JP2008061997A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の遊技機においては、複数の入賞ライン上に複数種類の入賞役に対応する図柄組合わせが揃ったとしても、いずれか一つの入賞役しか、入賞させることができないため、遊技者にとって今一つ面白味に欠けるという問題があった。
【解決手段】 前記抽選手段によって抽選される前記複数の抽選役が、所定の抽選役であった場合は、前記リール停止制御手段の停止操作順序に対応して、それぞれ所定の入賞ライン上に前記抽選役の図柄組合わせが停止するように制御されるとともに、前記所定の入賞ラインのうち、一の入賞ライン上に前記抽選役の図柄組合わせが停止した場合には、前記特定遊技に移行する特定遊技移行図柄が前記一の入賞ラインとは異なる入賞ライン上に同時に停止するように制御されることを特徴とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、図柄が配列された複数のリールを回転表示し、遊技者のリール停止ボタン操作によって、すべてのリールの回転が停止した時に現れる図柄の組合わせに基づいて入賞が決定され、所定の払出しが行われるスロットマシンに代表される遊技機に関する。
従来のスロットマシンに代表される遊技機は、遊技機正面の表示窓内に、外周に図柄が配列された3個の回転リールを備えており、外周に配列された図柄は遊技中に遊技者が図柄を目視しやすいように、各リール内側に設けられたランプ又はLED(以下バックライトという)によって背面から照らされている。
遊技者が、メダル投入口にメダルを投入し、スタートレバーを操作すると、各リールは回転を開始してゲームがスタートする。各リールが一斉に回転を始めると、表示窓には図柄が移動して表示される。
遊技者が移動表示される図柄を見ながら各リールに対応する停止ボタンを操作すると、夫々のリールが停止し、入賞ライン上にいずれかの図柄が停止する。
入賞ラインは5本設けられており、メダルの投入枚数が1枚、2枚、3枚と増えるに伴って、有効となるラインの本数も1本、3本、5本と増えるようになっている。その結果、有効となっている入賞ライン上に所定の図柄組合わせが揃うと入賞となり、メダルの払出しが行われる。
遊技者は、内部当選が報知された場合等に、その当選している役に対応する図柄を、有効となっている入賞ライン上に停止させるように、タイミングを計って停止ボタンを操作する。
そして有効となっている入賞ライン上に、抽選役に対応する図柄を揃え、入賞させることができれば、その役に対応する枚数のメダルの払出しを受けることができる。また、役に対応する図柄を揃えることができなければ投入したメダルを失うことになる。
図柄組合わせの種類に対応する抽選役(役物ともいう)は、予め決められており、それらの図柄を入賞ライン上に停止させ、入賞させることができた場合には、その役に応じて払出しが行われる。停止した図柄がビッグボーナス(BB)、或いはレギュラーボーナス(RB)図柄であった場合は、それぞれBB遊技、或いはRB遊技等の特別遊技に移行でき、遊技者に大きな利益が付与される。ボーナスゲームは、それぞれ所定の遊技構成が設定されており、例えば、RB遊技は、所定の役物を高確率で入賞させることが可能であり、入賞毎に、例えば、15枚のメダルが払出される。RB遊技は最大12回のゲーム数を消化するか、或いは最大8回の入賞が達成されることにより終了となる。BB遊技は、小役が高確率で発生するBB中一般ゲーム(小役ゲームとも言う)と上記RB遊技を組合わせたものであり、BB遊技中一般ゲームを30回消化するか、BB遊技中のRB遊技が3回実行されると終了なる。尚、近年、BB遊技中のメダル獲得枚数が規定の上限値に達したことを条件に、BB遊技を終了させるようにしたものもある。
さらに、上記特別遊技状態とは異なる遊技状態であって、所定の開示条件が成立した場合に、所定の確率で発生する特定遊技状態がある。この特定遊技状態としては、例えば、複数のリールのうち、少なくとも1つのリールを無制御にし、遊技者の停止ボタンの操作タイミングによってリールを停止させるCT(チャレンジタイム)や、メダル、或いはクレジットを賭けることなく、次回のゲームを開始できるリプレイゲームを、所定回数、又はその他の所定終了条件が成立するまで継続して実行でき、リプレイ当選確率が、通常遊技状態における当選確率よりも高確率に設定されたRT(リプレイタイム)と呼ばれるものがある。
内部抽選による役物の抽選確率は、射幸性が適正の数値範囲内となるように、遊技状態や、メダルの賭け数に対応して予め設定されている。特に遊技者に大きな利益を付与するボーナス役の当選確率の違いは、遊技者によって投入されたメダル数と遊技者に対して払い出されるメダル数の比率(以下ペイアウト率)に大きな影響が出るため、これらの設定値は、従業員が、遊技機毎に設定手段を操作し、例えば、6段階の設定の中から一つの設定値を選択して設定することができるようになっている。
特開2003−794には、ビッグボーナスゲームに移行し、小役・ジャックインフラグが成立した場合には、補助表示部49に、「ベル」図柄及び逆方向の矢印が表示され、これを視認した遊技者が、ジャックインゲームに移行させたいと考えた場合、順停止操作を行うことで、確実にジャックインゲームに移行させることができ、一方、遊技者がジャックインゲームに移行させずに、小役図柄を揃えたいと考えた場合には、逆停止操作を行うことで、確実に「ベル」図柄を揃えることができる技術が開示されている。
また、特開2004−222873には、複数のリール31に、複数種類の役にそれぞれ対応する複数種類の図柄の組合わせを同時に有効ラインに停止可能に図柄が配列され、複数種類の当選役が記憶されている遊技では、その複数種類の当選役にそれぞれ対応する複数種類の図柄の組合わせを有効ラインに停止させるようにリール31を停止制御し、いずれの図柄の組合わせを有効にするかを決定する有効抽選役決定手段65を備えた遊技機が開示されている。
さらに、特開2005−125109には、BB又はRBが内部当選役として決定したとき、遊技者の停止操作のタイミングに拘らず、BB又はRBの図柄組合わせを入賞ラインのいずれかに沿って並べることが可能な停止制御を行い、このとき、BB又はRBの図柄組合わせが入賞ラインに沿って並ぶことを許可する停止操作の順序を決定し、決定された停止操作の順序に基づいて図柄の変動表示を停止制御する遊技機が開示されている。
