JP2005016299A - 第1の要素を第2の要素にロックするためのシステムおよびこのロックシステムを備えたシート - Google Patents
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Abstract
【課題】 シートバックが比較的大きな衝撃を受けた場合、シートバックを車両に対して効果的に保持するために十分な強度を提供しないという従来型ロックシステムの欠点を緩和することである。
【解決手段】 第1の要素を第2の要素に対してロックするためのシステムであって、このロックシステムは、前記第1および第2の要素(4)の一つが所定の衝撃を受けた場合に変形するよう構成された少なくとも一つの変形領域(24;25;26)を含むプレート(10)および/またはラッチ(15)を備え、これは、前記ラッチの部分(15b,15c)が前記プレートの部分(11a,11b)に当接するよう前記プレート(10)の部分(11a,11b)および前記ラッチ(15)の部分(15b,15c)を相手方向に向かって十分に変位させるためで、これによって前記ラッチ(15)が非ロックポジションに向かって回動するのが阻止される。
【選択図】 図3
【解決手段】 第1の要素を第2の要素に対してロックするためのシステムであって、このロックシステムは、前記第1および第2の要素(4)の一つが所定の衝撃を受けた場合に変形するよう構成された少なくとも一つの変形領域(24;25;26)を含むプレート(10)および/またはラッチ(15)を備え、これは、前記ラッチの部分(15b,15c)が前記プレートの部分(11a,11b)に当接するよう前記プレート(10)の部分(11a,11b)および前記ラッチ(15)の部分(15b,15c)を相手方向に向かって十分に変位させるためで、これによって前記ラッチ(15)が非ロックポジションに向かって回動するのが阻止される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、第1の要素を第2の要素にロックするためのシステム、およびこのロックシステムを備えた車両シートに関する。
さらに詳しくは、本発明は、
第1の要素に固定状態で取り付けられた少なくとも1枚のプレートと、
第2の要素のアンカー部材と協働するための切欠きを含むラッチであって、切欠きがアンカー部材と協働するロックポジションと非ロックポジションとの間で、ピボットピンを中心として回動するようプレートに回動可能に取り付けられたラッチと、
上記コントロール手段がラッチを、第1および第2の要素を互いにロックするためロックポジションで保持するロックポジションから、上記コントロール手段が、第1および第2の要素のロックを解除するようラッチのピボットピンを中心とする回動を可能とする非ロックポジションに向かって、ユーザーによって動作させることが可能なコントロール手段と、を具備するロックシステムに関する。
第1の要素に固定状態で取り付けられた少なくとも1枚のプレートと、
第2の要素のアンカー部材と協働するための切欠きを含むラッチであって、切欠きがアンカー部材と協働するロックポジションと非ロックポジションとの間で、ピボットピンを中心として回動するようプレートに回動可能に取り付けられたラッチと、
上記コントロール手段がラッチを、第1および第2の要素を互いにロックするためロックポジションで保持するロックポジションから、上記コントロール手段が、第1および第2の要素のロックを解除するようラッチのピボットピンを中心とする回動を可能とする非ロックポジションに向かって、ユーザーによって動作させることが可能なコントロール手段と、を具備するロックシステムに関する。
こうした従来型ロックシステムは特に(必ずしもではないが)車両シートを備え付けるために使用でき、ここで、たとえば第1の要素はシートバックによって形成され、一方、第2の要素は車両の固定部によって形成される。その場合、シートバックは、使用のための起立したポジションと折り畳まれたポジションとの間で車体に対して回動するよう取り付けられる。
そうしたロックシステムの主要な機能は、シートバックが衝撃を受けた場合、特にトランクに載せた荷物がシートバックの背面に衝突した場合に、シートバックが使用のための起立したポジションに維持されるのを保証することである。
それにもかかわらず、これら従来型のロックシステムは、上記シートバックが比較的大きな衝撃を受けた場合、シートバックを車両に対して効果的に保持するために十分な強度を提供しない。
本発明の目的は、特に、上記欠点を緩和することである。
