JP2005013446A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技に未熟な初心者であっても、次回以降の遊技において特定の利益を得ることができるか否かを確実に認識することができるようにして、遊技の面白さを格段に高める。
【解決手段】遊技媒体(遊技メダル)の投入を条件として遊技の開始を指示する遊技開始手段(マックスベットスイッチ)は、内部当選役抽選手段における抽選結果が、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を遊技者に報知する報知手段(ベットスイッチランプ51)を備える。報知手段による報知は、一単位の遊技が終了した後、遊技開始手段が操作されるまでの所定期間に行われる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の図柄を変動表示可能な複数の可変表示手段を備え、抽選結果に基づいて可変表示手段における図柄の停止表示態様を決定し、該図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、代表的な遊技機であるパチスロ遊技機を例にとって従来の遊技機を説明する。
従来のパチスロ遊技機は、遊技メダルを投入すると遊技の開始が許可される。また、遊技メダルを所定枚数まで貯留する機能を備えており、貯留された遊技メダル数の範囲内でベットスイッチを操作することにより、実際に遊技メダルを投入した場合と同様に遊技を開始することができる。
【0003】
遊技が開始されてスタートスイッチを操作すると、3個のリールの回転が開始し、リールの表面に描かれた複数種類の図柄が変動表示される。また、スタートスイッチを操作したタイミングで主制御装置による内部抽選が行われ、賞態様の構成を許可するか否か、および許可する賞態様の種類が決定される。
【0004】
そして、3個のリールにそれぞれ対応するストップスイッチが操作されると、各リールが個別に停止する。この際、内部抽選の結果に基づいて、リールの停止制御が行われる。
【0005】
全てのリールが停止し、遊技メダルの投入枚数に応じて決定される有効ライン上に停止表示された図柄の組合せが所定の賞態様を構成すると、所定数の遊技メダルが払い出され、あるいはビッグボーナス、レギュラーボーナス等の特別遊技へ移行することができる。
【0006】
このように、遊技において賞態様が構成されると遊技メダルを獲得することができ、さらにビッグボーナスおよびレギュラーボーナス等の特別遊技では大量の遊技メダルを獲得することができるので、遊技者にとって賞態様が構成されるか否かは最大の関心事となっている。
【0007】
このため、従来のパチスロ遊技機では、液晶表示装置において種々の演出表示を行ったり、ビッグボーナスおよびレギュラーボーナス等に当選した場合にはWINランプを点灯させたりして、遊技者に期待感を抱かせて遊技の面白さを向上させている。
【0008】
例えば、スタートスイッチに内蔵された光源を発光させることにより、内部当選したことを報知して、遊技者の期待感を高めるようにした遊技機が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
また、遊技に使用するボタン類の操作性を向上させるため、ボタン類の内部に光源を内蔵して発光させるようにした遊技機が開発されている(例えば、特許文献2参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−58792号公報
【特許文献2】
特開2000−325533号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、スタートスイッチに内蔵された光源を発光させることにより、内部当選したことを報知するようにした遊技機では、内部当選した場合に、遊技の開始毎に必ず操作するスタートスイッチが発光するため、内部当選した旨を確実に報知することができるとともに、遊技者が視線を大きく移動することなく内部当選した旨を認識することができるという利点を有している。
【0012】
ところで、パチスロ遊技機の内部抽選では、当該遊技において所定の賞態様の構成を許可するか否かを抽選するだけではなく、次回以降の遊技において特定の利益を得ることができるか否かの抽選も行っている。例えば、次回以降の遊技において特定の利益を得ることができるか否かの抽選として、AT(アシストタイム)と称される利益状態を発生させるか否かの抽選(AT抽選)がある。このATとは、特定の入賞態様を構成させようとしてストップスイッチを操作した場合であっても、特定の入賞態様を成立させるための条件、例えば、3つのリールを停止させる順序もしくは特定の入賞態様を構成する図柄の組合せ、あるいはこれらの組合せ等に係る条件を満たさなければ入賞態様を構成しないようにリールの停止制御を行うとともに、内部抽選によりどのような入賞態様の構成が許可されているかを遊技者に対して報知するようにした状態を所定期間継続させるものである。
【0013】
そして、従来のパチスロ遊技機では、AT抽選が行われるか否かを、図柄の停止表示態様により判別できるようになっていた。すなわち、図柄の停止表示態様が、単なるハズレの状態ではなく、内部抽選の結果、全ての賞態様がその構成を許可されない、いわゆる純ハズレの状態となったことを契機としてAT抽選が行われるようになっており、遊技に熟練した遊技者は、この純ハズレが発生した場合にAT抽選が行われることを認識することができた。このため、熟練者はATという利益状態に対する期待感を抱くことができ、遊技の面白さが高められていた。
【0014】
しかしながら、遊技に未熟な初心者は、AT抽選の契機となる図柄の停止表示態様を理解することができず、ATという利益状態に対する期待感を抱くことができなかった。また、ATという利益状態が発生する可能性があるにも拘わらず、遊技を終了して遊技機から離れてしまった場合には、ATの利益を享受することができずに、熟練者と初心者の間に利益の不公平が生じる場合もあった。
【0015】
この点、上記特許文献1記載のパチスロ遊技機では、スタートスイッチを発光させて内部当選した旨を報知することができ、内部当選に関しては遊技の面白さを高めることができるものの、次回以降の遊技において特定の利益を得ることができるか否かの認識に関しては、熟練者と初心者の間で不公平が生じており、さらなる改良の余地があった。
【0016】
なお、上記特許文献2に記載された技術は、ただ単にボタン類を内部から照明するという技術であり、これにより内部当選した旨を報知しようとするものではなく、また上記特許文献2には内部当選および次回以降の遊技において特定の利益を得ることができるか否かの報知を示唆する記載もなされていない。
【0017】
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、遊技に未熟な初心者であっても次回以降の遊技において特定の利益を得ることができるか否かを確実に認識することができるようにして、遊技の面白さを格段に高めることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る遊技機は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。なお、本発明に係る遊技機の各構成要素について、図面に付した符号を参照して、具体的な適用例を示すが、各構成要素はこれらに限定されるものではない。
【0019】
本発明に係る遊技機は、それぞれ複数の図柄を変動表示可能な複数の可変表示手段と、
遊技の開始を指示する遊技開始手段と、
前記遊技開始手段により遊技の開始が指示された後に、前記可変表示手段における図柄の変動表示を開始させる図柄変動開始手段と、
前記可変表示手段における図柄の変動表示を停止させる図柄変動停止手段と、
前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する利益付与手段と、
前記所定の賞態様が構成されることを許可するか否か、および許可する賞態様の種類を抽選する内部当選役抽選手段とを備えた遊技機において、
