JPH1040632A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

Info

Publication number
JPH1040632A
JPH1040632A JP19423396A JP19423396A JPH1040632A JP H1040632 A JPH1040632 A JP H1040632A JP 19423396 A JP19423396 A JP 19423396A JP 19423396 A JP19423396 A JP 19423396A JP H1040632 A JPH1040632 A JP H1040632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
reproducing apparatus
moving
cam groove
magnetic field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19423396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Imura
豊 井村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP19423396A priority Critical patent/JPH1040632A/ja
Publication of JPH1040632A publication Critical patent/JPH1040632A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高さ寸法が小形になるディスク記録再生装置を
提供する。 【解決手段】ディスク記録再生装置は、ディスク等をス
トッカ20から移動しドライブベース12上に載置する
搬送機構と、搬送されたディスク等上に磁界ヘッドを昇
降する磁界ヘッド昇降機構とを備え、磁界ヘッド昇降機
構としてのアーム6などは、ディスク等の移動開始前及
び移動中には、移動中のディスク等が占める移動空間領
域(X領域)並びに該移動空間領域の上方空間領域(Y領
域)を除いた退避領域で待機し、移動終了後には、該退
避領域からディスク等上の所定位置に移動する手段を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクの
記録再生を行い、かつ、複数の光磁気ディスクのチェン
ジャ機構を有するディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のディスク記録再生装置に関し
ては、特開平7−57322号公報、特開平7−121927号公
報、特開平7−282485号公報および特開平7−287886号公
報に開示されているものがある。上記公報に開示されて
いるディスク記録再生装置の磁界ヘッド昇降機構は、光
磁気ディスクを光磁気ディスクドライブ部に着脱する際
に光磁気ディスクと磁界ヘッドとが接触しないように磁
界ヘッドを上下方向に移動させるものである。
【0003】また、複数枚の光磁気ディスクを記録再生
するためのディスク記録再生装置に関する発明が、例え
ば、特開平7−110976号公報に開示されている。 本開示
技術の内容は、2枚の光磁気ディスクの間に磁界ヘッド
の代わりとなるマグネットを載置するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来技術は、磁界ヘッド昇降機構が隘路となり、磁界ヘ
ッドが上昇したときの寸法を見込んで記録再生機構や筺
体などを設計する必要があるので、主にスペースに比較
的余裕のある一般家庭用に採用されていて、装置全体の
さらなる小型化は困難であった。また、後者の従来技術
では、マグネットを載置するスペースが必要となり、同
様に小型化が難しいという課題があった。
【0005】このように、従来技術の磁界ヘッド昇降機
構を用いた場合、磁界ヘッドの昇降動作を見込んで高さ
に余裕を持たせて筺体等を設計する必要があるため、例
えば自動車のダッシュボードのサイズである1DINサ
イズの高さ(50mm)に収まらず、該1DINサイズで記
録と再生の両機能を備えるディスク記録再生装置は実現
できなかった。
【0006】従って、本発明の目的は、1DINサイズ
の高さに収まり自動車用と一般家庭用を共用可能とする
磁界ヘッド昇降機構を有するディスク記録再生装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の特徴は、ディスク等をストッカから移動しドライブ
ベース上に載置する搬送機構と、搬送された前記ディス
ク等上に磁界ヘッドを昇降する磁界ヘッド昇降機構とを
備えるディスク記録再生装置において、前記磁界ヘッド
昇降機構は、前記ディスク等の移動開始前及び移動中に
は、移動中の前記ディスク等が占める移動空間領域並び