この目的のため本発明は、
プレートおよび/またはラッチが、第1および第2の要素の一つから受ける所定大きさの衝撃の結果として変形するよう構成された、少なくとも一つの変形領域を具備し、プレートの部分をラッチの部分に向かって十分変位させることにより、上記ラッチ部分が上記プレート部分に当接することを確実なものとし、これによってラッチが非ロックポジションに向かって回動するのを阻止することを特徴とするロックシステムを提供する。
プレートおよび/またはラッチが、第1および第2の要素の一つから受ける所定大きさの衝撃の結果として変形するよう構成された、少なくとも一つの変形領域を具備し、プレートの部分をラッチの部分に向かって十分変位させることにより、上記ラッチ部分が上記プレート部分に当接することを確実なものとし、これによってラッチが非ロックポジションに向かって回動するのを阻止することを特徴とするロックシステムを提供する。
本発明の好ましい実施形態においては、以下の様態の一つ以上のものを選択的に用いてもよい:
・プレートは、ラッチがロックポジションにあるとき、実質的に、アンカー部材と、プレートを第1の要素に固定するための部分との間に位置させられた少なくとも一つの変形領域を含む;
・プレートは、上記ラッチがロックポジションにあるとき、アンカー部材とラッチ用のピボットピンとの間に位置させられた少なくとも一つの変形領域を含む;
・ラッチは、このラッチの切欠きの底部から延在するスロットを含み、このスロットは切欠きの幅よりも狭い幅であり、かつ変形領域を形成する底部を有する;
・コントロール手段は、ユーザーによって動作させることが可能で、かつハウジングを備えるコントロール部材を具備し、コントロール部材はプレートに、実質的に直線でかつラッチのピボットピンと直角をなす方向に、第一には、第1の要素を第2の要素にロックするためにラッチがロックポジションにある間、ラッチのフィンガーが、ラッチの回動を阻止するよう上記コントロール部材のハウジングに収容されるロックポジションと、第二には、ラッチのフィンガーが上記コントロール部材のハウジングから外れることを可能にするため、かつラッチがピボットピンを中心として非ロックポジションに向かって回動するのを可能とするために上記コントロール部材が直線方向に変位させられる非ロックポジションとの間で、変位可能に取り付けられている;
・実質的に垂直に延在するコントロール部材は、ラッチのピボットピンが収まる長円形の開口を提供する;
・コントロール部材とラッチとは、第一に、ラッチが、アンカー部材がラッチの回動を阻止するロックポジションにあるとき、コントロール部材をロックポジションにさせ、かつ第二に、ラッチがもはやアンカー部材と協働していないとき、ラッチを非ロックポジションにさせると共にそこで保持するよう構成された弾性的に変形可能な要素によって相互連結されている;
・ラッチの切欠きは、第1および第2の要素が相手方向に向かって動かされるとき、非ロックポジションからロックポジションに向かって上記ラッチを回動させることにより、第2の要素のロック部材との接触により協働するよう上記切欠きの開口を越えて延在するエッジを提供する。
・プレートは、ラッチがロックポジションにあるとき、実質的に、アンカー部材と、プレートを第1の要素に固定するための部分との間に位置させられた少なくとも一つの変形領域を含む;
・プレートは、上記ラッチがロックポジションにあるとき、アンカー部材とラッチ用のピボットピンとの間に位置させられた少なくとも一つの変形領域を含む;
・ラッチは、このラッチの切欠きの底部から延在するスロットを含み、このスロットは切欠きの幅よりも狭い幅であり、かつ変形領域を形成する底部を有する;
・コントロール手段は、ユーザーによって動作させることが可能で、かつハウジングを備えるコントロール部材を具備し、コントロール部材はプレートに、実質的に直線でかつラッチのピボットピンと直角をなす方向に、第一には、第1の要素を第2の要素にロックするためにラッチがロックポジションにある間、ラッチのフィンガーが、ラッチの回動を阻止するよう上記コントロール部材のハウジングに収容されるロックポジションと、第二には、ラッチのフィンガーが上記コントロール部材のハウジングから外れることを可能にするため、かつラッチがピボットピンを中心として非ロックポジションに向かって回動するのを可能とするために上記コントロール部材が直線方向に変位させられる非ロックポジションとの間で、変位可能に取り付けられている;
・実質的に垂直に延在するコントロール部材は、ラッチのピボットピンが収まる長円形の開口を提供する;
