JP2007079632A - 非接触icカード及びその非接触icカード用の平板状カード基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】小規模生産に適する方法によって製造可能で、美観を損なうことがなく、しかも不正目的による剥離・再利用を防止することができる非接触ICカード及びその非接触ICカード用の平板状カード基板を提供する。
【解決手段】非接触ICカードは、(1)非接触IC粘着ラベル1の全体を完全に収納可能な大きさの窪み部21を表面に有する平板状カード基板2の窪み部に、非接触IC粘着ラベル1を、窪み部の平坦底面21Aに貼着して含有すること、及び(2)非接触IC粘着ラベル1を窪み部の底面から剥離すると、非接触IC粘着ラベル1に含まれている非接触データキャリア要素6が送信不能状態に破壊される粘着力以上の粘着力で、非接触IC粘着ラベル1が前記窪み部21の平坦底面21Aに貼着されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触ICカード及びその非接触ICカード用の平板状カード基板に関する。本発明によれば、例えば、粘着ラベルタイプの非接触IC粘着ラベルをカード形状媒体の表面に貼り付けて製造するICカード(すなわち、非接触ICカード)において、非接触IC粘着ラベルの不正剥離後の再使用を有効に防止することができる。
非接触データキャリアシステムは、データキャリア(応答器)と、インテロゲータ(質問器)とから構成され、両者間で、非接触状態で情報交信が行われる。このシステムの1種として、非接触ICカードも広く利用されている。
電磁誘導を利用した従来の非接触ICカードは、表側用樹脂板と裏側用樹脂板との間に、ICチップ及びループアンテナから構成されるICモジュールを装着して含む構造を有している。この種の非接触ICカードを製造する場合は、非接触方式のICモジュールの形状に沿った凹部を切削形成した表側用樹脂板と裏側用樹脂板をそれぞれ別々に製造し、一方の樹脂板の内側に加熱硬化型接着剤を塗布した後、非接触方式ICモジュールを前記凹部の位置に合わせて装着し、もう一方の樹脂板を接着剤が硬化するまでプレス機により加圧して張り合わせることによって製造している。しかしながら、この方法では、製造時にクリーンな環境が必要になるだけでなく、静電放電対策なども必要になるので、設備が大規模になる。そのため、少量のカード製造に採用するには、コスト的に問題があった。
小規模生産に適する最も簡便な方法は、非接触IC粘着ラベルをカード表面に貼着させる方法であるが、非接触IC粘着ラベルの厚みにより非接触IC粘着ラベルがカード表面から突出し、外観が損なわれると共に、剥がれ易く、しかも故意に剥がすことも容易であるという欠点がある。従って、例えば、非接触ICカードをカードリーダーに挿入した場合に、非接触IC粘着ラベルが剥がれ易くなる。更に、簡単に剥がすことができると、不正目的による剥離・再利用を防止することも困難になる。
また、カード表面に凹部を設け、その凹部に非接触IC粘着ラベルを装着する技術も知られている。例えば、カード基材表面に設けた凹部に、非接触型ICモジュールを備えたCOB(chip on board)をヒートシール剤で固着した非接触ICカードが知られている(特許文献1)。しかしながら、この非接触ICカードは、ヒートシールによる固着を行うので、その製造方法は必ずしも簡便ではない。また、封筒型箱体の裏面側に台形状凹部を設け、その凹部底面に無線タグを貼り付けた収容容器も知られている(特許文献2)。しかしながら、この収容容器では、隣接する収容容器の無線タグ相互間の干渉を防止するスペーサーとしての機能を台形状凹部の深さによって保証する必要があるため、台形状凹部を深くする必要があり、本来的に薄い形態であるICカードへの利用は不適切である。また、前記特許文献1及び2には、非接触IC粘着ラベルの不正目的による剥離・再利用を防止する観点についての記載は全くない。
特開平8−337084号公報 特開2005−1692号公報
