JP2001129150A - シンボル可変表示遊技機 - Google Patents

シンボル可変表示遊技機

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JP2001129150A
JP2001129150A JP2000193193A JP2000193193A JP2001129150A JP 2001129150 A JP2001129150 A JP 2001129150A JP 2000193193 A JP2000193193 A JP 2000193193A JP 2000193193 A JP2000193193 A JP 2000193193A JP 2001129150 A JP2001129150 A JP 2001129150A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンボルの表示にメリハリをもたせて、演出
効果を高める。 【解決手段】 各リール8a,8b,8cは、シンボル
の部分が透光性を有する層により形成される一方、背景
部分に遮光層が設けられ、さらにリール8a,8b,8
cの裏側には、シンボルの停止表示位置に対応させて、
三原色のLEDが内蔵された面状光源が配置される。一
方、BB入賞として、赤7,青7,白7の各色彩による
「7」のシンボルの組合せに対応づけて入賞内容の異な
る3種類の入賞が設定される。赤7または青7のシンボ
ルによるBB入賞を成立させる際には、リール8a,8
b,8cの引込み制御により、まず白7のシンボルの組
合せを成立させた後、各シンボルに対応する光源の発光
色を、目的とするBB入賞に応じた色彩に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットマシンやパ
チンコ遊技機のように、複数個のシンボル列を変動させ
て表示させた後に順に停止させ、各シンボル列につき停
止表示されたシンボルの組合せによりゲームの勝敗を決
するようにしたシンボル可変表示遊技機に関するもの
で、特に、前記シンボル列が、リールのような帯状部に
より形成されたシンボル可変表示遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば従来のスロットマシンの機体
は、前面開口の本体部の前面に扉部が取り付けられて成
る。扉部の前面には、通常、上,中,下の3枚のパネル
が組み付けられており、中央パネルの中央部には、透明
の3個のシンボル表示窓が形成されている。一方、本体
部の内部には、前記シンボル表示窓の形成位置に対応さ
せて3個のリールが配置される。これらのリールは、一
般に、周面に複数種のシンボルが描かれた帯状テープを
円筒型の枠体に貼設して成り、そのうちのいくつかのシ
ンボルは、入賞用のシンボルとして機能する。
【0003】各シンボル表示窓の形成位置には、各シン
ボルの停止表示位置に合わせて、上、中、下、斜めの5
本の停止ラインが形成されている。扉部のフレーム部分
には、始動レバーや各リール毎の停止釦スイッチが配備
されており、各リールは、始動レバーの操作により一斉
に始動した後、停止釦スイッチが順次操作されることに
より順次停止して、シンボル表示窓内に通常3個のシン
ボルを停止表示する。各リールの停止時に、いずれかの
停止ライン上に特定のシンボルの組合せが成立すると、
入賞となり、遊技者に所定枚数のメダルの払出しなどの
特典が与えられる。
【0004】さらにこの種のスロットマシンの中には、
前記帯状テープの基材を透光性を有する材料により構成
するとともに、リールの裏側に各シンボルの停止位置に
対応させて光源を配置し、有効化された停止ライン上の
シンボルや、入賞となるシンボルなどの特定のシンボル
に、背後照明を施すようにした機種が存在する。たとえ
ば実開昭61−151783号に記載されたスロットマ
シンでは、停止表示された各シンボル毎に背後照明用の
光源を設けるとともに、各光源間に遮光板を配置して、
照明対象のシンボルのみを照明するようにしている。
【0005】加えて近年のスロットマシンでは、内部抽
選により入賞を成立させるかどうかを決定するととも
に、その抽選結果に応じてリールの停止動作を制御して
いる。特に抽選により「大当たり」となると、フラグの
設定によりその大当たり状態を特別入賞が成立するまで
持ち越すとともに、種々の報知の態様を用いて前記大当
たり状態であることを報知するようにしている。(以下
この報知を「フラグ告知」という。)さらにゲーム性を
高めるために、前記大当たり時の特別入賞などについ
て、遊技者に与えられる報賞の内容などが異なる複数種
の入賞を設定するとともに、各入賞毎に、たとえば赤色
の「7」、青色の「7」というように、シンボルの形態
は同じであるが表示色の異なる複数種のシンボルを割り
当てることが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら入賞毎
に、表示色の異なる入賞シンボルを用意する場合、他の
形態のシンボルとの間での配列の割り振りが困難になる
上、リール停止制御が複雑になるといった問題が生じて
くる。
【0007】この問題を解決するものとして、前記の背
後照明用の光源に着目し、この光源として複数種の色彩
光を切り換えて発光させるタイプの光源を採用し、シン
ボルに対する背後照明の色彩を変化させることにより、
各種の入賞に対応させることが考えられる。しかしなが
らこの方法では、シンボルに対する背後照明の色彩が変
動するだけであって、シンボルの表示色を明確に変動さ
せるまでには至らないから、各色彩によるシンボルが印
刷されたリールと比較すると、シンボルの表示にメリハ
リがなく、演出上の盛り上がりに欠ける、という問題が
ある。
【0008】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、帯状部の裏側にシンボルの停止表示位置に対応
させて複数種の色彩光を切り換えて発光させることが可
能な光源を配置し、シンボルの配設位置またはその近傍
の限定された領域から前記光源からの光を明瞭な照明パ
ターンとして透過させることにより、前記シンボルの表
示にメリハリをもたせて演出効果が飛躍的に高められた
シンボル可変表示遊技機を提供することを目的とする。
【0009】さらにこの発明は内容が異なる複数種の入
賞に同じ特定のシンボルの組合せを割り当てるととも
に、帯状部の停止によりこの特定のシンボルの組合せが
成立する際に、背後照明用の光源を用いて各特定シンボ
ルまたはその近傍の表示色を当選した入賞に応じて変動
させることにより、シンボルの配列の設定や制御を複雑
化することなく、また各入賞の成立がわかりやすく提示
されたシンボル可変表示遊技機を提供することを第2の
目的とする。
【0010】加えてこの発明では、内部抽選により入賞
に当選している可能性があるときに、前記背後照明用の
光源を用いて所定のシンボルまたはその近傍の表示色を
その入賞に応じた色彩に変動させて報知することによ
り、内部抽選の当たりを遊技者にわかりやすく報知する
ことを第3の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、複
数駒のシンボルが配設された帯状部を複数個備え、シン
ボル表示窓に対し、各帯状部を移動させてシンボルを変
動表示した後に各帯状部を順に停止させて、それぞれ前
記シンボル表示窓内に所定数のシンボルを停止表示する
ようにしたシンボル可変表示遊技機において、前記帯状
部のうちの少なくとも1つに、一部またはすべてのシン
ボルの配設位置に対応させて透光部を形成するととも
に、裏面側に、少なくとも1個のシンボルの停止表示位
置に対応させて、複数種の色彩光を切り換えて発光させ
ることが可能な光源を配備する。さらに光源に対応する
停止表示位置に前記透光部が形成されたシンボルが停止
するのに際し、前記光源を所定の色彩により発光させる
照明制御手段を具備させる。前記透光部は、シンボルの
位置のみならず、シンボルの背景部分に形成することも
可能である。また照明制御手段による光源の発光タイミ
ングは、光源に対応する停止表示位置に透光部が形成さ
れたシンボルが停止する瞬間のみならず、停止後または
停止前の時点であってもよい。
【0012】請求項2の発明にかかるシンボル可変表示
遊技機では、各帯状部として、それぞれ一部またはすべ
てのシンボルに透光部が形成されたものを用いる。さら
に各帯状部の裏面側には、少なくとも1個のシンボルの
停止表示位置に対応させて、複数種の色彩光を切り換え
て発光させることが可能な光源が配備されており、各帯
状部について、それぞれ前記光源に対応する停止表示位
置に透光部が形成されたシンボルが停止するのに際し、
前記光源を所定の色彩により発光させる照明制御手段を
具備させている。なお前記透光部は、シンボル全体また
はシンボルの主要部分を表すように形成するのが望まし
いが、これに限らず、シンボル内部の一部を表すように
してもよい。
【0013】請求項3の発明では、前記透光部は、シン
ボルの主要部分を形成するとともに、これら透光部が形
成されたシンボルの背景部分には遮光層が形成される。
この発明における透光部は、シンボル全体またはシンボ
ルの周縁を除く部分を形成するのが望ましい。ただしこ
れに限らず、例えば、シンボルの中央部分に所定形状
(円形,楕円形,星型など)の透光部を形成してもよ
い。
【0014】請求項4の発明では、前記透光部は、シン
ボルの周縁に形成され、これら透光部が形成されたシン
ボルの背景部分には、遮光層が形成される。なお透光部
は、シンボルの周縁から所定距離だけ内部に入る位置ま
でに形成されて、シンボルを縁取るのが望ましい。
【0015】請求項5の発明では、各帯状部の背景部分
に、一部またはすべてのシンボルに対応させて投光部が
形成される。またこの発明でも、請求項2の発明と同様
の構成の光源、および照明制御手段を具備する。
【0016】請求項6の発明では、前記照明制御手段
は、各帯状部に対し、前記光源に対応する停止表示位置
に前記透光部が形成されたシンボルが停止するのに際し
て前記光源を所定の色彩により発光させた後、前記光源
の発光色を当初の色彩とは異なる色彩に切り換える。
【0017】請求項7の発明では、前記光源は、各帯状
部のシンボルの停止表示位置毎に設けられ、前記照明制
御手段は、各帯状部の停止により各シンボル表示窓を横
切る所定方向に沿って透光部が形成された所定のシンボ
ルが整列して停止するのに際し、これらシンボルの停止
表示位置に対応する光源を特定の色彩により発光させ
る。
【0018】請求項8の発明でも、前記光源は、各帯状
部のシンボルの停止表示位置毎に設けられる。また照明
