JP2010058581A - ヘッドレスト - Google Patents

ヘッドレスト Download PDF

Info

Publication number
JP2010058581A
JP2010058581A JP2008224624A JP2008224624A JP2010058581A JP 2010058581 A JP2010058581 A JP 2010058581A JP 2008224624 A JP2008224624 A JP 2008224624A JP 2008224624 A JP2008224624 A JP 2008224624A JP 2010058581 A JP2010058581 A JP 2010058581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
support plate
headrest
rotation direction
ratchet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008224624A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5233525B2 (ja
Inventor
Taiyo Otsuka
太陽 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2008224624A priority Critical patent/JP5233525B2/ja
Priority to US12/548,658 priority patent/US8162393B2/en
Priority to DE102009039422.2A priority patent/DE102009039422B4/de
Priority to CN200910167297XA priority patent/CN101665091B/zh
Publication of JP2010058581A publication Critical patent/JP2010058581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5233525B2 publication Critical patent/JP5233525B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/888Head-rests with arrangements for protecting against abnormal g-forces, e.g. by displacement of the head-rest

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

【課題】車両に後突が発生すると支承板が飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造となっており、その飛び出し途中に乗員の後頭部からの荷重によって支承板が飛び出す前の初期位置へと戻されることを規制する戻り防止機構を備えている場合であっても、飛び出した支承板の戻し作業を簡便に行うことができるヘッドレストを提供することである。
【解決手段】戻り防止機構は、外周面に沿って段差が形成されたラチェット40と、そのラチェット40の段差40a、40bに係合可能にベース部材20に枢着されているストッパ50とから構成されており、ストッパ50は、ラチェット40の段差40a、40bに係合する第1の回転方向に付勢されていると共に、その付勢の回転方向を第1の回転方向に対して反対の第2の回転方向へと切り替え可能に組み付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドレストに関し、詳しくは、車両に後突が発生すると支承板が飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造となっており、その飛び出し途中に乗員の後頭部からの荷重によって支承板が飛び出す前の初期位置へと戻されることを防止する戻り防止機構を備えたヘッドレストに関する。
この種のヘッドレストとして、所謂、アクティブヘッドレストが既に知られている。このアクティブヘッドレストとは、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、そのロック解除に伴ってリンク機構が作動することで支承板が飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造のヘッドレストのことである。このアクティブヘッドレストには、支承板の飛び出し途中に乗員の後頭部からの荷重によって支承板が飛び出す前の初期位置へと戻されることをストッパによって規制する戻り防止機構を備えたものも知られている。これにより、支承板を乗員の後頭部側に近づけた位置に留めることができるため、乗員の後頭部を確実に受け止めることができる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2007−106384号公報
