JP2002369906A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002369906A
JP2002369906A JP2001181808A JP2001181808A JP2002369906A JP 2002369906 A JP2002369906 A JP 2002369906A JP 2001181808 A JP2001181808 A JP 2001181808A JP 2001181808 A JP2001181808 A JP 2001181808A JP 2002369906 A JP2002369906 A JP 2002369906A
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JP2001181808A
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Hideki Ono
秀樹 大野
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に回転リールが回転している際、その回転
リールの外周面側に設けた複数種類の遊技図柄の内の少
なくとも1種類の特定遊技図柄を、その他の遊技図柄と
識別し易いように構成した遊技機を提供する。 【解決手段】 複数の回転リール3〜5と、各回転リー
ル3〜5の外周面側に設けられた複数種類の遊技図柄
と、複数の回転リール3〜5が回転停止したときの遊技
図柄の組合せに応じて遊技者に有利な利益状態を発生可
能な利益状態発生手段46とを備え、複数種類の遊技図
柄の内の少なくとも1種類の特定遊技図柄「7」を、回
転リール3〜5の幅方向外側へはみ出すように設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は遊技機に関し、特
に、回転リールの外周面側に設けた特定遊技図柄を、そ
の他の遊技図柄と識別し易いように改善した遊技機に関
する。
【0002】
【従来の技術】 従来、遊技機であるスロットマシンに
は、一般に、3つの回転リール、スタートレバー、3つ
の回転リールに夫々対応する3つのストップボタンが設
けられ、遊技者は、遊技媒体であるメダルを1〜3枚ベ
ットし、スタートレバーを操作して3組の回転リールを
回転させ、3つのストップボタンを順次操作して回転す
る3組の回転リールを停止させて遊技する。
【0003】各回転リールの外周面にはリールシートが
付着され、そのリールシートに、複数の遊技図柄(例え
ば、「7」、「ベル」、「プラム」、「チェリー」、
「リプレイ図柄」等)が印されている。回転リールが回
転することにより、スロットマシンの前面部に形成され
た表示窓に複数の遊技図柄が変動表示される。
【0004】3組の回転リールが回転停止したとき、表
示窓に表示される遊技図柄の組合せ(停止図柄態様)
が、大当り態様、小役態様、リプレイ態様、外れ態様等
のうちの何れかになり、大当り態様や小役態様等の入賞
態様になった場合には、その入賞態様に応じた枚数(例
えば、1〜15枚)のメダルが払出される。
【0005】特に、停止図柄態様が大当り態様(「77
7」等)になると、遊技者に有利な利益状態;ビッグボ
ーナス〔BB〕が発生し、その後、所定の終了条件が成
立する迄の間、特別ゲームやボーナスゲームを複数回に
亙って実行可能となり、これらのゲームでは、通常ゲー
ムよりもメダルを獲得する可能性が高くなる。
【0006】さて、従来のスロットマシンでは、回転リ
ールの横幅と、その回転リールの外周面に付着されてい
るリールシートの横幅は同じであり、複数種類の遊技図
柄はリールシートのシート幅部分内に納まるように印さ
れている。従って、各回転リールが回転すると、複数種
類の遊技図柄はリールシートのシート幅部分内(回転リ
ールのリール幅部分内)で変動表示される。
【0007】一方、遊技機であるパチンコ機のなかに
も、3組の回転リールを設け、各回転リールの外周面に
リールシートを付着し、そのリールシートに、複数の遊
技図柄(例えば、「0」〜「9」)を印したものが実用
に供されている。スロットマシンと違って、遊技球の検
知に基づいて、自動的に3組の回転リールが回転して停
止するが、3組の回転リールが回転停止したときの停止
図柄態様が、大当り態様になった場合には、遊技者に有
