JP2005034283A - 遊技機 - Google Patents

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Atsushi Fujimoto
淳 富士本
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Abstract

【課題】遊技情報を表示する発光手段を液晶表示装置上で視認可能にする。
【解決手段】光透過領域が設けられた液晶表示装置50と、液晶表示装置50の背後における光透過領域に対応した箇所に設置され、液晶表示装置50を通して視認可能に所定の遊技情報を表示する発光手段18〜27とを有する。液晶表示装置50は、演出画像を表示する液晶パネル55と、液晶パネル55の背後に配置されて冷陰極管51a,51bからの光を偏向パターンにより液晶パネル55に導く導光板52と、導光板52の背後に配置されて導光板52からの光を液晶パネル55へ反射する反射板53とを含み、光透過領域は、発光手段18〜27における発光面の外形以上の広さで反射板53に開口された窓孔53aと、導光板52の窓孔53aに対応した箇所に形成された偏向パターン非形成領域52aとを有する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機に関し、特に液晶表示装置を有する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチスロ機などの遊技機では、たとえばメダル投入枚数に応じた賭数を表示する賭数表示部やクレジットされているメダル数などの遊技情報を表示するクレジット表示部などに発光手段が用いられている。そして、この発光手段は、特開平10−108939号公報などに記載のように、ガラスベースの背後に設置されている。
【0003】
また、今日では、遊技機の前面に液晶表示装置を設置し、この液晶表示装置を用いて様々な画像を表示することによって遊技状態等に応じた演出を行っているものが多い。
【0004】
そして、液晶表示装置による演出は遊技者の興趣を高めてゲーム性をより向上させる有効な手段であることから、演出内容に様々な工夫が凝らされているとともに、液晶表示装置そのものも大型化する傾向にある。
【0005】
ここで、遊技機の前面パネル全域にわたる大画面(たとえば20インチ程度)の液晶表示装置を設置することができれば、表示内容の自由度が大きくなって極めて迫力のある演出が可能になる。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−108939号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技機には前述した賭数表示部やクレジット表示部において遊技情報を表示するために発光手段を設ける必要がある。
【0008】
したがって、液晶表示装置を大型化した場合には上述したランプ類を前面パネルに取り付けることができず、遊技者が視認しづらい前面パネル以外の箇所に取り付けるしかなくなる。これでは遊技者が快適に遊技を楽しむことができない。
【0009】
そこで、本発明は、遊技情報を表示する発光手段を液晶表示装置上で視認することのできる遊技機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、遊技機の前面に配置され、遊技状態に応じた演出画像を表示するとともに表示画面内に光透過領域が設けられた液晶表示装置と、前記液晶表示装置の背後における前記光透過領域に対応した箇所に設置され、前記液晶表示装置を通して視認可能に所定の遊技情報を表示する発光手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
このような発明によれば、液晶表示装置を大型化しても、遊技情報を表示する発光手段を遊技者が視認しやすい位置である液晶表示装置を通した位置に設置することが可能になる。
【0012】
本発明の好ましい形態において、前記液晶表示装置は、遊技状態に応じた演出画像を表示する液晶パネルと、前記液晶パネルの背後に配置されて光源からの光を偏向パターンにより前記液晶パネルに導く導光板と、前記導光板の背後に配置されて前記導光板からの光を前記液晶パネルへ反射する反射板とを含んでいる。
【0013】
これにより、液晶表示装置を大型化しても、遊技情報を表示する発光手段を遊技者が視認しやすい位置である液晶表示装置を通した位置に設置することが可能になる。
【0014】
本発明のさらに好ましい形態において、前記光透過領域は、前記発光手段における発光面の外形以上の広さで前記反射板に開口された窓孔と、前記導光板の前記窓孔に対応した箇所に形成された偏向パターン非形成領域とを有する。
