JP2007048346A - テープカートリッジオートローダー - Google Patents

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宏巳 田中
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Abstract

【課題】 テープカートリッジオートローダーの左右側のテープカートリッジ移送マガジンを駆動させる機構を簡素化することを目的とする。
【解決手段】 マガジン駆動装置300は、駆動軸ユニット301と、駆動軸ユニットシフト機構320と、マガジン駆動モータモジュール330よりなる。駆動軸ユニット301がテープカートリッジピッカ102の回転盤140を回動させる機構を利用してシフトされて、左右側のテープカートリッジ移送マガジン103,104に選択的に結合される。駆動軸310はマガジン駆動モータモジュール330の単一のマガジン駆動モータ333によって駆動されて、結合されているテープカートリッジ移送マガジンが駆動される。
【選択図】 図4

Description

本発明はテープカートリッジオートローダーに係り、特に、データ記憶装置の一つであるテープカートリッジオートローダーにおいて左右側のテープカートリッジ移送マガジンを選択的に駆動させる機構に関する。
テープカートリッジオートローダーは、大略、テープカートリッジピッカを中心に、この手前側に、メールスロット、奥側に、読取り/書込みテープドライブ、左右側にテープカートリッジ移送マガジンが配置された構成である。
テープカートリッジピッカは、テープカートリッジを引き込むと共に送り出して、テープカートリッジをメールスロットと、テープドライブと、テープカートリッジ移送マガジンとの間で移送させる動作を行うものである。
テープカートリッジ移送マガジンは、ループ状のベルトに沿って複数のテープカートリッジ収容ケースが配置してあり、テープカートリッジを複数収容可能である構成である。また、ループ状ベルトが駆動されて、所定のテープカートリッジ収容ケースがテープカートリッジピッカの横の位置にまで移動される。
テープカートリッジ移送マガジンは、左側と右側とに配置してあり、収容できるテープカートリッジの数が多くなるようにしてある。
テープカートリッジオートローダーは製造コストを抑えることが要求されている。
そこで、本発明は、上記必要性を満たしたテープカートリッジオートローダーを提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、テープカートリッジを引き込むと共に送り出すテープカートリッジピッカ(102)を有するメインモジュール(110)と、
該メインモジュールの奥側に配された読取り/書込みテープドライブ(101)と、
該メインモジュールの左右側に配された、複数のテープカートリッジを移送可能に収容する左右側のテープカートリッジ移送マガジン(103,104)とを有し、
前記メインモジュール(110)は、
前記テープカートリッジピッカ(102)に加えて、
一つのマガジン駆動用モータ(333)によって上記左側テープカートリッジ移送マガジン(104)又は右側テープカートリッジ移送マガジン(103)を選択的に駆動させるテープカートリッジ移送マガジン駆動手段(300)を有する構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、左側テープカートリッジ移送マガジンを駆動させるマガジン駆動用モータと右側テープカートリッジ移送マガジンを駆動させるマガジン駆動用モータとが共通化され、よって、左側テープカートリッジ移送マガジンを駆動させる専用のモータと右側テープカートリッジ移送マガジンを駆動させる専用のモータとを別々に設ける必要はなく、よって、製造コストを抑えることが可能となる。
次に本発明の実施の形態について説明する。
次の順序で説明する。
1.テープカートリッジオートローダー10の全体の構成及び概略の動作、
2.メインモジュール110の構成
3.テープカートリッジピッカ102の構成
4.テープカートリッジ移送マガジン駆動装置300の構成
4−1.駆動軸ユニット301の構成
4−2.駆動軸ユニットシフト機構320の構成
4−3.マガジン駆動モータモジュール330の構成
5.テープカートリッジ移送マガジン103,104の構成
6.テープカートリッジ移送マガジン103,104を選択的に駆動させる動作
7.モータ制御回路410を構成するマイクロコンピュータの動作
1[テープカートリッジオートローダー100の全体の構成及び概略の動作]
図1は本発明の実施例1になるテープカートリッジオートローダー100をその上カバーを取り外した状態で示し、図2はテープカートリッジオートローダー100をその側面側カバーを取り外した状態で示す。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。
