JP2007099201A - 幼児用姿勢保持クッション及び該クッションを用いた幼児支持構造 - Google Patents

幼児用姿勢保持クッション及び該クッションを用いた幼児支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】幼児に対する姿勢保持効果を確実に発揮させることが可能なクッションを提供する。
【解決手段】シート形状を付与するための剛性が付与されたシート本体を、シート本体に対して着脱可能なシートカバー4で覆ったシート3に適用され、シートカバー4の表面に幼児を支持するための凹凸形状を付加するクッション5において、シート本体及びシートカバー4のいずれに対しても異なる工程で別部品として製造された少なくとも一つのパッド状部品10、30、50をクッションに設ける。そのパッド10、30、50をそれらの製造後にシート3に対して分離不能に固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベビーカー、ベビーラック、チャイルドシート等の幼児製品のシートに対して幼児の姿勢を保持するために適用されるクッション等に関する。
自動車用のチャイルドシート、あるいはベビーベッドに使用されるクッションとして、平板状のベースをその全周に亘って突出部あるいは壁部にて取り囲んだ形状のクッションが提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−216998号公報 特開2000−296734号公報
従来の幼児用姿勢保持クッションは、ベビーベッド等のシートに対してその全体が着脱自在に設けられている。そのため、シートに対してクッションが適切な配置されず、あるいはシートに対してクッションがずれ、クッションを利用した姿勢保持効果が十分に得られないおそれがある。
そこで、本発明は幼児に対する姿勢保持効果を確実に発揮させることが可能なクッション及びそのクッションを用いた幼児支持構造を提供することを目的とする。
本発明は、シート形状を付与するための剛性が付与されたシート本体(9)を、該シート本体に対して着脱可能なシートカバー(4)で覆ったシート(3)に適用され、前記シートカバーの表面に幼児を支持するための凹凸形状を付加するクッション(5)であって、前記シート本体及び前記シートカバーのいずれに対しても異なる工程で別部品として製造された少なくとも一つのパッド状部品(10、30、50)を含み、該パッド状部品がその製造後に前記シートに対して分離不能に固定されたクッションにより、上述した課題を解決する。
本発明のクッションによれば、クッションを構成する少なくとも一つのパッド状部品をシートに固定しているので、シートに対してパッド状部品を最適な位置に保持し、かつシートに対するパッド状部品の位置ずれも生じない。従って、シートに固定されたパッド状部品にて幼児を最適な位置で支持し、そのパッド状部品による姿勢保持効果を確実に発揮させることができる。
本発明のクッションの一形態において、前記パッド状部品が前記シートカバーの表面に分離不能に固定されてもよい。シートカバーの表面にパッド状部品を固定する構成によれば、シートの表面にパッド状部品が露出するため、パッド状部品による幼児の支持位置を明瞭に把握することができる。また、シート上におけるパッド状部品の固定位置をシートカバーの交換によって変化させることができる。
あるいは、前記パッド状部品は前記シート本体の表面に分離不能に固定されてもよい。この場合には、シート本体に固定されたパッド状部品に倣ってシートカバーが変形してシートの表面に幼児を支持するための凹凸形状が出現する。シート本体に固定されたパッド状部品をシート本体に残したままシートカバーを取り外すことができるので、シートカバーを洗濯する場合にそのパッド状部品をシートカバーから外す手間を省略することができる。
本発明のクッションの一形態において、前記クッションは、前記パッド状部品として幼児の臀部を支持する臀部パッド(50)を含み、該臀部パッドが前記シートに対して分離不能に固定されてもよい。幼児の臀部の支持に適した位置は幼児の体格に関わりなくほぼ一定であるため、シートに対して臀部パッドを分離不能に固定しても、それによりシートに適合する体格範囲が過度に狭められるおそれがない。そして、幼児をシートに載せる際には臀部パッドを基準として幼児を位置決めすることができる。さらに、シートがリクライニング機能を有している場合にはシートの背部を起こしたときに、シート上に固定された臀部パッドが幼児の臀部を受け止めることにより、臀部の前ずれが防止される。
