JP5094287B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

本発明は、所定のスタート操作に応じて複数のリールを回転させるとともに、所定の内部抽せんを行い、停止ボタンの押し操作に応じて各リールを停止させ、停止したリール上の図柄配列に応じて所定の遊技媒体を払い出すスロットマシンに関し、特に、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者にのみ告知することができるスロットマシンに関する。
スロットマシンは、遊技者が遊技媒体(メダル、遊技球など)を投入してスタートレバーを押下することにより、所定の絵柄や文字, 数字等の図柄(以下「図柄」と総称する)を表示した複数(通常は3個)のリールが回転を開始し、各リールに対応した複数(3個)の停止ボタンを任意のタイミングで押し操作することで回転するリールが停止し、停止したリールの図柄の配列に応じて所定数の遊技媒体が払い出されるという遊技機である。
図9に、スロットマシンに備えられる停止ボタンの一般的構成を示す。
同図に示すように、複数の停止ボタン151は、通常、停止ボタンユニット150に組み込まれた状態でスロットマシンに取り付けられる。
具体的には、図9に示す停止ボタンユニット150は、複数の停止ボタン151(左停止ボタン151L,中停止ボタン151C,右停止ボタン151R)と、各停止ボタン151を出没自在に支持するケーシング152と、各停止ボタン151を突出方向に付勢する複数のバネ153と、各停止ボタン151の押し操作を検出する複数のフォトインタラプタ154と、各停止ボタン151の周りを囲む複数の発光部155と、各発光部155を発光させる複数の発光素子(LED)156とを備えて構成されている。
そして、従来のスロットマシンでは、各停止ボタン151の周りを囲む発光部155の点灯/消灯によって、各停止ボタン151の操作受付の可否を示したり、遊技者に有利となる停止ボタン151の押し順を報知することが行われている。
ここで、停止ボタンの押し操作面に数字や記号を表示する発光部が備えられたスロットマシンも知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このスロットマシンでは、遊技者に有利となる停止ボタンの押し順を発光部に数字として表示したり、あるいは、3つの停止ボタンの発光部にそれぞれグー、チョキ、パーを示す記号を表示し、遊技者にいずれかを選択させることによって、スロットマシンと遊技者との間でジャンケンを行うことを可能にしている。
ところで、一般にスロットマシンでは、ゲームの面白さを増す等のために、複数のリールが一定の確率で自動的に制御され、各リールに付された図柄が所定配列となるよう停止する、いわゆる「内部当たり」と呼ばれる入賞制御が行われるようになっている。
この内部当たり制御は、スタートレバーの押下によりゲームが開始されると、ゲーム1回ごとにスロットマシン内部で自動的に内部当たりの抽せん(内部抽せん)が行われて入賞内容(各種当たり及びハズレを含む)が決定され、その入賞内容に応じてリールの停止位置が制御されるもので、所定の入賞内容に当せんすると、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リールに付された図柄がその入賞内容に応じた配列となるように停止制御され、これによって所定量の遊技媒体が払い出されるものである。
具体的には、内部抽せんの結果、所定の入賞内容に当せんすると、回転する複数のリールは、一定範囲内(例えば、該当する図柄の位置から図柄4コマ分の範囲内)で、遊技者が各停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、図柄が入賞ライン上で「7・7・7」や「BAR・BAR・BAR」、「スイカ・スイカ・スイカ」、「ベル・ベル・ベル」等、その入賞内容に応じた所定の配列となるように停止制御(入賞制御)される。
このリールの停止制御が行われることによって、各リールに対応する停止ボタンの操作タイミングが、ある入賞内容の配列を構成する図柄(「7」や「BAR」)を配列上に止めるタイミングからずれたとしても、そのずれが一定範囲内(その図柄から4コマ分等の範囲内)であれば、機械的制御によってその図柄が所定の入賞ライン上に位置するように止められ、入賞配列が構成される。
そして、この停止制御の結果、遊技の巧拙等に拘わらず、遊技者が一定範囲内で停止ボタンを押し操作すれば、図柄が所定の入賞配列となるようにリールが停止するので、遊技者には停止した入賞配列に応じた所定量の遊技媒体が払い出されることになる。
ここで、このようなリールの停止制御には、リールを所定の図柄配列が揃うように停止制御する「引込み制御」と、一定の図柄配列が揃わないように停止制御する「入賞阻止制御」がある。入賞阻止制御は、例えば、ある入賞内容に当せんした場合、そのゲーム中は、他の入賞内容の図柄配列が揃わないようにリールが停止制御されるものである。
そして、このようなリールの停止制御が行われる入賞内容としては、一般に、数種類の入賞内容が設定されるようになっており、内部抽せんによって各ゲーム毎にいずれかの入賞内容が決定される。