テープカートリッジオートローダー100は、大略、金属板製のフレーム500を有し、且つフロントパネルにコントロールパネル105及びメールスロット107を有し、内部には、メールスロット107に対向する部位にテープカートリッジピッカ102を備えたメインモジュール110を有し、このY1側に読取り/書込みテープドライブ101が配置され、メインモジュール110のX1側とX2側とにテープカートリッジ移送マガジン103,104が配置された構成である。テープカートリッジ移送マガジン103,104はフロントパネル側からY1方向に挿入されてフレーム500の両側の部位に取り外し可能に取り付けてある。また、テープカートリッジオートローダー100は例えばフレーム500の四隅をラックの柱に固定されて、所謂ラックマウントされて設置される。
テープカートリッジオートローダー100は、テープカートリッジピッカ102が動作するモードとテープカートリッジ移送マガジン103、104が動作するモードとは時間的にオーバラップしていないようになっている。本発明はこのことを利用している。
テープカートリッジオートローダー100にはテープカートリッジ10が使用される。テープカートリッジ10は、図1に示すように、ハウジングの内部に磁気テープ11が単一のリール12に巻かれて収容してあり、背面から磁気テープ11が繰り出される構成である。テープカートリッジ10は前面13、背面14、側面15,16を有し、側面15に後述するカートリッジピンが嵌合するための切欠15aを有する。
テープカートリッジ移送マガジン103,104は、図2に示すように、複数のテープカートリッジ10をその前面13がテープカートリッジピッカ102の側を向いた向きで、Y1−Y2方向に並べて収容すると共にY1−Y2方向に長い円の軌跡に沿って移送する。
テープドライブ101は、装着されたテープカートリッジ10から繰り出された磁気テープ11に対してデータの読取り/書込みを行う。また、テープドライブ101はテープカートリッジイジェクト機構(図示せず)を有する。なお、テープドライブとしては高さの異なる複数の種類が用意してあり、この中から選択したものが取り付けられる。これに対応してできるように、テープカートリッジピッカ102には後述するように回転盤昇降機構150が備えてある。
テープカートリッジピッカ102は、図3に示すように、テープカートリッジ10を回転盤140上に引き込むと共に回転盤140の外に送り出すことによって、メールスロット107から挿入されたテープカートリッジ10をテープドライブ101に装着させ、テープカートリッジ10をテープカートリッジ移送マガジン103,104から引き出してテープドライブ101に装着させ、テープドライブ101からテープカートリッジ10を引き出して元のテープカートリッジ移送マガジン103,104に返却したりメールスロット107からイジェクトさせる動作を主に行う。また、テープカートリッジピッカ102は回転盤140を90度づつ回動させる動作、及び、回転盤140を昇降させる動作も行う。回転盤140が回動するとテープカートリッジ10の向きが変えられる。
2[メインモジュール110の構成](図4、図5、図6参照)
図4はメインモジュール110の斜視図であり、図5はメインモジュール110を分解して示す図である。図6はメインモジュール110をY1側から見て示す斜視図である。
メインモジュール110は、単一のベース120を有する。メインモジュール110は、テープカートリッジピッカ102とテープカートリッジ移送マガジン駆動装置300とを有する。ベース120の大部分を占める部分に、テープカートリッジピッカ102が設けてある。ベース120はテープカートリッジピッカ102よりもY2側に拡張された拡張部分120aを有する。この拡張部分120a上に、駆動軸ユニット301を有し、且つ、同じく拡張部分120a上に、テープカートリッジ移送マガジン駆動モータモジュール330が取り付けてあり、このマガジン駆動モータモジュール330の上側にメールスロットモジュール340が取り付けてある。マガジン駆動装置300は後述するように駆動軸ユニット301及びマガジン駆動モータモジュール330等よりなる。
図4中、モータ制御回路410は、操作者がコントロールパネル105を操作することによって発生した指令を受けて、フォトセンサ370からの信号をモニタしつつ、ステッピングモータ165及びマガジン駆動モータ333を後述するように駆動する。
3[テープカートリッジピッカ102の構成及び動作](図7〜図12参照)
図7はテープカートリッジピッカ102を回転盤140の上板143を取り外した状態で示し、図8はテープカートリッジピッカ102をピラー130及び回転盤140を取り外した状態で示す。図9はテープカートリッジピッカ102を分解して示し、図10は回転盤昇降機構150を分かり易く示す。
テープカートリッジピッカ102は、ベース120上に固定されて立っているピラー130と、テープカートリッジ10を支持する回転盤140(図11参照)と、回転盤140を高さ位置調整のために少しの距離昇降させる回転盤昇降機構150と、回転盤140を90度づつ回動させる回転盤回動機構160とを有する。テープカートリッジピッカ102は、四方にポート131X1、131X2、131Y1、131Y2を有する。
ベース120上に、回動用リングギヤ161、円柱台162、昇降用リングギヤ163及びサブベース164が設けてある。回動用リングギヤ161はベース120上に回転可能に取り付けてある。円柱台162は、回動用リングギヤ161及び昇降用リングギヤ163の内側に、回動用リングギヤ161と一体的に回動し且つ回動用リングギヤ161とは独立に昇降可能に設けてある。昇降用リングギヤ163は、回動用リングギヤ161の上側に、回動用リングギヤ161とは独立に回動可能に設けてある。昇降用リングギヤ163の斜め溝163aが円柱台162のボス162aと嵌合している。回動用リングギヤ161が回動すると円柱台162が回動し、昇降用リングギヤ163が回動すると円柱台162が昇降される。サブベース164は、半円板状であり、ベース120から上方に少し離れた位置でベース120に固定してある。