前記遊技開始手段は、前記内部当選役抽選手段における抽選結果が、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を遊技者に報知する報知手段を備えてなり、
一単位の遊技が終了した後、前記遊技開始手段が操作されるまでの所定期間、前記報知手段による報知を行うことを特徴とするものである。
【0020】
このような構成からなる遊技機として、例えばパチスロ遊技機(1)を挙げることができる。以下、代表的な遊技機としてパチスロ遊技機(1)を例にとって説明を行う。なお、パチスロ遊技機(1)では、リール(5a〜5c)が可変表示手段として機能し、ベットスイッチ(16,17,18)が遊技開始手段として機能し、スタートスイッチ(20)が図柄変動開始手段として機能し、ストップスイッチ(21a〜21c)が図柄変動停止手段として機能し、遊技メダルを払い出すホッパ(121)等が利益付与手段として機能する。また、主制御基板(100)に配設されたCPU(101)、ROM(102)、RAM(103)、乱数発生器(108)、および乱数サンプリング回路(109)等が内部当選役抽選手段として機能する。
【0021】
なお、ここで言う利益付与手段には、実際に賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパ(121)だけではなく、ビッグボーナスおよびレギュラーボーナス、あるいは内部当選確率の上昇等のように、遊技者に対して利益状態を創出するための手段全般を含むものである。
【0022】
パチスロ遊技機(1)では、遊技媒体として遊技メダルを用いて遊技を行い、所定の賞態様が構成されると、賞として遊技媒体を獲得することができる。特に、ビッグボーナスあるいはレギュラーボーナス等の特別の賞態様が構成された場合には、さらに大量の遊技メダルを獲得することができるようになっている。
【0023】
パチスロ遊技機(1)で遊技を行うには、まず、遊技に供する遊技メダルを投入する。パチスロ遊技機(1)では、メダル投入口(14)から投入した遊技メダル、および賞として払い出された遊技メダルを貯留することができるようになっており、実際にメダル投入口(14)から遊技メダルを投入するか、あるいはベットスイッチ(16,17,18)を操作して貯留メダルの投入を指示することにより遊技開始の条件が整う。
【0024】
この状態でスタートスイッチ(20)を操作すると、3個のリール(5a〜5c)が一斉に回転を開始し、リール(5a〜5c)の外周表面に描かれた複数の図柄が表示窓(4)内を縦方向に移動表示される。
【0025】
そして、ストップスイッチ(21a〜21c)が操作されると、各ストップスイッチ(21a〜21c)に対応したリール(5a〜5c)の回転が停止し、表示窓(4)内に縦方向に3個の図柄が停止表示される。すなわち、3個のリール(5a〜5c)を全体として見ると3行3列の図柄が停止表示されることとなる。また、遊技メダルの投入枚数に応じて有効となるラインが決定され、この有効ライン上に停止表示された図柄の組合せが賞態様を構成した場合に、所定数の遊技メダルが払い出され、あるいはビッグボーナス、レギュラーボーナス等の特別遊技へ移行することができる。
【0026】
ところで、パチスロ遊技機(1)における通常の遊技状態では、ストップスイッチ(21a〜21c)の操作のみによりリール(5a〜5c)の停止位置が決定されるのではなく、内部当選役抽選手段を用いて、賞態様の構成を許可するか否か、および許可する賞態様の種類を抽選しておき、当該抽選結果に基づいてリール(5a〜5c)の回転および停止を制御している。すなわち、内部当選役抽選手段における抽選結果が賞態様の構成を許可している場合には、ストップスイッチ(21a〜21c)を所定のタイミングで操作すると、ほぼ確実に賞態様を構成させることができ、一方、内部当選役抽選手段における抽選結果が賞態様の構成を許可していない場合には、どのようなタイミングでストップスイッチ(21a〜21c)を操作しても、賞態様を構成させることができないようになっている。なお、内部当選役抽選手段による内部抽選は、スタートスイッチ(20)を操作したタイミングで行われる。
【0027】
ベットスイッチ(16,17,18)には、内部当選役抽選手段における抽選結果が、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を報知するためのベットスイッチランプ(125(具体的にはベットスイッチランプ51あるいはEL素子61))が配設されている。そして、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった場合には、一単位の遊技が終了した後、ベットスイッチ(16,17,18)が操作されるまでの所定期間、ベットスイッチランプ(125)を点灯させ、遊技者に対して、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を報知する。
【0028】
なお、一般的なパチスロ遊技機(1)では、いわゆる小役と称される賞態様に関する内部当選結果は次回の遊技に持ち越されないようになっており、ビッグボーナスおよびレギュラーボーナスに関する内部当選結果は、ビッグボーナスおよびレギュラーボーナスの賞態様が構成されるまでの間、次回の遊技にも持ち越されるようになっている。したがって、一般的なパチスロ遊技機(1)で報知される抽選結果は、ビッグボーナスおよびレギュラーボーナスに関する内部当選結果ということになるが、本発明に係る遊技機では、小役等に関する内部当選結果についても次回以降の遊技に持ち越して、これを報知するように構成してもよい。
【0029】
このように、ベットスイッチランプ(125)を点灯させることにより、次回以降の遊技において特定の利益を得ることができる旨を報知しているので、遊技に熟練した遊技者だけではなく、遊技に未熟な遊技者であっても次回以降の遊技において特定の利益を得ることができる旨を確実に認識することができ、遊技者間に不公平を生じることなく、遊技の面白さを格段に高めることが可能となる。
【0030】
また、本発明に係る遊技機は、前記構成に加えて、それぞれ複数の図柄を変動表示可能な複数の可変表示手段と、
遊技の開始を指示する遊技開始手段と、
前記遊技開始手段により遊技の開始が指示された後に、前記可変表示手段における図柄の変動表示を開始させる図柄変動開始手段と、
前記可変表示手段における図柄の変動表示を停止させる図柄変動停止手段と、
前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する利益付与手段と、
前記所定の賞態様が構成されることを許可するか否か、および許可する賞態様の種類を抽選する内部当選役抽選手段と、
前記内部当選役抽選手段とは別個に、所定の条件が成立すると、遊技者に利益を付与するか否かを抽選する副抽選手段を備えた遊技機において、
前記遊技開始手段は、前記副抽選手段において抽選を行った旨を報知する報知手段を備えてなり、
一単位の遊技が終了した後、前記遊技開始手段が操作されるまでの所定期間、前記報知手段による報知を行うことを特徴とするものである。
【0031】
このような構成からなる遊技機では、遊技機がパチスロ遊技機(1)である場合には、副抽選手段によりAT抽選等が行われる。そして、ベットスイッチランプ(125)を点灯させてAT抽選が行われた旨を報知する。
【0032】
なお、副抽選手段は、主制御基板(100)の制御の下に、画像表示部(13)における演出表示やスピーカ(25)による効果音の発生等を制御するためのサブ制御基板(200)に搭載された、CPU(201)、ROM(プログラムROM202)、RAM(制御RAM203)等により構成される。
【0033】
このように、副抽選手段において抽選が行われた旨を報知することにより、副抽選手段における抽選に当選し、さらなる利益状態へ移行できるかもしれないという期待感を抱かせることができ、遊技者の期待感を高めて、遊技の面白さをさらに一層高めることができる。
【0034】
また、本発明に係る遊技機は、前記構成に加えて、それぞれ複数の図柄を変動表示可能な複数の可変表示手段と、
遊技媒体の投入により遊技の開始を指示することを遊技者に促す遊技開始促進手段と、