従って、本発明の課題は、小規模生産に適する方法によって製造することができ、剥離が困難で、美観を損なうことがなく、しかも不正目的による剥離・再利用を防止することができる非接触ICカードを提供することにある。
前記の課題は、本発明による
(1)非接触IC粘着ラベルの全体を完全に収納可能な大きさの窪み部を表面に有する平板状カード基板の前記窪み部に、前記非接触IC粘着ラベルを、前記窪み部の底面に貼着して含有すること、及び
(2)前記非接触IC粘着ラベルを前記窪み部の底面から剥離すると、前記非接触IC粘着ラベルに含まれている非接触データキャリア要素が送信不能状態に破壊される粘着力以上の粘着力で、前記非接触IC粘着ラベルが前記窪み部の底面に貼着されていること
を特徴とする、非接触ICカードによって解決することができる。
本発明の非接触ICカードの好ましい態様によれば、前記非接触IC粘着ラベルと前記窪み部底面との粘着力が、15N/20mm以上である。
本発明の非接触ICカードの別の好ましい態様によれば、前記窪み部が1つの平坦底面を有し、特には、前記窪み部の深さが100μm〜500μmである。
本発明の非接触ICカードの更に別の好ましい態様によれば、前記窪み部がメイン窪み部とサブ窪み部とからなり、前記サブ窪み部が、前記メイン窪み部の平坦底面の一部の領域に設けた窪み部である。また、この態様においては、特には、前記メイン窪み部の平坦底面までの深さが100μm〜300μmであり、前記メイン窪み部の平坦底面から前記サブ窪み部の平坦底面までの深さが50μm〜200μmである。
本発明の非接触ICカードの更に別の好ましい態様によれば、前記非接触IC粘着ラベルを前記窪み部の底面に貼着するための粘着剤層の中に非接触データキャリア要素が包埋されて含まれている。
本発明の非接触ICカードの更に別の好ましい態様によれば、前記非接触IC粘着ラベルを前記窪み部の底面に貼着するための粘着剤層が、1層の粘着剤層であるか、又は両面粘着剤層である。
本発明の非接触ICカードの更に別の好ましい態様によれば、前記窪み部に貼着されている前記非接触IC粘着ラベルの表面と、前記非接触IC粘着ラベルを有している側の前記平板状カード基板の表面とが、同一平面上にある。
本発明の非接触ICカードの更に別の好ましい態様によれば、全体の厚さが600μm〜900μmである。
本発明は、前記非接触ICカード用の平板状カード基板であり、粘着力向上の表面処理を行った表面を、前記窪み部の底面に有することを特徴とする、前記平板状カード基板にも関する。
本発明の非接触ICカードでは、非接触IC粘着ラベルを窪み部から剥離すると、非接触データキャリア要素が送信不能状態に破壊される粘着力以上の粘着力で、前記非接触IC粘着ラベルが前記窪みに貼着されているので、不正目的による剥離・再利用を防止することができる。
また、非接触IC粘着ラベルを貼着する領域としての窪み部が平板状カード基板の表面に設けられているので、非接触IC粘着ラベルを貼着する位置を一定の位置にさせることができ、従来の平坦表面への貼着操作の際に必要になることのあった位置合わせなどが不要となり、製造工程の煩雑性が解消されるので、製造コストの低減化を促進することができる。すなわち、貼着操作を行う作業員が、特に貼着位置を意識しなくても、極めて容易に正しい位置に非接触IC粘着ラベルを貼り付けることができる。
更に、非接触IC粘着ラベルが、カード基板の一定位置に存在することになるので、読み取り機器(リーダー・ライター)と非接触IC粘着ラベルの位置関係も一定となることから、より安定した交信が可能となる。
更にまた、非接触IC粘着ラベルが平板状カード基板の表面から突出も陥没もしておらず、装着部段差が存在しないので、外観が損なわれることがなく、カードリーダーに挿入した場合でも非接触IC粘着ラベルが剥がれにくくなる。
最初に添付図面に沿って本発明による非接触ICカードの典型的実施態様を説明する。
図1は、本発明の一実施態様である非接触ICカード10の模式的分解断面図である。なお、この図1も含めて、本明細書に添付した各断面図は、非接触ICカードの層状構造を説明することが主な目的であるので、各層の厚さを誇張して示すと共に、各層の厚さの相対比も正確なものではない。