・コントロール部材とラッチとは、第一に、ラッチが、アンカー部材がラッチの回動を阻止するロックポジションにあるとき、コントロール部材をロックポジションにさせ、かつ第二に、ラッチがもはやアンカー部材と協働していないとき、ラッチを非ロックポジションにさせると共にそこで保持するよう構成された弾性的に変形可能な要素によって相互連結されている;
・ラッチの切欠きは、第1および第2の要素が相手方向に向かって動かされるとき、非ロックポジションからロックポジションに向かって上記ラッチを回動させることにより、第2の要素のロック部材との接触により協働するよう上記切欠きの開口を越えて延在するエッジを提供する。
さらに本発明はまた、折り畳まれたポジションと、上で規定されたロックシステムによって上記シートバックが車両の固定部にロックされる起立した使用ポジションとの間で、車両の構造体に対して回動可能に取り付けられるよう設計されたシートバックを含む自動車シートを提供する。
本発明の上記以外の特徴および利点は、非限定的実例として挙げた、そして添付図面に関連する、その実施形態に関する以下の説明から明らかになる。
個々の図において、同一の符号は同一あるいは類似の要素を示すのに使用している。
図1は自動車シート、特に後部シートを示す。それは、第一に車両の構造体あるいは床3に固定されたシートプロパー(proper)と、第二にこのシートプロパー2に対して、したがって車両の構造体3に対して、ピボット軸5を中心として回動可能に取り付けられたシートバック4とを具備する。シートバック4は、シートバック4が実質的に垂直に延びる、起立した図1に示す使用ポジションと、たとえば矢印F1で示すように前方に折り畳まれたポジション(シートバック4はシートプロパー2と平行に実質的に水平に延びる)との間で、ピボット軸5を中心として回動するよう取り付けられている。
この起立した使用ポジションにおいては、シートバック4の上端部4aは、図2に示すように、シートバック4の両側に横断的に配置され、かつシートバック4の剛性構造体を車両の構造体6に連結するよう設計された二つのロックシステム7によって、車両の構造体あるいはボディーフレーム6にロックされる。このロックシステム7の主要な機能は、上記シートバックがその起立した使用ポジションにある場合、偶発的なロック解除を阻止することにより、車両の構造体6に対してシートバック4を確実に保持することである。一方、各ロックシステム7はまた、ユーザーがシートバック4をその折り畳みポジションへと動かそうとするときはいつでも、簡単にロック解除することが可能である。
図2に示す具体例では、各ロックシステム7は、シートバック4の剛性構造体(図示せず)に直接取り付けられたロックデバイス8と、自動車のボディーフレーム6に直接固定されたアンカー部材9とを具備する。もちろん、ロックデバイス8を車両のボディーフレーム6に取り付け、一方、アンカー部材9をシート1のシートバック4の剛性構造体に直接固定することもまた可能であろう。
図3は、ロック状態にある、すなわちシートバック4に固定されたロックデバイス8が、車両のボディーフレーム6に固定されたアンカー部材9にロックした際のロックシステム7の一つを示す。実施例としては、アンカー部材9は、その一端が車両のボディーフレーム6に固定されたアンカーペグ(peg)の形態であってもよい。
図3ないし図7にさらに詳しく見ることができるように、シートバック4の剛性構造体に取り付けられたロックデバイス8は次のものを具備する:
・金属プレートの形態のプレート10(図4に詳しく示す)。これは、上端部10aと底部10bとの間で垂直に延在している。このプレート10はさらに、その中間部に円柱ピン12を、そしてその底部10bには、フィンガー13の両側に前後方向に配置された第1および第2の突出部14aおよび14bと共に下方に延在するフィンガー13を含む。このプレートはさらに、第1の前後方向エッジ10cと凹部10eが形成された第2の前後方向エッジ10dとの間で前後方向に延在している。第2のエッジ10dからはさらに、シートバック4の剛性構造体への固定のための二つのフランジ11がそれと直交するように延在している。二つのフランジ11は互いに向き合うよう配置された端部11a,11bを有する。プレート10はさらに、本明細書において以下でさらに詳しく説明する機能を発揮する変形領域24を備える;
