JP2007061465A - 回胴式遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示スペースを広げることなく演出と入賞の可否とを表示する。
【解決手段】 スロットマシン10には、複数の縦リールが収納されている。縦リールは、表示窓18から見て入賞の可否を表示する図柄を縦方向に回転させる。このうちのいずれかの縦リール23には、演出を表示するための文字や図柄を横方向に回転させる横リール43〜45が内蔵されている。各横リール43〜45には、外周に白抜きの文字や図柄が表示され、また内部にLED46〜48が配されている。LED46〜48は、縦リール23が回転中に点灯することで、白抜きの文字や絵柄を縦リール23の外周に投影する。
【選択図】 図6
【解決手段】 スロットマシン10には、複数の縦リールが収納されている。縦リールは、表示窓18から見て入賞の可否を表示する図柄を縦方向に回転させる。このうちのいずれかの縦リール23には、演出を表示するための文字や図柄を横方向に回転させる横リール43〜45が内蔵されている。各横リール43〜45には、外周に白抜きの文字や図柄が表示され、また内部にLED46〜48が配されている。LED46〜48は、縦リール23が回転中に点灯することで、白抜きの文字や絵柄を縦リール23の外周に投影する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、複数の図柄を外周に配列したリールを回転して遊技する回胴式遊技機に関するものである。
従来、外周に複数の図柄を表示した複数のリールを個別に回転して、リールの回転を停止するリールの数だけ設けたストップボタンの操作により各リールが停止したときに表示窓に露呈される図柄が所定の組み合わせになると、所定の価値を遊技者に付与する回胴式遊技機、すなわちスロットマシンが知られている。
このようなスロットマシンでは、リールの内側に照明装置を設け、種々の演出に用いることが広く行われている。例えば、所定位置の図柄を照明装置で照明することにより、特定の遊技状態になったことを告知したり、入賞の予告としたりするものである。また、遊技とは直接関わらない演出用の表示部を設け、例えば、その表示部に表示される文字や絵柄により入賞の予告等をするなども広く行われている。そして、演出用の表示部と、回転リール内部の照明装置の点灯に連続性などの関連性をもたせ、より複雑で興味溢れる演出を行うことが可能な遊技機も知られている(特許文献1)。
ところで、従来のスロットマシンでは、リールの回転が停止した時点で即座に入賞ライン上にシンボルが表示されてしまうことから、ゲームが単調になりやすいという欠点があった。また、1リールに割り当てられるシンボルの種類や個数をあまり多くすることはできず、ゲームの趣向に多様性を与えることが困難であった。このような欠点を解決するために、外リールと、この外リールの回転軸と同軸線上で回転する内リールとの二重リールで構成し、外リールの外周の1コマに開口を設け、この開口を通して内リールの外周に設けた1コマの絵柄を表示窓に表示するようにしたゲームマシンが提案されている(特許文献2)。
特開2002−136651号公報
特開平3−60681号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、入賞か否かを表示する表示部とは別に、演出用の表示部を設ける必要があるため、表示窓の設置スペースを広げることになり、スロットマシン自体が大型化する。また、特許文献2に記載の発明では、リールを二重構造にすることができるのでリール設置スペースを広げることはないものの、この構成では開口が表示窓に表示される位置で外リールの回転を止めないと内リールの絵柄を表示することができず、よって、リール回転中に必要な演出表示が行えないという問題があった。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、表示用のスペースを広げることなく、演出と入賞の可否とを表示するように工夫した回胴式遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の回胴式遊技機では、複数の縦リールのうちの少なくとも1つの縦リールの内部で横方向に回転され、外周面に演出用の文字や図柄が配された横リールと、前記横リールの内部に設けられ、前記演出用の文字や図柄を前記図柄シートに投影する照明手段と、を備えたものである。
縦リールは、横軸を中心に回転して表示窓から見ると図柄シートが縦方向に回転する。横リールは、縦軸を中心に回転して演出用の文字や図柄が横方向に回転する。横リールは、縦リールの表示窓側の外周面と縦リールの回転軸(横軸)との間に配置し、また、照明手段は横リールの表示窓側の外周面と横リールの回転軸(縦軸)との間に配置するのが望ましい。
