JP2007065286A - 高分子分散型液晶表示素子 - Google Patents
高分子分散型液晶表示素子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007065286A JP2007065286A JP2005251244A JP2005251244A JP2007065286A JP 2007065286 A JP2007065286 A JP 2007065286A JP 2005251244 A JP2005251244 A JP 2005251244A JP 2005251244 A JP2005251244 A JP 2005251244A JP 2007065286 A JP2007065286 A JP 2007065286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- liquid crystal
- atoms
- polymer
- atom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【解決手段】 少なくとも電極層を有する一対の対向した基板の間を実質的に液晶組成物と高分子物質からなる調光層が満たしており、該調光層の基板と接する界面における液晶組成物部分の面積と高分子物質部分の面積との割合が式(1)
【数1】
(式中、SLCは液晶部分を合計した面積、SPLは高分子物質部分を合計した面積を表す。)を満たすことを特徴とする高分子分散型液晶表示素子。
【選択図】 なし
Description
ポリイミドとしては、その前駆体として、一般色(1)
得られた高分子膜の基板への密着性が良好でない場合には、事前に基板表面上にシランカップリング剤で表面処理を行なった後、高分子膜を形成すれば接着性は改善される。
高分子分散型液晶表示素子の駆動電圧に関する記述として、特開平6-222320号公報において次式の関係が示されている。
一般式(I−a)
一般式(I−a)で表される化合物のより好ましい構造として、A1、A9はいずれも水素原子であることが好ましい。メチル基でも使用可能であるが、水素原子の場合の方が重合速度が速くなるためである。A2、A8はそれぞれ独立して単結合であるか、炭素原子数1〜8のアルキレン基であることが好ましい。さらには、それぞれ独立して単結合であるか、炭素原子数1〜3のアルキレン基であることが最も好ましい。
A3≧A4、及びA6≧A7が成り立っていると定義づける。この場合長い方の側鎖であるA3とA6はそれぞれ独立に酸素原子、−CO−、−COO−又は−OCO−で置換されていても良い炭素原子数2から18のアルキル基であるとより好ましいが、酸素原子、−CO−、−COO−又は−OCO−で置換されていても良い炭素原子数3から14のアルキル基であるとさらに好ましい。さらにA4とA7ついてはそれぞれ独立に水素原子、及び炭素原子数1から10のアルキル基であることが好ましく、炭素原子数1から5のアルキル基であることがより好ましく、炭素原子数1から3のアルキル基である場合が特に好ましい。
一般式(I−a)で表される化合物は、Tetrahedoron Letters,Vol.30,pp4985、Tetrahedoron Letters,Vol.23,No6,pp681−684、及び、Journal of Polymer Science:PartA:Polymer Chemistry,Vol.34,pp217−225等の公知の方法で合成することができる。
更に、複数のエポキシ基を有する化合物と飽和脂肪酸とを反応させ、水酸基を有する化合物を合成し、次に水酸基と反応し得る基を有するアクリル酸塩化物等の重合性化合物とを反応させることにより得ることができる。
また、一般式(I−a)のA2、A8が炭素原子数3であるプロピレン基の場合は、オキセタン基の代わりにフラン基を複数有する化合物を用いることにより得ることができる。更に、一般式(I−a)のA2、A8が炭素原子数4であるブチレン基の場合は、オキセタン基の代わりにピラン基を複数有する化合物を用いることにより得ることができる。
この化合物としては、一般式(II−a)
C1、は1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基又は1,3−ジオキサン−2,5−ジイル基を表し、該1,4−フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
C2及びC3はそれぞれ独立して1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、デカヒドロナフタレン−2,6−ジイル基、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイル基、2,6−ナフチレン基、又はインダン−2,5−ジイル基、を表し、該1,4−フェニレン基、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイル基、2,6−ナフチレン基、インダン−2,5−ジイル基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Z1及びZ2はそれぞれ独立して、単結合、−CH2CH2−、−C≡C−、又は−CF2O−、−COO−、又は−OCO−を表し、
X1はフッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基、又はトリフルオロメトキシ基、CF2H基、又はイソシアネート基を表し、
n1は、0、1又は2を表す。ただし、n1=2の場合、複数存在する各C1及び各Z1はそれぞれ同じあっても、異なっていてもでなくて良い。)
で表される化合物を含有することが好ましい。
一般式(III−a)
C11は1,4−フェニレン基又は1,4−-シクロヘキシレン基を表し、該1,4−-フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Z11は単結合又は−CH2−CH2−を表し、
X11は、炭素原子数1から10のアルキル基又は炭素原子数2から10のアルケニル基(該アルキル基又はアルケニル基中に存在する1個又は2個以上のCH2基は、酸素原子が相互に直接結合しないものとして、酸素原子で置換されていてもよい。)、フッ素原子、塩素原子、イソシアネート基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基又は一般式(III−b)を表し、
