JP2008027508A - テープカートリッジ記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正常に挿入されたテープカートリッジは通過可能とし、誤挿入されたテープカートリッジは挿入を拒否する構成を実現する。
【解決手段】テープカートリッジ誤挿入防止機構500は、誤挿入防止キー501が、テープカートリッジ案内中空柱部122内に支持されており、ばね510によって反時計方向に付勢されている。誤挿入防止キー501は、中心筒部502と、中心筒部502から延びている腕部503と、腕部503の先端の板状の爪部504と、三角柱形状のブロック部508とを有する。三角柱形状ブロック部508は、爪部504より下側の位置に位置し、第1の傾斜面部505、第2の傾斜面部507と、角部とを有する。テープカートリッジが第1の傾斜面部505を押して、板状爪部504を横方向に移動させてテープカートリッジがメールスロットを通過することを妨害しないようにする。
【選択図】図10

Description

本発明はテープカートリッジ記録再生装置に係り、特に、メールスロットの箇所に設けてあり、テープカートリッジの誤挿入を防止するテープカートリッジ誤挿入防止機構に関する。
テープカートリッジオートローダーは、大略、テープカートリッジピッカを中心に、この手前側に、メールスロット、奥側に、読取り/書込みテープドライブ、左右側にテープカートリッジ移送マガジンが配置された構成である。
テープカートリッジピッカは、テープカートリッジを引き込むと共に送り出して、テープカートリッジをメールスロットと、テープドライブと、テープカートリッジ移送マガジンとの間で移送させる動作を行うものである。メールスロットの箇所には、テープカートリッジの誤挿入を防止するテープカートリッジ誤挿入防止機構が設けてある。
図23は従来のテープカートリッジ誤挿入防止機構を概略的に示す。これはLTO(Linear Tape Open)(商品名)テープカートリッジの誤挿入を防止する。LTOテープカートリッジの挿入路(メールスロット)1の両側にはピラー2,3が設けてあり、X2側のピラー2に、誤挿入防止キー4が軸5を中心に回動可能に設けてある。誤挿入防止キー4の端部4aがLTOテープカートリッジの挿入路1に突き出ている。
LTOテープカートリッジ10は、図25(A)に示す外形形状を有する。図2に併せて示すように、厚さがT1であるカートリッジ本体の内部に磁気テープ11が単一のリール12に巻かれて収容してあり、背面から磁気テープ11が繰り出される構成である。LTOテープカートリッジ10は前面13、背面14、側面15,16を有し、側面15に後述するテープカートリッジピッカ102のカートリッジピン(図示せず)が嵌合するための切欠15aを有し、更に、上面のうち背面14と側面15とが交わるコーナ部に三角形状凹段部17を有する。三角形状凹段部17の縁に、Y1−Y2線に対して傾斜して延在している壁部17aを有する。底面から凹段部17の上面までの寸法はh1である。
前記の誤挿入防止キー4の端部4aはメールスロットに挿入されたLTOテープカートリッジ10の三角形状凹段部17に対応する高さに位置している。
LTOテープカートリッジ10が正常の向きで挿入されたときには、図24(A)に示すように、三角形状凹段部17が誤挿入防止キー4の下側に入り込み、三角形状凹段部17の奥の壁部17aが誤挿入防止キー4の端部4aに当たって、誤挿入防止キー4を反時計方向に回動させ、LTOテープカートリッジ挿入路1よりX2側に押し退ける。LTOテープカートリッジ10は、誤挿入防止キー4の箇所を通過して、二点鎖線で示す位置まで挿入される。
LTOテープカートリッジ10が正常以外の向き、例えば、表裏反転された姿勢で挿入した場合には、図24(B)に示すように、LTOテープカートリッジ10の挿入方向先端の面14が誤挿入防止キー4の端部4aに当たって、LTOテープカートリッジ10はそれ以上の挿入を制限される。
特開2003−45102号公報
現在、上記のテープカートリッジオートローダーに使用されるテープカートリッジとして、二種類のテープカートリッジが市販されている。一つは、上記のLTOテープカートリッジであり、もう一つは、DLT(Digital Linear Tape)(商品名)テープカートリッジである。よって、テープカートリッジオートローダーを製造するメーカとしては、LTOテープカートリッジに適応したLTOテープカートリッジ用オートローダーとDLTテープカートリッジに適応したDLTテープカートリッジ用オートローダーとを製品化する必要がある。
DLTテープカートリッジ10Aは、図25(B)に示す外形形状を有し、前面13A、背面14A、側面15A,16Aを有する。図15に併せて示すように、LTOテープカートリッジ10の三角形状凹部17の代わりに、側面16Aに凹み部18を有し、且つ、背面14Aと側面16Aとのコーナ部に、厚さ方向の中央より少し下側の位置に、スリット19が、上記の凹み部18に通ずるように形成してある。側面15Aに切欠15Aaを有する。底面からスリット19までの寸法はh2である。寸法h2は、図25(B)中の寸法h1と等しくはなく、h2<h1である。18aは凹み部18のZ2側の縁部であり、Y1−Y2方向に延在している。18bは凹み部18のY2側の縁部である。
