JP2007319355A - スロットマシン - Google Patents

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一雄 小林
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勲 戸塚
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Abstract

【課題】 図柄のデザイン性を損なわず、熟練者に目障りとならず、初心者などが複数の特定の図柄の識別を可能とするスロットマシンを提供する。
【解決手段】 スタート操作により、周面上に数種の図柄が表された複数のリールが回転し、停止操作により回転する各リールが停止し、停止した各リール上の図柄の配列に応じた数の遊技媒体が払い出されるスロットマシン1であって、
数種の図柄のうち特定の図柄の図柄領域26内に縦縞模様27を表し、縦縞模様27が図柄の種類毎に数量、配置、形状、色彩又はこれらの組合せが異なる構成としてある。
【選択図】 図5

Description

本発明は、スタート操作により複数のリールが回転し、停止操作により回転する各リールが停止し、停止した各リール上の図柄の配列に応じた数の遊技媒体が払い出されるスロットマシンに関し、特に、回転中のリール上の特定の図柄を遊技者に識別し易くするスロットマシンに関する。
一般に、スロットマシンは、遊技者が遊技媒体となる遊技用のメダル(コイン)や遊技球(パチンコ球)を投入してスタートレバーを押下することにより、外周面に所定の絵柄や数字、文字等の図柄を表示した複数のリール(通常3個のリール)が回転を開始し、定速回転後、任意のタイミングで停止ボタンが押されることでリールが停止し、停止したリールの図柄の配列に応じて所定数の遊技媒体が払い出される遊技機である。
このようなスロットマシンでは、通常、ゲームの面白さを増すために、複数のリールが一定の確率で自動的に制御されて、各リールに付された図柄が入賞ライン上で所定配列となるように停止する、所謂「内部抽せん」と呼ばれる入賞制御が行われる。
この内部抽せんによる制御は、スタートレバーの押下によりゲームが開始されると、ゲーム1回毎にスロットマシン内部で自動的に内部当たりの抽せんが行われて当せん内容が決定され、その当せん内容に応じてリールの停止位置が制御されるものである。このような停止制御により、内部抽せんの結果ある内容に当せんすると、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リールに付された図柄がその当せん内容に応じた配列(入賞配列)となるように自動的に停止制御され(スベリ制御)、その入賞配列に応じた所定量の遊技媒体が払い出されるようになる。
より具体的には、内部抽せんの結果、ある入賞内容に当せんすると、回転する複数のリールは、一定範囲内(例えば、該当する図柄の位置から図柄5コマ分の範囲内)で、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、図柄が所定の入賞ライン上でその当せん内容に応じた所定の入賞配列(例えば「7・7・7」や「BAR・BAR・BAR」等)となるように停止制御(入賞制御)される。
そして、このようなリールの停止制御が行われることにより、各リールの停止ボタンの押下タイミングが、ある入賞内容の配列を構成する図柄(「7」、「BAR」等)を入賞ライン上で止めるタイミングからはずれたとしても、そのずれが一定範囲内(その図柄から5コマ等の範囲内)であれば、機械的制御によってその図柄が所定の入賞ライン上に位置するようにリールが停止され、所定の入賞配列が構成されることになる。このような停止制御により、遊技の巧拙等に拘わらず、遊技者が一定範囲内で停止ボタンを押下すれば、図柄が所定の入賞配列となるようにリールが自動的に停止されて、停止された入賞配列に応じて所定量の遊技媒体が払い出される。その結果、初心者や遊技に不慣れな者であっても、一定の確率で所定量の入賞遊技媒体を獲得できることになる。
しかしながら、このような一定範囲内でリールが自動的に停止されるスベリ制御が作動したとしても、最終的な停止制御の決定は、遊技者による停止ボタンの操作タイミングに委ねられる。とくに多数の遊技媒体の獲得が保障されるビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)のボーナス役などの特定の入賞に当選している場合に、各ボーナス役に対応するボーナス図柄が前記一定の範囲内にない箇所で遊技者が停止ボタンを押下すると、既にボーナス役に当せんしているにも拘わらず、ボーナス図柄の配列が得られない。その結果、ボーナス役はその当せん内容が入賞するまで持ち越されるため、各々のボーナス図柄の配列が得られるまで、遊技者は遊技媒体を損失し続けることになってしまう。従って、遊技者は、この一定の範囲内にボーナス図柄が得られるように停止ボタンを押下する必要があり、このためには、遊技者が高速回転中のリール上の図柄を識別して、停止タイミングを計り、停止ボタンを押下するという一定の技量(所謂「目押し」)が必要である。