X12からX17はそれぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、メチル基、メトキシ基又はエチル基を表し、
n11は0又は1を表す。)
で表される化合物を含有することが好ましい。
Z11としては、単結合が好ましく、
X11としては、炭素原子数1から5のアルキル基、炭素原子数1から5のアルコキシ基又はフッ素原子が好ましく、
X12からX17は、水素原子、フッ素原子又はメチル基が好ましく、X12からX17のうち少なくとも1つ以上、4つ以下が、フッ素原子又はメチル基であることがより好ましく、1つ以上、3つ以下がフッ素原子、又はメチル基であるものが特に好ましい。
具体的には、一般式(III-c)から一般式(III-i)
X61からX66はそれぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、又はメチル基を表し、
X71からX76はそれぞれ独立して、水素原子、又はフッ素原子を表す。)
で表される化合物が好ましく、これらの中でも、X61からX66の少なくとも1つ以上、3つ以下がフッ素原子、又はメチル基であるもの、及びX71からX76の少なくとも1つ以上、3つ以下がフッ素原子であるものがより好ましく。具体的には一般式(IV-j)から一般式(I-r)
X81、X84、X85及びX86はそれぞれ独立して水素原子、又はフッ素原子を表し、X82及びX83はそれぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、又はメチル基を表すが、式(I-55)及び式(I-56)中のX82からX86の少なくとも1つ以上、3つ以下がフッ素原子、又はメチル基を表し、
X87及びX88はそれぞれ独立して、水素原子、又はフッ素原子を表す。)
で表される化合物が更により好ましい。
一般式(IV−a)及び一般式(IV−b)
C21及びC31はそれぞれ独立して、1,4−フェニレン基又は1,4−シクロヘキシレン基を表し、該1,4−フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Y21フェニル基又は、シクロヘキシル基を表し、
X21及びX31はそれぞれ独立して、フッ素原子、塩素原子、イソシアネート基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基又はジフルオロメトキシ基を表し、
X22からX26及びX32からX36はそれぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を表し、
Z21及びZ31はそれぞれ独立して、単結合又は−CH2−CH2−を表し、
Z22及びZ32はそれぞれ独立して、単結合、−CH2−CH2−又は−CF2O−を表し、
n21及びn31は0又は1を表す。)
で表される化合物群から選ばれた化合物である高分子分散型液晶表示素子用組成物を用いて上記した高分子分散型液晶表示素子を得ることが好ましい。
また、一般式(II−a)で表される化合物のうち、少なくとも1種類以上が一般式(V−a)及び一般式(V−b)
C41及びC51はそれぞれ独立して、1,4−フェニレン基又は1,4−シクロヘキシレン基を表し、該1,4−フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Y41はフェニル基又は、シクロヘキシル基を表し、
Y51は1,4−フェニレン基又は1,4−シクロヘキシレン基を表し、
X41及びX51はそれぞれ独立して、フッ素原子、塩素原子、イソシアネート基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基又はジフルオロメトキシ基を表し、
X42からX45及びX52からX55はそれぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を表し、
Z41及びZ51はそれぞれ独立して、単結合又は−CH2−CH2−を表し、
Z42及びZ52はそれぞれ独立して、単結合、−CH2−CH2−又は−CF2O−を表し、
n41及びn51は0又は1を表す。)
で表される化合物群から選ばれた化合物を含有することが好ましい。
C21及びC31としては、1,4-シクロヘキシレン基が好ましく、
Z21 及びZ31としては、単結合が好ましく、
X21及びX31としては、フッ素原子もしくはトリフルオロメトキシ基が好ましく、フッ素原子がより好ましい。
具体的には一般式(IV-1)から一般式(IV-33)で表される化合物が好ましい。
一般式(V−a)及び一般式(V−b)においてR41及びR51としては、炭素原子数1から5のアルキル基又は炭素原子数2から6のアルケニル基(該アルキル基又はアルケニル基中に存在する1個又は2個以上のCH2基は、O原子が相互に直接結合しないものとして、酸素原子で置換されていてもよい。)が好ましく、該アルケニル基は式(IV-c)
C41及びC51としては、1,4-シクロヘキシレン基が好ましく、
Z41 及びZ51としては、単結合が好ましく、
X41及びX51としては、フッ素原子もしくはトリフルオロメトキシ基が好ましく、フッ素原子がより好ましい。
具体的には一般式(V-1)から一般式(V-42)で表される化合物が好ましい。
また、更なる液晶温度領域の拡大、高誘電率、又は低粘性を得るため、一般式(VI−a)
Z61及びZ62はそれぞれ独立して、単結合又は−CH2CH2−を表し、
n61は、0、1又は2を表す。ただし、n61=2の場合、各C61及び各Z61は同じでなくて良い。)
又は一般式(VII−a)
C71、C72及びC73はそれぞれ独立して1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基又はインダン−2,5−ジイル基、を表し、該1,4−フェニレン基、インダンー2,5−ジイル基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
X71はフッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基、CF2H基、イソシアネート基を表し、