図1に示すように、非接触ICカード10は、非接触IC粘着ラベル1と平板状カード基板2とを含む。非接触IC粘着ラベル1は、回路基板5と、その回路基板5の一方の表面に形成された非接触データキャリア要素6と、その非接触データキャリア要素6の全体を包埋して被覆する第1粘着剤層7とを含む。また必要により、前記回路基板5のもう一方の表面に形成された第2粘着剤層8と、その第2粘着剤層8によって貼着された表面層9とを含む。なお、非接触IC粘着ラベル1は、任意の形状であることができ、例えば、円盤状又は角板状(例えば、四角板状)であることができる。
前記非接触データキャリア要素6は、電気回路61、ジャンパ62、及びICチップ63を含む。一般に、非接触データキャリア要素は、電子部品と電気回路とによって構成することができる。電気回路は、例えば、金、銀、銅、アルミニウム、又はこれら粉末を用いた導電性ペースト・インキからなる接続線やアンテナコイルである。電子部品としては、例えば、ICチップ、電池、コンデンサ、抵抗器、コイル、又はダイオードを挙げることができる。非接触データキャリア要素は、それ自体公知の任意の方法により回路基板の一方の表面上に形成するか、あるいは両方の表面に分割して形成することができる。非接触データキャリア要素を回路基板の両方の表面上に形成する場合は、後述するとおり、回路基板にスルーホールを設け、両表面に形成した電気回路を相互に連絡させると共に、両方の表面上において、それぞれの要素部分を第1粘着剤層7と第2粘着剤層8とによって包埋して被覆する。なお、非接触データキャリア要素は、例えば、ICチップ、電池、又はコンデンサを接着剤、はんだや導電性樹脂で固定又は接続する方法によって形成することができる。
前記非接触IC粘着ラベルの回路基板の材料は、例えば、上質紙、コート紙、若しくは不織布等の紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、又はポリイミド等のプラスチックフィルムを用いることができる。回路基板の厚みは、5μm〜200μm、好ましくは10μm〜150μmである。
電気回路は、回路基板の一方の表面上に導電インクを印刷又は金属をスパッタリングする方法、あるいは予め回路基板の一方の表面上に貼られた金属箔をエッチングする方法によって形成することができる。回路基板の両側表面上にそれぞれ電気回路を設け、両方の電気回路をスルーホールで接続することにより、回路基板の両面に分けて設けた各部分から1つの非接触データキャリア要素を構成することもできる。この場合、電子部品は、一方の表面のみに形成するかあるいは両方の表面にそれらの一部分を分けて形成することもできる。
ジャンパとしては、電気回路上にアクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂等からなる絶縁樹脂を、更にその上に前記電気回路で用いた導電性材料を用いることができる。ジャンパの形成には、スクリーン印刷法を用いることができる。
前記第1粘着剤層及び第2粘着剤層に用いる粘着剤は、例えば、アクリル系、ウレタン系、天然ゴム系、合成ゴム系、ポリエステル系、又はシリコーン系の粘着剤であることができる。粘着剤の厚みは、5μm〜150μm、好ましくは10μm〜100μmである。本発明で用いる非接触IC粘着ラベルは、その厚さが、例えば、100μm〜500μm、好ましくは250μm〜400μmである。
本発明の非接触ICカードにおいては、前記非接触IC粘着ラベルを前記窪み部から剥離すると、前記非接触IC粘着ラベルに含まれている非接触データキャリア要素が送信不能状態に破壊される粘着力以上の粘着力で、前記非接触IC粘着ラベルが前記窪み部の底面(特に、平坦底面)に貼着されている。具体的な粘着力は、使用する非接触IC粘着ラベルの種類、平板状カード基板の種類、あるいは窪み部底面の表面状態などに応じて、簡単なパイロット試験を実施して容易に決定することができる。
