング側に周りこむ必要があり、キッチン側の使用者の使い勝手が悪いとともに、キッチン台におけるダイニング側を向く面に近接させてダイニングテーブルを配置すると、食器洗い乾燥機の引き出しの邪魔になってしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載の食器洗浄機にあっては、キッチン側及びダイニング側の前後両方から食器洗浄機に食器を出し入れでき、キッチン側及びダイニング側双方からの使い勝手がよいが、流し台(キッチン台)の上方の収納キャビネットに対して昇降自在に配置されるため、設備が大がかりになるとともに、給水管や排水管の配管が複雑になるといった問題があった。また、食器洗浄機をカウンター上に設置すると、調理スペースが占有されてしまう。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、家電機器のキッチン側及びダイニング側双方からの使い勝手がよく、かつ使用者の邪魔にならないように配置された家電機器を備えたキッチン台を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の家電機器を備えたキッチン台は、
室内空間をキッチン側とダイニング側とに仕切るように配置される対面式のキッチン台であって、
該キッチン台内に家電機器が配置されるとともに、該家電機器における物品の出し入れ口が、前記キッチン台におけるキッチン側を向く面とダイニング側を向く面との間に配置される側面に設けられている、ことを特徴としている。
この特徴によれば、キッチン側及びダイニング側のどちら側からでも、使用者がダイニング側からキッチン側またはキッチン側からダイニング側に周り込むことなく、側面に設けられた出し入れ口を介して物品の出し入れを行うことができ、キッチン側またはダイニング側のいずれか一方側からの家電機器の使い勝手が悪くなることがないため、家電機器の使用性が効果的に向上する。また、家電機器によりキッチン側を向く面における食器や調理器等の収納スペースが占有されることがないとともに、ダイニング側を向く面にダイニングテーブル等を近接して配置しても物品の出し入れの邪魔になることがない。
本発明の請求項2に記載の家電機器を備えたキッチン台は、
室内空間をキッチン側とダイニング側とに仕切るように配置される対面式のキッチン台であって、
該キッチン台内に家電機器が配置されるとともに、該家電機器における物品の出し入れ口が、前記キッチン台におけるキッチン側を向く面とダイニング側を向く面とが隣接する角部の近傍位置に設けられている、ことを特徴としている。
この特徴によれば、キッチン側及びダイニング側のどちら側からでも、使用者がダイニング側からキッチン側またはキッチン側からダイニング側に周り込むことなく、角部近傍に設けられた出し入れ口を介して物品の出し入れを行うことができ、キッチン側またはダイニング側のいずれか一方側からの家電機器の使い勝手が悪くなることがないため、家電機器の使用性が効果的に向上する。
本発明の請求項3に記載の家電機器を備えたキッチン台は、
室内空間をキッチン側とダイニング側とに仕切るように配置される対面式のキッチン台であって、
該キッチン台内に家電機器が配置されるとともに、該家電機器における物品の出し入れ口が、前記キッチン台におけるキッチン側を向く面とダイニング側を向く面とにそれぞれ設けられている、ことを特徴としている。
この特徴によれば、キッチン側及びダイニング側のどちら側からでも、使用者がダイニング側からキッチン側またはキッチン側からダイニング側に周り込むことなく、それぞれの面に設けられた出し入れ口を介して物品の出し入れを行うことができ、キッチン側またはダイニング側のいずれか一方側からの家電機器の使い勝手が悪くなることがないため、家電機器の使用性が効果的に向上する。
尚、前記請求項1〜3において、前記家電機器とは、物品を収納して洗浄、調理、保存することが可能な機器であり、食器(物品)を洗浄する食器洗浄機、食品類(物品)を調理する電子レンジやオーブン、食品類(物品)を保存する冷蔵庫等を含む。
本発明の請求項4に記載の家電機器を備えたキッチン台は、請求項1ないし3のいずれかに記載の家電機器を備えたキッチン台であって、
