JP2605089Y2 - オートチェンジャ - Google Patents

オートチェンジャ

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JP2605089Y2
JP2605089Y2 JP1993068616U JP6861693U JP2605089Y2 JP 2605089 Y2 JP2605089 Y2 JP 2605089Y2 JP 1993068616 U JP1993068616 U JP 1993068616U JP 6861693 U JP6861693 U JP 6861693U JP 2605089 Y2 JP2605089 Y2 JP 2605089Y2
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case
magazine
ejection
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autochanger
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千代彦 小林
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はオートチェンジャに関
し、より詳細には、例えば自動車の運転席横に設置さ
れ、マガジンにCD(コンパクトディスク)またはMD
(ミニディスク)を1枚ずつ挿入するタイプのオートチ
ェンジャに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は自動車の運転席横に設置され、マ
ガジンにMDを1枚ずつ挿入するタイプの従来のオート
チェンジャを概略的に示した斜視図であり、図中11は
ケースを示している。ケース11は略中空直方体形状を
有してDIN規格サイズに形成され、ケース11前面側
壁部は挿排部12となっており、挿排部12の所定箇所
には略長方形形状を有する開口部13が形成されてい
る。開口部13にはこれを覆う態様でカバー(図示せ
ず)が配設され、これにより塵埃等のケース11内への
侵入防止が図られており、また開口部13を通ってMD
(図示せず)が挿入または排出(以下、単に挿排と記
す)される際、前記カバーは自動的に開閉するようにな
っている。
【0003】挿排部12近傍におけるケース11内の所
定箇所には略直方体形状を有するマガジン14が配設さ
れており、マガジン14内には3つの段15a1 〜15
3より成る収容部15が形成されている。また収容部
15の前後面にはそれぞれ挿排口14c、14dが形成
され、収容部15内には駆動ローラー(図示せず)がそ
れぞれ配設されており、この駆動ローラーにより前記M
Dが収容部15に関して引き込まれたり、押し出された
りするようになっている。またマガジン14側壁角部近
傍の所定箇所には座金16a、16bが取り付けられて
おり、これら座金16a、16bには所定ピッチを有す
る左ねじ16e、右ねじ16fがそれぞれ形成された軸
16g、16hが螺合されている。さらに軸16g、1
6hの一端部には比較的大形のかさ歯車16iがそれぞ
れ形成され、かさ歯車16iには比較的小形のかさ歯車
16jが咬合しており、かさ歯車16jは軸16kを介
して両軸モータ16lに接続されている。これら座金1
6a、16b、軸16g、16h、16k、かさ歯車1
6i、16j、両軸モータ16lによりマガジン駆動装
置16が構成されている。そして両軸モータ16lを駆
動させると、かさ歯車16i、16jにより所定速度に
減速されて軸16g、16hがそれぞれ反対方向に回動
し、左ねじ16e、右ねじ16fにより座金16a、1
6bが同一送り方向に移動し、マガジン14が所定速度
で上昇または下降するようになっている。
【0004】マガジン14後方の所定箇所にはプレーヤ
部17が配設され、プレーヤー部17にはアーム(図示
せず)が装備されており、このアームにより前記MDが
収容部15からプレーヤー部17へ取り込まれたり、逆
にプレーヤー部17から収容部15へ返されるようにな
っている。またマガジン14下方におけるケース11内
の所定箇所には、アンプ、チューナー(ともに図示せ
ず)、あるいは前記MDの挿排・再生を制御するための
基板(図示せず)等が配設されるようになっており、こ
れらケース11、挿排部12、マガジン14、マガジン
駆動装置16、プレーヤ部17等を含んでオートチェン
ジャ10が構成されている。
【0005】このように構成されたオートチェンジャ1
0を用いて前記MDをマガジン14に挿入する場合、ま
ず空いている収容部15に対するMD挿入用ボタン(図
示せず)を押すと、両軸モータ16lが駆動し、マガジ
ン14が所定の位置へ移動する。次に前記カバーを開
き、前記MDを開口部13、挿排口14cより深く挿入
すると、前記駆動ローラーが作動し、前記MDが収容部
15内の所定箇所に運ばれ、保管される。このようにし
てマガジン14には、収容部の各段15a1 〜15a3
に1個ずつ、合計3個のMDが保管される。
【0006】また所望のMDを再生する場合、これに対