前記遊技媒体の投入により遊技の開始が指示された後に、前記可変表示手段における図柄の変動表示を開始させる図柄変動開始手段と、
前記可変表示手段における図柄の変動表示を停止させる図柄変動停止手段と、
前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する利益付与手段と、
前記所定の賞態様が構成されることを許可するか否か、および許可する賞態様の種類を抽選する内部当選役抽選手段とを備えた遊技機において、
前記遊技開始促進手段は、前記内部当選役抽選手段における抽選結果が、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を遊技者に報知する報知手段を備えてなり、
一単位の遊技が終了した後、前記遊技媒体が投入されるまでの所定の期間、前記報知手段による報知を行うことを特徴とするものである。
【0035】
このような構成からなる遊技機では、遊技機がパチスロ遊技機(1)である場合には、メダル投入口(14)の周辺に設けられた、遊技開始促進手段としてのメダル投入ランプ(126)を点灯させることにより、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を報知するようにしている。なお、この場合のメダル投入ランプ(126)は、一般的な配設位置(図8参照)等に配される場合に限られるものではなく、メダル投入口(14)と一体的に構成されるように配される場合をも含むものである。
【0036】
このように、メダル投入ランプ(126)を点灯させることにより、次回以降の遊技において特定の利益を得ることができる旨を報知しているので、遊技に熟練した遊技者だけではなく、遊技に未熟な遊技者であっても次回以降の遊技において特定の利益を得ることができる旨を確実に認識することができ、遊技者間に不公平を生じることなく、遊技の面白さを格段に高めることが可能となる。
また、本発明に係る遊技機は、前記構成に加えて、それぞれ複数の図柄を変動表示可能な複数の可変表示手段と、
遊技媒体の投入により遊技の開始を指示することを遊技者に促す遊技開始促進手段と、
前記遊技媒体の投入により遊技の開始が指示された後に、前記可変表示手段における図柄の変動表示を開始させる図柄変動開始手段と、
前記可変表示手段における図柄の変動表示を停止させる図柄変動停止手段と、
前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する利益付与手段と、
前記所定の賞態様が構成されることを許可するか否か、および許可する賞態様の種類を抽選する内部当選役抽選手段と、
前記内部当選役抽選手段とは別個に、所定の条件が成立すると、遊技者に利益を付与するか否かを抽選する副抽選手段を備えた遊技機において、
前記遊技開始促進手段は、前記副抽選手段において抽選を行った旨を報知する報知手段を備えてなり、
一単位の遊技が終了した後、前記遊技媒体が投入されるまでの所定期間、前記報知手段による報知を行うことを特徴とするものである。
【0037】
このような構成からなる遊技機では、遊技機がパチスロ遊技機(1)である場合には、副抽選手段によりAT抽選等が行われる。そして、メダル投入口(14)の周辺に設けられた、遊技開始促進手段としてのメダル投入ランプ(126)を点灯させてAT抽選が行われた旨を報知する。なお、この場合のメダル投入ランプは、一般的な配設位置(図8参照)等に配される場合に限られるものではなく、メダル投入口(14)と一体的に構成されるように配される場合をも含むものである。
【0038】
このように、メダル投入ランプ(126)を点灯させて副抽選手段において抽選が行われた旨を報知することにより、副抽選手段における抽選に当選し、さらなる利益状態へ移行できるかもしれないという期待感を抱かせることができ、遊技者の期待感を高めて、遊技の面白さをさらに一層高めることができる。
また、本発明に係る遊技機は、前記構成に加えて、前記報知手段は、照明装置を備えてなることを特徴とするものである。
【0039】
このような構成からなる遊技機では、ベットスイッチランプ(125)、あるいはメダル投入ランプ(126)等の照明装置により、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を報知する。したがって、遊技者の視覚に訴えて、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を確実に認識させることができるとともに、装飾効果を高めることができる。
【0040】
また、本発明に係る遊技機は、前記構成に加えて、前記報知手段は、前記内部当選役抽選手段または前記副抽選手段における抽選結果に基づき、前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の態様となったことを報知することを特徴とするものである。
【0041】
このような構成からなる遊技機で報知される所定の図柄の停止表示態様とは、例えば、リーチ目、チャンス目、AT抽選目等のことである。なお、リーチ目とはボーナス内部当選が確実である場合に停止表示される図柄の組合せのことであり、チャンス目とはボーナス内部当選の可能性がある場合に停止表示される図柄の組合せのことであり、AT抽選目とはAT(アシストタイム)に当選している場合に停止表示される図柄の組合せのことである。
【0042】
なお、AT(アシストタイム)とは、特定の入賞態様を構成しようとしてストップスイッチ(21a〜21c)を操作した場合であっても、特定の入賞態様を成立させるための条件、例えば、3つのリールを停止させる順序もしくは特定の入賞態様を構成する図柄の組合せ、あるいはこれらの組合せ等に係る条件を満たさなければ入賞態様を構成しないようにリールの停止制御を行うとともに、AT(アシストタイム)の期間中には、内部抽選によりどのような入賞態様の構成が許可されているかを遊技者に対して報知するようにしたものである。
【0043】
このように、図柄の停止表示態様が所定の態様となったことを報知することにより、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となったことへの期待感が高まり、遊技の面白さを一層高めることができる。
【0044】
また、本発明に係る遊技機は、前記構成に加えて、前記報知手段における抽選結果の報知は、所定の確率で実施されることを特徴とするものである。
【0045】
すなわち、報知手段において抽選結果を報知するか否かについても抽選を行い、当該抽選に当選した場合にのみ報知手段における報知を行うようにする。また、報知の態様、例えばベットスイッチランプ(125)あるいはメダル投入ランプ(126)の点灯態様を抽選するように構成してもよい。
【0046】
このような構成からなる遊技機では、所定の確率で報知手段における報知が行われるので、抽選結果の報知が変化に富んだものとなり、遊技者の期待感を高めて、遊技の面白さをさらに一層高めることができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る遊技機の実施形態を説明する。
なお、以下の説明では、代表的な遊技機としてパチスロ遊技機を例にとって説明を行うが、本発明に係る遊技機はこれに限定されるものではない。
図8は、本発明の実施形態に係るパチスロ遊技機の正面図である。
【0048】
本発明の実施形態に係るパチスロ遊技機は、図8に示すように、前面に開閉可能な前面扉2を有する筐体3を備えている。前面扉2には、その前面のほぼ中央より上部に、表示窓4を設け、表示窓4には、筐体3の内部に配置した3個のリール5a〜5cの外周表面がそれぞれ臨んでいる。また、表示窓4の周辺には、各表示窓4を横断して、有効となる入賞ラインを表示するための入賞ライン表示6が施されている。この入賞ライン表示6は、横3本と、この横線と交差する斜め2本の合計5本からなっている。また、各入賞ライン表示6の左端側には、有効となる入賞ラインを表示するための有効ライン表示ランプ7a〜7eが設けられている。
【0049】