特開2003−794号公報 特開2004−222873号公報 特開2005−125109号公報
しかしながら、上述された従来の遊技機においては、複数の入賞ライン上に複数種類の抽選役に対応する図柄組合わせが揃ったとしても、いずれか一つの抽選役しか、入賞させることができないため、遊技者にとって今一つ面白味に欠けるという問題があった。
また、従来の遊技機では、BBやRBに内部当選するまでの通常遊技状態では、小役やリプレイ等配当が少ない抽選役が多く発生し、遊技が単調になりがちであるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、通常遊技中の小役の出現形態及び特定遊技状態への移行形態に多様性を持たせ、より興趣に富んだ遊技機を提供する事にある。
外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるための複数のリール停止手段と、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段の抽選の結果、所定の抽選役に内部当選した場合に、5本の入賞ラインのうち、有効な入賞ライン上のいずれかに、前記所定の抽選役に対応する図柄組合わせを停止させる図柄停止制御手段とを備え、通常遊技状態と、前記通常遊技状態よりも遊技者に有利な特典を付与する特別遊技状態と、特定の当選役の当選確率が通常遊技状態よりも高く設定された特定遊技状態)とを有する遊技機であって、
前記通常遊技状態において、前記抽選手段によって抽選される前記複数の抽選役が、所定の抽選役であった場合は、前記リール停止制御手段の停止操作順序に対応して、それぞれ所定の入賞ライン上に前記抽選役の図柄組合わせが停止するように制御されるとともに、前記所定の入賞ラインのうち、一の入賞ライン上に前記抽選役の図柄組合わせが停止した場合には、前記特定遊技に移行する特定遊技移行図柄が前記一の入賞ラインとは異なる入賞ライン上に同時に停止するように制御されることを特徴とする。
前記所定の抽選役は、少なくとも一つの小役及び所定のハズレで構成されていることを特徴とする。
さらには、前記所定の抽選役は、少なくとも一つの小役であって、前記小役は、少なくとも2種類の図柄組合わせを有していることを特徴とする。
前記所定の抽選役の図柄組合わせは、前記通常遊技状態において、前記特定遊技状態に移行する特定遊技移行図柄の図柄組合わせと同時に、又は単独で出現することを特徴とする。
前記特定遊技は、前記所定の抽選役が当選した場合において、前記リール停止制御手段の停止操作順序に応じて、いずれの入賞ライン上に前記抽選役に対応する図柄の組合わせを停止させるかによって、遊技者が任意に制御可能であることを特徴とする。
前記リール停止制御手段の停止操作順序は、適宜のタイミングで遊技者に報知されることを特徴とする。
前記各リールに描かれている図柄のうち、前記小役の図柄と、前記特定遊技移行図柄とは、互いに連続して配列され、それぞれ連続する一組が所定の間隔で複数個ずつ配列されていることを特徴とする。
外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるための複数のリール停止手段と、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段の抽選の結果、所定の抽選役に内部当選した場合に、5本の入賞ラインのうち、有効な入賞ライン上のいずれかに、前記所定の抽選役に対応する図柄組合わせを停止させる図柄停止制御手段とを備え、通常遊技状態と、前記通常遊技状態よりも遊技者に有利な特典を付与する特別遊技状態と、特定の当選役の当選確率が通常遊技状態よりも高く設定された特定遊技状態とを有する遊技機であって、
前記通常遊技状態において、前記抽選手段によって抽選される前記複数の抽選役のうち、少なくとも2種類の図柄の組合わせを有する少なくとも1つの小役と、少なくとも2つの特定遊技移行図柄を有し、前記小役図柄は、前記リール停止制御手段の停止操作順序に対応して、それぞれ所定の入賞ライン上に前記小役図柄が停止するように制御されるとともに、前記所定の入賞ラインのうち、一の入賞ライン上に前記小役図柄が停止した場合には、前記2つの特定遊技移行図柄のうちいずれかが、前記一の入賞ラインとは異なる入賞ライン上に同時に停止するように制御されることを特徴とする。
このような構成とすることにより、通常遊技中において、複数の抽選役のうち、少なくとも一つの小役が当選した場合、リール停止ボタンの操作順序に応じて、該小役が単独で内部当選する場合と、特定遊技状態であるRT遊技に移行できる特定遊技移行図柄の組合わせが同時に発生する場合とがあり、小役の入賞によるメダルの払出しに加えて、特定遊技に移行できるという二重の特典を有した遊技性に加え、遊技毎に遊技者が任意でどの停止パターンで該小役を入賞させるかを選択することができるため、より興趣に富んだ通常遊技状態を有する遊技機を提供することができる。
また、ハズレの場合であっても、リール停止ボタンの操作順序に応じて、特定遊技状態であるRT遊技に移行できる特定遊技移行図柄の組合わせを同時に発生させることができるため、通常遊技状態における倦怠感や損失感等を軽減し、遊技者の遊技に対する興味を継続させることができる。
また、該所定の抽選役を特定遊技移行図柄の組合わせと同時に発生させるか、又は単独で発生させるかは、該所定の抽選役をいずれの入賞ライン上に停止させるかによって決定され、また、該所定の抽選役を入賞させることが可能な入賞ラインは、リール停止ボタンの操作順序に対応付けられている。従って、いずれの入賞ライン上に該所定の抽選役の図柄組合わせを停止させるかは、遊技者が任意にリール停止ボタンの操作順序を選択することによって可能となるため、遊技者は、遊技状況に応じて、任意の入賞ライン上に該所定の抽選役を入賞させながら遊技を楽しむことができる。
