JP4997388B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

本発明は、所定のスタート操作に応じて、複数のリールを回転させるとともに、所定の当せん確率で内部抽せんを行い、この内部抽せんに当せんしたとき、各リール上の図柄が所定の入賞配列で停止することを許容し、入賞内容に応じて遊技媒体を払い出すスロットマシンに関し、特に、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者にのみ告知することができるスロットマシンに関する。
スロットマシンは、遊技者が遊技媒体(メダル、遊技球など)を投入してスタートレバーを押下することにより、所定の絵柄や文字,
数字等の図柄(以下「図柄」と総称する)を表示した複数(通常は3個)のリールが回転を開始し、各リールに対応した複数(3個)のストップボタンを任意のタイミングで押下することで回転するリールが停止し、停止したリールの図柄の配列に応じて所定数の遊技媒体が払い出されるという遊技機である。
この種のスロットマシンでは、一般に、ゲームの面白さを増す等のために、複数のリールが一定の確率で自動的に制御され、各リールに付された図柄が所定配列となるよう停止する、いわゆる「内部当たり」と呼ばれる入賞制御が行われるようになっている。
この内部当たり制御は、スタートレバーの押下によりゲームが開始されると、ゲーム1回ごとにスロットマシン内部で自動的に内部当たりの抽せん(内部抽せん)が行われて入賞内容(各種当たり及びハズレを含む)が決定され、その入賞内容に応じてリールの停止位置が制御されるもので、所定の入賞内容に当せんすると、遊技者のストップボタンを押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リールに付された図柄がその入賞内容に応じた配列となるように停止制御され、これによって所定量の遊技媒体が払い出されるものである。
具体的には、内部抽せんの結果、所定の入賞内容に当せんすると、回転する複数のリールは、一定範囲内(例えば、該当する図柄の位置から図柄4コマ分の範囲内)で、遊技者が各ストップボタンを押すタイミングに拘わらず、図柄が入賞ライン上で「7・7・7」や「BAR・BAR・BAR」、「スイカ・スイカ・スイカ」、「ベル・ベル・ベル」等、その入賞内容に応じた所定の配列となるように停止制御(入賞制御)される。
このリールの停止制御が行われることによって、各リールに対応するストップボタンの押下タイミングが、ある入賞内容の配列を構成する図柄(「7」や「BAR」)を配列上に止めるタイミングからずれたとしても、そのずれが一定範囲内(その図柄から4コマ分等の範囲内)であれば、機械的制御によってその図柄が所定の入賞ライン上に位置するように止められ、入賞配列が構成される。
そして、この停止制御の結果、遊技の巧拙等に拘わらず、遊技者が一定範囲内でストップボタンを押下すれば、図柄が所定の入賞配列となるようにリールが停止するので、遊技者には停止した入賞配列に応じた所定量の遊技媒体が払い出されることになる。
ここで、このようなリールの停止制御には、リールを所定の図柄配列が揃うように停止制御する「引込み制御」と、一定の図柄配列が揃わないように停止制御する「入賞阻止制御」がある。入賞阻止制御は、例えばある入賞内容に当せんした場合、そのゲーム中は、他の入賞内容の図柄配列が揃わないようにリールが停止制御されるものである。
そして、このようなリールの停止制御が行われる入賞内容としては、一般に、数種類の入賞内容が設定されるようになっており、内部抽せんによって各ゲーム毎にいずれかの入賞内容が決定される。
入賞内容は、例えば、大量の遊技媒体の払出しが可能となる「レギュラーボーナス(RB)」や「ビッグボーナス(BB)」等のボーナスゲーム、少量の遊技媒体の払出しがある「小役」、遊技媒体の投入なしで遊技が行える「再遊技(リプレイ)」、遊技媒体の払出しがない「ハズレ」等、数種類があり、抽せんで決定された各入賞内容に応じて所定数の遊技媒体が払い出され、また払い出されないようにリールが停止制御されるようになっている。
例えば、「小役」の場合、1ゲーム単位で所定数の遊技媒体が払い出される図柄配列(例えば、「ベル」の図柄が横一列に揃う配列)となるようリールが停止制御されるとともに(引込み制御)、他の入賞内容の図柄配列(例えば「大当たり」を示す「7・7・7」)が揃わないようにリールが停止制御される(入賞阻止制御)。
「レギュラーボーナス(RB)」の場合、抽せんに当せん後、所定の入賞図柄(例えば「BAR・BAR・BAR」)が揃うとボーナスゲームが開始(入賞)となり、以後数ゲームが1セットとなったボーナスゲーム用のリール停止制御が行われ、そのボーナスゲーム中は、「小役」や大量払出しのある「大当たり」の図柄配列となるよう、リールが継続的に制御され、大量の遊技媒体が払い出されるようになる。
同様に、「ビッグボーナス(BB)」の場合、抽せんに当せん後、所定の入賞図柄(例えば「7・7・7」)が揃うとビッグボーナスゲームが開始(入賞)となり、上記のようなボーナスゲーム(RB)が数セット(通常3セット)継続して行われるようにリールが制御され、「レギュラーボーナス(RB)」よりも大量の遊技媒体が払い出されるようにゲームが設定,制御される。
