JPH1111192A - チャイルドシート - Google Patents
チャイルドシートInfo
- Publication number
- JPH1111192A JPH1111192A JP18458197A JP18458197A JPH1111192A JP H1111192 A JPH1111192 A JP H1111192A JP 18458197 A JP18458197 A JP 18458197A JP 18458197 A JP18458197 A JP 18458197A JP H1111192 A JPH1111192 A JP H1111192A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- seat
- seat body
- child seat
- bags
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のチャイルドシートにおいては、安定
性、快適性において不十分であった。 【解決手段】 本発明においては、シート本体の前面上
部左右に形成した空気袋と、腰部に設けた、空気袋と、
上部中央に設けたクッション性、発汗蒸気拡散性のある
連続気泡性発泡シートと、臀部対応位置に設けた、合成
樹脂の多数のペレットを入れた網袋シートの少なくとも
1つを有せしめ、上記空気袋はポンプによって加圧自在
とする。
性、快適性において不十分であった。 【解決手段】 本発明においては、シート本体の前面上
部左右に形成した空気袋と、腰部に設けた、空気袋と、
上部中央に設けたクッション性、発汗蒸気拡散性のある
連続気泡性発泡シートと、臀部対応位置に設けた、合成
樹脂の多数のペレットを入れた網袋シートの少なくとも
1つを有せしめ、上記空気袋はポンプによって加圧自在
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチャイルドシート、
特に、改良されたチャイルドシートに関するものであ
る。
特に、改良されたチャイルドシートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、チャイルドシートとしては、例え
ば実開平6−12167号公報に示されたものがある。
ば実開平6−12167号公報に示されたものがある。
【0003】図4はこのような従来のシートを示し、1
はシート本体、2はベース台、3はレール、4は肩ベル
ト、5はバックルであって、幼児6は肩ベルト4によっ
てシート本体1に固定され、レール3によってリクライ
ニング可能である。
はシート本体、2はベース台、3はレール、4は肩ベル
ト、5はバックルであって、幼児6は肩ベルト4によっ
てシート本体1に固定され、レール3によってリクライ
ニング可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、このよう
な従来のチャイルドシートではシート本体1が衝突に対
する安全性を確保するため堅固な構造を有しているた
め、長時間の着座に不向きであった。
な従来のチャイルドシートではシート本体1が衝突に対
する安全性を確保するため堅固な構造を有しているた
め、長時間の着座に不向きであった。
【0005】また、幼児が寝てしまった場合、図5に示
すように幼児6の頭部が左右に傾き保護者から見て不安
感がある。そのため図6に示すようにウレタンパッド7
を頭部に接近して固設したものもあるが、夫々幼児の体
躯に合わせてその大小を変更できず、その頭部の安定性
に欠けるものであった。また、車輛側面衝突の際に激し
い頭部の振れにより、頸部や頭部の傷害を生じる虞れが
あった。
すように幼児6の頭部が左右に傾き保護者から見て不安
感がある。そのため図6に示すようにウレタンパッド7
を頭部に接近して固設したものもあるが、夫々幼児の体
躯に合わせてその大小を変更できず、その頭部の安定性
に欠けるものであった。また、車輛側面衝突の際に激し
い頭部の振れにより、頸部や頭部の傷害を生じる虞れが
あった。
【0006】また、チャイルドシートは、一般に幼児腰
部に関して支えとなるものがなく、特にリクライニング
機能を有するシートでは疲労感を軽減するものがなく改
善が望まれている。
部に関して支えとなるものがなく、特にリクライニング
機能を有するシートでは疲労感を軽減するものがなく改
善が望まれている。
【0007】更に、幼児臀部に関してもクッション性を
保持するものの通気性に欠けるものであり、密着される
ことで、発汗蒸気が籠もり幼児にとっては不快なもので
あった。
保持するものの通気性に欠けるものであり、密着される
ことで、発汗蒸気が籠もり幼児にとっては不快なもので
あった。
【0008】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のチャイルドシー
トは、シート本体の前面上部左右に形成した空気袋と、
腰部に設けた空気袋と、上部中央に設けたクッション
性、発汗蒸気拡散性のある連続気泡性発泡シートと、臀
部対応位置に設けた、合成樹脂の多数のペレットを入れ
た網袋シートの少なくとも1つを有し、上記空気袋はポ
ンプによって加圧自在である。
トは、シート本体の前面上部左右に形成した空気袋と、
腰部に設けた空気袋と、上部中央に設けたクッション
性、発汗蒸気拡散性のある連続気泡性発泡シートと、臀
部対応位置に設けた、合成樹脂の多数のペレットを入れ
た網袋シートの少なくとも1つを有し、上記空気袋はポ
ンプによって加圧自在である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【0011】本発明においては、図1及び図2に示すよ
うにシートに着座した幼児頭部両側方付近ならびに腰部
に相当するシート本体1の各部のカバー裏側に夫々に空
気充填ならびに排出可能な空気袋8,9を配置し、この
空気袋は、8,9には夫々管10を介して空気ポンプ1
1により所望の空気圧を充填可能ならしめる。
うにシートに着座した幼児頭部両側方付近ならびに腰部
