JP2006511398A - 衝突作動式ヘッドレスト - Google Patents

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Abstract

キャリヤ(5)と、キャリヤ(5)に連結されて、水平アクスル(7、17)を中心にして回動することができる少なくとも1つの上側及び下側リンク(11、15)と、リンク(11、15)に連結されたバッフル部材(13)であって、リンク(11、15)及びキャリヤ(5)と協働して少なくとも1つの四軸ジョイント(19)を形成するバッフル部材と、エネルギ蓄積装置(25)とを備え、衝突の際に、エネルギ蓄積装置(25)が四軸ジョイント(19)を駆動し、それにより、バッフル部材(13)が初期位置から前方へ出てクラッシュ位置に入り、クラッシュロックによって後方移動が阻止される、車両座席用のヘッドレスト(1)において、上側リンク(11)及び下側リンク(15)は、平行配置からずれて互いに整列している。

Description

本発明は、特許請求の範囲第1項の前文項の特徴を有するヘッドレストに関する。
この形式のヘッドレストは、独国特許出願公開第199 51 966 A1号から既知であり、これでは、衝突の際に、バッフル部材が、平行四辺形で実現される四軸ジョイントによって出現し、駆動部は、クラッシュ位置でロックされる、ばね荷重を加えられている旋回アームである。
本発明は、上記形式のヘッドレストを改良するという目的に基づく。
本発明によれば、この目的は、請求項1の特徴を有するヘッドレストによって達成される。好都合な改良が、従属請求項の主題である。
ヘッドレストシステムは、平行配置からずらして互いに整列させた上側及び下側リンクによって、すなわち、平行四辺形からずれた四軸ジョイントによって、安定化される。これにより、衝突の際に四軸ジョイントの出現を妨害する可能性がある、初期位置での四軸ジョイントの死点が排除される。また、これにより、前方または上方から届く力の衝撃を受けてリンクに作用する対応のてこの長さを短くしておくことができる。最後になるが、より好適な捕獲角度を達成することもできる。好ましくは、これはすべて、リンクの長さの差によって、たとえば、四軸ジョイント内のジョイントの距離の問題になる程度まで下側リンクを上側リンクより長くすることによって、達成される。下側リンクを長くすることには、四軸ジョイントが出現する時、バッフル部材の上張りした部分が、移動方向に対して主に正接状態で前方に移動するという利点があり、この構造は、被覆を簡単にすると共に、下側領域の衝突を防止することができる。
衝突後にヘッドレストをリセットすることにより、ヘッドレストを再使用することができるので、材料及び労務コストが節約される。好ましくは、乗員が自分でヘッドレストをリセットすることができ、これも、労務コストを節約する。このために、リセット装置が、たとえば、ヘッドレストに組み込まれた可動押し、引きまたは回転部材か、または、衝突の後にヘッドレストに挿入される工具が設けられている。たとえば、リセット装置は、クラッシュロックを、また、適用可能であれば、磁気アクティベータを初期位置に戻す。好ましくは、ヘッドレストに組み込まれたリセット装置は、衝突後だけ見えるようになっており、これにより、早期作動が排除される。好ましくは、工具の形のリセット装置は、ヘッドレストに長手方向に挿入することができ、そのため、それはほぼ長楕円形であり、したがって、不使用時には容易に保管することができる。別の好適で簡単な構造の実施形態では、クラッシュロックを再び解放するために、クラッシュロック部分上に押しボタンが設けられている。
荷重を加えられているばねによってエネルギ蓄積装置を実現することには、そのようなばねで、四軸ジョイントを迅速に出現させるための十分なエネルギを蓄積することができるという利点がある。荷重を加えられているこのばねを回動可能な爪によって保持して、ばねが押し付ける部材を直接的または間接的に保持することには、一方では、ばねが爪に対して形状ロック状態に保持され、また、他方では、爪の適当な整列によって、好都合なてこ力状態が発生し、これにより、必要な保持力が小さくなるという利点がある。ばねによって押し付けられ、爪によって所定位置に保持された、回動可能に支持された拘束シートを使用し、また、ばねの支持点及び爪の保持点の適当な場所を選択することによっても、好都合なてこ力状態を生じることができ、やはり爪に必要な保持力が小さくなる。衝突の際は、拘束シートがバッフル部材を直接的に、またはリンクを介して間接的に押し付ける。通常使用時には、それはクラッシュロックを開放状態に保持することができる。
好ましくは、予荷重を加えられた支持アームに支持されて、好ましくは閉鎖方向に爪の背後にスナップ式にはまった丸形部材、好ましくは回転可能なロール、ボルト、または円形エンボスメントを有するプレートによって、爪が保持される。衝突の際、丸形部材は好ましくは、操作レバーによって移動させられ、この操作レバーは、キャリヤに連結されて、好ましくは予荷重が加えられて、好ましくは磁石によって初期位置に保持されている。爪の、丸形部材が当接する側部は、好ましくは丸形部材の支持アームに垂直に伸びており、そのため、爪は、丸形部材にわずかな開放モーメントを加えることができる。それに対して、操作レバーは好ましくは、丸形部材の支持アームに連結されてそれを搬送するか、それ自体が支持アームであって、丸形部材を最小限の力で移動させることができる。