回転盤140は、図11に示すように、ベース板141とフロア板142と上板143とを有し、フロア板142と上板143との間に、テープカートリッジ10が入る空間144を有する。ベース板141は、円柱台162上にネジ止めしてある。
昇降機構150は、図10に示すように、ステッピングモータ151と、ギヤ列152と、昇降用リングギヤ163とよりなる。ステッピングモータ151及びギヤ列152は共にベース板141に設けてある。
回転盤回動機構160は、図8に示すように、ステッピングモータ165と、減速ギヤ列166と、回動用リングギヤ161とよりなる。これらは全てサブベース164に設けてある。166−3は減速ギヤ列166の最終段の二段ギヤであり、大径ギヤ部166−3aと小径ギヤ部166−3bとよりなる。
昇降機構150は、回転盤140を適宜昇降させてZ方向のホームポジションに移動させてイニシャライズする機能も有する。回転盤回動機構160は、回転盤140を適宜回動させて回転方向のホームポジションに移動させてイニシャライズする機能も有する。回転盤140のホームポジションは、後述するy軸が前記のY軸と平行となる位置である。この昇降機構イニシャライズ及び回転盤回動機構イニシャライズの動作原理は、共に、一旦、動作の終端である基準位置に移動させ続いて所定量戻す方法であり、後述するテープカートリッジ直線的移送機構をイニシャライズするときの動作原理と同じである。
回転盤140は、ベース板141とフロア板142と上板143とを有し、フロア板142と上板143との間に、テープカートリッジ10が入る空間144を有する。回転盤140については、座標を、図12に示すように、後述するピン141aの位置が原点、後述するガイド溝142aをx軸、原点を通りx軸と直交する軸をy軸と定める。
ベース板141に、図12に示すテープカートリッジ直線的移送機構170と、後述するステッピングモータ210が設けてある。
このテープカートリッジ直線的移送機構170は、テープカートリッジ10を回転盤140上の位置、即ち、空間144内の位置と、テープカートリッジピッカ102の外側の位置との間で直線的に移動させる機能を有する。テープカートリッジ直線的移送機構170は、ベース板141上のピン141aに回動可能に取り付けてある回動アーム180と、この回動アーム180を位置Q1とQ4との間の所定の角度範囲内で往復回動させるステッピングモータ210(図12参照)と、モータ210の回転を減速して回動アーム180に伝達する減速ギヤ機構211と、中間の位置を回動アーム180の先端に回動可能に連結してあるレバー212とを有し、レバー212の一端にカートリッジピン213が垂直に固定してあり、レバー212の反対側の端にピン214が固定してあり、このピン214がフロア板142の下面に形成してある直線状のガイド溝142aに嵌合してある構成である。
回転盤回動機構160によって回転盤140がホームポジションを中心に時計方向及び反時計方向に90度回転してテープカートリッジ10の向きが変えられる。また、テープカートリッジ直線的移送機構170が動作して、カートリッジピン213が切欠15aを係止しつつ、図3に示すように、テープカートリッジ10を回転盤140上に引き込むと共に回転盤140の外に送り出す動作が行われる。
4[テープカートリッジ移送マガジン駆動装置300の構成](図4〜図6、図13〜図20参照)
図13は、メインモジュール110を、テープカートリッジピッカ102、メールスロットモジュール340、モータモジュール330の部分を取り外して、Y1側から見て示し、図14はY2側から見て示す。図15はメールスロットモジュール340を取り外してメインモジュール110のY1側の部分を示す。
図4、図5、図13乃至図15に示すように、マガジン駆動装置300は、駆動軸ユニット301と、駆動軸ユニットシフト機構320と、マガジン駆動モータモジュール330等よりなる。
4−1[駆動軸ユニット301の構成]
駆動軸ユニット301は、図5、図6、図13、図14、図15、図16、図17及び図18に示すように、フレーム302と、駆動軸310と、中央のギヤ312と、駆動軸310の両端の駆動ギヤ313X1,313X2とを有し、ベース120上にX1−X2方向に移動可能に設けてある。図5、図6、図13、図14、図15、図16、図17及び図18は、駆動軸ユニット301がホームポジションに位置している状態を示す。
フレーム302は、X1−X2方向に長いフレーム本体303と、フレーム本体303の両端側のフランジ304X1、304X2と、フレーム本体303の中央のラック305と、フレーム本体303の両端の位置決めピン306X1、306X2とよりなる。位置決めピン306X1、306X2は先端側に円錐形状部306aを有する。フレーム302はベース120のうちの拡張部分120a上にX1−X2方向に移動可能に設けてある。
