JP4305505B2 - 収納装置、支持手段移動方法、及びそのプログラム - Google Patents

収納装置、支持手段移動方法、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は収納装置、支持手段移動方法、及びそのプログラムに関し、特に、対象物収納性を向上させた収納装置、支持手段移動方法、及びそのプログラムに関する。
従来の、行列配置され、対象物(例、媒体)を収納、搬送する支持手段を備えた収納装置(例、ライブラリ装置)の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1のディスク状記録媒体のオートチェンジャーは、多数枚のディスク状記録媒体を収納している複数台のサブユニットを備えている。サブユニットは、それらの設置位置および記録媒体取り出し位置の間でサブユニットを往復移動する。
特開平11−096641号公報(第2頁−第3頁、図1)
しかしながら、上述した従来のディスク状記録媒体のオートチェンジャーでは、サブユニットが自走式であったため、サブユニットそれぞれに動力が必要となり、ディスク状記録媒体を収納、搬送するサブユニットの動力に関する機構が複雑になるという問題点があった。
本発明の目的は、上述した従来の課題である行列配置され、対象物を収納、搬送する支持手段の動力に関する機構が複雑になるという課題を解決する収納装置、支持手段移動方法、及びそのプログラムを提供することにある。
本発明の収納装置は、行列配置され、対象物を収納、搬送する支持手段と、支持手段を移動させる支持手段移動機構と、を備えた収納装置であって、支持手段移動機構は収納装置に固定されていることを、特徴とする。
本発明の支持手段移動方法は、行列配置され、対象物を収納、搬送する支持手段を、支持手段の外部から力を加えて移動すること、を、特徴とする。
本発明のプログラムは、行列配置され、対象物を収納、搬送する支持手段を備えた収納装置の制御部に、支持手段を前記支持手段の外部から力を加えて移動する指示を出す手段、として機能させることを特徴とする。
本発明は、行列配置され、対象物を収納、搬送する支持手段の動力に関する機構を簡素にできるという効果を有している。その理由は、行列配置され、対象物を収納、搬送する支持手段と、支持手段を相対的に移動可能に支えるベースと、を備え、ベースが支持手段を移動させる支持手段移動機構を備えるためである。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
以後の以下の定義に基づき説明を行う。まず、図1に示すように、トレイ2の位置に対応する(行列の要素に対応する)X−Y座標を定義する。図1に示されたトレイ2又はスペースの行列の要素の位置を(X,Y)(X,Yは整数)と定義する。そして、X−Y座標上にトレイ2は行列配置されている。トレイ2の行列は図1において行方向をX方向(横方向)とし、列方向をY方向(縦方向)とする。図1上で左上のトレイ2(左上の行列の要素)を(X,Y)=(1,1)とし、右に行くほどXの値が、下に行くほどYの値が大きくなる。また、図1における、紙面垂直方向にZ座標を定義する。紙面手前側をZ座標の正、紙面奥側をZ座標の負とする。
また、図10に示すように、X−Y座標より詳細である、コンタクト20の位置に対応したx−y座標を定義する。図10上で左上端を(x,y)=(0,0)とし、右に行くほどxの値が、下に行くほどyの値が大きくなる。ΔX=1がΔx=4に、ΔY=1がΔy=4対応すると定義する。即ち、行列の一要素であるトレイ2一つ分をxまたはyの4つ分とする。
また、図9に示すように、(TX,TY)は(X,Y)座標における移動対象のトレイ2の位置を指し、(SX,SY)は(X,Y)座標におけるスペースの位置を指す。図10、図11に示すように、(tx,ty)は(x、y)座標における移動対象のトレイ2の上側突起の位置を指し、(dx,dy)は、(x,y)座標におけるコンタクト20を次に位置付ける位置を指す。また、(cx,cy)は、コンタクト20の現在の位置を指す。
次に、本発明の第1の実施形態における構成を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における収納装置(例、ライブラリ装置10(以後、ライブラリ装置10の場合を収納装置の一例として説明する))の構成例を示した図である。
第1の実施形態のライブラリ装置10は、複数の支持手段(例、トレイ2(以後、トレイ2の場合を支持手段の一例として説明する))、ベース3、複数のドライブ4、制御部5、トレイ移動機構6及び媒体投入/排出ベルト7、リーダ8、扉9、を備える。
第1の実施形態では、トレイ2を行列配置し、縦4×横3−1=11個で構成しているが、これに限定する必要はない。例えば、トレイ2の数を減らして2行2列としてもよい。また、ライブラリ装置10のスペースに余裕があるならば、2行2列以上にし、例えば、本実施形態のように4行3列や、それ以上にする構成も可能である。また、ドライブ4は複数としたが、状況に応じ単数としてもよい。
トレイ2は、対象物(例、媒体1(以後、媒体1の場合を対象物の一例として説明する))を収納する。トレイ2は、行列の一の要素から隣接する他の要素へ、即ち、ベース3の上をX方向またはY方向にスライド移動することで、媒体1を搬送する。トレイ2には上下に突起(トレイ上部突起205は図19参照、下部突起は図示せず)を備える。トレイ上部突起205(図19参照)は、トレイ2移動時にトレイ移動機構6のコンタクト20と接触する部分である。トレイ2下部の突起は、ベース3の溝31によりXまたはY方向に誘導される部分である。また、本実施の形態では、トレイ2の底面は媒体投入/排出ベルト7がトレイ2内の媒体1に接触できる様に一部穴が空いた構造とする。
本実施形態では、媒体1を収納、搬送する支持手段としてトレイ2を採用している。しかし、トレイ2に限定する必要は無く、媒体1を収納及び搬送でき行列配置することができるものであれば支持手段となりえる。例えば、媒体1を包み込むセルでもよいし、媒体1の一部を支持する台でもよい。
ベース3は、トレイ2をX方向およびY方向にスムーズにスライド移動させる誘導用の溝31がきってある土台である。ライブラリ装置10の筐体に固定されている。
ドライブ4は、媒体1に対しデータの記録/再生を行う。本実施形態では、ドライブ4Aと、ドライブ4Bの2つのドライブを備える。
制御部5と、トレイ移動機構6と、は、トレイ移動手段として機能する。トレイ移動機構6は制御部5の制御により、例えば、第1のトレイ2が第2のトレイ2の位置に移動する場合に、第3のトレイ2を第1及び第2のトレイ2の位置と異なる位置に移動させ、第2のトレイ2を第3のトレイ2の位置に移動させる。
図2は、第1の実施の形態における制御部5の機能を示した機能ブロック図である。
制御部5は、媒体位置テーブル51と、制御手段52と、コンタクト位置記憶手段53と、ターゲット位置記憶手段54と、目的位置記憶手段55と、スペース位置記憶手段56と、を、備える。
図3は、媒体位置テーブル51の構成を示した図である。媒体位置テーブル51は、4行3列の行列においてどの要素にどの媒体1が収納されているかを示すテーブルである。
例えば、(X,Y)=(1,1)にはMA(Media A)、(X,Y)=(2,1)にはMB(Media B)・・・が収納されているかを示している。(X,Y)=(1,4)には、トレイ2が無く媒体1が収納されていないため、Spaceと示されている。
制御手段52は、オペレータやホスト装置の要求に応じて、媒体位置テーブル51、コンタクト位置記憶手段53、ターゲット位置記憶手段54、目的位置記憶手段55、スペース位置記憶手段56、の情報を更新、利用し、トレイ2の移動を含めたライブラリ装置10全体の動作を制御する。
そして、制御手段52は、後述のトレイ移動機構6にトレイ2を移動させる指示を出す。制御手段52は、例えば、プログラム制御で動作するマイクロプロセッサ(CPU,MPU)であり、プログラム記憶媒体に記憶されたプログラムに従って、ライブラリ装置10全体の動作を制御する。
プログラム記憶媒体としては、磁気ディスク、磁気テープ、半導体メモリや、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクがある。