最初に、リセット装置が操作レバーを捕らえることによって、操作レバーを初期位置に戻すだけである場合、特に、クラッシュロックを解放して、操作レバーを磁石に戻す場合、リセットが特に簡単である。それから、両手を使用してばねの力に抗して押すことによって、ヘッドレストを、さらに正確には、バッフル部材を再挿入することができ、何らかの他の動作を同時に行う必要がない。ばねが爪を回転させて戻す間、丸形部材は好ましくは、初期位置に達するまで、爪に沿って転動または摺動し、爪が、少なくとも間接的に、ばねを再びロックする。操作レバーの解放は、ロックされた拘束シートを介して行うことができる。ヘッドレストをリセットする時、爪が拘束シートを保持する前に、好ましくは拘束シートがクラッシュロックを操作レバーから分離させる。
ヘッドレストに、通常使用時に初期位置から移動することができる少なくとも1つの他の快適位置を考えることは、快適性の改善にヘッドレストの基本的機動性も使用することができるという利点を有する。このように、衝突の際、いずれの快適位置からもクラッシュ位置に達することができる。幾つかの快適位置に対して、好ましくはリンクの少なくとも一方にロックバーが設けられており、ヘッドレストの異なった快適設定において、これがキャリヤ上に設けられたスナップイン式ピンまたはロックノッチと協働する、すなわち、摩擦保持され、部分的に噛み合い保持される。その位置が摩擦ロックだけで固定される場合、快適設定を無段階式にすることもできる。
クラッシュロックによって後方移動しないように個別にロックすることができる幾つかのクラッシュ位置は、衝突の際に、前方へ移動中のバッフル部材を、乗員の後方移動中の頭部に接触した直後にロックすることができるという利点を有する。それにより、頭部ができる限り前方で捕らえられ、減速しないヘッドレストによる追加モーメントを受けない。これは、乗員に追加荷重が加わることを防止する。そのようなクラッシュロックを簡単かつ高コスト効率で製造するために、好適な実施形態は、キャリヤ及び少なくとも一方のリンク上に、少なくとも部分的に移動可能なクラッシュロック部分を有するか、またはリンクと共に移動する部材上にクラッシュロック歯を有し、各衝突位置で、これがクラッシュロック部分と協働し、幾つかのクラッシュ位置が、たとえば、幾つかの歯で画定される。のこ歯の種類を選択することにより、ロック動作が一方向に制限される、すなわち、バッフル部材の前方移動が阻止される。操作レバーは好ましくは、リセット中にクラッシュロック部分をクラッシュロック歯から持ち上げる側方ジブを有することができる。
バッフル部材が拘束部材を有し、荷重を加えられていない回動可能な爪が、ロック位置において拘束部材を保持し、衝突の際にそれを解放し、また、衝突後、ヘッドレストをそれの可能位置のいずれかにリセットするために拘束部材を受け取る準備ができている場合、少ない部材を使用して、通常使用時にバッフル部材を固定またはロックする簡単な手段が提供される。爪が一定範囲内で自由に移動可能であるため、予荷重を加えるばねまたは同様の装置など、爪の位置を定める手段が不必要になり、それにより、製造コストが削減される。受け取りやすさは、爪の幾何学的形状によって確保される。好ましくは、爪は、爪の少なくとも1つの位置で、接近中の拘束部材が当接する面取り部を有する。傾斜表面のため、拘束部材が爪を回転させ、それにより、爪を開放する結果、拘束部材が爪ジョーに入ることができる。好ましくは、爪ジョーは、その時点ですでに開放している爪の少なくとも1つの位置で、接近中の拘束部材がやはり直接的に押し付けて、それによって爪ジョーに入ることができるようにするリップを有する。通常、すなわち、ヘッドレストの通常使用中、自由移動可能な爪は好ましくは、磁石によって所定位置に保持される操作レバーによってロック位置に維持されている。
好ましくは、拘束部材は、大面積にわたってバッフル部材に埋め込まれて、それにより、大面積での力伝達を確保し、表面に加わる圧力を減少させることができる。好ましくは、バッフル部材は、拘束部材用の受け部を有し、好ましくは屈曲中間部分を有する拘束部材をこの受け部に確実に埋め込んで、蓋で閉鎖することができる。好ましくはばねの形のエネルギ蓄積装置は、好ましくは金属製の拘束部材を好ましくは直接的に押し付け、それにより、金属及びプラスチック間の高い表面圧力が排除される。
次に、図面に示された4つの例示的な実施形態によって、本発明をさらに詳細に説明する。
第1実施形態は、自動車の座席用のヘッドレスト1を有する。ヘッドレスト1の高さは、車両座席の背もたれ内に移動可能に保持されている2本の平行なヘッドレストバー3によって調節可能である。ヘッドレストバー3は、その上端部がキャリヤ5内に固定状態に挿入されており、キャリヤ5は、ヘッドレストバー3を横切る方向に配置されている。ヘッドレストバー3を横切る方向に延在する水平配置のアクスル7が、キャリヤ5の上端部内に支持されている。