本発明の非接触ICカードにおいて、前記非接触IC粘着ラベルが前記窪み部の底面(特に、平坦底面)に貼着されている粘着力は、例えば、15N/20mm以上、好ましくは20N/20mm以上である。ここで、粘着力は、以下の方法で測定した値である。すなわち、平板状カード基板の窪み部の底面に、20mm幅の非接触IC粘着ラベルを、2kgのゴムローラ(JIS Z−0237の圧着装置に使用)で約300mm/minの速さで一往復させて圧着する。23℃・50%RH雰囲気下に24時間放置後、非接触IC粘着ラベルの端部を手で引き剥がし180度折り返し、引張試験機(TENSILON/UTM−4−100;TOYOBALDWIN社製)で300mm/minの速さで引き剥がして粘着力を測定する。
前記第1粘着剤層7は、図1に示すように、支持シート71の両面に粘着剤層72,73を設けた両面粘着剤層であるか、あるいは1層の粘着剤層であることができる。図1に示すように、前記第1粘着剤層7が両面粘着剤層である場合には、内側粘着剤層72が、非接触データキャリア要素6の全体を包埋して含んでおり、外側粘着剤層73が被貼着表面である窪み部21の平坦底面21Aに貼着される。一方、前記第1粘着剤層7が1層の粘着剤層のみからなる場合は、図1に示す前記第1粘着剤層7において、支持シート71と外側粘着剤層73が存在せず、粘着剤層72のみとなり、この粘着剤層72が非接触データキャリア要素6の全体を包埋して含んでいると共に、被貼着表面である窪み部21の平坦底面21Aに直接に貼着される。
前記回路基板5の一方の表面に前記第2粘着剤層8によって貼着される前記表面層9としては、回路基板に用いた材料と同じ種類の材料を使用することができる。前記表面層9は、露出する表面に印字受理層を設けることが好ましい。印字受理層としては、コート層やインクジェット層など公知のものを適時選択して用いることができる。
本発明で用いる平板状カード基板としては、従来公知の同様の平板状カード基板を用いることができ、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、又はポリエチレンテレフタレートグリコールからなることができる。本発明で用いる平板状カード基板の厚さも、従来公知の同様の平板状カード基板と同程度であることができ、例えば、600μm〜900μm、好ましくは750μm〜850μmである。
一方、平板状カード基板2には、図1に示すとおり、前記非接触IC粘着ラベル1を装着する側の表面2Aの一部に窪み部21を有しており、非接触IC粘着ラベル1は、その窪み部21に向かって矢印Aの方向に挿入され、窪み部21の平坦底面21Aに貼着される。前記平坦底面21Aは、平板状カード基板2の表面2Aと平行な平坦面であり、深さも挿入される非接触IC粘着ラベル1の高さとほぼ一致するので、非接触IC粘着ラベル1が窪み部21の平坦底面21Aに貼着されると、非接触IC粘着ラベル1の外側表面1Aは、平板状カード基板2の表面2Aに対して、突出も陥没もせず、ほぼ同一平面上に揃えることができる。また、前記窪み部21の側方壁面は、前記平坦底面21Aに対してほぼ垂直方向に設けられており、挿入される非接触IC粘着ラベル1の側面輪郭の形状に沿った形状を有している。従って、挿入された非接触IC粘着ラベル1の側面と、前記窪み部21の側方壁面との間に空隙は殆ど形成されないが、挿入・貼着操作を容易にする目的で、若干の空隙部が形成されるように、前記窪み部21の側方壁面の形状を形成することが好ましい。特に、窪み部の内径を、挿入される非接触IC粘着ラベル1の外径よりも1mm〜2mm長くして、窪み部を幅方向に拡げることが好ましい。
一般に、非接触IC粘着ラベルは、ICチップ部の厚さが500μm以下であるので、図1に示す態様の非接触IC粘着ラベル10に使用する平板状カード基板2における窪み部21の平坦底面21Aの深さは、100μm〜500μmとすることが好ましい。
本発明による非接触ICカードは、全体の厚さが、好ましくは600μm〜900μm、より好ましくは750μm〜850μmである。600μmよりも薄くなるとカードとしての強度が低下して、使用時に割れてしまうことがある。一方、900μmよりも厚くなると、携帯性の低下につながる。