これによれば、縦リールが回転中に、照明手段を点灯させれば、その照明光が横リールの外周面を透過して演出用の文字や図柄が縦リールの外周面に投影される。照明により横リールの図柄や文字を縦リールに投影して表示窓から視認させるためには、縦リールの図柄シートを、透光性を有するシートにする必要がある。そこで、図柄シートとしては、例えば透明なセルロイド板の内周面に複数の図柄を回転方向に所定の間隔で並べて印刷し、さらに、その内周面に白色のマスク層を全面に印刷した構成にするのが望ましい。
これによれば、縦リールの絵柄は、透明なセルロイド板を透して表示窓から視認することができる。そして、照明手段が消灯しているときには、縦リールの最も内側に白色のマスク層があるため、横リールの文字や図柄を表示窓から視認することができない。照明手段が点灯すると、その照明光が横リールの文字や絵柄を縦リールの白色のマスク層に投影し、表示窓から視認することができる。この場合、縦リールが停止していると、縦リールの図柄に重なって視認し難くなる。しかし、縦リールを回転させれば、横リールの文字や絵柄が見やすくなる。勿論、図柄シートの図柄の間隔を広げるほど横リールの文字や絵柄が見やすくなる。また、縦リールの回転速度を早くしても同じ効果が得られる。
縦リールは、所定の確率で入賞の抽選を行う主制御装置により回転及び停止が制御される。主制御装置は、入賞確定に関わるものを制御する制御装置である。横リールの外周には、同様の演出用シートが設けられている。この演出用シートには、複数の文字や図柄が印刷されている。したがって、横リールの回転位置を変えることで演出を変化させることができる。この横リールは、横リール駆動手段により回転及び停止が制御される。横リール駆動手段は、縦リールが回転中に演出を行うか否かを決める演出用の副制御装置で制御される。この副制御装置は、入賞確定に関係しないものを制御する制御装置である。照明手段は、発光源と、発光源の点灯又は消灯を制御する照明駆動手段とで構成される。発光源としては、LEDやランプなどで構成される。この照明駆動手段も、演出用制御装置の演出に応答して発光源の点灯及び消灯が制御される。
演出としては、例えば「チャンス」などの文字を縦に表示したい場合がある。この場合には、横リールを縦方向に複数並べて設け、各横リールに縦書きの文字列を構成する各文字を横リールごとに分けて表示するのが好適である。また、表示窓に表示される縦リールの図柄のコマ範囲に合わせて横リールの文字が表示されるように、横リールを複数配列してもよい。また、縦リールは複数設けられているので、これら縦リールの全てに横リールを設けても良いし、これら縦リールのいずれかに横リールを設けても良い。
本発明では、複数の縦リールのうちの少なくとも1つの縦リールの内部で横方向に回転され、外周面に演出用の文字や図柄が配された横リールと、前記横リールの内部に設けられ、前記演出用の文字や図柄を前記図柄シートに投影する照明手段とを備えたから、表示用のスペースを広げることなく、演出と入賞の可否とを表示することができる。横リールを複数設けた発明によれば、演出の多様性を与えることができる。また、二重の縦リールの内側の縦リールで演出表示するものと比べて、縦リールでは、表示窓の広さが縦方向に、例えば絵柄を3個分表示する広さであるため、縦3コマ分の文字列を内側の縦リールに印刷する必要があって演出のバリエーションが少なくなる欠点があるのに対し、複数の横リールを用いると、各コマごとに文字を変えることができるので演出のバリエーションを増やすことができる。
本発明を用いた遊技機の一実施例であるスロットマシン(回胴式遊技機)10は、図1及び図2に示すように、リールユニットや電気部品等を組み込んだ筺体11を備えている。筺体11は、前面扉12と収納箱13とからなる。前面扉12は、上・下扉14,15とに分割されており、上・下扉14,15は、ヒンジ16,17により個別に開閉される。
上扉14には、透明板となっている表示窓18が設けられている。表示窓18からは、当選図柄を表示するための第1〜第3縦リール21〜23の一部を視認することができる。なお、縦リール21〜23ごとに分けて視認することができるように表示窓18を複数の窓で構成してもよい。
周知のように、第1〜第3縦リール21〜23の外周には、複数種類の当選図柄を含む図柄が一定ピッチで配列され、1リールにつき3個の図柄は、表示窓18を通して視認することができる。これら第1〜第3縦リール21〜23は、横に並べて配されており、横軸を中心に各々回転し、各縦リールの図柄を縦方向に回転させる本発明の縦リールを構成する。なお、縦リール21〜23は、回転軸が同軸上となるように配置されている。