入賞内容は、例えば、大量の遊技媒体の払出しが可能となる「レギュラーボーナス(RB)」や「ビッグボーナス(BB)」等のボーナスゲーム、少量の遊技媒体の払出しがある「小役」、遊技媒体の投入なしで遊技が行える「再遊技(リプレイ)」、遊技媒体の払出しがない「ハズレ」等、数種類があり、抽せんで決定された各入賞内容に応じて所定数の遊技媒体が払い出され、また払い出されないようにリールが停止制御されるようになっている。
例えば、「小役」の場合、1ゲーム単位で所定数の遊技媒体が払い出される図柄配列(例えば、「ベル」の図柄が横一列に揃う配列)となるようリールが停止制御されるとともに(引込み制御)、他の入賞内容の図柄配列(例えば「大当たり」を示す「7・7・7」)が揃わないようにリールが停止制御される(入賞阻止制御)。
「レギュラーボーナス(RB)」の場合、抽せんに当せん後、所定の入賞図柄(例えば「BAR・BAR・BAR」)が揃うとボーナスゲームが開始(入賞)となり、以後数ゲームが1セットとなったボーナスゲーム用のリール停止制御が行われ、そのボーナスゲーム中は、「小役」や大量払出しのある「大当たり」の図柄配列となるよう、リールが継続的に制御され、大量の遊技媒体が払い出されるようになる。
同様に、「ビッグボーナス(BB)」の場合、抽せんに当せん後、所定の入賞図柄(例えば「7・7・7」)が揃うとビッグボーナスゲームが開始(入賞)となり、上記のようなボーナスゲーム(RB)が数セット(通常3セット)継続して行われるようにリールが制御され、「レギュラーボーナス(RB)」よりも大量の遊技媒体が払い出されるようにゲームが設定,制御される。
抽せんの結果「ハズレ」となった場合には、各リールの図柄が遊技媒体の払出しのない配列(いずれの入賞図柄も揃わない配列)となるように停止制御される(入賞阻止制御)。
このようにリールが停止制御されるスロットマシンにおいては、内部抽せんの結果、例えば、ボーナスゲームのような特定の入賞内容に当せんすれば、以後のゲームで入賞することを条件として一定量の遊技媒体が確実に払い出されることになり、遊技者にとってきわめて魅力的なものとなっている。すなわち、スロットマシンの遊技者にとっては、内部抽せんによってボーナスゲーム等の特定の入賞内容に当せんすることが最大の関心事となっている。
そこで、従来のスロットマシンは、ボーナスゲームの内部当たりが発生した場合、遊技者にボーナスゲームの内部当たりを告知することで、遊技者がボーナスゲームを確実に楽しむことができるようになっている。
具体的には、ボーナスゲームの内部当たりが発生した場合、停止図柄を所定配列に停止制御する所謂リーチ目表示を行ったり、スピーカから特定の音を発生させたり、告知ランプを点灯させる等、遊技者が確実に認識できる方法でボーナスゲームの内部当たりを告知するスロットマシンが提供されている(例えば、特許文献2、3参照)。
このようなボーナスゲームの内部当たり告知が行われることで、遊技の技量に熟練した遊技者であれば、リーチ目が揃ったり、特定音が鳴ったり、あるいは、告知ランプの点灯によって、ボーナスゲームの内部当たりを認識すると、回転しているリールの図柄を見ながらタイミングを合わせて停止ボタンを押すこと(適宜、“目押し”と略称する。)により、当せん図柄の入賞配列を一回のゲームで揃えることが可能となる。
ところが、このような目押しのできない遊技者の場合、ボーナスゲームの内部当たりが発生しているにもかかわらず、当選図柄の入賞配列を揃えることができず、ボーナスゲームをなかなかスタートさせることができないことがある。
このため、上述したリーチ目や特定音及び告知ランプによる内部当たりの告知は、告知されるべき当該スロットマシンを遊技中の遊技者だけでなく、周囲の人間、特に、隣接遊技機の遊技者や背後に立っている人にも内部当たりが知られてしまうことになる。
このような場合、目押しのできない遊技者は、周囲の人からプレッシャを感じたり、目押しできない自分を非常に恥ずかしく感じてしまい、極端な場合には遊技意欲を喪失してしまうといった弊害が指摘されていた。
そこで、これまで、告知ランプを選択的に遮蔽可能な遮蔽扉が備えられたスロットマシンも提案されている(例えば、特許文献4参照)。このようなスロットマシンによれば、目押しのできない遊技者は、告知ランプの点灯によって内部当たりを認識した後、点灯状態の告知ランプを速やかに遮蔽扉で遮蔽することにより、内部当たりの発生が周囲の人に広く知れ渡ることを回避することができた。
特開2002−291961号公報 特公平5−80235号公報 特開平9−173528号公報 特開2002−35213号公報
しかしながら、特許文献4に記載のスロットマシンでは、告知ランプの点灯によって内部当たりを認識した後、点灯状態の告知ランプを遮蔽扉で遮蔽するまでにある程度の時間を要することや、遮蔽扉を閉じる遊技者の動作が通常時の遊技動作と異なることなどから、周囲の人に内部当たりの発生を知られる可能性が高いという問題があった。
また、遮蔽扉は、可動部材であるため、可動部材の追加によりスロットマシンの故障発生率が上昇してしまうという問題もあった。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者だけに確実に告知することができるとともに、可動部材の追加による故障発生率の上昇を回避し、さらには、内部当たりを知るために遊技者に新規な動作を要求することにより、従来のスロットマシンと差別化を図ることができるスロットマシンの提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明のスロットマシンは所定のスタート操作に応じて複数のリールを回転させるとともに、所定の内部抽せんを行い、停止ボタンの押し操作に応じて各リールを停止させ、停止したリール上の図柄配列に応じて所定の遊技媒体を払い出すスロットマシンであって、前記停止ボタンの押し操作面の一部に、指先で隠すことが可能な発光部を備え、該発光部の発光動作によって前記内部抽せんの当せんを告知する構成としてある。
