JP2007059029A - テープカートリッジオートローダー - Google Patents
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Abstract
【課題】テープカートリッジオートローダーの左右側のテープカートリッジ移送マガジンを駆動させる機構及び左右側のテープカートリッジ移送マガジンのロックを解除させる機構の簡素化。
【解決手段】回転伝達経路形成装置300は、駆動軸ユニット301と、駆動軸シフト機構と、マガジン駆動モータモジュール330よりなる。駆動軸ユニット301がテープカートリッジピッカ102の回転盤140を回動させる機構を利用してシフトされて、左右側のテープカートリッジ移送マガジンに選択的に結合される。駆動軸はマガジン駆動モータモジュール330の単一のマガジン駆動モータ333によって駆動されて、結合されているテープカートリッジ移送マガジンが駆動される。スイングピニオンがラック部と噛合ってテープカートリッジ移送マガジンのロック機構を解除する。
【選択図】図4
【解決手段】回転伝達経路形成装置300は、駆動軸ユニット301と、駆動軸シフト機構と、マガジン駆動モータモジュール330よりなる。駆動軸ユニット301がテープカートリッジピッカ102の回転盤140を回動させる機構を利用してシフトされて、左右側のテープカートリッジ移送マガジンに選択的に結合される。駆動軸はマガジン駆動モータモジュール330の単一のマガジン駆動モータ333によって駆動されて、結合されているテープカートリッジ移送マガジンが駆動される。スイングピニオンがラック部と噛合ってテープカートリッジ移送マガジンのロック機構を解除する。
【選択図】図4
Description
本発明はテープカートリッジオートローダーに係り、特に、データ記憶装置の一つであるテープカートリッジオートローダーにおいて左右側のテープカートリッジ移送マガジンを選択的に駆動させる機構に関する。
テープカートリッジオートローダーは、大略、テープカートリッジピッカを中心に、この手前側に、メールスロット、奥側に、読取り/書込みテープドライブ、左右側にテープカートリッジ移送マガジンが配置された構成である。
テープカートリッジピッカは、テープカートリッジを引き込むと共に送り出して、テープカートリッジをメールスロットと、テープドライブと、テープカートリッジ移送マガジンとの間で移送させる動作を行うものである。
テープカートリッジ移送マガジンは、ループ状のベルトに沿って複数のテープカートリッジ収容ケースが配置してあり、テープカートリッジを複数収容可能である構成である。また、ループ状ベルトが駆動されて、所定のテープカートリッジ収容ケースがテープカートリッジピッカの横の位置にまで移動される。
テープカートリッジ移送マガジンは、左側と右側とに配置してあり、収容できるテープカートリッジの数が多くなるようにしてある。
テープカートリッジオートローダーは製造コストを抑えることが要求されている。
そこで、本発明は、上記必要性を満たしたテープカートリッジオートローダーを提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、テープカートリッジを引き込むと共に送り出すテープカートリッジピッカ(102)を有するメインモジュール(110)と、
該メインモジュールの奥側に配された読取り/書込みテープドライブ(101)と、
該メインモジュールの左右側に配された、複数のテープカートリッジを移送可能に収容する左右側のテープカートリッジ移送マガジン(103,104)とを有し、
前記メインモジュール(110)は、
前記テープカートリッジピッカ(102)に加えて、
前記左右側のテープカートリッジ移送マガジンを駆動するためのマガジン単一の駆動用モータ(333)と、
前記左側のテープカートリッジ移送マガジン(104)を装着状態にロックする左側マガジン用ロック部材(601X2)を有する左側マガジン用ロック機構(600X2)と、
前記右側のテープカートリッジ移送マガジン(103)を装着状態にロックする右側マガジン用ロック部材(601X1)を有する右側マガジン用ロック機構(600X1)と、
指令に応じて、前記マガジン駆動用モータの回転が前記左側テープカートリッジ移送マガジンに伝達される状態、前記マガジン駆動用モータの回転が前記右側テープカートリッジ移送マガジンに伝達される状態、前記マガジン駆動用モータの回転が左側マガジン用ロック機構に伝達される状態、又は前記マガジン駆動用モータの回転が右側マガジン用ロック機構に伝達される状態を選択的に形成する回転伝達経路形成手段(300)と有する構成であり、
該回転伝達経路形成手段によって、前記マガジン駆動用モータの回転力を利用して、前記左側マガジン用ロック部材(601X2)又は前記右側マガジン用ロック部材(601X1)を選択的に動かして前記左側テープカートリッジ移送マガジン又は前記右側テープカートリッジ移送マガジンに対するロックを解除する構成としたことを特徴とする。
該メインモジュールの奥側に配された読取り/書込みテープドライブ(101)と、
該メインモジュールの左右側に配された、複数のテープカートリッジを移送可能に収容する左右側のテープカートリッジ移送マガジン(103,104)とを有し、
前記メインモジュール(110)は、
前記テープカートリッジピッカ(102)に加えて、
前記左右側のテープカートリッジ移送マガジンを駆動するためのマガジン単一の駆動用モータ(333)と、
前記左側のテープカートリッジ移送マガジン(104)を装着状態にロックする左側マガジン用ロック部材(601X2)を有する左側マガジン用ロック機構(600X2)と、
前記右側のテープカートリッジ移送マガジン(103)を装着状態にロックする右側マガジン用ロック部材(601X1)を有する右側マガジン用ロック機構(600X1)と、
指令に応じて、前記マガジン駆動用モータの回転が前記左側テープカートリッジ移送マガジンに伝達される状態、前記マガジン駆動用モータの回転が前記右側テープカートリッジ移送マガジンに伝達される状態、前記マガジン駆動用モータの回転が左側マガジン用ロック機構に伝達される状態、又は前記マガジン駆動用モータの回転が右側マガジン用ロック機構に伝達される状態を選択的に形成する回転伝達経路形成手段(300)と有する構成であり、
該回転伝達経路形成手段によって、前記マガジン駆動用モータの回転力を利用して、前記左側マガジン用ロック部材(601X2)又は前記右側マガジン用ロック部材(601X1)を選択的に動かして前記左側テープカートリッジ移送マガジン又は前記右側テープカートリッジ移送マガジンに対するロックを解除する構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、左側テープカートリッジ移送マガジンを駆動させるマガジン駆動用モータと右側テープカートリッジ移送マガジンを駆動させるマガジン駆動用モータとが共通化され、更には、このマガジン駆動用モータによって、左側マガジン用ロック機構及び右側マガジン用ロック機構をそのロックを解除するように動作される。よって、よって、左側テープカートリッジ移送マガジンを駆動させる専用のモータと、右側テープカートリッジ移送マガジンを駆動させる専用のモータと、電磁ブランジャのような左側マガジン用ロック機構のロック解除用駆動源及び右側マガジン用ロック機構のロック解除用駆動源とを別々に設ける必要はなく、よって、製造コストを抑えることが可能となる。
次に本発明の実施の形態について説明する。
次の順序で説明する。
1.テープカートリッジオートローダー10の全体の構成及び概略の動作、
2.メインモジュール110の構成
3.テープカートリッジピッカ102の構成
4.回転伝達経路形成装置300の構成
4−1.駆動軸ユニット301の構成
4−2.駆動軸ユニットシフト機構320の構成
4−3.マガジン駆動モータモジュール330の構成
4−4.スイングピニオン318X1,318X2及びラック部500、550X1、550X2の配置
4−5.回転盤140の回動角度と、駆動軸ユニット301の移動距離と、ラック部500、550X1、550X2との関係
5.駆動軸ユニット301から、マガジン103、104、ドアロック機構345、マガジンロック機構600X1、600X2への動力伝達の経路の概略
6.テープカートリッジ移送マガジン103,104の構成
7.テープカートリッジ移送マガジン103,104を選択的に駆動させる動作
8.メールスロットモジュール340の構成
9.メールスロットモジュールのドアロック解除動作
10.テープカートリッジ移送マガジンロック機構
11.テープカートリッジ移送マガジンロック解除動作
11−1.移送マガジンロック機構600X1ロック解除動作
11−2.移送マガジンロック機構600X2のロック解除動作
12.モータ制御回路410を構成するマイクロコンピュータの動作
13.テープカートリッジ移送マガジンロック緊急解除動作
1[テープカートリッジオートローダー100の全体の構成及び概略の動作]
図1は本発明の実施例1になるテープカートリッジオートローダー100をその上カバーを取り外した状態で示し、図2はテープカートリッジオートローダー100をその側面側カバーを取り外した状態で示す。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。
