JP2007080439A - テープカートリッジオートローダー - Google Patents

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Abstract

【課題】 テープカートリッジオートローダーにおいて、一つの種類のテープカートリッジに対応するメールスロットモジュールと、別の種類のテープカートリッジに対応するメールスロットモジュールとを製造する場合に、ストッパ機構については、部品の共通化を図れるようにすることを目的とする。
【解決手段】 メールスロットモジュール340のストッパ機構500は、係止部材501とばね部材520とを有する。係止部材501の係止爪505、506は、Z1方向に突き出ており、テープカートリッジ10の背面14のうち下面側の部分を係止する。メールスロットモジュールを薄い種類のテープカートリッジ10Aに適合するようにするには、天井を低くする補正部材530を取り付ける。ストッパ機構500は変更する必要はない。
【選択図】 図15

Description

本発明はテープカートリッジオートローダーに係り、特に、メールスロットより外に一旦送り出されたテープカートリッジが挿入されることを制限するストッパ機構に関する。
テープカートリッジオートローダーは、大略、テープカートリッジピッカを中心に、この手前側に、メールスロット、奥側に、読取り/書込みテープドライブ、左右側にテープカートリッジ移送マガジンが配置された構成である。
テープカートリッジピッカは、テープカートリッジを引き込むと共に送り出して、テープカートリッジをメールスロットと、テープドライブと、テープカートリッジ移送マガジンとの間で移送させる動作を行うものである。
テープカートリッジオートローダーは、イジェクト指令によって、テープカートリッジがその一部分がメールスロットより外側に突き出るまで送り出され、それ以後は操作者がテープカートリッジを掴んで引き出すようになっている。
テープカートリッジオートローダーは、操作者がテープカートリッジを掴んで引き出した後は、ドアが閉まってロックされて、テープカートリッジを無用に挿入することが出来ないようになっている。テープカートリッジオートローダーには、更に、テープカートリッジがその一部分がメールスロットより外側に突き出るまで送り出された状態で、不注意で操作者がテープカートリッジを押し込む操作を行なった場合に、テープカートリッジが挿入されることを制限するストッパ機構が設けてある。
特開2003−45102号公報
現在、上記のテープカートリッジオートローダーに使用されるテープカートリッジとして、二種類のテープカートリッジが市販されている。よって、テープカートリッジオートローダーを製造するメーカとしては、第1の種類のテープカートリッジに適応した第1の種類のテープカートリッジオートローダーと第2のテープカートリッジに適応した第2のテープカートリッジオートローダーとを製品化する必要がある。
この場合に、上記のストッパ機構について、出来るだけ部品の共通化を図ることが、製造コストを低く抑える上で重要である。
そこで、本発明は、上記のことを満たしたテープカートリッジオートローダーを提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、前面(13)と背面(14)とを有するテープカートリッジ(10)をその背面を先頭にして引き込むと共にその前面を先頭にして送り出すテープカートリッジピッカ(102)を有するメインモジュール(110)と、
該メインモジュールの奥側に配された読取り/書込みテープドライブ(101)と、
該メインモジュールの左右側に配された、複数のテープカートリッジを移送可能に収容する左右側のテープカートリッジ移送マガジン(103,104)とを有し、
前記メインモジュールは、テープカートリッジがその前面側がメールスロットより外側に突き出るまで送り出された状態で、不注意で操作者が前記テープカートリッジを押し込む操作を行なった場合に、前記テープカートリッジが挿入されてしまうことを防止するストッパ機構を更に備えた構成のテープカートリッジオートローダーにおいて、
前記ストッパ機構(500)は、前面側が前記メールスロットより外に送り出されたテープカートリッジの背面(14)のうちテープカートリッジの下面側の部位を係止する構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、ストッパ機構は、前面側がメールスロットより外に送り出されたテープカートリッジの背面のうちテープカートリッジの下面側の部位を係止する構成であるため、このテープカートリッジよりも薄い別の種類のテープカートリッジに対しても正常に作用することが出来、よって、種類の異なるテープカートリッジ毎にメインモジュールを製造する場合に、ストッパ機構については共通に利用することが可能となり、部品の共通化を図ることが可能となる。よって、製造コストを抑えることが可能となる。