臀部パッドを固定する形態においては、前記臀部パッドとは別に、幼児の頭部及び腰部をそれぞれ支持する頭部パッド(10)及び腰部パッド(30)が前記シートに対して着脱自在に設けられてもよい。幼児の体格が小さい段階では、その頭部及び腰部を頭部パッド及び腰部パッドにて支持することにより頭部の横方向への倒れ、腰部の横ずれ等を防止することが望ましいが、首が座り、あるいは上半身が安定する時期以降は臀部の支持と比して頭部及び腰部の支持はその必要性が相対的に小さい。臀部パッドを固定する一方で、頭部パッド及び腰部パッドを着脱自在に設けた形態によれば、幼児が小さい段階では臀部パッドを基準として頭部パッド及び腰部パッドをそれぞれ適切な位置に取り付けて頭部及び腰部を支持し、幼児の成長とともに頭部パッド及び腰部パッドを取り外して臀部パッドのみで幼児を支持することができるので、クッションの使用形態を上述した頭部、腰部及び臀部の支持の必要性の高低に合わせて変化させることができる。これにより、クッションが適合する体格範囲を拡大することができる。
本発明の幼児支持構造は、シート形状を付与するための剛性が付与されたシート本体(9)を、該シート本体に対して着脱可能なシートカバー(4)で覆ったシート(3)と、前記シートカバーの表面に幼児を支持するための凹凸形状を付加するクッション(5)とを具備し、前記クッションは、前記シート本体及び前記シートカバーのいずれに対しても異なる工程で別部品として製造され、その製造後に前記シート本体の表面に分離不能に固定されたパッド状部品(10、30、50)を含み、前記シートカバーには前記シート本体に固定された前記パッド状部品と位置を合わせて抜き孔が設けられることにより、上述した課題を解決する。
本発明の幼児支持構造によれば、シート本体に固定されたパッド状部品がシートカバーの抜き孔を介してシートカバーの表面側に突出することにより、シートの表面に幼児を支持するための凹凸形状が付与される。パッド状部品がシート本体に固定されているので、シートに対してパッド状部品を最適な位置に保持し、かつシートに対するパッド状部品の位置ずれも生じない。従って、シートに固定されたパッド状部品にて幼児を最適な位置で支持し、そのパッド状部品による姿勢保持効果を確実に発揮させることができる。シート本体に固定されたパッド状部品をシート本体に残したままシートカバーを取り外すことができるので、シートカバーを洗濯する場合にそのパッド状部品をシートカバーから外す手間を省略することができる。さらに、シートカバーにクッション材等の内装材が含まれていても、その内装材に影響されることなくパッド状部品がシート表面に直接露出するため、パッド状部品による幼児の姿勢保持効果が損なわれない利点がある。
以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。本発明において、幼児の語は特に断りのない限り乳児の段階から学齢期に達するまでの広い範囲を含むものとする。
以上に説明したように、本発明のクッション及び幼児支持構造によれば、クッションを構成する少なくとも一つのパッド状部品をシートに固定することにより、シートに対してパッド状部品を最適な位置に保持し、かつシートに対するパッド状部品の位置ずれも生じないので、シートに固定されたパッド状部品にて幼児を最適な位置で支持し、そのパッド状部品による姿勢保持効果を確実に発揮させることができる。
[第1の形態]
以下、本発明の第1の形態に係る幼児姿勢保持用クッションを説明する。図1は第1の形態のクッションが適用されるベビーカーの一例を示す。ベビーカー1は、パイプ材を適宜に組み合わせたフレーム構造のベビーカー本体2と、そのベビーカー本体2に取り付けられるシート3とを備えている。ベビーカー本体2は前後方向及び左右方向に折り畳み可能に構成され、さらにシート3はリクライニング可能に構成されている。折り畳み機構、及びリクライニング機構は公知のベビーカーと同様でよい。
図2はシート3の平面図である。シート3は、シート本体(不図示、但し、図4のシート本体9と同様である。)をシートカバー4にて覆った構造を有している。シート本体は樹脂等で構成され、それによりシート本体にはシート形状を付与するための剛性が付与されている。言い換えれば、シート本体は、シート3それ自身に、他の支持手段に依存することなく、一定のシート形状を維持するための剛性を与える芯材として機能する。シート3は曲げ線L1に沿って折り曲げ可能である。シートカバー4はシート本体から取り外し可能である。シートカバー4には本発明の第1の形態に係るクッション5が設けられている。クッション5は、パッド状部品として、シート3の頭部支持領域A1に配置される頭部パッド10と、シート3の腰部支持領域A2に配置される左右一対の腰部パッド30と、シート3の臀部支持領域A3に配置される臀部パッド50とを備えている。これらのパッド10、30、50のそれぞれは互いに独立した別部品として構成されている。また、パッド10、30、50のそれぞれは、シート3のシート本体及びシートカバー4のいずれに対しても異なる工程で別部品として製造されている。
頭部パッド10は、ベースシート11と、そのベースシート11の外周に沿って設けられた突出部12とを備えている。ベースシート11は丸みを帯びた外周形状を有する平板状に形成されている。突出部12は、頭部パッド10の下縁に沿って延びる頸支持部13と、頭部パッド10の両側縁に沿って延びる一対の側頭支持部14とを備えている。頸支持部13は幼児の後頸を支持するために設けられ、側頭支持部14は幼児の頭部を側方から支持するために設けられている。頸支持部13と側頭支持部14とは一体に連なっている。