一般に、BB図柄やRB図柄は、他の図柄に対して、大きく表されていて、更に、各図柄とも、形状及び色彩を異にしているが、初心者が、高速に回転しているリール上で、これらの図柄を識別して目押しすることは容易ではない。
さらにビッグボーナス役において、色彩の違い以外は形状が大きく異ならないボーナス図柄(例えば、赤7と緑7)が複数存在するような場合には、初心者が各々を識別することは困難な上、色による識別が困難な色覚障害(所謂、色盲や色弱など)や白内障などの視覚障害をかかえる遊技者には、両者を識別して目押しをすることは、ほとんど不可能に近く、それゆえ入賞内容に応じた遊技媒体を確実に獲得できず、遊技の利益を十分に享受できないという問題があった。
ここで、高速回転中のリール上の図柄を遊技者が識別し易くする技術としては、特定の図柄を他の図柄と比して大きくしたり、立体的に表示したりすることは公知の技術であるが、他にも以下のような技術が開示されている。
まず、特許文献1には、ボーナス図柄等の特定図柄の位置又はそれ以外の図柄の位置に対応してタイミングマークを付与する技術が開示されている。これにより、特定図柄の識別が容易になり、初心者の目押しを補助する手段として効果がある。
また、特許文献2には、リール上の図柄を特定位置のものと標準位置のものとに区別し、各々位置のずれから生じるリール回転による軌道のずれから遊技者が特定図柄を識別する技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、ボーナス図柄等の特定図柄の大きさを他の図柄より横方向に長くして、所定の幅領域から略矩形状に特定図柄の種類に応じて左右いずれか一方に突出させたスロットマシンが開示されている。これにより、特定図柄自体が識別し易くなると同時に、特定図柄の種類に応じて、左又は右のいずれかにずれていることが、リール回転中に遊技者が識別できるので、特定図柄の種類毎に目押しが可能となる。
また、特許文献4には、ボーナス図柄等の特定図柄の全部又は一部分を半透明等にしてリール後方からバックライトを照射させ、透過光色の違いや発光位置のずれの違いより遊技者に特定図柄を識別させる技術が開示されている。
実開昭62−84485号公報 特開平11−76495号公報 特開2002−325881号公報 特許第3537630号公報
しかしながら、以上のようなこれまで提案されているスロットマシンでは、上述した従来の課題を十分には解消し得ず、また、新たな問題も生じることとなった。
まず、特許文献1の技術においては、特定図柄の位置又はそれ以外の図柄の位置に対応してタイミングマークを付与することで、図柄のデザインとは無関係で、図柄の外形に関与しないマークがリール上に表されることになるため、図柄やリールのデザインが蔑ろになり、リール回転中の図柄を識別可能な熟練者から見れば、このようなマークが不要なものとして目障りな印象を与えていた。
さらに、タイミングマークの付与が特定図柄の位置又はそれ以外の図柄の位置のみに対応しているため、特定図柄が同一リール上に複数種類存在する場合が、考慮されていない。
また、特許文献2の技術においても、左右のずれを指標に識別するため、同一リール上に2種類を超える特定図柄が存在する場合には、対処が困難であるとともに、左右にずれて配置されるため、リールの回転時に、遊技者に左右に揺れるような不快な印象を与え、とくに目押しが可能な熟練者には煩わしく感じ、遊技性の低下を招いていた。
また、特許文献3の技術では、特定図柄の大きさを他の図柄より横方向に長くして、所定の幅領域から略矩形状に特定図柄の種類に応じて左右いずれか一方に突出させているため、特定図柄がほぼ同一な略矩形状になり、図柄の外形で識別している遊技者には、識別を困難にさせ、更に図柄本来の外形(とくに「7」)を喪失してしまっているのでデザイン性が薄れるという問題が生じている。
そのうえ、特許文献2と同様に、左右いずれかに特定図柄をずらして表しているため、同一リール上に2種類を超える特定図柄が存在する場合には対処することが困難あり、また特定図柄毎に、左右いずれかに突出しているため、左右に揺れるような不快な印象や煩わしさを与え、遊技性の低下を招いていた。
また、特許文献4の技術では、遊技者が図柄に施した色彩を透過した透過光色の違いを感受し、特定図柄を識別させるため、色による識別が困難な色覚障害や白内障などの視覚障害をかかえる遊技者に対する救済が図られていない。また、発光位置のずれの違いより特定図柄を識別させる技術は、上述した特許文献2及び特許文献3で述べたと同様に、複数の特定図柄が存在する場合の対応と左右に揺れる不快な印象の解消が課題として残っている。
このように、従来の高速回転中のリールの図柄を遊技者が識別し易くする技術は、識別できる特定図柄の数が限られてしまい、複数の特定図柄を有するスロットマシンにおいては、対処が困難であった。