制御手段は、各帯状部の停止により各シンボル表示窓を
横切る所定方向に沿って透光部が形成された所定のシン
ボルが整列して停止するのに際し、これらシンボルの停
止表示位置に対応する光源を所定の色彩により発光させ
た後、これら光源の発光色を当初の色彩とは異なる特定
の色彩に切り換える。
【0019】請求項9の発明では、前記光源として、前
記帯状部の裏面に対し、シンボルの大きさに応じた面状
の光を照射するものが用いられる。
【0020】請求項10の発明にかかるシンボル可変表
示遊技機は、各帯状部に請求項1と同様の構成を導入す
るとともに、各帯状部の裏面側に、各シンボルの停止表
示位置に対応させて、それぞれ複数種の色彩光を切り換
えて発光させることが可能な光源が配備される。さらに
透光部が形成された特定のシンボルの組合せに対して内
容の異なる複数種の入賞を設定し、各帯状部の始動に応
じて抽選を行う抽選手段と、この抽選によりいずれかの
入賞に当選したとき、各シンボル表示窓を横切る所定方
向に前記透光部が形成された特定のシンボルが整列する
ように、各帯状部の停止動作を制御する停止制御手段
と、前記内部抽選の当たりに応じて前記透光部が形成さ
れた特定のシンボルが整列して停止するのに際し、これ
らのシンボルに対応する光源を、前記内部抽選の結果に
応じた特定の色彩により発光させる照明制御手段を具備
している。
【0021】請求項11の発明では、前記請求項10に
おける照明制御手段を、前記内部抽選の当たりに応じて
前記透光部が形成された特定のシンボルが整列して停止
するのに際し、これらのシンボルに対応する光源を所定
の色彩により発光させた後に、各光源の発光色を前記内
部抽選の結果に応じた特定の色彩に切り換えるように構
成する。また請求項12の発明では、これら透光部が形
成された特定のシンボルに対応する光源を所定の色彩に
より発光させた後に、各光源の発光色を当初の色彩から
他の色彩を経て前記内部抽選の結果に応じた特定の色彩
に切り換えるように構成する。
【0022】請求項13の発明では、前記複数種の入賞
のうちの少なくとも1つについての当選結果は前記透光
部が形成された特定のシンボルが整列して停止するまで
保持される。また前記照明制御手段は、前記当選結果が
保持されている可能性があり、各帯状部の停止によって
前記透光性を有する特定のシンボルを含むはずれのシン
ボル組合せが停止表示されたとき、前記特定のシンボル
に対する光源を前記当選した入賞に応じた色彩により発
光させる。なおこの発明においては、前記帯状部の始動
時の抽選において入賞に当選した場合と、入賞にはずれ
た場合とについて、それぞれ所定の確率で入賞に応じた
色彩により特定のシンボルが照明されるようにするのが
望ましい。
【0023】請求項14の発明では、各帯状部には、そ
れぞれ所定の入賞に関わるシンボルとこの入賞の可能性
を報知するための告知用シンボルとが設けられ、これら
シンボルの配設位置に対応させて透光部が形成される。
また各帯状部の裏面側には、各シンボルの停止表示位置
に対応させて、それぞれ複数種の色彩光を切り替えて発
光させることが可能な光源が配備される。さらにこのシ
ンボル可変表示遊技機は、各帯状部の始動に応じて入賞
を成立させるか否かを決定するための抽選を行う抽選手
段と、前記抽選により入賞に当選したとき、各シンボル
表示窓を横切る所定方向に前記入賞に関わるシンボルが
整列するように、各帯状部の停止動作を制御する停止制
御手段と、前記抽選に応じた帯状部の停止により前記告
知用シンボルが停止表示されるとき、この告知用シンボ
ルの停止表示位置に対応する光源を所定の色彩により発
光させる照明制御手段とを具備する。なおこの発明にお
いても、前記請求項13と同様に、入賞に当選している
場合と入賞にはずれた場合とについて、それぞれ所定の
確率で告知用シンボルの照明制御を行うのが望ましい。
【0024】請求項15の発明では、前記照明制御手段
は、前記入賞に当選している確率に応じて告知用シンボ
ルの停止表示位置に対応する光源の発光色を変動させ
る。
【0025】
【作用】請求項1の発明によれば、帯状部の停止によ
り、光源に対応する停止表示位置に透光部が形成された
シンボルが停止するのに際し、前記光源を所定の色彩に
より発光させると、その色彩光が透光部を透過すること
により、遊技者には、透光部の形状に応じた発光パター
ンが提示されるようになる。
【0026】請求項2の発明では、各帯状部の停止によ
り、光源に対応する停止表示位置に透光部が形成された
シンボルが停止する際に、前記光源が所定の色彩により
発光することにより、前記シンボルより所定の色彩光が
透過するようになる。
【0027】請求項3の発明では、前記透光部はシンボ
ルの主要部分を形成し、しかもこのシンボルの背景部分
に遮光層が形成されているので、光源からの光はシンボ
ルのほぼ全体を透過するようになり、遊技者に、所定の
色彩に着色されたシンボルが提示される。請求項4の発
明では、シンボルの周縁を囲む部分が発光するので、シ
ンボル周縁の色彩を種々に変化させることが可能とな
る。
【0028】請求項5の発明では、各帯状部の背景部分
に形成された透光部より所定の色彩光が透過し、しかも
その他の背景部分は遮光されているので、シンボルの近
傍の限定された領域を、所定の色彩により表示すること
が可能となる。
【0029】請求項6の発明によれば、光源に対応する
停止表示位置に透光部が形成されたシンボルが停止した
とき、その透光部から当初所定の色彩光が透過するが、
その色彩が他の色彩に変動するようになる。
【0030】請求項7の発明によれば、各帯状部の停止
により各シンボル表示窓を横切る所定方向に沿って透光
部が形成された所定のシンボルが整列して停止する際
に、これらシンボルの透光部より特定の色彩光が透過す
るようになる。また請求項8の発明によれば、これらシ
ンボルの透光部から、当初、所定の色彩光が透過した
後、各光源の発光色を切り換えることにより特定の色彩
光が透過するようになる。
【0031】請求項9の発明によれば、前記光源からの
面状の光がシンボル全体に照射されるので、投光部から
均一な光が透過するようになり、むらのない表示が可能
となる。
【0032】請求項10の発明によれば、内部抽選によ
り内容の異なる複数種の入賞のいずれかに当選したと
き、各シンボル表示窓を横切る所定方向に透光部が形成
された特定のシンボルが整列するように各帯状部の停止
動作が制御される。そしてこの特定のシンボルが整列す
る際には、各シンボルに対応する光源の発光動作によ
り、各シンボル毎の透光部からそれぞれ当選した入賞に
応じた特定の色彩光が透過する。
【0033】請求項11の発明によれば、各種入賞の成
立時には、整列して停止する各特定のシンボルの透光部
から、まず所定の色彩光が透過する。この後、各シンボ
ルに対応する光源の発光色の切換えにより、各透光部か
らの透過光の色彩は、成立させる入賞に応じた特定の色
彩に変更される。また請求項12の発明によれば、各透
光部からの透過光の色彩は、所定の色彩から他の色彩を
経て、最終的に入賞に応じた特定の色彩になる。
【0034】請求項13の発明によれば、所定の入賞に
当選している可能性がある場合に、各帯状部の停止によ
りゲーム結果がはずれとなると、停止表示されている特
定のシンボルに対する光源の発光により、この特定のシ
ンボルの透光部より当選した入賞に応じた特定の色彩光
が透過するようになる。
【0035】請求項14の発明によれば、透光部が形成
された告知知用のシンボルが表示されるタイミングで帯
状部が停止すると、この報知用のシンボルの透光部より
入賞に応じた色彩光が透過するので、遊技者に入賞の可
能性を報知できる。さらに請求項15の発明によれば、
入賞に当選している確率を表示色によって報知する。
【0036】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかるスロッ
トマシンの外観を、図2はその機体の内部構造を、それ
ぞれ示す。図示例のスロットマシン1は、前面開口の機
体本体部2の開口部に扉部3を組み付けて成る。機体本
体部内の上段位置にはリールブロック4や制御回路が搭
載された制御基板5が配備され、下段位置には、ホッパ
6aを備えたメダル払出機6が組み込まれる。
【0037】前記リールブロック4は、金属製のフレー
ム7に3個のリール8a,8b,8cが組み付けられて
成る。各リール8a,8b,8cは、図3に示すよう
に、円筒状の枠体27の外周面に帯状シート28を貼設
して成る。前記帯状シート28は、PET樹脂のような
透光性を有する素材により構成されるもので、表面に
は、シルクスクリーン印刷により、図柄,文字,数字な
どの複数種のシンボルSが描かれている。これらシンボ
ルSの中には、後記するBB入賞用の「7」のシンボル
のほか、複数種の小役入賞用のシンボルが含まれる。
【0038】この実施例では、各シンボルSの背景部分
を所定の色彩の印刷層により形成する一方、各シンボル
Sについては、縁取り部分や模様などを除く内部を無着
色または透過性の高い色彩の印刷層により形成すること
により、各シンボルSを中抜き状態に表している。さら
に帯状シート28の裏面には、各シンボルSの背景部分
に対応させて、後記する光源21からの光を遮断するた
めの遮光層が形成されている。なお帯状シート28の背
景部分には、種々の色彩を施すことができるが、従来の
一般的なリールと同様に白色にしてもよい。ただし後記
する「白7」のように、光源21の照明によるシンボル
Sの表示色に背景色と同様の色彩を用いる場合は、照明
下でのシンボルSと背景部分とが明確に切り分けられる
ように、シンボルSの輪郭部分を背景色とは異なる色彩
により表す必要がある。
【0039】各リール8a,8b,8cは、図2に示す
ように、それぞれ片側に配置された取付板10a,10
b,10cを介して前記リールブロック4に取り付けら
れる。またこの取付板10a,10b,10cには、リ
ール8a,8b,8cを個別に回転駆動するステッピン
グモータ9a,9b,9cや後記する背後照明用の光源
ユニット30も、ともに組み付けられている。なおこの
実施例では、帯状シート28の貼設されたリール8a,
8b,8cによりシンボルの変動表示を実現している
が、リール8a,8b,8cに代えてベルト状の基材に
複数のシンボルが配設されて成る帯状部を導入し、この
帯状部の両端を繋いで回転させることにより、各シンボ
ルを変動表示させるようにしてもよい。
【0040】前記扉部3の本体は、所定の厚みをもたせ
た金属フレームにより構成され、その前面開口に3枚の
パネル11,12,13が、後面に各種表示器や操作ス
イッチにかかる配線基板(図示せず)などが組み付けら
れている。
【0041】前記パネル11,12,13は、透明な合