また、制御部52はプログラム記憶媒体に記憶されたプログラムに従う以外に、サーバ等から通信媒体を介してダウンロードしたプログラムにしたがって、ライブラリ装置10を制御してもよい。プログラムをプログラム記憶媒体或いは、通信媒体を介してダウンロードする場合はダウンロード元のサーバから直接読み出しながら動作させてもいいし、プログラム記憶媒体或いはサーバから記憶部にプログラムを格納し、記憶部に格納されたプログラムを読み出しながら動作させても構わない。
コンタクト位置記憶手段53は、コンタクト20の現在の位置を記憶し、その位置はコンタクト20が移動するたびに、制御手段52により更新される。
ターゲット位置記憶手段54は、移動させるターゲットとなるトレイ2の位置を記憶する。ターゲット位置記憶手段54の情報は、当該ターゲットとなるトレイ2が移動するたびに、媒体位置テーブル51の情報を基に更新される。
目的位置記憶手段55は、オペレータまたはホスト装置(図示せず)から指示された移動先に合わせて制御手段52に判断された目的位置を記憶する。
スペース位置記憶手段56は、媒体位置テーブル51に記憶されたスペースの位置(SX,SY)を記憶する。
再び、図1の説明に戻る。トレイ移動機構6は、トレイ2をX方向およびY方向に移動させるための機構であり、コンタクト20、Xレール21、Xベルト22、Xモータ23、Yレール24、Yベルト25、Yモータ26およびドライブシャフト27、を備える。トレイ移動機構6は、ベース3に固定されている。
図4は、第1の実施形態のトレイ移動機構6の構成を詳細に示した図である。
コンタクト20は、トレイ2上側(紙面垂直方向手前側)のトレイ上部突起205(図19参照)と接触し、トレイ2を押して移動させる部分である。コンタクト20は、行列におけるX方向及びY方向に移動可能である。
Xレール21は、コンタクト20をX方向に移動させるためのレールである。コンタクト20を摺動自在に支持し、後述のローラ221、ローラ222を回転自在に支持する。
Xベルト22は、コンタクト20をX方向に移動させるためにXモータ23の動力を伝達する部分である。
ローラ221、ローラ222は、Xレール21に回転自在に取り付けられ、Xベルト22の両端に位置し、Xベルト22を回転摺動する。これにより、Xベルト22が回転し、Xベルト22が取付けられたコンタクト20をX方向に移動させる。
Xモータ23は、ローラ221を回転させることでコンタクト20をX方向に移動させるための動力部である。
Yレール24は、Xレール21が移動することによりコンタクト20をY方向に移動させるためのレールである。Xレール21を摺動自在に支持する。
Yベルト25は、コンタクト20をY方向に移動させるためにYモータ26の動力を伝達する部分である。一端にあるドライブシャフト27と他端にあるローラ251、ローラ252とが回転摺動することにより、Yベルト25が回転し、Yベルト25に取付けられたXレール21がY方向に移動する。
Yモータ26は、コンタクト20をY方向に移動させるための動力部である。ドライブシャフト27を回転させる。
ドライブシャフト27は、Yモータ26の動力を反対側のYベルト25に伝達する部分である。
なお、トレイ移動機構6は、ベルトとレールをウォームギアに置き換えて構成することも可能である。また、図1、図4に示したトレイ移動機構6は、トレイ2の上方をコンタクト20、Xレール21等が移動するが、本発明はこれに限定されるものではなく、下方を移動するように構成してもよい。
媒体投入/排出ベルト7は、ベルトの回転動作によりトレイ2とドライブ4間で媒体1の投入/排出を行う部分であり、各ドライブ4の前に配置する。
リーダ8は、媒体1に取り付けられた識別手段((図示せず)例、無線チップ、バーコード)を読み取るためのリーダである。本実施形態では扉9に取り付けられている。媒体1のライブラリ装置10への挿入時に、識別手段に格納されている媒体1の識別子を読み取る。
扉9は、ライブラリ装置10の前面に取り付けられ、媒体1の挿入時等に使用する扉である。本実施形態ではリーダ8が取り付けられている。
次に、本発明の第1の実施形態における動作を説明する。ドライブ4の基本的な機能や動作に関しては、当業者にとっては良く知られている事項のため説明を省略する。
まず、「ライブラリ装置10への媒体1の挿入動作」について説明する。次に、ライブラリ装置10内で、媒体1が載置されるトレイ2の移動方式である「トレイ2の移動方式」について説明する。そして、ライブラリ装置10内で媒体1がドライブ4の前に位置づけられた後、媒体1はドライブ4へ投入されるが、その際の「ドライブ4への媒体1の投入排出動作」を説明する。
「ライブラリ装置10への媒体1の挿入動作」について図1、図2、図3を参照して説明する。媒体1をライブラリ装置10へ挿入する際には、扉9を開け、ライブラリ装置10内で一番手前にあるトレイ2に媒体1を載置する。扉9を閉めた際に、リーダ8により媒体1に取り付けられた識別手段の識別子が読み出される。そして、制御部5内の媒体位置テーブル51に挿入された媒体1の識別子(例えば、図3では、「MJ(Media J)」)が格納される。
次に、媒体1が載置されたトレイ2の移動方式である「トレイ2の移動方式」について説明する。まず、図1を参照して基本的なトレイ2の移動方式について説明する。
本実施形態では、上述のように、トレイ2を縦×横のマトリクス状に配置し、その内一つだけ取り除き、トレイ2一個分のスペースを持つ構成としている。このスペースに一のトレイ2をスライド移動させることにより、一のトレイ2移動と同時に新たなスペースが発生する。この新たなスペースに他のトレイ2をスライド移動させるという動作を繰り返すことにより、トレイ2を目的位置に移動させるという方式をとっている。
次に、「トレイ2の移動方式」についてより詳細に説明する。まず、「媒体位置テーブル51(制御部5内)更新動作」について、次に、「トレイ移動機構6の動作」について、そして、「行列におけるトレイ2の移動アルゴリズム」について説明する。
「媒体位置テーブル51(制御部5内)更新動作」について、図3,図5〜図8、図9を参照して説明する。図5〜図8は、媒体位置テーブル51の更新動作を示すフローチャートである。図9は、トレイ2を左方向に移動させた場合の媒体位置テーブル51の更新を示す図である。
トレイ2を図3において左方向に移動させた場合(Yの値はそのままで、媒体1(MJ,MK等)がXの値が減少する方向に移動させた場合)を例にとって、図5を参照して媒体位置テーブル51の更新動作を説明する。
まず、移動対象のトレイ2の座標を(TX,TY)と定義する。移動前のSpaceの座標を(SX,SY)と定義する。
そして、初期値としてN=1を設定する(ステップA1)。そして、(SX+(N−1),SY)の位置の媒体名称を(SX+N,SY)の位置にあった媒体名称に書き換える(ステップA2)。そして、(SX+N,SY)=(TX,TY)であった場合(ステップA3,Yes)、(TX,TY)の位置の媒体名称をSpaceに書き換え(ステップA5)、処理を終了する。(SX+N,SY)=(TX,TY)でなかった場合(ステップA3,No)、Nの値をN=N+1と変更し(ステップA4)、再度ステップA2の処理に移る。
他の方向への移動である、右方向移動(図6)、上方向移動(図7)、下方向移動(図8)、も同様である。
次に、図9を参照して、具体例を示す。図9の例ではMJとMKを載置しているトレイ2を左方向(Spaceの方向)に移動させることとする。まず移動前のSpaceの座標は(SX,SY)=(1,4)である。そして、移動対象のトレイ2の座標は(TX,TY)=(3,4)である。即ち、MKを載置しているトレイ2を、コンタクト20により押して動かすことにより、MJ及びMKを載置しているトレイ2を左方向に移動する。移動後、媒体位置テーブル51の更新が以下のように行われる。
初期値としてN=1を設定する(ステップA1)。そして、(SX+(N−1),SY)=(SX,SY)=(1,4)の位置、即ちSpaceの位置であるの媒体名称を(SX+N,SY)=(SX+1,SY)=(2,4)の位置にあった媒体名称,即ちMJに書き換える(ステップA2)。そして、(SX+N,SY)=(2,4)は(TX,TY)=(3,4)とは異なる値であるため(ステップA3,No)、Nの値をN=2と変更し(ステップA4)再度ステップA2の処理に移る。
そして、(SX+(N−1),SY)=(SX+1,SY)=(2,4)の位置の媒体名称を(SX+N,SY)=(SX+2,SY)=(3,4)の位置にあった媒体名称,即ちMKに書き換える(ステップA2)。そして、(SX+N,SY)=(3,4)は(TX,TY)=(3,4)と同じ値であるため(ステップA3,Yes)、(TX,TY)=(3,4)の位置の媒体名称をSpaceに書き換え(ステップA5)、処理を終了する。
