JP2007024380A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Abstract


【課題】 除霜水等の排水不良を防止する。
【解決手段】 貯蔵庫本体10の天井部には冷却器室30を画成する冷却ダクト40が奥下がりの姿勢で配設され、その奥壁65からU字管からなる排水路67が突設されて、背面壁15Bの排水用通路38に挿入される。冷却ダクト40の底面42上には、冷却器26の下方に位置してドレンパン75が張られる。ドレンパン75の奥壁79は、冷却ダクト40の奥壁65との間に間隔が開けられ、同奥壁65に開口された排水口80が排水路67に臨んでいる。排水口80の上縁側から突設されたカバー85が排水路67の上面開口を塞いでいる。ドレンパン75の奥壁79の外面からカバー85の上面にわたってコードヒータ90が配線され、アルミ箔94で貼られている。奥壁79の内面に付着した霜の塊や霜がコードヒータ90の熱で融かされ、除霜水となって速やかに排出される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、冷却貯蔵庫における除霜水等の排水部分の構造に関する。
例えば業務用の冷蔵庫には、冷却器に付着した霜を除去するべく除霜運転を行う機能が備えられており、従来その一例として特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、貯蔵庫本体の天井部にダクトが奥側下がりの斜め姿勢で張られることにより冷却器室が画成されて、冷却器が収容されるとともに、このダクトの奥壁から排水路が突設されて貯蔵庫本体の背面壁に設けられた排水用通路に進入しており、一方、冷却器の下方にドレンパンが配設されて、このドレンパンの奥壁に設けられた排水口がダクトの排水路に臨んだ構造となっている。そして冷却器等からの除霜水は、ドレンパンで受けられたのちその排水口から排水路を通り、排水用通路から庫外に排出されるようになっている。
特開2002−54870公報
ところで上記の場合、除霜水や融け切らなかった霜の塊は、大部分は一旦ドレンパンの奥壁側に流下して当たったのち同奥壁に沿うようにして排水口に向かうのであるが、特に霜の塊が排水口まで流れ切れずに奥壁に残る可能性がある。また、冷却ダクトの奥壁側に冷気の吹出口が設けられている場合は、冷却運転時においてドレンパンの奥壁にも霜が着きやすいと言える。このような場合、冷却運転が繰り返されるごとに氷や霜が凍結して次第に成長し、ダクトの排水路側にまで張り出してこれを塞ぐことにより、除霜運転時に除霜水の排水不良を招くおそれがある。尤も、排水口付近をヒータで加熱して凍結による排水口の詰まりを防止することは提案されているが、ドレンパンの奥壁側から張り出した氷までを融かすには限界がある。
また冷却ダクトの奥壁側に冷気の吹出口を設ける場合は、冷却ダクトの奥壁が、貯蔵庫本体の奥側の壁面との間に間隔を開けて設けられ、その隙間によって吹出口が形成されることが多いが、上記のように成長した氷が吹出口を塞ぎ、冷気の円滑な循環供給が妨げられるおそれもあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、除霜水等の排水不良を防止するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、貯蔵庫本体の天井部にはダクトが配設されることにより冷却器が収容された冷却器室が画成され、このダクトの側壁には排水路が突設されて前記貯蔵庫本体の壁面に設けられた排水用通路に進入しているとともに、前記冷却器の下方にはドレンパンが配設されて、このドレンパンにおける前記ダクトの前記側壁と対向した側壁に設けられた排水口が前記排水路に臨んでおり、前記ドレンパンで受けられた除霜水が前記排水口から前記排水路を通って前記排水用通路に排出されるようにした冷却貯蔵庫において、前記ドレンパンと前記ダクトの前記側壁同士の間には、加熱手段が装着されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ダクトの前記側壁が、対向する前記貯蔵庫本体の壁面との間に間隔を開けて設けられ、前記冷却器室と庫内との間の冷気の流通路が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記加熱手段がコードヒータであって、このコードヒータが前記ドレンパンの前記側壁の外面に沿って配線されており、かつ前記ダクトの前記排水路が上面開口の溝形に形成される一方、前記ドレンパンの前記排水口側から前記排水路の上面開口を覆うようにしてカバーが突設され、前記コードヒータの一部が前記カバーの上面に配線されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記カバーの先端が前記排水路の先端よりも手前に控えている一方、前記コードヒータは、前記カバーの先端から突出して前記排水路の上方に臨んで配線されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記ドレンパンにおける前記側壁の上縁には、前記加熱手段が装着された空間を覆う蓋部が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