抽せんの結果「ハズレ」となった場合には、各リールの図柄が遊技媒体の払出しのない配列(いずれの入賞図柄も揃わない配列)となるように停止制御される(入賞阻止制御)。
このようにリールが停止制御されるスロットマシンにおいては、内部抽せんの結果、例えばボーナスゲームのような特定の入賞内容に当せんすれば、以後のゲームで入賞することを条件として一定量の遊技媒体が確実に払い出されることになり、遊技者にとってきわめて魅力的なものとなっている。すなわち、スロットマシンの遊技者にとっては、内部抽せんによってボーナスゲーム等の特定の入賞内容に当せんすることが最大の関心事となっている。
そこで、従来のスロットマシンは、ボーナスゲームの内部当たりが発生した場合、遊技者にボーナスゲームの内部当たりを告知することで、遊技者がボーナスゲームを確実に楽しむことができるようになっていた。
この種のボーナスゲームの内部当たり告知としては、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに応じてリールの停止位置を制御して、リーチ目と呼ばれる特定の図柄配列を揃えることで行われていた。
しかしながら、このようなリーチ目による内部当たり告知は、遊技者の停止ボタンを押すタイミングによって、揃ったり揃わなかったりするので、リーチ目を知っている遊技者であっても、ボーナスゲームの内部当たりに気づかないことがあった。
また、スロットマシンの機種が異なると、リーチ目も異なるので、遊技者がリーチ目を知らずに遊技することもあった。
そこで、ボーナスゲームの内部当たりが発生した場合、スピーカから特定の音を発生させたり、告知ランプを点灯させる等、遊技者が確実に認識できる方法でボーナスゲームの内部当たりを告知するスロットマシンが開発された(例えば、特許文献1、2参照)。
特公平5−80235号公報 特開平9−173528号公報
このようなボーナスゲームの内部当たり告知が行われることで、遊技の技量に熟練した遊技者であれば、リーチ目が揃ったり、特定音が鳴ったり、あるいは、告知ランプの点灯によって、ボーナスゲームの内部当たりを認識すると、回転しているリールの図柄を見ながらタイミングを合わせて停止ボタンを押すこと(適宜、“目押し”と略称する。)により、当せん図柄の入賞配列を一回のゲームで揃えることが可能となる。
ところが、このような目押しのできない遊技者の場合、ボーナスゲームの内部当たりが発生しているにもかかわらず、当選図柄の入賞配列を揃えることができず、ボーナスゲームをなかなかスタートさせることができないことがある。
このため、上述したリーチ目や特定音及び告知ランプによる内部当たりの告知は、告知されるべき当該スロットマシンを遊技中の遊技者だけでなく、周囲の人間、特に、隣接遊技機の遊技者や背後に立っている人にも内部当たりが知られてしまうことになる。
このような場合、目押しのできない遊技者は、周囲の人からプレッシャを感じたり、目押しできない自分を非常に恥ずかしく感じてしまい、極端な場合には遊技意欲を喪失してしまうといった弊害が指摘されていた。
また、内部当たり告知を利用して新たな演出等が行えるようになれば、遊技者に対して魅力のある新たなスロットマシン遊技を提供することが可能となるが、そのような内部当たり告知は現在までのところ実現されていない。
そこで、本発明は、上述したような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく、遊技者だけに確実に告知することができるとともに、告知それ自体に演出的な効果を付与することができ、内部当たり告知と演出とを結びつけることにより遊技者にとって魅力溢れる新たな遊技、演出を実現することができるスロットマシンの提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明のスロットマシンは所定のスタート操作に応じて複数のリールを回転させるとともに、所定の当せん確率で内部抽せんを行い、所定の停止操作に応じて各リールを停止させ、停止したリール上の図柄配列に応じて所定の遊技媒体を払い出すスロットマシンであって、前記スロットマシンの前面パネルに、前記リールの図柄を表示するリール表示窓と、内部抽せんの当せんを告知する内部当たり告知表示部と、を備えるとともに、前記内部当たり告知表示部が、前記リール表示窓の下側で、かつ、前記前面パネルの中央位置に配置される構成としてある。
このような構成からなる本発明のスロットマシンによれば、内部当たり告知表示部がリール表示窓の下側の前面パネルほぼ中央位置に配設されるため、内部当たり告知表示部の前方が、スロットマシンと向き合っている遊技者の体で遮蔽されるようになり、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人(特に、背後に立っている人)に知られることなく、遊技者だけに告知することができる。
その結果、目押しのできない遊技者が、内部当たりの告知によって、周囲の人からプレッシャを感じたり、目押しできない自分を非常に恥ずかしく感じることを回避し、スロットマシンに対する遊技意欲を高めることができる。
そして、本発明のスロットマシンは前記内部当たり告知表示部が、前記内部抽せんの当せんを告知する所定の表示内容を表示する表示パネルと、前記表示パネルの少なくとも左右方向の視野角を制限する視野角制限壁と、を備える構成としてある。
