JP2000116843A - 遊戯機 - Google Patents
遊戯機Info
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- JP2000116843A JP2000116843A JP10296806A JP29680698A JP2000116843A JP 2000116843 A JP2000116843 A JP 2000116843A JP 10296806 A JP10296806 A JP 10296806A JP 29680698 A JP29680698 A JP 29680698A JP 2000116843 A JP2000116843 A JP 2000116843A
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- display means
- liquid crystal
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- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示動作に変化を持たせ、遊戯の興趣を向上
し得る遊戯機を提供する。 【解決手段】 円周方向に一定間隔おきに文字や数字や
絵柄などの識別記号を付した複数の回転ドラム10を有
し、視認可能な有効表示領域に回転ドラム10の回転角
度に応じて識別記号を可変表示する第1表示手段2と、
少なくとも1つの回転ドラム10の少なくとも1つの特
定表示部位における識別記号を第1表示手段2とは異な
る表示機構で可変表示する第2表示手段3とを備えた。
回転ドラム10の特定表示部位に透視窓17を設け、第
2表示手段3として、有効表示領域の後方に透視窓17
を通して視認可能な液晶表示パネル16を有する液晶表
示手段を設けた。
し得る遊戯機を提供する。 【解決手段】 円周方向に一定間隔おきに文字や数字や
絵柄などの識別記号を付した複数の回転ドラム10を有
し、視認可能な有効表示領域に回転ドラム10の回転角
度に応じて識別記号を可変表示する第1表示手段2と、
少なくとも1つの回転ドラム10の少なくとも1つの特
定表示部位における識別記号を第1表示手段2とは異な
る表示機構で可変表示する第2表示手段3とを備えた。
回転ドラム10の特定表示部位に透視窓17を設け、第
2表示手段3として、有効表示領域の後方に透視窓17
を通して視認可能な液晶表示パネル16を有する液晶表
示手段を設けた。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ドラム状や円板状
の複数の回転体を用いた遊戯機に関する。
の複数の回転体を用いた遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ台やスロットマシンなどの遊戯
機に設けられる表示装置として、ドラム状や円板状の複
数の回転体を用いたものが種々提案され、広く実用化さ
れている。例えば、スロットマシンにおいては、略同軸
状に回転する3つの回転ドラムを併設し、各回転ドラム
の外周面に円周方向に一定間隔おきに文字や数字や絵柄
などの識別記号を印刷等により設けた表示装置が採用さ
れている。また、最近では、例えば特開平10−994
83号公報に記載のように、3つの回転ドラムのうちの
少なくとも1つの回転ドラムを同心状に配した内外1対
の回転ドラムで構成し、外側の回転ドラムの特定部位に
透視窓を設け、この透明窓が前面に移動したときに、内
側の回転ドラムの識別記号を透視できるように構成する
ことで、回転ドラムを大型にすることなく表示のバリエ
ーションを持たせたるようにした遊戯機の表示装置も提
案されている。
機に設けられる表示装置として、ドラム状や円板状の複
数の回転体を用いたものが種々提案され、広く実用化さ
れている。例えば、スロットマシンにおいては、略同軸
状に回転する3つの回転ドラムを併設し、各回転ドラム
の外周面に円周方向に一定間隔おきに文字や数字や絵柄
などの識別記号を印刷等により設けた表示装置が採用さ
れている。また、最近では、例えば特開平10−994
83号公報に記載のように、3つの回転ドラムのうちの
少なくとも1つの回転ドラムを同心状に配した内外1対
の回転ドラムで構成し、外側の回転ドラムの特定部位に
透視窓を設け、この透明窓が前面に移動したときに、内
側の回転ドラムの識別記号を透視できるように構成する
ことで、回転ドラムを大型にすることなく表示のバリエ
ーションを持たせたるようにした遊戯機の表示装置も提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記回転ドラムを用い
た従来の遊戯機においては、基本的には、同一軸線上に
複数の回転ドラムを配置させ、同一方向に回転ドラムの
回転させているので、表示動作に変化が少なく遊戯の面
白みに欠けるものであった。また、前記公報に記載の遊
戯機の表示装置においても、表示のバリエーションンは
増やせるものの、内外の回転ドラムに関しても同心状に
配置させているので、前記と同様に、表示動作に変化が
少なく遊戯の面白みを向上させることは困難であった。
た従来の遊戯機においては、基本的には、同一軸線上に
複数の回転ドラムを配置させ、同一方向に回転ドラムの
回転させているので、表示動作に変化が少なく遊戯の面
白みに欠けるものであった。また、前記公報に記載の遊
戯機の表示装置においても、表示のバリエーションンは
増やせるものの、内外の回転ドラムに関しても同心状に
配置させているので、前記と同様に、表示動作に変化が
少なく遊戯の面白みを向上させることは困難であった。
【0004】本発明の目的は、表示動作に変化を持た
せ、遊戯の興趣を向上し得る遊戯機を提供することであ
る。
せ、遊戯の興趣を向上し得る遊戯機を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用】請求項1に
係る遊戯機は、円周方向に一定間隔おきに文字や数字や
絵柄などの識別記号を付した複数の回転体を有し、視認
可能な有効表示領域に回転体の回転角度に応じて識別記
号を可変表示する第1表示手段と、少なくとも1つの回
転体の少なくとも1つの特定表示部位における識別記号
を第1表示手段とは異なる表示機構で可変表示する第2
表示手段とを備えたものである。
係る遊戯機は、円周方向に一定間隔おきに文字や数字や
絵柄などの識別記号を付した複数の回転体を有し、視認
可能な有効表示領域に回転体の回転角度に応じて識別記
号を可変表示する第1表示手段と、少なくとも1つの回
転体の少なくとも1つの特定表示部位における識別記号
を第1表示手段とは異なる表示機構で可変表示する第2
表示手段とを備えたものである。
【0006】この遊戯機においては、少なくとも1つの
回転体の少なくとも1つの特定表示部位に対して、第1
表示手段とは異なる表示機構からなる第2表示手段によ
り、識別記号を可変表示できるので、例えば第1表示手
段の1つの回転体に対応させて第2表示手段を設け、2
つの回転体の識別記号が揃って、残りの回転体が特定表
示部位で停止したときに、第2表示手段により特定表示
部位の識別記号を再変動させることにより、2回の変動
を楽しむことができる。しかも、異なる表示機構からな
る2種類の表示手段による識別記号の表示を楽しめるの
で、表示動作に変化を持たせて面白みを倍増できる。ま
た、大当たりになる確率を第1表示手段よりも第2表示
手段の方を高く設定するなどして、遊戯者の期待感を高
めたりすることも可能である。
回転体の少なくとも1つの特定表示部位に対して、第1
表示手段とは異なる表示機構からなる第2表示手段によ
り、識別記号を可変表示できるので、例えば第1表示手
段の1つの回転体に対応させて第2表示手段を設け、2
つの回転体の識別記号が揃って、残りの回転体が特定表
示部位で停止したときに、第2表示手段により特定表示
部位の識別記号を再変動させることにより、2回の変動
を楽しむことができる。しかも、異なる表示機構からな
る2種類の表示手段による識別記号の表示を楽しめるの
で、表示動作に変化を持たせて面白みを倍増できる。ま
た、大当たりになる確率を第1表示手段よりも第2表示
手段の方を高く設定するなどして、遊戯者の期待感を高
めたりすることも可能である。
【0007】請求項2記載の遊戯機は、請求項1記載の
遊戯機において、前記第2表示手段として、回転体の特
定表示部位に液晶表示手段を設けたものである。液晶表
示手段は、薄肉に構成可能なので、既存の遊戯機に対し
ても大幅な変更を加えることなく組み付けることが可能
となる。請求項3記載の遊戯機は、請求項1記載の遊戯
機において、前記回転体の特定表示部位に透視窓を設
け、第2表示手段として、有効表示領域の後方に透視窓
を通して視認可能に液晶表示手段を設けたものである。
請求項2記載のように、液晶表示手段を第1表示手段の
回転体とともに回転させることも可能であるが、液晶表
示手段に対する配線が複雑になるので、液晶表示手段を
有効表示領域の後方に配置させ、透視窓を通して視認で
きるように構成することが好ましい。
遊戯機において、前記第2表示手段として、回転体の特
定表示部位に液晶表示手段を設けたものである。液晶表
示手段は、薄肉に構成可能なので、既存の遊戯機に対し
ても大幅な変更を加えることなく組み付けることが可能
となる。請求項3記載の遊戯機は、請求項1記載の遊戯
機において、前記回転体の特定表示部位に透視窓を設
け、第2表示手段として、有効表示領域の後方に透視窓
を通して視認可能に液晶表示手段を設けたものである。
請求項2記載のように、液晶表示手段を第1表示手段の
回転体とともに回転させることも可能であるが、液晶表
示手段に対する配線が複雑になるので、液晶表示手段を
有効表示領域の後方に配置させ、透視窓を通して視認で
きるように構成することが好ましい。
【0008】請求項4記載の遊戯機は、請求項1記載の
遊戯機において、前記回転体の特定表示部位に透視窓を
