JP2003164557A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2003164557A
JP2003164557A JP2002271832A JP2002271832A JP2003164557A JP 2003164557 A JP2003164557 A JP 2003164557A JP 2002271832 A JP2002271832 A JP 2002271832A JP 2002271832 A JP2002271832 A JP 2002271832A JP 2003164557 A JP2003164557 A JP 2003164557A
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Keizo Masada
慶三 政田
Yasuyuki Uehata
泰之 上畑
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別の遊技状態に関する情報を、周囲の人に
気づかれることなく、遊技者本人に確実に報知できるよ
うにする。 【解決手段】 ボーナス入賞への当選状態を報知するた
めに、液晶パネル40を具備する告知情報表示器22を
設ける。前記液晶パネル40は、正面パネル11より所
定距離だけ後退させて配備されており、その情報表示面
41の上方には、正面パネル11までの間隙を遮蔽する
大きさの複数の遮蔽板43が幅方向に沿って配備された
遮蔽部材42が配備される。前記告知情報表示器22の
情報表示面41を正面から見た場合は、各遮蔽板43の
隙間から情報を確認することができるのに対し、情報表
示面41を側方から見た場合は、各遮蔽板43により視
線が遮られ、情報が表示されているかどうかを確認する
ことは不可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のシンボル
列を移動させてシンボルを変動表示させた後、各シンボ
ル列毎の変動表示を遊技者の停止操作に応じて順に停止
させて、停止表示されたシンボルの組合せに応じて勝敗
を決するようにしたスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】典型的なスロットマシンでは、機体前面
の中央部にシンボル表示窓が形成され、その下方に始動
レバーや停止釦スイッチなどが配備されている。シンボ
ル表示窓の背後には、3個のリールを具備するリールユ
ニットが配備されており、これらのリールを回転させる
ことによってシンボル表示窓内でシンボルが変動表示さ
れる。また前記シンボル表示窓の表面には、水平方向に
3本,斜め方向に2本の入賞ラインが描かれており、各
リールが停止した時に、各入賞ライン上に、それぞれリ
ール毎の3駒分のシンボルが整列するように、各リール
のシンボルの数および間隔が定められている。
【0003】従来のスロットマシンでは、メダルの投入
枚数に応じて所定数の入賞ラインを有効化した上で、始
動レバーの操作に応じて各リールを始動し、さらに各リ
ールを停止釦スイッチの操作に応じて順に停止させて、
有効化された入賞ライン上に停止したシンボルの組合せ
により勝敗を決するようにしている。一般に、入賞ライ
ン上に同じシンボルが整列すれば入賞となり、整列した
シンボルの種類によって内容の異なる入賞が提示され
る。
【0004】たとえば、数字の「7」のシンボルの組合
せが成立すると、「ビッグボーナス」と称される特別ゲ
ームに移行する。(以下、このビッグボーナスを「B
B」と略し、BBへの入賞を「BB入賞」と呼ぶ。)ま
た「BAR」の組合せが成立すると、BBより規模の小
さい「レギュラーボーナス」(以下、「RB」と略し、
このRBへの入賞を「RB入賞」と呼ぶ。)に移行す
る。一方、ベルの図柄やフルーツ図柄などの組合せは、
小役入賞として取り扱われて、所定数のメダルの払出の
みが行われる。
【0005】またこの種のスロットマシンでは、始動レ
バーの操作に応じて入賞ライン上に停止表示させるシン
ボルの組合せを決定するための抽選(以下、この抽選を
「内部抽選」という。)を行っており、各リールに対
し、それぞれ入賞ライン上に前記内部抽選に応じたシン
ボルを引き込んで停止させる引き込み制御を実施するよ
うにしている。
【0006】この引き込み制御は、遊技者に違和感を与
えることがないように、法律で規制された許容時間内に
限って実施されているため、リール停止操作のタイミン
グによっては抽選で決められたシンボルの組合せを成立
できない場合がある。ただし前記BB入賞やRB入賞の
ような特別入賞(以下、「ボーナス入賞」と呼ぶ。)に
ついては、入賞が成立するまで抽選結果を持ち越すとと
もに、効果音やランプの点灯などによってボーナス入賞
に当選したことを遊技者に報知するようにしている。
【0007】たとえば、下記の特許文献1では、各リー
ルの背後に設けたバックライトにより、シンボル表示部
に種々の照明パターンを表示して当選状態を報知するよ