【0015】
これにより、発光手段から発光された光が導光板の偏向パターンによって減衰されない。
【0016】
本発明のさらに好ましい形態において、前記液晶パネルは、前記発光手段の発光時には前記窓孔に対応した領域を透明に表示する。
【0017】
これにより、発光手段から発光された光を極力減衰させることなく遊技者に視認させることができる。
【0018】
なお、遊技機としては、パチスロ機やパチンコ機を適用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、発明の実施の形態は、本発明が実施される特に有用な形態としてのものであり、本発明がその実施の形態に限定されるものではない。
【0020】
図1は本発明の一実施の形態である遊技機としてのパチスロ機を示す正面図、図2は図1のパチスロ機における液晶表示装置を示す説明図、図3は図1のパチスロ機における液晶表示装置を示す分解斜視図、図4は図1のパチスロ機における主制御回路の構成を示すブロック図、図5は図1のパチスロ機における副制御回路の構成を示すブロック図、図6は図1のパチスロ機における液晶表示装置を斜め後方から示す斜視図、図7は図1のパチスロ機における液晶表示装置の側面図である。
【0021】
図1および図2において、パチスロ機1の前面中央には、その全域にわたるたとえば20インチサイズの液晶表示装置50が設置されている。そして、液晶表示装置50には3つの表示窓2,3,4が横方向に並べて設けられ、可変表示部を構成する回転自在な3個のリール5,6,7がそれぞれの表示窓2,3,4から視認可能に設けられている。なお、図示するように、各リール5,6,7の外周面には複数種類の図柄からなる図柄列が描かれている。表示窓2,3,4には、横3本と斜め2本の計5本の入賞ラインが設けられている。
【0022】
そして、リール5,6,7の回転によるゲームの進行に合わせて、液晶表示装置50では遊技のデモンストレーション画面やゲームに応じた演出画像が表示される。
【0023】
また、液晶表示装置50における表示窓2〜4の左方には、上部から、ボーナスゲーム入賞時に残り入賞可能回数をデジタル表示するボーナスカウント表示部8、メダル投入枚数に応じて点灯制御される3つの賭数表示部9,10,11、入賞によるメダル払い出し枚数を表示する配当枚数表示部12、機械内部に現在クレジットされているメダル数を表示するクレジット表示部13、および4つの遊技状態表示部14,15,16,17が設けられている。遊技状態表示部14〜17は、BB遊技状態中に点灯するBB遊技状態部14、RB遊技状態中に点灯するRB遊技状態部15、再遊技(リプレイ)が発生した時に点灯する再遊技表示部16、前回の遊技と今回の遊技の間隔が所定時間未満の時やエラー発生時などに点灯する遊技停止表示部17からなる。なお、賭数表示部9〜11には、メダル投入枚数を示す「参」「弐」「壱」の数字が上から順に表示されている。
【0024】
ここで、図3に示すように、これらの表示部8〜17で遊技情報を表示可能にするために、液晶表示装置50の背後には、ボーナスカウント表示部8に対応して3桁の7セグメントLEDからなるボーナスカウント表示ランプ(発光手段)18が、各賭数表示部9〜11に対応して発光面が略円形のLEDからなる賭数表示ランプ(発光手段)19,20,21が、配当枚数表示部12に対応して2桁の7セグメントLEDからなる配当枚数表示ランプ(発光手段)22が、クレジット表示部13に対応して2桁の7セグメントLEDからなるクレジット表示ランプ(発光手段)23が、各遊技状態表示部14〜17に対応して発光面が略円形のLEDからなる遊技状態表示ランプ(発光手段)24,25,26,27が、基板56に配置されている。なお、液晶表示装置50とこれら発光手段18〜27との詳細な構成は後述する。
【0025】
液晶表示装置50では、以上説明した表示部8〜17の発光手段18〜27以外にも、後述するスタートレバー28の操作の受け付けが有効な時に点滅するスタートランプ29、ビッグボーナス(以下、「BB」という。)またはレギュラーボーナス(以下、「RB」という。)が内部当選した場合およびこれらに入賞した場合に点灯するWINランプ30、およびメダル投入口31にメダルの投入が可能な時に点灯するインサートランプ32が視認可能になっている(何れも図示せず)。
【0026】