前記家電機器は食器洗浄機であり、該食器洗浄機は、前記キッチン台に設けられたシンクの下方位置に設置されている、ことを特徴としている。
この特徴によれば、シンクで手洗いした食器類等をシンクから直下に配置された出し入れ口に入れることができるので、食器類等から落ちる滴でキッチン台上面や床面が汚れることを極力防止できる。
本発明の請求項5に記載の家電機器を備えたキッチン台は、請求項4に記載の家電機器を備えたキッチン台であって、
前記シンクは、浅底部と該浅底部に連設される深底部とを有する段付きシンクであって、前記食器洗浄機は前記浅底部の下方位置に設置されている、ことを特徴としている。
この特徴によれば、食器洗浄機を、シンクの浅底部の下方で、かつ比較的高い位置に配置することができるため、食器類等から落ちる滴でキッチン台上面や床面が汚れることを極力防止できるばかりか、使用者が腰を屈めた姿勢で食器類を出し入れしなくて済む。
本発明の請求項6に記載の家電機器を備えたキッチン台は、請求項1ないし5のいずれかに記載の家電機器を備えたキッチン台であって、
前記家電機器は、前記物品を収容可能な収容箱体を有し、該収容箱体は前記物品の出し入れ口を介して前記キッチン台の内部と外部との間で引き出し自在に設けられている、ことを特徴としている。
この特徴によれば、物品の出し入れ口からキッチン台内部に手を伸ばして、物品をキッチン台内部に収納したり、内部から取り出す必要がないので、家電機器等への物品等の出し入れが容易になる。
本発明に係る家電機器を備えたキッチン台を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例1における家電機器を備えたキッチン台を示す斜視図であり、図2は、実施例1における家電機器を備えたキッチン台を示す平面図である。以下、図2の紙面下方側を家電機器を備えたキッチン台の正面側として説明する。
図1及び図2の符号1aは、室内空間をキッチン空間Kとダイニング空間Dとに仕切るように配置される平面視横長の長方形状に構成されたキッチン台を示しており、このキッチン台1aにおける正面Fがキッチン空間K側に対向するとともに、背面Bはダイニング空間D側に対向するように配置されており、キッチン空間Kに居る使用者U1とダイニング空間Dに居る使用者U2とが対面しながら調理作業を行うことができるようになっている。
図1及び図2に示すように、キッチン台1aの天板3の上面におけるキッチン空間K側には、加熱手段としてのガスコンロ4やシンク5が配設されているとともに、正面Fには、ガスコンロ4の操作部6や、調理器具や調味料等をキッチン台1a内部に収納可能な2段引き出し8や3段引き出し9が設けられている。
キッチン台1aは、正面F及び背面Bの左右幅寸法が、正面Fと背面Bとの間に形成される左側面L及び右側面Rの前後幅寸法よりも長寸となる平面視で長方形状に構成されており、左右側面のうち一方の右側面R側には、使用者U1,U2がキッチン空間Kとダイニング空間Dとを行き来するための通路部(動線)が形成されているとともに、他方の左側面Lは壁(図示略)等に当接されている。尚、左側面L側にも通路部が形成されていてもよい。
このように正面Fと背面Bとの間に配置される左側面L及び右側面Rは、キッチン空間K及びダイニング空間Dのいずれにも対向しない、つまりキッチン空間K及びダイニング空間Dのいずれにも属さない空間(通路部等)に対向する面であり、正面Fや背面Bに対して側方に配置されている。
また、キッチン台1aの内部における前後方向の中央位置には、キッチン台1aの左側面L側から蛇口7及び後述する食器洗浄機10まで延びる給水管11が配置されているとともに、キッチン台1a内に配置される食器洗浄機10に電力を供給する電気ケーブル(図示略)が配置されている。また、キッチン台1aの天板3は、前後幅がガスコンロ4やシンク5の前後幅の約2倍の長さを有しており、給水管11が配置される中央部からダイニング空間Dの上面には、料理を盛り付けた食器類(図示略)やダイニング空間Dで使用後の食器類(図示略)を載置するスペースが形成されている。