うにしている。また特許文献2では、停止釦スイッチの
操作タイミングとリールの停止タイミングとの間のタイ
ムラグを示す効果音を出力して、内部抽選に当たったこ
とを遊技者本人にのみ報知することを提案している。
【0008】
【特許文献1】特開2000−51433号公報
【特許文献2】特開平9−173528号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらランプな
どの照明手段による報知は、人の目に入りやすいので、
遊技者本人のみならず、周囲にも、ボーナス入賞に当選
していることを知らせてしまうことになる。またパチン
コホールは、種々の遊技機からの効果音などによって騒
がしい状態にあるので、効果音による報知を行うとして
も、遊技者に報知内容を伝えるために効果音の音量をか
なり大きく設定しなければならない場合があり、周囲の
人に気づかれないような報知を行うのは困難である。
【0010】一方、スロットマシンのリールは高速で回
転しているため、初心者にとって、特定のシンボルに狙
いを定めた停止操作(一般に「目押し操作」と呼ばれ
る。)を行うのは困難である。このため上記のような報
知が行われると、初心者は、周囲の目が気になって目押
し操作に集中できなくなり、その結果、ボーナス入賞の
成立がますます遅れる可能性がある。
【0011】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、前記したボーナス入賞への当選のような特別の
遊技状態が設定されたときに、この遊技状態に関する情
報を、周囲の人に気づかれることなく、遊技者本人に確
実に報知できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のシン
ボル列を移動させてシンボルを変動表示することが可能
なシンボル表示部を具備し、このシンボル表示部による
シンボルの変動表示の開始に応じて抽選を実行し、前記
抽選の結果に基づき特定の遊技状態を設定するかどうか
を決定するようにしたスロットマシンについてなされた
ものである。
【0013】前記シンボル列は、たとえばリールの外周
面に配備されるもので、この場合、たとえば、シンボル
表示窓の背後に、複数個のリールを駆動源となるモータ
とともに配備することによって、シンボル表示部を構成
することができる。このような構成のシンボル表示部で
は、各リールは、遊技者の始動操作に応じて回転するこ
とによってシンボルの変動表示を開始し、その後、個別
の停止操作に応じて順に停止して、シンボル表示窓内に
所定数のシンボル列を表示する。
【0014】なお、シンボル表示部は上記に限らず、各
シンボル列のスクロール表示や停止表示を行うようにし
た画像表示装置(CRT,LCDなど)によって構成す
ることもできる。またリールに代えて、表面にシンボル
列が配備された帯状体の両端部を繋いだものを使用する
ようにしてもよい。
【0015】この発明のスロットマシンには、前記抽選
により特定の遊技状態が設定されたとき、この遊技状態
に関わる所定の情報を表示するとともに、この表示情報
に対する正面以外の方向からの視認を制限する視認制限
手段を具備する表示装置が設けられている。
【0016】前記「抽選」とは、好ましくは、シンボル
の変動表示の停止時に成立させるシンボルの組合せを決
定するための抽選であるが、これに限らず、前記引き込
み制御が解除されたゲームモード(チャレンジタイム)
や、入賞の種類や停止操作の順序などを遊技者に教示す
るゲームモード(アシストタイム(登録商標))など、
特別のゲームモードを設定するかどうかを決めるための
抽選が行われる場合もある。よって前記「特定の遊技状
態」には、前記シンボルの組合せ用の抽選において、B
B,RBなどの入賞に当選した状態のほかに、特別のゲ
ームモードに当選したときの状態や、その特別のゲーム
モードに移行した際の遊技状態などを含むことができ
る。
【0017】上記の構成によれば、特定の遊技状態が設
定されたとき、表示装置によって遊技者に視覚的な報知
が行われる一方、視認制限手段によって、前記表示情報
に対する正面以外の方向からの視認が制限されるので、
情報が表示されているかどうかを周囲の人が確認するの
は困難となる。したがって初心者であっても、周囲の人
の目を気にせずにゲームに集中することができ、ゲーム
を十分に楽しむことができる。
【0018】上記構成の一態様による視認制限手段は、
前記情報の表示面に対応させて配備された遮蔽手段とし
て構成される。この遮蔽手段は、たとえば表示面の幅方
向に沿って配列される目隠し用の遮蔽板、表示面の縁に
沿って形成される遮蔽壁部,表示面の視認範囲を狭くす
るシャッタ部材などとして構成することができる。この
ような構成によれば、仮に隣の遊技者が情報の表示面を
見ても、その視線は遮蔽手段によって遮ぎられ、情報の
表示が行われているかどうかを確認することは困難とな
る。
【0019】さらにこの発明では、前記遮蔽手段により
情報の表示面が遮蔽される度合いを調整するための調整
手段を設けることができる。なお、この調整手段は、遊