次に本発明の実施の形態について説明する。
次の順序で説明する。
1.テープカートリッジオートローダー100の全体の構成及び概略の動作、
2.メインモジュール110の構成
3.テープカートリッジピッカ102の構成
4.メールスロットモジュール340の構成
5.ストッパ機構500の動作
6.第2の種類のテープカートリッジ用のテープカートリッジオートローダー100Aの構成
7.メールスロットモジュール340Aの構成及び動作
1[テープカートリッジオートローダー100の全体の構成及び概略の動作]
図1は本発明の実施例1になるテープカートリッジオートローダー100をその上カバーを取り外した状態で示し、図2はテープカートリッジオートローダー100をその側面側カバーを取り外した状態で示す。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。
テープカートリッジオートローダー100は、大略、金属板製のフレーム190を有し、且つフロントパネルにコントロールパネル105及びメールスロット107を有し、内部には、メールスロット107に対向する部位にテープカートリッジピッカ102を備えたメインモジュール110を有し、このY1側に読取り/書込みテープドライブ101が配置され、メインモジュール110のX1側とX2側とにテープカートリッジ移送マガジン103,104が配置された構成である。テープカートリッジ移送マガジン103,104はフロントパネル側からY1方向に挿入されてフレーム190の両側の部位に取り外し可能に取り付けてある。また、テープカートリッジオートローダー100は例えばフレーム190の四隅をラックの柱に固定されて、所謂ラックマウントされて設置される。
テープカートリッジオートローダー100は、テープカートリッジピッカ102が動作するモードと、テープカートリッジ移送マガジン103、104が動作するモード及びメールスロット107のドアのロックを解除するモード及びテープカートリッジ移送マガジン103、104のロックを解除するモードとは時間的にオーバラップしていないようになっている。本発明はこのことを利用している。
テープカートリッジオートローダー100には第1の種類のテープカートリッジ10が使用される。テープカートリッジ10は、図1に示すように、ハウジングの内部に磁気テープ11が単一のリール12に巻かれて収容してあり、背面から磁気テープ11が繰り出される構成である。テープカートリッジ10は前面13、背面14、側面15,16を有し、側面15に後述するカートリッジピンが嵌合するための切欠15aを有する。
テープカートリッジ移送マガジン103,104は、図2に示すように、複数のテープカートリッジ10をその前面13がテープカートリッジピッカ102の側を向いた向きで、Y1−Y2方向に並べて収容すると共にY1−Y2方向に長い円の軌跡に沿って移送する。
テープドライブ101は、装着されたテープカートリッジ10から繰り出された磁気テープ11に対してデータの読取り/書込みを行う。また、テープドライブ101はテープカートリッジイジェクト機構(図示せず)を有する。なお、テープドライブとしては高さの異なる複数の種類があり、この中から選択したものが取り付けられる。これに対応できるように、テープカートリッジピッカ102には後述するように回転盤昇降機構150が備えてある。
テープカートリッジピッカ102は、図3に示すように、テープカートリッジ10を回転盤140上に引き込むと共に回転盤140の外に送り出すことによって、メールスロット107から挿入されたテープカートリッジ10をテープドライブ101に装着させ、テープカートリッジ10をテープカートリッジ移送マガジン103,104から引き出してテープドライブ101に装着させ、テープドライブ101からテープカートリッジ10を引き出して元のテープカートリッジ移送マガジン103,104に返却したりメールスロット107からイジェクトさせる動作を主に行う。また、テープカートリッジピッカ102は回転盤140を90度づつ回動させる動作、及び、回転盤140を昇降させる動作も行う。回転盤140が回動するとテープカートリッジ10の向きが変えられる。
イジェクト指令が送られると、後述するテープカートリッジ直線的移送機構170によってテープカートリッジ10は、その前面13側がメールスロット107から外側に突き出るまで送り出される。それ以後は操作者がテープカートリッジを掴んで引き出すようになっている。
2[メインモジュール110の構成](図4、図5、図6参照)
図4はメインモジュール110の斜視図であり、図5はメインモジュール110を分解して示す図である。図6はメインモジュール110をY1側から見て示す斜視図である。
