JP2007073631A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成によるCOD劣化の起きにくい表面膜を共振器の端面に配設することにより信頼性の高い半導体レーザ装置を構成する。
【解決手段】 この発明に係る半導体レーザ装置は、主たる光の出射端面である前端面24とこの前端面24に対向する後端面26とを有しこれら両端面の間が共振器22とされた半導体レーザ本体36と、この半導体レーザ本体36の前端面24または後端面36上に配設されるとともに、反射率制御膜としての酸化アルミニウム膜38、もしくは酸化アルミニウム膜38が前端面24または後端面26から最も離れた層に配設された5層膜42と、この反射率制御膜の酸化アルミニウム膜38の上に配設されるとともに膜厚が20nm以下の酸化シリコン膜40とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば電子情報機器などに用いられる半導体レーザ装置に係り、特に共振器端面に反射率制御膜を備えた半導体レーザ装置に関する。
半導体レーザにおいては、半導体レーザの共振器の前端面と後端面との間でレーザ発振を起こし、共振器端面からレーザ光が出射される。レーザ光が効率よく出射されるために、共振器の前端面と後端面に反射率を適切に調整するための反射率制御膜が接合されている。
この反射率制御膜として前端面には反射率が小さくなるように調整された誘電体膜が、また後端面には反射率が大きくなるように調整された誘電体膜がそれぞれ接合されている。この誘電体膜としては、酸化アルミニウム膜あるいは酸化アルミニウム膜を含む多層膜が用いられる。
酸化アルミニウムは半導体レーザの構成材料であるGaAsと線膨張係数がほぼ同じであるために、GaAsの表面に誘電体膜として密着させた場合に密着性がよく、また熱伝導率が高いなどの利点を有するので、GaAsで構成される共振器に密着する第1層の誘電体膜として使用される。
とくに光が出射される共振器の前端面に配設される反射率の小さな反射率制御膜として酸化アルミニウム単層膜が用いられる。この酸化アルミニウム単層膜は膜厚を所定の値に設定することにより所望の反射率が得られるとともに複数層を積層する多層膜構成に比較して製造工程が短くなるなどの利点を有する。
一方、共振器の後端面には反射率の大きな反射率制御膜が配設され、この反射率の大きな反射率制御膜としては、酸化アルミニウムとシリコンとから構成される多層膜が用いられる。レーザ光の波長をλとした場合、共振器に後端面に密着する第1層(以下共振器端面に密着する層を第1層とし、この上に順次形成される層を、第2層、第3層・・・と呼称し、最外層にあって外部媒質と接触する層を最表層と呼称する)の誘電体膜として、GaAsの表面への密着性がよい酸化アルミニウムが用いられ、光学長がλ/4の整数倍となる膜厚を有する酸化アルミニウム膜が使用される。
さらにこの上の第2層の誘電体膜は光学長がλ/4となる膜厚を有するシリコン膜が使用され、このシリコン膜の上に第3層誘電体膜、第4層誘電体膜として順次膜厚が光学長がλ/4となる膜厚を有する酸化アルミニウム膜、光学長がλ/4となる膜厚を有するシリコン膜が使用され、外部媒質例えば空気と接触する第5層誘電体膜として光学長がλ/4となる膜厚を有する酸化アルミニウム膜が形成される。
しかし酸化アルミニウム膜を高温・高湿度環境の下で放置した場合、酸化アルミニウム膜中に水分が浸入し、その結果反射率が成膜直後の値に比べて大きく変化する。同様に窒化アルミニウム膜においても水分が浸入しその結果反射率が成膜直後の値と比較すると大きく変化する。
半導体レーザが不活性ガスもしくは乾燥空気などで密閉された環境で使用される場合、このような酸化アルミニウム膜中への水分の浸入を考慮する必要はない。しかし半導体レーザを不活性ガスもしくは乾燥空気などで密閉された環境で使用しない場合は、周囲の環境が高湿度となる場合が想定される。
このような高湿度の環境の下で半導体レーザを発振した場合、半導体レーザの前端面近傍で温度が上昇するに伴い酸化アルミニウム膜の反射率が変化し、これが半導体レーザの出力特性に悪影響を及ぼす。さらに酸化アルミニウム膜の反射率の変化や膜質の変化に伴って、半導体レーザの出射端面における瞬間光学損傷(Catastrophic Optical Damage : 以下、CODと略称する)劣化を発生させる場合がある。