1対の上側リンク11が、アクスル7に回動可能に支持されており、上側リンク11は、互いに離して設けられ、略三角形の基本形状を有し、アクスル7は、各上側リンク11のコーナーに配置されている。上側リンク11は、互いに平行であって、前後方向に向いている。各上側リンク11の最前部コーナーで、そのリンクは、キャリヤ5の(走行方向において)前方に配置された共通バッフル部材13の上端部に連結されている。バッフル部材13は、ほぼ2つの側方に屈曲した脚部からなり、これらの脚部は、アクスル7に平行に延在する2本の横方向バーによって連結されている。技術的理由から、射出成形プラスチックのバッフル部材13は、2つのほぼ対称的な半割り体を結合して形成することができる。上張り部分が、バッフル部材13上に配置される。しかし、バッフル部材13を上張り部材にすることもできる、すなわち、上張り材を直接的にバッフル部材13に取り付けることができる。
長楕円形状の1対の下側リンク15の各々は、一方側が、アクスル7に平行に延在する水平リンク支持ボルト17によってキャリヤ5に、また他方側が、バッフル部材13の下端部に連結されている。キャリヤ5、上側リンク11、バッフル部材13及び下側リンク15が協働して、四軸ジョイント19を形成している。下側リンク15は、上側リンク11より長く、そのため、上側リンク11及び下側リンク15は平行でない。また、バッフル部材13の屈曲形状により、上側リンク11及び対応の下側リンク15は、同一平面上で回動しないで、ずれている。
側方に折れ曲がった後縁部を有する拘束シート21が、2つの上側リンク11間でアクスル7に回動可能に支持されており、このプレートは、アクスル7から離れた端部に、アクスル7に平行に延在する保持ボルト23を有する。(走行方向において)バッフル部材13の背後に配置されている拘束シート21は、バッフル部材13から遠い方の側部で、エネルギ蓄積装置として機能する二重ねじりばね25を覆っている。二重ねじりばね25は、中間部分で拘束シート21を押し付けており、2つの横方向に隣接したコイル部分でアクスル7に巻装され、2つの端部分がキャリヤ5に載っている。拘束シート21は、保持ボルト23を爪ジョー内に受け取る爪27によって所定位置に保持されている。爪27は、アクスル7に平行な爪支持ボルト28でキャリヤ5に回動可能に支持されており、キャリヤ5の反対側で、二重ねじりばね25より弱い爪ばね29によって開放方向の予荷重が加えられている。
(走行方向から)後方に向いた操作レバー31が、爪27の上方位置でキャリヤ5上に、アクスル7に平行なレバー支持ボルト33で回動可能に支持されている。レバー支持ボルト33に平行に並んだ回転軸を有する丸形部材35用のロールがある。丸形部材35は、ねじりばねの形の保持ばね37の脚部の傾斜端部分に回転可能に支持されており、その脚部は支持アームとして機能する。保持ばね37は、レバー支持ボルト33で支持されて、制御レバー31の側方突出材料部分が、保持ばね37の、丸形部材35を支持している脚部の下方に配置されている。爪27をロックするために、丸形部材35は、(開放方向において)爪27の前方、さらに正確には、それのロックアーム39の前方に、すなわち、逆の見方をすれば、(閉鎖方向において)爪27の後方に配置されており、この構造は、予荷重状態のため、以下では「スナップ式はめ付け」と呼ばれる。
後方からスナップ式にはめ付けられた金属接触プレート41が、プラスチック操作レバー31の自由端部側に配置されており、この接触プレートは、通常使用時は、操作レバー31の下方に配置された磁石43によって引き付けられて、それの表面に当接している。ねじりばねの形をして、一端部が操作レバー31にフック留めされ、他端部がキャリヤ5の上端部にフック留めされた解放ばね45が、磁石43から離れる方向、すなわち、上向きの予荷重を操作レバー31に加えている。
レバー支持ボルト33及び接触プレート41を結ぶ線の横には、操作レバー31の各側部にジブ47が形成されて、それぞれ左右方向に延出している。クラッシュロックアーム49の自由端部が、各ジブ47の自由端部からわずかに距離をおいた下方に配置されており、このアームは、リンク支持ボルト17で回転可能に支持されている。クラッシュロック部分として機能するクラッシュロックアーム49には上向きの予荷重が加えられているが、通常使用時には、拘束シート21によって下方に保持されている。
クラッシュロックアーム49は、その上側にのこ歯状の2つのステップを有する。後述するように、上側リンク11がクラッシュロックアーム49と協働するために、上側リンク11には、アクスル7から遠い位置にあってアクスル7を中心にして湾曲した側部に、クラッシュロック歯53として機能する対応ののこ歯状の歯が付けられている。歯付きロックバー55が、上側リンク11の外側で、クラッシュロック歯53及びアクスル7間に形成されている。キャリヤ5に取り付けられて前方に向いたばね鋼製のスナップイン式ラグ57が、自由端部にロックノッチを有し、これにより、ラグは、ほぼ摩擦付着によってロックバー55と協働する。
通常使用時には、ヘッドレスト1は快適位置にある、すなわち、バッフル部材13は、それに取り付けられた上張り材(詳細に図示せず)と共に、四軸ジョイント19によって乗員が移動させることができ、それにより、ロックバー55及びスナップインラグ57の協働によってとることができる異なった快適位置を定めて固定する。本例には、3つの快適位置がある。バッフル部材13の前方移動は容易であるのに対して、後方移動はより困難であり、そのため、ヘッドが通常位置にある時、設定が変化しない。上側リンク11の前後移動を制限するために、前方では拘束シート21に当接し、後方ではキャリヤ5に当接するストッパが、上側リンクに形成されている。快適設定の時、拘束シート21はロックされている、すなわち、二重ねじりばね25は、荷重を加えられたままである。最後方快適位置の場合だけ、拘束シート21がバッフル部材13に当接する。
後部衝突の場合、磁石43が衝撃を受けて、接触プレート41を解放する。この時、解放ばね45が操作レバー31を上方へ引張り、それと一緒に保持ばね37を丸形部材35と共に移動させる。それにより、爪27が解放され、その結果、荷重を加えられていない二重ねじりばね25が、拘束シート21を前方へ押し、また同時に、保持ボルト23を介して爪27を開く。これにより、衝突作動式ヘッドレスト1が作動する。拘束シート21は、四軸ジョイント19が出現する間、前方へ突き出したバッフル部材13に当接する。同時に、拘束シート21によって解放されたクラッシュロックアーム49は、ばね荷重が加えられているので、上方へ遥動して、上側リンク11に当接する。クラッシュロックアーム49ののこ歯状の歯とクラッシュロック歯53とが整列し、そのため、上側リンク11の前方移動が妨害されない。
ステップのため、以下にクラッシュ位置と呼ぶ幾つかの可能位置で後方移動が阻止されるであろう。バッフル部材13がまったく抵抗を受けない限り、それは第1可能クラッシュ位置へ移動する。しかし、バッフル部材13が乗員の頭部と接触すると、クラッシュロックアーム49及びクラッシュロック歯53が、後隣のクラッシュ位置にロックされる。このようにして、乗員の頭部の後方移動が、可能な限り前方で停止され、したがって、頭部が受ける変位量が最小限になる。
衝突作動式ヘッドレストは、衝突の後にリセットすることができる、すなわち、それを初期位置に戻すことができる。このために、キャリヤ5及びその表面に開口が設けられ、それに、ロッド状工具の機能を有するリセット装置Wを長手方向に、本例では、上方からほぼ垂直方向に挿入することができる。操作レバー31が移動したために、接触プレート41及び磁石43間の距離が、自動引き付けを行うには大きすぎるので、リセット装置Wを操作レバー31の受け部59に挿入し、それに続いて、接触プレート41が磁石43に引き付けられてその位置に留まるまで、解放ばね45の力に逆らうさらなる移動によって、操作レバー31を下方へ押す。操作レバー31を下方へ移動させると、それのジブ47が、クラッシュロックアーム49を下方へ押す、すなわち、クラッシュロック歯53から離脱させる。このとき、操作レバー31は初期位置にある。変更形実施形態では、操作レバー31に連結されているリセット装置Wが、衝突の際に押し上げられて、見えるようになり、作動の準備ができる。
バッフル部材13に前方から手動で、好ましくは両手で圧力を加えることによって、バッフル部材13、従って拘束シート21を、荷重を加えている二重ねじりばね25の力に逆らって再び後方に移動させて、受け取り準備ができるロックに戻すことができる。保持ボルト23が爪27の突出リップに当接するとすぐに、爪27は保持ボルト23で回転して初期位置に戻る。爪27の上側のロックアーム39を押し付けて、初期位置よりわずかに上方に押されている丸形部材35が、この時にロックアーム39の縁部に沿って転動する。丸型部材35がロックアーム39の上部に達するとすぐに、それはロックアーム39の後側に、すなわち、閉鎖方向から遠い方に面する側にスナップ式に降下する。このようにして、爪27が再びロックされる。爪27が後方に回転する時、拘束シート21もクラッシュロックアーム49に当接して、それを遥動させて初期位置に戻し、それによって、操作レバー31を解放する。
第2実施形態は、以下に記載する変更点を除いて、第1実施形態と同様である。このため、同一部材及び同一機能を有する部材は、参照番号に100を加えて示す。ヘッドレスト101では、やはりキャリヤ105がヘッドレストバー103に取り付けられており、キャリヤは、水平アクスル7を回動可能に支持している。上側リンク111が、アクスル107及びプレート形バッフル部材113に連結されている一方、長い下側リンク115も、一方側でバッフル部材113に、他方側ではアクスル107に平行に延在するリンク支持ボルト117によってキャリヤ105に連結されており、これにより、やはりヘッドレスト101の各側に四軸ジョイント119が形成されている。快適設定のために、下側リンク117の各々に1つのロックバー155が形成されて、キャリヤ105のロックノッチ161と協働し、それによって幾つかの快適位置を確保する。設定自体は、上張りしたバッフル部材113を引っ張るか、それに圧力を加えることによって行われる。