メインモジュール110は、単一のベース120を有する。メインモジュール110は、テープカートリッジピッカ102と、テープカートリッジ移送マガジン駆動モータモジュール330と、メールスロットモジュール340と、回転伝達経路形成装置300とを有する。ベース120の大部分を占める部分に、テープカートリッジピッカ102が設けてある。ベース120はテープカートリッジピッカ102よりもY2側に拡張された拡張部分120aを有する。この拡張部分120a上に、駆動軸ユニット301を有し、且つ、同じく拡張部分120a上に、テープカートリッジ移送マガジン駆動モータモジュール330が取り付けてあり、このマガジン駆動モータモジュール330の上側にメールスロットモジュール340が取り付けてある。回転伝達経路形成装置300は後述するように駆動軸ユニット301及びマガジン駆動モータモジュール330等よりなる。CLは拡張部分120aのX1−X2方向の中心の線であり、Y1−Y2方向に延びている。
図4中、モータ制御回路410は、操作者がコントロールパネル105を操作することによって発生した指令を受けて、フォトセンサ370からの信号をモニタしつつ、ステッピングモータ165及びマガジン駆動モータ333を後述するように駆動する。
3[テープカートリッジピッカ102の構成及び動作](図7〜図12参照)
図7はテープカートリッジピッカ102を回転盤140の上板143を取り外した状態で示し、図8はテープカートリッジピッカ102をピラー130及び回転盤140を取り外した状態で示す。図9はテープカートリッジピッカ102を分解して示し、図10は回転盤昇降機構150を分かり易く示す。
テープカートリッジピッカ102は、ベース120上に固定されて立っているピラー130と、テープカートリッジ10を支持する回転盤140(図11参照)と、回転盤140を高さ位置調整のために少しの距離昇降させる回転盤昇降機構150と、回転盤140を90度づつ回動させる回転盤回動機構160とを有する。テープカートリッジピッカ102は、四方にポート131X1、131X2、131Y1、131Y2を有する。
ベース120上に、回動用リングギヤ161、円柱台162、昇降用リングギヤ163及びサブベース164が設けてある。回動用リングギヤ161はベース120上に回転可能に取り付けてある。円柱台162は、回動用リングギヤ161及び昇降用リングギヤ163の内側に、回動用リングギヤ161と一体的に回動し且つ回動用リングギヤ161とは独立に昇降可能に設けてある。昇降用リングギヤ163は、回動用リングギヤ161の上側に、回動用リングギヤ161とは独立に回動可能に設けてある。昇降用リングギヤ163の斜め溝163aが円柱台162のボス162aと嵌合している。回動用リングギヤ161が回動すると円柱台162が回動し、昇降用リングギヤ163が回動すると円柱台162が昇降される。サブベース164は、半円板状であり、回動用リングギヤ161の上面に固定してある。
回転盤140は、図11に示すように、ベース板141とフロア板142と上板143とを有し、フロア板142と上板143との間に、テープカートリッジ10が入る空間144を有する。ベース板141は、円柱台162上にネジ止めしてある。
昇降機構150は、図10に示すように、ステッピングモータ151と、ギヤ列152と、昇降用リングギヤ163とよりなる。ステッピングモータ151及びギヤ列152は共にサブベース164に設けてある。
回転盤回動機構160は、図8に示すように、ステッピングモータ165と、減速ギヤ列166と、回動用リングギヤ161とよりなる。これらは全てベース120上に設けてある。166−3は減速ギヤ列166の最終段の二段ギヤであり、大径ギヤ部166−3aと小径ギヤ部166−3bとよりなる。
昇降機構150は、回転盤140を適宜昇降させてZ方向のホームポジションに移動させてイニシャライズする機能も有する。回転盤回動機構160は、回転盤140を適宜回動させて回転方向のホームポジションに移動させてイニシャライズする機能も有する。回転盤140のホームポジションは、後述するy軸が前記のY軸と平行となる位置である。この昇降機構イニシャライズ及び回転盤回動機構イニシャライズの動作原理は、共に、一旦、動作の終端である基準位置に移動させ続いて所定量戻す方法であり、後述するテープカートリッジ直線的移送機構をイニシャライズするときの動作原理と同じである。
上記の回転盤140については、説明の便宜上、座標を、図12に示すように、後述するピン141aの位置が原点、後述するガイド溝142aをx軸、原点を通りx軸と直交する軸をy軸と定める。
ベース板141に、図12に示すテープカートリッジ直線的移送機構170と、後述するステッピングモータ210が設けてある。