COD劣化とは、レーザ光が半導体レーザの共振器端面に形成された膜に吸収されることで膜が発熱し、温度上昇する結果、膜の融解が起こり共振器端面の破壊に到ることである。
反射率制御膜の公知例としては、半導体レーザチップのレーザ光出射端面側の端面保護膜が、第1層として光学長がλ/4となる膜厚のAl膜、第2層として光学長がλ/4となる膜厚のSiO膜、第3層として光学長がλ/4となる膜厚のAl膜、第4層として光学長がλ/4となる膜厚のSiO膜で形成された例が開示されている(例えば、特許文献1、第2頁右上欄および図1参照)。
また同様の公知例として、発振波長λ=660nmの赤色半導体レーザチップにおいて、レーザ光出射端面側の低反射膜が、第1層として光学長がλ/4となる膜厚であって屈折率n1=1.638のAl膜、第2層及び第4層として光学長がλ/4となる膜厚であって屈折率n2=n4=1.489のSiO膜、第3層として光学長がλ/4となる膜厚であって屈折率n3=2.063のTa膜で形成された例が開示されている(例えば、特許文献2 [0019]〜[0020]、図1参照)。
また同様の公知例として、半導体レーザチップの後端面の高反射膜が、第1層として光学長がλ/2となる膜厚のAl膜、第2層として光学長がλ/4となる膜厚のSiO膜、第3層として光学長がλ/4となる膜厚のTa膜、第4層として光学長がλ/4となる膜厚のSiO膜、第5層として光学長がλ/4となる膜厚のTa膜、第6層として光学長がλ/4となる膜厚のSiO膜、第7層として光学長がλ/4となる膜厚のTa膜、第8層として光学長がλ/2となる膜厚のSiO膜で形成された例が開示されている(例えば、特許文献3 [0040]〜[0047]、図3参照)。
また同様の公知例として、発振波長800nmの半導体レーザの共振器前端面上に、第1層誘電体膜として層厚d1で屈折率n1のAl膜、第2層誘電体膜として層厚d2で屈折率n2のTiO膜、第3層誘電体膜として層厚d3で屈折率n3のSiO膜で構成した多層膜を形成し、前端面の反射率を13%に設定するためにn1d1=0.095、n2d2=0.20λ、n3d3=0.235とした例が開示されている(例えば、特許文献4 [0023]〜[0024]、図2参照)。
また非気密封止光モジュールを有する光伝送装置において、素子端面に酸化防止膜として酸化珪素などの膜を形成した場合においても高温高湿条件下での素子劣化に対して十分な耐性を持たせることができないので、外部の媒質と隣接する層をシリコン窒化膜で形成するものであるとして、劈開工程により共振器長600μmの素子を形成した後、後端面に発振波長λに対して、λ/(4nSiO2)厚さの酸化シリコンと同じくλ/(4na-Si)厚さの非晶質シリコンの積層体3対からなる反射率95%の反射膜を形成した後、λ/(2nSiNx)厚さのシリコン窒化物の膜を形成し、前端面には前記酸化シリコンと非晶質シリコンからなる積層体1層(反射率70)を形成した後、後端面と同様のλ/(2nSiNx)厚さのシリコン窒化物の膜を形成した例が開示されている(例えば、特許文献5 [0007]〜[0008]、[0012]、[0028]〜[0030]、および図1参照)。
特開平3−259585号公報 特開2004−296903号公報 特開2004−327581号公報 特開2001−119096号公報 特開2000−68586号公報
共振器端面の反射率制御膜を酸化アルミニウムや窒化アルミニウムの単層膜で形成する場合や、反射率制御膜を酸化アルミニウムや窒化アルミニウムの膜を含む多層膜で形成し、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムによって最表層膜を形成する場合では、最表層膜が先に述べたような水分の浸入によって反射率が変化し、これによりCOD劣化が発生しやすくなる場合があるという問題点があった。