ドレンパンにおける排水口が設けられた側壁には、除霜運転時に霜の塊が付着したり、冷却運転時に着霜する可能性があるが、この側壁の裏側には加熱手段が配されて同側壁が加熱されるために、付着した霜の塊や霜が速やかに融かされて排水口から排出され、霜の塊や霜等が凍結して成長することが阻止される。そのため、ダクトの排水路が塞がれることが防止され、除霜水を円滑に排水することができる。
<請求項2の発明>
ダクトの側壁と貯蔵庫本体の壁面との間に冷気の流通路が構成されている場合、その流通路がダクトの側壁側から張り出した凍結物で塞がれることが防止され、庫内の冷気循環を安定して行うことができる。
<請求項3の発明>
加熱手段がコードヒータであり、このコードヒータがドレンパンの側壁の外面に沿って配線されて貼り付け等により装着される。特にドレンパンが金属製である場合には、熱変形を招くことなく側壁を効率良く加熱することができる。また、ドレンパンの側壁に沿って配線されたコードヒータの途中位置等が、排水路の上面を塞いだカバーの上面に配線される。1本のコードヒータでもって排水路内も加熱することができる。
<請求項4の発明>
カバーの上面に付着した霜がコードヒータの熱で融かされ、カバーの先端から排水路側に滴下される。
<請求項5の発明>
ドレンパンの側壁に設けられた蓋部が、加熱手段の装着空間を塞いでいるから、加熱手段に手を触れることから防止される。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図16に基づいて説明する。
図1において、符号10は冷蔵庫本体であって、内箱11と外箱12との間に発泡樹脂等からなる断熱材13が充填された前面開口の縦長の断熱箱体から構成されており、4本の脚14で支持されているとともに、内部が貯蔵室15となっている。貯蔵室15内には、棚受部材16を介して棚網17が多段に設置できるようになっている。貯蔵室15の前面の開口部18には、断熱扉19が揺動開閉可能に装着されている。
冷蔵庫本体10の上面には、上面開放の機械室21が設けられ、その中に冷凍装置22が設置されている。冷凍装置22は、圧縮機23、凝縮器24及び凝縮器ファン24A等を備え、断熱性の基台25上に取り付けられてユニット化されている。一方、貯蔵室15の天井壁15Aには方形状の窓孔28が開口され、その窓孔28を塞ぐようにしてユニットの基台25が取り付けられている。
貯蔵室15の天井部分における窓孔28の下面側には、詳しくは後記するように、冷却ダクト40が張設され、その上方に冷却器室30が形成されている。冷却ダクト40の底面は、奥縁(図1の右側)に向けて下り勾配となるように形成され、手前側の領域に吸込口32が開口されているとともに、奥縁と貯蔵室15の背面壁15Bとの間に吹出口33が形成されている。
冷却器室30内では、冷却器26(蒸発器)が基台25の下面に取り付けられ、また庫内ファン35が吸込口32に嵌められて装備されている。冷却器26は上記した冷凍装置22と冷媒配管で循環接続され、周知の冷凍サイクルを構成している。そして、冷凍装置22(圧縮機23)を運転しつつ庫内ファン35を駆動すると、貯蔵室15の室内空気が庫内ファン35によって吸込口32から冷却器室30内に吸引され、その空気が冷却器26を流通する間に熱交換によって冷気が生成され、その冷気が吹出口33から貯蔵室15の奥面に沿うようにして吹き出され、貯蔵室15内に冷気が循環供給される。また、庫内サーミスタ36(図2参照)により庫内温度が検知され、庫内温度に応じて冷凍装置22の運転と停止とが制御されて、庫内温度が略一定の冷却温度に維持されるようになっている。
また、冷却器26等に付着した霜を除去するために、適宜に除霜運転が行われる。そのため、冷却器26には除霜ヒータ(図示せず)が装備されるとともに、冷却器26の下面にはドレンパン75が配設されている。除霜運転は、除霜ヒータに通電して冷却器26を加熱することにより行われ、除霜水はドレンパン75で受けられたのち、冷蔵庫本体10の背面壁15B内に設けられた排水用通路38を通って庫外に排水されるようになっている。
続いて、除霜水の排水部分の構造を詳細に説明する。