次に、「トレイ移動機構6の動作」について説明する。まず、図1と図2を参照してトレイ移動機構6の基本動作を説明する。
例えば、オペレータまたはホスト装置(図示せず)からライブラリ装置10に対し、ドライブ4への媒体1の投入指示があると、制御部5は指定された媒体1が収納されているトレイ2を指定されたドライブ4の前に位置付けるため、トレイ移動機構6のXモータ23とYモータ26を駆動し、コンタクト20をXおよびY方向に移動させる制御を行う。
上記制御により、コンタクト20は、各トレイ2の上側突起を避けて移動し、移動対象のトレイ2のトレイ上部突起205(図19参照)の脇に位置付ける。位置付けが完了したら、コンタクト20をスペースがある方向に移動させて移動対象のトレイ2をスペースにスライド移動させる。この動作を複数回繰り返すことで、指定されたトレイ2を指定されたドライブ4の前に位置付ける。
次に、トレイ移動機構6の詳細動作を図10,図11、図12を参照して説明する。図10は、コンタクト20とトレイ2の突起の位置関係(x−y座標上の位置関係)を示した図である。図11は、コンタクト20の移動制御を示したフローチャートである。図12は、図11のフローチャートにおけるステップE2の詳細を示したフローチャートである。
まず、以下のことを前提とする。移動対象のトレイ2の選択と、移動対象のトレイ2の移動方向は、後述の「行列におけるトレイ2の移動アルゴリズム(図14参照)」で決定する。移動対象のトレイ2のトレイ上部突起205(図19参照)の座標を(tx、ty)とする。コンタクト20を次に位置付ける座標を(dx,dy)とする。
次に、コンタクト20の移動制御について図11を参照して説明する。まず、コンタクト20を移動対象のトレイ2の移動方向と反対側であり、トレイ2の近傍に移動する。即ち、トレイ2を移動させる方向によって、コンタクト20を移動対象のトレイ2の近傍に位置付ける座標を決定する。y方向上の時:dx=tx,dy=ty+2、y方向下の時:dx=tx,dy=ty-2、x方向左の時:dx=tx+2,dy=ty、x方向右の時:dx=tx-2,dy=tyと決定する(ステップE1)。
次に、制御部5は、トレイ移動機構6にコンタクト20の移動を指示する。このとき、各トレイ2の上側突起との接触を避けるため、突起と突起の間の部分(図の実線部分)を通るように指示する(ステップE2)。次に、トレイ移動機構6は、コンタクト20を座標(dx,dy)に位置付ける(ステップE3)。
次に、コンタクト20によりトレイ2を移動する。即ち、トレイ2を移動させる方向によって、移動対象のトレイ2を移動させるために位置付ける座標を決定する。y方向上の時:dy=dy-5、y方向下の時:dy=dy+5、x方向左の時:dx=dx-5、x方向右の時:dx=dx+5と決定する(ステップE4)。制御部5は、トレイ移動機構6にコンタクト20の移動を指示する(ステップE5)。トレイ移動機構6は、コンタクト20を座標dx,dyに位置付ける。この動作により、移動対象のトレイ2が移動する(ステップE6)。
次に、コンタクト20を次の移動ための準備位置に移動する。即ち、トレイ2を移動させた方向によって、コンタクト20を次の移動のための準備位置に位置付ける座標を決定する。y方向上の時:dy=dy+1、y方向下の時:dy=dy-1、x方向左の時:dy=dx+1、x方向右の時:dx=dx-1、と決定する(ステップE7)。制御部5は、トレイ移動機構6にコンタクト20の移動を指示する(ステップE8)。トレイ移動機構6は、コンタクト20を座標dx,dyに位置付ける(ステップE9)。移動対象のトレイ2の移動が完了。次の移動対象のトレイ2が決まるまでウェイトする(ステップE10)。
次に、図11のフローチャートにおけるステップE2の詳細を図12を参照して説明する。コンタクト20の現在の位置を(cx,cy)と定義する。
まず、コンタクト20の位置(cx,cy)を把握する(ステップF1)。具体的には、制御手段52が、コンタクト位置記憶手段53からコンタクト20の位置(cx,cy)を読み出す。尚、コンタクト20の位置はコンタクト20が移動するたびに、コンタクト位置記憶手段53に記憶される。次に、cx=4n (n=0,1,2,3)あった場合(ステップF2,Yes)、x方向のみの移動か判断する(ステップF3)。x方向のみの移動の場合(ステップF3,Yes)、先にy方向に移動(y=+2)を行った後、x方向移動を行い、その後、y方向に移動(y=−2)を行うことを指示する(ステップF5)。x方向のみの移動ではない場合(ステップF3,Yes)、先にy方向移動を行った後、x方向移動を行うように指示する(ステップF4)。
cx=4n (n=0,1,2,3)でなかった場合(ステップF2,No)、Y方向のみの移動か判断する(ステップF6)。Y方向のみの移動の場合(ステップF6,Yes)、先にx方向に移動(x=+2)を行った後、y方向移動を行い、その後、x方向に移動(x=−2)を行う指示を出す(ステップF8)。Y方向のみの移動ではなかった場合(ステップF6,No)、先にx方向移動を行った後、y方向移動を行うように指示する(ステップF7)。
図11のフローチャートに従ってコンタクト20を移動制御した場合、ステップE9の後、コンタクト20は必ず図10に示される実線上に存在する。そのため、cx=4n (n=0,1,2,3)であった場合、図10においてコンタクト20はx=0,4,8,12に或る実線上に位置している。ここで、x方向のみの移動である場合、例えば図10に示される位置((x、y)=(4,14))にコンタクト20があり、(x、y)=(8,14)に移動する場合、そのまま移動するとコンタクト20はJのトレイ2の突起に衝突する。そのため、先にy方向に移動(y=+2)を行った後((x、y)=(4,16)へ移動)、x方向移動を行い((x、y)=(8,16)へ移動)、その後、y方向に移動(y=−2)を行う((x、y)=(8,14)へ移動)ことで、コンタクト20はJのトレイ2の突起と衝突せず、迂回して移動することができる。
次に、トレイ移動機構6の詳細動作の具体例を図10,図11、図12を参照して説明する。この例では、図10に示すように初期条件をtx=2,ty=6(移動対象のトレイ2は図10上のD)とする。そして、Dのトレイ2をY方向下に移動させる。
まず、移動方向はY方向下なので、コンタクト20をDのトレイ2の近傍に位置付けるときの座標は(dx,dy)=(2,4)となる(ステップE1)。制御部5は、トレイ移動機構6に対し、コンタクト20を座標(dx,dy)=(2,4)に位置付けるよう指示する。なお、コンタクト20の現在位置と位置付け先がX座標、Y座標とも異なるため、下記の2回に分けて指示を行う。即ち、制御部5は、座標4,14から座標4,4へ移動を指示する。そして、座標4,4から座標2,4へ移動を指示する(ステップE2)。トレイ移動機構6は、制御部5からの指示に従い、コンタクト20を座標(dx,dy)=(2,4)に移動させる。移動が完了したら、その都度制御部5に移動完了報告を行う(ステップE3)。
移動方向はY方向下なので、Dのトレイ2を移動させるために位置付ける座標はdx=2,dy=9となる(ステップE4)。制御部5は、トレイ移動機構6に対し、コンタクト20を座標dx,dy(2,9)に位置付けるよう指示する(ステップE5)。トレイ移動機構6は、制御部5からの指示に従い、コンタクト20を座標(dx,dy)=(2,9)に移動させる。この動作により、DとGのトレイ2が1トレイ分(行列1要素分)Y方向下に移動する。移動が完了したら、制御部5に移動完了報告を行う(ステップE6)。
移動方向は下だったので、次の移動のための準備位置の座標は(dx,dy)=(2,8)となる(ステップE7)。制御部5は、トレイ移動機構6に対し、コンタクト20を座標(dx,dy)=(2,8)に位置付けるよう指示する(ステップE8)。トレイ移動機構6は、制御部5からの指示に従い、コンタクト20を座標(dx,dy)=(2,8)に移動させる(ステップE9)。Dのトレイ2の移動動作が完了する。搬送アルゴリズムによって、次の移動対象のトレイ2が決定するまでウェイトする(ステップE10)。
次に、行列におけるトレイ2の移動アルゴリズムについて図13、図14、図15,図16を参照して説明する。即ち、前述したトレイ移動機構6の基本動作を使用して、本実施の形態におけるトレイ2を目的位置まで移動させる動作について、説明する。図13は、トレイ2を目的位置まで移動する際のトレイ移動手段の動作の概要を示したフローチャートである。
