JP2007035193A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多分割回折格子の各領域に与える位相ずれを小さくした場合でも、案内溝ピッチが異なる複数の種類の光ディスクに対して、対物レンズシフトに伴うトラッキング誤差信号の振幅劣化が小さい光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】 光ピックアップ装置10は、半導体レーザ1から出射した光を、回折格子3Aにより主ビーム30と2つの副ビーム31,32の3つの光ビームに分岐した後、対物レンズ5により光ディスク6の案内溝61に集光させ、光ディスク6からの3つの反射光を2分割検出器8A〜8Cで受光してトラッキング誤差信号を生成する。回折格子3Aは、互いに位相が異なる周期構造を有する第1領域、第2領域及びその中間に位置する第3領域の3つの領域に分割されており、かつ、周期構造の格子溝方向は、第2領域の位相に応じて、光ディスク6上の案内溝61に垂直な方向に対して傾けて設定される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光ピックアップ装置に関し、特に、案内溝ピッチの異なる複数種類の記録媒体に対して情報を光学的に記録再生する光ピックアップ装置に関する。
近年、光ディスクや光カード等の記録媒体は多量の情報信号を高密度で記録することができるため、オーディオ、ビデオ、コンピュータ等の多くの機器で利用されている。
特に最近は、コンピュータ等で用いられる動画情報などにおいて、取り扱うデータ量が飛躍的に増大している。これに伴って、記録ピットや案内溝ピッチの縮小化による光ディスクの大容量化が進んでいる。
上記の光ディスクのような記録媒体では、ミクロン単位で記録された情報信号を再生するため、記録用の案内溝に対して光ビームを正確にトラッキングさせる必要がある。トラッキング誤差信号の検出方法は種々の方法が知られている。
例えば、特許文献1には、主ビーム及び2つの副ビームの3つのビームを用いた差動プッシュプル(DPP:Differential Push-Pull)法が記載されている。DPP法は、CD−R/RW(Compact Disk-Recordable/ReWritable)をはじめ、様々な記録型光ディスクで広く用いられている。
しかしながら、このDPP法は、主ビームが位置する案内溝に対して、副ビームをちょうど案内溝ピッチの1/2だけ光ディスクの半径方向にずらせて配置させる必要がある。そのため、案内溝ピッチの異なる他の種類の光ディスクに対しては、トラッキング誤差信号が劣化してしまうという問題がある。
そこで、この問題を解決する手段として、例えば、特許文献2に示す方法が提案されている。この方法を図11〜14を用いて説明する。
図11は、従来の光ピックアップ装置100の光学系を示した概略構成図である。
図11を参照して、光ピックアップ装置100は、半導体レーザ1と、コリメータレンズ2と、回折格子300Aと、ビームスプリッタ4と、対物レンズ5と、集光レンズ7と、受光部8とを備える。受光部8は、2分割受光素子8A〜8Cを含む。光ピックアップ装置100は、案内溝61を有する光ディスク6に対して情報を記録再生する。
半導体レーザ1から出射された光ビーム30Pは、コリメータレンズ2で平行光に変換される。この平行光は、光分岐素子としての回折格子300Aで、記録再生及びサーボ信号検出用の主ビーム30とトラッキング用の2つの副ビーム31,32とに分割される。これら3つのビーム30〜32は、ビームスプリッタ4を透過し、対物レンズ5によって記録媒体である光ディスク6の案内溝61に集光される。
これら3つのビームの反射光30〜32は、再び対物レンズ5を通過し、ビームスプリッタ4で反射される。ビームスプリッタ4で反射された3つのビーム30〜32は、集光レンズ7によって3つの2分割受光素子8A〜8Cにそれぞれ入射する。2分割受光素子8A〜8Cは、主ビーム30のプッシュプル信号MPP、副ビーム31,32のプッシュプル信号SPP1,SPP2をそれぞれ検出する。光ピックアップ装置100は、従来のDPP法と同様、次の演算によりトラッキング誤差信号TRを得る。