利な利益状態が発生する。
【0008】従来のパチンコ機においても、従来のスロ
ットマシンと同様に、回転リールの横幅と、その回転リ
ールの外周面に付着されているリールシートの横幅は同
じであり、複数種類の遊技図柄はリールシートのシート
幅部分内に納まるように印されている。つまり、各回転
リールが回転すると、複数種類の遊技図柄はリールシー
トのシート幅部分内(回転リールのリール幅部分内)で
変動表示される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 従来のスロットマシ
ンやパチンコ機等の回転リールを備えた遊技機では、回
転リールが回転すると、複数種類の遊技図柄の全てがリ
ールシートのシート幅部分内(回転リールのリール幅部
分内)で変動表示されるため、これら複数種類の遊技図
柄の内の特定遊技図柄(例えば、利益状態に供する
「7」)を、その他の遊技図柄と識別することが難し
い。
【0010】従って、複数種類の遊技図柄を変動表示す
ることによる演出効果を高めるのに限界があり、特に、
スロットマシンでは、特定遊技図柄を表示窓に停止させ
るように操作すること(所謂、目押し)が難しいという
問題が生じる。本発明の目的は、特に回転リールが回転
している際、その回転リールの外周面側に設けた複数種
類の遊技図柄の内の少なくとも1種類の特定遊技図柄
を、その他の遊技図柄と識別し易いように構成した遊技
機を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】 本願の遊技機は、複数
の回転リールと、各回転リールの外周面側に設けられた
複数種類の遊技図柄と、複数の回転リールが回転停止し
たときの遊技図柄の組合せに応じて遊技者に有利な利益
状態を発生可能な利益状態発生手段とを備えた遊技機に
おいて、複数種類の遊技図柄の内の少なくとも1種類の
特定遊技図柄(例えば、前記利益状態に供する遊技図
柄)を、回転リールの幅方向外側へはみ出すように設け
たものである。
【0012】従って、特に回転リールが回転している
際、その回転リールの外周面側に設けた特定遊技図柄
を、その他の遊技図柄と識別し易いようになり、その結
果、複数種類の遊技図柄を変動表示することによる演出
効果を高めることが可能となり、特に、スロットマシン
に適用した場合には、特定遊技図柄を表示窓(有効ライ
ン)に停止させるように操作する所謂、目押しが簡単に
なる。
【0013】また、上記作用を達成するために、前記複
数の回転リールと利益状態状態発生手段の他に、各回転
リールの外周面に付着されたリールシートであって複数
種類の遊技図柄を印したリールシートを備えた遊技機に
おいて、複数種類の遊技図柄の内の少なくとも1種類の
特定遊技図柄を、リールシートの幅方向外側へはみ出す
ように設けてもよい。この場合、特定遊技図柄の横幅を
リールシートの横幅よりも大きくすることにより、リー
ルシートの両側へ特定遊技図柄の幅方向両端部をはみ出
すように設けることができる。
【0014】或いは、リールシートの外周面の幅方向外
縁近傍部を、複数種類の遊技図柄を印した図柄配置領域
の色と異なる異色部に構成し、その異色部を周方向略全
域に亙って設けると共に、複数種類の遊技図柄の内の少
なくとも1種類の特定遊技図柄を前記異色部へはみ出す
ように設けてもよい。この場合特定遊技図柄の横幅をシ
ート中央部の横幅よりも大きくすることにより、リール
シートの外周面の幅方向両外縁近傍部に異色部を設け、
これら異色部へ特定遊技図柄の幅方向両端部をはみ出す
ように設けることができる。
【0015】リールシートのうちの特定遊技図柄の少な
くとも一部分が光透過性を有するようにしてもよく、特
定遊技図柄の識別が一層容易になる。また、遊技上の所
定条件の成立に基づいて抽選を行う抽選手段と、この抽
選手段による抽選結果に基づいて回転リールを停止制御
する停止制御手段とを設けることが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施形態は、遊技
者が遊技媒体であるメダルを1〜3枚ベットし、スター
トレバーを操作して3組の回転リールを回転させ、3つ
のストップボタンを順次操作して回転する3組の回転リ
ールを停止させ、そのときの遊技図柄の組合せによっ
て、メダルの払出しが得られる等の遊技結果が決まるス
