JP2003159363A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2003159363A JP2001360279A JP2001360279A JP2003159363A JP 2003159363 A JP2003159363 A JP 2003159363A JP 2001360279 A JP2001360279 A JP 2001360279A JP 2001360279 A JP2001360279 A JP 2001360279A JP 2003159363 A JP2003159363 A JP 2003159363A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転リールに図柄を配列する際に制約がな
く、且つ、一般遊技者もゲームを楽しむことができるス
ロットマシンを提供する。 【解決手段】 遊技者のスタート操作に基づいて回転リ
ール1a〜1cを回転させ、機器内部の抽選処理によっ
て決定されたゲーム結果と遊技者のストップ操作とに基
づいて各回転リールを停止させるスロットマシンSLで
ある。回転リールに描かれた図柄の背景の全部又は一部
には、一群の図柄毎に異なる背景色が付されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タを用いた遊技機に関し、より詳細には、停止操作が容
易で演出動作も斬新であって初心者でも十分に楽しめる
よう改善されたスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スロットマシンを楽しむ場合、遊技者
は、機器にメダルを投入した後でスタートレバーを操作
して回転リールの回転を開始させる。その後、有効な停
止ライン上に当り図柄が揃うようなタイミングでストッ
プボタンを押して、三個の回転リールを順番に停止させ
ている。停止ライン上に揃えるべき図柄のうち、最も価
値の高いのはビッグボーナス図柄(BB図柄)であり、
このビッグボーナス図柄が揃うと、それ以降は、格段に
当選確率の高いビッグボーナスゲームが開始され、メダ
ルの大幅な増加が見込めるようになっている。したがっ
て、大部分の遊技者は、専らこのビッグボーナス図柄を
揃えることを目的にゲームを進行させている。
【0003】もっとも、実際には、各回のゲームの当否
は、スタートレバーを操作した段階で内部抽選動作によ
って決まるので、遊技者は、内部的にビッグボーナスゲ
ームに当選したような場合には、直ちにビッグボーナス
図柄を停止ライン上に揃えることが出来るよう「目押
し」技術の向上に努めている。ここで「目押し」とは、
高速度で回転する回転リールの図柄を目視して最適タイ
ミングでストップボタンを押す能力であり、具体的に
は、目標の図柄が停止ラインに揃うタイミングでストッ
プボタンを押す能力である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】但し、目押しの能力の
習得には多くの時間と努力が必要で、一朝一夕に能力の
獲得が望めるものではない。したがって、遊技に熟練し
ていない一般遊技者にとっては、ストップボタンの操作
タイミングが合わず、なかなかビッグボーナス図柄を揃
えることができずイライラするという問題があった。
【0005】このようなことから、比較的容易にストッ
プボタンを押すタイミングを把握できるよう、大当り図
柄など高価値の図柄の前後を大当り図柄と同一着色の図
柄で揃えることが先ず考えられる。この場合には、特定
着色の固まりが一回転ごとに遊技者の目前を通過するの
で、大当り図柄を停止させることのできるタイミングを
比較的容易に把握することができる。
【0006】しかしながら、このような構成を採る場合
には、図柄の本来の色彩を無視した配色にならざるを得
ず、回転リールの図柄が不自然なものになると言う問題
が生じる。例えば、極端な場合には、「バナナ」図柄で
あるにも係わらず、赤色や青色で着色せざるを得ない場
合がある。また、BB図柄の前後に、例えば赤色のフル
ーツ図柄を揃えようとしても、そのフルーツ図柄は、B
B図柄の近隣以外にも配置せざるを得ないので、赤色の
固まりを狙う遊技者にとって紛らわしいという問題もあ
る。
【0007】ところで、スロットマシンにおいて狙いを
定めた図柄を停止させようとする場合には、遊技者は、
回転中の回転リールを注視するものであるが、その回転
リールに近接して、停止操作に係わる有益な情報を報知
する機器構成であれば、一般遊技者にとって益々有効で
ある。すなわち、回転リールから離間して設けられる液
晶表示部を使用しなくても、内部の当選状態を暗示又は
予告したり、停止させるべき回転リールやその停止操作
タイミングを報知できる構成が望まれる。