図23に示すテープカートリッジ誤挿入防止機構を備えたテープカートリッジオートローダーにDLTテープカートリッジを挿入した場合には、挿入方向先端の面が誤挿入防止キー4の端部4aに当たって、DLTテープカートリッジはそれ以上の挿入を制限されてしまう。
よって、DLTテープカートリッジ用オートローダーには、別に設計したテープカートリッジ誤挿入防止機構を設ける必要がある。
この場合に、上記のテープカートリッジ誤挿入防止機構について、出来るだけ共通化を図ることが、製造コストを低く抑える上で重要である。
そこで、本発明は、上記のことを満たしたテープカートリッジ記録再生装置を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、テープカートリッジ(10,10A)が挿入口(107)を通過して内部にまで挿入される構成であり、且つ内部に複数のテープカートリッジが収容可能であり、前記挿入口の箇所にテープカートリッジの誤挿入を防止するテープカートリッジ誤挿入防止キーが回動可能に設けてある構成のテープカートリッジ記録再生装置において、
前記テープカートリッジ誤挿入防止キー(501,501A)は、誤挿入されたテープカートリッジの挿入方向先端の面を係止してテープカートリッジがそれ以上には挿入されないように爪部(504)に加えて、正常に挿入されたテープカートリッジによって押されて前記テープカートリッジ誤挿入防止キーを前記テープカートリッジの挿入を妨害しない位置に退避させるブロック部(508)を有する構成としたことを特徴とする。
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、本願発明が図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、テープカートリッジ誤挿入防止キーが、爪部に加えて、ブロック部を有する構成であるため、テープカートリッジの誤挿入を防止することが出来ると共に、正常に挿入されたテープカートリッジがテープカートリッジ誤挿入防止キーの爪部に引っ掛かることなくテープカートリッジ誤挿入防止キーの箇所を通過することが可能となる。
次に本発明の実施の形態について説明する。
次の順序で説明する。
1.LTOテープカートリッジ用オートローダー100及びDLTテープカートリッジ用オートローダー100AへのLTOテープカートリッジ10,DLTテープカートリッジ10Aの誤挿入防止の関係(図1参照)
2.LTOテープカートリッジ用オートローダー100の全体の構成及び概略の動作(図2、図3、図4参照)
3.メインモジュール110の構成(図5、図6、図7、図8参照)
4.テープカートリッジ誤挿入防止機構500(図9、図10、図11参照)
5.テープカートリッジ誤挿入防止機構500の動作
5−1テープカートリッジが正常に挿入された場合(図12、図13参照)
5−2それ以外の場合(図14参照)
6.DLTテープカートリッジ用オートローダー100Aの全体の構成及び概略の動作(図15参照)
7.テープカートリッジ誤挿入防止機構500A(図16、図17、図18参照)
8.テープカートリッジ誤挿入防止機構500Aの動作
8−1テープカートリッジが正常に挿入された場合(図19、図20参照)
8−2それ以外の場合(図21参照)
9.誤挿入防止キー501及び誤挿入防止キー501Aの製造方法(図22参照)
1.[LTOテープカートリッジ用オートローダー100及びDLTテープカートリッジ用オートローダー100AへのLTOテープカートリッジ10,DLTテープカートリッジ10Aの誤挿入防止の関係](図1参照)
図1中、100はLTOテープカートリッジオートローダーであり、100AはDLTテープカートリッジ用オートローダーであり、10はLTOテープカートリッジであり、10AはDLTテープカートリッジである。
LTOテープカートリッジオートローダー100は、前面側に挿入口としてのメールスロット107を有し、中間にテープカートリッジピッカ102を有し、奥部にLTOテープカートリッジ用テープドライブ101を有し、メールスロット107の箇所に、テープカートリッジ誤挿入防止機構500を備えた構成である。
DLTテープカートリッジオートローダー100Aは、前面側にメールスロット107を有し、中間にテープカートリッジピッカ102を有し、奥部にDLTテープカートリッジ用テープドライブ101Aを有し、メールスロット107の箇所に、テープカートリッジ誤挿入防止機構500Aを備えた構成である。
図1中、符号10は正常な向きのLTOテープカートリッジ、符号10−Rは上面と下面とを反転させた姿勢のLTOテープカートリッジ、符号10−Sは向きが正常でないLTOテープカートリッジを示す。符号10Aは正常な向きのDLTテープカートリッジ、符号10A−Rは上面と下面とを反転させた姿勢のDLTテープカートリッジ、符号10A−Sは向きが正常でないDLTテープカートリッジを示す。