また反射率制御膜を多層膜で形成し、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムの膜を最表層膜とせずに、これらの膜よりも耐湿性の高い膜、例えば酸化シリコンなどで最表層膜を形成する場合は、必ずしも最表層膜への水分の浸入による反射率の変化によりCOD劣化が発生するわけではないが、最表層膜も反射率制御膜の一部を構成しているので、レーザ光の波長をλとしたときに所定の厚み、例えば光学長としてλ/4もしくはλ/2の厚みが必要になる。この場合、最表層膜の熱伝導率が一段下層の、例えば酸化アルミニウムや窒化アルミニウムの膜の熱伝導率よりも低い場合には、最表層膜は下層の膜に比較して熱拡散が良好に行われず、COD劣化が起きやすくなる。さらにまた最表層に耐湿性に優れた材質の膜を使用しつつ所望の反射率を備えた多層膜を構成するという材料選定が難しく、設計の自由度が著しく低下するという問題点もあった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、第1の目的は簡単な構成によるCOD劣化の起きにくい表面膜を共振器の端面に配設することにより信頼性の高い半導体レーザ装置を構成することである。
この発明に係る半導体レーザ装置は、主たる光の出射端面である前端面とこの前端面に対向する後端面とを有しこれら両端面の間が共振器とされた半導体レーザ本体と、この半導体レーザ本体の前端面または後端面上に配設されるとともに、第1の熱伝導率を有する第1の誘電体膜、もしくは第1の誘電体膜が前端面または後端面から最も離れた層に配設された多層膜により構成された反射率制御膜と、この反射率制御膜の第1の誘電体膜の上に配設されるとともに膜厚が20nm以下であって第1の熱伝導率よりも小さい第2の熱伝導率を有する表面保護膜と、を備えたものである。
この発明に係る半導体レーザ装置においては、反射率制御膜の上に配設された表面保護膜により反射率制御膜の反射率が変化することなしに外部媒質から遮蔽されるので外部環境による反射率の変化を防ぐことができるとともに表面保護膜を薄くすることにより表面保護膜の熱伝導率の大きさに関わりなく表面保護膜の良好な放熱特性を維持できるので、半導体レーザのCOD劣化を抑制することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態に係る半導体レーザの断面図である。なお以下の図において図1と同じ符号は同一のものか相当のものを表す。
図1の半導体レーザ10の断面図は半導体レーザの導波路方向に並行する断面における断面図で、矢印は半導体レーザ10の出射光12である。
この半導体レーザ10は、一例としての発振波長が660nmの赤色半導体レーザである。
半導体レーザ10はn型のGaAs基板14とこのGaAs基板14の上に順次配設されたn型クラッド層16、活性層18、およびp型クラッド層20が配設され、n型クラッド層16、活性層18、およびp型クラッド層20によって共振器22が形成されている。またp型クラッド層20の表面上にはp電極32が、GaAs基板14の裏面上にはn電極34がそれぞれ配設されている。
半導体レーザ本体36は、GaAs基板14、このGaAs基板14の上に配設された共振器22、p電極32、及びn電極34により構成されている。この半導体レーザ本体36の等価屈折率は、例えば3.817である。
主たるレーザ光を出射する側の共振器22の端面を含む劈開面をここでは半導体レーザ本体36の前端面24とし、半導体レーザ本体36を介して前端面24と対向する劈開面をここでは半導体レーザ本体36の後端面26とする。そして半導体レーザ本体36の前端面24の表面に密着して前部表面膜28が配設され、半導体レーザ本体36の後端面26に密着して後部表面膜30が配設されている。
図2はこの発明の一実施の形態に係る半導体レーザの前部表面膜近傍の部分断面図である。
図2に示されるように、反射率が3%程度の低反射膜を得るために配設された前部表面膜28において、半導体レーザ本体36の前端面24に密着して形成された第1層膜は、反射率制御膜である第1の誘電体膜としての酸化アルミニウム膜38である。
酸化アルミニウム膜38は屈折率が1.65で、光学長がλ/4の膜厚を有し、その膜厚は100nmである。
この酸化アルミニウム膜38の上に密着して表面保護膜としての酸化シリコン(SiOx)膜40が配設されている。この酸化シリコン膜40は屈折率が1.45で膜厚は、例えばこの実施の形態の酸化シリコン膜40では、5nmである。
図3はこの発明の一実施の形態に係る半導体レーザの後部表面膜近傍の部分断面図である。
図3において、反射率が75%程度の高反射膜を得るために配設された後部表面膜30は、半導体レーザ本体36の後端面26に密着して配設された反射率制御膜としての5層膜42とこの5層膜の上に密着して配設された表面保護膜としての酸化シリコン膜40とで構成されている。