このテープカートリッジ直線的移送機構170は、テープカートリッジ10を回転盤140上の位置、即ち、空間144内の位置と、テープカートリッジピッカ102の外側の位置との間で直線的に移動させる機能を有する。テープカートリッジ直線的移送機構170は、ベース板141上のピン141aに回動可能に取り付けてある回動アーム180と、この回動アーム180を位置Q1とQ4との間の所定の角度範囲内で往復回動させるステッピングモータ210と、モータ210の回転を減速して回動アーム180に伝達する減速ギヤ機構211と、中間の位置を回動アーム180の先端に回動可能に連結してあるレバー212とを有し、レバー212の一端にカートリッジピン213が垂直に固定してあり、レバー212の反対側の端にピン214が固定してあり、このピン214がフロア板142の下面に形成してある直線状のガイド溝142aに嵌合してある構成である。
回転盤回動機構160によって回転盤140がホームポジションを中心に時計方向及び反時計方向に90度回転してテープカートリッジ10の向きが変えられる。また、テープカートリッジ直線的移送機構170が動作して、カートリッジピン213が切欠15aを係止しつつ、図3に示すように、テープカートリッジ10を回転盤140上に引き込むと共に回転盤140の外に送り出す動作が行われる。
4[メールスロットモジュール340の構成]
図13(A)はメインモジュール110の正面図、図13(B)はメインモジュール110の断面図である。図14はメールスロットモジュール340の斜視図、図15はメールスロットモジュール340を分解して示す斜視図である。
メールスロットモジュール340は、メールスロット107を有するフレーム341に、メールスロット107を閉じるドア342が設けてあり、且つ、ドア342を閉じた状態にロックするドアロック機構345が設けてあり、且つ、ストッパ機構400が設けてある。
ドア342は、Z1側が回動支点であり、ばね部材343によって閉じる方向に付勢されており、挿入されるテープカートリッジによって押し開けられる構成である。
ストッパ機構500は、テープカートリッジ直線的移送機構170によってテープカートリッジ10は、その前面13側がメールスロット107から外側に突き出るまで送り出された状態で、不注意で操作者がテープカートリッジ10を押し込む操作を行なった場合に、テープカートリッジ10が挿入されることを制限する機能を有する。
ストッパ機構500は、図14及び図15に示すように、係止部材501とばね部材520とを有する。
係止部材501は、X1−X2方向に長い板部502と、板部502のX1、X2端側のフランジ部503、504とを有し、Y2側からみてU字形である形状であり、更に、板部502上に二つの係止爪505、506を有し、且つ、フランジ部503、504の上端部より軸部507、508及び羽根部509、510が夫々対向するように突き出ている構成である。
係止部材501は、軸部507、508をフレーム341の切欠部541a,541baに支持させて、フレーム341の一部を包むように設けてある。ばね部材520がフランジ部504とフレーム341との間にかけてあり、係止部材501はA1方向に回動付勢されている。図13(B)及び図14に示すように、板部402はメールスロット107のZ2側に略対応する高さに位置している。係止爪505、506はX1−X2方向上離れた位置にあり、Z1方向に突き出ており、挿入されるテープカートリッジ10の下面よりも少し高い高さに位置している。係止爪505、506のY1側の面は、傾斜面505a、506aである。
なお、フレーム341は、後述する補正部材530を取り付けるための、補正部材取り付け部341c,341dを有する。
5[ストッパ機構500の動作]
図16は、第1の種類のテープカートリッジ10を手動で挿入したときの、ストッパ機構500の動作を示す。
ドアロック機構345が解除された状態で操作者が第1の種類のテープカートリッジ10をメールスロット107を通して挿入すると、テープカートリッジ10がドア342を押し開き、ドア342が羽根部509、510を押し上げて、係止部材501が軸部507、508を中心に時計方向に回動され、係止爪505、506がZ2方向に下がり、挿入されるテープカートリッジ10と干渉しない位置に退避する。よって、テープカートリッジ10は図16に示すように正常に挿入される。
図17は、イジェクト指令に応じて、テープカートリッジ直線的移送機構170によって、第1の種類のテープカートリッジ10がその前面13側の部分がメールスロットより外側に突き出るまで送り出されたときの、ストッパ機構500の動作を示す。
テープカートリッジ10がテープカートリッジオートローダー100内に装着された後は、ドア342が閉じて、ストッパ機構500は図13(B)に示す状態にある。
