JP2007125935A - チャイルドシート用クッション - Google Patents

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    • B60N2/2812Adaptations for seat belts for securing the child to the child seat

Abstract

【課題】着席状態において幼児を適切な姿勢で保持することができるチャイルドシート用のクッションを提供する。
【解決手段】チャイルドシート2上に配置される頭部パッド10、背部パッド30及び臀部パッド50を具備するクッション1において、頭部パッド10には、頭部パッド10の下縁に沿って突出する頸支持部12と、頭部パッド10の左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の側頭支持面14とを設ける。背部パッド30には、背部パッド30の左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の脇支持面32を設ける。臀部パッド50には、臀部パッド50の後端から前方に向かって上り勾配を描くように傾斜する臀支持面51と、臀部パッド50の左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の膝支持面52とを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、チャイルドシートに使用される姿勢保持用のクッションに関する。
自動車用のチャイルドシートに使用されるクッションとして、平板状のベースをその全周に亘って突出部あるいは壁部にて取り囲んだクッションが提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−296734号公報
上述した従来のクッションは、シートバックをほぼ水平に倒して平坦なベッド状態を選択したときの幼児の保護効果、あるいは安全性を高めるためのクッションとして提案されている。しかしながら、シートバックを起こして幼児を着席させる場合にも、幼児を適切な姿勢で着席させるべくクッションを使用したい場合がある。特に、首が座る前の幼児、あるいはお座りが十分にできない幼児に対しては、頭部の横ずれ、横倒れ、体幹の横ずれ、あるいは臀部の前ずれを抑えられるクッションが求められる。
そこで、本発明は、着席状態において幼児を適切な姿勢で保持することができるチャイルドシート用のクッションを提供することを目的とする。
本発明のチャイルドシート用クッション(1、201)は、チャイルドシート(2)上に配置される頭部パッド(10、210)、背部パッド(30、230)及び臀部パッド(50、250)を具備し、前記頭部パッドには、当該頭部パッドの下縁に沿って突出する頸支持部(12、212)と、前記頭部パッドの左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の側頭支持面(14、214)とが設けられ、前記背部パッドには、当該背部パッドの左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の脇支持面(32、232)が設けられ、前記臀部パッドには、当該臀部パッドの後端から前方に向かって上り勾配を描くように傾斜する臀支持面(51、251)と、前記臀部パッドの左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の膝支持面(52、252)とが設けられることにより、上述した課題を解決する。
本発明のクッションによれば、まず頭部パッドの頸支持部にて幼児の後頸を支持することにより、幼児の頭部をその顎が幾らか持ち上げられた姿勢に保持することができる。これにより、幼児の気道の圧迫を防止して幼児に呼吸を楽に行わせることができる。側頭支持面が幼児の頭部を側方から支持することにより、幼児の頭部の横倒れ、横ずれを抑えて頭部を正面に向けることができる。次に、背部パッドの脇支持面で幼児の胴部を側方から支持することにより、幼児の体幹の横ずれを防止することができる。さらに、臀部パッドの臀支持面が臀部パッドの後端から前端に向かって上り勾配を描くように傾斜しているので、その臀支持面を幼児の臀部にあてがうことにより、チャイルドシートの前方への臀部のずれを抑えることができる。このため、臀部の前ずれによる腹部の屈曲、あるいは圧迫を防止することができる。さらにまた、臀部パッドの膝支持面が幼児の膝を側方から支持することにより、幼児の膝を適度に内側に曲げて下肢を適切な向きに保持することができる。これにより、幼児の下半身の屈筋と伸筋とのバランスが適度に保たれ、身体の変形、あるいは萎縮が防止される。これらの作用により、着席状態において幼児を適切な姿勢で保持することができる。
本発明の一形態においては、前記頸支持部の稜線(12a、212a)が前記頭部パッドの左右方向中央部を底として前記側頭支持面に向かって凹曲線を描くように高さ方向に関して湾曲してもよい。このような湾曲を頸支持部に与えることにより、幼児の後頸を頭部パッドの左右方向中央へと自然に位置決めして頭部の横ずれを防ぐことができる。
本発明の一形態において、前記頭部パッドの上縁の少なくとも中央部には突出部が存在せず、それにより前記頸支持部及び前記側頭支持面にて囲まれた窪み部(15、215)が前記頭部パッドの上縁側に開いていてもよい。この形態によれば、幼児の頭頂部を拘束するような突出部が存在しないので、幼児の開放感が高まる。
本発明の一形態において、前記背部パッドの前記脇支持面の間には幼児の背中を支持する背支持面(31、231)が設けられ、該背支持面は当該背部パッドの下端側から上端側に向かって下り勾配を描く傾斜面状に形成されてもよい。この形態によれば、背支持面の特に下部を幼児の腰に十分に接触させて背部パッドによる姿勢保持効果を高めることができる。