図2に示すように、キッチン台1aの内部におけるシンク5の後側には、本実施例における家電機器としての食器洗浄機10が設置されている。この食器洗浄機10は、上方が開口する有底箱状をなし、食器(物品)を上方から収納可能に構成されるとともに、右側面に、上端部に取手13を有する板部材14が取り付けられた収納箱体12を有しており、該収納箱体12は、食器洗浄機10内部に設けられた左右方向を向く摺動レール(図示略)によって水平方向に摺動自在に設けられている。
図1に示すように、右側面Rにおけるダイニング空間D側の上部には、内部に収納された食器洗浄機10の収納箱体12の出し入れ口15が形成されており、該出し入れ口15から、内部に収納されている収納箱体12自体を外方に引き出すことができるようになっているとともに、収納箱体12がキッチン台1aの内部に収納された状態において、出し入れ口15が収納箱体12の板部材14により閉塞されるようになっており、使用者U1,U2は、取手13を掴んで収納箱体12を外方に向けて引き出すことで、右側面Rの外方で食器の出し入れを行うことができるようになっている。
尚、収納箱体12が取り付けられた摺動レール(図示略)は所定の摺動抵抗を有しており、収納箱体12が外方に引き出されると、使用者U1,U2が取手13から手を離しても収納箱体12は、その開放状態を維持できる。そのため収納箱体12内部に上方から食器類(図示略)を出し入れし易くなっている。また、収納箱体12の開放状態を維持するために、引き出された収納箱体12の移動を阻止するロック機構などを設けてもよい。
図2に示すように、食器洗浄機10の出し入れ口15は、キッチン台1aにおけるキッチン空間Kを向く正面Fとダイニング空間Dを向く背面Bとの間に配置される右側面Rに設けられていることで、キッチン空間Kに居る使用者U1及びダイニング空間Dに居る使用者U2両者が食器洗浄機10の出し入れ口15に対してアプローチする際の条件(距離等)はほぼ同様であるため、使用者U1,U2両者は、他方の空間側に回りこむこと等なく、各々の空間に居ながら右側面R側に移動するだけで食器洗浄機10を使用することができる。
以上説明したように、本実施例1におけるキッチン台1aにあっては、使用者はキッチン空間Kまたはダイニング空間D側のどちら側からでも、右側面Rの所定箇所に設けられた出し入れ口15を介して1つの食器洗浄機10を使用することができるとともに、食器を出し入れ口15から出し入れする際において、キッチン空間Kまたはダイニング空間Dの一部の空間を占有することがなく、かつキッチン空間Kにいる使用者U1及びダイニング空間Dにいる使用者U2の双方が互いに干渉し合うことなく出し入れを行うことができ、キッチン空間K側またはダイニング空間D側のいずれか一方側からの食器洗浄機10の使い勝手が極端に悪くなることがないため、食器洗浄機10の使用性が効果的に向上する。
また、ダイニング空間Dに居る使用者U2がキッチン空間K側に周り込んで食器を食器洗浄機10に投入したり、キッチン空間Kに居る使用者U1がダイニング空間D側に周り込んで食器を食器洗浄機10に投入する必要がないとともに、ダイニング空間Dに居る使用者U2が食器洗浄機10に投入した食器を、洗浄後においてキッチン空間Kに居る使用者U1が取り出すこともできる。
また、キッチン台1aのキッチン空間Kを向く正面Fに家電機器用の出し入れ口15を設けないことで、正面側Fに余裕ができるため食器や調理器等を収容する引き出し8,9等を設ける部位を確保することができ、キッチン台1aの左右幅を広げることなく収納容量の多い3段引き出し9などもキッチン台1aの内部に設置できる。更に、キッチン台1aのダイニング空間Dを向く背面Bに出し入れ口15を設けないことで、ダイニングテーブル2等をキッチン台1aの背面Bに近接して配置できるため、室内空間を効率よく利用することができる。
図3及び図4には、本発明の変形例としてのキッチン台1bが示されている。尚、キッチン台1bにおいて、前記実施例1のキッチン台1aに示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図3は、変形例としての家電機器を備えたキッチン台を示す平面図であり、図4は、図3におけるキッチン台のA−A縦断面図である。以下、図3の紙面下方側を家電機器を備えたキッチン台の正面側として説明する。