頭部パッド10には、適度なクッション性を有する弾性材料を内装材として設けてもよい。内装材としては、綿、ウレタン、低反発ウレタン、ゲル等の弾性材料を用いることができる。内装材は突出部12のみに設けられてもよいし、ベースシート11及び突出部12の双方に内装材が設けられてもよい。
各腰部パッド30は、その頂点30aから全方向に向かってその高さが徐々に減少する突起物として形成されている。これらの腰部パッド30は幼児の腰部に両側からあてがわれて幼児の腰部の横ずれを防止するために儲けられている。腰部パッド30の外周形状は、円形、楕円形、長円形、俵形、卵形といった各種の形状に形成してよい。腰部パッド30についても、適度なクッション性を有する弾性材料を内装材として用いてよい。内装材としては、綿、ウレタン、低反発ウレタン、ゲル等の弾性材料を用いることができる。なお、左右の腰部パッド30を頭部パッド10のベースシート11と同様のベースシートによって相互に連結してもよい。
臀部パッド50は、ベースシート51と、そのベースシート51上で左右方向に延びる突出部52とを備えている。ベースシート51は、頭部パッド10及び腰部パッド30のベースシート11、31と同様に平板状に形成されている。突出部52は、臀支持部53と、その臀支持部53の両端部に配置される一対の膝支持部54とを備えている。臀支持部53は幼児の臀部を支持するために設けられ、膝支持部54は幼児の膝を側方から支持するために設けられている。臀支持部53と膝支持部54とは一体に連なっている。
臀部パッド50についても、適度なクッション性を有する弾性材料を内装材として設けてもよい。内装材としては、綿、ウレタン、低反発ウレタン、ゲル等の弾性材料を用いることができる。内装材は突出部52のみに設けられてもよいし、ベースシート51及び突出部52の双方に内装材が設けられてもよい。
以上のように構成されたパッド10、30、50は、シートカバー4の表面に対して分離不能に固定されている。パッド10、30、50の固定方法としては、熱プレス、つまり熱による樹脂等の溶融を利用した固定方法、縫製、接着、その他、各種の固定方法を利用することができる。このようにパッド10、30、50をシートカバー4の表面に固定すれば、パッド10、30、50をシートカバー4上の最適な位置に保持し、かつシートカバー4に対するパッド10、30、50の位置ずれを防止してパッド10、30、50による姿勢保持効果を確実かつ適切に発揮させることができる。さらに、シート本体に対して着脱可能なシートカバー4にパッド10、30、50を固定しているので、シート3の表面にパッド10、30、50が露出し、これらのパッド10、30、50による幼児の支持位置を明瞭に把握することができる。また、シート3上におけるパッド10、30、50の固定位置をシートカバー4の交換によって変化させることができる。例えば、適合体格範囲が異なる複数のシートカバー4を用意し、それらのシートカバー4を適宜に選択してシート本体に装着することにより、一つのシート本体を広範囲の体格の幼児に適合させることができる。
上記の形態ではパッド10、30、50の全てをシートカバー4に固定したが、一部のパッドをシートカバー4に固定し、他のパッドをシートカバー4に対して着脱自在に設けてもよい。例えば、図3に示すように、頭部パッド10をシートカバー4に対してシート3の上下方向(図2及び図3における上下方向)に位置調整可能かつ着脱自在な状態で取り付ける一方で、腰部パッド30及び臀部パッド50をシートカバー4に対して分離不能に固定してもよい。この例によれば、臀部パッド50を基準として幼児をシートカバー4上に載置し、幼児の体格に応じて図中に想像線で示すごとく頭部パッド10の位置を変化させることにより、シート3にて受け入れ可能な幼児の体格の範囲を拡大することができる。幼児の臀部の支持に適した位置は、幼児の体格に関わりなくほぼ一定であるため、シートカバー4に対して分離不能に固定するパッド状部品として臀部パッド50は最も適している。しかも、臀部パッド50をシートカバー4に固定した場合には、シートカバー4上で臀部パッド50が位置ずれを起こすおそれがない。従って、シート3の背部を起こしたとき、臀部パッド50にて臀部の前ずれを確実に抑えられる利点がある。なお、頭部パッド10に加え、腰部パッド30についてもシートカバー4に対して着脱自在に設けてもよい。さらに、腰部パッド30をシートカバー4に対してシート3の上下方向又は左右方向に位置調整可能としてもよい。
[第2の形態]
図4及び図5は本発明の第2の形態に係るクッションが適用されたシートのシート本体を示している。この形態では、シートに固定されるパッド状部品として、頭部パッド10、一対の腰部パッド30及び臀部パッド50が設けられる点で上述した第1の形態と共通する。また、パッド10、30、50の構成は第1の形態と共通である。しかしながら、第2の形態では、パッド10、30、50がシート本体9の表面に分離不能に固定されている点で第1の形態と異なる。シート本体9は背板9Aと座板9Bとを曲げ線L1に沿って折り曲げ可能に組み合わせて構成されており、頭部パッド10及び腰部パッド30は背板9Aに固定され、臀部パッド50は座板9Bに固定されている。シート本体9の表面には、第1の形態のクッション5が取り除かれた構成のシートカバーが着脱自在に装着される。