成樹脂板または強化ガラスの表面にシルクスクリーン印
刷を施して形成されるもので、上部パネル12および下
部パネル13には機種名やゲーム情報などが描画され
る。また中央の正面パネル11には、それぞれ無着色で
透明の3個のシンボル表示窓20a,20b,20cに
よるシンボル表示部20が形成される。このシンボル表
示窓20a,20b,20cの背後には、前記リールブ
ロックの3個のリール8a,8b,8cが位置し、リー
ル停止時には、シンボル表示窓20a,20b,20c
より各リール8a,8b,8cの外周面に表されたシン
ボルSが、それぞれ3駒分だけ視認可能である。
【0042】正面パネル11と下部パネル13との間の
フレーム部分には、始動レバー14,停止釦スイッチ1
5a,15b,15c,メダル投入口16などが配備さ
れ、下部パネル13の下方には、メダル払出口25,メ
ダル受け皿26などが設けられる。また中央のフレーム
部分には、複数枚のメダルを電子データ形式で貯留して
おき、その貯留メダルを消費してゲームを行うことが可
能なクレジット方式のゲームを実行するために、3個の
ベット釦スイッチ17,18,19,精算スイッチ2
2,切換スイッチ23などのスイッチが配備される。各
ベット釦スイッチ17,18,19は、それぞれ操作に
より前記貯留メダルから3枚、2枚、1枚のメダルを引
き落として投入するためのものである。精算スイッチ2
2は、貯留メダルを精算してメダル払出口25より払い
出しさせる際に操作され、また切換スイッチ23は、機
体をクレジット方式のゲームモード、またはメダル投入
口16からの直接メダル投入によるゲームモードのいず
れかに切り換えるためのものである。
【0043】前記正面パネル11の表面には、図4に示
すように、各シンボル表示窓20a,20b,20cを
横切るように、上、中、下、斜めの合計5本の停止ライ
ンL1〜L5が表されており、リール停止時には、これ
ら停止ラインL1〜L5上にそれぞれ各リール8a,8
b,8cのシンボルSが整列する。これらの入賞ライン
L1〜L5は、メダル投入口16またはベット釦スイッ
チ17,18,19の操作により投入されたメダルの枚
数に応じて有効化されるもので、投入枚数が1枚のとき
は中央の水平な入賞ラインL1が有効化され、投入枚数
が2枚になると、3本の水平な入賞ラインL1〜L3が
有効化される。さらに3枚のメダルが投入されることに
より、5本全ての入賞ラインL1〜L5が有効化され
る。
【0044】さらにこの実施例のスロットマシン1で
は、各リール8a,8b,8cの裏側に、各シンボルの
停止位置に対応させてそれぞれ光源21が配置される。
各光源21は、いずれも赤(R),緑(G),青(B)
の三原色の発光ダイオード(LED)が組み込まれて、
停止したシンボルおよびその周辺に面状の光を照射する
もので、リール8a,8b,8c毎の3個の光源21が
一体化された光源ユニット30が前記取付板10a,1
0b,10cに取り付けられる。また正面パネル11の
裏側には、必要に応じて、シンボル表示窓20a,20
b,20cの上方に対応させて、各リール8a,8b,
8cの周面を照明するための蛍光灯60が配備される。
【0045】このスロットマシン1には、複数種の入賞
がそれぞれ所定のシンボル組合せに対応づけられて設定
されている。前記制御基板5に搭載された制御部43
(図17に示す)は、メダル投入により所定数の入賞ラ
インが有効化された後に始動レバー14が操作される
と、乱数を用いた抽選処理を行って、いずれかの入賞を
成立させるかどうかを決定する。この後、停止釦スイッ
チ15a,15b,15cが押操作されたときに、前記
抽選が「当たり」であれば、停止操作されたリール8
a,8b,8cに対し、それぞれ有効化された入賞ライ
ン上に該当する入賞シンボルを引き込んで停止させる引
込み制御が実行される。特に前記抽選が「大当たり」と
なっている場合は、制御部43は、各リール8a,8
b,8cに対し、数字の「7」のシンボルを引き込んで
停止させ、「ビッグボーナス」と称される特別入賞(以
下「BB入賞」という)を成立させる。そしてこのBB
入賞の成立に応じて入賞確率を通常よりはるかに高い値
に変更し、この高確率モード下でのゲーム(以下「BB
ゲーム」という)において「レギュラーボーナス」と称
される特別入賞(以下「RB入賞」という)が成立する
都度、「ボーナスゲーム」と称される特別ゲームを所定
回数実行する。
【0046】前記BBゲームは、通常、所定回数のRB
入賞が成立するか、所定回数のBBゲームが実行される
まで継続される。この実施例では、詳細は後記するが、
前記中抜き状態に形成されたシンボルSと光源21とに
より、入賞ライン上に停止した各シンボルSを種々の色
彩で表示することが可能である。特にBB入賞に関わる
「7」のシンボルについては、赤、青、白の3色の表示
色で表された「7」のシンボル(以下「赤7」「青7」
「白7」という)の組合せ毎に、入賞内容の異なる3種
類のBB入賞BB1,BB2,BB3が設定されてい
る。
【0047】図5は、前記3種類のBB入賞BB1,B
B2,BB3の設定例であって、前記BBゲームの継続
条件となるRB入賞の最大成立回数、およびBBゲーム
の最大実行回数について、各BB入賞間で異なる数値が
設定されている。図示例によれば、3種類のBB入賞の
うち、「赤7」によるBB1が遊技者にとって最も価値
のある入賞となり、以下、「青7」、「白7」の順に、
入賞の価値が低くなるように設定されている。
【0048】図6〜10は、前記光源ユニット30の具
体的な構成を示す。この光源ユニット30は、3個のシ
ンボルの表示範囲に対応する大きさの支持面を有する基
台フレーム31と、個々のシンボルに対応する3個の開
口部32が開設された支持フレーム34との間に、前記
3個の光源21が挟み込まれて成る。
【0049】各光源21は、図8に示すように、拡散材
が混入された樹脂製のブロック体35の両側位置に、そ
れぞれ3個の孔36を開設し、各孔36内にランプ型の
LED37を挿入した構成をとる。各ブロック体35
は、前面側が、リールの内周面に応じて前方に緩やかに
突出する曲面形状に形成されるとともに、裏面は中央部
で内側にやや入り込んだ谷型形状に形成される。基台フ
レーム31の支持面および支持フレーム34は、前記ブ
ロック体35の表面形状に応じた形状に構成されてお
り、これらフレーム31,34間に各ブロック体35を
挟み込んでビス止めした後に、両側部より、各光源21
毎の合計9個のLED37が配備された側板38が、各
LED37をブロック体35の孔内に位置させた状態で
組み付けられる。
【0050】上記のような構成により、両側部のLED
37からの光は、ブロック体35の内周面に沿って中央
部へと進みながら拡散するので、前面全体を均一かつ強
い光量で発光させることができる。またLED37を両
側部に設けることにより、光源21の厚みを薄くするこ
とができる。
【0051】前記支持フレーム34の前面の両端縁およ
びこれら端縁に当接する各側板38の前縁部分は、リー
ル8a,8b,8cの周面に沿うような弧状に形成され
るとともに、支持フレーム34の上下端には、後方に突
出する水平板34a,34bが形成される。また支持フ
レーム34の各開口部32の間にも、後方に水平に突出
する遮光板39が連続形成されており、これら水平板3
4a,34b、および各遮光板39により、各光源21
毎の光は、リール周面上で明確に切り分けて表示され
る。
【0052】前記基台フレーム31の片側には、後方に
突出する取付部40が一体形成されており、図9に示す
ように、この取付部40を各リール毎の支持板10a
(10b,10c)の内側に支着することにより、各光
源21は、リール8a,8b,8cの内面側で各シンボ
ル表示位置に対応する位置に固定配置される。
【0053】各光源21内の両側部に縦並びに配置され
るLED37には、それぞれ赤,青、緑の各色彩光を発
光する3種類のLEDが用いられる。各光源21とも、
図10に示すように、赤(R),緑(G),青(B)の
各光用のLED37が、両側位置で並び方向を逆転させ
て配置されている。
【0054】図11〜13は、前記光源ユニット30の
他の構成例を示す。この実施例の光源ユニット30は、
本体フレーム61,3個の支持フレーム62,および複
数個のLED63が配設された側板64が、一体化され
た構成のものである。前記本体フレーム61は、上下方
向に連設された3枚の支持板65a,65b,65c
と、各支持板65a,65b,65cの一側より後方に
突出する3枚の接合片66a,66b,66cと、上下
の各支持板65a,65cに連接される2枚の垂直片6
7a,67bとにより成る。各支持板65a,65b,
65cは、中央の支持板65bがその板面を垂直にして
配置される一方、上下の各支持板65a,65cは、そ
れぞれリールの周形状に合わせて板面を斜め後方に傾斜
させた状態で中央の支持板65bに連ねられる。またこ
れらの支持板65a〜65cの幅は、リール幅に応じた
長さに形成される一方、上下の各垂直片67a,67b
は、連設される支持板65a,65cに対し、幅方向に
前記取付板10a(10b,10c)までの距離に応じ
た長さだけ突出させて形成される。さらにその突出部分
の端部には、後方に突出する取付片68a,68bが連
続形成される。
【0055】前記側板64は、前縁がリール周面に沿う
弧状になり、後縁が前記本体フレーム61の支持板65
a,65cの各縁間の距離に応じた長さの直線状に形成
されて成る。この側板64の一方の面には各光源毎に6
個、計18個のLED63が、前記前縁に沿って弧状に
並べて配設され、さらにこれらLED63の後方にコネ
クタ部69が配備される。この側板64は、LED63
の配設面を本体フレーム61の一側縁(前記取付片68
a,68bが形成される側)に合わせ、各LED63を
各支持板65a,65b,65cの支持面上に位置させ
た状態で位置決めされる。
【0056】各支持フレーム62は、矩形状の開口部7
0が開設された前板71と、この前板71の両側縁より
後方に突出させた一対の取付片72,72とから成る。
なお開口部70の各縁には、前方に向けて突出した遮光
部70a,70b,70c,70dが形成される。特に
開口部70の両側縁の遮光部70c,70dは、それぞ
れ前縁部が弧状に形成されるとともに、光の照射範囲を
広げるために、各面が前記開口部70に対して斜め外を
向くように形成される。
【0057】上記構成において、各LED63を支持板
65a,65b,65c上に位置させた状態で側板64
を本体フレーム61上に支持した後に、これら側板64
および本体フレーム61に3個の支持フレーム62を被
