JP2002346161A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002346161A
JP2002346161A JP2001157850A JP2001157850A JP2002346161A JP 2002346161 A JP2002346161 A JP 2002346161A JP 2001157850 A JP2001157850 A JP 2001157850A JP 2001157850 A JP2001157850 A JP 2001157850A JP 2002346161 A JP2002346161 A JP 2002346161A
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Japan
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game
gaming machine
light
lamp
variable display
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Application number
JP2001157850A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Noboru Sudo
登 須藤
Yoshio Kunugi
義雄 功刀
Corden Harry
コーデン ハリー
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の前面に設けられる前面パネルの前面
の形状や絵柄等の意匠を容易に変更することが出来る遊
技機を提供すること。 【解決手段】 遊技者が所定の遊技を行うことが可能な
遊技機1であって、該遊技機の前面側に設けられる前面
パネル150の前面側に、少なくとも一部に透光性領域
が形成されたカバー部材152が前記前面パネル150
に対して着脱自在に設けられるとともに、前記前面パネ
ル150と前記カバー部材152との間に、少なくとも
一部に装飾が施された化粧部材153を交換可能に介在
させ、前記カバー部材152の透光性領域を通して前記
化粧部材153に施された装飾を視認可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者が所定の遊
技を行うことが可能なパチンコ遊技機やスロットマシン
等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンやパチン
コ遊技機などの遊技機にあっては、一般的に、メーカー
内のそれぞれの機種の差別化を図るために、また、他メ
ーカーの各種遊技機との差別化を図るために、遊技機の
前面の意匠を機種毎に異なるようにしている。
【0003】このように前面の意匠を機種毎に異なるよ
うにする方法としては、合成樹脂等により構成する前面
パネルの形状を変えたり、遊技の興趣を高めるために前
面パネルの前面に施す絵柄を変えることが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技機
の前面の意匠変更に際して、前面パネルの形状を変える
には新たな成形型枠等を成形しなければならず、コスト
が嵩むばかりか、短期間での機種変更に追いつかないと
いった問題を有していた。
【0005】また、前面パネルの一部に予め絵柄が施さ
れた化粧シートが裏面に貼着された化粧パネルが組み付
けられ、この化粧パネルにより前面パネルの一部の前面
が装飾されている遊技機においては、化粧パネルに施さ
れた絵柄を変えるには前記化粧パネルを取外さなければ
ならないが、この場合化粧パネルを取外すためには、前
面パネル裏面に設けられたランプ等の装置や多くの部材
を取外さなければならず、交換作業が煩雑で手間がかか
るといった問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、遊技機の前面に設けられる前面パネルの
前面の形状や絵柄等の意匠を容易に変更することが出来
る遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の遊技機は、遊技者が所定の遊技を行うこと
が可能な遊技機であって、該遊技機の前面側に設けられ
る前面パネルの前面側に、少なくとも一部に透光性領域
が形成されたカバー部材が前記前面パネルに対して着脱
自在に設けられるとともに、前記前面パネルと前記カバ
ー部材との間に、少なくとも一部に装飾が施された化粧
部材を交換可能に介在させ、前記カバー部材の透光性領
域を通して前記化粧部材に施された装飾を視認可能に構
成したことを特徴としている。この特徴によれば、装飾
が施された化粧部材を交換することで、前面パネルの前
面意匠を容易に変更することが出来るとともに、化粧部
材は前面パネルの前面側に設けられるので、前面パネル
の後側に設けられる各種装置や部材等を取外すことなく
容易に交換出来る。
【0008】本発明の遊技機は、表示状態が変化可能な
可変表示装置を備え、該可変表示装置の可変表示部に表
示される表示結果が特定の態様となったことを条件に所
定の遊技価値を付与可能であり、前記カバー部材には、
前記可変表示部を視認可能とする窓部が設けられている
ことが好ましい。このようにすれば、可変表示部の視認
領域が確保されるため、可変表示部の表示内容がカバー
部材により見えにくくなることがない。
【0009】本発明の遊技機は、前記化粧部材に、前記
可変表示部を視認可能とする窓部が設けられていること
が好ましい。このようにすれば、可変表示部の視認領域
が確保されるため、可変表示部の表示内容が化粧部材に
より見えにくくなることがない。
【0010】本発明の遊技機は、音を出力可能な音出力
手段を備えるとともに、前記カバー部材に、前記音出力
手段から出力される音の放音部が設けられていることが
好ましい。このようにすれば、放音領域が確保されるた
め、音出力手段から前方に向けて出力される音がカバー
部材により遮られることによる音量の低下や音質等の劣
化が防止される。
【0011】本発明の遊技機は、前記化粧部材に、前記
音出力手段から出力される音の放音部が設けられている
ことが好ましい。このようにすれば、放音領域が確保さ
れるため、音出力手段から前方に向けて出力される音が
化粧部材により遮られることによる音量の低下や音質等
の劣化が防止される。
【0012】本発明の遊技機は、遊技に関わる演出内容
を表示可能な演出用表示装置を備えるとともに、前記カ
バー部材に、前記演出用表示装置の演出表示部を視認可
能とする窓部が設けられていることが好ましい。このよ
うにすれば、演出表示部の視認領域が確保されるため、
演出表示部の表示内容がカバー部材により見えにくくな
ることがない。
【0013】本発明の遊技機は、前記化粧部材に、前記
演出表示部を視認可能とする窓部が設けられていること
が好ましい。このようにすれば、演出表示部の視認領域
が確保されるため、演出表示部の表示内容が化粧部材に
より見えにくくなることがない。
【0014】本発明の遊技機は、発光可能な発光手段を
備えるとともに、前記カバー部材に、前記発光手段から
の光を透過する透光性領域が設けられていることが好ま
しい。このようにすれば、透光性領域が確保されるた
め、発光手段からの光を視認しやすくなる。
【0015】本発明の遊技機は、前記化粧部材に、前記
発光手段からの光を透過する透光性領域が設けられてい
ることが好ましい。このようにすれば、透光性領域が確
保されるため、発光手段からの光を視認しやすくなる。
【0016】本発明の遊技機は、前記化粧部材に、遊技
に関わる所定の情報を表示する情報表示領域が設けられ
ていることが好ましい。このようにすれば、遊技者に対
して所定の遊技情報を効果的に伝達することが出来る。
【0017】本発明の遊技機は、前記カバー部材の裏面
所定箇所に、光分散パターンが形成されていることが好
ましい。このようにすれば、発光手段からの光を効率よ
く分散させることが出来るため、光による演出効果が高
まる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0019】まず、本発明の実施例を図面を用いて説明
すると、図1には、本発明が適用された遊技機の一例で
あるスロットマシンの全体正面図、図2及び図3にはス
ロットマシン1の内部構造図がそれぞれ示されている。
スロットマシン1は、前面が開口する筐体2と、この筐
体2の側端に回動自在に枢支された前面パネルとしての
前面扉4とから構成されており、前面扉4の裏面に設け
られた施錠装置3(図3参照)の鍵穴3aに挿入した所
定のキーを時計回り方向に回動操作することにより施錠
が解除されて前面扉4を開放することが出来るようにな
っている。
【0020】前面扉4の前面上半部には、図6に示され
るような略四角形状の凹部151が形成されているとと
もに、該凹部151の前面には、透明な樹脂からなるカ
バー部材としてのカバーパネル152(図6、図7参
照)が脱着自在に取付けられており、さらにこのカバー
パネル152の内面と凹部151の前面との間には、表
面に種々の装飾が施された化粧部材としての化粧シート
153(図6、図8参照)が設けられている。
【0021】この前面扉4の上半部における上部には、
遊技効果ランプ部41、遊技に関わる種々の演出内容を
表示可能な演出用表示装置としての液晶表示部15がそ
れぞれ設けられている。
【0022】液晶表示部15の左右側には、後述するよ
うに前面扉4の裏面に設けられる高音用のスピーカ13
6a、136b(図3、図4参照)から出力される音を
放音する放音部12a、12bがそれぞれ設けられてい
る。また、後述する下方のメダル払出穴9の側方には、
内部に設けられる低音用のスピーカ137(図3、図4
参照)から出力される音を放音する放音部13が設けら
れており、これら放音部12a、12b、13からは、
各スピーカ136a、136b、137から出力される
演出効果を高めるための音声やメロディ等の効果音が放
音されるようになっている。
【0023】液晶表示部15の下方には、スロットマシ
ン1の筐体2に内設されたリール51L、51C、51
Rを透視可能な透視窓14と、透視窓14の上方に位置
する小役告知表示部20a、20b、20cと、透視窓
14の左側に位置する1枚賭け表示部21、2枚賭け表
示部22、23、3枚賭け表示部24、25と、透視窓
14の右側に位置するゲームオーバー表示部26、リプ
レイ表示部27、ウェイト表示部28、スタート表示部
29、投入指示表示部30と、透視窓14の下側に位置
するクレジット表示部31、ゲーム回数表示部32、ペ
イアウト表示部33と、がそれぞれ設けられている。
【0024】1枚賭け表示部21、2枚賭け表示部2
2、23、3枚賭け表示部24、25は遊技者がゲーム
に賭けた賭数を表示し、1枚賭け表示部21の内部には
1枚賭けランプ112が、2枚賭け表示部22、23の
内部には2枚賭けランプ113、114、3枚賭け表示
部24、25の内部には3枚賭けランプ115、116
がそれぞれ内蔵されている(図4参照)。各枚賭け表示
部21〜25は、図のように透視窓14の左右側、及び
後述するリール間隠蔽部材53に描かれた5つの入賞ラ
インL1、L2、L2’、L3、L3’のいずれかと対
応しており、賭数に応じて有効化された入賞ラインL
1、L2、L2’、L3、L3’を識別可能に報知する
有効ライン表示部と兼用されている。
【0025】透視窓14の上部に設けられた小役告知表
示部20a〜20cには、各々異なる入賞図柄が1つず
つ描かれている。具体的には、小役告知表示部20aに
は「白7」図柄が、小役告知表示部20bには「黒7」
図柄が、小役告知表示部20cには「BAR」図柄が描
かれている。これら小役告知表示部20a〜20cは、
所定の小役入賞を発生させることがスロットマシン1の
制御部により許容されていること、すなわち、所定の小
役入賞が内部当選していることを、その小役入賞に対応
する入賞図柄が描かれた小役告知表示部20a〜20c
の内部に内蔵された小役告知ランプ140a〜140c
(図4参照)を点灯させることによって告知するための
表示部であり、所定の条件が成立している場合に限り機
能する。
【0026】ゲームオーバー表示部26は、後述するビ
ッグボーナスが終了することにより打ち止め状態となっ
た場合、及び何らかのエラーが発生して遊技を進行させ
ることが出来ない状態となった場合に、その内部に内蔵
されたゲームオーバーランプ117(図4参照)が点灯
する。リプレイ表示部27は、リプレイ入賞が発生した
場合に、その内部に内蔵されたリプレイランプ119
(図4参照)が点灯する。スタート表示部29は、賭数
が設定されることによりスタート操作をすることが可能
となった場合に、その内部に内蔵されたスタートランプ
118(図4参照)が点灯し、有効なスタート操作が検
出されることにより消灯する。投入指示表示部30は、
メダルを受付可能な状態である場合に、その内部に内蔵
された投入指示ランプ111(図4参照)が点滅し、最
大の賭数が設定され、かつ、クレジット数が予め定めら
れた上限値に達した場合、ゲームが開始された場合等に
消灯する。
【0027】ウェイト表示部28は、ウェイトタイム中
にスタート操作が検出された場合に、その内部に内蔵さ
れたウェイトランプ139(図4参照)が点灯し、ウェ
イトタイムが経過した後に消灯する。ウェイトタイム
は、ゲームがあまりに速く進行しすぎてしまうことを規
制するために設定されたゲーム進行規制期間であり、こ
のウェイトタイム中にスタート操作が検出されると、ウ
ェイトタイムが経過した後にリールが始動するように設
定されている。従って、十分な時間間隔を空けてゲーム
を進行する場合にはスタートレバー38の操作時にゲー
ムの進行が規制されることはないが、短時間でゲームを
進行しようとする場合にはウェイトタイムによってゲー
ムの進行が一時的に規制され、ウェイトタイムが経過す
るまでの間リールの始動待ち状態となる。
【0028】なお、このスロットマシン1では、前回の
ゲームでリールの回転が開始した時点を基準として、例
えば4.1秒のゲーム進行規制期間が設定されており、
前回のゲームでリールの回転が開始された時点から4.