応するMD再生用ボタン(図示せず)を押すと、プレー
ヤ部17における前記アームにより前記所望のMDが挿
排口14d側からプレーヤー部17へ取り出され、プレ
ーヤー部17で再生された後、前記アームにより再び挿
排口14dを通って元の収容部15に保管される。
【0007】また新しいMDと使わないMDとを入れ替
える場合、収容部15の入れ替段に対するMD排出用ボ
タン(図示せず)を押すと、両軸モータ16lが駆動
し、マガジン14が所定の位置へ移動する。続いて前記
駆動ローラーが作動するとともに前記カバーが開き、前
記使わないMDが開口部13まで排出され、手で取り出
し可能となる。次に上記した方法に従い、新しいMDを
空いた収容部15に挿入することにより、前記新旧のM
Dが入れ替わる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】図9は従来のオートチ
ェンジャ10における開口部13と収容部15との位置
関係を説明するために示した模式的部分拡大断面図であ
り、図8に示したものと同様、図中11はケース、12
は挿排部、13は開口部、14はマガジン、15a1
15a3 は収容部15の各段、14c、14dは挿排口
をそれぞれ示している。DIN規格サイズのケース11
の高さAは略46mmに規定される一方、MDの厚さの
関係上、段15a1 、15a2 、…におけるスペースB
は略5mmが必要となり、また製造技術上、板厚Cは略
1mm、マガジン14とケース11との最小間隙Dは略
1mmが必要である。さらにマガジン14下方には、前
記したアンプ、チューナー、あるいは前記基板の搭載ス
ペースが必要となる。
【0009】したがって上記制約条件を満足するために
は、3つの段15a1 〜15a3 を有するオートチェン
ジャ10の場合、マガジン14の高さEは略19mm、
開口部13下縁とケース11下部との距離Fは略27m
mにそれぞれ設定されることになる。そして開口部13
から最下段15a3 にMD18を挿排する際、マガジン
駆動装置16(図8)によりマガジン14はケース11
上方の所定箇所に移動させられ、このときのマガジン1
4とケース11下部との距離Gは略26mmになる。ま
た一点鎖線で示したように、最上段(15a1 )にMD
18を挿排する際、マガジン14はケース11下方の所
定箇所に移動させられ、このときの距離Hは略14mm
になり、したがって前記基板等の搭載スペースが確保さ
れる。
【0010】一方図示しないが、収容部15に4つの段
15a1 〜15a4 を有するオートチェンジャの場合、
マガジンの高さEは略25mm、開口部13下縁とケー
ス11下部との距離Fは略21mmにそれぞれ設定され
ることになる。そして開口部13から最下段15a4
MD18を挿排する際、前記マガジンとケース11下部
との距離Gは略20mmになる。また最上段15a1
MD18を挿排する際、距離Hは略2mmになり、した
がって前記基板等の搭載スペースがなくなる。
【0011】上記した従来のオートチェンジャ10にお
いては、4つの段15a1 〜15a4 が形成されている
マガジンが配設された場合、基板あるいはアンプ、チュ
ーナー等の搭載スペースHが確保できないという課題が
あり、したがって多くとも3つの段15a1 〜15a3
が形成されたマガジン14しか配設することができず、
MD18の保管量が不十分であるという課題があった。
さらに、オートチェンジャ10の小形化を図る場合、M
D18の保管量を一層減らさなければならないため、小
形化への要望に応えることが難しいという課題があっ
た。
【0012】また収容部15の各段15a1 、15a
2 、…に駆動ローラーがそれぞれ配設されているため、
コストがかかるという課題があるとともに、開口部13
と各段15a1 、15a2 、…との相対位置が確実に合
わないと、前記駆動ローラーとの関係上、各段15a
1 、15a2 、…における奥部の所定箇所までMD18
を挿入するのが難しいという課題があった。
【0013】本考案はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、基板等の搭載スペースを確保することができ
るとともに、収容部の段数を増やしてMD保管量を増大
させることができ、あるいはMD保管量を維持しつつ小
形化を図ることができ、また開口部と収容部との位置決
めを正確に行うことができ、したがってMDを円滑、確
実に挿排することができ、しかもコストを削減すること
ができるオートチェンジャを提供することを目的として
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係るオートチェンジャは、ケースと、該ケー
ス内に設けられ、ディスクを1枚ずつ保管するための収
容部を複数個有するマガジンと、該マガジンを移動させ
るためのマガジン駆動手段と、前記ディスクを前記ケー
ス外より前記収容部へ挿入したり前記収容部から前記ケ
ース外へ排出するための開口部を有する挿排部とを備え
たオートチェンジャにおいて、前記マガジン前面に前記
挿排部が摺動可能に配設されるとともに、該挿排部を駆
動させる挿排部駆動手段を備えていることを特徴として