しかしながら、上述したヘッドレストでは、飛び出した支承板を初期位置へと戻す作業を行うとき、ストッパによる規制を解除状態に保持させておかなければ、支承板を初期位置へと戻すことができなかった。すなわち、この戻し作業を行うとき、作業者は自身の一方の手でストッパによる規制を解除状態に保持させておきながら、同他方の手で支承板を初期位置へと戻さなければいけなかった。このように両手を同時に使用する作業となるため、この戻し作業の操作性が悪いという問題が発生していた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、車両に後突が発生すると支承板が飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造となっており、その飛び出し途中に乗員の後頭部からの荷重によって支承板が飛び出す前の初期位置へと戻されることを規制する戻り防止機構を備えている場合であっても、飛び出した支承板の戻し作業を簡便に行うことができるヘッドレストを提供することを課題とする。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。請求項1に記載の発明は、シートバック側に組み付けられるベース部材と、このベース部材に対してリンク機構を介して組み付けられる支承板とを備え、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、そのロック解除に伴ってリンク機構が作動することで支承板が飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造となっており、その飛び出し途中に乗員の後頭部からの荷重によって支承板が飛び出す前の初期位置へと戻されることを規制する戻り防止機構を備えたヘッドレストであって、戻り防止機構は、外周面に沿って段差が形成されたラチェットと、そのラチェットの段差に係合可能にベース部材に枢着されているストッパとから構成されており、ストッパは、ラチェットの段差に係合する第1の回転方向に付勢されていると共に、その付勢の回転方向を第1の回転方向に対して反対の第2の回転方向へと切り替え可能に組み付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、支承板の戻し作業を行うとき、従来技術で説明したように、作業者は自身の一方の手でストッパによる規制を解除状態に保持させておくことなく、例えば、引っ張りばね等の付勢力によって保持させることができる。そのため、両手での作業となることがないため、この戻し作業の操作性が悪いという問題が改善され、結果として、飛び出した支承板の戻し作業を簡便に行うことができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のヘッドレストであって、ストッパには、引っ掛け部が形成されており、支承板の飛び出しが完了した後に、ストッパの付勢方向を第1の回転方向から第2の回転方向へと切り替えて、飛び出した支承板を初期位置へと戻す操作をしていると、ラチェットの段差がストッパの引っ掛け部に干渉することで、ストッパの付勢方向が第2の回転方向から第1の回転方向へと戻されることを特徴とする。
この構成によれば、支承板の戻し作業に伴ってストッパの付勢方向も戻すことができる。そのため、ストッパの戻し作業を個別に行う必要がない。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載のヘッドレストであって、ストッパには、自身の付勢方向をベース部材の外側から切り替え操作可能な操作部が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ストッパの付勢方向を第1の回転方向から第2の回転方向へ切り替えるとき、例えば、工具等を用いることなく、操作部を操作して切り替えることができる。そのため、この切り替え操作を簡便に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
(実施例1)
まず、本発明の実施例1を、図1〜7を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係るヘッドレストの内部構造を示す分解斜視図である。図2は、図1の組み付け状態におけるヘッドレストの通常状態を模式的に表した側面図である。図3は、図2において、車両に後突が発生することで支承板が最大限に飛び出したときの状態を模式的に表した側面図である。
図4は、図3において、乗員の後頭部によって支承板が荷重を受けたときの状態を模式的に表した側面図である。図5は、図4において、ストッパの付勢方向を切り替えた状態を模式的に表した側面図である。図6は、図5において、飛び出した支承板の戻し作業をしているときにラチェットの段差がストッパの引っ掛け部に干渉したときの状態を模式的に表した側面図である。図7は、図6の干渉によって、ストッパの付勢方向が戻され始めた状態を模式的に表した側面図である。
なお、上述した図1では、ヘッドレスト3の内部構造を分かり易く示すために、そのクッション構造および表皮構造を省略し内部のフレーム構造のみを示している。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した各図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、ヘッドレスト3を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、図1を参照して、本発明の実施例に係るヘッドレスト3の構造を説明する。ヘッドレスト3は、そのベースを成すベース部材20と、このベース部材20に一体となるように組み付けられた左右一対のステー22、22と、このベース部材20の前面を覆うと共にシートクッション(図示しない)に着座した乗員の後頭部を受け止め可能な板状の支承板24と、この支承板24の背面側をカバーリングする背面カバー26と、これら支承板24と背面カバー26に対して包着状に組み付けられるパッド部材28(図1においては図示しない)と、このパッド部材28をカバーリングするカバー部材28a(図1において、図示しない)とから構成されている。
