JP5752281B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5752281B2 JP5752281B2 JP2014001062A JP2014001062A JP5752281B2 JP 5752281 B2 JP5752281 B2 JP 5752281B2 JP 2014001062 A JP2014001062 A JP 2014001062A JP 2014001062 A JP2014001062 A JP 2014001062A JP 5752281 B2 JP5752281 B2 JP 5752281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winning
- role
- combination
- game
- lottery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 88
- 230000002844 continuous effect Effects 0.000 claims description 15
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 127
- 230000008569 process Effects 0.000 description 62
- 238000000034 method Methods 0.000 description 61
- 241000167854 Bourreria succulenta Species 0.000 description 41
- 235000019693 cherries Nutrition 0.000 description 41
- 238000010924 continuous production Methods 0.000 description 21
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 18
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 17
- PZTQVMXMKVTIRC-UHFFFAOYSA-L chembl2028348 Chemical compound [Ca+2].[O-]S(=O)(=O)C1=CC(C)=CC=C1N=NC1=C(O)C(C([O-])=O)=CC2=CC=CC=C12 PZTQVMXMKVTIRC-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 12
- 238000013461 design Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 4
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)
Description
そこで、報知する機会を所定の条件が満足された場合に限定することで、遊技性を向上させることができるようにした発明がある(特許文献2。)。具体的には、所定枚数(30枚)以上のクレジット枚数があることを条件として、ボーナス移行役に当選している状態(ボーナスフラグの成立状態)を告知するフラグ告知手段を作動させるフラグ告知ボタンを有効化(許容)するものである。
更に、請求項1記載の発明は、特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができ、遊技性を向上させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
更に、請求項1記載の発明は、遊技者の不利益を軽減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
更に、請求項2記載の発明は、遊技者の意思を反映させることができて遊技者に強い達成感を付与することができ、遊技者の好みに適合した遊技の進行が可能な遊技機を提供することを目的とする。
更に、請求項2記載の発明は、特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができ、遊技性を向上させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
更に、請求項2記載の発明は、遊技者の不利益を軽減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の目的に加え、遊技者を更に楽しませることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
請求項4記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、報知機会だけを獲得するような行為の防止効果を更に向上させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、複数の図柄61を変動表示可能な複数のリール62と、遊技者の操作により前記リール62の図柄61の変動表示を開始させるためのスタートスイッチ40と、前記複数のリール62それぞれに対応して設けられ、前記複数のリール62の図柄61の変動表示の開始後、遊技者の操作により前記リール62の図柄61の変動表示を個別に停止させるための複数のストップスイッチ50と、遊技の進行及び演出を制御する制御装置100と、種々の情報を外部に向かって報知する報知手段70とを備え、前記制御装置100は、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選を行う役抽選手段130と、前記役抽選の結果に基づいた当選の状態を前記報知手段70を介して報知させるための当選状態報知制御手段470とを有し、前記役抽選の結果及び前記ストップスイッチ50の停止操作に基づいて前記リール62の回転を停止させ、当選した役に係る図柄61の組合せが有効なライン(以下、「有効ライン86」とする。)上に揃ったか否かの判定を行い、その判定の結果に応じて所定の利益を付与するようにした遊技機10であって、遊技には、通常遊技と、前記通常遊技よりも多くの利益を付与可能な特別遊技とを備え、前記役には、当選した後、当選した役に係る図柄61の組み合わせを前記有効ライン86上に停止させることができなかった場合に、当該図柄61の組み合わせを前記有効ライン86上に停止させるまで当選している状態を次以降の遊技に持ち越すことができるようにした持ち越し役を備え、前記持ち越し役として、前記特別遊技へ移行させるための特別役(具体的には、例えばボーナス移行役)が設けられ、前記制御装置100は、前記持ち越し役でない所定役の当選時に前記特別役の当選の有無にかかわらず複数回の遊技に渡る演出(以下、「連続演出」とする。)を実施可能に設けられ、前記当選状態報知制御手段470は、前記特別役が当選している状態である場合に前記持ち越し役でない所定役が当選すること又は前記特別役と前記所定役とが同時に当選すること、且つ、所定役の当選時において、報知する確率が報知しない確率よりも低く設定された所定確率の抽選で報知する方に当選したことを条件として、前記特別役が当選している状態であることを前記報知手段を介して報知可能とし、さらに、前記当選状態報知制御手段は、前記報知の抽選の結果に拘わらず、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に前記報知手段70を介して前記特別役が当選している状態であることを報知することを特徴とする。
以上のように、本発明は、役抽選手段130の役抽選の結果、持ち越し役でない所定役に当選することが前記特別役当選の状態の報知条件としている。
そのため、本発明における前記報知条件は、例えば単にクレジット枚数だけを増加させるような従来のものとは異なり、遊技の実行を必然的に要するものである。
また、本発明によれば、前記所定役の当選が、前記特別役の当選の状態の報知機会となるため、該所定役当選に新たな価値を与えることができ、遊技者をより楽しませることができる。
したがって、本発明によれば、遊技を実際に実行しなくてもクレジット枚数だけを増加させて前記報知機会だけを獲得するような行為を防止することができ、且つ、遊技者へのサービス向上を図ることができる。
本発明では、特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選し、さらに、所定確率の抽選に当選することで特別役の当選の状態が報知手段70を介して報知されることとなる。
そのため、前記所定確率の抽選に当選しなければ前記特別役の当選の状態は報知手段70を介して報知されない。
これにより、前記特別役の当選状態である場合でも、その状態が報知されないことがあるため、特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができ、遊技性を向上させることができる。
