JP2000229147A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2000229147A
JP2000229147A JP11032277A JP3227799A JP2000229147A JP 2000229147 A JP2000229147 A JP 2000229147A JP 11032277 A JP11032277 A JP 11032277A JP 3227799 A JP3227799 A JP 3227799A JP 2000229147 A JP2000229147 A JP 2000229147A
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JP
Japan
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rotation speed
winning
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reels
reel
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JP11032277A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】目押しを行い易くし、初心者でも十分に楽しめ
るスロットマシンを提供する。 【解決手段】遊技状態が当選不能状態から当選可能状態
に切り替えられた後に、絵柄遊技が所定回数や所定時間
行われ、その間に、例えば当選パターンが出現しない等
の所定条件を満たすと、各リールの回転速度を遅くして
低回転速度に変速するようにし、リールの回転速度が遅
くなったことによって、遊技者は、今、当選パターンが
出現し得る当選可能状態にあることを認識できるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸回りに複数の
リールを回転可能にそれぞれ支持し、各停止スイッチを
押下すると、各停止スイッチにそれぞれ対応する各リー
ルを停止して絵柄遊技を行い、すべてのリールが停止し
た際にリールの外周面に描かれた複数の図柄が有効なラ
イン上に特定の図柄で揃う当選パターンが出現した場合
に、遊技者に有利な特別絵柄遊技状態に移行するように
したスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているスロットマシン
は、その外周面に複数の図柄が描かれた3個のリールを
同軸に横に並べたリールを有し、1枚〜3枚のメダルを
投入した後に始動レバーを操作することで、一斉にリー
ルが回転するようになっている。各リールには、対応す
る停止スイッチが設けられており、これらを押下するこ
とで、回転中のリールが停止する。そして、すべてのリ
ールが停止した際に、有効なライン上に所定の図柄が揃
ったとき、入賞となり、その際の図柄に応じて決められ
た枚数のメダルを遊技者に払い出すようになっている。
【0003】また、予め定めた特定の図柄が有効ライン
上に揃う状態の当選パターンが出現したとき、大当たり
となり、通常よりも有利な条件で遊技を行うことのでき
る特別遊技状態(一般に、ボーナスゲームと称される特
別な遊技状態)に移行し、遊技者に多数のメダルをもた
らし利益を付与するようになっている。
【0004】通常、スロットマシンは、当選パターンが
有効ライン上に出現し得る当選可能状態と、有効ライン
上に当選パターンが出現しないかあるいは出現確率の極
めて低い当選不可状態の各遊技状態を有しており、予め
定めた確率に従って、当選可能状態が現れるように設定
されている。
【0005】また、当選可能状態であっても、回ってい
る各リール上の図柄を観察し、目的とする図柄が有効ラ
イン上に停止するように図柄を狙って停止ボタンを押下
する、いわゆる目押しを行わなければ、なかなか当選パ
ターンは揃わないようになっている。
【0006】そこで、従来のスロットマシンでは、一般
にリーチ目と呼ばれるいくつかの停止態様を予め定めて
おき、当選可能状態に入ったとき、このリーチ目を出現
させ、遊技者に、今、当選可能状態にあることを通知す
るようになっている。
【0007】遊技者は、当選可能状態を見逃すことがな
いように各種のリーチ目を記憶しておき、リーチ目が出
現し始めたら、神経を集中させて目押しを行うことで、
当選パターンを出現させ、遊技を有利に進めることが可
能になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、多数存在するリーチ目を予め覚え
ておかなければ、当選可能状態にあることを見逃してし
まうので、初心者等は、遊技を有利に、かつ十分に楽し
むことができないという問題があった。また、当選可能
状態であっても、リールの回転速度が速いので、初心者
には目押しによって当選パターンを出現させることが難
しいという問題があった。
【0009】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、所定条件の下で各リ
ールの回転速度を遅くして、目押しを行い易くし、初心
者でも十分に楽しめるスロットマシンを提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]複数のリール(40)を回転表示して絵柄遊技を
開始し、各停止スイッチ(16)を押下すると、各停止
スイッチ(16)にそれぞれ対応する各リール(40)
を停止表示し、すべてのリール(40)が停止した際に
リール(40)の外周面に描かれた複数の図柄が有効な
ライン上に特定の図柄で揃う当選パターンが出現した場