設け、第2表示手段として、円周方向に一定間隔おきに
識別記号を付した補助回転体であって、有効表示領域の
後方に配置されて、該回転体とは直交状或いは傾斜状の
軸心回りに回転する補助回転体を有し、透視窓を通して
視認可能な識別記号を補助回転体の回転角度に応じて可
変表示する第2表示手段を設けたものである。このよう
に構成すると、第1表示手段の回転体による識別記号の
流れに対して、第2表示手段の補助回転体による識別記
号の流れが直交状或いは傾斜状となるので、意外性のあ
る表示が可能となり、表示動作に変化を持たせて面白み
を倍増できる。
遊戯機において、前記回転体の特定表示部位に透視窓を
設け、第2表示手段として、円周方向に一定間隔おきに
識別記号を付した補助回転体であって、有効表示領域の
後方に配置されて、該回転体とは直交状或いは傾斜状の
軸心回りに回転する補助回転体を有し、透視窓を通して
視認可能な識別記号を補助回転体の回転角度に応じて可
変表示する第2表示手段を設けたものである。このよう
に構成すると、第1表示手段の回転体による識別記号の
流れに対して、第2表示手段の補助回転体による識別記
号の流れが直交状或いは傾斜状となるので、意外性のあ
る表示が可能となり、表示動作に変化を持たせて面白み
を倍増できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。 <第1実施例>この第1実施例は、スロットマシンに本
発明の遊戯機を適用した場合のものである。図1〜図3
に示すように、スロットマシン1は、基本的には、3つ
の回転ドラム10を有する第1表示手段2及び液晶表示
手段からなる第2表示手段3を有する表示装置4と、コ
インの払い出しのための払出手段5と、遊戯を行うため
の各種スイッチ類と、表示装置4及び払出手段5を制御
する制御手段6とを備えている。
面を参照しながら説明する。 <第1実施例>この第1実施例は、スロットマシンに本
発明の遊戯機を適用した場合のものである。図1〜図3
に示すように、スロットマシン1は、基本的には、3つ
の回転ドラム10を有する第1表示手段2及び液晶表示
手段からなる第2表示手段3を有する表示装置4と、コ
インの払い出しのための払出手段5と、遊戯を行うため
の各種スイッチ類と、表示装置4及び払出手段5を制御
する制御手段6とを備えている。
【0010】表示装置4について説明すると、図1、図
2、図4に示すように、第1表示手段2の3つの回転ド
ラム10の外周部には帯状にフィルム体11が外装さ
れ、フィルム体11には円周方向に一定間隔おきに文字
や数字や絵柄などの識別記号が印刷等により形成され、
これら3つの回転ドラム10は図示外のステッピングモ
ータによりぞれぞれに独立に回転駆動される。但し、識
別記号を印刷していないハズレの部分を形成してもよ
い。スロットマシン1の前面パネルの上部には3つの回
転ドラム10に対応させて3つの表示窓12が設けら
れ、各回転ドラム10は、その前部の3つの識別記号が
表示窓12から視認できるように配置されている。各回
転ドラム10の内側には照明手段13が設けられ、この
照明手段13のフレーム14は機枠に固定され、フレー
ム14の前部には回転ドラム10前部の3つの識別記号
に対応させて3つの凹部14aが設けられ、各凹部14
aには識別記号を背後から照らすランプ15が組み込ま
れている。このランプ15は後述する液晶表示パネル1
6のバックライトとしても機能する。
2、図4に示すように、第1表示手段2の3つの回転ド
ラム10の外周部には帯状にフィルム体11が外装さ
れ、フィルム体11には円周方向に一定間隔おきに文字
や数字や絵柄などの識別記号が印刷等により形成され、
これら3つの回転ドラム10は図示外のステッピングモ
ータによりぞれぞれに独立に回転駆動される。但し、識
別記号を印刷していないハズレの部分を形成してもよ
い。スロットマシン1の前面パネルの上部には3つの回
転ドラム10に対応させて3つの表示窓12が設けら
れ、各回転ドラム10は、その前部の3つの識別記号が
表示窓12から視認できるように配置されている。各回
転ドラム10の内側には照明手段13が設けられ、この
照明手段13のフレーム14は機枠に固定され、フレー
ム14の前部には回転ドラム10前部の3つの識別記号
に対応させて3つの凹部14aが設けられ、各凹部14
aには識別記号を背後から照らすランプ15が組み込ま
れている。このランプ15は後述する液晶表示パネル1
6のバックライトとしても機能する。
【0011】第2表示手段3は、周知の構成の液晶表示
パネル16を備えており、この液晶表示パネル16は右
端に配置される回転ドラム10の照明手段13のフレー
ム14の前面に、フレーム14に形成した3つの凹部1
4aに対応させてそれぞれ設けられている。また、右端
の回転ドラム10のフィルム体11の特定表示部位には
透視窓17が設けられ、この透視窓17を通して液晶表
示パネル16を視認できるように構成されている。但
し、透視窓17は透明フィルムで構成してもよいし、単
にフィルム体11に開口を形成するだけてもよい。ま
た、この透視窓17は複数設けてもよい。液晶表示パネ
ル16は、制御手段6により制御され、回転ドラム10
にプリントした識別記号と同様の識別記号を表示可能に
構成されている。但し、回転ドラム10とは異種の識別
記号を表示させることも可能である。
パネル16を備えており、この液晶表示パネル16は右
端に配置される回転ドラム10の照明手段13のフレー
ム14の前面に、フレーム14に形成した3つの凹部1
4aに対応させてそれぞれ設けられている。また、右端
の回転ドラム10のフィルム体11の特定表示部位には
透視窓17が設けられ、この透視窓17を通して液晶表
示パネル16を視認できるように構成されている。但
し、透視窓17は透明フィルムで構成してもよいし、単
にフィルム体11に開口を形成するだけてもよい。ま
た、この透視窓17は複数設けてもよい。液晶表示パネ
ル16は、制御手段6により制御され、回転ドラム10
にプリントした識別記号と同様の識別記号を表示可能に
構成されている。但し、回転ドラム10とは異種の識別
記号を表示させることも可能である。
【0012】尚、回転ドラム10は3つ以外の個数設け
てもよい。また、第2表示手段3は、3つの回転ドラム
10の少なくとも1つに対応させて設けてあれば、他の
回転ドラム10に対応させて設けてもよい。また、回転
ドラム10の特定表示部位に液晶表示パネル16を直接
的に固定することも可能である。この場合には、回転ド
ラム10に回転ムラが発生しないように、回転ドラム1
0の外面の円周方向の複数等分位置に液晶表示パネル1
6をそれぞれ取り付けることが好ましい。
てもよい。また、第2表示手段3は、3つの回転ドラム
10の少なくとも1つに対応させて設けてあれば、他の
回転ドラム10に対応させて設けてもよい。また、回転
ドラム10の特定表示部位に液晶表示パネル16を直接
的に固定することも可能である。この場合には、回転ド
ラム10に回転ムラが発生しないように、回転ドラム1
0の外面の円周方向の複数等分位置に液晶表示パネル1
6をそれぞれ取り付けることが好ましい。
【0013】各種スイッチとしては、ペイアウトボタン
20、1ベットボタン21、2ベットボタン22、マッ
クスベットボタン23、スタートレバー24、ストップ
ボタン25等を備えている。但し、これらの各種スイッ
チは、スロットマシン1の機種等に応じて適宜に設ける
ことが可能で、図例のものに限定されるものではない。
払出手段5は、コインを1枚ずつ切りわけて、必要枚数
だけ払出せるようにした周知の構成のものである。
20、1ベットボタン21、2ベットボタン22、マッ
クスベットボタン23、スタートレバー24、ストップ
ボタン25等を備えている。但し、これらの各種スイッ
チは、スロットマシン1の機種等に応じて適宜に設ける
ことが可能で、図例のものに限定されるものではない。
払出手段5は、コインを1枚ずつ切りわけて、必要枚数
だけ払出せるようにした周知の構成のものである。
【0014】次に、制御手段6によるスロットマシン1
の制御方法について説明する。但し、基本制御は従来の
スロットマシン1と同じなので簡単に説明する。先ず、
図1に示すように、コイン投入口26にコインを投入す
ると、遊戯のための制御が開始され、ベットボタン21
〜23の操作により払出し対象となる入賞判定ラインL
を設定する。次に、スタートレバー24の操作により、
第1表示手段2の3つの回転ドラム10をステッピング
モータにより回転駆動させ、ストップボタン25の操作
により対応する回転ドラム10を順次停止させる。
の制御方法について説明する。但し、基本制御は従来の
スロットマシン1と同じなので簡単に説明する。先ず、
図1に示すように、コイン投入口26にコインを投入す
ると、遊戯のための制御が開始され、ベットボタン21
〜23の操作により払出し対象となる入賞判定ラインL
を設定する。次に、スタートレバー24の操作により、
第1表示手段2の3つの回転ドラム10をステッピング
モータにより回転駆動させ、ストップボタン25の操作
により対応する回転ドラム10を順次停止させる。
【0015】そして、3つの回転ドラム10が停止した
状態で、3つの回転ドラム10のうちの表示窓12に対
面する識別記号が、設定した入賞判定ラインL上に3つ
揃っている場合には、識別記号に応じた回数だけ遊戯回
数を増やし、記憶している遊戯回数が一定回数を越える
と、越えた枚数だけコインを払出手段5からトレー27
に払出す。また、特定の識別記号、例えば「7」「7」
「7」が揃っている場合には、一定回数だけ識別記号が
揃い易い状態、所謂大当たりや小当たりの遊戯状態を設
定する。
状態で、3つの回転ドラム10のうちの表示窓12に対
面する識別記号が、設定した入賞判定ラインL上に3つ
揃っている場合には、識別記号に応じた回数だけ遊戯回
数を増やし、記憶している遊戯回数が一定回数を越える
と、越えた枚数だけコインを払出手段5からトレー27
に払出す。また、特定の識別記号、例えば「7」「7」