このような構成からなる本発明のスロットマシンによれば、所定の表示内容を表示する表示パネルの視野角を制限する視野角制限壁を備えることで、隣接スロットマシンの遊技者からも内部当たり告知表示部の告知表示が目視できなくなり、ボーナスゲーム等の内部当たりが周囲の人に知られる可能性をより低下させることができる。
また、本発明のスロットマシンは前記表示パネルは、液晶表示パネル、LED表示パネル又はランプ表示パネルの少なくともいずれかからなる構成とすることが好ましい。
このような構成とすることにより、小型の液晶表示パネル等からなる表示パネルによって、単なるライトの点灯や点滅だけでなく、静止画や動画からなる写真やアニメーション表示等の多様な表示内容を表示することができ、遊技者にとって刺激的で魅力ある表示内容によって内部抽せんの当せんを告知することができる。
これによって、内部抽せんの当せんを知ることができることは勿論、動画やアニメーション等による表示内容自体を楽しむことができ、当せん告知と演出を組み合わせた従来にはない魅力的な告知表示を実現することができる。
また、本発明のスロットマシンは前記前面パネルに形成される凹部の奥側に前記表示パネルを配置し、前記凹部の内壁面を前記視野角制限壁とした構成とすることが好ましい。
このようにすると、前面パネルに凸部を形成することなく、内部当たり告知表示部の視野角を制限することができる。
また、凹部の奥側は、外乱光の影響が少ないので、表示パネルの視認性が向上するという利点もある。
また、本発明のスロットマシンは前記表示パネルが、縦長状に配置される構成とすることが好ましい。
このようにすると、内部当たり告知表示部の左右方向の視野角を狭くしつつ、上下方向の視野角を広げることができ、当該スロットマシンの遊技者にのみ目視しやすい告知表示部とすることができる。
また、本発明のスロットマシンは前記内部当たり告知表示部の上下方向の視野角が、左右方向の視野角よりも広く設定される構成とすることができる。
このようにすると、隣接スロットマシンの遊技者による告知表示の目視を困難にしつつ、遊技者の目の高さにある程度の自由度を確保できる。
その結果、遊技者の座高の違いや、遊技者の姿勢変化にも対応することが可能になる。
また、本発明のスロットマシンは前記内部当たり告知表示部の側断面形状が、遊技者側を下辺、表示パネル側を上辺とする台形である構成とすることが好ましい。
このようにすると、内部当たり告知表示部の上下方向の視野角を広げつつ、隣接スロットマシンの遊技者による告知表示の目視を困難にして、当該スロットマシンの遊技者にのみ目視しやすい告知表示部とすることができる。
さらに、本発明のスロットマシンは前記表示パネルが、静的画像又は動的画像の特定の変化にもとづいて内部当たりを告知する構成とすることが好ましい。
このようにすると、単なるライトの点灯や点滅によるのではなく、変化する静止画や動画によって多様な表示内容を表現することができ、遊技者にとって刺激的で魅力ある内部抽せんの当せん告知を行うことができ、変化する動画やアニメーション等による表示内容自体を楽しむこともでき、当せん告知と演出を組み合わせた従来にはない魅力的な告知表示を実現することができる。
また、このような変化する画像による告知は、表示パネルの表示を見ても、静的画像又は動的画像の特定の変化を認識しない限り、直ちに内部当たりに当せんしたと判断することは難しく、周囲の人から見て内部当たりがより判りにくくなるという効果もある。
本発明のスロットマシンによれば、内部当たり告知表示部を前面パネルのほぼ中央のリール表示窓下部に配置することにより、内部当たり告知表示前方が、スロットマシンと向き合っている遊技者の体で遮蔽されることになり、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人(特に、背後に立っている人)に知られることなく、遊技者だけに告知することができる。これにより、目押しのできない遊技者が、内部当たりの告知によって、周囲の人からプレッシャを感じたり、目押しできない自分を非常に恥ずかしく感じることを回避し、スロットマシンに対する遊技意欲を高めることができる。
また、内部当たり告知表示部に、画像や写真が変化する動画やアニメーション等が表示可能な液晶表示装置等を備えることにより、単なる音の出力やランプの点灯・点滅等によるのではなく、より多様・多彩な表示内容を表現でき、ボーナスゲームの内部当たり告知に演出的効果を付与することができ、遊技者にとって従来にはない魅力溢れる新たなスロットマシン遊技を提供することができる。
以下、本発明に係るスロットマシンの好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、図1〜図6を参照して、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンについて説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンを示す正面図であり、図2は、同じく本実施形態に係るスロットマシンの一部を断面にした側面図、図3は、本実施形態に係るスロットマシンの内部を示す斜視図である。