なお、図8に示す実施形態では、1つの表示窓4内に3個のリール5a〜5cを配置しているが、各リール5a〜5cに対応してそれぞれ表示窓4を設けてもよい。また、有効となる入賞ラインを5本としているが、有効となる入賞ラインは、7本、9本等の任意の数であってもよい。
【0050】
また、入賞ライン表示6の右端側には、リプレイの入賞時に点灯するリプレイ表示ランプ8、前回のリール回転が開始してから次回のリール回転の開始を許可するまでの待機時間を表示するための遊技停止表示ランプ9、入賞が発生した旨を表示するための入賞表示ランプ10、スタートスイッチ20が有効化されている旨を表示するための遊技開始表示ランプ11、遊技メダルの投入が許可されている旨を表示するための遊技メダル投入ランプ12が設けられている。なお、これらのランプ類は、上記した表示を行うためのみならず、他の目的に使用してもよい。
【0051】
上記した表示窓4の下方の前面扉2の前面には、そのほぼ中央に、遊技情報を表示するための画像表示部13が設けられている。この画像表示部13は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ、CRTディスプレイ、ドットマトリクス表示器等からなり、各種の画像情報が表示される。
【0052】
また、画像表示部13の右側には、遊技に供する遊技メダルを1枚ずつ投入するためのメダル投入口14が設けられており、画像表示部13の左側には、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを1枚ずつ投入するための第1ベットスイッチ16と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを2枚投入するための第2ベットスイッチ17と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを最大許容賭け数(本実施形態では3枚)まで投入するためのマックスベットスイッチ18が設けられている。なお、ベットスイッチのことをベットボタンと称することもある。
【0053】
上記した画像表示部13等の下方に位置する前面扉2の前面には、遊技者が獲得した遊技メダルをクレジットするか払い出すかを切り替えるためのC/Pスイッチ19と、遊技メダルの投入を条件として各リール5a〜5cの回転を開始させるためのスタートスイッチ(スタートレバー)20と、各リール5a〜5cに個別に対応して各リール5a〜cの回転を停止させるための3個のストップスイッチ(ストップボタン)21a〜21cと、前面扉2を開閉するための開閉キー挿入口15が設けられている。
【0054】
また、前面扉2の下部には、賞として払い出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿22が設けられており、メダル受皿22に臨むようにして、メダル払出口23が設けられている。また、メダル受皿22の上方に位置する前面扉2の前面には、透音孔24が設けられており、筐体3の内部には透音孔24に臨むようにしてスピーカ25が配設されている。
【0055】
また、筐体3の正面上部には、入賞に対して支払われる配当遊技メダルの枚数を表示した配当表示部26が設けられており、配当表示部26の上方には、複数の装飾ランプ(図示せず)を配置した装飾部27が設けられている。
【0056】
上記した筐体3の内部には、表示窓4に外周表面を臨ませる位置に、それぞれリール5a〜5cを回転可能に配置し、メダル払出口23に連通する位置に、賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパ(図示せず)が配置されている。また、筐体3の内部には、パチスロ遊技機1を電気的に制御するための制御装置(図示せず)が設けられている。なお、制御装置については後に詳述する。
【0057】
上記した各リール5a〜5cの外周表面には、透光性を有するリールテープが貼り付けられており、リールテープには複数種類の図柄が所定間隔で表示されている。各リール5a〜5cに貼り付けるリールテープには、例えば、「7」、「BAR」、「スイカ」、「チェリー」、「ベル」、「JAC」等からなる合計21個の図柄が表示されている。
【0058】
また、各リール5a〜5cの内部には、表示窓4を通して視認される図柄をリール5a〜5cの内面側から透過照明するためのバックランプ(図示せず)が、それぞれ縦並びに3個ずつ設けられている。このバックランプを点灯することにより、各リール5a〜5cを内面から照明して、有効となる入賞ライン上に停止表示される図柄を強調表示することができる。
【0059】
<パチスロ遊技機における遊技>
上記したパチスロ遊技機1で遊技を行うには、まず実際にメダル投入口14に遊技メダルを投入するか、いずれかのベットスイッチ16,17,18を操作することによりクレジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効となる入賞ラインが決定され、対応する有効ライン表示ランプ7a〜7eが点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜めライン2本の合計5本のラインが有効となる。
【0060】
次に、遊技者がスタートスイッチ20を操作すると各リール5a〜5cが一斉に回転を開始し、リール5a〜5cの外周表面に表示された複数種類の図柄が表示窓4内を上下方向に移動表示される。そして、リール5a〜5cの回転が所定の速度に達すると各ストップスイッチ21a〜21cが有効化され、遊技者が各ストップスイッチ21a〜21cを操作すると、対応するリール5a〜5cの回転がそれぞれ停止する。
【0061】
ここで、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様となっている場合には、各入賞態様に対応した枚数の遊技メダルが賞として払い出され、あるいはクレジットとして加算される。
【0062】
<入賞態様>
予め定めた入賞態様には、一般的な入賞態様の他に、一般遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技の開始条件となる特別入賞態様がある。さらに、特別入賞態様には、いわゆるビッグボーナスの入賞態様とレギュラーボーナスの入賞態様とがある。
【0063】
一般的な入賞態様は、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せが「スイカ」「スイカ」「スイカ」となった場合や、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示された場合等であり、予め定められた図柄の組合せに応じて所定枚数、例えば2枚〜10枚の遊技メダルが払い出される。本実施形態では、停止表示された図柄の組合せが「スイカ」「スイカ」「スイカ」となった場合に10枚の遊技メダルが払い出され、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示された場合等に2枚の遊技メダルが払い出される。
【0064】
さらにこの他にも、リプレイの入賞態様が設定されており、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せが「JAC」「JAC」「JAC」となった場合に、直前の遊技と同様の条件によりリプレイを行うことができる。
【0065】
<ビッグボーナス>
上記したビッグボーナスの入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せが、「7」「7」「7」となったことを開始条件として行われる遊技であり、所定枚数、例えば15枚の遊技メダルが払い出された後、さらに、一般遊技と比較して多くの遊技メダルを獲得でき遊技者にとって有利なビッグボーナスを行うことができる。
【0066】