に該移動空間領域の上方空間領域を除いた退避領域で待
機し、移動終了後には、該退避領域から前記ディスク等
上の所定位置に移動する手段を有するにある。
【0008】本発明によれば、磁界ヘッドを移動空間領
域及び上方空間領域を除いた退避領域に待機させてディ
スク等の移動を行うので、無駄な高さ寸法が削減されて
1DINサイズの高さに収まる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照し説明する。図1は、本発明による一実
施例のディスク記録再生装置の磁界ヘッド昇降機構を示
す斜視図である。図2は、図1の磁界ヘッド昇降機構の
主要部分を示す拡大断面図である。なお、本実施例は、
記録再生機能付ミニディスクチェンジ装置の例である。
図1,2を同時に参照し、その構成について説明する。
図1に示すディスク記録再生装置における磁界ヘッド昇
降機構周辺の構成は、レンズ部1aを有するピックアッ
プ1とスピンドルモータからなるターンテーブル2とを
含み構成されるドライブベース12と、ピックアップ1
をガイドする案内軸3,4と、磁界ヘッド昇降機構とか
ら成っている。
【0010】そして、該磁界ヘッド昇降機構は、第1カ
ム溝としてのカム溝5aを有しドライブベース12(即
ち、ピックアップ1)に固定支持されているベース軸5
と、第2カム溝としてのカム溝8a及び歯車8bを有し
ベース軸5(及び内筒軸6b)に回転自在に嵌合している
外筒軸としての回転軸8と、一方端にヘッド部7aを有
する磁界ヘッド7を支持し、かつ、他方端にカム溝5
a,8aに係合するピン6aを保有しベース軸5及び外
筒軸の両軸に回転自在に挟持嵌合した内筒軸6bを形成
するアーム6と、歯車8bを介して回転軸8を回転駆動
するモータ10及び歯車減速機11からなる駆動部とを
含み構成される。
【0011】尚、ストッパ9は、ピックアップ1に固定
されていて、回転軸8の過回転や軸方向の逃げ移動を拘
束するものである。また、後述するディスク等13は、
ドライブベース12を構成するターンテーブル2に載置
されることになる。
【0012】上記構成の動作は次の通りである。軸部分
にカム溝5aを形成するベース軸5は、ピックアップ1
(すなわち、ドライブベース12)に固定されていて、ピ
ックアップ1と連動してガイドシャフト3,4の軸方
向、即ち、ディスクの半径方向に移動する。また、ベー
ス軸5は、内筒軸6bを回転軸8とで回転自在に支持し
ている。モータ10の回転は、歯車減速機11と歯車8
bとを介して回転軸8に伝達される。回転軸8は、歯車
8bで回転させられて、カム溝8aに係合しているピン
6aを介し内筒軸6bを回転させる。そして、上記2つ
のカム溝5a,8aに係合した内筒軸6bのピン6aは
それらの溝にガイドされる。従って、モータ10で回転
軸8を回転させることにより、カム溝8aがピン6aを
拘引し、ピン6aがカム溝5aに沿って誘導されて、最
終的には、内筒軸6bを即ちアーム6は、回転移動及び
昇降(上下)移動させられる。
【0013】ところで、図2に示すように、駆動部とし
ての歯車減速機11と、被駆動部としての歯車8bとの
係合には、ウォームギア機構を採用している。これは、
カム溝5a,8a及びピン6aの間で発生する摩擦力に
打ち勝って回転軸8を回転させるには、大きな駆動力が
必要であるからである。また、回転軸8と歯車8bとは
一体形成されている。これは、部品点数の削減だけでな
く、上記のように、歯車8bには大きな回転力が負荷さ
れるので、歯車8bの空転防止の点で有利であるからで
ある。
【0014】図3は、本発明による一実施例の磁界ヘッ
ド昇降機構のカム溝形状を平面に展開して示す図であ
る。本実施例の磁界ヘッド昇降機構の動作原理の詳細を
説明するため、円筒状のカム溝を平面に展開したときの
図であり、カム溝とピンの位置関係を示したものであ
る。図4〜図7は、磁界ヘッド昇降機構の動作状態を示
す図である。図4から順に回転移動前,回転移動後の動
作状態を示す上面図、下降前,下降後の動作状態を示す
側面図である。そして、これらの図は、図3のカム溝と
ピンの位置関係と対応させて描いたものであり、即ち、
図4は、図3(a)に対応し、図4から図5へ移る途中の
段階は、図3(b)に対応し、図5,図6は、図3(c)に
対応し、図7は、図3(d)に対応するものである。図3
〜図7を同時に参照して説明する。
【0015】図3(a),図4では、磁界ヘッド7(含む
アーム6)が、水平移動するディスク等13と衝突しな
いように、退避している状態(ディスク等の水平移動方
向に対し略90度回転している状態)を示している。即
ち、磁界ヘッド昇降機構が、ディスク等の移動開始前及
び移動中においては、移動中のディスク等が占める移動
空間領域並びに該移動空間領域の上方空間領域を除いた
退避領域で待機している状態を示している。図3(b),
図4から図5へ移る途中の段階の図では、カム溝8aが