これら図に示すスロットマシン1は、遊技媒体が賭けられた後のスタート操作に応じて、複数のリール21a,21b,21cを回転させるとともに、所定の当せん確率で内部抽せんを行い、この内部抽せんに当せんしたとき、各リール21a,21b,21c上の図柄が所定の入賞配列で停止することを許容し、入賞内容に応じて遊技媒体を払い出す回胴式遊技機を構成している。
そして、本実施形態のスロットマシン1では、複数のリール21a〜21cのリール表示窓3の下側の、前面パネル2のほぼ左右中央位置(例えば、中央リール21bの直下位置)に、内部当たり告知表示部9が配置されるようになっている。
具体的には、本実施形態のスロットマシン1は、内部にマイクロコンピュータ等で構成された制御部10及び必要な機械,装置等を収納可能な筐体状に構成されており、筐体の前面側が前扉1aによって開閉可能に覆われている。
前扉1aは、スロットマシン1の筐体にヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
前扉1aの最上部には、表示器Lが備えられている。
表示器Lは、点灯・点滅するランプ等からなる表示手段であり、大当たり当せん時や各種役の入賞時,遊技媒体の払出時等に、ランプが点灯・点滅することで演出が行われるようになっている。
前面パネル2は、ほぼ中央部分にリール表示窓3が設けられ、筐体内の各リール21a〜21cが外部から視認可能となっている。
リール表示窓3は、スロットマシン1内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cの視認用窓部で、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認,識別できるようになっている。
このリール表示窓3から視認されるリール21a〜21cの停止図柄が所定の入賞ラインに沿って所定の入賞配列に揃うことにより、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
そして、本実施形態では、図1に示すように、このリール表示窓3の下側の、前面パネル2のほぼ左右中央位置(例えば、中央リール21bの直下位置)に、内部当たり告知表示部9が配置されるようになっている。
この内部当たり告知表示部9については、さらに後述する(図4参照)。
なお、前面パネル2のリール表示窓3の下側には、クレジット表示部2aなど他の表示器類を備えるようにしてもよい。クレジット表示部2aは、複数桁の7セグメントLED表示パネルで構成されており、装置内部にクレジットとして貯溜されたメダルの枚数を表示することができる。
前扉1aの上下方向中央部分には、スタートレバー4,停止ボタン5,メダル投入口6,精算ボタン6b,投入ボタン7などのボタン類が備えられている。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、制御部10にスタート信号が出力され、本体内部の各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において内部抽せんが行われる。
停止ボタン5は、回転するリール21を停止させる停止手段であり、三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cに対応して設けられた三つの停止ボタン(左)5a,停止ボタン(中)5b,停止ボタン(右)5cが備えられている。この各停止ボタン5a,5b,5cが遊技者の任意のタイミングで押下されることで、制御部10にストップ信号が出力され、対応する各リール21a,21b,21cの回転が停止されるようになっている。
従って、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるよう揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
メダル投入口6は、ゲームに使用されるメダルの受け入れ口であり、このメダル投入口6から投入されたメダル数に応じてゲームが行えるようになっている。メダル投入口6の本体内部側には、メダルセレクタ6aが備えられ、投入されたメダル数がカウントされ、そのメダル数を示すメダル信号が、制御部10に出力されるようになっている。
また、メダル投入口6から投入されるメダルの数は、クレジットとして制御部10内に記憶される。つまり、遊技の開始に先立って、予め複数のメダルを投入し、装置内部に貯留,記憶できるようになっている。
精算ボタン6bは、遊技の終了時等にクレジット貯留メダルを精算するためのスイッチであり、この精算ボタン6bが押下されることで、貯留メダル分のメダルがホッパー装置30から排出されるとともに、制御部10に記憶された貯留メダル数のデータも消去される。
投入ボタン7は、クレジット貯留メダルがある場合に、その貯留メダルの中からゲームに使用する(賭ける)メダルを投入するメダル投入用のスイッチであり、一回の押下によって一ゲームに投入可能な最大数のメダル(通常3枚)をクレジット貯留メダルから投入するMAX投入ボタン7aと、一回の押下で1枚のメダルをクレジット貯留メダルから投入する1枚賭け用の投入ボタン7bとがある。
前扉1aの最下部には、メダル払出口8及びスピーカSPが備えられている。