衝突に備えて、二重ねじりばね125が、エネルギ蓄積装置としてアクスル107に巻装されて、キャリヤ105によって支持されている。アクスル107に回動可能に支持されたキャッチプレート121が、二重ねじりばね125上にスナップ式にはめ付けられている。予荷重を加えられた二重ねじりばね125は、爪支持ボルト128で回転可能に支持された爪127によって保持される。開放方向の予荷重が加えられている爪127は、丸形部材135によってロックされており、この部材は、支持アームの機能を有する制御レバー131上に回転ロールとして支持されている。レバー支持ボルト133に回動可能に支持された操作レバー131は、磁石(図示せず)によって、圧力ばねの形の解放ばね145の予荷重に逆らって所定位置に保持されている。
後部衝突の場合、磁石が衝撃を受けて、操作レバー131を解放し、それによって操作レバーが上向きに遥動して、丸形部材135を持ち上げる。このため、二重ねじりばね125によって開いた爪127が解放される。荷重を受けていない二重ねじりばね125がバッフル部材113を前方へ押し進める、すなわち、四軸ジョイント119が移動して出現する。搬送キャッチプレート121は、アクスル107の領域にクラッシュロック歯153を有し、これは、ロックノッチを有するロックプレート163に沿って摺動する。クラッシュロック部分の機能を有するロックプレート163は、少なくともロックノッチの領域内で移動可能であり、キャッチプレート121に後向きの力が作用する場合、クラッシュロック歯153でロックされるように形成されている。乗員の頭部によってバッフル部材113に加えられる抵抗がない場合、ヘッドレスト101は、最前方クラッシュ位置にロックされる。頭部と接触する場合、後隣のクラッシュ位置でロックされる。
衝突の後にヘッドレスト101をリセットする時、ロッド状リセット装置Wを上方からほぼ垂直方向にヘッドレスト101内に挿入し、装置は最初、ロックプレート163を脇へ押して、キャッチプレート121を解放する。この時、バッフル部材113を後方へ押すことができ、これにより、二重ねじりばね125は、爪127にはまってロックされるまで、荷重を受ける。リセット装置Wをさらに長手方向に移動させることによって、リセット装置は、解放ばね145に荷重を加えながら、操作レバー131を下方に押すことができ、その結果、爪127に沿って転動する丸形部材135が、爪127を固定することができる。磁石が再び操作レバー131を保持すると、初期位置に達する。
第3実施形態は、以下に記載するものを除いて、第1実施形態と同様である。そのため、同一部材には同一の参照番号を付け、同一機能を有する変更部材は、後にアポストロフィ記号を付けた参照番号で示す。第3実施形態は、快適位置をなくした変更例である。これでは、二重ねじりばね25が直接的にバッフル部材13か、または上側リンク11に作用することができるため、幾つかの部材、特に拘束シートをなくすことができる。初期位置では、爪27が、図12のヘッドレスト1’の第1変更例で示されているように、予荷重を受けた二重ねじりばね25か、または、図13のヘッドレスト1”の第2変更例で示されているように、押し付け型バッフル部材13’のいずれか一方を保持する。ロックノッチを、従って、ロックバーもなくすことができる。衝突の際の作動、可能なクラッシュ位置でのロック、及び衝突後のリセットは、第1実施形態と同じである。
第4実施形態は、以下に記載するものを除いて、第1実施形態と同様である。そのため、同一部材及び同一機能を有する部材は、参照番号に200を加えて示す。第3実施形態と同様に、快適位置を有していないヘッドレスト201では、、やはり2本のヘッドレストバー203が、アクスル207を支持しているキャリヤ205に挿入されている。アクスル207に回動可能に支持されている上側リンク211が、横方向に屈曲したバッフル部材213の上端部に連結されており、このバッフル部材は、(走行方向において)キャリヤ205の前方に配置されている。下側リンク215はそれぞれ、一方側が、アクスル207に平行に延在する水平リンク支持ボルト217によってキャリヤ205に、他方側がバッフル部材213の下端部に連結されている。キャリヤ205、上側リンク211、バッフル部材213及び下側リンク215が協働して、四軸ジョイント219を形成している。この構造の下側リンク215も、上側リンク211より長く、そのため、上側リンク211及び下側リンク215は平行ではない。また、バッフル部材213の屈曲形状により、上側リンク211及び対応の下側リンク215は、同一平面上で旋回しないで、ずれている。
ほぼ水平位置にある金属拘束部材220が、バッフル部材213の中程に配置されている。垂直中間面に関して鏡像的に対称である拘束部材220は、中間部分に、両側に屈曲した中間領域220aを有し、この中間領域は、バッフル部材213の受け部222に押し込まれ、また、蓋222aによって確実に覆われている。蓋222aは、フィルムヒンジ222bによって受け部222に取り付けられ、クリップ連結部222cによってそれに可逆的に連結されている。拘束部材220は、その端部がバッフル部材213に挿入されている。