駆動軸310は、両端側をフランジ304X1、304X2に回転可能に支持されている。また、駆動軸310には、フランジ304X1、304X2の内側に対応する部位にギヤ316X1,316X2が固定してあり、このギヤ316X1,316X2によって駆動軸310はフランジ304X1、304X2に対してX1−X2方向には移動不可能である。駆動軸310の中央の部分及び両端側の部分は、直径方向上の一側が平面311とされて断面がD字形状とされており、この部分にギヤ312が嵌合してある。駆動軸310はギヤ312と一体的に回転し、駆動軸310はギヤ312に対してX1−X2方向に移動可能である。ギヤ312は、ベース120と一体のホルダ部120b内に嵌合して、X1−X2方向の移動を制限されている。
駆動軸310のうちフランジ304X1、304X2よりと外側に突き出ている部分に、駆動ギヤ313X1,313X2が、駆動軸310と一体的に回転し、且つ、駆動軸310に沿ってその軸線方向にスライド可能に取り付けてある。駆動軸310の端面にはワッシャ315X2図19がねじ止めしてあり、駆動ギヤ313X1,313X2が駆動軸310から脱落しないようになっている。また、駆動ギヤ313X1,313X2とフランジ304X1、304X2との間に圧縮コイルばね314X1,314X2が駆動軸310に嵌合して設けてある。駆動ギヤ313X2は、X1方向に力が作用されると、圧縮コイルばね314X2を圧縮させて、X1方向に移動可能である。駆動ギヤ313X1は、X2方向に力が作用されると、圧縮コイルばね314X2を圧縮させて、X2方向に移動可能である。
図19に拡大して示すように、位置決めピン306X2と駆動軸310との間の寸法はAである。位置決めピン306X2は駆動ギヤ313X2よりもX2側に寸法B突き出ている。駆動ギヤ313X2は平歯車であり、歯部313aの外側端はテーパ面313bとなっている。この構成は、X1側の駆動ギヤ313X1及び位置決めピン306X1についても同じである。
駆動軸ユニット301は通常は図4及び図24(A)に示すホームポジション(中央の位置)に位置している。この状態で駆動ギヤ313X1,313X2、位置決めピン306X1、306X2は、ベース120のX1−X2方向の幅の範囲内に収まっている。
また、駆動軸310には、ギヤ316X1,316X2とフランジ304X1、304X2との間の位置に、スイングアーム317X1,317X2が取り付けてある。スイングアーム317X1,317X2の先端に、ギヤ318X1,318X2が取り付けてある。ギヤ318X1,318X2は夫々ギヤ316X1,316X2とかみ合っている。スイングアーム317X1,317X2は駆動軸310が回転する方向と同じ方向にスイングする。
4−2[駆動軸ユニットシフト機構320の構成]
駆動軸ユニットシフト機構320は、回転盤140を回動させるステッピングモータ165を利用した構成である。駆動軸ユニットシフト機構320は、ステッピングモータ165、ギヤ部材321等よりなる。
ギヤ部材321は、略楕円形であり、外側のギヤ部322と、内側の開口324の縁に沿う内側ギヤ部323とを有し、中心孔をベース120上の軸部120cに支持されている。内側ギヤ部323は小径ギヤ部166−3bとかみ合っており、外側ギヤ部322は図14に示すようにラック305とかみ合っている。
ステッピングモータ165が駆動されると、ギヤ列166を介して回転盤140が回動されると共に、小径ギヤ部166−3bを介してギヤ部材321がステッピングモータ165の回転方向に応じて時計方向或いは反時計方向に回動され、ラック305を介して駆動軸ユニット301がX2方向或いはX1方向に移動される。
図20に示すように、回転盤140の回動角度を検出するフォトセンサ370が設けてある。回転盤140の下面の周囲のリブにはスリット371が所定の配置で形成してあり、フォトセンサ370はこのスリット371を検知して、回転盤140の回動角度を検出する。回転盤140の回動角度と駆動軸ユニット301の移動距離とは、回転盤140の回動角度が15度のときに駆動軸ユニット301の移動距離が2.5mm、回転盤140の回動角度が30度のときに駆動軸ユニット301の移動距離が5mm、回転盤140の回動角度が90度のときに駆動軸ユニット301の移動距離が15mmであるようにしてある。
4−3[マガジン駆動モータモジュール330の構成]
図5に示すように、マガジン駆動モータモジュール330は、フレーム331のフランジ部332にステッピングモータであるマガジン駆動モータ333が固定してある構成である。また、フランジ部332に減速用ギヤ334が支持してある。この減速用ギヤ334は、マガジン駆動モータ333のスピンドルに固定してあるギヤ335にかみ合っている。
このマガジン駆動モータモジュール330がベース120のY1端側に固定された状態で、図15に示すように、減速用ギヤ334がギヤ312とかみ合っている。
マガジン駆動モータ333が駆動されると、減速用ギヤ334を介してギヤ312が回転され、駆動軸310、駆動ギヤ313X1,313X2が回転される。
5[テープカートリッジ移送マガジン103,104の構成](図21、図22、図23)
図21はテープカートリッジ移送マガジン104をX2側の側板を取外した状態でX2側から見た斜視図、図22は図21のテープカートリッジ移送マガジン104をX1側から見た斜視図、図23は図22の一部を拡大して示す図である。