2.メインモジュール110の構成
3.テープカートリッジピッカ102の構成
4.回転伝達経路形成装置300の構成
4−1.駆動軸ユニット301の構成
4−2.駆動軸ユニットシフト機構320の構成
4−3.マガジン駆動モータモジュール330の構成
4−4.スイングピニオン318X1,318X2及びラック部500、550X1、550X2の配置
4−5.回転盤140の回動角度と、駆動軸ユニット301の移動距離と、ラック部500、550X1、550X2との関係
5.駆動軸ユニット301から、マガジン103、104、ドアロック機構345、マガジンロック機構600X1、600X2への動力伝達の経路の概略
6.テープカートリッジ移送マガジン103,104の構成
7.テープカートリッジ移送マガジン103,104を選択的に駆動させる動作
8.メールスロットモジュール340の構成
9.メールスロットモジュールのドアロック解除動作
10.テープカートリッジ移送マガジンロック機構
11.テープカートリッジ移送マガジンロック解除動作
11−1.移送マガジンロック機構600X1ロック解除動作
11−2.移送マガジンロック機構600X2のロック解除動作
12.モータ制御回路410を構成するマイクロコンピュータの動作
13.テープカートリッジ移送マガジンロック緊急解除動作
1[テープカートリッジオートローダー100の全体の構成及び概略の動作]
図1は本発明の実施例1になるテープカートリッジオートローダー100をその上カバーを取り外した状態で示し、図2はテープカートリッジオートローダー100をその側面側カバーを取り外した状態で示す。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。
テープカートリッジオートローダー100は、大略、金属板製のフレーム190を有し、且つフロントパネルにコントロールパネル105及びメールスロット107を有し、内部には、メールスロット107に対向する部位にテープカートリッジピッカ102を備えたメインモジュール110を有し、このY1側に読取り/書込みテープドライブ101が配置され、メインモジュール110のX1側とX2側とにテープカートリッジ移送マガジン103,104が配置された構成である。テープカートリッジ移送マガジン103,104はフロントパネル側からY1方向に挿入されてフレーム190の両側の部位に取り外し可能に取り付けてある。また、テープカートリッジオートローダー100は例えばフレーム190の四隅をラックの柱に固定されて、所謂ラックマウントされて設置される。
テープカートリッジオートローダー100は、テープカートリッジピッカ102が動作するモードと、テープカートリッジ移送マガジン103、104が動作するモード及びメールスロット107のドアのロックを解除するモード及びテープカートリッジ移送マガジン103、104のロックを解除するモードとは時間的にオーバラップしていないようになっている。本発明はこのことを利用している。
テープカートリッジオートローダー100にはテープカートリッジ10が使用される。テープカートリッジ10は、図1に示すように、ハウジングの内部に磁気テープ11が単一のリール12に巻かれて収容してあり、背面から磁気テープ11が繰り出される構成である。テープカートリッジ10は前面13、背面14、側面15,16を有し、側面15に後述するカートリッジピンが嵌合するための切欠15aを有する。
テープカートリッジ移送マガジン103,104は、図2に示すように、複数のテープカートリッジ10をその前面13がテープカートリッジピッカ102の側を向いた向きで、Y1−Y2方向に並べて収容すると共にY1−Y2方向に長い円の軌跡に沿って移送する。
テープドライブ101は、装着されたテープカートリッジ10から繰り出された磁気テープ11に対してデータの読取り/書込みを行う。また、テープドライブ101はテープカートリッジイジェクト機構(図示せず)を有する。なお、テープドライブとしては高さの異なる複数の種類が用意してあり、この中から選択したものが取り付けられる。これに対応してできるように、テープカートリッジピッカ102には後述するように回転盤昇降機構150が備えてある。
テープカートリッジピッカ102は、図3に示すように、テープカートリッジ10を回転盤140上に引き込むと共に回転盤140の外に送り出すことによって、メールスロット107から挿入されたテープカートリッジ10をテープドライブ101に装着させ、テープカートリッジ10をテープカートリッジ移送マガジン103,104から引き出してテープドライブ101に装着させ、テープドライブ101からテープカートリッジ10を引き出して元のテープカートリッジ移送マガジン103,104に返却したりメールスロット107からイジェクトさせる動作を主に行う。また、テープカートリッジピッカ102は回転盤140を90度づつ回動させる動作、及び、回転盤140を昇降させる動作も行う。回転盤140が回動するとテープカートリッジ10の向きが変えられる。
2[メインモジュール110の構成](図4、図5、図6参照)
図4はメインモジュール110の斜視図であり、図5はメインモジュール110を分解して示す図である。図6はメインモジュール110をY1側から見て示す斜視図である。
図4はメインモジュール110の斜視図であり、図5はメインモジュール110を分解して示す図である。図6はメインモジュール110をY1側から見て示す斜視図である。
メインモジュール110は、単一のベース120を有する。メインモジュール110は、テープカートリッジピッカ102と、テープカートリッジ移送マガジン駆動モータモジュール330と、メールスロットモジュール340と、回転伝達経路形成装置300とを有する。ベース120の大部分を占める部分に、テープカートリッジピッカ102が設けてある。ベース120はテープカートリッジピッカ102よりもY2側に拡張された拡張部分120aを有する。この拡張部分120a上に、駆動軸ユニット301を有し、且つ、同じく拡張部分120a上に、テープカートリッジ移送マガジン駆動モータモジュール330が取り付けてあり、このマガジン駆動モータモジュール330の上側にメールスロットモジュール340が取り付けてある。回転伝達経路形成装置300は後述するように駆動軸ユニット301及びマガジン駆動モータモジュール330等よりなる。CLは拡張部分120aのX1−X2方向の中心の線であり、Y1−Y2方向に延びている。
図4中、モータ制御回路410は、操作者がコントロールパネル105を操作することによって発生した指令を受けて、フォトセンサ370からの信号をモニタしつつ、ステッピングモータ165及びマガジン駆動モータ333を後述するように駆動する。
3[テープカートリッジピッカ102の構成及び動作](図7〜図12参照)
図7はテープカートリッジピッカ102を回転盤140の上板143を取り外した状態で示し、図8はテープカートリッジピッカ102をピラー130及び回転盤140を取り外した状態で示す。図9はテープカートリッジピッカ102を分解して示し、図10は回転盤昇降機構150を分かり易く示す。
図7はテープカートリッジピッカ102を回転盤140の上板143を取り外した状態で示し、図8はテープカートリッジピッカ102をピラー130及び回転盤140を取り外した状態で示す。図9はテープカートリッジピッカ102を分解して示し、図10は回転盤昇降機構150を分かり易く示す。
テープカートリッジピッカ102は、ベース120上に固定されて立っているピラー130と、テープカートリッジ10を支持する回転盤140(図11参照)と、回転盤140を高さ位置調整のために少しの距離昇降させる回転盤昇降機構150と、回転盤140を90度づつ回動させる回転盤回動機構160とを有する。テープカートリッジピッカ102は、四方にポート131X1、131X2、131Y1、131Y2を有する。
ベース120上に、回動用リングギヤ161、円柱台162、昇降用リングギヤ163及びサブベース164が設けてある。回動用リングギヤ161はベース120上に回転可能に取り付けてある。円柱台162は、回動用リングギヤ161及び昇降用リングギヤ163の内側に、回動用リングギヤ161と一体的に回動し且つ回動用リングギヤ161とは独立に昇降可能に設けてある。昇降用リングギヤ163は、回動用リングギヤ161の上側に、回動用リングギヤ161とは独立に回動可能に設けてある。昇降用リングギヤ163の斜め溝163aが円柱台162のボス162aと嵌合している。回動用リングギヤ161が回動すると円柱台162が回動し、昇降用リングギヤ163が回動すると円柱台162が昇降される。サブベース164は、半円板状であり、ベース120から上方に少し離れた位置でベース120に固定してある。
回転盤140は、図11に示すように、ベース板141とフロア板142と上板143とを有し、フロア板142と上板143との間に、テープカートリッジ10が入る空間144を有する。ベース板141は、円柱台162上にネジ止めしてある。