LTOテープカートリッジオートローダー100において、テープカートリッジ誤挿入防止機構500は、LTOテープカートリッジ10が正常な向きでメールスロット107内に挿入された場合には、その通過を可能とし、それ以外の場合、即ち、LTOテープカートリッジ10が正常でない向きで挿入された場合、及び、DLTテープカートリッジ10Aが挿入された場合にはこれを拒否する。図1中、マーク「○」は挿入許容を示し、マーク「×」は挿入拒否を示す。
DLTテープカートリッジオートローダー100Aにおいて、テープカートリッジ誤挿入防止機構500Aは、DLTテープカートリッジ10Aが正常な向きでメールスロット107内に挿入された場合には、その通過を可能とし、それ以外の場合、即ち、DLTテープカートリッジ10Aが正常でない向きで挿入された場合、及び、LTOテープカートリッジ10が挿入された場合にはこれを拒否する。
2.[LTOテープカートリッジ用オートローダー100の全体の構成及び概略の動作](図2、図3、図4参照)
図2は本発明の実施例1になるLTOテープカートリッジオートローダー100をその上カバーを取り外した状態で示し、図3はテープカートリッジオートローダー100をその側面側カバーを取り外した状態で示す。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。
LTOテープカートリッジ用オートローダー100は、大略、金属板製のフレーム190を有し、且つフロントパネルにコントロールパネル105及びメールスロット107を有し、内部には、メールスロット107に対向する部位にテープカートリッジピッカ102を備えたメインモジュール110を有し、このY1側にLTOテープカートリッジ用読取り/書込みテープドライブ101が配置され、メインモジュール110のX1側とX2側とにテープカートリッジ移送マガジン103,104が配置された構成である。テープカートリッジ移送マガジン103,104はフロントパネル側からY1方向に挿入されてフレーム190の両側の部位に取り外し可能に取り付けてある。また、LTOテープカートリッジ用オートローダー100は例えばフレーム190の四隅をラックの柱に固定されて、所謂ラックマウントされて設置される。
テープカートリッジ移送マガジン103,104は、図3に示すように、複数のコンテナ401を有し、LTOテープカートリッジ10をその前面13がテープカートリッジピッカ102の側を向いた向きで各コンテナ401内に収めて、複数のLTOテープカートリッジ10をY1−Y2方向に並べて収容すると共にY1−Y2方向に長い円の軌跡に沿って移送する。
LTOテープカートリッジ用テープドライブ101は、装着されたLTOテープカートリッジ10から繰り出された磁気テープ11に対してデータの読取り/書込みを行う。また、LTOテープカートリッジ用テープドライブ101はテープカートリッジイジェクト機構(図示せず)を有する。
テープカートリッジピッカ102は、図4に示すように、LTOテープカートリッジ10を回転盤140上に引き込むと共に回転盤140の外に送り出すことによって、メールスロット107から挿入されたLTOテープカートリッジ10をLTOテープカートリッジ用テープドライブ101に装着させ、LTOテープカートリッジ10をテープカートリッジ移送マガジン103,104から引き出してLTOテープカートリッジ用テープドライブ101に装着させ、LTOテープカートリッジ用テープドライブ101からLTOテープカートリッジ10を引き出して元のテープカートリッジ移送マガジン103,104に返却したりメールスロット107からイジェクトさせる動作を主に行う。また、テープカートリッジピッカ102は回転盤140を90度ずつ回動させる動作、及び、回転盤140を昇降させる動作も行う。回転盤140が回動するとLTOテープカートリッジ10の向きが変えられる。
イジェクト指令が送られると、後述するテープカートリッジ直線的移送機構170によってLTOテープカートリッジ10は、その前面13側がメールスロット107から外側に突き出るまで送り出される。それ以後は操作者がLTOテープカートリッジを掴んで引き出すようになっている。
3.[メインモジュール110の構成](図5、図6、図7、図8参照)
図5はメインモジュール110の斜視図、図6(A)はメインモジュール110の正面図、図6(B)はメインモジュール110の断面図である。図7はメインモジュール110を分解して示す図である。図8はメインモジュール110をY1側から見て示す斜視図である。
メインモジュール110は、単一のベース120を有する。メインモジュール110は、テープカートリッジピッカ102と、テープカートリッジ移送マガジン駆動モータモジュール330と、メールスロットモジュール340と、回転伝達経路形成装置300と、テープカートリッジ誤挿入防止機構500と有する。メールスロットモジュール340は、フレーム341の内側にメールスロット107を有する。ベース120の大部分を占める部分に、テープカートリッジピッカ102が設けてある。ベース120はテープカートリッジピッカ102よりもY2側に拡張された拡張部分120aを有する。この拡張部分120a上に、駆動軸ユニット301を有し、且つ、同じく拡張部分120a上に、テープカートリッジ移送マガジン駆動モータモジュール330が取り付けてあり、このマガジン駆動モータモジュール330の上側にメールスロットモジュール340が取り付けてある。この構成によって、図6(A),(B)に示すように、メールスロット107が回転盤140と同じ高さに位置している。