技者の操作に応じて遮蔽手段による遮蔽の度合いを調整
するものである。この調整手段によれば、遊技者の希望
に応じて表示中の情報を完全に隠したり、遊技者本人の
みが視認できる程度の表示範囲を設定するなど、遮蔽の
度合いを自由に調整することができ、情報の表示を他者
に見られたくない遊技者にも、情報の表示をオープンに
することを厭わない遊技者にも、対応することができ
る。
【0020】またこの発明の他の実施態様では、前記視
認制限手段は、前記情報の表示面の上方に配備された樹
脂フィルム材により構成される。この樹脂フィルム材の
内部には、複数の遮光層が前記フィルム材を幅方向に分
割するように並べて配備される。このような樹脂フィル
ム材によれば、内部の遮光層によって、側方側から入射
した光の透過が遮られるので、側方から見たフィルム面
は暗色面となり、この暗色面を介して情報を確認するの
はきわめて困難になる。またこの種のフィルム材を貼着
できるようにすれば、情報の表示面またはその上部のパ
ネルにフィルム材を簡単に固定することができる。
【0021】さらにこの発明では、前記表示装置を、情
報の表示面の背後に照明手段が配備されるとともに、前
記視認制限手段として、前記情報の表示面に対応させて
照明手段による照明光の透過量を制限するためのフィル
タ層が設けられた構成とすることができる。この構成の
表示装置によれば、特定の遊技状態が設定されたときに
照明手段を点灯して報知を行うことができるが、前記フ
ィルタ層によって情報表示面から透過する照明光を抑え
られるので、離れた位置から照明状態を確認するのは困
難となり、遊技者本人のみに報知内容を知らせることが
できる。
【0022】さらに上記の各構成によるスロットマシン
には、前記特定の遊技状態を特別入賞への当選状態とし
て、この当選状態が設定されたとき、前記表示装置によ
り当選状態を報知するとともに、この入賞が成立するま
で前記報知を継続させる報知制御手段を具備させること
ができる。この構成によれば、遊技者が目押し操作に失
敗して当選状態を示す報知が長く続いても、周囲の人が
その報知の内容に気づくのを防ぐことができるので、初
心者であっても、焦りを感じることなく目押し操作に集
中することができ、比較的早い段階で入賞を成立させる
ことができる。
【0023】さらにこの発明の他の態様によるスロット
マシンは、前記抽選により特定の遊技状態が設定された
とき、この遊技状態に関わる所定の情報を表示するため
の表示装置と、前記表示装置による情報の表示が開始さ
れた後に所定の操作に応じて前記情報の表示を中止また
は表示の態様を変更する報知制御手段とを具備する。こ
の構成によれば、たとえばボーナス入賞に当選した後
に、実際の入賞が成立するまでにかなりの時間を要して
も、遊技者の操作によって表示を中止したり、人目につ
かないような表示に切り替えることができるので、当選
状態が報知されていることを周囲に気づかれずに、遊技
者本人にのみ報知を行うことができる。
【0024】なお、「表示の態様」としては、照明光
量,情報が表示される領域の大きさ,表示される情報の
種類などをあげることができる。また表示装置に複数の
表示器を持たせて報知に使用する表示器を切り替えるこ
とにより、表示の態様を変更することもできる。また表
示の中止または表示の態様を切り替えるための操作を、
ゲーム用の既存のスイッチを用いて行うようにすれば、
特異な操作によって周囲の注目を集める可能性がなくな
り、周囲の遊技者に気づかれずに表示の中止や変更処理
を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施例にか
かるスロットマシンの外観を、図2はその機体本体部の
内部構造を示す。図示例のスロットマシン1は、前面開
口の機体本体部2の開口部に扉部3を組み付けて成る。
機体本体部2の上段位置にはリールブロック4,後記す
る制御部30が搭載された制御基板5などが配備され、
下段位置には、ホッパー6aを備えたメダル払出機6が
組み込まれる。
【0026】前記リールブロック4は、金属製のフレー
ム7に3個のリール8a,8b,8cが組み付けられて
成る。各リール8a,8b,8cは、リール枠の外周面
に複数のシンボルが配列された帯状テープを貼設して成
るもので、駆動源となるステッピングモータ9a,9
b,9cとともに前記リールブロック4に取り付けられ
る。
【0027】一方、扉部3は、金属製または合成樹脂製
のフレームに3枚のパネル11,12,13が組み付け
られて成る。これらのパネル11,12,13は、透明
な合成樹脂板または強化ガラスの表面にシルクスクリー
ン印刷を施して形成されたもので、各所に電飾用のラン
プやLED(図示せず。)が配備されている。
【0028】特に正面パネル11は、ゲームの進行状態
を表示するエリアとして使用される。この正面パネル1
1の中央部には、図3に示すように、無着色で透明のシ
ンボル表示窓20が形成されるほか、このシンボル表示
窓20の周囲に、貯留枚数表示器23,払出枚数表示器