図3に示すように、変形例におけるキッチン台1bは、前記キッチン台1aに比べて前後幅寸法が短く形成されており、ダイニング空間Dに居る使用者U2が、シンク5に食器等を投入できるようになっている。キッチン台1bに設けられたシンク5は、底が浅く形成された浅底部16と、該浅底部16から連設され、底が浅底部16よりも深く形成された深底部17とを有する左右幅が長いシンク5として形成されている。
図4に示すように、シンク5における浅底部16の下方位置には食器洗浄機10が設置されている。この食器洗浄機10の出し入れ口15は、キッチン台1bにおける通路部に対向するように配置される右側面Rに設けられており、収納箱体12をキッチン台1bの右側面R側に引き出せるようになっている。尚、食器洗浄機10は所定の上下幅を有しており、シンク5の浅底部16の下方側に収容されている。このように浅底部16の下方の空間を利用することで、大きな容積の食器洗浄機10をキッチン台1bの内部に設置できる。
また、図3に示すように、キッチン台1bシンク5下方の収容空間を効率よく利用して食器洗浄機10が設置されているので、シンク5で手洗いした食器類等をシンク5から直ぐに直下の食器洗浄機10に入れることができ、食器から落ちる滴で天板3の上面や床面を汚すこともなくなる。また、食器洗浄機10を、シンク5の浅底部16の下方で、かつ比較的高い位置に配置することができるため、食器類等から落ちる滴で天板3の上面や床面が汚れることを極力防止できるばかりか、使用者が腰を屈めたりすることなく、楽な姿勢で食器類を出し入れすることができる。
次に、実施例2に係る家電機器を備えたキッチン台につき、図5を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図5は、実施例2における家電機器を備えたキッチン台を示す平面図である。以下、図5の紙面下方側を家電機器を備えたキッチン台の正面側(前方側)として説明する。
図5に示すように、実施例2におけるキッチン台1cは、平面視で略L字形状を成しており、室内空間をキッチン空間Kとダイニング空間Dとに仕切るように配置されている。該キッチン台1cの正面F及び右側面Rは、キッチン空間Kに対向するとともに、キッチン台1cの背面B1,B2及び左側面L1,L2はダイニング空間Dに対向するように配置されており、キッチン空間Kを向く右側面Rの一端部と、ダイニング空間Dを向く背面B1の一端部と、が角部Cにて隣接するように構成されている。
また、キッチン台1cの天板3における右側面R側には前後方向を向くシンク5が設けられており、シンク5に設けられる蛇口7などは、キッチン台1cの右側面Rに立つ使用者U1が使い易いように、キッチン台1cの右側面R側に向けて配置されている。尚、キッチン台1cに設けられたシンク5は、底が浅く形成された浅底部16と、該浅底部16に連設され、該浅底部16よりも底が深く形成された深底部17とを有する前後幅が長いシンク5として形成されており、右側面Rに沿って延びるように配設されている。
図5に示すように、シンク5における浅底部16の下方位置には食器洗浄機10が設置されている。この食器洗浄機10の出し入れ口15は、キッチン台1cの右側面Rにおける角部C近傍に設けられており、収納箱体12を右側面R側に引き出せるようになっている。尚、食器洗浄機10は所定の上下幅を有しており、シンク5の浅底部16の下方側に収容されている。このように浅底部16の下方の空間を利用することで、大きな容積の食器洗浄機10をキッチン台1cの内部に設置できる。
本実施例2のように、平面視で略L字形状を成し、キッチン空間K側を向く右側面Rとダイニング空間D側を向く背面B1とが角部Cにて隣接するキッチン台1cにあっては、背面B1及び右側面Rが互いに隣接する角部Cの近傍に食器洗浄機10の出し入れ口15が設けられていることで、キッチン空間Kに居る使用者U1及びダイニング空間Dに居る使用者U2両者が食器洗浄機10の出し入れ口15に対してアプローチする際の条件(距離等)はほぼ同様であるため、使用者U1,U2両者は、他方の空間側に回りこむこと等なく、各々の空間に居ながら角部C側に移動するだけで食器洗浄機10を使用することができる。