なお、このように構成されていると、支承板24に対して背面カバー26およびパッド部材28は一体状態となっているため、以降において、単に、支承板24の飛び出しと記載した場合であっても、背面カバー26およびパッド部材28も支承板24と一体状態で飛び出していることは言うまでもない。
このヘッドレスト3の構成部材のうち、左右一対のステー22、22について説明すると、左右一対のステー22、22はそれぞれ筒状に構成されている。そして、これら両ステー22をシートバックに形成された左右一対のサポート(いずれも図示しない)にそれぞれ差し込むことによって、ヘッドレスト3をシートバックに組み付けることができる。また、これら両ステー22のうち、例えば、左のステー22の内部にはロッド36が挿入されている。
このとき、ロッド36は、その上端が後述するロック機構Rの解除部材Kに引っ掛けられた状態で左のステー22の内部に挿入されている。そして、車両に後突が発生すると後突検出手段(図示しない)が作動し、この作動に伴ってロッド36が突き上げられ解除部材Kが作動することで、ロック機構Rのロック解除が行われる構造となっている。
また、このヘッドレスト3の構成部材のうち、支承板24について説明すると、支承板24は、厚板形状のリンク板30を介したリンク機構(例えば、3点リンク機構)によってベース部材20に組み付けられている。この3点リンク機構について詳述すると、リンク板30の一端側(後端側)における幅方向の両端は、ベース部材20の上側の左右にピンP1を介してそれぞれ枢着されている。これと同様に、リンク板30の他端側(前端側)における幅方向の両端は、支承板24の上側の左右にピンP2を介してそれぞれ枢着されている。
また、ベース部材20の下側の左右には、略上下方向に長孔20aがそれぞれ形成されている。そして、支承板24の背面側には、その左右を橋渡す格好となるように連結ピン32が固着されている。このとき、連結ピン32は、ベース部材20に形成された長孔20a内を移動可能に固着されている。このようにリンク板30の一端側のピンP1、同他端側のピンP2および連結ピン32とから成る3点によって3点リンク機構は構成されている。
また、連結ピン32には、ベース部材20の上側との間に第1の引っ張りばね(図示しない)が掛け留めされている。これにより、連結ピン32は、ベース部材20の長孔20aの上端側に向けて付勢された状態、すなわち、支承板24は、ベース部材20に対して前斜め上側に向けて付勢された状態となっている。
そして、車両に後突が発生していないときの常時には、連結ピン32は、支承板24がベース部材20に対して一体状態(飛び出していない状態)となるようにロック機構Rによってロックされた状態(長孔20aの下端に保持された状態)となっている(以下、この状態を「ヘッドレスト3の通常状態」と記す)。このロック状態から、上述したように、ロック機構Rのロック解除が行われると、第1の引っ張りばねの付勢力によって連結ピン32が長孔20aの下端から上端に向けて移動していく。そして、この移動に伴ってリンク機構が作動することによって、支承板24がベース部材20に対して乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造となっている。
また、リンク板30におけるベース部材20側の面(リンク板30の下面)には、その幅方向にラチェット40が一体的に形成されている。このラチェット40には、その外周面に沿って、例えば、2段の段差40a、40bがそれぞれ形成されている。一方、ベース部材20には、これら両段差40a、40bにそれぞれ係合可能なストッパ50が枢着されている。そして、このストッパ50の後端50bとロック機構Rとの間には、第2の引っ張りばね52が掛け止めされている。
このとき、第2の引っ張りばね52は、ストッパ50の付勢方向を切り替え可能な位置に掛け止めされている。すなわち、第2の引っ張りばね52は、ストッパ50をラチェット40の両段差40a、40bに係合する第1の回転方向(図2において、時計回り方向)に付勢させることができるように、逆に、ストッパ50をこの第1の回転方向に対して反対の第2の回転方向(図2において、反時計回り方向)にも付勢させることができるように、切り替え可能に掛け止めされている。
また、ストッパ50には、自身の付勢方向が第2の回転方向のとき、ラチェット40の第2の段差40bに干渉可能な引っ掛け部50cが形成されている。これにより、ヘッドレスト3の通常状態において、ストッパ50は第1の回転方向へ付勢状態となるように設定されている。なお、これらラチェット40とストッパ50とが、特許請求の範囲に記載の「戻り防止機構」に相当する。
次に、上述した構成から成るヘッドレスト3の作用を説明する。まず、支承板24の飛び出し動作から説明する。図2に示すヘッドレスト3の通常状態において、車両に後突が発生すると、上述したように、ロック機構Rのロック解除が行われ、そのロック解除に伴って3点リンク機構が作動することで支承板24が乗員の後頭部側に向けて飛び出ていく(図3参照)。このとき、ストッパ50の先端50aは、ラチェット40の段差40a、40bを下る格好となるようにラチェット40の外周面を移動している。そのため、支承板24の飛び出しがストッパ50によって規制されることはない。