下扉15には、メダルを投入するためのメダル投入口25、スタートレバー26、リールの動作を停止させるための第1〜第3ストップボタン27〜29、メダル受け皿30、獲得したメダルを前記メダル受け皿30に払い出す払い出し口31などが設けられている。
メダル投入口25に所定枚数のメダルを投入してスタートレバー26を操作すると、第1〜第3縦リール21〜23が一斉に回転する。その後、第1〜第3ストップボタン27〜29を順番に操作することで第1〜第3縦リール21〜23の回転が停止する。このとき、リール毎に表示された図柄を一個ずつ組み合わせてなる、例えば横3本斜め2本の合計5本の入賞有効ラインのうちのいずれかに、予め決められた図柄(特定図柄)が揃うことで、払い出し口31からメダルが払い出される。
収納箱13は、上下2段に仕切られた上・下収容部34,35を持っている。上収容部34は上扉14を開放することで内部が露呈され、また、下収容部35は下扉15を開放することで内部が露呈される。
上収容部34には、リールユニット36が組み込まれており、そのリールユニット36の奥に、主制御基板などを封印した封印ケース(図示なし)が着脱自在に取り付けられている。下収容部35には、払い出し口31にメダルを払い出すメダルホッパー32などが組み込まれており、メダルホッパー32の上には、電源ボックス33が取り付けられている。電源ボックス33には、電源基板が内蔵されており、電源基板は、スロットマシン10全体の電源供給を統括的に制御する。
図3に示すように、リールユニット36は、図柄を縦方向に回転させる第1〜第3縦リール21〜23と、図柄や文字を横方向に回転させる横リール機構部37と、及び、これら第1〜第3縦リール21〜23と横リール機構部37とを支持する支持部38とで構成されている。
第1〜第3縦リール21〜23は同様な構成をしており、以下、縦リールの構成については、第3縦リール23を例に説明する。図4に示すように、第3縦リール23は、図柄シート39と、図柄シート39が巻きつけられるホイール40と、ホイール40を介して図柄シート39を縦方向(垂直方向)に回転させるモータ41とを備えており、モータ41は、出力軸を横方向(水平方向)に向けた姿勢で支持板42に固定されている。モータ41としては、入力されるパルス数に比例した回転角度が得られるステッピングモータが用いられている。図柄シート39は、透明なセルロイド板の内周面に複数の図柄を回転方向に所定の間隔で並べて印刷し、さらに、その内周面に白色のマスク層を全面に印刷した帯状の光透過シートである。
横リール機構部37は、図5及び図6に示すように、3個の第1〜第3横リール43〜45と、各横リール43〜45ごとに設けた第1〜第3LED群46〜48、及び、これらLED群46〜48と横リール43〜45とを支持する支持板49とで構成されており、これらは、第3縦リール23の内部、詳しくは第3縦リール23のホイール40の表示窓18側の外周とその回転軸41aとの間に配されている。
第1〜第3横リール43〜45は、上から順に配されており、これらは全て同様な構成をしている。横リール43は、演出用シート50と、演出用シート50が巻きつけられる横ホイール51と、横ホイール51を介して演出用シート50を横方向(水平方向)に回転させるモータ52とを備えている。モータ52は、出力軸を縦方向(垂直方向)に向けた姿勢で支持板49に固定されている。横ホイール51は、第3縦リール23の内部でその回転を邪魔しないように小径になっている。モータ52としては、入力されるパルス数に比例した回転角度が得られるステッピングモータが用いられている。なお、図5及び図6では、横リール用の各モータ52を、出力軸が同軸上になるように配しているが、こうすると中央の横リール44が縦リール23から離れるため、中央の横リール44を前に出して配置しても良い。
図7に示すように、第1〜第3横リール43〜45の演出用シート50a〜50cには、縦書きの文字列を構成する文字が各横リールに分けて白抜き文字となるように表示されている。例えば、第1横リール43の演出用シート50aには、空白を挟んだ両側に「チャ」と「大」が、第2横リール44の演出用シート50bには空白を挟んだ両側に「ン」と「当」が、さらに、第3横リール45の演出用シート50cには空白を挟んだ両側に「ス」と「り」がそれぞれ白抜き文字として表示されている。このような演出用シート50は、文字や図柄が白抜きとなるように透明なセルロイド板の内周面に遮光性の黒色のマスク層を印刷した帯状のシートである。これにより、第1〜第3横リール43〜45の回転位置を変えることで、表示窓18に投影する表示位置に「チャンス」と「大当り」との2種類の文字列を縦に表示することができる。なお、演出用シート50a〜50cに印刷する演出用の文字としては、「チャンス」と「大当り」に限らず、何でも良い。また、文字に限らず演出用の図柄でもよい。