n71は、0、1又は2を表す。ただし、n71=2の場合、各C71及び各Z71は同じでなくて良い。)で表される化合物を含有することも好ましい。
また、特に低粘性を得たい場合は、n61が0であり、C62及びC63が、1,4-シクロへキシレン基であり、Z62が単結合であることが好ましく、
特に液晶温度範囲を拡大するには、n61が0又は1であり、C61及びC62が、1,4-シクロへキシレン基であり、C63が1,4フェニレン基(該1,4-フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、メチル基を有することができる。)であり、Z61が単結合又は−CH2CH2−であり、Z62が単結合であることが好ましく、
具体的には一般式(VI-1)から一般式(VI-5)で表される化合物が好ましい。
一般式(VII−a)のR71としては、炭素原子数1から5のアルキル基又は炭素原子数2から6のアルケニル基(該アルキル基又はアルケニル基中に存在する1個又は2個以上のCH2基は、O原子が相互に直接結合しないものとして、酸素原子で置換されていてもよい。)が好ましく、該アルケニル基は式(IV-c)で表されるものが好ましく、炭素原子数1から5のアルキル基又は炭素原子数1から5のアルコキシ基が更により好ましい。
X71としては、フッ素原子又はトリフルオロメトキシ基が好ましく、フッ素原子がより好ましい。
具体的には一般式(VII-1)から一般式(VII-4)で表される化合物が好ましい。
これら一般式(VII-1)から一般式(VII-4)の中でも一般式(VII-5)から一般式(VII-8)で表される化合物がより好ましい。
これらの液晶組成物は不純物等を除去する、又は比抵抗値を更に高くする目的で、シリカ、アルミナ等による精製処理を施しても良い。比抵抗値としては1012Ω・cm以上が好ましく、1013Ω・cm以上がより好ましい。
更に、目的に応じて液晶組成物中に、キラル化合物、染料等のドーパントを添加することもできる。
一般式(VIII−a)で表される化合物は市販品を容易に入手することができる。合成する場合にはエポキシ基を有する化合物と、アクリル酸等エポキシ基と反応しうる重合性化合物とを反応させるなど既に述べた方法を応用することができる。
ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン、2−メチル−2−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン等のアセトフェノン系;
ベンゾイン、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾイン系;2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド等のアシルホスフィンオキサイド系;ベンジル、メチルフェニルグリオキシエステル系;
ベンゾフェノン、ο−ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、4,4’’−ジクロロベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’’−メチル−ジフェニルサルファイド、アクリル化ベンゾフェノン、3,3’’,4,4’’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、3,3’’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系;
2−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン等のチオキサントン系;
ミヒラーケトン、4,4’’−ジエチルアミノベンゾフェノン等のアミノベンゾフェノン系;
10−ブチル−2−クロロアクリドン、2−エチルアンスラキノン、9,10−フェナンスレンキノン、カンファーキノン等が好ましい。
この中でも、ベンジルジメチルケタールが最も好ましい。
本発明の高分子分散型液晶表示素子を作製するために用いる高分子分散型液晶表示素子用組成物は、一般式(II−a)、一般式(III−a)、一般式(IV−a)及び一般式(IV−b)、一般式(V−a)、一般式(V−b)及び一般式(VI−a)、一般式(VII−a)で表される化合物を含む液晶組成物を59から89質量%含有し、一般式(I−a)で表される化合物を含む重合性組成物あるいは一般式(I−a)で表される化合物と一般式(VIII−a)で表される化合物を含む重合性組成物を10から40量%含有し、重合開始剤を0.1から2質量%含有することが好ましく、該液晶組成物を63から77質量%含有し、該重合性組成物を22から36質量%含有し、重合開始剤を0.1から2質量%含有することが更に好ましい。液晶組成物としては、一般式(III−a)で表される化合物の含有率が5から90%、一般式(IV−a)及び一般式(IV−b)、一般式(V−a)及び一般式(V−b)、で表される化合物群の含有率が5から70%であるものが好ましく、一般式(III−a)で表される化合物の含有率が10から80%、一般式(IV−a)及び一般式(IV−b)、一般式(V−a)及び一般式(V−b)、で表される化合物群の含有率が10から50%であるものがより好ましい。重合性組成物としては一般式(I−a)で表される化合物の重合性組成物中に占める割合が5から100%であることが好ましく、20から100%であることがより好ましく、30から100%であることが一層好ましい。一般式(VIII−a)で表される化合物については重合性組成物中に占める割合が0から90%であることが好ましく、10から80%であることがより好ましく、20から70%であることが一層好ましい。
(実施例1)
液晶組成物(A)が70%、ラジカル重合性化合物M−1が29.4%、光重合開始剤イルガキュア651(チバスペシャリティーケミカルズ社製)が0.6%からなる高分子分散型液晶表示素子用組成物(A)を調合した。
得られた高分子分散型液晶表示素子の駆動電圧V90、及びV99を測定し、表1に示した。
なお、V90とは次のように定義される。高分子分散型液晶表示素子に電圧無印加状態から60Hzの交流電圧を0.2V/3秒の速度で加えていき、印加電圧を高めてもそれ以上透過率が変化しなくなった時の透過率をT100、電圧無印加状態での透過率をT0とする。この時T90を下式(3)のように定義する。