・貫通孔15aによって回動するようプレート10に直接取り付けられたラッチ15(図5に詳しく示す)。貫通孔15aはプレート10の円柱ピン12を取り囲む。このラッチ15は切欠き16を含み、これは第1のサイドエッジ16aおよび第2のサイドエッジ16bによって形成される。第2のサイドエッジ16bは、以下で説明するように、アンカーペグ9との当接によって協働するよう切欠き16の開口16cを越えて延在している。ラッチ15はさらに、その底部にフィンガー17および突出部18を備える。さらにラッチ15はまた、ラッチがプレートに取り付けられた際、プレートのピン12を中心とする丸いアーチ形の部分によって互いに離間したクサビ部15bおよびショルダー15cを含む。クサビ部15bおよびショルダー15cは、ラッチがそのロックポジションからその非ロックポジションに向かって回動するとき、プレート10の端部11a,11bの間をそれぞれのクリアランスJ1およびJ2(図3)を維持して通過するよう設計されている;
・ここで説明する実施例ではコントロール部材19によって形成されるコントロール手段(図6および図7に詳しく示す)。このコントロール部材19はユーザーによって動作させることが可能であり、しかも垂直方向にかつ実質的にプレート10と平行に延在する第1のフランジ20を具備する。コントロール部材19はまた、第1のフランジ20に対して直交するよう延在する第2のフランジ21を具備する。第1のフランジ20は、プレート10の円柱ピン12の周囲に嵌め込むための実質的に長円形の開口20aを有する。この結果、ユーザーはコントロール部材19を直線方向に移動するよう動作させることができる。ここで説明する具体例では、この直線方向は垂直方向と一致する。さらに第2のフランジ21は、図1に示すようにラッチがロックポジションにあるとき、プレート10のフィンガー13を継続的に収容するための、そしてさらにラッチ15のフィンガー17を収容するためのハウジング22を含む。さらに第2のフランジ21は、図3に示すようにロックシステム7がロックポジションにあるとき、プレート10の第1および第2の突出部14aおよび14bそれぞれと重なり合って、しかもその近傍に配置するため、第1の端部21aおよび第2の端部21bによって前後方向に範囲が規定されている。
・金属プレートの形態のプレート10(図4に詳しく示す)。これは、上端部10aと底部10bとの間で垂直に延在している。このプレート10はさらに、その中間部に円柱ピン12を、そしてその底部10bには、フィンガー13の両側に前後方向に配置された第1および第2の突出部14aおよび14bと共に下方に延在するフィンガー13を含む。このプレートはさらに、第1の前後方向エッジ10cと凹部10eが形成された第2の前後方向エッジ10dとの間で前後方向に延在している。第2のエッジ10dからはさらに、シートバック4の剛性構造体への固定のための二つのフランジ11がそれと直交するように延在している。二つのフランジ11は互いに向き合うよう配置された端部11a,11bを有する。プレート10はさらに、本明細書において以下でさらに詳しく説明する機能を発揮する変形領域24を備える;
・貫通孔15aによって回動するようプレート10に直接取り付けられたラッチ15(図5に詳しく示す)。貫通孔15aはプレート10の円柱ピン12を取り囲む。このラッチ15は切欠き16を含み、これは第1のサイドエッジ16aおよび第2のサイドエッジ16bによって形成される。第2のサイドエッジ16bは、以下で説明するように、アンカーペグ9との当接によって協働するよう切欠き16の開口16cを越えて延在している。ラッチ15はさらに、その底部にフィンガー17および突出部18を備える。さらにラッチ15はまた、ラッチがプレートに取り付けられた際、プレートのピン12を中心とする丸いアーチ形の部分によって互いに離間したクサビ部15bおよびショルダー15cを含む。クサビ部15bおよびショルダー15cは、ラッチがそのロックポジションからその非ロックポジションに向かって回動するとき、プレート10の端部11a,11bの間をそれぞれのクリアランスJ1およびJ2(図3)を維持して通過するよう設計されている;