ロットマシンに、本発明を適用した場合の一例である。
【0017】図1〜図3に示すように、スロットマシン
1には、その本体ケース2の内部に、第1〜第3回転リ
ール3〜5と、第1〜第3回転リール3〜5を夫々回転
駆動する複数の電動モータ6〜8を含むリール駆動手段
9と、このリール駆動手段9を介して第1〜第3回転リ
ール3〜5を夫々回転/停止制御するリール制御手段4
4を有する制御装置40(図5参照)等が設けられてい
る。
【0018】第1〜第3回転リール3〜5は左右方向に
並べて配設され、これら左右方向向きの同心状の軸心部
が電動モータ6〜8の駆動軸6a〜8aに夫々連結され
ている。各回転リール3〜5の外周面には、その全周に
亙ってリールシート10が付着され、その環状のリール
シート10に、「7」、「ベル」、「プラム」、「チェ
リー」、「リプレイ図柄」等々の複数種類の遊技図柄
が、例えば21個、周方向に所定間隔おきに設けられて
いる。
【0019】図3、図4に示すように、各回転リール3
〜5の横幅aとリールシート10の横幅bは同幅(例え
ば60mm)で、リールシート10は回転リール3〜5の外
周面に付着されている。複数種類の遊技図柄の内の1種
類の遊技図柄「7」が特定遊技図柄であり、この特定遊
技図柄「7」以外の遊技図柄は、リールシート10のシ
ート幅部分内に納まるように印されている。
【0020】図4に示すように、特定遊技図柄「7」の
横幅c(例えば、70mm)はリールシート10の横幅b
(60mm)、つまり回転リール3〜5の横幅a(60mm)よ
りも大きく、特定遊技図柄「7」は、その左右両端部を
リールシート10の幅方向外側へ夫々d(例えば、d=
5mm )はみ出すようにして設けられている。ここで、特
定遊技図柄「7」については、リールシート10と別体
の図柄構成部材をリールシート10の外周面に固着して
設けてもよいし、リールシート10に一体形成して設け
てもよい。
【0021】図1、図2に示すように、本体ケース2の
前面部には、透明な外パネル11aと不透明な内パネル
11bからなる表示パネル11が設けられ、この内パネ
ル11bに表示窓12が形成され、この表示窓12に
は、回転リール3〜5が回転することで複数種類の遊技
図柄が変動表示される。各回転リール3〜5が回転停止
した状態で、3つの遊技図柄が表示窓12の上段停止位
置と中段停止位置と下段停止位置に表示され、全ての回
転リール3〜5が回転停止すると、表示窓12には3行
3列の計9つの遊技図柄が表示される。
【0022】このスロットマシン1では、表示窓12の
3組の回転リール3〜5に対応する3つの停止位置を直
線的に結ぶ異なる5本の入賞ライン14〜18が設定さ
れ、1〜3枚のメダルをベットして1回の遊技を行うこ
とができるが、5本の入賞ライン14〜18のうち、ベ
ットされたメダル枚数が1枚の場合は1本の入賞ライン
15が有効化され、2枚の場合は3本の入賞ライン14
〜16が有効化され、3枚の場合は5本全ての入賞ライ
ン14〜18が有効化される。
【0023】第1〜第3回転リール3〜5が回転停止し
たとき、有効化した入賞ライン上に並ぶ遊技図柄の組合
せが、大当り態様、小役態様、リプレイ態様、外れ態様
等のうちの何れかになり、大当り態様や小役態様等の入
賞態様になった場合、その入賞態様に応じた枚数(例え
ば、1〜15枚)のメダルが払出される。尚、払出され
たメダルの枚数(例えば、「15」)は、表示パネル1
1に設けた発光ダイオードディスプレイ(LED)から
なる払出枚数表示手段21bに表示される。
【0024】特に、有効化した入賞ライン上に特定遊技
図柄「7」が3つ揃う大当り態様(「777」)になっ
た場合には、遊技者に有利な利益状態;ビッグボーナス
〔BB〕が発生し、その後、所定の終了条件が成立する
迄の間、特別ゲームやボーナスゲームを複数回に亙って
実行可能となり、これらのゲームでは、通常ゲームより
もメダルを獲得する可能性が高くなる。尚、表示パネル
11に設けたLEDからなるBB関連表示手段21cに
は、〔BB〕発生中の関連事項(例えば、実行可能な残
りの特別ゲーム回数「30」)が表示される。
【0025】本体ケース2の表示パネル11の下側から
前方に張出す中段フレーム2aには、メダル投入部19
とベットボタン20が設けられている。このスロットマ
シン1では、例えばメダルを50枚までクレジットする