「7」が揃っている場合には、一定回数だけ識別記号が
揃い易い状態、所謂大当たりや小当たりの遊戯状態を設
定する。
【0016】前述のような基本制御に加え、本実施例の
スロットマシン1では次のような再変動制御を行う。即
ち、図4に示すように、左側2つの回転ドラム10に
関して、入賞判定ラインL上に同じ識別記号(図では
「7」)が揃うとともに、その入賞判定ラインL上に
右端の回転ドラム10の透視窓17が停止すると、液晶
表示パネル16に表示する識別記号を順次切り換えて識
別記号を再変動させる。そして、この右端の回転ドラ
ム10に対応するストップボタン25が操作されること
を条件に、液晶表示パネル16の識別記号を確定させ、
3つの識別記号が揃った場合には、前述と同様に識別記
号に応じた回数だけ遊戯回数を増やしたり、大当たりや
小当たりの遊戯状態を設定することになる。
スロットマシン1では次のような再変動制御を行う。即
ち、図4に示すように、左側2つの回転ドラム10に
関して、入賞判定ラインL上に同じ識別記号(図では
「7」)が揃うとともに、その入賞判定ラインL上に
右端の回転ドラム10の透視窓17が停止すると、液晶
表示パネル16に表示する識別記号を順次切り換えて識
別記号を再変動させる。そして、この右端の回転ドラ
ム10に対応するストップボタン25が操作されること
を条件に、液晶表示パネル16の識別記号を確定させ、
3つの識別記号が揃った場合には、前述と同様に識別記
号に応じた回数だけ遊戯回数を増やしたり、大当たりや
小当たりの遊戯状態を設定することになる。
【0017】但し、上記再変動制御は次のように構成す
ることも可能である。即ち、上記再変動制御のでは、
大当たりや小当たりの識別記号とそれ以外の識別記号と
を同様に扱ったが、大当たりや小当たりの識別記号が揃
ったときのみ、液晶表示パネル16に表示する識別記号
を再変動させてもよい。また、このように左側2つの識
別記号が揃ったときには、液晶表示パネル16の識別記
号が揃う確率を高く設定してもよい。更に、入賞判定ラ
インL上に左側2つの識別記号が揃うことを条件とし
て、液晶表示パネル16を再変動させたが、左側2つの
回転ドラム10における識別記号の配列パターンが、大
当たりの前段階の配列パターン、所謂リーチ目になると
ともに、右側の回転ドラム10の透視窓17がこの配列
パターンを完成させるために必要な位置に停止したとき
に、液晶表示パネル16の識別記号を再変動させてもよ
い。
ることも可能である。即ち、上記再変動制御のでは、
大当たりや小当たりの識別記号とそれ以外の識別記号と
を同様に扱ったが、大当たりや小当たりの識別記号が揃
ったときのみ、液晶表示パネル16に表示する識別記号
を再変動させてもよい。また、このように左側2つの識
別記号が揃ったときには、液晶表示パネル16の識別記
号が揃う確率を高く設定してもよい。更に、入賞判定ラ
インL上に左側2つの識別記号が揃うことを条件とし
て、液晶表示パネル16を再変動させたが、左側2つの
回転ドラム10における識別記号の配列パターンが、大
当たりの前段階の配列パターン、所謂リーチ目になると
ともに、右側の回転ドラム10の透視窓17がこの配列
パターンを完成させるために必要な位置に停止したとき
に、液晶表示パネル16の識別記号を再変動させてもよ
い。
【0018】また、上記再変動制御のでは、入賞判定
ラインL上に透視窓17が停止することを条件に、その
まま液晶表示パネル16に表示する識別記号を再変動さ
せたが、入賞判定ラインL上に透視窓17が停止してか
ら、再度コインを投入するか或いはベントボタン21〜
23を操作するとともに、スタートレバー24を操作す
ることを条件に、液晶表示パネル16に表示する識別記
号を再変動させてもよい。例えば、液晶表示パネル16
に「?」などを表示させておき、再度コインを投入し
て、スタートレバー24を操作することで液晶表示パネ
ル16を再変動させてもよい。
ラインL上に透視窓17が停止することを条件に、その
まま液晶表示パネル16に表示する識別記号を再変動さ
せたが、入賞判定ラインL上に透視窓17が停止してか
ら、再度コインを投入するか或いはベントボタン21〜
23を操作するとともに、スタートレバー24を操作す
ることを条件に、液晶表示パネル16に表示する識別記
号を再変動させてもよい。例えば、液晶表示パネル16
に「?」などを表示させておき、再度コインを投入し
て、スタートレバー24を操作することで液晶表示パネ
ル16を再変動させてもよい。
【0019】更に、上記再変動制御のでは、ストップ
ボタン25が操作されることを条件に液晶表示パネル1
6の識別記号を確定させたが、再変動を停止させるため
のスイッチを別途設けたり、一定時間経過すると識別記
号が確定するようにしてもよい。
ボタン25が操作されることを条件に液晶表示パネル1
6の識別記号を確定させたが、再変動を停止させるため
のスイッチを別途設けたり、一定時間経過すると識別記
号が確定するようにしてもよい。
【0020】<第2実施例>この第2実施例は、パチン
コ機に対して本発明を適用した場合のものである。尚、
このパチンコ機の表示装置は、前記スロットマシン1の
表示装置4を小型にしたものと同じなので、前記第1実
施例の表示装置4と同一部材には同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
コ機に対して本発明を適用した場合のものである。尚、
このパチンコ機の表示装置は、前記スロットマシン1の
表示装置4を小型にしたものと同じなので、前記第1実
施例の表示装置4と同一部材には同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0021】図5、図6に示すように、パチンコ機30
は、大入賞口31と小入賞口32と始動用入賞口33な
どの入賞口に入賞したパチンコ玉を検出するため、これ
らの入賞口31〜33にそれぞれ対応づけて設けた複数
の入賞センサー35と、各入賞口に応じて設定された個
数のパチンコ玉を払出す払出手段36と、盤面にパチン
コ玉を打ち出すための弾球手段37と、大当たりを発生
させるための識別記号を表示する表示装置4と、大入賞
口31を開閉するための開閉手段38と、入賞センサー
35からの信号の基づいて払出手段36と弾球手段37
と表示装置4と開閉手段38とを制御する制御手段39
とを備えている。
は、大入賞口31と小入賞口32と始動用入賞口33な
どの入賞口に入賞したパチンコ玉を検出するため、これ
らの入賞口31〜33にそれぞれ対応づけて設けた複数
の入賞センサー35と、各入賞口に応じて設定された個
数のパチンコ玉を払出す払出手段36と、盤面にパチン
コ玉を打ち出すための弾球手段37と、大当たりを発生
させるための識別記号を表示する表示装置4と、大入賞
口31を開閉するための開閉手段38と、入賞センサー
35からの信号の基づいて払出手段36と弾球手段37
と表示装置4と開閉手段38とを制御する制御手段39
とを備えている。
【0022】制御手段39では、次のような制御を行っ
ている。即ち、小入賞口32及び始動用入賞口33にパ
チンコ玉が入賞すると、払出手段36を制御して小入賞
口32及び始動用入賞口33に応じた個数だけパチンコ
玉を払い出す。また、始動用入賞口33にパチンコ玉が
入賞した場合には、第1表示手段2の3つの回転ドラム
10を回転させてから、所定のタイミングで自動停止さ
せる。そして、表示窓12に対面する有効表示領域の入
賞判定ラインL上に、予め設定された特定の識別記号が
揃うと、大当たりのモードを設定し、大入賞口31を開
放する。そして、大入賞口31に設定個数のパチンコ玉
が入賞すると、大入賞口31を一定時間だけ一旦閉鎖せ
てから再度開放するという作動を設定回数繰り返し、大
当たりのモードが終了すると大入賞口31を閉鎖する。
また、払出手段36を制御して、大入賞口31にパチン
コ玉が入賞する毎に、設定個数のパチンコ玉を払いだ
す。
ている。即ち、小入賞口32及び始動用入賞口33にパ
チンコ玉が入賞すると、払出手段36を制御して小入賞
口32及び始動用入賞口33に応じた個数だけパチンコ
玉を払い出す。また、始動用入賞口33にパチンコ玉が
入賞した場合には、第1表示手段2の3つの回転ドラム
10を回転させてから、所定のタイミングで自動停止さ
せる。そして、表示窓12に対面する有効表示領域の入
賞判定ラインL上に、予め設定された特定の識別記号が
揃うと、大当たりのモードを設定し、大入賞口31を開
放する。そして、大入賞口31に設定個数のパチンコ玉
が入賞すると、大入賞口31を一定時間だけ一旦閉鎖せ
てから再度開放するという作動を設定回数繰り返し、大
当たりのモードが終了すると大入賞口31を閉鎖する。
また、払出手段36を制御して、大入賞口31にパチン
コ玉が入賞する毎に、設定個数のパチンコ玉を払いだ
す。
【0023】また、前述のような基本制御に加え、本実
施例のパチンコ機30では次のような再変動制御を行
う。即ち、図4に示すように、左側2つの回転ドラム1
0に関して、入賞判定ラインL上に大当たりの識別記号
(図4では「7」)が揃うとともに、その入賞判定ライ
ンL上に右端の回転ドラム10の透視窓17が停止する
と、液晶表示パネル16に表示する識別記号を順次切り
換えて識別記号を再変動させる。そして、予め設定され
た所定のタイミングで液晶表示パネル16の識別記号を
確定させ、3つの識別記号が揃った場合には、大当たり
のモードを設定して、前記と同様に大入賞口31を開閉
することになる。但し、表示装置4を備えたパチンコ機
30であれば、大入賞口31に代えてチューリップやア
ームを開閉させるタイプなど、他の構成のパチンコ機に
対しても本発明を同様に適用できる。
施例のパチンコ機30では次のような再変動制御を行
う。即ち、図4に示すように、左側2つの回転ドラム1
0に関して、入賞判定ラインL上に大当たりの識別記号
(図4では「7」)が揃うとともに、その入賞判定ライ
ンL上に右端の回転ドラム10の透視窓17が停止する