1秒が経過する前に、今回のスタート操作が検出された
場合、ゲーム進行規制期間が経過した後にリールの回転
が開始される。
【0029】クレジット表示部31は、クレジット数が
表示される。クレジットとは、遊技者所有の有価価値と
してスロットマシン1内部の記憶部に記憶されているメ
ダル数であり、メダル投入口へのメダルの投入、及び払
出しのある入賞の発生等によって加算更新され、賭数を
設定したり、精算操作に基づいてメダルを払出したりす
ることによって減算更新される。このスロットマシン1
では、クレジットとして記憶可能な価値の上限値が最大
でメダル50枚分とされており、この上限値(メダル5
0枚)に達した場合には投入指示表示部30が消灯す
る。そして、上限値を越えるクレジットの加算更新の要
求が発生した場合にはその上限を越えるメダルがメダル
払出穴9から払出される。
【0030】ゲーム回数表示部32は、ビッグボーナス
中のレギュラーボーナス入賞状況や、レギュラーボーナ
ス中の入賞回数等を表示し、特にビッグボーナスが終了
して打ち止め状態となった際には「END」という文字
を表示して、遊技者に打ち止め状態である旨を報知す
る。さらにゲーム回数表示部32は、スロットマシン1
に発生した各種の異常を表示するエラー表示器としても
機能する。例えば、制御部により検出される異常種別に
は、「払出しすべきメダルの不足状態」、「メダル詰ま
り」、「払出条件が成立していないにも拘わらず入賞図
柄の組み合わせが導出表示されたこと」等がある。これ
らの異常が制御部により検出された場合、その異常種別
を特定可能なエラーコードが「E−1」や「E−2」等
の態様により表示される。
【0031】ペイアウト表示部33は、1ゲーム中に発
生した入賞に基づいて遊技者に付与されるクレジット数
を入賞がある毎に表示する。
【0032】また、これら各種表示部の周囲には、遊技
効果ランプ部42、43がそれぞれ設けられている。
【0033】前面扉4における中央部には、前面側に突
出する突出部7が形成されており、この突出部7の上面
右側にはメダル投入口が形成されたメダル投入部34が
設けられているとともに、左側には精算ボタン37、1
枚BETボタン36a、MAXBETボタン36bがそ
れぞれ設けられている。
【0034】1枚BETボタン36aは、1クレジット
を賭ける際に押圧するボタンであり、MAXBETボタ
ン36bは、1ゲームにおいて許容される賭数の最大数
(本実施例ではメダル3枚分)をクレジットに記憶され
ている範囲内でゲームに賭ける際に押圧するボタンであ
る。1枚BETボタン36aの内部にはBETボタンラ
ンプ121aが、また、MAXBETボタン36bの内
部にはBETボタンランプ121bがそれぞれ内蔵され
ており(図4参照)、これらのBETボタンランプ12
1a、121bは、対応するBETボタンが押圧されて
賭数を設定可能な状態にある場合に点灯し、賭数を設定
不可能な状態の場合に消灯する。
【0035】精算ボタン37は、記憶部に記憶されてい
るクレジットの精算操作をする際に押圧するボタンであ
り、この精算ボタン37の押圧操作に伴い、クレジット
表示部31に表示されているクレジット数が0になるま
で減算更新されるとともに、クレジット相当数のメダル
がメダル払出穴9から払出されるようになっている。
【0036】突出部7における前面には、スタートレバ
ー38、ストップボタン40L、40C、40R、メダ
ル詰まり解除ボタン35がそれぞれ設けられている。ス
タートレバー38は、ゲームを開始する際に操作するレ
バーであり、賭数の設定終了後においてスタートレバー
38を操作することにより各リール51L、51C、5
1Rの回転が開始される。
【0037】各ストップボタン40L、40C、40R
は、ゲームが開始した後にリール51L、51C、51
Rの回転を停止させる際に操作するボタンであり、スト
ップボタン40Lの内部には操作有効ランプ122L
が、ストップボタン40Cの内部には操作有効ランプ1
22Cが、ストップボタン40Rの内部には操作有効ラ
ンプ122Rが内蔵されている(図4参照)。これら操
作有効ランプ122L、122C、122Rは、対応す
るストップボタン40L、40C、40Rの操作が有効
である場合に点灯し、操作が無効である場合に消灯す
る。また、ストップボタン40L、40C、40Rが配
列されたストップボタンユニット39は、ビッグボーナ
ス入賞やレギュラーボーナス入賞の内部当選フラグが設
定されている場合に、その内部に内蔵されたボーナス告
知ランプ120(図4参照)が点灯する。
【0038】メダル詰まり解除ボタン35は、メダル投
入部34に投入されたメダルが内部で詰まった場合に、
これを解消させる際に操作するボタンである。また、こ
の突出部の下方左右側には、遊技効果ランプ部44がそ
れぞれ設けられている。
【0039】突出部7の下方には下部飾り枠が設けられ
ており、この枠内にはスロットマシン1の機種名称等が
描かれたタイトルパネル8が設けられている。さらに下
部飾り枠の下方には、遊技媒体の一例となるメダルが払
出されるメダル払出穴9が設けられているとともに、端
部に灰皿10が設けられたメダル受皿11が設けられて
いる。
【0040】図2に示されるように、筐体2内略中央部
には、ゲーム用識別情報としての複数種の図柄(図示
略)が印刷された透光性を有する帯状のリールシートが
外周に巻回されたリール51L、51C、51R(ゲー
ムの進行を実行するために用いるゲーム用リール)を有
するリールユニット52からなる可変表示装置50が設
けられている。それぞれのリール51L、51C、51
Rは、各々に対応して設けられたステッピングモータか
らなる電気的駆動源としてのリールモータ54L、54
C、54Rによりそれぞれ独立して縦方向に回転(駆
動)、停止するように構成されており、各リール51
L、51C、51Rが回転することにより、表示窓14
には前記各種図柄が連続的に変化しつつ表示されるよう
になっている。
【0041】横方向に並設されたリール51Lとリール
51Cとの間、及びリール51Cとリール51Rとの間
には各リール間を閉塞する円弧状のリール間隠蔽部材5
3が設けられており、各リール間から内部が見えないよ
うになっている。透視窓14のうち、リール間隠蔽部材
53によって視界が仕切られることによって分割される
3つの領域、すなわち、各リールが視認出来る3つの領
域部分を、各リールに対応させて左可変表示部、中可変
表示部、右可変表示部(領域)と呼ぶ。
【0042】透視窓14の各可変表示部からは、各リー
ルに描かれた複数の図柄のうち、連続する3つの図柄が
上段、中段、下段の位置に表示されるとともに、上段の
上方部分には間もなく上段の位置に現れる図柄の一部
が、下段の下方部分には間もなく可変表示部の下に隠れ
て見えなくなる図柄の一部がそれぞれ表示される。
【0043】各リール51L、51C、51R内には各
リールの基準位置を検出するリールセンサ56が設けら
れており、このリールセンサ56により所定の図柄の停
止位置を導出出来るようになっているとともに、各リー
ル51L、51C、51Rにおける特定の表示領域
(上、中、下段の表示領域)を裏面から個別に照射可能
な複数のリールランプ55がそれぞれ上、中、下段に設
けられており、これら各リールランプ55は、通常時に
おいて透視窓14に表示される各図柄を目立たせるよう
に後方から点灯するバックライトとして機能するように
なっている。
【0044】筐体2の背板85の上部前面には、後述す
るように主に遊技の進行を制御する制御部210や各種
回路が格納された遊技制御基板200が収納された収納
ケース500が、取外し不能に固定されている。また、
可変表示装置50を構成するリールユニット52におけ
る前方からみて右側の側板の内面上部には後述するリー
ル中継基板203が、また、その下部には後述するリー
ルランプ中継基板204がそれぞれ取り付けられてい
る。
【0045】筐体2を前面側からみて右側の側板87の
内面におけるリールユニット52の側方位置には、後述
する外部出力基板205が取り付けられている。
【0046】リールユニット52の下方には、メダル投
入部34から投入されたメダルを貯留するホッパータン
ク57が、筐体2を構成する下板上面に固設された案内
レール58を介して前方に引出し可能に配設されてい
る。また、ホッパータンク57の右側にはホッパータン
ク57からオーバーフローしたメダルが貯留されるオー
バーフロータンク59が設けられている。このオーバー
フロータンク59内にはメダルを検出可能な満タンセン
サ60が設けられており、内部に貯留されたメダル貯留
量が所定量以上となったことを報知出来るようになって
いる。
【0047】ホッパータンク57の下方部分にはホッパ
ーモータ62が設けられており、このホッパーモータ6
2が回転することによりホッパータンク57内のメダル
がメダル排出口63から排出される。排出されたメダル
は、メダル排出口63の近傍に設けられる払出しメダル
センサ61により検出された後、後述する返却メダル流
路73を介してメダル払出穴9よりメダル受皿11まで
払い出される。なお、ホッパーモータ62は、払出しメ
ダルセンサ61により所定枚数の払出メダルが検出され
た時点で停止するように制御されている。
【0048】ホッパータンク57の側部には、メイン電
源をON/OFFするメインスイッチ部65と、ビッグ
ボーナスの終了時や遊技中にエラーが生じた場合等にお
いて再びゲームを続行可能な状態にリセットするための
第2リセットボタン66と、入賞確率を変更可能とする
設定ボタン67と、自動精算機能をON/OFFする自
動精算選択スイッチ部68と、自動打止め機能をON/
OFFする打止め選択スイッチ部69と、遊技場の管理
者等が所持する特定のキーを挿入した状態で所定の操作
を行なうことで前記設定ボタン67の操作を可能、不可
とする設定キー挿入部70と、が前面に設けられた電源
ユニット64が配設されている。
【0049】入賞確率は、本実施例では、予め定められ
た入賞確率の値を6つのパターンの設定値として記憶し
ており、これを上記設定ボタン67を操作することによ
り任意に選択することで、入賞確率の異なる遊技を行う
ことが可能となる。
【0050】図3に示されるように、前面扉4の裏面略
中央部には、メダル投入部34から投入されたメダルを
ホッパータンク57に導く投入メダルセレクタ71が固
設されている。この投入メダルセレクタ71の上流側に
は不正メダル排出部72が設けられており、大きさや厚
みが適正メダルと異なる不正メダルは、投入メダルセレ
クタ71の下方に設けられる返却メダル流路73の上部
投入口に排出され、メダル払出穴9を介してメダル受皿
11に返却されるようになっている。
【0051】不正メダル排出部72の下流側には、流下
するメダル流路を選択的に切り替え可能とする流路切替
ソレノイド107が設けられている。通常時において流
路切替ソレノイド107は励磁されており、流下するメ
ダルは流路を切り替えられることなく流下し、下流側に
設けられた投入メダルセンサ106により検出された
後、ホッパータンク57内に貯留されるようになってい
る。そして例えばクレジット数が50に達している場合
においてメダル投入部34よりメダルが投入されたり、
遊技者にメダルが払出される場合、流路切替ソレノイド
107の励磁が解除されて流路が切替わり、メダルは返
却流路を経て返却メダル流路73に導かれるようになっ
ている。
【0052】前面扉4の裏面上部には、後述するように
遊技に関連する所定の演出の実行を制御する制御部23
0や各種回路等が格納されている演出制御基板201が
収納された収納ケース550が取外し不能に固定されて
いる。
【0053】収納ケース550の左右側には、高音用の
スピーカ136a、136bが前述した放音部12a、
12bにそれぞれ臨むように固設されているとともに、
前面扉4における下部所定箇所裏面側には、低音用のス
ピーカ137が放音部13に臨むように固設されてお
り、例えばメダルのメダル投入部34への投入、スター
トレバー38の操作、ストップボタン40L、40C、
40Rの操作等、遊技中において各種動作がなされた場