24,告知情報表示器22などの表示器が配備される。
【0029】前記シンボル表示窓20は、前記リール8
a,8b,8cに対応する高さ位置において、横方向の
長さが、各リール8a,8b,8cが外部から見えるよ
うに、また縦方向の長さが、各リールの停止時に3駒分
のシンボルSが外部から見えるように、横に長い矩形状
に形成される。このシンボル表示窓20と前記リールユ
ニット4とにより、複数のシンボル列を移動させてシン
ボルを変動表示することが可能なシンボル表示部21が
構成される。
【0030】さらにシンボル表示窓20の表面には、各
シンボルの停止表示位置を結ぶように、水平方向に3
本、斜め方向に2本、計5本の入賞ラインL1〜L5が
描かれる。前記入賞ラインL1〜L5は、メダルの投入
枚数に応じて有効化されるもので、投入メダルが1枚の
ときは中央の入賞ラインL1が、投入メダルが2枚のと
きは3本の水平な入賞ラインL1〜L3が、投入メダル
が3枚のときはすべての入賞ラインL1〜L5が、それ
ぞれ有効化される。なお、シンボル表示窓20の近傍に
は、各入賞ラインL1〜L5に対応する5個の有効化ラ
ンプ25が配備されており、これら有効化ランプ25の
点灯によって遊技者に有効化された入賞ラインを報知す
るようにしている。
【0031】正面パネル11と下部パネル13との間に
は、遊技のためのメダルを受け付けるメダル投入口1
6,各リール8a,8b,8cを一斉に回転させるため
の始動レバー14,各リール8a,8b,8cを個別に
停止させるための停止釦スイッチ15a,15b,15
cのほか、3個のベット釦スイッチ17,18,19,
精算スイッチ26,切替スイッチ27などが配備され
る。さらに下部パネル13の下方には、メダル払出口2
8,メダル受け皿29などが設けられる。
【0032】前記ベット釦スイッチ17,18,19
は、実物のメダルを投入する代わりに、電子データ形式
で貯留されたメダルを引き落としてゲームを実行する場
合に使用されるもので、各ベット釦スイッチ17,1
8,19の操作により、それぞれ3枚、2枚、1枚のメ
ダルが引き落としされる。精算スイッチ26は、貯留メ
ダルを精算して、貯留数分のメダルをメダル払出口28
より払い出しさせるためのものである。また切替スイッ
チ27は、前記メダル投入口16からメダルを投入して
ゲームを実行するモード(マニュアルモード)と前記し
た貯留メダルによるゲームを実行するモード(クレジッ
トモード)とを切り替えるために使用される。
【0033】なお、クレジットモード時のメダルの貯留
枚数は、前記貯留枚数表示器23に表示される。また前
記払出枚数表示器24には、ゲームにより入賞が成立し
たときに、報賞として払い出されるメダルの枚数が表示
される。
【0034】図4は、前記スロットマシン1の電気的構
成を示す。図中の30は、マイクロコンピュータより成
る制御部であり、制御主体であるCPU31のほか、プ
ログラムや固定データが格納されるROM32,作業用
のデータエリアとして使用されるRAM33,乱数発生
器34などが含まれる。
【0035】前記CPU31には、バス37を介して各
リール8a,8b,8cのリール駆動部35a,35
b,35c,メダル払出機6,貯留枚数表示器23,払
出枚数表示器24,告知情報表示器22などの出力各部
や、メダル検知センサ36,始動レバー14,停止釦ス
イッチ15a,15b,15c,ベット釦スイッチ1
7,18,19,精算スイッチ26,切替スイッチ27
などの入力各部が接続される。なお、メダル検知センサ
36は、前記メダル投入口16より投入されたメダルを
検知するためのもので、メダル投入口16に連通するメ
ダルセレクタ(図示せず。)内などに設けられる。
【0036】上記構成において、ROM32には、各入
賞用のシンボルの組合せが設定された入賞テーブルや、
これらの入賞にそれぞれ所定の乱数値を対応づけた確率
を抽選テーブルが格納される。CPU31は、始動レバ
ー14の操作に応じて前記乱数発生器34の発生した乱
数値や抽選テーブルを用いた抽選を実行し、入賞を成立
するかどうかを決定するようにしている。さらにCPU
31は、前記入賞テーブルに基づき、停止釦スイッチ1
5a,15b,15cが操作される都度、対応するリー
ル8a,8b,8cを、それぞれ前記抽選結果に応じた
シンボルを有効ライン上に引き込んで停止させる引込み
制御によって停止するようにしている。また抽選により
ボーナス入賞に当選した場合は、このボーナス入賞が成
立するまで抽選結果を維持して「7」または「BAR」
のシンボルを引き込むとともに、前記告知情報表示器2
2にボーナス入賞に当選していることを示す情報(以
下、「告知情報」という。)を表示して、遊技者に当選
状態にあることを報知するようにしている。なお、この
実施例では、告知情報として当選したボーナス入賞に対
応するシンボル(BB入賞に当選している場合は
「7」、RB入賞に当選している場合は「BAR」)を
表示することによって、BB,RBのいずれの入賞に当
選したのかを報知するようにしている。
【0037】さらにこの実施例では、前記ボーナス入賞