メダル払出口8は、停止ボタン5の押下によって停止されたリール21が所定の入賞配列となった場合に、筐体内のホッパー装置30から排出される入賞配列に応じた数量の入賞メダルが払い出されるようになっている。
スピーカSPは、遊技者に対してメロディ音やメッセージ音等の各種の音声を発生するようになっており、例えば、入賞図柄が揃って大当たりや小役に入賞した場合等に、所定の演出音声を発するようになっている。
スロットマシン1の筐体内部には、図3に示すように、ドラムユニット20、ホッパー装置30、その他の機械,装置等が備えられている。
ドラムユニット20は、三つのリール21a,21b,21cと、三つのリール21a〜21cを回転自在に保持し、各リール21a〜21cに対応するステッピングモータ23a〜23cを回転駆動することで各リール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御を行うモータ駆動回路22と、停止された各リール21a〜21cの停止位置を検出して位置信号を制御部10に出力する回胴位置検出部24を備えている(図5参照)。
ホッパー装置30は、筐体内のドラムユニット20の下側に配設されるメダル払出用の装置であり、払出用のメダルを収納するホッパー31と、ホッパー31を駆動して所定数のメダルを排出させるホッパー駆動回路32と、排出されたメダルの枚数を検出して払出数信号を制御部10に出力するメダル検出部33を備えている(図5参照)。
このホッパー装置30から排出されるメダルが、前扉1aのメダル払出口8からスロットマシン前面に払い出されて遊技者に提供されることになる。
次に、本実施形態のスロットマシン1に設けられる内部当たり告知表示部9の詳細について、図1〜図4を参照して説明する。
図4(a)は、本実施形態に係るスロットマシンの内部当たり告知表示部を示す正面図であり、同図(b)は、同図(a)に示す内部当たり告知表示部のA−A線断面図(平断面図)、同じく同図(c)は、内部当たり告知表示部のB−B線断面図(側断面図)である。
図1〜図4に示すように、スロットマシン1の前面パネル2には、内部抽せんの当せんを告知する内部当たり告知表示部9が備えられている。
この内部当たり告知表示部9において、内部抽せんでボーナスゲーム(BB,RB)に当せんすると、所定の入賞図柄(「7・7・7」,「BAR・BAR・BAR」)が揃うまでの間、所定のタイミングで内部当たりを告知する所定の告知表示が行われるようになっている。
そして、本実施形態では、内部当たり告知表示部9が、リール表示窓3の下側で、かつ、前面パネル2の左右中央位置(例えば、中央リール21bの直下位置)に配置されるようになっている。
このようにすると、内部当たり告知表示部9の前方が、スロットマシン1と向き合っている遊技者の体で遮蔽されるので、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人(特に、背後に立っている人)に知られることなく、遊技者だけに告知することができる。
その結果、目押しのできない遊技者が、内部当たりの告知によって、周囲の人からプレッシャを感じたり、目押しできない自分を非常に恥ずかしく感じることを回避し、スロットマシン1に対する遊技意欲を高めることができる。
本実施形態の内部当たり告知表示部9は、小型の液晶表示パネルからなる表示パネル9aを用いて、内部当たりの告知表示を行うようになっている。表示パネル9aは、周囲の人から見えにくくするために、小型のものを用いる必要があるが、小さすぎると遊技者からも見えにくくなるので、遊技者の良好な視認性を確保するために、2インチ程度の液晶表示パネルが好ましい。
また、表示パネル9aの周囲には、少なくとも左右方向の視野角を制限する視野角制限壁9bを備えることが好ましい。
このようにすると、隣接スロットマシンの遊技者からも内部当たり告知表示部9の告知表示が目視できなくなるので、ボーナスゲーム等の内部当たりが周囲の人に知られる可能性をより低下させることができる。
なお、内部当たり告知表示部9に用いる表示パネル9aは、上記のような液晶表示パネルに限定されない。例えば、LED表示パネル(7セグメントLED表示パネル,マトリクスLED表示パネル等)やランプ表示パネルを用いることができる。
本実施形態では、前面パネル2に凹部を形成し、その奥側に表示パネル9aを配置することにより、凹部の内壁面を視野角制限壁9bとして機能させる。
このようにすると、前面パネル2に邪魔な凸部を形成することなく、内部当たり告知表示部9の視野角を制限することができる。しかも、凹部の奥側は、外乱光の影響が少ない暗所なので、表示パネル9aの視認性が向上するという利点もある。
また、凹部前面は開口していてもよいが、図4(b)、(c)に示すように、奥側の表示パネル9aが視認可能な透明・透光性部材からなる窓部9cを備えることが好ましい。このような窓部9cを備えることで、奥側の表示パネル9aを汚れやいたずら等から保護することができる。また、窓部9cを遊技者にのみ表示パネル9aの表示内容が可能な偏光性部材で形成することで、遊技者の後ろや横にいる他の人には表示パネル9aの表示内容が視認できないようにすることができる。
なお、表示パネル9aを配置する凹部の奥行き寸法は、幅寸法又は高さ寸法(いずれか短い方)に対して0.5倍以上が好ましい。例えば、幅35mm×高さ44mm×奥行き20mmとする。