ベース120は、テープカートリッジピッカ102のY2側の箇所に、X1側にテープカートリッジ案内中空柱部121、X2側にテープカートリッジ案内中空柱部122、Z2側にテープカートリッジ案内レール部123を有する。これらは、Y2側から見て、メールスロット107の輪郭に沿う位置に位置しており、メールスロット107を通過してテープカートリッジピッカ102に移動するLTOテープカートリッジ10を案内する。
4.[テープカートリッジ誤挿入防止機構500](図9、図10、図11参照)
テープカートリッジ誤挿入防止機構500は、テープカートリッジ案内中空柱部122の箇所に設けてあり、図9に示す誤挿入防止キー501が、図5、図10、図11(A),(B)に示すように、テープカートリッジ案内中空柱部122内に支持されており、ばね510によって反時計方向に付勢されている構成である。
誤挿入防止キー501は、中心筒部502と、中心筒部502から延びている腕部503と、腕部503の先端の板状の爪部504と、爪部504より下方の位置に位置する三角柱形状のブロック部508とを有する。爪部504とブロック部508とは異なる高さに位置している。板状爪部504は、Y2側に、端面504aを有する。三角柱形状ブロック部508は、第1の傾斜面部505、第2の傾斜面部507と、角部506とを有する。角部506は第1の傾斜面部505と第2の傾斜面部507とによって形成されている。爪部504は第1の面に存在し、ブロック部508は前記第1の面と異なる第2の面に存在する。
テープカートリッジ案内中空柱部122の内側は、底板部124から固定軸部125がZ1方向に突き出ている構成である。
中心筒部502は、腕部503に対応する部分502aと、腕部503よりZ2方向に突き出ている長さL1の部分502bと、腕部503よりZ1方向に突き出ている長さL2の部分502cとよりなる。長さL2は極く短い。長さL1は長さL2の五倍以上であり長い。
誤挿入防止キー501は、中心筒部502を、テープカートリッジ案内中空柱部122内の固定軸125に嵌合させて、回動可能に取り付けてある。中心筒部502の下端が底板部124に当たって、板状爪部504はテープカートリッジ案内レール部123を基準とする高さ位置がH1とされている。高さH1は、図25(A)中の底面から凹段部17までの寸法h1と対応する寸法である。
腕部503はY2方向に延在している。板状爪部504及び三角柱形状ブロック部508は、図11(B)に示すように、X2側よりメールスロット107内に突き出ている。爪部504は、この状態で、端面504aは、Y1−Y2線に対して垂直、即ち、テープカートリッジの挿入方向に対して垂直である。
図11(B)に示すように、三角柱形状ブロック部508は板状爪部504のZ2側に配置してある。図11(A)に示すように、第1の傾斜面部505は板状爪部504の端面504aの箇所から略Y1方向に延びており、その傾斜の方向は、Y1方向に辿るにつれてX1方向に変位している方向である。角部506は第1の傾斜面部505の端部にあり、X1方向に最大に突き出ている。同じく図11(A)に示すように、第2の傾斜面部507は、板状爪部504よりもY2側に位置しており、傾斜の方向は、Y1側の端部からY2方向に辿るにつれてX1方向に変位している方向である。
板状爪部504は、その端面504aが誤挿入されたテープカートリッジの挿入方向先端の面を係止するように機能する。
三角柱形状ブロック部508の第1の傾斜面部505及び角部506は、正常に挿入されたテープカートリッジによって押されて、板状爪部504をテープカートリッジの挿入を妨害しない位置に退避させるように機能する。
三角柱形状ブロック部508の第2の傾斜面部507は、排出されるテープカートリッジによって押されて、板状爪部504を移動させてテープカートリッジの排出を妨害しない位置に退避させるように機能する。
5.[テープカートリッジ誤挿入防止機構500の動作]
5−1[テープカートリッジが正常に挿入された場合](図12、図13参照)
図12及び図13はLTOテープカートリッジ10が背面14を先頭にして正常な姿勢及び向きで挿入されたときの状態の変化を順に示す。図12(A1)、(A2)、図13(A1)〜(A3)は斜めから見て示す。図12(B1)、(B2)、図13(B1)〜(B3)はZ1方向から見て示す。図13(C1)、(C2)、図14(C1)〜(C3)はZ2方向から見て示す。
図12(A1),(B1),(C1)はLTOテープカートリッジ10がメールスロット107内にY1方向に挿入を開始されて、誤挿入防止キー501と対向したときの状態を示す。凹段部17が板状爪部504と対向している。