と、液晶表示パネル16に表示する識別記号を順次切り
換えて識別記号を再変動させる。そして、予め設定され
た所定のタイミングで液晶表示パネル16の識別記号を
確定させ、3つの識別記号が揃った場合には、大当たり
のモードを設定して、前記と同様に大入賞口31を開閉
することになる。但し、表示装置4を備えたパチンコ機
30であれば、大入賞口31に代えてチューリップやア
ームを開閉させるタイプなど、他の構成のパチンコ機に
対しても本発明を同様に適用できる。
【0024】次に、前記表示装置4の構成を部分的に変
更した他の実施例について説明する。 (1) 図7に示す遊戯機1Aのように、第1表示手段
2Aとして回転ドラム10に代えて、回転板40を備え
た第1表示手段2Aを有する、所謂ロタミント機に対し
ても本発明を同様に適用できる。この場合には、回転板
40の前面の外周近傍部に、図7では「7」を1つだけ
しか描写していないが、円周方向に一定間隔おきに1乃
至複数種類の識別記号をプリントし、3つの回転板40
のうちの右端の回転板40の1乃至複数の特定表示部位
に、透明シート或いは開口部からなる透視窓17を設け
ることになる。そして、識別記号を表示するための表示
窓41に対応する位置において回転板40の後方に、液
晶表示パネル16からなる第2表示手段3Aを設け、透
視窓17が表示窓41に位置したときに液晶表示パネル
16に表示する識別記号を再変動させるように構成して
もよい。
更した他の実施例について説明する。 (1) 図7に示す遊戯機1Aのように、第1表示手段
2Aとして回転ドラム10に代えて、回転板40を備え
た第1表示手段2Aを有する、所謂ロタミント機に対し
ても本発明を同様に適用できる。この場合には、回転板
40の前面の外周近傍部に、図7では「7」を1つだけ
しか描写していないが、円周方向に一定間隔おきに1乃
至複数種類の識別記号をプリントし、3つの回転板40
のうちの右端の回転板40の1乃至複数の特定表示部位
に、透明シート或いは開口部からなる透視窓17を設け
ることになる。そして、識別記号を表示するための表示
窓41に対応する位置において回転板40の後方に、液
晶表示パネル16からなる第2表示手段3Aを設け、透
視窓17が表示窓41に位置したときに液晶表示パネル
16に表示する識別記号を再変動させるように構成して
もよい。
【0025】(2) 図8に示す第2表示手段3Bのよ
うに、液晶表示パネル16に代えて、外周面に一定間隔
おきに識別記号を付した補助回転ドラム45を設けても
よい。この場合には、補助回転ドラム45の回転軸Aを
回転ドラム10の回転軸Bに直交させて配置させ、再変
動時における補助回転ドラム45上の識別記号の流れを
回転ドラム10による識別記号の流れと直交させること
で、表示動作に変化を持たせて面白みを倍増できる。但
し、補助回転ドラム45は右端の回転ドラム10に対応
させて設けたがそれ以外の回転ドラム10に設けてもよ
いし、2個以上の回転ドラム10に対応させて設けるこ
とも可能である。また、補助回転ドラム45を斜めに配
置させて、識別記号が斜めに流れるように構成すること
も可能である。更に、補助回転ドラム45を透明窓17
に直交する軸心C回りに一定角度往復回動させるような
機構を設け、表示に変化を持たせてもよい。更にまた、
前述の遊戯機1Aにおける回転板40の後方に、液晶表
示パネル16に代えて補助回転ドラム10を設けること
も可能である。
うに、液晶表示パネル16に代えて、外周面に一定間隔
おきに識別記号を付した補助回転ドラム45を設けても
よい。この場合には、補助回転ドラム45の回転軸Aを
回転ドラム10の回転軸Bに直交させて配置させ、再変
動時における補助回転ドラム45上の識別記号の流れを
回転ドラム10による識別記号の流れと直交させること
で、表示動作に変化を持たせて面白みを倍増できる。但
し、補助回転ドラム45は右端の回転ドラム10に対応
させて設けたがそれ以外の回転ドラム10に設けてもよ
いし、2個以上の回転ドラム10に対応させて設けるこ
とも可能である。また、補助回転ドラム45を斜めに配
置させて、識別記号が斜めに流れるように構成すること
も可能である。更に、補助回転ドラム45を透明窓17
に直交する軸心C回りに一定角度往復回動させるような
機構を設け、表示に変化を持たせてもよい。更にまた、
前述の遊戯機1Aにおける回転板40の後方に、液晶表
示パネル16に代えて補助回転ドラム10を設けること
も可能である。
【0026】(3) 液晶表示パネル16や補助回転ド
ラム45に代えて、外面側に識別記号をプリントした無
端ループ状の帯状シート体を複数のローラ等を介して循
環駆動するような形式の表示装置を用いたり、複数のL
EDをマトリックス状に配列させた表示装置を用いた
り、CRTディプレイを用いたり、複数枚の文字板を平
行配置した1対の回転体の外周近傍部間に回動自在に支
持させたフラップ式の表示装置を用いてもよい。
ラム45に代えて、外面側に識別記号をプリントした無
端ループ状の帯状シート体を複数のローラ等を介して循
環駆動するような形式の表示装置を用いたり、複数のL
EDをマトリックス状に配列させた表示装置を用いた
り、CRTディプレイを用いたり、複数枚の文字板を平
行配置した1対の回転体の外周近傍部間に回動自在に支
持させたフラップ式の表示装置を用いてもよい。
【0027】尚、本実施例ではスロットマシン1及びパ
チンコ機30について説明したが、回転ドラム10や回
転板40などの回転体を有する遊戯機、例えば雀球機な
どに対しても本発明を同様に適用することが可能であ
る。
チンコ機30について説明したが、回転ドラム10や回
転板40などの回転体を有する遊戯機、例えば雀球機な
どに対しても本発明を同様に適用することが可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る遊戯機によれば、2つの
表示手段を設けるとで、識別記号の配列パターンによっ
ては、1回の遊戯中に2回の変動を楽しむことができ
る。しかも2つの表示手段の表示機構が異なるので、表
示動作に変化を持たせることが可能となり、表示の面白
みを倍増できる。また、第2表示手段を用いて識別記号
を再変動させるときにおける大当たりの確率を、第1表
示手段を用いて識別記号を変動させる場合よりも高く設
定したりすることで、遊戯者の期待感を高めることも可
能となる。
表示手段を設けるとで、識別記号の配列パターンによっ
ては、1回の遊戯中に2回の変動を楽しむことができ
る。しかも2つの表示手段の表示機構が異なるので、表
示動作に変化を持たせることが可能となり、表示の面白
みを倍増できる。また、第2表示手段を用いて識別記号
を再変動させるときにおける大当たりの確率を、第1表
示手段を用いて識別記号を変動させる場合よりも高く設
定したりすることで、遊戯者の期待感を高めることも可
能となる。
【0029】請求項2記載のように、第2表示手段とし
て、回転体の特定表示部位に液晶表示手段を設けると、
既存の遊戯機に対しても大幅な変更を加えることなく、
第2表示手段を組み付けることが可能となる。請求項3
記載のように、回転体の特定表示部位に透視窓を設け、
第2表示手段として、有効表示領域の後方に透視窓を通
して視認可能に液晶表示手段を設けると、既存の遊戯機
に対して容易に適用できるとともに、液晶表示手段への
配線を簡略にできる。
て、回転体の特定表示部位に液晶表示手段を設けると、
既存の遊戯機に対しても大幅な変更を加えることなく、
第2表示手段を組み付けることが可能となる。請求項3
記載のように、回転体の特定表示部位に透視窓を設け、
第2表示手段として、有効表示領域の後方に透視窓を通
して視認可能に液晶表示手段を設けると、既存の遊戯機
に対して容易に適用できるとともに、液晶表示手段への
配線を簡略にできる。
【0030】請求項4記載のように、回転体の特定表示
部位に透視窓を設け、第2表示手段として、円周方向に
一定間隔おきに識別記号を付した補助回転体であって、
有効表示領域の後方に配置されて、回転体とは直交状或
いは傾斜状の軸心回りに回転する補助回転体を有し、透
視窓を通して視認可能な識別記号を補助回転体の回転角
度に応じて可変表示する第2表示手段を設けると、第1
表示手段の回転体による識別記号の流れに対して、第2
表示手段の補助回転体による識別記号の流れが直交状或
いは傾斜状となるので、意外性のある表示が可能とな
り、表示動作に変化を持たせて面白みを倍増できる。
部位に透視窓を設け、第2表示手段として、円周方向に
一定間隔おきに識別記号を付した補助回転体であって、
有効表示領域の後方に配置されて、回転体とは直交状或
いは傾斜状の軸心回りに回転する補助回転体を有し、透
視窓を通して視認可能な識別記号を補助回転体の回転角
度に応じて可変表示する第2表示手段を設けると、第1
表示手段の回転体による識別記号の流れに対して、第2
表示手段の補助回転体による識別記号の流れが直交状或
いは傾斜状となるので、意外性のある表示が可能とな
り、表示動作に変化を持たせて面白みを倍増できる。
【図1】 スロットマシンの斜視図
【図2】 スロットマシンの表示装置の分解斜視図
【図3】 スロットマシンの制御系のブロック図
【図4】 スロットマシンの再変動制御の説明図
【図5】 パチンコ機の正面図
【図6】 パチンコ機の制御系のブロック図
【図7】 ロタミント機の表示装置の分解斜視図
【図8】 他の構成の表示装置の説明図
1 スロットマシン 2 第1表示手
段 3 第2表示手段 4 表示装置 5 払出手段 6 制御手段 10 回転ドラム 11 フィルム体 12 表示窓 13 照明手段 14 フレーム 14a 凹部 15 ランプ 16 液晶表示パ
ネル 17 透視窓 20 ペイアウトボタン 21 1ベットボ
タン 22 2ベットボタン 23 マックスベ
ットボタン 24 スタートレバー 25 ストップボ
タン 26 コイン投入口 27 トレー 30 パチンコ機 31 大入賞口 32 小入賞口 33 始動用入賞