さらには、リール停止ボタンの操作順序は演出表示されるため、該所定の抽選役が当選した際、遊技者は、容易に任意の入賞ライン上に該所定の抽選役を停止させることができ、該所定の抽選役が小役であった場合、取りこぼす恐れが少ないため、従来の遊技機に比べて小役入賞に対する期待感が高まり、興趣に富む遊技性を実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を、添付図面を参照して説明する。尚、同一の構成部分については、同一の符号を記すものとする。
図1は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の外観を示す正面図であり、図2は、図1のスロットマシンの前扉を開放した状態で視認される内部構造を示す正面図である。また、図3は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の遊技処理制御回路を示す概略ブロック図である。
図1、図2及び図3において、スロットマシン本体1の前扉2には、前面パネルが取り付けられており、この前面パネル内の透明な3つの表示窓7、8、9を通して、スロットマシン本体内部に並設されている3個のリール(回胴ともいう)4、5、6を観察できる。各リールの外周面には、例えば21個の図柄が等間隔で配列されており、図柄は、レギュラーボーナス図柄(RB)、小役図柄、リプレイ図柄等から構成され、各リールはそれぞれ異なる図柄配列となっており、表示窓7、8、9からは、各リールの上段、中段、下段にそれぞれ描かれた3個、合計9個の図柄を視認可能となっている。これらの表示窓7、8、9は、図柄表示領域を構成するものである。
表示窓7〜9には、入賞ラインが横方向に3本(L1、L2a、L2b)と、斜め方向に2本(L3a、L3b)の合計5本のラインが表示されるようになっている。各リールが順次停止し、この入賞ライン上のいずれかに特定の図柄が揃った場合に入賞となり、所定のメダルの払出しが行われる。
入賞ライン数は、メダル投入口3から投入されたメダル枚数、或いは、クレジットメダル表示部20にメダルがクレジットされている場合には、BETスイッチ49の押下操作によって設定されたメダル投入数に応じて有効本数が異なる。例えば1枚のメダルが投入された場合は、入賞ライン表示ランプ10の数字「1」が点灯し、1本の入賞ラインL1が表示され、2枚のメダル投入があった場合は、数字「2」が点灯し、3本の入賞ラインL1、L2a、L2bが表示さる。そして3枚のメダルが投入されると数字「3」が点灯して、5本全ての入賞ラインが表示される。
前扉2の両側にはサイドランプ18及びサイドスピーカー11、上方には上部ランプ16、また表示窓7〜9の上部には液晶表示部17が設けられ、表示窓の下方右側にゲーム回数や入賞回数等を表示するためのLED表示部23、24が設けられている。これらは各駆動回路を介して駆動され、ゲーム中の一般的な入賞報知やマシン動作の効果音、効果サウンド等出力する他、様々な内部抽選の結果を遊技者に報知するための表示手段を構成している。なお、ゲーム中の内部当選の報知は、上記表示手段の他に、別途個別の専用の告知表示部を設け、そこで行わせるようにしてもよい。
スロットマシン1の前面中央には、各リール4〜6を回転させるための可変表示始動手段であるスタートレバー12が設けられ、更に、各リールの回転を停止させるためのリール停止手段であるリール停止ボタン13〜15が各リールに対応して3個設けられている。
また、スロットマシンの前面下部のメダル受皿25は、投入されたメダルを返却する返却口(図示せず)や入賞時に獲得したメダルを払い出すメダル払出口(図示せず)から排出されたメダルを貯留するためのものである。
図2において、リール4〜6は、リールユニット26として構成され、各リール毎にリール駆動手段の一部であるステッピングモータ27が連結されており、このステッピングモータの駆動によって各リールを回転させ、各表示窓7〜9内にそれぞれリール4〜6を移動表示させる。各リール4〜6の内部には3個のランプケース28がそれぞれ設けられており、各ランプケース内にバックライト29が取り付けられている。各バックライトはランプ駆動回路(図示せず)を介して個別に点灯制御され、各リール毎に3個ずつ図柄を背面から照らすことができる。
また、リールユニットの下方には、メダルホッパー30と電源ユニット31が設けられている。電源ユニット31は、内部抽選の当選確率の設定値(例えば設定1から設定6までの6段階)を変更するための設定段階選択スイッチ32、設定スイッチの操作を有効とするための設定キースイッチ33等を備えている。
図3において、制御部はメイン制御部34とサブ制御部35とを備えている。メイン制御部はCPU36、クロック発生回路37、ROM38、RAM39、抽選処理部40、遊技制御部41、遊技数カウント部42、サブ制御部にデータを送出するための送出タイミング制御回路43及びデータ送出回路44等から主に構成されている。CPU36は入力ポート45及び出力ポート46を備えており、入力ポート45を介してメダルセンサ47、第1、2、3リールストップボタン操作部13〜15、スタートレバー12、第1、2、3リールインデックス48、BETスイッチ49等が接続されている。また、出力ポート46には、メダルブロックソレノイド50、スタートレバーLED51、BET表示ランプ21、LED表示部23、24、第1、2、3リールステッピングモータ27等の周辺装置が電気的に接続されている。各リールモータ27は、リール4〜6と同軸で連結されており、一定のステップ角で各リール4〜6を回転させる。リールインデックス48は、各リール4〜6が一回転する毎に発生するリセットパルスを検出し、その所定の基準位置からの回転角度をリールの回転位置として計数し、その計数値がCPU36に入力される。
また、ROM38には、スロットマシンで実行されるゲームシーケンスプログラムの他、図柄テーブル、入賞組合わせテーブル、抽選確率テーブル等、固定データが格納されており、RAM39は、CPU36が実行するプログラムの一時的なデータ記憶領域として使用される。
一方、サブ制御部35は、CPU54、音声LSI55、データ入力回路56、クロック発生回路57、制御用ROM58、RAM59、音声用ROM60、アンプ回路61等を備え、液晶(ドット)表示装置17、上部ランプ16、サイドランプ18、リールバックライト29、及びスピーカー11等が接続されている。
