JP2007042844A - 気相成長装置及びサセプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 基板を加熱した際の支持部材との相対的な変形を許容しつつ、支持部材とのガタを低減する。
【解決手段】 基板200の表面に原料ガスを供給して成膜を行なう気相成長装置100であって、基板200を保持するサセプタ110と、サセプタ110と接触してサセプタ110を下側から支持する回転自在な支持部材120と、支持部材120を回転させる駆動部140と、を備え、サセプタ110及び支持部材120の接触部は、支持部材120の回転中心について周方向へ延び径方向に傾斜するテーパ状に形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体基板の形成、基板上への成膜等に用いる気相成長装置及びこれに用いられるサセプタに関する。
半導体製造工程において気相薄膜成長法(VPE(vapor phase epitaxy))を用いて基板上に膜を形成することは一般的である。また、基板自体の形成に気相成長法が用いられることもある。この種の成長法を用いた気相成長装置としては、基板を保持するサセプタと、このサセプタを支持する支持部材と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
サセプタは平板状に形成され上面にて複数の基板を保持する。また、支持部材にはサセプタの下面と当接する平坦面が形成され、駆動部により回転駆動される。これにより、成膜時に、支持部材とともにサセプタが基板を保持した状態で回転するようになっている。サセプタの周縁下部には下方へ突出する突出部が形成され、この突出部が平坦面の周縁と係わることにより、サセプタは支持部材に係止される。
サセプタは、ロボットアーム等により、支持部材への載置、支持部材からの離脱が行われる。すなわち、サセプタ取扱い時に、サセプタの載置位置、アーム停止位置等について誤差が生じることがある。また、成膜時にサセプタも加熱されることから、サセプタ、支持部材等が熱膨張により相対的に変形する場合がある。これらの理由から、サセプタと支持部材の間で径方向に遊びを設け、誤差、熱変形等が生じたとしても、基板上への成膜、サセプタの取扱い等に支障をきたさないよう構成されている。
特表2001−506803号公報
しかしながら、前記気相成長装置では、支持部材の回転中心に対してサセプタの重心位置がrだけずれているとすると、質量mのサセプタ及び支持部材が角速度ωで回転しているとき、サセプタには遠心力mrωが生じ、これが両者間の静止最大摩擦力を超えるとサセプタが支持部材に対して滑ってしまう。これにより、サセプタの突出部と、支持部材の周縁とが衝突して摩耗粉が生じたり、サセプタ上の基板が脱落するおそれがある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基板を加熱した際の支持部材との相対的な変形を許容しつつ、支持部材とのガタつきを低減することのできるサセプタ及びこれを備えた気相成長装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、
基板の表面に原料ガスを供給して成膜を行う気相成長装置であって、
前記基板を保持するサセプタと、
前記サセプタと接触して該サセプタを下側から支持する回転自在な支持部材と、
前記支持部材を回転させる駆動部と、を備え、
前記サセプタ及び前記支持部材の接触部は、前記支持部材の回転中心について周方向へ延び、径方向に傾斜するテーパ状に形成されることを特徴とする気相成長装置が提供される。
本発明の気相成長装置によれば、サセプタと支持部材は、互いにテーパ状の接触部にて接触しガタなく組み付けられる。
ここで、サセプタを支持部材に対して組み付ける際に、サセプタを支持部材に対して上方より接近させると、テーパ状の接触部どうしが摺接しサセプタが所期の支持位置へと自動的に案内されることとなる。すなわち、サセプタと支持部材の軸心が互いにずれた状態であっても、サセプタを支持部材に載置することにより、自動的に軸合わせ(調芯)を行うことができる。
