JP5366103B2 - スロットマシン - Google Patents

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本発明は複数の確率テーブルを有するスロットマシンに関するものである。
従来の第1の技術として、役の当選可能性を遊技者に対して告知演出するスロットマシンが知られている。この告知演出は、スロットマシン内部の抽選において何らかの役に当選すると、非当選時とは異なる演出、例えばリールの内周側に設けたバックライトの点灯や、特定のサウンドの出力等を行うものである。
遊技者は、遊技中にこのような告知演出が行われることで、何らかの役に当選している可能性があることを知ることができる。
また、スロットマシンでは、各種の役の当選確率を定めた確率テーブルを用いて抽選を行っているが、従来の第2の技術として、小役の当選確率を若干変化させた高確率テーブルと低確率テーブルとを用いるものが知られている。通常の遊技中は、現在の出玉状況を判断して、出玉率の補正を行うべく、上記の2つの確率テーブルを切り替えつつ遊技を行うことによって、出玉率をある一定の傾斜値に近づけるような制御をしていた。
しかし、前述の従来の第1の技術では、例えば小役のように当選が当該遊技でのみ有効となる場合は、その遊技で当選した小役が入賞するかしないかにかかわらず、次遊技にその小役の当選を持ち越すことができない。したがって、全てのリールの停止後に小役の当選可能性の告知演出が行われると、当該遊技でその小役が入賞しなかった場合は、遊技者は、小役の取りこぼしを知るだけであった。よって、遊技者に何らの利益をももたらさず、面白みに欠けるという問題があった。
さらに、小役の当選可能性の告知演出を事前に行うようにしたとしても、遊技者は、当選可能性のある小役の種類までを知ることはできない。よって、上級者であっても、当選した小役を確実に入賞させることは困難であるという問題があった。
これを解決するため、本件出願人により、当選した小役の種類を報知する遊技態様を設け、この遊技態様下では、当選した小役を確実に入賞させることができるスロットマシンが提案されている(特願平11−347712号)。
一方、従来の第2の技術では、出玉率の補正のために確率テーブルを切り替えているにすぎず、遊技中の出玉率が大きく変化するものではなかった。また、遊技者は、いずれの確率テーブルを使用して抽選が行われているかも知ることができなかった。
これを解決するため、本件出願人により、複数の確率テーブルを設けるとともに、一方の確率テーブルが選択されたときは、メダル所有枚数を減らすことなくほぼ現状維持した遊技を継続できるものが提案されている(特願平11−320810号等)。
本発明は、上記2つの提案を融合させることにより、新たなスロットマシンを提供するものである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、
複数種類の特定小役を含む複数の役がそれぞれ所定の当選確率を有するように定められたものであって、第1確率テーブルと、再遊技の権利を遊技者に与える再遊技役の当選確率が前記第1確率テーブルの再遊技役の当選確率よりも高い値に設定された第2確率テーブルとを有する確率テーブルと、
前記確率テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と
を備え、
前記第1確率テーブルを用いている遊技において、前記役抽選手段で特別遊技に移行させるための特別役に当選したことを条件として、前記第2確率テーブルを用いる遊技を実行するようにし、
前記第2確率テーブルは、
(1)再遊技役の当選確率が前記第1確率テーブルよりも高く設定されていることにより、メダルの払出し枚数から投入枚数を引いた差枚数が前記第1確率テーブルよりも減少しないように設定されており、
(2)前記役抽選手段で特定小役に当選したときに、当選した特定小役を入賞させるための情報が報知されなければ、前記差枚数が遊技回数の増加に伴い減少していくように設定されており、
(3)前記役抽選手段で特定小役に当選したときに、当選した特定小役を入賞させるための情報が報知されることによってその特定小役を入賞させつつ遊技を行うときは、前記差枚数が遊技回数の増加に伴い増加していくように設定されている
ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第2確率テーブルが用いられる遊技において特定小役の当選時に当選した特定小役を入賞させるための情報が報知される遊技では、メダル所有枚数を増加させながら遊技を行うことができる
本実施形態におけるスロットマシンの外観を示す正面図である。 本実施形態における各リールの外周面の21個の図柄配列を示す平面図である。 本実施形態における役と、その役に対応するリールの図柄の組合せとを示す図である。 本実施形態のスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 本実施形態の第1確率テーブル及び第2確率テーブルにおける役の当選確率を示す図である。 第1確率テーブル及び第2確率テーブルの傾斜値を説明する図である。 通常遊技態様と特定遊技態様との各遊技における傾斜値を説明する図である。 通常遊技態様の遊技からBBゲームの終了までの遊技の流れを示すフローチャートである。 報知有のBBゲームにおける遊技の流れを示すフローチャートである。 特定遊技態様における遊技の流れを示すフローチャートである。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の外観を示す正面図である。
図1において、スロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられ、このフロントパネル20内には、3つの透明な表示窓21が設けられている。一方、筐体内部であって表示窓21の後方には、各表示窓21に対応して3つのリール31が配置されている。
なお、各リール31には、(ステッピング)モータ32(図4参照)が連結されており、このモータ32の駆動により、リール31が回転される。
リール31は、リング状体であり、このリング状体の外周面には、図2に示す図柄(役を構成する図柄等)を印刷したリールテープが貼り付けられている。
1つのリール31には、21個の図柄が等間隔で配列され、各リール31ごとに異なった図柄配列がなされている。そして、表示窓21内から、リール31の図柄配列の一部が見えるようになっている。
フロントパネル20の表示窓21を含む部分には、5本の有効ライン22が設定されている。この有効ライン22は、水平方向の上段、中段及び下段の3本の各有効ライン22a、22b及び22cと、右下がり及び左下がりの斜め方向の2本の有効ライン22d及び22eとから構成されている。
そして、水平方向の上段、中段及び下段の3本の各有効ライン22a、22b及び22c上に、各表示窓21から見えるリール31の上下に連続する3図柄が位置している。
フロントパネル20の右下側にはメダル投入口23が設けられており、ここから遊技者によってメダルが投入されると、投入されたメダル枚数に応じて有効ライン22が有効化される。投入枚数が1枚のときは水平方向中段の1本の有効ライン22b、2枚のときは水平方向の3本の有効ライン22a、22b及び22c、3枚のときは5本の全ての有効ライン22a〜22eが有効化される。