図3の右方向に移動(実際は回転移動)することで、カム
溝8aがピン6aを押し、カム溝5aに沿ってピン6a
を水平方向に拘引誘導する。即ち、ピン6aを保有して
いるアーム6に支持された磁界ヘッド7が、回転移動し
ている状態を示している。
【0016】図3(c),図5および図6では、磁界ヘッ
ド7のヘッド部7aはピックアップ1のレンズ部1aの
上方にあり、ヘッド部7aがディスク面に接触していな
い待機状態を示している。図3(d),図7では、カム溝
5a,8aによりピン6aが図の下方に拘引誘導されて
アーム6が下降移動し、ヘッド部7aがディスク面に接
触して記録可能な状態を示している。
【0017】したがって、磁界ヘッド昇降機構は、モー
タ10で回転軸8を回転させることにより、ピン6aを
介して磁界ヘッド7(即ち、アーム6)を、ディスク面に
水平に回転移動させ、かつ、昇降移動させることにな
る。以上は、ディスクのローディング状態からディスク
記録状態までの動作を説明したものであるが、ディスク
記録状態からディスクのアンローディング状態までの反
対動作は、この逆の動作となる。
【0018】ところで、図4に示したように、退避状態
にある磁界ヘッド7(即ち、アーム6)の方向は、ディス
ク等13の水平移動方向に対し略90度の方向に向いて
いる。この理由は、ディスク等13の外観形状が矩形で
あるので、スペース効率や移動効率などの点から、略9
0度とすることが最も良いからである。
【0019】図8,図9は、図3の磁界ヘッド昇降機構
を搭載したディスク記録再生装置のディスクチェンジ方
法のローディング時およびディスク記録時を示す側面図
である。図8において、本実施例の場合は、ドライブベ
ース12は、その位置が下方の位置(最下段のディスク
等13dがドライブベース12を昇降しなくても水平移
動させることが可能な位置)に固定されている。従っ
て、図中のアーム6の頂点(高さ寸法)は、最上段のディ
スク等13aの最上面の高さ寸法より低い位置になって
いる。
【0020】そして、搬送機構(図示省略)は、図中の左
側にあるディスク等13(a,b,c,d)が積載されてい
るストッカ20から任意の1個であるディスク等13b
を選択し、矢印のような「ディスク等を水平移動に続け
て上下移動する片移動動作」を実行して該ディスク等1
3bをドライブベース12上に搬送載置する。 この
時、磁界ヘッド7を支持するアーム6は、ディスク等1
3bの水平移動方向に対し略90度回転した位置の退避
領域にて待機しているので、移動中の当該ディスク等1
3bに衝突することはない。特に、後述するように、移
動空間領域の上方空間領域としてのY領域を除いた退避
領域であるので、上方スペースの制約が回避される。
【0021】そして、ディスク等13bの移動が終了し
た後に、モータ10に駆動されて回転軸8と共に回転す
るカム溝8aが、ピン6aをカム溝5aに沿って水平方
向に誘導しつつ回転させるので、磁界ヘッド7を支持す
るアーム6が、該退避領域からディスク等13b上の所
定位置に回転移動する。一方、退避領域に位置する磁界
ヘッド昇降機構としてのアーム6などが占有する幅寸法
は、図中のJ寸法で表される横方向の長さが必要である
が、後述するように、磁界ヘッド昇降機構を退避させて
も幅寸法(J寸法)は増加するものではなく、従来技術と
同じ寸法の範囲に収まるものである。
【0022】更に、図9において、ディスク記録時は、
回転軸8と共に回転するカム溝8aがピン6aをカム溝
5aに沿って下方に誘導し、磁界ヘッド7(アーム6)を
下降させる。以上が本発明による磁界ヘッド昇降機構の
特徴とする動作である。なお、ディスク等13とは、デ
ィスク、ディスクを収納したカートリッジ、カートリッ
ジを保持したキャディなどを指している。また、ストッ
カ20は、カートリッジやキャディとしてのディスク等
13を積載収納している棚である。
【0023】ところで、図8に示すように、本実施例の
場合の「必要高さ寸法H」は、ドライブベース12の底面
からディスク等13aの最上面(または、ストッカ20
の最高高さ)までの「高さ寸法」に該当する。すなわち、
記録再生機構や筺体などを設計するために見込まれる
「必要高さ寸法H」は、ディスク収納部の高さ寸法Hdと
ドライブベース部の高さ寸法Hbとの和となる。すなわ
ち、前述のように、ドライブベース12の位置が最下段
の位置にあるので、アーム6や回転軸8などの突き出す
高さ寸法が零となる。これに対する従来例の「必要高さ
寸法H’」について、以下説明する。
【0024】図10は、従来例のディスク記録再生装置
のディスクチェンジ方法を説明する側面図である。図を
参照し、従来の磁界ヘッド昇降機構を使用した場合のデ
ィスクチェンジ方法を説明する。従来例は、ディスク等
13dなどを図中の矢印で示す水平方向に移動させると
共に、ドライブベース12を図中の矢印で示す上下方向
に移動してディスク等13aなどのローディングを実行