また、サセプタが支持部材にガタなく組み付けられていることから、支持部材の回転時に、サセプタと支持部材の相対的な移動を制限してこれらの間の摩耗を抑制することができ、摩耗粉の発生を防止することができる。
さらに、ガタがないことから、支持部材の回転中に、サセプタに径方向の突発的な加速度が生じることはなく、基板がサセプタから脱落するおそれがない。さらにまた、サセプタと支持部材に相対的な位置変化が定常的に生じて膜の成長がばらつくこともない。さらにまた、サセプタ及び支持部材に生じる振動が抑制されるので、装置各部に生じる繰り返し応力を低減することができ、装置各部の信頼性が飛躍的に向上する。
また、基板の加熱時に、サセプタ及び支持部材が熱膨張する。ここで、これらが相対的に変形した際に、サセプタ及び支持部材の接触部がテーパ状に形成されているので、接触部がずれることにより相対的な変形が許容される。このとき、接触部がテーパ状であることから、回転軸方向の変形と、径方向の変形の両方の変形が許容されることとなる。
これにより、サセプタ及び支持部材に過大な内部応力が生じることはなく、サセプタまたは支持部材が脆性材料の場合に脆性破壊して割れてしまったり、延性材料の場合に塑性変形したりすることはない。
また、上記気相成長装置において、
前記サセプタ及び前記支持部材の前記接触部は、上方へ向かって凸のテーパ状である構成とすることができる。
この気相成長装置によれば、サセプタ及び支持部材の接触部がそれぞれ上方へ向かって凸のテーパ状であることから、接触部分においてサセプタが支持部材の径方向外側に位置することとなる。これにより、サセプタを支持部材に組み付けた際に、サセプタに径方向について引っ張り方向の負荷が加わることとなるので、比較的安定させてサセプタを支持部材に固定することができる。
また、上記気相成長装置において、
前記支持部材は回転中心に沿う軸状に形成され、
前記サセプタは前記支持部材の上端側を受容する受容部を有し、
前記サセプタの前記受容部と、前記支持部材の上面の周縁と、にテーパ状の前記接触部が形成される構成とすることができる。
この気相成長装置によれば、軸状に形成された支持部材の上端側を、サセプタの受容部に受容させることにより、サセプタの支持部材への組み付けが実現される。
また、上記気相成長装置において、
前記支持部材は略円筒状に形成され、
前記支持部材の上端面がテーパ状の前記接触部をなす構成とすることができる。
この気相成長装置によれば、略円筒状に形成された支持部材の上端に、サセプタを載置することにより、サセプタの支持部材への組み付けが実現される。
また、上記気相成長装置において、
前記支持部材の内側における前記サセプタの下方に配され、該サセプタを加熱するヒータを備え、
前記サセプタ及び前記支持部材におけるテーパ状の前記接触部の少なくとも一方に、前記接触部にて前記支持部材の内外を連通する溝を形成し、
前記支持部材の内側の気圧を外側の気圧よりも高圧とする内外圧調整機構を具備した構成とすることができる。
この気相成長装置によれば、基板への成膜時には、支持部材の内側に配されたヒータによりサセプタが加熱される。このとき、支持部材も熱が伝わることとなる。
ここで、内外圧調整機構により支持部材の内側が外側に比して高圧とされているので、支持部材の内側の気体が溝を通じて外側へ流出する。これにより、サセプタと支持部材の接触部が冷却されるので、支持部材の材料として例えば石英等を用いることが可能となる。石英は、カーボン、SiC等のような従来のサセプタを構成する材料に比べ、コストが安く内部状況を目視確認できるメリットがある反面、高温における強度が充分でない。上記構成の装置によれば、このような石英を用いて支持部材を作製でき、安価かつ安全な装置を構成することが可能となる。
また、支持部材の外部から内部への反応ガス流入を阻止することができる。これにより、支持部材の内部で反応が生じるようなこともない。
また、上記気相成長装置において、
前記内外圧調整機構は、不活性ガスを前記支持部材の内側へ流入させる構成とすることができる。
尚、ここでいう「不活性ガス」とは、装置内の系において化学反応を起こしにくい気体であり、ヘリウム、ネオン、アルゴンなど希ガス類元素や、窒素を含むものである。
この気相成長装置によれば、支持部材の内側は不活性ガスで満たされることから、ヒータの熱により支持部材の内部で反応が生じることはない。