口 35 入賞センサー 36 払出手段 37 弾球手段 38 開閉手段 39 制御手段 2A 第1表示手段 3A 第2表示手
段 40 回転板 41 表示窓 3B 第2表示手段 45 補助回転ド
ラム
段 3 第2表示手段 4 表示装置 5 払出手段 6 制御手段 10 回転ドラム 11 フィルム体 12 表示窓 13 照明手段 14 フレーム 14a 凹部 15 ランプ 16 液晶表示パ
ネル 17 透視窓 20 ペイアウトボタン 21 1ベットボ
タン 22 2ベットボタン 23 マックスベ
ットボタン 24 スタートレバー 25 ストップボ
タン 26 コイン投入口 27 トレー 30 パチンコ機 31 大入賞口 32 小入賞口 33 始動用入賞
口 35 入賞センサー 36 払出手段 37 弾球手段 38 開閉手段 39 制御手段 2A 第1表示手段 3A 第2表示手
段 40 回転板 41 表示窓 3B 第2表示手段 45 補助回転ド
ラム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月30日(1999.8.3
0)
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 遊戯機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、回転ドラムを用い
た遊戯機に関する。
た遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ台やスロットマシンなどの遊戯
機に設けられる表示装置として、ドラム状や円板状の複
数の回転体を用いたものが種々提案され、広く実用化さ
れている。例えば、スロットマシンにおいては、略同軸
状に回転する3つの回転ドラムを併設し、各回転ドラム
の外周面に円周方向に一定間隔おきに文字や数字や絵柄
などの識別記号を印刷等により設けた表示装置が採用さ
れている。また、最近では、例えば特開平10−994
83号公報に記載のように、3つの回転ドラムのうちの
少なくとも1つの回転ドラムを同心状に配した内外1対
の回転ドラムで構成し、外側の回転ドラムの特定部位に
透視窓を設け、この透明窓が前面に移動したときに、内
側の回転ドラムの識別記号を透視できるように構成する
ことで、回転ドラムを大型にすることなく表示のバリエ
ーションを持たせたるようにした遊戯機の表示装置も提
案されている。
機に設けられる表示装置として、ドラム状や円板状の複
数の回転体を用いたものが種々提案され、広く実用化さ
れている。例えば、スロットマシンにおいては、略同軸
状に回転する3つの回転ドラムを併設し、各回転ドラム
の外周面に円周方向に一定間隔おきに文字や数字や絵柄
などの識別記号を印刷等により設けた表示装置が採用さ
れている。また、最近では、例えば特開平10−994
83号公報に記載のように、3つの回転ドラムのうちの
少なくとも1つの回転ドラムを同心状に配した内外1対
の回転ドラムで構成し、外側の回転ドラムの特定部位に
透視窓を設け、この透明窓が前面に移動したときに、内
側の回転ドラムの識別記号を透視できるように構成する
ことで、回転ドラムを大型にすることなく表示のバリエ
ーションを持たせたるようにした遊戯機の表示装置も提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記回転ドラムを用い
た従来の遊戯機においては、基本的には、同一軸線上に
複数の回転ドラムを配置させ、同一方向に回転ドラムの
回転させているので、表示動作に変化が少なく遊戯の面
白みに欠けるものであった。また、前記公報に記載の遊
戯機の表示装置においても、表示のバリエーションンは
増やせるものの、内外の回転ドラムに関しても同心状に
配置させているので、前記と同様に、表示動作に変化が
少なく遊戯の面白みを向上させることは困難であった。
た従来の遊戯機においては、基本的には、同一軸線上に
複数の回転ドラムを配置させ、同一方向に回転ドラムの
回転させているので、表示動作に変化が少なく遊戯の面
白みに欠けるものであった。また、前記公報に記載の遊
戯機の表示装置においても、表示のバリエーションンは
増やせるものの、内外の回転ドラムに関しても同心状に
配置させているので、前記と同様に、表示動作に変化が
少なく遊戯の面白みを向上させることは困難であった。
【0004】本発明の目的は、表示動作に変化を持た
せ、遊戯の興趣を向上し得る遊戯機を提供することであ
る。
せ、遊戯の興趣を向上し得る遊戯機を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用】請求項1に
係る遊戯機は、円周方向に一定間隔おきに文字や数字や
絵柄などの識別記号を付した複数の回転ドラムを有し、
視認可能な有効表示領域に回転ドラムの回転角度に応じ
て識別記号を可変表示する第1表示手段と、少なくとも
1つの回転ドラムの少なくとも1つの特定表示部位にお
ける識別記号を第1表示手段とは異なる表示機構で可変
表示する第2表示手段であって、回転ドラムの特定表示
部位に透視窓を設け、有効表示領域の後方に透視窓を通
して視認可能に液晶表示パネルを機枠に固定的に設けた
第2表示手段とを備えたものである。
係る遊戯機は、円周方向に一定間隔おきに文字や数字や
絵柄などの識別記号を付した複数の回転ドラムを有し、
視認可能な有効表示領域に回転ドラムの回転角度に応じ
て識別記号を可変表示する第1表示手段と、少なくとも
1つの回転ドラムの少なくとも1つの特定表示部位にお
ける識別記号を第1表示手段とは異なる表示機構で可変
表示する第2表示手段であって、回転ドラムの特定表示
部位に透視窓を設け、有効表示領域の後方に透視窓を通
して視認可能に液晶表示パネルを機枠に固定的に設けた
第2表示手段とを備えたものである。
【0006】この遊戯機においては、少なくとも1つの
回転ドラムの少なくとも1つの特定表示部位に対して、
第1表示手段とは異なる表示機構からなる第2表示手段
により、識別記号を可変表示できるので、例えば第1表
示手段の1つの回転ドラムに対応させて第2表示手段を
設け、2つの回転ドラムの識別記号が揃って、残りの回
転ドラムが特定表示部位で停止したときに、第2表示手
段により特定表示部位の識別記号を再変動させることに
より、2回の変動を楽しむことができる。しかも、異な
る表示機構からなる2種類の表示手段による識別記号の
表示を楽しめるので、表示動作に変化を持たせて面白み
を倍増できる。また、大当たりになる確率を第1表示手
段よりも第2表示手段の方を高く設定するなどして、遊
戯者の期待感を高めたりすることも可能である。
回転ドラムの少なくとも1つの特定表示部位に対して、
第1表示手段とは異なる表示機構からなる第2表示手段
により、識別記号を可変表示できるので、例えば第1表
示手段の1つの回転ドラムに対応させて第2表示手段を
設け、2つの回転ドラムの識別記号が揃って、残りの回
転ドラムが特定表示部位で停止したときに、第2表示手
段により特定表示部位の識別記号を再変動させることに
より、2回の変動を楽しむことができる。しかも、異な
る表示機構からなる2種類の表示手段による識別記号の
表示を楽しめるので、表示動作に変化を持たせて面白み
を倍増できる。また、大当たりになる確率を第1表示手
段よりも第2表示手段の方を高く設定するなどして、遊
戯者の期待感を高めたりすることも可能である。
【0007】また、第2表示手段として、回転ドラムの
特定表示部位に透視窓を設け、有効表示領域の後方に透
視窓を通して視認可能に液晶表示パネルを機枠に固定的
に設けているので、液晶表示パネルを第1表示手段の回
転ドラムとともに回転させた場合と比較して、液晶表示
パネルに対する配線を簡略にできる。
特定表示部位に透視窓を設け、有効表示領域の後方に透
視窓を通して視認可能に液晶表示パネルを機枠に固定的
に設けているので、液晶表示パネルを第1表示手段の回
転ドラムとともに回転させた場合と比較して、液晶表示
パネルに対する配線を簡略にできる。
【0008】請求項2記載の遊技機は、前記有効表示領
域に第1表示手段の3つの識別記号を表示可能に構成
し、回転ドラムの内側に機枠に固定された照明手段のフ
レームを設け、このフレームの前部に前記3つの識別記
号に対応させて識別記号を背後から照らすランプをそれ
ぞれ組み込んだ3つの凹部を形成し、前記液晶表示パネ
ルをフレームの前面に3つの凹部に対応させてそれぞれ
設けたものである。この場合には、回転ドラムの識別記
号を背後から照明するランプを、液晶表示パネルのバッ
クライトとして兼用できる。
域に第1表示手段の3つの識別記号を表示可能に構成
し、回転ドラムの内側に機枠に固定された照明手段のフ
レームを設け、このフレームの前部に前記3つの識別記
号に対応させて識別記号を背後から照らすランプをそれ
ぞれ組み込んだ3つの凹部を形成し、前記液晶表示パネ
ルをフレームの前面に3つの凹部に対応させてそれぞれ
設けたものである。この場合には、回転ドラムの識別記
号を背後から照明するランプを、液晶表示パネルのバッ
クライトとして兼用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。 <第1実施例>この第1実施例は、スロットマシンに本
発明の遊戯機を適用した場合のものである。図1〜図3
に示すように、スロットマシン1は、基本的には、3つ
の回転ドラム10を有する第1表示手段2及び液晶表示
手段からなる第2表示手段3を有する表示装置4と、コ
インの払い出しのための払出手段5と、遊戯を行うため
の各種スイッチ類と、表示装置4及び払出手段5を制御
する制御手段6とを備えている。
面を参照しながら説明する。 <第1実施例>この第1実施例は、スロットマシンに本
発明の遊戯機を適用した場合のものである。図1〜図3
に示すように、スロットマシン1は、基本的には、3つ
の回転ドラム10を有する第1表示手段2及び液晶表示
手段からなる第2表示手段3を有する表示装置4と、コ
インの払い出しのための払出手段5と、遊戯を行うため