合に、遊技者に有利な特別絵柄遊技状態に移行するよう
にしたスロットマシンであり、状態設定手段(33)お
よび、回転速度制御手段(34)を備えたものにおい
て、前記状態設定手段(33)は、前記当選パターンが
出現し得るように設定された当選可能状態と前記当選パ
ターンが出現しえないように設定された当選不能状態と
に遊技状態を切り替える設定手段を有し、前記回転速度
制御手段(34)は、前記当選可能状態に切り替えられ
てから絵柄遊技が所定回数あるいは所定時間行われ、か
つ、所定条件を満たした場合に、前記各リール(40)
の回転速度を制御して、前記当選不能状態に設定されて
いるときよりも前記各リール(40)の回転速度を遅く
した低回転速度に変速する制御手段を有することを特徴
とするスロットマシン。
【0011】[2]複数のリール(40)を回転表示し
て絵柄遊技を開始し、各停止スイッチ(16)を押下す
ると、各停止スイッチ(16)にそれぞれ対応する各リ
ール(40)を停止表示し、すべてのリール(40)が
停止した際にリール(40)の外周面に描かれた複数の
図柄が有効なライン上に特定の図柄で揃う当選パターン
が出現した場合に、遊技者に有利な特別絵柄遊技状態に
移行するようにしたスロットマシンであり、状態設定手
段(33)および、回転速度制御手段(34)を備えた
ものにおいて、前記状態設定手段(33)は、前記当選
パターンが出現し得るように設定された当選可能状態と
前記当選パターンが出現しえないように設定された当選
不能状態とに遊技状態を切り替える設定手段を有し、前
記回転速度制御手段(34)は、前記当選可能状態に切
り替えられた場合に前記当選不能状態に設定されている
ときよりも前記各リール(40)の回転速度を遅くした
第1低回転速度に変速し、かつ、前記各リール(40)
の回転速度を前記第1低回転速度に変速してから絵柄遊
技が所定回数あるいは所定時間行われ、かつ、所定条件
を満たした場合に、前記第1低回転速度よりも前記各リ
ール(40)の回転速度を遅くした第2低回転速度に変
速する制御手段を有することを特徴とするスロットマシ
ン。
【0012】[3]複数のリール(40)を回転表示し
て絵柄遊技を開始し、各停止スイッチ(16)を押下す
ると、各停止スイッチ(16)にそれぞれ対応する各リ
ール(40)を停止表示し、すべてのリール(40)が
停止した際にリール(40)の外周面に描かれた複数の
図柄が有効なライン上に特定の図柄で揃う当選パターン
が出現した場合に、遊技者に有利な特別絵柄遊技状態に
移行するようにしたスロットマシンであり、状態設定手
段(33)および、回転速度制御手段(34)を備えた
ものにおいて、前記状態設定手段(33)は、前記当選
パターンが出現し得るように設定された当選可能状態と
前記当選パターンが出現しえないように設定された当選
不能状態とに遊技状態を切り替える設定手段を有し、前
記回転速度制御手段(34)は、前記当選可能状態に切
り替えられた場合に前記当選不能状態に設定されている
ときよりも前記各リール(40)の回転速度を遅くした
第1低回転速度に変速し、かつ、前記各リール(40)
の回転速度を前記第1低回転速度に変速してから絵柄遊
技が所定回数あるいは所定時間行われている間に、前記
当選パターンが出現しない場合に、前記第1低回転速度
よりも前記各リール(40)の回転速度を遅くした第2
低回転速度に変速する制御手段を有することを特徴とす
るスロットマシン。
【0013】[4]前記低回転速度並びに、前記第1低
回転速度および、前記第2低回転速度を含む低回転速度
は、前記各リール(40)の回転速度が次段階になるに
応じて次第に遅くなる多段階の回転速度から構成されて
おり、前記回転速度制御手段(34)は、前記各リール
(40)の回転速度を前記低回転速度の所定段階に変速
し、かつ、該所定段階の回転速度に変速した後に、所定
条件の下で、前記所定段階の回転速度よりも前記各リー
ル(40)の回転速度を遅くした次段階の回転速度に変
速する制御手段を有することを特徴とする[1]、
[2]または、[3]に記載のスロットマシン。
【0014】[5]前記低回転速度並びに、前記第1低
回転速度および、前記第2低回転速度を含む低回転速度
は、前記各リール(40)の回転速度が次段階になるに
応じて次第に遅くなる多段階の回転速度から構成されて
おり、前記回転速度制御手段(34)は、前記各リール
(40)の回転速度を前記低回転速度の所定段階に変速
し、かつ、該所定段階の回転速度に変速してから絵柄遊
技が所定回数あるいは所定時間行われている間に、前記
当選パターンが出現しない場合に、前記所定段階の回転
速度よりも前記各リール(40)の回転速度を遅くした
次段階の回転速度に変速する制御手段を有することを特
徴とする[1]、[2]または、[3]に記載のスロッ
トマシン。
【0015】[6]複数のリール(40)を回転表示し
て絵柄遊技を開始し、各停止スイッチ(16)を押下す
ると、各停止スイッチ(16)にそれぞれ対応する各リ
ール(40)を停止表示し、すべてのリール(40)が
停止した際にリール(40)の外周面に描かれた複数の
図柄が有効なライン上に特定の図柄で揃う当選パターン
が出現した場合に、遊技者に有利な特別絵柄遊技状態に
移行するようにしたスロットマシンであり、状態設定手
段(33)および、回転速度制御手段(34)を備えた
ものにおいて、前記状態設定手段(33)は、前記当選
パターンが出現し得るように設定された当選可能状態と
前記当選パターンが出現しえないように設定された当選
不能状態とに遊技状態を切り替えるとともに、前記当選
可能状態を大当たりの当選パターンが出現し得るように
設定された大当選可能状態と、小当たりの当選パターン