なお、支承板24の飛び出しが完了した後に乗員の後頭部からの荷重によって支承板24が押し戻された場合でも、ストッパ50の先端50aとラチェット40の第1の段差40aが係合するために、支承板24が飛び出す前の初期位置へと戻されることはない(図4参照)。このことは、支承板24の飛び出し途中に乗員の後頭部からの荷重によって支承板24が押し戻された場合でも同様である。すなわち、ストッパ50の先端50aとラチェット40の第2の段差40bが係合するために、支承板24が飛び出す前の初期位置へと戻されることはない。
次に、飛び出した支承板24の戻し操作を説明する。まず、ストッパ50の後端50bが下方から上方を向くように操作する。この操作は、例えば、ヘッドレスト3の下方側から工具等Cを差し込んで行えばよい。すると、ストッパ50の付勢方向が第1の回転方向から第2の回転方向へと切り替わり、ストッパ50の先端50aはベース部材20に形成されたストッパ押さえ部20b(図5において、図示しない)に押し当てられる。これにより、ストッパ50の先端50aとラチェット40の第1の段差40aとの係合が解消された状態に保持させることができる(図5参照)。
この保持状態のまま、支承板24を飛び出し前の初期位置へと戻していくと、ラチェット40の第1の段差40aがストッパ50の引っ掛け部50cに干渉することで(図6参照)、ストッパ50の付勢方向が第2の回転方向から第1の回転方向へと戻され(図7参照)、ストッパ50の先端50aはラチェット40の外周面に押し当てられた状態へと戻される(図2参照)。このようにして支承板24をヘッドレスト3の通常状態へと戻すことができる。
本発明の実施例1に係るヘッドレスト3は上述したように構成されている。この構成によれば、支承板24の戻し作業を行うとき、従来技術で説明したように、作業者は自身の一方の手でストッパによる規制を解除状態に保持させておくことなく、第2の引っ張りばね52の付勢力によって保持させることができる。そのため、両手での作業となることがないため、この戻し作業の操作性が悪いという問題が改善され、結果として、飛び出した支承板24の戻し作業を簡便に行うことができる。
また、この構成によれば、支承板24の戻し作業に伴ってストッパ50の付勢方向も戻すことができる。そのため、ストッパ50の戻し作業を個別に行う必要がない。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2を、図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施例2に係るヘッドレストの通常状態を模式的に表した側面図である。この実施例2は、既に説明した実施例1と比較して、ストッパ50の付勢方向の切り替えを簡便に行うための実施形態である。なお、以下の説明にあたって、実施例1と同一もしくは均等な構成の部材には、図面において同一符号を付すことで、重複する説明は省略することとする。
ストッパ50には、自身の付勢方向をベース部材の外側から切り替え操作可能な操作部54が形成されている。すなわち、ストッパ50は、その後端側50bが背面カバー26とパッド部材28とから飛び出た構造となっている。そして、この操作部54を直接に操作することでストッパ50の付勢方向を切り替えることができる。
本発明の実施例2に係るヘッドレスト3は上述したように構成されている。この構成によれば、ストッパ50の付勢方向を第1の回転方向から第2の回転方向へ切り替えるとき、実施例1で説明したように、工具等を用いることなく、操作部54を操作して切り替えることができる。そのため、この切り替え操作を簡便に行うことができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、第2の引っ張りばね52は、ストッパ50の後端50bとロック機構Rとの間に掛け止めされている構成を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、第2の引っ張りばね52は、ストッパ50の後端50bと支承板24の背面側との間に掛け止めされている構成でも構わない。
図1は、本発明の実施例1に係るヘッドレストの内部構造を示す分解斜視図である。 図2は、図1の組み付け状態におけるヘッドレストの通常状態を模式的に表した側面図である。 図3は、図2において、車両に後突が発生することで支承板が最大限に飛び出したときの状態を模式的に表した側面図である。 図4は、図3において、乗員の後頭部によって支承板が荷重を受けたときの状態を模式的に表した側面図である。 図5は、図4において、ストッパの付勢方向を切り替えた状態を模式的に表した側面図である。 図6は、図5において、飛び出した支承板の戻し作業をしているときにラチェットの段差がストッパの引っ掛け部に干渉したときの状態を模式的に表した側面図である。 図7は、図6の干渉によって、ストッパの付勢方向が戻され始めた状態を模式的に表した側面図である。 図8は、本発明の実施例2に係るヘッドレストの通常状態を模式的に表した側面図である。
符号の説明
20 ベース部材
24 支承板
40 ラチェット
40a 第1の段差
40b 第2の段差
50 ストッパ
50c 引っ掛け部
54 操作部
R ロック機構