また、特定図柄を識別し易くする結果、図柄の外形やデザインが蔑ろになり、特定図柄を左右にずらして配置することや特異なマークを施すことで、揺れるような不快な印象や目障りな印象を遊技者に与えてしまい、とくに、熟練者には好まれていなかった。
さらに、色彩による違いでは、色による識別が困難な色覚障害や白内障などの視覚障害をかかえる遊技者に対する救済が十分に図られないとの新たな問題も生じている。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、図柄のデザイン性を損なわず、熟練者に目障りとならず、初心者などが複数の特定の図柄の識別を可能とするスロットマシンの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のスロットマシンは、請求項1に記載するように、スタート操作により、周面上に数種の図柄が表された複数のリールが回転し、停止操作により回転する各リールが停止し、停止した各リール上の図柄の配列に応じた数の遊技媒体が払い出されるスロットマシンであって、前記数種の図柄のうち特定の図柄の図柄領域内に縦縞模様を表し、前記縦縞模様が図柄の種類毎に数量、配置、形状、色彩又はこれらの組合せの異なることを特徴としている。
このような構成からなる本発明のスロットマシンによれば、特定の図柄の図柄領域内にリール回転方向に沿った縦縞模様を設けることで、リール回転時に、遊技者には一定の時間、一定幅の模様が通過することが目視され、縦縞模様を有する特定の図柄が識別し易くなるうえに、特定の図柄の種類毎に、縦縞模様の数量、配置、形状、色彩又はこれらの組合せを違えることで、複数の特定の図柄の種類毎に差異を設けることができ、数多くの特定の図柄を有するスロットマシンにも対応することができるとともに、その差異を指標として、所望する特定の図柄の識別を可能にし、目押しが容易となる。
また、縦縞模様を図柄領域外に配した場合は、図柄の本来の形状から逸脱してしまうため、遊技者に目障りな印象を与え、結果、図柄のデザイン性を損ね、遊技者が違和感を受けることになるが、このように縦縞模様を図柄領域内に表すことで、遊技者、とくに熟練者に対しても図柄本来の形状と認識できるので、目障りな印象を与えず、違和感も生じない。
ここで、縦縞模様とは、絵柄、マーク、点、線などを含み広く目印となるもので、リール回転中に遊技者が、一定の幅をもった線として識別可能なものをいう。
特に、請求項2記載の発明では、前記縦縞模様の色彩が有する明度が、前記縦縞模様を除いた前記図柄領域の色彩が有する明度と異なる構成としてある。
このような構成とすることにより、明度の違いが縦縞模様とそれ以外の図柄領域との差異を明確にし、縦縞模様が際立つことになり、目押しが容易になる。
これは、目押しの苦手な初心者や色による識別が困難な色覚障害や白内障などの視覚障害をかかえる遊技者には、特に有効な手段である。
さらに、請求項3記載の発明では、前記縦縞模様の明度が、前記縦縞模様を除いた前記図柄領域の明度より高い明度となるように構成してある。
このような構成とすることにより、縦縞模様が比較的薄い色、それ以外の領域が比較的濃い色となり、縦縞模様が際立つことになる。また、縦縞模様を除いた図柄領域がデザインのベースとなり、原色を多用したり、鮮やかさを基調とした配色が可能となり、色彩豊かなデザインを施すことができる。
また、請求項4記載の発明は、前記縦縞模様を表示した領域又は該領域以外のいずれかの領域が、透光性を有し、前記図柄領域を裏面から照明するバックライトを備えると構成としてある。
このような構成とすることで、上述した縦縞模様が際立つ効果を助長することになる。すなわち、透光性を有する部分を含む図柄領域をバックライトで、裏から照射すると、図柄領域内で透光性を有する部分とそうでない部分とで明暗が形成され、縦縞模様が遊技者に明るく又は暗く視認されることで、縦縞模様がそれ以外の図柄領域に対して際立つことになり、その結果、目押しが容易となる。
また、請求項5記載の発明は、前記縦縞模様が、図柄の中央部を除いて表されるように構成してある。
このような構成とすることにより、遊技者、特に熟練者に目障りな印象を与えることもなく、初心者などが縦縞模様を目押しの指標とすることができる。
また、請求項6記載の発明は、前記縦縞模様の長さが、図柄を含む図柄枠の長さの所定の割合を占めるように構成したものである。
このような構成とすることにより、遊技者がリールの回転中に縦縞模様を認識可能な長さの範囲を確保することができ、リール回転時に、遊技者には一定の時間、一定幅の模様が通過することが目視され、所望する特定の図柄の停止タイミングを計り易くなる。
なお、図柄枠の長さとは、図柄が表示されたリールの外周長を表示図柄数で除した値である。
特に、請求項7記載の発明では、記縦縞模様の長さが、前記図柄枠の長さのほぼ3/4以上となるように構成してある。
このような構成とすることにより、回転中のリールにおいて、同一の模様が遊技者の目にとどまる十分な時間が確保されるようになり、明瞭に縦縞模様が目視され、特定の図柄の識別も容易となる。また、縦縞模様を表す特定の図柄の縦方向の長さが図柄枠の最大の長さまで調整可能となり、特定の図柄間で縦方向の長さに違いを設けることができる。