【0008】本発明は、かかる着想に基づいてなされた
ものであって、回転リールに図柄を配列する際に制約が
なく、且つ、一般遊技者もゲームを楽しむことができる
スロットマシンを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、遊技者のスタート操作に基
づいて複数個の回転リールを回転させ、機器内部の抽選
処理によって決定されたゲーム結果と遊技者のストップ
操作とに基づいて各回転リールを停止させるスロットマ
シンにおいて、回転リールに描かれた図柄の背景の全部
又は一部には、一群の図柄毎に異なる背景色が付されて
いる。ここで背景色とは、回転リールの回転中の背景色
を意味し、実質的に背景色を実現するものも含まれる。
実質的に背景色を実現するものであれば、例えば、模様
その他の記号であっても良い。
【0010】また、請求項3に係る発明は、遊技者のス
タート操作に基づいて複数個の回転リールを回転させ、
機器内部の抽選処理によって決定されたゲーム結果と遊
技者のストップ操作とに基づいて各回転リールを停止さ
せるスロットマシンにおいて、回転リールを覆うパネル
は、前記回転リールに描かれた図柄が目視可能な窓部
と、窓部以外の不透明部分とで構成され、前記不透明部
分には、回転リールの回転中に動作して遊技動作を演出
する発光体が配置されている。本発明の発光体は、回転
リールの回転中に動作して遊技動作を演出するものであ
り、回転リールの回転前に動作して、回転中は特に意味
をもたない発光体は排除される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づいて
本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施例
に係るスロットマシンを示す概略面図である。図示のス
ロットマシンSLは、複数種類の図柄を描いた3個の回
転リール1a〜1cを備えており、表示部2には、各回
転リール1a〜1cの図柄が、回転方向に3列程度だけ
見えるようになっている。
【0012】この表示部2には、水平方向に3本(L1
〜L3)、斜め方向に2本(L4,L5)の停止ライン
が設けられていて、メダル投入口3からのメダル投入枚
数に応じて有効な停止ラインの本数が変るようになって
いる(図2(a)参照)。但し、それだけでは、有効な
停止ライン数が明確には特定できないので、表示部2の
左側に、5つの表示ランプLP1〜LP5を設けて有効
な停止ラインを明示している。例えば、1枚目のメダル
を投入すると表示ランプLP1が点灯され、2枚目のメ
ダルを投入すると表示ランプLP2,LP3が更に点灯
され、3枚目のメダルを投入すると表示ランプLP4,
LP5が更に点灯される。
【0013】その他、図1には、ゲーム開始時にコイン
を投入するコイン投入部3と、回転リール1a〜1cの
回転を開始させるスタートレバー4と、回転リール1a
〜1cに対応した3個のストップボタン5a〜5cと、
配当コインを放出するコイン払出部6などが表れてい
る。そして、メダル投入後、スタートレバー4を操作す
ると、今回のゲームの当否に関し抽選動作が行われ、3
個の回転リール1a〜1cが一斉または順次に回転を開
始する。
【0014】その後、ストップボタン5a〜5cが押さ
れる毎に対応する回転リール1a〜1cが停止するが、
前記抽選動作の結果に対応した図柄を整列させるよう機
器内部で停止制御がされる。但し、遊技者による停止操
作から極端に遅れて回転リールが停止したのでは、いか
にも不自然であるので、停止操作後、遅延可能な所定の
許容時間τ以内に回転リールを停止することとし、仮
に、当選図柄を停止できない場合はハズレ図柄を揃える
ようにしている。
【0015】この実施例では、このような停止制御を行
うので、図柄停止までの許容時間τと回転リールの回転
数(rpm)とに基づいて図柄の移動可能コマ数Nが一意的
に決まることになる。以下、ここでは移動可能なコマ数
Nが5コマであるとして説明を続ける。例えば、中央の
停止ラインL1に図2(b)の8番目の図柄が存在する
瞬間にストップボタンが押された場合には、移動可能な
最大コマ数は5コマであるから、図2(c)の状態を限
度としている。
【0016】図3は、回転リール1a〜1cを構成する
リールシートR1〜R3の展開状態を示す図面である。
リールシートR1、R2、R3には特定種類(ここでは
7種類)の図柄が各21個描かれている。本実施例の場
合、当選状態には、大当り状態、中当り状態、小当り状
態、特殊当り状態に大別されており、各当選状態にそれ
ぞれに特有の図柄が割当てられている。なお、リールテ
ープR2,R3にもリールテープR1と同一種類の図柄
が、異なる配列で配置されているが、図3では便宜上、
図柄の表示を省略している。