V99は、同様に下式(4)のように定義されるT99が得られる印加電圧である。
なお、電圧保持率(VHR)の測定は液晶電圧保持率測定システムVHR-A1(東陽テクニカ社製)を用いて行い、パルス幅64μsec、フレーム周期200msec、印加電圧5Vにおける、電圧低下がない場合の理想的波形との面積比(%)を電圧保持率とした。
本実施例の高分子分散型液晶表示素子について計算された式(5)の値を表1に示す。
日産化学(株)製の配向膜用ポリイミド材料であるSE−5291のかわりに、同社の配向膜用ポリイミド材料であるSE−1410を用いたこと以外は全て実施例1と同様にして高分子分散型液晶表示素子を作製した。駆動電圧V90、V99、80℃エージング試験1000時間前後のVHR、及びSEM観察画像より計算したSLC/(SLC+SPL)の値を表1に示す。
日産化学(株)製の配向膜用ポリイミド材料であるSE−5291のかわりに、同社の配向膜用ポリイミド材料であるSE−7992を用いたこと以外は全て実施例1と同様にして高分子分散型液晶表示素子を作製した。駆動電圧V90、V99、80℃エージング試験1000時間前後のVHR、及びSEM観察画像より計算したSLC/(SLC+SPL)の値を表1に示す。
ITO膜上にポリイミド膜を設けなかったこと以外は全て実施例1と同様にして高分子分散型液晶表示素子を作製した。駆動電圧V90、V99、80℃エージング試験1000時間前後のVHR、及びSEM観察画像より計算したSLC/(SLC+SPL)の値を表1に示す。
高分子分散型液晶組成物(A)のかわりに、液晶組成物(A)が70%、ラジカル重合性化合物M−1が17.6%、ラジカル重合性化合物M−2が11.8%、光重合開始剤イルガキュア651(チバスペシャリティーケミカルズ社製)が0.6%からなる高分子分散型液晶表示素子用組成物(B)を用いたこと以外は全て実施例3と同様にして高分子分散型液晶表示素子を作製した。駆動電圧V90、V99、80℃エージング試験1000時間前後のVHR、及びSEM観察画像より計算したSLC/(SLC+SPL)の値を表1に示す。
日産化学(株)製の配向膜用ポリイミド材料であるSE−5291のかわりに、同社の配向膜用ポリイミド材料であるSE−150を用いたこと以外は全て実施例1と同様にして高分子分散型液晶表示素子を作製した。駆動電圧V90、V99、80℃エージング試験1000時間前後のVHR、及びSEM観察画像より計算したSLC/(SLC+SPL)の値を表1に示す。
日産化学(株)製の配向膜用ポリイミド材料であるSE−5291のかわりに、JSR(株)製の配向膜用ポリイミド材料であるAL−1051を用いたこと以外は全て実施例1と同様にして高分子分散型液晶表示素子を作製した。駆動電圧V90、V99、80℃エージング試験1000時間前後のVHR、及びSEM観察画像より計算したSLC/(SLC+SPL)の値を表1に示す。
ラジカル重合性化合物M−1の代わりに、M−3を用いたこと以外は全て実施例4と同様にして高分子分散型液晶表示素子を作製した。駆動電圧V90、V99、80℃エージング試験1000時間前後のVHR、及びSEM観察画像より計算したSLC/(SLC+SPL)の値を表1に示す。
Claims (14)
- 少なくとも電極層を有する一対の対向した基板の間に液晶組成物及び高分子物質により形成された調光層を有し、該調光層が基板と接する界面において、基板と液晶組成物が接する部分の面積:SLC及び基板と高分子物質が接する部分の面積:SPLが式(1)
- 調光層が、一般式(I−a)
一般式(II−a)
C1、は1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基又は1,3−ジオキサン−2,5−ジイル基を表し、該1,4−フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
C2及びC3はそれぞれ独立して1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、デカヒドロナフタレン−2,6−ジイル基、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイル基、2,6−ナフチレン基、又はインダン−2,5−ジイル基、を表し、該1,4−フェニレン基、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイル基、2,6−ナフチレン基、インダン−2,5−ジイル基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Z1及びZ2はそれぞれ独立して、単結合、−CH2CH2−、−C≡C−、又は−CF2O−、−COO−、又は−OCO−を表し、
X1はフッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基、又はトリフルオロメトキシ基、CF2H基、又はイソシアネート基を表し、
n1は、0、1又は2を表す。ただし、n1=2の場合、複数存在する各C1及び各Z1はそれぞれ同じあっても、異なっていてもでなくて良い。)で表される化合物を含有する組成物を重合させてなる請求項1記載の高分子分散型液晶表示素子。 - 一般式(II−a)で表される化合物のうち、少なくとも1種類以上が一般式(III−a)
C11は1,4−フェニレン基又は1,4−-シクロヘキシレン基を表し、該1,4−-フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Z11は単結合又は−CH2−CH2−を表し、
X11は、炭素原子数1から10のアルキル基又は炭素原子数2から10のアルケニル基(該アルキル基又はアルケニル基中に存在する1個又は2個以上のCH2基は、酸素原子が相互に直接結合しないものとして、酸素原子で置換されていてもよい。)、フッ素原子、塩素原子、イソシアネート基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基又は一般式(III−b)を表し、