いる(1)。
【0015】また本考案に係るオートチェンジャは、
ースと、該ケース内に設けられ、ディスクを1枚ずつ保
管するための収容部を複数個有するマガジンと、該マガ
ジンを移動させるためのマガジン駆動手段と、前記ディ
スクを前記ケース外より前記収容部へ挿入したり前記収
容部から前記ケース外へ排出するための開口部を有する
挿排部とを備えたオートチェンジャにおいて、前記マガ
ジン前面に前記挿排部が摺動可能に配設されるととも
に、前記マガジンの移動方向に対して逆方向に前記挿排
部を駆動させる挿排部駆動手段を備えていることを特徴
としている(2)。
【0016】また本考案に係るオートチェンジャは、
記(1)または(2)記載のオートチェンジャにおい
て、挿排部の開口部近傍の所定箇所に挿排機構が配設さ
れていることを特徴としている(3)。
【0017】また本考案に係るオートチェンジャは、
記(1)、(2)または(3)記載のオートチェンジャ
において、挿排部の所定箇所に光センサが配設され、マ
ガジン部の所定箇所にスリットが形成され、前記光セン
サと前記スリットとの組み合わせにより前記挿排部と前
記マガジンとの相対的位置関係が検知されるように構成
されていることを特徴としている(4)。また本考案に
係るオートチェンジャは、ケースと、該ケース内に設け
られ、ディスクを保管するための収容部と、前記ディス
クを前記ケース外より前記収容部へ挿入したり前記収容
部から前記ケース外へ排出するための開口部を有する挿
排部とを備えたオートチェンジャにおいて、前記ケース
前面の所定箇所に孔が形成され、前記挿排部は前記ケー
ス前面で上下方向に摺動可能に配設されるとともに前記
ケース前面の孔により摺動距離が規制され、かつ該孔以
外の前記ケース前面部分と前記挿排部の一部とが重畳し
てなることを特徴としている(5)。
【0018】
【作用】本考案に係るオートチェンジャ(1)によれ
ば、マガジン前面に挿排部が摺動可能に配設されるとと
もに、該挿排部を駆動させる挿排部駆動手段を備えてい
るので、前記マガジンを前記ケース上部に維持した状態
前記挿排部駆動手段により前記挿排部を移動させ得る
こととなり、あるいは前記マガジン駆動手段及び前記挿
排部駆動手段により前記マガジンと前記挿排部とを相対
的に反対方向にそれぞれ移動させ得ることとなり、した
がって前記マガジン下方に基板等の搭載スペースが確保
されるとともに、従来のものよりも多いMDを収容部に
保管し得ることとなり、あるいは従来のものと同数のM
Dを保管する場合はオートチェンジャの小形化が図れる
こととなる。
【0019】また本考案に係るオートチェンジャ(2)
によれば、マガジン前面に挿排部が摺動可能に配設され
るとともに、前記マガジンの移動方向に対して逆方向に
前記挿排部を駆動させる挿排部駆動手段を備えており、
該挿排部駆動手段とマガジン駆動手段とが一体化された
1個の駆動装置により前記挿排部と前記マガジンとを同
時に逆方向へ移動させ得ることとなり、したがって上記
したオートチェンジャ(1)のものの場合と同様の作用
が得られるとともに、駆動手段の数を少なくしてコスト
を削減し得ることとなる。
【0020】また本考案に係るオートチェンジャ(3)
によれば、挿排部の開口部近傍の所定箇所に挿排機構が
配設されており、1個の該挿排機構によりMDまたはC
Dを確実に挿排し得ることとなり、従来必要とされてい
た収容部内の駆動ローラーをなくしてコストを削減し得
ることとなり、また該駆動ローラーの作動上必要とされ
ていた前記開口部と前記収容部との相対的位置関係の精
度を緩め得ることとなり、MDまたはCDが前記収容部
奥の所定箇所まで挿入され難いというトラブルの発生を
防止し得ることとなる。
【0021】また本考案に係るオートチェンジャ(4)
によれば、挿排部の所定箇所に光センサが配設され、マ
ガジン部の所定箇所にスリットが形成され、前記光セン
サと前記スリットとの組み合わせにより前記挿排部と前
記マガジンとの相対的位置関係が検知されるように構成
されており、開口部と所要の段との相対的位置が合致し
たとき、挿排部駆動手段を確実に停止させ得ることとな
り、前記開口部と前記所要の段との位置決めを正確に行
い得ることとなり、したがってMDまたはCDを円滑、
かつ確実に挿排し得ることとなる。また本考案に係るオ
ートチェンジャ(5)によれば、ケース前面の所定箇所
に孔が形成され、挿排部は前記ケース前面で上下方向に
摺動可能に配設されるとともに前記ケース前面の孔によ
り摺動距離が規制され、かつ該孔以外の前記ケース前面
部分と前記挿排部の一部とが重畳してなるので、該挿排
部が移動する際、該挿排部と孔との間に隙間が生じるの
を確実に防止し得ることとなる。
【0022】
【実施例】以下、本考案に係るオートチェンジャの実施
例を図面に基づいて説明する。なお、従来例と同一機能
を有する構成部品には同一の符号を付すこととする。図
1は本考案に係るオートチェンジャの実施例(1)にお
ける挿排部、マガジン近傍を概略的に示した部分拡大断
面図であり、図中11はケースを示している。ケース1
1は略中空直方体形状を有してDIN規格サイズに形成
されており、ケース11前面側壁部の所定箇所には所定