各LED群46〜48は、2個のLEDからなり、本発明の照明手段を構成している。LED群46〜48を点灯させれば、その照明光が横リール43〜45の演出用シート50a〜50cを透過して演出用の文字が縦リールの図柄シート39に投影される。なお、LEDとしては、1個でも良いし、3個以上でもよい。また、照明手段としては、LEDに限らず、ランプなどでもよい。
なお、各横リール43〜45は通常は、空白を表示位置に揃えた回転位置の状態となっている。ここで、横リール43〜45は、各文字が表示窓18に表示される縦リール21〜23の図柄のコマ範囲18a〜18c(図5、図9参照)に合うように、配置されている。ここで、表示窓18から横リール43〜45の文字が見やすくなるように、3個の横リール43〜45のうちの上下の横リール43,45を斜めに配しても良い。
スロットマシン10は、図8に示すように、大別して上収容部34に設けた主制御基板60、及び、電源基板61とで電気的構成がなされている。スロットマシン10の作動は、基本的に主制御基板60によって管制される。電源基板61は、電源ボックス33に内蔵されており、電源スイッチ62、変更ボタン63、設定キースイッチ64などがそれぞれ接続されている(図1及び図2参照)。
主制御基板60には、CPU65、ROM66、電子抽選部67、当選役決定部68が設けられている。ROM66は、CPU65に接続されており、CPU65で実行する、演出表示用のプログラムや遊技実行プログラム等の制御プログラムや、これらプログラムを実行する際に必要な制御データ等が記憶されている。電子抽選部67は、乱数発生器を備え、乱数発生器で発生した乱数から1つの乱数を抽出する。抽出した乱数は、当選役決定部68に送られ、当選役決定部68は、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかになるかを、抽出した乱数に基づいてROM66に記憶した当選テーブルを参照して決定し、当選役信号をCPU65に送る。
3個のストップボタン27〜29、スタートレバー26、通過検知センサ69、スピーカー70、リール駆動コントローラ71、LCD表示部72、及び、メダルホッパー32などとの間で電気的接続が個別になされており、3個のストップボタン27〜29、スタートレバー26、通過検知センサ69からそれぞれ個別に入力される信号に基づいて、スピーカー70、リール駆動コントローラ71、メダルホッパー32、及び、LCD表示部72をそれぞれ駆動制御する。
通過検知センサ69は、メダル投入口25から投入されたメダルを検知し、メダル検知信号をCPU65に送る。CPU65は、メダル検知信号に基づいて計数し、入賞有効ラインを有効化する本数を決定する。
スタートレバー26は、メダルが投入された後に、遊技スタート信号をCPU65に入力する。CPU65は、遊技スタート信号を受けて、電子抽選部67で乱数をサンプリングさせ、当選役決定部68で当選役を決定させるとともに、ROM66に記憶された遊技を実行させるためのプログラムに基づいてリール駆動コントローラ71を制御し、当選役の表示を行う為に第1〜第3縦リール21〜23を個別に回転させるとともに、第1〜第3横リール43〜45の回転も個別に制御する。
3個のストップボタン27〜29は、各縦リール21〜23の回転を停止させるためのボタンであり、操作されることでCPU65に停止信号をそれぞれ送る。また、各横リール43〜45に内蔵した第1〜第3LED群46〜48もドライバ80〜82を介してCPU65に接続されている。
一般的に3個のストップボタン27〜29は、第1〜第3縦リール21〜23の順に停止させるように操作される。CPU65は、第1〜第3縦リール21〜23が回転中のみ停止信号を受け付け、停止信号を受けることに応答して、当選役に対応する絵柄にすべく、第1〜第3縦リール21〜23の停止を個別に制御する。
ストップボタン27,28の操作により第1縦リール21、第2縦リール22が順に停止する。そして、図9に示すように、第3縦リール23の絵柄1個を残して第1及び第2縦リール21,22の図柄のうちの特定の図柄が入賞有効ライン上に揃うリーチ目のときに、CPU65は、演出表示を行うために、無表示の回転位置から「チャンス」を表示させる回転位置に第1〜第3横リール43〜45を回転させる制御を行う。そして、各横リール43〜45が前記回転位置に到達する前、又は回転と同時、あるいは回転直後にドライバ80〜82を介して第1〜第3LED群46〜48を同時に点灯させる。
これにより、第3縦リール23が回転中に表示窓18のうちのその回転範囲に「チャンス」という縦文字列が静止して視認することができる。また、その後に、「大当り」を表示する回転位置に第1〜第3横リール43〜45を回転させる。さらに、このような制御を所定時間ずつ交互に行うことで、「チャンス」と「大当り」とを交互に表示するように演出してもよい。また、演出としては、第1〜第3LED群46〜48を順番に点灯させるなどの制御を行うことで、縦文字列を一文字ずつ表示するようにしてもよい。