このようにすると、内部当たり告知表示部9の視野角を良好に制限することができるとともに、外乱光の影響が少ない暗所で告知表示を行うことができる。
また、内部当たり告知表示部9の上下方向の視野角は、左右方向の視野角よりも広く設定されることが好ましい。例えば、凹部の平断面形状を、左右両辺がほぼ垂直な長方形としつつ、凹部の側断面形状を、遊技者側が下辺、表示パネル9a側が上辺となる台形とする。
このようにすると、隣接スロットマシンの遊技者による告知表示の目視を困難にしつつ、遊技者の目の高さにある程度の自由度を確保できる。その結果、遊技者の座高の違いや、遊技者の姿勢変化にも対応することが可能になる。
しかも、本実施形態では、正面形状が長方形の表示パネル9aを縦長状に配置しているので、内部当たり告知表示部9の左右方向の視野角をより狭くしつつ、上下方向の視野角を広げることができる。
内部当たり告知表示部9による具体的な告知表示の内容は任意であるが、静的画像又は動的画像の特定の変化にもとづいて内部当たりを告知することが好ましい。例えば、あるキャラクタを動的画像として表示パネル9aに表示するとともに、キャラクタの動き,大きさ,色などの変化にもとづいて内部当たりを告知することができる。
このようにすると、単なるライトの点灯や点滅によるのではなく、変化する静止画や動画によって多様な表示内容を表現することができ、遊技者にとって刺激的で魅力ある内部抽せんの当せん告知を行うことができ、変化する動画やアニメーション等による表示内容自体を楽しむこともでき、当せん告知と演出を組み合わせた従来にはない魅力的な告知表示を実現することができる。
また、このような変化する画像による告知は、表示パネル9aの表示を見ても、静的画像又は動的画像の特定の変化を認識しない限り、直ちに内部当たりに当せんしたと判断することは難しく、周囲の人から見て内部当たりがより判りにくくなるという効果もある。
この内部当たり告知表示部9の表示パネル9aに表示される表示内容は、制御部10の内部当たり告知表示部駆動回路16で駆動・制御される(図5参照)。
次に、本実施形態のスロットマシン1(内部当たり告知表示部9)を制御する制御部10について、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの制御部及びその周辺構成の概略を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施形態の制御部10は、上述したスロットマシン1の各部を制御する制御手段であって、IC,メモリ,各種回路基板等を備えたマイクロコンピュータを有して構成されている。
具体的に説明すると、制御部10は、CPU11と、記憶手段となるRAM12及びROM13,基準クロックを発生するクロック発生回路14,内部抽せん用の乱数を発生する乱数発生回路15,内部当たり告知表示部9を駆動・制御する内部当たり告知表示部駆動回路16,クレジット表示部2a等の各種表示部を駆動する表示部駆動回路17,スピーカSPを介して音声を発生させるサウンド回路18,演出用の表示器Lを駆動させる表示器駆動回路19等を備えており、各種入力機器(4〜7)からの入力信号に応じて、ドラムユニット20、ホッパー装置30などの制御を行う。
まず、制御部10は、メダルセレクタ6aからのメダル信号及び投入ボタン7(7a,7b)からのメダル信号を入力し、メダル投入口6から投入されたメダルの枚数及び投入ボタン7が押下されて賭けられたメダルの投入枚数を確認するとともに、投入ボタン7からのメダル信号に基づき、RAM12で記憶される貯留メダル枚数を減少させる。これにより、各ゲームに使用される(賭けられる)メダル数が決定されることになる。
また、制御部10は、スタートレバー4からのスタート信号及び停止ボタン5a〜5cからのストップ信号を入力することにより、リール21の制御信号となるパルス(駆動)信号をドラムユニット20へ出力し、リール21a〜21cを回転及び停止させる。これにより、ドラムユニット20では、スタート信号によってリール21a〜21cを回転させるとともに、停止ボタン5a〜5cの押下操作により入力されるストップ信号により、対応するリール21a〜21cを停止させることになる。
また、制御部10は、ドラムユニット20から入力されるマーカー信号により、各リール21a〜21cの停止図柄を認識し、この停止図柄が所定の入賞配列か否かを判定するようになっており、判定の結果、所定の入賞配列であるときは、入賞の種類に応じた枚数のメダルの払い出し処理を行うようになっている。
そして、以上のようなゲーム制御を行う制御部10は、各ゲーム毎に内部抽せんを行い、その内部抽せんの結果に従ってゲームを制御している。
内部抽せんは、各ゲーム毎に行われる抽せん処理であり、カウンタIC等からなる乱数発生回路15とROM13に予め設定,記憶された抽せんテーブルにより実行され、抽出された乱数が抽せんテーブルのいずれの領域に属しているかで、その属する領域が示す内容が抽せん結果として決定・当選するようになっている。
具体的には、乱数発生回路15は、所定の乱数幅の範囲(例えば1〜16384)で乱数を発生させる。抽せんテーブルは、ROM13に格納されるデータテーブルからなり、乱数値が取り得る範囲(1〜16384等)に対応して所定の当選内容が割り当てられている。