への当選状態が長時間にわたって持ち越されても、周囲
の遊技者にその当選状態を気づかれることがないよう
に、前記告知情報表示器22を、その表示情報を側方か
ら視認できないように構成している。
【0038】図5は、前記告知情報表示器22の構成例
を示す。この実施例の告知情報表示器22は、正面パネ
ル11より所定の距離だけ後退した位置に液晶パネル4
0を配備するとともに、この液晶パネル40の情報表示
面41の上方に側方からの視認を遮るための遮蔽部材4
2を配備して成る。なお、正面パネル11の前記情報表
示面41に対向する領域(図中、点線L1からL2まで
の範囲に相当する。)は、前記シンボル表示窓20と同
様に無着色に設定されて、告知情報表示器22の表示窓
として機能する。(後記する図7,8の実施例でも同様
である。)
【0039】前記遮蔽部材42は、樹脂により一体成形
されたもので、2枚の枠板(図示せず。)の間に複数の
遮蔽板43を所定間隔ずつ隔てて配備して成る。なお、
各遮蔽板43は、いずれも正面パネル11および情報表
示面41に対し、板面を垂直にした状態で幅方向に沿っ
て配備されており、この状態で正面パネル11と情報表
示面41との間隙をほぼ完全に遮蔽するとともに、板の
長さ方向が情報表示面41を完全に横切るように形成さ
れる。
【0040】図6(1)(2)は、前記図5の告知情報
表示器22による情報表示例を示すもので、図6(1)
は、BB入賞に当選しているときの表示を、図6(2)
はRB入賞に当選しているときの表示を、それぞれ正面
から見た状態を示す。上記した構成の告知情報表示器2
2によれば、図6(1)(2)に示すように、各遮蔽板
43間の隙間を介して情報表示面41の情報を読み取る
ことができるから、このスロットマシン1を使用する遊
技者本人に、告知情報を正確に伝えることができる。一
方、この告知情報表示器22を側方から見た場合には、
前記各遮蔽板43によって情報表示面41の視認が妨げ
られるので、隣の遊技者が告知情報の表示を確認するの
は不可能となる。
【0041】なお、遮蔽部材の構成は図5に限らず、た
とえば情報表示面41を被覆するようなシャッタ部材を
配備してもよい。また図7に示すように、前記正面パネ
ル11の表面に、告知情報表示器22の窓部22aの上
縁や両側縁に沿う遮蔽壁部38を設けるようにすれば、
側方のみならず、上方からの視線を遮ることもできる。
また単に液晶パネル40を正面パネル11より十分に後
退させて配備するだけでも、側方からの情報の視認を困
難にすることができる。
【0042】また図5の遮蔽部材42では、各遮蔽板4
3の板面を情報表示面41に垂直に固定しているが、遊
技者の操作によってこれら遮蔽板43の板面の傾きを自
由に変更できるようにすれば、遊技者の希望に応じて正
面から情報を透視できる度合いを変更することができ
る。(シャッタ部材を配備する場合も、同様に、遊技者
の操作によって情報表示面41を視認できる範囲を変更
することができる。)たとえば告知情報の表示が開始さ
れても、すぐにボーナス入賞用のシンボルを揃えられな
い場合に、各遮蔽板43の板面を情報表示面41に平行
に設定すれば、情報表示面41をほぼ完全に遮蔽するこ
とができ、告知情報を背後から覗かれる虞もなくなるか
ら、遊技者は、周囲の目をなんら気にせずに、安心して
目押し操作に集中することができる。
【0043】図8は、告知情報表示器22の他の構成例
を示す。この実施例の告知情報表示器22も、先の図5
の実施例と同様に液晶パネル40を主体とするが、前記
液晶パネル40の情報表示面41の視認を制限する手段
としては、情報の遮蔽機能を具備する樹脂製フィルム材
44を用いるようにしている。
【0044】前記樹脂製フィルム材44は、図9に示す
ように、透明のフィルム本体44aの内部に、複数の遮
光層44bが前記フィルム本体44aを幅方向に分割す
るように並べて配備されて成る。この樹脂製フィルム材
44は、前記液晶パネル40の情報表示面41よりやや
大きく形成されており、正面パネル11の裏面の情報表
示面41に対応する位置に貼着固定される。
【0045】上記の樹脂フィルム材44によれば、正面
から入射した光は透過するが、側方から入射した光の透
過は、前記遮光層により妨げられる。よってこのフィル
ム材44の上面は、正面から見ると透明であるが、側方
から見ると暗色面となり、情報表示面41の側方から視
認を、きわめて困難にすることができる。なお、各遮光
層44bの面は、フィルム面に対して直交するのが望ま
しいが、これに限らず、側方からの光に対する遮光性を
損なわない範囲で、フィルタ面に対して傾きを持たせて
もよい。
【0046】なお、前記樹脂製フィルム材44は、正面
パネル11の裏面に限らず、正面パネル11の表面に貼
着してもよく、また情報表示面41そのものに貼り付け
ることも可能である。またこの樹脂製フィルム材44
に、ある程度の厚みがあれば、正面パネル11にねじ止
めなどの方法で固定したり、所定の保持具を用いて液晶
パネル44の上面に取り付けることもできる。