形状を有する孔21が形成され、ケース11前面側壁部
の前側には所定形状を有する挿排部22が摺動可能に配
設されている。挿排部22の所定箇所にはMD(図示せ
ず)を挿通させる開口部23が形成されており、図8に
示したものと同様、開口部23にはこれを覆う態様でカ
バー(図示せず)が配設され、開口部23下縁近傍から
は所定形状を有するブラケット24がケース11側に延
設されている。ブラケット24の幅方向両端部近傍の所
定箇所には雌ねじ24aが形成され、雌ねじ24aには
所定長さを有する雄ねじ25aが形成された軸25が螺
合されており、軸25の下端部はウォームホイール26
a、ウオーム軸26bを介してモータ(図示せず)に接
続されている。これらモータ、軸25、雄ねじ25a、
雌ねじ24a等により駆動装置27が構成されており、
前記モータを駆動させると、軸25が所定速度に減速さ
れて回動し、孔21により移動距離が規制され、ケース
11前面側壁部を摺動しつつ挿排部22が上下方向に移
動するようになっている。また挿排部12近傍における
ケース11内の所定箇所には略直方体形状を有するマガ
ジン28が配設されており、マガジン28内には4つの
段15a1 〜15a4 より成る収容部15が形成され、
収容部15の前後面にはそれぞれ挿排口14c、14d
が形成されている。その他の構成は従来のものと同様で
あるので、ここではその詳細な説明は省略する。
【0023】図2は実施例(1)に係るオートチェンジ
ャのマガジン28をケース11の最上部に移動・設定
し、その後マガジン駆動装置16は作動させず、駆動装
置27のみを作動させた際における、開口部23と収容
部15との位置関係を説明するために示した模式的部分
拡大断面図であり、(a)はMD18を最下段15a4
に挿排する場合、(b)は最上段15a1 に挿排する場
合を示している。従来のものと同様、ケース11の高さ
Aは略46mm、収容部15の各段15a1 〜15a4
のスペースBは略5mm、板厚Cは略1mm、マガジン
28とケース11との最小間隙Dは略1mmにそれぞれ
設定されている。またマガジン28の高さEは略25m
m、開口部23下縁とケース11下部との距離Fは略2
1mm、孔21上縁とケース11下部との距離Iは略4
4mm、ケース11の厚さKは略2mm、挿排部22の
高さJは略50mmにそれぞれ設定されている。
【0024】このように構成されたオートチェンジャを
用い、開口部23から収容部15の最下段15a4 にM
D18を挿排する場合、マガジン駆動装置16を用いて
マガジン28をケース11最上部近傍の所定箇所に移動
させるとともに、駆動装置27を用いて挿排部22を下
方に移動させ、開口部23を最下段15a4 の位置に適
合させる。このときのマガジン28とケース11下部と
の距離Gは略20mmになる(a)。一方、収容部15
の最上段15a1 にMD18を挿排する場合、マガジン
駆動装置16は駆動せず、マガジン28をケース11最
上部近傍の所定箇所に維持した状態で、駆動装置27に
より挿排部22のみを上方に移動させ、開口部23の位
置を最上段15a1 に適合させる。このときのマガジン
28とケース11下部との距離Hは距離Gと同一で、略
20mmである(b)。また挿排部22が移動する間、
挿排部22と孔21とに隙間が生じることはない。
【0025】上記説明から明らかなように、本実施例
(1)に係るオートチェンジャでは、マガジン28前面
に挿排部22が摺動可能に配設され、挿排部22が駆動
装置27により駆動されるので、ケース11が常にシー
ルドされ、かつマガジン28がケース11上方に維持さ
れた状態で挿排部22を移動させることができ、したが
ってマガジン28下方に基板等の搭載スペースを確保す
ることができるとともに、従来のものの場合よりも多い
4個のMDを開口部23から収容部15の各段15a1
〜15a4 にそれぞれ挿排することができ、あるいは従
来のものと同数のMDを挿排する場合は、オートチェン
ジャの小形化を図ることができる。
【0026】図3は実施例(2)に係るオートチェンジ
ャの駆動装置27とマガジン駆動装置16とを同時に反
対方向へ同一速度で作動させた際における、開口部23
と収容部15との位置関係を説明するために示した模式
的部分拡大断面図であり、(a)はMD18を収容部1
5の最下段15a4 に挿排する場合、(b)は収容部1
5の最上段15a1 に挿排する場合を示している。実施
例(2)のものでは、孔21上縁とケース11下部との
距離Iは略35mm、挿排部の高さJは略41mmにそ
れぞれ設定され、駆動装置27とマガジン駆動装置16
とが同期して駆動されるようになっている。その他の構
成、設定寸法は実施例(1)のものと同様であるので、
ここではその詳細な説明は省略する。
【0027】このように構成されたオートチェンジャを
用い、開口部23から最下段15a4 にMD18を挿排
する場合、マガジン駆動装置16を用いてマガジン28
をケース11最上部近傍の所定箇所に移動させるととも
に、駆動装置27を用いて挿排部22を下方に移動さ
せ、開口部23の位置を収容部15の最下段15a4