冷却ダクト40はABS樹脂等の合成樹脂製であって、図4及び図5に示すように、平面略方形の皿状に形成されており、ただし左右の側壁41は、手前側(図4の左側)から奥側に向けて次第に背が高くなるように形成され、後記するように、同側壁41の上縁が水平姿勢をなすように取り付けられ、その取付状態において、冷却ダクト40の底面42が奥縁に向けて下り勾配となった傾斜姿勢を取るようになっている。
冷却ダクト40の底面42には、左右の側壁41から所定寸法内側に入った位置において、左右一対の取付板43が立ち上がって形成されている。両取付板43は、左右の側壁41と同じく、手前側から奥側に向けて次第に背が高くなるように形成され、全体としては、側壁41よりも若干背が高くなっている。
各取付板43の上縁には、前後2箇所の位置において掛止部45が形成されている。前側(図4の左側)の掛止部45Fは、後方を向いた鈎形に形成され、その掛止縁46Fは後方に向けて下り勾配となっている。後側の掛止部45Rには、後縁に開口した溝47が切られており、この溝47は溝の奥に向けて幅が次第に狭くなり、掛止縁46Rとなる溝47の上縁は、上記した前側の掛止部45の掛止縁46Fとは逆に、前方に向けて下り勾配となっている。なお、後側の掛止部45Rにおける溝47が切られた後部を含め、取付板43の後部側の所定領域48が、他の部位と比べて厚肉部とされている(図5参照)。
また、正面から見た右側の取付板43には、前側の掛止部45Fの形成位置の下方内側に、庫内ファン35のリード線35Bを保持するパースロック49(図3参照)の装着位置が設けられている。
冷蔵庫本体10の天井壁15Aに形成された窓孔28には、図6に示すように、前後左右の各周面に合成樹脂製の窓枠50,51が嵌着されている。そのうち左右の窓枠51の内面には、上記した冷却ダクト40の前後の掛止部45F,45Rが掛止される突部52F,52Rが一体的に形成されている。両突部52F,52Rはともに、図7及び図8に示すように、取付板43の板厚の3倍程度の厚さ寸法と、掛止縁46の2倍程度の長さ寸法を持った前後方向にやや細長い形状に形成されている。前側の突部52Fには、前側の掛止部45Fが上方から掛止可能とされ、その上面である掛止面53Fは、掛止縁46Fに倣って後方に向けて下り勾配となった傾斜面とされている。後側の突部52Rは、後側の掛止部45Rの溝47が前方から嵌ることが可能で、溝47の形状に倣い、前端側が先窄まりに形成されており、その上面である掛止面53Rは、前側の突部52Fの掛止面53Fとは逆に、前方に向けて下り勾配となった傾斜面とされている。
したがって冷却ダクト40は、前後の掛止部45F,45Rがそれぞれ前後の突部52F,52Rよりも前方に外れた位置において、左右の取付板43が、天井壁15Aの窓孔28における左右の窓枠51の内面に沿って下方から入れられる。冷却ダクト40の前壁44並びに左右の側壁41の上縁が、窓孔28の下面側における前縁から左右の側縁にわたって当たるまで押し上げられると、各掛止部45F,45Rの掛止縁46F,46Rが、対応する突部52F,52Rの上方に至るから、引き続いて冷却ダクト40を奥側に押し込むと、図8に示すように、後側の掛止部45Rの溝47が後側の突部52Rに前方から嵌って、同掛止部45Rの掛止縁46Rが掛止面53Rに掛止されるとともに、前側の掛止部45Fの掛止縁46Fが前側の突部52Fの掛止面53Fに掛止される。
ここで、後側の掛止部45Rは、庫内の奥側にあって突部52Rに掛止し辛いとも言えるが、後側の掛止部45Rには、溝奥(前方)が幅狭となった溝47が形成され、この溝47が、前端側が先窄まりとなった突部52Rに手前側から嵌められるのであるから、ガイドされつつ簡単に嵌められ、すなわち簡単に掛止することができる。ただ、後側の突部52Rの掛止面53Rが前下がりとなっているため、掛止部45Rは前方にずり落ちやすいと言えるが、前側の掛止部45Fを掛止する突部52Fの掛止面53Fは、逆に後下がりの傾斜面となっているから、前後の掛止部45F,45Rを対応する突部52F,52Rに掛止したのちは、手を放しても冷却ダクト40が落ちることはない。前側の突部52Fに対しては、ガイド機能は期待できないが、掛止部45Fを上から引っ掛けるだけでよく、しかも貯蔵室15の前面の開口部18に近い位置にあるから、掛止部45Fを突部52Fに掛止する作業も比較的簡単に行える。
また、後側の掛止部45Rは、溝47の上下両縁が対応する突部52Rを上下に挟んだ状態にあり、例えば当該冷蔵庫の輸送時や、冷却運転の際に振動を受けた場合にも、冷却ダクト40ががたつくことが抑制される。