さらに、前記背部パッドの下縁側の端部には前記背支持面に向かって上り勾配を描く傾斜面(33)が形成されてもよい。この形態によれば、臀部パッドの後端と背部パッドの下端との干渉を抑え、臀部パッドと背部パッドとをチャイルドシートのシート部とバック部との間の湾曲又は屈曲に適合させつつ連続的に並べることができる。
本発明の一形態においては、前記臀部パッド(50)の前記臀支持面(51)が前記臀部パッドの左右方向中央部を底とする凹曲線を描くように高さ方向に関して湾曲してもよい。この形態によれば、幼児の臀部を包み込むように臀支持面を臀部に接触させて臀支持面による姿勢保持効果を高めることができる。
本発明の一形態においては、前記臀部パッド(50)の前記膝支持面(52)が前記臀支持面よりも当該臀部パッドの前方に延ばされてもよい。この形態によれば、臀支持面にて臀部を支持しつつ、その臀部の前方に位置する膝を膝支持面で確実に受けることができる。
さらに、前記臀部パッド(50、250)の前記臀支持面の前側には当該臀部パッドの前端に向かって下り勾配を描いて延びる脚支持面(53、253)が形成されてもよい。この形態によれば、膝支持面によって内側に曲げられた下肢を脚支持面によって自然な姿勢で支持することができる。
本発明の一形態においては、前記頭部パッド、前記背部パッド及び前記臀部パッドのうち、少なくとも2つのパッドが互いに分離可能な別部材として構成されてもよい。この形態によれば、一部のパッドを他のパッドから分離してチャイルドシートから取り外すことができる。これにより、幼児の成長に応じてクッションの使用形態を変化させることができる。
本発明の一形態においては、前記頭部パッドが前記背部パッドに対して前記チャイルドシートの上下方向に位置調整可能に設けられてもよい。この形態によれば、頭部パッドの位置を幼児の頭部の位置に合わせて変化させて頭部を最適な位置で支持することができる。
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上に説明したように、本発明によれば、頭部パッドにより幼児の頭部をその顎が幾らか持ち上げられた姿勢に保持してその気道の圧迫を防ぐとともに、幼児の頭部の横倒れ、横ずれを抑えてその頭部を正面に向けることができ、背部パッドにより、幼児の体幹の横ずれ防止効果を高めることができ、臀部パッドにより、幼児の臀部の前ずれによる腹部の屈曲、あるいは圧迫を防止しつつ、幼児の下肢を適切な向きに保持して幼児の下半身の屈筋と伸筋とのバランスを適度に保ち、身体の変形、あるいは萎縮を防止することができる。加えて、臀部パッドの膝支持面にて幼児の膝を側方から支持することにより、幼児の膝を適度に内側に曲げて下肢を適切な向きに保持することができる。これらの作用により、着席状態において幼児を適切な姿勢で保持することができる。
[第1の形態]
以下、本発明の第1の形態に係るチャイルドシート用クッションを説明する。図1は本発明の第1の形態に係るクッション1をチャイルドシート2に取り付けた状態を示す。チャイルドシート2は、車両の座席上に装着されるベース3と、そのベース3上に略水平方向に旋回可能に取り付けられるシート本体4とを有している。シート本体4には幼児の臀部及び背部をそれぞれ支持するシート部5及びバック部6が一体に形成されるとともに、幼児をシート本体4に拘束するための股ベルト7、一対の腰ベルト8及び一対の肩ベルト9が設けられている。なお、チャイルドシート2の構成は図示のものに限らず、適宜に変更してよい。
クッション1は、頭部パッド10、背部パッド30及び臀部パッド50を有している。これらのパッド10、30、50は互いに分離可能な別部品として構成されている。頭部パッド10は幼児の頭部を支持するために設けられ、背部パッド30は幼児の背部を支持するために設けられ、臀部パッド50は幼児の臀部を支持するために設けられる。頭部パッド10及び背部パッド30はバック部6に配置され、臀部パッド50はシート部5に配置される。各パッド10、30、50はチャイルドシート2に対してそれぞれ独立して着脱可能である。なお、以下では、パッド10、30、50の幼児を受ける側を表側、チャイルドシート2と接する側を裏側と呼ぶ。それぞれのパッド10、30、50の裏側の形状はチャイルドシート2のクッション1が置かれる表面の形状にフィットするように設定されている。頭部パッド10及び背部パッド30についてはバック部6の上下方向に倣って上下を区別し、臀部パッド50はシート部5の前後方向に倣って前後を区別するものとする。パッド10、30、50の左右方向はチャイルドシート2の左右方向に倣ってこれを表現する。
図2はクッション1の斜視図、図3はクッション1の平面図、図4は図3のIV−IV線に沿ったクッション1の縦断断面図である。なお、図3及び図4はクッション1のパッド10、30、50を平面上に並べた状態を示しており、図4の上下方向が各パッドの高さ方向に相当する。以下、各パッドの詳細を順に説明する。
図2〜図4、さらには図5〜図9にも示したように、頭部パッド10は、表側から見て丸みを帯びた外周形状を有している。頭部パッド10の表側には、頭部パッド10の下縁に沿って突出する頸支持部12が設けられている。頸支持部12は幼児の後頸を支持するために設けられている。図7及び図8に示したように、頭部パッド10は、その左右方向の両端部において中央部よりも表側(図7及び図8において上方)に向かって曲げられた一対の湾曲部13が生じるように曲げられた形状を有している。これにより、頭部パッド10の表面には、頭部パッド10の左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の側頭支持面(図5〜図7のハッチング領域)14が形成されている。図7及び図8に破線で示したように、頸支持部12の稜線12aは頭部パッド10の左右方向中央部を底として側頭支持面14に向かって滑らかな凹曲線を描くように高さ方向に湾曲している。頭部パッド10の上縁には突出部が存在せず、そのため、頭部パッド10の左右方向の中央部には、下縁が頸支持部12で囲まれ、両側が側頭支持面14で囲まれる一方で、上縁側が開かれた窪み部15が生じている。窪み部15は幼児の頭部を受け入れる部分として機能する。図9から明らかなように、側頭支持面14は頭部パッド10の左右方向の断面上において略一定の勾配で傾斜しているが、頭部パッド10の上下方向に関して側頭支持面14の中央部が上下端部よりも外側に湾曲することにより側頭支持面14はすり鉢状に形成されている。