(移動方向において)緩衝器213の背後に、エネルギ蓄積装置225の機能を有する2つの鏡像的対称二重ねじりばねが、アクスル207に巻装されており、それぞれ、一方の脚部でキャリヤ205に支持され、他方の脚部で拘束部材220の屈曲した中間領域220aの側部の領域を押し付けている。エネルギ蓄積装置225及び拘束部材220間が金属接触であり、また、拘束部材220が大表面にわたってバッフル部材213に埋め込まれているので、力は、低い表面圧力だけでバッフル部材13のプラスチック材料に入る。拘束部材220は、したがって、エネルギ蓄積装置225によって押し付けられているバッフル部材213は、爪227が拘束部材220の屈曲中間領域220aを爪ジョー227aで受け取ることによって保持される。爪227は、アクスル7に平行に延在する爪支持ボルト228でキャリヤ205上に回動可能に支持されている。
(走行方向において)後方に向いた操作レバー231が、爪227の側部の1つの平面上でその爪の上方位置に、アクスル207に平行に延在するレバー支持ボルト233で回動可能に支持されている。操作レバー231に固定的に連結されて、それからレバー支持ボルト233に平行に延出する丸形部材235が、爪227をロックする。このために、丸形部材235は、(爪の開放方向において)爪227の前方、さらに正確には、その爪のロックアーム239の前方に、あるいは、逆の見方をすれば、(閉鎖方向において)爪227の後方に配置されている。後方からスナップ式にはめ付けられた金属接触プレート241が、プラスチック操作レバー231の自由端部側に配置されており、このプレートは、通常使用時は、操作レバー231の下方に配置された磁石243によって引き付けられて、それの前部分に接触しており、磁石は、永久磁石及び逆極性の電磁石からなり、これは通常状態では、電圧が印加されていない。
上側リンク211の平面上で、1つのクラッシュロックアーム249が、各リンク支持ボルト217で回転可能に支持されている。クラッシュロックアーム249は、上側に2段階高さののこ歯状の歯を有する。後述するように、上側リンク211がクラッシュロックアーム249と協働するために、上側リンク211には、アクスル207から遠い位置にあってアクスル207を中心にして湾曲した側部に、クラッシュロック歯253として機能する対応ののこ歯状の歯が付けられている。押しボタン234が、クラッシュロックアーム249のリンク支持ボルト217付近に形成されている。
後部衝突の場合、磁石243が衝撃を受けて、接触プレート241を解放する。操作レバー231が上向きに遥動して、丸形部材235を爪227から離脱させる。それにより、爪227が解放され、その結果として、荷重を受けていないエネルギ蓄積装置225が、拘束部材220によって爪227を開放することができ、これにより、衝突作動式ヘッドレスト201が作動し、同時に、四軸ジョイント219が出現する間、バッフル部材213を前方へ突き出させる。同時に、クラッシュロックアーム249が上方へ遥動して、上側リンク211に当接する。クラッシュロックアーム249ののこ歯状の歯とクラッシュロック歯53とが整列し、そのため、上側リンク211の前方移動が妨害されない。
ステップのため、以下にクラッシュ位置と呼ぶ幾つかの可能位置で後方移動が阻止されるであろう。バッフル部材213がまったく抵抗を受けない限り、それは最前方クラッシュ位置へ移動する。しかし、その前に、バッフル部材213が乗員の頭部に当接すると、クラッシュロックアーム249及びクラッシュロック歯253は、それを後隣のクラッシュ位置にロックする。このように、乗員の頭部の後方移動が、可能な限り前方で停止され、したがって、頭部が受ける変位量が最小限になる。
衝突作動式ヘッドレスト201は、衝突の後にリセットすることができる、すなわち、それを初期位置に戻すことができる。このリセットのために、押しボタンン254によって、クラッシュロックアーム249をクラッシュロック歯253から旋回させることができる。バッフル部材213に前方から手動で、好ましくは両手で圧力を加えることによって、バッフル部材213を、荷重を加えているエネルギ蓄積装置225の力に逆らって、再び後方に移動させることができる。
本例では、爪227は、それの可能位置の各々で自動的に上昇する、すなわち、開放しているか、接近中の拘束部材220によって開放されて、拘束部材220を、さらに正確にはそれの屈曲中間領域220aを受け取り、再び閉鎖するように考えられる。2つのそのような開放位置が図示されており、図面では、爪227が拘束部材220を受け取る準備ができている。爪ジョー227aが下向きである場合、拘束部材220が面取り部分227bに当接し、それによって爪227が図面において時計回り方向に回転する。拘束部材220が爪ジョー227aか、またはそのジョーの突出リップ227cに当接するとすぐに、爪227は逆方向に回転して閉鎖初期位置に戻り、その位置で拘束部材220を保持する。反対に、爪ジョー227aが前向きである場合、拘束部材220が直接的にリップ227cに当接する。さらに移動すると、爪227は、図面において反時計回り方向に回転して初期位置に入る。接触プレート241が磁石243に引き付けられてそれに付着するまで、たとえば、操作レバー231をロッド形リセット装置Wによって下方へ押す。爪227は、操作レバー231の丸形部材235によって再びロックされる。