せ、各取付片72,72を本体フレーム61の接合片6
6a,66b,66cおよび側板64にビス止めするこ
とにより、各LED63が、本体フレーム61と支持フ
レーム62との間に挟持された光源ユニット30が形成
される。さらに本体フレーム61の各取付片68a,6
8bを、リールユニット4の取付板10a(10b,1
0c)の内面にビス止めすることにより、前記光源ユニ
ット30は、各開口部70をシンボル停止表示位置に対
応させた状態で、リール8a(8b,8c)の裏側位置
に固定支持される。
【0058】よってこの実施例では、各光源21は、1
枚の支持板65a(65b,65c)と、側板64と、
支持フレーム62とにより囲まれた前面開口の空間にお
いて、6個のLED63を、開口部70の一側にリール
の長さ方向に沿って配備した構成のものとなる。なお前
記支持フレーム62の開口部70は、各支持板65a〜
65c上のLED63に接しない位置に対応するように
形成されているので、各LED63は、図12,13に
示すように、前方から見ると、前記支持フレーム62の
前板71により隠された状態で配置されることになる。
【0059】一般に、LEDから出射される光には、図
14に示すように、光軸を中心として周囲に所定の角度
まで広がりながら進行するという指向性がある。したが
って図11〜13の構成によれば、各LED63からの
光は、それぞれリール面および機体内部の各方向に向け
て広がりながらリールの幅方向に沿って進行することに
なるが、機体内部側に広がる光は支持板65a,65
b,65cの支持面により遮光されるため、各支持面に
沿って進みつつ前方のリール面側へと反射するようにな
る。したがって、支持面からの反射光とLED63から
リール面の方に向けて広がる光とにより、開口部70全
体が明るく照明され、リールの対応するシンボル停止表
示位置に、前記開口部70の大きさに応じた面状の照明
パターンが透過することになる。なおこの実施例では、
前面に開口部70を設けて面状の照明パターンを形成し
ているが、これに代えて、各支持フレーム62の前板7
1に、透明または半透明の窓部を形成してもよい。
【0060】さらにこの実施例の各光源21は、図15
に示すように、R,G,Bの各色毎に2個ずつのLED
63を、1つずつ色を変えながら並べて配備してある。
【0061】このように上記2つの構成例のいずれにお
いても、各光源21は、シンボル全体にわたって、リー
ル8a,8b,8cの裏側から均一な照明を施すことが
できる。したがってリール8a,8b,8cが停止した
状態下で光源21に所定の色彩光を発光させると、その
色彩光は光源21に対応する位置に停止しているシンボ
ルSの中抜き部分を介して表側に透過し、シンボル全体
が光源21の発光色に応じた色彩により明示されるよう
になる。
【0062】いずれの構成の光源ユニット30を使用す
る場合も、3個の光源21には、それぞれ個別の駆動回
路(図示せず)が設けられる。各駆動回路は、後記する
副制御部50(図17に示す)により個別に制御される
ので、各光源21を独立させて動作させることが可能に
なる。また1つの光源21における各LED37の発光
動作も、色毎に個別に制御されており、これにより、複
数色の色彩光を発光することが可能となる。具体的に
は、各色のLED37を単独で発光させることにより、
赤色,緑色、黄色の三原色による発光を行うほか、図1
6に示すように、各色のLEDに与える駆動パルスのデ
ューティ比を変動させることにより、白色光のほか、複
数種の色彩光による発光動作を行わせることができる。
【0063】前記したBB入賞用の赤7、青7、白7の
各シンボルは、それぞれ「7」のシンボルの停止位置に
対応する光源21から赤、青、白の色彩光を発光させる
ことにより表されるものである。その他のRB入賞や小
役入賞用のシンボルについても、入賞の成立により各シ
ンボルに所定の色彩光による照明を施して入賞の成立を
明示したり、必要に応じて各光源21の発光色の切換え
を行ってシンボルの表示色を変動させ、入賞成立の演出
効果を高めることが可能である。
【0064】図17は、上記スロットマシンにおける電
気的構成を示す。図中の43は、前記制御基板5上に搭
載される制御部であり、制御、演算の主体であるCPU
44,プログラムや抽選処理のためのテーブルが記憶さ
れるROM45,データの読み書きに用いられるRAM
46,および抽選処理用の乱数を発生させる乱数発生器
47を含む。
【0065】前記制御部43には、バス42を介して各
種の入出力部が接続され、CPU44は、ROM45内
のプログラムに基づき各種入力信号を認識しつつ、出力
部に駆動信号を与えてゲームに関わる一連の処理を実行
する。入力部としては、前記始動レバー14,停止釦ス
イッチ15a,15b,15c,ベット釦スイッチ1
7,18,19,精算スイッチ22,切換スイッチ23
のほか、メダル投入口16より投入されたメダルを検知
するためのメダル検知センサ48などが接続される。ま
た出力部としては、メダル払出機6や前記ステッピング
モータ9a,9b,9cを駆動するリール駆動部49の
ほか、図示しない装飾用のランプや表示器などが接続さ
れる。
【0066】上記構成において、CPU44は、メダル
検知センサ48からの検知信号またはいずれかのベット
釦スイッチ17,18,19からの操作信号に応じて所
定数の入賞ラインを有効化した後、始動レバー14から
の操作信号に応じて乱数発生器47を用いた抽選処理を
行って、入賞を成立させるかどうかを決定する。さらに
CPU44は、停止釦スイッチ15a,15b,15c
が操作される都度、前記有効化された入賞ライン上に抽
選結果に応じたシンボルを引き込んで停止させる引込み
制御を実行する。
【0067】なおこの引込み制御は、各リール駆動部4
9からステッピングモータ9a,9b,9cに与えられ
る駆動信号を計数しつつ、その計数値によりリール8
a,8b,8cの回転位置を確認し、目的とする回転位
置に到達した時点でステッピングモータ9a,9b,9
cへの駆動信号の供給を停止することにより、行われ
る。ただしこの引込み制御は、法規制により停止操作か
ら所定の制限時間内に行う必要があるため、この制限時
間内に目的とするシンボルを引き込むことができない場
合がある。通常の「当たり」については、入賞シンボル
の引込みに失敗したことにより抽選結果がクリアされる
が、抽選によりBB入賞に当選しているのに「7」のシ
ンボルの引込みに失敗した場合は、BB入賞が成立する
まで抽選結果が維持されるとともに、シンボルの表示色
の変動などによりBB入賞への当選を遊技者に報知する
「フラグ告知」が行われる。なお引込み制御の詳細は公
知であるので、これ以上の説明は割愛することにする。
【0068】さらにこのスロットマシン1には、前記制
御部43とは独立させて、前記光源ユニット30の各光
源21の点灯動作を制御するための副制御部50が設け
られている。この副制御部50も制御部43と同様にマ
イクロコンピュータを制御主体とするもので、そのRO
M(図示せず)内には、各光源21を複数種の色彩光を
発光させるためのデータとして、前記図16に示した
R,G,Bのデューティー比の組合せパターンが格納さ
れている。
【0069】さらに各制御部43,50のROMには、
あらかじめ各リール8a,8b,8cに対して実行され
る照明パターン(ここでは点灯する光源の位置や点灯の
タイミング、発光色など各種照明条件の組合せをいう)
がコード化されてセットされている。副制御部50内の
CPU(図示せず)は、メインの制御部43より実行す
べき照明パターンのコード情報を受け取ると、各光源2
1につき、それぞれ指示された照明パターンを実行する
のに必要な発光色を設定した後、その発光色に対応する
デューティー比の組合せパターンを前記ROMより読み
出して各光源21の駆動回路(図示せず)にセットし、
目的とする照明パターンを実現する。これにより、メイ
ンの制御部43側では、ゲームの流れに応じて副制御部
50に所定のコード情報を出力するだけで良くなるの
で、CPU44の負担を減らして、種々の照明パターン
による演出を行うことができる。なお副制御部50は、
制御部43と同じ基板上または異なる基板上のいずれに
設けてもよい。
【0070】この実施例では、各リール8a,8b,8
cの停止時に、いずれかの入賞ライン上に「7」のシン
ボルが停止すると、通常は、このシンボルに白色光によ
る背後照明を施すことにより、「白7」として表示する
ようにしている。しかしながら前記抽選によりBB1ま
たはBB2のいずれかのBB入賞に当選している場合
は、各リール8a,8b,8cに対する「7」のシンボ
ルの引込みに成功すると、各「7」のシンボルに対応す
る光源の発光色は白色から赤色または青色に切り換え
て、あたかもリール停止の段階で入賞の態様が変動した
ような演出がなされる。またBB1やBB2のBB入賞
に当選しているのに「7」のシンボルの引込みに失敗し
た場合は、いずれかのシンボル表示窓内に「7」のシン
ボルが停止表示されていれば、そのシンボルに対する発
光色を赤色または青色に切り換えることにより、各BB
入賞への当選を報知する「フラグ告知」が行われる。
【0071】図18,19は、上記構成のスロットマシ
ンにおけるゲーム制御の流れを示し、図20〜23は、
この制御に沿って各リール8a,8b,8cの照明状態
が変動する具体例を示す。以下、図20〜23を参照し
つつ、図18,19の流れに沿って、ゲームの制御を説
明する。
【0072】なお実際のスロットマシンでは、通常のゲ
ーム時にも、BB入賞のほかに、RB入賞やSB入賞と
称されるボーナス入賞が設定されているが、ここでは説
明を簡単にするために、BB入賞と小役入賞のみが設定
されているものとして説明する。また図20〜23で
は、停止表示される各シンボルのうちBB入賞にかかる
「7」のシンボルのみを図示するとともに、白色以外の
色彩光による照明がなされたときに、その照明光が透過
する領域を塗りつぶしにより示している。
【0073】図18は、ゲームが実行されていない状態
下での制御手順を示す。この実施例では、遊技者のメダ
ル投入操作またはベット釦スイッチ17,18,19が
操作されたことに応じて各光源21に白色光を点灯した
後、ゲームの流れに応じて各光源21の点灯動作を制御
し、ゲームが終了すると、各光源21に白色光を点滅さ
せながらつぎのゲーム開始操作に待機するようにしてい
る。
【0074】図20は、ゲーム操作を開始する前の各リ
ール8a,8b,8cの状態を示すもので、ここでは前
回のゲームが「はずれ」となった場合を例示してある。
各リール8a,8b,8c毎に停止表示された「7」の
シンボルは、それぞれ対応する光源21からの白色光に