なお、冷却ダクト40の左右の側壁41等が、窓孔28の下面側における左右の側縁等に当たった場合に、掛止部45の掛止縁46と、対応する突部52の掛止面53との間に、上下方向に1mm程度の隙間cが開く設定としておくと、例えば天井壁15Aが膨張した場合等にも掛止を担保し得る、いわゆる余裕度が得られる。
再び図4及び図5において、冷却ダクト40の前縁部には、その左右両端部に寄った2箇所に取付座55が形成されている。この取付座55は、冷却ダクト40の前壁44の上縁と面一の高さに形成され、ねじ56の挿通孔57が開口されている。一方、窓孔28の下面側における前側の縁部には、同ねじ56が螺合されるねじ孔(図示せず)が対応して形成されている。
冷却ダクト40の底面における手前側の領域には、上記した吸込口32が左右に2個の並んで形成されている。吸込口32の回りには、四隅に位置するようにして取付座59が設けられおり、庫内ファン35はケーシング35Aの四つ角が取付座59に嵌められ、図3に示すように、対角の2位置がねじ60で止められることで固定されている。また、吸込口32の側縁部には、リベット孔61が図示3箇所開口されている。
各吹込口32の手前側の縁部には、左右一対ずつ固定片63が冷却ダクト40の底面から直角に立ち上がって形成されており、特に正面から見た各左側の固定片63Aが、ケーシング35Aの側面に弾性的に当接可能となっている。したがって、各庫内ファン35から引き出されたリード線35Bは、図2に示すように、それぞれ固定片63Aとケーシング35Aの外面との間で挟持され、それぞれ右側に延出されたのち、図3に示すように、4本揃って一番の右側の固定片63Bに一巻きされ、そののちパースロック49で保持されて機械室21側に向けて導出される。
係る構造としたことにより、リード線35Bが庫内ファン35に巻き込まれるおそれがなく、また固定片63Bに一巻きしたことでストレインリリーフ機能が果たされ、機械室21側からリード線35Bが引っ張られた場合にも、モータ側の接続端に負荷が加わることが回避される。
冷却ダクト40は言い換えると、奥縁側が最深部となっており、図5に示すように、奥壁65における幅方向の中央よりも正面から見て少し左側に寄った位置に、排水路67が形成されている。なお、奥壁65は、左右の端部から排水路67の形成位置に向かうに従い、僅かではあるが奥側に突出するような傾斜姿勢に形成されている。排水路67は、図12に示すように、底部側が円弧状となったU字形断面の溝状に形成されており、奥側に向けて先下がりの姿勢で形成されている。より詳細には、図4に示すように、排水路67の底壁は、冷却ダクト40の底面42と同じ傾斜で連続して形成されている。一方、側壁は、その付け根側に冷却ダクト40の奥壁65と同じ高さの上部ストッパ69が形成され、その先が一段低くなるように形成され、さらに先端の角の部分には、斜めに切除された逃がし部68が形成されている。また、排水路67の内底壁の先端側には、長さ方向に沿った背の低い2本のリブ70が立てられているとともに、最先端部は、急角度で下方に向けて曲げられている。外底壁におけるリブ70の少し後方位置には、小幅の下部ストッパ71が形成されている。
冷却ダクト40の底面42上には、除霜水を受けるドレンパン75が載置されている。このドレンパン75はアルミニウム板製であって、全体としては、図3及び図9に示すように、冷却ダクト40の底面42における左右の取付板43の間で、かつ前壁44から少し奥に入った位置から奥壁65に対して所定間隔を開けた近接位置に至る領域に収まるほぼ方形状に形成されている。ただし、ドレンパン75の前部側では、上記した庫内ファン35を逃がす切欠部76が形成されており、この前部側を図示3箇所でリベット77等で締結することにより(図3参照)、所定位置に張られるようになっている。
ドレンパン75は、冷却ダクト40の傾斜に倣って張られるために、必然的に奥縁側が最深部となり、その奥縁に奥壁79が形成される一方、図9に示すように、同奥壁79における幅方向の中央から少し左側に寄った位置に、すなわち冷却ダクト40の排水路67と対応した位置に排水口80が形成されている。詳細には、奥壁79はドレンパン75の奥縁部を直角に起こすことで、冷却ダクト40の奥壁65とほぼ同じ高さ寸法を持って形成されているとともに、同奥壁79は、短い左奥壁79Aと長い右奥壁79Bとに分断されている。さらに、図10に示すように、左右両奥壁79A,79Bの分断端は、それぞれ下側のほぼ半分の高さ部分で所定寸法切除され、これにより排水口80が形成されている。この排水口80は、冷却ダクト40の排水路67とほぼ同幅を有している。
奥壁79全体としては、冷却ダクト40の奥壁65に倣い、左右の端部から排水口80の形成位置に向かうに従い、僅かではあるが奥側に突出するような傾斜姿勢に形成されている。これにより、ドレンパン75の奥壁79と冷却ダクト40の奥壁65との間に、所定間隔を開けた装着空間82が全幅にわたって形成されている。