以上、本発明の構成について説明したが、本発明はこれに限られず様々な態様を含む。例えば、本発明によれば、
基板の表面に原料ガスを供給して成膜を行う気相成長装置に用いられ、回転駆動する支持部材に下側から支持され前記半導体基板を保持するサセプタであって、
前記支持部材による支持時に該支持部材と接触する接触部を備え、
前記接触部は、回転中心について周方向へ延び、径方向に傾斜するテーパ状に形成されることを特徴とするサセプタが提供される。
このサセプタによれば、支持部材に対してテーパ状の接触部にて接触することによりガタなく組み付けられる。
ここで、支持部材に対して組み付ける際に、支持部材に対して上方より接近させると、テーパ状の接触部が摺接し所期の支持位置へと自動的に案内されることとなる。すなわち、支持部材に対して軸心が互いにずれた状態であっても、支持部材に載置することにより、自動的に軸合わせ(調芯)を行うことができる。
また、支持部材にガタなく組み付けられることから、支持部材の回転時に、支持部材との相対的な移動を制限して支持部材との間の摩耗を抑制することができ、摩耗粉の発生を防止することができる。
さらに、ガタがないことから、支持部材の回転中に、径方向の突発的な加速度が生じることはなく、基板が脱落するおそれがない。さらにまた、支持部材との間で相対的な位置変化が定常的に生じて成膜がばらつくこともない。さらにまた、サセプタ及び支持部材に生じる振動が抑制されるので、気相成長装置各部に生じる繰り返し応力を低減することができ、装置各部の信頼性が飛躍的に向上する。
また、半導体基板の加熱時に、サセプタ及び支持部材が熱膨張する。ここで、支持部材に対して相対的に変形した際に、接触部がテーパ状に形成されているので、接触部がずれることにより相対的な変形が許容される。このとき、接触部がテーパ状であることから、回転軸方向の変形と、径方向の変形の両方の変形が許容されることとなる。
これにより、サセプタ及び支持部材に過大な内部応力が生じることはなく、サセプタまたは支持部材が脆性材料の場合に脆性破壊して割れてしまったり、延性材料の場合に塑性変形したりすることはない。
また、上記サセプタにおいて、
前記接触部は、上方へ向かって凸のテーパ状である構成とすることができる。
このサセプタによれば、接触部が上方へ向かって凸のテーパ状であることから、接触部分において支持部材の径方向外側に位置することとなる。これにより、支持部材に組み付けた際に、径方向について引っ張り方向の負荷が加わることとなるので、比較的安定させて支持部材に固定することができる。
また、上記サセプタにおいて、
前記支持部材の上端側を受容する受容部を有し、
前記受容部にテーパ状の前記接触部が形成される構成とすることができる。
このサセプタによれば、支持部材の上端側を受容部に受容させることにより、支持部材への組み付けが実現される。
また、上記サセプタにおいて、
前記支持部材は筒状に形成されたものであり、
前記接触部に前記支持部材の内外を連通する溝が形成された構成とすることができる。
このサセプタによれば、筒状に形成された支持部材の上端に載置することにより、支持部材への組み付けが実現される。
ここで、基板への成膜時に、支持部材の内側に配されたヒータにより加熱される場合、テーパ面に支持部材の内外を連通する溝が形成されているので、溝を通じて支持部材の内側の気体を外側へ排出することができる。従って、支持部材とサセプタの接触部を冷却して、支持部材側の熱負荷を低減することができ、これによって安価かつ安全な気相成長装置を構成することが可能となる。
このとき、支持部材の内側を外側に比して高圧として、支持部材の外側における成膜用の反応ガスの内側への流入を阻止する構成が好ましい。
このように、本発明によれば、基板を加熱した際のサセプタと支持部材の相対的な変形を許容しつつ、サセプタと支持部材のガタを低減することができる。
従って、サセプタまたは支持部材が脆性破壊したり塑性変形したりすることはないし、これらに生じる振動を抑制することができ、装置各部の信頼性を飛躍的に向上することができる。