まず、オペレータまたはホスト装置からライブラリ装置10に対し、特定の媒体1を目的位置に移動させる指示が来る(ステップG1)。ここでは例えば、特定の媒体1が指定されドライブ4への媒体1の投入指示があるとする。制御部5と、トレイ移動機構6と、を備えるトレイ移動手段は、指定された特定の媒体1を支持するトレイ2を目的位置のX座標(列)と同じX座標(列)へ移動させる(ステップG2)。そして、目的位置のY座標(行)と同じY座標(行)へ移動させる(ステップG3)。
本実施形態では、トレイ2を目的位置のX座標(列)と同じX座標(列)へ移動させる動作を先に行うが、目的位置のY座標(行)と同じY座標(行)へ移動させる動作を先に行ってもよい。
また、上記移動を反復して行い、最終的にトレイ2を最終目的位置に移動させてもよい。即ち、トレイ2を目的位置のX座標(列)(又は、Y座標(行))と同じX座標(列)(又は、Y座標(行))へ移動させ、そして、トレイ2を目的位置のY座標(行)(又は、X座標(列))と同じY座標(行)(又は、X座標(列))へ移動させることを反復して行う。その反復により、トレイ2を最終目的位置へ移動させる。この場合、トレイ2の位置と最終目的位置との間の状況に応じ、トレイ2を最終目的位置にジグザグに移動させる、等してもよい。
次に、ターゲットとなるトレイ2を目的位置まで移動する際のトレイ移動手段の動作詳細を説明する。
まず、オペレータまたはホスト装置から特定の媒体1の識別子と、その移動先と、を受信する。制御手段52は、媒体位置テーブル51を参照し特定の媒体1の位置を確認する。その位置が移動させるターゲットとなるトレイ2の位置となる。そのため、その位置をターゲット位置としてターゲット位置記憶手段54に記憶する。また、制御手段52は、移動先に合わせて目的位置を判断し(例えば、ドライブ4Aであれば(X,Y)=(1,1))、その位置を目的位置として目的位置記憶手段55に記憶する。以後、制御手段52は、後述の図14に示されたトレイ2の移動動作を行うたびに、媒体位置テーブル51の情報を更新する。そして、その情報を基に、ターゲット位置記憶手段54の情報を更新する。
図14は、ターゲットとなるトレイ2を目的位置まで移動する際のトレイ移動手段(トレイ移動機構6、制御部5)の動作詳細を示した表である。先に示した図3のステップG2は、図14において「目的位置のX座標(列)と同じX座標(列)へ移動」に対応し、図3のステップG3は、図14において「目的位置のY座標(行)と同じY座標(行)へ移動」に対応する。「X移動」等のそれぞれの項目において、上から順に(「X移動」の項目においては(X1)、(X2)、(X3)の順に)それぞれの条件を満たすか判断するものとする。
図14において「ターゲット」とは、オペレータまたはホスト装置からライブラリ装置10に対し、目的位置への移動を指示された特定の媒体1を支持するトレイ2を指す。「目的位置」とは、制御手段52により移動先に対応して判断された目的位置を指す。また、「左」「右」「上」「下」はそれそれ、X方向負、X方向正、Y方向負、Y方向正を指す。したがって、例えば「ターゲットよりY座標が1つ上でスペースとX座標が同じトレイ2」を選択する場合、制御手段52が以下のように動作する。制御手段52は、ターゲット位置記憶手段54、スペース位置記憶手段56からターゲットの位置と、スペースの位置を読み出す。その上で、(X,Y)=(スペースのX座標,ターゲットのY座標の値−1)の位置にあるトレイ2が選択される(尚、上述の定義の通り「Y座標が1つ上」は、Y座標の値は1つ小さい。)。
図14に示された「目的位置のX座標(列)と同じX座標(列)へ移動」における「X移動」の項目からスタートする。「X移動」の項目では、ターゲットと目的位置のX座標が同じならば「Y移動」の項目へ(X1)、ターゲットのX座標が目的位置より左側ならば「右移動」の項目へ(X2)、ターゲットのX座標が目的位置より右側ならば「左移動」の項目へ(X3)、移る。
「左移動」の項目では、スペースとターゲットのY座標が同じで、スペースがターゲットより左側ならば、ターゲットのトレイ2を左方向に移動させて「X移動」の項目へ(左1)、スペースのX座標がターゲットより左側ならば、ターゲットとY座標が同じで、スペースとX座標が同じトレイ2をスペースの方向(上か下)に移動させて「X移動」の項目へ(左2)、スペースとターゲットのY座標が同じでなければ、スペースとY座標が同じで、ターゲットよりX座標が1つ左のトレイ2をスペースの方向(右)に移動させて「X移動」の項目へ(左3)、ターゲットよりY座標が1つ上か下でスペースとX座標が同じトレイ2をスペースの方向(上か下)に移動させて「X移動」の項目へ(左4)、移る。
「右移動」の項目では、スペースとターゲットのY座標が同じで、スペースがターゲットより右側ならば、ターゲットのトレイ2を右方向に移動させて「X移動」の項目へ(右1)、スペースのX座標がターゲットより右側ならば、ターゲットとY座標が同じで、スペースとX座標が同じトレイ2をスペースの方向(上か下)に移動させて「X移動」の項目へ(右2)、スペースとターゲットのY座標が同じでなければ、スペースとY座標が同じで、ターゲットよりX座標が1つ右のトレイ2をスペースの方向(左)に移動させて「X移動」の項目へ(右3)。ターゲットよりY座標が1つ上か下でスペースとX座標が同じトレイ2をスペースの方向(上か下)に移動させて「X移動」の項目へ(右4)、移る。
「移動先(目的位置)のY座標(行)と同じY座標(行)へ移動」の項目における、「Y移動」の項目では、ターゲットと目的位置のY座標が同じならば「移動完了」となり(Y1)、ターゲットのY座標が目的位置より上側ならば「下移動」の項目へ(Y2)、ターゲットのY座標が目的位置より下側ならば「上移動」の項目へ(Y3)、移る。
「上移動」の項目では、スペースとターゲットのX座標が同じで、スペースがターゲットより上側ならば、ターゲットのトレイ2を上方向に移動させて「Y移動」の項目へ(上1)、スペースのY座標がターゲットより上側ならば、ターゲットとX座標が同じで、スペースとY座標が同じトレイ2をスペースの方向(右か左)に移動させて「Y移動」へ(上2)、スペースとターゲットのX座標が同じでなければ、スペースとX座標が同じで、ターゲットよりY座標が1つ上のトレイ2をスペースの方向(下)に移動させて「Y移動」へ(上3)、ターゲットよりX座標が1つ右か左でスペースとY座標が同じトレイ2をスペースの方向(右か左)に移動させて「Y移動」へ(上4)、移る。
「下移動」の項目では、スペースとターゲットのX座標が同じで、スペースがターゲットより下側ならば、ターゲットのトレイ2を下方向に移動させて「Y移動」の項目へ(下1)、スペースのY座標がターゲットより下側ならば、ターゲットとX座標が同じで、スペースとY座標が同じトレイ2をスペースの方向(右か左)に移動させて「Y移動」の項目へ(下2)、スペースとターゲットのX座標が同じでなければ、スペースとX座標が同じで、ターゲットよりY座標が1つ上のトレイ2をスペースの方向(上)に移動させて「Y移動」の項目へ(下3)、ターゲットよりX座標が1つ右か左でスペースとY座標が同じトレイ2をスペースの方向(右か左)に移動させて「Y移動」の項目へ(下4)、移る。
次に、図15、図16は、本実施の形態における、トレイ移動手段の具体的な動作例を示した図である。図14の表に即して説明する。
図15におけるステップI0において、まず、「E」のトレイ2をドライブ4Aの前(ステップI0の図では「A」のトレイ2の位置)に移動するとする。図14における、ターゲットは図15における「E」のトレイ2であり、図14における搬送位置(目的位置)は図15における「A」のトレイ2の位置である。ステップI0の状態は、「X移動」の項目において、ターゲットのX座標が目的位置より右側ならば「左移動」の項目へ移る(X3)に該当する。そして、「左移動」の項目において、スペースのX座標がターゲットより左側ならば、ターゲットとY座標が同じで、スペースとX座標が同じトレイ2をスペースの方向(上か下)に移動させて「X移動」の項目へ移る(左2)に該当する。そのため、ステップI1及びステップI2に示すように、「E」のトレイ2とY座標が同じで、スペースとX座標が同じ「D」のトレイ2をスペースの方向(下)に移動させる。
次に、ステップI2の状態は、「X移動」の項目において、ターゲットのX座標が目的位置より右側ならば「左移動」の項目へ移る(X3)、に該当する。そして、ステップI2の状態は、「左移動」の項目において、スペースとターゲットのY座標が同じで、スペースがターゲットより左側ならば、ターゲットのトレイ2を左方向に移動させて「X移動」の項目へ(左1)移る、に該当する。そのため、ステップI3及びステップI4に示すように、「E」のトレイ2を左方向に移動させる。