頸支持部12の高さ、側頭支持面14の傾斜角、窪み部15の大きさといった各部の寸法はチャイルドシート2が対象とする幼児の体格に応じて適宜に定めてよい。但し、頸支持部12の高さは幼児の後頸を基準としたときの後頭部の突出量に合わせることが望ましく、窪み部15の広さも後頭部の大きさに合わせることが望ましい。目安として、窪み部15の底面を基準としたときの頸支持部12の左右方向中央部における高さHa(図4参照)を15mm程度に設定し、窪み部15の底面の法線、言い換えれば頭部パッド10を左右方向に二等分する中心線CLaの方向に対する側頭支持面14の傾斜角θa(図9参照)を40°〜50°程度に設定することができる。窪み部15は、図3に仮想線で示したように、直径100〜110mm程度の平坦な円形領域Chが確保されるようにその大きさを設定することができる。
図4に示すように、頭部パッド10は、表皮材16の内側に、適度なクッション性を有する弾性材料を内装材17として設けることによって形成されている。表皮材16には、メッシュ生地のように通気性を有する素材、あるいは通気性に乏しい布地等の素材に貫通孔を追加工して通気性を確保したもの等を使用することができる。内装材17としては、綿、ウレタン、低反発ウレタン、ゲル等の弾性材料を用いることができる。内装材17に通気孔を形成してもよいし、連結気泡を有するウレタン素材等を内装材17として用いることもできる。内装材17は頭部パッド10の全面に亘って設けられてもよいし、頸支持部12のみに設けられてもよい。窪み部15において内装材17を省略し、頸支持部12及び湾曲部13のみに内装材17を設けてもよい。
図2〜図4、さらには図10〜図12にも示すように、背部パッド30は、その左右方向両端部が中央部よりも表側に曲げられた形状を有している。図11では、その湾曲を破線で示している。このような湾曲が付されることにより、背部パッド30の左右方向中央部には幼児の背部を支持する背支持面31が形成され、その背支持面31の両側には背部パッド30の両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の脇支持面32が形成されている(図10のハッチング領域を参照)。図4から明らかなように、背支持面31は背部パッド30の下端側から上端側に向かって下り勾配を描くような傾斜面状に形成されている。背支持面31の上端31aは頭部パッド10の頸支持部12よりも低い。また、背部パッド30の下縁側の端部には背支持面31に向かって上り勾配を描く傾斜面33が設けられている。傾斜面33は背部パッド30をチャイルドシート2上に配置したときの背部パッド30と臀部パッド50との干渉を避けるために設けられている。すなわち、チャイルドシート2のシート部5とバック部6との間には湾曲、又は屈曲部分が存在するため、シート部5の後端に臀部パッド50を配置し、バック部6の下端に背部パッド30を配置した場合には、臀部パッド50の後端と背部パッド30の下端とが干渉してこれらを一続きに連なるように配置することができないおそれがある。傾斜面33はその干渉を抑えて臀部パッド50と背部パッド30とを並べて配置することを可能とするために設けられている。
背部パッド30の各部の寸法はチャイルドシート2が対象とする幼児の体格に応じて適宜に定めてよい。但し、背部パッド30の湾曲は幼児の背中から両脇にかけての曲線にフィットするような形状に設定することが望ましい。目安として、図12に示した背支持面31の左右方向の幅Wbを140〜160mm程度に設定し、背部パッド30を左右方向に二等分する中心線CLbの方向に対する脇支持面32の傾斜角θbを45°程度に設定することができる。図4に示すように、背部パッド30は、表皮材34の内側に、適度なクッション性を有する弾性材料を内装材35として設けることによって形成されている。表皮材34及び内装材35の素材は頭部パッド10の表皮材16及び内装材17と同様に選択してよい。内装材35は背部パッド30の全面に設けられてもよいし、一部に限定して設けられてもよい。
図2〜図4、さらには図13〜図16にも示すように、臀部パッド50は、臀支持面51と、その臀支持面51から臀部パッド50の左右方向両端部に向かって上り勾配を描いて傾斜する一対の膝支持面52とを備えている。なお、図13において臀部パッド50の後端は図の左端に相当し、図15において臀部パッド50の後端は図の上端に相当する。図4から明らかなように、臀支持面51は、臀部パッド50の後端から前方に向かって上り勾配を描くように傾斜している。また、図14に破線を付して示したように、臀部パッド50の前方からみて、臀支持面51は臀部パッド50の左右方向中央部を底とし、膝支持面52に向かって凹曲線を描くように高さ方向に湾曲している。これにより、図15にハッチングを付して示したように、膝支持面52の両端には幼児の臀部の両側を支持する傾斜面51aが形成されている。それらの傾斜面51aは膝支持面52へと滑らかに連なっている。図3から明らかなように、膝支持面52は臀支持面51よりも臀部パッド50の前方に幾らか長く延ばされている。これにより、臀支持面51にて臀部を支持しつつ、幼児の膝を膝支持面52にて確実に受けることができる。
図3及び図4から明らかなように、臀支持面51の前側には、臀部パッド50の前端に向かって下り勾配を描いて延びる脚支持面53が形成されている。その脚支持面53の途中には、股ベルト7(図1参照)を通すためのベルト通し孔54が開口している。なお、臀支持面51と脚支持面53との境界をなす稜線55の位置は臀支持面51に要求される広さに応じて適宜に定めてよい。