このビッグボーナスでは、ビッグボーナス中一般遊技(BB中一般遊技)と呼ばれる小役(賞として払い出される遊技メダル数が比較的少ない入賞態様)の抽選確率が高くなった一般遊技と同様の遊技を最大30回まで行うことができ、この一般遊技と同様の遊技中に、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せが「スイカ」「スイカ」「スイカ」となると、10枚の遊技メダルが払い出され、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示されると、2枚の遊技メダルが払い出され、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せが「JAC」「JAC」「JAC」となると、5枚の遊技メダルが払い出されるとともに、次に説明するJACゲームを行うことができる。なお、このJACゲームは1回のビッグボーナスで最大3回行うことができる。
【0067】
<JACゲーム>
このJACゲームでは、所定枚数、例えば1枚の遊技メダルを投入してスタートスイッチ20を操作し、リール5a〜5cの回転を開始させた後、各ストップスイッチ21a〜21cを操作して各リール5a〜5cの回転を停止させる。
【0068】
そして、停止図柄の組合せが所定の組合せ、例えば「JAC」「JAC」「JAC」となった場合に、所定枚数、例えば15枚の遊技メダルが払い出される。
このJACゲームでは、最大ゲーム回数と最大入賞回数が制限されており、例
えば上記したゲームが、最大ゲーム回数である12回行われるか、または、上記した入賞が、最大入賞回数である8回に達するとJACゲームが終了する。
【0069】
<レギュラーボーナス>
また、上述したビッグボーナスの他に、いわゆるレギュラーボーナスと称される特別遊技の態様がある。
【0070】
このレギュラーボーナスの入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せが、「BAR」「BAR」「BAR」となったことを開始条件として行われる遊技であり、所定枚数、例えば15枚の遊技メダルが払い出された後、レギュラーボーナスを行うことができる。
【0071】
このレギュラーボーナスは、上述したビッグボーナスと比較して獲得できる利益が少なくなっており、例えば上述したJACゲームを1回行うことができるようになっている。
【0072】
<ベットスイッチランプ>
マックスベットスイッチ18の内部には、内部抽選結果を報知するためのベットスイッチランプが内蔵されている。図1、図2に基づき、ベットスイッチランプの実施形態を説明する。図1は、第1の実施形態に係るベットスイッチランプを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は斜視図である。また、図2は、第2の実施形態に係るベットスイッチランプを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は分解斜視図、(c)は斜視図である。
【0073】
第1の実施形態に係るベットスイッチランプを備えたマックスベットスイッチ18は、図1(a),(b)に示すように、ボタン本体52の上面にボタンカバー55が押下可能にも取り付けられており、ボタンカバー55の内側には、文字等が印刷されたインサートフィルム54が配設されている。また、ボタン本体52の内部には、周囲をリフレクタ53で囲まれたベットスイッチランプ51が配設されている。
【0074】
ボタンカバー54は、バネ等の付勢手段の付勢力により、ボタン本体52から突出する方向に付勢されており、ボタンカバー55をボタン本体52内に押し下げることによりオン信号を発生するように構成されている。また、ボタンカバー55は透光性を有するプラスチック等の部材からなり、ベットスイッチランプ51からの光により内部から照明される。
【0075】
第1の実施形態に係るベットスイッチランプ51は、フィラメントを有するランプ、あるいはLED等からなる。また、3色発光LEDによりベットスイッチランプ41を構成することにより、変化に富んだ照明を行うことができる。
【0076】
第2の実施形態に係るベットスイッチランプを備えたマックスベットスイッチ18は、図2(a)〜図2(c)に示すように、ボタン本体62の上面にボタンカバー65が押下可能にも取り付けられており、ボタンカバー65の内側には、箱状のホルダ63上に載置されたEL素子61が配設されている。なお、EL素子61には電気配線64が接続されており、電気配線64を介して駆動電力および駆動信号が供給される。このEL素子62により第2の実施形態に係るベットスイッチランプが構成される。
【0077】
ボタンカバー65は、バネ等の付勢手段の付勢力により、ボタン本体62から突出する方向に付勢されており、ボタンカバー65をボタン本体62内に押し下げることによりオン信号を発生するように構成されている。また、ボタンカバー65は透光性を有するプラスチック等の部材からなり、EL素子61からの光により内部から照明される。
【0078】
第2の実施形態に係るベットスイッチランプは、EL素子61により構成されているため、発熱量が少なく、マックスベットスイッチ18の操作面全体を均一に照明することができる。
なお、ベットスイッチランプは、マックスベットスイッチ18のみならず、第1ベットスイッチ16、あるいは第2ベットスイッチ17に設けてもよい。
【0079】
また、図8に示すように、メダル投入口14の周辺に設けられたメダル投入ランプ12を報知手段として用いるようにしても、上述したベットスイッチランプを報知手段として用いた場合と同様の作用効果を得ることができる。
【0080】
さらに、報知手段として、メダル投入口14にメダル投入ランプを設けてもよい。このメダル投入ランプは、メダル投入口14を内部から照明できればどのような構成であってもよく、例えば、ランプ、LED等により構成することができる。
【0081】
<制御装置>
上述した一連の遊技動作は、筐体3内に設けられた制御装置により制御される。
本実施形態に係るパチスロ遊技機の制御装置を、図3、図4に基づいて説明する。図3は主制御基板の概略構成を示すブロック図、図4はサブ制御基板および画像制御基板の概略構成を示すブロック図である。
【0082】
制御装置は、図3に示すように、主制御基板100と、サブ制御基板200および画像制御基板300とからなる。
主制御基板100は、図3に示すように、パチスロ遊技機における遊技動作の主制御を行うための基板で、CPU101、ROM102、RAM103、CPU101の動作クロック信号を生成するためのクロック回路104、ビッグボーナス等の当選確率を設定するための確率設定部105を備えている。
【0083】
上記ROM102には、パチスロ遊技機1の遊技における処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されているとともに、抽選確率等を決定するための入賞確率テーブルや、入賞態様の内部当選、および遊技状態に応じたリール5a〜5cの停止制御を行うための停止制御テーブル等のデータが記憶されており、シーケンスプログラムに基づいてCPU101等が動作することによりパチスロ遊技機1における遊技が制御される。
【0084】
上記クロック回路104は、所定周波数の基準クロックを発生するためのクロックパルス発生器106と、基準クロック信号を分周することによりCPU101の動作クロック信号を生成するための分周器107を備えている。
【0085】
上記確率設定部105は、CPU101の制御に従って一定範囲の乱数を発生させるための乱数発生器108と、乱数発生器108で発生した乱数の中から任意の乱数を抽出してCPU101へ送信するための乱数サンプリング回路109を備えている。また、この確率設定部105には、ビッグボーナスの発生確率を設定するための確率設定スイッチ110が接続されている。
【0086】
なお、この確率設定部105により、一般遊技、ビッグボーナス等に使用する乱数が発生される。具体的な処理としては、スタートスイッチ20を操作したタイミングで抽出した乱数値とROM102に記憶された入賞確率テーブルとの比較判定に基づいて内部当選の有無および入賞態様を決定する。ビッグボーナスまたはレギュラーボーナスの内部当選結果は次ゲーム以降にも持ち越し可能であるが、小役およびリプレイの内部当選結果は、当該内部当選したゲームに限り有効となっている。なお、小役およびリプレイの内部当選結果を次回以降のゲームに持ち越すように構成してもよい。