するものである。したがって、磁界ヘッド7がディスク
等13aに衝突(干渉)しないように、磁界ヘッド昇降機
構にてアーム16を上方に持ち上げている。
【0025】そのため、従来例の場合の「必要高さ寸法
H’」は、ディスク収納部の高さ寸法Hdとドライブベ
ース部の高さ寸法Hb、即ち、「高さ寸法H」と、磁界ヘ
ッド7のディスク等13aの最上面から上方に突出した
「突出寸法Hh」との和になる。したがって、従来例の方
が本発明の場合よりHhだけ余分に高くなり、ここに1
DINサイズの高さに収まらなかった理由がある。換言
すれば、複数枚の光磁気ディスクを記録再生する積層構
造を採用しても、本発明によって、磁界ヘッド昇降機構
が昇降する方向の、当該ディスク記録再生装置の筐体
(図示していないディスク記録再生装置の外装ケース)の
高さ寸法を、1DINサイズ以内の高さに収めることが
できるので、自動車用と一般家庭用を共用可能とする磁
界ヘッド昇降機構を有するディスク記録再生装置が実現
できるという効果が生まれる。
【0026】一方、前述した幅寸法としてのJ寸法につ
いてであるが、従来例においても磁界ヘッドを持ち上げ
ための昇降機構が横方向に延長した位置に配置されてお
り、磁界ヘッド昇降機構を退避させた本発明の幅寸法と
同じであると言える。
【0027】ここで、移動空間領域,上方空間領域およ
び退避領域について説明する。図8に戻って、ディスク
等13bが水平移動に続けて上下移動するときの該ディ
スク等13bが占める移動空間領域は、X領域(右傾斜
線領域)で示される。また、移動空間領域としてのX領
域の上方空間領域は、Y領域(左傾斜線領域)で示され
る。そして、退避領域は、X領域とY領域を除いた領域
で示される。即ち、図示のように磁界ヘッド昇降機構と
してのアーム6や回転軸8などは、X領域とY領域を除
いた領域で待機し、図9に示すように、ディスク等13
bの移動終了後に該退避領域から当該ディスク等13b
上(ディスク等13bの上方空間領域)の所定位置に移動
するものである。すなわち、単に移動空間領域から退避
するだけでなく、上方空間領域を含めた領域から退避す
ることにより、1DINサイズの高さに収まらなかった
原因の突出寸法Hhを取り除き、課題を解決するもので
ある。
【0028】以上のことから、図8に示した本実施例の
構成ように、移動中は退避領域で待機し移動終了後にデ
ィスク等上の所定位置に移動する手段を有し、かつ、デ
ィスク等13(ミニディスク)の記録再生部(ドライブベ
ース12)を固定し、ディスク等13のみを水平移動に
続けて上下移動して搬送するような片移動動作を実行す
る手段(「片移動構成」と呼称する)を有することで、磁界
ヘッド7がディスク収納部(最上面)より上に突出するこ
とが皆無となるので、特にディスクの収納枚数を増加さ
せたいときには有効なものとなる。すなわち、本実施例
によれば、ディスクのローディング時には、ディスクカ
ートリッジの上部スペースから外れた位置に磁界ヘッド
を退避させるので、記録再生機能付ミニディスクチェン
ジ装置を設計する際の高さ寸法制約が軽減される。
【0029】換言すれば、ディスクチェンジ方式や寸法
に制約を受けることなく、磁界ヘッド昇降機構の追加が
可能である。そのため、従来技術では磁界ヘッドを追加
することができずに再生専用のミニディスクチェンジ装
置であったものが、わずかな変更(磁界ヘッドとその昇
降機構を追加する変更)を加えるだけで、1DINサイ
ズの高さに収まり自動車用と一般家庭用が共用可能とな
るミニディスクチェンジ装置を提供することができる。
【0030】ところで、上記の本実施例では、ディスク
のローディング時にドライブベース12(または、ディ
スクドライブ装置ともいう)を固定したが、従来技術と
同様にディスク等を水平移動させるとともにディスクド
ライブ装置を昇降する「両移動構成」に、本発明を適用す
ることは可である。しかし、この「両移動構成」では、ド
ライブベース12を最上段に上昇移動させた位置におい
て、アーム6や回転軸8などの高さ寸法が突き出す場合
があり、「片移動構成」に比べてやや設計自由度に欠くと
言える。しかしながら、両移動と退避との組み合わせ構
成であっても、従来技術よりも無駄な高さ寸法が削減さ
れるので、良好な構成であると言える。
【0031】また、ディスクドライブ装置またはディス
ク収納部(ストッカ20)のいずれか一方を昇降する「片
移動構成」でも可である。このように磁界ヘッド自体が
障害とならないので横側部のみならず上側部からディス
ク等をローディングできるためチェンジャ機構の設計に
余裕を持たせることができる。さらに、ディスク縦積載
が複数枚でありストッカ横配列が複数列であるディスク
記録再生装置においても、本発明が適用可能であること
はもちろんである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、磁界ヘッドの退避スペ
ースを確保することにより、再生専用に設計されたディ