本発明では、特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選し、さらに、所定確率の抽選に当選することで特別役の当選の状態が報知手段70を介して報知される構成を採用すると、前述のように特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができる。その反面、特別役の当選の状態が必ずしも報知されないこととなるため、該当選状態にあるにも拘わらず遊技をやめてしまうという不利益を遊技者に与える虞がある。
そこで、本発明では、前記制御装置100を、前記持ち越し役でない所定役の当選時に複数回の遊技に渡る演出(連続演出)を実施可能に設け、前記当選状態報知制御手段470は、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に前記報知手段70(具体的には、例えば表示手段84)を介して前記特別役が当選している状態であることを報知可能とした。
これにより、前記特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選したときには、前記所定確率の抽選に当選しなかった場合であっても、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に該特別役の当選状態が報知されることとなるため、前記遊技者の不利益を軽減することができる。
さらに、前記連続演出が行われることにより、遊技者が前記複数回の遊技の最終回よりも前に遊技をやめてしまうことを未然に防止することができ、これによってもまた、前記遊技者の不利益を軽減することができる。
ここで、「特別役が当選している状態」には、当該遊技での役抽選により特別役に当選(単独当選又は重複当選)している状態と、当該遊技前の特別役の当選の持ち越しにより当選している状態とが含まれる。
また、「前記特別役が当選している状態であることを報知する」の「前記特別役が当選している状態」には、当該遊技における特別役の単独当選及び重複当選と、当該遊技前から当選している状態が持ち越されたものとが含まれる。
請求項2記載の発明は、複数の図柄61を変動表示可能な複数のリール62と、遊技者の操作により前記リール62の図柄61の変動表示を開始させるためのスタートスイッチ40と、前記複数のリール62それぞれに対応して設けられ、前記複数のリール62の図柄61の変動表示の開始後、遊技者の操作により前記リール62の図柄61の変動表示を個別に停止させるための複数のストップスイッチ50と、遊技の進行及び演出を制御する制御装置100と、種々の情報を外部に向かって報知する報知手段70とを備え、前記制御装置100は、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選を行う役抽選手段130と、前記役抽選の結果に基づいた当選の状態を前記報知手段70を介して報知させるための当選状態報知制御手段470とを有し、前記役抽選の結果及び前記ストップスイッチ50の停止操作に基づいて前記リール62の回転を停止させ、当選した役に係る図柄61の組合せが有効なライン(以下、「有効ライン86」とする。)上に揃ったか否かの判定を行い、その判定の結果に応じて所定の利益を付与するようにした遊技機10であって、遊技には、通常遊技と、前記通常遊技よりも多くの利益を付与可能な特別遊技とを備え、前記役には、当選した後、当選した役に係る図柄61の組み合わせを前記有効ライン86上に停止させることができなかった場合に、当該図柄61の組み合わせを前記有効ライン86上に停止させるまで当選している状態を次以降の遊技に持ち越すことができるようにした持ち越し役を備え、前記持ち越し役として、前記特別遊技へ移行させるための特別役(具体的には、例えばボーナス移行役)が設けられ、前記制御装置100は、前記持ち越し役でない所定役の当選時に前記特別役の当選の有無にかかわらず複数回の遊技に渡る演出(以下、「連続演出」とする。)を実施可能に設けられ、前記当選状態報知制御手段470は、前記特別役が当選している状態である場合に前記持ち越し役でない所定役が当選すること又は前記特別役と前記所定役とが同時に当選すること、且つ、全ての前記リール62の停止操作後に遊技の進行に関係の無い特定の操作(以下、「特定操作」とする。)が実行されること、且つ、所定役の当選時において、報知する確率が報知しない確率よりも低く設定された所定確率の抽選で報知する方に当選したことを条件として、前記特別役が当選している状態であることを前記報知手段を介して報知可能とし、さらに、前記当選状態報知制御手段470は、前記報知の抽選の結果に拘わらず、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に前記報知手段70を介して前記特別役が当選している状態であることを報知することを特徴とする。
以上のように、本発明は、役抽選手段130の役抽選の結果、持ち越し役でない所定役に当選することが前記特別役当選の状態の報知条件としている。
そのため、本発明における前記報知条件は、例えば単にクレジット枚数だけを増加させるような従来のものとは異なり、遊技の実行を必然的に要するものである。
また、本発明によれば、前記所定役の当選が、前記特別役の当選の状態の報知機会となるため、該所定役当選に新たな価値を与えることができ、遊技者をより楽しませることができる。
したがって、本発明によれば、遊技を実際に実行しなくてもクレジット枚数だけを増加させて前記報知機会だけを獲得するような行為を防止することができ、且つ、遊技者へのサービス向上を図ることができる。
本発明では、遊技者自らの選択により遊技の進行に関係の無い特定操作を実行することで、遊技者は特別役の当選の状態の報知を得ることができる。
これにより、例えば報知条件を充足すれば遊技の進行に関係して自動的に報知を行うようなものと比較して、当該報知を得たいという遊技者の意思を反映させることができ、遊技者に強い達成感を付与することが可能となる。当該報知を希望しない遊技者は、当該操作を行わなければ良いものとなり、遊技の選択の幅を広げ、遊技者の好みに適合した遊技を進行させることができる。
本発明では、特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選し、さらに、所定確率の抽選に当選することで特別役の当選の状態が報知手段70を介して報知されることとなる。
そのため、前記所定確率の抽選に当選しなければ前記特別役の当選の状態は報知手段70を介して報知されない。
これにより、前記特別役の当選状態である場合でも、その状態が報知されないことがあるため、特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができ、遊技性を向上させることができる。
本発明では、特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選し、さらに、所定確率の抽選に当選することで特別役の当選の状態が報知手段70を介して報知される構成を採用すると、前述のように特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができる。その反面、特別役の当選の状態が必ずしも報知されないこととなるため、該当選状態にあるにも拘わらず遊技をやめてしまうという不利益を遊技者に与える虞がある。
そこで、本発明では、前記制御装置100を、前記持ち越し役でない所定役の当選時に複数回の遊技に渡る演出(連続演出)を実施可能に設け、前記当選状態報知制御手段470は、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に前記報知手段70(具体的には、例えば表示手段84)を介して前記特別役が当選している状態であることを報知可能とした。
これにより、前記特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選したときには、前記所定確率の抽選に当選しなかった場合であっても、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に該特別役の当選状態が報知されることとなるため、前記遊技者の不利益を軽減することができる。
さらに、前記連続演出が行われることにより、遊技者が前記複数回の遊技の最終回よりも前に遊技をやめてしまうことを未然に防止することができ、これによってもまた、前記遊技者の不利益を軽減することができる。
ここで、「特別役が当選している状態」には、当該遊技での役抽選により特別役に当選(単独当選又は重複当選)している状態と、当該遊技前の特別役の当選の持ち越しにより当選している状態とが含まれる。