5層膜42は、半導体レーザ本体36に密着する第1層の誘電体膜として、GaAsとの密着性の良い酸化アルミニウム膜38が配設される。酸化アルミニウム膜38は屈折率が1.65で、光学長がλ/4の膜厚を有し、その膜厚は100nmである。
5層膜42の第2層の誘電体膜としてシリコン膜44が配設され、このシリコン膜44は屈折率が3.0で、光学長がλ/4の膜厚を有し、その膜厚は55nmである。
5層膜42の第3層の誘電体膜は第1層の酸化アルミニウム膜38と、5層膜42の第4層の誘電体膜は第2層のシリコン膜44と、5層膜42の第5層の誘電体膜は第1層の酸化アルミニウム膜38と、それぞれ同じ構成である。
このような構成を有する半導体レーザ10はp電極32に高電位が、またn電極34に低電位が印加され、反射率の低い前部表面膜28と反射率の高い後部表面膜30との間で共振器22を介してレーザ発振が励起され、半導体レーザ本体36の前端面24から前部表面膜28を介してレーザ光が出射される。
図4はこの発明の一実施の形態に係る半導体レーザの前端面に、酸化アルミニウム膜とこの酸化アルミニウム膜上に形成された酸化シリコン膜とが配設された場合の反射率の波長依存性を示すグラフである。
単層の酸化アルミニウム膜はその膜厚を制御することにより比較的自由にその反射率を変化せることができるので、反射制御膜として優れた特性を有しているが、高温・高湿環境下での耐湿性という点では必ずしも満足のいく材料ではない。このためにより耐湿性の優れた材料として酸化シリコン膜を表面保護膜として酸化アルミニウム膜の上に形成する。
図4に示されるように、酸化アルミニウム膜38と酸化シリコン膜40とを半導体レーザの前端面に形成した場合、発振波長が660nmの光に対して2.9%の反射率を有する。
因みに半導体レーザの前端面に酸化アルミニウム膜のみを形成した場合の反射率の波長依存性を示す曲線は図4の曲線と概ね重なり、発振波長が660nmの光に対して2.8%の反射率を有している。
従って5nm程度の酸化シリコン膜40を反射率制御膜、ここでは酸化アルミニウム膜38の上に付加したとしても反射率が0.1%しか変化していない。
図5はこの発明の一実施の形態に係る半導体レーザの後端面に配設された5層膜とこの5層膜上に酸化シリコン膜とを形成した場合の反射率の波長依存性を示すグラフである。
この5層膜の第5層は酸化アルミニウム膜38となっているので、高温・高湿環境下での耐湿性という点では必ずしも満足のいく材料ではない。このためにより耐湿性の優れた材料として酸化シリコン膜40を表面保護膜として酸化アルミニウム膜38の上に形成する。図5に示されるように、5層膜42と酸化シリコン膜40とを形成した場合には、発振波長が660nmの光に対して77.0%の反射率を有する。
因みに半導体レーザの後端面に5層膜のみが配設された場合の反射率の波長依存性を示す曲線は図5の曲線と概ね重なり、発振波長が660nmの光に対して77.1%の反射率を有する。
従って5nm程度の酸化シリコン膜40を反射率制御膜、ここでは5層膜42の上に付加したとしても反射率が0.1%しか変化していない。
つぎに、酸化シリコン膜40の耐湿性能について説明する。
図6はこの発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚5nmの酸化シリコン膜の耐湿性能を示すグラフである。図7はこの発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚10nmの酸化シリコン膜の耐湿性能を示すグラフである。図8はこの発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚20nmの酸化シリコン膜の耐湿性能を示すグラフである。図9はこの発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚50nmの酸化シリコン膜の耐湿性能を示すグラフである。
図6、図7、図8、及び図9に示された酸化シリコン膜の耐湿性能は、膜厚が100nmの酸化アルミニウム膜を成膜した後に所定の膜厚を有する酸化シリコン膜を成膜し、この酸化シリコン膜の成膜直後の反射率スペクトル(図において破線aで示す)を計測し、次いで温度120℃、湿度100%の環境下で100時間放置する耐湿性試験を行い、この耐湿性試験後の反射率スペクトル(図において実線bで示す)を測定し、その変化の程度を比較したものである。