合や、特定の図柄の組み合わせが有効化された有効ライ
ン上に揃って表示されて所定の入賞条件が成立した場
合、あるいは後述するビッグボーナスやレギュラーボー
ナスが実行されている場合等の各種遊技状態において、
該遊技状態に対応する所定の遊技効果音等が各スピーカ
136a、136b、137から出力されるようになっ
ている。
【0054】次に、遊技者が遊技(ゲーム)を行なうた
めの操作や、該操作に伴う各種装置の作動状況を説明す
る。
【0055】ゲームを開始する場合は、遊技者はまず投
入指示ランプ111が点灯または点滅している時に、メ
ダルやクレジットを使用して所望の大きさの有価価値を
賭けて所望の大きさの賭数を設定する。賭数は、メダル
をメダル投入部34から投入するか、あるいはクレジッ
トを使用することにより設定出来るようになっている。
クレジットを使用するにはMAXBETボタン36b、
または1枚BETボタン36aを押圧すればよく、MA
XBETボタン36bが押圧されるとクレジット表示部
31に表示されたクレジット数が、本実施例で1ゲーム
において許容される賭数の最大数である「3」だけ減算
表示されてメダル3枚分の賭数が設定され、また、1枚
BETボタン36aが押圧されるとクレジット表示部3
1に表示されているクレジット数が「1」だけ減算表示
されてメダル1枚分の賭数が設定される。なお、クレジ
ット表示部31に表示されるクレジット数が3に満たな
い場合、設定可能な賭数の範囲はそのクレジット数の範
囲内に限られる。
【0056】遊技者により1枚のメダルがメダル投入部
34から投入されるか、1枚BETボタン36aが押圧
操作されると賭数が「1」に設定されるとともに、中段
の横1列の入賞ラインL1が有効となり、この入賞ライ
ンL1が有効となった旨を示す1枚賭けランプ112
(図3参照)が点灯する。続けて2枚目のメダルがメダ
ル投入部34から投入されるか、1枚BETボタン36
aが2回押圧操作されると賭数が「2」に設定され、
上、中、下段の横3列の入賞ラインL1、L2、L2’
が有効となり、これらの入賞ラインL1、L2、L2’
が有効となった旨を示す1枚賭けランプ112、2枚賭
けランプ113、114が点灯する。続けて3枚目のメ
ダルがメダル投入部34から投入されるか、1枚BET
ボタン36aが3回押圧操作されるか、あるいはMAX
BETボタン36bが押圧されると賭数が「3」に設定
され、上、中、下段の横3列の入賞ラインL1、L2、
L2’及び斜め対角線上2列の入賞ラインL3、L3’
が有効となり、これらの入賞ラインL1、L2、L
2’、L3、L3’が有効となった旨を示す1枚賭けラ
ンプ112、2枚賭けランプ113、114、3枚賭け
ランプ115、116が点灯する。なお、賭数が最大数
である「3」に設定された場合には、それを越える賭数
を設定することは出来ないためBETボタンランプ12
1a、121bは消灯する。
【0057】そして上記のように少なくとも最小数であ
る「1」の賭数が設定された時点でスタートレバー38
の操作が有効に受付けられる状態、すなわち、ゲームが
開始可能な状態となり、このスタートレバー38の操作
が有効に受付けられる状態になった旨を示すスタートラ
ンプ118が点灯される。
【0058】なお、このようなメダルやクレジット等の
設定される賭数に応じて有効化される有効ラインの本
数、及び形状等は任意に変更可能であり、本実施例の形
態に限定されるものではない。また、賭数に応じて有効
化される有効ラインの本数も任意に設定変更可能であ
り、例えば1枚のメダル投入により上記5本全ての入賞
ラインL1、L2、L2’、L3、L3’が有効化され
るようになっていてもよい。
【0059】スタートランプ118が点灯している状態
でスタートレバー38を押圧操作すれば、可変表示装置
50が作動して各リール51L、51C、51Rが回転
し、透視窓14には複数種類の図柄が連続的に変化する
ように表示される。前述したようにリール51L、51
C、51Rの回転が開始されてから所定時間が経過すれ
ば各ストップボタン40L、40C、40Rの操作が有
効になり、これらストップボタン40L、40C、40
Rの操作が有効になった旨を示す操作有効ランプ122
L、122C、122Rが点灯する。操作有効ランプが
点灯している状態で遊技者がいずれかのストップボタン
40L、40C、40Rを押圧操作すれば、対応する操
作有効ランプ122L、122C、122Rが消灯する
とともに、対応するリール51L、51C、51Rの回
転が停止され、透視窓14からは対応する可変表示部の
上、中、下段に図柄が表示される。なお、ストップボタ
ン40L、40C、40Rを押圧操作する順序は不定で
あって遊技者が任意に選択することが出来る。
【0060】また、遊技者がストップボタン40L、4
0C、40Rを押圧操作しない場合には、所定時間(例
えば30秒)が経過した時点で例えばリール51L、5
1C、51Rの優先順序で自動的に順次停止する。
【0061】そして3つのうちいずれか2つのリールの
回転が停止された時点で、賭数に応じて有効化されたい
ずれかの入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’
上に同種の図柄が揃って停止表示された場合にはリーチ
が成立する。
【0062】さらに全てのリール51L、51C、51
Rが停止された時点で、賭数に応じて有効化されたいず
れかの入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’上
に予め定められた図柄の組み合わせが表示された場合は
入賞となり、各種遊技効果ランプ部41〜45の内部に
内蔵された遊技効果ランプ130〜133(図4参照)
や入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’に対応
するリールランプ55等が点灯するとともに、スピーカ
136a、136b、137から効果音等が出力される
こと等による演出が実行される。そして、入賞内容に対
応して予め定められた所定枚数のメダルが遊技者に対し
てクレジットとして払出されてクレジット表示部31に
表示されたクレジット数が加算更新される。また、クレ
ジット数が上限数に達した場合には、メダルが直接メダ
ル払出穴から払い出される。これらメダルの払出し枚数
はペイアウト表示部33に表示される。
【0063】また、特に予め定められた特別図柄の組み
合わせが表示されて大当たり入賞した場合等にあって
は、メダルの払出しが行なわれるとともに、通常遊技状
態とは異なるとともに、遊技者にとって有利な、すなわ
ち大量のメダルを獲得出来る特別遊技状態が発生し、小
役ゲームとレギュラーボーナスゲームが提供されるビッ
グボーナス(以下BBと称する)や、1回のレギュラー
ボーナスゲームが提供されるレギュラーボーナス(以下
RBと称する)が遊技者に対して遊技価値として付与さ
れるようになっている。
【0064】なお、このように入賞することにより遊技
者に対して付与される「遊技価値」は、メダル及びクレ
ジット等の有価価値に限らず、上記のように大当たり入
賞した場合等において遊技者に対して付与されるBBや
RB等、遊技に関連する特典全てを含む。
【0065】図4は、スロットマシン1に設けられた各
種基板と電気部品との接続状況を説明するためのブロッ
ク図である。また、図5は、遊技制御基板200に設け
られた遊技制御手段としての制御部210の構成と、演
出制御基板201に設けられた演出制御手段としての制
御部230の構成と、を説明するためのブロック図であ
る。
【0066】スロットマシン1に設けられた各種基板の
うち、遊技制御基板200によって遊技状態が制御さ
れ、演出制御基板201によって遊技状態に応じた演出
制御がなされる。また、電源基板202にはスロットマ
シン1の外部から電源が供給される。この電源基板20
2には、AC100Vの電源の供給を受けるための電源
コード84と、メインスイッチ80とが接続されてい
る。
【0067】遊技制御基板200は、演出制御基板20
1、電源基板202、リール中継基板203と配線接続
されているとともに、リール中継基板203を介して外
部出力基板205と、また、演出制御基板201を介し
てリールランプ中継基板204と接続されている。
【0068】遊技制御基板200の制御部210は、遊
技状態がレギュラーボーナス状態であることを示すRB
中信号や、遊技状態がビッグボーナス状態であることを
示すBB中信号、各リール51L、51C、51Rに対
応するリールモータ54L、54C、54Rを制御する
ためのリール制御信号(モータ位相信号)、賭数を設定
するために用いられたメダル数を示すメダルIN信号、
入賞の発生により遊技者に払出されたメダル(クレジッ
ト)数を示すメダルOUT信号などをリール中継基板2
03を介して外部出力基板205からスロットマシン1
の外部に出力する制御を行う。なお、ストップスイッチ
103L、103C、103Rの操作がなされた旨を示
すストップスイッチ信号は、後述するようにストップス
イッチ103L、103C、103Rから直接出力され
た信号である。
【0069】遊技制御基板200には、各種のスイッ
チ、センサ、ランプ、ソレノイド、及び表示器からの配
線が接続されている。
【0070】例えば、電源基板202に配線接続された
設定スイッチ83、設定キースイッチ82、第2リセッ
トスイッチ81、払出しセンサ61、及びホッパーモー
タ62は、電源基板202によって中継されて遊技制御
基板200と配線接続されており、それぞれのスイッチ
及びセンサの検出信号は、遊技制御基板200の制御部
210に入力される。また、制御部210は、メダルの
払出し条件(メダルを払出す必要のある入賞の発生、精
算スイッチ104からの検出信号の入力)が成立する
と、ホッパーモータ62に制御信号を出力して、所定数
のメダルを払出す払出し制御を実行する。
【0071】リール中継基板203に配線接続されたリ
ールモータ54L、54C、54R、及びリールセンサ
56は、リール中継基板203によって中継されて遊技
制御基板200に配線接続されており、リールセンサ5
6の検出信号は、遊技制御基板200の制御部210に
入力される。リールランプ55は、リールランプ中継基
板204によって中継されて演出制御基板201に配線
接続されている。遊技制御基板200の制御部210
は、始動条件(スタートスイッチ102の検出信号の入
力)が成立すると、リールモータ54L、54C、54
Rに制御信号を出力してリールの変動を開始させた後、
表示結果を導出表示させる可変表示制御を実行する。
【0072】遊技制御基板200に配線接続されたスイ
ッチのうち、1枚BETスイッチ100は1枚BETボ
タン36aの操作を検出し、MAXBETスイッチ10
1はMAXBETボタン36bの操作を検知するスイッ
チであり、スタートスイッチ102はスタートレバー3
8の操作を検出するスイッチであり、左、中、右ストッ
プスイッチ103L、103C、103Rは、左、中、
右ストップボタン40L、40C、40Rの操作を検出
するスイッチである。精算スイッチ104は、精算ボタ
ン37の操作を検出するスイッチであり、第1リセット
スイッチ105は、施錠装置3の鍵穴3aに挿入したキ
ーによるスロットマシン1のリセット操作を検出するス
イッチである。
【0073】投入メダルセンサ106は、メダル投入部
34に投入されたメダルを検出するセンサである。流路
切替ソレノイド107は、メダル投入部34に投入され
たメダルの流路をホッパータンク57側もしくはメダル
払出穴9側に切り換えるためのソレノイドである。
【0074】ゲーム回数表示器108はゲーム回数表示
部32を構成する表示器であり、クレジット表示器10
9はクレジット表示部31を構成する表示器であり、ペ
イアウト表示器110はペイアウト表示部33を構成す
る表示器である。
【0075】投入指示ランプ111は、投入指示表示部
30に内蔵されるランプであり、1枚賭けランプ112
は1枚賭け表示部21に、2枚賭けランプ113、11
4は2枚賭け表示部22、23に、3枚賭けランプ11