ことができ、そのクレジット枚数(例えば、「32」)
がLEDからなる枚数表示手段21aに表示される。メ
ダル投入部19からメダルを投入するか、或いは、メダ
ルのクレジットがある場合にはベットボタン20を操作
して、ゲームの開始にあたって1〜3枚のメダルをベッ
トすることができる。
【0026】中段フレーム2aの前面部側には、スター
トレバー22と、第1〜第3回転リール3〜5に対応す
る3つのストップボタン23〜25が設けられている。
スタートレバー22を操作したとき、1〜3枚のメダル
がベットされていれば、第1〜第3回転リール3〜5が
回転を開始する。第1〜第3回転リール3〜5が回転し
ているときに、ストップボタン23〜25を操作すると
対応する回転リール3〜5が停止する。3つのストップ
ボタン23〜25全てが操作されると、第1〜第3回転
リール3〜5の全てが停止して1回のゲームが終了す
る。
【0027】図2、図3に示すように、第1〜第3回転
リール3〜5の複数の遊技図柄のうち、表示窓12から
表示される遊技図柄を裏側から照明する複数(例えば、
9個)の発光ダイオード等からなるバックライト31
が、反射部材33により夫々仕切られた状態で配設さ
れ、鉛直姿勢のランプ基板32に取付けられている。
【0028】次に、スロットマシン1のCPUとROM
とRAM等(マイクロコンピュータ)を有する制御装置
40及びそこに予め格納されている制御プログラム等に
より達成される種々の機能について、図5の機能ブロッ
ク図を参照して説明する。この制御装置40は、投入メ
ダル枚数検出手段41、抽選手段42、許可信号発生手
段43、リール制御手段44、停止図柄判定手段45、
利益状態発生手段46等を備えている。
【0029】投入メダル枚数検出手段41は、ゲーム開
始にあたって投入(ベット)されるメダルの枚数を検出
する。抽選手段42は、1〜3枚のメダルを投入してス
タートレバー22を操作するという遊技上の所定条件の
成立に基づいて、即ち、投入メダル枚数検出手段41に
よりメダルの投入が検出された状態において、有効とな
るスタートレバー22の操作によりONされたスタート
スイッチ22aから受けるゲーム開始指令信号に基づい
て抽選を行う。
【0030】この抽選手段42は、スタートレバー22
の操作タイミングで有効化した入賞ライン上に、遊技図
柄が大当り態様(特定遊技図柄が揃う「777」)とな
る組合せで停止することを許可するか、小役態様となる
組合せで停止することを許可するか、リプレイ態様とな
る組合せで停止することを許可するか、外れ態様となる
組合せで停止することを許可するか、の何れかを決定す
る為の抽選を行う。
【0031】許可信号発生手段43は、抽選手段42に
よる抽選結果を受けて、大当り態様又は小役態様又はリ
プレイ態様又は外れ態様の何れかに対応する許可信号
を、リール制御手段44に対して発生させる。
【0032】リール制御手段44は、前記ゲーム開始指
令信号を抽選手段42を介して受け、リール駆動手段9
を制御して第1〜第3回転リール3〜5を回転させ、ス
トップボタン23〜25の操作によりONされるリール
停止スイッチ23a〜25aからの停止指令信号を受
け、操作されたストップボタン23〜25に対応する回
転リール3〜5の回転を停止させる。このとき、許可信
号発生手段43が発生した許可信号に基づいて、回転す
る回転リール3〜5が停止制御されて、リール停止時の
遊技図柄の組合せが停止許可された態様になることを可
能にする。
【0033】停止図柄判定手段45は、全ての回転リー
ル3〜5が停止したときに、リール位置検出手段51か
らのリール位置信号に基づいて、有効化した入賞ライン
上に揃う停止図柄態様が、大当り態様、小役態様か、リ
プレイ態様か、ハズレ態様かの何れになるかの判定を行
う。大当り態様と小役態様等の入賞態様の場合には、払
出し装置55が制御され、その停止図柄の組合せに応じ
た枚数のメダルが、払出し手段57によりメダルホッパ
ー56から払い出される。
【0034】利益状態発生手段46は、停止図柄判定手
段45からの判定結果を受けて、停止図柄態様が大当り
態様(「777」)の場合に、その後、所定の終了条件
が成立する迄の間、遊技者に有利な利益状態;ビッグボ
ーナス〔BB〕を発生させる。この〔BB〕では、特別
ゲームを最大で30ゲーム発生させ、特別ゲーム発生中