本発明による非接触ICカードは、前記平板上カード基板の少なくとも一方の表面(前記窪み部を有する表面の場合は、前記窪み部の領域以外の部分)において、例えば、表示層(例えば、ロイコ層)や磁気記録層を設けることができる。磁気記録層を備えていると、例えば、ICチップ破損時の情報のバックアップとすることができる。また、ロイコ層を備えていると、例えば、非接触ICカードの表面に印字を行うこと等が可能となり、非接触ICカード(例えば、ICカード)としての用途を広げることができる。
本発明においては、平板状カード基板の表面、特に、窪み部の平坦底面に粘着力向上の表面処理を行うことが好ましい。前記表面処理としては、粘着力を向上させることのできる処理であれば特に限定されず、例えば、コロナ処理、大気圧プラズマ処理、真空プラズマ処理、又は易接着コート処理(例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、又はポリエステル樹脂のコートによる処理)を挙げることができる。各種表面処理の強度や樹脂コートの厚み等は特に限定されず、非接触IC粘着ラベルを剥離することによって、非接触IC粘着ラベル内に含まれる非接触データキャリア要素が送信不能状態に破壊される粘着力とすることのできる範囲で適時選択すればよい。
図2は、本発明による非接触ICカードの別の実施態様である非接触ICカード10Aの模式的分解断面図である。図2に示す非接触ICカード10Aは、非接触IC粘着ラベル1と平板状カード基板3とを含む。ここで、非接触IC粘着ラベル1は、図1に示す非接触ICカード10で使用する非接触IC粘着ラベルと同じあるので、説明を省略する。図2に示す非接触ICカード10Aで用いる平板状カード基板3には、2つの窪み部31,32を有する。メイン窪み部31は、図1に示す非接触ICカード10で使用する平板状カード基板2が有する窪み部21に相当し、大きい面積のメイン平坦底面を有している。また、その側方壁面も、挿入される非接触IC粘着ラベル1の側面輪郭の形状に沿った形状を有している。
一方、サブ窪み部32は、前記メイン窪み部31の中に更に設けた窪み部であり、非接触IC粘着ラベル1の裏側に形成される突出部11Bに対するものである。すわなち、非接触IC粘着ラベル1の前記第1粘着剤層7に包埋させて設ける非接触データキャリア要素6は、ICチップ63を含み、そのICチップ63を設けた部位は、他の電気回路61やジャンパ62を設けた部位よりも厚くなり、従って、前記第1粘着剤層7に突出部11Bが形成される。この突出部11Bは、例えば、200μm程度に達することもあるので、このような場合には、前記突出部11Bを収容する空隙部を設けることが好ましい。この目的で前記サブ窪み部32を設ける。従って、矢印Bの方向に非接触IC粘着ラベル1を挿入すると、前記サブ窪み部32のサブ平坦底面32Aには、前記突出部11Bが貼着し、前記メイン窪み部31のメイン平坦底面31Aには非接触IC粘着ラベル1の非突出部11Aが貼着する。前記メイン窪み部31の平板状カード基板3までの深さは100〜300μm、前記サブ窪み部32のメイン窪み部31の平坦底面31Aまでの深さは50〜200μmとすることができる。
なお、以下の説明において、図1に示す非接触ICカード10で使用する平板状カード基板2のように、1つの窪み部21を有する平板状カード基板を「1段型窪み部含有平板状カード基板」と称し、その窪み部を「1段型窪み部」と称することがある。同様に、図2に示す非接触ICカード10Aで使用する平板状カード基板3のように、2つの窪み部31,32を有する平板状カード基板を「2段型窪み部含有平板状カード基板」と称し、それらの窪み部の総称として「2段型窪み部」を用いることがある。
本発明で用いる非接触IC粘着ラベルとしては、従来公知の同様の非接触IC粘着ラベルを用いることができる。例えば、図1及び図2に示すとおり、回路基板と、その回路基板の一方の表面に形成された非接触データキャリア要素と、その非接触データキャリア要素の全体を包埋して被覆する第1粘着剤層を含む。また必要により、前記回路基板のもう一方の表面に形成された第2粘着剤層と、その第2粘着剤層8によって貼着された表面層9とを含む。