以上のように、本発明のスロットマシンによれば、図柄のデザイン性を損なわず、熟練者に目障りとならず、初心者などが複数の特定の図柄を識別することができる。
以下、本発明に係るスロットマシンの好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
ここで、以下の実施形態を示す本発明のスロットマシンは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、リールの回転開始処理,リールの停止制御処理,内部当たりの抽せん処理等を行わせる。このように、本発明にかかるスロットマシンにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現されるものである。なお、プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク,その他コンピュータで読み取り可能な任意の記録手段により構成できる。
[スロットマシン本体]
まず、図1、図2を参照して、本発明の一実施形態に係るスロットマシン本体の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るスロットマシンを示す概略正面図であり、図2は、同じく本実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態のスロットマシンは、従来のスロットマシンと同様にスロットマシン1に備えられた複数のリール21a,21b,21cを回転させることによって入賞遊技媒体を獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
そして、本実施形態のスロットマシンでは、各リール21の周面上の表示された図柄のうち特定の図柄の図柄領域内に縦縞模様を表すことにより、図柄のデザイン性を損なわず、熟練者に目障りとならず、初心者などが複数の特定図柄を識別することができるようにしてある。
具体的には、スロットマシン1は、内部にマイクロコンピュータ等で構成された制御部10及び必要な機械、装置等を収納可能な筐体に構成されており、筐体の前面側が前扉1aによって開閉可能に覆われている。
前扉1aは、図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体にヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
ドラムユニット20には、バックライトLがリール21a〜21c毎に3灯ずつ備えられている(図2参照)。
バックライトLは、点灯・点滅するランプや半導体発光素子、冷陰極管、蛍光灯などの表示装置からなる表示手段であり、ボーナスゲーム等の当せん時や各種入賞役の当せん時や入賞時,遊技媒体の払出時等に、ランプが点灯・点滅したりすることによって所定の演出が行われるようになっている。このバックライトLによる演出は、後述するスピーカ9からの音による演出と連動して、又はスピーカ9による音による演出とは独立して行われるようになっている。
このバックライトLは、制御部10に備えられるバックライト駆動回路18によって駆動制御される(図4参照)。
前面パネル2には、ほぼ中央部分に表示窓3が設けられ、筐体内の各リール21a〜21cが外部から視認可能となっている。表示窓3は、スロットマシン1内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21c(図2参照)の視認用の窓部で、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認、識別できるようになっている。
この表示窓3には、通常、入賞ラインが設定・表示されており(図示省略)、メダルの賭け数に応じて所定の入賞ラインが決定され、入賞ラインに沿って停止、配列されたリール21a〜21cの図柄の組合せによって、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
前面パネル2の表示窓3の下側には、内部当たり告知部2aと、クレジット表示部2bと、状態表示部2cと、ペイアウト表示部2dとが備えられている。
内部当たり告知部2aは、スロットマシン1の制御部10における内部抽せんの結果、所定の大当たりに当せんした場合に点灯又は点滅するランプと、ランプの光によって絵柄等を透過表示させる透光表示部とを有している。
クレジット表示部2b,状態表示部2c及びペイアウト表示部2dは、それぞれ7セグメントLED等からなり、所定の数値が表示されるようになっている。
すなわち、クレジット表示部2bは、貯留メダル数が表示され、状態表示部2cは、特定遊技状態中のメダルの払出総数や消化ゲーム数が表示され、ペイアウト表示部2dは、通常遊技や特定遊技における各入賞払出時の払出数が表示される。これら内部当たり告知部2aと、クレジット表示部2bと、状態表示部2cと、ペイアウト表示部2dの各表示部は、制御部10に備えられた表示駆動回路16によって駆動制御される(図4参照)。