このようにすると、停止ボタンの押し操作面の一部に設けられ、指先で隠すことが可能な発光部の発光動作によって内部抽せんの当せんが告知されるので、遊技者は、通常時の遊技動作と同等の動きで、発光部を意識的に隠すことができる。これにより、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者だけに確実に告知することが可能になる。
また、停止ボタンを押し操作しながら、その指をずらして発光部の発光動作を確認するという、新規な動作を遊技者に要求するので、このような操作を要求し得ない従来のスロットマシンと差別化を図ることができる。
また、本発明のスロットマシンは、可動部材を追加することなく実施できるので、可動部材の追加による故障発生率の上昇を回避することができる。
本発明のスロットマシンによれば、停止ボタンの押し操作面の一部に設けられ、指先で隠すことが可能な発光部の発光動作によって内部抽せんの当せんが告知されるので、遊技者は、通常時の遊技動作と同等の動きで、発光部を意識的に隠すことができる。これにより、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者だけに確実に告知することが可能になる。
また、停止ボタンを押し操作しながら、その指をずらして発光部の発光動作を確認するという、新規な動作を遊技者に要求するので、このような操作を要求し得ない従来のスロットマシンと差別化を図ることができる。
また、本発明のスロットマシンは、可動部材を追加することなく実施できるので、可動部材の追加による故障発生率の上昇を回避することができる。
以下、本発明に係るスロットマシンの好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンを示す正面図であり、図2は、同じく本実施形態に係るスロットマシンの内部を示す斜視図である。
これらの図に示すスロットマシン1は、遊技媒体が賭けられた後のスタート操作に応じて、複数のリール21a,21b,21cを回転させるとともに、所定の当せん確率で内部抽せんを行い、この内部抽せんに当せんしたとき、各リール21a,21b,21c上の図柄が所定の入賞配列で停止することを許容し、入賞内容に応じて遊技媒体を払い出す回胴式遊技機を構成している。
具体的には、本実施形態のスロットマシン1は、内部にマイクロコンピュータ等で構成された制御部10及び必要な機械,装置等を収納可能な筐体状に構成されており、筐体の前面側が前扉1aによって開閉可能に覆われている。
前扉1aは、スロットマシン1の筐体にヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
前扉1aの最上部には、表示器L及びスピーカSPが備えられている。
表示器Lは、動画を表示する液晶パネルや、点灯・点滅するランプからなる表示手段であり、遊技状況に応じた演出表示が行われるようになっている。
スピーカSPは、遊技者に対してメロディ音やメッセージ音等の各種の音声を発生するようになっており、例えば、入賞図柄が揃って大当たりや小役に入賞した場合等に、所定の演出音声を発するようになっている。
前面パネル2は、ほぼ中央部分にリール表示窓3が設けられ、筐体内の各リール21a〜21cが外部から視認可能となっている。
リール表示窓3は、スロットマシン1内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cの視認用窓部で、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認,識別できるようになっている。
このリール表示窓3から視認されるリール21a〜21cの停止図柄が所定の入賞ラインに沿って所定の入賞配列に揃うことにより、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
前面パネル2のリール表示窓3の下側には、貯留枚数(クレジット)表示部2aや状態表示部2b、獲得枚数(ペイアウト)表示部2cなど各種表示器類が備えられている。これら各表示部2a〜2cは、複数桁の7セグメントのLED表示パネル等で構成されており、装置内部にクレジットとして貯溜されたメダル枚数(貯留枚数表示部2a)や、ボーナスゲーム等の遊技状態(状態表示部2b)、各ゲームにおける獲得メダルの払出枚数(獲得枚数表示部2c)などが表示されるようになっている。
前扉1aの上下方向中央部分には、スタートレバー4,停止ボタン51,メダル投入口6,精算ボタン6b,投入ボタン7などのボタン類が備えられている。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、制御部10にスタート信号が出力され、本体内部の各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において内部抽せんが行われる。