Claims (3)

  1. シートバック側に組み付けられるベース部材と、このベース部材に対してリンク機構を介して組み付けられる支承板とを備え、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、そのロック解除に伴ってリンク機構が作動することで支承板が飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造となっており、その飛び出し途中に乗員の後頭部からの荷重によって支承板が飛び出す前の初期位置へと戻されることを規制する戻り防止機構を備えたヘッドレストであって、
    戻り防止機構は、外周面に沿って段差が形成されたラチェットと、そのラチェットの段差に係合可能にベース部材に枢着されているストッパとから構成されており、
    ストッパは、ラチェットの段差に係合する第1の回転方向に付勢されていると共に、その付勢の回転方向を第1の回転方向に対して反対の第2の回転方向へと切り替え可能に組み付けられていることを特徴とするヘッドレスト。
  2. 請求項1に記載のヘッドレストであって、
    ストッパには、引っ掛け部が形成されており、
    支承板の飛び出しが完了した後に、ストッパの付勢方向を第1の回転方向から第2の回転方向へと切り替えて、飛び出した支承板を初期位置へと戻す操作をしていると、ラチェットの段差がストッパの引っ掛け部に干渉することで、ストッパの付勢方向が第2の回転方向から第1の回転方向へと戻されることを特徴とするヘッドレスト。
  3. 請求項1〜2のいずれか1項に記載のヘッドレストであって、
    ストッパには、自身の付勢方向をベース部材の外側から切り替え操作可能な操作部が形成されていることを特徴とするヘッドレスト。




JP2008224624A 2008-09-02 2008-09-02 ヘッドレスト Active JP5233525B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008224624A JP5233525B2 (ja) 2008-09-02 2008-09-02 ヘッドレスト
US12/548,658 US8162393B2 (en) 2008-09-02 2009-08-27 Headrest
DE102009039422.2A DE102009039422B4 (de) 2008-09-02 2009-08-31 Kopfstütze
CN200910167297XA CN101665091B (zh) 2008-09-02 2009-09-02 头枕

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008224624A JP5233525B2 (ja) 2008-09-02 2008-09-02 ヘッドレスト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010058581A true JP2010058581A (ja) 2010-03-18
JP5233525B2 JP5233525B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=41606391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008224624A Active JP5233525B2 (ja) 2008-09-02 2008-09-02 ヘッドレスト

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8162393B2 (ja)
JP (1) JP5233525B2 (ja)
CN (1) CN101665091B (ja)
DE (1) DE102009039422B4 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8002356B2 (en) * 2008-11-13 2011-08-23 Bae Industries, Inc. Pivoting headrest assembly with cam release
US8226170B2 (en) * 2008-11-13 2012-07-24 Bae Industries, Inc. Pivoting headrest with cable operated release catch
US8197007B2 (en) * 2009-11-03 2012-06-12 Bae Industries, Inc. Combination pivotal and displaceable headrest assembly incorporated into a vehicle seat
CN103260945B (zh) * 2010-12-24 2016-01-20 提爱思科技股份有限公司 头枕的前后位置调整装置
EP2901894B1 (en) 2012-09-26 2017-06-21 TS Tech Co., Ltd. Head rest
FR2997048B1 (fr) * 2012-10-24 2014-12-19 Cera Appui-tete de siege de vehicule automobile
CN104442487B (zh) * 2014-12-12 2016-08-24 重庆宏立至信汽车部件制造有限公司 座椅头枕自由角度转动机构