前面パネル2の下側の前扉1aのほぼ中央部分には、スタートレバー4,停止ボタン5,メダル投入口6,精算ボタン6b,BETボタン7等の遊技者が操作するためのボタン類が備えられている。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、制御部10にスタート信号が出力され(図4参照)、本体内部の各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において内部抽せんが行われる。
停止ボタン5は、回転するリール21を停止させる停止手段であり、三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cに対応して設けられた三つの停止ボタン(左)5a,停止ボタン(中)5b,停止ボタン(右)5cが備えられている。この各停止ボタン5a,5b,5cが遊技者の任意のタイミングで押下されることで、制御部10にストップ信号が出力され(図4参照)、対応する各リール21a,21b,21cの回転が停止されるようになっている。
従って、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるように揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
メダル投入口6は、ゲームに使用される遊技媒体となるメダルの受け入れ口であり、このメダル投入口6から投入されたメダル数に応じてゲームを行えるようになっている。メダル投入口6の本体内部側には、図2に示すようにメダルセレクタ6aが備えられ、投入されたメダル数がカウントされ、そのメダル数を示すメダル信号が、本体内部の制御部10に出力されるようになっている。これにより、メダル投入口6からメダルが1枚投入されれば1枚賭けのゲーム、2枚投入されれば2枚賭けのゲーム、3枚投入されれば3枚賭け(MAXBET)のゲームが行えるようになる。
また、メダル投入口6から投入されるメダル数は、貯留メダル数として制御部10内のRAM12に記憶されるようになっており(図4参照)、遊技の開始に先立って、予め複数のメダルを投入し、貯留メダルとして貯留、記憶できるようになっている。
具体的には、メダルが3枚投入されている状態で、さらにメダル投入口6からメダルが投入されると、4枚目以降のメダルは貯留メダルとして、所定数(例えば、最大50枚)が貯留、記憶される。また、入賞払出があった場合、貯留メダルの最大数までは、入賞メダルは貯留メダルとして貯留される。貯留メダル数は前面パネル2のクレジット表示部2bに数値として表示される。
精算ボタン6bは、遊技の終了時等に貯留メダルを精算するためのスイッチである。
この精算ボタン6bが押下されることで、貯留メダル分のメダルがホッパー装置30から遊技メダル払出口8に排出され、RAM12に記憶された貯留メダル数のデータも消去される。
また、貯留メダルが精算されることでクレジット表示部2bの数値もゼロ表示となる。
メダルのBETボタン(投入ボタン)7は、メダル投入口6から投入されたメダルに貯留メダルがある場合に、その貯留メダルの中からゲームに使用する(賭ける)メダルを投入(BET)するメダル投入用のスイッチである。
具体的には、一回の押下によって一ゲームに投入可能な最大数のメダル(通常3枚)を貯留メダルから投入する3枚賭け用のMAXBETボタン7aと、一回の押下で1枚のメダルを貯留メダルから投入する1枚賭け用の1BETボタン7bとが備えられている。1BETボタン7bは一回押下するたびに1枚賭け、2枚賭け、3枚賭けとBET数が増加するようになっている。
このBETボタン7が押下されると、メダル信号が制御部10に出力され(図4参照)、押下された回数と同数のメダルが、RAM12に記憶された貯留メダルからゲームに投入されることになる。
なお、貯留メダルが投入されると、メモリの貯留メダル数が投入数だけ減算され、クレジット表示部2bの表示数値の投入数だけ減ることになる。
スロットマシン1の最下部には、遊技メダル払出口8が、また最上部にはスピーカ9が備えられている。
遊技メダル払出口8は、停止ボタン5の押下によって停止されたリール21が所定の入賞配列となった場合に、筐体内のポッパー装置30から排出される入賞配列に応じた数量の入賞メダルが払い出されるようになっている。払い出されたメダル数は、リールの表示窓3の下側にある状態表示部を構成するペイアウト表示部2dに表示される。
スピーカ9は、遊技者に対してメロディ音やメッセージ音等の各種の音声を発生するようになっており、このスピーカ9を介して、上述したバックライトLとともに、又はバックライトLと別個に、音による所定の演出が行われるようになっている。
例えば、制御部10で内部抽せんが行われ、所定の大当たりや小役に当せんした場合や、入賞図柄が揃って大当たりや小役に入賞した場合等に、スピーカ9から所定の演出音声や内部当たりを告知する音声等が発せられるようになっている。