左右の奥壁79A,79Bの上縁には、それぞれ左端または右端から分断端の少し手前の位置にわたり、フランジ83が奥側に直角曲げして形成されており、このフランジ83が、上記した冷却ダクト40とドレンパン75の奥壁65,79同士の間に形成された装着空間82の上面を覆うようになっている。
また、上記した排水口80の上縁からは、細長いカバー85が奥側に向けて突設されている。このカバー85は、同じくアルミニウム板製であって、図10及び図12に示すように、伏コ字形断面で排水路67内に緊密に嵌る幅を有しており、基端側を排水口80のほぼ上半分に嵌めて溶接により固定されている。
すなわち、ドレンパン75が冷却ダクト40の底面42の所定位置に張られると、排水口80の上縁から突設されたカバー85が、排水路67の中央高さ位置よりも少し上方位置に嵌って、カバー85と排水路67の底面との間に十分な流通断面を確保しつつ排水路67の上面開口を塞ぐ。またカバー85の先端は、図3に示すように、排水路67の先端よりも控えた位置、例えば側壁に設けられた逃がし部68の手前の位置まで達している。
上記したドレンパン75の奥壁79からカバー85にわたってコードヒータ90が配線されるようになっている。コードヒータ90は、ヒータ線をシリコンゴムで被覆した形状であり、その両端には、接続部91を介して被覆電線からなるリード線92が引き出されている。
コードヒータ90の配線態様の一例は、以下のようである。図11に示すように、まずコードヒータ90の一端が、右奥壁79B(同図では左側)の外面における右端のほぼ中央高さ位置に配されて、同右奥壁79Bの外面に沿って排水口80に向けて配線される。続いて図9に示すように、カバー85の上面における右側縁に沿って先端側に向けて配線され、カバー85の先端から突出したところでUターンされて、反対の左側縁に沿って基端側に向けて配線される。次に、再び図11に示すように、左奥壁79Aの外面における中央高さ位置を左端(同図では右端)まで配線される。コードヒータ90の他端から引き出されたリード線92は左端で上方にUターンされたのち、左奥壁79Aから右奥壁79Bにわたる外面の上部位置に沿って配線される。
上記のように配線された状態で、粘着面を備えたアルミ箔94により奥壁79A,79Bの外面並びにカバー85の上面に貼り付けられる。ただし、カバー85の上面の先端から突出したU字状の折り返し部93は、排水路67の先端部の上方において浮いた状態で配されることになる。また、両リード線92は、揃って右奥壁79Bの端部から引き出されるようになっている。
上記した冷却ダクト40の排水路67が、冷蔵庫本体10の背面壁15B内に形成された排水用通路38と接続されている。この排水用通路38は背面壁15B内において上部位置から下面に開口して縦向きに形成されており、その上部位置には、図16に示すように、フランジ95A付きの接続口95の一端が接続され、フランジ95Aが内箱12に固定されて、他端が背面壁15Bの内面に開口している。したがって排水路67の先端側が、接続口95を通って排水用通路38内に進出可能とになっている。
なお排水用通路38の下端部には、図示しないドレンホースが接続され、排水溝等の排水箇所に導かれている。
また、断熱扉19の開閉や冷却運転に伴って貯蔵室15内が負圧に傾いた場合に、排水用通路38を通って外気が貯蔵室15内に逆流しないように、排水路67の差し込み部分を塞ぐパッキン97が備えられている。このパッキン97は、シリコーンゴム等のゴム製であって、図13及び図15に示すように、冷却ダクト40の排水路67における全長の約2/3にわたる基端部分の外周に嵌る筒状本体部98を備えており、排水路67の断面形状に整合して、上面部が平面で、底部側が円弧状をなすU字形断面に形成されている。
筒状本体部98の先端の外周縁からは、ラッパ状に広がった密着環99が形成されている。ただし密着環99は、筒状本体部98に対して軸線が傾いていて、図15に示すように、先下がりの排水路67に嵌装された場合に、密着環99の開口面が鉛直姿勢を取るようになっている。
また基端側では、上面部の外面側からひれ部100が突設されているとともに、底部では、下部ストッパ71を逃がす逃がし溝101が切り込み形成されている。
パッキン97は、U字形同士が合うようにしてその姿勢が整えられ、排水路67の先端に対して基端側から緊密に挿入され、下部ストッパ71が逃がし溝101に進入しつつ押し込まれる。図15に示すように、筒状本体部98の上面部の基端側の面が上部ストッパ69に、また逃がし溝101の奥端が下部ストッパ71にそれぞれ当たったところで押し込みが停止され、このとき密着環99の開口が鉛直姿勢を取る。
パッキン97が装着された状態で、排水路67が接続口95内に正規量挿入されると、密着環99が弾性変形しつつ接続口95における背面壁15Bの内面への開口縁に押し付けられて密着し、排水路67の差し込み部分がシールされるようになっている。
続いて、本実施形態の作用を説明する。
冷却ダクト40の組み付け並びに取り付けは、以下のようにして行われる。まず、ドレンパン75に対してコードヒータ90が配線される。繰り返すと、コードヒータ90は、正面から見た右奥壁79Bの外面に沿って配線されたのちカバー85の上面に至り、そこで折り返されたのち左奥壁79Aの外面に沿って配線され、リード線92ともどもアルミ箔94によって貼り付けられる。なお、カバー85の上面での折り返し部93は、カバー85の先端から突出して浮いた状態にある。また両リード線92は、右奥壁79Bの端部からまとめて引き出される。
このようにコードヒータ90が配線装着されたドレンパン75が、冷却ダクト40の所定位置に載置される。このときドレンパン75の裏面には、図3の鎖線に示すように、周縁部から少し内方に入った位置において長方形状にコーキング材103が塗布され、冷却ダクト40の底面に対して押し付けられる。ドレンパン75は、その前端側の上面に伝熱プレート105が重ねられたのち、前端側の図示3箇所にリベット77が打ち込まれて固定される。なお伝熱プレート105は、図2に示すように、後縁側に設けられた接触部106が冷却器26の下面に接触することにより、除霜運転時において加熱された冷却器26の熱を庫内ファン35の取付位置付近まで伝導し、ケーシング35A等の着霜を融かすことに機能する。
上記したドレンパン75の取り付けに伴い、ドレンパン75の排水口80から突設されたカバー85が、図12に示すように、排水路67の中央高さ位置よりも少し上方位置に嵌り、その下に十分な流通断面を確保しつつ排水路67の上面開口を塞ぐ。またカバー85の先端が、排水路67の先端よりも控えた位置に留まることで、カバー85の先端から突出したコードヒータ90におけるU字状の折り返し部93が、排水路67の先端部の上方において浮いた状態で配される。ドレンパン75の奥壁79の外面に配線されたコードヒータ90は、冷却ダクト40の奥壁65との間に構成された装着空間82内に収納され、その装着空間82の上面は、奥壁79の上縁に形成されたフランジ83で塞がれる。コードヒータ90の両リード線92は、図2に示すように、揃って冷却ダクト40の右側壁41と右側の取付板43との間を通り、前縁に導出される。なお、そののち機械室21側に導出される。
また、排水路67における基端側(全長の約2/3の領域)の外周には、既述した要領でパッキン97が緊密に嵌着される。
それとともに、冷却ダクト40の吸込口32にはそれぞれ庫内ファン35が載置され、対角の2位置でねじ60で止められて固定される。各庫内ファン35のリード線35Bは、固定片63Aの内側に挟まれたのち、4本揃って一番の右側の固定片63Bに一巻きされ、パースロック49で保持されて導出される。
このように、冷却ダクト40に対してドレンパン75、パッキン97並びに庫内ファン35が装着されたら、図16に示すように、冷却ダクト40が貯蔵室15の天井壁15Aにおける窓孔28の下面側に取り付けられる。
それには、同図の矢線に示すように、冷却ダクト40に立てられた左右の取付板43の前後の掛止部45F,45Rが、それぞれ左右の窓枠51に形成された前後の突部52F,52Rよりも前方(図16の左側)に外れた位置において、排水路67を接続口95に差し込みながら、左右の取付板43が左右の窓枠51の内面に沿って下方から入れられる。冷却ダクト40の前壁44並びに左右の側壁41の上縁が、窓孔28の下面側における前縁から左右の側縁にわたって当たるまで押し上げられると、各掛止部45の掛止縁46が、対応する突部52の上方に至るから、引き続いて冷却ダクト40を奥側に押し込むと、図8に参照して示すように、後側の掛止部45Rの溝47が後側の突部52Rに案内されつつ嵌って、掛止縁46Rが掛止面53Rに掛止され、また前側の掛止部45Fの掛止縁46Fが前側の突部52Fの掛止面53Fに掛止されて仮保持される。ここで、前後の突部52F,52Rの掛止面53F,53Rが互いに逆向きの傾斜面とされているから、前後の掛止部45F,45Rを対応する突部52F,52Rに掛止したのちは、手を放しても冷却ダクト40が落ちることはない。
このように冷却ダクト40が仮保持されることに伴い、排水路67が冷蔵庫本体10の背面壁15Bに開口された接続口95を通って排水用通路38内に挿入され、また、パッキン97の密着環99が接続口95における背面壁15Bの内面への開口縁に押し付けられて密着し、排水口80の差し込み部分がシールされる。
最後に、冷却ダクト40の前縁側に設けられた2箇所の取付座55の挿通孔57にねじ56を通し、天井壁15Aのねじ孔に螺合して締め付けることにより冷却ダクト40が固定され、冷却ダクト40の取り付けが完了する。
既述したように、冷却運転の途中で適宜に除霜運転が行われ、この除霜運転の際に、コードヒータ90に対して通電される。
除霜運転は、冷却器26に設けられた除霜ヒータ(図示せず)に通電して加熱することで行われ、冷却器26等に付着した霜が溶けて除霜水となってドレンパン75上に滴下し、その底面の傾斜に倣って奥壁79まで流下するとともに、奥壁79の傾斜に沿って排水口80まで流れ、同排水口80から冷却ダクト40の排水路67を通って背面壁15Bの排水用通路38に流入される。排水用通路38に流入した除霜水は、同排水用通路38中を流下したのち、ドレンホースを介して所定の排水箇所に排水される。
この除霜運転の間、冷却器26等から霜の塊が落下し、それがドレンパン75の奥壁79に流下して当たったまま残る可能性があるが、その塊は、奥壁79の裏側に配されたコードヒータ90の熱で融かされ、除霜水となって速やかに排水口80から排水路67へと排出される。また、ドレンパン75の奥壁79は、冷気の吹出口33側に配されているため、奥壁79自身にも着霜する可能性があるが、その着霜もコードヒータ90の熱で融かされて、除霜水となって排出される。
また、霜の塊が、排水口80から排水路67に排出されたのち、同排水路67内に留まる可能性もあるが、排水路67の上面を覆って装着されたカバー85の上面には、コードヒータ90の途中位置が折り返して配線され、それにより実質的に2本が配線されているから、同コードヒータ90により排水路67内が加熱され、留まった塊も融かされて流される。
一方、カバー85上には冷却運転中に着霜する可能性があるが、カバー85はその先端が排水路67の先端よりも控えて設けられる一方、カバー85上には上記のようにコードヒータ90が折り返して配線され、U字状の折り返し部93がカバー85の先端から突出して、排水路67の底面から浮いた状態となっているから、カバー85上に着霜があった場合は、コードヒータ90の熱で融かされてカバー85上を傾斜に倣って流下したのち、先端から排水路67に滴下して排出される。
なお、カバー85を含む排水路67の基端側の大部分がパッキン97の筒状本体部98で覆われていて、コードヒータ90の熱が逃げにくくなっているから、霜の塊や霜がより融かしやすくなる。
除霜運転が終了すると、冷却運転が再開されるが、上記の除霜運転の間に、ドレンパン75の奥壁79や排水路67内に霜の塊が残ろうとした場合や、先の冷却運転時にできた奥壁79やカバー85への着霜が、コードヒータ90の熱で溶かされてすべて排出されるから、冷却運転が再開して冷却ダクト40すなわちドレンパン75の奥縁側が低温雰囲気となっても、凍結が生じるおそれがない。
以上のように本実施形態によれば、除霜運転の間、冷却器26等から落下した霜の塊がドレンパン75の奥壁79に付着して残る可能性があるが、その塊はコードヒータ90で融かされ、除霜水となって速やかに排水口80から排出される。また、ドレンパン75の奥壁79は冷気の吹出口33側に配されているため、冷却運転時に奥壁79自身にも着霜する可能性があるが、その着霜もコードヒータ90の熱で融かされて除霜水として排出される。したがってドレンパン75の奥壁79において、霜の塊や霜等が凍結して成長することが阻止される。そのため、冷却ダクト40の排水路67が塞がれることが防止されて、除霜水を円滑に排水することができ、また、吹出口33が凍結物で塞がれることも防止されて、庫内の冷気循環を安定して行うことができる。
また、霜の塊が排水路67内に留まる可能性もあるが、排水路67の上面を覆って装着されたカバー85の上面には、コードヒータ90が実質的に2本配線されているから、同コードヒータ90により排水路67内が十分に加熱され、留まった塊も融かされて流される。一方、カバー85上に着霜があったとしても、その着霜もコードヒータ90の熱で融かされてカバー85上を傾斜に倣って流下し、先端から排水路67に滴下して排出される。特に、コードヒータ90の折り返し部93がU字状となってカバー85の先端から突出しているから、カバー85上を流下した除霜水はコードヒータ90で邪魔されることなく、その先端から確実に滴下される。
ここで、カバー85を含む排水路67の基端側の大部分がパッキン97の筒状本体部98で覆われていて、コードヒータ90の熱が逃げにくくなっているから、霜の塊や霜がより融かしやすくなる。また、排水路67の内底面にリブ70が立てられているから、上記したコードヒータ90の折り返し部93からの放射熱を受けて排水路67がより加熱されやすくなる。