CPU36は、ゲームの状況に応じて、データ送出回路44に出力タイミング情報信号を出力し、データ送出回路44に出力されたこの出力タイミング情報信号を一時的に蓄えた後、送出タイミング制御回路43からの出力信号に基づいて、サブ制御部35のデータ入力回路56に出力する。
さらに、CPU36は、ゲームの進行状況に応じて、ROMに記憶されている固定データの中から必要なデータを呼び出すと共に、入出力ポートに接続されている各周辺機器からの入出力信号に基づいて遊技機の動作を制御している。
次に本発明のゲーム方法の概要を説明する。遊技者は、メダル投入口3からメダルを投入するか、クレジット表示部20にクレジットされたメダルがある場合にはBETスイッチ49を操作して投入するメダル枚数を任意に決定する。その投入されたメダル枚数に応じて入賞ラインが有効化され、スタートレバー12の操作によってゲームがスタートする。スタートレバー12が操作されるとリール4〜6が順次回転を開始し、遊技者は各リールに対応する各停止ボタン13〜15を操作してリールの回転を停止させる。通常、スターレバー操作後に、抽選処理部40により乱数がサンプリングされる。この内部抽選の結果、所定の抽選役(役物ともいう)に当選し、且つ、全てのリールが停止した時に特定の図柄が5本の入賞ラインのいずれかに沿って揃った場合に入賞となる。図柄組合わせの種類に対応する役は、予め決められており、その役に応じてメダルの払出しが行われる。なお、抽選役には、上述されたような、入賞時にメダルの払出しが行われる対象となる役物の他、メダルの払出しが行われない、「ハズレ」の図柄組合わせも含まれるものとする。
入賞ライン上に停止した図柄の組合わせが、レギュラーボーナス(RB)図柄であった場合は、RB遊技に移行でき、更なる払出しの増加が期待できる。RB遊技は、全部で12回のゲームを実行することができ、この間に所定役物の図柄組合わせが高確率で発生する。12回のゲームのうち、8回所定の役物の入賞があった場合にRB遊技が終了するものである。
また、入賞ライン上に停止した図柄の組合わせが、ビッグボーナス(BB)図柄であった場合は、BB遊技に移行できる。BB遊技は、BB遊技中に高確率で発生する小役を獲得していくBB中一般ゲーム(又は小役ゲーム)と称されるものと、上記RB遊技をセットにして構成された特別ゲームであり、BB中の一般ゲームの遊技回数及びBB中RB遊技の移行回数が上限値(例えば、それぞれ30回と3回)に達した場合、又は、BB遊技中におけるメダル獲得枚数が上限値(例えば400枚)に達した場合に終了する。
小役図柄の場合は、フラグが持ち越されないため、そのゲームでそれぞれの図柄を停止させることができた場合のみ所定の払出しが行われてゲームが終了となる。リプレイ図柄の場合はメダルを投入することなしに再度ゲームをスタートさせることができる。
さらには、特定遊技移行図柄の組合わせが揃った場合には、特定遊技であるRT(リプレイタイム)遊技に移行することができる。RT遊技とは、メダルを賭けないで1ゲームを遊技できるリプレイ図柄の当選確率が、通常遊技状態時よりも高く設定されており、所定回数(例えば10回、50回、100回等)の遊技を消化すると終了するものであり、遊技者は、消費メダルの減少を押さえて遊技を継続するとともに、その間に抽選役の当選を期待できる。
抽選役の内部抽選の結果は、複数の報知形態で遊技者に告知される。その一つはリーチ目予告であり、リーチ目とは、ボーナスフラグが成立している時にのみ出現するようリールが停止制御される図柄組合わせ(出目)であって、このリーチ目は機種によっては百種類以上存在する。熟練した遊技者はこのリーチ目を覚えることによって、ボーナスフラグの内部当選を瞬時に判別することができる。
また別の報知形態としては、遊技者が内部当選の有無を判別し易いように、視覚、聴覚、触感で遊技者に報知する表示手段を備えている。例えば、上部ランプ16、サイドランプ18、リールバックライト29、及び専用の告知ランプ(図示せず)等を点灯、点滅表示したり、スピーカー11から特定のサウンドを出力したり、さらには、液晶表示装置17等を設けて演出表示される。さらに、リール4〜6が回転を停止するときに通常回転とは異なる動作、例えば、逆回転や振動させて停止するように制御させることも可能である。また、これらの様々な手段を組合わせることによって、抽選役の内部当選の発生を異なる確率で遊技者に知らせることができる。例えば、専用の告知ランプが点灯したときは、100%の確率で所定の抽選役に内部当選していることを遊技者に告知し、その他例えばリールのバックライトの点滅パターンとスピーカーから出力される遊技音の組合わせによっては、所定の抽選役に100%内部当選している場合もあるし、内部当選していない場合(ガセ)もあるという、擬似演出を表示させることも可能である。
さらには、液晶表示装置では、所定の抽選役の内部当選の確率を、動画像を用いた複数の演出パターンの中から所定の選択条件に基づいて一つ、或いは複数のパターンの組合わせを選択して演出表示することができる。
図4のリール図柄テーブルには、左側に図柄番号を配し、左リール、中リール、右リールの各リールテープに描かれている、それぞれ21個の図柄に対応する数字が付されている。メイン制御部は、各リールが回転を停止した時に、入賞ライン上にどの図柄が停止しているかをこのテーブルを参照して判定する。本図においては、説明をわかり易くするために、説明上必要な図柄のみをシンボル画像で表し、その他の図柄を省略して空白としている。
本発明の第1の実施例において、小役「ベル1」の図柄組合わせとして「ベル」「ベル」「ベル」と、特定遊技であるRT遊技移行図柄の組合わせを構成する図柄として「JAC」「JAC」「チェリー」が設定されている。左リール、中リール、右リールの各リールの図柄配列上の特徴は、一つの小役図柄と、一つのRT遊技移行図柄が互いに連続して配置され、かつ、それぞれ連続する一組が、所定の間隔で複数組ずつ配列されていることにある。