このスピーカ9から発生される音声は、制御部10に備えられるサウンド回路17に生成・出力される(図4参照)。
スロットマシン1の筐体内部には、図2に示すように、三個のリール21a〜21cを回転及び停止駆動するドラムユニット20や、メダルを払い出すホッパー装置30、その他の機械,装置等が備えられている。
ドラムユニット20は、三つのリール21a,21b,21cと、三つのリール21a〜21cを回転自在に保持し、各リール21a〜21cに対応するステッピングモータ23a〜23cを回転駆動することで各リール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御を行うモータ駆動回路22と、停止された各リール21a〜21cの停止位置を検出して位置信号を制御部10に出力する回胴位置検出部24を備えている(図4参照)。
リール21は、既存のスロットマシンにおけるものと同様、外周に複数(通常21個)の絵柄や文字等の図柄が描かれた円筒状部分からなり、縦方向(図面上下方向)に回転する三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cが横方向(図面左右方向)に一列に並んで配設される(図2参照)。
各リール21a〜21cに備えられる図柄は、図3に示すように、各リール毎に等間隔で配設され、例えば「7」や「オレンジ」,「チェリー」,「リプレイ」等の絵柄や文字、その他スロットマシンのキャラクターや果物等を示す絵柄が、所定の順番で表示されており、通常、各リールに21個ずつの図柄が表示されるようになっている。これらのリール21a〜21cの図柄が、対応する停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、上述した表示窓3の入賞ラインに沿って所定の組合せで停止されることで入賞が決定される。
なお、本実施形態のスロットマシンでは、特定の図柄として、BB図柄に相当する色彩の異なる「7」が2種類とRB図柄に相当する「BAR」が1種類存在する。また、各々の特定の図柄の図柄領域内に縦縞模様を表示してあり、これによって、図柄のデザイン性を損なわず、熟練者に目障りとならず、初心者などが複数の特定図柄を識別することができるようにしてある。この縦縞模様については、後に詳述する(図5,図6参照)。
この三つのリール21a〜21cは、制御部10とドラムユニット20のモータ駆動回路22及び回胴位置検出部24によって駆動制御及び停止制御される。
ドラムユニット20では、三つのリール21a〜21cは対応する三つのステッピングモータ23a〜23cによってそれぞれ回転自在に保持されており、スタートレバー4及び停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、モータ駆動回路22が制御部10からパルス(駆動)信号を入力してステッピングモータ23a〜23cを駆動して(図4参照)、対応するリール21a〜21cの回転始動、定速回転及び停止の制御が行われる。
そして、制御部10で行われる内部抽せんの結果に応じてリール21の停止位置が制御されて、遊技者の停止ボタン5を押すタイミングに拘わらず、すなわち、各停止ボタン5a〜5cの押下タイミングがずれても、一定の停止制御範囲内(通常、図柄5コマの範囲内)で、対応する図柄が入賞ライン上に停止するように、リール21が停止制御されることになる。
[リール]
次に、本実施形態に係るリール周面上の特定の図柄の図柄領域内に表示される縦縞模様について説明する。
図5は、本実施形態に係るスロットマシンの縦縞模様が表された特定の図柄を示す図である。
上述したように、本実施形態では、BB図柄に相当する色彩の異なる「7」が2種類とRB図柄に相当する「BAR」が1種類存在する。これら特定の図柄の図柄領域26内に縦縞模様27を表し、図柄の種類毎に縦縞模様27の数量、配置、形状、色彩又はこれらの組合せを変えることで、識別を容易にしている。
同図において、図5(a)と図5(b)では、外形が同一で色彩のみ異なる「7」図柄に、位置及び色彩が異なる縦縞模様27を図柄領域26内に表してある。これにより、遊技者は、リール回転中に、縦縞模様が表された特定の図柄を識別するとともに、縦縞模様27を注視することにより、位置のずれ又は色彩の違いから、各々の図柄を識別でき、容易に所望の図柄を目押しすることができる。また、各々「7」の図柄領域26内に縦縞模様27を表すことにより、図柄の外形を害することなく、縦縞模様27を図柄のデザインとして捉えることができ、違和感を生じさせることがない。このことより図柄のデザイン性を損なわず、熟練者に目障りとならず、初心者などが複数の特定の図柄を識別することができる。
なお、本実施形態の2種類の「7」では、縦縞模様27の幅を同一にしたが、幅を違えることもできる。
