JP2006521956A - パーキングブレーキレバーユニット - Google Patents

Abstract

本発明は、車両用パーキングブレーキレバーユニット（１）であって、プラスティック材製のパーキングブレーキレバー（１０）と、パーキングブレーキレバー（１０）を回転可能に支持するプラスティック材製の支持体（２０）と、パーキングブレーキレバー（１０）に取り付けられる爪部（４０）と逆回転防止歯止め挿入部（２６）とを有するロック装置（４０、２６）と、を備え、逆回転防止歯止め挿入部（２６）は、金属で構成されており、支持体（２０）内に一体成形でされているパーキングブレーキレバーユニットに関する。

Description

本発明は、自動車のパーキングブレーキ操作用のパーキングブレーキレバーユニットに関するものである。

自動車技術においては、重量及びコスト削減のためプラスティック部品を用いる傾向にある。これらの部品は射出成形によって容易に製造できるものであり、自動車設計において多くの場合任意に成形、製造される。

パーキングブレーキの分野においても、これらの傾向が見うけられる。特許文献１は、カセットハウジングに連結されるプラスティック製のハンドレバーで構成されるパーキングブレーキレバーユニットを開示している。この金属製カセットハウジングの中には、パーキングブレーキレバーユニットの実際に機能する構成要素が収容されている。プラスティック材製のハンドレバーを用いれば、完成品としてのパーキングブレーキレバーユニットの重量を削減することができる。

特許文献２から、プラスティック製のグリップ領域に、プラスティック材製でそのグリップ領域と一体に作成される背面領域を付加的に備える、パーキングブレーキレバーが既知である。このプラスティック製のブレーキレバーは、ブレーキケーブルを固定し、ガイドする構成要素も有している。

最後に、特許文献３から、ブレーキレバー並びに支持体もプラスティック材料で構成されるパーキングブレーキレバーユニットが既知である。このパーキングブレーキレバーはさらに、パーキングブレーキレバーをロックするための王冠歯状組織を備えている。
欧州特許出願公開第０ ４９９ ４９４Ａ１号明細書 欧州特許出願公開第０ ９３３ ２７０Ａ１号明細書 欧州特許出願公開第０ ２５１ １４９Ａ２号明細書

これら上述のパーキングブレーキレバー及びパーキングブレーキレバーユニットは、板金製の従来のパーキングブレーキレバーに比べて利点を有するが、さらに改良する必要性はある。つまり、プラスティック材料製のパーキングブレーキレバーユニットは、容易にかつ経済的に製造できるようにする必要がある。さらに、従来の板金製のパーキングブレーキレバーと少なくとも同等の安定性が得られ、安全に作動できるものでなければならない。それに加えて、パーキングブレーキレバーユニットの信頼性及び耐久性をさらに改善することが望まれるし、パーキングブレーキレバーユニットの外観やデザインを自動車のインテリアデザインに適合させることが望ましい。さらに、可能な限り部品点数を少なくし、パーキングブレーキレバーユニットの構成を可能な限り簡単にする必要がある。

上述の課題点は、請求項１によるパーキングブレーキレバーユニットによって解決される。特に、これらの課題は、自動車用パーキングブレーキレバーユニットであって、プラスティック材製のパーキングブレーキレバーと、パーキングブレーキレバーを回転可能に支持する、プラスティック材製の支持体と、パーキングブレーキレバーに取り付けられる爪部と逆回転防止歯止め挿入部とを有するロック装置と、を備え、逆回転防止歯止め挿入部は、金属で構成されており、支持体内に一体成形されているパーキングブレーキレバーユニットによって解決される。

従って、パーキングブレーキレバーユニットは、プラスティック材でほぼ構成され、重量及び製造に関して多くの利点を有し、支持体に射出成形される金属製の逆回転防止歯止め挿入部によって信頼性があり確実な動作を保証する。さらに、逆回転防止歯止め挿入部を、パーキングブレーキレバーユニットのプラスティック製の支持体に取り付けるために追加の製造工程を必要としない。これによりさらにコスト削減を図ることができる。また、これによってパーキングブレーキユニットの安全性もかなり改善される。その理由は、逆回転防止歯止め挿入部が、動作中、緩んだりすることもなく、又解除されるようなこともないからである。

逆回転防止歯止め挿入部がロック用歯状部を有し、支持体に一体化され、ほぼロック用歯状部のみが露出していることが好ましい。これにより、射出成形された支持体内に逆回転防止歯止め挿入部を特に固定的に連結することができる。また、逆回転防止歯止め挿入部が、支持体を射出成形している間にプラスティック材で充填される取り付け穴を有していることが好ましい。これによって、逆回転防止歯止め挿入部をさらに良好に固定できる。

パーキングブレーキレバーユニットの他の好適実施形態では、爪部が、金属又はプラスティック材で構成されている。逆回転防止歯止め挿入部と係合する爪部が金属で構成されている場合、爪部は磨耗に関して優れた耐性を有する。爪部がプラスティック材で構成されている場合、金属がプラスティック材と係合するので、操作する際に発生する音は静かである。

さらに他の好適実施形態では、パーキングブレーキレバーが、プラスティック材で構成されるシャフトによって、支持体内に回転可能なように支持される。よって、さらにコスト及び重量を削減できる。前記シャフトが、一体化されたラッチ構成要素を備えるセルフロックシャフトであり、追加の取付け構成要素を用いずに支持体内に取付け可能であることが好ましい。よって、シャフトは、容易にかつ迅速に取り付けることができ、追加の取り付け構成要素を使用しないで済む。

本発明の他の好適実施形態では、パーキングブレーキレバーが、プラスティック材製のグリップ領域で一体成形されたグリップを備えている。よって、グリップカバーを取り付けるために追加の製造工程を必要としない。

好適実施形態では、パーキングブレーキレバー及び／又は支持体及び／又はシャフトが、自己潤滑特性を有する工業用プラスティック材で構成され、追加の潤滑材又は特別な軸受又は軸受半体を必要としない。プラスティック材は、自己潤滑特性を得るための添加物を有していることが好ましい。

他の好適実施形態では、パーキングブレーキレバー及び／又は支持体が、金属又はプラスティック材製の軸受ブッシュ又は軸受半体を備え、軸受ブッシュ又は軸受半体の材料が自己潤滑特性を有している。

他の好適実施形態では、支持体が、その裏面がリブで強化されている硬いプレートを備えている。このプレートはほぼ平坦であることが好ましい。このプレートを用いて、パーキングブレーキレバーユニットを自動車に連結するが、このプレートが金属製の取り付け挿入部を備えていることが好ましい。パーキングブレーキレバーユニットは、これら取り付け挿入部で自動車に連結される。

他の好適実施形態では、支持体が、自動車にパーキングブレーキレバーユニットを取り付けるための、一体化されたラッチ構成要素を備える。従って、例えばネジや鋲などの追加的に必要となる取り付け構成要素の部品点数が削減される。

他の好適実施形態では、支持体が、パーキングブレーキレバーによって作動する電気的スイッチを備えている。この電気的スイッチは、パーキングブレーキの作動を基板電子装置に指示するものである。

以下、添付図面を参照して、本発明によるパーキングブレーキレバーユニットの好適実施形態について説明する。

図１は、組み立てた状態の、本発明によるパーキングブレーキレバーユニット１を示している。プラスティック材製の、好ましくは単一部材で構成されるパーキングブレーキレバー１０は、シャフト７０によって、射出成形された、好ましくは単一部材で構成される支持体２０に回転可能なように連結されている。支持体２０とパーキングブレ―キレバー１０とは複数のプラスティック部品で構成され、互いに連結されている。

連結点１８によって、連結棒５０をパーキングブレーキレバー１０に連結する。連結棒５０は、その一端に突起部を備え、この突起部によって、連結棒５０を、連結点１８でパーキングブレーキレバー１０に回転可能に連結される。もう一方の端で、連結棒５０を、ケーブルバランス６０に連結する。このケーブルバランス６０では、ブレーキを作動させるための少なくとも２つのケーブル（図示せず）を連結する。これによって、ケーブルバランス６０は、少なくとも２つの連結されたブレーキ間の力のバランスを取るように作用する。

支持体２０は、自動車においてパーキングブレーキレバーユニットを取り付けるために作用するほぼ水平なプレート２２と、パーキングブレーキレバー１０とを支持する、ほぼ垂直に配置された支持部２３を備えている。

図に示す実施形態において、プレート２２は、図２に示すように裏面がリブ２８で強化されている。これらのリブを設けることにより、プレート２２の安定性が改善され、これによって支持体２０の安定性も改善される。プレート２２の４つのコーナーに、パーキングブレーキレバーユニットの連結点２５を示す。これらの実施形態では、２つの後部連結点と左前部連結点２５のみが組立に必要である。右前部連結点２５は用いない。他の構成も自動車においては勿論可能である。安定性及び信頼性を改善するために、金属製の取付挿入具２４を連結点２５に圧入したり、連結点２５と射出成形で一体化することができる。取付挿入具２４を単に金属のブッシュとしてもよいし、取付挿入具２４の内部にネジ山を備えるようにしてもよい。これによって、パーキングブレーキレバーユニットは、単なるネジにより、自動車に対応して形成された収容部に取り付けることができる。

パーキングブレーキレバー１０と支持体２０と、シャフト７０によって回転可能なように支持される。シャフト７０は、パーキングブレーキレバー１０及び支持体２０の支持部２３を横方向に貫通している。重量削減のために、図示される実施形態では、シャフト７０もプラスティック材製であり、セルフロックシャフト７０として設けられている。当該シャフト７０は、その頭部７２にラッチ構成要素を備え、当該ラッチ構成要素は、パーキングブレーキレバー１０における対応する収容部にラッチするようになっていることが好ましい。ラッチ構成要素は、フック或いは延在するクリップとして設けることができる。従って、シャフト７０を固定するために追加の構成要素は必要ない。

図３に、パーキングブレーキレバーユニット１のロック装置の構成要素を示す。パーキングブレーキレバーユニット１の実際のロック装置４０、２６は、金属の逆回転防止歯止め挿入部２６及び当該挿入部に対応する爪部４０によって構成される。本発明による逆回転防止歯止め挿入部２６は、支持体２０の支持領域２３に射出成形される。逆回転防止歯止め挿入部２６の歯状領域２７のみが支持体２０から延在（露出）している。爪部４０は、パーキングブレーキレバー１０において、回転点４２で回転可能なように支持されている。爪部４０は２つのアームを有し、逆回転防止歯止め挿入部２６と一方のアームの端部でラッチし、押し棒３０と他方のアームの端部で連結されている。押し棒３０は、パーキングブレーキレバー１０のチューブ型グリップ領域１２内を移動し、爪部４０を操作するために機能する。そして、押し棒３０は、ユーザが操作可能なプッシュ用ノブ３４で終端となっている。

ロック装置２６、４０は、ブレーキ作動ポジションにおいてパーキングブレーキレバー１０を固定するように作用する。固く締めるため、つまり、パーキングブレーキを操作するため、ユーザは、パーキングブレーキレバー１０を上方に向かって回転軸周りに回転させる。これによって、連結棒５０及びケーブルバランス６０を介してパーキングブレーキレバー１０に連結されるブレーキケーブルは固く締められ、ブレーキは作動状態となる。ブレーキの作動状態を維持するため、パーキングブレーキレバー１０はこのブレーキ位置で固定される必要があり、ブレーキケーブルにおける張力が維持されるようになる。これにより、爪部４０は、パーキングブレーキレバー１０の操作中、逆回転防止歯止め挿入部２６の歯状部とラッチする。逆回転防止歯止め挿入部２６は複数の歯状部２７を備え、爪部４０は任意の位置でラッチしうるようになっている。そして、パーキングブレーキレバー１０を、任意の位置で固定することができる。

パーキングブレーキレバー１０の固定状態を解除するため、つまり、ブレーキの作動状態を解除するため、ユーザは、グリップ領域１２の終端でプッシュ用ノブ３４を操作する。プッシュ用ノブ３４を押圧することにより、押し棒３０は、スプリング３２によって生じる反発力に反して、中空のグリップ領域１２内に押し込まれる。これによって、押し棒３０に連結される爪部４０が作動し、その回転点４２の回りに回転する。これによって、爪部４０は、逆回転防止歯止め挿入部２６との係合から解除される。それゆえ、ロック装置４０、２６のロック機構は解除され、パーキングブレーキレバー１０は回転軸周りに下方へ回転して元の状態に戻り、パーキングブレーキレバー１０に連結されているブレーキケーブルも解除されて元の状態となる。

図４に、パーキングブレーキレバー１０を他の角度から見た斜視図を示す。パーキングブレーキレバー１０は、一端において、前記チューブ型のグリップ領域１２と、取り付けた状態で支持体２０の支持部２３を取り囲むほぼＵ字型の端部１４と、を備えている。安定性を改善するためには、Ｕ字型の端部１４に、リブ１６を備えることができる。Ｕ字型の端部１４の下方領域に、連結棒５０用の、前記の連結点１８が示されている。ここで、この連結点１８は、Ｕ字型の領域として設けられ、突起部を有する連結棒５０の端部は、ピンによってパーキングブレーキレバー１０に連結できる。

パーキングブレーキレバー１０は、支持体２０と同様に、単一部品としてプラスティック材料の射出成形で一体化されることが好ましい。また、パーキングブレーキレバー１０と同様に支持体２０は、複数のプラスティック部品から作成され、互いの部品同士でラッチ、接着剤留め、ネジ留め、鋲留めするということも考えられる。

パーキングブレーキレバー１０のグリップ領域１２では、熱可塑性エラストマー、或いは、他の任意のプラスティック又はゴム材のグリップが一体成形されている。そして、パーキングブレーキレバー１０は、操作にとって快適なソフトグリップを備える。パーキングブレーキレバー１０を覆うグリップを追加して取り付ける製造工程は、他の方法では必要とされるが、ここでは必要とされない。

シャフト７０は、プラスティック材の射出成形で一体化されることが好ましい。自己潤滑特性を有する工業用プラスティック材が、パーキングブレーキレバー１０及び／又は支持体２０及び／又はシャフト７０用の材料として用いられることが好ましい。これら自己潤滑特性は、射出成形前に原料に加えられる添加剤（例えば、ＰＴＦＥ）によって作り出すことができる。これによって、油脂のような余分な潤滑剤、専用の軸受又は軸受半体（bearing halves）は使う必要がなくなる。好ましいプラスティック材は、ポリアミド（ＰＡ６．６）或いはポリプロピレン（ＰＰ）である。ガラスファイバーで強化されたプラスティック材も使うことができる。

逆に、パーキングブレーキレバーユニット１において軸受或いは軸受半体を設けることもできる。そして、これら軸受或いは軸受半体（図示せず）は、上記の自己潤滑性プラスティック或いは金属で構成されることが好ましい。

図５は、支持体２０の部分的断面図を示している。逆回転防止歯止め挿入部２６は、射出成形によって、支持体２０の支持部２３と連結されている。逆回転防止歯止め挿入部２６は、プラスティック材によりほぼ完全に覆われており、歯状領域２７のみが支持部２３から延在（露出）している。連結を確実にするため、逆回転防止歯止め挿入部２６は、取付け穴２８を備え、それらの穴は、射出成形中に、プラスティック材によって充填される。裏側から見ると、逆回転防止歯止め挿入部２６は壁部２９によって覆われている。よって、逆回転防止歯止め挿入部２６を安全且つ確実に取り付けることができ、逆回転防止歯止め挿入部２６が誤って解除されない。さらに、このように逆回転防止歯止め挿入部２６を一体成形することによって、他の組立工程が不要となる。

図６には、パーキングブレーキレバー１の他の実施形態が示されている。支持体２０のプレート２２の一端にラッチ構成要素２１を設ける。ここでは、そのラッチ構成要素２１はフラップ形状であり、車体（図示せず）の凹部と係合できるようになっている。そして、パーキングブレーキレバーユニットは、挿入及びネジ止めによって車体に連結される。そのユニットの挿入は非常に迅速に行うことができ、取り付け手段は使用されない。ラッチ構成要素２１は、フラップ以外の他の形状、例えば、ピン、フック、クリップ或いは他の延在部でも構成できる。

他の実施形態において、支持体２０は、パーキングブレーキの作動を指示する電気的スイッチ８０を備える。図２、図３及び図６に示されるように、スイッチ８０は、支持体２０の内側に垂直に取り付けられ、その操作ピンは支持部２３から上に向かって延在している。パーキングブレーキが作動されていない状態では、スイッチ８０の操作ピンは、パーキングブレーキレバー１０の操作領域１３によって押下されている。パーキングブレーキを作動させる場合には、スイッチ８０の操作ピンは解除され、スイッチ８０は、これに接続されている基板電子装置にパーキングブレーキの作動を指示する。図２に、スイッチ８０のコネクタ８２を示しているが、このコネクタ８２は、プレート２２の底面に挿入することが好ましい。スイッチ８０は、一般的な機械式プッシュボタン、リードコンタクト、或いはホールセンサであっても良い。

組み立てた状態における、本発明によるパーキングブレーキレバーユニットの好適な実施形態を３次元で表した図である。 図１のパーキングブレーキレバーユニットを底面（裏面）から見て、３次元で表した図である。 パーキングレバーユニットの内部構成要素を示すため、パーキングブレーキレバーを図示していない、図１のパーキングブレーキレバーユニットを示す図である。 射出成形された単一部品のパーキングブレーキレバーを３次元で示す図である。 本発明による支持体の好適実施形態を示す部分断面図である。 本発明によるパーキングブレーキレバーユニットの他の好適実施形態を３次元で示す図である。

符号の説明

１ パーキングブレーキレバーユニット
１０ パーキングブレーキレバー
１２ ブリップ領域
１３ 操作領域
１４ Ｕ字型端部
１６ 補強用リブ
１８ 連結点
２０ 支持体
２１ ラッチ構成要素
２２ プレート
２３ 支持部
２４ 取り付け挿入部
２５ 取り付け点
２６ 逆回転防止歯止め挿入部
２７ 歯状領域
２８ 取り付け穴
２９ 壁部
３０ 押し棒
３２ スプリング
３４ プッシュ用ノブ
４０ 爪部
４２ 回転点
５０ 連結棒
６０ ケーブルバランス
８０ スイッチ
８２ コネクタ

Claims (15)

1. 車両用パーキングブレーキレバーユニット（１）であって、
   ａ．プラスティック材のパーキングブレーキレバー（１０）と、
   ｂ．前記パーキングブレーキレバー（１０）を回転可能に支持する、プラスティック材の支持体（２０）と、
   ｃ．前記パーキングブレーキレバー（１０）に取り付けられる爪部（４０）と、逆回転防止歯止め挿入部（２６）とを有するロック装置（４０、２６）と、を備え、
   ｄ．前記逆回転防止歯止め挿入部（２６）は、金属で構成されており、前記支持体（２０）内に一体成形されているパーキングブレーキレバーユニット。
2. 前記逆回転防止歯止め挿入部（２６）がロック用の歯状部（２７）を備え、前記支持体（２０）に一体化され、ほぼ前記ロック用の歯状部（２７）のみが露出している、請求項１に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
3. 前記逆回転防止歯止め挿入部（２６）が、前記支持体（２０）を射出成形する間にプラスティック材で充填される、取付け穴（２８）を備える請求項１又は２に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
4. 前記爪部（４０）が、金属或いはプラスティック材で構成される請求項１乃至３の何れか１項に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
5. 前記パーキングブレーキレバー（１０）が、プラスティック材で構成されるシャフト（７０）によって、支持体（２０）内に回転可能なように支持される、請求項１乃至４の何れか１項に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
6. 前記シャフト（７０）が、一体化されたラッチ構成要素を備えるセルフロックシャフトであり、追加の取付け構成要素を用いずに支持体（２０）内に取付け可能である、請求項５に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
7. 前記パーキングブレーキレバー（１０）が、プラスティック材製のグリップ領域で一体成形されたグリップを備える、請求項１乃至６の何れか１項に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
8. 前記パーキングブレーキレバー（１０）及び／又は前記支持体（２０）及び／又は前記シャフト（７０）が自己潤滑特性を有する工業用プラスティック材で構成され、追加の潤滑剤又は特別な軸受又は軸受半体を必要としない、請求項１乃至７の何れか１項に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
9. 前記プラスティック材が、前記自己潤滑特性を得るための添加物を有する、請求項８に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
10. 前記パーキングブレーキレバー（１０）及び／又は前記支持体（２０）が金属又はプラスティック材製の軸受ブッシュ又は軸受半体を備え、前記軸受ブッシュ又は軸受半体の材料が自己潤滑特性を有している、請求項１乃至７の何れか１項に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
11. 前記支持体（２０）は、その裏面がリブで強化された硬いプレート（２２）を備える、請求項１乃至１０の何れか１項に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
12. 前記支持体（２０）は、ほぼ平らなプレート（２２）を備える、請求項１乃至１１の何れか１項に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
13. 前記プレート（２２）が、金属製の取り付け挿入部（２４）を備える、請求項１１又は１２のパーキングブレーキレバーユニット。
14. 前記支持体（２０）が、前記車両に前記パーキングブレーキレバーユニット（１）を取り付けるための、一体化されたラッチ構成要素（２１）を備える、請求項１乃至１３の何れか１項に記載のパーキングブレーキレバーユニット。
15. 前記支持体（２０）が、前記パーキングブレーキレバー（１０）によって作動する電気的スイッチ（８０）を備える、請求項１乃至１４の何れか１項に記載のパーキングブレーキレバーユニット。

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