よる背後照明を受けて、「白7」として表示されてい
る。
【0075】図18の手順は、図20の状態から数秒後
に開始されるもので、CPU44は、まず最初のST1
で、各光源21に白色光を点滅表示させる。この状態下
で遊技者がメダル投入口16からのメダル投入、もしく
はベット釦スイッチ17,18,19の操作(以下、
「ベット操作」と略す。)を行うと、ST2が「YE
S」となってST6へと移行し、各光源21が白色光を
持続的に点灯した状態に変更する。
【0076】一方、ゲーム終了から所定期間経過して
も、つぎのゲーム開始操作が行われない場合は、ST3
からST4に進み、CPU44は、各光源21に、所定
数の色彩光を、順に切り換えながら繰り返し点灯する
「サイクル点灯」を実行させる。このサイクル点灯は、
機体が遊技者のいない空き台となっていることを示すも
のとなるが、遠くからでも人目を惹くため、すぐに遊技
者を呼び寄せることができる。またホール内の従業員が
空き台を判別するのにも役立つ。
【0077】上記のサイクル点灯は、つぎの遊技者がメ
ダルを投入またはベット操作を行うまで続く。遊技者の
操作により各光源21が白色光を点灯した状態になる
と、図19の遊技モードの制御手順へと移行する。図1
9において、遊技者が始動レバー14を操作すると、S
T7が「YES」となる。このときBB入賞への当選を
示すフラグ(以下「BBフラグ」という)が設定されて
いなければ、ST8からST9に進み、前記した抽選処
理が行われる。
【0078】この抽選でBB1,BB2,BB3のいず
れかのBB入賞に当選すると、ST10からST11に
進んで、BBフラグがセットされる。なおこの場合、各
BB入賞毎に固有のBBフラグがセットされるもので、
BB1に当選しているときはFR,BB2に当選してい
るときはFB,BB3に当選しているときはFWの各入賞
フラグが、それぞれセットされる。またここでは図示し
ないが、抽選により小役入賞に当選した場合も、専用の
フラグがセットされ、ゲーム終了時まで保持される。
【0079】この後、各リール8a,8b,8cは、図
21に示すように一斉に始動する(ST6)。遊技者
が、この状態下で停止釦スイッチ15a,15b,15
cを所定の順序で押操作すると、CPU44は、停止操
作されたリール8a,8b,8cに対する引込み制御を
行って、そのリールを停止させる(ST13,14)。
そしてすべてのリール8a,8b,8cが停止すると、
ST15が「YES」となり、さらに入賞が成立してい
ると、ST16からST17に進んで、所定枚数のメダ
ルの払出し処理が行われる。
【0080】なおST14で「7」のシンボルが停止表
示される場合は、その停止表示位置に対応する光源21
に対する白色光の発光状態を継続することにより、「白
7」のシンボルを停止表示する。またST16で小役入
賞が成立した場合は、各入賞シンボルに、その入賞に応
じた所定の色彩光による照明を施して、入賞の成立を明
示するとよい。
【0081】さらに成立した入賞がBB入賞である場合
は、ST18が「YES」となる。このとき抽選により
BB3に当選している場合、すなわちBBフラグFW
セットされている場合は、ST19からST21へと進
んで、セットされていたBBフラグFWがリセットされ
た後に、ST22のボーナスゲーム用のルーチンへと移
行する。
【0082】一方、前記抽選でBB1またはBB2のい
ずれかのBB入賞に当選しているときは、FRまたはFB
のいずれかのBBフラグがセットされているから、ST
19からST20へと移行する。このST20では、セ
ットされたフラグに応じて「7」のシンボルに対する発
光色が赤色または青色に切り換えられて、目的とするB
B入賞用のシンボル組合せが提示される。
【0083】図22(1)(2)は、赤7の組合せによ
るBB1が成立する際のシンボル表示の動きを示す。図
22(1)は、各リール8a,8b,8cが停止した直
後の状態を示すもので、所定の入賞ライン(図示例では
入賞ラインL4)上に整列した「7」のシンボルに、そ
れぞれ白色光による背後照明が施されている。図22
(2)は、図17(1)のリール停止状態に対して前記
ST19,20の処理が行われた結果を示すもので、各
「7」のシンボルに対する光源21の発光色が白色から
赤色に切り換えられた結果、「7」のシンボルは当初の
「白7」から「赤7」へと変動している。
【0084】なお上記の例においては、必ずしも図19
(1)の状態からすぐに図19(2)の状態に移行する
必要はなく、演出効果を高めるためにアクティブな表示
を行ってもよい。たとえば「白7」の組合せが成立した
後に、所定期間の間、「7」のシンボルに対応する各光
源の発光色を高速で切り換えて、「7」のシンボルの色
彩を種々に変動させ、最終的に図19(2)の状態で発
光色の変動を停止させる。このような制御により、遊技
者は、より価値の高いBB入賞への期待感を高めて、シ
ンボルの発光色の変動を注視するようになる。
【0085】図19に戻って、BB入賞の成立後は、S
T21でセットされていたBBフラグがリセットされ、
しかる後にST22のボーナスゲーム用のルーチンに進
む。このルーチンでは、入賞確率の高いBBゲームが実
行され、さらにRB入賞の成立により所定回数のボーナ
スゲームが実行される。そして前記図5の設定に基づ
き、成立したBB入賞に応じた数のRB入賞が成立する
か、または設定された数のBBゲームが実行されると、
ルーチンの終了となり、通常のゲーム制御に復帰する。
【0086】一方、入賞が成立しなかった場合は、ST
16が「NO」となって、ゲーム終了となる。ただしこ
のとき、いずれかの入賞ライン上に「7」のシンボルが
停止しており、さらにFRまたはFBのいずれかのBBフ
ラグがセットされていると、ST23,24がともに
「YES」となってST25へと移行し、BBゲームに
当選していることを示すフラグ告知が行われる。このS
T25では、停止表示されている「7」のシンボルの少
なくとも1個に対し、そのシンボルに対応する光源21
の発光色を、セットされているBBフラグに応じた色彩
(すなわちFRがセットされているときは赤色、FBがセ
ットされているときは青色)に切り換えることにより、
その表示色に対応するBB入賞に当選している旨が報知
される。
【0087】図23は、フラグFRがセットされている
状態下でのフラグ告知例を示す。図示例では、左、中央
の各リール8a,8bについては、入賞ラインL4への
「7」のシンボルの引込みに成功しているが、右側のリ
ール8cについては、前記入賞ラインL4への「7」の
シンボルの引込みに失敗したために、ゲーム結果は「は
ずれ」となっている。この場合、「7」のシンボルは、
当初は「白7」として表されるが、前記ST24,25
の処理により、所定期間の間、右側のリール8cについ
て停止表示された「7」のシンボルが、そのシンボルに
対応する光源21の発光色の切換えにより「赤7」とし
て表示される。
【0088】この後、所定期間が経過すると、前記光源
21の発光色は、再び白色に復帰する(ST26,2
7)。これにより各リール8a,8b,8cとも、「白
7」のシンボルが表示されて、つぎのゲーム開始操作に
待機することになる。
【0089】なお図23の例では、停止表示された
「7」のシンボルのうちの1個について、シンボルの表
示色を変動させることによりフラグ告知を行っている
が、これに限らず、停止表示されたすべての「7」のシ
ンボル、もしくは所定数の「7」のシンボルの表示色を
変動させてもよい。
【0090】また上記のように複数個の「7」のシンボ
ルが停止表示された場合は、各「7」のシンボルの表示
色を個別に設定することにより、2種類以上の色彩によ
る「7」のシンボルを同時に表示して、複数種のBB入
賞のいずれかに当選している可能性があることを示唆す
ることも可能である。図24は、図23と同様の状態で
停止したリール8a,8b,8cに対し、複数種の表示
色を用いた報知を行った例を示す。ここでは、右および
中央の各リール8b,8cにおいて停止した各「7」の
シンボルを「赤7」として表示し、左のリール8aで停
止した「7」のシンボルを「青7」として表示してい
る。
【0091】さらに図19の制御手順では、BB1,B
B2のいずれかのBB入賞に当選しているときのみ、フ
ラグ告知を行うようにしているが、「白7」によるBB
3に当選している場合も、たとえば「7」のシンボルに
対応する光源21を、白色光を点滅させるなどの方法に
よるフラグ告知を行ってもよい。また上記の手順では、
BB入賞が確実に成立するという報知を行っているが、
抽選がはずれている場合にも擬似的な報知を行って、所
定の確率でBB入賞が成立することを示すようにしても
よい。
【0092】また図24に示したように複数種の色彩の
「7」を同時に表示する報知を行う場合に、数の多い方
のシンボルに対応するBB入賞が成立する可能性が、数
の少ない方のシンボルに対応するBB入賞が成立する可
能性よりも高くなるようにしてもよい。図24の例によ
れば、赤7が2個、青7が1個という配分で報知が行わ
れているから、遊技者はBB2よりもBB1が成立する
可能性の方が高いと認識して、つぎのゲームへの期待感
を高めるようになる。
【0093】このほか前記「7」のシンボルを、BB入
賞,RB入賞の両方のボーナス入賞に用いるようにし
て、当選した入賞の種別によりシンボルの表示色を変動
させるようにしてもよい。たとえば「赤7」によるシン
ボル組合せが成立するとBB入賞、「白7」によるシン
ボル組合せが成立するとRB入賞というように、設定し
ておく。各リール8a,8b,8cの停止により所定の
入賞ライン上に「7」のシンボルが整列すると、所定期
間の間、各シンボルの表示色を種々に変動させるなどし
て、最終的に当選している入賞種に応じた色彩により表
示を行う。このような設定によれば、遊技者は、いずれ
のボーナス入賞に当選しているのかを容易に認識できな
いため、シンボルの表示色が最終的に確定するまで、ハ
ラハラしながら表示色の変動に注視するようになり、ゲ
ームの興趣を大いに高めることができる。
【0094】さらに上記実施例では、BB入賞用の
「7」のシンボルについて、複数種の表示色を設定する
とともに各表示色毎に内容の異なる入賞を設定するよう
にしているが、RB入賞や小役入賞用のシンボルについ
ても、同様に、シンボルの表示色を変動させることによ
って複数種の入賞を表すことができる。具体的には、各
入賞のシンボル組合せについて、通常よりも価値の高め
られた入賞を設定しておき、この価値の高められた入賞
を成立させる場合は、停止表示されたシンボルの表示色
を、通常の入賞時の色彩から異なる色彩に変動させて、
入賞内容が途中で変動したような演出を行うことにな
る。