図21に示すように、テープカートリッジ移送マガジン104は、Y1−Y2方向に長い四角柱形状であり、長手方向の両端側に化粧パネル381Y1、381Y2を有しており、天地の関係は変えないで、長手方向の両端を逆向きにすることによって、X1側にもX2側にも装着が可能である構成である。
図21中、Y2側には、フレーム385Y2、プーリ386Y2、プーリ386Y2の端のギヤ部387Y2とかみ合っている大径ギヤ部材388Y2、大径ギヤ部材388Y2とかみ合っている小径ギヤ部材389Y2が設けてある。小径ギヤ部材389Y2は回転軸390Y2の一端に固定してある。
図22及び図23に示すように、回転軸390Y2の反対側の端には小径のマガジンギヤ391Y2が固定してある。また、フレーム385Y2には、Z方向に長い開口392Y2が形成してあり、マガジンギヤ391Y2は開口392Y2のうちZ1側寄りの部位に露出している。開口392Y2は、前記の駆動ギヤ313X2が嵌合することが可能である大きさの開口部393Y2を有する。また、フレーム385Y2には、開口部393Y2よりZ2側の部位に位置決め用孔394Y2が形成してある。位置決め用孔394Y2は、Y1−Y2方向に長い形状であり、Z1側とZ2側とにY1−Y2方向に延びている直線状の縁395Y2、396Y2を有する。位置決め用孔394Y2は、マガジンギヤ391Y2よりZ2方向に寸法Cの位置に形成してある(図28(A)参照)。寸法Cは、前記の寸法A、マガジンギヤ391Y2のピッチ円の直径D1及び駆動ギヤ313X2のピッチ円の直径D2等を考慮して、位置決めピン306X2が位置決め用孔394Y2に嵌合すると、マガジンギヤ391Y2と駆動ギヤ313X2との軸間距離が適正な値Eとなるように定めてある(図28(A)、(D)参照)。
図21中、Y1側にも、フレーム385Y1、プーリ386Y1、ギヤ部387Y1、大径ギヤ部材388Y1、小径ギヤ部材389Y1、マガジンギヤ等が設けてある。
プーリ386Y1、386Y2間に、ベルト400が架け渡してあり、このベルト400に複数のテープカートリッジコンテナ401が等間隔で設けてある(図2参照)。
また、図22に示すように、マガジン104のX2側の側板403には、マガジン104が装着された状態でテープカートリッジピッカ102と対向する部位に、テープカートリッジ10に対応する大きさの開口402が形成してある。また、マガジン104の側板403には、別のテープカートリッジ挿入用の開口(図示せず)が、各テープカートリッジコンテナ401に対応する位置に形成してある。
図1に示すように、テープカートリッジ移送マガジン103、104がX1、X2側に装着された状態において、駆動軸ユニット301は図24(A)に示すホームポジションに位置している。X2側を見ると、図25に示すように、マガジンギヤ391Y2、開口392Y2、位置決め用孔394Y2と、駆動ギヤ313X2(313X1)、位置決めピン306X2(306X1)とが対向している。また、開口402がテープカートリッジピッカ102と対向している。
6[テープカートリッジ移送マガジン103,104を選択的に駆動させる動作](図24乃至図29参照)
図24(B)はテープカートリッジ移送マガジン104が駆動可能となった状態、図24(C)はテープカートリッジ移送マガジン103が駆動可能となった状態を概略的に示す。
テープカートリッジ移送マガジン104を駆動させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、最初にステッピングモータ165が正転駆動され、その後にマガジン駆動モータ333が駆動される。
ステッピングモータ165が駆動されると、減速ギヤ列166を介してと、回転盤140が反時計方向に回動されるとともに、ギヤ部材321を介して駆動軸ユニット301がX2方向に移動される。ステッピングモータ165の駆動は、フォトセンサ370が回転盤140が反時計方向に90度回動したことを検出した時点で停止される。駆動軸ユニット301はX2方向に駆動ギヤ313X2が開口部393Y2内に入り込んでマガジンギヤ391Y2とかみ合う位置まで移動される。マガジン駆動装置300はマガジン駆動モータ333のテープカートリッジ移送マガジン104への回転伝達経路が形成された状態となる。
ここで、駆動軸ユニット301の移動には、回転盤140を回動させるステッピングモータ165を利用している。よって、駆動軸ユニット301の移動のための専用のステッピングモータは必要でない。なお、テープカートリッジ移送マガジン104を駆動させるモードのときには、テープカートリッジピッカ102は元々は停止している。本発明では停止した状態にあるテープカートリッジピッカ102の一部を動作させて駆動軸ユニット301の移動に利用している。
また、駆動軸ユニット301と回転盤140とが関連して動作していることに着目して、駆動軸ユニット301の移動距離を回転盤140の回動角で代替的に検知している。よって、駆動軸ユニット301自体にその移動距離を検知する機構を設けることは必要でない。
駆動軸ユニット301のX2方向に移動する最終の段階において、図26及び図27に示す以下の動作が行われる。