【0087】
上記CPU101に備えられた複数のI/Oポートには、第1ベットスイッチ16、第2ベットスイッチ17、マックスベットスイッチ18、C/Pスイッチ19、スタートスイッチ20、メダル投入口14から投入された遊技メダルを検出するためのメダルセンサ111、打ち止め処理を行うか否かを切り替えるための打ち止め設定スイッチ112、打ち止めを解除するための打ち止め解除スイッチ113、モータ駆動回路114、リール位置検出回路115、リール停止信号回路116、ホッパ駆動回路117、払出完了信号回路118、ランプ駆動回路119が接続されている。
【0088】
以下、上記各回路について詳しく説明する。
上記モータ駆動回路114には、各リール5a〜5cを回転駆動するためのステッピングモータ120a〜120cが接続されており、CPU101の制御に基づいてステッピングモータ120a〜120cへ駆動パルスを供給あるいは供給停止することにより、各リール5a〜5cの回転を開始させたり停止させたりする。
【0089】
上記リール位置検出回路115には、各リール5a〜5cの回転位置を検出するための光学センサ等からなる位置検出センサ(図示せず)が設けられており、この位置検出センサで検出された各リール5a〜5cの位置検出信号がCPU101へ送信される。
【0090】
上記リール停止信号回路116には、ストップスイッチ21a〜21cが接続されており、遊技者によりストップスイッチ21a〜21cが操作されると、これを検知してストップスイッチ検出信号がCPU101へ送信される。
【0091】
具体的な制御としては、スタートスイッチ20が操作され、各リール5a〜5cが定速回転に達した後、各ストップスイッチ21a〜21cの操作が許可され、該ストップスイッチ21a〜21cをそれぞれ操作すると、ストップスイッチ検出信号、位置検出信号、およびROM102に記憶された停止制御テーブルに基づき、最短停止位置から4コマ先までの計7コマ分の図柄をチェックし、内部当選した入賞態様に対応する図柄がある場合は、その図柄が有効化された入賞ライン上に並ぶように引き込み制御が行われる。また、内部当選していない他の入賞態様が成立しないように蹴飛ばし制御を行うことにより、各リール5a〜5cを停止させる。いずれの内部当選役にも当選していないハズレの場合は、いかなる入賞役も成立しないように各リール5a〜5cを停止させる。
【0092】
なお、ボーナスに内部当選した場合には、当該内部当選が持ち越されたボーナス内部当選中のゲームであっても、ボーナス以外の入賞態様に対する抽選がなされ、小役またはリプレイに内部当選した場合は、小役またはリプレイを優先して引き込み制御を行う。
【0093】
上記ホッパ駆動回路117には、遊技メダルを貯留するためのホッパ121が接続されている。
上記払い出し完了信号回路118には、メダル貯留部122およびメダル検出部123が接続されている。メダル貯留部122は、メダル投入口14から投入された遊技メダルや賞として払い出される遊技メダルを貯留記憶するための部分で、所定の最大許容貯留数に達するまで遊技メダルを貯留記憶することができる。この最大許容貯留数は、例えば50枚となっており、50枚までの遊技メダルを貯留記憶するとともに、この50枚を超えた遊技メダルは、実際にホッパ121からメダル受皿22に払い出される。
【0094】
また、実際に払い出される遊技メダルは、メダル検出部123により、ホッパ121からメダル受皿22に払い出される際に計数される。そして、入賞時の遊技メダルの払い出し動作において、メダル貯留部122に加算記憶される加算値、あるいはメダル検出部123における計数値が所定の払い出し枚数に達すると、払い出し完了信号回路118からCPU101に対し払出完了信号が送信される。
【0095】
上記ランプ駆動回路119には、表示窓4を通して視認される図柄をリール5a〜5cの内面側から透過照明するためのバックランプ124が接続されている。このバックランプ124は、各リール5a〜5c毎にそれぞれ縦並びに3個ずつ配設されており、合計9個のバックランプ124によりリール5a〜5cを内面側から透過照明する。
【0096】
サブ制御基板200および画像制御基板300は、主として画像表示部13を制御するための基板で、主制御基板100からの信号を受信してスピーカ25から効果音等を発生するとともに、画像表示部13における画像表示を行う。
【0097】
サブ制御基板200には、図4に示すように、サブCPU201、プログラムROM202、制御RAM203が搭載されており、INポート204を介して主制御基板100からの信号をサブCPU201で受信する。さらに、サブCPU201は、主制御基板100から受信したデータと、プログラムROM202に格納されている選択テーブル等に基づいて各種の演出画像を決定し、OUTポート205を介して画像制御基板300に信号を送出する。また、サブ制御基板200には、音源IC206が搭載されており、パワーアンプ207を介してスピーカ25から効果音等を発生する。
なお、このサブ制御基板200が、AT抽選等を行う副抽選手段として機能する。
【0098】
画像制御基板300には、図4に示すように、画像制御CPU301、プログラムROM302、制御RAM303、画像制御IC304、キャラクタROM305、ビデオRAM306が搭載されており、INポート307を介してサブ制御基板200からの信号を受信し、画像制御IC304に駆動信号を送出する。画像制御IC304は、画像制御CPU301の制御の下に、キャラクタROM305とビデオRAM306からの信号入力を受けて画像表示部13における表示制御を行う。
【0099】
<パチスロ遊技機の制御>
次に、本実施形態に係るパチスロ遊技機の制御動作を説明する。
図5,図6は、主制御基板100における制御動作の手順を示すフローチャート、図7は、ベットボタン点灯処理の手順を示すフローチャートである。
【0100】
<主制御基板におけるメイン処理>
主制御基板100では、パチスロ遊技機1における遊技動作の主制御を行う。
すなわち、図5,図6に示すように、主制御基板100による制御が開始すると、1単位の遊技の初期化コマンドをサブ制御基板200に対して送信して(S1_1)、遊技の開始を許可する。
【0101】
続いて、自動投入要求があるか否かを判断し(S1_2)、自動投入要求がある場合には、要求された枚数分の遊技メダルを自動投入する(S1_3)。また、自動投入要求がない場合には、遊技者による遊技メダルの投入を待ち(S1_4)、遊技メダルが投入されると、サブ制御基板200に対して遊技メダル投入コマンドを送信する(S1_5)。
【0102】
さらに、ベットスイッチランプ等が特殊点灯している場合には、特殊点灯を停止させる(S1_6)。
続いて、スタートスイッチ20が操作されるのを待ち(S1_7)、スタートスイッチ20が操作されると、確率抽選処理を行い内部当選の有無および許可する入賞態様を決定する(S1_8)。
【0103】
続いて、遊技間隔を規定するために4.1秒のウエイト処理を行った後(S1_9)、サブ制御基板200に対してゲーム開始コマンド群を送信し(S1_10)リール回転処理を行いリール5a〜5cの回転を開始させ(S1_11)、リール5a〜5cが所定の回転速度に達するのを待つ(S1_12)。
なお、ゲーム開始コマンド群は、成立フラグ、遊技状態およびボーナス状態を表すコマンドからなり、各コマンド毎にその内容が規定されている。
【0104】
そして、リール5a〜cが所定の回転速度に達すると、サブ制御基板200に対してインデックス検知コマンドを送信し、(S1_13)ストップスイッチ21a〜21cが操作されるのを待つ(S1_14)。
【0105】
ここで、ストップスイッチ21a〜21cが操作されると、当選要求および図柄位置等に応じてリール5a〜5cの停止位置を決定し(S1_15)、リール停止制御を行い(S1_16)、サブ制御基板200に対してリール停止コマンド群を送信する(S1_17)。
【0106】