LTOテープカートリッジ10が更にメールスロット107内に挿入されると、図12(A2),(B2)に示すように、凹段部17が板状爪部504の下側に入り込む。また、図12(C2)に示すように、LTOテープカートリッジ10の背面14のX2側の端が三角柱形状ブロック部508の第1の傾斜面部505に当たる。
LTOテープカートリッジ10が更にメールスロット107内に挿入されると、第1の傾斜面部505がX2方向に押し退けられ、図13(A1),(B1),(C1)に示すようになる。図13(C1)に示すように、LTOテープカートリッジ10の側面16が第1の傾斜面部505の角部506に当たっており、誤挿入防止キー501は、ばね510に抗してZ1側から見て時計方向に回動される。図13(B1)に示すように、板状爪部504はX2方向に変位されて、凹段部17よりX2方向に外れる。よって、LTOテープカートリッジ10は板状爪部504に当たらずに更に挿入され、図13(A2),(B2),(C2)に示すようになり、更には、図13(A3),(B3),(C3)に示すようになり誤挿入防止キー501の箇所を通過する。
上記のように、LTOテープカートリッジ10が正常な姿勢及び向きで挿入されたときは、LTOテープカートリッジ10は誤挿入防止キー501によって係止されずに挿入、誤挿入防止キー501の横側を通過する。
LTOテープカートリッジ10が通過すると、誤挿入防止キー501はばね510によって戻され元の状態となり、三角柱形状ブロック部508の第2の傾斜面部507がLTOテープカートリッジ10の前面13に対向する。LTOテープカートリッジ10は、第2の傾斜面部507を押して、三角柱形状ブロック部508をX2方向に押し退けて、メールスロット107よりY1方向に排出される。
5−2[それ以外の場合](図14参照)
図14は、それ以外の場合を示す。
図14(A)は誤ってLTOテープカートリッジが上面と下面とを反転させた姿勢で挿入されたときの状態を示す。LTOテープカートリッジ10−Rは、背面14が板状爪部504の端面504aに突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
図14(B)は誤ってLTOテープカートリッジがその側面15が先頭となる向きで挿入されたときの状態を示す。LTOテープカートリッジ10−Sは、側面15が板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
LTOテープカートリッジが側面16或いは前面13を先頭となる向きで挿入されたときも、側面16或いは前面13が板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
図14(C)は誤ってDLTテープカートリッジ10Aが挿入されたときの状態を示す。スリット19は板状爪部504よりもZ2側に位置しており、背面14Aが板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
図14(D)は誤ってDLTテープカートリッジが上面と下面とを反転させた姿勢で挿入されたときの状態を示す。DLTテープカートリッジ10A−Rは、背面14Aが板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
図14(E)は誤ってDLTテープカートリッジがその側面15Aが先頭となる向きで挿入されたときの状態を示す。DLTテープカートリッジ10A−Sは、側面15Aが板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
DLTテープカートリッジが側面16A或いは前面13Aを先頭となる向きで挿入されたときも、側面16A或いは前面13Aが板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
上記のように、誤挿入防止キー501は、LTOテープカートリッジ10が正常な向きで挿入させた場合にだけ、LTOテープカートリッジ10がメールスロット107を通過することを許容し、それ以外の場合は、テープカートリッジの挿入を途中で拒否するように動作する。
6.[DLTテープカートリッジ用オートローダー100Aの全体の構成及び概略の動作](図15参照)
図15は、DLTテープカートリッジ用オートローダー100Aを示す。DLTテープカートリッジ用オートローダー100Aは、DLTテープカートリッジ10Aに合った構成である。DLTテープカートリッジ10AはLTOテープカートリッジ10と略同じサイズであるため、DLTテープカートリッジ用オートローダー100Aは、メインモジュール110Aを除いて前記のLTOテープカートリッジ用オートローダー100と同じである。
メインモジュール110Aは、テープカートリッジ誤挿入防止機構500Aが相違するだけで、前記メインモジュール110と略同じである。
7.[テープカートリッジ誤挿入防止機構500A](図16、図17、図18参照)