また、筐体の前面部には、スタートスイッチ41及びストップスイッチ42が設けられている。スタートスイッチ41は、リール31の回転をスタートさせるときに遊技者が操作するスイッチである。ストップスイッチ42は、各リール31ごとに独立して3つ並設され、遊技者がそれぞれのリール31の回転を停止するときに操作するスイッチである。
フロントパネル20内において、表示窓21の図中、右側には、文字情報表示部24が設けられている。文字情報表示部24は、例えばドットディスプレイや液晶表示装置からなるものであり、後述するが、「赤」や「青」等のように、スロットマシン10内部の抽選において、特定小役が当選したときに、その当選した特定小役を文字情報によって遊技者に報知するためのものである。
さらに、表示窓21の図中、左側には、当選報知表示部25が設けられている。当選報知表示部25は、上記の文字情報表示部24と同様に、特定小役が当選したときに、それを遊技者に報知するためのものである。本実施形態では、当選報知表示部25の盤面には、図中上側からそれぞれ「7(赤色)」、「7(青色)」、及び「BAR」と表示されており、これらの各表示部分の裏側(筐体内部)には、それぞれ独立してランプ(図示せず)が設けられている。そして、このランプの点灯により、各表示部分が独立して照光されるように構成されている。
図2は、本実施形態における各リール31の外周面の21個の図柄配列を示す平面図である。なお、図2では、実際の図柄とは異なり、文字によって図柄を表現している。例えば「赤7」とは、赤色に着色された「7」の図柄を意味する。
リール31に表示された図柄は、「赤7」、「青7」、「BAR」、「ベル」、「チェリー」、「スイカ」及び「プラム」の7種類から構成されている。そして、これらの図柄の組合せに対応する役が予め定められている。
図3は、本実施形態における役と、その役に対応するリール31の図柄の組合せとを示す図である。役は、特別役であるBB(ビックボーナス)及びRB(レギュラーボーナス)、3種類の特定小役A、B及びC、一般の小役1及び2、並びに再遊技役(リプレイ)とから構成されている。
BBとは、通常の遊技から、特別遊技の1つであるBBゲーム(遊技者によって有利となる遊技)に移行させるための役である。BBゲームに移行すると、先ず、第1遊技に移行する。この第1遊技では、小役(特定小役及び一般の小役の双方を含む)及び第2遊技に移行するための移行役の抽選が行われる。そして、第1遊技中に移行役が入賞したときは、特別遊技の第1遊技から第2遊技(ボーナスゲーム)に移行する。
第2遊技とは、所定役が高確率で入賞する遊技を、規定入賞回数又は規定遊技回数だけ行うものである。この第2遊技において、規定入賞回数又は規定遊技回数に到達したときは、再度、第1遊技に戻る。そして、第1遊技の遊技回数が規定回数に到達するか、又は第1遊技から第2遊技への移行回数が規定回数に到達するまで、第1遊技と第2遊技とを繰り返すようにしたものである。第1遊技から第2遊技への移行回数が規定回数目であるときは、その第2遊技の終了によって、BBゲームが終了する。
また、RBとは、通常の遊技から、特別遊技の1つであるRBゲーム(遊技者によって有利となる遊技)に移行させるための役である。RBゲームに移行すると、上記のBBゲーム中の第2遊技(ボーナスゲーム)を1セット、すなわち所定役が高確率で当選する遊技を規定入賞回数又は規定遊技回数だけ行うものである。
小役(特定小役及び一般の小役)とは、図3で示した予め定めた枚数のメダルが払い出される役である。
また、再遊技役とは、当該遊技でのメダルの投入枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
以上の各種の役に対応する、リール31の図柄の組合せが予め図3のように定められている。そして、全てのリール31の停止時に、有効ライン22に停止した図柄の組合せが予め定められた役の図柄の組合せと一致するときは、その役の入賞となる。例えば、全てのリール31の停止時に、有効ライン22上の図柄の組合せが「赤7」−「赤7」−「赤7」である場合は、BBの入賞となり、15枚のメダルが払い出されるとともに、BBゲームに移行する。3つの「青7」又は「BAR」の図柄の組合せが有効ライン22上に揃って停止したときも同様である。
また、「赤7」−「赤7」−「BAR」、又は「青7」−「青7」−「BAR」の図柄の組合せが有効ライン22上に停止したときは、RBの入賞となり、15枚のメダルが払い出されるとともに、RBゲームに移行する。
さらに、「赤7」、「青7」又は「BAR」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せが有効ライン22上に停止すると、特定小役の入賞となり、15枚のメダルが払い出される。
さらには、「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」の図柄の組合せが有効ライン22上に停止したとき、又は有効ライン22上に左リール31の「チェリー」が停止したときは、一般の小役の入賞となり、それぞれ8枚又は2枚のメダルが払い出される。
また、「プラム」−「プラム」−「プラム」の図柄の組合せが有効ライン22上に停止すると、再遊技役の入賞となり、前遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技を行うことができる。
次に、スロットマシン10の制御について説明する。図4は、本実施形態のスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
(遊技制御手段)
遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行制御等、スロットマシン10全体の制御を司る部分であり、例えばCPU、ROM及びRAM等を有する制御基板等から構成されたものである。この遊技制御手段60の入力側には、上述のスタートスイッチ41やストップスイッチ42等が電気的に接続されており、その出力側には、各リール31に連結されたモータ32、上述の文字情報表示部24や当選報知表示部25等が電気的に接続されている。
遊技者によりスタートスイッチ41がオンされると、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41のオンの信号を検知するので、モータ32を駆動して各リール31を始動させるとともに、役の抽選等を行う。
次に、遊技者によりストップスイッチ42がオンされると、遊技制御手段60は、ストップスイッチ42のオンの信号を検知するので、その信号と役の抽選結果等とに基づいて有効ライン22上に停止させるべきリール31の図柄を決定し、有効ライン22上にそれぞれ所定のリール図柄が停止するように、モータ32を停止制御する。
そして、遊技制御手段60は、有効ライン22上に停止したリール31の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致するか否かを判別し、一致するとき(入賞時)は、成立役に応じてメダルの払出し等の処理を行う。
(役抽選手段)