本発明で用いる平板状カード基板の表面(通常は一方の表面)に設ける窪み部には、前記の通り、1段型窪み部及び2段型窪み部がある。これらの窪み部の深さは、挿入すべき非接触IC粘着ラベルの厚さに依存する。図1に示す態様においては、1段型窪み部21に非接触IC粘着ラベル1を貼着する。図1では凹凸構造が誇張して表現されているが、粘着剤層73の表面には、微細ではあっても、実際に凹凸構造が現れる。しかしながら、1段型窪み部21の平坦底面21Aに対して、粘着剤層73の粘着剤のもつ粘弾性により、粘着剤表面の全面が貼着される。これにより、非接触IC粘着ラベル表面1AのICチップ部がわずかに突出されるが、非接触IC粘着ラベル表面1Aの両端は、平面状カード基板表面2Aから突出されることなく、ほぼ同一面となる。なお、挿入される非接触IC粘着ラベルにおいて、ICチップ部による突出部の厚さが厚い場合には、2段型窪み部を用いることによって、カード表面から非接触IC粘着ラベルの突出を抑えられることにより、本発明による非接触ICカードの強度を向上させることができる。
ICチップ部による突出部の厚さは、最大で200μm程度にまで及ぶことがあり、このような場合には、前記2段型窪み部のサブ平坦底面の深さも200μm程度とすることが好ましい。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。
《実施例1》
(1)非接触IC粘着ラベルの製造
図1及び図2に示す非接触IC粘着ラベル1と同様の非接触IC粘着ラベルを製造した。
具体的には、回路基板5に相当するポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(50μm)に銅箔(35μm)を貼り合わせた基材(ニカフレックスF−10T50C−1;ニッカン工業社製)に、スクリーン印刷法にてエッチングレジストパターンを印刷した後、エッチングにて不要な銅箔を除去して回路(電気回路61に相当)を形成した。次に、回路の最内部と最外部とを結合させるため、絶縁レジストインク(ML25089;日本アチソン社製)と銀ペースト材(DW250L−1;東洋紡績社製)とを用いてジャンパ(ジャンパ62に相当)を作成した。ジャンパの形成にはスクリーン印刷法を用いた。こうして作成した回路へ、RFID−ICチップ(I Code;フィリップス社製;チップ厚み=150μm)(ICチップ63に相当)を実装した。実装にはフリップチップ実装機(FB30T−M;九州松下社製)を用いた。接合材料には、異方導電性接着剤(TAP0402E;京セラケミカル社製)を使用し、加熱温度220℃、圧力1.96N、時間7秒の条件にて熱圧着して接続させ、回路基板5に非接触データキャリア要素6を作成した。
この回路基板5の非接触データキャリア要素6の回路側には両面接着剤(PET25W PAT1;リンテック社製)(第1粘着剤層7に相当)を貼り合わせ、反対側のPET面側には白色着色PET粘着ラベル(FR3412−50;リンテック社製)(第2粘着剤層8及び表面層9に相当)を貼り合わせて、非接触IC粘着ラベル(非接触IC粘着ラベル1に相当)を25枚作成した。このときの非接触IC粘着ラベルの厚みはICチップ部で420μm、その他の部分では270μmであった。
(2)非接触ICカードの製造
図1に示す平板状カード基板2と同様に、1段型窪み部21(深さ=270μm)を有するポリエチレンテレフタレートグリコール(SKYGREEN PETG S2008;SKchemicals社製)製カード(大きさ=85.6mm×54.0mm;厚さ=760μm)を用意した。次に、前項(1)で作成した非接触IC粘着ラベルを、前記カードの窪み部に貼り付け、非接触ICカード(計25枚)を製造した。
(3)物性評価
全ての非接触ICカードの表面が平滑性に優れていることを目視にて確認した。これらの非接触ICカードを24時間室温(23℃)にて保管した後、非接触ICカードの窪み部から非接触IC粘着ラベル20枚を手で引き剥がしたところ(引き剥がし試験)、14枚の非接触IC粘着ラベルでは回路が切れて破損していた。
残りの6枚の非接触IC粘着ラベルに関して、評価キット(フィリップス社製I Code評価キットSLEV400)を用いて交信試験を行った。なお、この交信試験には、RFIDに関するRead/Write試験を用いた。これら6枚の非接触IC粘着ラベルは交信しなかった。これら6枚のIC実装部付近を顕微鏡で観察したところ、ICチップが割れていた。