停止ボタン51は、回転するリール21を停止させる停止手段であり、三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cに対応して設けられた三つの停止ボタン(左)51L,停止ボタン(中)51C,停止ボタン(右)51Rが備えられている。これらの各停止ボタン51L,51C,51Rは、リール21が回転開始後、定速回転状態となると停止操作可能となり、遊技者によって任意のタイミングで押し操作されることで、制御部10にストップ信号が出力され、対応する各リール21a,21b,21cの回転が停止されるようになっている。
従って、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン51L,51C,51Rを操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるよう揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
メダル投入口6は、ゲームに使用されるメダルの受け入れ口であり、このメダル投入口6から投入されたメダル数に応じてゲームが行えるようになっている。メダル投入口6の本体内部側には、メダルセレクタ6aが備えられ、投入されたメダル数がカウントされ、そのメダル数を示すメダル信号が、制御部10に出力されるようになっている。
また、メダル投入口6から投入されるメダルの数は、クレジットとして制御部10内に記憶される。つまり、遊技の開始に先立って、予め複数のメダルを投入し、装置内部に貯留,記憶できるようになっている。
精算ボタン6bは、遊技の終了時等にクレジット貯留メダルを精算するためのスイッチであり、この精算ボタン6bが押下されることで、貯留メダル分のメダルがメダル払出装置30から排出されるとともに、制御部10に記憶された貯留メダル数のデータも消去される。
投入ボタン7は、クレジット貯留メダルがある場合に、その貯留メダルの中からゲームに使用する(賭ける)メダルを投入するメダル投入用のスイッチであり、一回の押下によって一ゲームに投入可能な最大数のメダル(通常3枚)をクレジット貯留メダルから投入するMAX投入ボタン7aと、一回の押下で1枚のメダルをクレジット貯留メダルから投入する1枚賭け用の投入ボタン7bとがある。
前扉1aの最下部には、メダル払出口8が備えられている。
メダル払出口8は、停止ボタン5の押下によって停止されたリール21が所定の入賞配列となった場合に、筐体内のメダル払出装置30から排出される入賞配列に応じた数量の入賞メダルが払い出されるようになっている。
スロットマシン1の筐体内部には、図2に示すように、ドラムユニット20、メダル払出装置30、その他の機械,装置等が備えられている。
ドラムユニット20は、三つのリール21a,21b,21cと、三つのリール21a〜21cを回転自在に保持し、各リール21a〜21cに対応するステッピングモータ23a〜23cを回転駆動することで各リール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御を行うモータ駆動回路22と、停止された各リール21a〜21cの停止位置を検出して位置信号を制御部10に出力する回胴位置検出部24を備えている(図7参照)。
メダル払出装置30は、筐体内のドラムユニット20の下側に配設されるメダル払出用の装置であり、払出用のメダルを収納するホッパー31と、ホッパー31を駆動して所定数のメダルを排出させるホッパー駆動回路32と、排出されたメダルの枚数を検出して払出数信号を制御部10に出力するメダル検出部33を備えている(図7参照)。
このメダル払出装置30から排出されるメダルが、前扉1aのメダル払出口8からスロットマシン前面に払い出されて遊技者に提供されることになる。
次に、本実施形態のスロットマシン1に設けられる停止ボタン51L,51C,51Rの詳細について、図3〜図6を参照して説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る停止ボタンユニットを示す正面図、図4の(a)は、本発明の実施形態に係る停止ボタンユニットの非操作状態を示す断面図、図4の(b)は、押し操作状態を示す断面図、図5は、本発明の実施形態に係る停止ボタンの通常時の作用説明図、図6は、本発明の実施形態に係る停止ボタンの内部当たり時の作用説明図である。
図3及び図4に示すように、本実施形態の停止ボタン51L,51C,51Rは、停止ボタンユニット50に組み込まれた状態でスロットマシン1の前扉1aに取り付けられる。
図3及び図4に示す停止ボタンユニット50は、複数の停止ボタン51L,51C,51Rと、各停止ボタン51L,51C,51Rを出没自在に支持するケーシング52と、各停止ボタン51L,51C,51Rを突出方向に付勢する複数のバネ53と、各停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作を検出する複数のフォトインタラプタ54とを備えて構成されている。
また、各停止ボタン51L,51C,51Rには、押し操作面にそれぞれ発光部51aが備えられ、この発光部51aが点灯/消灯することによって、各停止ボタン51L,51C,51Rの停止操作受付の可否が示されるようになっている。具体的には、発光部51aは、各停止ボタン51L,51C,51Rが停止操作可能になると点灯し、各停止ボタン51L,51C,51Rが停止操作されることにより消灯する。また、この発光部51aの点灯によって、遊技者に有利となる停止ボタン51の押し順の報知が行われることもある。