液晶表示装置50の下方右側には、遊技者がメダルを入れるためのメダル投入口31が設けられており、下方左側には1BETスイッチ、2BETスイッチおよび1回のゲームに3枚のメダルを賭ける際に使用されるBETスイッチ(以下、「マックスBETスイッチ」という。)33が設けられている。なお、図1においては、図示による煩雑化を回避するため、マックスBETスイッチ33、およびメダル投入口31のみが示されている。クレジット表示部13にメダルがクレジットされている場合には、メダル投入口31へのメダル投入に代え、これら1BETスイッチ、2BETスイッチおよびマックスBETスイッチ33の各押ボタン操作により、1回のゲームにそれぞれ1枚、2枚および3枚のメダルが賭けられる。
【0027】
前述のBETスイッチの下方にはクレジットメダル精算スイッチ34およびスタートレバー28が設けられており、スタートレバー28の右方の機器中央部には停止ボタン35,36,37が設けられている。クレジットメダル精算スイッチ34の押しボタン操作により、メダルのクレジット/払い出しを切り換えることができる。また、スタートレバー28のレバー操作により、リール5,6,7は一斉に回転を開始する。停止ボタン35,36,37は各リール5,6,7に対応して配置されており、これら各リール5,6,7の回転が一定速度に達したとき操作が有効化され、遊技者の押しボタン操作に応じて各リール5,6,7の回転を停止させる。
【0028】
また、パチスロ機1の正面下部にはメダル受皿39およびメダル払い出し口38が設けられている。メダル受皿39は、メダル払い出し口38から払い出されるメダルを貯めるものである。また、パチスロ機1の正面上部には、各入賞に対してどれだけのメダルが払い出されるかが示されている配当表示部40が設けられている。そして、配当表示部40の左、右にスピーカ82L,82Rが取り付けられている。
【0029】
図4は以上に説明したパチスロ機1の主制御回路61を示すブロック図である。
【0030】
主制御回路61はマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という。)63を主な構成要素とし、これに乱数サンブリングのための回路を加えて構成されている。マイコン63は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うメインCPU(中央演算処理装置)64と、プログラム(画像演出プログラムなどを含む)や各種のテーブルデータなどを格納しているROM65およびバックアップ機能付き制御RAM(以下、単にRAMと称する)66とを含んで構成されている。
【0031】
メインCPU64には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路67および分周器68と、一定範囲の乱数を発生する乱数発生器69および発生した乱数の1つを特定するサンプリング回路70とが接続されている。さらに、メインCPU64には、後述する周辺装置(アクチュエータ)との間で信号を授受するI/Oポート71が接続されている。
【0032】
ここで、R0M65は、入賞確率テーブル、図柄テーブル、入賞シンボル組合せテーブル、シーケンスプログラム、告知演出テーブルおよび演出画像プログラムを格納するように記憶部が区分され、さらに、スタートレバー28を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル等が格納されている。
【0033】
マイコン63からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各リール5,6,7を回転駆動するステッピングモータ45L、45C、45R、各種ランプ(賭数表示ランプ19〜21、スタートランプ29、WINランプ30、インサートランプ32)、各種表示部(クレジット表示ランプ23、遊技状態表示ランプ24〜27、ボーナスカウント表示ランプ18、配当枚数表示ランプ22)、およびメダルを収納するホッパー72がある。これらはそれぞれモータ駆動回路73、各ランプ駆動回路74、各表示部駆動回路75およびホッパー駆動回路76によって駆動される。これら駆動回路73〜76は、マイコン63のI/Oポート71を介してメインCPU64に接続されている。
【0034】
また、マイコン63が制御信号を生成するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、メダル投入口31から投入されたメダルを検出する投入メダルセンサ31S、スタートレバー28の操作を検出するスタートスイッチ28S、前述したBETスイッチ33、およびクレジットメダル精算スイッチ34がある。さらに、ホトセンサからの出力パルス信号を受けて各リール5,6,7の回転位置を検出するリール位置検出回路77がある。なお、ホトセンサは各リール5〜7の駆動機構に含まれており、同図では図示されていない。
【0035】