このリール停止コマンド群は、停止データ、選択停止テーブル、停止操作位置および停止図柄の各コマンドからなる。停止データコマンドは、遊技者によるストップスイッチ21a〜21cの操作に基づく各リール5a〜5cの停止順序を規定するためのコマンドであり、選択停止テーブルコマンドは遊技者が操作すべきストップスイッチ21a〜21cの順序を規定するコマンドであり、停止操作位置コマンドは遊技者がストップスイッチ21a〜21cを操作した図柄の位置を規定するためのコマンドであり、停止図柄コマンドは各リール5〜5cにおいて実際に停止させる図柄の位置を規定するコマンドである。
【0107】
リール停止コマンド群を送信すると、続いて、全てのリール5a〜cに対して上述した各処理(S1_14〜S1_17)が行われて全てのリール5a〜cが停止するのを待つ(S1_18)。
【0108】
続いて、図柄の停止表示態様が入賞態様を構成しているか否かを検索するための入賞検索処理を行い(S1_19)、入賞態様が構成されている場合には、所定数の遊技メダルを払い出すための払い出し処理(S1_20)を行い、サブ制御基板200に対して入賞役コマンドを送信する(S1_21)。
なお、入賞役コマンドは、各入賞役を規定するためのコマンドである。
【0109】
続いて、ボーナス作動中か、すなわちビッグボーナスあるいはレギュラーボーナスのゲームが行われているか否かを判断し(S1_22)、ボーナス作動中でなければ、ベットスイッチランプ点灯処理(S1_28)を行った後に、処理の最初に戻り以後の処理を続行する。
【0110】
一方、ボーナス作動中である場合には、ボーナスゲームの種類を規定するためのボーナスステータスコマンドを送信し(S1_23)、ボーナスゲームが終了したか否かを判断し(S1_24)、ボーナスゲームが終了していなければ処理の最初に戻り以後の処理を続行する。
【0111】
一方、ボーナスゲームが終了すると、RAM領域をクリアし(S1_25)、終了したボーナスの種類を規定するためのボーナス終了コマンドを送信し(S1_26)、処理の最初に戻り以後の処理を続行する。
【0112】
<ベットスイッチランプ点灯処理>
上記ベットスイッチランプ点灯処理は、ベットスイッチランプを通常時とは異なる特殊な態様で点滅させることにより、内部当選役抽選手段における抽選結果が、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨、あるいは副抽選手段において抽選を行った旨を報知するための処理である。
【0113】
すなわち、ベットスイッチランプ点灯処理では、図7に示すように、ボーナスあるいはATとなる契機の状態か否かを判断する(S2_1)。なお、ボーナスあるいはATとなる契機の状態とは、リーチ目、チャンス目、AT抽選契機目(所定入賞態様の所定回数の入賞、純ハズレ等)のことをいう。
【0114】
続いて、ボーナスあるいはATとなる契機の状態となっている場合には、点灯演出抽選に当選したか否かを判断する(S2_2)。すなわち、ボーナスあるいはATとなる契機の状態となっている場合に必ず報知を行うのではなく、サブ制御基板200において点灯演出抽選を行い、この点灯演出抽選に当選した場合にのみ、当該抽選結果を報知する。
【0115】
そして、点灯演出抽選に当選した場合には、ベットスイッチランプを特殊点灯させる(S2_3)。
また、ボーナスあるいはATとなる契機の状態ではない場合、点灯演出抽選に当選していない場合には、ベットスイッチランプの特殊点灯は行わない。
【0116】
本実施形態では、ベットスイッチランプの点灯態様は3種類有り、16/128の確率で特殊点灯Aが行われ、32/128の確率で特殊点灯Bが行われ、80/128の確率で通常点灯が行われる。特殊点灯A、特殊点灯B、および通常点灯は、それぞれ点滅速度、点滅パターン等が異なるようになっている。また、3色発光LED等を用いて、各点灯態様毎に発光色を変化させてもよい。
【0117】
なお、上述のとおりボーナスあるいはATとなる契機の状態である場合に、16/128の確率で特殊点灯Aが行われ、32/128の確率で特殊点灯Bが行われ、80/128の確率で通常点灯が行われるように、かつ、ボーナスあるいはATとなる契機の状態でない場合に、1/128の確率で特殊点灯Aが行われ、1/128の確率で特殊点灯Bが行われ、126/128の確率で通常点灯が行われるようにしてもよい。この場合、特殊点灯Aが行われた場合であっても、そのうちの1/17の確率での特殊点灯Aは、ボーナスあるいはATとなる契機の状態でない場合に行われる特殊点灯Aであり、同様に、特殊点灯Bが行われた場合であっても、そのうちの1/33の確率での特殊点灯Bは、ボーナスあるいはATとなる契機の状態でない場合に行われる特殊点灯Bであるため、特殊点灯の種類により、ボーナスあるいはATとなる契機の状態である場合に行われる確率の違いを表現することが可能となる。
【0118】
なお、点灯演出抽選を行わずに、ボーナスあるいはATとなる契機の状態である場合には、必ず特殊点灯を行うように構成してもよい。また、点滅パターンの種類、各点滅パターンの内容、各点滅パターンが選択される確率は、適宜変更して実施することができる。
【0119】
点灯演出に当選した場合には、点灯演出抽選の結果に基づいてベットスイッチランプを特殊点灯させて、内部当選役抽選手段における抽選結果が、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨、あるいは副抽選手段において抽選を行った旨を遊技者に報知する。
【0120】
なお、ステップ2_1(S2_1)において、ボーナスあるいはATとなる契機の状態であるか否かを判断し、このような状態となっている場合に、特殊点灯を行うように構成しているが、このような特定状態以外でも特殊点灯を行うように構成してもよい。すなわち、ATが発動中に、さらにAT抽選契機目が出現した場合(上乗せ抽選)には、現在発動しているATが終了した後に特殊点灯を行うことにより、遊技者に対して、ATが終了するのか、あるいは継続するのかに期待感を抱かせることができ、遊技の面白さをさらに一層高めることができる。
【0121】
また、副抽選手段を構成するサブ制御基板200は、主制御基板100の制御の下に独自の制御を行っている。したがって、副抽選手段において抽選を行ったことを報知する場合には、サブ制御基板200の制御に基づいてベットスイッチランプ点灯処理が行われる。
【0122】
<他の実施形態>
なお、上述した実施形態では、ベットスイッチランプあるいはメダル投入ランプを用いて内部抽選結果を報知するようにしているが、内部抽選結果の報知は、ベットスイッチランプおよびメダル投入ランプの双方を用いて行ってもよい。
【0123】
また、ベットスイッチ(例えばマックスベットスイッチ)の内部に振動機構を設け、この振動機構を用いて内部抽選結果を報知するように構成してもよい。この場合、マックスベットランプを用いた報知と振動機構を用いた報知とを併用することにより、遊技者に対するインパクトが強まり、さらに遊技の面白さを高めることができる。なお、振動機構は、どのような機構を用いてもよいが、例えば、モータおよびその回転軸に偏心して取り付けたウエイト等により構成することができる。
【0124】
また、ベットスイッチランプ等による報知は、1単位の遊技が終了してから、次回の遊技が開始されるまでの間、すなわち、1単位の遊技において、当たり、ハズレ等の遊技結果が確定してから、次回の遊技を開始するためにメダル投入口に遊技メダルを投入し、あるいはいずれかのベットスイッチを操作するまでの所定期間行われるが、報知を行うタイミングは、当該期間内であれば適宜変更して実施することができる。すなわち、1単位の遊技が終了した後、次回の遊技が開始されるまで全ての期間に亘って報知を行う必要はなく、例えば1単位の遊技が終了してから10秒が経過したら報知を終了するように構成してもよい。
【0125】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る遊技機では、一単位の遊技が終了した後、遊技開始手段が操作されるまでの所定期間、報知手段により、内部当選役抽選手段における抽選結果が、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を報知する構成となっている。
【0126】