図6に示されるように、膜厚5nmの酸化シリコン成膜直後の反射率スペクトルと耐湿性試験後の反射率スペクトルとはほとんど重なり、従ってほとんど変化しておらず、酸化シリコン膜が優れた耐湿性能を示すことが分かる。
この傾向は図7、図8、及び図9に示された、酸化シリコン膜の膜厚が10nm、20nm、及び50nmの場合のグラフにおいても同様である。
ただ、酸化シリコン膜の膜厚によって反射率スペクトルそのものが若干変化し、膜厚が20nm程度まではそれほど反射率スペクトルそのものの差異はないが、膜厚が50nm程度になると膜厚が20nm程度の酸化シリコン膜の場合に比べて反射率スペクトルそのものの相違が大きくなる。
従ってこの実施の形態における酸化シリコン膜40の膜厚を5nmとしていたが、膜厚が20nm以下程度であれば、酸化アルミニウム膜の反射率を維持しながら、耐湿性を向上することができるものと思える。
しかしながら酸化シリコン膜を形成する際における膜形成の制御性の良さを考慮すると、膜厚が10nm近傍の酸化シリコン膜が望ましいと考えられる。
さらに、酸化シリコン膜40の熱伝導率はその下層に配設された酸化アルミニウム膜38の熱伝導率に比べて小さい。従って熱放散という視点で考えると酸化シリコン膜40は薄いほど望ましいと考えられるが、上に述べたように、膜形成の制御性の良さを考慮すると、膜厚が10nm近傍の酸化シリコン膜が望ましいと考えられる。
以上のように酸化シリコン膜40により耐湿性能が向上し酸化アルミニウム膜38の反射率の変化が阻止され、酸化シリコン膜40の膜厚が薄くなることによる良好な熱放散が行われることにより、前部表面膜28におけるCOD劣化が抑制される。
このように酸化アルミニウム膜38の上に密着して表面保護膜としての酸化シリコン(SiOx)膜40を形成することにより、半導体レーザ10を不活性気体や乾燥空気で密閉していない環境でレーザ発振を行ってレーザ光の出射端面近傍の温度が上昇しても反射率が変化しないため、半導体レーザの出力特性への悪影響が回避されるとともに反射率の変化や膜質の変化が起こらないためにCOD劣化を抑制することができる。
ここに述べた酸化シリコン膜40による耐湿性能の向上や、酸化シリコン膜40の薄膜化による熱放散特性の向上は、半導体レーザ10における前部表面膜28のみならず、反射率制御膜として5層膜42を使用した後部表面膜30においても同様の効果を奏する。
さらに公知文献に見られるように、反射率制御膜の最表層膜として酸化シリコン膜を使用した場合、所定の反射率を得るための必要な光学長を有する膜厚にせざるを得ないので、膜厚を適宜に薄くすることはできず、場合によっては表面膜総体として良好な熱放散特性が得られない場合が生じることもあった。しかしこの実施の形態におけるような前部表面膜28や後部表面膜30においては、反射率制御膜としての酸化アルミニウム膜38や5層膜42とは別に表面保護膜である膜厚の薄い酸化シリコン膜40を設けている。
すなわちこれは反射率制御膜の反射率に影響を与えないような表面保護膜を反射率制御膜の上に配設することである。よって表面保護膜が熱伝導率の小さな材質であったとしても、表面保護膜の膜厚を薄くすることにより反射率制御膜を含む表面膜総体として良好な熱放散特性が得られるという利点を備えている。
さらに前部表面膜28や後部表面膜30を、反射率制御膜とこの反射率制御膜の反射率に影響を与えないような表面保護膜とに分離することにより、適切な反射率を維持しながら外部媒質の環境、例えば高温・高湿度環境から十分遮蔽されるので、前部表面膜28や後部表面膜30の設計の自由度を高めることができる。
図10はこの発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚5nmの酸化タンタル膜の耐湿性能を示すグラフである。図11はこの発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚10nmの酸化タンタル膜の耐湿性能を示すグラフである。図12はこの発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚20nmの酸化タンタル膜の耐湿性能を示すグラフである。図13はこの発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚50nmの酸化タンタル膜の耐湿性能を示すグラフである。