さらに、上記の入力信号発生手段としては、停止ボタン35〜37が押されたときに対応するリールを停止させる信号を発生するリール停止信号回路78と、ホッパー72から払い出されるメダル数を計数するメダル検出部72Sと、図示しない払出完了信号発生回路とがある。
【0036】
また、I/Oポート71には副制御回路81が接続されている。この副制御回路の構成を図5に示す。
【0037】
副制御回路81は、主制御回路61からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置50の表示制御およびスピーカ82L,82Rからの音の出力制御を実行する。この副制御回路81は、主制御回路61を構成する基板とは別の基板上に構成され、サブマイクロコンピュータ83を主たる構成要素とし、液晶表示装置50の表示制御手段としての画像制御回路91、スピーカ82L,82Rからの出力音を制御する音源IC88、増幅器としてのパワーアンプ89で構成されている。
【0038】
サブマイクロコンピュータ83は、主制御回路61から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU84と、記憶手段としてのプログラムROM85およびワークRAM86とを含む。副制御回路81は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU84の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。
【0039】
プログラムROM85は、サブCPU84で実行する制御プログラムが格納する。ワークRAM86は、上記制御プログラムをサブCPU84で実行するときの一時記憶手段として構成される。
【0040】
画像制御回路91は、画像制御CPU92、画像制御プログラムROM94、画像制御ワークRAM93、画像制御IC98、画像ROM96、ビデオRAM97で構成される。
【0041】
ここで、画像制御CPU92は、サブマイクロコンピュータ83で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムROM94内に格納する画像制御プログラムに沿って液晶表示装置50での表示内容を決定する。画像制御プログラムROM94は、液晶表示装置50での表示に関する画像制御プログラムや各種選択テーブルを格納する。画像制御ワークRAM93は、上記画像制御プログラムを画像制御CPU92で実行するときの一時記憶手段として構成される。画像制御IC98は、画像制御CPU92で決定された表示内容に応じた画像を形成し、液晶表示装置50に出力する。画像ROM96は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM97は、画像制御IC98で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
【0042】
なお、主制御回路61からの出力はINポート87を介してサブCPU84に入力され、サブCPU84からの出力はOUTポート90およびINポート95を介して画像制御CPU92に入力される。
【0043】
次に、本実施の形態のパチスロ機1の動作について説明する。遊技者がメダル投入口31にメダルを投入すると、投入メダルセンサ31Sから検知信号がメインCPU64へ送られ、メインCPU64はメダルの投入を検知し、賭数に応じた賭数表示ランプ19〜21が点灯する。遊技者がスタートレバー28を押すと、スタートスイッチ28Sから操作信号がメインCPU64へ伝えられ、メインCPU64はスタートレバー28の操作を検知し、I/Oポート71を介してモータ駆動部73へスタート信号を送り、リール5,6,7を一斉に回転させる。
【0044】
また、スタートレバー28の操作を検出すると、メインCPU64は乱数発生器69より発生された乱数値をサンプリング回路70により取り込み、取り込んだ乱数値とROM65に格納された判定値と比較して、当選、落選を決定する内部抽選を行う。その抽選結果はRAM66の所定領域に格納されるが、内部当選すると、当選の種類に応じたフラグがRAM66の所定領域に立てられる。ここで、当該ゲームで立てられたフラグは当該ゲームが終了すると消滅するのが基本であるが、内部当選確率が低いBBやRBに限って、立てられたフラグが対応する図柄が揃って入賞するまで複数ゲームに亘って持ち越される場合がある。
【0045】
さらに、スタートレバー28の操作を検出すると、メインCPU64はROM65から複数ゲームにわたって液晶表示装置50に演出画像を表示するための演出指示コマンドを読み出し、これをI/Oポート71を介して副制御回路81に送出する。なお、メインCPU64は副制御回路81に送出する演出指示コマンドをRAM66の所定領域に保持しておく。