昇降機構150は、図10に示すように、ステッピングモータ151と、ギヤ列152と、昇降用リングギヤ163とよりなる。ステッピングモータ151及びギヤ列152は共にベース板141に設けてある。
回転盤回動機構160は、図8に示すように、ステッピングモータ165と、減速ギヤ列166と、回動用リングギヤ161とよりなる。これらは全てサブベース164に設けてある。166−3は減速ギヤ列166の最終段の二段ギヤであり、大径ギヤ部166−3aと小径ギヤ部166−3bとよりなる。
昇降機構150は、回転盤140を適宜昇降させてZ方向のホームポジションに移動させてイニシャライズする機能も有する。回転盤回動機構160は、回転盤140を適宜回動させて回転方向のホームポジションに移動させてイニシャライズする機能も有する。回転盤140のホームポジションは、後述するy軸が前記のY軸と平行となる位置である。この昇降機構イニシャライズ及び回転盤回動機構イニシャライズの動作原理は、共に、一旦、動作の終端である基準位置に移動させ続いて所定量戻す方法であり、後述するテープカートリッジ直線的移送機構をイニシャライズするときの動作原理と同じである。
回転盤140は、ベース板141とフロア板142と上板143とを有し、フロア板142と上板143との間に、テープカートリッジ10が入る空間144を有する。回転盤140については、座標を、図12に示すように、後述するピン141aの位置が原点、後述するガイド溝142aをx軸、原点を通りx軸と直交する軸をy軸と定める。
ベース板141に、図12に示すテープカートリッジ直線的移送機構170と、後述するステッピングモータ210が設けてある。
このテープカートリッジ直線的移送機構170は、テープカートリッジ10を回転盤140上の位置、即ち、空間144内の位置と、テープカートリッジピッカ102の外側の位置との間で直線的に移動させる機能を有する。テープカートリッジ直線的移送機構170は、ベース板141上のピン141aに回動可能に取り付けてある回動アーム180と、この回動アーム180を位置Q1とQ4との間の所定の角度範囲内で往復回動させるステッピングモータ210と、モータ210の回転を減速して回動アーム180に伝達する減速ギヤ機構211と、中間の位置を回動アーム180の先端に回動可能に連結してあるレバー212とを有し、レバー212の一端にカートリッジピン213が垂直に固定してあり、レバー212の反対側の端にピン214が固定してあり、このピン214がフロア板142の下面に形成してある直線状のガイド溝142aに嵌合してある構成である。
回転盤回動機構160によって回転盤140がホームポジションを中心に時計方向及び反時計方向に90度回転してテープカートリッジ10の向きが変えられる。また、テープカートリッジ直線的移送機構170が動作して、カートリッジピン213が切欠15aを係止しつつ、図3に示すように、テープカートリッジ10を回転盤140上に引き込むと共に回転盤140の外に送り出す動作が行われる。
4[回転伝達経路形成装置300の構成](図4〜図6、図13〜図19参照)
図13は、メインモジュール110を、テープカートリッジピッカ102、メールスロットモジュール340、モータモジュール330の部分を取り外して、Y1側から見て示し、図14はY2側から見て示す。図15はメールスロットモジュール340を取り外してメインモジュール110のY1側の部分を示す。
図13は、メインモジュール110を、テープカートリッジピッカ102、メールスロットモジュール340、モータモジュール330の部分を取り外して、Y1側から見て示し、図14はY2側から見て示す。図15はメールスロットモジュール340を取り外してメインモジュール110のY1側の部分を示す。
図4、図5、図13乃至図15に示すように、回転伝達経路形成装置300は、駆動軸ユニット301と、駆動軸シフト機構320と、マガジン駆動モータモジュール330等よりなる。
4−1[駆動軸ユニット301の構成]
駆動軸ユニット301は、図5、図6、図13、図14、図15、図16及び図17に示すように、フレーム302と、駆動軸310と、中央のギヤ312と、駆動軸310の両端の駆動ギヤ313X1,313X2とを有し、ベース120上にX1−X2方向に移動可能に設けてある。
駆動軸ユニット301は、図5、図6、図13、図14、図15、図16及び図17に示すように、フレーム302と、駆動軸310と、中央のギヤ312と、駆動軸310の両端の駆動ギヤ313X1,313X2とを有し、ベース120上にX1−X2方向に移動可能に設けてある。
フレーム302は、X1−X2方向に長いフレーム本体303と、フレーム本体303の両端側のフランジ304X1、304X2と、フレーム本体303の中央のラック305と、フレーム本体303の両端の位置決めピン306X1、306X2とよりなる。位置決めピン306X1、306X2は先端側に円錐形状部306aを有する。フレーム302はベース120のうちの拡張部分120a上にX1−X2方向に移動可能に設けてある。
駆動軸310は、両端側をフランジ304X1、304X2に回転可能に支持されている。また、駆動軸310には、フランジ304X1、304X2の内側に対応する部位にギヤ316X1,316X2が固定してあり、このギヤ316X1,316X2によって駆動軸310はフランジ304X1、304X2に対してX1−X2方向には移動不可能である。駆動軸310の中央の部分及び両端側の部分は、直径方向上の一側が平面311とされて断面がD字形状とされており、この部分にギヤ312が嵌合してある。駆動軸310はギヤ312と一体的に回転し、駆動軸310はギヤ312に対してX1−X2方向に移動可能である。ギヤ312は、ベース120と一体のホルダ部120b内に嵌合して、X1−X2方向の移動を制限されている。
駆動軸310のうちフランジ304X1、304X2よりと外側に突き出ている部分に、駆動ギヤ313X1,313X2が、駆動軸310と一体的に回転し、且つ、駆動軸310に沿ってその軸線方向にスライド可能に取り付けてある。駆動軸310の端面には図19に示すようにワッシャ315X2がねじ止めしてあり、駆動ギヤ313X1,313X2が駆動軸310から脱落しないようになっている。また、駆動ギヤ313X1,313X2とフランジ304X1、304X2との間に圧縮コイルばね314X1,314X2が駆動軸310に嵌合して設けてある。駆動ギヤ313X2は、X1方向に力が作用されると、圧縮コイルばね314X2を圧縮させて、X1方向に移動可能である。駆動ギヤ313X1は、X2方向に力が作用されると、圧縮コイルばね314X2を圧縮させて、X2方向に移動可能である。
図19に拡大して示すように、位置決めピン306X2と駆動軸310との間の寸法はAである。位置決めピン306X2は駆動ギヤ313X2よりもX2側に寸法B突き出ている。駆動ギヤ313X2は平歯車であり、外側端はテーパ面313aとなっている。この構成は、X1側の駆動ギヤ313X1及び位置決めピン306X1についても同じである。
駆動軸ユニット301は通常は図4及び図23(A)に示すホームポジション(中央の位置)に位置している。この状態で駆動ギヤ313X1,313X2、位置決めピン306X1、306X2は、ベース120のX1−X2方向の幅の範囲内に収まっている。
また、駆動軸310には、ギヤ316X1,316X2とフランジ304X1、304X2との間の位置に、スイングアーム317X1,317X2が取り付けてある。スイングアーム317X1,317X2の先端に、スイングピニオン318X1,318X2が取り付けてある。スイングピニオン318X1,318X2は夫々ギヤ316X1,316X2とかみ合っており、駆動軸310が回転すると回転する。また、スイングピニオン318X1,318X2はこの軸の個所に取り付けてあるばね部材319X1,319X2のばね力によってスイングアーム317X1,317X2の側面に押し付けられている。スイングピニオン318X1,318X2とスイングアーム317X1,317X2との間で発生する摩擦力によって、スイングアーム317X1,317X2は駆動軸310が回転する方向と同じ方向にスイングする。
4−2[駆動軸ユニットシフト機構320の構成]
駆動軸ユニットシフト機構320は、回転盤140を回動させるステッピングモータ165を利用した構成である。駆動軸シフト機構320は、ステッピングモータ165、ギヤ部材321等よりなる。
駆動軸ユニットシフト機構320は、回転盤140を回動させるステッピングモータ165を利用した構成である。駆動軸シフト機構320は、ステッピングモータ165、ギヤ部材321等よりなる。
ギヤ部材321は、略楕円形であり、外側のギヤ部322と、内側の開口324の縁に沿う内側ギヤ部323とを有し、中心孔をベース120上の軸部120cに支持されている。内側ギヤ部323は小径ギヤ部166−3bとかみ合っており、外側ギヤ部322は図14に示すようにラック305とかみ合っている。
ステッピングモータ165が駆動されると、ギヤ列166を介して回転盤140が回動されると共に、小径ギヤ部166−3bを介してギヤ部材321がステッピングモータ165の回転方向に応じて時計方向或いは反時計方向に回動され、ラック305を介して駆動軸ユニット301がX2方向或いはX1方向に移動される。