さらに詳細に説明すると、左リール及び中リールでは、「JAC」と「ベル」が連続して2駒から3駒間隔で配置されており、右リールでは「スイカ」、「チェリー」及び「ベル」がほぼ連続し、且つ、「スイカ」を挟んで上下段に「チェリー」を連続して配列し、それらが1駒から2駒間隔で配置されている。従って、適宜のタイミングで各リールに対応する停止ボタンを操作すれば、「ベル」の入賞組合わせとなる各図柄を任意の入賞ライン上に引き込むことができ、「ベル」図柄を上段の入賞ライン上に停止させた場合には、「ベル」の単独入賞となり、「ベル」図柄を中段の入賞ライン上に停止させた場合には、「ベル」のすぐ上に配置されているRT遊技移行図柄の「JAC」及び「チェリー」も共に引き込まれて「ベル」のすぐ上段の図柄表示領域に停止することになる。
また、第1の実施例においては、小役「ベル1」が抽選されず、「ハズレ」が抽選された場合は、所定の「ハズレ」図柄組合わせ(本実施例においては、例えば、「ベル」「ベル」「スイカ」)を中段の入賞ライン上に引き込むように停止制御して、そのすぐ上に配置されているRT遊技移行図柄の「JAC」及び「チェリー」を上段の図柄表示領域に停止させ、RT遊技に入賞させるようにしたことを特徴とする。
また、第2の実施例として、小役である「ベル」の抽選役を、「ベル1」と、「ベル2」の図柄組合わせとして「ベル」「ベル」「スイカ」の2通り設定し、「ベル」が抽選された場合に、「ベル」の種類によって、リール停止ボタンの操作順序と、「ベル」が停止する入賞ラインとを異なるように制御することも可能である。
図5を参照して、本実施例における小役当選時の「ベル」図柄の組合わせ停止パターンとリール停止ボタンの操作順序の関係について説明する。図5の(a)及び(b)は、「ベル1」及び所定の「ハズレ」(又は「ベル2」)が当選した停止パターンをそれぞれ例示している。遊技中の乱数抽選において、「ベル1」が当選し、且つリール停止ボタンが順押し(左、中、右)された場合、「ベル」図柄は、(a)に示すとおり、図柄表示領域の上段横方向の入賞ライン上に沿って停止し、小役「ベル」の単独入賞となる。
また、上記の状態で、リール停止ボタンを逆押し(右、中、左)等の変則押しした場合は、「ベル」図柄は、図柄表示領域の中段横方向の入賞ライン上に揃うように停止制御が実行される。この場合、図4に示すように、左リール及び中リールの各「ベル」図柄の上には、「JAC」図柄が隣接して配置され、右リールの「ベル」図柄の上には、「チェリー」図柄が隣接して配置されているため、「JAC」「JAC」「チェリー」の図柄配列が、図柄表示領域上段横方向の入賞ライン上に同時に停止することになり、小役「ベル」の入賞と同時に特定遊技であるRT遊技も入賞させることができる。
一方、所定の「ハズレ」(又は「ベル2」)が当選した場合は、(c)に示すように、リール停止ボタンを順押ししたときに、所定の「ハズレ」図柄組合わせ(又は「ベル2」の図柄組合わせ)が図柄表示領域中段に停止するようにリールが停止制御され、その上段に特定遊技移行図柄の組合わせが揃い、RT遊技に入賞する。また、変則押しした場合は、(d)に示すように、所定の「ハズレ」図柄が図柄表示領域の上段横方向の入賞ライン上に沿って停止しするだけとなる。なお、第2実施例に従って「ベル2」を設定した場合には、「ベル」「ベル」「スイカ」の図柄組合わせは、「ベル」入賞となるため、小役「ベル」の入賞と同時に特定遊技であるRT遊技も入賞させることができる。
なお、リール停止ボタンの操作順序と「ベル」図柄を停止させる入賞ラインの関係は、上記に限定されるものではない。リールの停止ボタンの操作順序は、全部で6通り存在するため、複数のリール停止ボタン操作順序をそれぞれ異なる他の入賞ラインに対応付けることも可能である。本実施例においては、最初に押下するリール停止ボタンの操作に基づいて、その後操作されるリール停止ボタンに対応する2つのリールが停止制御される。従って、左リールに対応するリールの停止ボタンが最初に操作される操作順序は、順押し(左、中、右)の場合、及びハサミ押し(左、右、中)の場合の2通りがあるため、いずれの順序で操作した場合も、「ベル」図柄が図柄表示領域の所定の入賞ライン上(例えば上段)に停止するように制御され、それ以外の操作順序(変則押し)でリール停止ボタンが押された場合には、「ベル」図柄が図柄表示領域の上記とは異なる入賞ライン上(例えば中段)に停止するようにリールが停止制御されるように設定されている。
図6及び図7のリール停止制御テーブルを参照して、小役「ベル」に内部当選した場合の、「ベル」図柄のリール停止制御方法について説明する。図6は、順押し(又はハサミ押し)でリール停止ボタンが操作された場合に、図7は、変則押しでリール停止ボタンが操作された場合にそれぞれ使用される。各テーブルの左列には、図柄番号として0〜20の数字が記されており、これらの数字は、図4のリールの図柄テープの左側に付された図柄番号に対応しているとともに、リール停止ボタンを押下操作した時点で、図柄表示領域の下段に位置している図柄番号を示している。なお、第1回胴、第2回胴、第3回胴は、それぞれ、左リール、中リール、右リールに対応している。
また、図6(1)の第1回胴停止テーブルにおいて、「滑り駒」とは、停止ボタンを押した時に図柄表示領域の下段に位置する図柄が、停止するまでに移動する駒数を表し、例えば、第1回胴のリール停止ボタンを押下操作したときに、図柄番号6の図柄が図柄表示領域下段にあったときは、2駒滑らせて、図柄番号2の図柄が図柄表示領域上段に、図柄番号3の図柄が図柄表示領域中段に、図柄番号4の図柄が図柄表示領域下段に停止するように、第1回胴が制御されることになる。
図6(2)の第2、第3回胴停止テーブルにおいて、テーブル内の「1」の数字は、第2回胴、第3回胴のリール停止ボタンが操作されたときに、最寄の「1」がある図柄を図柄表示領域の下段に引き込むように制御される。従って、該テーブルを使用することにより、「ベル1」当選時は、常に「ベル」図柄の組合わせが図柄表示領域上段に、所定の「ハズレ」(又は「ベル2」)当選時は、「ベル」図柄の組合わせが図柄表示領域中段に停止することになる。
具体的な例を示してリール停止制御テーブルの制御方法について説明すると、「ベル1」に当選し、第1回胴(左リール)、第2回胴(中リール)、第3回胴(右リール)の順押しでそれぞれのリール停止ボタンが操作され、各リールの図柄表示領域下段に位置する図柄番号が、それぞれ「16」、「15」、「4」であったと仮定する。まず、第1回胴停止テーブルを参照し、第1回胴の図柄番号「16」の滑り駒数は「3」、第2、第3回胴停止テーブルとして、テーブル1を取得する。