スク記録再生装置でもわずかな変更で記録機能を追加す
ることが可能になるので、1DINサイズの高さ(50m
m)に収まり、かつ、複数枚の光磁気ディスクを搭載する
ディスク記録再生装置を実現できるという効果がある。
また、横側部からのみでなく上側部から光磁気ディスク
を載置できるので、チェンジャ機構の設計自由度が拡が
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例のディスク記録再生装置
の磁界ヘッド昇降機構を示す斜視図である。
【図2】図1の磁界ヘッド昇降機構の主要部分を示す拡
大断面図である。
【図3】本発明による一実施例の磁界ヘッド昇降機構の
カム溝形状を平面に展開して示す図である。
【図4】図3の磁界ヘッド昇降機構の移動前の動作状態
を示す上面図である。
【図5】図3の磁界ヘッド昇降機構の移動後の動作状態
を示す上面図である。
【図6】図3の磁界ヘッド昇降機構の下降前の動作状態
を示す側面図である。
【図7】図3の磁界ヘッド昇降機構の下降後の動作状態
を示す側面図である。
【図8】図3の磁界ヘッド昇降機構を搭載したディスク
記録再生装置のディスクチェンジ方法(ローディング時)
を示す側面図である。
【図9】図3の磁界ヘッド昇降機構を搭載したディスク
記録再生装置のディスクチェンジ方法(ディスク記録時)
を示す側面図である。
【図10】従来例のディスク記録再生装置のディスクチ
ェンジ方法を説明する側面図である。
【符号の説明】
1…ピックアップ、1a…レンズ部、2…ターンテーブ
ル、3,4…案内軸、5…ベース軸、5a…カム溝、6
…アーム、6a…ピン、6b…内筒軸、7…磁界ヘッ
ド、7a…ヘッド部、8…回転軸、8a…カム溝、8b
…歯車、9…ストッパ、10…モータ、11…歯車減速
機、12…ドライブベース、13…ディスク等、20…
ストッカ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク等をストッカから移動しドライブ
    ベース上に載置する搬送機構と、搬送された前記ディス
    ク等上に磁界ヘッドを昇降する磁界ヘッド昇降機構とを
    備えるディスク記録再生装置において、 前記磁界ヘッド昇降機構は、前記ディスク等の移動開始
    前及び移動中には、移動中の前記ディスク等が占める移
    動空間領域並びに該移動空間領域の上方空間領域を除い
    た退避領域で待機し、移動終了後には、該退避領域から
    前記ディスク等上の所定位置に移動する手段を有するこ
    とを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記搬送機構は、前記
    ディスク等を水平移動に続けて上下移動する片移動動作
    を実行する手段を有することを特徴とするディスク記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記退
    避領域から前記ディスク等上の所定位置への移動は、角
    度が略90度の回転移動であることを特徴とするディス
    ク記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2において、前記磁
    界ヘッド昇降機構は、 第1カム溝を有し前記ドライブベースに固定支持されて
    いるベース軸と、 被駆動部と第2カム溝とを有し前記ベース軸の外周に回
    転自在に嵌合した外筒軸と、 磁界ヘッドを一方端に支持し、前記第1カム溝及び前記
    第2カム溝に係合するピンを保有し前記ベース軸と前記
    外筒軸の両方に回転自在に挟持嵌合した内筒軸を他方端
    に形成するアームと、 前記外筒軸を回転駆動する駆動部とを備え、 前記駆動部によって前記被駆動部を介し回転させられる
    前記第2カム溝に係合している前記ピンが、当該第2カ
    ム溝に拘引され、かつ前記第1カム溝に沿って誘導され
    て、前記アームを回転移動しかつ昇降移動するものであ
    ることを特徴とするディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記駆動部と前記被駆
    動部との係合は、ウォームギア機構からなることを特徴
    とするディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記被駆動部は、前記
    外筒軸と一体形成されていることを特徴とするディスク
    記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項4において、前記磁界ヘッド昇降機
    構が昇降する方向の、当該ディスク記録再生装置の筐体
    の高さ寸法は、1DINサイズ以内であることを特徴と
    するディスク記録再生装置。