抽せんテーブルに設定される当選内容としては、ボーナス(BB,RB等)や、小役,リプレイ,ハズレ等があり、抽せんテーブルにはこの当選内容が乱数幅の範囲に対応して割り当てられ、例えば、1〜55:ボーナス、55〜1055:小役、1056〜16384:ハズレ、というように各内容が所定の当せん確率となるように割り当てられている。
そして、スタートレバー4が押下された瞬間に乱数発生回路15から一の乱数が抽出され、その抽出された乱数が抽せんテーブルの値と照合されることにより、その乱数が属する当せん内容が抽せん結果として決定され、その当せん内容に応じてリール21の停止位置が制御され、ある入賞内容に当選すると、遊技者の停止ボタン5を押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リール21に付された図柄がその入賞内容に応じた配列となるように停止制御されることになる。
制御部10は、ボーナスの内部当たりが発生した場合、所定の演出態様により、ボーナスの内部当たりを遊技者に告知するようになっている。この告知に用いる演出態様は、上述した内部当たり告知表示部9による告知表示であり、例えば、あるキャラクタを動的画像として表示パネル9aに表示するとともに、キャラクタの動き,大きさ,色などの変化にもとづいて内部当たりを告知する。
そして、この内部当たり告知表示部9の表示パネル9aに表示される表示内容は、制御部10の内部当たり告知表示部駆動回路16で駆動・制御されるようになっている。
なお、本実施形態では、上記の演出態様を用いて、ボーナスの内部当たりを告知するが、内部抽せんの抽せん結果だけでなく、内部抽せんにおける当せんの期待度、内部抽せんの抽せん確率、滞在中の遊技モードなどを上記の演出態様で告知するようにしてもよい。
次に、制御部10が行う内部当たり告知表示処理について、図6及び図7を参照して説明する。
図6は、本実施形態に係るスロットマシンの内部当たり告知表示処理を示すフローチャートである。
また、図7は、本実施形態の内部当たり告知表示部9に表示される表示内容の一例を示す図であり、同図(a)は通常遊技状態用の表示、同図(b)はボーナス当たりを告知する告知用の表示である。
図6に示すように、制御部10は、ゲームがスタートする毎に内部抽せんの結果を判断する(S1)。
この判断結果がボーナス当たり以外である場合は、予め決められた通常遊技状態時用の表示を内部当たり告知表示部9に表示させる(S2)。
通常遊技状態時の表示内容としては、例えば、図7(a)に示すように、スロットマシンの機種毎に設定されたキャラクタ等を動画表示させることができる。
そして、内部抽せんの結果、ボーナス当たりである場合は、所定のタイミングで、所定の内部当たり告知用の表示内容を内部当たり告知表示部9に表示させる(S3)。
内部当たり告知用の表示内容としては、通常状態とは異なる表示であって、ボーナスゲームに当せんしたことをはっきりと伝えることができる表示とすることが好ましく、例えば、図7(b)に示すように、「GoGo!!」等の文字や絵柄が激しく表示されるような動画表示とすることができる。
この内部当たり告知用の表示は、所定のタイミングで表示させ、また、表示を終了させることができ、例えば、内部抽せんの当せん直後、すなわちスタートレバーの当せん直後に表示させ、以後ボーナスゲームがスタートするまで表示を継続させることもでき、あるいは、3つのリールが全て停止して次のゲームがスタートするまでの間だけ、ボーナスゲームがスタートするまで表示のON/OFFを繰り返すように表示させてもよい。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1によれば、スロットマシン1の前面パネル2に、リール21の図柄を表示するリール表示窓3と、内部抽せんの当せんを告知する内部当たり告知表示部9を備えるとともに、内部当たり告知表示部9が、リール表示窓3の下側で、かつ、前面パネル2の左右中央位置に配置されているので、内部当たり告知表示部9の前方が、スロットマシン1と向き合っている遊技者の体で遮蔽される。
これにより、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人(特に、背後に立っている人)に知られることなく、遊技者だけに告知することが可能になる。その結果、目押しのできない遊技者が、内部当たりの告知によって、周囲の人からプレッシャを感じたり、目押しできない自分を非常に恥ずかしく感じることを回避し、スロットマシン1に対する遊技意欲を高めることができる。
また、本実施形態のスロットマシン1では、内部当たり告知表示部9に液晶表示パネル等からなる表示パネル9aを備えており、単なるライトの点灯や点滅だけでなく、静止画や動画からなる写真やアニメーション表示等の多様な表示内容を表示することができ、遊技者にとって刺激的で魅力ある表示内容によって内部抽せんの当せんを告知することができる。
これによって、内部抽せんの当せんを知ることができることは勿論、動画やアニメーション等による表示内容自体を楽しむことができ、当せん告知と演出を組み合わせた従来にはない魅力的な告知表示を実現することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明に係るスロットマシンの第二実施形態について、図8を参照して説明する。