役抽選手段61は、役(特別役(BB及びRB)、特定小役、一般の小役又は再遊技役)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハード乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選手段61の乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、例えば遊技者によりスタートスイッチ41がオンされた時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段が抽出した乱数値を、後述する所定の確率テーブル62と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値がBB当選領域に属する場合は、BBの当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
(確率テーブル)
確率テーブル62は、それぞれの役の当選確率を定めたものである。本実施形態では、確率テーブル62は、第1確率テーブル62a、第2確率テーブル62b等を備えている。
図5は、本実施形態の第1確率テーブル62a及び第2確率テーブル62bにおける役の当選確率を示す図である。
図5において、第1確率テーブル62aは、従来より用いられている確率テーブルと何ら変わるところはない。役は、上述のように、BB、RB、特定小役A〜C、小役1及び2、並びに再遊技役を備え、それぞれ当選確率が定められている。なお、役の当選確率は、通常、メダルの投入枚数(1〜3枚)ごとに定められているが、本実施形態では、説明の便宜上、省略している。
第1確率テーブル62aと第2確率テーブル62bとでは、特別役及び各種の小役の当選確率は、等しく設定されており、再遊技役の当選確率のみが異なる。再遊技役の当選確率は、第1確率テーブル62aでは、1/7.3(約13.7%)に設定されているのに対し、第2確率テーブル62bでは、1/1.6(62.5%)に設定されており、第1確率テーブル62aの再遊技役の当選確率より大幅に高く設定されている。
ここで、確率1/1(100%)から、全ての役の当選確率を合計したものを引いた確率が、いずれの役にも当選しない非当選確率である。第1確率テーブル62aでは、非当選確率は、約67%である。
これに対し、第2確率テーブル62bでの非当選確率は、約18.2%である。これにより、第1確率テーブル62aでは、非当選の確率が最も高い値を有するが、第2確率テーブル62bでは、再遊技役の当選確率は、非当選確率よりも高く設定されている。
なお、図示を省略するが、確率テーブル62には、これらの第1確率テーブル62a及び第2確率テーブル62b以外に、特別遊技用確率テーブルが設けられている。例えば、BBゲーム用の確率テーブルには、第1遊技用確率テーブル及び第2遊技用確率テーブルが設けられている。第1遊技用確率テーブルは、各種の小役及び移行役がそれぞれ所定の当選確率を有するように定められている。また、第2遊技用確率テーブルは、所定役が高い当選確率を有するように定められている。
そして、各確率テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有するとともに、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられている。例えば第1確率テーブル62a及び第2確率テーブル62bでは、抽選領域中の各役の当選領域は、それぞれ図5で示した当選確率となるように、所定の割合に設定されている。
続いて、確率テーブル62の傾斜値について説明する。
図6は、第1確率テーブル62a及び第2確率テーブル62bの傾斜値を説明する図である。なお、この傾斜値は、メダル投入枚数が3枚のときの値であって、再遊技役の当選確率を含む値である。
図6に示すように、横軸に遊技回数をとり、縦軸にメダルの払出し枚数と投入枚数との差枚数(差枚数=払出し枚数−投入枚数)をとったとき、特別遊技でない遊技では、遊技回数の増加とともに、差枚数は次第に減少していく。この差枚数の減少率を示すものが傾斜値である。
そして、第2確率テーブル62bの傾斜値は、第1確率テーブル62aの傾斜値より高く設定されている。
第1確率テーブル62aは、従来より広く用いられている一般的な傾斜値を有するが、第2確率テーブル62bは、100%に近い傾斜値を有する。すなわち、第2確率テーブル62bが使用されると、BBやRB、各種の小役が所定の確率で当選するとともに、再遊技役が頻繁に(62.5%の確率で)当選し、遊技の継続によっても、第1確率テーブル62aが使用されたときのように所有メダル枚数が減少しない状態となる。
説明を図4に戻す。
(特別遊技実行手段)
特別遊技実行手段63は、役抽選手段61で特別役(BB又はRB)が当選し、かつ特別役の図柄の組合せが有効ライン22上に停止して入賞したときは、通常の遊技から特別遊技(BBゲーム又はRBゲーム)に移行させ、特別遊技を行わせるものである。
特別遊技中は、特別遊技実行手段63は、特別遊技中の遊技の進行等を制御するものである。例えば、BBゲーム中における第2遊技での所定役の入賞回数や、第1遊技及び第2遊技の遊技回数をカウントする手段、BBゲーム中の第1遊技から第2遊技への移行回数をカウントする手段、特別遊技の終了条件を満たしたか否かを判別する手段、特別遊技の終了条件を満たしたと判別したときは特別遊技を終了するように制御する手段等、各種の手段を備える。
(遊技態様決定手段)
遊技態様決定手段64は、遊技態様を、通常遊技態様又は特定遊技態様に決定するものである。
ここで、通常遊技態様とは、第1に、第1確率テーブル62aを使用して役抽選手段61による役の抽選を行う遊技態様を含むものである。すなわち、一定の比率でメダルが減少していく遊技態様である。
これに対し、特定遊技態様とは、第1に、特定条件が満たされないことを条件に少なくとも複数回の遊技で継続して第2確率テーブル62bを使用して役抽選手段61による役の抽選を行う遊技態様を含むものである。すなわち、再遊技役が頻繁に当選する遊技態様である。
さらに、通常遊技態様では、第2に、役抽選手段61で特定小役が当選したときであっても特定小役の当選を遊技者に報知しないで遊技を行う非報知遊技態様を含むものである。この遊技態様では、遊技者は、特定小役の当選を知り得ないので、当選した特定小役が入賞するとは限らない。
これに対し、特定遊技態様では、第2に、役抽選手段61の抽選結果に基づいて特定小役の当選を遊技者に報知して遊技を行う報知遊技態様を含むものである。すなわち、報知遊技態様では、特定小役が当選したときは、その旨が報知されるので、遊技者は、当選した特定小役が入賞するようにストップスイッチ42を操作することができる。
図7は、通常遊技態様と特定遊技態様との各遊技における傾斜値を説明する図である。なお、この傾斜値は、図6と同様に、メダル投入枚数が3枚のときの値であって、再遊技役の当選確率を含む値である。また、特定遊技態様の遊技では、当選した特定小役の入賞率が100%の場合、すなわち、遊技者は、特定小役の当選時は、ストップスイッチ42の操作によって、その当選した特定小役を確実に入賞させた場合を示す。
図7に示すように、横軸に遊技回数をとり、縦軸に差枚数をとったとき、通常遊技態様の遊技では、図6の第1確率テーブル62aの使用時と同様に、遊技回数の増加とともに、差枚数は次第に減少していく。
これに対し、特定遊技態様では、第2確率テーブル62bが使用されることによって最低でも図6の第2確率テーブル62bの傾斜値になるとともに、さらに、当選した特定小役を確実に入賞させれば、遊技回数の増加とともに、差枚数は次第に増加していく。
これにより、特定遊技態様では、当選した特定小役を全く入賞させることができない初級者であっても、図6の第2確率テーブル62bの傾斜値で示したように、メダル所有枚数がほとんど減らない遊技を行うことができる。さらに、当選した特定小役を確実に入賞させることができる上級者にあっては、図7の特定遊技態様の傾斜値で示すように、メダル所有枚数を増加させつつ遊技を行うことができる。
本実施形態では、遊技態様決定手段64は、特別遊技の1つであるBBゲームの終了後の遊技態様を、通常遊技態様又は特定遊技態様に決定する。また、遊技態様決定手段64は、役抽選手段61で説明したものと同様の乱数発生手段等を用いる。そして、BBの当選時に、遊技態様決定手段64の乱数発生手段で発生した乱数を抽出し、その乱数値に基づいて、通常遊技態様又は特定遊技態様のいずれかに決定する。本実施形態では、それぞれ1/2の確率で、通常遊技態様又は特定遊技態様に決定される。
したがって、遊技態様決定手段64の乱数発生手段において、例えば、10進法で0〜65535の乱数を発生させるとすると、抽出された乱数値が0〜32767の範囲にあるときは通常遊技態様に決定し、抽出された乱数値が32768〜65535の範囲にあるときは特定遊技態様に決定する。
なお、この決定は、役抽選手段61でBBが当選した時以降で、BBゲームの終了時までの間のうち、いつ行っても良い。
また、役抽選手段61による抽選とともに、遊技態様決定手段64による遊技態様の決定を行うことも可能である。例えば役抽選手段61の上記確率テーブル62において、BB当選領域を2つに区分し、一方の領域を通常遊技態様に決定される領域とし、他方を特定遊技態様に決定される領域とすれば良い。
(特別遊技中遊技態様決定手段)
特別遊技中遊技態様決定手段65は、特別遊技中の少なくとも一部の遊技態様、特に本実施形態では、BBゲームの第1遊技の遊技態様を、報知遊技態様又は非報知遊技態様に決定するものである。
さらに本実施形態では、特別遊技中遊技態様決定手段65は、BBゲームの終了後に特定遊技態様の遊技に移行した場合において、この特定遊技態様の遊技中に、役抽選手段61でBBに当選したときは、そのBBの当選に係るBBゲームの第1遊技の遊技態様を、報知遊技態様に決定する。これに対し、通常遊技態様の遊技中に、役抽選手段61でBBに当選したときは、そのBBの当選に係るBBゲームの第1遊技の遊技態様を、非報知遊技態様に決定する。
(特定遊技態様中遊技回数カウント手段)
特定遊技態様中遊技回数カウント手段66は、BBゲームの終了後に特定遊技態様の遊技に移行したときに、その特定遊技態様での遊技回数をカウントするものであり、カウンター等が使用される。このように、特定遊技態様の遊技での遊技回数をカウントするのは、特定遊技態様の遊技回数に上限を設けているためである。本実施形態では、特定遊技態様の遊技回数が100回に到達したときは、特定遊技態様での遊技を終了し、通常遊技態様の遊技に戻るようにしている。
(特定小役当選報知制御手段)
特定小役当選報知制御手段67は、特定遊技態様又は報知遊技態様の遊技中に、特定小役が当選したときは、当選した特定小役を遊技者に対して報知するように制御するものである。
ここで本実施形態では、特定小役当選報知制御手段67は、スタートスイッチ41がオンされた後、全てのストップスイッチ42がオンされるまでの間、例えばスタートスイッチ41がオンされた直後に報知するように制御する。これは、以下の理由による。
特定小役が当選したときは、その当選は当該遊技でのみ有効であり、その当選を次遊技に持ち越すことはできないように設定されている。いいかえると、特定小役が当選した遊技でその特定小役が入賞しなかったときは、当選により発生した権利も消滅する。このため、特定小役の当選時には、その特定小役を入賞させるように、すなわち特定小役を構成する図柄が有効ライン22に停止するように遊技者がストップスイッチ42を操作することを可能とするため、少なくとも全てのストップスイッチ42がオンされるまでの間に報知するようにしている。
当選した特定小役の報知は、図1で示した文字情報表示部24及び当選報知表示部25との双方により行われる。
ここで、3種類の特定小役A〜Cの図柄の組合せは、図3で示したように、「赤7」、「青7」又は「BAR」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せであり、左リール31の図柄のみが異なり、中リール31及び右リール31の図柄は、いずれの特定小役であっても「ベル」である。したがって、左リール31の図柄のみを遊技者に報知すれば、遊技者は、どの特定小役が当選したのかを知ることができる。
このため、例えば「赤7」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せからなる特定小役Aが当選したときは、文字情報表示部24に「赤」の文字を表示するとともに、当選報知表示部25の「7(赤色)」の図柄部分が照光するようにランプを点灯させる。
同様に、「青7」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せからなる特定小役Bが当選したときは、文字情報表示部24に「青」の文字を表示するとともに、当選報知表示部25の「7(青色)」の図柄部分が照光するようにランプを点灯させる。
さらに同様に、「BAR」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せからなる特定小役Cが当選したときは、文字情報表示部24に「BAR」の文字を表示するとともに、当選報知表示部25の「BAR」の図柄部分が照光するようにランプを点灯させる。
このように、当選した特定小役ごとに異なる態様で遊技者に報知すれば、遊技者は、当選した特定小役の種類を判別することができるようになる。
ここで、各特定小役A〜Cの当選確率は、図5で示したように、それぞれ1/19.5である。よって、いずれかの特定小役が当選する確率は3/19.5になる。そして、特定小役の当選時に、その当選した特定小役の種類が報知されれば、遊技者は、左リール31の停止時に当選した特定小役を構成する図柄(「赤7」、「青7」又は「BAR」)が有効ライン22上に停止するようにストップスイッチ42を操作することができるようになる。これにより、BBゲームの終了後の特定遊技態様又はBBゲーム中の報知遊技態様の遊技では、3/19.5の確率で特定小役を入賞させることが可能になる。
これに対し、特定小役の当選が報知されないときは、遊技者は、いずれかの特定小役が3/19.5の確率で当選することは知っていても、当該遊技で特定小役が当選しているか否か、及びいずれの特定小役が当選しているのかを知ることはできない。
図2で示したように、左リール31の特定小役を構成する図柄である「赤7」、「青7」及び「BAR」は、それぞれ2番、9番及び16番に配置されている。すなわち、これらの各図柄は、7つの図柄間隔で配置されている。
このように配置したのは、以下の理由による。
スロットマシン10では、リール31の停止制御が行われている。これは、スロットマシン10内部での役の抽選において役が当選した場合に、ストップスイッチ42のオンを検知した位置ではその役に係る図柄が有効ライン22上に停止しないときは、リール31を停止時に移動制御することにより、有効ライン22上にその役に係る図柄を積極的に停止させることで、当選した役の入賞確率を高めるようにしている。そして、リール31の停止制御は、通常、190ms以下(ストップスイッチ42のオンを検知した位置から数えて、5図柄以内)に設定されている。したがって、当選した役に係る図柄から数えて5図柄前までの図柄のいずれかが有効ライン22上に位置する時にストップスイッチ42をオンすれば、当選した役に係る図柄は、有効ライン22上に停止することになる。
例えば、3枚のメダルを投入して遊技を行った場合において、「赤7」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せである特定小役Aが当選したときは、左リール31の6番、7番及び8番の各図柄がそれぞれ有効ライン22a、22b及び22c上に位置する瞬間から、21番、1番及び2番の各図柄がそれぞれ有効ライン22a、22b及び22c上に位置する瞬間までの間にストップスイッチ42がオンされれば、2番の「赤7」は、いずれかの有効ライン22a、22b又は22c上に停止制御される。
一方、それ以外の位置でストップスイッチ42がオンされたときは、たとえ特定小役Aが当選した場合であっても、2番の「赤7」は、有効ライン22上には停止せず、入賞することはない。
以上により、特定小役の当選が報知される特定遊技態様又は報知遊技態様では、当選した特定小役が報知されれば、遊技者は、高い確率で、当選した特定小役に係る図柄を有効ライン22上に停止させることができる。
しかし、特定小役の当選が報知されない通常遊技態様又は非報知遊技態様では、遊技者は、特定遊技態様又は報知遊技態様の遊技時の1/3でしか特定小役を入賞させることができない。例えば、遊技者が、「青7」に係る特定小役Bが当選していると予測して、有効ライン22上に「青7」の図柄が停止するように左リール31のストップスイッチ42を停止操作した場合において、現にその特定小役Bが当選していれば、特定小役Bに係る「青7」の図柄は、いずれかの有効ライン22a、22b又は22c上に停止する。なお、このときは、左リール31の左リール31の13番、14番及び15番の各図柄がそれぞれ有効ライン22a、22b及び22c上に位置する瞬間から、7番、8番及び9番の各図柄がそれぞれ有効ライン22a、22b及び22c上に位置する瞬間までの間にストップスイッチ42がオンされることが条件となる。
しかし、遊技者の予測が外れて、左リール31の図柄が「赤7」又は「BAR」である特定小役A又はCが当選しているときは、遊技者がストップスイッチ42をオンした位置からは、左リール31の2番の「赤7」や、16番の「BAR」は、有効ライン22上に停止することができない。すなわち、2番の「赤7」がいずれかの有効ライン22上に停止するためには、上述の範囲でストップスイッチ42がオンされなければならないからである。同様に、16番の「BAR」がいずれかの有効ライン22上に停止するためには、20番、21番及び1番の各図柄がそれぞれ有効ライン22a、22b及び22c上に位置する瞬間から、14番、15番及び16番の各図柄がそれぞれ有効ライン22a、22b及び22c上に位置する瞬間までの間にストップスイッチ42がオンされなければならないからである。
また、1枚のメダルを投入して遊技を行った場合は、有効化される有効ライン22は、有効ライン22bのみである。よって、上記の例において、「赤7」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せである特定小役Aが当選したときは、左リール31の2番から6番までの図柄が有効ライン22b上に位置する瞬間にストップスイッチ42がオンされれば、2番の「赤7」は、有効ライン22b上に停止制御されることになる。それ以外の位置でストップスイッチ42がオンされたときは、たとえ特定小役Aが当選した場合であっても、有効ライン22b上に2番の「赤7」は停止せず、入賞することはない。
なお、図2に示すように、中リール31及び右リール31では、「ベル」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、いずれかの特定小役の当選時は、中リール31及び右リール31については、どの位置でストップスイッチ42がオンされても、「ベル」の図柄が有効ライン22上に停止制御される。
例えば、BBゲームの終了後、特定遊技態様で100回の遊技が行われる場合において、1遊技で3枚のメダルを投入して遊技を行うものとする。このとき、特定小役の入賞時のメダルの純増枚数は12枚となる。よって、特定遊技態様の遊技中に、特定小役によって得られるメダル枚数は、
12(純増枚数)×100(遊技回数)×3/19.5(いずれかの特定小役の当選確率)×1/1(入賞率)=約185枚
となる。
これに対し、通常遊技態様では、
12(純増枚数)×100(遊技回数)×3/19.5(いずれかの特定小役の当選確率)×1/3(入賞率)=約62枚
となり、両者で約123枚のメダル枚数差が生じる。
以上により、特定遊技態様と通常遊技態様とで、メダルの獲得枚数に大きな差を設けることができる。また、このような異なる遊技態様を設けることで、遊技内容の幅を広げることができる。
さらに、上述のように、本実施形態では、特定遊技態様の遊技中にBBに当選したときは、そのBBの当選に係るBBゲームの第1遊技の遊技態様が報知遊技態様に決定される。
BBゲームの第1遊技中は、特定小役も含めた小役の抽選を行っている。そして、この抽選において特定小役が当選した場合であっても、非報知遊技態様であるときは、特定小役の当選が遊技者に報知されることはなく、従来のBBゲームの第1遊技と何ら変わるところはない。
しかし、上述のように、報知遊技態様に決定された場合は、BBゲームの第1遊技において、特定小役の当選時には、3種類の特定小役のうちいずれの特定小役が当選したかが遊技者に対して報知される。
すなわち、BBゲームの第1遊技中においても、報知遊技態様と非報知遊技態様との遊技で、特定小役の入賞率に3倍の差がつくことになる。
例えば、BBゲームの第1遊技の遊技回数の上限値を30回とする。そして、1遊技で3枚のメダルを投入するとともに、第1遊技を上限値の30回まで行ったとする。また、BBゲームの第1遊技用確率テーブルでは、各特定小役の当選確率は、1/6であるものとする。このとき、BBゲームの第1遊技で報知遊技態様に決定されたときは、特定小役によって得られるメダル枚数は、
12(純増枚数)×30(遊技回数)×3/6(いずれかの特定小役の当選確率)×1/1(入賞率)=180枚
となる。
これに対し、非報知遊技態様では、
12(純増枚数)×30(遊技回数)×3/6(いずれかの特定小役の当選確率)×1/3(入賞率)=60枚
となり、BBゲームの第1遊技によって、両者で120枚のメダル獲得枚数の差が生じることになる。
続いて、スロットマシン10の遊技の流れについて、フローチャートに基づいて説明する。
図8は、通常遊技態様の遊技からBBゲームの終了までの遊技の流れを示すフローチャートである。
先ず、遊技者は、メダル投入口23からメダルを投入し、有効ライン22を有効化して、スタートスイッチ41をオンし、各リール31を始動させる。そして、ステップS1では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、次のステップS2に進み、役抽選手段61による役の抽選を行う。この役の抽選に用いられる確率テーブル62は、第1確率テーブル62aである。
次のステップS3では、特別役であるBBが当選したか否かが判別され、当選したときは、ステップS4で、第1に、遊技態様決定手段64により、BBゲームの終了後の遊技を通常遊技態様とするか特定遊技態様とするかが決定される。ここで、遊技態様決定手段64は、上述したように、乱数発生手段等を用いた抽選により、通常遊技態様又は特定遊技態様に決定する。
また第2に、特別遊技中遊技態様決定手段65により、BBゲームの第1遊技の遊技態様を、報知遊技態様するか非報知遊技態様とするかが決定される。ここで、特別遊技中遊技態様決定手段65は、BBが当選した遊技の遊技態様が通常遊技態様であるか特定遊技態様であるかを判別する。そして、通常遊技態様の遊技でBBが当選したと判別したときは、BBゲームの第1遊技の遊技態様を非報知遊技態様に決定する。これに対し、特定遊技態様の遊技でBBが当選したと判別したときは、BBゲームの第1遊技の遊技態様を報知遊技態様に決定する。以上の遊技態様を決定したら、次のステップS5に進む。
一方、ステップS3でBBに当選しなかったときは、ステップS4での処理を行うことなくステップS5に進む。
遊技者がストップスイッチ42を押すことでリール31の回転を停止すると、ステップS5では、全てのリール31が停止したか否かをストップスイッチ42からの出力又はモータ32からの駆動信号等により検知し続け、全てのリール31が停止したことを検知したときは、ステップS6に進む。ステップS6では、BBの図柄の組合せが有効ライン22上に停止したか否かの判別を行う。BBの図柄の組合せが有効ライン22上に停止したときは、BBの入賞となり、ステップS7に進む。
一方、BBが入賞しなかったときは、図中「A」に進む。図中「A」に進んだ後は、役の非入賞時は何ら入賞処理等をすることなくステップS1に戻る。また、いずれかの小役の入賞時はメダルの払出し等の所定の処理を行った後でステップS1に戻る。さらにまた、再遊技役の入賞時は前遊技で投入したメダル枚数を自動投入した後、ステップS1に戻る。なお、RBの入賞時は、RBゲームに移行するが、ここでは説明を省略する。
ステップS7では、BBゲームの第1遊技の遊技態様が報知遊技態様であるか否かが判別される。そして、報知遊技態様であると判別されたときは、ステップS8に進んで、特別遊技実行手段63は、報知有のBBゲームを実行する。一方、ステップS7で報知遊技態様でない(非報知遊技態様である)と判別されたときは、ステップS9に進み、特別遊技実行手段63は、報知無のBBゲームを実行する。
図9は、報知有のBBゲームにおける遊技の流れを示すフローチャートである。すなわち、図8のステップS8に進んだときは、図9のステップS21以降の処理に進む。
報知有のBBゲームが実行されると、ステップS21において、特別遊技実行手段63は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。遊技者は、メダル投入口23からメダルを投入し、有効ライン22を有効化して、スタートスイッチ41をオンすると、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41のオンを検知し、各リール31を始動する。そして、次のステップS22に進み、役抽選手段61による役の抽選を行う。
なお、ここで用いられる確率テーブル62は、通常遊技態様の遊技での役抽選(図8のステップS2)の第1確率テーブル62aとは異なるものが使用される。すなわち、BBやRBのような特別役、及び再遊技役の当選はないが、3種類の特定小役A〜Cや、一般の小役1及び2、並びに第2遊技に移行するためのシフト役がそれぞれ所定の当選確率を有するものである。
ステップS22で役の抽選を行うと、次のステップS23では、特別遊技実行手段63は、いずれかの特定小役が当選したか否かを判別し、当選したときはステップS24に進む。そして、ステップS24では、特定小役当選報知制御手段67は、当選した特定小役を遊技者に報知するため、文字情報表示部24及び当選報知表示部25の表示を制御する。具体的には、例えば特定小役Aが当選したときは、文字情報表示部24に、特定小役Aの図柄の組合せのうち左リール31の図柄色である「赤」と表示する。また、当選報知表示部25の「7(赤色)」の図柄部分が照光するようにランプを点灯させる。そして、ステップS25に進む。
一方、ステップS23でいずれの特定小役にも当選していないと判別されたときは、ステップS24の処理を行うことなくステップS25に進む。
次のステップS25では、全リール31が停止したか否かをストップスイッチ42からの出力又はモータ32からの駆動信号等により検知し続け、全リール31が停止したことを検知したときは、ステップS26に進んで、特別遊技実行手段63は、有効ライン22上に停止した図柄の組合せから、入賞の有無を判別する。
そして、入賞があるときは、その入賞した役に応じた払出し等の処理を行う。具体的には、特定小役や他の小役が入賞したときは、その役に応じた枚数のメダルの払出し処理を行う。また、第2遊技に移行するための移行役の図柄の組合せ(本実施形態では、再遊技役の図柄の組合せと同じ「プラム」−「プラム」−「プラム」の図柄の組合せ)が有効ライン22上に停止すると、特別遊技実行手段63は、第1遊技から第2遊技に移行させる。
次のステップS27では、特別遊技実行手段63は、BBゲームの終了条件を満たしたか否かを判別する。例えば、BBゲーム中の一般遊技回数が規定回数に到達したときや、第1遊技から第2遊技への移行回数が規定回数に到達したときの第2遊技の終了時は、BBゲームの終了条件を満たすと判別する。
そして、BBゲームの終了条件を満たさないと判別されたときは、ステップS21に戻ってBBゲームを継続する。また、BBゲームの終了条件を満たすと判別されたときは、図8のステップS10に進む。
なお、図8のステップS9における報知無のBBゲームは、図9のフローチャートにおいて、ステップS23及びステップS24の処理(特定小役の当選の判別、及び当選時の報知)を行わないものである。
以上のBBゲームにおいて、本実施形態では、報知遊技態様に決定された場合において、特定小役に当選したときは、遊技者にいずれの特定小役が当選したかが報知される。したがって、遊技者は、この報知内容を見て、特定小役の図柄の組合せが有効ライン22上に停止するようにストップスイッチ42を停止操作し、当選した特定小役を確実に入賞させることが可能となる。これに対し、非報知遊技態様に決定されたときは、特定小役が当選した場合であっても、遊技者は、当該遊技で特定小役が当選しているか否か、及び当選しているとしたらどの特定小役が当選しているのかを知ることができない。したがって、この場合は、当選した特定小役を推測してストップスイッチ42をオンしても、報知されている場合と比較して、特定小役の入賞は、1/3になる。
図8のステップS10でBBゲームが終了したと判別されると、ステップS11に進み、BBゲームの終了後の遊技態様が特定遊技態様であるか否かが判別される。すなわち、ステップS4で決定した遊技態様が特定遊技態様であるか通常遊技態様であるかが判別される。
ここで、特定遊技態様でない(通常遊技態様である)と判別されたときは、図8のステップS1に戻り、通常遊技態様の遊技を行う。また、この遊技での確率テーブルは、第1確率テーブル62aが使用される。
なお、この通常遊技態様の遊技中に、ステップS3でBBに当選したときは、ステップS4で、特別遊技中遊技態様決定手段65は、BBゲームの第1遊技の遊技態様を、非報知遊技態様に決定する。
これに対し、ステップS11で特定遊技態様であると判別されたときは、図10のステップS41以降の処理に進む。
先ず、特定遊技態様の遊技が開始されると、ステップS41において、特定遊技態様中遊技回数カウント手段66は、特定遊技態様の遊技回数を初期化(G=0)する。
そして、次のステップS42において、遊技制御手段60は、役抽選手段61で用いる確率テーブルとして、第2確率テーブル62bをセットする。次に、ステップS43に進み、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。オンが検知されたときは、次のステップS44に進み、役抽選手段61による役の抽選を行う。
次のステップS45では、遊技制御手段60は、BBが当選したか否かを判別し、当選したときは、図8のステップS4に進む。すなわち、BBの当選後は、特定遊技態様の遊技を終了し、BB当選後特有の遊技態様の遊技に移行する。
ここで、特定遊技態様の遊技を終了したときは、それを遊技者に報知するようにしても良い。この報知がされれば、遊技者は、BBに当選したことを知ることができる。また、BBに当選したことを報知しないようにしても良い。この場合において、例えば、特定小役の当選が報知されなかったにもかかわらず、特定小役が入賞したときは、遊技者は、BBに当選したことを知ることができる。なぜなら、BBゲームの終了後に特定遊技態様の遊技に移行したときは、遊技回数が100回まで特定遊技態様の遊技が継続される。この規定回数に到達していないにもかかわらず、特定小役の当選が報知されなかったということは、特定遊技態様が終了していること、すなわちBBに当選したことを意味するからである。
なお、図10のステップS45から図8のステップS4に進んだときは、特定遊技態様の遊技中にBBに当選したのであるから、特別遊技中遊技態様決定手段65は、BBゲームの第1遊技の遊技態様を、報知遊技態様に決定する。
ステップS45でBBに当選していないと判別されたときは、次のステップS46に進み、いずれかの特定小役が当選したか否かが判別され、当選したと判別されたときはステップS47に進む。そして、ステップS47では、特定小役当選報知制御手段67は、文字情報表示部24及び当選報知表示部25を用いて、当選した特定小役を遊技者に報知した後、ステップS48に進む。
一方、ステップS46で特定小役に当選していないと判別されたときは、ステップS47の処理を行うことなくステップS48に進む。
ステップS48では、全てのリール31が停止したか否かをストップスイッチ42からの出力又はモータ32からの駆動信号等により検知し続け、全てのリール31が停止したことを検知したときは、ステップS49に進む。ステップS49では、遊技制御手段60は、有効ライン22上に停止した図柄の組合せから、入賞した役の有無を判別する。そして、入賞があるときは、その入賞した役に応じた払出し等の処理を行う。
具体的には、特定小役や一般の小役が入賞したときは、その役に応じた枚数のメダルの払出し処理を行う。また、再遊技役の入賞時は、前遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技を行えるように制御する。なお、図10のフローチャートの遊技では、第2確率テーブル62bが使用されているので、1/1.6の確率で再遊技役が当選し、入賞することになる。
次に、ステップS50に進み、特定遊技態様中遊技回数カウント手段66は、特定遊技態様の遊技回数Gに1を加算する。そして、次のステップS51で、遊技制御手段60は、特定遊技態様での遊技回数Gが規定回数に到達したか否か(図10の例では100回に到達したか否か)を判別する。規定回数に到達したと判別されたときは、ステップS52に進んで、特定遊技態様の遊技を終了するように制御する。すなわち、第2確率テーブル62bに代えて第1確率テーブル62aをセットする。その後、図8のステップS1に戻る。
一方、ステップS51で遊技回数Gが規定回数に到達していないと判別されたときは、ステップS43に戻って、特定遊技態様の遊技を継続する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、BBゲームの終了後に一定条件下で特定遊技態様の遊技を行うようにした。しかし、BBゲームの終了後にかかわらず、例えば第1の方法として、1遊技ごと、あるいは複数回の遊技ごとに、遊技態様決定手段64による遊技態様の決定を行っても良い。また、第2の方法として、特殊な図柄の組合せが停止表示されたときに、遊技態様決定手段64による遊技態様の決定を行っても良い。
(2)本実施形態では、特定遊技態様に決定されたときは、BBゲームの終了後、100回の遊技回数を上限として特定遊技態様の遊技を行うようにした。しかし、これに限ることなく、例えば遊技回数に上限を設けず、再度、BBが当選するまで無条件に特定遊技態様の遊技を継続しても良い。
(3)本実施形態では、第1確率テーブル62aと第2確率テーブル62bとでは、再遊技役の当選確率のみが異なるようにした。しかし、これに限ることなく、BB等の特別役や小役の当選確率も異なるようにしても良い。
(4)本実施形態では、3種類の特定小役A〜Cを設けたが、2種類又は4種類以上設けても良い。そして、2種類の特定小役を設ける場合は、両者の特定小役を構成する図柄を、リール31上で7図柄分以上離した位置に設ければ良い。
また、特定小役を複数種類設ける場合は、異なる特定小役を構成する2つの図柄が7図柄以内の間隔で配置される場合がある。この場合は、通常遊技態様又は非報知遊技態様の遊技時に、遊技者が推測した特定小役に係る図柄を狙ってストップスイッチ42をオンした場合において、その特定小役は当選していないがその7図柄先以内に当選に係る特定小役の図柄が存在するときは、リール31の停止制御により、当選した特定小役が偶然に入賞してしまう場合があり得る。例えば、特定小役を5〜7種類設けたときは、特定小役を構成する図柄の配列によっては、2〜3個の特定小役を構成する図柄のいずれも引き込み可能になる場合も考えられる。
しかし、特定遊技態様又は報知遊技態様の遊技時は、当選した特定小役を確実に入賞させることが可能であるが、通常遊技態様又は非報知遊技態様の遊技時は、少なくとも特定遊技態様又は報知遊技態様の遊技時よりは特定小役当選時の入賞確率が低くなる。したがって、特定遊技態様と通常遊技態様、及び報知遊技態様と非報知遊技態様とで、メダルの獲得枚数に差を設けることができるので、特に問題はない。
なお、この場合に、リール31の停止制御の範囲を、5図柄以内とするのではなく、例えば2、3図柄以内にすれば、異なる特定小役を構成する2つの図柄が7図柄以内の間隔で配置された場合であっても、当選した特定小役が偶然に入賞してしまう場合を避けることが可能となる。