5、116は3枚賭け表示部24、25に内蔵されるラ
ンプである。
【0076】ゲームオーバーランプ117は、ゲームオ
ーバー表示部26に内蔵されるランプであり、スタート
ランプ118は、スタート表示部29に内蔵されるラン
プであり、リプレイランプ119は、リプレイ表示部2
7に内蔵されるランプであり、なお、ボーナス告知ラン
プ120はストップボタンユニット39に内蔵されるラ
ンプである。BETボタンランプ121aは1枚BET
ボタン36aに、BETボタンランプ121bはMAX
BETボタン36bに内蔵されるランプである。左操作
有効ランプ122Lは、左ストップボタン40Lに内蔵
されるランプであり、中操作有効ランプ122Cは、中
ストップボタン40Cに内蔵されるランプであり、右操
作有効ランプ122Rは、右ストップボタン40Rに内
蔵されるランプであり、ウェイトランプ139はウェイ
ト表示部28に内蔵されるランプである。
【0077】電源基板202あるいはリール中継基板2
03を介して、あるいはこれらの基板を介することなく
遊技制御基板200に配線接続された各種ランプ及び表
示器は、遊技制御基板200に搭載された制御部210
によって制御される。また、制御部210は、遊技制御
基板200に接続され、または、電源基板202あるい
はリール中継基板203を介して遊技制御基板200に
接続された各種スイッチ及びセンサの検出信号を受け、
遊技状態を制御する。
【0078】特に、制御部210によって制御される
「クレジット表示器109、ゲーム回数表示器108、
ペイアウト表示器110、投入指示ランプ111、1枚
賭けランプ112〜3枚賭けランプ116、スタートラ
ンプ118、リプレイランプ119、ボーナス告知ラン
プ120、ゲームオーバーランプ117、左、中、右操
作有効ランプ122L、122C、122R、ウエイト
ランプ139」は、遊技の進行に関わる情報を報知する
ものであり、それが機能しなければ遊技を行うことに支
障が出るような、いわば“必須報知装置”といえる。こ
れらの“必須報知装置”が遊技状態を制御する制御部2
10によって制御されるために、たとえ、演出制御基板
201が故障したとしても、少なくとも遊技の進行に必
要な情報が遊技者に提供される。このため、遊技者に不
利な状態で遊技が進行してしまうことを防止できる。
【0079】図4を参照して、遊技制御基板200に設
けられた制御部210は、制御動作を所定の手順で実行
することの出来るCPU(Central Processing Unit)
211と、CPU211の制御プログラムを格納するR
OM(Read Only Memory)213と、必要なデータの書
き込み及び読み出しが出来るRAM(Random AccessMem
ory)212と、CPU211と外部回路との信号の整
合性をとるためのI/Oポート214とを含む。
【0080】また、遊技制御基板200には、電源投入
時にCPU211にリセットパルスを与える初期リセッ
ト回路217と、CPU211にクロック信号を与える
クロック発生回路218と、クロック発生回路218か
らのクロック信号を分周して割込パルスを定期的にCP
U211に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回
路)219と、一定範囲の乱数を高速で連続的に発生し
ている乱数発生回路221と、乱数発生回路221から
乱数をサンプリングするサンプリング回路222と、バ
ッファ回路220とが設けられる。さらに、遊技制御基
板200には、各種スイッチからの信号が入力されるス
イッチ回路215や、モータ回路216、その他、図示
しないソレノイド回路等が設けられている。さらに、遊
技制御基板200には、停電時にRAM212の記憶を
保持させるためのバックアップ電源223が設けられて
いる。RAM212には、各種表示器(クレジット表示
器109、ゲーム回数表示器108、ペイアウト表示器
110)に表示するべき情報、賭数、内部当選フラグ、
出玉率の設定値など、遊技に必要な情報が記憶され、停
電時にこれらの情報がバックアップされるために、停電
の回復後に、停電発生前の遊技状態に復帰出来る。
【0081】遊技制御基板200の制御部210から演
出制御基板201へは、バッファ回路220を介して後
述する各種コマンドが出力される。バッファ回路220
は、遊技制御基板200の内部から外部への信号の出力
を許容するが遊技制御基板200の外部から内部へ信号
が入力されることを阻止する不可逆性出力手段として機
能する。このため、遊技制御基板200と演出制御基板
201との間において、遊技制御基板200から演出制
御基板201への一方向通信が担保され、コマンドの伝
送経路を介して遊技制御基板200に信号を入力させて
不正な制御動作を行わせる不正行為を防止できる。
【0082】演出制御基板201には、遊技効果ランプ
130〜133と、液晶表示器135と、放音部12
a、12b、13に内蔵されるスピーカ136a、13
6b、137と、タイトルパネル8及び化粧シート15
3を内側から照らす各蛍光灯138と、小役告知ランプ
140a、140b、140cと、がぞれぞれ接続さ
れ、さらに、リールランプ中継基板204を介してリー
ル51L、51C、51Rに内蔵されているリールラン
プ55が接続されている。
【0083】演出制御基板201には、マイクロコンピ
ュータからなる制御部230と、各スピーカ136a、
136b、137から音を出力させるためのスピーカ駆
動回路235と、液晶表示器135を表示制御するため
の表示駆動回路236と、各種ランプを点灯あるいは点
滅させるためのランプ駆動回路237と、バックアップ
電源238とが搭載されている。
【0084】制御部230は、CPU231と、必要な
データの書き込み、及び書き出しが出来るRAM232
と、制御プログラムを格納するROM233と、I/O
ポート234と、を含む。RAM232の記憶データは
バックアップ電源238によりバックアップされている
ため、制御部230は、停電の回復時に停電発生前に記
憶されていたデータに基づいて演出制御を再開出来る。
【0085】制御部230のROM233には、演出制
御基板201から送信されたコマンドに対応した演出パ
ターンを定めたデータテーブルが記憶されている。この
データテーブルは、各遊技効果ランプ130〜133、
液晶表示器135、各スピーカ136a、136b、1
37、各蛍光灯138、小役告知ランプ140a〜14
0c、別に分類されている。例えば所定の遊技情報を示
すコマンドを受信した場合、制御部230はその遊技状
態に応じた演出パターンを各データテーブルから読み出
し、この読み出した演出パターンに応じて各遊技効果ラ
ンプ130〜133、液晶表示器135、各スピーカ1
36a、136b、137、各蛍光灯138、小役告知
ランプ140a〜140c、及びリールランプ55等を
制御する。
【0086】演出制御基板201によって制御される
「各遊技効果ランプ130〜133、液晶表示器13
5、各スピーカ136a、136b、137、各蛍光灯
138、小役告知ランプ140a〜140c、及びリー
ルランプ55」は、遊技制御基板200によって制御さ
れる各種表示器などに比較すると、それが機能しなくて
も遊技の進行自体には影響を与えるものでなく、演出効
果を主眼においた、いわば、“演出装置”と呼べるもの
である。このため、たとえ、演出制御基板201に故障
が発生したとしても、遊技者に不利な遊技が提供されて
しまうことはないばかりか、制御部210の制御の負荷
が軽減される。
【0087】図5に示されるように、スタートスイッチ
102の検出信号は、スイッチ回路215を介して制御
部210に入力されるとともに、サンプリング回路22
2に入力される。制御部210は、スタートスイッチ1
02の検出信号を受け、モータ回路216を介してリー
ル制御信号を出力する。このリール制御信号はリール中
継基板203を介して各リール51L、51C、51R
別に設けられたリールモータ54L、54C、54Rに
入力される。また、リール制御信号は、リール中継基板
203及び外部出力基板205を介してスロットマシン
1の外部へ出力される。
【0088】これにより、各リール51L、51C、5
1Rが変動し始める。また、リール制御信号の伝送経路
は、リール中継基板203においてリールモータ54
L、54C、54R側と外部出力基板205側とに分岐
されており、外部出力基板205側へ出力されたリール
制御信号は、外部出力基板205からスロットマシン1
の外部へも出力される。このように、外部出力基板20
5から出力されるリール制御信号は、外部出力用に加工
された信号ではなく、リールモータ54L、54C、5
4Rを駆動制御する信号そのものである。
【0089】一方、サンプリング回路222は、スター
トスイッチ102の検出信号が入力されたタイミングで
乱数発生回路221から1個の乱数をサンプリングし、
その乱数をCPU211に引き渡す。CPU211は、
そのサンプリングされた乱数と、ROM213内に格納
されている入賞役別の入賞判定テーブルとを参照して、
入賞の発生を許容するか否かを入賞役別に決定し、その
決定結果をRAM212に記憶させる。これにより、ス
タート操作がされたタイミングで、入賞役の当選の有無
が決定される。制御部210は、その後、入賞役別の当
選結果に応じてリールを制御する。
【0090】さらに、制御部210は、スタートスイッ
チ102の検出信号が入力されたことに対応して、バッ
ファ回路220を介して演出制御基板201にゲームの
開始を特定可能なコマンドを出力する。演出制御基板2
01の制御部230は、そのコマンドに基づいてゲーム
状況を把握し、ゲーム開始時に対応して定められた演出
パターンに従い各遊技効果ランプ130〜133、液晶
表示器135、スピーカ136a、136b、137等
を制御する。
【0091】また、各ストップスイッチ103L、10
3C、103Rから出力されたストップスイッチ信号
は、遊技制御基板200、リール中継基板203、およ
び外部出力基板205を往復する信号経路を伝送された
後、遊技制御基板200のスイッチ回路215に入力さ
れる。さらに、ストップスイッチ103L、103C、
103Rから出力されたストップスイッチ信号は直接、
外部出力基板205を介して外部に出力されるように構
成されている。
【0092】ストップスイッチ信号の入力を受けた制御
部210は、モータ回路216を介してストップスイッ
チ信号に対応するリールモータ54L、54C、54R
を停止させるためのリール制御信号を出力する。このリ
ール制御信号は、リールモータ54L、54C、54R
に入力されるとともに、外部出力基板205を介してス
ロットマシン1の外部へ出力される。
【0093】さらに、制御部210は、ストップスイッ
チ信号が入力されたことに対応して、バッファ回路22
0を介して演出制御基板201にリールの停止時期を特
定可能なコマンドを各リール51L、51C、51R別
に出力する。演出制御基板201の制御部230は、そ
のコマンドに基づいてリールの停止時期に対応して定め
られた演出パターンに従い、遊技効果ランプ130〜1
33や、液晶表示器135や、スピーカ136a、13
6b、137等を制御する。
【0094】外部出力基板205から出力される信号
は、たとえば、第3者機関が型式試験を行う際に利用可
能である。この型式試験では、たとえば、各ストップボ
タン40L、40C、40Rの操作から190ms以内
に各ストップボタン40L、40C、40Rに対応する
各リール51L、51C、51Rが停止するか否かが確
認される。このスロットマシン1の場合、各ストップス
イッチ103L、103C、103Rから出力されたス
トップスイッチ信号が直接、外部出力基板205から出
力されるために、各ストップボタン40L、40C、4
0Rが操作されたタイミングをスロットマシンの外部で
正確に把握できる。同様に、モータ回路216から出力
されるリール制御信号が直接、外部出力基板205から
出力されるために、各リール51L、51C、51Rの
始動および停止タイミングをスロットマシンの外部で正