次に、ステップI4の状態は、「X移動」の項目において、ターゲットと目的位置のX座標が同じならば「Y移動」の項目へ(X1)移る、に該当する。そして、ステップI4の状態は、「Y移動」の項目において、ターゲットのY座標が目的位置より下側ならば「上移動」の項目へ(Y3)移る、に該当する。そして、ステップI4の状態は、「上移動」の項目において、スペースとターゲットのX座標が同じでなければ、スペースとX座標が同じで、ターゲットよりY座標が1つ上のトレイ2をスペースの方向(下)に移動させて「Y移動」へ移る(上3)、に該当する。そのため、ステップI5及びステップI6に示すように、スペースとX座標が同じで、ターゲットよりY座標が1つ上のトレイ2である「B」のトレイ2をスペースの方向(下)に移動させる。
次に、ステップI6の状態は、ターゲットのY座標が目的位置より下側ならば「上移動」の項目へ移る(Y3)に該当する。そして、ステップI6の状態は、「上移動」の項目において、スペースのY座標がターゲットより上側ならば、ターゲットとX座標が同じで、スペースとY座標が同じトレイ2をスペースの方向(右か左)に移動させて「Y移動」の項目へ移る(上2)、に該当する。そのため、ステップI7及びステップI8に示すように、「E」のトレイ2とX座標が同じで、スペースとY座標が同じ「A」のトレイ2をスペースの方向(右)に移動させる。
次に、ステップI8の状態は、「Y移動」の項目において、ターゲットのY座標が目的位置より下側ならば「上移動」の項目へ移る(Y3)、に該当する。そして、ステップI8の状態は、「上移動」の項目において、スペースとターゲットのX座標が同じで、スペースがターゲットより上側ならば、ターゲットのトレイ2を上方向に移動させて「Y移動」の項目へ移る(上1)、に該当する。そのため、ステップI9及びステップI10に示すように、「E」のトレイ2を上方向に移動させる。
次にステップI10の状態は、「Y移動」の項目において、ターゲットと目的位置のY座標が同じならば「移動完了」となり(Y1)、に該当する。そのため、「移動完了」となる。
ここで、ステップI4の状態を参照すると、ステップI4の状態は、「E」のトレイ2(第1の支持手段)が「A」のトレイ2(第2の支持手段)の位置に移動する場合に相当する。そして、「B」のトレイ2(第3の支持手段)を「E」及び「A」のトレイ2(第1及び第2の支持手段)の位置と異なる位置((X,Y)=(2,2))に移動させ(ステップI5,6)、「A」のトレイ2(第2の支持手段)を「B」のトレイ2(第3の支持手段)が移動前にあった位置に移動させている(ステップI7,8)。
これにより、以下のような場合にも「E」のトレイ2(第1の支持手段)を目的位置に移動させることができることになる。即ち、「E」のトレイ2(第1の支持手段)が第2のトレイ2の位置に移動する場合には、「A」のトレイ2(第2の支持手段)が移動する必要がある。しかし、「A」のトレイ2(第2の支持手段)が移動するためには「B」のトレイ2(第3の支持手段)の位置に移動する必要がある場合があり、「B」のトレイ2(第3の支持手段)が邪魔になる場合である。従って、本発明では、このような場合にも、「E」のトレイ2(第1の支持手段)を目的位置に移動させることができることになる。
次に、トレイ2が目的位置に移動された後について説明する。即ち、ドライブ4への媒体1の投入排出動作について図17(a)〜図17(c)を参照して説明する。図17(a)〜図17(c)は、媒体投入/排出ベルト7の構成を示す側面図である。
媒体投入/排出ベルト7は、ベース3に上下動自在に固定されている。媒体1のドライブ4への投入、排出時に上に移動し、媒体1と接触する。そして、媒体投入/排出ベルト7は、摩擦により媒体1を投入、排出する。尚、媒体投入/排出ベルト7を上下動させるための機構は、後述の図22に示す。
次に、動作について説明する。媒体1が収納されたトレイ2がドライブ4の前に位置付けられたら、制御部5は、媒体投入/排出ベルト7を駆動し、媒体1をドライブ4に投入させる。
具体的には、まず媒体投入/排出ベルト7をリフトアップさせ、トレイ2内の媒体1を上方向に少し持ち上げる(図17(a))。その後、媒体投入/排出ベルト7を回転させ、媒体1をトレイ2からドライブ4の方向に送り出して、媒体1をドライブ4に投入する(図17(b)、図17(c))。ドライブ4内に媒体1が投入されたら、ドライブ4にて媒体1に対してデータの記録/再生を行う。記録/再生動作が完了したら、媒体投入/排出ベルト7は媒体投入時とは逆の動作を行って、ドライブ4からトレイ2に媒体1を収納する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態では、ベース3に係る他の実施形態の構成について説明する。図18は、ベース3の他の実施の形態の構成を示した図である。図18に示すように、ベース3の溝31とトレイ2の下側突起を廃し、代わりにベース3の最外周にガイド32を追加した構成とする。
次にベース3に係る他の実施形態の動作について説明する。図18において、トレイ2同志およびトレイ2とガイド間のクリアランスを小さくすることで、トレイ2の位置ずれを防ぎ、先の実施例と同等の動作が可能である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本発明の第3の実施形態では、トレイ移動機構6に係る他の実施形態1の構成について説明する。この実施形態においてトレイ移動機構6は、先の実施形態のトレイ移動機構6にZ方向(上下方向)の移動手段を追加した構成をとる。ここで、Z方向の移動手段として2つ例を示す。1つ目は、コンタクト20だけをZ方向に移動させる例であり、2つ目は、コンタクト20が取り付けられたXレール21とYレール24をZ方向に移動させる例である。
まず、1つ目の例としてコンタクト20だけをZ方向に移動させる例を示す。図19(a)、図19(b)は、コンタクト20の上下移動機構200を示した図である。図19(a)は、トレイ2を移動させる際のコンタクト20の上下移動機構200を示した図である。図19(a)は、図4において、紙面右側からコンタクト20を見た際の断面図である。上下移動機構は、バネ201と、軸202と、アクチュエータ203と、コンタクト支持機構204と、トレイ上部突起205と、を備える。
バネ201は、コンタクト20をアクチュエータ203から遠ざかる方向に付勢する。
軸202は、コンタクト20とアクチュエータ203とを接続する。
アクチュエータ203は、軸202を上下に動かし、これにより軸202に接続されたコンタクト20を上下動する。尚、アクチュエータの代わりにモータを動力源として使用してもよい。
コンタクト支持機構204は、Xレール21に摺動自在に取り付けられている。コンタクト支持機構204は、コンタクト20、バネ201、軸202、アクチュエータ203を伴って、Xレール21上を移動する。
次に、1つ目の例の動作について説明する。図19(a)、図19(b)を用いて説明する。
図19(b)は、トレイ2をコンタクト20を位置付ける際のコンタクト20の上下移動機構200を示した図である。図19(b)は、図4において、紙面右側からコンタクト20を見た際の断面図である。
本発明の第3の実施形態では、コンタクト20を任意の位置に位置付ける際には、コンタクト20をトレイ2の上側突起に接触しない高さまで上方に移動させる(図19(b))。そして、トレイ2を移動させる際には、コンタクト20をトレイ2の上側突起に接触する高さまで下方に移動させる(図19(a))。これらにより、コンタクト20が各トレイ2の上側突起を迂回する必要が無くなり、コンタクト20を最短で位置付けることができる。
次に、2つ目の例としてコンタクト20が取り付けられたXレール21とYレール24をZ方向に移動させる例を示す。図20は、Xレール21とYレール24の上下移動機構280を示した図である。図20は、図4において、紙面右側からコンタクト20を見た際の図である。
Zモータ281は、ギア282を回転させる動力源である。
ギア282は、Zモータ281及びZウォームギア283と連結しており、Zモータ281の動力をZウォーギア283に伝達する。
Zウォームギア283は、Yレール24に噛合し、回転方向によってYレール24を上下移動させる。