そして、本実施形態では、この発光部51aが発光することにより、内部抽せんの当せんが告知されるようになっている。
すなわち、各停止ボタン51L,51C,51Rの発光部51aは、後述する内部抽せんでボーナスゲーム(BB,RB)に当せんした場合に、所定の入賞図柄(「7・7・7」,「BAR・BAR・BAR」)が揃うまでの間、所定のタイミングで内部当たりを告知する所定の発光表示が行われるようになっている。
具体的には、発光部51aは、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作面51bの一部に、指先で隠すことが可能な状態で設けられ、その発光動作によって内部抽せんの当せんを告知するようになっている。
発光部51aの発光による内部抽せんの当せん告知は、任意のタイミングで行うことができ、本実施形態では、後述するように、内部抽せんの結果ボーナスゲームに当せんすると、当該ゲームにおいて各停止ボタン51L,51C,51Rが押し操作された場合に、当該ゲームで最後に押し操作されている停止ボタン51L,51C,51Rの操作中に限り、すなわち停止ボタン51L,51C,51Rが押された状態の間、その停止ボタン51L,51C,51Rに設けられる発光部51a(発光素子55)が発光するようになっている(図8参照)。
これにより、通常は停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作により消灯する発光部51aが、ボーナスゲームに当せんした場合には、そのゲームに限り、最後に押し操作された停止ボタン51L,51C,51Rのみ、指を離して停止ボタンが元の位置に戻るまで、発光部51aが点灯することになる。そして、停止ボタンから指を離すことで、発光部51aは点灯し、ボーナスゲームに当せんしたか否かがわからなくなるようになっている。
従って、遊技者は、最後に押し操作した停止ボタン51L,51C,51Rについて、指をボタンから離す前に、指をずらして発光部51aが点灯しているか否かを確認することで、ボーナスゲームに当せんしたか否かをすることができ、かつ、ボタンから指を離した後は、ボーナスゲームに当せんしたか否かがわからないことになる。
このように、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作面51bの一部に設けられ、指先で隠すことが可能な発光部51aの発光動作によって内部当たりの告知を行うようにすると、遊技者は、通常時の遊技動作と同等の動きで、発光部51aを意識的に隠すことができる。
これによって、遊技者は、ボーナスゲーム等の内部当たりを周囲の人に知られることなく、遊技者本人だけが確実に知ることができるようになる。
なお、発光部51aの点灯による内部当たりの告知は、当該ゲームのみ行う場合に限られず、ボーナスゲームの当せん後、所定のスタート図柄が揃ってボーナスゲームがスタートする(実当たりする)まで、各ゲーム毎に、最後に押し操作された停止ボタン51L,51C,51Rから指が離されるまで点灯させることもできる。
このようにすると、ボーナスゲームが開始するまで、毎ゲーム、発光部51aの点灯による告知が行われることになり、より確実に内部当たりの告知を行うことができ、特に、初心者や技量に劣る遊技者には好ましい。
この場合、例えば、ボーナスゲームに当せんした1ゲームは発光部51aを高輝度に発光させ、2ゲーム目以降は低輝度に発光させることで、ボーナスゲームがスタートするまでの間、発光部51aによる告知が周囲の人間に更にわかり難くすることができる。
また、このような発光部51aの点灯による内部当たりの告知は、図5及び図6に示すように、停止ボタン51L,51C,51Rを押し操作しながら、その指をずらして発光部51aの発光動作を確認するという、新規な動作を遊技者に要求するので、このような操作を要求し得ない従来のスロットマシンと比べて、期待感や新鮮なおもしろみ、演出効果が期待できるようになる。
さらに、このように遊技者の指で隠すことができる発光部51aにより内部当たり告知が行われる本実施形態のスロットマシン1では、従来のスロットマシンのような内部告知を隠す遮蔽扉等の可動部材も必要とせず、可動構造の追加等による故障の発生などの問題も生じない。
ここで、停止ボタン51L,51C,51Rは、押し操作面51bから背面51cに至る導光部(透光性樹脂部)51dを有し、各停止ボタン51L,51C,51Rの背後に配置される発光素子(LED)55の発光を、導光部51dによって停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作面51bまで導き、この光で発光部51aを発光させることが好ましい。
このようにすると、停止ボタン51L,51C,51Rに発光素子55を埋め込む場合に比べ、構造を簡略化することができる。
また、発光部51aは、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作面51bの中央部分に設けられ、かつ、左右寸法及び上下寸法が10mm以下とすることが好ましい。本実施形態では、発光部51aを直径10mm以下の円形状に形成してある。
このようにすると、女性などの比較的指が小さい遊技者であっても、発光部51aを指先で確実に隠すことができる。