駆動ギヤ313X2がマガジンギヤ391Y2と当る直前において、図26及び図28(B).(C)に示すように、位置決めピン306X2が位置決め用孔394Y2に嵌合し、マガジンギヤ391Y2と駆動ギヤ313X2との軸間距離が適正な値Eとされる。駆動軸ユニット301がX2方向に更に移動して、駆動ギヤ313X2が開口部393Y2内に入り込むと、図27、図24(B)、図28(B)に示すように、駆動ギヤ313X2の歯部がマガジンギヤ391Y2のその横側からマガジンギヤ391Y2の歯溝部に入り込んで、マガジンギヤ391Y2と正常にかみあう。なお、このかみ合いは、テーパ面313bによって助けられて円滑になされる。
図28(A)乃至(D)は、駆動ギヤ313X2がマガジンギヤ391Y2とかみ合う直前に駆動ギヤ313X2マガジンギヤ391Y2と駆動ギヤ313X2との軸間距離を適正な値Eに強制的に矯正する動作を示す。
図28(A)は、図24(A)及び図25に示す状態を示す。マガジンギヤ391Y2と駆動ギヤ313X2との軸間距離が適正な値Eよりも少し短い値E1となっている場合、即ち、E1<Eの場合を想定する。これは、テープカートリッジオートローダー100はラックマウントしたときのフレーム500の歪み及びテープカートリッジオートローダー100の組み立ての誤差等が原因で起きる。
駆動軸ユニット301がX2方向に移動すると、駆動ギヤ313X2がマガジンギヤ391Y2の位置に到着する以前に、先ず、図28(B)に示すように、位置決めピン306X2の円錐形状部306aの先端が位置決め用孔394Y2内に進入し始め、次いで、図28(C)に示すように更に進入する。この過程で、駆動ギヤ313X2の位置がZ2方向に少し移動され或いはテープカートリッジ移送マガジン104がZ1方向に少し移動され、マガジンギヤ391Y2と駆動ギヤ313X2との軸間距離が強制的に矯正されて適正な値Eとされる。駆動ギヤ313X2は上記の軸間距離が適正な値Eに矯正された状態で、図28(D)に示すように、マガジンギヤ391Y2と正常にかみ合う。
図29(A)乃至(D)は、駆動ギヤ313X2の歯部がマガジンギヤ391Y2の歯部に当って干渉し合った場合に、駆動ギヤ313X2がマガジンギヤ391Y2と正常にかみ合う状態になるまでの動作を示す。
図29(B)は、駆動ギヤ313X2が図29(A)に示す最初の状態からX2方向に移動してきて、駆動ギヤ313X2の歯部がマガジンギヤ391Y2の歯部に当って干渉し合った状態を示す。
駆動軸ユニット301が更にX2方向に移動されると、図29(C)に示すように、圧縮コイルばね314X2が圧縮される。よって、駆動軸ユニット301は正常に最終位置まで移動される。駆動ギヤ313X2は歯部313aの端面がマガジンギヤ391Y2の歯部391aの端面に押し当った位置に留まっている。
後述するようにマガジン駆動モータ333が始動され駆動ギヤ313X2が回転を開始すると、駆動ギヤ313X2の歯部がマガジンギヤ391Y2の歯溝部に対向したときに、圧縮コイルばね314X2のばね力Fによって、駆動ギヤ313X2はX2方向に移動されて、図29(D)に示すように、マガジンギヤ391Y2と正常にかみ合う。
上記のように駆動ギヤ313X2がマガジンギヤ391Y2とかみ合った後に、マガジン駆動モータ333が駆動されると、減速用ギヤ334を介してギヤ312が回転され、駆動軸310、駆動ギヤ313X1,313X2が回転され、駆動ギヤ313X2の回転がマガジンギヤ391Y2に伝達され、更に、大径ギヤ部材388Y2、ギヤ部387Y2を介してプーリ386Y2に伝達され、ベルト400が駆動され、テープカートリッジコンテナ401がここに収容してあるテープカートリッジ10と共に移動される。
テープカートリッジ移送マガジン104の駆動を停止させる指令が入ると、マガジン駆動モータ333が停止され、続いてステッピングモータ165が逆向きに駆動されて、回転盤140がホームポジションに戻され、且つ、駆動軸ユニット301がX1方向に移動されて図24(A)に示すホームポジションに戻される。
図24(A)に示す状態で別のテープカートリッジ移送マガジン103を駆動させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、最初にステッピングモータ165が駆動されて逆回転し、その後にマガジン駆動モータ333が駆動される。これによって、前記と同じく、図24(C)に示すように、駆動ギヤ313X1がテープカートリッジ移送マガジン103のマガジンギヤ391Y2−1と正常にかみ合って、マガジン駆動モータ333によってベルトが駆動され、テープカートリッジコンテナが移動される。
テープカートリッジ移送マガジン103の駆動を停止させる指令が入ると、マガジン駆動モータ333が停止され、続いてステッピングモータ165が逆向きに駆動されて、回転盤140がホームポジションに戻され、且つ、駆動軸ユニット301がX2方向に移動されて図24(A)に示すホームポジションに戻される。
7[モータ制御回路410を構成するマイクロコンピュータの動作](図30参照)
モータ制御回路410を構成するマイクロコンピュータは、図30に示すように動作する。
マガジン駆動指令が入力された場合に、これが左側マガジン104の駆動指令か否かを判断する(S1,S2)。左側マガジン104の駆動指令である場合には、ステッピングモータ165を正転駆動させ、フォトセンサ370が回転盤140が反時計方向に90度回動したことを検出したときに、ステッピングモータ165を停止させる(S3,S4、S5)。次いで、マガジン駆動モータ333を所定のステップ数駆動させる(S6)。次いで、ステッピングモータ165を逆転駆動させ、フォトセンサ370が回転盤140が時計方向に回動してホームポジションに戻ったことを検出したときに、ステッピングモータ165を停止させる(S7,S8、S9)。