また、「特定操作」とは、遊技の進行に関係の無い特定の操作であって、具体的には、通常の遊技進行に関係の無いスイッチであるチャンススイッチ55の操作のようなものを含む。また、この「特定操作」には、通常の遊技に使用する操作スイッチであっても、操作するタイミングによって、当該操作スイッチが遊技の進行に関係の無い期間中に操作されるようなものも含まれる。例えば、既にスタートスイッチ40が操作されて、リール62が回転を開始した後のスタートスイッチ40の操作も特定操作に含まれる。
また、ここで、「遊技の進行に関係の無い特定の操作」の「遊技の進行」とは、例えばスロットマシンでは、直接にメダルをメダル投入口38に投入又はベットスイッチ(マックスベットスイッチ34、シングルベットスイッチ32)の操作によりメダルを投入し、遊技開始可能状態にした後、スタートスイッチ40を操作してリール62を回転させて遊技を開始し、その後、ストップスイッチ50の操作により、各リール62の回転を停止させる等の通常の遊技を進行させることを意味する。「遊技の進行に関係の無い特定の操作」とは、上述した遊技の進行にあたって所定の操作スイッチの操作が可能な(有効な)期間において遊技を進めるために必要な操作以外の操作を意味するものである。
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、前記役抽選の当選領域には、前記特別役の当選と前記持ち越し役でない所定役の当選とが同一遊技で同時に成立可能な当選領域が含まれていることを特徴とする。
本発明では、前記特別役の当選と前記持ち越し役でない所定役の当選とが同一遊技で同時に成立可能な当選領域が含まれていることから、該所定役の当選によって、前記特別役の当選の状態の報知機会に加えて、当該遊技において特別役に当選したことの期待感も与えることができ、遊技者を更に楽しませることができる。
請求項4記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、前記特定操作は、全ての前記リール62の停止操作後から次の遊技の前記スタートスイッチ40の操作までの間、有効となることを特徴とする。
本発明では、特定操作は当該遊技の終了後の次の遊技が開始されるまでの間に有効となる。換言すると、特定操作の有効期間は遊技毎に完結することとなる。
そのため、例えば特定の遊技者の遊技前に、他の遊技者が遊技を行って前記所定役に当選していた場合であっても、該所定役に当選した遊技と同一の遊技において遊技者が入れ替わらない限り、該特定の遊技者が遊技を行うことなく前記特定役の報知機会を得られることはない。
これにより、前記報知機会だけを獲得するような行為の防止効果が更に向上する。
更に、請求項1記載の発明によれば、特別役の当選状態である場合でも、その状態が報知されないことがあるため、特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができ、遊技性を向上させることが可能な遊技機を提供することができる。
更に、請求項1記載の発明によれば、特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選したときには、前記所定確率の抽選に当選しなかった場合であっても、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に該特別役の当選状態が報知されることとなるため、該当選状態にあるにも拘わらず遊技をやめてしまうような遊技者の不利益を軽減することができ、さらに、前記連続演出が行われることにより、遊技者が前記複数回の遊技の最終回よりも前に遊技をやめてしまうことを未然に防止することができ、これによっても遊技者の不利益を軽減することが可能な遊技機を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、遊技を実際に実行しなくてもクレジット枚数だけを増加させて前記報知機会だけを獲得するような行為を防止することができ、且つ、遊技者へのサービス向上を図ることができるようにした遊技機を提供することができる。
更に、請求項2記載の発明によれば、当該報知を得たいという遊技者の意思を反映させることができ、遊技者に強い達成感を付与することが可能となり、遊技者の好みに適合した遊技を進行させることが可能な遊技機を提供することができる。
更に、請求項2記載の発明によれば、特別役の当選状態である場合でも、その状態が報知されないことがあるため、特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができ、遊技性を向上させることが可能な遊技機を提供することができる。
更に、請求項2記載の発明によれば、特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選したときには、前記所定確率の抽選に当選しなかった場合であっても、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に該特別役の当選状態が報知されることとなるため、該当選状態にあるにも拘わらず遊技をやめてしまうような遊技者の不利益を軽減することができ、さらに、前記連続演出が行われることにより、遊技者が前記複数回の遊技の最終回よりも前に遊技をやめてしまうことを未然に防止することができ、これによっても遊技者の不利益を軽減することが可能な遊技機を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、所定役の当選によって、当該遊技において特別役に当選したことの期待感も与えることができ、遊技者を更に楽しませることが可能な遊技機を提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、報知機会だけを獲得するような行為の防止効果を更に向上させることが可能な遊技機を提供することができる。
本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンを、以下、図1を参照しながら説明する。本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンは、前方向に向かって開口する正面開口を有する四角箱状の筐体12と、この筐体12の正面開口を開閉自在に覆う前扉14とを備えている。
前記前扉14には、遊技者に役抽選の当選等の種々の情報を音や光や映像等で報知させる報知手段70が形成されている。この報知手段70は、前扉14に配置されているものであって、スピーカー72と、表示手段84と、演出用ランプ78と、当選状態報知ランプ90とを備えている。
前記表示手段84は、その画面に種々の映像を表示するための表示デバイスであり、動画を含んだ映像の表示を行うための液晶表示装置を有する演出ユニットを構成するものである。
前記演出用ランプ78は、前扉14の上部に配置された上部ランプ80と、前扉14の正面左右に配置された側部ランプ81と、前扉14の下部の左右に配置された下部ランプ82とを備えている。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として投入するためのメダルを後述するメダル投入口38からあらかじめ投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
前記操作部30の中央には、操作により対応するリール62の回転を停止させるため、3個のリール62のそれぞれに対応する3個のストップスイッチ50が設けられている。このストップスイッチ50は、左リール64を停止させるための左ストップスイッチLと、中リール66を停止させるための中ストップスイッチCと、右リール68を停止させるための右ストップスイッチRとを有している。すなわち、これらのストップスイッチ50は、複数のリール62それぞれに対応して設けられ、複数のリール62の図柄61の変動表示の開始後、遊技者の操作によりリール62の図柄61の変動表示を個別に停止させるためのものである。このストップスイッチ50の左側には、メダルの投入又はベットスイッチの操作を条件にリール62の回転を開始させるためのスタートスイッチ40が設けられている。すなわち、このスタートスイッチ40は、遊技者の操作によりリール62の図柄61の変動表示を開始させるためのものである。このスタートスイッチ40の上には、クレジットしたメダル数から最大投入枚数(具体的には3枚)に達するまで投入可能なメダル数を減じて3枚のメダル投入に代えるマックスベットスイッチ34と、クレジットしたメダル数を1枚減じて1枚のメダル投入に代えるシングルベットスイッチ32と、クレジット機能によりクレジットしたメダルの全てを払い出すための精算スイッチ36とが設けられている。なお、後述する特別遊技(ボーナス遊技)では上記3枚投入が2枚投入に設定されている。
前記前扉14の下部には、所定の場合に貯留払出手段24からメダルが払い出されるメダル払出口28が形成されている。このメダル払出口28の下方には、メダル払出口28から払い出されたメダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状のメダル受け皿26が形成されている。なお、クレジットされているメダル数が最大クレジットメダル数である50枚未満の場合は、50枚に到達するまで、獲得したメダルはメダル払出口28から払い出されずにクレジットメダルの枚数に加算される。