【0046】
副制御回路81はメインCPU64から入力された演出指示コマンドに従った演出内容の画像を液晶表示装置50に表示し、内部当選の契機となるスタートレバー28の有効な操作毎に入力される演出指示コマンドに従って画像を表示させる。
【0047】
次にメインCPU64は、RAM66上の内部抽選結果をチェックして、内部抽選の判定結果に対応する停止テーブルを選択決定し、それぞれに対応する停止テーブルをROM65からRAM66上に読み出す。
【0048】
その後、遊技者が、停止ボタン35,36,37の何れかを操作すると、リール停止信号回路78から操作信号がメインCPU64へ伝えられ、メインCPU64はリール位置検出回路77からの各リール5,6,7の位置とRAM66上の停止テーブルに基づいてリール5,6,7を停止させる制御を行う。
【0049】
これにより、内部抽選で当選していない限り、遊技者はどのようなタイミングで停止ボタン35,36,37を操作しても、当選図柄が揃わないように各リール5,6,7の停止制御が行われる。一方、内部抽選で当選し且つ、内部当選結果に対応する図柄が揃えられる停止テーブルが選択されている場合、遊技者の停止ボタン35,36,37の操作タイミング如何によっては内部当選に対応した図柄が揃う停止制御が存在することになる。
【0050】
すなわち、内部抽選結果が当選の場合には、メインCPU64は引き込み停止制御に基づくストップ信号をモータ駆動部73へ送り、操作された停止ボタン35,36,37に対応するリール5,6,7を停止させるが、このとき、このリール5,6,7上の入賞に係るシンボルが有効な停止ライン上で停止するようなリール停止制御を行う。
【0051】
内部抽選結果が外れの場合、メインCPU64は、停止ボタン35,36,37の操作にて、入賞に係るシンボルが有効な停止ライン上で止まらないように、操作された停止ボタン35,36,37に対応するリール5,6,7を停止させる。
【0052】
さて、このようなパチスロ機1における液晶表示装置50と発光手段18〜27との構成について、図3、図6および図7を用いて説明する。
【0053】
これらの図面に示すように、液晶表示装置50の前面には、この液晶表示装置50を保護する透明なアクリル製の前面パネル48が設置されている。
【0054】
そして、液晶表示装置50は、導光板52の両側端(本実施の形態では、上端および下端の2カ所)に配置されて幅方向に延びる光源としての冷陰極管51a,51bを有している。この冷陰極管51a,51bに挟まれるようにして、冷陰極管51a,51bからの光が導入され、偏向パターンによりこれを後述する液晶パネル55へと導く導光板52が配置されている。
【0055】
導光板52の背後には、導光板52の背面側に照射された光を前方に位置する液晶パネル55へ反射する反射板53が設けられている。また、導光板52の前方には、導光板52からの光を拡散する拡散シート54が設けられ、さらに拡散シート54の前方には、遊技状態に応じた演出画像を表示する液晶パネル55が設けられている。したがって、液晶パネル55の画像は、冷陰極管51a,51bから出て導光板52、反射板53および拡散シート54で拡散照射された光により鮮明に表示される。
【0056】
なお、発光手段18〜27が発光した際の相互干渉を防止するために、発光手段18〜27相互に間には仕切りが設けられている(図示せず)。この仕切りは、発光手段18〜27が配置された基板56、あるいは液晶表示装置50を構成する反射板53に形成することができる。
【0057】
液晶表示装置50には、この液晶表示装置50の背後に設置された上記発光手段18〜27に対応した箇所に光透過領域が設けられている。すなわち、光透過領域は、反射板53では、発光手段18〜27の発光面の外形以上の広さで開口された窓孔53aであり、導光板52では、窓孔53aに対応した箇所に設けられた偏向パターンの形成されていない領域つまり偏向パターン非形成領域52aであり、拡散シート54では、偏向パターン非形成領域52aに対応した箇所に開口された窓孔54aである。
【0058】
そして、このような光透過領域により、発光手段18〜27で照射された光は、反射板53を通り抜け、偏向されることなく導光板52を貫通し、拡散されることなく拡散シート54を通り抜けるために、液晶パネル55および前面パネル48を通して視認される。なお、視認性をより良好にするために、発光手段18〜27の発光時には、液晶パネル55の窓孔53aに対応した領域(図3の液晶パネル55において破線で示す領域)は透明に表示するのが望ましい。
【0059】