初期位置にある第1実施形態の、上張り材を輪郭だけで示した側面図である。 第1実施形態の正面図である。 中間快適位置にある第1実施形態の、図2のIII−III線に沿った断面図である。 初期位置にある第1実施形態の、図2のIV−IV線に沿った断面図である。 初期位置にある第1実施形態の、キャリヤを省いた部分背面図である。 最前方衝突位置にある、図4と同様な断面図である。 やはり最前方クラッシュ位置を示す、第1実施形態の図2のVII−VII線に沿った断面図である。 リセット中の図6に対応した断面図である。 初期位置にある第2実施形態の側面図である。 第2実施形態の下側リンクを示す図である。 最前方クラッシュ位置にある第2実施形態の断面図である。 第3実施形態の第1例の断面図である。 第3実施形態の第2例の断面図である。 図16のXIV−XIV線に沿った第4実施形態の概略的断面図である。 図16の矢印XVの方向に見た第4実施形態の概略的側面図である。 第4実施形態のバッフル部材及び幾つかの連結部品の背面図である。 拘束部材が面取り部に当接している、1つの第1開放位置にある爪を示す図である。 拘束部材が爪を時計回り方向に回転させた後の、図17Aに対応する図である。 爪が反時計回り方向にロック位置まで回転した後の、図17A及び図17Bに対応する図である。 拘束部材がリップに当接している、第2開放位置にある爪を示す図である。 拘束部材が爪を反時計回り方向に回転させた後の、図18Aに対応する図である。 爪がさらにロック位置まで回転した後の、図18A及び図18Bに対応する図である。
符号の説明
1、1’、1”、101、201 ヘッドレスト
3、103、203 ヘッドレストバー
5、105、205 キャリヤ
7、107,207 アクスル
11、111、211 上側リンク
13、13’、113、213バッフル部材
15、115、215 下側リンク
17、117、217 リンク支持ボルト
19、119、219 四軸ジョイント
21、121 拘束シート
23 保持ボルト
25、125、225 二重ねじりばね、エネルギ蓄積装置
27、127、227 爪
28、128、228 爪支持ボルト
29 爪ばね
31、131、231 操作レバー
33、133、233 レバー支持ボルト
35、135、235 丸形部材
37 保持ばね
39、239 ロックアーム
41、241 接触プレート
43、243 磁石
45、145 解放ばね
47 ジブ
49、249 クラッシュロックアーム、クラッシュロック
53、153、253 クラッシュロック歯
55、155 ロックバー
57 スナップイン式ラグ
59 受け部
161 ロックノッチ
163 ロックプレート、クラッシュロック部分
220 拘束部材
220a 屈曲領域
222 受け部
222a 蓋、カバー
222b フィルムヒンジ
222c クリップ連結部
227a 爪ジョー
227b 面取り部
227c リップ
254 押しボタン
W リセット装置

Claims (18)

  1. キャリヤ(5;105;205)と、前記キャリヤ(5;105;205)に連結されて、水平アクスル(7、17;107、117;207、217))を中心にして旋回することができる少なくとも1つの上側及び下側リンク(11、15;111、115;211、215)と、前記リンク(11、15;111、115;211、215)に連結されたバッフル部材(13;13’;113;213)であって、前記リンク(11、15;111、115;211、215)及び前記キャリヤ(5;105;205)と協働して少なくとも1つの四軸ジョイント(19;119;219)を形成するバッフル部材と、エネルギ蓄積装置(25;125;225)とを備え、衝突の際に、前記エネルギ蓄積装置(25;125;225)が四軸ジョイント(19;119;219)を駆動し、それにより、前記バッフル部材(13;13’;113;213)が初期位置から前方へ出てクラッシュ位置に入り、クラッシュロック(49、53;153、163;249、253)によって後方移動が阻止される、車両座席用のヘッドレストであって、前記上側リンク(11;111;211)及び前記下側リンク(15;115;215)は、平行配置からずれて互いに整列していることを特徴とするヘッドレスト。
  2. 前記下側リンク(15;115;215)及び前記上側リンク(11;111;211)は、長さが異なり、特に前記下側リンク(15;115;215)が前記上側リンク(11;111;211)より長いことを特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト。
  3. 衝突の後、前記クラッシュロック(49、53;153、163;249、253)を解放することによって、該ヘッドレスト(1;1’;101;201)を初期位置にリセットすることができることを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドレスト。
  4. 衝突の後、前記クラッシュロック(49、53;153、163;249、253)をそれの初期位置に戻すリセット装置(W;254)を作動させることができ、前記リセット装置(W)は特に、該ヘッドレスト(1;1’;101;201)に長手方向に挿入することができる工具か、または、前記クラッシュロック(49、53;153、163;249、253)の可動クラッシュロック部分(49;249)上のボタン(254)であることを特徴とする請求項3に記載のヘッドレスト。
  5. 前記エネルギ蓄積装置は、荷重を加えられたばね(25;125;225)であり、また、前記ばね(25;125;225)をそれの初期位置に、少なくとも間接的に保持する回動可能な爪(27;127;227)を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
  6. 前記爪(27;127;227)をそれの初期位置に保持する可動支持丸形部材(35;135;235)であって、特に、前記初期位置で、前記爪(27;127;227)の閉鎖方向から遠い方に面する前記爪(27;127;227)の側部にスナップ式にはめ付けられるか、配置される可動支持丸形部材を備えており、前記丸形部材(35;135;235)は好ましくは、可動支持アームに支持されていることを特徴とする請求項5に記載のヘッドレスト。
  7. 好ましくは予荷重を加えられた操作レバー(31;131;231)が、前記キャリヤ(5;105;205)に連結されており、前記レバーは、衝突の際に、前記丸形部材(35;135;235)を移動させ、特に前記操作レバー(31;131;231)は、前記丸形部材(35;135;235)の前記支持アームに連結されてそれを搬送するか、または、それ自体が前記支持アームであることを特徴とする請求項6に記載のヘッドレスト。
  8. 該ヘッドレスト(1;1’;201)をリセットする時、前記リセット装置(W)は、前記操作レバー(31;131;231)を捕らえてそれの初期位置に戻し、それに続いて、前記バッフル部材(13;13’;113;213)を引き戻し、前記ばね(25;125;225)を前記爪(27;127;227)によって、少なくとも間接的に、再びロックすることができることを特徴とする請求項4及び7に記載のヘッドレスト。
  9. 該ヘッドレスト(1;1’;1”、201)をリセットする時、前記リセット装置(W)は、移動している前記操作レバー(31;231)を磁石(43;243)まで移動させ、前記磁石が、前記操作レバー(31;131;231)をそれの初期位置に保持することを特徴とする請求項8に記載のヘッドレスト。
  10. 前記リセット装置(W)によって移動した前記操作レバー(31;131)は、前記クラッシュロック(49、53;153、163)を解放することを特徴とする請求項8または9に記載のヘッドレスト。
  11. 前記ばね(25)が当接し、また、前記爪(27)によって保持される、回動可能に支持された拘束シート(21)を備えていることを特徴とする請求項5〜10のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
  12. 通常使用時に、該ヘッドレスト(1;1’;1”;101)は、それの初期位置から少なくとも1つの他の快適位置に移動させることができることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
  13. 前記クラッシュロック(49、53;153、163)によって後方移動しないように個別にロックすることができる幾つかのクラッシュ位置が設けられていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
  14. 前記バッフル部材(213)は、拘束部材(220)を有し、荷重を加えられていない回動可能な爪(227)が、ロック位置において前記拘束部材(220)を保持し、衝突の際にそれを解放し、また、衝突が起きた後、該ヘッドレスト(201)をそれの可能位置のいずれかにリセットするために前記拘束部材(220)を受け取ることができるようにしたことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
  15. 前記爪(227)は、前記爪(227)の少なくとも1つの位置で、前記接近中の拘束部材(220)が当接する面取り部(227b)を有することを特徴とする請求項14に記載のヘッドレスト。
  16. 前記爪(227)は、前記爪(227)の少なくとも1つの位置で、前記接近中の拘束部材(220)が当接するリップ(227c)を設けた爪ジョー(227a)を有することを特徴とする請求項14または15に記載のヘッドレスト。
  17. 前記拘束部材(220)は、大表面にわたって前記バッフル部材(213)に埋め込まれており、特に、前記バッフル部材(213)は、前記拘束部材(220)用の受け部(222)を有し、前記受け部は、蓋(222a)で閉鎖されることができ、前記拘束部材(220)は好ましくは、屈曲中間部分(220a)を有し、前記屈曲中間部分は、前記受け部(222)に埋め込まれて、前記爪(227)によって所定位置に保持されることを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
  18. 前記エネルギ蓄積装置(225)は、直接的に前記拘束部材(220)を押し付けることを特徴とする請求項14〜17のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
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