図16は、テープカートリッジ誤挿入防止機構500Aを示す。テープカートリッジ誤挿入防止機構500Aは、DLTテープカートリッジ10Aに合った構成であり、図17に示す誤挿入防止キー501Aが組み込んである。
誤挿入防止キー501Aは、中心筒部502A以外は、前記の誤挿入防止キー501と同じ形状であり、腕部503と、板状爪部504と、爪部504より下方の位置に位置する三角柱形状ブロック部508とを有する。爪部504とブロック部508とは異なる高さに位置している。中心筒部502Aは、前記の誤挿入防止キー501の中心筒部502とは、腕部503の中心のX−Y面に関して逆の形状であり、腕部503よりZ2方向に突き出ている部分502Abは、極く短い長さL2を有し、腕部503よりZ1方向に突き出ている部分502Acは、長さL1を有する。爪部504は第1の面に存在し、ブロック部508は、前記第1の面と異なる第2の面に存在する。
誤挿入防止キー501Aは、中心筒部502Aを、テープカートリッジ案内中空柱部122内の固定軸125に嵌合させて、回動可能に取り付けてある。中心筒部502Aの下端が底板部124に当たって、板状爪部504はテープカートリッジ案内レール部123を基準とする高さ位置がH2とされている。高さH2は、図25(B)中の底面からスリット19までの寸法h2と対応する寸法である。
図18(B)に示すように、ベース120は、底板部124のテープカートリッジ案内レール部123に対する高さ位置H10が、誤挿入防止キー501を組み込んだ場合には板状爪部504の高さ位置がH1となり、誤挿入防止キー501Aを組み込んだ場合には板状爪部504の高さ位置がH2となるように定めてある。
8.[テープカートリッジ誤挿入防止機構500Aの動作]
8−1[テープカートリッジが正常に挿入された場合](図19、図20参照)
図19及び図20はDLTテープカートリッジ10Aが背面14Aを先頭にして正常な姿勢及び向きで挿入されたときの状態の変化を順に示す。図19(A1)、(A2)、図20(A1)〜(A3)は斜めから見て示す。図19(B1)、(B2)、図20(B1)〜(B3)はZ1方向から見て示す。図19(C1)、(C2)、図20(C1)〜(C3)はZ2方向から見て示す。
図19(A1),(B1),(C1)はDLTテープカートリッジ10Aがメールスロット107内にY1方向に挿入を開始されて、誤挿入防止キー501Aと対向したときの状態を示す。スリット19が板状爪部504と対向している。
DLTテープカートリッジ10Aが更にメールスロット107内に挿入されると、図19(A2),(B2)に示すように、スリット19が板状爪部504に嵌合し、図20(A1),(B1)に示すように、板状爪部504は相対的にスリット19を通過して凹み部18に入りこむ。
また、図19(C2)に示すように、DLTテープカートリッジ10Aの背面14AのX2側の端が三角柱形状ブロック部508の第1の傾斜面部505に当たり、三角柱形状ブロック部508をX2方向に押し退け、DLTテープカートリッジ10Aが更にメールスロット107内に挿入されると、図20(C1)に示すように、DLTテープカートリッジ10Aの側面16Aの縁部18aが角部506に当たって、誤挿入防止キー501Aは、ばね510に抗してZ1側から見て時計方向に回動され、その状態に保たれる。図20(B1)に示すように、板状爪部504はX2方向に変位されて、凹み部18よりX2方向に出た状態となる。
DLTテープカートリッジ10Aが更に挿入されると、縁部18bが板状爪部504に接近する。この時点でも、縁部18aが三角柱形状ブロック部508の角部506に当たっている。このため、縁部18bは板状爪部504に突き当たらないで板状爪部504の箇所を通過し、図20(A2),(B2),(C2)に示すようになり、更には、図20(A3),(B3),(C3)に示すようになり誤挿入防止キー501Aの箇所を通過する。
上記のように、DLTテープカートリッジ10Aが正常な姿勢及び向きで挿入されたときは、DLTテープカートリッジ10Aは誤挿入防止キー501Aによって係止されずに挿入、誤挿入防止キー501Aの横側を通過する。
DLTテープカートリッジ10Aが通過すると、誤挿入防止キー501Aはばね510によって戻され元の状態となり、三角柱形状ブロック部508の第2の傾斜面部507がDTOテープカートリッジ10Aの前面13Aに対向する。DLTテープカートリッジ10Aは、第2の傾斜面部507を押して、三角柱形状ブロック部508をX2方向に押し退けて、メールスロット107よりY1方向に排出される。
8−2[それ以外の場合]
図21は、それ以外の場合を示す。
図21(A)は誤ってDLTテープカートリッジが上面と下面とを反転させた姿勢で挿入されたときの状態を示す。DLTテープカートリッジ10A−Rは、背面14Aが板状爪部504の端面504aに突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
図21(B)は誤ってDLTテープカートリッジがその側面15Aが先頭となる向きで挿入されたときの状態を示す。DLTテープカートリッジ10A−Sは、側面15Aが板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