確に把握出来る。このため、外部出力基板205から出
力される信号を用いて、「各ストップボタン40L、4
0C、40Rの操作から190ms以内に各ストップボ
タン40L、40C、40Rに対応する各リール51
L、51C、51Rが停止するか否かの試験」を行った
場合には、正確な試験結果が得られる。また、「遊技制
御基板200の制御部210で一旦、信号を取り込んで
から外部出力基板205に信号を出力するような構成」
とした場合には、遊技制御基板200側で信号を加工し
て出力するような不正がなされるおそれもあるが、本実
施の形態によると、かかる不正行為をも防止できる。
【0095】ここで、図1及び図6〜図8に基づいて、
本実施例におけるスロットマシン1の前面扉4の詳細な
構造を説明する。
【0096】図6に示されるように、前面扉4は、前述
したように筐体2の一側端に図示しない蝶番等を介して
回動自在に枢支されており、筐体2の前面開口を開閉出
来るように設けられている。さらに詳しくは、前面扉4
は前述した各種ランプや液晶表示器135等を裏面に取
付け出来るように構成された基体150により主に構成
されており、この基体150の前面上半部に形成される
凹部151には、カバーパネル152が取付け、取外し
自在に設けられているとともに、このカバーパネル15
2の内面と凹部151の前面との間には、化粧シート1
53が交換可能に設けられている。
【0097】基体150は、ABS樹脂等の不透光性部
材からなり、各種ランプ111〜119、139、13
0〜133、140a〜140c、液晶表示器135、
各種表示器108〜110、スピーカ136a、136
b等の装置や各種の部材が図3に示されるように裏面に
設けられるように構成されている。そして前面に形成さ
れた凹部151内には、前述した各種ランプ111〜1
19、139、130〜133、135、140a〜1
40cからの光を前方に透過させるための開口部154
と、液晶表示器135の液晶表示部15を前面側から視
認可能にするための開口部155と、各種表示器108
〜110の表示部を前面側から視認可能にするための開
口部156と、スピーカ136a、136bから出力さ
れる音を前方に放音させるための開口部157と、前述
した各リール51L、51C、51Rにより構成される
可変表示部を前面側から視認可能にするための開口部1
58と、がそれぞれ形成されている。
【0098】カバーパネル152は、ポリカーボネイト
樹脂により全体が透明に形成されている。そして図6、
図7(a)に示されるように、凹部151内に嵌合され
るように形成されているとともに、前面部を構成する前
面板152aの周縁には後向きの折返し片152bが連
設されており、これら折返し片152b内に化粧シート
153を収容出来るようになっている。また、左右の折
返し片152bの上部と、下側の折返し片152bの長
手方向両端側には、カバーパネル152取り付け用のネ
ジ(図示略)挿通用の孔部159aを有する取付片15
9がそれぞれ外向きに形成されている。
【0099】前面板152aの上部には、左右側から中
央に向けて前方に湾曲状に膨出する左右方向を向く膨出
部160が形成されており、基体150への取付け時に
おいて凹部151の上部に左右方向に複数設けられる遊
技効果ランプ130の前方が膨出部160により被覆さ
れるようになっている。
【0100】膨出部160の下方には、液晶表示部15
とほぼ同形をなす開口部161が形成されており、基体
150への取付け時において液晶表示部15が開口部1
61に臨むようになっている。また、その左右側には、
複数の放音孔162a、162bが密集状態にそれぞれ
形成されており、基体150への取付け時においてスピ
ーカ136a、136bの前面に位置するようになって
いる。
【0101】さらにその下方には、各リール51L、5
1C、51Rの周面形状に沿うように、上下側から中央
に向けて前方に湾曲状に膨出する膨出部163が形成さ
れており、基体150への取付け時において、透視窓1
4(開口部158)及びその左右側と下側に設けられる
各種ランプ111〜119、139、各種表示器108
〜110の前方が膨出部163により被覆されるように
なっている。
【0102】また、上方の膨出部160の裏面、及び基
体150への取付け時において、前面板152a裏面に
おける遊技効果ランプ131、132、小役告知ランプ
140a〜140cに対応する箇所には、図7(b)に
示されるようなローレット加工が施され、光分散パター
ン164が形成されている。この光分散パターン164
は、図に示されるように波形パターン164aや、三角
錐形パターン164b等、各ランプからの光を効果的に
分散させて、前面板152aにおける光分散パターン1
64が形成された領域が効果的に発光するようになって
いる。
【0103】よって、例えば膨出部160の裏面左右方
向に上記光分散パターン164を形成すれば、各種ラン
プから局部的に照射される光を左右方向に効果的に分散
させ、左右方向に延びる帯状に発光させることが出来
る。なお、このパターン形状や、形成箇所は上記のよう
な形状、また上記した形成箇所に限定されるものではな
く、基体150に設けられるランプ等の設置個所に対応
して種々に変更可能である。
【0104】また、上記のように膨出部160、163
が形成されることで、平板状の前面板152aの表面形
状に立体感が生じるため、表面意匠に特徴をもたせるこ
とが出来る。
【0105】図8に示されるように、化粧シート153
は、ポリエステル樹脂によりカバーパネル153の前面
板153aよりも若干小さい四角形状に構成されてい
る。化粧シート153の所定箇所には、図8(a)に示
されるように、各種ランプ111〜119、139、1
30〜132、140a〜140cからの光を前方に透
過させるための丸穴165と、液晶表示器135の液晶
表示部15を前面側から視認可能にするための開口部1
66と、各種表示器108〜110の表示部を前面側か
ら視認可能にするための開口部167と、スピーカ13
6a、136bから出力される音を前方に放音させるた
めの切欠部168と、がそれぞれ形成されている。
【0106】化粧シート153の表面には、図のような
装飾が予め印刷により施されている。この表面は、以下
に記載する領域以外が所定の色(例えば青色等)にて着
色されているとともに、開口部166の周囲は所定の色
(例えば白色)により略逆台形状に着色され、この略台
形状の領域が遊技情報表示領域169とされている。
【0107】この遊技情報表示領域169には、図8
(b)に示されるように、そのスロットマシン1におけ
る大当り、小役図柄が印刷されている。なお、この遊技
情報表示領域169に記載する内容は、このような入賞
発生の対象となる大当り、小役等の図柄の組み合わせ情
報だけでなく、例えば遊技方法(大当り中におけるリプ
レイ外し方法や、ストップボタン41L、41C、41
Rの押し順等)や、発生可能な各種遊技状態(いわゆる
遊技者にとって有利なビッグボーナス、レギュラーボー
ナスや、内部当選した小役賞に対応する図柄が遊技者に
報知されるアシストタイム、再遊技(リプレイ)が高確
率で発生するリプレイタイム等)、これら各種遊技状態
の発生が許容された場合に出現するリーチ目等、遊技に
関わる種々の情報を表示可能である。
【0108】この遊技情報表示領域169の下方には、
各種ランプ111〜119、139、140a〜140
cからの光を前方に透過させるための透光領域170
と、前述した各リール51L、51C、51Rにより構
成される可変表示部を前面側から視認可能にするための
窓部としての開口部171と、が形成されている。な
お、各透光領域170には、ランプの点灯により遊技者
に報知する内容(文字、数字、図柄等)が図のように印
刷されているとともに、開口部171と、左右の各透光
領域170との間には入賞ラインL1〜L3’が印刷さ
れている。
【0109】このように構成されるカバーパネル152
及び化粧シート153の基体150への取付け方法を図
6に基づいて説明すると、まず、予め表面が着色される
とともに、図のような種々の絵柄、文字、数字等が印刷
により描かれることにより装飾された化粧シート153
を、図のようにカバーパネル152の裏面側の折返し片
152b内に配設する。
【0110】次に、裏面に化粧シート153が配設され
たカバーパネル152を、図中矢印に示されるように、
基体150の上方から凹部151の表面上をスライドさ
せるように下降させる。そして、基体150における凹
部151の下側に形成される段部内面151aの左右側
に形成されるスリット穴172内に、カバーパネル15
2の下部左右側の取付片159を差し込むとともに、凹
部151の左右側に形成される段部内面151bの上部
から基体150の上面150aにかけて形成されるスリ
ット穴173内に、カバーパネル152の左右側上部の
取付片159を差し込む。
【0111】凹部151内に配設されたカバーパネル1
52は、取付片159とスリット穴172、173との
係止作用により凹部151内に保持されることになる。
そして、スリット穴172、173内に挿入された取付
片159は、特に図示はしないが基体150の裏面側に
露出されるため、基体150の裏面側からそれぞれの孔
部159aにネジを挿通し、基体150の裏面側の所定
箇所に形成されたネジ穴(図示略)に螺入することで、
カバーパネル152を基体150に対して取付けること
が出来る。
【0112】この取付け状態において、化粧シート15
3は、その前面がカバーパネル152の前面板152a
により、また周縁が折返し片152bにより被覆された
状態でカバーパネル152の裏面と凹部151の前面と
の間に設けられることになる。また、図9に示されるよ
うに、化粧シート153には開口部171が形成されて
いるため、前面扉4の閉塞時において、各リール51
L、51C、51Rの前部を開口部171を介してカバ
ーパネル152の膨出部163裏面に近接するように設
けることが出来る。
【0113】また、カバーパネル152は、取付け状態
において取付片159が基体150の前方に露出するこ
となく、カバーパネル152の裏面側からネジ等により
固定出来るように構成されているため、筐体2の前面開
口を閉塞するように前面扉4を閉じて、施錠装置3aを
介して施錠すれば、カバーパネル152を前面側から容
易に取外すことは出来なくなるため、カバーパネル15
2を取外して基体150に形成された各開口部154、
155、158等から筐体2内部の各種装置や制御部等
に対して不正な処理を施すといった不正行為を効果的に
防止できる。
【0114】このように基体150の上半部に形成され
た凹部151の前面に、透明な樹脂により構成されるカ
バーパネル152が取付けられるとともに、この凹部1
51の前面とカバーパネル152の裏面との間に化粧シ
ート153が設けられることにより、前面扉4の上半部
の表面が、化粧シート153の表面に施された絵柄や着
色等による装飾されることになる。また、化粧シート1
53の表面は、全体的にカバーパネル152により被覆
されて保護されるため、装飾表面が汚れたり破損するこ
となく長期にわたって使用することが出来る。
【0115】そして、前面扉4の上半部の表面意匠を変
更したい場合は、基体150の裏面側からネジを抜いて
カバーパネル152を上方に取外すとともに、使用して
いた化粧シート153を、予め表面に適宜装飾が施され
た別の化粧シート153に交換した後、カバーパネル1
52を前述したように再び取付ければ、前面扉4の上半
部の表面意匠を変更することが出来る。
【0116】よって、印刷等により装飾が施された複数
種の化粧シートを用意しておき、これを適宜交換するよ
うにすれば、前面扉4の表面意匠を容易に変更すること
が出来る。また、化粧シート153はシート状に構成さ
れているため、印刷等の手段を用いてその表面に様々な
意匠の装飾を容易に施すことが可能である。
【0117】また、本実施例におけるカバーパネル15
2及び化粧シート153は、基体150の裏面側に組み
付けられるランプやスピーカ等の種々の装置や部材を取
り外すことなく、基体150の前面側に取り外すことが