なお、本実施形態の発光部51aは、直径10mm以下の円形としているが、円形以外の任意の形状とすることができる。
また、発光部51aは、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作中に発光動作(点灯・点滅等)されることが好ましい。
このようにすると、遊技者が指先で発光部51aを隠すことができる状態、すなわち停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作中に発光部51aが発光動作されるので、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者だけに確実に告知することができる。
また、発光部51aは、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作終了後に短時間発光動作されるようにしてもよい。
このようにしても、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者だけに確実に告知することができる。
また、発光部51aは、いずれか一つの停止ボタン51L,51C,51Rに設けることも可能であるが、複数(全て)の停止ボタン51L,51C,51Rに設けることが好ましい。
このようにすると、複数の発光部51aで内部当たりを告知したり、任意の発光部51aで内部当たりを告知することができ、例えば、複数の発光部51aで内部当たりを告知するようにした場合は、発光動作の見落としを防止し、遊技者に内部当たりを確実に告知することができる。
また、複数(全て)の停止ボタン51L,51C,51Rに発光部51aを設ける場合は、複数の停止ボタン51L,51C,51Rに設けられる発光部51aのうち、一ゲームの最後に操作された停止ボタン51L,51C,51Rに設けられる発光部51aの発光動作によって内部抽せんの当せんを告知することが好ましい。
このようにすると、発光部51aの発光動作によって内部当たりを察知するにあたり、停止ボタン51L,51C,51Rの押し順を意識する必要があるので、周囲の人が内部当たりを知ることがより困難になる。しかも、最後に操作された停止ボタン51L,51C,51Rの発光部51aで内部当たりを告知することにより、遊技者の速やかな遊技操作を促し、スロットマシン1の稼働率を向上させることができる。
また、発光部51aを発光駆動させる際、状況に応じて輝度(発光強度)や発光色を変更するようにしてもよい。
例えば、内部当たりの発生後、1ゲーム目においては、発光部51aを高輝度で発光動作させることにより、内部当たりを遊技者に確実に告知し、それ以降のゲームでは、発光部51aを低輝度で発光動作させることにより、内部あたりが周囲の人に知られる可能性を低減することができる。
なお、本実施形態では、発光部51aによって、停止ボタン51L,51C,51Rの操作受付の可否や、遊技者に有利となる停止ボタン51L,51C,51Rの押し順を報知するための発光部(図9の発光部155に相当)を兼用しているが、そのような発光部を別途併設してもよいことは勿論である。
次に、本実施形態のスロットマシン1を制御する制御部10について、図7を参照して説明する。
図7は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの制御部及びその周辺構成の概略を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施形態の制御部10は、上述したスロットマシン1の各部を制御する制御手段であって、IC,メモリ,各種回路基板等を備えたマイクロコンピュータを有して構成されている。
具体的に説明すると、制御部10は、CPU11と、当該CPU11に内蔵され記憶手段であるROM11a及びRAM11b,基準クロックを発生する本体クロック発生回路12,内部抽せん用の乱数を生成する乱数カウンタ13,乱数発生のための基準クロックを生成する乱数クロック発生回路14,発光部51a(発光素子55)を駆動・制御する内部当たり告知用発光部駆動回路16,各表示部2a〜2cを駆動する表示部駆動回路17,スピーカSPを介して音声を発生させるサウンド回路18,演出用の表示器Lを駆動させる表示器駆動回路19等を備えており、各種入力機器からの入力信号に応じて、ドラムユニット20、メダル払出装置30などの制御を行う。
まず、制御部10は、メダルセレクタ6aからのメダル信号及び投入ボタン7(7a,7b)からのメダル信号を入力し、メダル投入口6から投入されたメダルの枚数及び投入ボタン7が押下されて賭けられたメダルの投入枚数を確認するとともに、投入ボタン7からのメダル信号に基づき、RAM11bで記憶される貯留メダル枚数を減少させる。これにより、各ゲームに使用される(賭けられる)メダル数が決定されることになる。
また、制御部10は、スタートレバー4からのスタート信号及び停止ボタン51L,51C,51R(フォトインタラプタ54)からのストップ信号を入力することにより、リール21の制御信号となるパルス(駆動)信号をドラムユニット20へ出力し、リール21a〜21cを回転及び停止させる。これにより、ドラムユニット20では、スタート信号によってリール21a〜21cを回転させるとともに、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作により入力されるストップ信号により、対応するリール21a〜21cを停止させることになる。