臀部パッド50の各部の寸法はチャイルドシート2が対象とする幼児の体格に応じて適宜に定めてよい。但し、臀支持面51は幼児の臀部、より詳しくは幼児の臀部に装着されたおむつの表面にフィットする大きさに設定することが望ましく、膝支持面52は幼児の膝が膝支持面52を超えて左右方向外側に外れることがないように形成することが望ましい。目安として、臀支持面51の左右方向の幅Wc(図16参照)を140mm程度に、前後方向の奥行きDc(図4参照)を80mm程度にそれぞれ設定することができる。また、図16に示したように、臀部パッド50を左右方向に二等分する中心線CLcの方向に対する膝支持面52の傾斜角θcは45°程度に設定することができる。なお、図4に示すように、臀部パッド50は、表皮材56の内側に、適度なクッション性を有する弾性材料を内装材57として設けることによって形成されている。表皮材56及び内装材57の素材は頭部パッド10の表皮材16及び内装材17と同様に選択してよい。内装材57は臀部パッド50の全面に設けられてもよいし、一部に限定して設けられてもよい。さらに、図3に示したように、臀部パッド50の後端側の両側縁には、左右方向中心部に向かって後退した絞り部58が設けられている。絞り部58は、チャイルドシート2の腰ベルト8を臀部パッド50の表側に引き回すために設けられている。
以上のように構成されたクッション1においては、図1に示すように、臀部パッド50がシート部5に載置される一方で、背部パッド30はその臀部パッド50の後端に接するようにしてバック部6に配置され、その背部パッド30の上方に頭部パッド10がさらに載置される。股ベルト7は臀部パッド50のベルト通し孔54に挿通され、腰ベルト8は臀部パッド50の後端からクッション1の表側に引き出され、肩ベルト9は背部パッド30と頭部パッド10との隙間からクッション1の表側に引き出される。このようにしてシート2に取り付けられたクッション1の表側に幼児が収容されてベルト7、8、9で拘束される。
上記のようにして幼児をチャイルドシート2に収容した場合のクッション1の作用を次に説明する。まず、頭部パッド10においては、幼児の頭部が窪み部15に受け入れられて支持される。この状態では、図17に示すように頭部パッド10の頸支持部12が幼児100の後頸にあてがわれて頸部が背後から支持される。これにより、幼児100の頭部101をその顎が幾らか持ち上げられた姿勢に保持し、気道の圧迫を防止して呼吸を楽に行わせることができる。しかも、頸支持部12が図7及び図8に示したように凹曲線を描いて湾曲しているので、幼児100の頸部を左右方向中央へと自然に位置決めすることができる。さらに、窪み部15の両側の側頭支持面14によって幼児100の頭部101が両側から支持されるため、頭部101が自然に正面に向けられて頭部の横倒れ、横ずれも防止される。これらの作用は、特に首が座る前の乳児に対して効果的である。さらに、窪み部15の上縁側が突出部にで囲まれることなく、頭部パッド10の上縁側に開かれているので幼児の開放感が高まる。
背部パッド30においては、幼児の背中が背支持面31にて支持されるとともに、図18に示すように脇支持面32が幼児100の胴部102に外側からあてがわれて胴部102が側方から支持される。これにより、幼児100の体幹の横ずれが防止される。背支持面31が背部パッド30の下端側から上端側に向かって下り勾配を描くように傾斜しているので、背支持面31の特に下部を幼児の腰に対して背後から十分に接触させ、それにより背部パッドによる幼児の姿勢保持効果を高めることができる。
臀部パッド50においては、図19に示すように臀支持面51が幼児100の臀部103にあてがわれて臀部103が支持される。臀支持面51には臀部パッド50の前方に向かって上り勾配が付されているので、チャイルドシート2の前方への臀部103のずれが抑えられる。従って、臀部の前ずれによる腹部の屈曲、あるいは圧迫が生じない。また、臀支持面51に湾曲が付されてその傾斜面51aが臀部の側方に接することにより、臀部103を包み込むように臀支持面51が臀部103と接触し、その結果、臀支持面51による姿勢保持効果が高まる。
さらに、臀部パッド50においては、膝支持面52が幼児100の膝104を外側から接するように支持することにより、膝104が適度に内側に曲げられる。これにより、膝104の外側への開きが抑えられ、下肢105が適切な向きに保持される。従って、幼児100の下半身の屈筋と伸筋のバランスが適度に保たれ、身体の変形や萎縮も防止される。膝支持面52は臀支持面51よりも前方に延ばされているので、臀支持面51にて臀部103を支持しつつ、その臀部103の前方に位置する膝104を膝支持面52にて確実に受けることができる。さらに、膝支持面52によって内側に曲げられた下肢105を脚支持面53にて支持することにより、下肢105を前方へ自然な姿勢で延びた状態におくことができる。
本形態のクッション1においては、頭部パッド10、背部パッド30及び臀部パッド50のそれぞれが互いに分離可能な別部品として構成されているため、幼児の成長段階に応じてこれらのパッド10、30、50を適宜に選択して使用することができる。一例として、新生児期(体重で2.5kg〜7kgまで)には全てのパッド10、30、50を使用し、乳児前期(体重で7kg〜9kgまで)には頭部パッド10のみを使用し、乳児後期(体重で9kg以降)には全てのパッドを取り外す、つまりクッション1を使用しない、といった使用形態が選択可能である。なお、新生児前期で全てのパッドを外す使用形態、乳児前期では臀部パッド50のみを使用する形態、乳新生児期ではいずれか2つのパッドのみを使用する形態等も選択可能である。
次に、頭部パッド10をバック部6に取り付けるための構成の一例を図20及び図21に示す。この例では、頭部パッド10の裏側に一対の取付ベルト60を固定し、各ベルト60の一端をシート本体4のバック部6に設けられた肩ベルト通し孔6aに挿通し、他端をバック部6の上端からバック部6の裏側に回し、さらに各ベルト60の両端を連結具61で連結して各ベルト60をループ状に結び付けている。なお、連結具61としては、バックル、面ファスナ、ホック等の各種の連結手段を用いることができる。
図22及び図23は頭部パッド10をバック部6に取り付ける構成の他の例を示す。この例では、頭部パッド10の裏側に、頭部パッド10とは別部品として構成されたパッドベース65を配置し、そのパッドベース65と頭部パッド10とを連結具66で連結している。パッドベース65はバック部6に対して適宜の手段で取り付けてよい。