駆動指令が右側マガジン103の駆動指令である場合には、ステッピングモータ165を逆転駆動させ、フォトセンサ370が回転盤140が時計方向に90度回動したことを検出したときに、ステッピングモータ165を停止させる(S10,S11、S12)。次いで、マガジン駆動モータ333を所定のステップ数駆動させる(S13)。次いで、ステッピングモータ165を正転駆動させ、フォトセンサ370が回転盤140が反時計方向に回動してホームポジションに戻ったことを検出したときに、ステッピングモータ165を停止させる(S14,S15、S16)。
本発明の実施例1になるテープカートリッジオートローダーをその上カバーを取り外した状態で示す斜視図である。 図1のテープカートリッジオートローダーをその側面側カバーを取り外した状態で示す側面図である。 テープカートリッジピッカの概略動作を説明するための図である。 メインモジュールの斜視図である。 メインモジュールを分解して示す図である。 メインモジュールをY1側から見て示す斜視図である。 テープカートリッジピッカの斜視図である。 ピラー及び回転盤を取外した状態で示すテープカートリッジピッカの斜視図である。 テープカートリッジピッカの分解斜視図である。 図9中、回転盤昇降機構を分かり易く示す分解斜視図である。 回転盤の斜視図である。 テープカートリッジ直線的移送機構の概略図である。 メインモジュールを、テープカートリッジピッカ、メールスロットモジュール、モータモジュールの部分を取り外して、Y2側から見て示す斜視図である。 図13に示す状態のメインモジュールをY1側から見て示す斜視図である。 メールスロットモジュールを取り外した状態でメインモジュールのY2側の部分をX2側から斜めにみて示す斜視図である。 駆動軸ユニットがホームポジションに位置しているときの回転伝達経路形成装置の状態を示す斜視図である。 メールスロットモジュールを取り外した状態でメインモジュールのY2側のうちX1側の部分を示す斜視図である。 メインモジュールのY2側の部分をX1側から斜めにみて示す斜視図である。 X2側の駆動ギヤ及び位置決めピン等の部分を拡大して示す斜視図である。 回転盤の回動角度を検出するフォトセンサの部分を示す図である。 テープカートリッジ移送マガジンをX2側の側板を取外した状態でX2側から見た斜視図である。 図21のテープカートリッジ移送マガジンをX1側から見た斜視図である。 図22の一部を拡大して示す図である。 テープカートリッジ移送マガジン駆動装置の状態、(A)は初期状態、(B)はX2側マガジンを駆動する状態、(C)はX1側マガジンを駆動する状態の概略図である。 初期状態における駆動軸ユニットのX2側の部分がマガジンに対向している状態を示す図である。 駆動軸ユニットのX2側の部分がマガジンと結合する途中の状態を示す図である。 駆動軸ユニットのX2側の部分がマガジンと結合した状態を示す図である。 駆動ギヤとマガジンギヤとの軸間距離を矯正する動作を示す図である。 駆動ギヤの歯部がマガジンギヤの歯部に当って干渉し合った場合の動作を示す図である。 モータ制御回路を構成するマイクロコンピュータの動作のフローチャートである。
符号の説明
10 テープカートリッジ
11 磁気テープ
15a 切欠
100 テープカートリッジオートローダー
101 テープドライブ
102 テープカートリッジピッカ
103,104 テープカートリッジ移送マガジン
107 メールスロット
110 メインモジュール
120 ベース
140 回転盤
150 回転盤昇降機構
160 回転盤回動機構
165 ステッピングモータ
170 テープカートリッジ直線的移送機構
300 テープカートリッジ移送マガジン駆動装置
301 駆動軸ユニット
302 フレーム
305 ラック
306X1、306X2 位置決めピン
310 駆動軸
312 中央のギヤ
313X1,313X2 駆動ギヤ
314X1,314X2 圧縮コイルばね
320 駆動軸ユニットシフト機構
321 ギヤ部材
322 外側のギヤ部
323 内側ギヤ部
324 開口
330 マガジン駆動モータモジュール
331 フレーム
333 マガジン駆動ステッピングモータ
334 減速用ギヤ
340 メールスロットモジュール
370 フォトセンサ
371 スリット
385Y1,385Y2 フレーム
386Y1,386Y2 プーリ
388Y1,388Y2 大径ギヤ部材
391Y2 マガジンギヤ
392Y2 開口
393Y2 開口部
394Y2 位置決め用孔
400 ベルト
401 テープカートリッジコンテナ
402 開口
410 モータ制御回路

Claims (8)

  1. テープカートリッジを引き込むと共に送り出すテープカートリッジピッカを有するメインモジュールと、
    該メインモジュールの奥側に配された読取り/書込みテープドライブと、
    該メインモジュールの左右側に配された、複数のテープカートリッジを移送可能に収容する左右側のテープカートリッジ移送マガジンとを有し、
    前記メインモジュールは、
    前記テープカートリッジピッカに加えて、