上記引き剥がし試験を行わなかった残りの5枚の非接触ICカードは、平板状カード基板の窪み部の底面に、20mm幅の非接触IC粘着ラベルを、2kgのゴムローラ(JIS Z−0237の圧着装置に使用)で約300mm/minの速さで一往復させて圧着させた。23℃・50%RH雰囲気下に24時間放置後、非接触IC粘着ラベルの端部を手で引き剥がし180度折り返し、引張試験機(TENSILON/UTM−4−100;TOYOBALDWIN社製)で300mm/minの速さで引き剥がして粘着力を測定したところ、平均で20N/20mmであった。
《実施例2》
(1)非接触IC粘着ラベルの製造
前記実施例1(1)と同様にして非接触IC粘着ラベルを25枚製造した。
(2)非接触ICカードの製造
前記実施例1(2)と同様に、1段型窪み部21(深さ=270μm)を有するポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG)製カード(大きさ=85.6mm×54.0mm;厚さ=760μm)を用意した。このカードの窪み部の平坦底面に、予めコロナ処理を施した。このときのコロナ処理条件は、以下の通りであった。
放電エネルギー:6×10J/m
電極間距離:2mm、
シャッタースピード:1/30秒。
次に、前項(1)で作成した非接触IC粘着ラベルを、前記カードの窪み部に貼り付け、非接触ICカード(計25枚)を製造した。
(3)物性評価
全ての非接触ICカードの表面が平滑性に優れていることを目視にて確認した。これらの非接触ICカードを24時間室温(23℃)にて保管した後、非接触ICカードの窪み部から非接触IC粘着ラベル20枚を手で引き剥がしたが、電気回路やICチップ、粘着層の破壊を起こし、十分な密着性が得られていることが確認された。この現象は20枚全てで観察された。次に、非接触ICカードの窪み部から引き剥がした非接触IC粘着ラベルについて、前記実施例1(3)と同様の交信試験を行ったところ、全て交信不能であった。
残りの5枚の非接触ICカードを用いて、実施例1と同様に非接触IC粘着ラベルの粘着力を測定したところ、電気回路やICチップ、粘着層が破壊され25N/20mm以上であり、十分な粘着力を有していることが確認された。
《実施例3》
(1)非接触IC粘着ラベルの製造
ICチップにRFID−ICチップ(SRF55V02P;インフィニオン社製;チップ厚み=185μm)を用いたこと以外は、前記実施例1(1)と同様にして非接触IC粘着ラベルを25枚製造した。このときの非接触IC粘着ラベルの厚みはICチップ部で455μm、その他の部分では270μmであった。
(2)非接触ICカードの製造
図2に示す平板状カード基板3と同様に、メイン窪み部31(平板状カード基板3の表面3Aからの深さ=270μm)及びサブ窪み部32(メイン窪み部底面31Aからの深さ=185μm)の2段型窪み部を有するポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG)製カード(大きさ=85.6mm×54.0mm;厚さ=760μm)を用意した。このカードの2段型窪み部に、前記実施例2(2)と同様にして予めコロナ処理を施した後、前記実施例2(2)と同様にして非接触ICカード(計25枚)を製造した。なお、サブ窪み部32に、ICチップによる突出部11Bを挿入させた。
(3)物性評価
全ての非接触ICカードの表面の平滑性が、極めて優れていることを目視にて確認した。これらの非接触ICカードを24時間室温(23℃)にて保管した後、非接触ICカードの窪み部から非接触IC粘着ラベル20枚を手で引き剥がしたが、電気回路やICチップ、粘着層が破壊を起こし、十分な密着性が得られていることが確認された。この現象は20枚全てに観察された。次に、非接触ICカードの窪み部から引き剥がした非接触IC粘着ラベルについて、リーダー/ライター(FMR100−A;FEIG ELECTRONIC社製)を用いて交信試験を行ったが、全て交信不能であった。