【0047】図10は、告知情報表示器22の他の構成
例を示す。この実施例の告知情報表示器22は、印刷さ
れた告知情報を背後照明により明示して表示するように
したもので、正面パネル11の裏面側に積層された2種
類の印刷層45,46と背後照明用の光源47とにより
構成される。前記2種類の印刷層45,46のうち、正
面パネル11の裏面に接する第1の印刷層45は主とし
て黒色顔料のような明度の低い色彩を持つ顔料により成
り、前記正面パネル11の窓部を構成する領域全体に形
成される。一方、光源47側に近い第2の印刷層46
は、光透過性の高い顔料により形成されるもので、前記
第1の印刷層45よりも小さい矩形状の印刷パターンと
して形成される。なお、この第2の印刷層46には、告
知情報となる「7」,「BAR」の各パターンが、それ
ぞれ異なる色彩により形成される。なお、これらの印刷
層45,46に対応する正面パネル11の表面は、前記
図5と同様に無着色に設定される。
【0048】前記光源47は、前記第2の印刷層46に
対応する大きさの基板48上に複数個のLED49を配
列した面状発光体であり、この光源の各LED49を発
光させることにより、前記第2の印刷層46全体を照明
して、その表面50を情報表示面として機能させるよう
にしている。なお、この実施例では、前記「7」,「B
AR」の各印刷パターンとそれぞれ同じ色彩を発光する
2種類のLED49を前記基板上に配備しており、発光
させるLED49を切り替えることによっていずれか一
方の印刷パターンを明示するようにしている。
【0049】図11は、上記図10の告知情報表示器2
2による表示例を示す。図11(1)は、BB入賞に当
選しているときの表示を正面から見た状態であって、前
記光源47を「7」の印刷パターンと同じ色彩(たとえ
ば赤)に発光させることで、前記「7」の印刷パターン
を明示している。一方、図11(2)はRB入賞に当選
しているときの表示を正面から見た状態であって、前記
光源47を「BAR」の印刷パターンと同じ色彩(たと
えば緑)に発光させることで、前記「BAR」の印刷パ
ターンを明示している。
【0050】上記のように、光源47を発光させること
によって、前記情報表示面50に「7」,「BAR」の
いずれかの告知情報が表示されるが、この情報表示面5
0の上方にある第1の印刷層45が光の透過量を抑える
フィルタ層として機能するので、正面パネル11の前方
に透過する光を弱めて、周囲の人の目に入りにくくする
ことができる。しかもこの第1の印刷層45は告知情報
を示す第2の印刷層よりも大きく形成されるので、図1
1に示すように、情報表示面50の周辺部を暗くするこ
とができる。よって告知情報表示器22が発光しても、
側方からその発光状態を確認するのは困難となる一方、
近傍位置において情報表示面50を正面から見ることが
できる遊技者本人には、十分な明るさで告知情報を表示
することができる。
【0051】なお、上記した各実施例では、いずれも側
方からの情報の視認が困難に構成された告知情報表示器
22により、従来どおり、入賞が成立するまで告知情報
の表示を続けるようにしているが、これに限らず、通常
の構成の表示器を用いるとともに、遊技者の操作に応じ
て告知情報の表示を中止するようにしてもよい。
【0052】図12は、遊技者の操作に応じて告知情報
表示器22の動作を切り替える場合のCPU31の手順
を示す。この実施例では、告知情報の表示が開始されて
から所定時間が経過した後は、遊技者の操作に応じて告
知情報の表示を中止し、さらに再度の操作に応じて中止
した表示を再開するようにしている。なお、この図12
の手順では、告知情報表示器22として液晶パネルによ
る表示器を使用するものとするが、これに限らず、単な
るランプにより入賞への当選の有無を示すようにした表
示器を使用してもよい。
【0053】図12の最初のステップとなるST1(以
下、各ステップを図面と同様に「ST」と示す。)で
は、遊技者のメダル投入操作(ベット釦スイッチの操作
を含む。)および始動レバー14の操作に待機する。こ
れらの操作を確認すると、ST1からST2に進んで、
ボーナス入賞用のフラグ(以下、「ボーナスフラグ」と
いう。)がオン設定されているかどうかをチェックす
る。ここでボーナスフラグがオフであれば、つぎのST
3で前記した抽選を実施する。
【0054】この抽選でボーナス入賞に当選した場合に
は、ST4が「YES」となり、ST5でボーナスフラ
グをオンに設定してからST6に進んで各リール8a,
8b,8cを始動する。またここでは図示していない
が、前記抽選で小役入賞に当選した場合には、その抽選
結果をゲームが終了するまでRAM33内に記憶する。
一方、既にボーナスフラグがオンに設定されている場
合、すなわちボーナス入賞への当選状態が持ち越されて
いる場合には、抽選を行わずに、ゲーム開始操作後に直
ちにST6に移行する。
【0055】ST6の処理により、各リール8a,8
b,8cが回転を開始すると、つぎのST7では、再
度、ボーナスフラグをチェックする。さらにここでボー