コードヒータ90が装着された装着空間82の上面は、ドレンパン75の奥壁79に設けられたフランジ83で塞がれているとともに、カバー85の上面に回されたコードヒータ90の大部分はパッキン97で覆われているから、コードヒータ90に手を触れることが防止される。
ドレンパン75は、裏面における周縁部の全周にわたってコーキング材103が塗布された状態で、冷却ダクト40の底面に押し付けられて張られているから、同コーキング材103によってドレンパン75と冷却ダクト40との間に除霜水等が浸水すること、ひいてはそれが凍結することが防止される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、冷却ダクトにおける排水路が設けられた奥壁側に冷気の吹出口が設けられた場合を例示したが、吹出口は別の側壁側に設けられていてもよい。
(2)上記実施形態では、冷却ダクトが言わば前後方向を向いて設けられていたが、冷却ダクトは左右方向を向いていて、左右いずれか一縁側から庫内空気を吸い込んで、他縁側から冷気を吹き出す構造であってもよい。
(3)ヒータとしては、上記実施形態に例示したコードヒータに限らず、ベルトヒータ等の他の形式のヒータを用いてもよい。
(4)本発明は冷蔵庫に限らず、冷凍庫、急速凍結庫等、要はダクト内に除霜水を受けるドレンパンを設けた形式の排水構造を備えた冷却貯蔵庫全般に広く適用することができる。
本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の縦断面図 冷却器室付近の拡大断面図 冷却ダクトのアッセンブリの平面図 その分解断面図 冷却ダクトの平面図 冷蔵庫本体の上面の平面図 冷却ダクトの取付構造を示す横断面図 その縦断面図 ドレンパンの平面図 ドレンパンの排水口付近の斜視図 ドレンパンの背面図 排水路の横断面図 パッキンの装着構造を示す一部切欠分解斜視図 冷却ダクトのアッセンブリの縦断面図 その排水路付近の拡大図 冷却ダクトのアッセンブリの取付動作を示す部分縦断面図
符号の説明
10…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体) 15B…背面壁(壁面) 26…冷却器 30…冷却器室 33…吹出口(流通路) 38…排水用通路 40…冷却ダクト(ダクト) 42…(冷却ダクト40の)底面 65…(冷却ダクト40の)奥壁(側壁) 67…排水路 75…ドレンパン 79…(ドレンパン75の)奥壁(側壁) 80…排水口 82…装着空間 83…フランジ(蓋部) 85…カバー 90…コードヒータ(加熱手段) 93…折り返し部 94…アルミ箔 103…コーキング材

Claims (5)

  1. 貯蔵庫本体の天井部にはダクトが配設されることにより冷却器が収容された冷却器室が画成され、このダクトの側壁には排水路が突設されて前記貯蔵庫本体の壁面に設けられた排水用通路に進入しているとともに、前記冷却器の下方にはドレンパンが配設されて、このドレンパンにおける前記ダクトの前記側壁と対向した側壁に設けられた排水口が前記排水路に臨んでおり、前記ドレンパンで受けられた除霜水が前記排水口から前記排水路を通って前記排水用通路に排出されるようにした冷却貯蔵庫において、
    前記ドレンパンと前記ダクトの前記側壁同士の間には、加熱手段が装着されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 前記ダクトの前記側壁が、対向する前記貯蔵庫本体の壁面との間に間隔を開けて設けられ、前記冷却器室と庫内との間の冷気の流通路が形成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記加熱手段がコードヒータであって、このコードヒータが前記ドレンパンの前記側壁の外面に沿って配線されており、かつ前記ダクトの前記排水路が上面開口の溝形に形成される一方、前記ドレンパンの前記排水口側から前記排水路の上面開口を覆うようにしてカバーが突設され、前記コードヒータの一部が前記カバーの上面に配線されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却貯蔵庫。
  4. 前記カバーの先端が前記排水路の先端よりも手前に控えている一方、前記コードヒータは、前記カバーの先端から突出して前記排水路の上方に臨んで配線されていることを特徴とする請求項3記載の冷却貯蔵庫。
  5. 前記ドレンパンにおける前記側壁の上縁には、前記加熱手段が装着された空間を覆う蓋部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の冷却貯蔵庫。
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