X18は、炭素原子数1から10のアルキル基又は炭素原子数2から10のアルケニル基(該アルキル基又はアルケニル基中に存在する1個又は2個以上のCH2基は、酸素原子が相互に直接結合しないものとして、酸素原子で置換されていてもよい。)、フッ素原子、塩素原子、イソシアネート基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、又はジフルオロメトキシ基基を表す。)
X12からX17はそれぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、メチル基、メトキシ基又はエチル基を表し、
n11は0又は1を表す。)
で表される化合物である請求項2記載の高分子分散型液晶表示素子。 - 一般式(II−a)で表される化合物のうち、少なくとも1種類以上が一般式(IV−a)及び一般式(IV−b)
C21及びC31はそれぞれ独立して、1,4−フェニレン基又は1,4−シクロヘキシレン基を表し、該1,4−フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Y21フェニル基又は、シクロヘキシル基を表し、
Y31は1,4−フェニレン基又は1,4−シクロヘキシレン基を表し、
X21及びX31はそれぞれ独立して、フッ素原子、塩素原子、イソシアネート基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基又はジフルオロメトキシ基を表し、
X22からX26及びX32からX36はそれぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を表し、
Z21及びZ31はそれぞれ独立して、単結合又は−CH2−CH2−を表し、
Z22及びZ32はそれぞれ独立して、単結合、−CH2−CH2−又は−CF2O−を表し、
n21及びn31は0又は1を表す。)
で表される化合物群から選ばれた化合物である請求項2又は、3記載の高分子分散型液晶表示素子。 - 一般式(II−a)で表される化合物のうち、少なくとも1種類以上が一般式(V−a)及び一般式(V−b)
C41及びC51はそれぞれ独立して、1,4−フェニレン基又は1,4−シクロヘキシレン基を表し、該1,4−フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Y41はフェニル基又は、シクロヘキシル基を表し、
Y51は1,4−フェニレン基又は1,4−シクロヘキシレン基を表し、
X41及びX51はそれぞれ独立して、フッ素原子、塩素原子、イソシアネート基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基又はジフルオロメトキシ基を表し、
X42からX45及びX52からX55はそれぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を表し、
Z41及びZ51はそれぞれ独立して、単結合又は−CH2−CH2−を表し、
Z42及びZ52はそれぞれ独立して、単結合、−CH2−CH2−又は−CF2O−を表し、
n41及びn51は0又は1を表す。)
で表される化合物群から選ばれた化合物である請求項2、3又は、4記載の高分子分散型液晶表示素子。 - 調光層が、一般式(VI−a)
C61、C62及びC63はそれぞれ独立して1,4−フェニレン基又は1,4−シクロヘキシレン基を表し、該1,4−フェニレン基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Z61及びZ62はそれぞれ独立して、単結合又は−CH2CH2−を表し、
n61は、0、1又は2を表す。ただし、n61=2の場合、各C61及び各Z61は同じでなくて良い。)
で表される化合物を含有する組成物を重合させてなる請求項1、2、3、4、又は5記載の高分子分散型液晶表示素子。 - 調光層が、一般式(VII−a)
C71、C72及びC73はそれぞれ独立して1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基又はインダン−2,5−ジイル基、を表し、該1,4−フェニレン基、インダンー2,5−ジイル基は非置換であるか又は置換基として1個又は2個以上のフッ素原子、塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を有することができ、
Z71及びZ72はそれぞれ独立して、単結合、−CH2CH2−又は−CF2O−を表し、
X71はフッ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基、CF2H基、イソシアネート基を表し、
n71は、0、1又は2を表す。ただし、n71=2の場合、各C71及び各Z71は同じでなくて良い。)
で表される化合物を含有する組成物を重合させてなる請求項1、2、3、4、5、又は6記載の高分子分散型液晶表示素子。 - 一般式(III−a)において、X12からX17のうち少なくとも1つ以上、4つ以下が、フッ素原子又はメチル基である請求項3、4、5、6、又は7記載の高分子分散型液晶表示素子。
- 基板の調光層に接する側にポリイミド膜を配置した請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8記載の高分子分散型液晶表示素子。
- 調光層が基板と接する界面において、基板と液晶組成物が接する部分の面積:SLC及び基板と高分子物質が接する部分の面積:SPL式(2)
- 電極層が、基板の調光層と接する側に配置され、調光層が直接電極層に接している請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8記載の高分子分散型液晶表示素子。
- 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、又は11記載のアクティブ駆動高分子分散型液晶表示素子。
- 調光層が液晶の連続相中に透明性高分子物質の3次元網目構造を形成して成る、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12に記載の高分子分散型液晶表示素子。
- 一般式(VIII−a)