図20に示すように、回転盤140の回動角度を検出するフォトセンサ370が設けてある。回転盤140の下面の周囲のリブにはスリット371が所定の配置で形成してあり、フォトセンサ370はこのスリット371を検知して、回転盤140の回動角度を検出する。回転盤140の回動角度と駆動軸ユニット301の移動距離とは、回転盤140の回動角度が15度のときに駆動軸ユニット301の移動距離が2.5mm、回転盤140の回動角度が30度のときに駆動軸ユニット301の移動距離が5mm、回転盤140の回動角度が90度のときに駆動軸ユニット301の移動距離が15mmであるようにしてある。
上記のように、駆動軸ユニット301と回転盤140とが関連して動作していることに着目して、駆動軸ユニット301の移動距離を回転盤140の回動角で代替的に検知している。よって、駆動軸ユニット301自体にその移動距離を検知する機構を設けることは必要でない。
4−3[マガジン駆動モータモジュール330の構成]
図5に示すように、マガジン駆動モータモジュール330は、フレーム331のフランジ部332にステッピングモータであるマガジン駆動モータ333が固定してある構成である。また、フランジ部332に減速用ギヤ334が支持してある。この減速用ギヤ334は、マガジン駆動ステッピングモータ333のスピンドルに固定してあるギヤ335にかみ合っている。
図5に示すように、マガジン駆動モータモジュール330は、フレーム331のフランジ部332にステッピングモータであるマガジン駆動モータ333が固定してある構成である。また、フランジ部332に減速用ギヤ334が支持してある。この減速用ギヤ334は、マガジン駆動ステッピングモータ333のスピンドルに固定してあるギヤ335にかみ合っている。
このマガジン駆動モータモジュール330がベース120のY1端側に固定された状態
で、図15に示すように、減速用ギヤ334がギヤ312とかみ合っている。
で、図15に示すように、減速用ギヤ334がギヤ312とかみ合っている。
マガジン駆動ステッピングモータ333が駆動されると、減速用ギヤ334を介してギヤ312が回転され、駆動軸310、駆動ギヤ313X1,313X2が回転される。
4−4[スイングピニオン318X1,318X2及びラック部500、550X1、550X2の配置](図15、図16、図21(A)参照)
図15、図16、図21(A)に示すように、ベース120の拡張部分120a上に、ラック部500、550X1、550X2が配置してある。ラック部550X1とラック部550X2とは、ベース120の中心線CLに関して左右対称の位置(中心線CLからの距離がL1の位置)に配置してある。ラック部500はラック部550X1の中心線CL側に隣接した位置に配置してある。中心線CLからラック部500まで距離はL2(<L1)である。
図15、図16、図21(A)に示すように、ベース120の拡張部分120a上に、ラック部500、550X1、550X2が配置してある。ラック部550X1とラック部550X2とは、ベース120の中心線CLに関して左右対称の位置(中心線CLからの距離がL1の位置)に配置してある。ラック部500はラック部550X1の中心線CL側に隣接した位置に配置してある。中心線CLからラック部500まで距離はL2(<L1)である。
また、拡張部分120aには、Y1−Y2方向の溝部600,601、603及びバンク部605〜607が形成してある。バンク部605〜607は溝部600,601、603の両側に配置してある。ラック部500は溝部600内に、ラック部550X1は溝部601内に、ラック部550X2は溝部602内に収まっている。
駆動軸ユニット301がホームポジションに位置しているとき、スイングピニオン318X1,318X2はベース120の中心線CLに関して左右対称の位置にあり、且つ、ラック部550X1、550X2より外側の位置にある。中心線CLからスイングピニオン318X1,318X2までの距離はL3(>L1)である。
4−5[回転盤140の回動角度と、駆動軸ユニット301の移動距離と、ラック部500、550X1、550X2との関係]
図21(A)乃至(C)、図22(A)乃至(C)は、回転盤140の回動と駆動軸ユニット301の移動とが関連的になされて駆動軸ユニット301が移動したときの、駆動ギヤ313X1,313X2及びスイングピニオン318X1,318X2の、マガジンギヤ391Y2−1,391Y2、ラック部500、550X1、550X2に対する位置を概略的に示す。図23は回転盤140がホームポジションから回動した角度と、そのときに駆動ギヤ313X1,313X2及びスイングピニオン318X1,318X2等がかみあう相手との関係を示す。
図21(A)乃至(C)、図22(A)乃至(C)は、回転盤140の回動と駆動軸ユニット301の移動とが関連的になされて駆動軸ユニット301が移動したときの、駆動ギヤ313X1,313X2及びスイングピニオン318X1,318X2の、マガジンギヤ391Y2−1,391Y2、ラック部500、550X1、550X2に対する位置を概略的に示す。図23は回転盤140がホームポジションから回動した角度と、そのときに駆動ギヤ313X1,313X2及びスイングピニオン318X1,318X2等がかみあう相手との関係を示す。
先ず、回転盤140がホームポジションから反時計方向に回動された場合についてみる。
回転盤140が15度回動されたときには、図22(A)及び図24に示すように、スイングピニオン318X1がラック部550X1と対向した状態となる。スイングアーム317X1がスイングすると、図25に示すように、スイングピニオン318X1がラック部550X1とかみ合って、後述するように、マガジンロック機構600X1への回転伝達経路が形成される。
回転盤140が更に回動されてホームポジションから30度回動されたときには、図22(B)及び図26に示すように、スイングピニオン318X1がラック部550と対向した状態となる。スイングアームがスイングすると、図27に示すように、スイングピニオン318X1がラック部500とかみ合って、後述するように、ドアロック機構345への回転伝達経路が形成される。
回転盤140が更に回動されてホームポジションから90度回動されたときには、図21(B)及び図36に示すように、駆動ギヤ313X2がマガジンギヤ391Y2とかみ合う状態となって、後述するように、マガジン104への回転伝達経路が形成される。
次に、回転盤140がホームポジションから時計方向に回動された場合についてみる。
回転盤140が15度回動されたときには、図22(A)及び図28に示すように、スイングピニオン318X1がラック部550X1と対向した状態となる。スイングアームがスイングすると、図29に示すように、スイングピニオン318X1がラック部550X1とかみ合って、後述するように、マガジンロック機構600X1への回転伝達経路が形成される。
回転盤140が更に回動されてホームポジションから90度回動されたときには、図21(C)に示すように、駆動ギヤ313X1がマガジンギヤ391Y2−1とかみ合う状態となって、後述するように、マガジン103への回転伝達経路が形成される。
5[駆動軸ユニット301から、マガジン103、104、ドアロック機構345、マガジンロック機構600X1、600X2への動力伝達の経路の概略](図30参照)
図30は、駆動軸ユニット301から、マガジン103、104、ドアロック機構345、マガジンロック機構600X1、600X2への動力伝達の経路を概略的に示す。
図30は、駆動軸ユニット301から、マガジン103、104、ドアロック機構345、マガジンロック機構600X1、600X2への動力伝達の経路を概略的に示す。
駆動ギヤ313X1がマガジンギヤ391Y2−1にかみ合うことによってマガジン103への動力伝達の経路が形成される。
駆動ギヤ313X2がマガジンギヤ391Y2にかみ合うことによってマガジン104への動力伝達の経路が形成される。
スイングピニオン318X1がラック部500にかみ合うことによってドアロック機構345への動力伝達の経路が形成される。
スイングピニオン318X1がラック部550X1にかみ合うことによってマガジンロック機構600X1への動力伝達の経路が形成される。
スイングピニオン318X2がラック部550X2にかみ合うことによってマガジンロック機構600X2への動力伝達の経路が形成される。
上記の動力伝達の異なる経路が形成される動作については後述する。
6[テープカートリッジ移送マガジン103,104の構成](図31、図32、図33)
図31はテープカートリッジ移送マガジン104をX2側の側板を取外した状態でX2側から見た斜視図、図32は図21のテープカートリッジ移送マガジン104をX2側から見た斜視図、図33は図32の一部を拡大して示す図である。
図31はテープカートリッジ移送マガジン104をX2側の側板を取外した状態でX2側から見た斜視図、図32は図21のテープカートリッジ移送マガジン104をX2側から見た斜視図、図33は図32の一部を拡大して示す図である。
図31に示すように、テープカートリッジ移送マガジン104は、Y1−Y2方向に長い四角柱形状であり、長手方向の両端側に化粧パネル381Y1、381Y2を有しており、天地の関係は変えないで、長手方向の両端を逆向きにすることによって、X1側にもX2側にも装着が可能である構成である。