・ここで説明する実施例ではコントロール部材19によって形成されるコントロール手段(図6および図7に詳しく示す)。このコントロール部材19はユーザーによって動作させることが可能であり、しかも垂直方向にかつ実質的にプレート10と平行に延在する第1のフランジ20を具備する。コントロール部材19はまた、第1のフランジ20に対して直交するよう延在する第2のフランジ21を具備する。第1のフランジ20は、プレート10の円柱ピン12の周囲に嵌め込むための実質的に長円形の開口20aを有する。この結果、ユーザーはコントロール部材19を直線方向に移動するよう動作させることができる。ここで説明する具体例では、この直線方向は垂直方向と一致する。さらに第2のフランジ21は、図1に示すようにラッチがロックポジションにあるとき、プレート10のフィンガー13を継続的に収容するための、そしてさらにラッチ15のフィンガー17を収容するためのハウジング22を含む。さらに第2のフランジ21は、図3に示すようにロックシステム7がロックポジションにあるとき、プレート10の第1および第2の突出部14aおよび14bそれぞれと重なり合って、しかもその近傍に配置するため、第1の端部21aおよび第2の端部21bによって前後方向に範囲が規定されている。
図3ないし図7を参照して上述したロックシステム7のロックデバイス8のさまざまな構成要素と共に、ロックシステム7の動作原理を全体として、図3、図8、および図9を参照して以下で説明する。
図3はロック状態にある、すなわちシートバック4がその起立した使用ポジション(図1参照)にあるときのロックシステム7を示す。このロック状態では、車両のボディーフレーム6に固定されたアンカーペグ9は、ラッチ15の切欠き16に直接収まっている。しかも同ラッチ15は、コントロール部材19およびプレート10によって回動が阻止されている。さらに正確に言うと、図3に見られるように、このロック状態では、コントロール部材19は高いポジションにあり、これによってプレート10のフィンガー13、そしてラッチ15のフィンガー17は両方とも、コントロール部材19のフランジ21のハウジング22に直接収まっている。さらにコントロール部材19のフランジ21のエッジ21aは、プレート10の第1の突出部14aおよびラッチ15の突出部18と向き合って、かつそれに近接して配置されている。一方、コントロール部材19の同フランジ21の第2の端部21bは、プレート10の突出部14bと重なり合って、しかもその近傍に位置させられている。
ゆえに、シートバック4がたとえば矢印F2(図3)によって示される後方からの衝撃を受けた場合、そしてこの衝撃がシートバックの通常の使用中の中くらいあるいは小さなものである場合(ここで、こうした後方衝撃は、たとえば、車両制動に起因してシートバック4に向かって推し進められる、シートバック4の後方に置かれた荷物あるいは他の物体によって引き起こされる)、アンカーペグ9はラッチ15を反時計回りに回動させようとする。これによって、ラッチ15の突出部18およびフィンガー17は、コントロール部材19のサイドエッジ21aおよびハウジング22にそれぞれ接触するようになる。次にコントロール部材19は、プレート10のフィンガー13および第2の突出部14bと接触状態となることにより抗する。同様に、シートバック4が、車両への後方からの衝撃の結果、後部シート1の搭乗者の慣性を生じさせるような、矢印F3(図3参照)によって示される前方からの衝撃を受けた場合、アンカーペグ9はラッチ15を時計回りに回動させようとし、これによって、上記ラッチ15のフィンガー17は、コントロール部材19のハウジング22と接触状態となり、この結果、上記コントロール部材19の第2のフランジ21の第1のエッジ21aは、プレート10の突出部14baと接触状態となることにより抗する。
ユーザーが後部シート1のシートバック4を前方に折り畳みたいとき、ユーザーは手動でロックシステム7をロック解除する。
これを行うため、ユーザーはコントロール部材19に直接働きかける。すなわち、それを図8に示すように直線方向に下向きに押す。図8はロックシステム7が、そのロックポジション(図3)とその非ロックポジション(図9)との間の中間ポジションにある状態を示す。ユーザーがコントロール部材19を下方に動かした際、第1のフランジ20の長円形開口20aはプレート10の円柱ピン上をスライドする。一方、コントロール部材19の第2のフランジ21のハウジング22もまた下方に移動する。ロック部材は弾性的に変形可能な要素23を具備する。これはまた、コントロール部材19をラッチ15に連結する圧縮スプリングの形態であってもよい。さらに正確には、この圧縮スプリング23は、ラッチ15に直接固定される第1の端部23aとコントロール部材19の第2のフランジ21に固定される第2の端部23bとの間に延在する。この圧縮スプリング23は、好ましくは、その二つの端部23aおよび23b間のその長さの変化がコントロール部材19の移動距離よりも小さくなるよう垂直線に対して斜めに配置される。この圧縮スプリング23は、コントロール部材19が下方に動かされた際に緊張状態となる。