    一つのマガジン駆動用モータの駆動力を利用して、上記左側テープカートリッジ移送マガジン又は右側テープカートリッジ移送マガジンを選択的に駆動させるテープカートリッジ移送マガジン駆動手段を有する構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
  2. 請求項1に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記テープカートリッジピッカは、テープカートリッジを支持する回転盤と、前記テープカートリッジの向きを変えるように該回転盤を回動させる回転盤回動用モータとを有する構成であり、
    前記左側テープカートリッジ移送マガジン及び右側テープカートリッジ移送マガジンは、夫々前記テープカートリッジピッカに対向する側に、マガジンギヤを有する構成であり、
    前記テープカートリッジ移送マガジン駆動手段は、
    前記単一のマガジン駆動用モータと、
    該マガジン駆動用モータによって回転される駆動軸とこの駆動軸の両端の駆動ギヤとを有し、左右方向に移動可能に設けてある駆動軸ユニットと、
    前記回転盤回動用モータの駆動力によって動作されて、前記駆動軸ユニットを左右方向に、移動方向の先端の駆動ギヤが前記テープカートリッジ移送マガジンのマガジンギヤに接近してこれとかみ合う最終位置まで移動させる駆動軸ユニットシフト手段とを有する構成であり、
    移動方向の先端の駆動ギヤが前記テープカートリッジ移送マガジンのマガジンギヤと噛み合った状態で、前記マガジン駆動用モータが駆動されて、該マガジン駆動用モータの駆動力が前記駆動軸、前記移動方向の先端の駆動ギヤを介して前記マガジンギヤに伝達されて左側或いは右側のテープカートリッジ移送マガジンを駆動する構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
  3. 請求項2に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記テープカートリッジピッカは、前記回転盤のそのホームポジションからの回動角を検知するセンサを有し、
    該センサからの出力によって、前記駆動軸ユニットシフト手段の動作を停止させるタイミングを決定する構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
  4. 請求項2に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記メインモジュールは、ベースを有する構成であり、
    該ベースは、前記テープカートリッジピッカよりも手前方向に拡張された拡張部分を有する構成であり、
    前記駆動軸ユニット、前記駆動軸ユニットシフト手段、及び前記マガジン駆動用モータが、前記拡張部分に設けてある構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
  5. 請求項2に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記駆動軸ユニットは、その左右端に、前記駆動ギヤよりも先まで突き出た位置決めピンを有する構成であり、
    前記テープカートリッジ移送マガジンは、前記マガジンギヤの近くに位置決め用孔を有する構成であり、
    前記駆動軸ユニットシフト手段によって前記駆動軸ユニットが移動されて、前記駆動ギヤが前記テープカートリッジ移送マガジンのマガジンギヤに接近したときに、前記位置決めピンが前記位置決め用孔に嵌合して、前記駆動ギヤと前記マガジンギヤとの軸間距離が適正となるように矯正される構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
  6. 請求項5に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記位置決めピンは、先端側が円錐形状である構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
  7. 請求項2に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記駆動軸ユニットは、前記駆動ギヤが前記駆動軸上をスライド可能であり、且つ、前記駆動軸に嵌合した圧縮コイルばねを有する構成であり、
    前記駆動軸ユニットシフト手段によって前記駆動軸ユニットが移動されて前記駆動ギヤが前記テープカートリッジ移送マガジンのマガジンギヤと正常にかみ合わなかった場合に、前記圧縮コイルばねが圧縮され、前記駆動ギヤがその位置に留まり、前記駆動ギヤが回転を開始した後に該圧縮コイルばねのばね力で前記駆動ギヤが移動されて前記マガジンギヤとかみ合う構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
  8. 請求項7に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
    前記駆動ギヤは、外側にテーパ面を有する構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
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