が出現し得るように設定された小当選可能状態とに切り
替える設定手段を有し、前記回転速度制御手段(34)
は、前記当選可能状態に切り替えられた場合に前記当選
不能状態に設定されているときよりも前記各リール(4
0)の回転速度を遅くして第1低回転速度に制御し、か
つ、前記大当選可能状態と前記小当選状態との一方から
前記大当選可能状態と前記小当選状態との他方へ切り替
わる場合に、前記第1低回転速度よりも前記各リール
(40)の回転速度を遅くして第2低回転速度に制御す
る制御手段を有することを特徴とするスロットマシン。
【0016】[7]前記回転速度制御手段(34)がリ
ール(40)の回転速度を変速する場合に、前記各リー
ル(40)を照明する照明色を変化させることを特徴と
する[1]、[2]、[3]または、[5]に記載のス
ロットマシン。
【0017】前記本発明は次のように作用する。本発明
の一の構成によれば、遊技状態が当選不能状態から当選
可能状態に切り替えられると、切り替えた後の絵柄遊技
の回数や絵柄遊技の経過時間が算出される。
【0018】そして、絵柄遊技が所定回数行われあるい
は、所定時間経過した場合に、例えば当選パターンが出
現しない等の所定条件を満たすと、回転速度制御手段
(34)は、各リール(40)の回転速度を遅くして低
回転速度に変速する。これにより、リール(40)の回
転速度が遅くなったことによって、遊技者は、今、当選
パターンが出現し得る当選可能状態にあることを認識で
き、リーチ目等を覚える必要がない。また、リール(4
0)の回転速度が遅くなるので、図柄を狙い易くなり、
遊技経験が少ない初心者の場合でもあるいは、遊技経験
者が調子の良くない場合でも、目押しによって容易に当
選パターンを出現させることができる。
【0019】リール(40)を模した絵柄を液晶ディス
プレイ等の表示手段上に表示するようにしたスロットマ
シンにおいても、当選可能状態になったときにリール
(40)の回転速度を遅くすることで、上記と同様の効
果を得ることができる。
【0020】また、本発明の別の構成によれば、当選可
能状態に切り替わった場合に、リール(40)の回転速
度を第1低回転速度に変速し、かつ、所定条件の下で、
さらに、第2低回転速度に変速するようにしたものであ
る。
【0021】リール(40)の回転速度が第1低回転速
度に変速したことにより、遊技者が当選可能状態にある
ことを認識でき、第1低回転速度において、目押しが容
易になり、絵柄遊技で当選パターンを効率的に出現させ
ることができる。
【0022】第1低回転速度に変速した後に、絵柄遊技
が所定回数や所定時間行われると、所定条件、例えば当
選パターンの出現率が所定の出現率より低下した場合あ
るいは、連続して目押しを失敗した連続失敗回数が所定
数を超えた場合に、リール(40)の回転回数を第1低
回転速度から第2低回転速度に変速して、目押しの成功
率を高めて、当選パターンを効率的に出現させることが
できるようにした。
【0023】さらに、本発明の別の構成によれば、リー
ル(40)の回転速度を第1低回転速度に変速した後
に、所定期間あるいは所定回数当選パターンが出現しな
い場合に、リール(40)の回転速度をさらに遅い第2
低回転速度に変速するようにしたものである。
【0024】リール(40)の回転速度を第1低回転速
度に変速することにより、遊技者は容易に目押しをし
て、効率的に当選パターンを出現させることができる。
【0025】しかしながら、超初心者等は、第1低回転
速度においても、目押しができずに、当選パターンを出
現させることができない。このように当選可能状態にな
っても所望の利益を得られない場合には、リール(4
0)の回転速度を第1低回転速度より遅くした第2低回
転速度に変速して、目押しを容易にできるようにし、当
選パターンの出現を確実にし、遊技者が利益を得られる
ようにする。
【0026】さらに、本発明の別の構成によれば、リー
ル(40)の回転速度が低速回転速度に変速した後に、
所定条件の下で、例えば、遊技者が低速スイッチを操作
すると、低速回転速度よりも遅い次の段階の回転速度に
変速するようにした。
【0027】絵柄遊技が当選可能状態になると、例え
ば、初心者は、低速スイッチを押して、リール(40)
の回転速度を段階的に低回転速度に変速し、遊技者に合
ったリール(40)の回転速度にして、目押しを成功さ
せて、当選パターンを出現させることができる。
【0028】さらに、本発明の別の構成によれば、リー
ル(40)の回転速度が低速回転速度に変速した後に
は、所定期間あるいは所定回数当選パターンが出現しな
い毎に、リール(40)の回転速度が段階的に低回転速
度に変速していくものである。
【0029】それにより、最終的には、遊技者に合った
リール(40)の回転速度になり、遊技者は、目押しを
成功させて、当選パターンを出現させることができる。
リール(40)の回転速度を遅くしていくと、絵柄遊技
毎に多くの時間を要するが、反対に、絵柄遊技での当選
パターンの出現が確実になっていく。
【0030】さらに、本発明の別の構成によれば、当選
可能状態が、例えば大当選可能状態から小当選可能状態
に切り替わる場合に、リール(40)の回転速度を第1
低回転速度から第2低回転速度に変速するようにしたも
のである。
【0031】スロットマシンの機種に応じて、当選可能
状態は、遊技者が当選パターンを出現させて大きな利益
を得ることができる大当選可能状態と、小さな利益を得
ることができる小当選可能状態とにより構成されている
ものがある。そして、複数の大当選可能状態の間には多
くの小当選可能状態を介在させている。
【0032】このような機種では、大当選可能状態と小
当選可能状態とにおいて、リール(40)の回転速度を