で表される化合物を少なくとも1種類含有する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、又は13に記載の高分子分散型液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005251244A JP4911336B2 (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 高分子分散型液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005251244A JP4911336B2 (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 高分子分散型液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007065286A true JP2007065286A (ja) | 2007-03-15 |
JP4911336B2 JP4911336B2 (ja) | 2012-04-04 |
Family
ID=37927569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005251244A Active JP4911336B2 (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 高分子分散型液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4911336B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100149446A1 (en) * | 2007-03-30 | 2010-06-17 | Dic Corporation | Polymer-stabilized liquid crystal composition, liquid crystal display device, method for producing liquid crystal display device |
CN103760713A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-30 | 无锡科技职业学院 | 一种应变液晶调光显示玻璃制品及其制备方法 |
WO2015152694A1 (ko) * | 2014-04-04 | 2015-10-08 | 주식회사 엘지화학 | 액정 소자 |
KR101732789B1 (ko) * | 2014-04-04 | 2017-05-08 | 주식회사 엘지화학 | 액정 소자 |
CN106796377A (zh) * | 2014-10-27 | 2017-05-31 | 株式会社Lg化学 | 包括经中和的导电聚合物透明电极的聚合物分散液晶元件及其生产方法 |
JPWO2020184420A1 (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-17 | ||
CN115595001A (zh) * | 2022-09-09 | 2023-01-13 | 杭州光粒科技有限公司(Cn) | 一种光敏聚合物组合物及其制备方法和全息衍射光栅元件 |
Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01198725A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-08-10 | Dainippon Ink & Chem Inc | 液晶デバイス及びその製造方法 |
JPH0632761A (ja) * | 1992-05-21 | 1994-02-08 | Dainippon Ink & Chem Inc | 側鎖型重合性化合物及びそれを用いた液晶デバイス |
JPH08106082A (ja) * | 1994-10-05 | 1996-04-23 | Dainippon Ink & Chem Inc | 液晶表示素子及びその製造方法 |
JPH0954345A (ja) * | 1995-08-14 | 1997-02-25 | Asahi Glass Co Ltd | 液晶光学素子及びその製造方法 |
JPH09255954A (ja) * | 1996-01-19 | 1997-09-30 | Dainippon Ink & Chem Inc | 液晶デバイス、その製造方法及び、これを用いた液晶表示装置 |
JPH1129527A (ja) * | 1997-07-09 | 1999-02-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 側鎖型ラジカル重合性化合物及びそれを用いた液晶デバイス |
JP2000119653A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Dainippon Ink & Chem Inc | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置 |
JP2000336363A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Dainippon Ink & Chem Inc | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置 |
JP2001042793A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-02-16 | Dainippon Ink & Chem Inc | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置 |
JP2002293827A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Dainippon Ink & Chem Inc | 側鎖型ラジカル重合性化合物、及びそれを用いた液晶デバイス |
JP2005121883A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Dainippon Ink & Chem Inc | メモリー性を有する光散乱型液晶デバイス |