図10、図11、図12、及び図13に示された耐湿性能は酸化シリコン膜に替えて酸化タンタルを用いた場合の耐湿性能である。
この場合も、酸化タンタルの耐湿性能は、膜厚が100nmの酸化アルミニウム膜を成膜した後に所定の膜厚を有する酸化タンタル膜を成膜し、この酸化タンタル膜の成膜直後の反射率スペクトル(図において破線aで示す)を計測し、次いで温度120℃、湿度100%の環境下で100時間放置する耐湿性試験を行い、この耐湿性試験後の反射率スペクトル(図において実線bで示す)を測定し、その変化の程度を比較したものである。
図10、図11、図12、及び図13に示された酸化タンタルの耐湿性能は、酸化タンタル成膜直後の反射率スペクトルと耐湿性試験後の反射率スペクトルとはほとんど重なったグラフになり、従ってほとんど変化しておらず、酸化タンタル膜が優れた耐湿性能を示すことが分かる。
従って、この実施の形態における前部表面膜28や後部表面膜30の酸化シリコン膜40を酸化タンタル膜に置き換えても酸化シリコン膜を有する場合と同様の効果を奏する。
図14はこの発明の一実施の形態に係る酸化タンタル膜の膜厚と反射率の変化との関係を示すグラフである。
図14に示されたグラフは、例えば660nmの半導体レーザ10の前部表面膜28と同様に反射率制御膜として第1層に酸化アルミニウム膜を用い、この酸化アルミニウム膜の屈折率を1.645とし膜厚を83nmとすることにより反射率は6%になる。この酸化アルミニウム膜の上に屈折率2.0の酸化タンタル膜を形成した場合の膜厚の変化に対する反射率の変化を示している。
図14から分かるように、膜厚が20nm以下では反射率が3〜6%とあまり変化しないのに対し、膜厚が20nmを越えると膜厚に対する反射率の変化率が大きくなっている。
この点についても酸化シリコン膜を表面保護膜とした場合と同様の傾向が認められ、酸化タンタル膜を表面保護膜と使用する場合は層厚が20nm以下である方が望ましい。
上述のように半導体レーザ10は共振器22を含む半導体レーザ本体36の前部表面膜28や後部表面膜30を、反射率制御膜の一部であって最表層膜とするかあるいは単層膜とした酸化アルミニウム膜38と表面保護膜としてこの酸化アルミニウム膜38の上に配設された膜厚が20nm以下の酸化シリコン膜40とを有しているので、酸化シリコン膜40により酸化アルミニウム膜を含む反射率制御膜の反射率が変化することなく酸化アルミニウム膜38を空気中の水分から遮蔽できるので、環境雰囲気による反射率の変化が阻止され、また酸化アルミニウム膜よりも熱伝導率の低い酸化シリコン膜を薄くすることにより、前部表面膜28や後部表面膜30の総体としての熱拡散を良好に維持できることにより、COD劣化の少ない構成となる。
以上のように、この発明の一実施の形態に係る半導体レーザ装置は、主たる光の出射端面である前端面とこの前端面に対向する後端面とを有しこれら両端面の間が共振器とされた半導体レーザ本体と、この半導体レーザ本体の前端面または後端面上に配設されるとともに、第1の熱伝導率を有する第1の誘電体膜、もしくは第1の誘電体膜が前端面または後端面から最も離れた層に配設された多層膜により構成された反射率制御膜と、この反射率制御膜の第1の誘電体膜の上に配設されるとともに膜厚が20nm以下であって第1の熱伝導率よりも小さい第2の熱伝導率を有する表面保護膜と、を備えたものであり、この構成によって反射率制御膜の上に配設された表面保護膜により反射率制御膜の反射率が変化することなしに外部媒質から遮蔽されるので外部環境による反射率の変化を防ぐことができるとともに表面保護膜を薄くすることにより表面保護膜の熱伝導率の大きさに関わりなく表面保護膜の良好な放熱特性を維持できるので、半導体レーザのCOD劣化を抑制することができる。延いては簡単な構成によるCOD劣化の起きにくい表面膜を共振器の端面に配設することにより信頼性の高い半導体レーザ装置を構成することができる。
なお、以上の説明にいては、反射率制御膜として酸化アルミニウム膜について説明したが窒化アルミニウムなどのアルミニウムを含む酸化物や窒化物からなる誘電体膜やシリコン窒化膜に対しても同様の効果を奏する。
また、表面保護膜を構成する材料として、酸化シリコン(SiOx)と酸化タンタルについて説明したが、酸化シリコン(SiOx)と酸化タンタルに加えて、酸化ジルコニウム、酸化ニオブ、酸化ハフニウムから選択された材料を用いて表面保護膜を構成しても同様の効果を奏する。