残りの5枚の非接触ICカードを用いて、実施例1と同様に粘着力を測定したところ、電気回路、ICチップ、及び粘着層が破壊され25N/20mm以上であり、十分な粘着力を有していることが確認された。
本発明によれば、非接触ICカードの小規模生産を安価なコストで実施することが可能になり、しかも、美観を損なうことがなく、不正目的による剥離・再利用を防止することができる。
本発明による非接触ICカードの一実施態様の模式的分解断面図である。 本発明による非接触ICカードの別の実施態様の模式的分解断面図である。
符号の説明
1・・・非接触IC粘着ラベル;
1A・・・非接触IC粘着ラベルの外側表面;
2,3・・・平板状カード基板;
2A,3A・・・平板状カード基板表面;
5・・・回路基板;
6・・・非接触データキャリア要素;
7・・・第1粘着剤層;
8・・・第2粘着剤層;
9・・・表面層;
10,10A・・・非接触ICカード;
11A・・・非突出部;
11B・・・突出部
21・・・窪み部;
21A・・・窪み部の平坦底面;
31・・・メイン窪み部;
31A・・・メイン平坦底面;
32・・・サブ窪み部;
32A・・・サブ平坦底面;
61・・・電気回路;
62・・・ジャンパ;
63・・・ICチップ;
71・・・支持シート;
72,73・・・粘着剤層。

Claims (11)

  1. (1)非接触IC粘着ラベルの全体を完全に収納可能な大きさの窪み部を表面に有する平板状カード基板の前記窪み部に、前記非接触IC粘着ラベルを、前記窪み部の底面に貼着して含有すること、及び
    (2)前記非接触IC粘着ラベルを前記窪み部の底面から剥離すると、前記非接触IC粘着ラベルに含まれている非接触データキャリア要素が送信不能状態に破壊される粘着力以上の粘着力で、前記非接触IC粘着ラベルが前記窪み部の底面に貼着されていること
    を特徴とする、非接触ICカード。
  2. 前記非接触IC粘着ラベルと前記窪み部底面との粘着力が、15N/20mm以上である、請求項1に記載の非接触ICカード。
  3. 前記窪み部が1つの平坦底面を有する、請求項1又は2に記載の非接触ICカード。
  4. 前記窪み部の深さが100μm〜500μmである、請求項3に記載の非接触ICカード。
  5. 前記窪み部がメイン窪み部とサブ窪み部とからなり、前記サブ窪み部が、前記メイン窪み部の平坦底面の一部の領域に設けた窪み部である、請求項1又は2に記載の非接触ICカード。
  6. 前記メイン窪み部の平坦底面までの深さが100μm〜300μmであり、前記メイン窪み部の平坦底面から前記サブ窪み部の平坦底面までの深さが50μm〜200μmである、請求項5に記載の非接触ICカード。
  7. 前記非接触IC粘着ラベルを前記窪み部の底面に貼着するための粘着剤層の中に非接触データキャリア要素が包埋されて含まれている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の非接触ICカード。
  8. 前記非接触IC粘着ラベルを前記窪み部の底面に貼着するための粘着剤層が、1層の粘着剤層であるか、又は両面粘着剤層である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の非接触ICカード。
  9. 前記窪み部に貼着されている前記非接触IC粘着ラベルの表面と、前記非接触IC粘着ラベルを有している側の前記平板状カード基板の表面とが、同一平面上にある、請求項1〜8のいずれか一項に記載の非接触ICカード。
  10. 全体の厚さが600μm〜900μmである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の非接触ICカード。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の非接触ICカード用の平板状カード基板であり、粘着力向上の表面処理を行った表面を、前記窪み部の底面に有することを特徴とする、前記平板状カード基板。
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