図9に見られるように、ユーザーがコントロール部材19を下方に動かし続けた際、ラッチ15のフィンガー17およびその突出部18は、上記コントロール部材19のハウジング22から、そしてその第2のフランジ21のエッジ21aからそれぞれ外れる。この様態では、切欠き16のサイドエッジ16bとアンカーペグ9との間の当接により、ラッチ15は図8に示すポジションで完全に保持される。ユーザーはその後、シートバック4を前方に回動させるだけでよい。これによって、シートバック4がそれ自身のピボット軸5を中心として回動した際、ラッチ15はスプリング23に駆動されてピン12を中心として回動する。ラッチ15が回動した際、クサビ部15bおよびショルダー16cは、プレート1のフランジ11の端部11aおよび11bに対して、それぞれのクリアランスJ1およびJ2(図3)を維持して通過する。ラッチ15(さらに正確にはそのクサビ部15b)がプレート10のフランジ11の端部11bに当接した状態となるとき、ラッチ15の回動が阻止され、一方、圧縮スプリング23はコントロール部材19を図9に示す非ロックポジションにて保持する。この様態では、プレート10のフィンガー13はコントロール部材19の第2のフランジ21のハウジング22内に収まったままとなり、この結果、コントロール部材19は回動することができない。
逆に、ユーザーがシートバック4をその起立した使用ポジションへと復帰させる際、ユーザーがシートバック4を後方に回動させ始めると、切欠き16のサイドエッジ16bは、車両のボディーフレーム6に固定されたアンカーペグ9と接触するようになる。この様態では、ロックシステム7は図9に示すポジションである。ユーザーがシートバック4を後方に回動させ続けた際、アンカーペグ9はラッチ15を時計回りに回動させる。この結果、圧縮スプリング23は累進的に緊張状態となる。ラッチ15のフィンガー17がコントロール部材19のハウジング22と重なり合うとき、圧縮スプリング23は続いてコントロール部材19を上方へ復帰させ、この結果、そのハウジング22はラッチ15のフィンガー17の周囲に係合するようになる。これによってロックシステム全体は、図3に示すポジションへと復帰する。こうしてロックシステム7が全体として自動的にロックされる。
ロックシステム17がこのロックポジションにあるときは、極度の後方衝撃(矢印F2;図3)が加わった場合、たとえコントロール部材19が動かされても、偶発的なロック解除を回避するためにラッチ15の回動が阻止されることが重要である。
この目的のため、そして図3に見られるように、シートバックが極度の後方衝撃を受けた際、プレート10の変形領域24は変形するよう構成され、それゆえプレートのフランジ11の端部11a,11bは、ラッチ15のクサビ形部15bおよびショルダー15cに向かって(図3に破線で示すように)それぞれ移動させられる。プレートのフランジ11の端部11a,11bに関するこの移動は、シートバックの通常使用時に存在するクリアランスJ1およびJ2と少なくとも同じ大きさである。ゆえに、後方衝撃の間にラッチ15が回動しようとする場合でさえ、このラッチのクサビ部分15bおよびショルダー15cは、自動的にフランジの端部11a,11bに当接することになり、したがってラッチ15はその非ロックポジションに向かって回動することができない。アンカーペグ9は依然として切欠き16に収まっているので、いかなることがあっても、シートバックが乗客の上で折り畳まれることはない。図3に示す実施形態では、変形領域24は、プレートの残りの部分よりも厚みの小さなプレート領域から形成してもよい。これら変形領域24はまた、上記所定領域においてプレート強度を低下させるための複数の孔によって形成されてもよい。さらに、この実施形態において変形領域24は、ラッチがロックポジションにあるとき、プレートの二つのフランジ11とアンカーペグ9との間に位置させられる。
別の実施形態においては、あるいは変形領域24に加えて、プレート10はさらに、実質的に垂直に延在し、かつ凹部10eとラッチが回動可能に取り付けられるよう設計された円柱ピン12との間に位置させられた貫通開口25によって形成される変形領域を具備していてもよい(図4参照)。
極度の後方衝撃を受けた場合、やはりこの貫通開口25は、変形によって、円柱ピン12とフランジ11とが相手方向に向かって移動することが可能となるよう構成される。ゆえに、変形後、貫通開口はラッチ15(あるいはさらに正確にはクサビ部15bおよびショルダー15c)をフランジの端部11a,11bに対して当接させることができ、これによってラッチ15がその非ロックポジションから回動するのが阻止される。