また上記説明において、反射率制御膜とこの上に配設された表面保護膜とを、半導体レーザ本体の前端面と後端面の両方に設けた例を説明したが、どちらか一方にのみ設けてもかまわない。
以上のように、この発明に係る半導体レーザ装置は、電子情報機器などに用いられる半導体レーザ装置に適している。
この発明の一実施の形態に係る半導体レーザの断面図である この発明の一実施の形態に係る半導体レーザの前部表面膜近傍の部分断面図である。 この発明の一実施の形態に係る半導体レーザの後部表面膜近傍の部分断面図である。 この発明の一実施の形態に係る半導体レーザの前端面に、酸化アルミニウム膜とこの酸化アルミニウム膜上に形成された酸化シリコン膜とが配設された場合の反射率の波長依存性を示すグラフである。 この発明の一実施の形態に係る半導体レーザの後端面に配設された5層膜とこの5層膜上に酸化シリコン膜とを形成した場合の反射率の波長依存性を示すグラフである。 この発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚5nmの酸化シリコン膜の耐湿性能を示すグラフである。 この発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚10nmの酸化シリコン膜の耐湿性能を示すグラフである。 この発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚20nmの酸化シリコン膜の耐湿性能を示すグラフである。 この発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚50nmの酸化シリコン膜の耐湿性能を示すグラフである。 この発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚5nmの酸化タンタル膜の耐湿性能を示すグラフである。 この発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚10nmの酸化タンタル膜の耐湿性能を示すグラフである。 この発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚20nmの酸化タンタル膜の耐湿性能を示すグラフである。 この発明の一実施の形態の半導体レーザに係る膜厚50nmの酸化タンタル膜の耐湿性能を示すグラフである。 この発明の一実施の形態に係る酸化タンタル膜の膜厚と反射率の変化との関係を示すグラフである。
符号の説明
22 共振器、 36 半導体レーザ本体、 38 酸化アルミニウム膜、 42 5層膜、 40 酸化シリコン膜。

Claims (5)

  1. 主たる光の出射端面である前端面とこの前端面に対向する後端面とを有しこれら両端面の間が共振器とされた半導体レーザ本体と、
    この半導体レーザ本体の前端面または後端面上に配設されるとともに、第1の熱伝導率を有する第1の誘電体膜、もしくは前記第1の誘電体膜が上記前端面または後端面から最も離れた層に配設された多層膜により構成された反射率制御膜と、
    この反射率制御膜の上記第1の誘電体膜の上に配設されるとともに膜厚が20nm以下であって上記第1の熱伝導率よりも小さい第2の熱伝導率を有する表面保護膜と、
    を備えた半導体レーザ装置。
  2. 第1の誘電体膜がAlを含む誘電体もしくはシリコンの窒化物により形成されていることを特徴とした請求項1記載の半導体レーザ装置。
  3. 表面保護膜が酸化シリコン、酸化ジルコニウム、酸化タンタル、酸化ニオブ、酸化ハフニウムから選択される材料により形成されたことを特徴とする請求項1または2記載の半導体レーザ装置。
  4. 第1の誘電体膜が酸化アルミニウム膜であって、表面保護膜の膜厚が10nm近傍であることを特徴とした請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
  5. 前端面および後端面のいずれにも反射率制御膜と表面保護膜とが配設されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
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