JP2005225831A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Dainippon Ink & Chem Inc | 重合性化合物、及び重合性組成物 |
JP2005232214A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 高分子分散型液晶表示素子用組成物及び高分子分散型液晶表示素子 |
JP2005232215A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 高分子分散型液晶表示素子用組成物及び高分子分散型液晶表示素子 |
-
2005
- 2005-08-31 JP JP2005251244A patent/JP4911336B2/ja active Active
Patent Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01198725A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-08-10 | Dainippon Ink & Chem Inc | 液晶デバイス及びその製造方法 |
JPH0632761A (ja) * | 1992-05-21 | 1994-02-08 | Dainippon Ink & Chem Inc | 側鎖型重合性化合物及びそれを用いた液晶デバイス |
JPH08106082A (ja) * | 1994-10-05 | 1996-04-23 | Dainippon Ink & Chem Inc | 液晶表示素子及びその製造方法 |
JPH0954345A (ja) * | 1995-08-14 | 1997-02-25 | Asahi Glass Co Ltd | 液晶光学素子及びその製造方法 |
JPH09255954A (ja) * | 1996-01-19 | 1997-09-30 | Dainippon Ink & Chem Inc | 液晶デバイス、その製造方法及び、これを用いた液晶表示装置 |
JPH1129527A (ja) * | 1997-07-09 | 1999-02-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 側鎖型ラジカル重合性化合物及びそれを用いた液晶デバイス |
JP2000119653A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Dainippon Ink & Chem Inc | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置 |
JP2000336363A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Dainippon Ink & Chem Inc | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置 |
JP2001042793A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-02-16 | Dainippon Ink & Chem Inc | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置 |
JP2002293827A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Dainippon Ink & Chem Inc | 側鎖型ラジカル重合性化合物、及びそれを用いた液晶デバイス |
JP2005121883A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Dainippon Ink & Chem Inc | メモリー性を有する光散乱型液晶デバイス |
JP2005225831A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Dainippon Ink & Chem Inc | 重合性化合物、及び重合性組成物 |
JP2005232214A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 高分子分散型液晶表示素子用組成物及び高分子分散型液晶表示素子 |
JP2005232215A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 高分子分散型液晶表示素子用組成物及び高分子分散型液晶表示素子 |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8405799B2 (en) * | 2007-03-30 | 2013-03-26 | Dic Corporation | Polymer-stabilized liquid crystal composition, liquid crystal display device, method for producing liquid crystal display device |
EP2138518A4 (en) * | 2007-03-30 | 2013-04-10 | Dainippon Ink & Chemicals | Polymer-stabilized liquid crystalline composition, liquid crystal display and method for producing a liquid crystal display |
US20100149446A1 (en) * | 2007-03-30 | 2010-06-17 | Dic Corporation | Polymer-stabilized liquid crystal composition, liquid crystal display device, method for producing liquid crystal display device |
CN103760713B (zh) * | 2013-12-25 | 2016-04-20 | 无锡科技职业学院 | 一种应变液晶调光显示玻璃制品及其制备方法 |