の各種スイッチ類と、表示装置4及び払出手段5を制御
する制御手段6とを備えている。
【0010】表示装置4について説明すると、図1、図
2、図4に示すように、第1表示手段2の3つの回転ド
ラム10の外周部には帯状にフィルム体11が外装さ
れ、フィルム体11には円周方向に一定間隔おきに文字
や数字や絵柄などの識別記号が印刷等により形成され、
これら3つの回転ドラム10は図示外のステッピングモ
ータによりぞれぞれに独立に回転駆動される。但し、識
別記号を印刷していないハズレの部分を形成してもよ
い。スロットマシン1の前面パネルの上部には3つの回
転ドラム10に対応させて3つの表示窓12が設けら
れ、各回転ドラム10は、その前部の3つの識別記号が
表示窓12から視認できるように配置されている。各回
転ドラム10の内側には照明手段13が設けられ、この
照明手段13のフレーム14は機枠に固定され、フレー
ム14の前部には回転ドラム10前部の3つの識別記号
に対応させて3つの凹部14aが設けられ、各凹部14
aには識別記号を背後から照らすランプ15が組み込ま
れている。このランプ15は後述する液晶表示パネル1
6のバックライトとしても機能する。
2、図4に示すように、第1表示手段2の3つの回転ド
ラム10の外周部には帯状にフィルム体11が外装さ
れ、フィルム体11には円周方向に一定間隔おきに文字
や数字や絵柄などの識別記号が印刷等により形成され、
これら3つの回転ドラム10は図示外のステッピングモ
ータによりぞれぞれに独立に回転駆動される。但し、識
別記号を印刷していないハズレの部分を形成してもよ
い。スロットマシン1の前面パネルの上部には3つの回
転ドラム10に対応させて3つの表示窓12が設けら
れ、各回転ドラム10は、その前部の3つの識別記号が
表示窓12から視認できるように配置されている。各回
転ドラム10の内側には照明手段13が設けられ、この
照明手段13のフレーム14は機枠に固定され、フレー
ム14の前部には回転ドラム10前部の3つの識別記号
に対応させて3つの凹部14aが設けられ、各凹部14
aには識別記号を背後から照らすランプ15が組み込ま
れている。このランプ15は後述する液晶表示パネル1
6のバックライトとしても機能する。
【001 1】第2表示手段3は、周知の構成の液
晶表示パネル16を備えており、この液晶表示パネル1
6は右端に配置される回転ドラム10の照明手段13の
フレーム14の前面に、フレーム14に形成した3つの
凹部14aに対応させてそれぞれ設けられている。ま
た、右端の回転ドラム10のフィルム体11の特定表示
部位には透視窓17が設けられ、この透視窓17を通し
て液晶表示パネル16を視認できるように構成されてい
る。但し、透視窓17は透明フィルムで構成してもよい
し、単にフィルム体11に開口を形成するだけでもよ
い。また、この透視窓17は複数設けてもよい。液晶表
示パネル16は、制御手段6により制御され、回転ドラ
ム10にプリントした識別記号と同様の識別記号を表示
可能に構成されている。但し、回転ドラム10とは異種
の識別記号を表示させることも可能である。
晶表示パネル16を備えており、この液晶表示パネル1
6は右端に配置される回転ドラム10の照明手段13の
フレーム14の前面に、フレーム14に形成した3つの
凹部14aに対応させてそれぞれ設けられている。ま
た、右端の回転ドラム10のフィルム体11の特定表示
部位には透視窓17が設けられ、この透視窓17を通し
て液晶表示パネル16を視認できるように構成されてい
る。但し、透視窓17は透明フィルムで構成してもよい
し、単にフィルム体11に開口を形成するだけでもよ
い。また、この透視窓17は複数設けてもよい。液晶表
示パネル16は、制御手段6により制御され、回転ドラ
ム10にプリントした識別記号と同様の識別記号を表示
可能に構成されている。但し、回転ドラム10とは異種
の識別記号を表示させることも可能である。
【0012】尚、回転ドラム10は3つ以外の個数設け
てもよい。また、第2表示手段3は、3つの回転ドラム
10の少なくとも1つに対応させて設けてあれば、他の
回転ドラム10に対応させて設けてもよい。尚、本発明
を構成するものではないが、回転ドラム10の特定表示
部位に液晶表示パネル16を直接的に固定することも可
能である。この場合には、回転ドラム10に回転ムラが
発生しないように、回転ドラム10の外面の円周方向の
複数等分位置に液晶表示パネル16をそれぞれ取り付け
ることが好ましい。
てもよい。また、第2表示手段3は、3つの回転ドラム
10の少なくとも1つに対応させて設けてあれば、他の
回転ドラム10に対応させて設けてもよい。尚、本発明
を構成するものではないが、回転ドラム10の特定表示
部位に液晶表示パネル16を直接的に固定することも可
能である。この場合には、回転ドラム10に回転ムラが
発生しないように、回転ドラム10の外面の円周方向の
複数等分位置に液晶表示パネル16をそれぞれ取り付け
ることが好ましい。
【0013】各種スイッチとしては、ペイアウトボタン
20、1ベットボタン21、2ベットボタン22、マッ
クスベットボタン23、スタートレバー24、ストップ
ボタン25等を備えている。但し、これらの各種スイッ
チは、スロットマシン1の機種等に応じて適宜に設ける
ことが可能で、図例のものに限定されるものではない。
払出手段5は、コインを1枚ずつ切りわけて、必要枚数
だけ払出せるようにした周知の構成のものである。
20、1ベットボタン21、2ベットボタン22、マッ
クスベットボタン23、スタートレバー24、ストップ
ボタン25等を備えている。但し、これらの各種スイッ
チは、スロットマシン1の機種等に応じて適宜に設ける
ことが可能で、図例のものに限定されるものではない。
払出手段5は、コインを1枚ずつ切りわけて、必要枚数
だけ払出せるようにした周知の構成のものである。
【0014】次に、制御手段6によるスロットマシン1
の制御方法について説明する。但し、基本制御は従来の
スロットマシン1と同じなので簡単に説明する。先ず、
図1に示すように、コイン投入口26にコインを投入す
ると、遊戯のための制御が開始され、ベットボタン21
〜23の操作により払出し対象となる入賞判定ラインL
を設定する。次に、スタートレバー24の操作により、
第1表示手段2の3つの回転ドラム10をステッピング
モータにより回転駆動させ、ストップボタン25の操作
により対応する回転ドラム10を順次停止させる。
の制御方法について説明する。但し、基本制御は従来の
スロットマシン1と同じなので簡単に説明する。先ず、
図1に示すように、コイン投入口26にコインを投入す
ると、遊戯のための制御が開始され、ベットボタン21
〜23の操作により払出し対象となる入賞判定ラインL
を設定する。次に、スタートレバー24の操作により、
第1表示手段2の3つの回転ドラム10をステッピング
モータにより回転駆動させ、ストップボタン25の操作
により対応する回転ドラム10を順次停止させる。
【0015】そして、3つの回転ドラム10が停止した
状態で、3つの回転ドラム10のうちの表示窓12に対
面する識別記号が、設定した入賞判定ラインL上に3つ
揃っている場合には、識別記号に応じた回数だけ遊戯回
数を増やし、記憶している遊戯回数が一定回数を越える
と、越えた枚数だけコインを払出手段5からトレー27
に払出す。また、特定の識別記号、例えば「7」「7」
「7」が揃っている場合には、一定回数だけ識別記号が
揃い易い状態、所謂大当たりや小当たりの遊戯状態を設
定する。
状態で、3つの回転ドラム10のうちの表示窓12に対
面する識別記号が、設定した入賞判定ラインL上に3つ
揃っている場合には、識別記号に応じた回数だけ遊戯回
数を増やし、記憶している遊戯回数が一定回数を越える
と、越えた枚数だけコインを払出手段5からトレー27
に払出す。また、特定の識別記号、例えば「7」「7」
「7」が揃っている場合には、一定回数だけ識別記号が
揃い易い状態、所謂大当たりや小当たりの遊戯状態を設
定する。
【0016】前述のような基本制御に加え、本実施例の
スロットマシン1では次のような再変動制御を行う。即
ち、図4に示すように、左側2つの回転ドラム10に
関して、入賞判定ラインL上に同じ識別記号(図では
「7」)が揃うとともに、その入賞判定ラインL上に
右端の回転ドラム10の透視窓17が停止すると、液晶
表示パネル16に表示する識別記号を順次切り換えて識
別記号を再変動させる。そして、この右端の回転ドラ
ム10に対応するストップボタン25が操作されること
を条件に、液晶表示パネル16の識別記号を確定させ、
3つの識別記号が揃った場合には、前述と同様に識別記
号に応じた回数だけ遊戯回数を増やしたり、大当たりや
小当たりの遊戯状態を設定することになる。
スロットマシン1では次のような再変動制御を行う。即
ち、図4に示すように、左側2つの回転ドラム10に
関して、入賞判定ラインL上に同じ識別記号(図では
「7」)が揃うとともに、その入賞判定ラインL上に
右端の回転ドラム10の透視窓17が停止すると、液晶
表示パネル16に表示する識別記号を順次切り換えて識
別記号を再変動させる。そして、この右端の回転ドラ
ム10に対応するストップボタン25が操作されること
を条件に、液晶表示パネル16の識別記号を確定させ、
3つの識別記号が揃った場合には、前述と同様に識別記
号に応じた回数だけ遊戯回数を増やしたり、大当たりや
小当たりの遊戯状態を設定することになる。
【0017】但し、上記再変動制御は次のように構成す
ることも可能である。即ち、上記再変動制御のでは、
大当たりや小当たりの識別記号とそれ以外の識別記号と
を同様に扱ったが、大当たりや小当たりの識別記号が揃
ったときのみ、液晶表示パネル16に表示する識別記号
を再変動させてもよい。また、このように左側2つの識
別記号が揃ったときには、液晶表示パネル16の識別記
号が揃う確率を高く設定してもよい。更に、入賞判定ラ
インL上に左側2つの識別記号が揃うことを条件とし