適合させる。このときのマガジン28とケース11下部
との距離Gは、図2の場合と同様略20mmである
(a)。一方、最上段15a1 にMD18を挿排する場
合、駆動装置27とマガジン駆動装置16とを同時に反
対方向へ同一速度で作動させ、挿排部22を上方に、ま
たマガジン28を下方に移動させ、開口部23と収容部
15a1 とが適合した位置で駆動装置27とマガジン駆
動装置16とを同時に停止させる。すると、このときの
マガジン28とケース11下部との距離Hは略11mm
になる(b)。また挿排部22が移動する間、挿排部2
2と孔21とに隙間が生じることはない。
【0028】上記説明から明らかなように、実施例
(2)に係るオートチェンジャでは、実施例(1)のも
のと略同様の効果を得ることができるとともに、収容部
15の各段15a2 〜15a4 にMDを挿排する際、挿
排部22がケース11上部に突出するのを防止すること
ができる。
【0029】図4は実施例(3)に係るオートチェンジ
ャの挿排部、マガジン近傍を概略的に示した部分拡大断
面図であり、図中22、28は実施例(2)のものと同
様に構成された挿排部、マガジンを示している。挿排部
22及びマガジン28間におけるケース11上下部近傍
の所定箇所にはプーリー31a、31bが回動可能に取
り付けられており、プーリー31aは減速機(図示せ
ず)を介してモータ33に接続され、プーリ31a、3
1bには略リング形状を有するベルト32が掛けられて
いる。ベルト32左側部の所定箇所には挿排部22のブ
ラケット24が接続され、ベルト32右側部の所定箇所
にはマガジン28側壁角部近傍に形成された座金16a
が接続されており、これらプーリ31a、31b、ベル
ト32、モーター33等を含んで駆動装置30が構成さ
れている。他方、マガジン28を挟んで駆動装置30と
対向する側には、駆動装置30と同様のプーリー34
a、34b、減速機、モータ36が取り付け・配設され
ており、モータ33、36の回動は逆方向に設定される
とともに、回動速度が同調するようになっている。また
プーリー34a、34bにはベルト35が掛けられてお
り、ベルト35左側の所定箇所には座金16bが接続さ
れている。その他の構成は実施例(2)のものと同様で
あるので、ここではその詳細な説明は省略する。
【0030】このように構成されたオートチェンジャの
場合、モータ33、36をそれぞれ逆方向に回動させる
と、プーリー31a、34aを介してベルト32右側
部、ベルト35左側部が同時に同一方向へ移動し、座金
16a、16bを介してマガジン28が上方または下方
に移動する。一方、プーリー31a、31bによりベル
ト32左側部はベルト32右側部と反対に方向転換され
るため、ブラケット24を介して挿排部22がマガジン
28と同一速度で下方または上方に移動する。
【0031】上記説明から明らかなように、実施例
(3)に係るオートチェンジャでは、1個の駆動装置3
0により挿排部22とマガジン28とを常時逆方向に移
動させることができ、実施例(2)のものの場合と同様
の効果を得ることができるとともに、挿排部22を駆動
させるための駆動装置27(図3)をなくすことがで
き、したがってコストを削減することができる。
【0032】なお実施例(3)のものでは、プーリー3
4a、34b、減速機、モータ36が配設されたものを
用いたが、何らこれに限定されるものではなく、駆動装
置30の駆動速度と同調し得るものであればいずれの駆
動装置でも適用が可能である。
【0033】図5は実施例(4)に係るオートチェンジ
ャの挿排部、マガジン近傍を概略的に示した部分拡大断
面図であり、図中22、28は実施例(2)のものと同
様に構成された挿排部、マガジンを示している。ケース
11における挿排部22及びマガジン28間の所定箇所
にはピニオン41が回動可能に取り付けられており、ピ
ニオン41は減速機(図示せず)を介してモータ42に
接続されている。またピニオン41の両側にはこれに咬
合する所定長さのラック43a、43bが配設されてお
り、ラック43aは挿排部22に形成されたブラケット
24端部の所定箇所に取り付けられ、ラック43bはマ
ガジン28側面の所定箇所に取り付けられている。これ
らモータ42、ピニオン41、ラック43a、43b等
を含んで駆動装置40が構成されている。他方、マガジ
ン28を挟んで駆動装置40と対向する側には、駆動装
置40と同様のモータ45、減速機、ピニオン44、ラ
ック46aが配設・取り付けられており、モータ42、
45の回動は逆方向に設定されるとともに、速度が同調
するようになっている。その他の構成は実施例(2)の
ものと同様であるので、ここではその詳細な説明は省略
する。
【0034】このように構成されたオートチェンジャの
場合、モータ42、45をそれぞれ逆方向に回動させる
と、ピニオン41、44を介してラック43b、46a
が同時に同一方向へ移動し、マガジン28が上方または
下方に移動する。一方、ピニオン41によりラック43
aはラック43bと反対に方向転換されるため、ブラケ
ット24を介して挿排部22がマガジン28と同一速度
で下方または上方に移動する。
【0035】上記説明から明らかなように、実施例