【0017】小当り状態には、配当コインの枚数(例え
ば、15枚、8枚、5枚、2枚)に応じて各種のものが
用意されている。また、特殊当り状態とは、コインを消
費しないで再ゲームが可能な当選状態であり、専用の
「リプレイ」図柄が使用される。なお、大当り状態と
は、遊技者による適切な停止操作を条件に、有効停止ラ
イン上に大当り図柄(BB図柄)を揃えることが可能な
当選状態である。そして、有効停止ライン上にBB図柄
が揃うと、その後は当選確率が格段に向上して多数枚の
コインの取得を期待できるビッグボーナスゲームが開始
される。なお、ビッグボーナスゲームの具体的内容は特
に限定されないが、例えば、図4(b)に示す通りであ
る。
【0018】また、中当り状態とは、遊技者による適切
な停止操作を条件に、有効停止ライン上に中当り図柄
(RG図柄)を揃えることが可能な当選状態である。こ
のRG図柄が有効停止ライン上に揃うと、その後は、大
当り状態に準じる相当数のコインの取得を期待できるレ
ギュラーボーナスゲームが開始される。なお、レギュラ
ーボーナスゲームの具体的内容は特に限定されないが、
例えば、図4(c)の通りである。
【0019】このように当選図柄には各種のものが存在
するが、各図柄の色彩は、その図柄の性質、属性に応じ
てそれぞれ自然な色彩が採用される。また、図柄の配列
についても、機器内部での停止制御との関係で最適な配
列が選択され、色彩に基づく制約は存在しない。
【0020】一方、リールシートRの背景部は、従来ま
でのスロットマシンのリールシートとは異なり、合計2
1個の図柄が7個ごとに3つに分割され互いに相違する
配色が施されている。図示の通り、この実施例では、背
景全体が一様に着色されており、例えば、赤色ゾーンRE
D、白色ゾーンWHITE、青色ゾーンBLUEに区分されてい
る。
【0021】背景の色彩ゾーンの種類V、及び、各色彩
ゾーン内の図柄の個数Mは、遊技者がストップボタンを
押してから、実際に図柄を停止させるまでに移動可能な
図柄のコマ数Nに基づいて決定される。具体的には、色
彩ゾーン内の図柄の個数Mは、移動可能コマ数Nに近似
する前後の値が採用され、好ましくは、M≧Nの条件を
満たす値である。なお、図3に例示する実施例では、N
=5であることからM=7に設定されている。そして、
色彩ゾーンの種類Vは、図柄の合計個数TOTALから自動
的に決定される。すなわち、V=[TOTAL/M]であり
[ ]は切り捨て演算によって整数化する演算である。
【0022】また、同様の理由から、M=5又は6に設
定することも好適であり、この場合には、合計21個
(TOTAL)の図柄を5個、5個、5個、6個にまとめ、
それぞれの図柄ブロックには互いに異なる背景色を設け
ることになる。なお、最大移動可能コマ数は、回転リー
ルの回転数と、停止操作から図柄停止までの許容時間τ
とによって決定されることから、結局、背景の色彩ゾー
ンの種類V、及び、各色彩ゾーン内の図柄の個数Mは、
回転リールの回転数と停止までの許容時間τとに基づい
て決定されることになる。
【0023】このように、本実施例では、合計TOTALの
図柄がM個ごとに分割され互いに相違する配色が施され
ている。そのため、高速に回転している回転リールにつ
いて、いわゆる「目押し」できない場合でも、容易に目
的の図柄を停止させることが可能となる。すなわち、リ
ールシートの背景部が色分けされているので、遊技者は
ストップボタンの操作時に、リールシート背景部の色彩
に基づいて目的の図柄の位置を想定することができ、リ
ールの回転のタイミングを測ることが可能となる。しか
も、各色彩ゾーンの図柄の個数Mは、停止操作後の移動
可能コマ数Nとの関係でM≒Nであるので、背景の色彩
が変化する瞬間か、或いはやや遅れてストップボタンを
押せば、狙った図柄が機器内部の停止制御によって確実
に停止ライン上に停止されることになる。したがって、
初心者でも大当り図柄をハズシ続けることがない。
【0024】なお、本実施例では色分けしているのは背
景部のみであって、図柄自体の色はその図柄の性質、属
性に応じてそれぞれ自然なものが採用されている。ま
た、図3の実施例では背景全体を着色したが、この構成
に限定される必要はなく、背景の一部を着色したのでも
足りる。図5は、例えば、リールテープの右端に着色部
を設けており、このような構成でも、この着色部の色彩
によって最適の停止操作タイミングを把握することが可
能となる。
【0025】図6は、第3実施例に係るスロットマシン
の表示部2を図示したものである。この実施例では、回
転リール1a〜1cを覆うパネルは、回転リール1a〜
1cに描かれた図柄が目視可能な透明の窓部2aと、窓
部2a以外の不透明部分2bとで構成され、不透明部分
には、多数のLEDランプが配置されている。
【0026】多数のLEDランプは適宜に点灯、消灯、