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001238751A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Fuji Kiko Co Ltd シートリクライニング装置
JP2002142910A (ja) * 2000-09-26 2002-05-21 Daimler Chrysler Ag ヘッドレスト
JP2005075305A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Otics Corp アームレスト装置
JP2006511398A (ja) * 2002-12-21 2006-04-06 カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー 衝突作動式ヘッドレスト

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US751015A (en) * 1904-02-02 Lewis t
DE19707998B4 (de) * 1997-02-27 2007-04-05 Inova Gmbh Technische Entwicklungen Kraftfahrzeugsitz
KR19980024703U (ko) 1996-10-31 1998-07-25 정해일 자동차용 헤드레스트의 틸팅장치
US6863343B2 (en) * 2002-06-26 2005-03-08 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle headrest apparatus
JP3915730B2 (ja) * 2003-04-07 2007-05-16 日産自動車株式会社 車両用ヘッドレスト装置
KR100510152B1 (ko) * 2003-04-14 2005-08-26 주식회사 우보테크 자동차용 헤드레스트
JP2005013604A (ja) 2003-06-27 2005-01-20 Aisin Seiki Co Ltd アクティブヘッドレスト
US6899395B2 (en) * 2003-10-28 2005-05-31 Lear Corporation Cam-driven four-way head restraint assembly
JP4690085B2 (ja) * 2005-03-23 2011-06-01 アイシン精機株式会社 ヘッドレスト
JP4294629B2 (ja) 2005-10-17 2009-07-15 アイシン精機株式会社 ヘッドレスト装置
US20070246989A1 (en) * 2006-04-21 2007-10-25 Brockman Mark A Adjustable headrest
US8123292B2 (en) 2006-08-31 2012-02-28 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle seat
EP2116149B1 (en) * 2007-02-05 2013-05-22 TS Tech Co., Ltd. Headrest and vehicle seat with the headrest
JP5181790B2 (ja) * 2008-04-02 2013-04-10 トヨタ紡織株式会社 ヘッドレスト作動装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001238751A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Fuji Kiko Co Ltd シートリクライニング装置
JP2002142910A (ja) * 2000-09-26 2002-05-21 Daimler Chrysler Ag ヘッドレスト
JP2006511398A (ja) * 2002-12-21 2006-04-06 カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー 衝突作動式ヘッドレスト
JP2005075305A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Otics Corp アームレスト装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101665091A (zh) 2010-03-10
DE102009039422B4 (de) 2014-02-20
DE102009039422A1 (de) 2010-03-04
US20100052379A1 (en) 2010-03-04
JP5233525B2 (ja) 2013-07-10
CN101665091B (zh) 2012-07-11
US8162393B2 (en) 2012-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5233525B2 (ja) ヘッドレスト
JP4850476B2 (ja) 車両用シート
JP2005029151A (ja) 第1の要素を第2の要素にロックするためのシステムおよびこのロックシステムを備えたシート
US10023081B2 (en) Vehicle seat
JP5767156B2 (ja) 車両のシート装置
JP2003127741A (ja) 車両用シート構造
JP2005016299A (ja) 第1の要素を第2の要素にロックするためのシステムおよびこのロックシステムを備えたシート
JP2013095272A (ja) 跳ね上げシートロック機構付き車両用シート
JP5206089B2 (ja) 車両用シートのヘッドレスト装置
JP4455157B2 (ja) 車両用ロック装置
JP2008273445A (ja) 車両用ヘッドレスト傾動装置
JP5453846B2 (ja) アクティブヘッドレスト
JP2007230333A (ja) シートスライド装置
JP2008201235A (ja) 車両用シートのロック解除操作機構
JP3798740B2 (ja) 車両用シート
JP6263421B2 (ja) 車両用シート
JP2010143523A (ja) ヘッドレスト
JP5434135B2 (ja) アクティブヘッドレスト
JP2005029104A (ja) 車両用シート装置
JP5387112B2 (ja) アクティブヘッドレスト
JP4648077B2 (ja) 車両用シートのフロアロック装置
JP5287218B2 (ja) ヘッドレスト
JP2001001809A (ja) シートスライド装置のロック機構
JP6248846B2 (ja) 乗物用シートの跳ね上げ機構
JP5375431B2 (ja) ロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5233525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250