以上説明したように、本実施例2におけるキッチン台1cにあっては、使用者はキッチン空間Kまたはダイニング空間D側のどちら側からでも、右側面Rにおける角部Cの近傍に設けられた出し入れ口15を介して1つの食器洗浄機10を使用することができるとともに、食器を出し入れ口15から出し入れする際において、キッチン空間Kにいる使用者U1及びダイニング空間Dにいる使用者U2の双方が互いに干渉し合うことなく出し入れを行うことができ、キッチン空間K側またはダイニング空間D側のいずれか一方側からの食器洗浄機10の使い勝手が極端に悪くなることがないため、食器洗浄機10の使用性が効果的に向上する。
また、ダイニング空間Dに居る使用者U2がキッチン空間K側に周り込んで食器を食器洗浄機10に投入したり、キッチン空間Kに居る使用者U1がダイニング空間D側に周り込んで食器を食器洗浄機10に投入する必要がないとともに、ダイニング空間Dに居る使用者U2が食器洗浄機10に投入した食器を、洗浄後においてキッチン空間Kに居る使用者U1が取り出すことも容易になる。
尚、本実施例2において、食器洗浄機10の出し入れ口15は、キッチン空間Kに対向する右側面Rにおける角部Cの近傍に配置されていたが、本発明にあっては、出し入れ口15は、キッチン空間K側を向く面(右側面R)とダイニング空間D側を向く面(背面B1)とが隣接する角部Cに近接する位置であればよく、例えば、図5中の2点鎖線に示すように、出し入れ口15を、ダイニング空間D側を向く面である背面B1における角部Cの近傍に配置し、ダイニングD側に向けて食器洗浄機10の収納箱体12を引き出すような構成にしてもよい。
また、本実施例2におけるキッチン台1cは、平面視略L字状に形成されていたが、例えば図5中2点鎖線で示されるように、キッチン台1cが平面視長方形状をなし、背面B3(背面B1+背面B2)がダイニング空間D側に対向するように配置された場合においても、出し入れ口15を、背面B3または右側面Rにおける角部Cの近傍に配置することで、前述と同様の作用・効果を奏する。
次に、実施例3に係る家電機器を備えたキッチン台につき、図6を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図6は、実施例3における家電機器を備えたキッチン台を示す平面図である。以下、図6の紙面下方側を家電機器を備えたキッチン台の正面側として説明する。
図6に示すように、実施例3におけるキッチン台1dは、室内空間をキッチン空間Kとダイニング空間Dとに仕切るように配置される平面視横長の長方形状に構成されており、このキッチン台1dにおける正面Fがキッチン空間K側に対向するとともに、背面Bがダイニング空間D側に対向するように配置されており、キッチン空間Kに居る使用者U1とダイニング空間Dに居る使用者U2とが対面しながら調理作業を行うことができるようになっている。
キッチン台1dにおける右側には、浅底部16と深底部17とを有する左右幅が前後幅よりも長いシンク5が設けられており、キッチン台1d内部におけるシンク5右側の浅底部16の下方位置には、家電機器としての食器洗浄機10が設置されているとともに、この食器洗浄機10の出し入れ口15は、正面F及び背面Bにおける浅底部16の対向位置にそれぞれ形成されている。つまり、本実施例における1つの食器洗浄機10は、キッチン台1dの正面F及び背面Bにそれぞれ別個に設けられる2つの出し入れ口15,15’を有しており、正面F及び背面Bのうちいずれか一方の出し入れ口15,15’から引き出すことができるようになっている。
本実施例3における食器洗浄機10の収納箱体12は、特に詳細な構造は図示しないが、食器洗浄機10の前後に引き出し可能に配置され、出し入れ口15,15’をそれぞれ閉塞可能な前後一対の板部材14,14’を有し、これらのうち、いずれか一方の板部材14が外方に引き出されたときには、その板部材14と収納箱体12とが連結状態となり、他方の板部材14’と収納箱体12とが分離状態となる構成とされている。尚、一方の板部材14が引き出されたときには、他方の板部材14’は開放できないようになっている。