この「有効ライン86」は後述の停止図柄判定手段150の判定対象となるラインである。
この有効ライン86は、具体的には3個のリール62にそれぞれ表示されている図柄61のうち図柄表示窓部16から視認可能な図柄61を各リール62につき1個ずつ繋いでできる、複数のリール62の全てを貫くライン(途中で折れ曲がりも可)のうち、入賞等するために有効となる図柄61の組合せの並びを規定したラインである。このラインは、規定数(予め定められた数であって本実施の形態では2又は3)のメダルをベットすることにより有効ライン86になる。本実施の形態においては、図1に示すように、左リール64の上段に位置する図柄61、中リール66の上段に位置する図柄61、右リール68の上段に位置する図柄61を繋いでできる上段ラインL1と、左リール64の中段に位置する図柄61、中リール66の中段に位置する図柄61、右リール68の中段に位置する図柄61を繋いでできる中段ラインL2と、左リール64の下段に位置する図柄61、中リール66の下段に位置する図柄61、右リール68の下段に位置する図柄61を繋いでできる下段ラインL3と、左リール64の下段に位置する図柄61、中リール66の中段に位置する図柄61、右リール68の上段に位置する図柄61を繋いでできる右上がり斜めラインL4と、左リール64の上段に位置する図柄61、中リール66の中段に位置する図柄61、右リール68の下段に位置する図柄61を繋いでできる右下がり斜めラインL5との5本からなるものである。
図2に示すように、左リール64、中リール66及び右リール68の表面には、「赤7」等の複数の種々の図柄が形成されている。具体的には、リール62の表面には、赤7図柄(赤色で7が描かれた絵柄)、白7図柄(白色で7が描かれた絵柄)、黒バー図柄(黒色長方形にBARが描かれた絵柄)、青バー図柄(青色長方形に所定文字が描かれた図柄)、リプレイ図柄(青色で地球儀を模して描かれた絵柄)、デカガエル図柄(カエルの頭部が大きく描かれた図柄)、ベル図柄(ベルを模して描かれた図柄)、オレンジ図柄(オレンジを模して描かれた図柄)、チェリー1図柄(チェリーを模して描かれた絵柄)、チェリー2図柄(チェリーを模して描かれた図柄の周囲に四角枠を設けた図柄)が形成されている。
図3に示すように、遊技機10の内部には、遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置100が形成されている。前記制御装置100は、遊技を進行させて遊技を制御するメイン制御部110と、このメイン制御部110からの情報(コマンド)を受けて、遊技の進行に応じた演出を制御し、主に遊技内容に関する情報を遊技者に報知する演出を行うために演出状態を制御するサブ制御部400とを備えている。なお、メイン制御部110とサブ制御部400との間は、メイン制御部110への不正操作を防止するために、メイン制御部110からサブ制御部400への一方向の通信により行われている。メイン制御部110は、役抽選を行うとともに、リールユニット60及び貯留払出手段24の作動を制御する。サブ制御部400は、メイン制御部110から信号を入力し、表示手段84等の報知手段70の作動を制御する。サブ制御部400の出力側には、報知手段70として、表示手段84、スピーカー72、演出用ランプ78、当選状態報知ランプ90の各パーツが接続されている。この当選状態報知ランプ90の詳細は後で詳細に説明する。
制御装置100は、CPU、ROM、RAM、I/Oポート(図示せず)を備えたマイクロコンピュータにより構成される。CPUは、タイマ割込などの割込機能を持ち、ROMに記憶されたプログラムを実行して、種々の処理を行う。ROMは、CPUが実行するプログラムや各種テーブル等の固定的なデータを記憶し、RAMは、CPUがプログラムを実行する際の一時的な記憶領域、例えば遊技機10の状態を記憶するための記憶領域や、役抽選の抽選結果を記憶するための記憶領域として使用される。
以上の構成をもって、メイン制御部110は、役の抽選を行い、リール62の回転及び停止を制御し、リール62がすべて停止したときに停止図柄判定を行い、遊技の進行を行う手段として機能することとなる。
前記遊技制御手段120は、遊技を制御するためのものであって、遊技を実行するためのものである。以下、本実施の形態における遊技について説明する。
リール62の回転開始後、所定の条件(本実施の形態では、リール62を加速する処理を実行した後、所定のセンサによりリール62の回転位置が基準位置であることを検出すること)が成立すると、ストップスイッチ50の操作が可能な状態(停止操作可能状態)となる。
その後に、3個のストップスイッチ50のうち1個を操作すると、当該ストップスイッチ50に対応したリール62の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ50の操作を終えると、3個すべてのリール62の回転が停止する。
遊技制御手段120は、通常に行われる(一般的な遊技である)通常遊技と、この通常遊技よりも遊技者へ付与される利益がより大きくなり得る特別遊技(ボーナス遊技)と、この特別遊技(ボーナス遊技)へ移行するための特別役(ボーナス移行役)に当選したにも拘わらず当該特別役に入賞しなかった場合、すなわち特別役に係る図柄が有効ライン86上に停止しなかった場合に移行するボーナス内部当選中遊技とを実行する(図8参照)。
特別遊技(ボーナス遊技)は、特別役(ボーナス移行役)に当選し、さらに特別役(ボーナス移行役)に対応した図柄61の組合せが有効ライン86上に揃うと、揃った遊技の次回の遊技から開始される遊技である。
特別役(ボーナス移行役)は、持ち越し役であって、当選時の遊技で有効ライン86上に特別役(ボーナス移行役)に対応する図柄61の組合せが揃わなくても、次回の遊技以降、有効ライン86上に特別役(ボーナス移行役)に対応する図柄61の組合せが揃うまで特別役(ボーナス移行役)に当選した状態が有効である(当選の権利が持ち越されている)。その他の役は、当選時の遊技で有効ライン86上に役に対応する図柄61の組合せが揃わなければ、次回の遊技以降は無効となる。
本実施の形態では、特別遊技(ボーナス遊技)として、第1ボーナス遊技と、第2ボーナス遊技とが設けられている。第1ボーナス遊技が実行される第1ボーナス遊技状態と、第2ボーナス遊技が実行される第2ボーナス遊技状態とは、終了条件が相違するものである。
本実施の形態に係る第2ボーナス遊技状態は、第2ボーナス遊技状態中に払い出されるメダルの払い出し枚数の合計枚数が105枚を超える払出枚数になった後で終了する(なお、配当が一律15枚であるため、実際には120枚の払い出しで終了することになる。)。もちろん、この終了条件は105枚に限定されるものではなく、他の枚数でもよいものである。
また、有効ライン86上に再遊技役(リプレイ役)に対応する図柄61の組合せが揃うと、メダルの払い出しはないものの、次回の遊技において遊技者所有のメダルを使用することなく賭け数が自動的に設定され遊技を行うことができる。
前記役抽選手段130は、メイン制御部110が備える手段であり、スタートスイッチ40の操作を契機に、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの抽選(役抽選)を行うためのものである。役抽選手段130は、役に当選したか否かを決定するための抽選データを備えており、メイン制御部110のROM上に記憶されている。役抽選手段130は、予め定めた抽選データと、所定範囲の整数値を繰り返してカウントするループカウンタを有する所定の乱数発生手段(乱数発生回路)が発生した乱数のうちから抽出した乱数とを比較して、当選か否かを判定する。なお、役抽選手段130による処理は、後述するステップ113(図12参照)において行われる。
前記停止制御手段140は、メイン制御部110が備える手段であり、各リール62の回転を停止させるためのものである。停止制御手段140は、役抽選手段130の抽選結果と、各ストップスイッチ50が操作されたときの対応するリール62の回転位置とに基づいて、各リール62の回転を停止させる。停止制御手段140による処理は、後述するステップ114(図12参照)において行われる。
前記特典付与手段420としての前記メイン側特典付与手段160は、メイン制御部110が備える手段であり、停止図柄判定手段150の判定結果に基づいて、メダル払い出し等の所定の処理を行うためのものである。メイン側特典付与手段160は、停止図柄判定手段150の判定結果、小役が入賞していると判定されるとメダルの払い出しを行う。
なお、このメイン側特典付与手段160は、後述するサブ側特典付与手段430と一緒になって、遊技者に付与する特典を遊技者に付与する特典付与手段420を形成する。