TR=MPP−k・(SPP1+SPP2)
ここで、kは主ビーム30と副ビーム31,32との光量差を補正する係数である。また、k・(SPP1+SPP2)を合成副ビームプッシュプル信号SPPとも表わすことにする。
図11に示す従来の光ピックアップ装置100は、回折格子300Aの周期構造に特徴がある。この特徴を図12〜14を用いて説明する。
図12は、図11の光ピックアップ装置100における回折格子300Aの構造を示した斜視図である。
図12に示すように、回折格子300Aは、光ディスク6の案内溝61の方向に相当するY方向の分割線により、第1領域300aと第2領域300bとに分割されている。これらの各領域には、案内溝61の方向に垂直なX方向にそれぞれ凹凸状の周期構造が形成されており、その周期構造は互いに位相が180°異なっている。
図13は、図11の光ピックアップ装置100において光ディスク6の案内溝61に集光される主ビーム30および副ビーム31,32の配置を示した図である。
図13に示すように、回折格子300Aの周期構造によって回折された副ビーム31,32は、光ディスク6の案内溝61上において、各ビームの半面に180°の光学的な位相差が発生する。この結果、副ビーム31は集光スポット31mと31nとに分かれ、副ビーム32は集光スポット32mと32nとに分かれる。このように、副ビーム31,32は、各々2つの強度ピークを有する集光スポット形状となる。
図14は、図11の光ピックアップ装置100において光ディスク6の構造に対応するプッシュプル信号MPP,SPP,SPP1,SPP2の波形を示した図である。
図14に示すように、副ビーム31,32のプッシュプル信号SPP1,SPP2は、主ビーム30のプッシュプル信号MPPに比べて位相差が180°異なる。合成副ビームプッシュプル信号SPPも同様に、主ビーム30のプッシュプル信号MPPと位相差が180°ずれた逆相の波形となる。
このため、図13のように副ビーム31,32を主ビーム30と同じ案内溝61上に配置しても、本来のトラッキング誤差信号TRが得られる。したがって、図11の光ピックアップ装置100は、案内溝ピッチが光ディスク6と異なる別の種類の光ディスクにも対応することができる。
しかしながら、上記のDPP方式には実用上大きな問題点がある。現在普及が進んでいるDVD(Digital Versatile Disk)ディスクには、DVD−R/RW(記録容量4.7GB,案内溝ピッチ0.74μm)、DVD−RAM(Random Access Memory)1(記録容量2.6GB,案内溝ピッチ1.48μm)、DVD−RAM2(記録容量4.7GB,案内溝ピッチ1.23μm)などがある。
このような各種DVDディスクに特許文献2で開示された上記方式を適用した場合、対物レンズ5が光ディスク6の案内溝61に直交する方向(X方向)にシフトすると、従来のDPP法に比べて、トラッキング誤差信号TRの振幅が大幅に低下してしまう。この振幅低下現象は、DVD−RAM1やDVD−RAM2のような案内溝ピッチの広いディスクにおいて特に顕著である。
一般に、トラッキング誤差信号TRの演算回路や制御回路では入力信号の振幅変化に制限があるため、対物レンズシフトによりトラッキング誤差信号TRの振幅が大きく変化すると、光ピックアップ装置100の実用範囲が非常に小さくなる。
上記の課題を解決する方法の1つが、特許文献3に開示されている。特許文献3の光ピックアップ装置は、光分岐素子としての回折格子300Aが回折格子300Bに置き換えられた点を除いては、図11に示す光ピックアップ装置100の光学系と基本的には同じである。回折格子300Bの特徴を図15を用いて説明する。
図15は、図11の光ピックアップ装置100における回折格子300Aの他の一例である回折格子300Bの構造を示した斜視図である。
図15に示すように、回折格子300Bは、一定周期で格子溝が形成されているが、格子溝方向に直交する方向(Y方向)の分割線で、少なくとも、第1領域300a、第2領域300b、および第3領域300cの3つの領域に分割されている。
第2領域300bの周期構造の位相は、特許文献2の回折格子300Aと同様に第1領域300aに対して180°ずれているが、第1領域300aと第2領域300bとの中間の第3領域300cは、第1領域300aに対して90°ずれた構造となっている。
このような回折格子300Bの構造により、例えば、案内溝ピッチの広いDVD−RAM1やDVD−RAM2に対しても対物レンズシフトによるトラッキング誤差信号TRの振幅低下が小さくなり、光ピックアップ装置100の実用範囲が拡大できる。
特公平4−34212号公報 特許第3549301号公報 特開2004−145915号公報
特許文献3では、3分割された回折格子300Bの各領域における周期構造の位相ずれ量を90°及び180°に限定している。
回折格子の周期構造の位置を隣接領域でずらせることで回折光(副ビーム)に位相差を付加する場合、凹凸格子の本数が限られているため、境界領域では正確な位相変化が与えられず、不要な高次回折光も発生するため光利用効率の低下やノイズとなる不要光も発生する。そのため、できるだけ小さな位相差量で目的を達成することが望まれる。
また、回折格子300Bの各領域における周期構造の位相ずれ量を180°及び90°に限定すると、中間の第3領域300cにおける最適幅が限定されるため、設計の自由度が小さくなる。さらに、特許文献3は、180°及び90°以外の位相ずれの組合せや、回折格子の格子溝の方向と与える位相差との関係については言及していない。
この発明は、上記のような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、多分割回折格子の各領域に与える位相ずれを小さくした場合でも、案内溝ピッチが異なる複数の種類の光ディスクに対して、対物レンズシフトに伴うトラッキング誤差信号の振幅劣化が小さい光ピックアップ装置を提供することである。
この発明は、レーザ光源から出射した光を、光分岐素子により少なくとも主ビームと2つの副ビームの3つの光ビームに分岐した後、対物レンズにより光記録媒体の案内溝に集光させ、光記録媒体からの3つの反射光をそれぞれ異なる2分割検出器で受光し、2分割検出器の差信号よりトラッキング誤差信号を生成する光ピックアップ装置であって、光分岐素子は、互いに位相が異なる周期構造を有する第1領域、第2領域及びその中間に位置する第3領域の少なくとも3つの領域に分割された回折格子であり、かつ、周期構造の格子溝方向は、第2領域の位相に応じて、光記録媒体上の案内溝に垂直な方向に対して傾けて設定される。
好ましくは、第1領域に対する第2領域の位相差をα(°)、光記録媒体上での主ビームと副ビームとの距離をL、光記録媒体の案内溝ピッチをMとするとき、光分岐素子の周期構造の格子溝方向は、光記録媒体の案内溝の垂直方向に対して角度θ、すなわちθ=((180−α)/360)tan-1(M/L)だけ傾けて設定される。
好ましくは、第2領域の位相差αは、30≦α≦180である。
好ましくは、第3領域に与える位相差は、第2領域の位相差αのほぼ1/2である。
好ましくは、第3領域は、さらに2つ以上の領域に分割されており、各々が第2領域の位相差αより小さい異なる位相差を有している。
好ましくは、第3領域の位相は、第1領域の周期構造の位相から第2領域の周期構造の位相に連続的に変化している。
好ましくは、第3領域は、第1領域の周期構造と第2領域の周期構造とが交互に形成されている。
この発明によれば、多分割回折格子の各領域に与える位相ずれ量を小さくしても、案内溝ピッチの異なる複数の種類の光ディスクに対してトラッキング誤差信号が劣化せず、対物レンズシフトに対しても信号振幅の低下が小さくなる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による光ピックアップ装置10の光学系を示した概略構成図である。
図1に示す実施の形態1の光ピックアップ装置10は、光分岐素子としての回折格子300Aが回折格子3Aに置き換えられた点において、図11の光ピックアップ装置100と異なる。したがって、図11と重複する部分の説明は、ここでは繰り返さない。
図2は、図1の光ピックアップ装置10における回折格子3Aの構造を示した斜視図である。
図2に示すように、実施の形態1の回折格子3Aは、格子溝方向に垂直な方向の分割線によって第1領域3a、第2領域3b及び第3領域3cに分割されているとともに、各領域にはX方向から角度θだけ傾いた方向にそれぞれ凹凸状の周期構造が形成されている。言い換えると、実施の形態1の回折格子3Aは、格子溝方向がXY方向に対してそれぞれ角度θだけ傾いている。このことを次の図3を用いてさらに詳しく説明する。
図3は、図1の光ピックアップ装置10における回折格子3Aの周期構造を示した図である。
図3に示すように、実施の形態1の回折格子3Aは、一例として、第2領域3bの周期構造の位相が、第1領域3aに対して120°、第1領域3aと第2領域3bとの中間の第3領域3cは、第1領域3aに対して60°ずれた構造になっている。
また、光ディスク6の案内溝61の方向に相当する方向をY方向、それに垂直な方向をX方向とすると、回折格子3Aの格子溝方向は、X,Y方向に対してそれぞれ角度θだけ傾いて設定されている。
図4は、図1の光ピックアップ装置10において光ディスク6の案内溝61に集光される主ビーム30および副ビーム31,32の配置を示した図である。
図4に示すように、回折格子3Aの周期構造によって回折された副ビーム31,32は、光ディスク6の案内溝61上において、各ビームの一部に光学的な位相差が発生する。この結果、副ビーム31は集光スポット31aと31bとに分かれ、副ビーム32は集光スポット32aと32bとに分かれる。このように、副ビーム31,32は、各々2つの強度ピークを有する集光スポット形状となる。
図4を参照して、第1領域3aに対する第2領域3bの位相差をα(°)、光ディスク6上での主ビーム30と副ビーム31,32との距離をL(μm)、光ディスク6の案内溝61のピッチをM(μm)とすると、上述した角度θは次式(1)で規定される。
θ=((180−α)/360)tan-1(M/L) (1)
光ディスク6上での主ビーム30と副ビーム31,32との距離Lは光学系により異なるが、例えば、L=15μm、DVD−R/RWディスクの案内溝ピッチM=0.74μmとすると、図3で示したα=120°の場合、回折格子3Aの傾斜角度θ=0.47°となる。このとき、実施の形態1の光ピックアップ装置10は、DVD−R/RWディスクに対し、従来のDPP法と同様、トラッキング誤差信号TRの振幅が変化せず全く同等の信号が得られる。
次に、主ビーム30のプッシュプル信号MPPおよび副ビーム31,32のプッシュプル信号SPP1,SPP2,SPPについて説明する。
図5は、回折格子3Aを角度θだけ回転させる前の光ディスク6の構造に対応するプッシュプル信号MPP,SPP,SPP1,SPP2の波形を示した図である。
図5は、第1領域3aに対する第2領域3bの位相差がαの場合のプッシュプル信号MPP,SPP,SPP1,SPP2の波形を示している。第2領域3bの格子溝が第1領域3aの格子溝に対して+αだけ位相がずれている場合、副ビーム31(+1次回折光)には+αの光学的位相差が付加され、副ビーム32(−1次回折光)には−αの光学的位相差が付加される。
そのため、図5の仮定のように回折格子3Aの格子溝方向が光ディスク6の案内溝61の垂直方向と一致している場合、+1次回折光によるプッシュプル信号SPP1は主ビームのプッシュプル信号MPPに対して+αだけ位相がずれ、逆に−1次回折光によるプッシュプル信号SPP2は−αだけ位相がずれる。
上記の場合、図5に示すように、プッシュプル信号SPP1,SPP2の加算信号から得られる合成副ビームプッシュプル信号SPPは最大振幅から低下した状態となる。そこで、回折格子3Aを光軸(Z軸)中心で回転させ、格子溝方向をX方向に対して相対的に角度θだけ傾けることにより、光ディスク6(たとえばDVD−R/RW)の合成副ビームプッシュプルSPP振幅を最大にする。
図6は、回折格子3Aを角度θだけ回転させた後の光ディスク6の構造に対応するプッシュプル信号MPP,SPP,SPP1,SPP2の波形を示した図である。
図6に示すように、回折格子3Aを角度θだけ回転させることにより、プッシュプル信号SPP1の波形を(180−α)だけ位相をずらし、プッシュプル信号SPP2に対しては−(180−α)だけ位相をずらすことができる。これにより、従来のDPP法と同様の合成副ビームプッシュプル信号SPPが得られる。
図7は、図1の光ピックアップ装置10において光ディスク6が各種DVDの場合のトラッキング誤差信号TRの振幅変化の特性を示した図である。図7において、横軸が対物レンズシフト量(μm)、縦軸がトラッキング誤差振幅(相対値、%)を示す。
縦軸の相対値とは、特許文献2の方式で対物レンズシフトが0の場合のトラッキング誤差信号TRの振幅を基準とした振幅変化の相対値である。ここで、対象としたDVDは、DVD−RAM1(案内溝ピッチ1.48μm)、DVD−RAM2(案内溝ピッチ1.23μm)及びDVD−R/RW(案内溝ピッチ0.74μm)である。
図7を参照して、曲線A1,A2は、特許文献2の方式を用いた場合のDVD−RAM1,DVD−RAM2における振幅変化をそれぞれ示す。曲線A3,A4は、この発明の実施の形態1の方式を用いた場合のDVD−RAM1,DVD−RAM2における振幅変化をそれぞれ示す。曲線A5は、DVD−R/RWにおける振幅変化を示し、これは特許文献2の方式と実施の形態1の方式とでほぼ同じ特性である。
図7に示すように、実施の形態1の方式(曲線A3,A4)を用いた場合、案内溝ピッチの広いDVD−RAM1やDVD−RAM2においても、特許文献2の方式(曲線A1,A2)に比べて、対物レンズシフトによるトラッキング誤差信号TRの振幅変化の増減が大幅に改善されている。曲線A3,A4は、曲線A1,A2に比べて振幅の絶対値は小さくなっているが、信号生成回路等でのゲインアップにより問題なく使用できる。
上記では、回折格子3Aにおいて、第1領域3aに対し、第2領域3bの位相差を120°、第3領域3cの位相差を60°として説明してきた。しかし、位相差の組合せをこれに限る必要はなく、例えば「60°と30°」や「90°と45°」などの組合せでも同様の効果が得られる。
ただし、第1領域3aに対する第2領域3bの位相差αの絶対値が小さくなると、案内溝ピッチの広いDVD−RAMディスクを再生した場合に、対物レンズシフト時の振幅劣化が大きくなる。したがって、位相差αは、30°≦α≦180°の範囲に設定するのが望ましい。
以上のように、実施の形態1によれば、回折格子3Aの各領域間の位相差を適度に設定し角度θだけ回転させることにより、対物レンズシフトによるトラッキング誤差信号TRの振幅変化の増減を大幅に改善することができる。
(実施の形態1の変形例1)
図1に示す実施の形態1の光ピックアップ装置10において、光分岐素子としての回折格子3Aが回折格子3Bに置き換えられた変形例1について図8を用いて説明する。
図8は、この発明の実施の形態1の変形例1における回折格子3Bの周期構造を示した図である。
図8に示すように、変形例1の回折格子3Bは、格子溝方向に垂直な方向の分割線によって第1領域3a、第2領域3b及び第3領域3dに分割されているとともに、各領域にはX方向から角度θだけ傾いた方向にそれぞれ凹凸状の周期構造が形成されている。
変形例1の回折格子3Bにおける第3領域3dは、第1領域3aと第2領域3bとの中間に位置し、領域3d1と領域3d2とにさらに2分割されている。光ディスク6の案内溝61の方向に相当する方向をY方向、それに垂直な方向をX方向とすると、変形例1の回折格子3Bは、図3で説明した回折格子3Aと同じく、格子溝方向がXY方向に対してそれぞれ角度θだけ傾いている。
変形例1の回折格子3Bは、一例として、第2領域3bの周期構造の位相が、第1領域3aに対して120°、第3領域3dの領域3d1は第1領域3aに対して40°、領域3d2は第1領域3aに対して80°ずれた構造になっている。回折格子3Bにおいて、第2領域3bの位相ずれ量をαとすると、領域3d1の位相ずれ量はα/3、領域3d2の位相ずれ量は2α/3に設定される。
図8では第3領域3dを2分割する例を示したが、特に2分割である必要はなく、2以上のn分割(nは2以上の整数)にして、段階的に位相ずれを付加してもよい。その場合は、第1領域3aの隣接領域より、順次α/(n+1)の位相ずれ量を付加すればよい。このように、第3領域3dを多分割し、位相ずれ量を段階的に付加した場合であっても、実施の形態1と同等かそれ以上の効果が得られる。
(実施の形態1の変形例2)
図1に示す実施の形態1の光ピックアップ装置10において、光分岐素子としての回折格子3Aが回折格子3Cに置き換えられた変形例1について図9を用いて説明する。
図9は、この発明の実施の形態1の変形例2における回折格子3Cの周期構造を示した図である。
図9に示すように、変形例2の回折格子3Cは、格子溝方向に垂直な方向の分割線によって第1領域3a、第2領域3b及び第3領域3eに分割されているとともに、各領域にはX方向から角度θまたは角度(θ−Δ)だけ傾いた方向にそれぞれ凹凸状の周期構造が形成されている。
変形例2の回折格子3Cにおける第3領域3eは、第1領域3aと第2領域3bとの中間に位置している。第3領域3eの凹凸周期構造は、第1領域3aの凹凸周期構造と第2領域3bの凹凸周期構造との両方に連続している。この結果、回折格子3Cにおける第3領域3eの傾きは、第1領域3aおよび第2領域3bとは異なっている。光ディスク6の案内溝61の方向に相当する方向をY方向、それに垂直な方向をX方向とすると、変形例2の回折格子3Cは、図3で説明した回折格子3Aと同じく、格子溝方向がXY方向に対してそれぞれ角度θだけ傾いている。
上記のように、変形例2の回折格子3Cは、第3領域3eの凹凸周期構造が第1領域3aおよび第2領域3bの凹凸周期構造と連続した構造になっている。この回折格子3Cの構造は、変形例1で説明した回折格子3Bにおいて第3領域3dのn分割を無限に多くした場合に相当する。この場合も実施の形態1と同等かそれ以上の効果が得られる。
(実施の形態1の変形例3)
図1に示す実施の形態1の光ピックアップ装置10において、光分岐素子としての回折格子3Aが回折格子3Dに置き換えられた変形例3について図10を用いて説明する。
図10は、この発明の実施の形態1の変形例3における回折格子3Dの周期構造を示した図である。
図10に示すように、変形例3の回折格子3Dは、格子溝方向に垂直な方向の分割線によって第1領域3a、第2領域3b及び第3領域3fに分割されているとともに、各領域にはX方向から角度θだけ傾いた方向にそれぞれ凹凸状の周期構造が形成されている。
変形例3の回折格子3Dにおける第3領域3fは、第1領域3aと第2領域3bとの中間に位置し、第1領域3aの凹凸周期構造と第2領域3bの凹凸周期構造とが交互に形成されている。光ディスク6の案内溝61の方向に相当する方向をY方向、それに垂直な方向をX方向とすると、変形例3の回折格子3Dは、図3で説明した回折格子3Aと同じく、格子溝方向がXY方向に対してそれぞれ角度θだけ傾いている。
上記の変形例3の回折格子3Dは、第1領域3aと第2領域3bとの境界が櫛型に形成されており、その境界部分が第3領域3fであるとみなすことができる。この場合も実施の形態1と同等かそれ以上の効果が得られる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による光ピックアップ装置10の光学系を示した概略構成図である。 図1の光ピックアップ装置10における回折格子3Aの構造を示した斜視図である。 図1の光ピックアップ装置10における回折格子3Aの周期構造を示した図である。 図1の光ピックアップ装置10において光ディスク6の案内溝61に集光される主ビーム30および副ビーム31,32の配置を示した図である。 回折格子3Aを角度θだけ回転させる前の光ディスク6の構造に対応するプッシュプル信号MPP,SPP,SPP1,SPP2の波形を示した図である。 回折格子3Aを角度θだけ回転させた後の光ディスク6の構造に対応するプッシュプル信号MPP,SPP,SPP1,SPP2の波形を示した図である。 図1の光ピックアップ装置10において光ディスク6が各種DVDの場合のトラッキング誤差信号TRの振幅変化の特性を示した図である。 この発明の実施の形態1の変形例1における回折格子3Bの周期構造を示した図である。 この発明の実施の形態1の変形例2における回折格子3Cの周期構造を示した図である。 この発明の実施の形態1の変形例3における回折格子3Dの周期構造を示した図である。 従来の光ピックアップ装置100の光学系を示した概略構成図である。 図11の光ピックアップ装置100における回折格子300Aの構造を示した斜視図である。 図11の光ピックアップ装置100において光ディスク6の案内溝61に集光される主ビーム30および副ビーム31,32の配置を示した図である。 図11の光ピックアップ装置100において光ディスク6の構造に対応するプッシュプル信号MPP,SPP,SPP1,SPP2の波形を示した図である。 図11の光ピックアップ装置100における回折格子300Aの他の一例である回折格子300Bの構造を示した斜視図である。
符号の説明
1 半導体レーザ、2 コリメータレンズ、3A〜3D,300A,300B 回折格子、4 ビームスプリッタ、5 対物レンズ、6 光ディスク、7 集光レンズ、8 受光部、8A,8B,8C 2分割受光素子、10,100 光ピックアップ装置、61 案内溝。

Claims (7)

  1. レーザ光源から出射した光を、光分岐素子により少なくとも主ビームと2つの副ビームの3つの光ビームに分岐した後、対物レンズにより光記録媒体の案内溝に集光させ、前記光記録媒体からの3つの反射光をそれぞれ異なる2分割検出器で受光し、前記2分割検出器の差信号よりトラッキング誤差信号を生成する光ピックアップ装置であって、
    前記光分岐素子は、互いに位相が異なる周期構造を有する第1領域、第2領域及びその中間に位置する第3領域の少なくとも3つの領域に分割された回折格子であり、かつ、前記周期構造の格子溝方向は、前記第2領域の位相に応じて、前記光記録媒体上の案内溝に垂直な方向に対して傾けて設定される、光ピックアップ装置。
  2. 前記第1領域に対する前記第2領域の位相差をα(°)、前記光記録媒体上での前記主ビームと前記副ビームとの距離をL、前記光記録媒体の案内溝ピッチをMとするとき、前記光分岐素子の周期構造の格子溝方向は、前記光記録媒体の案内溝の垂直方向に対して角度θ、すなわち
    θ=((180−α)/360)tan-1(M/L)
    だけ傾けて設定される、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記第2領域の位相差αは、30≦α≦180である、請求項1または2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記第3領域に与える位相差は、前記第2領域の位相差αの略1/2である、請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  5. 前記第3領域は、さらに2つ以上の領域に分割されており、各々が前記第2領域の位相差αより小さい異なる位相差を有している、請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  6. 前記第3領域の位相は、前記第1領域の周期構造の位相から前記第2領域の周期構造の位相に連続的に変化している、請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  7. 前記第3領域は、前記第1領域の周期構造と前記第2領域の周期構造とが交互に形成されている、請求項2に記載の光ピックアップ装置。
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