【0095】たとえばベルのシンボルによる小役入賞に
ついて、通常の入賞時には、各シンボルを黄色で表して
10枚のメダルを払い出すところを、抽選により価値の
高められた入賞に当選した場合は、各ベルのシンボルの
表示色を黄色から橙色に変動させて、15枚のメダルが
払い出されるようにする。またチェリーのシンボルは、
通常、左側のリール8aにおいてのみ入賞シンボルとし
て機能し、1〜2枚のメダルを払い出すようにしている
が、この通常入賞時のシンボルの表示色(たとえば赤
色)を他の色(たとえば紫色)に変動させることによっ
て、メダルの払い出し枚数を倍増させる。あるいは、本
来、引き分け用のシンボルとして機能するプラムのシン
ボルを、入賞成立後に各シンボルの表示色を変動させる
ことにより、所定数のメダルの払出しを行うなど、種々
の設定が考えられる。
【0096】なおこれら小役入賞を成立させるかどうか
も抽選により決定するので、価値の高められた入賞に当
選した場合は、前記BB入賞と同様に、その入賞が成立
するまで抽選結果を持ち越すとともに、ゲーム結果がは
ずれとなった場合にも、いずれか停止表示された入賞シ
ンボルの表示色を変動させるなどして、入賞が成立する
可能性があることを報知するようにしてもよい。
【0097】加えてBB入賞,小役入賞のいずれについ
ても、2つのリールが停止した時点で入賞シンボルが整
列する「テンパイ」状態となったとき、これらの入賞シ
ンボルを所定の色彩で表示するようにしてもよい。たと
えば入賞シンボルに固有の色彩を割り付けた場合、テン
パイ状態の入賞シンボルをそのシンボルに固有の色彩で
表示する。またテンパイ状態の入賞シンボルをそのシン
ボルに固有の色彩または異なる色彩のいずれかで表示す
るようにし、前記抽選とのからみで、シンボルに固有の
色彩で表示する場合は入賞が成立する可能性が高くなる
ように設定することも可能である。
【0098】また上記した実施例では、各リール8a,
8b,8cが停止した時点でシンボルの表示色を変動す
るようにしているが、これに限らず、リールが停止する
直前に、目的とするシンボルの表示色を変動させ、すべ
てのリール8a,8b,8cが停止するまでその表示色
を保持するようにしてもよい。また前記した入賞の可能
性を報知する目的に用いる場合は、つぎのゲームにおい
て、始動レバー14の操作により各リール8a,8b,
8cが始動した瞬間に、シンボルの表示色を変動させる
ようにしてもよい。
【0099】さらに「7」のシンボル以外の小役シンボ
ルに対する照明制御により、フラグ告知を行うことも可
能である。図25は、再ゲーム用のリプレイ図柄を用い
た報知例を示す。図25(1)は、通常のリプレイ図柄
の組合せ成立による「当たり」状態(リプレイ入賞)で
ある。これに対し、図25(2)は、リプレイ入賞には
ずれた状態であるが、この実施例では、このはずれ状態
によりBB入賞に当選している可能性があることを示す
ようにしている。
【0100】上記のリプレイ図柄によるフラグ告知で
は、各リール8a,8b,8cが停止する毎に、そのリ
ール上のリプレイ図柄を、特定の色彩光により表示する
とよい。たとえば図25の例において、各リールが8
a,8b,8cの順に停止したと仮定すると、遊技者
は、最後のリール8cが停止するまで、リプレイ入賞が
成立するのか、またはBB入賞への当選可能性が報知さ
れるのかを判別できず、最後のリール8cの停止動作に
集中するようになる。なおフラグ告知のためのシンボル
は、上記リプレイ図柄に限らず、他の小役シンボルであ
ってもよい。また2種類以上のシンボルにより告知を行
うようにしてもよい。(以下、このフラグ告知のための
シンボルを「告知用シンボル」という。)
【0101】この告知用シンボルによるフラグ告知で
は、前記実施例のように複数種のBB入賞が設定される
場合は、告知用シンボルをBB入賞の種類に応じた色彩
光(白色,赤色,青色のいずれか)で表示することによ
り、どのBB入賞に当選する可能性があるかを示すこと
ができる。またBB入賞が一種類である場合には、たと
えば赤色により100%の当選確率を示し、青色により
70%の当選確率を示すというように、告知用シンボル
の表示色によってBB入賞への当選確率を示すことが可
能となる。
【0102】図26は、前記告知用シンボルの表示色に
よって当選確率を示す場合のゲーム制御手順を示す。な
おこの図26は、メダル投入またはベット操作が行われ
た後の遊技モードの手順であり、ゲームが実行されてい
ない状態下では前記図18と同様の手順が実行される。
また図26では、図19の手順と区別するために、各手
順にST31〜50の符号で示す。
【0103】メダル投入またはベット操作後に始動レバ
ー14が操作されると、ST31が「YES」となる。
ここでBBフラグがセットされていない場合は、CPU
44は、前記図19の手順と同様に抽選を実行する。こ
の実施例では、BB入賞に当選した場合、はずれた場合
のそれぞれについて、所定の確率でフラグ告知を実行す
るようにしており、前記ST33では、入賞に関わる抽
選のほか、フラグ告知を行うか否かを決定するための抽
選が行われる。さらにこのフラグ告知用の抽選では、告
知用シンボルの表示色についての決定も行われる。
【0104】ST33の抽選でBB入賞に当選すると、
ST34からST35に進んでBBフラグをセットす
る。なおこの実施例ではBB入賞を1種類と想定してい
るので、BBフラグも1種類となる。
【0105】この後、CPU44は、ST36で各リー
ル8a,8b,8cを一斉始動させた後、停止釦スイッ
チ15a,15b,15cの操作に応じて各リール8
a,8b,8cを順に停止させる。この場合に、前記抽
選によりフラグ告知を行うことが決定している場合は、
BBフラグのオンオフに関わらず、ST38〜42の手
順が実行される。他方、フラグ告知を行わない場合は、
ST48〜50の手順で各リール8a,8b,8cを順
に停止させる。なお各リール8a,8b,8cに対し、
入賞決定用の抽選結果に応じた引込み制御を行う点にお
いては、いずれの手順においても同様である。
【0106】フラグ告知を行う場合、遊技者の停止操作
があると、CPU44は、ST38からST39に進ん
で、前記引込み制御によりリールを停止させた場合に告
知用シンボルが停止するか否かをチェックする。この判
定が「YES」の場合は、この告知用シンボルが停止す
る位置の光源21に、前記抽選により決定した特定の色
彩光を点灯させてリールを停止する(ST40)。なお
前記判定が「NO」の場合は、ST41に進み、各光源
21を白色点灯状態に維持したままリールを停止する。
(ST49のリール停止制御においても同様である。)
【0107】こうして全てのリール8a,8b,8cが
停止すると、以下、ST43〜44で、入賞の成立に応
じてメダルの払出を行う。さらにBB入賞が成立してい
る場合は、ST45からST46に進んでBBフラグを
解除し、しかる後にST47のボーナスゲームルーチン
を実行する。なおBBフラグがセットされているにも関
わらず、BB入賞がはずれた場合、つぎのゲームでは、
BBフラグが持ち越されるため、ST33の抽選処理は
スキップされる。したがって前のゲームにおいてフラグ
告知を行うように設定されている場合は、再び、ST3
6,37からST38〜42の手順により、告知用シン
ボルによるフラグ告知が行われることになる。ただしフ
ラグ告知についての抽選は、ゲーム毎に実行するように
してもよい。
【0108】ところで前記図3の構成では、シンボル全
体に透光性を持たせるようにしたが、これに限らず、シ
ンボルの一部に透光性を有するパターンを形成してもよ
い。また上記した実施例では、各シンボルの背景部分を
遮光して、光源21からの光をシンボル部分から透過さ
せることにより、シンボルを所定の色彩により表示する
ようにしているが、この反対に、シンボルを透過性の低
い印刷層により形成するとともに、シンボルに対応する
背景部分を透明または半透明に設定して、光源21の発
光色の変動により背景色の方を変動させるようにしても
よい。また背景において、シンボルの近傍位置に透光性
を有する層を形成するとともに、その他の背景部分を遮
光することにより、背景の一部より色彩光を透過させる
ようにしてもよい。
【0109】図27は、背景色の変動によりフラグ告知
を行った例を示す。この場合、各「7」のシンボルは、
黒,濃い緑色などの透過性の低い顔料による印刷層によ
り形成される一方、背景部分は透明または透過性の高い
印刷層による半透明に形成されている。このようなリー
ルによれば、光源21の発光面に対応する矩形領域75
全体に均等な背後照明が施され、中央のシンボルが明示
される。
【0110】図28(1)〜(3)は、シンボルの近傍
位置に透光部を設けた例であって、図28(1)ではシ
ンボルの上下にスリット状の透光部76A,76Bが設
けられ、図28(2)ではシンボルの左右に半月状の透
光部76C,76Dが設けられる。また図28(3)で
は、シンボル全体を囲むように、スリット状の透光部7
6Eが形成されている。これらの透光部76A〜76E
は、印刷層を設けない透明状態または透過性の高い印刷
層による半透明状態に形成され、背景のその他の部分に
は、前記実施例と同様の遮光層が設けられる。なおシン
ボルを形成する印刷層は透過性の低い顔料により成るの
で、光源21からの光が若干通過するが、その色彩が明
確に変化するまでには至らない。(勿論、シンボルの部
分には遮光層を設けてもよい。)
【0111】図28(1)〜(3)の構成によれば、光
源21の発光色を変動させることにより、シンボルの近
傍の透光部の色彩が変化するので、前記した赤7,青
7,白7などの設定を行ったり、色彩によるフラグ告知
を行う上での支障は生じない。また前記したようにリー
ル回転中に各光源21を白色発光させた場合、シンボル
部分から光を透過させると、シンボル全体が白く光った
状態となるため、遊技者の狙いを定めながらリールを停
止させる操作(目押し)の妨げとなる虞があるが、図2
8(1)〜(3)の構成によれば、白く光る部分の面積
が小さくなるため、遊技者の目押しの妨げになりにく
い、というメリットが得られる。
【0112】図29は、シンボルの周縁の縁取りの部分
77を透光部を設定した例を示す。この場合、図3と同
様に背景の部分は遮光されており、光源21からの光が
透光部を透過することによって、シンボルの周縁部が所
定の色彩に輝くといった演出効果が得られる。またシン
ボル周縁部を光らせることによって、シンボルの部分が
浮いて見える立体視認効果も期待できる。なおこの透光
部77も、透明または半透明に形成される。
【0113】透光部をシンボルに設ける場合、背景に設
ける場合のいずれにおいても、この透光部については、
図30のように構成すると効果的である。図30は、シ
ンボル部分から光を透過させるようにしたリール8a
(8b,8c)について、透光性を有する印刷層の部分
を拡大して示したもので、透光性を有する帯状シート2
8の裏面に、シートの厚み方向に沿って重ね合わせられ
た2種類の印刷層51,52により、シンボルが形成さ
れている。
【0114】各印刷層51,52のうち、帯状シート2
8の裏面に接する第1の印刷層51は、黒色,銀,パー
ル色,濃いグリーンなどの色相を具備する明度の低い顔
料(以下「暗色顔料」と総称する)の粒子53と、光透
過性の高いクリア材の粒子54とを、所定の割合で混合
したものである。他方、第2の印刷層52は、第1の印
刷層51とは異なる色相を具備し、かつ明度が高い顔料
の粒子55を含ませた半透明層に形成される。またこれ
らの印刷層51,52の周囲には、暗色顔料による遮光
層56が形成される。
【0115】上記のような二層印刷パターンは、背後照
明が行われていない状態下では、第1の印刷層51の暗
色顔料による明度の低い色彩が優勢になり、リールの外
側からの第2の印刷層52の視認が妨げられる。これに
対し、光源21による背後照明がなされると、その照明
光は、第2の印刷層52および第1の印刷層51のクリ
ア材の粒子54を透過した後に帯状シート28の表面に
達するので、リールの外側位置から第1の印刷層51を
介して第2の印刷層52における発光パターンを視認す
ることができる。また光源21の発光色を変動させるこ
とによって、第2の印刷層52における発光パターンの
色彩も変化するので、必要に応じてシンボルの表示色を
自由に変更することができる。
【0116】図31は、印刷層の他の例を示す。この実
施例では、前記光を透過させる部分(シンボルまたは背
景の一部)を、表面が微細な皺による凹凸面79が形成
された特殊印刷層78により構成している。この特殊印
刷層78は、明度の高い顔料と透明の微小球体とを混入
させた紫外線硬化型のインキにより成るもので、前記表
面の皺は、印刷後に紫外線照射ランプを用いて紫外線を
照射することにより形成される。なお図中の80は、遮
光層である。
【0117】上記図31の構成によれば、前記光源21
からの光は、特殊印刷層78の凹凸面79により種々の
方向に拡散しつつ印刷層内を進む。さらに特殊印刷層7
8内の微小球体に光が鏡面反射するため、発光輝度が一
層高められ、凹凸面79のパターンを反映した模様が鮮
やかに浮かび上がる。上記図30,31の構成によれ
ば、発光色の変化に加え、光が透過しているときと透過
していないときとでも、表示状態を大きく変動させるこ
とができ、演出効果を一層、高めることができる。
【0118】さらにシンボルの表示を種々変化させる方
法として、リールの裏側に、前記光源21に代えて液晶
表示板のような画像表示器を配備し、この画像表示器の
表示内容をリール面を介して表側に透過させる方法もあ
る。この方法を採用する場合、各リール8a,8b,8
cの少なくとも1個に、シンボルの配置がない透明また
は半透明のブランク部分を設定するとともに、そのリー
ルの裏側にブランク部分に対応させて画像表示器を取り
付ける。そしてBB入賞などの入賞を成立させる際に
は、前記ブランク部分を画像表示器に対応する位置まで
引き込んでリールを停止させた後に、画像表示器に
「7」などのシンボルを、シンボルの表示色や背景部分
を種々に変動させつつ表示し、最終的に所定の色彩によ
る「7」のシンボルを確定表示する。このような画像表
示器を3個のリール8a,8b,8cにともに設置すれ
ば、所定の入賞ライン上に各ブランク部分を整列させつ
つ、その整列方向に沿って画像による所望のシンボル表
示を行うことができ、ゲームの興趣を大いに高めること
ができる。
【0119】なおシンボルや背景部分の表示色を変動さ
せるタイミングは、入賞の種別を表したり、入賞の成立
する可能性を報知する用途に限るものではない。たとえ
ば、ボーナスゲーム中に入賞が成立した場合に、その入
賞シンボルに対する表示色を種々の色彩に変動させるよ
うにすれば、ボーナスゲームを効果的に演出することが
でき、遊技者の気分をより高揚することができる。また
ボーナスゲームの実行回数などによって、各シンボルに
対する表示色を変動することにより、ゲームの進行状態
を遊技者に報知することができる。
【0120】なおここではスロットマシンにおける発明
の適用例を説明したが、この発明はこれに限らず、パチ
ンコ遊技機など、帯状部の移動によりシンボルを変動表
示させるタイプの遊技機全般に適用することができる。
【0121】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、少なくとも1
つの帯状部の停止時に透光部が形成されたシンボルが停
止するのに際し、背後照明用の光源から透光部を介して
所定の色彩光を透過させることにより、遊技者に、透光
部の形状に応じた発光パターンを提示することが可能と
なるから、ゲームの流れに応じて、シンボルまたは背景
部分に所定の色彩による発光パターンを明示して、演出
効果を高めることができる。
【0122】請求項2〜4の発明によれば、背後照明用
の光源を用いて、シンボルに所定の色彩を表示すること
が可能となり、入賞の成立時やフラグ告知時などのシン
ボルの識別表示力を高め、遊技機の興趣を向上すること
ができる。また色彩に応じて異なる情報を表示すること
により、種々の情報を報知することが可能となる。特に
請求項3の発明では、シンボルを背景部分と切り分け、
かつ種々の色彩により表示することが可能となるので、
各種色彩によるシンボルが描画された帯状部を用いる場
合と同様のシンボル表示を行うことができる。また請求
項4の発明によれば、シンボルの周縁を所定の色彩によ
り輝かせることができるので、シンボル内部を浮き上が
らせて表示し、演出効果を高めることができる。
【0123】請求項5の発明によれば、シンボルの近傍
の限定された領域に所定の色彩を表示することができる
ので、表示の対象となるシンボルを特定でき、シンボル
を色彩表示する場合と同様の効果が得られる。
【0124】請求項6の発明によれば、所定のシンボル
が停止表示される際に、その表示色を当初の色彩から他
の色彩に変動させるので、シンボルの停止表示後にも、
効果的な演出を行うことができる。
【0125】請求項7の発明によれば、各シンボル表示
窓を横切る所定方向に沿って整列するシンボルが特定の
色彩により表示されるので、入賞の成立を効果的に演出
することができる。また請求項8の発明によれば、これ
らシンボルは、当初、所定の色彩により表示された後に
特定の色彩により表示されるので、演出効果をさらに高
めることができる。
【0126】請求項9の発明によれば、光源からの光に
より、透光部から均一な光を透過させてむらのない表示
を行うことが可能となるから、明確な照明パターンを示
すことができる。
【0127】請求項10の発明によれば、内部抽選によ
り当選した入賞に応じて、整列した各シンボルに対し、
特定の色彩を表示するので、複数種の入賞に同じシンボ
ルの組合せを割り当てる場合に、各入賞の成立をメリハ
リをもたせて表示することが可能となる。したがってシ
ンボルの配列の設定や帯状部の停止制御を簡単に行い得
るとともに、各種の色彩によるシンボルが描画された帯
状部を用いるのと同様に、各種入賞の成立をわかりやす
く表示することができる。
【0128】請求項11の発明によれば、各種入賞の成
立時には、整列して停止する各シンボルに対し、まず所
定の色彩が表示された後、成立させる入賞に応じた特定
の色彩に変更されるので、あたかもゲームの途中で入賞
が切り替わったような演出を行うことができ、ゲームの
興趣を高めることができる。
【0129】さらに請求項12の発明によれば、前記入
賞の成立時には、各シンボルに対し、所定の色彩から他
の色彩を経て、最終的に入賞に応じた特定の色彩が表示
されるので、表示色の変動により演出効果をさらに高
め、遊技者の入賞変動への期待感を増幅させて、ゲーム
の興趣をより一層高めることができる。
【0130】請求項13の発明によれば、所定の入賞に
当選しているにも関わらず、各帯状部の停止によりゲー
ム結果がはずれとなった場合に、その入賞にかかる特定
のシンボルに対して入賞に応じた特定の色彩が表示され
るので、遊技者に対し、入賞に当選している可能性をわ
かりやすく報知することができる。
【0131】請求項14の発明によれば、帯状部の停止
により告知用シンボルが停止表示される際に、このシン
ボルに対して入賞に応じた色彩を表示することにより、
入賞の成立する可能性が報知されるので、遊技者にとっ
てわかりやすい報知を行うことができる。またこの告知
用シンボルにも所定の入賞を割り当てることにより、帯
状部の動きに対する遊技者の関心を高めることができ
る。
【0132】請求項15の発明によれば、入賞の成立す
る確率によって異なる色彩が表示されるので、遊技者に
わかりやすく、かつきめの細かい報知を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるスロットマシンの
外観を示す斜視図である。
【図2】機体本体内部の構成を示す正面図である。
【図3】リールの構成を示す斜視図である。
【図4】正面パネルの構成を示す正面図である。
【図5】BB入賞の種類およびその入賞内容の設定例を
示す説明図である。
【図6】光源ユニットの構成を示す斜視図である。
【図7】光源ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図8】光源ユニットに組み込まれる光源の構成を示す
正面図、平面図、側面図である。
【図9】光源ユニットのリールへの取付け方法を示す斜
視図である。
【図10】光源内のLEDの配置例を示す説明図であ
る。
【図11】第2の光源ユニットの構成を示す分解斜視図
である。
【図12】第2の光源ユニットの正面図および側面図で
ある。
【図13】第2の光源ユニットを取り付けた状態を示す
断面図である。
【図14】LEDの原理を示す説明図である。
【図15】第2の光源ユニットにおけるLEDの配置例
を示す説明図である。
【図16】複数種の色彩光を発光させるための駆動パル
スのデューティー比の組合せを示す説明図である。
【図17】スロットマシンの電気構成を示すブロック図
である。
【図18】ゲーム制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図19】ゲーム制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図20】ゲーム終了直後のリール停止状態を示す説明
図である。
【図21】リール回転時を示す説明図である。
【図22】BB入賞成立時のシンボルの表示色の変動例
を示す説明図である。
【図23】フラグ告知の一例を示す説明図である。
【図24】フラグ告知の他の例を示す説明図である。
【図25】告知用シンボルによるフラグ告知の例を示す
説明図である。
【図26】告知用シンボルによるフラグ告知を行う場合
のゲーム制御手順を示すフローチャートである。
【図27】背景色の変動によりフラグ告知を行う例を示
す説明図である。
【図28】背景部分に透光部を設けた例を示す説明図で
ある。
【図29】シンボルの周縁部に透光部を設けた例を示す
説明図である。
【図30】帯状シートの透光性を有する層の構成例を示
す説明図である。
【図31】帯状シートの透光性を有する層の構成例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 8a,8b,8c リール 21 光源 28 帯状シート 43 制御部 50 副制御部 76A〜76E,77 透光部 S シンボル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数駒のシンボルが配設された帯状部を
    複数個備え、シンボル表示窓に対し、各帯状部を移動さ
    せてシンボルを変動表示した後に各帯状部を順に停止さ
    せて、それぞれ前記シンボル表示窓内に所定数のシンボ
    ルを停止表示するようにしたシンボル可変表示遊技機に
    おいて、 前記帯状部のうちの少なくとも1つには、一部またはす
    べてのシンボルの配設位置に対応させて透光部が形成さ
    れるとともに、裏面側に、少なくとも1個のシンボルの
    停止表示位置に対応させて、複数種の色彩光を切り換え
    て発光させることが可能な光源が配備されており、 前記光源に対応する停止表示位置に前記透光部が形成さ
    れたシンボルが停止するのに際し、前記光源を所定の色
    彩により発光させる照明制御手段を具備して成るシンボ
    ル可変表示遊技機。
  2. 【請求項2】 複数駒のシンボルが配設された帯状部を
    複数個備え、シンボル表示窓に対し、各帯状部を移動さ
    せてシンボルを変動表示した後に各帯状部を順に停止さ
    せて、それぞれ前記シンボル表示窓内に所定数のシンボ
    ルを停止表示するようにしたシンボル可変表示遊技機に
    おいて、 各帯状部には、それぞれ一部またはすべてのシンボルに
    透光部が形成されるとともに、各帯状部の裏面側には、
    少なくとも1個のシンボルの停止表示位置に対応させ
    て、複数種の色彩光を切り換えて発光させることが可能
    な光源が配備されており、 各帯状部について、それぞれ前記光源に対応する停止表
    示位置に透光部が形成されたシンボルが停止するのに際
    し、前記光源を所定の色彩により発光させる照明制御手
    段を具備して成るシンボル可変表示遊技機。
  3. 【請求項3】 前記透光部は、シンボルの主要部分を形
    成するとともに、これら投光部が形成されたシンボルの
    背景部分には遮光層が形成されて成る請求項2に記載さ
    れたシンボル可変表示遊技機。
  4. 【請求項4】 前記透光部はシンボルの周縁に形成され
    るとともに、これら透光部が形成されたシンボルの背景
    部分には、遮光層が形成されて成る請求項2に記載され
    たシンボル可変表示遊技機。
  5. 【請求項5】 複数駒のシンボルが配設された帯状部を
    複数個備え、シンボル表示窓に対し、各帯状部を移動さ
    せてシンボルを変動表示した後に各帯状部を順に停止さ
    せて、それぞれ前記シンボル表示窓内に所定数のシンボ
    ルを停止表示するようにしたシンボル可変表示遊技機に
    おいて、 各帯状部の背景部分には、それぞれ一部またはすべての
    シンボルに対応させて透光部が形成されるとともに、各
    帯状部の裏面側には、少なくとも1個のシンボルの停止
    表示位置に対応させて、複数種の色彩光を切り換えて発
    光させることが可能な光源が配備されており、 各帯状部について、それぞれ前記光源に対応する停止表
    示位置に透光部が形成されたシンボルが停止するのに際
    し、前記光源を所定の色彩により発光させる照明制御手
    段を具備して成るシンボル可変表示遊技機。
  6. 【請求項6】 前記照明制御手段は、各帯状部に対し、
    前記光源に対応する停止表示位置に前記透光部が形成さ
    れたシンボルが停止するのに際して前記光源を所定の色
    彩により発光させた後、前記光源の発光色を当初の色彩
    とは異なる色彩に切り換えて成る請求項2〜5のいずれ
    かに記載されたシンボル可変表示遊技機。
  7. 【請求項7】 前記光源は、各帯状部のシンボルの停止
    表示位置毎に設けられ、前記照明制御手段は、各帯状部
    の停止により各シンボル表示窓を横切る所定方向に沿っ
    て前記透光部が形成された所定のシンボルが整列して停
    止するのに際し、これらシンボルの停止表示位置に対応
    する光源を特定の色彩により発光させて成る請求項2〜
    5のいずれかに記載されたシンボル可変表示遊技機。
  8. 【請求項8】 前記光源は、各帯状部のシンボルの停止
    表示位置毎に設けられ、前記照明制御手段は、各帯状部
    の停止により各シンボル表示窓を横切る所定方向に沿っ
    て前記透光部が形成された所定のシンボルが整列して停
    止するのに際し、これらシンボルの停止表示位置に対応
    する光源を所定の色彩により発光させた後、これら光源
    の発光色を当初の色彩とは異なる特定の色彩に切り換え
    て成る請求項2〜5のいずれかに記載されたシンボル可
    変表示遊技機。
  9. 【請求項9】 前記光源は、前記帯状部の裏面に対し、
    シンボルの大きさに応じた面状の光を照射する請求項2
    〜8のいずれかに記載されたシンボル可変表示遊技機。
  10. 【請求項10】 複数駒のシンボルが配設された帯状部
    を複数個備え、シンボル表示窓に対し、各帯状部を移動
    させてシンボルを変動表示した後に各帯状部を順に停止
    させて、それぞれ前記シンボル表示窓内に所定数のシン
    ボルを停止表示するようにしたシンボル可変表示遊技機
    において、 各帯状部には、それぞれ一部またはすべてのシンボルの
    配設位置に対応させて透光部が形成されるとともに、各
    帯状部の裏面側には、各シンボルの停止表示位置に対応
    させて、それぞれ複数種の色彩光を切り換えて発光させ
    ることが可能な光源が配備されており、 透光部が形成された特定のシンボルの組合せに対して内
    容の異なる複数種の入賞を設定し、各帯状部の始動に応
    じて抽選を行う抽選手段と、 前記抽選によりいずれかの入賞に当選したとき、各シン
    ボル表示窓を横切る所定方向に前記透光部が形成された
    特定のシンボルが整列するように、各帯状部の停止動作
    を制御する停止制御手段と、 前記内部抽選の当たりに応じて前記透光部が形成された
    特定のシンボルが整列して停止するのに際し、これらの
    シンボルに対応する光源を、前記内部抽選の結果に応じ
    た特定の色彩により発光させる照明制御手段とを具備し
    て成るシンボル可変表示遊技機。
  11. 【請求項11】 前記照明制御手段は、前記内部抽選の
    当たりに応じて前記透光部が形成された特定のシンボル
    が整列して停止するのに際し、これらのシンボルに対応
    する光源を所定の色彩により発光させた後に、各光源の
    発光色を前記内部抽選の結果に応じた特定の色彩に切り
    換えて成る請求項10に記載されたシンボル可変表示遊
    技機。
  12. 【請求項12】 前記照明制御手段は、前記内部抽選の
    当たりに応じて前記透光部が形成された特定のシンボル
    が整列して停止するのに際し、これらのシンボルに対応
    する光源を所定の色彩により発光させた後に、各光源の
    発光色を当初の色彩から他の色彩を経て前記内部抽選の
    結果に応じた特定の色彩に切り換えて成る請求項10に
    記載されたシンボル可変表示遊技機。
  13. 【請求項13】 前記複数種の入賞のうちの少なくとも
    1つについての当選結果は前記透光部が形成された特定
    のシンボルが整列して停止するまで保持され、前記照明
    制御手段は、前記当選結果が保持されている可能性があ
    り、各帯状部の停止によって前記透光性を有する特定の
    シンボルを含むはずれのシンボル組合せが停止表示され
    たとき、前記特定のシンボルに対する光源を当選した入
    賞に応じた色彩により発光させて成る請求項10に記載
    されたシンボル可変表示遊技機。
  14. 【請求項14】 複数駒のシンボルが配設された帯状部
    を複数個備え、シンボル表示窓に対し、各帯状部を移動
    させてシンボルを変動表示した後に各帯状部を順に停止
    させて、それぞれ前記シンボル表示窓内に所定数のシン
    ボルを停止表示するようにしたシンボル可変表示遊技機
    において、 各帯状部には、それぞれ所定の入賞に関わるシンボルと
    この入賞の可能性を報知するための告知用シンボルとが
    設けられ、これらシンボルの配設位置に対応させて透光
    部が形成されるとともに、各帯状部の裏面側には、各シ
    ンボルの停止表示位置に対応させて、それぞれ複数種の
    色彩光を切り換えて発光させることが可能な光源が配備
    されており、 各帯状部の始動に応じて入賞を成立させるか否かを決定
    するための抽選を行う抽選手段と、 前記抽選により入賞に当選したとき、各シンボル表示窓
    を横切る所定方向に前記入賞に関わるシンボルが整列す
    るように、各帯状部の停止動作を制御する停止制御手段
    と、 前記抽選に応じた帯状部の停止により前記告知用シンボ
    ルが停止表示されるとき、この告知用シンボルの停止表
    示位置に対応する光源を所定の色彩により発光させる照
    明制御手段とを具備して成るシンボル可変表示遊技機。
  15. 【請求項15】 前記照明制御手段は、前記入賞に当選
    している確率に応じて告知用シンボルの停止表示位置に
    対応する光源の発光色を変動させて成る請求項14に記
    載されたシンボル可変表示遊技機。
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