図31中、Y2側には、フレーム385Y2、プーリ386Y2、プーリ386Y2の端のギヤ部387Y2とかみ合っている大径ギヤ部材388Y2、大径ギヤ部材388Y2とかみ合っている小径ギヤ部材389Y2が設けてある。小径ギヤ部材389Y2は回転軸390Y2の一端に固定してある。
図32及び図33に示すように、回転軸390Y2の反対側の端には小径のマガジンギヤ391Y2が固定してある。また、フレーム385Y2には、Z方向に長い開口392Y2が形成してあり、マガジンギヤ391Y2は開口392Y2のうちZ1側寄りの部位に露出している。開口392Y2は、前記の駆動ギヤ313X2が嵌合することが可能である大きさの開口部393Y2を有する。また、フレーム385Y2には、開口部393Y2よりZ2側の部位に位置決め用孔394Y2が形成してある。
図31中、Y1側にも、フレーム385Y1、プーリ386Y1、ギヤ部387Y1、大径ギヤ部材388Y1、小径ギヤ部材389Y1、マガジンギヤ等が設けてある。
プーリ386Y1、386Y2間に、ベルト400が架け渡してあり、このベルト400に複数のテープカートリッジコンテナ401が等間隔で設けてある(図2参照)。
また、図32に示すように、マガジン104のX2側の側板403には、マガジン104が装着された状態でテープカートリッジピッカ102と対向する部位に、テープカートリッジ10に対応する大きさの開口402が形成してある。また、マガジン104の側板403には、別のテープカートリッジ挿入用の開口(図示せず)が、各テープカートリッジコンテナ401に対応する位置に形成してある。
図1に示すように、テープカートリッジ移送マガジン103、104がX1、X2側に装着された状態において、駆動軸ユニット301は図21(A)に示すホームポジションに位置している。X2側を見ると、図34に示すように、マガジンギヤ391Y2、開口392Y2、位置決め用孔394Y2と、駆動ギヤ313X2(313X1)、位置決めピン306X2(306X1)とが対向している。また、開口402がテープカートリッジピッカ102と対向している。
7[テープカートリッジ移送マガジン103,104を選択的に駆動させる動作](図34、図35、図36参照)
図21(B)はテープカートリッジ移送マガジン104が駆動可能となった状態、図21(C)はテープカートリッジ移送マガジン103が駆動可能となった状態を概略的に示す。
図21(B)はテープカートリッジ移送マガジン104が駆動可能となった状態、図21(C)はテープカートリッジ移送マガジン103が駆動可能となった状態を概略的に示す。
テープカートリッジ移送マガジン104を駆動させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、最初にステッピングモータ165が正転駆動され、その後にマガジン駆動モータ333が駆動される。
ステッピングモータ165が駆動されると、減速ギヤ列166を介してと、回転盤140が反時計方向に回動されるとともに、ギヤ部材321を介して駆動軸ユニット301がX2方向に移動される。ステッピングモータ165の駆動は、フォトセンサ370が回転盤140が反時計方向に90度回動したことを検出した時点で停止される。駆動軸ユニット301はX2方向に駆動ギヤ313X2が開口部393Y2内に入り込んでマガジンギヤ391Y2とかみ合う位置まで移動される。回転伝達経路形成装置300はマガジン駆動モータ333のテープカートリッジ移送マガジン104への回転伝達経路が形成された状態となる。
駆動軸ユニット301のX2方向に移動する最終の段階において、図35に示すように、位置決めピン306X2が位置決め用孔394Y2に嵌合し、マガジンギヤ391Y2と駆動ギヤ313X2との軸間距離が適正な値Eとされる。駆動軸ユニット301がX2方向に更に移動して、駆動ギヤ313X2が開口部393Y2内に入り込むと、図37に示すように、駆動ギヤ313X2の歯部がマガジンギヤ391Y2のその横側からマガジンギヤ391Y2の歯溝部に入り込んで、マガジンギヤ391Y2と正常にかみあう。なお、このかみ合いは、テーパ面313aによって助けられて円滑になされる。
上記のように駆動ギヤ313X2がマガジンギヤ391Y2とかみ合った後に、マガジン駆動モータ333が駆動されると、減速用ギヤ334を介してギヤ312が回転され、駆動軸310、駆動ギヤ313X1,313X2が回転され、駆動ギヤ313X2の回転がマガジンギヤ391Y2に伝達され、更に、大径ギヤ部材388Y21、ギヤ部387Y2を介してプーリ386Y2に伝達され、ベルト400が駆動され、テープカートリッジコンテナ401がここに収容してあるテープカートリッジ10と共に移動される。
テープカートリッジ移送マガジン104の駆動を停止させる指令が入ると、マガジン駆動モータ333が停止され、続いてステッピングモータ165が逆向きに駆動されて、回転盤140がホームポジションに戻され、且つ、駆動軸ユニット301がX1方向に移動されて図21(A)及び図31に示すホームポジションに戻される。
図21(A)に示す状態で別のテープカートリッジ移送マガジン103を駆動させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、最初にステッピングモータ165が駆動されて逆回転し、その後にマガジン駆動モータ333が駆動される。これによって、前記と同じく、図21(C)に示すように、駆動ギヤ313X1がテープカートリッジ移送マガジン103のマガジンギヤ391Y2−1と正常にかみ合って、マガジン駆動モータ333によってベルトが駆動され、テープカートリッジコンテナが移動される。
テープカートリッジ移送マガジン103の駆動を停止させる指令が入ると、マガジン駆動モータ333が停止され、続いてステッピングモータ165が逆向きに駆動されて、回転盤140がホームポジションに戻され、且つ、駆動軸ユニット301がX2方向に移動されて図21(A)及び図31に示すホームポジションに戻される。
8[メールスロットモジュール340の構成](図37、図38、図39参照)
図37、図38、図39に示すように、メールスロットモジュール340は、メールスロット107を有するフレーム341に、メールスロット107を閉じるドア342が設けてあり、且つ、ドア342を閉じた状態にロックするドアロック機構345が設けてある構成である。
図37、図38、図39に示すように、メールスロットモジュール340は、メールスロット107を有するフレーム341に、メールスロット107を閉じるドア342が設けてあり、且つ、ドア342を閉じた状態にロックするドアロック機構345が設けてある構成である。
ドア342は、Z1側が回動支点であり、ばね部材343によって閉じる方向に付勢されており、挿入されるテープカートリッジによって押し開けられる構成である。ドア342は、中央にZ2方向に張り出た張り出し部342aを有する。ドア342が閉じている状態で、張り出し部342aはフレーム341の溝部341a内に収まっている。
ドアロック機構345は、フレーム341の下面にX1−X2方向にスライド可能に支持してあるドアロック部材346と、ドアロック部材346をX2方向に付勢するばね部材348等よりなる。ドアロック部材346は、X1側にラック部346aを有し、X2側に係止部346bを有する。係止部346aはY1側に斜面346cを有する。
図15、図16及び図17に示すように、347はピニオン部材であり、円筒形状であり、上端と下端とにピニオン部347a,347bを有する。ピニオン部材347は、下端をベース120上の突起部120d(図17、図13参照)に嵌合させ、上端をフレーム341の下面の突起部341a(図39参照)に嵌合させて、マガジン駆動モータモジュール330を貫通して垂直の状態で回転可能に支持されている。ラック部346aとピニオン部347aとがかみ合っている。
図17に示すように、前記のラック部500は、ラック部材501のY2端に形成してある。ラック部材501は、Y1端にラック部502を有する。ラック部502とピニオン部347bとがかみ合っている。
図30に示すように、ラック部材501とピニオン部材347とドアロック部材346とが動力が伝達されるように連結されている。
通常は図38及び図6に示すように、ドアロック部材346はばね部材348のばね力によってX2方向に移動されており、係止部346aがX1側から溝部341a内に突き出ており、張り出し部342aの裏面を係止しており、ドア342は閉じた状態にロックされている。
9[メールスロットモジュール340のドアロック解除動作](図26、図27、図40参照)
ドアロックを解除させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、ステッピングモータ165が正転駆動され、駆動軸ユニット301がX2方向に移動を開始し、回転盤140が反時計方向に回動を開始する。ステッピングモータ165の駆動は、フォトセンサ370が回転盤140が図22(B)に示すように反時計方向に30度回動したことを検出した時点で停止される。これによって、駆動軸ユニット301は、図26に示す状態となり、スイングピニオン318X1がラック部550と対向する。