JP19423396A 1996-07-24 1996-07-24 ディスク記録再生装置 Pending JPH1040632A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19423396A JPH1040632A (ja) 1996-07-24 1996-07-24 ディスク記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19423396A JPH1040632A (ja) 1996-07-24 1996-07-24 ディスク記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1040632A true JPH1040632A (ja) 1998-02-13

Family

ID=16321192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19423396A Pending JPH1040632A (ja) 1996-07-24 1996-07-24 ディスク記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1040632A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7992596B2 (en) 2005-01-17 2011-08-09 Tape Weaving Sweden Ab Method and apparatus for weaving tape-like warp and weft and material thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7992596B2 (en) 2005-01-17 2011-08-09 Tape Weaving Sweden Ab Method and apparatus for weaving tape-like warp and weft and material thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7480118B2 (en) Picker mechanism that rotatably accesses data cartridges at different heights and library device using same
US9761265B2 (en) Disc device and disc separation method
EP0526215B1 (en) Loading apparatus for a tape cassette and a disk
US6426935B1 (en) Supporting structure of floating chassis of disc apparatus
JPH1040632A (ja) ディスク記録再生装置
JP2004296090A (ja) 光ディスクドライブ及び光ディスクドライブ用トレー
US6590849B1 (en) Disk drive apparatus
US7316023B2 (en) Disc drive tray for holding discs of various shapes and sizes
US6058097A (en) Changer-type disk playback device
US7246362B2 (en) Optical disk drive allowing for horizontal or vertical installation
US6865060B2 (en) Disk drive device having a lifting plate configured to lift a magnetic head supporting member
US6779189B2 (en) Optical disk changer
JP2001035060A (ja) ディスクチェンジャー装置
JP3348005B2 (ja) 光磁気ディスク装置
JPH10199206A (ja) 円盤状記録媒体の装填機構
US20110258649A1 (en) Disc mounting in optical disc drives
JP4858155B2 (ja) 光ディスク装置
JP3386973B2 (ja) 光ディスク装置
JPS62195755A (ja) デイスク駆動装置
JPH1011866A (ja) 光ディスクオートチェンジャ
JP3435048B2 (ja) 光磁気ディスク装置
JP2002109810A (ja) チェンジャ型ディスク再生および/または記録装置
JP4522269B2 (ja) ディスク装置
KR100486509B1 (ko) 광디스크 고정장치
JPH0410271A (ja) 円盤状記録媒体のトラバース機構