前記フリーズ制御手段170は、スタートスイッチ40の操作を契機として遊技を一時的に保留させて遊技を進行させることができないフリーズ状態を実行可能なものである。このフリーズ状態中において、表示手段84により所定の演出が実施される。
以上の構成をもって、サブ制御部400は、演出の有無、態様を決定し、遊技の状態に応じた演出を制御する手段として機能することとなる。
前記サブ制御部400は、所定の演出を実行することが決定された場合に演出を実行するためのものである。
前記サブ側特典付与手段430(特典付与手段420)は、遊技者の利益となる特典を遊技者に付与するためのものである。
前記サブ側演出装置駆動手段440(演出装置駆動手段450)は、所定の演出を、表示手段84、スピーカー72、演出用ランプ78及び当選状態報知ランプ90の報知手段70により実行する。
サブ側演出装置駆動手段440は、演出用ランプ78や当選状態報知ランプ90を駆動するためのLED駆動回路(図示せず)に対してLEDの点灯や消灯を規定するデータを出力したり、スピーカー72から音を出力するための音声出力回路(図示せず)に対して出力する音声を規定するデータを出力したり、表示手段84を駆動するための液晶制御基板(図示せず)に対して出力する映像データを規定するデータを出力したりする。
前記当選状態報知制御手段470は、役抽選の結果に基づいた当選の状態を報知手段70を介して報知させるためのものである。
当選状態報知制御手段470は、特別役(ボーナス移行役)が当選している状態(重複当選や持ち越しも含む)である場合に、持ち越し役でない所定役(ボーナス移行役にも重複して当選している可能性の高い重複当選役である平行オレンジ役、斜めオレンジ役、確定1枚役、弱チェリー役、強チェリー役の5つの小役の中のいずれかの役)が当選することを条件として、特別役の当選の状態を報知手段70(当選状態報知ランプ90)を介して報知可能である。
全リール62の停止操作後、チャンススイッチ55を操作してから当選状態報知ランプ90が虹色点灯を開始すると、次の遊技のスタートスイッチ40の操作までの間、当該虹色点灯の状態が継続し、当該スタートスイッチ40の操作を契機として虹色点灯が消灯する。もちろん、この虹色点灯させる時間や点灯の態様状態は、これに限定されるものではなく、所定時間の間隔で点滅させる等してもよいものである。さらに、虹色点灯させる態様を、当選している当選役の種類(第1ボーナス移行役当選又は第2ボーナス移行役当選)によって判別することができるようにしてもよい。具体的には、例えば点滅させる時間や、その点滅や消灯の時間間隔や、色調や、色の順番等が当選役の種類に対応して異なるようにするものである。
具体的には、当選状態報知制御手段470は、役抽選の結果、特別役(ボーナス移行役)にも重複して当選している可能性の高い重複当選役である平行オレンジ役、斜めオレンジ役、確定1枚役、弱チェリー役、強チェリー役の5つの小役のいずれかが当選している場合、全リール62の停止操作後から次の遊技のスタートスイッチ40の操作までの間に遊技者によるチャンススイッチ55の操作がされると発光状態決定手段490の決定に基づいて報知手段70の当選状態報知ランプ90を白色点灯(図10(A)参照)の発光状態にする。この白色点灯させる時間は、予め定められた僅かな時間に設定されてある。当選状態報知ランプ90による白色点灯は、一瞬、白色点灯した後、直ぐに消灯となる。もちろん、この白色点灯させる時間や点灯状態は、これに限定されるものではなく、所定時間の間隔で点滅させる等してもよいものである。さらに、白色点灯させる態様を、当選している当選役の種類によって判別することができるように点滅させる時間や、その点滅や消灯の時間間隔等を異なるようにしてもよい。
前記発光状態決定手段490は、当選状態報知制御手段470による当選状態報知ランプ90の発光状態(発光態様)を決定するものである。この発光状態とは、当選状態報知ランプ90が発光する発光態様であって、具体的には、白色点灯又は虹色点灯を意味する。
前記発光状態抽選テーブル記憶手段491は、発光状態抽選テーブルとして、役抽選の結果、ボーナス移行役に当選していない場合のボーナス移行役非当選用発光状態抽選テーブルと、第1ボーナス移行役に当選している場合の第1ボーナス移行役当選用発光状態抽選テーブルと、第2ボーナス移行役に当選している場合の第2ボーナス移行役当選用発光状態抽選テーブルとを備えている(図9参照。)。
前記発光状態当選確率選択手段492は、役抽選の結果に基づいて発光状態抽選テーブル記憶手段491に記憶されている発光状態の当選確率から抽選に用いる発光状態の当選確率を選択するものである。発光状態当選確率選択手段492は、役抽選の抽選結果が(1)ボーナス移行役に非当選、(2)第1ボーナス移行役に当選、(3)第2ボーナス移行役に当選の(1)〜(3)の中のいずれの状態であるかに基づいて発光状態抽選テーブルを選択する。なお、この役抽選の抽選結果、ボーナス移行役(第1ボーナス移行役又は第2ボーナス移行役)に当選している状態とは、当該遊技における役抽選の結果、ボーナス移行役に当選している場合と、当該遊技より前の遊技の役抽選の結果、ボーナス移行役に当選し、そのボーナス移行役に対応する図柄を有効ライン86に揃えることができなくて当該当選の状態(当選の権利)が当該遊技まで持ち越されているような場合との両方が含まれる。さらに、このボーナス移行役に当選しているとは、ボーナス移行役のみに単独当選している場合と、ボーナス移行役及び持ち越し役でない小役の両方に当選している、いわゆる重複当選している場合との両方が含まれる。
前記発光状態抽選手段493は、発光状態当選確率選択手段492により選択された各発光状態の当選確率を用いて、発光状態を白色点灯にするか、又は、虹色点灯にするかの抽選を行う。
各図柄61の組合せは、左リール64、中リール66、右リール68の順(以下同様)に、第1ボーナス移行役1が(赤7、赤7、赤7)、第1ボーナス移行役2が(白7、白7、白7)、第1ボーナス移行役3が(赤7、赤7、白7)、第1ボーナス移行役4が(白7、白7、赤7)に設定されている。また、第2ボーナス移行役1が(赤7、赤7、黒バー)、第2ボーナス移行役2が(白7、白7、黒バー)に設定されている。第1ボーナス移行役及び第2ボーナス移行役の配当(メダル払出枚数)はいずれも2枚となっている。
図6に示すように、小役として第1入賞役、第2入賞役・・・第5入賞役があり、その図柄組み合わせが、第1入賞役(ベル、ベル、ベル)、第2入賞役(オレンジ、オレンジ、オレンジ)、第3入賞役(黒バー、オレンジ、オレンジ)、第4入賞役(白7、赤7、チェリー2)、第5入賞役(チェリー1、ANY、赤7/白7/黒バー/リプレイ/ベル/オレンジ/チェリー1/チェリー2)である。3枚投入での配当(メダル払出枚数)は、第1入賞役が6枚、第2入賞役及び第3入賞役が3枚、第4入賞役及び第5入賞役が1枚となっており、2枚投入での配当(メダル払出枚数)は、いずれも15枚となっている。なお、上記ANYは、いずれの図柄でもよいことを意味する。
なお、弱チェリー役当選の場合、第1ボーナス移行役1との重複当選は、設定6の場合のみ「有」となり、設定1〜5の場合は、「無」となる。また、弱チェリー役当選の場合、第1ボーナス移行役2との重複当選は、設定4〜6の場合のみ「有」となり、設定1〜3の場合は、「無」となる。
図8に示すように、通常遊技が実行される通常遊技状態では、第0リプレイ状態RT0と、第1リプレイ状態RT1と、第2リプレイ状態RT2とのいずれかの動作モードにおいて通常遊技が実行される。ボーナス内部当選中遊技が実行されるボーナス内部当選中遊技状態では、第3リプレイ状態RT3と、第4リプレイ状態RT4と、第5リプレイ状態RT5とのいずれかの動作モードにおいてボーナス内部当選中遊技が実行される。
図9(A)(B)(C)に示される発光状態抽選テーブルは、発光状態抽選テーブル記憶手段491に記憶されているものである。これらのうちから、発光状態当選確率選択手段492が、役抽選の結果に基づいて、いずれのテーブルを用いるか選択すると共に選択したテーブルを用いて各発光状態の当選確率が選択される。そして、選択された当選確率に基づいて、発光状態抽選手段493が、いずれの発光状態が実行されるか抽選を行う。
図9(A)に示すように、発光状態抽選テーブル記憶手段491に記憶されているボーナス移行役非当選の状態における発光状態抽選テーブル(いわゆるボーナス移行役非当選用発光状態抽選テーブル)では、虹色点灯の当選確率は、いずれの役(平行オレンジ役、斜めオレンジ役、弱チェリー役、強チェリー役)においても0%に設定され、白色点灯の当選確率は、100%に設定されている。すなわち、ボーナス移行役非当選の場合に虹色点灯の発光状態となることはなく、発光する場合には必ず白色点灯が実行されることになる。また、確定1枚役は、ボーナス移行役非当選の場合には、いずれの発光状態にもならないように設定されている。