変速して、例えば、大当選可能状態より小当選可能状態
の方のリール(40)の回転速度を早めにして、多くの
小当選可能状態中に長期間を要しないようにすることが
できる。また、大当選可能状態中の当選パターンの出現
を確実にすることができる。
【0033】さらに、本発明の別の構成によれば、リー
ル(40)の回転速度を変速する場合に、リール(4
0)の照明色を変化させるようにしている。
【0034】それにより、遊技者は、今、リール(4
0)の回転速度が遅くなって、当選パターンが出現し得
る当選可能状態にあることを認識することができる。ま
た、遊技者が当選パターン出現への期待感をもって目押
しするようになる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下図面に基づき本発明の各種実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の第1実施の
形態を示している。図2は、本実施の形態にかかるスロ
ットマシン10の外観を示している。スロットマシン1
0は、縦長の箱形筐体11の正面中央部に、第1〜第3
のストップボタン16,16,16を、またこれらの左
横にレバー型のスタートスイッチである絵柄遊技開始手
段15を備えている。停止スイッチである第1〜第3の
ストップボタン16,16,16の上方には、前面パネ
ルが設けられ、当該前面パネルの中央部分には、透明な
ガラス板をはめ込んだ観察窓が設けられている。
【0036】各観察窓の裏面には、円筒形状を成した第
1〜第3のリール40,40,40が隣接して横方向に
配置され同一の回転軸により回動可能に支持されてい
る。第1〜第3のリール40,40,40の外周面に
は、「チェリー」、「レモン」、「ベル」等の絵や、
「7」、「BAR」などの文字から成る図柄が略一定間
隔に描かれている。
【0037】観察窓の表面には、メダル投入口17を通
じて投入されたメダルの枚数に対応して有効化される複
数の入賞ライン(3本の横ライン、2本の斜めライン)
が描かれている。各入賞ラインの両端部には有効表示ラ
ンプが配置されており、有効表示ランプを点灯すること
でどの入賞ラインが有効化されているかを示すようにな
っている。
【0038】スロットマシン10の正面下部には、賞と
して払い出されるメダルの排出口と、当該排出口から払
い出されたメダルを受け止める受け皿19が設けられて
いる。またスロットマシン10の正面上部には、各種の
電飾装置が配置されている。なお、図2には図示してい
ないが、スロットマシン10の内部には、電源部、制御
回路基板、メダル払出器等が格納されている。
【0039】図1は、スロットマシン10の回路ブロッ
クを示したものである。制御部は、スロットマシン10
の各種の動作を統括制御する回路部分であり、CPU
(中央処理装置)、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等を主要
部とした回路で構成されている。制御部には、第1〜第
3のストップボタン16,16,16、スタートスイッ
チである絵柄遊技開始手段16のほかメダルの投入を検
知するメダル投入センサやメダルの払い出しを実行する
メダル払出器である賞球払出手段(賞球払出計数機2
6,払出設定手段27および、演算手段28から成る)
および、メダルの投入をキャンセルするリセットスイッ
チ18が接続されている。
【0040】また制御部40には、第1〜第3のリール
40,40,40を回転駆動するための第1〜第3のパ
ルスモータがドライバー回路である回転駆動部45を介
して接続されている。このほか、第1〜第3のリール4
0,40,40の近傍に配置され、各リールの回転角度
を検知する図示しないセンサが制御部40に接続されて
いる。
【0041】制御部40は、スロットマシン10におけ
る遊技状態を設定変更する遊技状態設定手段33と、第
1〜第3のパルスモータの回転速度や停止位置を制御す
るための回転速度制御手段34とを有している。遊技状
態設定手段33は、特別遊技状態に移行するための当選
パターンが出現し得る当選可能状態と、当選パターンが
出現しないよう設定された当選不可状態とに遊技状態を
切り替える回路部分である。遊技状態設定手段33は図
示しない、乱数発生器等を備えており、所定の出現確率
で当選可能状態を出現させるようになっている。
【0042】回転速度制御手段34は、第1〜第3のパ
ルスモータを駆動するための駆動パルスを生成する回路
部分であり、生成する駆動パルスの周期を変更すること
で、各パルスモータの回転速度を制御するようになって
いる。
【0043】また、回転角度を検知するセンサからの情
報を基にして、設定した位置で各リール40,40,4
0が停止するように制御する機能を備えている。ただし
ストップスイッチ16,16,16の押下されたタイミ
ングと大幅に外れた位置でリールを停止させるのは不自
然なので、この場合には、設定位置以外の箇所でリール
を停止させるようになっている。
【0044】次に作用を説明する。スロットマシン10
は、メダル投入口17から1枚〜3枚のメダルが投入さ
れると、投入されたメダルの枚数に応じて、所定本数の
入賞ラインを有効化し、有効化された入賞ライン17の
両端に配置されている有効表示ランプを点灯させる。す
なわち、メダルが1枚投入されたときは、上中下3本の
横ラインの中央の横ライン(センターライン)のみを有
効化し、2枚の場合には、上中下の3本の横ラインを有
効化し、3枚掛けではこれらに斜めラインを加えた合計
5本の入賞ラインを有効化する。
【0045】メダルが投入された後、スタートスイッチ
である絵柄遊技開始手段15が操作されると、第1〜第
3のリール40,40,40を一斉に回転させる。その