ドアロックを解除させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、ステッピングモータ165が正転駆動され、駆動軸ユニット301がX2方向に移動を開始し、回転盤140が反時計方向に回動を開始する。ステッピングモータ165の駆動は、フォトセンサ370が回転盤140が図22(B)に示すように反時計方向に30度回動したことを検出した時点で停止される。これによって、駆動軸ユニット301は、図26に示す状態となり、スイングピニオン318X1がラック部550と対向する。
次いで、マガジン駆動モータ333が所定のステップ数駆動される。マガジン駆動モータ333が駆動されると、駆動軸310がX1側から見て反時計方向に回転される。これによって、スイングピニオン318X1が時計方向に回転され、スイングアーム317X1、317X2が反時計方向にスイングされ、図27に示すように、スイングピニオン318X1がラック部500とかみ合って、回転伝達経路形成装置300はマガジン駆動モータ333のドアロック機構345への回転伝達経路が形成された状態となる。
スイングピニオン318X1の回転によってラック部材501がY2方向に移動され、これによって、図40に示すように、ピニオン部材347を介してドアロック部材346がX1方向に移動されて、ドア342に対するロックが解除される。
図1に示すように操作者がテープカートリッジ10をメールスロット107内に挿入すると、ドア342は挿入されるテープカートリッジによって押し開けられ、テープカートリッジの一部はテープカートリッジピッカ102にまで到る。
テープカートリッジ10がメールスロット107内に挿入されたことが検知されると、モータ制御回路410によって、マガジン駆動モータ333が逆転駆動され、続いてステッピングモータ165が逆転駆動される。
マガジン駆動モータ333が逆転すると、スイングアーム317X1、317X2が時計方向にスイングされ、スイングピニオン318X1がラック部500から離れる。スイングピニオン318X1がラック部500から離れると、ばね部材348のばね力によって、ドアロック部材346がX2方向に移動されて元の位置に復帰し、ラック部材501もY2方向に元の位置まで移動される。
テープカートリッジがテープカートリッジピッカ102内に引き込まれると、ドア342はばね部材343によって閉じられる。閉じる途中で、張り出し部342aが斜面346cに当って係止部346aを一時的にX1方向に押し退ける。ドア342が閉じた状態では、係止部346aは溝部341a内に突き出し、ドア342はロックされた状態となる。
ステッピングモータ165の逆転駆動によって、回転盤140がホームポジションに戻され、且つ、駆動軸ユニット301がX1方向に移動されて図21(A)、図15及び図16に示すホームポジションに戻される。
なお、前記のスイングアーム317X2が反時計方向にスイングされたときに、図27に示すように、別のスイングピニオン318X2は平面部608に当接して平面部608上で滑って回転する。よって、不都合は起きない。
10[テープカートリッジ移送マガジンロック機構](図41、図42参照)
図41及び図42に示すように、メインモジュール110のベース120の拡張部分120aの下面には、移送マガジンロック機構600X1,600X2が設けてある。
図41及び図42に示すように、メインモジュール110のベース120の拡張部分120aの下面には、移送マガジンロック機構600X1,600X2が設けてある。
図41に示すように、移送マガジンロック機構600X1は、メインモジュール110のうちのX1側に設けてあり、L字形状のロック部材601X1と、ばね部材603X1と、ラック部材551X1とよりなる。
ロック部材601X1は、腕部601X1a,601X1bを有し、ピン602X1に回動可能に支持してある。ばね部材603X1はロック部材601X1を腕部601X1aがベース120よりX1側に突き出す方向に回動付勢する。ラック部材551X1は、Y2端側に前記のラック部550X2を有し、Y1端側にフック部552X1を有し、ベース120にY1−Y2方向にスライド可能に支持してある。フック部552X1が腕部601X1bと係合している。
図42に示すように、移送マガジンロック機構600X2は、メインモジュール110のうちのX2側に設けてあり、上記の移送マガジンロック機構600X1と同じ構成である。
図1を参照するに、テープカートリッジオートローダー100のY1端のX1側とX2側には、ばね力によってテープカートリッジ移送マガジンをY2方向に押し出すマガジン押し出し機構610X1、610X2が設けてある。
テープカートリッジ移送マガジン103は、テープカートリッジオートローダー100のY2側から、コントロールパネル105のX1側の部分に、Y1方向に挿入されて、図41に示すように、凹部405X1を腕部601X1aに係止されてロックされた状態で取り付けてある。
テープカートリッジ移送マガジン104は、テープカートリッジオートローダー100のY2側から、コントロールパネル105のX2側の部分に、Y1方向に挿入されて、図42に示すように、凹部405X2を腕部601X2aに係止されてロックされた状態で取り付けてある。
11[テープカートリッジ移送マガジンロック解除動作]
11−1[移送マガジンロック機構600X1のロック解除動作](図28、図29、図43参照)
移送マガジンロック機構600X1のロックを解除させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、ステッピングモータ165が正転駆動され、駆動軸ユニット301がX2方向に移動を開始し、回転盤140が反時計方向に回動を開始する。ステッピングモータ165の駆動は、フォトセンサ370が回転盤140が図22(A)に示すように反時計方向に15度回動したことを検出した時点で停止される。駆動軸ユニット301は、図24に示す状態となり、スイングピニオン318X1がラック部550X1と対向する。
11−1[移送マガジンロック機構600X1のロック解除動作](図28、図29、図43参照)
移送マガジンロック機構600X1のロックを解除させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、ステッピングモータ165が正転駆動され、駆動軸ユニット301がX2方向に移動を開始し、回転盤140が反時計方向に回動を開始する。ステッピングモータ165の駆動は、フォトセンサ370が回転盤140が図22(A)に示すように反時計方向に15度回動したことを検出した時点で停止される。駆動軸ユニット301は、図24に示す状態となり、スイングピニオン318X1がラック部550X1と対向する。
次いで、マガジン駆動モータ333が所定のステップ数駆動される。マガジン駆動モータ333が駆動されると、駆動軸310がX1側から見て時計方向に回転される。これによって、スイングピニオン318X1が反時計方向に回転され、スイングアーム317X1、317X2が反時計方向にスイングされ、図25に示すように、スイングピニオン318X1がラック部550X1とかみ合って、回転伝達経路形成装置300はマガジン駆動モータ333の移送マガジンロック機構600X1への回転伝達経路が形成された状態となる。
スイングピニオン318X1の回転によってラック部材551X1がY2方向に移動され、これによって、図43に示すように、ロック部材601X1が回動され、腕部601X1aが凹部405X1より抜け出してロックが解除される。これによって、テープカートリッジ移送マガジン103は押し出し機構610X1によってY2方向に少し押し出される。
その後に、モータ制御回路410によって、マガジン駆動モータ333が逆転駆動され、続いてステッピングモータ165が逆転駆動される。
マガジン駆動モータ333が逆転すると、スイングアーム317X1、317X2が時計方向にスイングされ、スイングピニオン318X1がラック部550X1から離れる。スイングピニオン318X1がラック部550X1から離れると、ばね部材603X1のばね力によって、移送マガジンロック機構600X1は元のロック可能状態となる。
ステッピングモータ165が逆転駆動されると、回転盤140がホームポジションに戻され、且つ、駆動軸ユニット301がX1方向に移動されて図21(A)、図15及び図16に示すホームポジションに戻される。
なお、前記のスイングアーム317X2が反時計方向にスイングされたときに、図25に示すように、別のスイングピニオン318X2はバンク部607に当接してバンク部607上で滑って回転する。よって、不都合は起きない。
11−2[移送マガジンロック機構600X2のロック解除動作](図28、図29、図44参照)