次いで、第1回胴は、滑り駒数「3」であるから、第1回胴を3駒移動させて停止制御させるので、図柄番号「13」の図柄が図柄表示領域下段に位置し、図柄番号「11」の「ベル」図柄が上段に停止する。また、第2回胴は、図柄番号「15」が図柄表示領域下段にある位置で第2回胴リール停止ボタンが操作されているので、テーブル1の第2回胴図柄番号「15」から最も近い位置にある数字「1」を有する図柄番号「11」の図柄を図柄表示領域下段に引き込んで停止させる。第3回胴は、テーブル1の第3回胴の図柄番号「4」の位置に数字「1」があるので、そのまま図柄表示領域下段に図柄番号「4」の図柄を停止させる。従って、「ベル」図柄の組合わせが図柄表示領域の上段に停止することになり、「ベル」の単独入賞となる。所定の「ハズレ」(又は「ベル2」)当選時も、同様の制御が実行されるが、「ベル」図柄の組合わせは、図柄表示領域の中段に揃うため、その上段には、特定遊技移行図柄が自動的に表示され、特定遊技であるRT遊技を入賞させることができる。また、「ベル2」が設定されている場合には、小役「ベル」とRT遊技の同時入賞となる。
順押し又はハサミ押しでリール停止ボタンが操作されなかった場合、つまり、最初に左リールに対応するリール停止ボタンが操作されず、変則押しが行われた場合は、図7(1)及び(2)のリール停止制御テーブルが参照される。まず、最初のリール停止ボタン操作で、第1回胴用のリール停止ボタン以外の停止ボタンが操作されたことを検知すると、「ベル1」又は所定の「ハズレ」(又は「ベル2」)のいずれが抽選されているかが判定され、その当選フラグに応じて、テーブル3又はテーブル4のいずれかが選択される。そして、押下操作したそれぞれのリール停止ボタンに対応するリールと、それぞれの図柄表示領域下段に位置する図柄番号から、最も近い位置にある数字「1」が対応付けられている図柄を図柄表示領域下段に引き込むように各3つのリールが停止制御される。
例えば、「ベル1」に当選し、リール停止ボタンが、右、左、中の順番で操作され、それぞれの図柄表示領域下段に位置する図柄番号が、「16」「14」「3」であった場合、まずテーブル3が取得され、このテーブル3を参照して3つのリールの停止制御が実行される。第3回胴のリール停止ボタンの操作は図柄番号「3」が図柄表示領域下段に位置するタイミングであり、図柄番号「3」には、数字「1」が対応付けられているため、図柄番号「3」の図柄がそのまま下段に停止し、従って「ベル」図柄が中段に停止する。第1回胴は、図柄番号「16」が下段に位置し、且つ、数字「1」も対応付けられているため、図柄番号「16」の図柄がそのまま下段に停止し、第2回胴は、図柄番号「14」が下段に位置し、最も近い数字「1」が対応付けられている図柄番号は「10」であるため、図柄番号「10」の図柄が下段に引き込まれる。従って、「ベル」図柄の組合わせが図柄表示領域の中段に揃うため、その上段には、特定遊技移行図柄が自動的に表示され、小役「ベル」と、特定遊技であるRT遊技が同時入賞となる。所定の「ハズレ」(又は「ベル2」)当選時も、同様の制御が実行されるが、「ハズレ」(又は「ベル2」)図柄の組合わせのみが図柄表示領域の上段に停止することになる。
図8を参照して、本実施例におけるメイン遊技動作について説明する。尚、メイン遊技とは、遊技機を操作して行う1ゲームを示し、スタートレバーの操作から3個のリールの停止までを1ゲームとし、さらには、ゲームを実行する上で行われるメダルの投入操作、メダルの賭け数の設定、入賞判定、及びメダルの払出し処理等、通常遊技状態以外の遊技状態に移行するまでの付属的な動作、処理が含まれるものとする。
遊技機に電源が投入されると、再遊技自動投入処理が実行され(ステップ1)、割り込み処理を1回許可(ステップ2)した後、遊技メダルが投入チェック(ステップ3)、投入ボタンチェック(ステップ4)、精算ボタンチェック(ステップ5)、設定キーチェック(ステップ6)、スタートレバーチェック(ステップ7)がそれぞれ実行される。次に、スタートレバーが遊技者によって操作されたかを判定(ステップ8)し、Noの場合は、ステップ2に戻り、Yesの場合は、メダル投入信号を遊技制御基板に送信(ステップ9)し、遊技開始時の設定処理が実行される(ステップ10)。その後、確率抽選処理が行われ(ステップ11)、役物に当選した場合はその役物の内部当選フラグをRAM上の所定の領域に記憶し、次いで、リールの回転処理が実行される(ステップ12)。リールが回転を開始してから一定の時間が経過すると、遊技者はリール停止ボタン操作が可能となり、遊技者によってリール停止ボタンが操作されると、遊技機は、リール停止処理を実行(ステップ13)する。リール停止処理は、具体的には、リール停止ボタン操作が行われるまでリール回転処理を続行し、一方、リールの回転開始から所定時間経過してもリール停止ボタンが操作されない場合には、自動停止処理が実行される。その後、停止した図柄の組合わせに応じて入賞判定処理が実行される(ステップ14)。
図9を参照して、本実施例におけるメイン遊技中に小役「ベル」が当選した場合のリールの停止制御について説明する。まず、遊技者が図8に示した通常遊技をスタートさせ、同図ステップ11の確率抽選で、「ベル」に当選した場合、本発明においては、抽選役として設定されている小役「ベル1」と所定の「ハズレ」は、リールの停止操作順序に対応して、入賞ラインが選択される対象であるため、まず抽選役の種類に関して判定が行われる(ステップ101)。ステップ101で「ベル1」であれば、ステップ102に進み、リール停止ボタンの操作順序を報知し(ステップ102)、最初に第1回胴に対応する停止ボタンが操作されたかが判定される(ステップ103)。本実施例においては、第1回胴から停止操作される順序(順押し又はハサミ押し)と、第1回胴以外のリールから停止させる操作順序である変則押しとの場合において、リールの停止制御を異ならせている。従って、ステップ103においては、まず第1回胴に対応するリール停止ボタンが最初に操作されたかを判定し、Yesの場合は、第1回胴停止テーブルを選択し(ステップ104)、次いで第2、第3回胴を停止制御するためにテーブル1が選択される(ステップ105)。ステップ103においてNoの場合は、テーブル3が選択される(ステップ106)。結果として、「ベル1」に当選し、順押し(又はハサミ押し)でリール停止ボタンを操作した場合は、テーブル1に基づいて、「ベル」図柄の組合わせのみを図柄表示領域上段に停止制御させることができ、変則押しの場合は、「ベル」図柄の組合わせが図柄表示領域の中段に停止するとともに、そのすぐ上段には、特定遊技移行図柄の組合わせも同時に停止制御される。