図9(C)に示すように、発光状態抽選テーブル記憶手段491に記憶されている第2ボーナス移行役当選の状態における発光状態抽選テーブル(いわゆる第2ボーナス移行役当選用発光状態抽選テーブル)では、第1ボーナス移行役当選用発光状態抽選テーブルと同一に設定されている。すなわち、虹色点灯の当選確率は、いずれの役(平行オレンジ役、斜めオレンジ役、確定1枚役、弱チェリー役、強チェリー役)においても25%に設定され、白色点灯の当選確率は75%に設定されている。
図10(B)に示すように、前扉14の上部に左右に配置されている当選状態報知ランプ90は、発光状態として虹色点灯が選択されたとき、内部に配置されている多数のLEDにより縦方向スリット状(帯状)に同一色で発光し、虹色の7色が横方向に並んだ状態となるように発光する(図10(B)の斜線等で表現される領域)。
図11では、複数回の遊技進行の際、役抽選の結果と、表示手段84に表示される演出例と、チャンススイッチ55の受付区間との一例が遊技進行の順に示されている。
先ず、1ゲーム目では、役抽選の結果、平行オレンジ役が当選している。この場合において、前述の連続演出実行手段445における連続演出開始抽選手段による抽選に当選し、同じく前述の連続演出回数抽選手段による抽選の結果、6ゲームに渡る連続演出(後述の演出a〜m)が当選している。また、特に図示していないが、発光状態抽選手段493の抽選が行われ、その結果、発光状態として白色点灯が当選している。1ゲーム目の第3停止操作OFFから次の遊技(2ゲーム目)のスタートスイッチ40の操作までの間、チャンススイッチ55の受付が可能に設定されている。この間に遊技者がチャンススイッチ55を押下したことで、当選状態報知ランプ90は所定時間だけ白色点灯の発光状態となり、その後の所定時間経過後、直ぐに消灯する。遊技者は、この白色点灯を見ることで、当該遊技で平行オレンジ等の重複当選の可能性が高い小役に当選していることを知ることができる。なお、当該1ゲーム目では表示手段84によりボーナス移行役の当選の期待を示唆する演出aが開始され、この演出aの後に演出aに関連する演出bが開始される。
4ゲーム目の役抽選の結果、斜めオレンジ役に当選し、同時に発光状態抽選手段493の抽選が行われ、その結果、発光状態としての虹色点灯が当選している。また、スタートスイッチ40の操作に伴って演出dに関連する演出eが表示手段84に表示され、さらに、この演出eに関連する演出f、続いて演出fに関連する演出gが実行される。この場合において、演出gが実行される当該ゲーム(4ゲーム目)の第3停止操作OFFから次の遊技(5ゲーム目)のスタートスイッチ40の操作までの間、チャンススイッチ55の受付が可能に設定されている。この間に遊技者がチャンススイッチ55を押下したことで、当選状態報知ランプ90は、虹色点灯の発光状態となり、この発光状態は、次の遊技(5ゲーム目)のスタートスイッチ40の操作まで継続される。この虹色点灯の発光状態となることにより、遊技者は、役抽選の抽選状態がボーナス移行役(第1ボーナス移行役又は第2ボーナス移行役)の当選状態にあることを確信することができる。その後、5ゲーム目において、演出gに関連する演出h、演出hに関連する演出i、演出iに関連する演出jが順次実施される。
このように、本実施の形態において制御装置100は、前記持ち越し役でない所定役(1ゲーム目の平行オレンジ)の当選時に複数回の遊技に渡る演出a〜m(連続演出)を実施可能に設けられている。
また、ここでいう「連続演出」とは、連続する複数ゲームの各ゲーム間(本実施形態では6ゲーム間であるが、当然のことながらこれに限定されず、少なくとも2ゲームを有すれば所期の目的を達成できる。)に渡って途切れることなく行われる演出を意味する。この場合において、望ましくは、前述の演出aのように、連続する数ゲーム間(本実施形態では1〜3ゲームの間)の各ゲームの最初に表示される演出を共通させるものとし、或いは、前述の演出dと演出e,演出gと演出h,演出jと演出kのように、連続する数ゲーム間で先のゲームの最後に表示された演出と、その後のゲームの最初に行われる演出とを、例えば物語の続きを表すなどの関連性をもたせるものとする。
図12に示すフローチャートに基づいて、メイン制御部110が1回の遊技毎に実行する遊技制御処理について説明する。
なお、このステップ112の前提として、賭け数設定処理が行われている。この賭け数設定処理では、賭け数として規定の賭け数が設定されたか否かが判定されるものである。具体的には、メイン制御部110により、当該遊技の賭け数として設定されているメダルの枚数が規定の賭け数(2又は3)に達しているか否かの判定が行われる。
ステップ114において、リールユニット60におけるリール62の回転変動処理が行われる。リール62が所定の回転速度に達した後、メイン制御部110により、回転中のリール62に対応するストップスイッチ50の操作があった場合に、停止制御手段140により、各リール62の回転が停止させられる。
ここで、第3番目のストップスイッチ50の停止操作が行われて、当該第3停止操作を実施した遊技者の指がストップスイッチ50から離反した際(第3停止操作OFF)に、チャンススイッチ55が入力可能状態へ移行する。なお、このチャンススイッチ55の入力可能状態は、次の遊技のスタートスイッチ40操作がON状態となることで終了する。
ステップ115において、停止図柄判定手段150により、有効ライン86上の図柄61の組合せに対して所定の役の図柄61の組合せが揃っているか否かの入賞等の判定処理が行われる。ここで、入賞等の判定処理の判定結果のデータは、メイン制御部110からサブ制御部400へ送信される。そして、判定処理が終わると、次のステップ116に進む。
ステップ116において、メイン側特典付与手段160により、停止図柄判定手段150の判定結果に対応した払出処理等が行われる。なお、判定結果、払出が不要な場合には、払出処理は行われない。そして、当該処理が終了する。
先ず、ステップ210において、当選状態報知制御手段470により所定役に当選したか否かが判定される。ここで、所定役とは、平行オレンジ役、斜めオレンジ役、確定1枚役、弱チェリー役、強チェリー役である。当該所定役が役抽選手段130の役抽選の結果、当選しているか否が判定されるものである。当該所定役に当選していると判定された場合、次のステップ211に進み、当該所定役に当選していないと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ212において、発光状態決定手段490により、特別役(ボーナス移行役)非当選時における当選状態報知ランプ90の点灯パターン(白色点灯又は虹色点灯の発光状態)の抽選処理が行われる。具体的には、発光状態抽選テーブル記憶手段491に記憶されている発光状態抽選テーブルから発光状態当選確率選択手段492が役抽選の結果に基づいてボーナス移行役非当選用発光状態抽選テーブル(図9(A)参照)を選択する。発光状態当選確率選択手段492は、そのボーナス移行役非当選用発光状態抽選テーブル(図9(A)参照)に記載された所定役(ステップ210で当選していると判断された所定役)の当選確率を選択する。選択された当選確率に基づいて、発光状態抽選手段493が白色点灯又は虹色点灯のいずれの発光状態にするかの抽選を行う。なお、図9(A)に示すボーナス移行役非当選用発光状態抽選テーブルでは、白色点灯の当選確率が100%に設定されているため、白色点灯が当選することになる。そして、次のステップ213に進む。
ステップ214において、発光状態抽選手段493の点灯パターンの抽選結果に基づいて、当選状態報知ランプ90の点灯処理が行われる。そして、当該処理が終了する。
一方、前記ステップ211で特別役に当選している(当選中)と判定された場合は、ステップ216において、第1ボーナス移行役に当選中か否かが判定される。第1ボーナス移行役に当選中であると判定された場合、次のステップ217に進み、第1ボーナス移行役に当選中でないと判定された場合、ステップ221に進む。
ステップ219において、発光状態抽選手段493の点灯パターンの抽選結果に基づいて、当選状態報知ランプ90の点灯処理が行われる。そして、当該処理が終了する。
一方、前記ステップ216で第1ボーナス移行役に当選していないと判定された場合(具体的には、特別役(第1ボーナス移行役又は第2ボーナス移行役)に当選中であるため、第2ボーナス移行役に当選している場合となる)は、ステップ221において、発光状態決定手段490により、第2ボーナス移行役当選時における当選状態報知ランプ90の点灯パターン(白色点灯又は虹色点灯の発光状態)の抽選処理が行われる。具体的には、発光状態抽選テーブル記憶手段491に記憶されている発光状態抽選テーブルから発光状態当選確率選択手段492が役抽選の結果に基づいて第2ボーナス移行役当選用発光状態抽選テーブル(図9(C)参照)を選択する。発光状態当選確率選択手段492はその第2ボーナス移行役当選用発光状態抽選テーブル(図9(C)参照)に記載された所定役(ステップ210で当選していると判断された所定役)の当選確率を選択する。選択された当選確率に基づいて、発光状態抽選手段493が白色点灯又は虹色点灯のいずれの発光状態にするかの抽選を行う。そして、次のステップ222に進む。