図5(c)はRB図柄を示しており、RB図柄は、BB図柄と異なる外形を形成するように「BAR」を表している。一般にレギュラボーナスは、ビッグボーナスと遊技媒体の獲得方法が異なるゲーム性を有しているため、図柄の形状自体にもBB図柄との違いを設ける必要がある。そこで、図柄自体をリール回転中に識別できない初心者などのために、本実施形態では、前述の「7」との明確な差異を設けるため、縦縞模様27の数量を増やして、差異を明確にした。このようにすることで、初心者などは、異なる数量の縦縞模様27を指標にして、RB図柄の停止タイミングを計り、目押しをすることができ、無用な遊技媒体の浪費をすることがなくなる。
また、図5(c)では、左右対称に施された縦縞模様27が、図柄「BAR」のスペルの中の「B」と「R」に融合するようにデザインされている。このように、図柄領域26内に縦縞模様27を表すことにより、図柄の外形を害することなく、縦縞模様27を図柄のデザインとして捉えることができ、違和感を生じさせることがない。
さらに、図5(a)〜(c)では、縦縞模様27を図柄25の中央部を除いた箇所に表してある。これにより、熟練者に、縦縞模様27が目障りな印象を与える虞もない。
また、本実施形態では、各図が示すように、図柄領域26内において、ハッチング部とそれ以外の部分では、色彩における明度が大きく異なるように表されている。このような差異を設けることで、縦縞模様27とそれ以外の部分との違いが明確となり、縦縞模様27が更に際立つ効果を奏することができる。この結果、目押しの苦手な初心者や色による識別が困難な色覚障害や白内障などの視覚障害をかかえる遊技者は、リール回転中に容易に縦縞模様27を識別でき、目押しがより簡単になる。
そのうえ、本実施形態では、縦縞模様27を表示した領域又はそれ以外のいずれかの領域が、透光性を有し、図柄領域26を裏面から照明するバックライトLを備えている。
以下リール21とバックライトLの構成を説明するが、バックライトでリールの後方から図柄を照射する技術は公知のものであり、ここではこれらの詳細な説明は省略し、発明の特徴的な構成の説明にとどめるものとする。
図2に示すようにバックライトLは、バックライト基板40に装着された3個のランプで、各リール21の内側に配設され、発光時の光が、リール21を介して表示窓3に照射されるように内装されている。また、バックライトLは、スロットマシン1の遊技状態毎にCPU11による指令を受け、バックライト駆動回路18により点滅、点灯や明度調整又は消灯が制御される(図4参照)。
各リール21は、全体が透光性を有する合成樹脂などの部材で構成されており、以下に述べる領域以外は、バックライトLの光を遮るような印刷が施されている。そして、図5(a)〜(c)の各図柄領域26において、ハッチング部以外の部分が透光性を有するようにしてある。このようにすることで、各図柄25が、表示窓3を通過する際に、バックライトLを点灯・点滅すると、縦線模様27が明瞭に際立つ効果がある。
すなわち、図5(a)では、縦縞模様27が光のラインとして遊技者に視認され、反対に図5(b)では、縦縞模様27が暗いラインとして視認される。また、図5(c)では、複数の縦縞模様27が光のラインとして視認される。つまり、このように、リールの後方より、図柄25を照射することにより、縦縞模様27とそれ以外の部分との違いが、色彩の明度による差異より更に明確となり、縦縞模様27が際立つ効果を助長することができる。この結果、目押しの苦手な初心者や色による識別が困難な色覚障害や白内障などの視覚障害をかかえる遊技者は、リール回転中に容易に縦縞模様27を識別でき、目押しがより簡単になる。
また、図5(c)は、縦縞模様27の長さaが、図柄25を含む図柄枠28の長さbのほぼ3/4とした図である。
このような構成とすることにより、遊技者がリールの回転中に縦縞模様27を認識可能な長さの範囲を確保することができ、リール回転時に、遊技者には一定の時間、一定幅の縦縞模様27が通過することが目視され、図柄25の停止タイミングを計り易くなる。また、縦縞模様27を表す図柄25の縦方向の長さaが図柄枠の最大の長さbまで調整可能となり、特定の図柄間で縦方向の長さに違いを設けることができる。
なお、この場合、図柄枠28の長さbとは、図柄25が表示されたリールの外周長を表示する図柄数(21個)で除した値である。
なお、図6は、特定の図柄の図柄領域26内に縦縞模様27を表し、図柄の種類毎に縦縞模様27の数量、配置、形状、又は色彩またはこれらの組合せを変えた例を列挙した図である。
図6(a)は、縦縞模様27を、図柄25に融合させ、デザイン性を高めた例である。これらのように縦縞模様27を表すことで、縦縞模様を図柄デザインの一部として捉えることができ、目障り感や違和感が生じない。また、図6(b)は、彩度と明度が同じで、色相のみが異なる図柄25に、数量及び幅の異なる縦縞模様27を配置した例である。色による識別が困難な色覚障害や白内障などの視覚障害をかかえる遊技者は、色相のみの違いだけでは、見分けることが困難ではあるが、同図のように、縦縞模様27の数量及び幅を変えることで、異なる図柄として識別可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係るスロットマシン1によれば、特定の図柄の図柄領域26内に縦縞模様27を表し、数量、配置、形状、又は色彩またはこれらの組合せを図柄の種類毎に違えることで、縦縞模様27を有する特定の図柄が識別し易くなるうえに、特定の図柄間での差異が明確となり、所望する特定の図柄の識別を可能にし、目押しが容易となる。