ナスフラグがオンであれば、ST8に進んで告知情報の
表示が行われているかどうかを確認し、この判定が「N
O」であれば、ST9に進んで、告知情報の表示を開始
し、しかる後にST10に進む。一方、ボーナスフラグ
がオフの場合や既に告知情報が表示されている場合に
は、ST7またはST8からST10へと進む。
【0056】ST10では、遊技者のリール停止操作に
待機する。ここで前記停止釦スイッチ15a,15b,
15cのいずれかが操作されると、ST11へと進み、
操作されたスイッチに対応するリールを停止させる。な
お、ここでは図示していないが、ST11では、前記抽
選の結果に基づき、所定のシンボルを有効ライン上に引
き込んで停止させる。ただし、このシンボルを制限時間
内に引き込むことができない場合には、前記有効ライン
上には他のシンボルが停止することになる。
【0057】こうして全てのリール8a,8b,8cが
停止すると、ST12が「YES」となり、つぎのST
13で入賞の成立をチェックする。ここで入賞が成立し
ていれば、ST14に進んで、その入賞に応じた数のメ
ダルを払い出し、さらにボーナス入賞が成立している場
合は、ST15が「YES」となって、図示しないボー
ナスゲーム用の処理手順へと移行する。
【0058】一方、ゲーム結果がはずれとなった場合に
は、ST13の判定は「NO」であり、ST16に進ん
でボーナスフラグをチェックする。ここでボーナスフラ
グがオンであれば、つぎのST17,18で、所定時間
が経過するまでの間、中央の停止釦スイッチ15bの操
作を受け付ける。この時間内に停止釦スイッチ15bが
操作されると、ST18からST19へと進み、告知情
報を表示中であるかどうかを確認する。このST19の
判定が「YES」、すなわち告知情報の表示中であれ
ば、ST20に進んで、前記告知情報表示器22のバッ
クライトを消灯することによって告知情報の表示を中止
する。またST19の判定が「NO」、すなわち告知情
報の表示が既に中止されている場合は、ST21に進ん
で、前記バックライトを再び点灯することにより告知情
報の表示を再開する。
【0059】なお、上記の手順では、中央の停止釦スイ
ッチ15bの操作によって告知情報の表示を中止または
再開しているが、スイッチの設定はこれに限定されるも
のではなく、始動レバー14など、他のスイッチを使用
するようにしてもよい。勿論、この操作のために専用の
スイッチを設定してもよいが、ゲーム用の既存のスイッ
チを兼用することによってコストを削減することができ
る。また通常のゲーム操作と同じ操作によって告知情報
の表示を中止できるので、特異な操作によって周囲の注
目を集める可能性がなくなり、周囲の遊技者に気づかれ
ずに告知情報の表示を中止することができる。
【0060】このように図12の手順によれば、ボーナ
ス入賞に当選して告知情報の表示が開始されたのに、有
効ライン上にボーナス入賞のシンボルを揃えられなかっ
た場合には、自由に告知情報の表示を中止することがで
きるから、周囲の遊技者に告知情報の表示に気づかれな
いうちに表示を中止して、目押し操作に集中することが
できる。また告知情報の表示が中止された後も、自由に
告知情報の表示を再開できるから、適宜、表示を再開し
てボーナス入賞に当選していることを確認することがで
き、遊技者に安堵感を与えることができる。
【0061】なお、図12の手順では、遊技者の操作に
応じてバックライトを消灯するようにしているが、照明
光をごく微小にして告知情報の表示を持続させてもよ
い。また、例えば情報表示面の背景領域を変更せずに、
告知情報の表示領域を小さくするなど、周囲の目に触れ
にくい表示状態に変更したり、告知とは無関係の情報の
表示に切り替えるようにしてもよい。さらに大きさや設
置位置などが異なる2種類の告知情報表示器を設けて、
いずれか一方の表示器により告知情報の表示を開始した
後に、遊技者の操作に応じて他方の表示器による表示に
切り替えるようにしてもよい。
【0062】また前記図1,3の構成では、告知情報表
示器22を、シンボル表示窓20の下方に対応させて配
備しているが、告知情報表示器22の設置場所はこれに
限らず、正面パネル11の任意の場所に設けることがで
き、また上部パネル12など、正面パネル11以外の場
所に配備してもよい。さらに上記の各実施例では、ボー
ナス入賞への当選状態を報知するようにしているが、報
知対象の情報はBB入賞に限らず、小役入賞への当選状
態を報知してもよい。またチャレンジタイムのような特
別のゲームモードへの移行を報知する場合や、アシスト
タイム(登録商標)などにゲームに関わる種々の情報を
報知する場合にも、同様の告知情報表示器22を用いて
報知用の情報を表示することができる。
【0063】
【発明の効果】上記したようにこの発明では、特別の遊
技状態が設定されてこの遊技状態に関わる情報を遊技者
に報知する場合に、前記表示情報に対する正面以外の方
向からの視認を制限する視認制限手段が設けられた表示
装置を使用するようにしたから、周囲の人には確認でき