なお、本実施形態において、上述した第一実施形態と共通の構成部分については、第一実施形態と同じ符号を付け、対応する説明を援用する。
図8は、本発明の第二実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
この図に示すように、第二実施形態のスロットマシン1は、内部当たり告知表示部9の表示パネル9aが横長状に配置されている点が前記実施形態と相違している。
このように表示パネル9aを横長状に配置すると、縦長状に配置した場合と比較して、左右方向の視野角がやや広がる可能性はあるが、ドラムユニット20との干渉を容易に回避できるので、既存のスロットマシンの配置構成のまま、内部当たり告知表示部9を追加できるという利点がある。
以上、本発明のスロットマシンの好ましい実施形態について説明したが、本発明に係るスロットマシンは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においてスロットマシンの内部抽せんにより抽せん,決定される入賞内容としては、小役,再遊技(リプレイ),ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT),シングルチャレンジタイム(SCT),シングルボーナス(SB),ハズレなどがあるが、入賞内容は特に限定されるものではなく、それによって本発明の適用対象や作用効果等が影響されることはない。
また、上述した実施形態のスロットマシンでは、使用する遊技媒体としてメダル(コイン)を例にとって説明したが、本発明に係るスロットマシンに使用可能な遊技媒体はメダルに限られず、例えば、パチンコ球と同様の遊技球を遊技媒体として使用することもできる。
このような遊技球を使用して遊技可能なスロットマシンは、パチロット等とも呼ばれ、本発明のスロットマシンとして適用可能である。
本発明は、遊技媒体として主にメダル(コイン)や遊技球(パチンコ球)を使用して遊技が行われるスロットマシン(回胴式遊技機)に利用することができ、特に、ボーナスゲーム等の内部当たりを、周囲の人に知られることなく遊技者に告知することが求められるスロットマシンに好適に用いることができる。
本発明の第一実施形態に係るスロットマシンを示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの一部を断面にした側面図である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの内部を示す斜視図である。 (a)は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの内部当たり告知表示部を示す正面図、(b)は、内部当たり告知表示部のA−A断面図(平断面図)、(c)は、内部当たり告知表示部のB−B断面図(側断面図)である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの制御部及びその周辺構成の概略を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの内部当たり告知表示処理を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの内部当たり告知表示部に表示される表示内容の一例を示す図であり、(a)は通常遊技状態用の表示、(b)はボーナス当たりを告知する告知用の表示の一例である。 本発明の第二実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 前面パネル
3 リール表示窓
4 スタートレバー
5 停止ボタン
9 内部当たり告知表示部
9a 表示パネル
9b 視野角制限壁
10 制御部
21 リール

Claims (1)

  1. 所定のスタート操作に応じて複数のリールを回転させるとともに、所定の内部抽せんを行い、所定の停止操作に応じて各リールを停止させ、停止したリール上の図柄配列に応じて所定の遊技媒体を払い出すスロットマシンであって、
    前記スロットマシンの前面パネルに、
    前記リールの図柄を表示するリール表示窓と、
    前記内部抽せんの当せんを告知する内部当たり告知表示部と、を備えるとともに、
    前記内部当たり告知表示部が、
    前記内部抽せんの当せんを告知する所定の表示内容を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの少なくとも左右方向の視野角を制限する視野角制限壁と、を備え、
    前記リール表示窓の下側で、かつ、前記前面パネルの中央位置に配置されるとともに、
    前記前面パネルに形成される凹部の奥側に前記表示パネルを配置し、前記凹部の内壁面を前記視野角制限壁とし、
    当該内部当たり告知表示部の側断面形状が、遊技者側を下辺、表示パネル側を上辺とする台形をなし、前記内部当たり告知表示部の上下方向の視野角が、左右方向の視野角よりも広く設定されたことを特徴とするスロットマシン。
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