ステップ223において、発光状態抽選手段493の点灯パターンの抽選結果に基づいて、当選状態報知ランプ90の点灯処理が行われる。そして、当該処理が終了する。
なお、ここで、図13のフローチャートにおいて、ステップ213、218、222は、異なるステップで別々の処理となるように記載されてあるが、処理内容は同一処理であるため、サブルーチン等により共通のプログラム処理で実施するようにしてもよい。
また、同様にステップ215、220、224は、異なるステップで別々の処理となるように記載されてあるが、処理内容は同一処理であるため、サブルーチン等により共通のプログラム処理で実施するようにしてもよい。
図14に示すフローチャートに基づいて、図13のフローチャートのステップ214、219、223の点灯パターンの抽選結果に基づく点灯処理について説明する。
ステップ310において、発光状態抽選手段493の抽選結果、点灯パターンは白色点灯に当選したか否かが判定される。白色点灯に当選したと判定された場合、次のステップ312に進み、白色点灯に当選していないと判定された場合、ステップ313に進む。
ステップ313において、当選状態報知制御手段470により、次遊技におけるスタートスイッチ40がON状態となるまで、当選状態報知ランプ90の虹色点灯の実行処理が行われる。そして、当該処理が終了する。
以上のように、本実施の形態における遊技機10の当選状態報知制御手段470は、役抽選手段130の役抽選の結果、持ち越し役でない所定役(平行オレンジ役、斜めオレンジ役、確定1枚役、弱チェリー役、強チェリー役)に当選することを特別役(第1・第2ボーナス移行役)当選状態の報知条件の一つとしている(前述の図13におけるステップ210)。
すなわち、本実施の形態において、特別役当選状態の報知を受けるためには、例えば単にクレジット枚数だけを増加させるような従来のものとは異なり、遊技の実行を必然的に要するものである。
また、本実施の形態によれば、前記所定役の当選が、前記特別役の当選の状態の報知機会となるため、該所定役当選に新たな価値を与えることができ、遊技者をより楽しませることができる。
本実施の形態では、前記特別役としてのボーナス移行役(第1ボーナス移行役又は第2ボーナス移行役)の当選と前記持ち越し役でない所定役(平行オレンジ役、斜めオレンジ役、確定1枚役、弱チェリー役、強チェリー役)の当選とが同一遊技で同時に成立可能な当選(重複当選)領域が含まれていることから、該所定役の当選によって、前記特別役の当選の状態の報知機会に加えて、当該遊技において特別役に当選したことの期待感も与えることができ、遊技者を更に楽しませることができる。
これにより、例えば報知条件を充足すれば遊技の進行に関係して自動的に報知を行うようなものと比較して、当該報知を得たいという遊技者の意思を反映させることができ、遊技者に強い達成感を付与することが可能となる。当該報知を希望しない遊技者は、当該操作を行わなければ良いものとなり、遊技の選択の幅を広げ、遊技者の好みに適合した遊技を進行させることができる。
具体的には、本実施の形態では、遊技の進行に関係の無い操作であるチャンススイッチ55の押下操作を遊技者が自ら選択して行うことで特別役(ボーナス移行役であって、第1ボーナス移行役又は第2ボーナス移行役)が当選している状態であることの報知が可能となる。当選状態報知ランプ90が虹色点灯の発光状態となることにより、特別役の当選の状態を報知することができ、当選状態報知ランプ90が白色点灯の発光状態となることにより、前記所定役又は特別役の当選の状態を報知することができる。
そのため、例えば特定の遊技者の遊技前に、他の遊技者が遊技を行って前記所定役に当選していた場合であっても、該所定役に当選した遊技と同一の遊技において遊技者が入れ替わらない限り、該特定の遊技者が遊技を行うことなく前記特定役の報知機会を得られることはない。
また、複数回の遊技に渡って、前記報知の機会を複数回得ることが可能となり、複数回の報知が行われることで、より精度の高い(信頼性の高い)遊技情報(特別役の当選情報)を得ることが可能となる。
本実施の形態では、特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役(平行オレンジ役、斜めオレンジ役、確定1枚役、弱チェリー役、強チェリー役)が当選し、さらに、発光状態決定手段490(発光状態抽選手段493)による所定確率の抽選に当選することで特別役の当選の状態が報知手段70(当選状態報知ランプ90)を介して報知されることとなる(前述の図13におけるステップ214、219、223)。
これにより、前記特別役の当選状態である場合でも、その状態が報知されないことがあるため、特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができ、遊技性を向上させることができる。
本実施の形態では、特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選し、さらに、所定確率の抽選に当選することで特別役の当選の状態が報知手段70を介して報知される構成を採用すると(前述の図13におけるステップ214、219、223)、前述のように特別役の非当選状態においても、遊技者に期待感を付与することができる。その反面、特別役の当選の状態が必ずしも報知されないこととなるため、該当選状態にあるにも拘わらず遊技をやめてしまうという不利益を遊技者に与える虞がある。
これにより、前記特別役が当選している状態である場合に、役抽選により持ち越し役でない所定役が当選したときには、前記所定確率の抽選に当選しなかった場合であっても、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に該特別役の当選状態が報知され得ることとなるため、前記遊技者の不利益を軽減することができる。
14 前扉 16 図柄表示窓部
20 上パネル 22 下パネル
24 貯留払出手段 26 メダル受け皿
28 メダル払出口 30 操作部
32 シングルベットスイッチ 34 マックスベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 50 ストップスイッチ
L 左ストップスイッチ C 中ストップスイッチ
R 右ストップスイッチ 55 チャンススイッチ
60 リールユニット 61 図柄
62 リール 63 リールテープ
64 左リール 66 中リール
68 右リール 70 報知手段
72 スピーカー 74 上部スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
80 上部ランプ 81 側部ランプ
82 下部ランプ 84 表示手段
86 有効ライン L1 上段ライン
L2 中段ライン L3 下段ライン
L4 右上がり斜めライン L5 右下がり斜めライン
90 当選状態報知ランプ 100 制御装置
110 メイン制御部 120 遊技制御手段
130 役抽選手段 140 停止制御手段
150 停止図柄判定手段 160 メイン側特典付与手段
170 フリーズ制御手段 230 メイン側演出装置駆動手段
400 サブ制御部 410 演出制御手段
420 特典付与手段 430 サブ側特典付与手段
440 サブ側演出装置駆動手段 445 連続演出実行手段
450 演出装置駆動手段 460 特定操作判定手段
470 当選状態報知制御手段 490 発光状態決定手段
491 発光状態抽選テーブル記憶手段 492 発光状態当選確率選択手段
493 発光状態抽選手段
Claims (4)
- 複数の図柄を変動表示可能な複数のリールと、
遊技者の操作により前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、
前記複数のリールそれぞれに対応して設けられ、前記複数のリールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により前記リールの図柄の変動表示を個別に停止させるための複数のストップスイッチと、
遊技の進行及び演出を制御する制御装置と、
種々の情報を外部に向かって報知する報知手段とを備え、
前記制御装置は、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選の結果に基づいた当選の状態を前記報知手段を介して報知させるための当選状態報知制御手段とを有し、
前記役抽選の結果及び前記ストップスイッチの停止操作に基づいて前記リールの回転を停止させ、当選した役に係る図柄の組合せが有効なライン(以下、「有効ライン」とする。)上に揃ったか否かの判定を行い、その判定の結果に応じて所定の利益を付与するようにした遊技機であって、
遊技には、通常遊技と、前記通常遊技よりも多くの利益を付与可能な特別遊技とを備え、
前記役には、当選した後、当選した役に係る図柄の組み合わせを前記有効ライン上に停止させることができなかった場合に、当該図柄の組み合わせを前記有効ライン上に停止させるまで当選している状態を次以降の遊技に持ち越すことができるようにした持ち越し役を備え、