ない状態で遊技者本人に正確に情報を伝えることができ
る。よって遊技者は周囲の人の目を気にせずにゲームに
集中することができ、ゲームを十分に楽しむことができ
る。
【0064】さらにこの発明によれば、前記の表示装置
による報知が開始された後に、遊技者の操作に応じて情
報の表示を中止または表示の態様を変更することができ
るから、遊技者の希望に応じて表示を中止したり、人目
につかない表示に切り替えることが可能となり、周囲の
人に知らせることなく、遊技者本人にのみ情報を正確に
伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるスロットマシンの概略構成を
示す正面図である。
【図2】スロットマシンの機体内部の構成を示す正面図
である。
【図3】正面パネルの構成を示す正面図である。
【図4】スロットマシンの電気構成を示すブロック図で
ある。
【図5】告知情報表示器の構成を示す断面図である。
【図6】図5の告知情報表示器による情報の表示例を示
す説明図である。
【図7】告知情報表示器の他の構成を示す斜視図であ
る。
【図8】告知情報表示器の他の構成を示す断面図であ
る。
【図9】図8の告知情報表示器に使用される樹脂フィル
ム材の概略構成を示す説明図である。
【図10】告知情報表示器の他の構成を示す断面図であ
る。
【図11】図10の告知情報表示器による情報の表示例
を示す説明図である。
【図12】遊技者の操作に応じて告知を中止または再開
する場合の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スロットマシン 8a,8b,8c リール 20 シンボル表示窓 21 シンボル表示部 22 告知情報表示器 30 制御部 41,50 情報表示面 42 遮蔽部材 43 遮蔽板 45,46 印刷層 47 光源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシンボル列を移動させてシンボル
    を変動表示することが可能なシンボル表示部を具備し、
    このシンボル表示部によるシンボルの変動表示の開始に
    応じて抽選を実行し、前記抽選結果に基づき特定の遊技
    状態を設定するか否かを決定するようにしたスロットマ
    シンであって、 前記特定の遊技状態が設定されたとき、この遊技状態に
    関わる所定の情報を表示するとともに、この表示情報に
    対する正面以外の方向からの視認を制限する視認制限手
    段を具備する表示装置が設けられて成るスロットマシ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記視認制限手段は、前記情報の表示面
    に対応させて配備された遮蔽手段である請求項1に記載
    されたスロットマシン。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたスロットマシンで
    あって、 前記遮蔽手段により前記情報の表示面が遮蔽される度合
    いを調整するための調整手段を具備して成るスロットマ
    シン。
  4. 【請求項4】 前記視認制限手段は、前記情報の表示面
    の上方に配備された樹脂フィルム材であって、前記樹脂
    フィルム材の内部には、複数の遮光層が前記フィルム材
    を幅方向に分割するように並べて配備されて成る請求項
    2に記載されたスロットマシン。
  5. 【請求項5】 前記表示装置は、前記情報の表示面の後
    方に照明手段が配備されるとともに、前記視認制限手段
    として、前記情報の表示面に対応させて前記照明手段に
    よる照明光の透過量を制限するためのフィルタ層が設け
    られて成る請求項1に記載されたスロットマシン。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載されたス
    ロットマシンであって、 前記特定の遊技状態は特別入賞への当選状態であり、こ
    の当選状態が設定されたとき、前記表示装置により当選
    状態を報知するとともに、この入賞が成立するまで前記
    報知を継続する報知制御手段を具備して成るスロットマ
    シン。
  7. 【請求項7】 複数のシンボル列を移動させてシンボル
    を変動表示することが可能なシンボル表示部を具備し、
    このシンボル表示部によるシンボルの変動表示の開始に
    応じて抽選を実行し、前記抽選結果に基づき特定の遊技
    状態を設定するか否かを決定するようにしたスロットマ
    シンにおいて、 前記特定の遊技状態が設定されたとき、この遊技状態に
    関わる所定の情報を表示するための表示装置と、 前記表示装置による情報の表示が開始された後に所定の
    操作に応じて前記情報の表示を中止または表示の態様を
    変更する報知制御手段とを具備して成るスロットマシ
    ン。
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