点滅させることができるので各種の演出が可能となる。
例えば、第1実施例では、表示部2の左側に、5つの表
示ランプLP1〜LP5を設けたが、第2実施例では表
示ランプを省略することも可能となる。表示ランプを省
略した場合には、1枚目のメダルを投入すると中央の停
止ラインL1上のLEDランプが点灯され、2枚目のメ
ダルを投入すると停止ラインL2,L3上のLEDラン
プが更に点灯され、3枚目のメダルを投入すると停止ラ
インLP4,LP5上のLEDランプが更に点灯され
る。なお、図6は、停止ラインL1〜L5の全てが有効
であり、塗りつぶしたLEDランプの部分が点灯してい
ることを示している。なお、点灯に代えて点滅動作をさ
せても良いのは勿論である。
【0027】また、多数のLEDランプは表示部2の部
分に存在するので、このLEDランプの点滅動作によっ
て各種の演出を実現することができる。表示部2に設け
たLEDランプを演出動作に用いるスロットマシンにつ
いて、その動作内容の一例を図7に基づいて説明する。
【0028】遊技者が(ボタン操作による投入動作を含
めて)コインを投入すると(ST1)、図6に例示した
ように有効な停止ラインがLEDランプの点灯や点滅に
よって明示される(ST2)。その後、遊技者がスター
トレバー4を操作すると(ST3)、各回のゲームが開
始され、今回のゲームが当選状態か否かの抽選処理が行
われる(ST4)。具体的には、不図示の乱数発生回路
から抽選用乱数値を取得し、その取得値を抽選テーブル
に規定されている当選数値範囲と対しして当否が決定さ
れ、また、当選状態の場合には当選図柄が特定される。
【0029】続いて、表示部2のLEDランプを含む各
種の演出素材を用いた演出を行うか否かの抽選処理が行
われる(ST5)。演出内容は、特に限定されないが、
この実施例では、ステップST4の抽選処理による当選
状態を暗示する予告演出を実行することにしている。ま
た、遊技者が停止すべき回転リールやその停止操作タイ
ミングを所定確率で報知している。なお、当選状態や当
選図柄が同じでも演出内容は抽選によって変化し、演出
動作を行うか否かも所定確率δ(δ<1)で決定され
る。
【0030】続いて、3つの回転リール1a〜1cの回
転を開始させる(ST6)。そして、ステップST6の
演出抽選処理の結果、予告演出を行うと決定されている
場合には、適宜な演出動作が行われる。具体的には、表
示部2に設けられたLEDランプの点滅動作によって当
選状態を暗示する。このように本実施例では、回転リー
ル1が回転しているその回りで当選状態が暗示されるの
で、迅速に次の処理に進むことが可能となる。もっと
も、演出動作には、他のランプ演出や音声演出を適宜に
追加しても良いのは勿論である。
【0031】その後、遊技者は、上記した演出動作が実
行されている場合には、その演出内容を参考にして特定
の図柄の停止を狙って停止操作を行うことになる。ま
た、遊技者が停止すべき回転リールやその停止操作タイ
ミングが確定的に報知される場合にはその指示にしたが
って停止操作を行うことになる。そして、遊技者がスト
ップボタン5を押せば(ST8がYes)、それが3つ目
の停止操作か否かが判定された後(ST9)、リール停
止制御が行われる(ST10)。具体的には、今回のゲ
ームが当選状態の場合は、該当する当選図柄を停止ライ
ン上に揃えるよう停止制御される。
【0032】なお、遊技者の停止操作のタイミングが不
適切であるため、当選状態を逃してしまうこともある
が、大当り状態と中当り状態については、当該当選図柄
が停止ライン上に揃うまで、次回のゲーム以降もその当
選状態が維持されるようになっている。
【0033】一方、今回のゲームがハズレ状態であれ
ば、何れの当選図柄も停止ライン上に揃わないように停
止制御がされる(ST10)。そして、図柄が停止され
た後、再度、ステップST7の抽選結果に基づき必要な
演出動作が行われる(ST11)。具体的には、[停止
図柄の整列状態][ランプ演出][音声演出]の何れ
か、又はこれらの適宜な組合せによって暗示動作が実行
される。
【0034】以上のような処理の結果、遊技者が3回目
の停止操作を行った場合は、ステップST12におい
て、上記と同様の停止制御を行った後、最終的に有効停
止ライン上に大当り図柄(BB図柄)や中当り(RB図
柄)が揃ったか否かが判定される(ST13)。ここ
で、ステップST13の判定結果がNOの場合には、有
効停止ライン上の停止図柄に応じて、必要な払い出し処
理を行った後(ST14)、ステップST1の処理に戻
る。
【0035】ステップST13の処理の結果、有効停止
ライン上にBB図柄か又はRB図柄が揃ったか場合に
は、コイン払い出し処理を行った後(ST13)、複数
回のボーナスゲームを開始させる(ST16)。なお、