出来るように取付けられているため、化粧シート153
の交換作業を簡単に行える。
【0118】なお、化粧部材(化粧シート153)に位
置決め用の穴(切欠き等でもよい)部を設け、カバー部
材(カバーパネル152)に前記位置決め用の穴(切欠
き等でもよい)部に挿入される位置決め用の突起部等を
設けることにより、カバー部材(カバーパネル152)
に対して化粧部材(化粧シート153)を位置決めする
ようにしてもよい。この場合、前記化粧部材(化粧シー
ト153)の位置決め用の前記突起部をカバー部材(カ
バーパネル152)に設けるものに限られず、他の部品
(前面パネル(基体150)等)に設けて位置決めすよ
うにしてもよい。また、突起部と穴部との関係は逆でも
よい。
【0119】このような化粧部材(化粧シート153)
の位置決め方法は上記のような突起部と穴(切欠き等で
もよい)部とによるものに限定されるものではなく、そ
の他の方法により位置決めされるようにしてもよい。こ
のように、化粧部材を交換した場合でも常に同じ位置に
化粧部材を設けることが出来るようにすることが望まし
い。
【0120】さらに、カバーパネル152の前面に前方
に突出する膨出部160、163が形成されていること
により、前面扉4の前面形状に立体感を持たせて特徴を
持たせることが出来る。なお、本実施例におけるカバー
パネル152の前面は平板状の一部が膨出するように構
成されているが、このような形状は、基体150の形状
や、基体150に設けられる各装置や部材等に対応して
種々に変形可能であり、例えば特に図示しないが、前面
板152a全体が前方に湾曲状に膨出するように形成さ
れていてもよい。
【0121】また、本実施例におけるカバーパネル15
2は全体が透明な樹脂材により構成されていたため、全
体が透光性を有していたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば発光させるべき箇所のみが透光性
を有する透光性部材により構成されていればよい。さら
に、必ずしも化粧シート153の表面全体が前方から視
認可能となるように構成されていなくてもよい。
【0122】そして、化粧シート153における、基体
150に設けられる発光体としての各種ランプ111〜
119、139、130〜132、140a〜140c
に対応する箇所に、これら各種ランプからの光を前方に
透過させるための透光部としての丸穴165や透光領域
170が形成されているとともに、カバーパネル152
における前記各種ランプ111〜119、139、13
0〜132、140a〜140cに対応する箇所が透光
性を有する透明な樹脂板により形成されているため、各
種ランプ111〜119、139、130〜132、1
40a〜140cから前方に向けて照射される光を遮っ
たり照度等を低減させることがないので、各ランプ表示
部に表示される文字や図柄の視認性や、発光による遊技
効果の低減が防止される。
【0123】化粧シート153における、基体150に
設けられる演出用表示装置としての液晶表示器135に
対応する箇所に、液晶表示部15を前面側から視認可能
にするための窓部としての開口部166が形成されてい
るとともに、カバーパネル152における前記液晶表示
器135に対応する箇所に窓部としての開口部161が
形成されているため、液晶表示部15に表示される画像
が、化粧シート153やカバーパネル152により視認
不能になることが防止される。
【0124】化粧シート153における、基体150に
設けられる各表示器108〜110に対応する箇所に、
その表示部を前面側から視認可能にするための窓部とし
ての開口部167が形成されているとともに、カバーパ
ネル152における前記各表示器108〜110に対応
する箇所が透光性を有する透明な樹脂板により形成され
ているため、各表示部に表示される表示内容が、化粧シ
ート153やカバーパネル152により見えにくくなる
ことが防止される。
【0125】化粧シート153における、基体150に
設けられる音出力手段としてのスピーカ136a、13
6bに対応する箇所に、スピーカ136a、136bを
から出力される音を前方に放音させる放音部としての切
欠部168が形成されているとともに、カバーパネル1
52における前記スピーカ136a、136bに対応す
る箇所に、放音部としての複数の孔部162a、162
bがそれぞれ形成されているため、スピーカ136a、
136bから前方に向けて出力される音が、化粧シート
153やカバーパネル152により遮られることによる
音量や音質等の低減が防止される。なお、ここではカバ
ーパネル152や化粧シート153の放音部は開口され
ているが、音を前方に放出出来るものであれば、例えば
放音部が薄膜状のネットや網等により構成されていても
よい。
【0126】化粧シート153における、前面扉4の閉
塞時において筐体2内に設けられるリールユニット52
に対応する箇所に、各リール51L、51C、51Rに
より構成される可変表示部を前面側から視認可能にする
窓部としての開口部171が形成されているとともに、
カバーパネル152における前記リールユニット52に
対応する箇所が透光性を有する透明な樹脂板により形成
されているため、各リール51L、51C、51Rの周
面に配置された図柄等が、化粧シート153やカバーパ
ネル152により見えにくくなることが防止される。
【0127】また、本実施例における化粧シート153
は、カバーパネル152を基体150から取外すことに
より交換できるように設けられていたが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、カバーパネル152を基体1
50から取外すことなく、化粧シート153のみを取出
して交換出来るようにしてもよい。この場合、例えば図
10に示されるように、カバーパネル152の上側の折
返し片152bに、化粧シート153を挿通可能とする
細長のスリット穴174等を形成しておけば、化粧シー
ト153をカバーパネル153の裏面と凹部151の前
面との間から取外したり差し込んだりすることが出来
る。なお、このような場合における化粧シート153は
左右側に取出し自在としてもよく、上側に限定されるも
のではない。
【0128】また、本実施例における化粧シート153
は、表面に印刷しやすいようにポリエチレン樹脂により
肉薄のシート状により構成されていたが、表面に装飾を
容易に施せるものであれば例えば他の樹脂材や紙材等に
より構成されているものでもよく、厚みや材質等は記載
したものに限定されるものではない。
【0129】さらに、形状は平板状に限定されるもので
はなく、例えば図11に示されるようにカバーパネル1
52の形状に合わせて所定箇所に膨出部175、176
等を形成すること等により立体的に形成してもよい。
【0130】また、本実施例における化粧シート153
は、リール51L、51C、51Rにより構成される可
変表示装置の可変表示部を前面側から視認可能にする窓
部が開口部171により構成されており、また、演出用
表示装置の演出表示部としての液晶表示部15を前面側
から視認可能にするための窓部が開口部166により構
成されているが、前記各表示部を前面側から視認可能で
あれば、例えば前記各々の窓部が、前記可変表示部、前
記演出表示部それぞれを視認可能な透明部材等からなる
透視部により構成されていてもよい。
【0131】また、本実施例におけるカバーパネル15
2は、演出用表示装置の演出表示部としての液晶表示部
15を前面側から視認可能にするための窓部が開口部1
61により構成されているが、前記演出表示部を前面側
から視認可能であれば、例えば前記窓部が、前記演出表
示部を視認可能な透明部材等からなる透視部により構成
されていてもよい。
【0132】以上、遊技機の一例としてのスロットマシ
ン1に本発明を適用した例を記載してきたが、以下に他
の遊技機に適用した例を示す。
【0133】図12には、前述したように遊技を行う際
に使用する遊技媒体としてのメダルの替わりに、球状の
パチンコ玉を使用する周知のパチンコ式スロット遊技機
に本発明を適用した例が示されている。
【0134】このパチンコ式スロット遊技機180は、
基本的な構成や遊技性などは前述したスロットマシン1
とほぼ同様に構成されているため、同様の部材等には前
述と同様の符号を付すことにより、詳細な説明は省略す
ることとするが、特に相違する点は、先に述べたよう
に、メダルの替わりにパチンコ玉を使用することにより
賭数の設定等がなされて遊技可能となる点である。よっ
て、前面扉4の前面には、メダル投入部34の替わり
に、突出部7の上面にパチンコ玉を貯留可能な受皿18
1が形成されており、このパチンコ式スロット遊技機1
80の側方に隣接配置される玉貸機182より供給され
るパチンコ玉を受皿181内に借り受け、これを1枚掛
けBETボタン36aやMAXBETボタン36bの押
圧操作により使用することにより賭数の設定が出来るよ
うになっている。なお、1枚掛けBETボタン36aや
MAXBETボタン36bの押圧操作により使用したパ
チンコ玉は筐体内部に回収されていく。
【0135】このようなパチンコ式スロット遊技機18
0においても、前面扉4の前面を前述のスロットマシン
1とほぼ同様に、カバーパネルと化粧シートを用いて構
成することにより、スロットマシン1において本発明を
適用した場合とほぼ同様の作用、効果が得られることは
言うまでもない。
【0136】次いで、本発明を遊技機としてのパチンコ
遊技機に適用した例について図13、図14を用いて説
明する。
【0137】本実施例におけるパチンコ遊技機703
は、従来周知の通り、各種装置や部材等が配設されると
ともに、その前面略中央に、遊技媒体であるパチンコ玉
が打ち込まれる円形状の遊技領域707が設けられた遊
技盤706と、遊技盤706の前面側上半部を開閉自在
とする前面パネルとしての前面扉704と、から主に構
成されている。
【0138】前面扉704の下部には、借り受けたパチ
ンコ玉を貯留可能な上皿721が設けられるとともに、
その下方には上皿721からオーバーフローしたパチン
コ玉を貯留可能な下皿722が設けられている。さらに
下皿722の側方にはハンドル723が設けられてお
り、遊技者がハンドル723を回転操作することにより
遊技が開始され、上皿721内に供給されたパチンコ玉
が遊技領域707内に打ち込まれるようになっている。
【0139】遊技領域707の中央付近には、「特別図
柄」と呼ばれる複数種類の識別情報可変表示するための
可変表示部としての第1可変表示部709と、「普通図
柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可変表示される演
出表示部としての第2可変表示部710とを含む可変表
示装置708が設けられている。第1可変表示部709
はLCD表示器(液晶表示器)にて形成されていて、特
別図柄を可変表示可能とされている。
【0140】具体的には、第1可変表示部709の表示
エリアにおいては、横方向に並ぶ態様で3つの可変表示
エリアを表示上形成し、それらのエリアにおいて、「左
図柄」、「中図柄」、「右図柄」の3つの特別図柄が可
変表示可能である。また、第2可変表示部710は、7
セグメントLEDよりなり、1つの図柄表示エリアがあ
る。第1可変表示部709に表示される特別図柄は、後
述するように打玉が始動入賞口714へ始動入賞するこ
とに基づいて、可変表示が開始される。一方、第2可変
表示部710に表示される普通図柄は、打玉が可変表示
装置708の左に位置している通過ゲート711を通過
することに基づいて、可変表示が開始される。始動入賞
口714に入った始動入賞玉は、遊技盤706の背面に
導かれ、始動ロスイッチ717によって検出される。
【0141】始動入賞口714の下方には、開閉板72
0が設けられた可変入賞球装置719が取付けられてい
る。遊技状態が大当り状態(特定遊技状態)となれば、
開閉板720が傾動し、可変入賞球装置719の大入賞
口が開口する。大入賞口に進入した玉のうち特定入賞領
域(Vポケット)に入った入賞玉は図示しないVカウン