また、制御部10は、ドラムユニット20から入力されるマーカー信号により、各リール21a〜21cの停止図柄を認識し、この停止図柄が所定の入賞配列か否かを判定するようになっており、判定の結果、所定の入賞配列であるときは、入賞の種類に応じた枚数のメダルの払い出し処理を行うようになっている。
そして、以上のようなゲーム制御を行う制御部10は、各ゲーム毎に内部抽せんを行い、その内部抽せんの結果に従ってゲームを制御している。
内部抽せんは、ゲーム毎に遊技者のスタートレバー4の操作のタイミングで行われる抽せん処理であり、カウンタIC等からなる乱数カウンタ13と、ROM11aに予め設定・記憶された乱数テーブルにより実行される。
乱数カウンタ13から出力される乱数をスタートレバー4の操作のタイミングで取得(ラッチ)し、取得された乱数がいずれの抽せん対象に対応する乱数範囲に属しているかで、その属する乱数範囲が示す抽せん対象が今回ゲームの当せん内容として決定・当せんするようになっている。
具体的には、内部抽せんは、乱数カウンタ13が所定の乱数幅の範囲(例えば0〜16383)で乱数を発生させ、その発生された乱数値に基づいて当せん内容が決定されるようになっている。
抽せんテーブルに設定される当選内容としては、ボーナス(BB,RB等)や、小役,リプレイ,ハズレ等があり、抽せんテーブルにはこの当選内容が乱数幅の範囲に対応して割り当てられ、例えば、1〜55:ボーナス、56〜1055:小役、1056〜16384:ハズレ、というように各内容が所定の当せん確率となるように割り当てられている。
そして、スタートレバー4が押下された瞬間に乱数カウンタ13で一の乱数が生成され、その生成された乱数が抽せんテーブルの値と照合されることにより、その乱数が属する当せん内容が抽せん結果として決定され、その当せん内容に応じてリール21の停止位置が制御され、ある入賞内容に当選すると、遊技者の停止ボタン51L,51C,51Rを押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リール21に付された図柄がその入賞内容に応じた配列となるように停止制御されることになる。
制御部10は、ボーナスの内部当たりが発生した場合、各停止ボタン51L,51C,51Rに設けられる発光部51aの発光動作によって、遊技者に内部当たりを告知するようになっている。具体的には、内部抽せんでボーナスゲーム(BB,RB)に当せんした場合に、所定の入賞図柄(「7・7・7」,「BAR・BAR・BAR」)が揃うまでの間、所定のタイミングで内部当たりを告知する所定の発光表示が発光部51aで行われるようになっている。
次に、制御部10が行う内部当たり告知表示処理について、図8を参照して説明する。
図8は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの内部当たり告知表示処理を示すフローチャートである。
この図に示すように、制御部10は、まず、ボーナスゲームの内部当たり状態であるか否かを判断する(S1)。
この判断結果がYESである場合は、内部当たり後の1ゲーム目であるか否かを判断する(S2)。
この判断結果もYESである場合は、当該ゲームにおける最後の停止ボタン操作を判断し(S3)、最後に押し操作されている停止ボタン51L,51C,51Rの操作中に限り、すなわち、最後に押し操作された停止ボタン51L,51C,51Rが押された状態の間、その停止ボタン51L,51C,51Rに設けられる発光部51a(発光素子55)を高輝度で発光動作させる(S4)。
一方、内部当たりが発生してから2ゲーム目以降のゲームにおいては、各停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作を判断するとともに(S5)、押し操作されている停止ボタン51L,51C,51Rの発光部51a(発光素子55)を低輝度で発光動作させる(S6)。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1によれば、所定のスタート操作に応じて複数のリール21を回転させるとともに、所定の内部抽せんを行い、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作に応じて各リール21を停止させ、停止したリール21上の図柄配列に応じて所定の遊技媒体を払い出すスロットマシン1であって、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作面51bの一部に、指先で隠すことが可能な発光部51aを備え、該発光部51aの発光動作によって内部抽せんの当せんを告知するようにしたので、遊技者は、通常時の遊技動作と同等の動きで、発光部51aを意識的に隠すことができる。これにより、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者だけに確実に告知することが可能になる。
また、停止ボタン51L,51C,51Rを押し操作しながら、その指をずらして発光部51aの発光動作を確認するという、新規な動作を遊技者に要求するので、このような操作を要求し得ない従来のスロットマシンと差別化を図ることができる。
また、本発明の実施形態に係るスロットマシン1は、可動部材を追加することなく実施できるので、可動部材の追加による故障発生率の上昇を回避することができる。