また、サセプタと支持部材の摩耗粉の発生が防止され、基板、装置各部への摩耗粉の付着による不具合が生じることはない。また、基板がサセプタから脱落するおそれがなく、成膜にばらつきがないことから、良質の半導体を製造することができる。
さらに、サセプタの支持部材への組み付け時に自動調芯されることから、組み付け作業を簡単に行うことができる。これにより、例えば、サセプタを取り扱うロボットアーム等の精度が比較的粗くとも、サセプタを支持部材の所期位置へ組み付けることが可能となる。従って、半導体装置の生産ラインに要求されるサセプタ取扱時の要求精度を粗くして、半導体装置の製造コストを低減することができる。
図1から図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1は気相成長装置の概略構成説明図、図2はサセプタの上面図、図3はサセプタの断面図、図4はサセプタの下面図、図5は図4の一部A−A断面図である。
図1に示すように、この気相成長装置100は、基板200を保持するサセプタ110と、サセプタ110と接触してサセプタ110を下側から支持する回転自在な支持部材120と、サセプタ110を加熱するヒータ130と、支持部材120を回転させる駆動部140と、を備えている。図1に示すように、この気相成長装置100は、チャンバー150内にて、サセプタ110に保持された基板200の表面に原料ガスを供給して成膜を行う。ここで、膜の成長方法としては、MOVPE(Metal-Organic vapor phase epitaxy)であっても、HVPE(hydride vapor phase epitaxy)であってもよい。
図2に示すようにサセプタ110は上面視で略円形を呈し、図3に示すようにサセプタは略板状に形成される。すなわち、サセプタ110は略円盤状に形成されている。サセプタ110の上面には、基板200を保持する複数の凹部112が形成される。本実施形態においては、基板200は円盤状に形成され、これに対応して凹部112も上面視で円形に形成される。図3に示すように、各凹部112に基板200を保持させると、サセプタ110及び各基板200の上面は略面一となる。また、図2に示すように、本実施形態においては、計6つの凹部112が周方向へ等間隔に並んで形成されている。
図4に示すように、サセプタ110の下面の周縁側には、下方へ向かってフランジ部114が突出形成され、このフランジ部114の先端が支持部材120と接触する接触部116をなす。フランジ部114は、サセプタ110及び支持部材120の回転中心について全周へわたって形成される。すなわち、接触部116は回転中心について周方向へ延びている。サセプタ110の接触部116は、径方向に傾斜する上方へ向かって凸のテーパ状に形成され、支持部材120の接触部122と面接触をする。サセプタ110の材料としては、例えば、SiC、カーボン、AlN等が用いられる。
図3に示すように、支持部材120は略円筒状に形成され、支持部材120の上端はサセプタ110と接触する接触部122をなす。支持部材120の接触部122も、サセプタ110と同様に、上方へ向かって凸のテーパ状に形成されている。本実施形態においては、支持部材120の材質は石英である。これにより、支持部材120の内側が外側より視認可能となっている。
ここで、図5に示すように、サセプタのフランジ部114の接触部116には、支持部材120の接触部122と面接触した状態で支持部材120の内外を連通する溝118が形成されている。溝118は径方向へ延び、周方向に並んで複数形成される。すなわち、各溝118は、回転中心から放射状に延びるよう形成される。各溝118は、断面四角形状に形成されている。
図1に示すように、支持部材120は、チャンバー150に支持部材用軸受104を介して軸支されている。支持部材120の下端側内面には全周へわたって歯124が形成され、支持部材120は内側に配される第1歯車152と歯合する。この第1歯車152は、通常は複数個設けられる。
図1に示すように、第1歯車152は、チャンバー150に設けられたピン154を挿通し、チャンバー150に対して回転自在となっている。第1歯車152は、水平方向について一方で支持部材120と歯合し、他方で駆動部140に接続された第2歯車156と歯合する。
図1に示すように、第2歯車156は、チャンバー150を挿通する駆動部140の駆動軸142に固定される。第2歯車156及び駆動軸142は、サセプタ110及び支持部材120と回転中心が一致するよう配置されている。駆動部140はチャンバー150の外側で駆動し、駆動軸142、第2歯車156及び第1歯車152を介して、支持部材120及びサセプタ110を回転駆動する。
図1に示すように、ヒータ130は支持部材120の内側におけるサセプタ110の下方に配される。ヒータ130は、上面視にて円形に形成されるとともに、サセプタ110の近傍に下面と平行となるよう配され、サセプタ110のほぼ全領域を加熱する。ヒータ130の径方向外側及び下側は、遮熱板132により覆われている。この遮熱板132は、チャンバー150にブラケット134を介して固定されている。
また、気相成長装置100は、支持部材120の内側の気圧を外側の気圧よりも高圧とする内外圧調整機構160を具備している。内外圧調整機構160は、チャンバー150に接続され支持部材120の内側へ不活性ガスを流入させるガス流入管162と、このガス流入管162と接続され不活性ガスを供給する不活性ガス発生装置164と、を有している。この不活性ガスとしては、例えば、窒素を用いることができる。
以上のように構成された気相成長装置100では、基板200上への成膜を行なう際には、ガス流通経路に膜形成のための原料ガスを流通させつつ、ガス流入管162から不活性ガスを導入する。そして、サセプタ110の各凹部112に基板200を保持させた状態で、駆動部140を駆動してサセプタ110及び支持部材120を回転させつつ、ヒータ130によりサセプタ110ごと各基板200を加熱する。このとき、サセプタ110と支持部材120は、互いにテーパ状の接触部116,122にて接触しガタなく組み付けられる。
このように、サセプタ110が支持部材120にガタなく組み付けられていることから、支持部材120の回転時に、サセプタ110と支持部材120の相対的な移動を制限してこれらの間の摩耗を抑制することができ、摩耗粉の発生を防止することができる。従って、基板200、装置各部への摩耗粉の付着による不具合が生じることはない。
さらに、ガタがないことから、支持部材120の回転中に、サセプタ110に径方向の突発的な加速度が生じることはなく、基板200がサセプタ110から脱落するおそれがない。さらにまた、サセプタ110と支持部材120に相対的な位置変化が定常的に生じて膜の成長がばらつくこともない。従って、良質の半導体装置を製造することができる。
さらにまた、サセプタ110及び支持部材120に生じる振動が抑制されるので、装置各部に生じる繰り返し応力を低減することができ、装置各部の信頼性が飛躍的に向上する。
ここで、基板200の加熱時に、サセプタ110及び支持部材120が熱膨張する。これらが相対的に変形した際に、サセプタ110及び支持部材120の接触部116,122がテーパ状に形成されているので、接触部116,122がずれることにより相対的な変形が許容される。このとき、接触部116,122がテーパ状であることから、回転軸方向の変形と、径方向の変形の両方の変形が許容されることとなる。
これにより、サセプタ110及び支持部材120に過大な内部応力が生じることはなく、脆性材料のサセプタ110及び支持部材120が脆性破壊して割れてしまったりすることはない。
また、支持部材120の内側に配されたヒータ130によりサセプタ110が加熱されると、支持部材120の接触部122にも熱が伝わることとなる。
ここで、内外圧調整機構160により支持部材120の内側が外側に比して高圧とされているので、支持部材120の内側の気体が溝を通じて外側へ流出する。これにより、支持部材120の接触部122を冷却して、支持部材120への熱負荷を低減することができ、これによっても装置の信頼性が向上する。
さらに、サセプタ110と支持部材120の接触部116,122が冷却されるので、支持部材120の材料として石英を用いることが可能となっている。石英は、カーボン、SiC等のような従来のサセプタを構成する材料に比べ、コストが安く内部状況を目視確認できるメリットがある反面、高温における強度が充分でない。この気相成長装置100によれば、このような石英を用いて支持部材120を作製でき、安価かつ安全な装置構成とすることが可能となっている。
また、支持部材120の内部への反応ガス流入を阻止することができる。これにより、支持部材120の内部で反応が生じるようなこともない。
また、サセプタ110を支持部材120に対して組み付ける際に、サセプタ110を支持部材120に対して上方より接近させると、テーパ状の接触部116,122どうしが摺接しサセプタ110が所期の支持位置へと自動的に案内されることとなる。本実施形態では、略円筒状に形成された支持部材120の上端に、サセプタ110を載置することにより、サセプタ110の支持部材120への組み付けが実現される。すなわち、サセプタ110と支持部材120の軸心が互いにずれた状態であっても、サセプタ110を支持部材120に載置することにより、自動的に軸合わせ(調芯)を行うことができる。
従って、サセプタ110の支持部材120への組み付け作業を簡単に行うことができる。これにより、例えば、サセプタ110を取り扱うロボットアーム等の精度が比較的粗くとも、サセプタ110を支持部材120の所期位置へ組み付けることが可能となる。従って、半導体装置の生産ラインに要求されるサセプタ110取扱時の要求精度を粗くして、半導体装置の製造コストを低減することができる。
また、サセプタ110及び支持部材120の接触部116,122がそれぞれ上方へ向かって凸のテーパ状であることから、接触部分においてサセプタ110が支持部材120の径方向外側に位置することとなる(図5参照)。これにより、サセプタ110を支持部材120に組み付けた際に、サセプタ110に径方向について引っ張り方向の負荷が加わることとなるので、比較的安定させてサセプタ110を支持部材120に固定することができる。
尚、前記実施形態では、膜を形成するための原料ガスを基板200の表面に向けて送出するものを示したが、基板200の表面に沿って送出するものであってもよい。また、サセプタ110と基板200が一体的に回転するものを示したが、サセプタ110に対して基板200が公転するものであってもよい。さらには、サセプタ110が円盤状でなく略角錐形状に形成され基板200の保持部分が側面等に設けられた、いわゆる「バレル型」であってもよい。すなわち、支持部材120が下側からサセプタ110を支持する気相成長装置100であれば、本発明を適用可能である。
また、前記実施形態においては、サセプタ110の接触部116に溝118を形成したものを示したが、支持部材120の接触部122に溝を形成してもよい。要は、サセプタ110と支持部材120の接触部116,122の少なくとも一方に支持部材120の内外を連通する溝が形成されていれば、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、前記実施形態においては、溝118の断面形状が略四角形状であるものを示したが、例えば、半円状、V字状等であってもよく、溝の形状は装置の仕様等に応じて任意に変更することができる。また、サセプタ110側と支持部材120にそれぞれ半円状の溝を形成しておき、組み付け時に断面円形の通路が形成されるようにしてもよい。さらには、装置の仕様等に応じて、溝を形成しない構成としてもよい。
また、前記実施形態においては、接触部116,122を全周へわたって形成したものを示したが、周方向へ延びるものであれば必ずしも全周へわたって形成されていなくともよい。例えば、間欠的に形成されているものであってもよい。
また、前記実施形態においては、支持部材120が略円筒状に形成されたものを示したが、例えば、支持部材320が回転中心に沿う軸状に形成されたものであったり(図6参照)、角筒状に形成されたものであってもよい。図6においては、支持部材320は円柱状に形成され、サセプタ310の下面中央に支持部材320の上端側を受容する受容部314が形成されている。図6に示すように、受容部314は、サセプタ310の下面から突出し、下方に向かって凹形状をなしている。そして、サセプタ310の受容部314と、支持部材320の上面の周縁と、にテーパ状の接触部316,322が形成されている。図5においても、テーパは上方に凸となるよう形成される。ここで、このサセプタ310の上面には、図6に示すように、周方向内側に6つ、周方向外側に12の計18の基板200を保持する凹部312が形成される。
また、前記実施形態においては、内外圧調整機構160が筒状の支持部材120の内部へ不活性ガスを流入させるものを示したが、例えば、支持部材120の外部が内部よりも負圧となるよう調整する構成としてもよく、内外圧調整機構160の構成は任意である。また、駆動部140から支持部材120までの駆動力伝達機構も任意であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態を示す気相成長装置の概略構成説明図である。 サセプタの上面図である。 サセプタの断面図である。 サセプタの下面図である。 図4の一部A−A断面図である。 変形例を示す気相成長装置の一部構成説明図である。 変形例を示すサセプタの上面図である。
符号の説明
100 気相成長装置
104 支持部材用軸受
110 サセプタ
112 凹部
114 フランジ部
116 接触部
118 溝
120 支持部材
122 接触部
124 歯
130 ヒータ
132 遮熱板
134 ブラケット
140 駆動部
142 駆動軸
150 チャンバー
152 第1歯車
154 ピン
156 第2歯車
160 内外圧調整機構
162 ガス流入管
164 不活性ガス発生装置
200 基板
310 サセプタ
312 凹部
314 受容部
316 接触部
320 支持部材
322 接触部

Claims (10)

  1. 基板の表面に原料ガスを供給して成膜を行う気相成長装置であって、
    前記基板を保持するサセプタと、
    前記サセプタと接触して該サセプタを下側から支持する回転自在な支持部材と、
    前記支持部材を回転させる駆動部と、を備え、
    前記サセプタ及び前記支持部材の接触部は、前記支持部材の回転中心について周方向へ延び、径方向に傾斜するテーパ状に形成されることを特徴とする気相成長装置。
  2. 前記サセプタ及び前記支持部材の前記接触部は、上方へ向かって凸のテーパ状であることを特徴とする請求項1に記載の気相成長装置。
  3. 前記支持部材は回転中心に沿う軸状に形成され、
    前記サセプタは前記支持部材の上端側を受容する受容部を有し、
    前記サセプタの前記受容部と、前記支持部材の上面の周縁と、にテーパ状の前記接触部が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の気相成長装置。
  4. 前記支持部材は略円筒状に形成され、
    前記支持部材の上端面がテーパ状の前記接触部をなすことを特徴とする請求項1または2に記載の気相成長装置。
  5. 前記支持部材の内側における前記サセプタの下方に配され、該サセプタを加熱するヒータを備え、
    前記サセプタ及び前記支持部材におけるテーパ状の前記接触部の少なくとも一方に、前記接触部にて前記支持部材の内外を連通する溝を形成し、
    前記支持部材の内側の気圧を外側の気圧よりも高圧とする内外圧調整機構を具備したことを特徴とする請求項4に記載の気相成長装置。
  6. 前記内外圧調整機構は、不活性ガスを前記支持部材の内側へ流入させることを特徴とする請求項5に記載の気相成長装置。
  7. 基板の表面に原料ガスを供給して成膜を行う気相成長装置に用いられ、回転駆動する支持部材に下側から支持され前記基板を保持するサセプタであって、
    前記支持部材による支持時に該支持部材と接触する接触部を備え、
    前記接触部は、回転中心について周方向へ延び、径方向に傾斜するテーパ状に形成されることを特徴とするサセプタ。
  8. 前記接触部は、上方へ向かって凸のテーパ状であることを特徴とする請求項7に記載のサセプタ。
  9. 前記支持部材の上端側を受容する受容部を有し、
    前記受容部にテーパ状の前記接触部が形成されることを特徴とする請求項7または8に記載のサセプタ。
  10. 前記支持部材は筒状に形成されたものであり、
    前記接触部に前記支持部材の内外を連通する溝が形成されたことを特徴とする請求項7から9のいずれか一項に記載のサセプタ。
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