前記持ち越し役として、前記特別遊技へ移行させるための特別役が設けられ、
前記制御装置は、前記持ち越し役でない所定役の当選時に前記特別役の当選の有無にかかわらず複数回の遊技に渡る演出(以下、「連続演出」とする。)を実施可能に設けられ、
前記当選状態報知制御手段は、
前記特別役が当選している状態である場合に前記持ち越し役でない所定役が当選すること又は前記特別役と前記所定役とが同時に当選すること、
且つ、
所定役の当選時において、報知する確率が報知しない確率よりも低く設定された所定確率の抽選で報知する方に当選したことを条件として、前記特別役が当選している状態であることを前記報知手段を介して報知可能とし、
さらに、前記当選状態報知制御手段は、前記報知の抽選の結果に拘わらず、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に前記報知手段を介して前記特別役が当選している状態であることを報知することを特徴とする遊技機。 - 複数の図柄を変動表示可能な複数のリールと、
遊技者の操作により前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、
前記複数のリールそれぞれに対応して設けられ、前記複数のリールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により前記リールの図柄の変動表示を個別に停止させるための複数のストップスイッチと、
遊技の進行及び演出を制御する制御装置と、
種々の情報を外部に向かって報知する報知手段とを備え、
前記制御装置は、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選の結果に基づいた当選の状態を前記報知手段を介して報知させるための当選状態報知制御手段とを有し、
前記役抽選の結果及び前記ストップスイッチの停止操作に基づいて前記リールの回転を停止させ、当選した役に係る図柄の組合せが有効なライン(以下、「有効ライン」とする。)上に揃ったか否かの判定を行い、その判定の結果に応じて所定の利益を付与するようにした遊技機であって、
遊技には、通常遊技と、前記通常遊技よりも多くの利益を付与可能な特別遊技とを備え、
前記役には、当選した後、当選した役に係る図柄の組み合わせを前記有効ライン上に停止させることができなかった場合に、当該図柄の組み合わせを前記有効ライン上に停止させるまで当選している状態を次以降の遊技に持ち越すことができるようにした持ち越し役を備え、
前記持ち越し役として、前記特別遊技へ移行させるための特別役が設けられ、
前記制御装置は、前記持ち越し役でない所定役の当選時に前記特別役の当選の有無にかかわらず複数回の遊技に渡る演出(以下、「連続演出」とする。)を実施可能に設けられ、
前記当選状態報知制御手段は、
前記特別役が当選している状態である場合に前記持ち越し役でない所定役が当選すること又は前記特別役と前記所定役とが同時に当選すること、
且つ、
全ての前記リールの停止操作後に遊技の進行に関係の無い特定の操作(以下、「特定操作」とする。)が実行されること、
且つ、
所定役の当選時において、報知する確率が報知しない確率よりも低く設定された所定確率の抽選で報知する方に当選したことを条件として、前記特別役が当選している状態であることを前記報知手段を介して報知可能とし、
さらに、前記当選状態報知制御手段は、前記報知の抽選の結果に拘わらず、前記連続演出が行われる複数回の遊技の最終回に前記報知手段を介して前記特別役が当選している状態であることを報知することを特徴とする遊技機。 - 前記役抽選の当選領域には、
前記特別役の当選と前記持ち越し役でない所定役の当選とが同一遊技で同時に成立可能な当選領域が含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記特定操作は、全ての前記リールの停止操作後から次の遊技の前記スタートスイッチの操作までの間、有効となることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014001062A JP5752281B2 (ja) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014001062A JP5752281B2 (ja) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015101709A Division JP6577751B2 (ja) | 2015-05-19 | 2015-05-19 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015128503A JP2015128503A (ja) | 2015-07-16 |
JP5752281B2 true JP5752281B2 (ja) | 2015-07-22 |
Family
ID=53638147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014001062A Active JP5752281B2 (ja) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5752281B2 (ja) |
-
2014
- 2014-01-07 JP JP2014001062A patent/JP5752281B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015128503A (ja) | 2015-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5865189B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2018110617A (ja) | 遊技機 | |
JP6461726B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2020156758A (ja) | 遊技機 | |
JP2005013446A (ja) | 遊技機 | |
JP2007167592A (ja) | 遊技機 | |
JP2007014622A (ja) | 遊技機 | |
JP5660552B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6577751B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6371756B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2016032498A (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP2016032499A (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5752280B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2006043252A (ja) | 遊技機 | |
JP6190937B1 (ja) | 遊技機 | |
JP2006149652A (ja) | 遊技機 | |
JP4908793B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5752281B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4455778B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5865190B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6577750B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4090003B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2011115478A (ja) | 遊技機 | |
JP6835663B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007014547A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150519 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5752281 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |