JP5952602B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、除霜水用のドレンパンを備えた冷却貯蔵庫に関する。
業務用の冷蔵庫等では、冷却器に付着した霜を除去するべく除霜運転を行う機能を備えたものがあり、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、貯蔵庫本体の天井部に、ドレンパンを兼ねかつ冷却ファンが装備された合成樹脂製のエアダクトが斜め姿勢で張設されることによって、冷却器が収容された冷却器室が形成されるとともに、エアダクトの下部位置から突設された排水路が、貯蔵庫本体の壁面に設けられた排水用通路に進入した構造となっている。エアダクトを合成樹脂製としたのは、軽量化を図る等のためである。そして除霜運転は、冷却器を同冷却器に装備した除霜ヒータで加熱することにより行われ、冷却器等からの除霜水は、エアダクトで受けられたのち流下して、排水路から排水用通路を通って庫外に排出されるようになっている。
また、冷却器から落ちた霜の塊がエアダクト上や排水路で凍結することを防止する手段が講じられ、上記のようにエアダクトが合成樹脂製であることから、凍結防止用のヒータが設けられた金属製の伝熱プレートが備えられてエアダクト上に敷かれるとともに、同伝熱プレートの下縁から金属製のカバーが延設されて、排水路の上面開口を覆うようになっている。
特開2009−14284号公報
ところで上記従来のものでは、伝熱プレートにカバーを延設する部分が、別体に形成されたカバーが溶接により一体化された構造となっていた。一方、伝熱プレートとカバーとは、伝熱効率が高いことが要求されるために共にアルミニウム板製とされるが、アルミ同士の溶接は鉄同士と比較すると作業難度が高いために、熟練者が時間を掛けて作業する必要があり、ひいては製造コストの上昇に繋がるおそれがあるためにその改善が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、伝熱プレートとカバーとの組付作業を簡単化するところにある。
本発明は、貯蔵庫本体の天井部には、ドレンパンを兼ねた合成樹脂製のエアダクトが一側に向けて下り勾配となった斜め姿勢で張設されることにより冷却器が収容された冷却器室が形成され、前記冷却器からの除霜水が前記エアダクト上を流下して同エアダクトの下部位置に設けられた排水路から前記貯蔵庫本体の壁面に設けられた排水部に排水されるようになっているとともに、前記エアダクト上にはヒータが設けられた金属製の伝熱プレートが敷かれて、同伝熱プレートには前記排水路を覆う金属製のカバーが延設され、前記カバーは前記伝熱プレートに対してリベットにより固定されているところに特徴を有する。
カバーは伝熱プレートに対してリベットの打ち込みによって一体的に組み付けられる。アルミ同士の溶接とは違って、格別の熟練を要しないでも短時間で組み付けを行うことができる。ひいては製造コストの低減に寄与し得る。
以下のような構成としてもよい。
前記伝熱プレートの下縁に沿って壁部が立ち上がり形成され、同壁部における前記エアダクトの前記排水路と対応する位置には排水口が開口されているとともに、前記カバーが前記排水路の上面開口に嵌る形状であって、前記カバーの基端には、前記壁部における前記排水口の側縁部に重ねられる取付板が形成され、同取付板がリベットで固定されている。
上記構成によれば、カバーの基端に形成された取付板が、壁部における排水口の側縁部に重ねられ、その重ねられた部分がリベットで締結されて一体化される。
例えば、カバーの基端を排水口の側縁部に溶接して固定すると、どうしてもカバーの側面における基端側の所定範囲に亘って溶接跡が張り出し、カバーを排水路の上面開口に嵌めた場合に、溶接跡が邪魔になってもカバーが排水路の上面開口に正規に嵌らないことが懸念され、カバーと排水路とが密着できないことでカバーの熱が排水路に伝達し辛くなるおそれがある。
それに対して本構成では、カバーの基端に形成された取付板が壁部にリベットで固定されているのであるから、溶接の場合と違ってカバーの側面の基端側には張り出すものができず、そのためカバーを排水路に正規に密着させて嵌めることが可能となり、結果カバーの熱を排水路に効率良く伝達することができる。
他の発明は、貯蔵庫本体の天井部には、ドレンパンを兼ねた合成樹脂製のエアダクトが一側に向けて下り勾配となった斜め姿勢で張設されることにより冷却器が収容された冷却器室が形成され、前記冷却器からの除霜水が前記エアダクト上を流下して同エアダクトの下部位置に設けられた排水路から前記貯蔵庫本体の壁面に設けられた排水部に排水されるようになっているとともに、前記エアダクト上にはヒータが設けられた金属製の伝熱プレートが敷かれて、同伝熱プレートには前記排水路を覆う金属製のカバーが延設され、前記カバーには前記伝熱プレートに設けられた掛止溝に差し込まれて仮掛止される掛止片が設けられ、かつ前記掛止片を抜け止めする本掛止手段が具備されているところに特徴を有する。
カバーは掛止片を掛止溝に差し込むことで仮掛止され、そののち本掛止手段で抜け止めされて、伝熱プレートに対して一体的に組み付けられる。アルミ同士の溶接とは違って、格別の熟練を要しないでも比較的短時間で組み付けを行うことができる。ひいては製造コストの低減に寄与し得る。
以下のような構成としてもよい。
前記伝熱プレートの下縁に沿って壁部が立ち上がり形成され、同壁部における前記エアダクトの前記排水路と対応する位置には排水口が開口されているとともに、前記カバーの基端には前記壁部における前記排水口の側縁部に重ねられる取付板が形成され、前記取付板に前記掛止片が、前記壁部における前記排水口の側縁部に前記掛止溝がそれぞれ形成されており、かつ前記本掛止手段が、前記掛止片における前記掛止溝からの突出部分を前記壁部の裏面に固定部材により固定するものである。
カバーの基端の取付板に形成された掛止片が掛止溝に差し込まれることで、同取付板が壁部における排水口の側縁部に重ねられた形態で仮掛止され、そののち掛止片における裏面側への突出部分が、固定部材により壁部の裏面に固定されることで取付板が本掛止され、カバーと伝熱プレートとが一体化される。
前記伝熱プレートの下縁に沿って壁部が立ち上がり形成され、同壁部における前記エアダクトの前記排水路と対応する位置には排水口が開口されているとともに、前記カバーの基部側には前記壁部における前記排水口の側縁部に重ねられる取付板が形成され、前記取付板に前記掛止片が、前記壁部における前記排水口の側縁部に前記掛止溝がそれぞれ形成されており、かつ前記本掛止手段が、前記掛止片における前記掛止溝からの突出部分を変形させることで前記壁部の裏面に本掛止させるものである。
カバーの基端の取付板に形成された掛止片が掛止溝に差し込まれることで、同取付板が壁部における排水口の側縁部に重ねられた形態で仮掛止され、そののち掛止片における裏面側への突出部分が変形されることで壁部の裏面に本掛止され、カバーと伝熱プレートとが一体化される。
さらに、前記カバーの上面にはヒータが配設されている構成としてもよい。カバー自体がヒータで加熱されてより高温に維持することができる。
本発明によれば、伝熱プレートとカバーとの組付作業を格別の熟練を要することなく短時間で行うことができ、製造コストの低減を図ることができる。
本発明の実施形態1に係る冷蔵庫の正面図 同縦断面図 冷却器室付近の拡大断面図 エアダクトの仮保持構造を示す断面図 エアダクトの平面図 伝熱プレートとアルミ箔の平面図 伝熱プレートの奥壁の部分展開図 伝熱プレートとカバーの組付構造を示す分解斜視図 組付完了時の斜視図 同背面図 同平面図 伝熱プレートに凍結防止ヒータが配線された状態の平面図 エアダクトに伝熱プレートが張られた状態の平面図 エアダクトの組付完了時の平面図 変形例に係るカバーの斜視図 実施形態2に係る伝熱プレートとカバーの組付構造を示す分解斜視図 組付完了時の斜視図 同背面図 同平面図 実施形態3に係る伝熱プレートとカバーの組付構造を示す分解平面図 組付完了時の平面図 同背面図
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図1ないし図14に基づいて説明する。この実施形態では、4ドア型の冷蔵庫を例示している。
図1及び図2において、符号10は冷蔵庫本体であって、前面開口のやや縦長の断熱箱体から構成されており、4本の脚11で支持されているとともに、内部が貯蔵室12となっている。貯蔵室12内には、棚柱13を介して棚網14が複数段に設置できるようになっているとともに、貯蔵室12の前面開口部15には、十字形に組まれた断熱性の仕切枠16が装着されることで計4個の出入口17が形成され、観音開き式の断熱扉18が上下2段に分かれて装着されている。
本体10の上面には、パネルで囲まれることにより機械室20が形成され、同機械室20には冷凍ユニット21が装備されている。
冷凍ユニット21は、平面方形をなす断熱性の基台22の上面に、圧縮機24、空冷式の凝縮器25等からなる冷凍装置23が載置されるとともに、下面側に冷却器26が吊り下げて取り付けられ、冷凍装置23と冷却器26とが冷媒配管27(図3)により循環接続された構造となっている。冷却器26は、背面側(図2の右側)が少し下がった斜め姿勢で取り付けられている。
一方、機械室20の底面、言い換えると貯蔵室12の天井壁12Aにおける奥側の位置には、基台22よりも一回り小さい窓孔28が形成されており、上記した冷凍ユニット21の基台22が、冷却器26を窓孔28の下面側に通しつつ同窓孔28を塞いで取り付けられている。
貯蔵室12の天井部分における窓孔28の下面側には、詳しくは後記するように、エアダクト40が張設され、その上方に冷却器室30が形成されている。エアダクト40の底面40Aは、奥縁(図2の右側)に向けて下り勾配(冷却器26の傾斜角度とほぼ同じ)となるように形成され、手前側の領域に吸込口31が開口されて冷却ファン32が装備されているとともに、奥縁と貯蔵室12の背面壁12Bとの間に吹出口33が形成されている。
そして、冷凍装置23(圧縮機24)を運転しつつ冷却ファン32を駆動すると、貯蔵室12の庫内空気が冷却ファン32によって吸込口31から冷却器室30内に吸引され、その空気が冷却器26を流通する間に熱交換によって冷気が生成され、その冷気が吹出口33から貯蔵室12の奥面に沿うようにして吹き出され、貯蔵室12内に冷気が循環供給される。また、庫内サーミスタ35(図3)により庫内温度が検知され、庫内温度に応じて冷凍装置23の運転と停止とが制御されて、庫内温度が略一定の冷却温度に維持されるようになっている。
また、冷却器26等に付着した霜を除去するために、適宜に除霜運転が行われる。そのため、冷却器26にはシーズヒータからなる除霜ヒータ36が装備されている。この除霜ヒータ36は、図3に示すように、冷却器26の下面においてジグザグ状に配線されている。
一方、上記したエアダクト40は、除霜水を受けるドレンパンを兼用している。除霜運転は、除霜ヒータ36に通電して冷却器26を加熱することにより行われ、除霜水はエアダクト40(ドレンパン)で受けられたのち、貯蔵室12の背面壁12B内に設けられた排水用通路38を通って庫外に排水されるようになっている。
続いて、除霜水の排水部分の構造を詳細に説明する。
エアダクト40はABS樹脂等の合成樹脂製であって、図4及び図5に示すように、平面略方形の皿状に形成されており、ただし左右の側壁41は、手前側(図4の左側)から奥側に向けて次第に背が高くなるように形成され、後記するように、同側壁41の上縁が水平姿勢をなすように取り付けられ、その取付状態において、エアダクト40の底面40Aが奥縁に向けて下り勾配となった傾斜姿勢を取るようになっている。
エアダクト40の底面40Aには、左右の側壁41から所定寸法内側に入った位置において、左右一対の取付板42が立ち上がって形成されている。両取付板42は、左右の側壁41と同じく、手前側から奥側に向けて次第に背が高くなるように形成され、全体としては、側壁41よりも若干背が高くなっている。各取付板42の上縁には、前後2箇所の位置において、後方を向いた鈎形をなす掛止部43が形成されている。これに対し、貯蔵室12の天井壁12Aに形成された窓孔28における左右の周面には、エアダクト40の前後の掛止部43が掛止される突部28Aが形成されている。
エアダクト40の前縁部に沿うようにして形成された前壁44には、左右両端部と中央部との3箇所に取付座45が形成されており、この取付座45が窓孔28の下面側における前側の縁部に当てられて、ねじ止めにより固定されるようになっている。
エアダクト40の底面40Aにおける手前側の領域には、上記した吸込口31が3個、間隔を開けて左右に並んで形成されている。各吸込口31には、図14に示すように冷却ファン32が装着され、ねじ止めされて固定されるようになっている。また、図5に示すように、吸込口31の周縁部には、リベット孔46が図示7箇所開口されている。
エアダクト40は奥縁側が最深部となっていて、同奥縁には全幅に亘って奥壁47が立ち上がり形成され、同奥壁47における幅方向の中央よりも正面から見て少し左側に寄った位置に、排水路48が形成されている。排水路48は、底部側が円弧状となったU字形断面の溝状に形成され、図4に示すように、その底壁がエアダクト40の底面40Aと連続しつつ、奥側に向けて先下がりとなった姿勢を採っている。
また、奥壁47は排水路48の形成位置が最も奥側に突出しており、両端に向けて緩傾斜で手前側に退避した形態を採っている。
エアダクト40の底面40A上には、伝熱プレート50が張設されている。この伝熱プレート50はアルミニウム板製であって、全体としては、図6及び図13に示すように、エアダクト40の底面40Aにおける左右の取付板42の間で、かつ前壁44から少し奥に入った位置から奥壁47に対して所定間隔を開けた近接位置に至る領域に収まるほぼ方形状に形成されている。ただし、伝熱プレート50の前部側では、上記した冷却ファン32を逃がす切欠部51が形成され、言い換えると前方に突出した4枚の突出板52が幅方向に間隔を開けて形成された形状となっている。伝熱プレート50は、後記するように、前部側を図示7箇所においてリベット54で締結することにより(図14参照)、所定位置に張られるようになっており、そのため、切欠部51の周縁の7箇所、詳細には、エアダクト40のリベット孔46と対応する位置に、リベット孔53が形成されている。
伝熱プレート50は、エアダクト40の傾斜に倣って張られるために、必然的に奥縁側が最深部となり、その奥縁に沿って奥壁55が全幅に亘って形成される一方、奥壁55における幅方向の中央から少し正面視で左側に寄った位置、すなわちエアダクト40の排水路48と対応した位置に、排水口60が形成されている(図8参照)。
奥壁55は、排水口60を挟んで左奥壁56Aと右奥壁56Bとに分断され、共に伝熱プレート50の奥縁部を折り曲げ線58A(図7参照)から直角に起こすことで、エアダクト40の奥壁47とほぼ同じ高さ寸法を持って形成されているとともに、両奥壁56A,56Bの突き合わせ端縁のほぼ下半分に形成された切欠部59が並ぶことで、上記した排水口60が排水路48よりやや狭い幅を持って形成されている。両奥壁56A,56Bの上縁には、フランジ62が折り曲げ線58Bから奥側に直角曲げして形成されている。
なお、上記した奥壁55は、エアダクト40の奥壁47と同様に、排水口60の形成位置が最も奥側に突出し、左右両端に向けて緩傾斜で手前側に退避した形態を採っている。このような傾斜形状に対応して左右の奥壁56A,56Bを正規に直角に起こすことができるように、図7の展開形状に示すように、排水口60を形成する切欠部59が、折り曲げ線58Aよりも手前側まで切り欠かれている。
上記した排水口60の上縁からは、エアダクト40の排水路48の上面開口を覆うカバー70が突設されている。カバー70は、伝熱プレート50と同じくアルミニウム板製で、門型断面で細長い形状をなし、図3に示すように、排水路48の中央高さ位置よりも少し上方位置において、基端から先端の少し手前の領域に亘ってほぼ緊密に嵌められるようになっている。
さらにカバー70の取付構造を、図8ないし図11に基づいて詳細に説明する。
図8に示すように、カバー70の基端の左右の側縁には、外側に張り出すようにして取付板71が形成されている。両取付板71の張り出し端側にはリベット孔72が開口されている。
カバー70は、その上面を排水口60の上縁に合わせた位置において、両取付板71が排水口60の表面側の左右両側縁部に当てられるようになっており、排水口60の両側縁部には、取付板71のリベット孔72と整合するリベット孔64が開口されている。
カバー70を組み付けるには、ブラインドリベット75(以下、単にリベット75)が適用される。具体的には、図8に示すように、カバー70の基端の両取付板71が、奥壁55における排水口60の左右両側縁部の表面に当てられてリベット孔72,64同士が合わせられ、この状態からリベット75が専用の工具に装着されて、両リベット孔72,64に対して表面側から挿通される。リベット75の本体76に形成されたリベット頭77がリベット孔72の孔縁に当たったところで、工具を操作して芯線78を引っ張ると、芯線78が途中で切断されつつ本体76の他端側がかしめられ、図9及び図11に示すように新たにリベット頭79が形成され、両リベット頭77,79の間で取付板71と奥壁55とが挟み付けられることで、カバー70が一体的に固定されるようになっている。
伝熱プレート50がエアダクト40の底面40Aの所定位置に張られると、カバー70が排水路48内に嵌ってその上面開口を塞ぐようになっており、その先端は、図14に示すように、排水路48の先端よりも控えた位置に留まる設定となっている。
また、伝熱プレート50の奥壁55は、エアダクト40の奥壁47の手前側に所定間隔を開けて配され、その間に装着空間65が全幅にわたって形成されるとともに、奥壁55の上縁に形成されたフランジ62が、上記した装着空間65の上面を覆うようになっている。
伝熱プレート50の奥壁55からカバー70にわたり、コードヒータからなる第1凍結防止ヒータ81が配線されるようになっている。コードヒータは、ヒータ線をシリコンゴムで被覆した形状となっている。この第1凍結防止ヒータ81は、図12に示すように、その一端が、奥壁55の外面における正面から見た右端(同図の下側)に配されて、奥壁55の外面に沿って排水口60に向けて配線され、続いてカバー70の上面における右側縁に沿って先端側に向けて配線され、カバー70の先端から突出したところでUターンされて、反対の左側縁に沿って基端側に向けて配線され、さらに奥壁55の外面に沿って左端まで配線される。同ヒータ81の他端から引き出されたリード線81Aは左端で上方にUターンされたのち、奥壁55に沿って右端まで配線されている。
このように配線された状態で、粘着面を備えたアルミ箔により奥壁55の外面並びにカバー70の上面に貼り付けられる。両リード線81Aは揃って、伝熱プレート50の右側縁に沿って前方に引き出される。
伝熱プレート50における冷却器26の前端部の下方に対応する領域、言い換えると、冷却ファン32の配設位置の直後の領域には、同じくコードヒータからなる第2凍結防止ヒータ82が配線されている。詳細には、第2凍結防止ヒータ82が配線保持されるアルミ箔85が備えられており、このアルミ箔85は、図6及び図12に示すように、伝熱プレート50のほぼ全幅に匹敵する長さを持った細長い本体部86の前縁から、伝熱プレート50の各突出板52上に突出する4枚の突出部87が形成された形状となっている。
アルミ箔85の裏面側には両面テープが配され、同アルミ箔85の裏面と、両面テープの表面との間に挟まれて第2凍結防止ヒータ82が配線固定され、両面テープの裏面が伝熱プレート50に貼り付けられる。第2凍結防止ヒータ82は例えば、本体部86には前後方向に4条のジグザグ状に、また各突出部87には、1条目82Xからヘアピン状に突出して配線され、結果、アルミ箔85のほぼ全域にわたって、第2凍結防止ヒータ82が配線された形態となる。第2凍結防止ヒータ82の両端は、一番右の突出部87に並んで配され、両端に接続されたリード線82Aが前方に引き出されるようになっている。
このように第2凍結防止ヒータ82が配線保持されたアルミ箔85が、伝熱プレート50上の所定位置、詳細には、図12に示すように、本体部86が伝熱プレート50の前縁部に沿い、かつ突出部87が突出板52の基端側に突出した位置において貼り付けられる。
伝熱プレート50における上記のように貼られたアルミ箔85の後縁の直ぐ後方位置には、保護リブ88が突出形成されている。この保護リブ88は、平面横長形状をなし、伝熱プレート50の幅方向の中央部と両端部との都合3箇所において、下面側から叩き出されて形成されている。保護リブ88の高さは、伝熱プレート50上に配線された第2凍結防止ヒータ82の高さの2倍近くとなっている。
エアダクト40の底面40Aにおける奥側の半分の領域には、図5に示すように、前後方向(縦方向)に細長い図示8本の支持リブ49が、左右方向に間隔を開けて形成されている。これらの支持リブ49は、上記した伝熱プレート50を底面40Aから浮いた状態で支持することに機能するものである。
引き続いて、エアダクト40の組み付け並びに取り付けの手順の一例を説明する。
図12に示すように、伝熱プレート50の奥壁55からカバー70にわたり、第1凍結防止ヒータ81が配線される。それとともに、伝熱プレート50の前縁に沿った領域に、第2凍結防止ヒータ82がアルミ箔85を介して所定の形態で配線される。
このように第1及び第2の凍結防止ヒータ81,82が配線装着された伝熱プレート50が、エアダクト40上に張られる。それには、エアダクト40の底面40Aに設けられた支持リブ49の上面に、コーキング材を塗布する。塗布するべく支持リブ49の選択は数も含めて任意であり、また塗布位置も上面に沿った任意の箇所でよい。
伝熱プレート50は、図13に示すように、前側の切欠部51に各吸込口31を嵌めて逃がし、またリベット孔46,53同士を整合させて、エアダクト40の底面40Aにおける前部側を除いたほぼ全面に載置され、奥側の部分は支持リブ49に当てられて受けられる。このとき、支持リブ49に塗布されたコーキング材が、支持リブ49と、伝熱プレート50の下面との間を接着し、伝熱プレート50は、リベット孔46,53同士が整合した正規の位置に仮保持される。そののち図示7箇所において、リベット孔46,53に対してリベット54が打ち込まれることにより、伝熱プレート50がエアダクト40に固定される。
この伝熱プレート50の取り付けに伴い、既述したように、排水口60から突設されたカバー70が、排水路48の中央高さ位置よりも少し上方位置に嵌められる。また図14に示すように、排水路48の基端側の回りには、パッキン84が嵌着される。
第1凍結防止ヒータ81のリード線81Aは、エアダクト40の右側壁41と右側の取付板42との間を通って前方に配線され、途中をパースロック89に保持されて導出される。また、第2凍結防止ヒータ82のリード線82Aも、途中を同パースロック89に保持される。
次に、同図に示すように、3個の吸込口31にそれぞれ冷却ファン32が載置され、対角の2位置においてねじ止められて固定される。各冷却ファン32のリード線32Aも一纏めにされたのち、途中を同パースロック89で保持されて導出される。
このようにエアダクト40に対して、第1及び第2の凍結防止ヒータ81,82が配線された伝熱プレート50、並びに冷却ファン32が装着されたら、図3に示すように、エアダクト40が貯蔵室12の天井壁12Aにおける窓孔28の下面側に取り付けられる。
それには、図4に参照して示すように、エアダクト40の後縁に突設された排水路48を背面壁12Bの排水用通路38の上端に差し込みながら、左右の取付板42が窓孔28の左右の周面に沿って下方から入れられ、各取付板42の前後の掛止部43が、それぞれ対応する窓孔28の前後の突部28Aに掛止されて仮保持される。このとき併せて、エアダクト40から引き出された凍結防止ヒータ81,82のリード線81A,82Aと、冷却ファン32のリード線32Aとが、冷凍ユニット21の基台22に設けられた挿通孔(図示せず)を通して、機械室20に導出される。
最後に、エアダクト40の前壁44に設けられた3箇所の取付座45を、天井壁12Aにねじで止めることによりエアダクト40が固定され、エアダクト40の取り付けが完了する。
エアダクト40が取り付けられると、図3に示すように、排水路48が貯蔵室12の背面壁12Bに設けられた排水用通路38の上端部内に臨んだ状態となる。
伝熱プレート50に配線された第2凍結防止ヒータ82は、冷却器26における前端部の下方に位置する。また、伝熱プレート50に突設された3本の保護リブ88の上に、冷却器26の下面における前縁から所定寸法入った位置が受けられ、第2凍結防止ヒータ82が保護される。
冷却運転は、既述したように、貯蔵室12内に冷気が循環流通されることで行われ、これが継続されると、冷却器26等に次第に着霜する。本実施形態の冷蔵庫では、庫内空気が前面側から冷却器26を流通することで冷気が生成される形式であるため、冷却器26の前面側に特に着霜しやすいと言える。そのため、冷却運転の途中で適宜に除霜運転が行われ、この除霜運転は、冷却器26に設けられた除霜ヒータ36に通電して加熱することで行われ、併せて第1と第2の凍結防止ヒータ81,82に通電される。
除霜運転により、冷却器26等に付着した霜が溶けて除霜水となってエアダクト40上に滴下し、その底面40Aの傾斜に倣って奥まで流下し、排水路48を通って背面壁12Bの排水用通路38を流下したのち、ドレンホースを介して所定の排水箇所に排水される。
この間、冷却器26等から霜が塊となって落下する可能性があるが、冷却器26の下面側には、金属製の伝熱プレート50が貼られて第2凍結防止ヒータ82により加熱されているから、落下した塊が伝熱プレート50の熱で融かされ、除霜水となって排水口60に向けて流下する。上記のように、冷却器26の前面側から霜の塊が落ちやすいと言えるが、冷却器26の前面の下方には第2凍結防止ヒータ82が正に配設されて最も高温となっているから、霜の塊も効率良く融かされる。
また、霜の塊が伝熱プレート50上では融け切れず、伝熱プレート50の奥壁55に当たったまま残ったり、排水路48に侵入してその中に留まったりする可能性もあるが、奥壁55の裏側や、排水路48に装着されたカバー70には、第1凍結防止ヒータ81が配線されているから、残った霜の塊もその熱によって融かされ、除霜水となって速やかに排出される。
所定の除霜運転が終了すると、冷却運転が再開される。
本実施形態による効果は、以下のとおりである。
本実施形態では、カバー70を伝熱プレート50の奥壁55の排水口60に対して組み付ける部分の構造が、カバー70の基端に形成された両取付板71が、奥壁55における排水口60の表側の両側縁部に重ねられ、その重ねられた部分がリベット75の打ち込みによって一体化されている。アルミ同士を溶接することとは違って、格別の熟練を要しないでも短時間で組み付けを行うことができ、ひいては製造コストの低減に寄与し得る。
例えば、門型断面をなすカバー70の基端を排水口60の両側縁部に溶接して固定すると、どうしてもカバー70の両側面における基端側の所定範囲に亘って溶接跡が張り出し、カバー70を排水路48の上面開口に嵌めた場合に、溶接跡が邪魔になってカバー70が排水路48の上面開口に正規に嵌らないことが懸念され、カバー70と排水路48とが密着できないことでカバー70の熱が排水路48に伝達し辛くなるおそれがある。
それに対して本実施形態では、カバー70の基端に張り出し形成された取付板71が奥壁55にリベット75で固定されているのであるから、溶接の場合と違ってカバー70の側面の基端側には張り出すものができず、そのためカバー70を排水路48に正規に密着させて嵌めることが可能となり、結果カバー70の熱を排水路48に効率良く伝達することができる。
<変形例>
図15は、上記実施形態1の変形例を示す。
この変形例では、門型断面をなすカバー70Aの基端の上縁には、上向きに閉鎖板90が形成される一方、同閉鎖板90の左右両端には、逃がし溝91を挟んで、排水口60の左右の側縁部に当てられる取付板71が形成され、各取付板71には同じくリベット孔72が開口されている。端的には実施形態2のカバー70Aは、実施形態1のカバー70と比較すると、取付板71に対して低い位置に形成されている。
この変形例では、カバー70Aは、逃がし溝91に排水路48の両側壁を逃がしつつ、排水路48内の下部位置に嵌って装着され、その状態で取付板71が奥壁55における排水口60の両側縁部にリベット75で固定される。このように固定されると、排水口60の上部側が閉鎖板90で閉鎖される一方、下部側からカバー70Aが突設された形態となる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図16ないし図19によって説明する。実施形態2では、カバー100の組付構造に変更が加えられている。以下、実施形態1との相違点について主に説明し、実施形態1と同一機能を有する部位、部材については同一符号を付すことで、説明を簡略化または省略する。
図16に示すように、門型断面をなすカバー100における基端の左右の側縁には、取付板101が外側に張り出すようにして形成され、各取付板101の張り出し端側の上縁には、同図の手前側の斜め下方を向いて曲げられた掛止片102が形成されている。
一方、伝熱プレート50の奥壁55における排水口60の左右両側縁部には、カバー100の掛止片102が差し込み可能なスリット状の掛止溝103が形成されている。
カバー100を組み付けるには、図16に示す状態からカバー100を少し前下がりの姿勢として、取付板101に形成された掛止片102を排水口60の左右の側縁部に設けられた掛止溝103に差し込み、そののちカバー100を水平姿勢に起こすと、図17ないし図19に示すように、取付板101が排水口60の両側縁部に重ねられた形態で仮掛止され、そののち掛止片102における裏面側への突出部分が、アルミ箔テープまたは接着剤(共に図示せず)によって奥壁55の裏面に固定されることで取付板101が本掛止され、カバー100と伝熱プレート50とが一体化される。
この実施形態2では、カバー100側に設けた掛止片102を奥壁55に設けた掛止溝103に差し込んで仮掛止したのち、掛止片102における裏面側への突出部分をアルミ箔テープまたは接着剤で奥壁55の裏面に固定することで、カバー100が一体的に組み付けられるようになっており、同様にアルミ同士を溶接することとは違って、格別の熟練を要しないでも比較的短時間で組み付けを行うことができ、製造コストの低減に寄与し得る。
また、溶接の場合と違ってカバー100の側面の基端側には張り出すものができないために、カバー100を排水路48に正規に密着させて嵌めることが可能となって、カバー100の熱を排水路48に効率良く伝達することができる。
なお、アルミ箔テープや接着剤を用いることに代えて、カバー100の掛止片102を掛止溝103に差し込んだのち、掛止片102における裏面側への突出部分をペンチ等の工具で潰して本掛止(固定)するようにしてもよい。
アルミ箔テープや接着剤等の固定部材が不要となる分コストが削減でき、組付作業自体もより簡単となる。
<実施形態3>
図20ないし図22は、本発明の実施形態3を示す。この実施形態3では、図20に示すように、門型断面をなすカバー110における基端の左右の側縁には、それぞれ取付板111,112が外側に張り出すようにして形成され、一方の取付板111の張り出し端には、同図の手前側と外側に二度曲げされた掛止片113が形成されているとともに、他方の取付板112にはリベット孔114が形成されている。
一方、伝熱プレート50の奥壁55における排水口60の一側の側縁部には、縦向きのスリット状の掛止溝115が形成されているとともに、他側の側縁部には、リベット孔116が形成されている。
カバー110を組み付けるには、図20に示す状態から一方の取付板111の掛止片113を掛止溝115に差し込んだのち、カバー110を真っ直ぐの姿勢とすると、掛止片113が抜け止めされるとともに、他方の取付板112がリベット孔114,116同士を整合させて対応する側縁部に重ねられる。そののち、両リベット孔114,116に対して表面側からブラインドリベット75が打ち込まれることで、図21及び図22に示すように、取付板112と奥壁55(左奥壁56A)とが固定され、すなわちカバー110が一体的に固定される。
両取付板111,112を固定するに当たり、一方を掛止構造に留めて、もう一方のみをリベット75で固定するようにしたから、組付作業がより簡略化できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1において、カバーの上面の基端から上向きに取付板を設けて、同取付板を奥壁における排水口の上縁部にリベットで止めるようにしてもよい。
(2)実施形態2においても、カバーの上面の基端から上向きに取付板を設けて同取付板に掛止片を形成する一方、奥壁における排水口の上縁部に掛止溝を形成した構造としてもよい。
(3)カバーは、上記実施形態に例示した門型断面のものに限らず、エアダクトの排水路を覆う限り、平板状である等他の形状であってもよい。
(4)カバーの上面には必ずしも凍結防止ヒータが配線される必要はなく、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(5)エアダクトは、冷蔵庫本体の一方の側壁に向けて下り勾配となった姿勢で設けられるようになっていてもよい。
(6)本発明は冷蔵庫に限らず、冷凍庫、急速凍結庫等、要はドレンパンを兼ねたエアダクトが合成樹脂製であって、同エアダクト上にヒータが設けられた金属製の伝熱プレートが敷かれた構造になる冷却貯蔵庫全般に広く適用することができる。
10…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体) 12…貯蔵室 12B…背面壁 26…冷却器 30…冷却器室 38…排水用通路(排水部) 40…エアダクト 48…排水路 50…伝熱プレート 55…奥壁(壁部) 60…排水口 64…リベット孔 70,70A…カバー 71…取付板 72…リベット孔 75…ブラインドリベット(リベット) 81…第1凍結防止ヒータ(ヒータ) 82…第2凍結防止ヒータ(ヒータ) 100…カバー 101…取付板 102…掛止片 103…掛止溝

Claims (4)

  1. 貯蔵庫本体の天井部には、ドレンパンを兼ねた合成樹脂製のエアダクトが一側に向けて下り勾配となった斜め姿勢で張設されることにより冷却器が収容された冷却器室が形成され、前記冷却器からの除霜水が前記エアダクト上を流下して同エアダクトの下部位置に設けられた排水路から前記貯蔵庫本体の壁面に設けられた排水部に排水されるようになっているとともに、
    前記エアダクト上にはヒータが設けられた金属製の伝熱プレートが敷かれて、同伝熱プレートには前記排水路を覆う金属製のカバーが延設され、
    前記カバーは前記伝熱プレートに対してリベットにより固定されており、
    前記伝熱プレートの下縁に沿って壁部が立ち上がり形成され、同壁部における前記エアダクトの前記排水路と対応する位置には排水口が開口されているとともに、
    前記カバーが前記排水路の上面開口に嵌る形状であって、前記カバーの基端には、前記壁部における前記排水口の側縁部に重ねられる取付板が形成され、同取付板が前記リベットで固定されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 貯蔵庫本体の天井部には、ドレンパンを兼ねた合成樹脂製のエアダクトが一側に向けて下り勾配となった斜め姿勢で張設されることにより冷却器が収容された冷却器室が形成され、前記冷却器からの除霜水が前記エアダクト上を流下して同エアダクトの下部位置に設けられた排水路から前記貯蔵庫本体の壁面に設けられた排水部に排水されるようになっているとともに、
    前記エアダクト上にはヒータが設けられた金属製の伝熱プレートが敷かれて、同伝熱プレートには前記排水路を覆う金属製のカバーが延設され、
    前記カバーには前記伝熱プレートに設けられた掛止溝に差し込まれて仮掛止される掛止片が設けられ、かつ前記掛止片を抜け止めする本掛止手段が具備されており、
    前記伝熱プレートの下縁に沿って壁部が立ち上がり形成され、同壁部における前記エアダクトの前記排水路と対応する位置には排水口が開口されているとともに、前記カバーの基端には前記壁部における前記排水口の側縁部に重ねられる取付板が形成され、
    前記取付板に前記掛止片が、前記壁部における前記排水口の側縁部に前記掛止溝がそれぞれ形成されており、かつ前記本掛止手段が、前記掛止片における前記掛止溝からの突出部分を前記壁部の裏面に固定部材により固定するものであることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  3. 貯蔵庫本体の天井部には、ドレンパンを兼ねた合成樹脂製のエアダクトが一側に向けて下り勾配となった斜め姿勢で張設されることにより冷却器が収容された冷却器室が形成され、前記冷却器からの除霜水が前記エアダクト上を流下して同エアダクトの下部位置に設けられた排水路から前記貯蔵庫本体の壁面に設けられた排水部に排水されるようになっているとともに、
    前記エアダクト上にはヒータが設けられた金属製の伝熱プレートが敷かれて、同伝熱プレートには前記排水路を覆う金属製のカバーが延設され、
    前記カバーには前記伝熱プレートに設けられた掛止溝に差し込まれて仮掛止される掛止片が設けられ、かつ前記掛止片を抜け止めする本掛止手段が具備されており、
    前記伝熱プレートの下縁に沿って壁部が立ち上がり形成され、同壁部における前記エアダクトの前記排水路と対応する位置には排水口が開口されているとともに、前記カバーの基部側には前記壁部における前記排水口の側縁部に重ねられる取付板が形成され、
    前記取付板に前記掛止片が、前記壁部における前記排水口の側縁部に前記掛止溝がそれぞれ形成されており、かつ前記本掛止手段が、前記掛止片における前記掛止溝からの突出部分を変形させることで前記壁部の裏面に本掛止させるものであることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  4. 前記カバーの上面にはヒータが配設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
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