に相当するシート本体1の各部のカバー裏側に夫々に空
気充填ならびに排出可能な空気袋8,9を配置し、この
空気袋は、8,9には夫々管10を介して空気ポンプ1
1により所望の空気圧を充填可能ならしめる。
【0012】本発明のチャイルドシートは上記のような
構成であるから、上記空気袋8,9内の圧力を幼児6の
体格に応じて適切に設定でき、シートに着座した幼児6
の頭部の左右の振れを効果的に阻止でき、特に、車輛側
面衝突の際に激しい頭部の振れを緩和し、頸部や頭部の
傷害を軽減できる。また、腰部に適切なクッション作用
を与え、疲労を軽減できるようになる。
構成であるから、上記空気袋8,9内の圧力を幼児6の
体格に応じて適切に設定でき、シートに着座した幼児6
の頭部の左右の振れを効果的に阻止でき、特に、車輛側
面衝突の際に激しい頭部の振れを緩和し、頸部や頭部の
傷害を軽減できる。また、腰部に適切なクッション作用
を与え、疲労を軽減できるようになる。
【0013】なお、空気袋8,9内の空気を抜く手段
を、例えばシート本体1の上端に設けてもよく、また
は、ポンプ自体に空気排出作用があるものを使用しても
良い。
を、例えばシート本体1の上端に設けてもよく、また
は、ポンプ自体に空気排出作用があるものを使用しても
良い。
【0014】なお、空気ポンプ11は空気袋8,9から
取り外し可能としても良く、この場合にはシート体1に
ポンプ収納部(図示せず)を設け、このポンプ収納部内
に上記ポンプ11を収納できるようにするのが好まし
い。
取り外し可能としても良く、この場合にはシート体1に
ポンプ収納部(図示せず)を設け、このポンプ収納部内
に上記ポンプ11を収納できるようにするのが好まし
い。
【0015】また、空気袋8,9内に連続気泡性発泡シ
ートを必要に応じてスプリングと共に封入せしめると共
に上記空気袋8,9に吸排気口用の弁(図示せず)を設
け、チャイルドシートを使用しない時には上記弁を開
き、上記発泡シートの復元力により常時上記空気袋8,
9を膨らませ上記空気袋8,9内の空気圧を充填状態と
し、チャイルドシートを使用する時には、幼児の体格に
応じて上記空気袋8,9を潰して空気を空気袋8,9の
吸排気口から排出せしめ、幼児6の体格にあったところ
で上記弁を閉じるようにしたセルフポンプ方式を使用し
ても良い。
ートを必要に応じてスプリングと共に封入せしめると共
に上記空気袋8,9に吸排気口用の弁(図示せず)を設
け、チャイルドシートを使用しない時には上記弁を開
き、上記発泡シートの復元力により常時上記空気袋8,
9を膨らませ上記空気袋8,9内の空気圧を充填状態と
し、チャイルドシートを使用する時には、幼児の体格に
応じて上記空気袋8,9を潰して空気を空気袋8,9の
吸排気口から排出せしめ、幼児6の体格にあったところ
で上記弁を閉じるようにしたセルフポンプ方式を使用し
ても良い。
【0016】この場合には空気ポンプ11が不要になる
と共に、吸排気口の弁を開くのみで自動的に空気袋内に
空気を充填せしめることができるから、ポンピング等の
空気を入れる手間を省くことができる。
と共に、吸排気口の弁を開くのみで自動的に空気袋内に
空気を充填せしめることができるから、ポンピング等の
空気を入れる手間を省くことができる。
【0017】本発明の他の実施例においては、図2に示
すように表皮カバー12を通気性とし、この表皮カバー
12とシート本体1の背中部分との間にクッション性の
ある発汗蒸気拡散性のある連続気泡性の発泡ウレタン樹
脂シート13を介挿せしめる。
すように表皮カバー12を通気性とし、この表皮カバー
12とシート本体1の背中部分との間にクッション性の
ある発汗蒸気拡散性のある連続気泡性の発泡ウレタン樹
脂シート13を介挿せしめる。
【0018】この実施例によれば、クッション作用のみ
ならず発汗蒸気拡散性が良好となる。
ならず発汗蒸気拡散性が良好となる。
【0019】本発明の更に他の実施例においては、図3
に示すようにポリプロピレンやポリエチレンの棒体14
を細かく切断して得たペレット15を網袋16内に入れ
て形成したシート17を図2に示すように幼児6の臀部
位置に配置せしめる。
に示すようにポリプロピレンやポリエチレンの棒体14
を細かく切断して得たペレット15を網袋16内に入れ
て形成したシート17を図2に示すように幼児6の臀部
位置に配置せしめる。
【0020】この実施例によれば、シート17により幼
児の臀部形状に沿った、クッション性及び発汗蒸気拡散
性の良好な座面を形成できるようになる。
児の臀部形状に沿った、クッション性及び発汗蒸気拡散
性の良好な座面を形成できるようになる。
【0021】
【発明の効果】上記のように本発明のチャイルドシート
によれば、幼児を安全快適に且つ疲労感なく長時間支持
きるようになる大きな利益がある。
によれば、幼児を安全快適に且つ疲労感なく長時間支持
きるようになる大きな利益がある。
【図1】本発明のチャイルドシートの正面図である。
【図2】本発明のチャイルドシートの縦断側面図であ
る。
る。
【図3】本発明のチャイルドシートにおいて用いるシー
トの説明図である。
トの説明図である。
【図4】従来のチャイルドシートの側面図である。
【図5】従来のチャイルドシートの正面図である。
【図6】従来の他のチャイルドシートの正面図である。
1 シート本体 2 ベース台 3 レール 4 肩ベルト 5 バックル 6 幼児 7 ウレタンパッド 8 空気袋 9 空気袋 10 管 11 空気ポンプ 12 表皮カバー 13 樹脂シート 14 棒体 15 ペレット 16 網袋 17 シート
Claims (4)
- 【請求項1】 シート本体と、上記シート本体の前面上
部左右に設けた空気袋と、この空気袋に空気を排気可能
に注入する手段とより成ることを特徴とするチャイルド
シート。 - 【請求項2】 シート本体と、上記シート本体の前面腰
部に設けた空気袋と、この空気袋に空気を排気可能に注
入する手段とより成ることを特徴とするチャイルドシー
ト。 - 【請求項3】 シート本体と、上記シート本体の前面上