なお、頭部パッド10に代えて、又は加えて、背部パッド30も上記と同様の構成でバック部6に取り付けてもよい。さらに、頭部パッド10をバック部6の上下方向に位置調整可能とし、幼児の頭部の高さに合わせて頭部パッド10の位置を変化させるようにしてもよい。背部パッド30についても同様である。パッドをチャイルドシートに装着するための構成は上記の例に限らず、適宜の変形が可能である。例えば、ホック、紐、バックル、ボタンといった適宜の手段を用いて各パッドをチャイルドシートのカバー又はチャイルドシートの内装材(クッション材あるいはベース板)に装着することができる。さらに、いずれか一つのパッドをチャイルドシート2に連結し、そのパッドに対して他のパッドを連結することにより各パッドをチャイルドシート2に取り付けるようにしてもよい。2以上のパッドを相互に連結する場合、それらのパッドは分離可能であってもよいし、分離不能であってもよい。パッド10、30、50を連結するための構成について以下に幾つかの例を説明する。
図24A〜図24Eは、頭部パッド10と背部パッド30とを連結するための連結部70の例を示している。図24Aの例では、背部パッド30の上縁中央に帯状部71が設けられ、その帯状部71の表面、及び頭部パッド10の裏面のそれぞれに面ファスナ72A、72Bが接合されている。これらの面ファスナ72A、72Bを利用して頭部パッド10と背部パッド30とが連結される。この例では、面ファスナ72A、72Bの重ね合わせ範囲をチャイルドシート2の上下方向にずらすことにより、背部パッド30に対する頭部パッド10の上下方向の位置を変化させることができる。なお、帯状部71を背部パッド30に対して上下方向に位置調整可能に取り付けることにより、頭部パッド10の位置調整範囲を拡大してもよい。頭部パッド10の面ファスナ72Bはシート2の表皮材と接するため、フック状の突起を有しないメス側、言い換えればループ側の面ファストとすることが望ましい。
図24Bの例では、背部パッド30の上縁に一対の帯状部73が設けられ、各帯状部73の表面にホック74Aが、頭部パッド10の裏面の帯状部73に対応した位置のそれぞれにホック74Aと噛み合い可能な複数のホック74Bが上下方向に適宜間隔を空けて取り付けられている。この例では、背部パッド30のホック74Aを、頭部パッド10のいずれかの位置のホック74Bと噛み合わせることにより頭部パッド10と背部パッド30とが連結される。しかも、ホック74Aと噛み合わせるべきホック74Bを変更することにより、背部パッド30に対する頭部パッド10の上下方向の位置を変化させることができる。
図24Cの例は、ホック74A、74Bを噛み合わせて頭部パッド10と背部パッド30とを連結する点で図24Bの例と共通する。但し、頭部パッド10帯状部73に対応した位置のそれぞれには上下方向に延びるスライドガイド75が設けられ、各スライドガイド75に単一のホック74Bが上下方向に位置調整自在に取り付けられている点で図24Bの例と異なる。この例では、頭部パッド10のホック74Bの上下方向の位置を変更することにより、背部パッド30に対する頭部パッド10の上下方向の位置を変化させることができる。
図24Dの例では、頭部パッド10の下縁に一対のボタン76が取り付けられ、背部パッド30の一対の帯状部73のそれぞれには、ボタン76を通すための複数のボタンホール77が上下方向に間隔を空けて設けられている。この例では、ボタン76をいずれかのボタンホール77に通すことによって頭部パッド10と背部パッド30とを連結することができ、ボタンホール77の選択を変更することにより背部パッド30に対する頭部パッド10の上下方向の位置を変化させることができる。
図24Eは、図24Aの変形例であって、頭部パッド10の裏面側に面ファスナ72Bを覆うカバー78が追加され、背部パッド30の帯状部71はそのカバー78の下端開口部を介してカバー78の内側に挿入可能とされている。この例では、面ファスナ72Bが頭部パッド10の裏面に露出しないので、面ファスナ72Bをフック状の突起が存在するオス側の面ファスナとしても構わない。なお、図24A〜図24Eの例において、頭部パッド10及び背部パッド30のそれぞれに設けられた構成要素を互いに入れ替えてもパッド10、30を同様に連結することができる。
図25A〜図25Cは、背部パッド30と臀部パッド50とを連結するための連結部80の例を示している。図25Aは、背部パッド30の下縁の一対の帯状部81に設けられたホック82Aを臀部パッド50の裏面に設けられたホック82Bと噛み合わせてパッド30、50を連結する例である。図25Bは、背部パッド30の下縁中央の帯状部83に設けられた面ファスナ84Aを臀部パッド50の裏面に設けられた面ファスナ84Bに重ね合わせてパッド30、50を連結する例である。図25Cは臀部パッド50の裏面に設けられたボタン85を、背部パッド30の帯状部81のボタンホール86に通してパッド30、50を連結する例である。なお、図25A〜図25Cの例においても、背部パッド30及び臀部パッド50のそれぞれに設けられた構成要素を互いに入れ替えてもよい。図25Bの例においては、面ファスナ84Bをメス側の面ファスナとすることが望ましい。
図26A及び図26Bは連結部70、80のそれぞれを覆うカバー90、91を背部パッド30の裏面側の上下縁から延ばした例を示している。このようなカバー90、91を設けた場合には、パッド10、30、50の連結部分に隙間が空かないので、クッション1を分割構造としているにも拘わらず、あたかも一体型のクッションと同様の姿勢保持効果、あるいはクッション効果を得ることができる。
上記の形態では各パッドをそれぞれ別部材として構成して互いに連結しているが、2以上のパッドの内装材を一体成形する等してそれらのパッドを実質的に単一の部品として構成してもよい。
[第2の形態]