BB図柄やRB図柄を揃えることができた場合は、遊技
者の喜びは格別であるので、そのことを祝うべく表示部
のLEDランプは激しく点滅する。図8は、有効ライン
L5に大当り図柄が揃った場合を示している。
【0036】以上、第3実施例について具体的に説明し
たが、記載内容は特に本発明を限定するものではない。
例えば、演出表示は、表示部2に設けたLEDランプを
専ら使用する例を示したが、これに液晶表示部の演出を
加えても良い。また、遊技機の表面に他のLEDランプ
や電飾ランプを配置しても良いのは勿論である。
【0037】また、第3実施例と第1実施例の発明を組
合せるのも好適である。この場合には、通常ゲームより
遊技者にとって有利なサービスゲームが開始された場合
には、図7のステップST7やST11の演出動作にお
いて、停止操作をすべき回転リールと、狙うべき色彩ブ
ロックとを回転リールの周りのLEDランプで正当に報
知することが考えられる。
【0038】例えば、スタートレバー4操作後、第1回
転リール1aのLEDランプが所定態様で点灯/点滅す
れば、第1回転リールの赤色ブロックREDを狙うべき
ことを意味し、次に、第3回転リール1cのLEDラン
プが別の所定態様で点灯/点滅灯すれば、第3回転リー
ルの青色ブロックBLUEを狙うべきことを意味し、以
下同様に第2回転リール1bにおける狙うべき色彩ブロ
ックを特定することが考えられる。このような場合に
は、サービスゲーム期間中は、初心者でも確実に内部当
り状態を引当てることが可能となる。なお、停止させる
べき回転リールのみをLEDランプで報知し、狙うべき
色彩ブロックは、他の表示体(電飾ランプや液晶表示
部)を使用するか、音声的に報知するのでも良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、回転リールに図柄
を配列する際に制約がなく、且つ、一般遊技者もゲーム
を楽しむことができるスロットマシンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るスロットマシンの概略正面図であ
る。
【図2】有効停止ライン(a)と、最大移動コマ数
(b)を説明する図面である。
【図3】実施例1のリールテープの構成を示す図面であ
る。
【図4】ボーナスゲームを説明するフローチャートであ
る。
【図5】第2実施例のリールテープの構成を示す図面で
ある。
【図6】第3実施例のスロットマシンの表示部を示す図
面である。
【図7】第3実施例のスロットマシンの動作内容を示す
フローチャートである。
【図8】第3実施例のスロットマシンの動作を説明する
図面である。
【符号の説明】
1a〜1c 回転リール SL スロットマシン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者のスタート操作に基づいて複数個
    の回転リールを回転させ、機器内部の抽選処理によって
    決定されたゲーム結果と遊技者のストップ操作とに基づ
    いて各回転リールを停止させるスロットマシンにおい
    て、 回転リールに描かれた図柄の背景の全部又は一部には、
    一群の図柄毎に異なる背景色が付されていることを特徴
    とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 背景色が同一となる図柄の個数Mは、回
    転リールの回転数と、遊技者による停止操作から図柄停
    止までの遅延可能な許容時間とに基づいて決定されてい
    る請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 遊技者のスタート操作に基づいて複数個
    の回転リールを回転させ、機器内部の抽選処理によって
    決定されたゲーム結果と遊技者のストップ操作とに基づ
    いて各回転リールを停止させるスロットマシンにおい
    て、 回転リールを覆うパネルは、前記回転リールに描かれた
    図柄が目視可能な窓部と、窓部以外の不透明部分とで構
    成され、前記不透明部分には、回転リールの回転中に動
    作して遊技動作を演出する発光体が配置されていること
    を特徴とするスロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記発光体は、多数個のLEDランプで
    あり、各回転リールを囲むように配置されている請求項
    3に記載のスロットマシン。
  5. 【請求項5】 前記発光体は、虚偽予告も含んで抽選結
    果を予告する予告動作に用いられている請求項3又は請
    求項4に記載のスロットマシン。
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