ストップボタン29の操作により第3縦リール23が停止することで、縦リール21〜23の全てが停止する。このとき、CPU65は、LED群46〜48の全てを消灯させるとともに、無表示の回転位置に第1〜第3横リール43〜45を戻す。その後にCPU65は、当選役の種類に応じてメダルの払い出しの有無を決定し、払い出しが必要か否か、及びそのときの払出枚数を、ROM66に記憶したテーブルを参照して決定し、払い出しが必要な場合には決定した枚数に応じた払出信号をメダルホッパー32に送る。メダルホッパー32は、払出信号に応じて規定枚数の配当メダルをメダル受け皿30に払い出す。なお、第1〜第3横リール43〜45を無表示の回転位置にしておくことで、第1〜第3LED群46〜48で、第1〜第3縦リール21〜23の図柄を照明することもできる。
上記実施形態では、3個の横リール43〜46で演出表示を行っているが、本発明ではこの個数に限定されることはなく、横リールを1個で構成しても良いし、2個、あるいは4個以上で構成してもよい。また、第3縦リール23のみに横リールを設けているが、これに限らず、全ての縦リール21〜23に設けてもよいし、第1縦リール21のみ、あるいは第2縦リール22のみ、あるいはこれらの組み合わせにより設けても良い。
また、上記実施形態では、演出用シート50aを白抜き文字としたが、これに限らず、文字の周囲が投影されるようにし、文字部分は縦リールに投影せずに陰となるようにしてもよい。
上記実施形態では、横リールでの演出表示をリーチ目となったときに行うようにしているが、本発明ではこれに限られるものではなく、第1リール停止前、又は第2リール停止前に表示してもよい。
また、上記実施形態では、当選役決定部68で決定するハズレ及び複数種類の当選役に関わらず、リーチ目となったときに横リールでの演出表示を行うようにしているが、別の実施例としては、演出抽選部を設け、当選役決定部68でハズレ以外の当選役が決定したときに、演出抽選部で演出を行うか否かを抽選により決定し、演出を行うことに決定したときのみ横リールでの演出表示を行うようにしてもよい。この場合、全ての縦リールが回転中に、横リールを回転させてチャンスなどの文字を投影させる。このようにすれば、遊技者に対して、縦リールが回転中に当選役のうちの大役に当選しているのではないかと期待度を高めることができ、よって、当選役図柄が入賞ラインに止まるようなタイミングで縦リールを止める操作を行わせることができ、面白みを抱かせることができる。勿論、当選役決定部68でハズレが決定しても、横リールでの演出表示を行うか否かの演出抽選を演出抽選部で行うようにしてもよい。この場合、横リールでの演出表示が行われても、当たりかハズレかが分からないので、新たな面白さが増す。
上記各実施形態では、横3本斜め2本で計5本の入賞有効ラインに揃う図柄を表示する表示窓18を備えたスロットマシン10について説明しているが、本発明では5本以外の入賞有効ラインをもつスロットマシンにも適用することができ、また、メダルの代わりにパチンコ球で遊技を行うパロット(登録商標)と称するタイプのスロットマシンにも適用することができる。さらには、リール駆動タイプであれば、スロットマシンに限らず、当たりハズレなどの役を表示する表示窓を備えた他の遊技機にも適用することができるのは言うまでもない。
10 スロットマシン
18 表示窓
21〜23 縦リール
39 図柄シート
43〜45 横リール
46〜48 LED群
50a〜50c 演出用シート
18 表示窓
21〜23 縦リール
39 図柄シート
43〜45 横リール
46〜48 LED群
50a〜50c 演出用シート
Claims (2)
- 複数種類の図柄が配された透光性を有する図柄シートが外周面に設けられた複数の縦リールを表示窓の奥で横方向に並べて設け、各縦リールを前記表示窓から見て縦方向に回転させて、前記縦リールの回転が全部停止したときに、前記表示窓に表示される図柄の組み合わせによって入賞の有無を決定する回胴式遊技機において、
前記複数の縦リールのうちの少なくとも1つの縦リールの内部で横方向に回転され、外周面に演出用の文字や図柄が表示されている横リールと、
前記横リールの内部に設けられ、前記演出用の文字や図柄を前記図柄シートに投影する照明手段と、
を備えたこと特徴とする回胴式遊技機。 - 前記横リールは、前記表示窓を通して視認可能な前記縦リールの図柄にそれぞれ対応して複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機。
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