また、発光部51aは、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作面51bの中央部分に設けられ、かつ、左右寸法及び上下寸法が10mm以下としたので、女性などの比較的指が小さい遊技者であっても、発光部51aを指先で確実に隠すことができる。
また、発光部51aは、停止ボタン51L,51C,51Rの押し操作中、すなわち、遊技者が指先で発光部51aを隠すことができる状態で発光動作されるので、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者だけに確実に告知することができる。
また、発光部51aは、複数の停止ボタン51L,51C,51Rに設けられるので、複数の発光部51aで内部当たりを告知したり、任意の発光部51aで内部当たりを告知することができ、例えば、複数の発光部51aで内部当たりを告知するようにした場合は、発光動作の見落としを防止し、遊技者に内部当たりを確実に告知することができる。
また、複数の停止ボタン51L,51C,51Rに設けられる発光部51aのうち、一ゲームの最後に操作された停止ボタン51L,51C,51Rに設けられる発光部51aの発光動作によって内部抽せんの当せんを告知するので、発光部51aの発光動作によって内部当たりを察知するにあたり、停止ボタン51L,51C,51Rの押し順を意識する必要が生じ、その結果、周囲の人による内部当たりの察知をより困難にすることができる。しかも、最後に操作された停止ボタン51L,51C,51Rの発光部51aで内部当たりを告知することにより、遊技者の速やかな遊技操作を促し、スロットマシン1の稼働率を向上させることができる。
以上、本発明のスロットマシンの好ましい実施形態について説明したが、本発明に係るスロットマシンは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においてスロットマシンの内部抽せんにより抽せん,決定される入賞内容としては、小役,再遊技(リプレイ),ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT),シングルチャレンジタイム(SCT),シングルボーナス(SB),ハズレなどがあるが、入賞内容は特に限定されるものではなく、それによって本発明の適用対象や作用効果等が影響されることはない。
また、上述した実施形態のスロットマシンでは、使用する遊技媒体としてメダル(コイン)を例にとって説明したが、本発明に係るスロットマシンに使用可能な遊技媒体はメダルに限られず、例えば、パチンコ球と同様の遊技球を遊技媒体として使用することもできる。
本発明は、遊技媒体として主にメダル(コイン)や遊技球(パチンコ球)を使用して遊技が行われるスロットマシン(回胴式遊技機)に利用することができ、特に、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく遊技者に告知することが求められるスロットマシンに好適に用いることができる。
本発明の実施形態に係るスロットマシンを示す正面図である。 本発明の実施形態に係るスロットマシンの内部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る停止ボタンユニットを示す正面図である。 (a)は本発明の実施形態に係る停止ボタンユニットの非操作状態を示す断面図、(b)は押し操作状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る停止ボタンの通常時の作用説明図である。 本発明の実施形態に係る停止ボタンの内部当たり時の作用説明図である。 本発明の実施形態に係るスロットマシンの制御部及びその周辺構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るスロットマシンの内部当たり告知表示処理を示すフローチャートである。 (a)は従来例に係る停止ボタンユニットの正面図、(b)は水平断面図、(c)は垂直断面図である。
符号の説明
1 スロットマシン
4 スタートレバー
10 制御部
21 リール
50 停止ボタンユニット
51L,51C,51R 停止ボタン
51a 発光部
51b 押し操作面

Claims (2)

  1. 所定のスタート操作に応じて複数のリールを回転させるとともに、所定の内部抽せんを行い、停止ボタンの押し操作に応じて各リールを停止させ、停止したリール上の図柄配列に応じて所定の遊技媒体を払い出すスロットマシンであって、
    前記停止ボタンの押し操作面の一部に、指先で隠すことが可能な発光部を備え、該発光部の発光動作によって前記内部抽せんの当せんを告知することを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記停止ボタンは、当該停止ボタンの押し操作面のほぼ中央部分に設けられた、当該停止ボタンの押し操作面から背面に至る導光部を有するとともに、この導光部の前記停止ボタンの背面側に配置される発光体を備え、
    前記発光体の光が、前記導光部によって前記停止ボタンの背面から押し操作面まで導かれることにより、前記発光部が発光される請求項1記載のスロットマシン。
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