て、液晶表示パネル16を再変動させたが、左側2つの
回転ドラム10における識別記号の配列パターンが、大
当たりの前段階の配列パターン、所謂リーチ目になると
ともに、右側の回転ドラム10の透視窓17がこの配列
パターンを完成させるために必要な位置に停止したとき
に、液晶表示パネル16の識別記号を再変動させてもよ
い。
ることも可能である。即ち、上記再変動制御のでは、
大当たりや小当たりの識別記号とそれ以外の識別記号と
を同様に扱ったが、大当たりや小当たりの識別記号が揃
ったときのみ、液晶表示パネル16に表示する識別記号
を再変動させてもよい。また、このように左側2つの識
別記号が揃ったときには、液晶表示パネル16の識別記
号が揃う確率を高く設定してもよい。更に、入賞判定ラ
インL上に左側2つの識別記号が揃うことを条件とし
て、液晶表示パネル16を再変動させたが、左側2つの
回転ドラム10における識別記号の配列パターンが、大
当たりの前段階の配列パターン、所謂リーチ目になると
ともに、右側の回転ドラム10の透視窓17がこの配列
パターンを完成させるために必要な位置に停止したとき
に、液晶表示パネル16の識別記号を再変動させてもよ
い。
【0018】また、上記再変動制御のでは、入賞判定
ラインL上に透視窓17が停止することを条件に、その
まま液晶表示パネル16に表示する識別記号を再変動さ
せたが、入賞判定ラインL上に透視窓17が停止してか
ら、再度コインを投入するか或いはベントボタン21〜
23を操作するとともに、スタートレバー24を操作す
ることを条件に、液晶表示パネル16に表示する識別記
号を再変動させてもよい。例えば、液晶表示パネル16
に「?」などを表示させておき、再度コインを投入し
て、スタートレバー24を操作することで液晶表示パネ
ル16を再変動させてもよい。
ラインL上に透視窓17が停止することを条件に、その
まま液晶表示パネル16に表示する識別記号を再変動さ
せたが、入賞判定ラインL上に透視窓17が停止してか
ら、再度コインを投入するか或いはベントボタン21〜
23を操作するとともに、スタートレバー24を操作す
ることを条件に、液晶表示パネル16に表示する識別記
号を再変動させてもよい。例えば、液晶表示パネル16
に「?」などを表示させておき、再度コインを投入し
て、スタートレバー24を操作することで液晶表示パネ
ル16を再変動させてもよい。
【0019】更に、上記再変動制御のでは、ストップ
ボタン25が操作されることを条件に液晶表示パネル1
6の識別記号を確定させたが、再変動を停止させるため
のスイッチを別途設けたり、一定時間経過すると識別記
号が確定するようにしてもよい。
ボタン25が操作されることを条件に液晶表示パネル1
6の識別記号を確定させたが、再変動を停止させるため
のスイッチを別途設けたり、一定時間経過すると識別記
号が確定するようにしてもよい。
【0020】<第2実施例>この第2実施例は、パチン
コ機に対して本発明を適用した場合のものである。尚、
このパチンコ機の表示装置は、前記スロットマシン1の
表示装置4を小型にしたものと同じなので、前記第1実
施例の表示装置4と同一部材には同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
コ機に対して本発明を適用した場合のものである。尚、
このパチンコ機の表示装置は、前記スロットマシン1の
表示装置4を小型にしたものと同じなので、前記第1実
施例の表示装置4と同一部材には同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0021】図5、図6に示すように、パチンコ機30
は、大入賞口31と小入賞口32と始動用入賞口33な
どの入賞口に入賞したパチンコ玉を検出するため、これ
らの入賞口31〜33にそれぞれ対応づけて設けた複数
の入賞センサー35と、各入賞口に応じて設定された個
数のパチンコ玉を払出す払出手段36と、盤面にパチン
コ玉を打ち出すための弾球手段37と、大当たりを発生
させるための識別記号を表示する表示装置4と、大入賞
口31を開閉するための開閉手段38と、入賞センサー
35からの信号の基づいて払出手段36と弾球手段37
と表示装置4と開閉手段38とを制御する制御手段39
とを備えている。
は、大入賞口31と小入賞口32と始動用入賞口33な
どの入賞口に入賞したパチンコ玉を検出するため、これ
らの入賞口31〜33にそれぞれ対応づけて設けた複数
の入賞センサー35と、各入賞口に応じて設定された個
数のパチンコ玉を払出す払出手段36と、盤面にパチン
コ玉を打ち出すための弾球手段37と、大当たりを発生
させるための識別記号を表示する表示装置4と、大入賞
口31を開閉するための開閉手段38と、入賞センサー
35からの信号の基づいて払出手段36と弾球手段37
と表示装置4と開閉手段38とを制御する制御手段39
とを備えている。
【0022】制御手段39では、次のような制御を行っ
ている。即ち、小入賞口32及び始動用入賞口33にパ
チンコ玉が入賞すると、払出手段36を制御して小入賞
口32及び始動用入賞口33に応じた個数だけパチンコ
玉を払い出す。また、始動用入賞口33にパチンコ玉が
入賞した場合には、第1表示手段2の3つの回転ドラム
10を回転させてから、所定のタイミングで自動停止さ
せる。そして、表示窓12に対面する有効表示領域の入
賞判定ラインL上に、予め設定された特定の識別記号が
揃うと、大当たりのモードを設定し、大入賞口31を開
放する。そして、大入賞口31に設定個数のパチンコ玉
が入賞すると、大入賞口31を一定時間だけ一旦閉鎖せ
てから再度開放するという作動を設定回数繰り返し、大
当たりのモードが終了すると大入賞口31を閉鎖する。
また、払出手段36を制御して、大入賞口31にパチン
コ玉が入賞する毎に、設定個数のパチンコ玉を払いだ
す。
ている。即ち、小入賞口32及び始動用入賞口33にパ
チンコ玉が入賞すると、払出手段36を制御して小入賞
口32及び始動用入賞口33に応じた個数だけパチンコ
玉を払い出す。また、始動用入賞口33にパチンコ玉が
入賞した場合には、第1表示手段2の3つの回転ドラム
10を回転させてから、所定のタイミングで自動停止さ
せる。そして、表示窓12に対面する有効表示領域の入
賞判定ラインL上に、予め設定された特定の識別記号が
揃うと、大当たりのモードを設定し、大入賞口31を開
放する。そして、大入賞口31に設定個数のパチンコ玉
が入賞すると、大入賞口31を一定時間だけ一旦閉鎖せ
てから再度開放するという作動を設定回数繰り返し、大
当たりのモードが終了すると大入賞口31を閉鎖する。
また、払出手段36を制御して、大入賞口31にパチン
コ玉が入賞する毎に、設定個数のパチンコ玉を払いだ
す。
【0023】また、前述のような基本制御に加え、本実
施例のパチンコ機30では次のような再変動制御を行
う。即ち、図4に示すように、左側2つの回転ドラム1
0に関して、入賞判定ラインL上に大当たりの識別記号
(図4では「7」)が揃うとともに、その入賞判定ライ
ンL上に右端の回転ドラム10の透視窓17が停止する
と、液晶表示パネル16に表示する識別記号を順次切り
換えて識別記号を再変動させる。そして、予め設定され
た所定のタイミングで液晶表示パネル16の識別記号を
確定させ、3つの識別記号が揃った場合には、大当たり
のモードを設定して、前記と同様に大入賞口31を開閉
することになる。但し、表示装置4を備えたパチンコ機
30であれば、大入賞口31に代えてチューリップやア
ームを開閉させるタイプなど、他の構成のパチンコ機に
対しても本発明を同様に適用できる。
施例のパチンコ機30では次のような再変動制御を行
う。即ち、図4に示すように、左側2つの回転ドラム1
0に関して、入賞判定ラインL上に大当たりの識別記号
(図4では「7」)が揃うとともに、その入賞判定ライ
ンL上に右端の回転ドラム10の透視窓17が停止する
と、液晶表示パネル16に表示する識別記号を順次切り
換えて識別記号を再変動させる。そして、予め設定され
た所定のタイミングで液晶表示パネル16の識別記号を
確定させ、3つの識別記号が揃った場合には、大当たり
のモードを設定して、前記と同様に大入賞口31を開閉
することになる。但し、表示装置4を備えたパチンコ機
30であれば、大入賞口31に代えてチューリップやア
ームを開閉させるタイプなど、他の構成のパチンコ機に
対しても本発明を同様に適用できる。
【0024】次に、前記表示装置4の構成を部分的に変
更した他の実施例について説明する。但し、下記(1)
〜(3)の他の実施例は、本発明を構成するものではな
い。 (1) 図7に示す遊戯機1Aのように、第1表示手段
2Aとして回転ドラム10に代えて、回転板40を備え
た第1表示手段2Aを有する、所謂ロタミント機に対し
ても本発明を同様に適用できる。この場合には、回転板
40の前面の外周近傍部に、図7では「7」を1つだけ
しか描写していないが、円周方向に一定間隔おきに1乃
至複数種類の識別記号をプリントし、3つの回転板40
のうちの右端の回転板40の1乃至複数の特定表示部位
に、透明シート或いは開口部からなる透視窓17を設け
ることになる。そして、識別記号を表示するための表示
窓41に対応する位置において回転板40の後方に、液
晶表示パネル16からなる第2表示手段3Aを設け、透
視窓17が表示窓41に位置したときに液晶表示パネル
16に表示する識別記号を再変動させるように構成して
もよい。
更した他の実施例について説明する。但し、下記(1)
〜(3)の他の実施例は、本発明を構成するものではな
い。 (1) 図7に示す遊戯機1Aのように、第1表示手段
2Aとして回転ドラム10に代えて、回転板40を備え
た第1表示手段2Aを有する、所謂ロタミント機に対し
ても本発明を同様に適用できる。この場合には、回転板
40の前面の外周近傍部に、図7では「7」を1つだけ
しか描写していないが、円周方向に一定間隔おきに1乃
至複数種類の識別記号をプリントし、3つの回転板40
のうちの右端の回転板40の1乃至複数の特定表示部位
に、透明シート或いは開口部からなる透視窓17を設け
ることになる。そして、識別記号を表示するための表示
窓41に対応する位置において回転板40の後方に、液
晶表示パネル16からなる第2表示手段3Aを設け、透
視窓17が表示窓41に位置したときに液晶表示パネル
16に表示する識別記号を再変動させるように構成して
もよい。
【0025】(2) 図8に示す第2表示手段3Bのよ
うに、液晶表示パネル16に代えて、外周面に一定間隔
おきに識別記号を付した補助回転ドラム45を設けても
よい。この場合には、補助回転ドラム45の回転軸Aを
回転ドラム10の回転軸Bに直交させて配置させ、再変
動時における補助回転ドラム45上の識別記号の流れを
回転ドラム10による識別記号の流れと直交させること
で、表示動作に変化を持たせて面白みを倍増できる。但
し、補助回転ドラム45は右端の回転ドラム10に対応
させて設けたがそれ以外の回転ドラム10に設けてもよ
いし、2個以上の回転ドラム10に対応させて設けるこ
とも可能である。また、補助回転ドラム45を斜めに配
置させて、識別記号が斜めに流れるように構成すること
も可能である。更に、補助回転ドラム45を透明窓17
に直交する軸心C回りに一定角度往復回動させるような
機構を設け、表示に変化を持たせてもよい。更にまた、
前述の遊戯機1Aにおける回転板40の後方に、液晶表
示パネル16に代えて補助回転ドラム10を設けること
も可能である。
うに、液晶表示パネル16に代えて、外周面に一定間隔
おきに識別記号を付した補助回転ドラム45を設けても
よい。この場合には、補助回転ドラム45の回転軸Aを
回転ドラム10の回転軸Bに直交させて配置させ、再変
動時における補助回転ドラム45上の識別記号の流れを
回転ドラム10による識別記号の流れと直交させること
で、表示動作に変化を持たせて面白みを倍増できる。但
し、補助回転ドラム45は右端の回転ドラム10に対応
させて設けたがそれ以外の回転ドラム10に設けてもよ
いし、2個以上の回転ドラム10に対応させて設けるこ
とも可能である。また、補助回転ドラム45を斜めに配
置させて、識別記号が斜めに流れるように構成すること
も可能である。更に、補助回転ドラム45を透明窓17
に直交する軸心C回りに一定角度往復回動させるような
機構を設け、表示に変化を持たせてもよい。更にまた、
前述の遊戯機1Aにおける回転板40の後方に、液晶表
示パネル16に代えて補助回転ドラム10を設けること
も可能である。
【0026】(3) 液晶表示パネル16や補助回転ド
ラム45に代えて、外面側に識別記号をプリントした無
端ループ状の帯状シート体を複数のローラ等を介して循
環駆動するような形式の表示装置を用いたり、複数のL
EDをマトリックス状に配列させた表示装置を用いた
り、CRTディプレイを用いたり、複数枚の文字板を平
行配置した1対の回転体の外周近傍部間に回動自在に支
持させたフラップ式の表示装置を用いてもよい。
ラム45に代えて、外面側に識別記号をプリントした無
端ループ状の帯状シート体を複数のローラ等を介して循
環駆動するような形式の表示装置を用いたり、複数のL
EDをマトリックス状に配列させた表示装置を用いた
り、CRTディプレイを用いたり、複数枚の文字板を平
行配置した1対の回転体の外周近傍部間に回動自在に支
持させたフラップ式の表示装置を用いてもよい。
【0027】尚、本実施例ではスロットマシン1及びパ
チンコ機30について説明したが、回転ドラム10を有
する遊戯機、例えば雀球機などに対しても本発明を同様
に適用することが可能である。
チンコ機30について説明したが、回転ドラム10を有
する遊戯機、例えば雀球機などに対しても本発明を同様
に適用することが可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る遊戯機によれば、2つの
表示手段を設けているので、識別記号の配列パターンに
よっては、1回の遊戯中に2回の変動を楽しむことがで
きる。しかも2つの表示手段の表示機構が異なるので、
表示動作に変化を持たせることが可能となり、表示の面
白みを倍増できる。また、第2表示手段を用いて識別記
号を再変動させるときにおける大当たりの確率を、第1
表示手段を用いて識別記号を変動させる場合よりも高く
設定したりすることで、遊戯者の期待感を高めることも
可能となる。
表示手段を設けているので、識別記号の配列パターンに
よっては、1回の遊戯中に2回の変動を楽しむことがで
きる。しかも2つの表示手段の表示機構が異なるので、
表示動作に変化を持たせることが可能となり、表示の面
白みを倍増できる。また、第2表示手段を用いて識別記
号を再変動させるときにおける大当たりの確率を、第1
表示手段を用いて識別記号を変動させる場合よりも高く
設定したりすることで、遊戯者の期待感を高めることも
可能となる。
【0029】また、第2表示手段として、回転ドラムの
特定表示部位に透視窓を設け、有効表示領域の後方に透
視窓を通して視認可能に液晶表示パネルを機枠に固定的
に設けているので、液晶表示パネルを第1表示手段の回
転ドラムとともに回転させた場合と比較して、液晶表示
パネルに対する配線を簡略にできる。
特定表示部位に透視窓を設け、有効表示領域の後方に透
視窓を通して視認可能に液晶表示パネルを機枠に固定的
に設けているので、液晶表示パネルを第1表示手段の回
転ドラムとともに回転させた場合と比較して、液晶表示
パネルに対する配線を簡略にできる。
【0030】請求項2記載のように、有効表示領域に第
1表示手段の3つの識別記号を表示可能に構成し、回転
ドラムの内側に機枠に固定された照明手段のフレームを
設け、このフレームの前部に前記3つの識別記号に対応
させて識別記号を背後から照らすランプをそれぞれ組み
込んだ3つの凹部を形成し、前記液晶表示パネルをフレ
ームの前面に3つの凹部に対応させてそれぞれ設ける
と、回転ドラムの識別記号を背後から照明するランプ
を、液晶表示パネルのバックライトとして兼用できる。
1表示手段の3つの識別記号を表示可能に構成し、回転
ドラムの内側に機枠に固定された照明手段のフレームを
設け、このフレームの前部に前記3つの識別記号に対応
させて識別記号を背後から照らすランプをそれぞれ組み
込んだ3つの凹部を形成し、前記液晶表示パネルをフレ
ームの前面に3つの凹部に対応させてそれぞれ設ける
と、回転ドラムの識別記号を背後から照明するランプ
を、液晶表示パネルのバックライトとして兼用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スロットマシンの斜視図
【図2】 スロットマシンの表示装置の分解斜視図
【図3】 スロットマシンの制御系のブロック図
【図4】 スロットマシンの再変動制御の説明図
【図5】 パチンコ機の正面図
【図6】 パチンコ機の制御系のブロック図
【図7】 ロタミント機の表示装置の分解斜視図
【図8】 他の構成の表示装置の説明図
【符号の説明】 1 スロットマシン 2 第1表示手
段 3 第2表示手段 4 表示装置 5 払出手段 6 制御手段 10 回転ドラム 11 フィルム体 12 表示窓 13 照明手段 14 フレーム 14a 凹部 15 ランプ 16 液晶表示パ
ネル 17 透視窓 20 ペイアウトボタン 21 1ベットボ
タン 22 2ベットボタン 23 マックスベ
ットボタン 24 スタートレバー 25 ストップボ
タン 26 コイン投入口 27 トレー 30 パチンコ機 31 大入賞口 32 小入賞口 33 始動用入賞
口 35 入賞センサー 36 払出手段 37 弾球手段 38 開閉手段 39 制御手段 2A 第1表示手段 3A 第2表示手
段 40 回転板 41 表示窓 3B 第2表示手段 45 補助回転ド
ラム
段 3 第2表示手段 4 表示装置 5 払出手段 6 制御手段 10 回転ドラム 11 フィルム体 12 表示窓 13 照明手段 14 フレーム 14a 凹部 15 ランプ 16 液晶表示パ
ネル 17 透視窓 20 ペイアウトボタン 21 1ベットボ
タン 22 2ベットボタン 23 マックスベ
ットボタン 24 スタートレバー 25 ストップボ
タン 26 コイン投入口 27 トレー 30 パチンコ機 31 大入賞口 32 小入賞口 33 始動用入賞
口 35 入賞センサー 36 払出手段 37 弾球手段 38 開閉手段 39 制御手段 2A 第1表示手段 3A 第2表示手
段 40 回転板 41 表示窓 3B 第2表示手段 45 補助回転ド
ラム
Claims (4)
- 【請求項1】 円周方向に一定間隔おきに文字や数字や
絵柄などの識別記号を付した複数の回転体を有し、視認
可能な有効表示領域に回転体の回転角度に応じて識別記
号を可変表示する第1表示手段と、 少なくとも1つの回転体の少なくとも1つの特定表示部
位における識別記号を第1表示手段とは異なる表示機構
で可変表示する第2表示手段と、 を備えたことを特徴とする遊戯機。 - 【請求項2】 前記第2表示手段として、回転体の特定
表示部位に液晶表示手段を設けた請求項1記載の遊戯
機。 - 【請求項3】 前記回転体の特定表示部位に透視窓を設
け、第2表示手段として、有効表示領域の後方に透視窓
を通して視認可能に液晶表示手段を設けた請求項1記載
の遊戯機。 - 【請求項4】 前記回転体の特定表示部位に透視窓を設
け、第2表示手段として、円周方向に一定間隔おきに識
別記号を付した補助回転体であって、有効表示領域の後
方に配置されて、回転体とは直交状或いは傾斜状の軸心
回りに回転する補助回転体を有し、透視窓を通して視認
可能な識別記号を補助回転体の回転角度に応じて可変表
示する第2表示手段を設けた請求項1記載の遊戯機。
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Related Child Applications (1)
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