このようにキッチン台1dの正面F及び背面Bのどちら側にも収納箱体12を引き出すことができるので、キッチン空間Kにいる使用者U1またはダイニング空間Dにいる使用者U2は、キッチン空間K側からダイニング空間D側またはダイニング空間D側からキッチン空間K側に周りこむことなく、1つの食器洗浄機10をキッチン空間K側またはダイニング側のどちら側からでも使用できる。
また、食器洗浄機10が少なくとも2つの出し入れ口15,15’を有することで、ダイニング空間Dに居る使用者U2が食器洗浄機10内に投入した使用後の食器類を、洗浄後にキッチン空間Kに居る使用者U1が容易に取り出せるようになる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、キッチン台内に配置される家電機器として食器類を洗浄するための食器洗浄機が用いられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば食品類(物品)を調理する電子レンジやオーブン、食品類(物品)を保存する冷蔵庫等、物品を収納して調理、保存することが可能な、調理に関わる種々の家電機器が含まれる。
実施例1における家電機器を備えたキッチン台を示す斜視図である。 実施例1における家電機器を備えたキッチン台を示す平面図である。 本発明の変形例としての家電機器を備えたキッチン台を示す平面図である。 図3におけるキッチン台のA−A縦断正面図である。 実施例2における家電機器を備えたキッチン台を示す平面図である。 実施例3における家電機器を備えたキッチン台を示す平面図である。
符号の説明
1a,1b,1c,1d キッチン台
2 ダイニングテーブル
3 天板
4 ガスコンロ
5 シンク
6 操作部
7 蛇口
8 2段引き出し
9 3段引き出し
10 食器洗浄機(家電機器)
11 給水管
12 収容箱体
13 取手
14 板部材
15 出し入れ口
16 浅底部
17 深底部
B,B1〜B3 背面(ダイニング側を向く面)
D ダイニング空間
F 正面(キッチン側を向く面)
K キッチン空間
R 右側面(側面)

Claims (6)

  1. 室内空間をキッチン側とダイニング側とに仕切るように配置される対面式のキッチン台であって、
    該キッチン台内に家電機器が配置されるとともに、該家電機器における物品の出し入れ口が、前記キッチン台におけるキッチン側を向く面とダイニング側を向く面との間に配置される側面に設けられている、ことを特徴とする家電機器を備えたキッチン台。
  2. 室内空間をキッチン側とダイニング側とに仕切るように配置される対面式のキッチン台であって、
    該キッチン台内に家電機器が配置されるとともに、該家電機器における物品の出し入れ口が、前記キッチン台におけるキッチン側を向く面とダイニング側を向く面とが隣接する角部の近傍位置に設けられている、ことを特徴とする家電機器を備えたキッチン台。
  3. 室内空間をキッチン側とダイニング側とに仕切るように配置される対面式のキッチン台であって、
    該キッチン台内に家電機器が配置されるとともに、該家電機器における物品の出し入れ口が、前記キッチン台におけるキッチン側を向く面とダイニング側を向く面とにそれぞれ設けられている、ことを特徴とする家電機器を備えたキッチン台。
  4. 前記家電機器は食器洗浄機であり、該食器洗浄機は、前記キッチン台に設けられたシンクの下方位置に設置されている、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の家電機器を備えたキッチン台。
  5. 前記シンクは、浅底部と該浅底部に連設される深底部とを有する段付きシンクであって、前記食器洗浄機は前記浅底部の下方位置に設置されている、ことを特徴とする請求項4に記載の家電機器を備えたキッチン台。
  6. 前記家電機器は、前記物品を収容可能な収容箱体を有し、該収容箱体は前記物品の出し入れ口を介して前記キッチン台の内部と外部との間で引き出し自在に設けられている、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の家電機器を備えたキッチン台。
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