トスイッチで検出される。一方、大入賞口内における特
定入賞領域以外の通常入賞領域へ入賞した入賞玉は図示
しないカウントスイッチで検出される。
【0142】また、遊技領域707の外側の左右上部に
は、効果音を発する2つのスピーカ727が設けられて
いる。遊技領域707の周囲には、遊技効果ランプ72
8が複数設けられているとともに、一方のスピーカ72
7の近傍に、景品玉払出時に点灯する賞球ランプ730
と、補給玉が切れたときに点灯する玉切れランプ731
が設けられている。
【0143】また、前記遊技領域707に打ち込まれた
打玉が通過ゲート711を通ると、第2可変表示部71
0に停止表示されている普通図柄が可変開始する。な
お、第2可変表示部710の可変表示中に打玉が通過ゲ
ート711を通過した場合にはその通過が記憶され、第
2可変表示部710が停止して再度変動を開始可能な状
態になってから前記通過記憶を「1」減算して第2可変
表示部710が可変表示制御される。この通過記憶の上
限はたとえば「4」に定められており、現時点での通過
記憶数が通過記憶表示器(図示せず)により表示され
る。第2可変表示部710の表示がある特定の図柄、例
えば、「3」や「7」で停止した時には、可動片715
が解放されて始動入賞口714へパチンコ玉が入りやす
くなり、遊技者にとって有利な状態となる。
【0144】また、打玉が始動入賞口714に入り始動
口スイッチ717で検出されると、特別図柄の変動を開
始できる状態であれば、第1可変表示部709に表示さ
れる特別図柄がスクロールを始める。たとえば、すでに
可変表示が開始されて特別図柄が変動中である等の理由
によって特別図柄の変動をすぐに開始できる状態でなけ
れば、始動入賞記憶を一つ増やす。
【0145】この始動入賞口714にパチンコ玉が入賞
して始動口スイッチ717で検出されると、特別図柄の
変動を開始できる状態であれば、可変表示装置708の
第1可変表示部709において全特別図柄が可変表示
(変動表示)を開始する。そして、その後、左、中、右
の特別図柄が停止し、その停止表示結果が予め定められ
た特定の表示態様(たとえば7−7−7)となった場合
に、特定遊技状態(大当り状態)が発生する。このよう
な大当り状態が発生する特定の表示態様は、大当り図柄
と呼ばれ、この例では予め複数種類の図柄が定められて
いる。このように大当り状態が発生した場合には、可変
入賞球装置719の開閉板720が傾動されて遊技者に
とって有利な第1の状態となる。この第1の状態は、所
定期間(たとえば30秒間)の経過または打玉の所定個
数(たとえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条
件が成立することにより終了し、その後、遊技者にとっ
て不利な第2の状態となる。第1の状態となっている可
変入賞球装置719の大入賞口内に進入した打玉が特定
入賞領域(Vポケット)に入賞して図示しないVカウン
トスイッチにより検出されれば、その回の第1の状態の
終了を待って再度開閉板720が傾動されて第1の状態
となる。この第1の状態の繰返し継続制御は、最大15
回まで実行可能である。このような最大15回実行可能
である第1の状態となっている時期は、繰返し継続制御
のラウンド(回)と呼ばれる。この例では、繰返し継続
制御は、第1ラウンドから最大第15ラウンドまで繰返
し実行可能である。
【0146】本実施例における前面パネルとしての前面
扉704は、特に詳細な図示はしないが、不透明な樹脂
材からなり、後面には各種ランプ728、730、73
1やスピーカ727が設けられるとともに、前面には各
種ランプ728、730、731からの光を前方に透光
するための開口部やスピーカ727から出力される音を
放音するための開口部が形成され、さらに略中央部に
は、前述した遊技領域707を視認可能に被覆する透明
なガラス等からなる窓部としての透明領域等が形成され
ている。また、この前面扉704の前面側には、図14
(a)に示されるように、全体が透明な樹脂材よりなる
カバーパネル750が前面扉704に対して着脱自在に
取付けられているとともに、このカバーパネル750と
前面扉704との間には、図14(b)に示されるよう
な化粧シート751が交換可能に設けられている。
【0147】カバーパネル750は、図14(a)に示
されるように、カバーパネル152と同様にポリカーボ
ネイト樹脂により全体が透明に形成されるとともに、中
央には遊技領域707とほぼ同形の穴部705が形成さ
れている。また、前面扉704に設けられる各種ランプ
に対応する箇所には、裏面に光分散パターンが形成され
た帯状の膨出部752が形成されているとともに、前面
扉704に設けられるスピーカ727に対応する箇所に
は、複数の放音孔753が形成されている。
【0148】化粧シート751は、図14(b)に示さ
れるように、化粧シート153と同様にポリエステル樹
脂により形成されており、中央には遊技領域707より
も若干大きい円形の穴部756が形成されているととも
に、その周囲には、各種ランプ728、730、731
からの光を前方に透過させるための丸穴754と、スピ
ーカ727から出力される音を前方に放音させるための
放音穴755と、がそれぞれ形成されている。
【0149】そしてこの化粧シート751の表面には、
図のような装飾が予め施されているため、カバーパネル
750の裏面にこの化粧シート751を配設した状態
で、カバーパネル750を前面扉704の前面を被覆す
るように閉塞すれば、遊技領域707の周囲の前面扉7
04の表面が、化粧シート751に施された図柄等によ
り装飾されることになり、また、カバーパネル750を
前面扉704の前面から取外し、化粧シート751を、
別の図柄等により装飾された化粧シート751に交換す
ることにより前面扉704の前面の意匠を容易に変更で
きるため、前述したスロットマシン1の前面扉4と同様
の作用、効果が得られることになる。
【0150】また、従来のパチンコ遊技機にあっては、
一般的に遊技盤706の前面における遊技領域707内
にのみ、そのパチンコ遊技機の機種名や特性を示す図柄
等が描かれて装飾されて、その周囲の意匠は、複数機種
に共通した前面扉704の表面意匠に依存されるため、
遊技領域707内の意匠とは異なるのが一般的である
が、上記のような構成とすることで、図13に示される
ように、遊技領域707内からその周囲にわたって連続
する図柄を構成することが出来るため、前面扉704前
面を広範囲にわたってインパクトのある装飾を施すこと
が出来る。また、遊技領域707の周囲の表面意匠は、
化粧シート751の交換により、遊技領域707内の意
匠に対応して容易に変更することが出来る。
【0151】また、化粧シート751の下方に設けられ
た遊技情報表示領域756には、通常の大当りの対象図
柄、次回の大当り確率が変動する大当りの対象図柄等
や、これら各種大当りの発生確率等、遊技に関わる種々
の情報等を容易に表示することが出来る。
【0152】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0153】本発明の請求項1は、遊技者が所定の遊技
を行うことが可能な遊技機(スロットマシン1、パチン
コ式スロット遊技機180、パチンコ遊技機703)で
あって、該遊技機の前面側に設けられる前面パネル(前
面扉4、704)の前面側に、少なくとも一部に透光性
領域が形成されたカバー部材(カバーパネル152、7
50)が前記前面パネルに対して着脱自在に設けられる
とともに、前記前面パネルと前記カバー部材との間に、
少なくとも一部に装飾が施された化粧部材(化粧シート
153、751)を交換可能に介在させ、前記カバー部
材の透光性領域を通して前記化粧部材に施された装飾を
視認可能に構成した。
【0154】本発明の請求項2は、前記遊技機(スロッ
トマシン1、パチンコ式スロット遊技機180、パチン
コ遊技機703)は、表示状態が変化可能な可変表示装
置(50、708)を備え、該可変表示装置の可変表示
部に表示される表示結果が特定の態様となったことを条
件に所定の遊技価値を付与可能であり、前記カバー部材
(カバーパネル152、750)には、前記可変表示部
を視認可能とする窓部(膨出部163)が設けられてい
る。
【0155】本発明の請求項3は、前記化粧部材(化粧
シート153、751)に、前記可変表示部を視認可能
とする窓部(開口部171、穴部753)が設けられて
いる。
【0156】本発明の請求項4は、前記遊技機(スロッ
トマシン1、パチンコ式スロット遊技機180、パチン
コ遊技機703)は、音を出力可能な音出力手段(スピ
ーカ136a、136b、727)を備えるとともに、
前記カバー部材(カバーパネル152、750)に、前
記音出力手段から出力される音の放音部(放音孔162
a、162b、放音孔753)が設けられている。
【0157】本発明の請求項5は、前記化粧部材(化粧
シート153、751)に、前記音出力手段から出力さ
れる音の放音部(切欠部168a、168b、放音穴7
55)が設けられている。
【0158】本発明の請求項6は、前記遊技機(スロッ
トマシン1、パチンコ式スロット遊技機180、パチン
コ遊技機703)は、遊技に関わる演出内容を表示可能
な演出用表示装置(液晶表示器135)を備えるととも
に、前記カバー部材(カバーパネル152、750)
に、前記演出用表示装置の演出表示部(液晶表示部1
5)を視認可能とする窓部(開口部161、穴部70
5)が設けられている。
【0159】本発明の請求項7は、前記化粧部材(化粧
シート153、751)に、前記演出表示部を視認可能
とする窓部(開口部166、穴部757)が設けられて
いる。
【0160】本発明の請求項8は、前記遊技機(スロッ
トマシン1、パチンコ式スロット遊技機180、パチン
コ遊技機703)は、発光可能な発光手段(各種ランプ
111〜119、139、遊技効果ランプ130〜13
3、728、小役告知ランプ140a〜140c、賞球
ランプ730、玉切れランプ731)を備えるととも
に、前記カバー部材(カバーパネル152、750)
に、前記発光手段からの光を透過する透光性領域が設け
られている。
【0161】本発明の請求項9は、前記化粧部材(化粧
シート153、751)に、前記発光手段(各種ランプ
111〜119、139、遊技効果ランプ130〜13
3、728、小役告知ランプ140a〜140c、賞球
ランプ730、玉切れランプ731)からの光を透過す
る透光性領域(丸穴165、透光領域170)が設けら
れている。
【0162】本発明の請求項10は、前記化粧部材(化
粧シート153、751)に、遊技に関わる所定の情報
を表示する情報表示領域(遊技情報領域169)が設け
られている。
【0163】本発明の請求項11は、前記カバー部材
(カバーパネル152、750)の裏面所定箇所に、光
分散パターン(164)が形成されている。
【0164】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0165】例えば、上記実施例における各遊技機1、
180、703にあっては、遊技機の前面全体ではな
く、上半部にカバー部材及び化粧部材が設けられるよう
に構成されていたため、前面上半部の意匠の変更が容易
となるように構成されていたが、言うまでもなく遊技機
の前面全体にカバー部材及び化粧部材を取外し自在に設
けて、前面全体の意匠を変更可能としてもよい。
【0166】また、上記実施例におけるカバー部材は、
化粧部材の前面全領域を被覆するように構成されている
が、一部の領域のみを被覆するような形状であってもよ
い。
【0167】また、上記実施例における演出用表示装置
の一例として、液晶表示器135が適用されていたが、
演出用表示装置として、可変表示装置50と同様にリー
ルにより構成される可変表示装置を適用してもよい。
【0168】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0169】(a)請求項1項の発明によれば、装飾が
施された化粧部材を交換することで、前面パネルの前面
意匠を容易に変更することが出来るとともに、化粧部材