X2側の移送マガジンロック機構600X2のロックを解除させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、ステッピングモータ165が逆転駆動され、駆動軸ユニット301がX1方向に移動を開始し、回転盤140が時計方向に回動を開始する。ステッピングモータ165の駆動は、フォトセンサ370が回転盤140が図22(C)に示すように時計方向に15度回動したことを検出した時点で停止される。駆動軸ユニット301は、図28に示す状態となり、スイングピニオン318X2がラック部550X2と対向する。
X2側の移送マガジンロック機構600X2のロックを解除させる指令が入ると、図4中、モータ制御回路410によって、ステッピングモータ165が逆転駆動され、駆動軸ユニット301がX1方向に移動を開始し、回転盤140が時計方向に回動を開始する。ステッピングモータ165の駆動は、フォトセンサ370が回転盤140が図22(C)に示すように時計方向に15度回動したことを検出した時点で停止される。駆動軸ユニット301は、図28に示す状態となり、スイングピニオン318X2がラック部550X2と対向する。
次いで、マガジン駆動モータ333が所定のステップ数駆動される。マガジン駆動モータ333が駆動されると、駆動軸310がX1側から見て反時計方向に回転される。これによって、スイングピニオン318X2が時計方向に回転され、スイングアーム317X1、317X2が反時計方向にスイングされ、図29に示すように、スイングピニオン318X2がラック部550X2とかみ合って、回転伝達経路形成装置300はマガジン駆動モータ333の移送マガジンロック機構600X2への回転伝達経路が形成された状態となる。
スイングピニオン318X2の回転によってラック部材551X2がY2方向に移動され、これによって、図44に示すように、ロック部材601X2が回動され、腕部601X2aが凹部405X2より抜け出してロックが解除される。これによって、テープカートリッジ移送マガジン104は押し出し機構610X2によってY2方向に少し押し出される。
その後に、モータ制御回路410によって、マガジン駆動モータ333が逆転駆動され、続いてステッピングモータ165が正転駆動される。
マガジン駆動モータ333が逆転すると、スイングアーム317X1、317X2が時計方向にスイングされ、スイングピニオン318X2がラック部550X2から離れる。スイングピニオン318X2がラック部550X2から離れると、ばね部材603X2のばね力によって、移送マガジンロック機構600X2は元のロック可能状態となる。
ステッピングモータ165が正転駆動されると、回転盤140がホームポジションに戻され、且つ、駆動軸ユニット301がX2方向に移動されて図21(A)、図15及び図16に示すホームポジションに戻される。
なお、前記のスイングアーム317X1が反時計方向にスイングされたときに、図29に示すように、別のスイングピニオン318X1はバンク部605に当接してバンク部605上で滑って回転する。よって、不都合は起きない。
12[モータ制御回路410を構成するマイクロコンピュータの動作](図45参照)
モータ制御回路410を構成するマイクロコンピュータは、図45に示すように動作する。
モータ制御回路410を構成するマイクロコンピュータは、図45に示すように動作する。
まず、入力された指令を判断する(S1)。次いで、フォトセンサ370からの信号をモニタしつつ、モータ165を入力された指令に対応して駆動させ(S2)、続いて、モータ333を入力された指令に対応して駆動させる(S3)。
その後、回転伝達経路を断つためにモータ333を駆動させ(S4)、最後に、回転盤140及び駆動軸ユニット301をホームポジションに戻すためにモータ165を駆動させる(S5)。
13[テープカートリッジ移送マガジンロック緊急解除動作](図46乃至図49参照)
図1に示すように、テープカートリッジオートローダー100は、メインモジュール110とX1側のテープカートリッジ移送マガジン103との間に第1の隙間700X1を有し、メインモジュール110とX2側のテープカートリッジ移送マガジン104との間に第2の隙間700X2を有する。この隙間700X1、700X2はテープカートリッジオートローダー100のフロントパネルにまで達している。
図1に示すように、テープカートリッジオートローダー100は、メインモジュール110とX1側のテープカートリッジ移送マガジン103との間に第1の隙間700X1を有し、メインモジュール110とX2側のテープカートリッジ移送マガジン104との間に第2の隙間700X2を有する。この隙間700X1、700X2はテープカートリッジオートローダー100のフロントパネルにまで達している。
図46に示すように、ロック部材601X1の腕部601X1aは隙間700X1を横切っている。図48に示すように、ロック部材601X2の腕部601X2aは隙間700X2を横切っている。
移送マガジンロック機構600X1のロックを解除させる指令が発せられてもロックが解除されない場合であって、テープカートリッジ移送マガジン103を緊急に取り出す場合には、操作者は、図46に示すように、名刺の大きさであって適度の剛性がある薄い板部材710を手で持って、この端部をテープカートリッジオートローダー100のフロントパネル側より隙間700X1内に挿入し、Z2側に寄せて、板部材710をY1方向に挿入する。
この操作によって、図47に示すように、ロック部材601X1の腕部601X1aが隙間700X1内に挿入された板部材710によって押されて、X2方向、即ち、メインモジュール110側に変位され、移送マガジンロック機構600X1はロック解除状態とされる。テープカートリッジ移送マガジン103は、押し出し機構610X1によってY2方向に少し押し出される。
移送マガジンロック機構600X2のロックを解除させる指令が発せられてもロックが解除されない場合であって、テープカートリッジ移送マガジン104を緊急に取り出す場合には、操作者は、図48に示すように、前記の板部材710を手で持って、この端部をテープカートリッジオートローダー100のフロントパネル側より隙間700X2内に挿入し、Z2側に寄せて、板部材710をY1方向に挿入する。
この操作によって、図49に示すように、ロック部材601X2の腕部601X2aが隙間700X2内に挿入された板部材710によって押されて、X1方向、即ち、メインモジュール110側に変位され、移送マガジンロック機構600X2はロック解除状態とされる。テープカートリッジ移送マガジン104は、押し出し機構610X2によってY2方向に少し押し出される。
通電されていない状態でテープカートリッジ移送マガジン103、104を取り出す場合にも、上記の操作で各テープカートリッジ移送マガジン103、104はロックを解除されて取り出される。
10 テープカートリッジ
11 磁気テープ
15a 切欠
100 テープカートリッジオートローダー
101 テープドライブ
102 テープカートリッジピッカ
103,104 テープカートリッジ移送マガジン
107 メールスロット
110 メインモジュール
120 ベース
140 回転盤
150 回転盤昇降機構
160 回転盤回動機構
165 ステッピングモータ
170 テープカートリッジ直線的移送機構
300 回転伝達経路形成装置
301 駆動軸ユニット
302 フレーム
305 ラック
306X1、306X2 位置決めピン
310 駆動軸
312 中央のギヤ
313X1,313X2 駆動ギヤ
314X1,314X2 圧縮コイルばね
317X1,317X2 スイングアーム
318X1,318X2 スイングピニオン
320 駆動軸ユニットシフト機構
321 ギヤ部材
322 外側のギヤ部
323 内側ギヤ部
324 開口
330 マガジン駆動モータモジュール
331 フレーム
333 マガジン駆動ステッピングモータ
334 減速用ギヤ
340 メールスロットモジュール
342 ドア
345 ドアロック機構
346 ドアロック部材
347 ピニオン部材
370 フォトセンサ
371 スリット
391Y2 マガジンギヤ
400 ベルト
401 テープカートリッジコンテナ
410 モータ制御回路
500、550X1、550X2 ラック部
501、551X1、550X2 ラック部材
600X1、600X2 マガジンロック機構
601X1、601X2 ロック部材
610X1、611X2 押し出し機構
700X1、700X2 隙間
710 板部材
11 磁気テープ
15a 切欠
100 テープカートリッジオートローダー
101 テープドライブ
102 テープカートリッジピッカ
103,104 テープカートリッジ移送マガジン
107 メールスロット
110 メインモジュール
120 ベース
140 回転盤
150 回転盤昇降機構
160 回転盤回動機構
165 ステッピングモータ
170 テープカートリッジ直線的移送機構
300 回転伝達経路形成装置
301 駆動軸ユニット
302 フレーム
305 ラック
306X1、306X2 位置決めピン
310 駆動軸
312 中央のギヤ
313X1,313X2 駆動ギヤ
314X1,314X2 圧縮コイルばね
317X1,317X2 スイングアーム
318X1,318X2 スイングピニオン
320 駆動軸ユニットシフト機構
321 ギヤ部材
322 外側のギヤ部
323 内側ギヤ部
324 開口
330 マガジン駆動モータモジュール
331 フレーム