第2の形態によれば、シート本体9上にシートカバー4を被せることにより、シートカバー4がパッド10、30、50の凹凸形状に倣って変形し、それによりシート3の表面に幼児支持用の凹凸形状が付加される。パッド10、30、50をシート本体9に固定した場合には、シートカバー4をシート本体9から取り外す際にそれらのパッド10、30、50をシート本体9上に残したままでよい。従って、シートカバー4を洗濯する場合において、シートカバー4からクッション5を取り外す手間を省略することができる。
第2の形態においても、パッド10、30及び50のうち、一部のパッドをシート本体9に対して分離不能に固定する一方、他のパッドをシート本体9に対して着脱可能に設けてもよい。さらに、シート本体9に対して着脱可能なパッドについてはシート3の上下方向に位置調整可能としてもよい。この場合でも、上述した理由により、シート本体9に対して分離不能に固定するパッド状部品としては臀部パッド50が最も好ましい。
さらに、図6に示すように、シートカバー4には、パッド10、30、50の取付位置に合わせて抜き孔4a、4b、4cを設けてもよい。このような抜き孔4a〜4cを設けた幼児支持構造によれば、シートカバー4をシート本体9に対して着脱する際にクッション5を取り外す必要がなく、しかも、シート3の表面にはパッド10、30、50の凸部が直接露出するため、パッド10、30、50の姿勢保持効果を最大限に発揮させることができる。シートカバー4にクッション材等を内蔵させる場合には、パッド10、30、50による姿勢保持効果がシートカバー4の内装材の影響を受けない利点がある。
本発明は上述した構成に限らず、適宜の形態で実施してよい。例えば、頭部パッド10は頸支持部13と側頭支持部14とが分離された構成でもよい。本発明のクッションは頭部パッド、腰部パッド及び臀部パッドを備えたものに限定されず、一部のパッドが省略され、あるいはさらなるパッド状部品が付加されてもよい。本発明が適用される幼児製品はベビーカーに限らず、ベビーラック、チャイルドシートといったクッションが必要とされる各種の幼児製品をその適用対象とすることができる。
本発明の第1の形態に係るクッションが適用されるベビーカーの斜視図。 ベビーカーのシートのクッションが装着された状態における平面図。 図2の変形例を示す図。 本発明の第2の形態に係るクッションが適用されたベビーカーのシート本体を示す平面図。 図4のV−V線に沿った断面図。 図5の変形例を示す図。
符号の説明
1 ベビーカー
3 シート
4 シートカバー
4a、4b、4c 抜き孔
5 クッション
9 シート本体
9A 背板
9B 座板
10 頭部パッド
30 腰部パッド
50 臀部パッド

Claims (6)

  1. シート形状を付与するための剛性が付与されたシート本体を、該シート本体に対して着脱可能なシートカバーで覆ったシートに適用され、前記シートカバーの表面に幼児を支持するための凹凸形状を付加するクッションであって、前記シート本体及び前記シートカバーのいずれに対しても異なる工程で別部品として製造された少なくとも一つのパッド状部品を含み、該パッド状部品がその製造後に前記シートに対して分離不能に固定されていることを特徴とする幼児用姿勢保持クッション。
  2. 前記パッド状部品が前記シートカバーの表面に分離不能に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のクッション。
  3. 前記パッド状部品が前記シート本体の表面に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のクッション。
  4. 前記パッド状部品として幼児の臀部を支持する臀部パッドを含み、該臀部パッドが前記シートに対して分離不能に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のクッション。
  5. 前記臀部パッドとは別に、幼児の頭部及び腰部をそれぞれ支持する頭部パッド及び腰部パッドが前記シートに対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のクッション。
  6. シート形状を付与するための剛性が付与されたシート本体を、該シート本体に対して着脱可能なシートカバーで覆ったシートと、前記シートカバーの表面に幼児を支持するための凹凸形状を付加するクッションとを具備し、前記クッションは、前記シート本体及び前記シートカバーのいずれに対しても異なる工程で別部品として製造され、その製造後に前記シート本体の表面に分離不能に固定されたパッド状部品を含み、前記シートカバーには前記シート本体に固定された前記パッド状部品と位置を合わせて抜き孔が設けられていることを特徴とする幼児の支持構造。
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