ステップ101に戻って、判定結果が「ベル1」ではなかった場合、つまり、所定の「ハズレ」が抽選(ステップ107)されている場合は、ステップ102と同様にリール停止ボタンの操作順序を報知(ステップ108)するとともに、リール停止ボタンの操作順序を判定し(ステップ109)、最初に左側の停止ボタン(順押し又ハサミ押しした場合に最初に押下操作される)が操作された場合は、第1回胴停止テーブルを選択(ステップ110)するとともに、テーブル2が選択される(ステップ111)。ステップ109においてNoの場合、つまり、変則押しによって左側の停止ボタン以外の停止ボタンが操作されたと判断された場合は、テーブル4が選択される(ステップ112)。従って、所定の「ハズレ」の当選となった場合、順押し(又はハサミ押し)でリール停止ボタンを操作した場合は、テーブル2に基づいて、「ハズレ」図柄の組合わせが図柄表示領域中段に停止するとともに、そのすぐ上段には、特定遊技移行図柄の組合わせが停止制御され、変則押しの場合は、「ハズレ」図柄の組合わせのみが図柄表示領域の上段に停止する。ステップ107において、所定の「ハズレ」が抽選されていなかった場合は、従来と同様の「ハズレ」であるため、通常の「ハズレ」のリール停止制御テーブルが参照され(ステップ113)、入賞ライン上に入賞図柄の組合わせが停止しないように各リールが停止制御される。その後、選択されたテーブルに基づいて、各リールの滑り駒数が決定され(ステップ114)、次いで第1リール、第2リール、第3リールの各リールが停止制御される(ステップ115)。
次いで、図10及び図11を参照して第3の実施例について説明する。本実施例においては、小役「ベル」の図柄組合わせとして「ベル1」(「ベル」「ベル」「ベル」)と「ベル2」(「ベル」「ベル」「スイカ」)の2通りの組合わせと、更に、RT遊技移行図柄の組合わせとして「RT1」(「ベル」「ベル」「チェリー」)と「RT2」(「ベル」「ベル」「7」)の2通りの組合わせを持たせるようにし、図10に示すように、右リールの図柄配列において、「7」「スイカ」「チェリー」の各図柄を連続するように配列するとともに、各一連の図柄群同士は、1駒〜2駒間隔で位置するように配列されている。従って、第1及び第2実施例のリール停止制御テーブルを用いて遊技処理を実行すると、「ベル1」抽選時に、リール停止ボタンを逆押し(右、中、左)等の変則押しした場合は、「ベル1」図柄の組合わせが図柄表示領域の中段横方向の入賞ライン上に揃うように停止制御が実行される。この場合、左リール及び中リールの各「ベル」)図柄の上には、「JAC」図柄が隣接して配置され、右リールの「ベル」図柄の上には、「チェリー」図柄が隣接して配置されているため、「RT1」(「JAC」「JAC」「チェリー」)の図柄配列が、図柄表示領域上段横方向の入賞ライン上に同時に停止することになり、小役「ベル」の入賞と同時に特定遊技であるRT遊技も入賞させることができる(図11(b))。また、順押しした場合は、「ベル1」図柄が、図柄表示領域の上段横方向の入賞ライン上に沿って停止し、小役「ベル」が単独入賞となる(図11(a))。
また、「ベル2」が当選した場合は、リール停止ボタンを順押ししたときには、図11(c)に示すように、「ベル2」の組合わせが図柄表示領域中段に停止するようにリールが停止制御され、その上段に「RT2」図柄の組合わせが揃い、小役「ベル」とRT遊技が同時に入賞する。また、変則押しした場合は、「ベル2」図柄が、図柄表示領域の上段横方向の入賞ライン上に沿って停止し、小役「ベル」が単独入賞となる(図11(d))。
本実施例では、「ベル」図柄が中段の入賞ライン上に揃って停止した場合に、RT遊技に移行する特定遊技の図柄組合わせも停止する場合について説明したが、特定遊技の図柄組合わせの停止態様は、これに限定されるものではなく、例えば、各リールの停止ボタンの押下操作のタイミングによっては、特定遊技の図柄組合わせが、小役である「ベル」の当選、入賞と関係なく、単独で停止する場合もある。
また、「ベル2」の入賞図柄組合わせは、スイカに限定されるものではなく、他の図柄と構成するようにしてもよい。さらには、抽選役として設定される図柄も、JAC図柄、チェリー図柄、ベル図柄、スイカ図柄に限るものではなく、また、各リールに配置される位置及び配列間隔等もこれらに限定されるものではない。
さらに、本実施例においては、「ベル」図柄を停止させる入賞ラインを図柄表示領域の上段又は中段とし、それぞれにリール停止ボタンの操作順序を対応させるようにしたが、入賞ライン及び操作順序はこれらに限定されるものではなく、その他の入賞ライン(下段、右上がり、右下がり)に「ベル」図柄の組合わせが停止するように制御することも可能である。
本実施例においては、小役「ベル」が当選した場合、全てのリールにおいて、滑りを行わせる制御の対象としているが、滑り制御の対象は全リールに限定されるものではない。例えば、所定の条件が成立した場合に、少なくとも1つのリールを無制御とし、遊技者の技量によって、小役図柄を入賞させるようにすることも可能である。
また、本実施例においては、通常遊技状態において小役「ベル」が当選した場合に、入賞ラインの選択が行われる場合について説明しているが、本発明を実施可能な遊技状態は、通常遊技に限定されるものではなく、例えば、BB遊技中の小役ゲーム中に入賞ラインの選択が実行されるようにすることも可能である。
本発明の実施に係る遊技機を示す正面図である。 本発明の実施に係る遊技機の内部構造を示す正面図である。 本発明の実施に係る遊技機の概略ブロック図である。 本発明の第1及び第2実施例に係る図柄テーブルである。 本発明の第1及び第2実施例に係る「ベル」役図柄の停止パターンを示す図である。 本発明の第1及び第2実施例に係る順押し(又はハサミ押し)用リール停止テーブルとである。 本発明の第1及び第2実施例に係る変則押し用リール停止テーブルである。 本発明の実施に係るメイン遊技処理のフローチャートである。 本発明の第1実例施に係る「ベル」当選時のリール停止制御処理のフローチャートである。 本発明の第3実施例に係る図柄テーブルである。 本発明の第3実施例に係る「ベル」役図柄の停止パターンを示す図である。