Yレール24は図4に示されるとおり、2本存在する。図20に示されていない方のYレール24は、上下移動機構280と同じ機構を備える。若しくは、図20に示されていない方のYレール24は、Zモータ281を削除した構成とし、ベルト等でZモータ281の動力を伝達する機構としてもよい。
次に、2つ目の例の動作について説明する。Zモータ281が回転し、ギア282、Zウォーギア283、Zベルト284を介してYレール24自体をZ方向に移動(上下動)させる。これにより、コンタクト20をZ方向に移動させる。
本例では、Yレール24の両サイドにウォームギア283を配置したが、Yレール24の中央にのみウォームギアを配置し、両サイドにガイドを設ける構成を採用してもよい。この場合、Zベルト284の省略が可能となり、構成がシンプルとなるという効果を有する。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、トレイ移動機構6に係る他の実施形態2の構成について説明する。図21は、トレイ移動機構6に係る他の実施形態2の構成を示した図である。
トレイ移動機構6は、X方向移動用ベルト101と、Y方向移動用ベルト102と、を備える。X方向移動用ベルト101と、Y方向移動用ベルト102は、行列の一要素に対し一つ備えられている。
X方向移動用ベルト101は、モータ(図示せず)で回転し、X方向にトレイ2を摩擦で移動させる。
Y方向移動用ベルト102は、モータ(図示せず)で回転し、Y方向にトレイ2を摩擦で移動させる。
図22は、X方向移動用ベルト101を上下移動させる上下移動機構1010を示した図である。図22は、図21において、紙面下側からX方向移動用ベルト101を見た際の断面図である。上下移動機構1010は、ベルト台座1011と、バネ1012と、軸1013と、アクチュエータ1014と、を、備える。説明簡単のため、X方向移動用ベルト101の上下移動機構1010についてのみ説明するが、Y方向移動用ベルト102も、同様の機構を備える。
ベルト台座1011は、X方向移動用ベルト101を支持する台座である。
バネ1012は、ベルト台座1011をアクチュエータ1014から遠ざかる方向に付勢するバネである。尚、X方向移動用ベルト101及びベルト台座1011(ベルト回転モータ含む)の自重があるため、バネは省略可能である。
軸1013は、ベルト台座1011とアクチュエータ1014とを接続する。
アクチュエータ1014は、軸1013を上下に動かし、これにより軸1013に接続されたベルト台座1011を上下動する。尚、アクチュエータ1014の代わりにモータを動力源として使用してもよい。その場合、軸1013をモータと連動するウォームギアに変更し、バネ1012を省略する。
尚、上下移動機構1010と同様の機構を用いて、図17に示された媒体投入/排出ベルト7を上下動させることができる。
第1の実施形態では、コンタクト20のXおよびY方向への移動によりトレイ2を移動させる構成としていたが、第4の実施形態では、図21に示すようにベース3上にトレイ2を移動させるためのX方向移動用ベルト101とY方向移動用ベルト102をそれぞれ複数設置する。即ち、トレイ2と接触自在のX方向移動用ベルト101とY方向移動用ベルト102がトレイ2を摩擦で移動させる。
次に、第4の実施形態の基本的な動作について説明する。具体的には、トレイ移動機構6の機械的な動作について説明する。X方向移動用ベルト101とY方向移動用ベルト102は、通常はトレイ2と接触しない高さ位置にあり、トレイ2を移動させる際に、制御部5の指示で移動対象トレイ2の真下とスペースが空いている部分のベルト(X方向移動用ベルト101またはY方向移動用ベルト102のどちらか)がトレイ2の底面と接触する高さまでリフトアップして回転する。例えば、図21において、DとGのトレイ2を手前側に移動する場合は、Y(1,2),Y(1,3),Y(1,4)のY方向移動用ベルト102がリフトアップして回転し、トレイ2を移動する。
次に、第4の実施形態における動作について詳細に説明する。具体的には、トレイ移動機構6の移動制御について説明する。トレイ移動機構6の移動制御においては、トレイ2が配置される行列の一要素に対し一つ備えられたベルトがトレイ2を摩擦で移動させる。その際、トレイ2の移動に必要なベルトのみ動作させる。
以下のことを前提として説明を行う。行列の要素の位置を(X,Y)と定義し、(X,Y)座標上にトレイ2は行列配置されている。移動対象のトレイ2の中心位置を(X,Y)=(TX,TY)と、トレイ2が存在しない行列要素であるスペースの中心位置を(X,Y)=(SX,SY)と、定義する。移動対象のトレイ2の選択と移動方向は、前述の「行列におけるトレイ2の移動アルゴリズム(図14参照)」で決定する。
基本的なトレイ移動機構6の移動制御は以下のとおりである。まず、トレイ2の移動方向がX方向か、Y方向か、を判断し、動作させるベルトを特定し、動作させるベルトを上昇させ、トレイ2と接する面が移動方向に移動するように動作させるベルトを回転し、動作させるベルトを停止し、動作させるベルトを下降させる。
次に、フローチャートを用いてより具体的に説明を行う。図23は、トレイ移動機構6の移動制御を示すフローチャートである。トレイ2を移動させる方向がY方向である場合(ステップH1,Y方向)、(X,Y)=(TX=SX,TY=<Y=<SY(SY<TYの場合、SY=<Y=<TY))に該当する行列要素に備えられたベルトを動作させるベルトと特定する。即ち、移動対象のトレイ2と、スペースと、移動対象のトレイ2とスペースを結ぶ直線上にあるトレイ2全てと、の部分にあるY方向移動用ベルト102が動作対象とする(ステップH2)。
動作対象のY方向移動用ベルト102をトレイ2と接触する位置までリフトアップし(ステップH4)、Y方向移動用ベルト102を移動対象のトレイ2を移動させたい方向に回転させる(ステップH6)。トレイ2の移動が完了したら、Y方向移動用ベルト102の回転を停止し(ステップH8)、動作対象のY方向移動用ベルト102をトレイ2と接触しない位置まで下げる(ステップH10)。以上により移動対象のトレイ2の移動が完了し、次の移動対象のトレイ2が決まるまでウェイトする(ステップH12)。
トレイ2を移動させる方向がX方向である場合(ステップH1,X方向)、(X,Y)=(TX=<X=<SX(SX<TXの場合、SX=<X=<TX),TY=SY)に該当する行列要素に備えられたベルトを動作させるベルトと特定する。即ち、移動対象のトレイ2と、スペースと、移動対象のトレイ2とスペースを結ぶ直線上にあるトレイ2全てと、の部分にあるX方向移動用ベルト101が動作対象とする(ステップH3)。動作対象のX方向移動用ベルト101をトレイ2と接触する高さまでリフトアップし(ステップH5)、X方向移動用ベルト101を移動対象のトレイ2を移動させたい方向に回転させる(ステップH7)。トレイ2の移動が完了したら、X方向移動用ベルト101の回転を停止し(ステップH9)、動作対象のX方向移動用ベルト101をトレイ2と接触しない高さまで下げる(ステップH10)。以上により移動対象のトレイ2の移動が完了し、次の移動対象のトレイ2が決まるまでウェイトする(ステップH12)。
次に、第4の実施形態におけるトレイ移動機構6の移動制御について具体例を図21,図23を参照して説明する。Dのトレイ2((TX,TY)=(1,2))をY方向下に移動させる場合の動作を、一例として示す。尚、スペースの座標位置は(SX,SY)=(1,4)である。
まず、ステップH2に移動する(ステップH1)。トレイ2を移動させる方向がY方向である場合なので(ステップH1,Y方向)、(X,Y)=(TX=SX=1,TY=2=<Y=<SY=4)に該当する行列要素に備えられたベルトを動作させるベルトと特定する。即ち、移動対象であるDのトレイ2部分にあるY(1,2)と、スペース部分にあるY(1,4)と、移動対象のトレイ2とスペースを結ぶ直線上にあるGのトレイ2部分にあるY(1,3)と、を動作対象となるY方向移動用ベルト102に決定する(ステップH2)。
Y(1,2),Y(1,3),Y(1,4)のY方向移動用ベルト102をトレイ2と接触する高さまでリフトアップし(ステップH4)、Y(1,2),Y(1,3),Y(1,4)のY方向移動用ベルト102をトレイ2がY方向下に移動するように回転させる(ステップH6)。DとGのトレイ2の移動が完了したら、Y(1,2),Y(1,3),Y(1,4)のY方向移動用ベルト102の回転を停止する(ステップH8)。Y(1,2),Y(1,3),Y(1,4)のY方向移動用ベルト102をトレイ2と接触しない位置まで下げる(ステップH10)。搬送アルゴリズムによって、次の移動対象のトレイ2が決定するまでウェイトする(ステップH11)。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。まず、媒体投入/排出機構に係る他の実施形態の構成について図24を参照して説明する。第1の実施形態では、媒体投入/排出ベルト7のみで構成したが、媒体1を投入/排出するための手段としては、特別ベルトである必要はなく、複数のローラの組み合わせなど様々な構成が考えられ、トレイ2とドライブ4の形状と位置関係を考慮した構造・構成であれば実現手段に特別な制約はない。ここでは、一例としてリフトローラ130とローラ131を組み合わせた構成とする。なお、リフトローラ130とローラ131は、各ドライブ4の前にそれぞれ配置する。
次に、媒体投入/排出機構に係る他の実施形態の動作について説明する。図24は、媒体1をドライブ4に投入する動作を示す。リフトローラ130がリフトアップし、媒体1を上方向に少し持ち上げ、リフトローラ130が回転して、媒体1をトレイ2からドライブ4の方向に送り出す。次に回転しているローラ131が媒体1をドライブ4に投入する。なお、媒体1をドライブ4から排出する場合は、媒体投入時とは逆の動作および回転を行う。
本発明は、先に挙げた実施形態で示した対象以外に、下記の対象に適用してもよい。
先に挙げた実施形態では、一例として媒体を収納するライブラリ装置を対象としたが、運送される荷物を収納する物流倉庫を対象とし、本発明を適用してもよい。また、自動車を収納(駐車)するパーキングを対象とし、本発明を適用してもよい。
本発明は、例えば、以下のような効果を奏する。
例えば、本発明は、収納装置(例、ライブラリ装置)において対象物(例、媒体)収納性を向上させることができるという効果を有している。その理由は、対象物を収納、搬送するための第1の支持手段と、対象物を収納、搬送するための第2の支持手段と、対象物を収納、搬送するための第3の支持手段と、を、含む複数の支持手段を行列配置し、第1の支持手段が前記第2の支持手段の位置に移動する場合に、第3の支持手段を第1及び第2の支持手段の位置と異なる位置に移動させ、第2の支持手段を第3の支持手段の位置に移動させる移動手段を備えたためである。
例えば、図15、ステップI4の状況では、「E」のトレイ2(第1の支持手段)が第2のサブユニットの位置に移動する場合には、「A」のトレイ2(第2の支持手段)が移動する必要がある。しかし、「A」のトレイ2(第2の支持手段)が移動するためには「B」のトレイ(第3の支持手段)の位置に移動する必要がある場合があり、「B」のトレイ(第3の支持手段)が邪魔になる。しかし、本発明ではこのような場合にも、「E」のトレイ2(第1の支持手段)を目的位置に移動させることができることになる。
その結果、例えば上述の本実施形態の例では、媒体を縦×横の行列配置で収納した場合、トレイ2の移動領域を最小限(「トレイ2」1個分)とすることができ、高密度な収納性を実現できる(縦×横−1巻収納可能である。従来技術の場合、図5、ステップI0の状況で、例えば「H」のトレイ2が「A」のトレイ2の位置に移動する場合には、「A」「D」「G」のトレイ2の位置に「H」のトレイ2のための移動領域、即ち、「トレイ2」3個分の移動領域(トレイ2を配置しないスペース)を確保する必要があった。)。
また、例えば、本発明は、ハーフハイトLTOドライブで構成することにより、19"ラック1Uサイズで、媒体11巻、ドライブ2台搭載の高収納性を持つ小型・薄型ライブラリ装置が実現可能となる、という効果を有している。
その理由は、アクセッサを不要とし、媒体の収納領域を稼いだことにより、小型・薄型(厚くすること無く)を実現しつつ対象物(例、媒体)収納性を向上させることができたためである。
また、例えば、本発明は、トレイの移動機構の構造を簡素化できるという効果を有する。その理由は、上述の実施形態の例においては、媒体搬送に必要な動作はX−Y移動のみであるためである。
また、例えば、本発明は、対象物を収納、搬送する支持手段の動力に関する機構を簡素にできるという効果を有している。その理由は、行列配置され、対象物を収納、搬送する支持手段と、支持手段を移動させる支持手段移動機構と、を備えた収納装置であって、支持手段移動機構は収納装置に固定されているためである。即ち、支持手段が自走式ではなく、支持手段外部に備えられ、収納装置に固定された支持手段移動機構により移動するためである。
より具体的な効果として、例えば、本発明は小型・薄型の装置が実現できるという効果を有する。
その理由は、例えば、支持手段が自走式である場合は、モータがそれぞれの支持手段に必要であるが、本発明では、支持手段全体に対し所定の数だけモータを備えればよいためである。
また、例えば、支持手段が自走式である場合は、動力を伝える伝達機構がそれぞれの支持手段に必要であるが、本発明では、支持手段全体に対して動力を伝える伝達機構を備えればよいことも理由の一例である。
また、例えば、本発明は移動範囲に大きな制限が発生しにくい、という効果を奏する。その理由は、例えば、支持手段が自走式である場合は、各支持手段への動力・制御信号の伝達は有線で行うと考えられるがその場合、ケーブル同士が絡まない構造にし、それに対応した複雑な制御が必要となる。しかし、本発明では、ケーブル同士が絡まない構造、それに対応した複雑な制御が不要であるためである。
本発明は収納装置(例、ライブラリ装置)、支持手段移動方法、及びそのプログラムに関し、特に、対象物(例、媒体)収納性を向上させる収納装置(例、ライブラリ装置)、支持手段(例、トレイ)移動方法、及びそのプログラムに利用可能である。
本発明の第1の実施形態における収納装置(例、ライブラリ装置10(以後、ライブラリ装置10の場合を収納装置の一例として説明する))の構成例を示した図である。 第1の実施の形態における制御部の機能を示した機能ブロック図である。 媒体位置テーブル51の構成を示した図である。 第1の実施形態のトレイ移動機構6の構成を詳細に示した図である。 媒体位置テーブル51の更新動作(左方向移動)を示すフローチャートである。 媒体位置テーブル51の更新動作(右方向移動)を示すフローチャートである。 媒体位置テーブル51の更新動作(上方向移動)を示すフローチャートである。 媒体位置テーブル51の更新動作(下方向移動)を示すフローチャートである。 トレイ2を左方向に移動させた場合の媒体位置テーブル51の更新を示す図である。 コンタクト20とトレイ2の突起の位置関係(x−y座標上の位置関係)を示した図である。 コンタクト20の移動制御を示したフローチャートである。 図11のフローチャートにおけるステップE2の詳細を示したフローチャートである。 トレイ2を目的位置まで移動する際のトレイ移動手段の動作の概要を示したフローチャートである。 ターゲットとなるトレイ2を目的位置まで移動する際のトレイ移動手段(トレイ移動機構6、制御部5)の動作詳細を示した表である。 本実施の形態における、トレイ移動手段の具体的な動作例を示した図である。 本実施の形態における、トレイ移動手段の具体的な動作例を示した図である。 媒体投入/排出ベルト7の構成を示す側面図である。 ベース3の他の実施の形態の構成を示した図である。 コンタクト20の上下移動機構200を示した図である。 Xレール21とYレール24の上下移動機構280を示した図である。 トレイ移動機構6に係る他の実施形態2の構成を示した図である。 X方向移動用ベルト101を上下移動させる上下移動機構1010を示した図である。 トレイ移動機構6の移動制御を示すフローチャートである。 媒体1をドライブ4に投入する動作を示す。
符号の説明
1 媒体
2 トレイ
3 ベース
31 溝
32 ガイド
4A ドライブ
4B ドライブ
5 制御部
51 媒体位置テーブル
52 制御手段
53 コンタクト位置記憶手段
54 ターゲット位置記憶手段
55 目的位置記憶手段
56 スペース位置記憶手段
6 トレイ移動機構
7 媒体投入/排出ベルト
8 リーダ
9 扉
10 ライブラリ装置
20 コンタクト
200 上下移動機構
201 バネ
202 軸
203 アクチュエータ
204 コンタクト支持機構
205 トレイ上部突起
21 Xレール
22 Xベルト
221 ローラ
222 ローラ
23 Xモータ
24 Yレール
25 Yベルト
251 ローラ
252 ローラ
26 Yモータ
27 ドライブシャフト
280 上下移動機構
281 Zモータ
282 ギア
283 Zウォームギア
284 Zベルト
101 X方向移動用ベルト
102 Y方向移動用ベルト
1010 上下移動機構
1011 ベルト台座
1012 バネ
1013 軸
1014 アクチュエータ
130 ローラ
131 ローラ

Claims (8)

  1. 行列配置され、対象物を収納、搬送する支持手段と、前記支持手段が存在しない行列要素であるスペースと、前記支持手段を移動させる支持手段移動機構と、を備えた収納装置であって、
    前記支持手段と接触自在のコンタクトが前記支持手段を押して動かし、
    前記コンタクトを移動対象の前記支持手段の移動方向と反対側であり、前記支持手段の近傍に移動させ、前記コンタクトにより前記支持手段を移動させ、前記コンタクトを次の移動ための準備位置に移動させる制御部を有することを特徴とする収納装置。
  2. 前記制御部は、前記支持手段の中心位置を(x,y)=(tx,ty)と、前記コンタクトの移動先を(x,y)=(dx,dy)と、定義し、
    前記コンタクトを前記支持手段の近傍に移動する場合であって、
    前記支持手段の移動方向が、
    Yマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty+α)に、Yプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty−α)に、Xマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx+α,ty)に、Xプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx−α,ty)に、移動し、
    前記コンタクトにより前記支持手段を移動する場合であって、前記支持手段の移動方向が、
    Yマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty−β)に、Yプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty+β)に、Xマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx−β,ty)に、Xプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx+β,ty)に、移動し、
    前記コンタクトを次の移動ための準備位置に移動する場合であって、前記支持手段の移動方向が、
    Yマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty+γ)に、
    Yプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty−γ)に、
    Xマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx+γ,ty)に、
    Xプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx−γ,ty)に、移動することを特徴とする請求項1に記載の収納装置。
  3. 前記制御部は、行列の要素の位置を(X,Y)と定義し、
    (X,Y)座標上に前記支持手段は行列配置され、ΔX=1がΔx=4に、ΔY=1がΔy=4に対応すると定義した場合に、α=2,β=5,γ=1とすること、
    を特徴とする請求項2に記載の収納装置。
  4. 前記制御部は、前記コンタクトを前記支持手段の近傍に移動する場合、前記コンタクトの位置(x、y)=(cx,cy)と、定義し、前記支持手段の位置を把握し、
    cx=4n(n=0,1,2,3)であった場合で、x方向のみの移動の場合、先にy方向移動(y=+2)を行った後、x方向移動を行い、その後、y方向に移動(y=−2)を行い、
    cx=4n(n=0,1,2,3)であった場合で、x方向のみの移動でなかった場合、先にy方向移動を行った後、x方向移動を行い、
    cx=4n(n=0,1,2,3)でなかった場合で、y方向のみの移動の場合、先にx方向移動(x=+2)を行った後、y方向移動を行い、その後、x方向に移動(x=−2)を行い、
    cx=4n (n=0,1,2,3)でなかった場合で、y方向のみの移動でなかった場合、先にx方向移動を行った後、y方向移動を行うこと、
    を特徴とする請求項3に記載の収納装置。
  5. 行列配置され、対象物を収納、搬送する支持手段を、前記支持手段が存在しない行列要素であるスペースを利用して、前記支持手段の外部から力を加えて移動する支持手段移動方法であって、
    前記支持手段と接触自在のコンタクトが前記支持手段を押して動かし、
    前記コンタクトを移動対象の前記支持手段の移動方向と反対側であり、前記支持手段の近傍に移動し、前記コンタクトにより前記支持手段を移動し、前記コンタクトを次の移動ための準備位置に移動すること、
    を特徴とする支持手段移動方法。
  6. 前記支持手段の中心位置を(x,y)=(tx,ty)と、前記コンタクトの移動先を(x,y)=(dx,dy)と、定義し、
    前記コンタクトを前記支持手段の近傍に移動する場合であって、
    前記支持手段の移動方向が、
    Yマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty+α)に、Yプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty−α)に、Xマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx+α,ty)に、Xプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx−α,ty)に、移動し、
    前記コンタクトにより前記支持手段を移動する場合であって、前記支持手段の移動方向が、
    Yマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty−β)に、Yプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty+β)に、Xマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx−β,ty)に、Xプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx+β,ty)に、移動し、
    前記コンタクトを次の移動ための準備位置に移動する場合であって、前記支持手段の移動方向が、
    Yマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty+γ)に、
    Yプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx,ty−γ)に、
    Xマイナス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx+γ,ty)に、
    Xプラス方向の場合、前記コンタクトを(dx,dy)=(tx−γ,ty)に、移動することを特徴とする請求項5に記載の支持手段移動方法。
  7. 行列の要素の位置を(X,Y)と定義し、(X,Y)座標上に前記支持手段は行列配置され、ΔX=1がΔx=4に、ΔY=1がΔy=4に対応すると定義した場合に、α=2,β=5,γ=1とすること、
    を特徴とする請求項6に記載の支持手段移動方法。
  8. 前記コンタクトを前記支持手段の近傍に移動する場合、前記コンタクトの位置(x、y)=(cx,cy)と、定義し、前記支持手段の位置を把握し、
    cx=4n(n=0,1,2,3)であった場合で、x方向のみの移動の場合、先にy方向移動(y=+2)を行った後、x方向移動を行い、その後、y方向に移動(y=−2)を行い、
    cx=4n(n=0,1,2,3)であった場合で、x方向のみの移動でなかった場合、先にy方向移動を行った後、x方向移動を行い、
    cx=4n(n=0,1,2,3)でなかった場合で、y方向のみの移動の場合、先にx方向移動(x=+2)を行った後、y方向移動を行い、その後、x方向に移動(x=−2)を行い、
    cx=4n (n=0,1,2,3)でなかった場合で、y方向のみの移動でなかった場合、先にx方向移動を行った後、y方向移動を行うこと、
    を特徴とする請求項7に記載の支持手段移動方法。
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