に特定態様(例えば、リプレイ態様)になった場合に、
別途ボーナスを最大で3回発生させ、各ボーナスではボ
ーナスゲームを最大で12回発生させる。
【0035】特別ゲームは、通常ゲームよりも賞として
メダルを取得する可能性が高いゲームであり、この特別
ゲームでは、停止図柄態様がメダルの払出しが得られる
入賞態様と、ボーナスゲーム(ボーナス)へ移行する特
定態様(リプレイ態様)の何れかになる可能性が高くな
る。つまり、利益状態発生手段46は、特別ゲームにお
いて、抽選手段42で遊技図柄が小役態様となる組合せ
で停止することを許可する抽選確率と、遊技図柄がリプ
レイ態様となる組合せで停止することを許可する抽選確
率とを、通常ゲームのときよりも高めるように機能す
る。
【0036】一方、ボーナスゲームは、通常ゲーム(更
には特別ゲーム)よりも賞としてメダルを取得する可能
性が高いゲームであり、このボーナスゲームーでは、変
動停止時の遊技図柄の組合せがメダルの払出しが得られ
る特別入賞態様(通常ゲームにおけるリプレイ態様)に
なる可能性が高くなる。つまり、利益状態発生手段46
は、ボーナスゲームにおいて、抽選手段42で遊技図柄
が特別入賞態様となる組合せで停止することを許可する
抽選確率を通常ゲームのときよりも高め、停止図柄判定
手段45で通常ゲームにおけるリプレイ態様を特別入賞
態様と判定させるように機能する。
【0037】さて、このスロットマシン1によれば、前
述のように、各回転リール3〜5の外周面にリールシー
ト10を付着し、このリールシート10に「7」、「ベ
ル」、「プラム」、「チェリー」、「リプレイ図柄」等
々の複数種類の遊技図柄を設けると共に、これら複数種
類の遊技図柄の内の1種類の特定遊技図柄「7」の横幅
cをリールシート10の横幅bよりも大きくし、特定遊
技図柄「7」の左右両端部をリールシート10の左右両
側へはみ出すように設けた。
【0038】従って、特に回転リール3〜5が回転して
いる際、特定遊技図柄「7」を、その他の遊技図柄「ベ
ル」、「プラム」、「チェリー」、「リプレイ図柄」等
と識別し易いようになり、その結果、複数種類の遊技図
柄を変動表示することによる演出効果を高めることが可
能となり、本実施形態のようなスロットマシン1では、
特定遊技図柄を表示窓12(有効ライン14〜18)に
停止させるように停止ボタン23〜25を操作する所
謂、目押しが簡単になる。
【0039】尚、前記複数種類の遊技図柄に2種類の特
定遊技図柄(例えば、「7」と「3」や、3種類の特定
遊技図柄(例えば、「7」と「3」と「BAR」)が含
まれている場合、これら異なる種類の特定遊技図柄の少
なくとも1種類の特定遊技図柄を、リールシート10
(回転リール3〜5)の幅方向外側へはみ出すように設
けてもよい。尚、特定遊技図柄は遊技者に有利な利益状
態の発生に関連する遊技図柄としているが、その他の遊
技図柄を特定遊技図柄としてもよい。
【0040】次に、変更形態について説明する。 1〕前記実施形態に類似の変更形態として、図6に示す
ように、複数種類の遊技図柄の内の少なくとも1種類の
特定遊技図柄「7」の左端部だけが、リールシート10
(回転リール3〜5)の幅方向外側へd1(例えば、d
1=5mm )はみ出すように設けられている。この特定遊
技図柄「7」の横幅c1は、リールシート10の横幅b
1(回転リール3〜5の横幅a1)よりも若干大きくな
るように構成してある。
【0041】但し、特定遊技図柄「7」の横幅c1とリ
ールシート10の横幅b1の関係は特に問題ではなく、
横幅c1と横幅bを同じにしてもよいし、横幅c1を横
幅b1よりも小さくしてもよい。尚、特定遊技図柄
「7」の右端部だけをリールシート10(回転リール3
〜5)の幅方向外側へはみ出すように設けてもよい。
【0042】2〕図7に示すように、リールシート10
Aの外周面の幅方向両外縁近傍部を、「7」、「3」、
「BAR」、「ベル」、「プラム」、「チェリー」、
「リプレイ図柄」等々の複数種類の遊技図柄を印した図
柄配置領域60の色(例えば、白色)と異なる色(例え
ば、黒色)の異色部61に構成し、その異色部61を周
方向略全域に亙って設けると共に、複数種類の遊技図柄
の内の少なくとも1種類の特定遊技図柄「7」が異色部
61へはみ出すように設けられている。
【0043】各回転リール3〜5の横幅a2とリールシ
ート10Aの横幅b2は同幅で、特定遊技図柄「7」の
横幅c2はリールシート10Aの図柄配置領域60の横
幅e2よりも大きく、特定遊技図柄「7」は、その左右
両端部を図柄配置領域60の左右両側の異色部61へ夫
々d2(例えば、d=5mm )はみ出すように設けられて
いる。前記図柄配置領域60や異色部61と共に、特定
遊技図柄「7」を含む複数種類の遊技図柄を従来のリー
ルシート10Aに印刷を行うだけで構成できるため、構
造を複雑化せず製作コスト的に有利になる。
【0044】3〕図7に示す実施形態に類似の変更形態
として、複数種類の遊技図柄の内の少なくとも1種類の
特定遊技図柄「7」の左端部又は右端部だけを、リール
シート10Aの外周面の左外縁近傍部又は右外縁近傍部
の異色部61へはみ出すように設けてもよい。この場
合、特定遊技図柄「7」がはみ出さない側の異色部61
については省略してもよい。 4〕リールシート10,10Aの特定遊技図柄の少なく
とも一部分が光透過性を有するようにしてもよい。これ
により、回転リールが回転している際、バックライト3
0により裏側から照明されるリールシート10,10A
の特定遊技図柄をその他の遊技図柄とより識別し易いよ
うになる。
【0045】5〕図8に示すように、リールシート10
Bは透明又は半透明状に構成され、各回転リール3〜5
の横幅a3よりもリールシート10Bの横幅b3は大き
く構成され、リールシート10Bの幅方向両外縁近傍部
が、回転リール3〜5の左右両側へ略均等にはみ出るよ
うに設けられている。回転リール3〜5のリール幅部分
に対応するリールシート10Bに、複数種類の遊技図柄
が印されており、特定遊技図柄は回転リール3〜5の幅
方向外側へはみ出すようにして、リールシート10Bに
大きく印されている。尚、リールシート10Bのうち、
回転リール3〜5の外側へはみ出す部分を図7に示す変
更形態と同様に異色部に構成してもよい。
【0046】6〕リールシート10,10Aを省略し、
各回転リール3〜5の外周面側に複数種類の遊技図柄を
設け、これら複数種類の遊技図柄の内の少なくとも1種
類の特定遊技図柄を、回転リール3〜5の幅方向外側へ
はみ出すように設けてもよい。この場合、特定遊技図柄
の横幅を回転リール3〜5の横幅よりも大きくしてもよ
く、これにより、回転リール3〜5の両側へ特定遊技図
柄の幅方向両端部をはみ出すように設けることができ
る。
【0047】7〕2種類の遊技図柄を回転リールの幅方
向外側へはみ出すように、或いは、2種類の遊技図柄を
リールシートの幅方向外側へはみ出すように、或いは、
2種類の遊技図柄を異色部へはみ出すように構成した場
合に、2種類の遊技図柄の一方は右側に他方は左側には
み出すようにしてもよい。
【0048】8〕遊技機であるパチンコ機において、3
組の回転リールを備えたものに本発明を適用でき、これ
により、複数種類の遊技図柄を変動表示することによる
演出効果を高めることが可能となる。尚、回転リール、
リールシート、複数種類の遊技図柄の構成等は前記実施
形態と同様であるので、説明を省略する。
【0049】9〕その他、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲において、前記実施形態に種々変更を加えて実施する
ことが可能であり、上記以外のスロットマシンや、スロ
ットマシン以外の種々の回転リールを有する遊技機に本
発明を適用可能である。
【0050】
【発明の効果】 本願の遊技機によれば、上記のように
特定遊技図柄を構成することにより、特に回転リールが
回転している際、その回転リールの外周面側に設けた特
定遊技図柄を、その他の遊技図柄と識別し易くなり、そ
の結果、複数種類の遊技図柄を変動表示することにより
得られる演出効果を高めることが可能となり、特に、ス
ロットマシンに適用した場合には、特定遊技図柄を表示
窓に停止させるように操作すること(所謂、目押し)が
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスロットマシンの正面
図である。
【図2】スロットマシンの要部の縦断面図である。
【図3】回転リールとその駆動手段等の斜視図である。
【図4】回転リールの特定遊技図柄を含む要部の正面図
である。
【図5】スロットマシンの機能ブロック図である。
【図6】変更形態に係る回転リールの特定遊技図柄を含
む要部の正面図である。
【図7】変更形態に係る回転リールの特定遊技図柄を含
む要部の正面図である。
【図8】変更形態に係る回転リールの特定遊技図柄を含
む要部の正面図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 3〜5 第1〜第3回転リール 10,10A,10B リールシート 42 抽選手段 44 停止制御手段 46 利益状態発生手段 60 図柄配置領域 61 異色部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回転リール(3,4,5) と、各回転リ
    ール(3,4,5) の外周面側に設けられた複数種類の遊技図
    柄と、複数の回転リール(3,4,5) が回転停止したときの
    遊技図柄の組合せに応じて遊技者に有利な利益状態を発
    生可能な利益状態発生手段(46)とを備えた遊技機におい
    て、 前記複数種類の遊技図柄の内の少なくとも1種類の特定
    遊技図柄を、回転リール(3,4,5) の幅方向外側へはみ出
    すように設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 複数の回転リール(3,4,5) と、各回転リ
    ール(3,4,5) の外周面に付着されたリールシート(10)で
    あって複数種類の遊技図柄を印したリールシート(10)
    と、複数の回転リール(3,4,5) が回転停止したときの遊
    技図柄の組合せに応じて遊技者に有利な利益状態を発生
    可能な利益状態発生手段(46)とを備えた遊技機におい
    て、 前記複数種類の遊技図柄の内の少なくとも1種類の特定
    遊技図柄を、リールシート(10)の幅方向外側へはみ出す
    ように設けたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前記特定遊技図柄の横幅がリールシート
    (10)の横幅よりも大きいことを特徴とする請求項2に記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】 複数の回転リール(3,4,5) と、各回転リ
    ール(3,4,5) の外周面に付着されたリールシート(10A)
    であって複数種類の遊技図柄を印したリールシート(10
    A) と、複数の回転リール(3,4,5) が回転停止したとき
    の遊技図柄の組合せに応じて遊技者に有利な利益状態を
    発生可能な利益状態発生手段(46)とを備えた遊技機にお
    いて、 前記リールシート(10A) の外周面の幅方向外縁近傍部
    を、複数種類の遊技図柄を印した図柄配置領域(60)の色
    と異なる異色部(61)に構成し、その異色部(61)を周方向
    略全域に亙って設けると共に、複数種類の遊技図柄の内
    の少なくとも1種類の特定遊技図柄を前記異色部(61)へ
    はみ出すように設けたことを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 前記特定遊技図柄の横幅が前記図柄配置
    領域(60)の横幅よりも大きいことを特徴とする請求項4
    に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記リールシート(10,10A)の特定遊技図
    柄の少なくとも一部分が光透過性を有することを特徴と
    する請求項2〜5の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 遊技上の所定条件の成立に基づいて抽選
    を行う抽選手段(42)と、この抽選手段(42)による抽選結
    果に基づいて回転リール(3,4,5) を停止制御する停止制
    御手段(44)とを設けたことを特徴とする請求項1〜6の
    何れかに記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011000146A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Daito Giken:Kk 遊技台

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