イジェクト指令によって、テープカートリッジ直線的移送機構170が動作して、テープカートリッジ10が回転盤140上よりY2方向に移動される。テープカートリッジ10はそれ自身で係止爪505、506の傾斜面505a、506aを押し、係止爪505、506を押し下げ、テープカートリッジ10はその前面13側がメールスロットより外側に突き出し、且つ、その背面14側が係止爪505、506を丁度通過した位置まで送り出される。
よって、テープカートリッジ直線的移送機構170によってテープカートリッジ10の送り出しが終了した状態では、ストッパ機構500は図16に示す状態となる。即ち、係止部材501は、ばね部材520によって回動されて図13(B)に示す元の状態となり、係止爪505、506がテープカートリッジ10の背面14のうちテープカートリッジ10の下面側の部分に対向した状態となる。
これによって、図16に示すテープカートリッジの送り出しが終了した状態で、不注意で操作者がテープカートリッジ10を押し込む操作を行なった場合に、テープカートリッジ10は背面14と下面との角の部分を係止され、それ以上の移動は制限され、無用に挿入されてしまうことが防止される。
テープカートリッジ直線的移送機構170によってテープカートリッジ10の送り出しが終了した後には、操作者がテープカートリッジ10の前面13側の部分を掴んで引き出す。操作者がテープカートリッジを掴んで引き出した後は、ドア342が閉まってロックされて、テープカートリッジを無用に挿入することが出来ないようなる。
6[第2の種類のテープカートリッジ用のテープカートリッジオートローダー100Aの構成]
図18は第2の種類のテープカートリッジ10Aが使用されるテープカートリッジオートローダー100Aを示す。
第2の種類のテープカートリッジ10Aは、第1の種類のテープカートリッジ10と略同じ外形寸法であり、厚さT2がテープカートリッジ10の厚さT1より薄い形状を有する。
テープカートリッジオートローダー100Aは、共に第1の種類のテープカートリッジ10に合わせた読取り/書込みテープドライブ101A、テープカートリッジピッカ102A、テープカートリッジ移送マガジン103A,104A,メインモジュール110A、メールスロットモジュール340Aを有する。
7[メールスロットモジュール340Aの構成及び動作]
メールスロットモジュール340Aは、図19に示す構成であり、図14に示すメールスロットモジュール340とは、補正部材530を取り付けたことが相違する構成である。メールスロットモジュール340Aには、前記のストッパ機構500と同じストッパ機構500が設けてある。
よって、メールスロットモジュール340Aの製造には、メールスロットモジュール340を製造するラインをそのまま使用することが出来、メールスロットモジュール340Aの製造は容易である。
図20に示すように、補正部材530は、板金部材であり、(T1−T2)の分だけ天井を低くするための部品であり、図19に示すように、両端を補正部材取り付け部341c,341dに取り付けてあり、補正部材取り付け部341c,341dの間に、Z2方向に少し迫り出して延在している。
図21は、テープカートリッジ10Aを手動で挿入したときの、ストッパ機構500の動作を示す。第2の種類のテープカートリッジ10Aは上面を補正部材530に案内されてZ1−Z2方向に無用な遊びが無い状態で挿入される。ストッパ機構500は第1の種類のテープカートリッジ10が挿入されたときと同様に動作し、テープカートリッジ10Aは係止爪505、506を越えて挿入される。
図22は、テープカートリッジ直線的移送機構170によってテープカートリッジ10Aの送り出しが終了した状態を示す。係止爪505、506はテープカートリッジ10Aの背面14Aのうちテープカートリッジ10Aの下面側の部分に対向した状態となる。
これによって、図22に示すテープカートリッジの送り出しが終了した状態で、不注意で操作者がテープカートリッジ10Aを押し込む操作を行なった場合に、テープカートリッジ10Aは背面14Aと下面との角の部分を係止され、それ以上の移動は制限され、無用に挿入されてしまうことが防止される。