このように、本実施の形態によれば、液晶表示装置50に光透過領域が設けられているので、液晶表示装置50の背後に発光手段18〜27を設置し、光透過領域を通すことによって、発光手段18〜27からの光を液晶表示装置50上に表示することができる。これにより、液晶表示装置50を大型化しても、遊技情報を表示する発光手段18〜27を遊技者が視認しやすい位置である液晶表示装置50を通した位置に設置することが可能になる。
【0060】
なお、以上の説明において、発光手段としては、ボーナスカウント表示ランプ18、賭数表示ランプ19,20,21、配当枚数表示ランプ22、クレジット表示ランプ23、遊技状態表示ランプ24,25,26,27が列挙されているが、本発明における発光手段はこれらに限定されない。つまり、発光手段は発光することにより遊技者に何らかの遊技情報を表示するものであればよく、よって列挙したものの一部であってもよく、これら以外のものであってもよい。また、発光の構造はどのようなものであってもよく、LEDに限定されるものではない。
【0061】
また、本実施の形態では、発光手段18〜27は基板56に配置されて反射板53の背後に配置されているが、反射板53に直接取り付けるようにしてもよい。
【0062】
さらに、本実施の形態では、本発明を遊技機の一種であるパチスロ機1に適用した場合が例示されているが、本発明は、たとえばパチンコ機や業務用ゲーム機など液晶表示装置を備えた遊技機に広く適用することが可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば以下の効果を奏することができる。
【0064】
すなわち、液晶表示装置に光透過領域を設けているので、発光手段の光を光透過領域を通すことによって、発光手段からの光を液晶表示装置上に表示することができる。
【0065】
これにより、液晶表示装置を大型化しても、遊技情報を表示する発光手段を遊技者が視認しやすい位置である液晶表示装置を通した位置に設置することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である遊技機としてのパチスロ機を示す正面図である。
【図2】図1のパチスロ機における液晶表示装置を示す説明図である。
【図3】図1のパチスロ機における液晶表示装置を示す分解斜視図である。
【図4】図1のパチスロ機における主制御回路の構成を示すブロック図である。
【図5】図1のパチスロ機における副制御回路の構成を示すブロック図である。
【図6】図1のパチスロ機における液晶表示装置を斜め後方から示す斜視図である。
【図7】図1のパチスロ機における液晶表示装置の側面図である。
【符号の説明】
1 パチスロ機(遊技機)
18 ボーナスカウント表示ランプ(発光手段)
19,20,21 賭数表示ランプ(発光手段)
22 配当枚数表示ランプ(発光手段)
23 クレジット表示ランプ(発光手段)
24,25,26,27 遊技状態表示ランプ(発光手段)
50 液晶表示装置
51a,51b 冷陰極管(光源)
52 導光板
52a 偏向パターン非形成領域
53 反射板
53a 窓孔
55 液晶パネル

Claims (5)

  1. 遊技機の前面に配置され、遊技状態に応じた演出画像を表示するとともに表示画面内に光透過領域が設けられた液晶表示装置と、
    前記液晶表示装置の背後における前記光透過領域に対応した箇所に設置され、前記液晶表示装置を通して視認可能に所定の遊技情報を表示する発光手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記液晶表示装置は、
    遊技状態に応じた演出画像を表示する液晶パネルと、
    前記液晶パネルの背後に配置されて光源からの光を偏向パターンにより前記液晶パネルに導く導光板と、
    前記導光板の背後に配置されて前記導光板からの光を前記液晶パネルへ反射する反射板と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記光透過領域は、
    前記発光手段における発光面の外形以上の広さで前記反射板に開口された窓孔と、
    前記導光板の前記窓孔に対応した箇所に形成された偏向パターン非形成領域と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記液晶パネルは、前記発光手段の発光時には前記窓孔に対応した領域を透明に表示することを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記遊技機は、パチスロ機またはパチンコ機であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
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