は前面パネルの前面側に設けられるので、前面パネルの
後側に設けられる各種装置や部材等を取外すことなく容
易に交換出来る。
【0170】(b)請求項2項の発明によれば、可変表
示部の視認領域が確保されるため、可変表示部の表示内
容がカバー部材により見えにくくなることがない。
【0171】(c)請求項3項の発明によれば、可変表
示部の視認領域が確保されるため、可変表示部の表示内
容が化粧部材により見えにくくなることがない。
【0172】(d)請求項4項の発明によれば、放音領
域が確保されるため、音出力手段から前方に向けて出力
される音がカバー部材により遮られることによる音量の
低下や音質等の劣化が防止される。
【0173】(e)請求項5項の発明によれば、放音領
域が確保されるため、音出力手段から前方に向けて出力
される音が化粧部材により遮られることによる音量の低
下や音質等の劣化が防止される。
【0174】(f)請求項6項の発明によれば、演出表
示部の視認領域が確保されるため、演出表示部の表示内
容がカバー部材により見えにくくなることがない。
【0175】(g)請求項7項の発明によれば、演出表
示部の視認領域が確保されるため、演出表示部の表示内
容が化粧部材により見えにくくなることがない。
【0176】(h)請求項8項の発明によれば、透光性
領域が確保されるため、発光手段からの光を視認しやす
くなる。
【0177】(j)請求項9項の発明によれば、透光性
領域が確保されるため、発光手段からの光を視認しやす
くなる。
【0178】(k)請求項10項の発明によれば、遊技
者に対して所定の遊技情報を効果的に伝達することが出
来る。
【0179】(l)請求項11項の発明によれば、発光
手段からの光を効率よく分散させることが出来るため、
光による演出効果が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用された遊技機の一例としてのスロ
ットマシンを示す正面図である。
【図2】図1のスロットマシンの内部構造図である。
【図3】図1のスロットマシンの前面扉の裏面図であ
る。
【図4】本実施例のスロットマシンの構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】同じく本実施例のスロットマシンの構成を示す
ブロック図である。
【図6】前面扉の構成を示す組立分解斜視図である。
【図7】(a)はカバーパネルを示す正面図であり、
(b)はその裏面に形成される光分散パターンを示す要
部斜視図である。
【図8】(a)は化粧シートを示す正面図であり、
(b)は(a)の要部拡大図である。
【図9】前面扉の構造を示す要部拡大縦断面図である。
【図10】カバーパネルの変形例を示す要部斜視図であ
る。
【図11】化粧シートの変形例を示す斜視図である。
【図12】本発明の適用された遊技機の他の例としての
パチンコ式スロットマシンを示す正面図である。
【図13】本発明の適用された遊技機の他の例としての
パチンコ遊技機を示す正面図である。
【図14】(a)は図12のパチンコ遊技機に適用され
るカバーパネルを示す正面図であり、(b)は図12の
パチンコ遊技機に適用される化粧シートを示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2 筐体 3 施錠装置 3a 鍵穴 4 前面扉 7 突出部 9 メダル払出穴 10 灰皿 11 メダル受皿 12a、12b 放音部 13 放音部 14 透視窓 15 液晶表示器 20a〜20c 小役告知表示部 21 1枚賭け表示部 22、23 2枚賭け表示部 24、25 3枚賭け表示部 26 ゲームオーバー表示部 27 リプレイ表示部 28 ウェイト表示部 29 スタート表示部 30 投入指示表示部 31 クレジット表示部 32 ゲーム回数表示部 33 ペイアウト表示部 34 メダル投入部 35 メダル詰まり解除ボタ
ン 36a 1枚BETボタン 36b MAXBETボタン 37 精算ボタン 38 スタートレバー 39 ストップボタンユニッ
ト 40L、40C、40R ストップボタン 41〜44 遊技効果ランプ部 50 可変表示装置 51L、51C、51R リール 52 リールユニット 53 リール間隠蔽部材 54L、54C、54R リールモータ 55 リールランプ 56 リールセンサ 57 ホッパータンク 58 案内レール 59 オーバーフロータンク 60 満タンセンサ 61 払出メダルセンサ 62 ホッパーモータ 63 メダル排出口 64 電源ユニット 65 メインスイッチ部 66 第2リセットボタン 67 設定ボタン 68 自動精算選択スイッチ
部 69 打止め選択スイッチ部 70 設定キー挿入部 71 メダルセレクタ 72 不正メダル排出部 73 返却メダル流路 80 メインスイッチ 81 第2リセットスイッチ 82 設定キースイッチ 83 設定スイッチ 84 電源コード 85 背板 86、87 側板 100 1枚BETスイッチ 101 MAXBETスイッチ 102 スタートスイッチ 103L、103C、103R ストップスイッチ 104 精算スイッチ 105 第1リセットスイッチ 106 投入メダルセンサ 107 流路切替ソレノイド 108 ゲーム回数表示器 109 クレジット表示器 110 ペイアウト表示器 111 投入指示ランプ 112 1枚賭けランプ 113、114 2枚賭けランプ 115、116 3枚賭けランプ 117 ゲームオーバーランプ 118 スタートランプ 119 リプレイランプ 120 ボーナス告知ランプ 121a、121b BETボタンランプ 122L、122C、122R 操作有効ランプ 130〜134 遊技効果ランプ 135 液晶表示器 136a、136b、137 スピーカ 138 蛍光灯 139 ウェイトランプ 140a〜140c 小役告知ランプ 150 基体 151 凹部 152、152’ カバーパネル 153、153’ 化粧シート 154〜158 開口部 159 取付片 159a 孔部 160、163 膨出部 161 開口部 162a、162b 放音孔 164 光分散パターン 164a 波形パターン 164b 三角錐形パターン 165 丸穴 166、167 開口部 168 切欠部 169 遊技情報表示領域 170 透光領域 171 開口部 172、173、174 スリット穴 175、176 膨出部 180 パチンコ式スロット遊
技機 181 玉貸機 182 受皿 200 遊技制御基板 201 演出制御基板 202 電源基板 203 リール中継基板 204 リールランプ中継基板 205 外部出力基板 210 制御部 211 CPU 212 RAM 213 ROM 214 I/Oポート 215 スイッチ回路 216 モータ回路 217 初期リセット回路 218 クロック発生回路 219 パルス分周回路 220 バッファ回路 221 乱数発生回路 222 サンプリング回路 223 バックアップ電源 230 制御部 231 CPU 232 RAM 233 ROM 234 I/Oポート 235 スピーカ駆動回路 236 表示駆動回路 237 ランプ駆動回路 238 バックアップ電源 500 収納ケース 550 収納ケース 703 パチンコ遊技機 704 前面扉 705 穴部 706 遊技盤 707 遊技領域 708 可変表示装置 709 第1可変表示部 710 第2可変表示部 711 通過ゲート 714 始動入賞口 715 可動片 717 始動口スイッチ 719 可変入賞球装置 720 開閉板 721 上皿 722 下皿 723 ハンドル 727 スピーカ 728 遊技効果ランプ 730 賞球ランプ 731 玉切れランプ 750 カバーパネル 751 化粧シート 752 膨出部 753 放音孔 754 丸穴 755 放音穴 756 遊技情報表示領域 757 穴部 L1、L2、L2’、L3、L3’ 入賞ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 5/04 A63F 5/04 512D (72)発明者 功刀 義雄 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野明神平2− 32 株式会社デザインクラブインターナシ ョナル内 (72)発明者 ハリー コーデン 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野明神平2− 32 株式会社デザインクラブインターナシ ョナル内 Fターム(参考) 2C088 AA42 BC06 BC10 BC22 BC25 DA09 DA24 EA26

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者が所定の遊技を行うことが可能な
    遊技機であって、 該遊技機の前面側に設けられる前面パネルの前面側に、
    少なくとも一部に透光性領域が形成されたカバー部材が
    前記前面パネルに対して着脱自在に設けられるととも
    に、前記前面パネルと前記カバー部材との間に、少なく
    とも一部に装飾が施された化粧部材を交換可能に介在さ
    せ、前記カバー部材の透光性領域を通して前記化粧部材
    に施された装飾を視認可能に構成したことを特徴とする
    遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技機は、表示状態が変化可能な可
    変表示装置を備え、該可変表示装置の可変表示部に表示
    される表示結果が特定の態様となったことを条件に所定
    の遊技価値を付与可能であり、前記カバー部材には、前
    記可変表示部を視認可能とする窓部が設けられている請
    求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記化粧部材に、前記可変表示部を視認
    可能とする窓部が設けられている請求項2に記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記遊技機は、音を出力可能な音出力手
    段を備えるとともに、前記カバー部材に、前記音出力手
    段から出力される音の放音部が設けられている請求項3
    に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記化粧部材に、前記音出力手段から出
    力される音の放音部が設けられている請求項4に記載の
    遊技機。
  6. 【請求項6】 前記遊技機は、遊技に関わる演出内容を
    表示可能な演出用表示装置を備えるとともに、前記カバ
    ー部材に、前記演出用表示装置の演出表示部を視認可能
    とする窓部が設けられている請求項1〜5のいずれかに
    記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記化粧部材に、前記演出表示部を視認
    可能とする窓部が設けられている請求項6に記載の遊技
    機。
  8. 【請求項8】 前記遊技機は、発光可能な発光手段を備
    えるとともに、前記カバー部材に、前記発光手段からの
    光を透過する透光性領域が設けられている請求項1〜7
    のいずれかに記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記化粧部材に、前記発光手段からの光
    を透過する透光性領域が設けられている請求項8に記載
    の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記化粧部材に、遊技に関わる所定の
    情報を表示する情報表示領域が設けられている請求項1
    〜9のいずれかに記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 前記カバー部材の裏面所定箇所に、光
    分散パターンが形成されている請求項8または9に記載
    の遊技機。
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