JP4145040B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はマイクロコンピュータを用いた遊技機に関し、より詳細には、停止操作が容易で演出動作も斬新であって初心者でも十分に楽しめるよう改善されたスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシンを楽しむ場合、遊技者は、機器にメダルを投入した後でスタートレバーを操作して回転リールの回転を開始させる。その後、有効な停止ライン上に当り図柄が揃うようなタイミングでストップボタンを押して、三個の回転リールを順番に停止させている。停止ライン上に揃えるべき図柄のうち、最も価値の高いのはビッグボーナス図柄(BB図柄)であり、このビッグボーナス図柄が揃うと、それ以降は、格段に当選確率の高いビッグボーナスゲームが開始され、メダルの大幅な増加が見込めるようになっている。したがって、大部分の遊技者は、専らこのビッグボーナス図柄を揃えることを目的にゲームを進行させている。
【0003】
もっとも、実際には、各回のゲームの当否は、スタートレバーを操作した段階で内部抽選動作によって決まるので、遊技者は、内部的にビッグボーナスゲームに当選したような場合には、直ちにビッグボーナス図柄を停止ライン上に揃えることが出来るよう「目押し」技術の向上に努めている。ここで「目押し」とは、高速度で回転する回転リールの図柄を目視して最適タイミングでストップボタンを押す能力であり、具体的には、目標の図柄が停止ラインに揃うタイミングでストップボタンを押す能力である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
但し、目押しの能力の習得には多くの時間と努力が必要で、一朝一夕に能力の獲得が望めるものではない。したがって、遊技に熟練していない一般遊技者にとっては、ストップボタンの操作タイミングが合わず、なかなかビッグボーナス図柄を揃えることができずイライラするという問題があった。
【0005】
このようなことから、比較的容易にストップボタンを押すタイミングを把握できるよう、大当り図柄など高価値の図柄の前後を大当り図柄と同一着色の図柄で揃えることが先ず考えられる。この場合には、特定着色の固まりが一回転ごとに遊技者の目前を通過するので、大当り図柄を停止させることのできるタイミングを比較的容易に把握することができる。
【0006】
しかしながら、このような構成を採る場合には、図柄の本来の色彩を無視した配色にならざるを得ず、回転リールの図柄が不自然なものになると言う問題が生じる。例えば、極端な場合には、「バナナ」図柄であるにも係わらず、赤色や青色で着色せざるを得ない場合がある。また、BB図柄の前後に、例えば赤色のフルーツ図柄を揃えようとしても、そのフルーツ図柄は、BB図柄の近隣以外にも配置せざるを得ないので、赤色の固まりを狙う遊技者にとって紛らわしいという問題もある。
【0007】
ところで、スロットマシンにおいて狙いを定めた図柄を停止させようとする場合には、遊技者は、回転中の回転リールを注視するものであるが、その回転リールに近接して、停止操作に係わる有益な情報を報知する機器構成であれば、一般遊技者にとって益々有効である。すなわち、回転リールから離間して設けられる液晶表示部を使用しなくても、内部の当選状態を暗示又は予告したり、停止させるべき回転リールやその停止操作タイミングを報知できる構成が望まれる。
【0008】
本発明は、かかる着想に基づいてなされたものであって、回転リールに図柄を配列する際に制約がなく、且つ、一般遊技者もゲームを楽しむことができるスロットマシンを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、複数種類の図柄が描かれ、スタートレバーの操作により回転される第1〜第3回転リールと、前記スタートレバーの操作により、当選状態か否かの抽選処理を行う手段と、前記各回転リールに対応して設けられ、該各回転リールの回転を停止させるためのストップボタンと、前記ストップボタンの操作に応答して、前記抽選処理の結果に対応した図柄であって、前記ストップボタンの操作から前記回転リールの移動可能な図柄のコマ数内にある図柄を停止ラインに整列させるように停止制御するスロットマシンにおいて、前記回転リールは、前記複数種類の図柄を一群の複数図柄毎に分割して複数のゾーンを形成するとともに、2種類の図柄を前記移動可能な図柄のコマ数以上離して前記各ゾーンに夫々配置してなり、前記回転リールの複数ゾーンのうち狙うべき1のゾーン、及び停止操作すべき回転リールを報知する演出手段を備え、前記演出手段は、前記複数ゾーンを、各ゾーンによって別の所定態様で報知するものであり、前記第1〜第3回転リールの回転中に動作して、最初に停止操作すべき回転リールを報知し、及び最初に停止操作すべき回転リールの複数ゾーンのうち狙うべき1のゾーンを、該ゾーンの所定態様で報知するとともに、前記最初の回転リールの停止制御後に動作して、停止操作すべき次の回転リールを報知するものである。