DLTテープカートリッジが側面16A或いは前面13Aを先頭となる向きで挿入されたときも、側面16A或いは前面13Aが板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
図21(C)は誤ってLTOテープカートリッジ10が挿入されたときの状態を示す。三角形状凹段部17は板状爪部504よりもZ1側に位置しており、背面14が板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
図21(D)は誤ってLTOテープカートリッジが上面と下面とを反転させた姿勢で挿入されたときの状態を示す。LTOテープカートリッジ10−Rは、背面14が板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
図21(E)は誤ってLTOテープカートリッジがその側面15が先頭となる向きで挿入されたときの状態を示す。LTOテープカートリッジ10−Sは、側面15が板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
LTOテープカートリッジが側面16或いは前面13を先頭となる向きで挿入されたときも、側面16或いは前面13が板状爪部504に突き当たって、それ以上の挿入が制限される。
上記のように、誤挿入防止キー501Aは、DLTテープカートリッジ10Aが正常な向きで挿入させた場合にだけ、DLTテープカートリッジ10Aがメールスロット107を通過することを許容し、それ以外の場合は、テープカートリッジの挿入を途中で拒否するように動作する。
9.[誤挿入防止キー501及び誤挿入防止キー501Aの製造方法](図22参照)
図22(A)は誤挿入防止キー501の成形金型装置600を示す。成形金型装置600は、誤挿入防止キー501のうち、中心筒部502以外の部分、即ち、腕部503、板状爪部504、第1の傾斜面部505,507の部分を成形する上下金型601,602と、中心筒部502を成形する上下金型603,604とが組み合わされた構成である。誤挿入防止キー501はこの成形金型装置600を使用することによって成形される。
誤挿入防止キー501Aは、図22(B)に示す成形金型装置600Aを使用して成形される。この成形金型装置600Aは、図22(A)に示す成形金型装置600において、金型603と金型604との位置を入れ換えた構成である。
よって、誤挿入防止キー501及び誤挿入防止キー501Aは、金型を共通にして成形することが出来、各キー毎に専用の成形金型を用意する場合に比較して、製造コストが安価となる。
本発明の要部であるテープカートリッジの誤挿入防止機構は、テープカートリッジオートローダーに限らず、テープカートリッジライブラリーにも適用可能である。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施例1になるLTOテープカートリッジ用オートローダー及びDLTテープカートリッジ用オートローダーへのテープカートリッジの誤挿入防止を説明する図である。 本発明の実施例1になるLTOテープカートリッジ用オートローダーをその上カバーを取り外した状態で示す斜視図である。 図1のテープカートリッジオートローダーをX1側から見て、テープカートリッジ移送マガジンの内部を示す側面図である。 テープカートリッジピッカの概略動作を説明するための図である。 メインモジュールの斜視図である。 メインモジュールを示す図である。 メインモジュールを分解して示す図である。 メインモジュールをY1側から見て示す斜視図である。 LTOテープカートリッジ用オートローダー用の誤挿入防止キーを示す斜視図である。 テープカートリッジ誤挿入防止機構を拡大して示す図である。 誤挿入防止キーと、LTOテープカートリッジ及びメールスロットとの関係を示す図である。 LTOテープカートリッジが正常に挿入された場合の誤挿入防止キーの動作状態を順に示す図である。 図12に続く、誤挿入防止キーの動作状態を順に示す図である。 誤挿入防止キーがテープカートリッジの誤挿入を防止する動作を説明する図である。 本発明の実施例2になるDLTテープカートリッジ用オートローダーをその上カバーを取り外した状態で示す斜視図である。 DLTテープカートリッジ用オートローダーのテープカートリッジ誤挿入防止機構を拡大して示す図である。 DLTテープカートリッジ用オートローダー用の誤挿入防止キーを示す斜視図である。 誤挿入防止キーと、DLTテープカートリッジ及びメールスロットとの関係を示す図である。 DLTテープカートリッジが正常に挿入された場合の誤挿入防止キーの動作状態を順に示す図である。 図19に続く、誤挿入防止キーの動作状態を順に示す図である。 誤挿入防止キーがテープカートリッジの誤挿入を防止する動作を説明する図である。 LTOテープカートリッジ用オートローダー用の誤挿入防止キーとDLTテープカートリッジ用オートローダー用の誤挿入防止キーとの成形金型を示す図である。 従来のテープカートリッジ誤挿入防止機構を概略的に示す図である。 図23のテープカートリッジ誤挿入防止機構の動作を示す図である。 LTOテープカートリッジ及びDLTテープカートリッジを示す図である。