(4)に係るオートチェンジャでは、実施例(3)のも
のの場合と同様の効果を得ることができる。
【0036】なお実施例(4)のものでは、モータ4
5、減速機、ピニオン44、ラック46aが配設された
ものを用いたが、何らこれに限定されるものではなく、
駆動装置40の駆動速度と同調し得るものであればいず
れの駆動装置でも適用が可能である。
【0037】図6は実施例(5)に係るオートチェンジ
ャの挿排部近傍を模式的に示した部分拡大断面図であ
り、図中11は実施例(1)のものと同様に形成された
ケースを示している。ケース11前面側壁部の所定箇所
には所定形状を有する孔21が形成され、ケース11前
面側壁部の前側には略箱形形状を有する挿排部51が摺
動可能に配設されており、挿排部51における前部壁5
1aの所定箇所にはMDを挿通させる開口部23が形成
されている。また挿排部51における側壁部51bの所
定箇所からブラケット24が延設されており、ブラケッ
ト24には駆動装置27が取り付けられている。開口部
23下縁近傍の所定箇所にはローラー53が回動可能に
取り付けられ、ローラー53には減速部54aを介して
モータ54が接続されており、これらローラー53、減
速部54a、モータ54により駆動部52が構成されて
いる。一方、ローラー53上方にはローラー55が配設
され、ローラー55は軸55aの一端部で回動可能に枢
支されており、軸55aは筒部55b内に摺動可能に配
設されるとともに、筒部55bを介して挿排部51上部
に取り付けられている。また筒部55bには所定長さを
有する長孔55cが形成され、軸55a側面には突起部
55dが形成されており、突起部55dが長孔55cに
挿入されることにより、軸55aが筒部55bで回転し
たり、筒部55bから脱落するのが防止されるようにな
っている。また筒部55b内にはスプリング55eが配
設され、ローラー55が軸55aを介して常時ローラー
53側に付勢されるようになっており、これらローラー
55、軸55a、スプリング55e、筒部55bを含ん
で押え部56が構成されている。さらにローラー53前
後方近傍の所定箇所には検知部(図示せず)がそれぞれ
配設され、この検知部は制御部(図示せず)を介してモ
ータ54とそれぞれ電気的に接続されており、MD18
がローラー53の前方から接近するとローラー53が時
計方向に回転し、後方から接近すると反時計方向に回転
するようになっている。これら駆動部52、押え部5
6、検知部等を含んで挿排機構50が構成されている。
【0038】挿排部12近傍におけるケース11内の所
定箇所にはマガジン28が配設され、マガジン28内に
は4つの段15a1 〜15a4 より成る収容部15が形
成されており、実施例(1)のものに配設されていた駆
動ローラーは削除されている。その他の構成は実施例
(1)のものと同様であるので、ここではその詳細な説
明は省略する。
【0039】このように構成されたオートチェンジャの
場合、MD18を開口部23に挿入すると、挿排機構5
0が作動し、MD18が収容部15の例えば段15a3
側に所定距離程押し出された後、プレーヤ部17(図
8)に備えられたアーム(図示せず)によりさらに後方
へ引き込まれ、段15a3 内の所定箇所に収容される。
一方、前記アームにより所定距離ほど押し出されると、
挿排機構50が作動し、MD18が開口部23から取り
出される。
【0040】上記説明から明らかなように、実施例
(5)に係るオートチェンジャでは、1個の挿排機構に
よりMD18を確実に挿排させることができ、したがっ
て収容部15の各段15a1 〜15a4 から従来必要と
されていた駆動ローラーをなくしてコストを削減するこ
とができ、また開口部23と収容部15の各段15a1
〜15a4 との相対的位置関係の精度を緩めることがで
き、MD18が収容部15奥の所定箇所までMD18が
挿入され難いというトラブルを防止することができる。
【0041】なお実施例(5)では実施例(1)のもの
に挿排機構50が配設された場合について説明したが、
別の実施例では実施例(2)、実施例(3)、実施例
(4)のものに適用することも可能である。
【0042】図7は実施例(6)に係るオートチェンジ
ャの挿排部、マガジン近傍を模式的に示した部分拡大斜
視図であり、図中22は実施例(1)のものと同様に構
成された挿排部を示している。挿排部22の所定箇所に
は開口部23が形成されており、挿排部22側面の所定
箇所には平面視略コの字形状を有するフォトインタラプ
タ61が取り付けられている。フォトインタラプタ61
は発光部としてのLED(Light Emitting Diode) 61
aと受光部としてのフォトトランジスタ61bとを含ん
で構成されており、フォトインタラプタ61の挿排部2
2側にはLED61a、挿排部22側と反対する他端部
側にはフォトトランジスタ61bがそれぞれ配設されて
いる。一方、ケース11内における挿排部22近傍の所
定箇所には、実施例(1)のものと同様に構成された段
15a1 〜15a4 を有するマガジン28が配設されて
おり、マガジン28側壁部には平面視略鈎形状を有する
部材62が取り付けられている。ケース11側壁部の所