333 マガジン駆動ステッピングモータ
334 減速用ギヤ
340 メールスロットモジュール
342 ドア
345 ドアロック機構
346 ドアロック部材
347 ピニオン部材
370 フォトセンサ
371 スリット
391Y2 マガジンギヤ
400 ベルト
401 テープカートリッジコンテナ
410 モータ制御回路
500、550X1、550X2 ラック部
501、551X1、550X2 ラック部材
600X1、600X2 マガジンロック機構
601X1、601X2 ロック部材
610X1、611X2 押し出し機構
700X1、700X2 隙間
710 板部材
Claims (8)
- テープカートリッジを引き込むと共に送り出すテープカートリッジピッカを有するメインモジュールと、
該メインモジュールの奥側に配された読取り/書込みテープドライブと、
該メインモジュールの左右側に配された、複数のテープカートリッジを移送可能に収容する左右側のテープカートリッジ移送マガジンとを有し、
前記メインモジュールは、
前記テープカートリッジピッカに加えて、
前記左右側のテープカートリッジ移送マガジンを駆動するためのマガジン単一の駆動用モータと、
前記左側のテープカートリッジ移送マガジンを装着状態にロックする左側マガジン用ロック部材を有する左側マガジン用ロック機構と、
前記右側のテープカートリッジ移送マガジンを装着状態にロックする右側マガジン用ロック部材を有する右側マガジン用ロック機構と、
指令に応じて、前記マガジン駆動用モータの回転が前記左側テープカートリッジ移送マガジンに伝達される状態、前記マガジン駆動用モータの回転が前記右側テープカートリッジ移送マガジンに伝達される状態、前記マガジン駆動用モータの回転が左側マガジン用ロック機構に伝達される状態、又は前記マガジン駆動用モータの回転が右側マガジン用ロック機構に伝達される状態を選択的に形成する回転伝達経路形成手段と有する構成であり、
該回転伝達経路形成手段によって、前記マガジン駆動用モータの回転力を利用して、前記左側マガジン用ロック部材又は前記右側マガジン用ロック部材を選択的に動かして前記左側テープカートリッジ移送マガジン又は前記右側テープカートリッジ移送マガジンに対するロックを解除する構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。 - 請求項1に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
前記左側マガジン用ロック機構は、左側マガジン用ラック部材と、左側マガジン用ロック部材とを有し、該左側マガジン用ラック部材が移動することによって該左側マガジン用ロック部材がロックを解除する方向に動かされる構成であり、
前記右側マガジン用ロック機構は、右側マガジン用ラック部材と、右側マガジン用ロック部材とを有し、該右側マガジン用ラック部材が移動することによって該右側マガジン用ロック部材がロックを解除する方向に動かされる構成であり、
回転伝達経路形成手段は、
駆動軸と、この両端の駆動ギヤと、該駆動軸に支持してあるスイングアームと、該駆動軸に固定してあるギヤとかみ合って該スイングアームに支持してあるスイングピニオンとを有し、左右方向に移動可能に設けてある駆動軸ユニットと、
前記駆動軸ユニットを左右方向に移動させる駆動軸ユニットシフト手段とを有する構成であり、
前記駆動軸ユニットシフト手段は、
前記左側テープカートリッジ移送マガジンを動作させるときには、
前記駆動軸ユニットを、前記駆動軸の左側の駆動ギヤが前記左側テープカートリッジ移送マガジンのギヤとかみ合う位置まで移動させ、
前記右側テープカートリッジ移送マガジンを動作させるときには、
前記駆動軸ユニットを、前記駆動軸の右側の駆動ギヤが前記左側テープカートリッジ移送マガジンのギヤとかみ合う位置まで移動させ、
前記左側マガジン用ロック機構を動作させるときには、
前記駆動軸ユニットシフト手段が、前記駆動軸ユニットを、前記スイングピニオンが前記左側マガジン用ラック部材に対向する位置に移動させ、次いで、前記マガジン駆動用モータが駆動されて、前記スイングアームが回動して前記スイングギヤが前記左側マガジン用ラック部材のラック部とかみ合って該左側マガジン用ロック部材をロックを解除する方向に動かし、
前記右側マガジン用ロック機構を動作させるときには、
前記駆動軸ユニットシフト手段が、前記駆動軸ユニットを、前記スイングピニオンが前記左側マガジン用ラック部材に対向する位置に移動させ、次いで、前記マガジン駆動用モータが駆動されて、前記スイングアームが回動して前記スイングギヤが前記右側マガジン用ラック部材のラック部とかみ合って該右側マガジン用ロック部材をロックを解除する方向に動かす構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。 - 請求項2に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
前記テープカートリッジピッカは、テープカートリッジを支持する回転盤と、前記テープカートリッジの向きを変えるように該回転盤を回動させる回転盤回動用モータとを有する構成であり、
前記駆動軸ユニットシフト手段は、前記回転盤回動用モータの動力を利用して動作する構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。 - 請求項2に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
前記テープカートリッジピッカは、テープカートリッジを支持する回転盤と、前記テープカートリッジの向きを変えるように該回転盤を回動させる回転盤回動用モータと、前記回転盤のそのホームポジションからの回動角を検知するセンサを有する構成であり、
前記駆動軸ユニットシフト手段は、前記回転盤回動用モータの動力を利用して動作し、その動作を停止するタイミングが前記センサからの出力によって決定される構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。 - 請求項2に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
前記左側マガジン用ロック機構は、前記左側マガジン用ラック部材を元の位置に復帰させる左側ばね部材を有する構成であり、
前記右側マガジン用ロック機構は、前記右側マガジン用ラック部材を元の位置に復帰させる右側ばね部材を有する構成であり、
前記スイングギヤが前記ラック部材の前記ラック部から離れたときに、前記左側マガジン用ラック部材又は前記前記右側マガジン用ラック部材が夫々左側ばね部材又は右側ばね部材によって元の位置に復帰される構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。 - 請求項2に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
前記スイングアームは、前記駆動軸の左側に配置された左側スイングアームと、前記駆動軸の右側に配置された右側スイングアームとよりなり、
前記スイングピニオンは、前記左側スイングアームに支持された左側スイングピニオンと、前記右側スイングアームに支持された右側スイングピニオンとよりなり、
前記駆動軸ユニットシフト手段は、前記駆動軸ユニットを、前記左側スイングピニオンが前記左側マガジン用ラック部材のラック部とかみ合い、前記右側スイングピニオンが前記右側マガジン用ラック部材のラック部とかみ合うように移動させる構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。 - 請求項1に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
前記メインモジュールは、ベースを有し、
該ベースの下面に、前記左側マガジン用ロック機構及び前記右側マガジン用ロック機構を有する構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。 - 請求項2に記載のテープカートリッジオートローダーにおいて、
前記メインモジュールと前記右側のテープカートリッジ移送マガジンとはその間に第1の隙間を有して配置してあり、
前記メインモジュールと前記左側のテープカートリッジ移送マガジンとはその間に第2の隙間を有して配置してあり、
前記右側マガジン用ロック部材は、その一部が前記第1の隙間を横切っており、前記テープカートリッジオートローダーの前面側から前記第1の隙間内に板部材が挿入された場合に、前記第1の隙間を横切っている部分が該挿入された板部材によって押されてロックを解除する方向に動かされる構成であり、
前記左側マガジン用ロック部材は、その一部が前記第2の隙間を横切っており、前記テープカートリッジオートローダーの前面側から前記第2の隙間内に前記板部材が挿入された場合に、前記第2の隙間を横切っている部分が該挿入された板部材によって押されてロックを解除する方向に動かされる構成としたことを特徴とするテープカートリッジオートローダー。
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