次に、図27〜図34を参照して本発明の第2の形態に係るチャイルドシート用クッションを説明する。図27は第2の形態のクッション201をチャイルドシート2に取り付けた状態を示す斜視図、図28はチャイルドシート2に取り付けられたクッション201をチャイルドシート2の正面側から見た状態を示す図である。また、図29はチャイルドシート2に取り付けられた状態における、クッション201の長手方向中心線(図28のXXIX−XXIX線に相当)に沿った要部断面図である。なお、チャイルドシート2は第1の形態のそれと同様である。
クッション201は、頭部パッド210と、複合型パッド220とを有している。頭部パッド210と複合型パッド220とは互いに分離可能な別部品として構成されている。複合型パッド220は、シートクッション2のバック部6からシート部5にかけての湾曲形状に沿った一体型のパッド状部品として構成され、その湾曲部分からバック部6側には背部パッド230が、湾曲部分からシート部5側には臀部パッド250がそれぞれ設けられている(図29参照)。
頭部パッド210は幼児の頭部を支持する目的でバック部6に設けられ、背部パッド230は幼児の背部を支持するために設けられ、臀部パッド250は幼児の臀部を支持するために設けられる。それぞれのパッド210、230、250の裏側、つまりチャイルドシート2と接する側の形状は、チャイルドシート2のクッション1が置かれる表面の形状に沿うように設定されている。なお、以下において、頭部パッド210及び背部パッド230についてはバック部6の上下方向に倣って上下を区別し、臀部パッド250はシート部5の前後方向に倣って前後を区別するものとする。パッド210、230、250の左右方向はチャイルドシート2の左右方向に倣ってこれを表現する。
頭部パッド210の表側(図29において上側)には、幼児の後頸を支持するための頸支持部212(図29参照)が頭部パッド210の下縁に沿って突出するように設けられている。また、頭部パッド210は、その左右方向両端部において、中央部よりも表側に向かって曲げられた一対の湾曲部213が生じるように、左右方向に沿って弓なりに湾曲した外観形状を有している。これにより、頭部パッド210の表面には、頭部パッド210の左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の側頭支持面(図28のハッチング領域)214が形成されている。頸支持部212の稜線212a(図27参照)は、第1の形態の頸支持部12と同様に、頭部パッド210の左右方向中央部を底として側頭支持面214に向かって滑らかな凹曲線を描くように、高さ方向において湾曲している。頭部パッド210の上縁の少なくとも中央部には突出部が存在せず、そのため、頭部パッド210の左右方向の中央部には、下縁が頸支持部212で囲まれ、両側が側頭支持面214で囲まれる一方で、上縁側が開かれた窪み部215が生じている。窪み部215は幼児の頭部を受け入れる部分として機能する。なお、側頭支持面214は一定の勾配で傾けてもよいし、すり鉢状に形成されてもよい。
頭部パッド210の各部の寸法については、チャイルドシート2が対象とする幼児の体格に応じて適宜に定めてよいが、一例として第1の形態と同様の寸法を採用することができる。また、頭部パッド210は第1の形態の頭部パッド10と同様に、表皮材の内側に弾性材料製の内装材を配置した構成としてもよい。内装材は頭部パッド210の全体に設けられてもよいし、頭部パッド210の一部、例えば頸支持部212の内部、又は側頭支持面214の背後、あるいはこれらの両者に限定して設けられてもよい。
背部パッド230は、幼児の背部を受ける略平坦な背支持面231と、その背支持面231の左右方向の両端から背部パッド230の左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の脇支持面(図28のハッチング領域)232とを備えている。図29から明らかなように、背支持面231は、バック部6の表面又はその表面の延長線L1を基準としたときに、背部パッド230の下端側、つまり臀部パッド250との境界側から上端側に向かって下り勾配を描くような傾斜面状に形成されている。シート部6の表面からの背支持面231の上端231aの高さは、シート部6の表面からの頭部パッド210の頸支持部212の高さよりも低い。なお、背部パッド230の寸法はチャイルドシート2が対象とする幼児の体格に応じて適宜に定めてよいが、一例として第1の形態と同様の寸法を採用することができる。
臀部パッド250は、その表面側に、臀部パッド250の左右方向中央に位置する臀支持面251と、その臀支持面251の左右方向に関する両側に位置し、かつ臀部パッド250の左右方向両端に向かって上り勾配を描く一対の膝支持面252と、臀支持面251と膝支持面252との間から臀部パッド250の前方に向かって延びる一対の脚支持面253とを備えている。臀支持面251は、シート部5の表面を基準としたときに、臀部パッド250の後端側、つまり背部パッド230との境界側から前端側に向かって上り勾配を描くように傾斜している。臀支持面251の後端と背支持面31の下端とは湾曲部221を介して滑らかに繋がっている。脚支持面253は、シート部5の表面を基準としたときに、臀支持面251の前側、より具体的には臀支持面251の前後方向における中間位置、又はそれよりも前側の位置から臀部パッド250の前端に向かって下り勾配を描いて延び、それらの前端253aは臀支持面251の前端251aよりもさらに前方に延ばされている(図29参照)。なお、ここではシート部5の表面を基準として勾配の方向を特定したが、臀部パッド250の裏面を基準として、その裏面から表面までの距離、つまり臀部パッド250の厚さが増加する場合には上り勾配が付され、厚さが減少する場合には下り勾配が付されているものとして扱えばよい。
さらに、臀部パッド250には、膝支持面252及び脚支持面253の前端に連なり、かつ臀部パッド250の前端まで上り勾配を描いて延びる一対の脚受け面254が設けられている。脚支持面253と脚受け面254との間にはチャイルドシート2の股ベルト7(図7(図1参照)を通すためのベルト通し孔255が臀部パッド250を厚さ方向に貫くように形成されている。そして、脚受け面254は、そのベルト通し孔255から臀部パッド250の前端まで臀部パッド250を貫くように設けられたスリット256により左右方向に関して分離されている。なお、図29では脚受け面254の図示を省略している。