定箇所には部材62が貫通する長孔63が形成され、長
孔63にはゴム製のカバー(図示せず)が装着されてお
り、このカバーにより長孔63を通って塵埃等がケース
11内へ侵入するのが防止されるようになっている。ま
た部材先端部62aはフォトインタラプタ61とは非接
触状態で、空隙部61cへ上下方向移動可能に挿入され
ている。さらに部材先端部62の所定箇所には所定形状
を有するスリット64a1 〜64a4が形成されてお
り、スリット64a1 〜64a4 及び収容部15の各段
15a1〜15a4 、開口部23及びフォトインタラプ
タ61が対応するようにそれぞれの位置が設定されてい
る。その他の構成は実施例(1)のものと同様であるの
で、ここではその詳細な説明は省略する。
【0043】このように構成されたオートチェンジャの
場合、駆動装置27(図1)を駆動して挿排部22を移
動させた際、開口部23と所要の段15a1 〜15a4
との相対的位置が合致すると、LED61aで発生した
光が所定のスリット64a1〜64a4 を通ってフォト
トランジスタ61bで検知され、この信号が制御部(図
示せず)に伝達され、この制御部からの信号で駆動装置
27が停止する。
【0044】上記説明から明らかなように、実施例
(6)に係るオートチェンジャでは、開口部23と所要
の段15a1 〜15a4 との相対的位置が合致したと
き、駆動装置27を確実に停止させることができ、開口
部23と所要の段15a1 〜15a4 との位置決めを正
確に行うことができ、MDを円滑、確実に挿排すること
ができる。
【0045】なお実施例(6)のものでは、フォトイン
タラプタ61の挿排部22側にLED61a、挿排部2
2側と反対する他端部側にフォトトランジスタ61bが
配設されたフォトインタラプタ61を用いたが、別の実
施例では挿排部22側にフォトトランジスタ61b、挿
排部22側と反対する他端部側にLED61aが配設さ
れたフォトインタラプタを用いることができる。
【0046】また実施例(6)のものでは、光センサに
フォトインタラプタを用いたが、別の実施例ではLED
とフォトICとの組み合わせ、LD(Laser Diode)とフ
ォトICとの組み合わせ等の光センサを用いることが可
能である。
【0047】また実施例(6)では実施例(1)のもの
にフォトインタラプタ61が配設された場合について説
明したが、別の実施例では実施例(2)、実施例
(3)、実施例(4)、実施例(5)のものに適用する
ことも可能である。
【0048】また上記した実施例では、いずれもMDの
場合について説明したが、CDの場合でも適用可能であ
る。
【0049】以上詳述したように本考案に係るオートチ
ェンジャ(1)にあっては、マガジン前面に挿排部が摺
動可能に配設されるとともに、該挿排部を駆動させる挿
排部駆動手段を備えているので、前記マガジンを前記ケ
ース上部に維持した状態で前記挿排部駆動手段により
記挿排部を移動さることができ、あるいは前記マガジン
駆動手段及び前記挿排部駆動手段により前記マガジンと
前記挿排部とを相対的に反対方向にそれぞれ移動させる
ことができ、したがって前記マガジン下方に基板等の搭
載スペースを確保することができるとともに、従来のも
のよりも多いMDを収容部に保管させることができ、あ
るいは従来のものと同数のMDを保管する場合はオート
チェンジャの小形化を図ることができる。
【0050】また本考案に係るオートチェンジャ(2)
にあっては、マガジン前面に挿排部が摺動可能に配設さ
れるとともに、前記マガジンの移動方向に対して逆方向
前記挿排部を駆動させる挿排部駆動手段を備えて
り、該挿排部駆動手段とマガジン駆動手段とが一体化さ
れた1個の駆動装置により前記挿排部と前記マガジンと
を同時に逆方向へ移動させることができ、したがって上
記したオートチェンジャ(1)のものの場合と同様の効
果を得ることができるとともに、駆動手段の数を少なく
してコストを削減することができる。
【0051】また本考案に係るオートチェンジャ(3)
にあっては、挿排部の開口部近傍の所定箇所に挿排機構
が配設されており、1個の該挿排機構によりMDまたは
CDを確実に挿排させることができ、従来必要とされて
いた収容部内の駆動ローラーをなくしてコストを削減す
ることができ、また該駆動ローラーの作動上必要とされ
ていた前記開口部と前記収容部との相対的位置関係の精
度を緩めることができ、MDまたはCDが前記収容部奥
の所定箇所まで挿入され難いというトラブルの発生を防
止することができる。
【0052】また本考案に係るオートチェンジャ(4)
にあっては、挿排部の所定箇所に光センサが配設され、
マガジン部の所定箇所にスリットが形成され、前記光セ
ンサと前記スリットとの組み合わせにより前記挿排部と
前記マガジンとの相対的位置関係が検知されるように構
成されており、開口部と所要の段との相対的位置が合致
したとき、挿排部駆動手段を確実に停止させることがで
き、前記開口部と前記所要の段との位置決めを正確に行
うことができ、したがってMDまたはCDを円滑、かつ
確実に挿排することができる。また本考案に係るオート
チェンジャ(5)によれば、ケース前面の所定箇所に孔