図10に示す他の実施形態に関して、上記少なくとも一つの変形領域はもはやプレート10には設けられておらず、ラッチ15に直接設けられている。この変形領域は、二つのエッジ26aおよび26bを有するスロット26の形態である。これらはそれぞれ切欠き16のエッジ16a,16bへの延在部を形成している。このスロット26の幅は、切欠き16の幅よりも小さなものである。さらにエッジ16aおよび16bは、ラッチがロックポジションにあるとき底部壁26cまで下方に延在する。厳密に言えば、この底部壁26cがラッチ15の変形領域を構成する。
ゆえに、シートバック4が極度の後方衝撃(矢印F2)を受けた場合、ラッチ15は、アンカーペグ9によって切欠き16のエッジ16aに加えられる力のもと、スロット26の底部26cにおいて変形する。スロット26の底部26cのこの変形により、ラッチ15のクサビ部15bおよびショルダー15cは、フランジ11の端部11a,11bに向かって、クリアランスJ1およびJ2よりも小さくない距離だけ変位させられる。これによって、ラッチ15がその非ロックポジションに向かって回動するのが阻止される。
上記説明においては、ラッチ15およびコントロール部材19はプレート10に取り付けられている。当然ながら、プレート10は、たとえば、単一のサイドフランジ11を介して互いに連結された2枚の相互に対称的なプレートからなるサポートによって置き換えることができる。その場合、コントロール部材19およびラッチ15は、ロックシステム7の強度が全体として強化されるよう2枚の対称的なプレート10同士の間に配置される。
1 後部シート
2 シートプロパー
3 車両の構造体あるいは床
4 シートバック
5 ピボット軸
6 車両の構造体あるいはボディーフレーム
7 ロックシステム
8 ロックデバイス
9 アンカー部材
10 プレート
10a 上端部
10b 底部
10c 第1の前後方向エッジ
10d 第2の前後方向エッジ
11 フランジ
12 円柱ピン
13 フィンガー
14a 第1の突出部
14b 第2の突出部
15 ラッチ
16 切欠き
16a 第1のサイドエッジ
16b 第2のサイドエッジ
16c 開口
17 フィンガー
18 突出部
19 コントロール部材
20 第1のフランジ
20a 開口
21 第2のフランジ
21a 第1のエッジ
21b 第2のエッジ
22 ハウジング
23 圧縮スプリング
24,25,26 変形領域
26a,26b エッジ
26c 底部
2 シートプロパー
3 車両の構造体あるいは床
4 シートバック
5 ピボット軸
6 車両の構造体あるいはボディーフレーム
7 ロックシステム
8 ロックデバイス
9 アンカー部材
10 プレート
10a 上端部
10b 底部
10c 第1の前後方向エッジ
10d 第2の前後方向エッジ
11 フランジ
12 円柱ピン
13 フィンガー
14a 第1の突出部
14b 第2の突出部
15 ラッチ
16 切欠き
16a 第1のサイドエッジ
16b 第2のサイドエッジ
16c 開口
17 フィンガー
18 突出部
19 コントロール部材
20 第1のフランジ
20a 開口
21 第2のフランジ
21a 第1のエッジ
21b 第2のエッジ
22 ハウジング
23 圧縮スプリング
24,25,26 変形領域
26a,26b エッジ
26c 底部
Claims (9)
- 第1の要素を第2の要素に対してロックするためのシステムであって、
前記第1の要素に固定状態で取り付けられた少なくとも1枚のプレート(10)と、
前記第2の要素のアンカー部材(9)と協働するための切欠き(16)を含むラッチ(15)であって、前記切欠き(16)が前記アンカー部材(9)と協働するロックポジションと非ロックポジションとの間で、ピボットピン(12)を中心として回動するよう前記プレート(10)に回動可能に取り付けられた前記ラッチ(15)と、
コントロール手段(19)が前記ラッチ(15)を、前記第1および第2の要素を互いにロックするためのロックポジションで保持するロックポジションから、前記コントロール手段(19)が、前記第1および第2の要素のロックを解除するように前記ラッチ(15)の、前記ピボットピン(12)を中心とする回動を可能にする非ロックポジションに向かって、ユーザーによって動作させることが可能な前記コントロール手段(19)と、を具備し、