以上のような複合型パッド220は、頭部パッド210と同様に、表皮材の内側に内装材を配置した構成としてもよい。内装材は複合型パッド220の全体に設けられてもよいし、その一部に限って設けられてもよい。以下、図30〜図34を参照して、複合型パッド220に使用される内装材の一例を説明する。
図30は内装材の平面図、図31は図30の矢印XXXI方向から見た内装材の側面図、図32は図30のXXXII−XXXII線に沿った内装材の断面図、図33は図31の矢印XXXIII方向から見た内装材の正面図、図34は図31のXXXIV−XXXIV線に沿った内装材の断面図である。なお、図29では臀部パッド250が背部パッド230の左側に位置する向きで複合型パッド220が描かれているが、図30〜図32では臀部パッド250が背部パッド230の右側に位置する向きで内装材221が描かれている。内装材221は、複合型パッド220が自重によって変形することなく、自らの形状を保てるような剛性を複合型パッド220に付与するための芯材として設けられており、その材質には例えばウレタン等の樹脂材が好適に用いられる。内装材221が表皮材(図27及び図28にてパッド220の表皮を構成する部分)にて適宜に覆われて複合型パッド220が形成される。
図30〜図34に示すように、内装材221は、背部コア222と、臀部コア223とを備えている。背部コア222は背部パッド230の芯材として機能し、臀部コア223は臀部パッド250の芯材として機能する。コア222、223の裏面222a、223aはチャイルドシート2のバック部6及びシート部5の表面に密着し得るような形状に形成されている。背部コア222は、その下端側(臀部コア223との境界側)から上端側へ向かって徐々に厚みが減少するように形成されている。背部コア222の表面は、背部パッド230の背支持面231を形成するための略平坦かつ略矩形状な背支持面形成部222bとして形成されており、その背支持面形成部222bの寸法は背部パッド230の背支持面231の寸法に一致する。背部コア222には、背部パッド230の脇支持面232に相当する部分が存在しない。つまり、背部コア222は、背支持面231の平坦な形状を維持するための芯材として設けられている。背部パッド230の脇支持面232の部分については、内装材221とは異なる内装材が設けられてもよいし、表皮材のみが設けられてもよい。脇支持面232の部分に内装材を設ける場合、その素材は内装材221と同様でもよいし、内装材221とは異なる材料、例えばクッション材でもよい。
一方、臀部コア223は、臀部パッド250の臀支持面251及び脚支持面253を形成するために設けられている。すなわち、臀部コア223の表面223bには、臀支持面251を形成するための臀支持面形成部223cと、脚支持面253を形成するための一対の脚支持面形成部223dとが設けられている。臀支持面形成部223cは、臀部コア223の裏面223aを基準としたときに、その後端側から前端側へ向かって上り勾配を描くように傾斜する。一方、脚支持面形成部223dは、臀部コア223の裏面223aを基準としたときに、その後端側から前端側へ向かって下り勾配を描くように傾斜する。さらに、脚支持面形成部223dには幾らかの丸みが付されている。脚支持面形成部223dの間にはベルト通し孔255を形成するための凹部223eが設けられている。臀部コア223には、臀部パッド250の膝支持面252及び脚受け面254に相当する部分が存在しない。つまり、臀部コア223は、臀支持面251及び脚支持面253に所定の形状を付与するための芯材として設けられている。臀部パッド250の膝支持面252及び脚受け面254の部分については、内装材221とは異なる内装材が設けられてもよいし、表皮材のみが設けられてもよい。膝支持面252及び脚受け面254の部分に内装材を設ける場合、その素材は内装材221と同様でもよいし、内装材221とは異なる材料、例えばクッション材でもよい。
以上のように構成されたクッション201によれば、頭部パッド210に設けられた頸支持部212、側頭支持面214及び窪み部215によって幼児の頭部を第1の形態の頭部パッド10と同様に適切な姿勢で支持することができる。また、背部パッド230に設けられた背支持面231及び脇支持面232によって幼児の胴部を第1の形態の背部パッド30と同様に支持することができる。さらに、臀部パッド250に設けられた臀支持面251によって幼児の臀部の前ずれを抑え、膝支持面252によって幼児の下肢を適切な向きに保持し、脚支持面253によって幼児の下肢を前方へ自然な姿勢で延びた状態におくことができる。脚支持面253の前方には上り勾配が付された脚受け面254が設けられているため、前方に延ばされた幼児の足部分を確実に受け止めて保持することができる。脚支持面254の後端が臀支持面251の前端251aよりも臀部パッド250の後端側に延ばされているため、臀支持面251にて支持された臀部から延びる幼児の大腿部をより自然に脚支持面253へと導くことができる。
なお、第2の形態において、頭部パッド210と複合型パッド220とを互いに連結及び分離可能としてもよい。それらの連結構造は第1の形態に関して示した各種の連結構造を適宜に選択することができる。また、第2の形態では背部パッド230と臀部パッド250とを一体に形成したが、これらを互いに分離可能な別部品として構成してもよい。