が形成され、挿排部は前記ケース前面で上下方向に摺動
可能に配設されるとともに前記ケース前面の孔により摺
動距離が規制され、かつ該孔以外の前記ケース前面部分
と前記挿排部の一部とが重畳してなるので、該挿排部が
移動する際、該挿排部と孔との間に隙間が生じるのを確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るオートチェンジャの実施例(1)
における挿排部、マガジン近傍を概略的に示した部分拡
大断面図である。
【図2】実施例(1)に係るオートチェンジャのマガジ
ン28をケース11の最上部に移動・設定し、その後マ
ガジン駆動装置16は作動させず、駆動装置27のみを
作動させた際における、開口部23と収容部15との位
置関係を説明するために示した模式的部分拡大断面図で
あり、(a)はMD18を最下段15a4 に挿排する場
合、(b)は最上段15a1 に挿排する場合を示してい
る。
【図3】実施例(2)に係るオートチェンジャの駆動装
置27とマガジン駆動装置16とを同時に反対方向へ同
一速度で作動させた際における、開口部23と収容部1
5との位置関係を説明するために示した模式的部分拡大
断面図であり、(a)はMD18を最下段15a4 に挿
排する場合、(b)は最上段15a1 に挿排する場合を
示している。
【図4】実施例(3)に係るオートチェンジャの挿排
部、マガジン近傍を概略的に示した部分拡大断面図であ
る。
【図5】実施例(4)に係るオートチェンジャの挿排
部、マガジン近傍を概略的に示した部分拡大断面図であ
る。
【図6】実施例(5)に係るオートチェンジャの挿排部
近傍を模式的に示した部分拡大断面図である。
【図7】実施例(6)に係るオートチェンジャの挿排
部、マガジン近傍を模式的に示した部分拡大斜視図であ
る。
【図8】自動車の運転席横に設置され、マガジンにMD
を1枚ずつ挿入するタイプの従来のオートチェンジャを
概略的に示した斜視図である。
【図9】従来のオートチェンジャ10における開口部1
3と収容部15との位置関係を説明するために示した模
式的部分拡大断面図である。
【符号の説明】
14 マガジン 15 収容部 15a1 、15a2 、15a3 、15a4 段 16 マガジン駆動装置 22 挿排部 23 開口部 27 駆動装置

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、該ケース内に設けられ、ディ
    スクを1枚ずつ保管するための収容部を複数個有するマ
    ガジンと、該マガジンを移動させるためのマガジン駆動
    手段と、前記ディスクを前記ケース外より前記収容部へ
    挿入したり前記収容部から前記ケース外へ排出するため
    の開口部を有する挿排部とを備えたオートチェンジャに
    おいて、前記マガジン前面に前記挿排部が摺動可能に配
    設されるとともに、該挿排部を駆動させる挿排部駆動
    段を備えていることを特徴とするオートチェンジャ。
  2. 【請求項2】 ケースと、該ケース内に設けられ、ディ
    スクを1枚ずつ保管するための収容部を複数個有するマ
    ガジンと、該マガジンを移動させるためのマガジン駆動
    手段と、前記ディスクを前記ケース外より前記収容部へ
    挿入したり前記収容部から前記ケース外へ排出するため
    の開口部を有する挿排部とを備えたオートチェンジャに
    おいて、前記マガジン前面に前記挿排部が摺動可能に配
    設されるとともに、前記マガジンの移動方向に対して
    方向に前記挿排部を駆動させる挿排部駆動手段を備えて
    いることを特徴とするオートチェンジャ。
  3. 【請求項3】 挿排部の開口部近傍の所定箇所に挿排機
    構が配設されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のオートチェンジャ。
  4. 【請求項4】 挿排部の所定箇所に光センサが配設さ
    れ、マガジン部の所定箇所にスリットが形成され、前記
    光センサと前記スリットとの組み合わせにより前記挿排
    部と前記マガジンとの相対的位置関係が検知されるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1、請求項2
    または請求項3記載のオートチェンジャ。
  5. 【請求項5】 ケースと、該ケース内に設けられ、ディ
    スクを保管するための収容部と、前記ディスクを前記ケ
    ース外より前記収容部へ挿入したり前記収容部から前記
    ケース外へ排出するための開口部を有する挿排部とを備
    えたオートチェンジャにおいて、前記ケース前面の所定
    箇所に孔が形成され、前記挿排部は前記ケース前面で上
    下方向に摺動可能に配設されるとともに前記ケース前面
    の孔により摺動距離が規制され、かつ該孔以外の前記ケ
    ース前面部分と前記挿排部の一部とが重畳してなること
    を特徴とするオートチェンジャ。
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