後、ストップボタン16が押下されると、押下されたス
トップボタン16に対応するリール40を停止させる。
すべてのリール40,40,40が停止した際に、有効
化された入賞ライン上に所定の図柄が揃うと、その図柄
に割り当てられている役に応じた枚数のメダルが排出口
から受け皿19に払い出される。
【0046】また、特定の図柄が揃う当選パターンが出
現すると特別遊技状態に入り、以後、所定の解除条件が
満足されるまでの間、極めて有利な条件で遊技が進行
し、合計で300枚から400枚のメダルを払い出す、
いわゆるボーナスゲームになる。ここでは、「777」
の図柄が中央の横ライン(センターライン)上に揃う状
態を当選パターンに設定してある。
【0047】遊技状態設定手段43は、第1〜第3のス
トップボタン16,16,16の操作タイミングによっ
て当選パターンが揃い得る当選可能状態と、当選パター
ンが揃わないように設定した当選不可状態とに、スロッ
トマシン10の遊技状態を切り替える。たとえば、ボー
ナスゲームが数百分の1の確率で出現するように、適宜
のタイミングで当選可能状態を形成するようになってい
る。
【0048】遊技状態設定手段33の設定した遊技状態
が当選可能状態のときは、回転する各リール40,4
0,40上の図柄を狙って第1〜第3のストップボタン
16,16,16を押下する、いわゆる目押しを行い、
かつ押下したタイミングが適正であれば、当選パターン
が出現する。一方、遊技状態が当選不可状態のときは、
目押しを行っても、当選パターンが出現することはほと
んどない。
【0049】なお、ストップスイッチ16,16,16
の押下されたタイミングと大きく外れた箇所でリールを
停止すると不自然なので、当選不可状態であっても、当
選パターンの出現する場合はある。
【0050】回転速度制御手段34は、遊技状態設定手
段33によって設定された遊技状態が当選可能状態のと
き、遊技状態が当選不可状態のときに比べて、第1〜第
3のリール40,40,40の回転速度を遅くした第1
低回転速度に変速する。
【0051】第1〜第3のリール40,40,40の回
転速度が遅くなったことによって、遊技者は、今、当選
パターンの出現し得る当選可能状態にあることを知るこ
とができ、この機会に目押しすることで当選パターンを
出現させて、ボーナスゲームを獲得することができる。
これにより、従来のようにリーチ目等を覚える必要がな
く、初心者でも、ゲームを十分に楽しむことができる。
【0052】また、当選可能状態に入ったとき、第1〜
第3のリール40,40,40の回転速度が遅くなるの
で、図柄を狙い易くなり、的確なタイミングで目押しを
行うことができ、初心者でもボーナスゲームによる利益
を獲得することが容易になる。
【0053】図3のフロー図に基づいてリール40の回
転速度、目押しおよび、当選パターンの成否の関係を説
明する。
【0054】メダル投入口17にメダルが投入される
と、絵柄遊技が開始され、あるいは、絵柄遊技中であれ
ば絵柄遊技が保留される。絵柄遊技が開始あるいは保留
されると(ステップS301:Y)、乱数が生成され、
生成された乱数に基づいて、ケース1、ケース2、ケー
ス3を判断する(ステップS302)。絵柄遊技におい
て有効ライン上に特定の図柄を揃えるケース2であれば
(ステップS302:case2)、状態設定手段が当
選不能状態から当選可能状態に切り替えるとともに、回
転速度制御手段がリール40の回転速度を通常の回転速
度から第1低回転速度に変速する(ステップS30
3)。このとき、リール40を照明する照明の色が例え
ば「青」から「黄」に変化する。
【0055】一方、ケース1であれば(ステップS30
2:case1)、状態設定手段が当選不能状態に維持
し、回転速度制御手段がリール40の回転速度を通常の
回転速度に維持する(ステップS309)。
【0056】また、一方、ケース3であれば(ステップ
S302:case3)、状態設定手段が当選可能状態
に維持し、回転速度制御手段がリール40の回転速度を
第1低回転速度から第2低回転速度に変速する(ステッ
プS303)。このとき、リール40を照明する照明の
色が例えば「黄」から「赤」に変化する。
【0057】次に、絵柄遊技を行い、絵柄遊技の回数i
に「1」を加算する(ステップS304)。次に目押し
が成功して、当選パターンが出現したかを判断する(ス
テップS305)。目押しが成功しなければ(ステップ
S305:N)、当選パターンが出現しない不成功回数
に「1」を加算する(ステップS306)。次に、絵柄
遊技回数iが所定回数Rを超え(i>R)、かつ、当選
パターンが出現する成功回数sが「0」であるか(s=
0)を判断する(ステップS307)。
【0058】i>Rかつ、s=0であれば(ステップS
307:Y)、回転速度条件をケース3にし(ステップ
S308)、i>Rでなくあるいは、s=0でなければ
(ステップS307:N)、回転速度条件をケース2に
し(ステップS310)、ステップS301に戻る。
【0059】ステップS305において、目押しが成功
すれば(ステップS305:Y)、当選パターンが出現
し、所定利益(所定数のメダル)が付与され、成功回数
sに「1」を加算し(s=s+1)(ステップS31
2)、ステップS301に戻る。
【0060】図4および、図5は、本発明の第2実施の
形態を示している。本第2実施形態において、その構成
が前記第1実施の形態の構成と同じ場合には、説明を省
略する。
【0061】図4に示すように、速度調整ボタンなどの
速度調整手段42および、リセットボタン43が設けら
れている。速度調整手段42は、押される毎にリール4
0の回転速度を初期の低速段階(C=1)から終期の低