本発明の第1の形態に係るクッションが配置されたチャイルドシートの正面図。 本発明の第1の形態に係るクッションの斜視図。 クッションの平面図。 図4のIV−IV線に沿ったクッションの断面図。 頭部パッドの平面図。 頭部パッドを下縁側斜め上方から見た様子を示す斜視図。 図6の矢印VII方向から見た様子を示す頭部パッドの斜視図。 図5の矢印VIII方向から見た様子を示す頭部パッドの側面図。 図4のIX−IX線に沿った頭部パッドの断面図。 背部パッドの斜視図。 背部パッドの下縁側から見た様子を示す側面図。 図4のXII−XII線に沿った背部パッドの断面図。 図4の矢印XVIII方向から見た様子を示す臀部パッドの側面図。 臀部パッドを下縁側から見た様子を示す斜視図。 臀部パッドの平面図。 図4のXVI−XVI線に沿った臀部パッドの断面図。 頭部パッドが幼児の頭部を支持する様子を示す図。 背部パッドが幼児の背中から胴部を支持する様子を示す図。 臀部パッドが幼児の臀部、及び膝を支持する様子を示す図。 頭部パッドをチャイルドシートのバック部に取り付ける構成の一例を示す図。 図20における頭部パッドの取付状態を示す断面図。 頭部パッドをチャイルドシートのバック部に取り付ける構成の他の例を示す図。 図22における頭部パッドの取付状態を示す断面図。 頭部パッドと背部パッドとを面ファスナによって連結する例を示す図。 頭部パッドと背部パッドとをホックによって連結する例を示す図。 頭部パッドと背部パッドとをホックによって連結する他の例を示す図。 頭部パッドと背部パッドとをボタンによって連結する例を示す図。 図20Aに対する変形例を示す図。 背部パッドと臀部パッドとをホックによって連結する例を示す図。 背部パッドと臀部パッドとを面ファスナによって連結する例を示す図。 背部パッドと臀部パッドとをボタンによって連結する例を示す図。 頭部パッドと背部パッドとの連結部を覆うカバーを設けた例を示す図。 背部パッドと臀部パッドとの連結部を覆うカバーを設けた例を示す図。 本発明の第2の形態に係るクッションをチャイルドシートに取り付けた状態を示す斜視図。 本発明の第2の形態に係るクッションをチャイルドシートに取り付けた状態でそのチャイルドシートの正面側から見た状態を示す図。 第2の形態のクッションの長手方向中心線に沿った断面図。 第2の形態のクッションで使用される内装材の一形態を示す平面図。 図30の矢印XXXI方向から見た内装材の側面図。 図30のXXXII−XXXII線に沿った内装材の断面図。 図31の矢印XXXIII方向から見た正面図。 図31のXXXIV−XXXIV線に沿った内装材の断面図。
符号の説明
1 クッション
2 チャイルドシート
3 ベース
10 頭部パッド
12 頸支持部
12a 頸支持部の稜線
14 側頭支持面
15 窪み部
30 背部パッド
31 背支持面
32 脇支持面
33 傾斜面
50 臀部パッド
51 臀支持面
52 膝支持面
53 脚支持面
100 幼児
101 頭部
102 胴部
103 臀部
104 膝
105 下肢
201 クッション
210 頭部パッド
212 頸支持部
212a 頸支持部の稜線
214 側頭支持面
215 窪み部
220 複合型パッド
221 内装材
222 背部コア
222b 背支持面形成部
223 臀部コア
223c 臀支持面形成部
223d 脚支持面形成部
230 背部パッド
231 背支持面
232 脇支持面
250 臀部パッド
251 臀支持面
252 膝支持面
253 脚支持面

Claims (10)

  1. チャイルドシート上に配置される頭部パッド、背部パッド及び臀部パッドを具備し、前記頭部パッドには、当該頭部パッドの下縁に沿って突出する頸支持部と、前記頭部パッドの左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の側頭支持面とが設けられ、前記背部パッドには、当該背部パッドの左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の脇支持面が設けられ、前記臀部パッドには、当該臀部パッドの後端から前方に向かって上り勾配を描くように傾斜する臀支持面と、前記臀部パッドの左右方向両端に向かって上り勾配を描くように傾斜する一対の膝支持面とが設けられている、ことを特徴とするチャイルドシート用クッション。
  2. 前記頸支持部の稜線が前記頭部パッドの左右方向中央部を底として、前記側頭支持面に向かって凹曲線を描くように高さ方向に関して湾曲していることを特徴とする請求項1に記載のクッション。
  3. 前記頭部パッドの上縁の少なくとも中央部には突出部が存在せず、それにより前記頸支持部及び前記側頭支持面にて囲まれた窪み部が前記頭部パッドの上縁側に開いていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクッション。
  4. 前記背部パッドの前記脇支持面の間には幼児の背中を支持する背支持面が設けられ、該背支持面は当該背部パッドの下端側から上端側に向かって下り勾配を描く傾斜面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクッション。
  5. 前記背部パッドの下縁側の端部には前記背支持面に向かって上り勾配を描く傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のクッション。
  6. 前記臀部パッドの前記臀支持面が前記臀部パッドの左右方向中央部を底とする凹曲線を描くように高さ方向に関して湾曲していることを特徴とする請求項1に記載のクッション。
  7. 前記臀部パッドの前記膝支持面が前記臀支持面よりも当該臀部パッドの前方に延ばされていることを特徴とする請求項1に記載のクッション。
  8. 前記臀部パッドの前記臀支持面の前側には当該臀部パッドの前端に向かって下り勾配を描いて延びる脚支持面が形成されていることを特徴とする請求項1、6又は7に記載のクッション。
  9. 前記頭部パッド、前記背部パッド及び前記臀部パッドのうち、少なくとも2つのパッドが互いに分離可能な別部材として構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のクッション。
  10. 前記頭部パッドが前記背部パッドに対して前記チャイルドシートの上下方向に位置調整可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のクッション。
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