【0010】
本発明の発光体は、回転リールの回転中に動作して遊技動作を演出するものである。背景色とは、回転リールの回転中の背景色を意味し、実質的に背景色を実現するものであれば、例えば模様その他の記号であっても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施例に係るスロットマシンを示す概略面図である。図示のスロットマシンSLは、複数種類の図柄を描いた3個の回転リール1a〜1cを備えており、表示部2には、各回転リール1a〜1cの図柄が、回転方向に3列程度だけ見えるようになっている。
【0012】
この表示部2には、水平方向に3本(L1〜L3)、斜め方向に2本(L4,L5)の停止ラインが設けられていて、メダル投入口3からのメダル投入枚数に応じて有効な停止ラインの本数が変るようになっている(図2(a)参照)。但し、それだけでは、有効な停止ライン数が明確には特定できないので、表示部2の左側に、5つの表示ランプLP1〜LP5を設けて有効な停止ラインを明示している。例えば、1枚目のメダルを投入すると表示ランプLP1が点灯され、2枚目のメダルを投入すると表示ランプLP2,LP3が更に点灯され、3枚目のメダルを投入すると表示ランプLP4,LP5が更に点灯される。
【0013】
その他、図1には、ゲーム開始時にコインを投入するコイン投入部3と、回転リール1a〜1cの回転を開始させるスタートレバー4と、回転リール1a〜1cに対応した3個のストップボタン5a〜5cと、配当コインを放出するコイン払出部6などが表れている。そして、メダル投入後、スタートレバー4を操作すると、今回のゲームの当否に関し抽選動作が行われ、3個の回転リール1a〜1cが一斉または順次に回転を開始する。
【0014】
その後、ストップボタン5a〜5cが押される毎に対応する回転リール1a〜1cが停止するが、前記抽選動作の結果に対応した図柄を整列させるよう機器内部で停止制御がされる。但し、遊技者による停止操作から極端に遅れて回転リールが停止したのでは、いかにも不自然であるので、停止操作後、遅延可能な所定の許容時間τ以内に回転リールを停止することとし、仮に、当選図柄を停止できない場合はハズレ図柄を揃えるようにしている。
【0015】
この実施例では、このような停止制御を行うので、図柄停止までの許容時間τと回転リールの回転数(rpm)とに基づいて図柄の移動可能コマ数Nが一意的に決まることになる。以下、ここでは移動可能なコマ数Nが5コマであるとして説明を続ける。例えば、中央の停止ラインL1に図2(b)の8番目の図柄が存在する瞬間にストップボタンが押された場合には、移動可能な最大コマ数は5コマであるから、図2(c)の状態を限度としている。
【0016】
図3は、回転リール1a〜1cを構成するリールシートR1〜R3の展開状態を示す図面である。リールシートR1、R2、R3には特定種類(ここでは7種類)の図柄が各21個描かれている。本実施例の場合、当選状態には、大当り状態、中当り状態、小当り状態、特殊当り状態に大別されており、各当選状態にそれぞれに特有の図柄が割当てられている。なお、リールテープR2,R3にもリールテープR1と同一種類の図柄が、異なる配列で配置されているが、図3では便宜上、図柄の表示を省略している。
【0017】
小当り状態には、配当コインの枚数(例えば、15枚、8枚、5枚、2枚)に応じて各種のものが用意されている。また、特殊当り状態とは、コインを消費しないで再ゲームが可能な当選状態であり、専用の「リプレイ」図柄が使用される。なお、大当り状態とは、遊技者による適切な停止操作を条件に、有効停止ライン上に大当り図柄(BB図柄)を揃えることが可能な当選状態である。そして、有効停止ライン上にBB図柄が揃うと、その後は当選確率が格段に向上して多数枚のコインの取得を期待できるビッグボーナスゲームが開始される。なお、ビッグボーナスゲームの具体的内容は特に限定されないが、例えば、図4(b)に示す通りである。
【0018】
また、中当り状態とは、遊技者による適切な停止操作を条件に、有効停止ライン上に中当り図柄(RG図柄)を揃えることが可能な当選状態である。このRG図柄が有効停止ライン上に揃うと、その後は、大当り状態に準じる相当数のコインの取得を期待できるレギュラーボーナスゲームが開始される。なお、レギュラーボーナスゲームの具体的内容は特に限定されないが、例えば、図4(c)の通りである。
【0019】
このように当選図柄には各種のものが存在するが、各図柄の色彩は、その図柄の性質、属性に応じてそれぞれ自然な色彩が採用される。また、図柄の配列についても、機器内部での停止制御との関係で最適な配列が選択され、色彩に基づく制約は存在しない。
【0020】
一方、リールシートRの背景部は、従来までのスロットマシンのリールシートとは異なり、合計21個の図柄が7個ごとに3つに分割され互いに相違する配色が施されている。図示の通り、この実施例では、背景全体が一様に着色されており、例えば、赤色ゾーンRED、白色ゾーンWHITE、青色ゾーンBLUEに区分されている。
【0021】
背景の色彩ゾーンの種類V、及び、各色彩ゾーン内の図柄の個数Mは、遊技者がストップボタンを押してから、実際に図柄を停止させるまでに移動可能な図柄のコマ数Nに基づいて決定される。具体的には、色彩ゾーン内の図柄の個数Mは、移動可能コマ数Nに近似する前後の値が採用され、好ましくは、M≧Nの条件を満たす値である。なお、図3に例示する実施例では、N=5であることからM=7に設定されている。そして、色彩ゾーンの種類Vは、図柄の合計個数TOTALから自動的に決定される。すなわち、V=[TOTAL/M]であり[ ]は切り捨て演算によって整数化する演算である。
【0022】
また、同様の理由から、M=5又は6に設定することも好適であり、この場合には、合計21個(TOTAL)の図柄を5個、5個、5個、6個にまとめ、それぞれの図柄ブロックには互いに異なる背景色を設けることになる。なお、最大移動可能コマ数は、回転リールの回転数と、停止操作から図柄停止までの許容時間τとによって決定されることから、結局、背景の色彩ゾーンの種類V、及び、各色彩ゾーン内の図柄の個数Mは、回転リールの回転数と停止までの許容時間τとに基づいて決定されることになる。
【0023】
このように、本実施例では、合計TOTALの図柄がM個ごとに分割され互いに相違する配色が施されている。そのため、高速に回転している回転リールについて、いわゆる「目押し」できない場合でも、容易に目的の図柄を停止させることが可能となる。すなわち、リールシートの背景部が色分けされているので、遊技者はストップボタンの操作時に、リールシート背景部の色彩に基づいて目的の図柄の位置を想定することができ、リールの回転のタイミングを測ることが可能となる。しかも、各色彩ゾーンの図柄の個数Mは、停止操作後の移動可能コマ数Nとの関係でM≒Nであるので、背景の色彩が変化する瞬間か、或いはやや遅れてストップボタンを押せば、狙った図柄が機器内部の停止制御によって確実に停止ライン上に停止されることになる。したがって、初心者でも大当り図柄をハズシ続けることがない。
【0024】
なお、本実施例では色分けしているのは背景部のみであって、図柄自体の色はその図柄の性質、属性に応じてそれぞれ自然なものが採用されている。また、図3の実施例では背景全体を着色したが、この構成に限定される必要はなく、背景の一部を着色したのでも足りる。図5は、例えば、リールテープの右端に着色部を設けており、このような構成でも、この着色部の色彩によって最適の停止操作タイミングを把握することが可能となる。
【0025】
図6は、第3実施例に係るスロットマシンの表示部2を図示したものである。この実施例では、回転リール1a〜1cを覆うパネルは、回転リール1a〜1cに描かれた図柄が目視可能な透明の窓部2aと、窓部2a以外の不透明部分2bとで構成され、不透明部分には、多数のLEDランプが配置されている。
【0026】
多数のLEDランプは適宜に点灯、消灯、点滅させることができるので各種の演出が可能となる。例えば、第1実施例では、表示部2の左側に、5つの表示ランプLP1〜LP5を設けたが、第2実施例では表示ランプを省略することも可能となる。表示ランプを省略した場合には、1枚目のメダルを投入すると中央の停止ラインL1上のLEDランプが点灯され、2枚目のメダルを投入すると停止ラインL2,L3上のLEDランプが更に点灯され、3枚目のメダルを投入すると停止ラインLP4,LP5上のLEDランプが更に点灯される。なお、図6は、停止ラインL1〜L5の全てが有効であり、塗りつぶしたLEDランプの部分が点灯していることを示している。なお、点灯に代えて点滅動作をさせても良いのは勿論である。
【0027】
また、多数のLEDランプは表示部2の部分に存在するので、このLEDランプの点滅動作によって各種の演出を実現することができる。表示部2に設けたLEDランプを演出動作に用いるスロットマシンについて、その動作内容の一例を図7に基づいて説明する。
【0028】
遊技者が(ボタン操作による投入動作を含めて)コインを投入すると(ST1)、図6に例示したように有効な停止ラインがLEDランプの点灯や点滅によって明示される(ST2)。その後、遊技者がスタートレバー4を操作すると(ST3)、各回のゲームが開始され、今回のゲームが当選状態か否かの抽選処理が行われる(ST4)。具体的には、不図示の乱数発生回路から抽選用乱数値を取得し、その取得値を抽選テーブルに規定されている当選数値範囲と対しして当否が決定され、また、当選状態の場合には当選図柄が特定される。
【0029】
続いて、表示部2のLEDランプを含む各種の演出素材を用いた演出を行うか否かの抽選処理が行われる(ST5)。演出内容は、特に限定されないが、この実施例では、ステップST4の抽選処理による当選状態を暗示する予告演出を実行することにしている。また、遊技者が停止すべき回転リールやその停止操作タイミングを所定確率で報知している。なお、当選状態や当選図柄が同じでも演出内容は抽選によって変化し、演出動作を行うか否かも所定確率δ(δ<1)で決定される。
【0030】
続いて、3つの回転リール1a〜1cの回転を開始させる(ST6)。そして、ステップST6の演出抽選処理の結果、予告演出を行うと決定されている場合には、適宜な演出動作が行われる。具体的には、表示部2に設けられたLEDランプの点滅動作によって当選状態を暗示する。このように本実施例では、回転リール1が回転しているその回りで当選状態が暗示されるので、迅速に次の処理に進むことが可能となる。もっとも、演出動作には、他のランプ演出や音声演出を適宜に追加しても良いのは勿論である。
【0031】
その後、遊技者は、上記した演出動作が実行されている場合には、その演出内容を参考にして特定の図柄の停止を狙って停止操作を行うことになる。また、遊技者が停止すべき回転リールやその停止操作タイミングが確定的に報知される場合にはその指示にしたがって停止操作を行うことになる。そして、遊技者がストップボタン5を押せば(ST8がYes)、それが3つ目の停止操作か否かが判定された後(ST9)、リール停止制御が行われる(ST10)。具体的には、今回のゲームが当選状態の場合は、該当する当選図柄を停止ライン上に揃えるよう停止制御される。
【0032】
なお、遊技者の停止操作のタイミングが不適切であるため、当選状態を逃してしまうこともあるが、大当り状態と中当り状態については、当該当選図柄が停止ライン上に揃うまで、次回のゲーム以降もその当選状態が維持されるようになっている。
【0033】
一方、今回のゲームがハズレ状態であれば、何れの当選図柄も停止ライン上に揃わないように停止制御がされる(ST10)。そして、図柄が停止された後、再度、ステップST7の抽選結果に基づき必要な演出動作が行われる(ST11)。具体的には、[停止図柄の整列状態][ランプ演出][音声演出]の何れか、又はこれらの適宜な組合せによって暗示動作が実行される。
【0034】
以上のような処理の結果、遊技者が3回目の停止操作を行った場合は、ステップST12において、上記と同様の停止制御を行った後、最終的に有効停止ライン上に大当り図柄(BB図柄)や中当り(RB図柄)が揃ったか否かが判定される(ST13)。ここで、ステップST13の判定結果がNOの場合には、有効停止ライン上の停止図柄に応じて、必要な払い出し処理を行った後(ST14)、ステップST1の処理に戻る。
【0035】
ステップST13の処理の結果、有効停止ライン上にBB図柄か又はRB図柄が揃ったか場合には、コイン払い出し処理を行った後(ST13)、複数回のボーナスゲームを開始させる(ST16)。なお、BB図柄やRB図柄を揃えることができた場合は、遊技者の喜びは格別であるので、そのことを祝うべく表示部のLEDランプは激しく点滅する。図8は、有効ラインL5に大当り図柄が揃った場合を示している。
【0036】
以上、第3実施例について具体的に説明したが、記載内容は特に本発明を限定するものではない。例えば、演出表示は、表示部2に設けたLEDランプを専ら使用する例を示したが、これに液晶表示部の演出を加えても良い。また、遊技機の表面に他のLEDランプや電飾ランプを配置しても良いのは勿論である。
【0037】
また、第3実施例と第1実施例の発明を組合せるのも好適である。この場合には、通常ゲームより遊技者にとって有利なサービスゲームが開始された場合には、図7のステップST7やST11の演出動作において、停止操作をすべき回転リールと、狙うべき色彩ゾーンとを回転リールの周りのLEDランプで正当に報知することが考えられる。
【0038】
例えば、スタートレバー4操作後、第1回転リール1aのLEDランプが所定態様で点灯/点滅すれば、第1回転リールの赤色ゾーンREDを狙うべきことを意味し、次に、第3回転リール1cのLEDランプが別の所定態様で点灯/点滅すれば、第3回転リールの青色ゾーンBLUEを狙うべきことを意味し、以下同様に第2回転リール1bにおける狙うべき色彩ゾーンを特定することが考えられる。このような場合には、サービスゲーム期間中は、初心者でも確実に内部当り状態を引当てることが可能となる。なお、停止させるべき回転リールのみをLEDランプで報知し、狙うべき色彩ゾーンは、他の表示体(電飾ランプや液晶表示部)を使用するか、音声的に報知するのでも良い。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、回転リールに図柄を配列する際に制約がなく、且つ、一般遊技者もゲームを楽しむことができるスロットマシンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るスロットマシンの概略正面図である。
【図2】有効停止ライン(a)と、最大移動コマ数(b)を説明する図面である。
【図3】実施例1のリールテープの構成を示す図面である。
【図4】ボーナスゲームを説明するフローチャートである。
【図5】第2実施例のリールテープの構成を示す図面である。
【図6】第3実施例のスロットマシンの表示部を示す図面である。
【図7】第3実施例のスロットマシンの動作内容を示すフローチャートである。
【図8】第3実施例のスロットマシンの動作を説明する図面である。
【符号の説明】
1a〜1c 回転リール
SL スロットマシン
Claims (6)
- 複数種類の図柄が描かれ、スタートレバーの操作により回転される第1〜第3回転リールと、
前記スタートレバーの操作により、当選状態か否かの抽選処理を行う手段と、
前記各回転リールに対応して設けられ、該各回転リールの回転を停止させるためのストップボタンと、
前記ストップボタンの操作に応答して、前記抽選処理の結果に対応した図柄であって、前記ストップボタンの操作から前記回転リールの移動可能な図柄のコマ数内にある図柄を停止ラインに整列させるように停止制御するスロットマシンにおいて、
前記回転リールは、前記複数種類の図柄を一群の複数図柄毎に分割して複数のゾーンを形成するとともに、2種類の図柄を前記移動可能な図柄のコマ数以上離して前記各ゾーンに夫々配置してなり、
前記回転リールの複数ゾーンのうち狙うべき1のゾーン、及び停止操作すべき回転リールを報知する演出手段を備え、
前記演出手段は、
前記複数ゾーンを、各ゾーンによって別の所定態様で報知するものであり、
前記第1〜第3回転リールの回転中に動作して、
最初に停止操作すべき回転リールを報知し、及び最初に停止操作すべき回転リールの複数ゾーンのうち狙うべき1のゾーンを、該ゾーンの所定態様で報知するとともに、
前記最初の回転リールの停止制御後に動作して、
停止操作すべき次の回転リールを報知する、
ことを特徴とするスロットマシン。 - 前記演出手段は、前記回転リールに対応する表示体と、音声で構成され、
前記回転リールに対応する表示体により、停止操作すべき回転リールを報知すると共に、前記音声により前記最初に停止操作すべき回転リールの前記狙うべき1のゾーンを報知することを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。 - 前記演出手段は、前記回転リールを囲むように配置された表示体で構成され、前記回転リールに対応する表示体により、前記最初に停止操作すべき回転リールの前記狙うべき1のゾーン、及び停止操作すべき回転リールを報知することを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
- 前記演出手段は、前記第1〜第3回転リールの回転中に動作して、前記最初に停止操作すべき回転リールの前記狙うべき1のゾーン、及び前記最初に停止操作すべき回転リールの報知を同時に行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスロットマシン。
- 前記回転リールの図柄の全部又は一部の背景には、前記複数のゾーン毎に異なる背景色が付されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスロットマシン。
- 前記演出手段は、通常ゲームより遊技者にとって有利なサービスゲームが開始されると、前記最初に停止操作すべき回転リールの前記狙うべき1のゾーン、及び停止操作すべき回転リールを報知することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のスロットマシン。
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