速段階(C=n)へ段階的に変速していくものである。
【0062】また、リセットボタン43は、低速段階に
あるリール40の回転速度が初期の低速段階(c=1)
に戻るものである。
【0063】次に、図5に示すフローに基づいて、本第
2実施の形態の作用を説明する。メダル投入口17にメ
ダルが投入されると、絵柄遊技が開始され、あるいは、
絵柄遊技中であれば絵柄遊技が保留される。絵柄遊技が
開始あるいは保留されると(ステップS501:Y)、
絵柄遊技の絵柄に係る乱数が生成され、リール40の回
転速度の段階(C)を判断する(ステップS502)。
【0064】C>=1であれば(ステップS502:
Y)、当選可能状態において、リール40を所定段階
(C)の低速回転で回転する(ステップS503)。
【0065】一方、C>=1でなければ(ステップS3
02:N)、状態設定手段が当選不能状態に維持し、回
転速度制御手段がリール40の回転速度を通常の回転速
度に維持する(ステップS511)。
【0066】次に、絵柄遊技を行い、絵柄遊技の回数i
に「1」を加算する(ステップS504)。次に目押し
が成功して、当選パターンが出現したかを判断する(ス
テップS505)。目押しが成功しなければ(ステップ
S305:N)、当選パターンが出現しない(ステップ
S506)。次に、速度調節手段が操作され、速度調節
がされたかを判断し(ステップS507)、速度調節が
されると(ステップS507:Y)、回転速度Cに
「1」を加算し(C=C+1)、回転速度を次段階の低
回転速度にする(ステップS508)。一方速度調節が
されなければ(ステップS507:N)、回転速度Cに
維持される(ステップS512)。
【0067】次に、リセットボタン43が操作され、リ
セットがあったかを判断し(ステップS509)、リセ
ットがあれば(ステップS509:Y)、リール40の
回転速度を初期の低速段階(C=1)にリセットし(ス
テップS510)、ステップS501に戻る。一方、リ
セットがなければ(ステップS509:N)、リール4
0の回転速度(C)を維持し、ステップS501に戻
る。
【0068】図6は、本発明の第3実施の形態を示して
いる。本第3実施形態において、その構成が前記第1実
施の形態あるいは前記第2実施の形態の構成と同じ場合
には、説明を省略する。本第3実施の形態においては、
当選可能状態に切り替えられた場合に、当選パターンが
出現しない不成功回数(f)が所定回数(R1)を超え
る(f>R1)毎に、リール40の回転速度を初期の低
速段階(C=1)から終期の低速段階(C=n)へ段階
的に変速していくものである。
【0069】すなわち、図6に示すように、絵柄遊技を
行い、絵柄遊技の回数iに「1」を加算する(ステップ
S604)。次に目押しが成功して、当選パターンが出
現したかを判断する(ステップS605)。目押しが成
功しなければ(ステップS605:N)、当選パターン
が出現しないで、不成功回数(f)に「1」を加算する
(f=f+1)(ステップS606)。
【0070】次に、不成功回数が所定回数を超え(f>
R1)、かつ、その間に目押しが成功していない場合に
(s=0)(ステップS607:Y)、リール40の回
転速度を次段階の低回転速度に設定する(ステップS6
08)。このとき、不成功回数を「0」に設定する(f
=0)。
【0071】一方、不成功回数が所定回数を超えること
なく(f<=R1)あるいは、不成功回数が所定回数を
超えた場合であってもその間に目押しが成功していれば
(s>=1)(ステップS607:N)、リール40の
回転速度を維持する(ステップS610)。
【0072】ステップS605において、目押しが成功
すれば(ステップS605:Y)、絵柄遊技において、
当選パターンが出現し、所定利益(所定数のメダル)が
付与され、成功回数に「1」を加算する(s=s+1)
(ステップS611)。
【0073】以上説明した実施の形態では、実際にリー
ルを回転させるスロットマシンを示したが、リールを模
した絵柄を液晶ディスプレイ等の表示手段上に表示する
スロットマシンであってもよい。すなわち、当選可能状
態になったときに液晶ディスプレイ上に表示するリール
の回転速度を遅くすることで、上述と同様の効果を得る
ことができる。
【0074】なお、前記実施の形態においては、目押し
の不成功回数に関連して、あるいは、速度調整手段42
が操作された場合に、リール40の回転速度を低回転速
度に変速するものを示したが、リール40の回転速度を
変速にする条件は、多々考えられ、例えば、当選可能状
態が大当選可能状態と小当選可能状態とから構成されて
いる場合に、大当選可能状態と小当選可能状態との一方
から大当選可能状態と小当選可能状態との他方へ切り替
わる場合に、リール40の回転速度を第1低回転速度か
ら第2低回転速度に変速しても良い。
【0075】また、リール40の回転速度を低回転速度
に変速するには、遊技状態が当選可能状態になっている
ことが必要条件となることはいうまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一の構成
によれば、遊技状態が当選不能状態から当選可能状態に
切り替えられた後に、絵柄遊技が所定回数や所定時間行
われ、その間に、例えば当選パターンが出現しない等の
所定条件を満たすと、各リールの回転速度を遅くして低
回転速度に変速するようにしたので、リールの回転速度
が遅くなったことによって、遊技者は、今、当選パター
ンが出現し得る当選可能状態にあることを認識でき、リ
ーチ目等を覚える必要がない。また、リールの回転速度
が遅くなるので、図柄を狙い易くなり、初心者でも目押
しによって容易に当選パターンを出現させることができ
る。