本発明の実施例1になるテープカートリッジオートローダーをその上カバーを取り外した状態で示す斜視図である。 図1のテープカートリッジオートローダーをその側面側カバーを取り外した状態で示す側面図である。 テープカートリッジピッカの概略動作を説明するための図である。 メインモジュールの斜視図である。 メインモジュールを分解して示す図である。 メインモジュールをY1側から見て示す斜視図である。 テープカートリッジピッカの斜視図である。 ピラー及び回転盤を取外した状態で示すテープカートリッジピッカの斜視図である。 テープカートリッジピッカの分解斜視図である。 図9中、回転盤昇降機構を分かり易く示す分解斜視図である。 回転盤の斜視図である。 テープカートリッジ直線的移送機構の概略図である。 メインモジュールを示す図である。 メールスロットモジュールの斜視図である。 メールスロットモジュールの分解斜視図である。 テープカートリッジを挿入したときのストッパ機構の状態を示す図である。 テープカートリッジ直線的移送機構によるテープカートリッジの送り出しが終了したときのストッパ機構の状態を示す図である。 第2の種類のテープカートリッジ用のテープカートリッジオートローダーをその上カバーを取り外した状態で示す斜視図である。 図18中、メールスロットモジュールの斜視図である。 補正部材を示す図である。 第2の種類のテープカートリッジを挿入したときのストッパ機構の状態を示す図である。 テープカートリッジ直線的移送機構による第2の種類のテープカートリッジの送り出しが終了したときのストッパ機構の状態を示す図である。
符号の説明
10 第1の種類のテープカートリッジ
10A 第2の種類のテープカートリッジ
11 磁気テープ
100、100A テープカートリッジオートローダー
101 テープドライブ
102 テープカートリッジピッカ
103,104 テープカートリッジ移送マガジン
107 メールスロット
110 メインモジュール
120 ベース
140 回転盤
150 回転盤昇降機構
160 回転盤回動機構
165 ステッピングモータ
170 テープカートリッジ直線的移送機構
300 回転伝達経路形成装置
340 メールスロットモジュール
342 ドア
345 ドアロック機構
500 ストッパ機構
501 係止部材
505、506 係止爪
507、508 軸部
509、510 羽根部
520 ばね部材
530 補正部材

Claims (3)

  1. 前面と背面とを有するテープカートリッジをその背面を先頭にして引き込むと共にその前面を先頭にして送り出すテープカートリッジピッカを有するメインモジュールと、
    該メインモジュールの奥側に配された読取り/書込みテープドライブと、
    該メインモジュールの左右側に配された、複数のテープカートリッジを移送可能に収容する左右側のテープカートリッジ移送マガジンとを有し、
    前記メインモジュールは、テープカートリッジがその前面側がメールスロットより外側に突き出るまで送り出された状態で、不注意で操作者が前記テープカートリッジを押し込む操作を行なった場合に、前記テープカートリッジが挿入されてしまうことを防止するストッパ機構を更に備えた構成のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記ストッパ機構は、前面側が前記メールスロットより外に送り出されたテープカートリッジの背面のうちテープカートリッジの下面側の部位を係止する構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
  2. 請求項1に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記メインモジュールは、手動で挿入された前記テープカートリッジによって押されて前記テープカートリッジオートローダーの内側に開かれ、前記テープカートリッジピッカによって送り出されたテープカートリッジ押されて前記テープカートリッジオートローダーの外側に開かれるドアを有し、
    前記ストッパ機構は、係止爪及び羽根部を有する係止部材が、前記メインモジュールのフレームに取り付けてあり、前記係止爪がテープカートリッジの背面のうちテープカートリッジの下面側の部位を係止する位置にあり、前記羽根部が前記ドアの背面側に位置する構成であり、
    前記ドアが前記テープカートリッジオートローダーの内側に開かれた場合に、前記ドアが前記羽根部を押して前記係止部材を動作させ、前記係止爪を前記テープカートリッジの挿入を妨害しない位置に退避させ、
    前記ドアが前記テープカートリッジオートローダーの外側に開かれた場合には、前記ドアは前記羽根部を押さず、前記係止爪はテープカートリッジの背面のうちテープカートリッジの下面側の部位を係止する位置に位置する構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
  3. 請求項1に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記メインモジュールは、
    通常のテープカートリッジよりも厚さの薄いテープカートリッジを使用する場合に、前記メールスロットの天板部を低くする補正部材が取り付けられる構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
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