前記プレート(10)および/または前記ラッチ(15)は、前記第1および第2の要素(4)の一つから受ける所定大きさの衝撃の結果として変形するよう構成された、少なくとも一つの変形領域(24;25;26)を具備し、前記プレート(10)の部分(11a,11b)を前記ラッチ(15)の部分(15b,15c)に向かって十分変位させることにより、前記ラッチ部分(15b,15c)が前記プレート部分(11a,11b)に当接することを確実なものとし、これによって前記ラッチ(15)が非ロックポジションに向かって回動するのを阻止することを特徴とするシステム。 - 前記プレート(10)は、前記ラッチ(15)がロックポジションにあるとき、実質的に、前記アンカー部材(9)と、前記プレート(10)を前記第1の要素に固定するための部分(11a,11b)との間に位置させられた少なくとも一つの変形領域(24)を含むことを特徴とする請求項1に記載のロックシステム。
- 前記プレート(10)は、前記ラッチがロックポジションにあるとき、前記アンカー部材(9)と前記ラッチ(15)用の前記ピボットピン(12)との間に位置させられた少なくとも一つの変形領域を含むことを特徴とする請求項1に記載のロックシステム。
- 前記ラッチ(15)は、このラッチの切欠き(16)の底部から延在するスロット(26)を含み、前記スロット(26)は前記切欠き(16)の幅よりも狭い幅であり、かつ変形領域を形成する底部(26c)を有することを特徴とする請求項1に記載のロックシステム。
- 前記コントロール手段は、ユーザーによって動作させることが可能で、かつハウジング(22)を備えるコントロール部材(19)を具備し、前記コントロール部材(19)は前記プレート(10)に、実質的に直線でかつ前記ラッチ(15)の前記ピボットピン(12)と直角をなす方向に、第一には、前記第1の要素を前記第2の要素にロックするために前記ラッチ(15)がロックポジションにある間、前記ラッチ(15)のフィンガー(17)が、前記ラッチ(15)の回動を阻止するよう前記コントロール部材(19)の前記ハウジング(22)に収容されるロックポジションと、第二には、前記ラッチ(15)の前記フィンガー(17)が前記コントロール部材(19)の前記ハウジング(22)から外れることを可能にするため、かつ前記ラッチ(15)が前記ピボットピン(12)を中心として非ロックポジションに向かって回動するのを可能とするために前記コントロール部材(19)が直線方向に変位させられる非ロックポジションとの間で、変位可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のロックシステム。
- 実質的に垂直に延在する前記コントロール部材(19)は、前記ラッチ(15)の前記ピボットピン(12)が収まる長円形の開口(20a)を提供することを特徴とする請求項5に記載のロックシステム。
- 前記コントロール部材(19)と前記ラッチ(15)とは、第一に、前記ラッチ(15)が、前記アンカー部材(9)が前記ラッチの回動を阻止するロックポジションにあるとき、前記コントロール部材(19)をロックポジションにさせ、かつ第二に、前記ラッチがもはや前記アンカー部材(9)と協働していないとき、前記ラッチ(15)を非ロックポジションにさせると共にそこで保持するよう構成された弾性的に変形可能な要素(23)によって相互連結されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のシステム。
- 前記ラッチ(15)の前記切欠き(16)は、前記第1および第2の要素が相手方向に向かって動かされるとき、非ロックポジションからロックポジションに向かって前記ラッチ(15)を回動させることにより、前記第2の要素のロック部材(9)との接触により協働するよう前記切欠きの開口(16c)を越えて延在するエッジ(16b)を提供することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のロックシステム。
- 折り畳まれたポジションと、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のロックシステム(7)によって、シートバック(4)が車両の固定部(6)にロックされる起立した使用ポジションとの間で、前記車両の構造体(3)に対して回動可能に取り付けられるよう設計された前記シートバック(4)を含むことを特徴とする自動車シート。
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