【0077】また、本発明の別の構成によれば、当選可
能状態に切り替わった場合に、リールの回転速度を第1
低回転速度に変速し、かつ、所定条件の下で、さらに、
第2低回転速度に変速するようにしたので、第1低回転
速度に変速した後において、例えば当選パターンの出現
率が所定の出現率より低下した場合にまたは、目押しの
不成功回数あるいは、目押しの不成功が連続する不成功
連続回数が所定数を超えた場合に、リールの回転回数を
第1低回転速度から第2低回転速度に変速して、目押し
の成功率を高めて、当選パターンを効率的に出現させる
ことができるようにした。
【0078】さらに、本発明の別の構成によれば、リー
ルの回転速度を第1低回転速度に変速した後に、所定期
間あるいは所定回数当選パターンが出現しない場合に、
リールの回転速度をさらに遅い第2低回転速度に変速す
るようにしたので、例えば、超初心者等が、第1低回転
速度においても、目押しができずに、当選パターンを出
現させることができない場合には、リールの回転速度を
第1低回転速度より遅くした第2低回転速度に変速し
て、目押しを容易にできるようにし、当選パターンの出
現を確実にし、遊技者は所望の利益を得ることができ
る。
【0079】さらに、本発明の別の構成によれば、リー
ルの回転速度が低速回転速度に変速した後に、例えば、
遊技者が低速スイッチを操作すると、低速回転速度より
も遅い次の段階の回転速度に変速するようにしたので、
例えば、初心者は、低速スイッチを押して、リールの回
転速度を段階的に低回転速度に変速し、遊技者に合った
リールの回転速度にして、目押しを成功させて、当選パ
ターンを出現させることができる。
【0080】さらに、本発明の別の構成によれば、リー
ルの回転速度が低速回転速度に変速した後には、所定期
間あるいは所定回数当選パターンが出現しない毎に、リ
ールの回転速度が段階的に低回転速度に変速していくの
で、最終的には、遊技者に合ったリールの回転速度にな
り、遊技者は、目押しを成功させて、当選パターンを出
現させることができる。
【0081】さらに、本発明の別の構成によれば、大当
選可能状態と小当選可能状態とが切り替わる場合に、リ
ールの回転速度を例えば第1低回転速度から第2低回転
速度に変速するようにしたので、大当選可能状態と小当
選可能状態とで、リールの回転速度を変速して、例え
ば、大当選可能状態より小当選可能状態の方のリールの
回転速度を早めにして、多くの小当選可能状態中に長期
間を要しないようにすることができる。
【0082】さらに、本発明の別の構成によれば、リー
ルの回転速度を変速する場合に、リールの照明色を変化
させるようにしたので、遊技者は、リールの回転速度が
遅くなって、当選パターンが出現し得る当選可能状態に
あることを認識することができ、遊技者が当選パターン
出現への期待感をもって目押しするようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るスロットマシン
の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係るスロットマシン
の外観を示す正面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係るスロットマシン
の絵柄遊技のフロー図である。
【図4】本発明の第2実施の形態に係るスロットマシン
の回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施の形態に係るスロットマシン
の絵柄遊技のフロー図である。
【図6】本発明の第3実施の形態に係るスロットマシン
の絵柄遊技のフロー図である。
【符号の説明】
10…スロットマシン 11…箱形筐体 16…ストップボタン(停止スイッチ) 17…メダル投入口 18…リセットスイッチ 19…受け皿 33…遊技状態設定手段 34…回転速度制御手段 40…リール 42…速度調整手段 43…リセットボタン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のリールを回転表示して絵柄遊技を開
    始し、各停止スイッチを押下すると、各停止スイッチに
    それぞれ対応する各リールを停止表示し、すべてのリー
    ルが停止した際にリールの外周面に描かれた複数の図柄
    が有効なライン上に特定の図柄で揃う当選パターンが出
    現した場合に、遊技者に有利な特別絵柄遊技状態に移行
    するようにしたスロットマシンであり、状態設定手段お
    よび、回転速度制御手段を備えたものにおいて、 前記状態設定手段は、前記当選パターンが出現し得るよ
    うに設定された当選可能状態と前記当選パターンが出現
    しえないように設定された当選不能状態とに遊技状態を
    切り替える設定手段を有し、 前記回転速度制御手段は、前記当選可能状態に切り替え
    られてから絵柄遊技が所定回数あるいは所定時間行わ
    れ、かつ、所定条件を満たした場合に、前記各リールの
    回転速度を制御して、前記当選不能状態に設定されてい
    るときよりも前記各リールの回転速度を遅くした低回転
    速度に変速する制御手段を有することを特徴とするスロ
    ットマシン。
  2. 【請求項2】複数のリールを回転表示して絵柄遊技を開
    始し、各停止スイッチを押下すると、各停止スイッチに
    それぞれ対応する各リールを停止表示し、すべてのリー
    ルが停止した際にリールの外周面に描かれた複数の図柄
    が有効なライン上に特定の図柄で揃う当選パターンが出
    現した場合に、遊技者に有利な特別絵柄遊技状態に移行
    するようにしたスロットマシンであり、状態設定手段お