CN103760713A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-30 | 无锡科技职业学院 | 一种应变液晶调光显示玻璃制品及其制备方法 |
US10196550B2 (en) | 2014-04-04 | 2019-02-05 | Lg Chem, Ltd. | Liquid crystal element |
KR101732789B1 (ko) * | 2014-04-04 | 2017-05-08 | 주식회사 엘지화학 | 액정 소자 |
WO2015152694A1 (ko) * | 2014-04-04 | 2015-10-08 | 주식회사 엘지화학 | 액정 소자 |
CN106796377A (zh) * | 2014-10-27 | 2017-05-31 | 株式会社Lg化学 | 包括经中和的导电聚合物透明电极的聚合物分散液晶元件及其生产方法 |
CN106796377B (zh) * | 2014-10-27 | 2020-08-14 | 株式会社Lg化学 | 包括经中和的导电聚合物透明电极的聚合物分散液晶元件及其生产方法 |
JPWO2020184420A1 (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-17 | ||
WO2020184420A1 (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-17 | 日産化学株式会社 | 樹脂組成物、樹脂膜及び液晶表示素子 |
CN113614624A (zh) * | 2019-03-08 | 2021-11-05 | 日产化学株式会社 | 树脂组合物、树脂膜以及液晶显示元件 |
JP7494837B2 (ja) | 2019-03-08 | 2024-06-04 | 日産化学株式会社 | 樹脂組成物、樹脂膜及び液晶表示素子 |
CN115595001A (zh) * | 2022-09-09 | 2023-01-13 | 杭州光粒科技有限公司(Cn) | 一种光敏聚合物组合物及其制备方法和全息衍射光栅元件 |
CN115595001B (zh) * | 2022-09-09 | 2024-01-09 | 杭州光粒科技有限公司 | 一种光敏聚合物组合物及其制备方法和全息衍射光栅元件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4911336B2 (ja) | 2012-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104845642B (zh) | 液晶取向剂、液晶取向膜、液晶显示元件、相位差膜及其制造方法、聚合物以及化合物 | |
JP5527538B2 (ja) | 液晶配向剤、液晶配向膜の製造方法および液晶表示素子 | |
JP4973234B2 (ja) | 光学フィルム | |
TWI654281B (zh) | Composite liquid crystal composition, display element and electric field detector | |
JP2010066630A (ja) | 光学フィルムの製造方法及び光学フィルム | |
CN109913241B (zh) | 液晶取向剂、液晶取向膜以及液晶显示元件 | |
KR102474324B1 (ko) | 액정 표시 소자 | |
TW201807067A (zh) | 液晶取向劑、液晶取向膜及其製造方法、液晶元件、聚合物以及化合物 | |
JP4911336B2 (ja) | 高分子分散型液晶表示素子 | |
JP5041123B2 (ja) | 垂直液晶配向剤 | |
TWI529242B (zh) | 液晶配向劑、液晶配向膜及液晶顯示元件 | |
KR102074992B1 (ko) | 액정 배향제, 액정 배향막과 그의 형성방법, 위상차 필름과 그의 제조방법, 및 액정 표시 소자와 그의 제조방법 | |
CN111198459B (zh) | 液晶显示器件 | |
CN106398721B (zh) | 液晶取向剂、液晶取向膜、液晶元件、液晶取向膜的制造方法、聚合物以及二胺 | |
TW201339206A (zh) | 液晶配向劑、液晶配向膜及其形成方法、液晶顯示元件、聚醯胺酸、醯亞胺化聚合物以及二胺化合物 | |
JP5055725B2 (ja) | 高分子分散型液晶表示素子用組成物及び高分子分散型液晶表示素子 | |
KR20170082969A (ko) | 액정 배향제, 액정 배향막, 액정 소자, 그리고 액정 배향막 및 액정 소자의 제조 방법 | |
JP4911335B2 (ja) | 高分子分散型液晶表示素子用組成物及び高分子分散型液晶表示素子 | |
JP5055720B2 (ja) | 高分子分散型液晶表示素子用組成物及び高分子分散型液晶表示素子 | |
CN106978195B (zh) | 液晶配向膜、液晶显示组件以及其制造方法 | |
CN114207085A (zh) | 液晶取向剂、液晶取向膜及液晶元件 | |
JP2016035500A (ja) | 液晶配向剤、液晶配向剤の製造方法、液晶配向膜、液晶配向膜の製造方法、液晶表示素子、位相差フィルム、及び位相差フィルムの製造方法 | |
TWI534180B (zh) | 液晶配向劑、液晶配向膜、及液晶顯示元件 | |
CN118956419A (zh) | 液晶取向剂、液晶取向膜及液晶元件 | |
JP4844712B2 (ja) | 液晶配向剤および液晶表示素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080718 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110421 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110617 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4911336 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |