JP2008194236A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通常遊技と、通常遊技よりも出玉率の高い特定遊技とを備え、特別遊技の終了後は特定遊技に移行するとともに、特定遊技の終了後は通常遊技に移行するように制御する。特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでの遊技回数をカウントするカウント手段70bと、カウント手段70bによるカウント結果に応じて、当選した特別役に係る特別遊技が終了した後の特定遊技の期間を決定する期間決定手段70cとを備える。
【選択図】図1
Description
したがって、本発明が解決しようとする課題は、特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでの間において、どの遊技回数においても期待を持つことができるスロットマシンを提供することである。
請求項1の発明は、特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するように制御する特別遊技制御手段とを備え、前記特別遊技中以外の遊技状態として、通常遊技と、前記通常遊技よりも出玉率の高い特定遊技とを備え、前記特別遊技の終了後は、前記特定遊技に移行するとともに、前記特定遊技の終了後は、前記通常遊技に移行するように制御し、前記特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでの遊技回数、又は前記特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでの遊技媒体の投入数から払出し数を引いた差をカウントするカウント手段と、前記カウント手段によるカウント結果に応じて、当選した前記特別役に係る前記特別遊技が終了した後の前記特定遊技の期間を決定する期間決定手段とを備えることを特徴とする。
前記報知期間では、前記特定役A又は前記特定役Bに当選したときに、当選した前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないストップスイッチの操作順番を遊技者に対して報知することを特徴とする。
上記請求項1の発明においては、特別遊技の終了後は、最初に特定遊技が行われ、この特定遊技が終了すると、通常遊技(非内部中)に移行する。ここで、特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでの遊技回数、又は差(差枚数)がカウントされ、そのカウント結果に応じて、次の特定遊技の期間が決定される。すなわち、特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでどの程度遊技が行われたかで、特定遊技の期間が異なってくる。
あるいは、特別遊技の終了後の遊技回数が多く、又は差(差枚数)が多いときに特別役に当選したときは、特定遊技の期間が長くなるように設定すれば、はまりが深いスロットマシンの稼働率を高めることができる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作に含まれるものである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
ただし、メダルを1枚投入して水平方向中段の1本の有効ラインで遊技を行うことや、メダルを2枚投入して水平方向の上段、中段及び下段の3本の有効ラインで遊技を行うようにしても良い。
なお、他の特別役として、2BB(第2種ビックボーナス)、及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
持ち越される役としては、特別役(1BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
さらにまた、役抽選テーブル62Cは、小役(小役1A、小役1B、小役1C、小役2、及び小役3)の当選領域及び非当選領域が設けられているとともに、小役3の当選領域が最も広く形成されている。
さらに、役抽選テーブル62Dは、役抽選テーブル62Aと比較すると、リプレイの当選確率が高く設定されている。例えば、役抽選テーブル62Aのリプレイの当選確率を1/7.3とすると、役抽選テーブル62Dのリプレイの当選確率は、1/1.2程度であり、ほぼ毎遊技、リプレイが当選するように設定されている。
出玉率とは、メダルの投入枚数に対する払出し枚数の期待値(払出し枚数×役の当選確率)を意味する。出玉率が100%(1)のときは、メダルの投入数と払出し数とが同一値であることを意味する。
したがって、出玉率が100%未満であるときは、遊技の進行に伴い、メダルが減少していくこととなり、出玉率が100%を超えるときは、遊技を継続するに従ってメダルが増加していくこととなる。
特別役当選持越し手段63は、特別役に当選したときに、その特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(当選した特別役が入賞するまで)の遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
図示しないが、1BB及びRBに対応する特別役フラグが設けられており、1BBの当選時には1BBフラグがオンとなり、1BBが入賞したときはオフにされる。RBフラグも同様である。
停止位置決定テーブル65は、以下の1BBテーブル等を備える。
RBテーブルについても、上記1BBテーブルと同様であり、1BBテーブルにおける「1BB」を、「RB」と読み替えたものに相当する。
ここで、小役1には、小役1A〜小役1Cの3種類が設けられているので、小役1テーブルは、小役1Aテーブル、小役1Bテーブル及び小役1Cテーブルの3つを備える。
図4は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図4では、一部の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されており、図4では図示を省略している。
また、各リール31には、「RP」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「RP」の図柄がリール31に配列されている。したがって、「RP」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「RP」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
このように配置したのは、どの小役1に当選しているかが報知されれば、その小役1に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(又は停止しない)ようにストップスイッチ42を操作することができるようにし、どの小役1に当選しているかを知らない場合は、当選した小役1に対応する図柄の組合せが必ずしも有効ラインに停止しない(又は偶然で停止する)ようにするためである。
小役1Bを構成する図柄である「青チェリー」に対する小役1Cを構成する図柄である「黒チェリー」についても同様である。
例えば、遊技者が、当該遊技では小役1Bに当選したと予想して、左リール31の6番から8番までの図柄が表示窓内に位置する瞬間から、12番から14番までの図柄が表示窓内に位置する瞬間までの間以外のタイミングでストップスイッチ42を操作したと仮定する。例えば、左リール31の15番から17番までの図柄が表示窓内に位置する瞬間にストップスイッチ42を操作したとする。この場合において、現に、当該遊技で小役1Bに当選していれば、小役1Bの入賞を回避することができる。しかし、当該遊技で小役1Aに当選していたときは、上記の位置でストップスイッチ42が操作されれば、当選した小役1Aが入賞することとなる。
先ず、通常遊技中に、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、1BBの入賞となり、特別遊技制御手段68は、次遊技から1BB遊技を開始するように制御する。
1BB遊技では、役抽選テーブル62Cを用いて役の抽選が行われる。特に、高確率で、小役3に重複当選する遊技状態となる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、カウントされた払出し枚数が400枚以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
なお、1BB遊技の終了後は、上述したように、特定遊技に移行する。
本実施形態では、RB遊技の終了条件として、役の入賞回数が8回に到達したこと、又は遊技回数が12回に到達したことに設定されている。
なお、RB遊技の終了後は、上述したように、特定遊技に移行する。
先ず、遊技状態制御手段69は、特別遊技の終了後は、特定遊技フラグ69aをオンにし、遊技状態を特定遊技に設定する。
特定遊技は、小役1(小役1A〜小役1Cのいずれか)が入賞するまで、又は特別役(1BB又はRB)に当選するまで継続される。
特定遊技中に小役1が入賞すると、特定遊技フラグ69aをオフにし、次遊技以降、通常遊技(非内部中)に移行する。
一方、特定遊技中に特別役に当選すると、特定遊技フラグ69aをオフにし、次遊技以降、通常遊技(内部中)に移行する。
演出制御手段70は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段70は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
小役1当選報知手段70aは、特定遊技中の報知期間(後述)中に、いずれかの小役1に当選したときに、その旨、具体的には当選した小役1の入賞を回避すべき旨を報知するものである。例えば、小役1Aの当選時には、画像表示装置23に、「赤チェリーに注意!」のような画像表示を行い、遊技者に、当選した小役1を入賞させないようにすべき旨を画像表示する。
演出制御手段70のカウント手段70bは、特別遊技の終了後から、次に特別役に当選するまでの遊技回数をカウントする。
そして、期間決定手段70cは、カウント手段70bによるカウント値に応じて、報知期間を決定する。
例えば、期間決定手段70cは、図5において、特別遊技の終了後、次の特別役が当選するまでの遊技回数(カウント手段70bによるカウント値)が200ゲームであり、1BBに当選したときは、報知期間として、「B」を選択する。
「B」は、図5の下図に示すように、報知期間(報知回数)として、30回が10%、50回が80%、100回が10%の確率で選択される。この確率に基づき、期間決定手段70cは、例えばソフトウェア乱数を用いて抽選によって報知期間(報知回数)を決定する。
30×0.1+50×0.1+100×0.8=88
となる。
これに対し、101〜600遊技の間に1BBに当選した場合には、「B」が選択され、報知期間の期待値は、
30×0.1+50×0.8+100×0.1=53
となる。
同様に、601〜1200遊技の間に1BBに当選した場合には、「C」が選択され、報知期間の期待値は、
20×0.1+30×0.8+50×0.1=31
となる。
また、1201遊技以上となって特別役(1BB又はRBの双方を含む)に当選したときは、特別遊技の終了後は、無制限に(特別役に当選するまで、又は小役1を誤って入賞させるまで)報知期間が継続される。よって、1201遊技以上は、どの特別役に当選しても、報知期間の期待値が最も大きくなる。
したがって、本実施形態のスロットマシン10では、やめどき(最も効率良くやめることができる期間)というのがなく、特別遊技の終了後からの遊技回数が何回であっても、期待をもって遊技を行うことができる。
そして、報知期間が終了すると、それ以降は、特定遊技の非報知期間となり、小役1に当選した場合であっても、どの小役1に当選したかは報知されない。
これにより、非報知期間では、小役1の当選時に、1/3の確率で、当選した小役1が入賞するする。小役1が入賞すると、特定遊技が終了し、次遊技以降、通常遊技に移行する。
先ず、通常遊技中(非内部中)に特別役に当選すると、通常遊技(内部中)となる。そして、当選した特別役が入賞すると、特別遊技(1BB遊技又はRB遊技)に移行する。特別遊技が終了すると、特定遊技に移行する(特定遊技フラグ69aがオンにされる)。特定遊技では、期間決定手段70cで決定された回数だけ、報知期間に設定される。そして、報知期間では、小役1の当選時には、いずれの小役1に当選したかが報知される。
また、報知期間が終了すると、特定遊技の非報知期間に移行する。特定遊技の非報知期間では、当選した小役1が入賞するか否かは運次第となる。すなわち、特定遊技の非報知期間では、小役1の当選時に、1/3の確率で小役1が入賞することとなる。
図7は、第2実施形態における小役1と、図柄の組合せ、及びリール31の停止制御との関係を示す図である。第2実施形態では、小役1は、第1実施形態と同様に、小役1A、小役1B及び小役1の3種類が設けられている。
また、各小役1の図柄の組合せは、全て、「赤チェリー/青チェリー/黒チェリー」−「any」−「any」に設定されている。したがって、小役1A〜小役1Cのいずれも、左リール31について、「赤チェリー」、「青チェリー」、又は「黒チェリー」のいずれが停止した場合であっても、小役1の入賞となる。
図7に示すように、小役1Aの当選時は、最初に左ストップスイッチ42が操作されれば小役1Aの入賞となるが、最初に操作されたストップスイッチ42が中又は右であるときは、当選した小役1Aが入賞しないように制御される。
以上のようにして、報知は、第1実施形態のように当選した図柄を報知するのではなく、ストップスイッチ42の操作順番を報知する。
第3実施形態では、特別役は、1BBのみである。したがって、第1実施形態のようにRBは設けられていない。
また、第3実施形態においては、カウント手段70bは、1BB遊技の終了後、次に1BBに当選するまでのメダルの投入枚数から払出し枚数を引いた差枚数(メダルの投入枚数−払出し枚数=差枚数)をカウントする。
そして、期間決定手段70cは、カウント手段70bでカウントされた差枚数に応じて、図8に示すデータテーブル70dに従って特定遊技の遊技回数を決定し、その遊技回数だけ、特定遊技を実行する。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(6)第3実施形態では、特定遊技の遊技回数を予め定めているが、第1実施形態のように遊技回数を複数設けておき、抽選によって決定しても良い。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62(62A〜62D) 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 遊技状態制御手段
69a 特定遊技フラグ
70 演出制御手段
70a 小役1当選報知手段
70b カウント手段
70c 期間決定手段
70d データテーブル
Claims (12)
- 特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するように制御する特別遊技制御手段と
を備え、
前記特別遊技中以外の遊技状態として、通常遊技と、前記通常遊技よりも出玉率の高い特定遊技とを備え、
前記特別遊技の終了後は、前記特定遊技に移行するとともに、前記特定遊技の終了後は、前記通常遊技に移行するように制御し、
前記特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでの遊技回数、又は前記特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでの遊技媒体の投入数から払出し数を引いた差をカウントするカウント手段と、
前記カウント手段によるカウント結果に応じて、当選した前記特別役に係る前記特別遊技が終了した後の前記特定遊技の期間を決定する期間決定手段と
を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するように制御する特別遊技制御手段と
を備え、
前記特別遊技中以外の遊技状態として、通常遊技と、前記通常遊技よりも出玉率の高い特定遊技とを備え、
前記特別遊技の終了後は、前記特定遊技に移行するとともに、前記特定遊技の終了後は、前記通常遊技に移行するように制御し、
前記特定遊技では、前記特定遊技を継続するための情報を報知する報知期間と、前記情報を報知しない期間とを設け、
前記特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでの遊技回数、又は前記特別遊技の終了後から次に特別役に当選するまでの遊技媒体の投入数から払出し数を引いた差をカウントするカウント手段と、
前記カウント手段によるカウント結果に応じて、当選した前記特別役に係る前記特別遊技が終了した後の前記特定遊技の前記報知期間を決定する期間決定手段と
を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記期間決定手段は、前記特定遊技を継続するための情報を報知する報知期間として、前記特定遊技を継続するための情報を報知する回数を決定する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2又は請求項3に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、前記特定遊技中は、特定役を含む役の抽選を行い、
前記特定遊技中に前記役抽選手段で前記特定役に当選し、前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記特定遊技を終了するように制御し、