    よび、回転速度制御手段を備えたものにおいて、 前記状態設定手段は、前記当選パターンが出現し得るよ
    うに設定された当選可能状態と前記当選パターンが出現
    しえないように設定された当選不能状態とに遊技状態を
    切り替える設定手段を有し、 前記回転速度制御手段は、前記当選可能状態に切り替え
    られた場合に前記当選不能状態に設定されているときよ
    りも前記各リールの回転速度を遅くした第1低回転速度
    に変速し、かつ、前記各リールの回転速度を前記第1低
    回転速度に変速してから絵柄遊技が所定回数あるいは所
    定時間行われ、かつ、所定条件を満たした場合に、前記
    第1低回転速度よりも前記各リールの回転速度を遅くし
    た第2低回転速度に変速する制御手段を有することを特
    徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】複数のリールを回転表示して絵柄遊技を開
    始し、各停止スイッチを押下すると、各停止スイッチに
    それぞれ対応する各リールを停止表示し、すべてのリー
    ルが停止した際にリールの外周面に描かれた複数の図柄
    が有効なライン上に特定の図柄で揃う当選パターンが出
    現した場合に、遊技者に有利な特別絵柄遊技状態に移行
    するようにしたスロットマシンであり、状態設定手段お
    よび、回転速度制御手段を備えたものにおいて、 前記状態設定手段は、前記当選パターンが出現し得るよ
    うに設定された当選可能状態と前記当選パターンが出現
    しえないように設定された当選不能状態とに遊技状態を
    切り替える設定手段を有し、 前記回転速度制御手段は、前記当選可能状態に切り替え
    られた場合に前記当選不能状態に設定されているときよ
    りも前記各リールの回転速度を遅くした第1低回転速度
    に変速し、かつ、前記各リールの回転速度を前記第1低
    回転速度に変速してから絵柄遊技が所定回数あるいは所
    定時間行われている間に、前記当選パターンが出現しな
    い場合に、前記第1低回転速度よりも前記各リールの回
    転速度を遅くした第2低回転速度に変速する制御手段を
    有することを特徴とするスロットマシン。
  4. 【請求項4】前記低回転速度並びに、前記第1低回転速
    度および、前記第2低回転速度を含む低回転速度は、前
    記各リールの回転速度が次段階になるに応じて次第に遅
    くなる多段階の回転速度から構成されており、 前記回転速度制御手段は、前記各リールの回転速度を前
    記低回転速度の所定段階に変速し、かつ、該所定段階の
    回転速度に変速した後に、所定条件の下で、前記所定段
    階の回転速度よりも前記各リールの回転速度を遅くした
    次段階の回転速度に変速する制御手段を有することを特
    徴とする請求項1、2または、3に記載のスロットマシ
    ン。
  5. 【請求項5】前記低回転速度並びに、前記第1低回転速
    度および、前記第2低回転速度を含む低回転速度は、前
    記各リールの回転速度が次段階になるに応じて次第に遅
    くなる多段階の回転速度から構成されており、 前記回転速度制御手段は、前記各リールの回転速度を前
    記低回転速度の所定段階に変速し、かつ、該所定段階の
    回転速度に変速してから絵柄遊技が所定回数あるいは所
    定時間行われている間に、前記当選パターンが出現しな
    い場合に、前記所定段階の回転速度よりも前記各リール
    の回転速度を遅くした次段階の回転速度に変速する制御
    手段を有することを特徴とする請求項1、2または、3
    に記載のスロットマシン。
  6. 【請求項6】複数のリールを回転表示して絵柄遊技を開
    始し、各停止スイッチを押下すると、各停止スイッチに
    それぞれ対応する各リールを停止表示し、すべてのリー
    ルが停止した際にリールの外周面に描かれた複数の図柄
    が有効なライン上に特定の図柄で揃う当選パターンが出
    現した場合に、遊技者に有利な特別絵柄遊技状態に移行
    するようにしたスロットマシンであり、状態設定手段お
    よび、回転速度制御手段を備えたものにおいて、 前記状態設定手段は、前記当選パターンが出現し得るよ
    うに設定された当選可能状態と前記当選パターンが出現
    しえないように設定された当選不能状態とに遊技状態を
    切り替えるとともに、前記当選可能状態を大当たりの当
    選パターンが出現し得るように設定された大当選可能状
    態と、小当たりの当選パターンが出現し得るように設定
    された小当選可能状態とに切り替える設定手段を有し、 前記回転速度制御手段は、前記当選可能状態に切り替え
    られた場合に前記当選不能状態に設定されているときよ
    りも前記各リールの回転速度を遅くして第1低回転速度
    に制御し、かつ、前記大当選可能状態と前記小当選状態
    との一方から前記大当選可能状態と前記小当選状態との
    他方へ切り替わる場合に、前記第1低回転速度よりも前
    記各リールの回転速度を遅くして第2低回転速度に制御
    する制御手段を有することを特徴とするスロットマシ
    ン。
  7. 【請求項7】前記回転速度制御手段がリールの回転速度
    を変速する場合に、前記各リールを照明する照明色を変
    化させることを特徴とする請求項1、2、3または、5
    に記載のスロットマシン。
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