符号の説明
10 LTOテープカートリッジ
10A DLTテープカートリッジ
100 LTOテープカートリッジ用オートローダー
100A DTOテープカートリッジ用オートローダー
101 LTOテープカートリッジ用テープドライブ
101A DLTテープカートリッジ用テープドライブ
102 テープカートリッジピッカ
103,104 テープカートリッジ移送マガジン
107 メールスロット
110 メインモジュール
120 ベース
121,122 テープカートリッジ案内中空柱部
124 底板部
125 固定軸部
140 回転盤
340 メールスロットモジュール
500,500A カートリッジ誤挿入防止機構
501、501A 誤挿入防止キー
502、502A 中心筒部
503 腕部
504 板状爪部
504a 端面
505 第1の傾斜面部
506 角部
507 第2の傾斜面部
508 三角柱形状ブロック部
600 成形金型装置
601,603 上金型
602,604 下金型

Claims (6)

  1. テープカートリッジが挿入口を通過して内部にまで挿入される構成であり、且つ内部に複数のテープカートリッジが収容可能であり、前記挿入口の箇所にテープカートリッジの誤挿入を防止するテープカートリッジ誤挿入防止キーが回動可能に設けてある構成のテープカートリッジ記録再生装置において、
    前記テープカートリッジ誤挿入防止キーは、誤挿入されたテープカートリッジの挿入方向先端の面を係止してテープカートリッジがそれ以上には挿入されないようにする爪部に加えて、正常に挿入されたテープカートリッジによって押されて前記テープカートリッジ誤挿入防止キーを前記テープカートリッジの挿入を妨害しない位置に退避させるブロック部を有する構成としたことを特徴とするテープカートリッジ記録再生装置。
  2. 請求項1に記載のテープカートリッジ記録再生装置において、
    前記ブロック部は、正常に挿入されたテープカートリッジによって押されて、前記爪部をテープカートリッジの挿入を妨害しない位置に退避させる第1の傾斜面部と、排出されるテープカートリッジによって押されて、前記爪部をテープカートリッジの排出を妨害しない位置に退避させるように機能する第2の傾斜面部とを有する構成としたことを特徴とするテープカートリッジ記録再生装置。
  3. 請求項1に記載のテープカートリッジ記録再生装置において、
    前記テープカートリッジ誤挿入防止キーは、前記爪部及び前記ブロック部を腕部の先端に有し、該腕部の基部側に中心筒部を有する構成であり、
    前記テープカートリッジ誤挿入防止キーは、前記中心筒部を、テープカートリッジ記録再生装置の固定軸に嵌合させて取り付けてある構成としたことを特徴とするテープカートリッジ記録再生装置。
  4. 請求項3に記載のテープカートリッジ記録再生装置において、
    前記固定軸と前記挿入口との位置関係を、前記テープカートリッジ誤挿入防止キーの前記中心筒部が前記腕部から突き出る方向を変えただけが異なる二種類のテープカートリッジ誤挿入防止キーの何れもが組み込み可能であり、且つ、組み込んであるテープカートリッジ誤挿入防止キーの種類によって、第1の種類のテープカートリッジに対応可能、或いは第2の種類のテープカートリッジに対応可能となる構成としたことを特徴とするテープカートリッジ記録再生装置。
  5. テープカートリッジを内部に受け入れるテープカートリッジ記録再生装置において、
    テープカートリッジの誤挿入を防止するテープカートリッジ誤挿入防止キーを、内部に回動可能に設けてなり、
    該テープカートリッジ誤挿入防止キーは、誤挿入されたテープカートリッジの挿入方向先端の面を係止してテープカートリッジがそれ以上には挿入されないようにする爪部を第1の面に有し、更に、該第1の面とは異なる第2の面に、正常に挿入されたテープカートリッジによって押されて前記テープカートリッジ誤挿入防止キーを前記テープカートリッジの挿入を妨害しない位置に退避させるブロック部を有する構成としたことを特徴とするテープカートリッジ記録再生装置。
  6. テープカートリッジを内部に受け入れるテープカートリッジ記録再生装置において、
    テープカートリッジの誤挿入を防止するテープカートリッジ誤挿入防止キーを、内部に回動可能に設けてなり、
    該テープカートリッジ誤挿入防止キーは、誤挿入されたテープカートリッジの挿入方向先端の面を係止してテープカートリッジがそれ以上には挿入されないようにする爪部を有し、更に、前記爪部とは異なる高さの位置に、正常に挿入されたテープカートリッジによって押されて前記テープカートリッジ誤挿入防止キーを前記テープカートリッジの挿入を妨害しない位置に退避させるブロック部を有する構成としたことを特徴とするテープカートリッジ記録再生装置。
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