したがって、遊技に熟練した遊技者だけではなく、遊技に未熟な遊技者であっても次回以降の遊技において特定の利益を得ることができる旨を確実に認識することができ、遊技者間に不公平を生じることなく、遊技の面白さを格段に高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るベットスイッチランプの縦断面図(a)、斜視図(b)
【図2】第2の実施形態に係るベットスイッチランプの縦断面図(a)、分解斜視図(b)、斜視図(c)
【図3】主制御基板の概略構成を示すブロック図
【図4】サブ制御基板および画像制御基板の概略構成を示すブロック図
【図5】主制御基板における制御動作の手順を示すフローチャート
【図6】主制御基板における制御動作の手順を示すフローチャート
【図7】ベットスイッチランプ点灯処理の手順を示すフローチャート
【図8】本発明の実施形態に係るパチスロ遊技機の正面図
【符号の説明】
1 パチスロ遊技機
2 前面扉
3 筐体
4 表示窓
5 リール
6 入賞ライン表示
7 有効ライン表示ランプ
8 リプレイ表示ランプ
9 遊技停止表示ランプ
10 入賞表示ランプ
11 遊技開始表示ランプ
12 遊技メダル投入ランプ
13 画像表示部
14 メダル投入口
15 開閉キー挿入口
16 第1ベットスイッチ
17 第2ベットスイッチ
18 マックスベットスイッチ
19 C/Pスイッチ
20 スタートスイッチ
21 ストップスイッチ
22 メダル受皿
23 メダル払出口
24 透音孔
25 スピーカ
26 配当表示部
27 装飾部
51 ベットスイッチランプ
52 ボタン本体
53 リフレクタ
54 インサートフィルム
55 ボタンカバー
61 EL素子
62 ボタン本体
63 ホルダ
64 電気配線
65 ボタンカバー
100 メイン制御基板
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 クロック回路
105 確率設定部
106 クロック発生器
107 分周器
108 乱数発生器
109 乱数サンプリング回路
110 確率設定スイッチ
111 メダルセンサ
112 打ち止め設定スイッチ
113 打ち止め解除スイッチ
114 モータ駆動回路
115 リール位置検出回路
116 リール停止信号回路
117 ホッパ駆動回路
118 払出完了信号回路
119 ランプ駆動回路
120 ステッピングモータ
121 ホッパ
122 メダル貯留部
123 メダル検出部
124 バックランプ
200 サブ制御基板
201 サブCPU
202 プログラムROM
203 制御RAM
204 INポート
205 OUTポート
206 音源IC
207 パワーアンプ
300 画像制御基板
301 画像制御CPU
302 プログラムROM
303 制御RAM
304 画像制御IC
305 キャラクタROM
306 ビデオRAM
307 INポート

Claims (7)

  1. それぞれ複数の図柄を変動表示可能な複数の可変表示手段と、
    遊技の開始を指示する遊技開始手段と、
    前記遊技開始手段により遊技の開始が指示された後に、前記可変表示手段における図柄の変動表示を開始させる図柄変動開始手段と、
    前記可変表示手段における図柄の変動表示を停止させる図柄変動停止手段と、
    前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する利益付与手段と、
    前記所定の賞態様が構成されることを許可するか否か、および許可する賞態様の種類を抽選する内部当選役抽選手段とを備えた遊技機において、
    前記遊技開始手段は、前記内部当選役抽選手段における抽選結果が、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を遊技者に報知する報知手段を備えてなり、
    一単位の遊技が終了した後、前記遊技開始手段が操作されるまでの所定期間、前記報知手段による報知を行うことを特徴とする遊技機。
  2. それぞれ複数の図柄を変動表示可能な複数の可変表示手段と、
    遊技の開始を指示する遊技開始手段と、
    前記遊技開始手段により遊技の開始が指示された後に、前記可変表示手段における図柄の変動表示を開始させる図柄変動開始手段と、
    前記可変表示手段における図柄の変動表示を停止させる図柄変動停止手段と、
    前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する利益付与手段と、
    前記所定の賞態様が構成されることを許可するか否か、および許可する賞態様の種類を抽選する内部当選役抽選手段と、
    前記内部当選役抽選手段とは別個に、所定の条件が成立すると、遊技者に利益を付与するか否かを抽選する副抽選手段を備えた遊技機において、
    前記遊技開始手段は、前記副抽選手段において抽選を行った旨を報知する報知手段を備えてなり、
    一単位の遊技が終了した後、前記遊技開始手段が操作されるまでの所定期間、前記報知手段による報知を行うことを特徴とする遊技機。
  3. それぞれ複数の図柄を変動表示可能な複数の可変表示手段と、
    遊技媒体の投入により遊技の開始を指示することを遊技者に促す遊技開始促進手段と、
    前記遊技媒体の投入により遊技の開始が指示された後に、前記可変表示手段における図柄の変動表示を開始させる図柄変動開始手段と、
    前記可変表示手段における図柄の変動表示を停止させる図柄変動停止手段と、
    前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する利益付与手段と、
    前記所定の賞態様が構成されることを許可するか否か、および許可する賞態様の種類を抽選する内部当選役抽選手段とを備えた遊技機において、
    前記遊技開始促進手段は、前記内部当選役抽選手段における抽選結果が、次回以降の遊技で特定の利益を得られる可能性がある抽選結果となった旨を遊技者に報知する報知手段を備えてなり、
    一単位の遊技が終了した後、前記遊技媒体が投入されるまでの所定の期間、前記報知手段による報知を行うことを特徴とする遊技機。
  4. それぞれ複数の図柄を変動表示可能な複数の可変表示手段と、
    遊技媒体の投入により遊技の開始を指示することを遊技者に促す遊技開始促進手段と、
    前記遊技媒体の投入により遊技の開始が指示された後に、前記可変表示手段における図柄の変動表示を開始させる図柄変動開始手段と、
    前記可変表示手段における図柄の変動表示を停止させる図柄変動停止手段と、
    前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与する利益付与手段と、
    前記所定の賞態様が構成されることを許可するか否か、および許可する賞態様の種類を抽選する内部当選役抽選手段と、
    前記内部当選役抽選手段とは別個に、所定の条件が成立すると、遊技者に利益を付与するか否かを抽選する副抽選手段を備えた遊技機において、
    前記遊技開始促進手段は、前記副抽選手段において抽選を行った旨を報知する報知手段を備えてなり、
    一単位の遊技が終了した後、前記遊技媒体が投入されるまでの所定期間、前記報知手段による報知を行うことを特徴とする遊技機。
  5. 前記報知手段は、照明装置を備えてなることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項記載の遊技機。
  6. 前記報知手段は、前記内部当選役抽選手段または前記副抽選手段における抽選結果に基づき、前記可変表示手段における図柄の停止表示態様が所定の態様となったことを報知することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の遊技機。
  7. 前記報知手段における報知は、所定の確率で実施されることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項記載の遊技機。
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