符号の説明
1…スロットマシン
2…前扉
3…メダル投入口
4、5、6…第1、第2、第3リール
7、8、9…表示窓
10…入賞ライン表示ランプ
11…スピーカー
12…スタートレバー
13、14、15…リール停止ボタン
16…上部ランプ
17…液晶表示装置
18…サイドランプ
20…クレジット表示器
23、24…LED表示器
25…メダル受皿
26…リールユニット
27…ステッピングモータ
28…ランプケース
29…バックライト
30…メダルホッパー
31…電源ユニット
32…設定段階設定スイッチ
32…設定段キースイッチ
34…メイン制御基板
35…サブ制御基板

Claims (12)

  1. 外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるための複数のリール停止手段と、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段の抽選の結果、所定の抽選役に内部当選した場合に、5本の入賞ラインのうち、有効な入賞ライン上のいずれかに、前記所定の抽選役に対応する図柄組合わせを停止させる図柄停止制御手段とを備え、通常遊技状態と、前記通常遊技状態よりも遊技者に有利な特典を付与する特別遊技状態と、特定の当選役の当選確率が通常遊技状態よりも高く設定された特定遊技状態とを有する遊技機であって、
    前記通常遊技状態において、前記抽選手段によって抽選される前記複数の抽選役が、所定の抽選役であった場合は、前記リール停止制御手段の停止操作順序に対応して、それぞれ所定の入賞ライン上に前記抽選役の図柄組合わせが停止するように制御されるとともに、前記所定の入賞ラインのうち、一の入賞ライン上に前記抽選役の図柄組合わせが停止した場合には、前記特定遊技に移行する特定遊技移行図柄が前記一の入賞ラインとは異なる入賞ライン上に同時に停止するように制御されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記所定の抽選役は、少なくとも一つの小役及び所定のハズレで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記所定の抽選役は、少なくとも一つの小役であって、前記小役は、少なくとも2種類の図柄組合わせを有していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記所定の抽選役の図柄組合わせは、前記通常遊技状態において、前記特定遊技状態に移行する特定遊技移行図柄の図柄組合わせと同時に、又は単独で出現することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記特定遊技は、前記所定の抽選役が当選した場合において、前記リール停止制御手段の停止操作順序に応じて、いずれの入賞ライン上に前記抽選役に対応する図柄の組合わせを停止させるかによって、遊技者が任意に制御可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記リール停止制御手段の停止操作順序は、適宜のタイミングで遊技者に報知されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 前記各リールに描かれている図柄のうち、前記小役の図柄と、前記特定遊技移行図柄とは、互いに連続して配列され、それぞれ連続する一組が所定の間隔で複数個ずつ配列されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるための複数のリール停止手段と、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段の抽選の結果、所定の抽選役に内部当選した場合に、5本の入賞ラインのうち、有効な入賞ライン上のいずれかに、前記所定の抽選役に対応する図柄組合わせを停止させる図柄停止制御手段とを備え、通常遊技状態と、前記通常遊技状態よりも遊技者に有利な特典を付与する特別遊技状態と、特定の当選役の当選確率が通常遊技状態よりも高く設定された特定遊技状態とを有する遊技機であって、
    前記通常遊技状態において、前記抽選手段によって抽選される前記複数の抽選役のうち、少なくとも2種類の図柄の組合わせを有する少なくとも1つの小役と、少なくとも2種類の特定遊技移行図柄の組合わせを有し、前記小役図柄は、前記リール停止制御手段の停止操作順序に対応して、それぞれ所定の入賞ライン上に前記小役図柄が停止するように制御されるとともに、前記所定の入賞ラインのうち、一の入賞ライン上に前記小役図柄が停止した場合には、前記2つの特定遊技移行図柄のうちいずれかが、前記一の入賞ラインとは異なる入賞ライン上に同時に停止するように制御されることを特徴とする遊技機。
  9. 前記小役の図柄組合わせは、前記通常遊技状態において、前記特定遊技状態に移行する特定遊技移行図柄の図柄組合わせと同時に、又は単独で出現することを特徴とする請求項8に記載の遊技機。
  10. 前記特定遊技は、前記小役図柄が当選した場合において、前記リール停止制御手段の停止操作順序に応じて、前記小役図柄をいずれの入賞ライン上に停止させるかによって、遊技者が任意に制御可能であることを特徴とする請求項8又は9のいずれかに記載の遊技機。
  11. 前記リール停止制御手段の停止操作順序は、適宜のタイミングで遊技者に報知されることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の遊技機。
  12. 前記各リールに描かれている図柄のうち、前記小役の図柄と、前記特定遊技移行図柄とは、互いに連続して配列され、それぞれ連続する一組が所定の間隔で複数個ずつ配列されていることを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の遊技機。
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