また、縦縞模様27を図柄領域26内に表すことで、図柄の本来の形状を逸脱することなく、目押しの指標としての縦縞模様27を表すことができるので、遊技者に違和感を与えず、図柄も中央部を除いた箇所に表すことにより、熟練者に目障りな印象も与えることもない。
さらに、色彩の変化や光の照明を利用して、縦縞模様27の領域とそれ以外の領域との明度の差異を設けることで、縦縞模様27を更に際立たせることができ、とくに、目押しの苦手な初心者や色による識別が困難な色覚障害や白内障などの視覚障害をかかえる遊技者には有効である。
なお、本実施形態では、縦縞模様を帯線で表したが、破線や、絵柄などの特殊な模様を連続して表したものでもよい。
以上のように、本実施形態に係るスロットマシン1によれば、図柄のデザイン性を損なわず、熟練者に目障りとならず、初心者などが複数の特定の図柄を識別することができる。
以上、本発明のスロットマシンについて、好ましいリール上の図柄表示の実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、本発明が適用されるのは、スロットマシンに限らず、パチンコ機であってもよく、所定の入賞内容に応じて遊技媒体が払い出される遊技機で、液晶表示等のバックライトも含め図柄を可変表示可能な可変表示手段を備える、どのような遊技機であっても適用が可能である。
この種の遊技機としては、スロットマシン(パチロット,パロットを含む)やパチンコ機の他、例えば、アレンジボール機,雀球機等、玉やコイン等の遊技媒体を使用して遊技を行う各種の遊技機があり、いずれも本発明の適用対象とすることができる。
本発明は、遊技媒体として主にメダル(コイン)を使用して遊技が行われるスロットマシン(回胴式遊技機)に利用することができ、特に、ゲーム毎に内部抽せんを行うスロットマシンに好適に利用することができる。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンを示す概略正面図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンのリール上の図柄配列の一例を示す、リールを展開した状態の正面図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの制御部を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンのリール上の特定の図柄に縦縞模様を表した図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンのリール上の特定の図柄に表した縦縞模様の例を示す図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 前面パネル
3 表示窓
4 スタートレバー
5 (5a,5b,5c) 停止ボタン
6 メダル投入口
7 BETボタン
8 遊技メダル払出口
9 スピーカ
10 制御部
20 ドラムユニット
21 (21a,21b,21c) リール
25 図柄
26 図柄領域
27 縦縞模様
28 図柄枠
30 ホッパー装置
40 バックライト基板

Claims (7)

  1. スタート操作により、周面上に数種の図柄が表された複数のリールが回転し、停止操作により回転する各リールが停止し、停止した各リール上の図柄の配列に応じた数の遊技媒体が払い出されるスロットマシンであって、
    前記数種の図柄のうち特定の図柄の図柄領域内に縦縞模様を表し、前記縦縞模様が図柄の種類毎に数量、配置、形状、色彩又はこれらの組合せの異なることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記縦縞模様の色彩が有する明度が、前記縦縞模様を除いた前記図柄領域の色彩が有する明度と異なる請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記縦縞模様の明度を、前記縦縞模様を除いた前記図柄領域の明度より高くした請求項2記載のスロットマシン。
  4. 前記縦縞模様を表示した領域又は該領域以外のいずれかの領域が、透光性を有し、前記図柄領域を裏面から照明するバックライトを備える請求項1〜3いずれか一項に記載のスロットマシン。
  5. 前記縦縞模様が、図柄の中央部を除いて表される請求項1〜4のいずれか一項に記載のスロットマシン。
  6. 前記縦縞模様の長さが、図柄を含む図柄枠の長さの所定の割合を占める請求項1〜5のいずれか一項に記載のスロットマシン。
  7. 前記縦縞模様の長さを、前記図柄枠の長さのほぼ3/4以上とした請求項6記載のスロットマシン。
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