部中央に設けたクッション性、発汗蒸気拡散性のある連
続気泡性発泡シートとより成ることを特徴とするチャイ
ルドシート。 - 【請求項4】 シート本体と、上記シート本体の臀部対
応位置に設けた、合成樹脂の多数のペレットを入れた網
袋シートとより成ることを特徴とするチャイルドシー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18458197A JPH1111192A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | チャイルドシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18458197A JPH1111192A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | チャイルドシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1111192A true JPH1111192A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=16155722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18458197A Pending JPH1111192A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | チャイルドシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1111192A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6523631B2 (en) | 2000-03-02 | 2003-02-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle body frame structure |
US7125073B2 (en) | 2003-02-25 | 2006-10-24 | Takata Corporation | Child seat |
JP2007099201A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Combi Corp | 幼児用姿勢保持クッション及び該クッションを用いた幼児支持構造 |
US7232182B2 (en) | 2003-02-25 | 2007-06-19 | Takata Corporation | Child seat |
WO2009044702A1 (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート構造、シート硬度変更方法及び車両 |
KR101274892B1 (ko) * | 2005-11-01 | 2013-06-14 | 콤비 가부시키가이샤 | 차일드 시트용 쿠션 |
JP2016515483A (ja) * | 2013-07-01 | 2016-05-30 | 株式会社テクセルジャパン | エアーチューブを備えた乳児用カーシート |
JP2019093750A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-20 | アイシン精機株式会社 | 車両用シート装置 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP18458197A patent/JPH1111192A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6523631B2 (en) | 2000-03-02 | 2003-02-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle body frame structure |
US7125073B2 (en) | 2003-02-25 | 2006-10-24 | Takata Corporation | Child seat |
US7232182B2 (en) | 2003-02-25 | 2007-06-19 | Takata Corporation | Child seat |
JP2007099201A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Combi Corp | 幼児用姿勢保持クッション及び該クッションを用いた幼児支持構造 |
KR101274892B1 (ko) * | 2005-11-01 | 2013-06-14 | 콤비 가부시키가이샤 | 차일드 시트용 쿠션 |
WO2009044702A1 (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート構造、シート硬度変更方法及び車両 |
JP2016515483A (ja) * | 2013-07-01 | 2016-05-30 | 株式会社テクセルジャパン | エアーチューブを備えた乳児用カーシート |
JP2019093750A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-20 | アイシン精機株式会社 | 車両用シート装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040526 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070305 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070508 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070918 |