(5)本実施形態では、特別遊技中遊技態様決定手段65により、特定遊技態様の遊技中にBBに当選したときは、そのBBの当選に係るBBゲームの第1遊技の遊技態様を報知遊技態様とした。しかし、BBに当選した遊技が特定遊技態様であるか通常遊技態様であるかにかかわらず、一律に報知遊技態様又は非報知遊技態様のBBゲームを行うようにしても良い。あるいは、特定遊技態様の遊技中にBBに当選したときは、そのBBの当選に係るBBゲームの第1遊技の遊技態様について、報知遊技態様又は非報知遊技態様のいずれかに決定するようにしても良い。
(6)本実施形態では、遊技態様決定手段64と特別遊技中遊技態様決定手段65とを別個に設けたが、遊技態様決定手段64が特別遊技中遊技態様決定手段65を兼ねるようにしても良い。例えば第1に、遊技態様決定手段64は、BBゲームの終了後の遊技態様を特定遊技態様又は通常遊技態様に決定するとともに、BBゲーム中の第1遊技の遊技態様を報知遊技態様又は非報知遊技態様に決定しても良い。また第2に、遊技態様決定手段64は、BBゲームの終了後の遊技態様を特定遊技態様に決定したときは、同時に次回のBBゲームの第1遊技の遊技態様を報知遊技態様に決定し、BBゲームの終了後の遊技態様を通常遊技態様に決定したときは、同時に次回のBBゲームの第1遊技の遊技態様を非報知遊技態様に決定しても良い。
(7)本実施形態では、特定遊技態様又は報知遊技態様の遊技では、当選した特定小役を遊技者が判別可能となるように報知したが、このような報知に限られるものではない。いずれかの特定小役が当選した旨のみを報知するようにしても良い。さらには、いずれかの特定小役が当選した旨のみを報知する態様と、当選した特定小役の種類までを報知する態様との2種類を設け、抽選等により選択しても良い。
(8)また、特定小役が当選した旨の報知方法としては、本実施形態では、文字情報表示部24及び当選報知表示部25を用いたが、これに限られることなく、例えばリール31の内側に配置されたバックライトの特定パターンによる図柄の照光、スピーカからの特定サウンドの出力により報知しても良い。
(9)本実施形態では、特定小役の入賞時に払い出されるメダル枚数は全て15枚としたが、それ以下の枚数としても良く、あるいは特定小役ごとに異なるメダル枚数としても良い。
(10)本実施形態では、特定小役を構成する図柄のうち、中リール31及び右リール31の引き込み確率は、100%としたが、これに限定されるものではない。どのリール31に、本実施形態の左リール31の図柄が配列されていても良い。さらには、全てのリール31について、特定小役を構成する図柄の引き込み確率が100%とならないように、図柄を配列しても良い。
(11)本実施形態では、特定小役の当選を報知するときは、スタートスイッチ41がオンされた時から全てのストップスイッチ42がオンされるまでの間に行うようにした。しかし、特定小役に当選した権利を次遊技に持ち越すことが可能であれば、全てのストップスイッチ42がオンされた後に報知することも可能である。
(12)本実施形態では、特定遊技態様又は報知遊技態様の遊技において特定小役が当選したときに限り、その当選を報知するようにした。しかし、特定小役の当選確率が100%ではないが、特定小役の当選可能性があることを報知するようにしても良い。
また、例えば、特定小役が当選したときに限り報知する(報知の信頼度が100%の)場合と、非当選時も含めて特定小役の当選可能性があることを報知する(報知の信頼度が100%未満の)場合とを設けても良い。
(13)本実施形態では、特定遊技態様又は通常遊技態様に決定される確率として、それぞれ1/2としたが、これに限られるものではなく、いかなる確率に設定しても良い。例えば、BBゲーム終了後の所定回数の遊技では、特定遊技態様に決定される確率を100%として、BBゲームの終了後は、必ず特定遊技態様の遊技を実行するようにしても良い。
(14)また、例えば、BBゲームで与えられた権利を全て消化できずにBBゲームが終了した場合や、BBゲーム中に遊技者が獲得したメダル枚数が所定枚数を下回った場合等にのみ、特定遊技態様又は通常遊技態様の決定を行うようにしても良い。
(15)第2確率テーブル62bの再遊技役の当選確率は、本実施形態では1/1.6とした。しかし、この値に限られるものではない。再遊技役の当選確率が、いずれの役にも当選しない確率以上の値を有するようにし、メダル枚数が通常遊技態様の遊技時のように減少することなく遊技を継続できれば、どのように当選確率を設定しても良い。さらに、第2確率テーブル62bの傾斜値は、本実施形態で示したものに限定されるものではなく、例えば100%を越える値であっても良い。
(16)特定遊技態様の遊技では、再遊技役の当選確率、特定小役の当選確率、及び特定小役の入賞時の払出し枚数の設定により、遊技の継続に伴って、メダル枚数がわずかに減少するようにするか、ほぼ現状維持されるようにするか、又はわずかに増加するようにするか等を、任意に設定することができるようにしても良い。
10 スロットマシン
20 フロントパネル
21 表示窓
22(22a〜22e) 有効ライン
23 メダル投入口
24 文字情報表示部
25 当選報知表示部
31 リール
32 モータ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62 確率テーブル
62a 第1確率テーブル
62b 第2確率テーブル
63 特別遊技実行手段
64 遊技態様決定手段
65 特別遊技中遊技態様決定手段
66 特定遊技態様中遊技回数カウント手段
67 特定小役当選報知制御手段

Claims (1)

  1. 複数種類の特定小役を含む複数の役がそれぞれ所定の当選確率を有するように定められたものであって、第1確率テーブルと、再遊技の権利を遊技者に与える再遊技役の当選確率が前記第1確率テーブルの再遊技役の当選確率よりも高い値に設定された第2確率テーブルとを有する確率テーブルと、
    前記確率テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と
    を備え、
    前記第1確率テーブルを用いている遊技において、前記役抽選手段で特別遊技に移行させるための特別役に当選したことを条件として、前記第2確率テーブルを用いる遊技を実行するようにし、
    前記第2確率テーブルは、
    (1)再遊技役の当選確率が前記第1確率テーブルよりも高く設定されていることにより、メダルの払出し枚数から投入枚数を引いた差枚数が前記第1確率テーブルよりも減少しないように設定されており、
    (2)前記役抽選手段で特定小役に当選したときに、当選した特定小役を入賞させるための情報が報知されなければ、前記差枚数が遊技回数の増加に伴い減少していくように設定されており、
    (3)前記役抽選手段で特定小役に当選したときに、当選した特定小役を入賞させるための情報が報知されることによってその特定小役を入賞させつつ遊技を行うときは、前記差枚数が遊技回数の増加に伴い増加していくように設定されている
    ことを特徴とするスロットマシン。
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