前記特定役は、その当選時に、遊技者によるストップスイッチの操作に応じて、前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する場合と停止しない場合とを有するように設定されているとともに、前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報が報知されたときは、前記情報が報知されないときよりも前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させない確率を高めることができる役であり、
前記報知期間では、前記特定遊技を継続するための情報として、前記役抽選手段で前記特定役に当選したときに、前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報を報知する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項4に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で抽選される前記特定役として、特定役A及び特定役Bを備え、
少なくとも1つのリールにおいて、前記特定役Aを構成する図柄と、前記特定役Bを構成する図柄とが、前記リールの停止時における停止制御の範囲を超えて配置されていることにより、前記特定役Aを構成する図柄が有効ラインに停止可能にストップスイッチが操作されたときは、前記特定役Bを構成する図柄は有効ラインに停止せず、前記特定役Bを構成する図柄が有効ラインに停止可能にストップスイッチが操作されたときは、前記特定役Aを構成する図柄は有効ラインに停止しないように設定されており、
前記情報期間では、前記特定役A又は前記特定役Bに当選したときに、いずれの特定役に当選したかを遊技者に対して報知する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項4に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で抽選される前記特定役として、特定役A及び特定役Bを備え、
前記特定役Aは、前記特定役Aの当選時に、ストップスイッチの操作順番がT1であるときには前記特定役Aに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、ストップスイッチの操作順番がT2(T2≠T1)であるときには前記特定役Aに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御される役であり、
前記特定役Bは、前記特定役Bの当選時に、ストップスイッチの操作順番がT3であるときには前記特定役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、ストップスイッチの操作順番がT4(T4≠T3、T4≠T2)であるときには前記特定役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御される役であり、
前記報知期間では、前記特定役A又は前記特定役Bに当選したときに、当選した前記特定役A又は前記特定役Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないストップスイッチの操作順番を遊技者に対して報知する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記期間決定手段は、
前記カウント手段によるカウント結果がM1であるときに前記特別役に当選したときは、その特別役に係る前記特別遊技が終了した後の前記特定遊技の期間又は前記報知期間の期待値をN1に決定し、
前記カウント手段によるカウント結果がM2(M2>M1)であるときに前記特別役に当選したときは、その特別役に係る前記特別遊技が終了した後の前記特定遊技の期間又は前記報知期間の期待値をN2(N2>N1)に決定する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、遊技者に再遊技を行わせるためのリプレイを含む役の抽選を行い、
前記特定遊技は、前記リプレイの当選確率がX1に設定された遊技であり、
前記通常遊技は、前記リプレイの当選確率がX2(X2<X1)に設定された遊技である
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記特定遊技は、出玉率が1を超えるように設定されており、
前記通常遊技は、出玉率が1未満に設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記特別役として、特別役Aと特別役Bとを備え、
前記期間決定手段は、前記特別役Aに当選したときの前記特定遊技の期間又は前記報知期間と、前記特別役Bに当選したときの前記特定遊技の期間又は前記報知期間とで、異なる期間に決定する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項10に記載のスロットマシンにおいて、
前記カウント手段によるカウント結果がP1であるときに前記特別役Aに当選したときは、前記期間決定手段は、前記特定遊技の期間又は前記報知期間の期待値をQ1に決定し、
前記カウント手段によるカウント結果がP1であるときに前記特別役Bに当選したときは、前記期間決定手段は、前記特定遊技の期間又は前記報知期間の期待値をQ2(Q2>Q1)に決定し、
前記カウント手段によるカウント結果がP2(P2>P1)であるときに前記特別役Aに当選したときは、前記期間決定手段は、前記特定遊技の期間又は前記報知期間の期待値をQ3に決定し、
前記カウント手段によるカウント結果がP2であるときに前記特別役Bに当選したときは、前記期間決定手段は、前記特定遊技の期間又は前記報知期間の期待値をQ4(Q4<Q3)に決定する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項6又は請求項11に記載のスロットマシンにおいて、
前記期間決定手段は、予め定められた複数の期間又は前記報知期間の中から、抽選によりいずれか1つを決定する
ことを特徴とするスロットマシン。
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